JP2013068221A - 垂直軸風車が羽根の遠心力によって羽根の回転数を制御する方法とその装置 - Google Patents

垂直軸風車が羽根の遠心力によって羽根の回転数を制御する方法とその装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2013068221A
JP2013068221A JP2012206973A JP2012206973A JP2013068221A JP 2013068221 A JP2013068221 A JP 2013068221A JP 2012206973 A JP2012206973 A JP 2012206973A JP 2012206973 A JP2012206973 A JP 2012206973A JP 2013068221 A JP2013068221 A JP 2013068221A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
blade
wind turbine
vertical axis
plate
blades
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2012206973A
Other languages
English (en)
Inventor
Ming-Kuo Chen
陳銘國
Cheng-Keng Chen
陳震艮
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
HI ENERGY TECHNOLOGY CO Ltd
Original Assignee
HI ENERGY TECHNOLOGY CO Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by HI ENERGY TECHNOLOGY CO Ltd filed Critical HI ENERGY TECHNOLOGY CO Ltd
Publication of JP2013068221A publication Critical patent/JP2013068221A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F03MACHINES OR ENGINES FOR LIQUIDS; WIND, SPRING, OR WEIGHT MOTORS; PRODUCING MECHANICAL POWER OR A REACTIVE PROPULSIVE THRUST, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F03DWIND MOTORS
    • F03D7/00Controlling wind motors 
    • F03D7/06Controlling wind motors  the wind motors having rotation axis substantially perpendicular to the air flow entering the rotor
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F03MACHINES OR ENGINES FOR LIQUIDS; WIND, SPRING, OR WEIGHT MOTORS; PRODUCING MECHANICAL POWER OR A REACTIVE PROPULSIVE THRUST, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F03DWIND MOTORS
    • F03D7/00Controlling wind motors 
    • F03D7/02Controlling wind motors  the wind motors having rotation axis substantially parallel to the air flow entering the rotor
    • F03D7/0244Controlling wind motors  the wind motors having rotation axis substantially parallel to the air flow entering the rotor for braking
    • F03D7/0252Controlling wind motors  the wind motors having rotation axis substantially parallel to the air flow entering the rotor for braking with aerodynamic drag devices on the blades
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F03MACHINES OR ENGINES FOR LIQUIDS; WIND, SPRING, OR WEIGHT MOTORS; PRODUCING MECHANICAL POWER OR A REACTIVE PROPULSIVE THRUST, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F03DWIND MOTORS
    • F03D3/00Wind motors with rotation axis substantially perpendicular to the air flow entering the rotor 
    • F03D3/005Wind motors with rotation axis substantially perpendicular to the air flow entering the rotor  the axis being vertical
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F03MACHINES OR ENGINES FOR LIQUIDS; WIND, SPRING, OR WEIGHT MOTORS; PRODUCING MECHANICAL POWER OR A REACTIVE PROPULSIVE THRUST, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F03DWIND MOTORS
    • F03D3/00Wind motors with rotation axis substantially perpendicular to the air flow entering the rotor 
    • F03D3/06Rotors
    • F03D3/061Rotors characterised by their aerodynamic shape, e.g. aerofoil profiles
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F03MACHINES OR ENGINES FOR LIQUIDS; WIND, SPRING, OR WEIGHT MOTORS; PRODUCING MECHANICAL POWER OR A REACTIVE PROPULSIVE THRUST, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F03DWIND MOTORS
    • F03D7/00Controlling wind motors 
    • F03D7/02Controlling wind motors  the wind motors having rotation axis substantially parallel to the air flow entering the rotor
    • F03D7/0276Controlling wind motors  the wind motors having rotation axis substantially parallel to the air flow entering the rotor controlling rotor speed, e.g. variable speed
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F05INDEXING SCHEMES RELATING TO ENGINES OR PUMPS IN VARIOUS SUBCLASSES OF CLASSES F01-F04
    • F05BINDEXING SCHEME RELATING TO WIND, SPRING, WEIGHT, INERTIA OR LIKE MOTORS, TO MACHINES OR ENGINES FOR LIQUIDS COVERED BY SUBCLASSES F03B, F03D AND F03G
    • F05B2240/00Components
    • F05B2240/20Rotors
    • F05B2240/21Rotors for wind turbines
    • F05B2240/211Rotors for wind turbines with vertical axis
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/70Wind energy
    • Y02E10/74Wind turbines with rotation axis perpendicular to the wind direction

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Sustainable Development (AREA)
  • Sustainable Energy (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Fluid Mechanics (AREA)
  • Wind Motors (AREA)
  • One-Way And Automatic Clutches, And Combinations Of Different Clutches (AREA)

Abstract

【課題】自動調整でき、受動制御でき、そして構造が極めて強固である、垂直軸風車が羽根の遠心力によって羽根の回転数を制御する方法とその装置を提供する。
【解決手段】プレート30と上昇力制御装置40とを羽根22に設けることにより、プレート30の枢着端31に設けられる枢着軸31が垂直軸風車20の回転軸21に平行するように羽根の前端縁に枢着し、プレート30の自由端32が羽根の後端縁へ延び、且つ上昇力制御装置によりプレートに弾性プレストレスト力Fpが加えられ、プレートが圧制されて羽根の表面に当接するステップAと、垂直軸風車の回転軸により複数の羽根を回転して遠心力を発生してプレートに加えて、プレートが上昇力制御装置に押付けて、弾性プレストレスト力と遠心力が互いに対抗するステップBと、遠心力Fiが弾性プレストレスト力よりも大きくなるように、垂直軸風車の回転軸の回転数を増加するステップCと、を含む。
【選択図】図6

