JP2013061450A - 電気機器 - Google Patents
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Abstract
【課題】部品を良好に駆動させることができる電気機器を提供する。
【解決手段】本発明のレンズ鏡筒3は、第1の周波数の信号を出力するモニタアンプ124を有する角速度センサ12と、駆動信号により駆動する振動波モータ25と、を備える。振動波モータ25は、モニタアンプ124から出力された第1の周波数の信号が入力される入力部を有し、入力部により入力された信号を駆動信号として駆動することで、駆動信号の周波数を、角速度センサ12の周波数と等しくする。
【選択図】図2
【解決手段】本発明のレンズ鏡筒3は、第1の周波数の信号を出力するモニタアンプ124を有する角速度センサ12と、駆動信号により駆動する振動波モータ25と、を備える。振動波モータ25は、モニタアンプ124から出力された第1の周波数の信号が入力される入力部を有し、入力部により入力された信号を駆動信号として駆動することで、駆動信号の周波数を、角速度センサ12の周波数と等しくする。
【選択図】図2
Description
本発明は、電気機器に関する。
従来、振れを検出する角速度センサと、フォーカスレンズを駆動させる超音波モータと、を備えたレンズ鏡筒が知られている(例えば、特許文献1参照)。このようなレンズ鏡筒では、角速度センサの発振回路の発振周波数と、超音波モータの駆動周波数とのビート干渉を防止するために、角速度センサの発振回路の周波数帯域と超音波モータの駆動周波数の周波数帯域とを異なる周波数帯域に分離する設計が行われている。
しかしながら、レンズ鏡筒が小型化するに伴い、角速度センサと超音波モータの駆動回路が接近する傾向にある。また、小型化及び低コスト化に伴い、角速度センサの発振回路及び超音波モータの駆動回路における信号の波形が、高調波成分を含み正弦波と異なる形状になる場合がある。これらによって、角速度センサの発振回路の周波数帯域と超音波モータの駆動周波数の周波数帯域とを異なる周波数帯域に分離していたとしても、高調波成分に起因したビート干渉が発生するという可能性がある。さらに、ビート干渉が発生した場合、角速度センサにおいて角速度を正確に検出することができなくなり、防振性能を劣化させるという可能性がある。
本発明の課題は、部品を良好に駆動させることができる電気機器を提供することである。
本発明は、以下のような解決手段により前記課題を解決する。なお、理解を容易にするために、本発明の実施形態に対応する符号を付して説明するが、これに限定されるものではない。
請求項1に記載の発明は、第1の周波数の信号が発振される発振子(121)を有するセンサ(12)と、第2の周波数の駆動信号により駆動されるアクチュエータ(25)と、を備え、前記第1の周波数と前記第2の周波数とが等しいことを特徴とする電気機器(3)である。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の電気機器(3)であって、前記センサ(12)は、前記第1の周波数の信号を出力する出力部(124)を有し、前記アクチュエータ(25)は、前記出力部(124)から出力された前記第1の周波数の信号が入力される入力部を有することを特徴とする電気機器(3)である。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の電気機器(3)であって、該電気機器(3)は、複数のセンサ(12)を備え、前記入力部には、前記複数のセンサ(12)のうち、前記アクチュエータ(25)の駆動回路(24)に最も近いセンサ(12)の前記出力部から出力された信号が入力されることを特徴とする電気機器(3)である。
請求項4に記載の発明は、請求項2又は3に記載の電気機器(3A)であって、前記出力部から出力された前記第1の周波数の信号を整流する整流部(126A)を備えることを特徴とする電気機器(3A)である。
請求項5に記載の発明は、請求項1から4のいずれか1項に記載の電気機器(3)であって、該電気機器は(1)、複数のセンサ(12)を備え、前記複数のセンサ(12)が発振する信号の周波数が等しいことを特徴とする電気機器(3)である。
請求項6に記載の発明は、請求項1から5のいずれか1項に記載の電気機器(3)であって、前記センサ(12)は、前記第1の周波数の信号を整流する整流部(126)を有すること、を特徴とする電気機器(3)である。
請求項7に記載の発明は、請求項1から6のいずれか1項に記載の電気機器(3)は、レンズ鏡筒又は光学機器であることを特徴とする電気機器(3)である。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の電気機器(3)であって、前記センサ(12)は、前記第1の周波数の信号を出力する出力部(124)を有し、前記アクチュエータ(25)は、前記出力部(124)から出力された前記第1の周波数の信号が入力される入力部を有することを特徴とする電気機器(3)である。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の電気機器(3)であって、該電気機器(3)は、複数のセンサ(12)を備え、前記入力部には、前記複数のセンサ(12)のうち、前記アクチュエータ(25)の駆動回路(24)に最も近いセンサ(12)の前記出力部から出力された信号が入力されることを特徴とする電気機器(3)である。
請求項4に記載の発明は、請求項2又は3に記載の電気機器(3A)であって、前記出力部から出力された前記第1の周波数の信号を整流する整流部(126A)を備えることを特徴とする電気機器(3A)である。