Description

本発明は、垂直軸風車が羽根の遠心力によって羽根の回転数を制御する方法とその装置に関するものである。
現在、風力発電が重要視されている代替エネルギーであるため、風力発電機器の技術が多く提案された。現在の風力発電機器は、稼動効率が良いが、実際の稼動時に、回転軸の回転数が速すぎる問題があり、これにより、風力発電機器が損壊しやすく、更に、解体される可能性もある。
上記の問題を解決するために、あるメーカは風力発電機器に制動装置を別に設ける。しかし、制動装置の構成は、何時も制動状態を保持するため、制動部品を頻繁に交換することが必要であり、そうしないと、回転数が速すぎて風力発電機器を損壊する可能性がある。上記の問題を解決するために、特許文献1の「垂直軸風車用オーバースピードスポイラー(overspeed spoilers for vertical axis wind turbine)」が提案された。このような垂直軸風車は、図1a及び図1bに示すように、複数の羽根10を有し、各羽根10のその縦軸に平行する二つの側縁は、一つがより鋭くない前端縁101であり、もう一つがより鋭い後端縁102である。羽根10の前端縁101から後端縁102へ延びる方向をX方向とする。スポイラー11は垂直軸風車の複数の羽根10の後端縁102に枢着される。スポイラー11は、羽根10の後端縁102に枢着される枢着部111を含み、枢着部111から、開角を成す、遠心片112と、止め片113と、が延びる。
図1aにおける止め片113の末端に設けられる錘114、又は図1bにおける遠心片112を羽根10の前端縁101に応じて円弧形にすることにより、風車の回転軸が平常状態で回転しているときには、スポイラー11の遠心片112が羽根10の表面に当接し、止め片113がX方向に沿って延びる。なお、風車の回転軸がオーバースピードしているときには、遠心力によりスポイラー11が旋回して、遠心片112が羽根10の表面からずれる。そして止め片113がX方向にほぼ垂直するため、回転軸の回転抵抗が増加して、回転軸の回転数を降下できる。
しかしながら、従来のものは、オーバースピードの状態で、羽根10は、回転軸の回転に従って、その遠心力が持続に変化するため、止め片113により減速しているときに、スポイラー11と遠心片112の相対位置が持続に変化する。このように、スポイラー11が疲労破壊しやすく、そして回転軸の回転数を減少する効果が良くない。一方、スポイラー11が回転軸の回転数及び遠心力に対抗しているときには、最大モーメントがスポイラー11と羽根10の枢着箇所に加えるが、枢着箇所が羽根10の端縁に位置するため、材料が疲労しやすく、そして止め片113と遠心片112の旋回角度がほぼ90度程度であるため、枢着箇所での摩擦範囲が大きすぎる。これにより、従来のものの構造強度が不足であり、垂直軸風車の回転数を有効に減少することができない
米国特許第4,082,479号公報
本発明の主な目的は、風車の回転軸に垂直する羽根の端縁にプレートと上昇力制御装置とを設けて、羽根の回転による遠心力と上昇力制御装置による弾性プレストレスト力の互いの対抗により、自動調整でき、受動制御でき、そして構造が極めて強固である、垂直軸風車が羽根の遠心力によって羽根の回転数を制御する方法とその装置を提供することにある。
本発明の垂直軸風車が羽根の遠心力によって羽根の回転数を制御する方法によると、プレートと上昇力制御装置とを羽根に設けることにより、プレートの枢着端に設けられる枢着軸が垂直軸風車の回転軸に平行するように羽根の前端縁に枢着し、プレートの自由端が羽根の後端縁へ延び、且つ上昇力制御装置によりプレートに弾性プレストレスト力が加えられて、プレートが圧制されて羽根の表面に当接するステップAと、垂直軸風車の回転軸により複数の羽根を回転して遠心力を発生してプレートに加えて、プレートが上昇力制御装置に押付けて、弾性プレストレスト力と遠心力が互いに対抗するステップBと、遠心力が弾性プレストレスト力よりも大きくなるように、垂直軸風車の回転軸の回転数を増加し、これにより、上昇力制御板が羽根の表面から離れるように旋回して羽根の表面の上昇力が変化し、垂直軸風車の羽根の回転慣性が破壊されて、垂直軸風車の回転軸の回転数が降下するステップCと、を含むことを特徴とする。
本発明の垂直軸風車が羽根の遠心力によって羽根の回転数を制御する方法によると、上昇力制御装置は端部を介して羽根の二つの弾性押え片に固定され、これにより、プレートを羽根の表面に圧制する弾性プレストレスト力がプレートに与えられることを特徴とする。
本発明の垂直軸風車が羽根の遠心力によって羽根の回転数を制御する方法によると、上昇力制御装置は、一端がバネを介して羽根の内部に固定され、他端がプレートと連接し、これにより、プレートを羽根の表面に圧制する弾性プレストレスト力がプレートに与えられることを特徴とする。
本発明の垂直軸風車が羽根の遠心力によって羽根の回転数を制御する装置によると、垂直軸風車は、回転軸と、回転軸に組み付けられる複数の羽根と、を有し、各羽根の前端縁には、プレートと、上昇力制御装置と、が設けられる、垂直軸風車が羽根の遠心力によって羽根の回転数を制御する装置において、各羽根は、前端縁と、後端縁と、を有し、前端縁と後端縁の間には、回転軸に面している裏面と、裏面の反対面にある外面と、が設けられ、各プレートは、羽根の外面に設けられ、枢着端と、自由端と、を有し、枢着端に枢着軸が挿入され、枢着端が枢着軸を介して羽根の前端縁に枢着され、自由端が羽根の後端縁へ延び、各上昇力制御装置は、プレートの枢着軸の両端にそれぞれ設けられる二つの弾性押え片を有し、各弾性押え片は、羽根の前端縁に固定される固定部と、羽根の後端縁へ延びる圧制部と、を有し、二つの弾性押え片の圧制部は、プレートの自由端を圧制する弾性プレストレスト力を有し、垂直軸風車の回転により遠心力が各プレートに与えられ、遠心力が弾性押え片による弾性プレストレスト力よりも大きい場合には、プレートは、枢着軸が旋回して、自由端が羽根の表面から離れて、羽根の表面の上昇力が変化し、垂直軸風車の羽根の回転慣性が破壊されて、垂直軸風車の回転軸の回転数が降下することを特徴とする。
本発明の垂直軸風車が羽根の遠心力によって羽根の回転数を制御する装置によると、垂直軸風車は、各羽根の前端縁の回転軸に平行する箇所では、収容口が設けられ、枢着軸の両端に締結穴がそれぞれ設けられ、プレートは、枢着軸が収容口に収容され、枢着軸の両端が収容口の両側に固定され、プレートの枢着端は、ブッシュ構造に成形され、枢着軸の外部に枢着され、上昇力制御装置は、二つの弾性押え片の固定部が二つの締結具に挿通され、締結具が羽根の締結穴にねじ込まれることを特徴とする。
本発明の垂直軸風車が羽根の遠心力によって羽根の回転数を制御する装置によると、垂直軸風車は、回転軸と、回転軸に組み付けられる複数の羽根と、を有し、各羽根の前端縁には、プレートと、上昇力制御装置と、が設けられる、垂直軸風車が羽根の遠心力によって羽根の回転数を制御する装置において、各羽根は、前端縁と、後端縁と、を有し、前端縁と後端縁の間には、裏面と、外面と、が設けられ、各羽根の外面には、各羽根の内部に設けられる収容空間と連通する挿通口が設けられ、各プレートは、枢着端と、自由端と、を有し、枢着端に枢着軸が挿入され、枢着端が枢着軸を介して羽根の前端縁に枢着され、自由端が羽根の後端縁へ延び、羽根の挿通口に対応する結合部が設けられ、各上昇力制御装置は両端を備えるバネを有し、バネは、一端が羽根の収容空間に収容され、他端が羽根の挿通口を挿通してプレートの結合部と連接し、その弾性プレストレスト力によりプレートが引かれて羽根の外面に押付け、垂直軸風車の回転により遠心力が各プレートに与えられ、遠心力が弾性押え片による弾性プレストレスト力よりも大きい場合には、プレートは、枢着軸が旋回して、自由端が羽根の表面から離れて、羽根の表面の上昇力が変化し、垂直軸風車の羽根の回転慣性が破壊されて、垂直軸風車の回転軸の回転数が降下することを特徴とする。
本発明の垂直軸風車が羽根の遠心力によって羽根の回転数を制御する装置によると、各羽根には、羽根の裏面から外面に貫通する組付口が成形され、各プレートの結合部には、貫通孔と、貫通孔を跨る係止ブロックと、が成形され、各上昇力制御装置は、羽根の組付口内に固定される槽を有し、槽の内部に収容空間が成形され、収容空間は、密封カバーに対応する開口を有し、収容空間の底部に挿通口が設けられ、バネは、円錐形を呈する構成を有し、小径端と、大径端と、を有し、台部は、大径端に成形され、収容空間の内部に収容され、連動軸は、台部の中央から小径端へ延びてバネを挿通し、その端部がフック部に成形され、フック部は、プレートの結合部の貫通孔を挿通して、係止ブロックに係止され、笠は、流線型の構造を有し、定位軸と槽とをカバーする空間を有することを特徴とする。
本発明の垂直軸風車が羽根の遠心力によって羽根の回転数を制御する装置によると、各羽根には、羽根の裏面から外面に貫通する組付口が成形され、各プレートの結合部には、貫通孔と、貫通孔を跨る係止ブロックと、が成形され、各上昇力制御装置は、羽根の組付口内に固定される槽を有し、槽の内部に収容空間が成形され、収容空間に挿通口が設けられ、収容空間の底部には、定位軸が挿通している貫通口が設けられ、バネは、コイル状を呈する構成を有し、その両端にフック部がそれぞれ成形され、フック部のうちの一つが定位軸の端部の係止穴に係止されて固定し、フック部のうちの残りは、槽の挿通口を挿通して、プレートの結合部の貫通孔を挿通して、係止ブロックに係止されることを特徴とする。
本発明の垂直軸風車が羽根の遠心力によって羽根の回転数を制御する装置によると、羽根の収容空間は、羽根の前端縁と後端縁との延び方向に沿って設けられ、各上昇力制御装置は、各羽根の収容空間は、羽根の後端縁に隣接する槽の端部に規制枢着部が設けられ、規制枢着部の羽根の裏面に近接する側には、羽根の後端縁へ延びる枢着具が成形され、レバーユニットは、互いに枢着している二つのレバーを有し、互いに枢着している二つのレバーにより、両端と、両端の間に位置する引き枢着点と、が形成され、レバーユニットは、一端が枢着具の端部に枢着され、他端がプレートの結合部に枢着され、バネは、コイル状を呈する構成を有し、両端を有し、一端が規制枢着部に枢着され、他端が引き枢着点に枢着されることを特徴とする。
本発明の垂直軸風車が羽根の遠心力によって羽根の回転数を制御する装置によると、羽根の外面に複数の磁性吸引具が設けられ、磁性吸引具による磁性吸引力により、プレートが吸着されて羽根に押付けることを特徴とする。
本発明の垂直軸風車が羽根の遠心力によって羽根の回転数を制御する装置によると、垂直軸風車の羽根はダリース風車の羽根であることを特徴とする。
本発明の垂直軸風車が羽根の遠心力によって羽根の回転数を制御する装置によると、垂直軸風車の羽根は直立形ダリース風車の羽根であることを特徴とする。
本発明の垂直軸風車が羽根の遠心力によって羽根の回転数を制御する装置によると、垂直軸風車の羽根は円弧形ダリース風車の羽根であることを特徴とする。
本発明の垂直軸風車が羽根の遠心力によって羽根の回転数を制御する方法とその装置によれば、風車の回転軸に垂直する羽根の端縁にプレートと上昇力制御装置とを設けて、羽根の回転による遠心力と上昇力制御装置による弾性プレストレスト力の互いの対抗により、自動調整でき、受動制御でき、そして構造が極めて強固であるという効果を有する。
従来の上昇力制御装置が垂直軸風車の羽根の後端に設けられた構成を示す断面図である。 従来の上昇力制御装置が垂直軸風車の羽根の前端に設けられた構成を示す断面図である。 本発明の上昇力制御装置が円弧状の風車の羽根に設けられた構成を示す断面図である。 図2における上昇力制御装置の構造を示す拡大図である。 図3における4−4線の断面図である。 図3における5−5線の断面図である。 本発明の上昇力制御装置が羽根の回転による遠心力により、上昇して羽根の表面から離れる構成を示す断面図である。 本発明の上昇力制御装置が直立形の風車の羽根に設けられた構成を示す模式図である。 本発明の上昇力制御板が羽根の表面に当接している状態での翼の形状を示す断面図である。 本発明の上昇力制御板が羽根の表面から約5度に離れている状態での翼の形状を示す断面図である。 本発明の上昇力制御板が羽根の表面から約10度に離れている状態での翼の形状を示す断面図である。 本発明の上昇力制御板が羽根の表面から約15度に離れている状態での翼の形状を示す断面図である。 本発明の羽根の上昇力係数(Cl)と攻め角(α)の関係図である。 本発明の羽根の抵抗係数(Cd)と攻め角(α)の関係図である。 本発明の羽根のねじりモーメントと方位角の関係図である。 本発明の上昇力制御装置の第2の実施形態を示す斜視図である。 図10における上昇力制御装置の構成を示す断面図である。 本発明の上昇力制御装置の第3の実施形態を示す斜視図である。 図12における上昇力制御装置を別の視点から見た斜視図である。 図12における上昇力制御装置の構成を示す断面図である。 本発明の上昇力制御装置の第4の実施形態を示す斜視図である。 図15における上昇力制御装置の作動を示す模式図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図2乃至図5を参照する。本発明の垂直軸風車が羽根の遠心力によって羽根の回転数を制御する装置は、垂直軸風車20は、回転軸21と、回転軸21に組み付けられる複数の羽根22と、を有し、各羽根22の前端縁221には、プレート30と、上昇力制御装置40と、が設けられる。
各羽根22のその縦軸に平行する二つの側縁は、一つがより鋭くない前端縁221であり、もう一つがより鋭い後端縁222である。前端縁221と後端縁222の間には、回転軸21に面している裏面225と、裏面225の反対面にある外面226と、が設けられる。
各プレート30は、羽根22の外面226に設けられ、枢着端31と、自由端32と、を有する。枢着端31に枢着軸33が挿入され、枢着端31が枢着軸33を介して羽根22の前端縁221に枢着され、自由端322が羽根22の後端縁222へ延びる。本実施形態では、各羽根22の前端縁221の回転軸21に平行する箇所では、収容口223が設けられ、枢着軸33は、収容口223に収容され、回転軸21に平行するように羽根22に固定され、そしてプレート30の枢着端31は、ブッシュ構造に成形され、枢着軸33の外部に枢着される。
各上昇力制御装置40は、枢着軸33の両端にそれぞれ設けられる二つの弾性押え片41を有する。各弾性押え片41は、片状バネであり、羽根22の前端縁221に固定される固定部411と、羽根22の後端縁222へ延びる圧制部412と、を有する。二つの弾性押え片41の圧制部412は、プレート30の自由端32を圧制する弾性プレストレスト力Fpを有する。
本実施形態では、枢着軸33の両端に締結穴224がそれぞれ設けられ、締結具413は、弾性押え片41の固定部411を挿通して、締結穴224にねじ込んで固定される。
図2及び図7に示すように、本発明の垂直軸風車20の羽根22はダリース(Darrieus)風車羽根であり、羽根22は、図2に示す円弧形ダリース風車羽根、又は図7に示す直立形ダリース風車羽根である。プレート30は、枢着軸33が垂直軸風車20の回転軸21に平行するように、ダリース風車羽根の前端縁221に設けられる。
本発明は、垂直軸風車20と、回転軸21と、回転軸21に組付けられる複数の羽根22と、を含む。各羽根22は、前端縁221と、後端縁222と、を有する。
本発明の垂直軸風車が羽根の遠心力によって羽根の回転数を制御する方法は、ステップAと、ステップBと、ステップCと、を含む。
ステップAは、プレート30と上昇力制御装置40とを羽根22に設けることにより、プレート30の枢着端31に設けられる枢着軸33が垂直軸風車20の回転軸21に平行するように羽根22の前端縁221に枢着し、プレート30の自由端32が羽根22の後端縁222へ延び、且つ上昇力制御装置40によりプレート30に弾性プレストレスト力Fpが加えられて、プレート30が圧制されて羽根22の表面に当接する。
ステップBは、垂直軸風車20の回転軸21により、複数の羽根22を回転してプレート30に加える遠心力Fiが発生して、プレート30が上昇力制御装置40に押付けて、弾性プレストレスト力Fpと遠心力Fiが互いに対抗する。
ステップCは、遠心力Fiが弾性プレストレスト力Fpよりも大きくなるように、垂直軸風車20の回転軸21の回転数を増加し、これにより、上昇力制御板32が羽根22の表面から離れるように旋回して羽根22の表面の上昇力が変化し、垂直軸風車20の羽根22の回転慣性が破壊されて、垂直軸風車20の回転軸21の回転数が降下する。
図5に示すように、回転軸21により複数の羽根22を旋回しているときに遠心力Fiが発生し、遠心力Fiがプレート30に加えて、プレート30が羽根22の表面から離れるように旋回する。回転の初期に遠心力Fiが弾性プレストレスト力Fpよりも小さい。回転軸21の回転数が増加することに従って、遠心力Fiが弾性プレストレスト力Fpよりも大きい場合には、図6に示すように、枢着軸33によりプレート30が旋回して自由端32が羽根22の表面から離れて、羽根22の翼形の断面形状が変化する。このように、羽根22の表面の上昇力と垂直軸風車20の羽根22の回転慣性とは変化し、これにより、垂直軸風車20の回転軸21の回転数を降下することができる。
図8a乃至図8dを参照する。上記の羽根の回転数を制御する方法は、各羽根22の前端縁221の回転軸21に平行する箇所でプレート30と上昇力制御装置40とを設けることにより、垂直軸風車20は、平常時に、図8aに示す翼形の断面形状(NACA0015羽根を例にする)を有し、オーバースピードしているときには、プレート30に加える遠心力Fiが増加して、遠心力Fiが上昇力制御装置40の弾性プレストレスト力Fpを超えて、プレート30が弾性押え片41による弾力を抵抗して羽根22の表面から離れるように旋回する。プレート30と羽根22の開角が5度、10度及び15度である状態では、翼形の断面形状がそれぞれ図8b、図8c及び図8dに示すようになる。
このとき、羽根22の表面の上昇力と抵抗とは、その表面の形状によって変化する。図9a及び図9bに示すように、羽根22の上昇力係数(Cl)、抵抗係数(Cd)及び攻め角(α)は、羽根22の翼形の断面形状の変化に従って変化する(マイナス上昇力が増加するが、抵抗がやや減少する)。図9cに示すように、各羽根22の上昇力と抵抗の回転時の接線方向での合せ力により、マイナス上昇モーメントが発生して、前記マイナス上昇モーメントにより、初期時に羽根22の翼形断面形状によるプラス上昇モーメントを克服でき、このように、制動効果を達成できる。図8dに示すように、プレート30と羽根22の開角は約15度である場合には、マイナス上昇モーメントの曲線が図9cにおける最も下方にある曲線であり、最大マイナス上昇モーメントが−350ニュートン・メートル程度であり、全体の曲線及び一般状態での曲線が−200ニュートン・メートル程度のモーメントである。これにより、プレート30と羽根22の開角がある固定値である場合には、垂直軸風車20の回転軸21がそれに対応する回転数に減速して、垂直軸風車20を一定の回転数で回転でき、風車のオーバースピードによる損壊を回避できる。図9bに示すのは、プレート30と羽根22の開角の大きさとエア抵抗の関係が小さいことを説明する。すなわち、本発明によれば、上昇モーメントを変化することにより垂直軸風車20の回転数を制御でき、過度に制動しなくても減速の目的を達成できる。
特に、本発明の上昇力制御装置はバネ構造であり、上昇力制御装置50/60は、バネ52/63の一端を羽根22の内部に固定し、バネ52/63の他端をプレート30に係止することにより、プレート30を圧制して羽根22の表面に当接する弾性プレストレスト力Fpを提供できる。以下、図10乃至図14を参照しながら本発明の上昇力制御装置50/60の実施の態様を説明する。
図11及び図14に示すように、各羽根22には、羽根22の裏面225から外面226に貫通する組付口227が成形され、各プレート30には、羽根22の組付口227に対応する結合部34が設けられ、結合部34には、貫通孔341と、貫通孔341を跨る係止ブロック342と、が成形される。各上昇力制御装置50/60は、締結手段により羽根22の組付口227内に固定される槽51/61を有する。槽51/61の内部に収容空間511/611が成形される。槽51/61には、収容空間511/611と連通する挿通口513/612が設けられる。各上昇力制御装置50/60はバネ52/63を有する。バネ52/63は、一端が収容空間511/611に固定され、他端が挿通口513/612を挿通してプレート30の結合部34に固定される。バネ52/63による弾性プレストレスト力Fpにより、プレート30は引かれて羽根22の外面226に押付ける。このため、垂直軸風車22の回転による遠心力Fiがバネ52/63による弾性プレストレスト力Fpよりも大きい場合には、プレート30が羽根22から離れるように旋回して、羽根22の表面の上昇力が変化し、垂直軸風車20の羽根22の回転慣性が破壊されて、垂直軸風車20の回転軸21の回転数を降下するという目的を達成できる。
上昇力制御装置50は、図10及び図11に示すように、槽51の収容空間511は、密封カバー514に対応する開口512を有し、収容空間511の底部に挿通口513が設けられる。バネ52は、円錐形を呈する構成を有し、小径端52aと、大径端52bと、を有する。台部521は、大径端52bに成形され、収容空間511の内部に収容される。連動軸522は、台部521の中央から小径端52aへ延びてバネ52を挿通し、その端部がフック部523に成形される。フック部523は、プレート30の結合部34の貫通孔341を挿通して、係止ブロック342に係止される。また、図10に示すように、羽根22の外面226に複数の磁性吸引具70が設けられる。磁性吸引具70による磁性吸引力により、プレート30が吸着されて羽根22に押付ける。
また、上昇力制御装置60は、図12乃至図14に示すように、槽61の収容空間611の底部には、定位軸62が挿通している貫通口613が設けられる。バネ63は、コイル状を呈する構成を有し、その両端にフック部631がそれぞれ成形される。フック部631のうちの一つが定位軸62の端部の係止穴621に係止されて固定し、フック部631のうちの残りは、槽61の挿通口612を挿通して、プレート30の結合部34の貫通孔341を挿通して、係止ブロック342に係止される。笠64は、流線型の構造を有し、定位軸62と槽61の貫通口613とをカバーする空間641を有する。笠64は、締結手段により羽根22の外部に固定され、その流線型の外形により、槽61と定位軸62との羽根22の表面から突出することによる抵抗を減少できる。
また、本発明の上昇力制御装置80は、図15に示すように、羽根22の外面226には、羽根22の内部に設けられる収容空間229と連通する挿通口228が設けられる。収容空間229は、前端縁221と後端縁222との延び方向に沿って設けられる。羽根22の収容空間229は、羽根22の後端縁222に隣接する槽の端部に規制枢着部81が設けられる。規制枢着部81の羽根22の裏面225に近接する側には、羽根22の後端縁222へ延びる枢着具82が成形される。レバーユニット83は、互いに枢着している二つのレバー831を有し、互いに枢着している二つのレバー831により、両端と、前記両端の間に位置する引き枢着点832と、が形成される。レバーユニット83は、一端が枢着具82の端部に枢着され、他端がプレート30の結合部34に枢着される。バネ84は、コイル状を呈する構成を有し、両端を有し、一端が規制枢着部81に枢着され、他端が引き枢着点832に枢着される。図16に示すように、収容空間229の開設方向に沿う方向にバネ84の伸縮可能距離を増加することにより、プレート30の羽根22の外面226から離れるように旋回できる角度を増加でき、より大きい抵抗を発生でき、これにより、垂直軸風車20の回転数を制御できる。
本発明は、風車に適用することができる。
10:羽根
11:スポイラー
20:垂直軸風車
21:回転軸
22:羽根
30:プレート
31:枢着端
32:自由端
33:枢着軸
34:結合部
40:上昇力制御装置
41:弾性押え片
50:上昇力制御装置
51:槽
52:バネ
52a:小径端
52b:大径端
60:上昇力制御装置
61:槽
62:定位軸
63:バネ
64:笠
70:磁性吸引具
80:上昇力制御装置
81:規制枢着部
82:枢着具
83:レバーユニット
84:バネ
101:前端縁
102:後端縁
111:枢着部
112:遠心片
113:止め片
114:錘
221:前端縁
222:後端縁
223:収容口
224:締結穴
225:裏面
226:外面
227:組付口
341:貫通孔
342:係止ブロック
411:固定部
412:圧制部
413:締結具
511:収容空間
513:挿通口
512:開口
514:密封カバー
521:台部
522:連動軸
523:フック部
611:収容空間
612:挿通口
613:貫通口
621:係止穴
631:フック部
641:空間
831:レバー
832:引き枢着点
Fi:遠心力
Fp:弾性プレストレスト力

Claims (13)

  1. プレートと上昇力制御装置とを羽根に設けることにより、プレートの枢着端に設けられる枢着軸が垂直軸風車の回転軸に平行するように羽根の前端縁に枢着し、前記プレートの自由端が前記羽根の後端縁へ延び、且つ前記上昇力制御装置により前記プレートに弾性プレストレスト力が加えられて、前記プレートが圧制されて前記羽根の表面に当接するステップAと、
    前記垂直軸風車の回転軸により複数の前記羽根を回転して遠心力を発生して前記プレートに加えて、前記プレートが前記上昇力制御装置に押付けて、前記弾性プレストレスト力と前記遠心力が互いに対抗するステップBと、
    前記遠心力が前記弾性プレストレスト力よりも大きくなるように、前記垂直軸風車の前記回転軸の回転数を増加し、これにより、上昇力制御板が前記羽根の表面から離れるように旋回して前記羽根の表面の上昇力が変化し、前記垂直軸風車の前記羽根の回転慣性が破壊されて、前記垂直軸風車の前記回転軸の回転数が降下するステップCと、
    を含むことを特徴とする、垂直軸風車が羽根の遠心力によって羽根の回転数を制御する方法。
  2. 前記上昇力制御装置は端部を介して前記羽根の二つの弾性押え片に固定され、これにより、前記プレートを前記羽根の表面に圧制する弾性プレストレスト力が前記プレートに与えられることを特徴とする、請求項1に記載の垂直軸風車が羽根の遠心力によって羽根の回転数を制御する方法。
  3. 前記上昇力制御装置は、一端がバネを介して前記羽根の内部に固定され、他端が前記プレートと連接し、これにより、前記プレートを前記羽根の表面に圧制する弾性プレストレスト力が前記プレートに与えられることを特徴とする、請求項1に記載の垂直軸風車が羽根の遠心力によって羽根の回転数を制御する方法。
  4. 垂直軸風車は、回転軸と、前記回転軸に組み付けられる複数の羽根と、を有し、前記各羽根の前端縁には、プレートと、上昇力制御装置と、が設けられる、垂直軸風車が羽根の遠心力によって羽根の回転数を制御する装置において、
    前記各羽根は、前端縁と、後端縁と、を有し、前記前端縁と前記後端縁の間には、前記回転軸に面している裏面と、前記裏面の反対面にある外面と、が設けられ、
    前記各プレートは、前記羽根の外面に設けられ、枢着端と、自由端と、を有し、前記枢着端に枢着軸が挿入され、前記枢着端が前記枢着軸を介して前記羽根の前端縁に枢着され、前記自由端が前記羽根の前記後端縁へ延び、
    前記各上昇力制御装置は、前記プレートの前記枢着軸の両端にそれぞれ設けられる二つの弾性押え片を有し、前記各弾性押え片は、前記羽根の前記前端縁に固定される固定部と、前記羽根の前記後端縁へ延びる圧制部と、を有し、二つの前記弾性押え片の前記圧制部は、前記プレートの前記自由端を圧制する弾性プレストレスト力を有し、
    前記垂直軸風車の回転により遠心力が前記各プレートに与えられ、前記遠心力が前記弾性押え片による前記弾性プレストレスト力よりも大きい場合には、前記プレートは、前記枢着軸が旋回して、前記自由端が前記羽根の表面から離れて、前記羽根の表面の上昇力が変化し、前記垂直軸風車の前記羽根の回転慣性が破壊されて、前記垂直軸風車の前記回転軸の回転数が降下することを特徴とする、垂直軸風車が羽根の遠心力によって羽根の回転数を制御する装置。
  5. 前記垂直軸風車は、前記各羽根の前記前端縁の前記回転軸に平行する箇所では、収容口が設けられ、前記枢着軸の両端に締結穴がそれぞれ設けられ、
    前記プレートは、前記枢着軸が前記収容口に収容され、前記枢着軸の両端が前記収容口の両側に固定され、前記プレートの枢着端は、ブッシュ構造に成形され、前記枢着軸の外部に枢着され、
    前記上昇力制御装置は、二つの前記弾性押え片の前記固定部が二つの締結具に挿通され、前記締結具が前記羽根の前記締結穴にねじ込まれることを特徴とする、請求項4に記載の垂直軸風車が羽根の遠心力によって羽根の回転数を制御する装置。
  6. 垂直軸風車は、回転軸と、前記回転軸に組み付けられる複数の羽根と、を有し、前記各羽根の前端縁には、プレートと、上昇力制御装置と、が設けられる、垂直軸風車が羽根の遠心力によって羽根の回転数を制御する装置において、
    前記各羽根は、前端縁と、後端縁と、を有し、前記前端縁と前記後端縁の間には、裏面と、外面と、が設けられ、前記各羽根の前記外面には、前記各羽根の内部に設けられる収容空間と連通する挿通口が設けられ、
    前記各プレートは、枢着端と、自由端と、を有し、前記枢着端に枢着軸が挿入され、前記枢着端が前記枢着軸を介して前記羽根の前端縁に枢着され、前記自由端が前記羽根の前記後端縁へ延び、前記羽根の前記挿通口に対応する結合部が設けられ、
    前記各上昇力制御装置は両端を備えるバネを有し、バネは、一端が前記羽根の前記収容空間に収容され、他端が前記羽根の前記挿通口を挿通して前記プレートの前記結合部と連接し、その弾性プレストレスト力により前記プレートが引かれて前記羽根の前記外面に押付け、
    前記垂直軸風車の回転により遠心力が前記各プレートに与えられ、前記遠心力が前記弾性押え片による前記弾性プレストレスト力よりも大きい場合には、前記プレートは、前記枢着軸が旋回して、前記自由端が前記羽根の表面から離れて、前記羽根の表面の上昇力が変化し、前記垂直軸風車の前記羽根の回転慣性が破壊されて、前記垂直軸風車の前記回転軸の回転数が降下することを特徴とする、垂直軸風車が羽根の遠心力によって羽根の回転数を制御する装置。
  7. 前記各羽根には、前記羽根の前記裏面から前記外面に貫通する組付口が成形され、
    前記各プレートの結合部には、貫通孔と、前記貫通孔を跨る係止ブロックと、が成形され、
    前記各上昇力制御装置は、前記羽根の前記組付口内に固定される槽を有し、前記槽の内部に収容空間が成形され、前記収容空間は、密封カバーに対応する開口を有し、前記収容空間の底部に前記挿通口が設けられ、前記バネは、円錐形を呈する構成を有し、小径端と、大径端と、を有し、台部は、前記大径端に成形され、前記収容空間の内部に収容され、連動軸は、前記台部の中央から前記小径端へ延びて前記バネを挿通し、その端部がフック部に成形され、前記フック部は、前記プレートの前記結合部の前記貫通孔を挿通して、前記係止ブロックに係止され、笠は、流線型の構造を有し、定位軸と前記槽とをカバーする空間を有することを特徴とする、請求項6に記載の垂直軸風車が羽根の遠心力によって羽根の回転数を制御する装置。
  8. 前記各羽根には、前記羽根の前記裏面から前記外面に貫通する組付口が成形され、
    前記各プレートの結合部には、貫通孔と、前記貫通孔を跨る係止ブロックと、が成形され、
    前記各上昇力制御装置は、前記羽根の前記組付口内に固定される槽を有し、前記槽の内部に収容空間が成形され、前記収容空間に前記挿通口が設けられ、前記収容空間の底部には、定位軸が挿通している貫通口が設けられ、前記バネは、コイル状を呈する構成を有し、その両端にフック部がそれぞれ成形され、前記フック部のうちの一つが前記定位軸の端部の係止穴に係止されて固定し、前記フック部のうちの残りは、前記槽の挿通口を挿通して、前記プレートの前記結合部の前記貫通孔を挿通して、前記係止ブロックに係止されることを特徴とする、請求項6に記載の垂直軸風車が羽根の遠心力によって羽根の回転数を制御する装置。
  9. 前記羽根の前記収容空間は、前記羽根の前記前端縁と前記後端縁との延び方向に沿って設けられ、前記各上昇力制御装置は、前記各羽根の前記収容空間は、前記羽根の前記後端縁に隣接する槽の端部に規制枢着部が設けられ、前記規制枢着部の前記羽根の前記裏面に近接する側には、前記羽根の前記後端縁へ延びる枢着具が成形され、レバーユニットは、互いに枢着している二つのレバーを有し、互いに枢着している二つのレバーにより、両端と、前記両端の間に位置する引き枢着点と、が形成され、前記レバーユニットは、一端が前記枢着具の端部に枢着され、他端が前記プレートの前記結合部に枢着され、前記バネは、コイル状を呈する構成を有し、両端を有し、一端が前記規制枢着部に枢着され、他端が前記引き枢着点に枢着されることを特徴とする、請求項6に記載の垂直軸風車が羽根の遠心力によって羽根の回転数を制御する装置。
  10. 前記羽根の外面に複数の磁性吸引具が設けられ、前記磁性吸引具による磁性吸引力により、前記プレートが吸着されて前記羽根に押付けることを特徴とする、請求項4又は6に記載の垂直軸風車が羽根の遠心力によって羽根の回転数を制御する装置。
  11. 前記垂直軸風車の羽根はダリース風車の羽根であることを特徴とする、請求項4又は6に記載の垂直軸風車が羽根の遠心力によって羽根の回転数を制御する装置。
  12. 前記垂直軸風車の羽根は直立形ダリース風車の羽根であることを特徴とする、請求項11に記載の垂直軸風車が羽根の遠心力によって羽根の回転数を制御する装置。
  13. 前記垂直軸風車の羽根は円弧形ダリース風車の羽根であることを特徴とする、請求項11に記載の垂直軸風車が羽根の遠心力によって羽根の回転数を制御する装置。
JP2012206973A 2011-09-22 2012-09-20 垂直軸風車が羽根の遠心力によって羽根の回転数を制御する方法とその装置 Pending JP2013068221A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
TW100134076A TWI431194B (zh) 2011-09-22 2011-09-22 垂直軸風車利用葉片旋轉離心力控制葉片轉速之方法及裝置
TW100134076 2011-09-22

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2013068221A true JP2013068221A (ja) 2013-04-18

Family

ID=47828061

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012206973A Pending JP2013068221A (ja) 2011-09-22 2012-09-20 垂直軸風車が羽根の遠心力によって羽根の回転数を制御する方法とその装置

Country Status (5)

Country Link
US (1) US20130078092A1 (ja)
JP (1) JP2013068221A (ja)
KR (1) KR20130032275A (ja)
DE (1) DE102012108898A1 (ja)
TW (1) TWI431194B (ja)

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9103321B1 (en) * 2012-09-13 2015-08-11 Jaime Mlguel Bardia On or off grid vertical axis wind turbine and self contained rapid deployment autonomous battlefield robot recharging and forward operating base horizontal axis wind turbine
ITPD20130312A1 (it) 2013-11-15 2015-05-16 Tommaso Morbiato Turbina eolica
CN105899802A (zh) * 2013-12-18 2016-08-24 阿尔廷·普普勒库 具有动态增加的扫掠面积的横流轴旋转机械设备
US9765636B2 (en) 2014-03-05 2017-09-19 Baker Hughes Incorporated Flow rate responsive turbine blades and related methods
TWI628356B (zh) * 2015-07-27 2018-07-01 聖約翰科技大學 Wind power generation device with self-adjusting mechanism
US10738764B2 (en) 2016-04-18 2020-08-11 Star Wind Turbines Llc High torque, low RPM horizontal axis wind turbine
CN112372451B (zh) * 2020-11-05 2022-11-08 中国航发哈尔滨东安发动机有限公司 一种高精度转子叶片及其轮缘尺寸控制方法
AT525831B1 (de) * 2022-02-04 2024-02-15 Strudler Michael Vertikale Windturbine mit integrierten Fliehkraftklappen

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4180372A (en) * 1977-03-02 1979-12-25 Grumman Corporation Wind rotor automatic air brake
JPS5773380U (ja) * 1980-10-23 1982-05-06
JPS61140179U (ja) * 1985-02-22 1986-08-30
JPS61140181U (ja) * 1985-02-22 1986-08-30
WO2006095396A1 (ja) * 2005-03-07 2006-09-14 Intellectual Property Bank Corp. 垂直軸風車用ブレードとそれを備えた揚力型垂直軸風車
JP2011027054A (ja) * 2009-07-28 2011-02-10 Global Energy Co Ltd 風車のブレード

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4082479A (en) * 1975-09-25 1978-04-04 Canadian Patents And Development Limited Overspeed spoilers for vertical axis wind turbine
US4715782A (en) * 1985-12-24 1987-12-29 Fayette Manufacturing Corp. Hydraulic control device for wind turbine
CN1938516A (zh) * 2004-03-31 2007-03-28 株式会社Ipb 垂直轴风车及风车用叶片

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4180372A (en) * 1977-03-02 1979-12-25 Grumman Corporation Wind rotor automatic air brake
JPS5773380U (ja) * 1980-10-23 1982-05-06
JPS61140179U (ja) * 1985-02-22 1986-08-30
JPS61140181U (ja) * 1985-02-22 1986-08-30
WO2006095396A1 (ja) * 2005-03-07 2006-09-14 Intellectual Property Bank Corp. 垂直軸風車用ブレードとそれを備えた揚力型垂直軸風車
JP2011027054A (ja) * 2009-07-28 2011-02-10 Global Energy Co Ltd 風車のブレード

Also Published As

Publication number Publication date
US20130078092A1 (en) 2013-03-28
DE102012108898A1 (de) 2013-03-28
TWI431194B (zh) 2014-03-21
KR20130032275A (ko) 2013-04-01
TW201314023A (zh) 2013-04-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2013068221A (ja) 垂直軸風車が羽根の遠心力によって羽根の回転数を制御する方法とその装置
CN101622448B (zh) 垂直轴型风车
KR100637297B1 (ko) 풍력 발전용 풍차
US7993096B2 (en) Wind turbine with adjustable airfoils
US7445420B2 (en) Horizontal axis wind turbine and idling method of the same
WO2015053768A1 (en) Hinged vortex generator for excess wind load reduction on wind turbine
JP4982733B2 (ja) 空力的調速機構を備える縦軸型直線翼風車
EP2998571B1 (en) Lift influencing device for a rotor blade of a wind turbine
JP5924125B2 (ja) 垂直軸風車用ブレード及び垂直軸風車
US20060153672A1 (en) Furling wind turbine
DK2840256T3 (en) Wind turbine blade
EP3115598A1 (en) Wind power generation device
US9534583B2 (en) Methods and systems to operate a wind turbine
TW201602455A (zh) 風車及其停止方法
CN201696216U (zh) 风力发电机侧偏调速装置
EP2963288A1 (en) Downwind type windturbine and method of stopping such windturbine
US20140099204A1 (en) Braking devices for vertical axis wind turbines
EP3115599A1 (en) Wind power generation device
JP7429692B2 (ja) ロータアセンブリおよびロータアセンブリを含む風車
CN202326444U (zh) 一种柔和风扇
CN203476605U (zh) 一种带有失速调节的风力发电机组
JP4690800B2 (ja) 水平軸風車
CN101418777B (zh) 基于达里厄型风力发电机的扰流式气动刹车装置
CN103410665B (zh) 一种带有失速调节的风力发电机组
JP3135220U (ja) 風力発電機

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130913

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130918

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20140304