請求項5に記載の発明は、請求項1から4のいずれか1項に記載の電気機器(3)であって、該電気機器は(1)、複数のセンサ(12)を備え、前記複数のセンサ(12)が発振する信号の周波数が等しいことを特徴とする電気機器(3)である。
請求項6に記載の発明は、請求項1から5のいずれか1項に記載の電気機器(3)であって、前記センサ(12)は、前記第1の周波数の信号を整流する整流部(126)を有すること、を特徴とする電気機器(3)である。
請求項7に記載の発明は、請求項1から6のいずれか1項に記載の電気機器(3)は、レンズ鏡筒又は光学機器であることを特徴とする電気機器(3)である。
本発明によれば、部品を良好に駆動させることができる。
以下、図面等を参照して、本発明の実施形態について説明する。
(第一実施形態)
図1は、第一実施形態におけるカメラ1の概略構成を示す図である。図2は、第一実施形態におけるカメラ1の角速度センサ12と、フォーカスレンズ駆動機構9との構成を示すブロック図である。
図1は、第一実施形態におけるカメラ1の概略構成を示す図である。図2は、第一実施形態におけるカメラ1の角速度センサ12と、フォーカスレンズ駆動機構9との構成を示すブロック図である。
カメラ1は、被写体像を電気信号に変換した画像データとして出力する電子スチルカメラである。
図1に示すように、カメラ1は、カメラ本体2と、カメラ本体2に対して着脱可能なレンズ鏡筒3と、により構成されている。レンズ鏡筒3内には、ズームレンズ4、フォーカスレンズ5、絞り6、及びブレ補正用の可動レンズ7等の複数の光学レンズ群からなる結像光学系を備えている。また、レンズ鏡筒3内には、ズームレンズ駆動機構8、フォーカスレンズ駆動機構9、絞り駆動機構10、角速度センサ12、及び加速度センサ13を備えている。
図1に示すように、カメラ1は、カメラ本体2と、カメラ本体2に対して着脱可能なレンズ鏡筒3と、により構成されている。レンズ鏡筒3内には、ズームレンズ4、フォーカスレンズ5、絞り6、及びブレ補正用の可動レンズ7等の複数の光学レンズ群からなる結像光学系を備えている。また、レンズ鏡筒3内には、ズームレンズ駆動機構8、フォーカスレンズ駆動機構9、絞り駆動機構10、角速度センサ12、及び加速度センサ13を備えている。
図2に示すように、フォーカスレンズ駆動機構9内には、振動波モータ駆動回路24と、振動波モータ25を備えている。振動波モータ駆動回路24及び振動波モータ25の詳細については、後述する。
角速度センサ12は、角速度を検出する振動ジャイロ等のセンサである。角速度センサ12の機能については後述する。
加速度センサ13は、バネ等を備える振動機構を備えており、この振動機構を利用してX軸、Y軸、Z軸方向に感度を有する加速度を検出するGセンサ等である。
加速度センサ13は、バネ等を備える振動機構を備えており、この振動機構を利用してX軸、Y軸、Z軸方向に感度を有する加速度を検出するGセンサ等である。
カメラ本体2は、CPU14、ミラー15、シャッター16、撮像素子17、信号処理回路18、オートフォーカス(AF)センサ19、RAMメモリとしての記録媒体20、EEPROM21、操作部22、及び表示部23等を備えている。
CPU14は、ズームレンズ4、フォーカスレンズ5、及び絞り6等の移動量を演算して、それらの各駆動機構8〜10に制御信号を出力すると共に、カメラ1全体の制御を行う。
シャッター16は、結像光学系から撮像素子17へ向かう撮影光を遮蔽及び通過させることによって、露光時間を調整する。
シャッター16は、結像光学系から撮像素子17へ向かう撮影光を遮蔽及び通過させることによって、露光時間を調整する。
撮像素子17は、CCDやCMOS等の光電変換素子であって、複数の画素から構成される矩形形状の撮像領域を有している。撮像素子17は、結像面(撮像領域)に結像された像を電気信号に変換し、被写体像に対応する画像信号(撮像信号)を出力する。撮像素子17から出力された画像信号は、所定のアナログ信号処理の後、A/D変換されて信号処理回路18に入力される。
信号処理回路18は、撮像素子17から入力された画像データに対して、補間、階調変換や輪郭強調等の画像処理及びノイズ処理を行う。
AFセンサ19は、オートフォーカスを行うためのセンサであって、CCD等の光電変換素子が用いられる。
記録媒体20は、SDカードやCFカード等が用いられる。
EEPROM21は、角速度センサ12(後述する)のゲイン値等の調整値情報を保存し、その情報をCPU14に出力する。
AFセンサ19は、オートフォーカスを行うためのセンサであって、CCD等の光電変換素子が用いられる。
記録媒体20は、SDカードやCFカード等が用いられる。
EEPROM21は、角速度センサ12(後述する)のゲイン値等の調整値情報を保存し、その情報をCPU14に出力する。
操作部22は、撮影者が撮影タイミング等を決定する信号を入力するレリーズボタンや、モード切り換え用の選択ボタン等を備えている。そして、操作部22は、それらの操作情報をCPU14に入力する。
表示部23は、LCD等によって構成され、カメラ1における各種設定メニュー、撮像素子17による撮像画像やメモリカードに格納された画像データに基づく再生画像を表示する。
表示部23は、LCD等によって構成され、カメラ1における各種設定メニュー、撮像素子17による撮像画像やメモリカードに格納された画像データに基づく再生画像を表示する。
本実施形態のカメラ1は、角速度センサ12における発振信号の周波数と、振動波モータ25の駆動信号との周波数を等しくすることによってビート干渉を防止する。以下に、角速度センサ12と、振動波モータ駆動回路24、及び振動波モータ25における処理について説明する。
図2に示すように、角速度センサ12は、音叉121、駆動回路122、モニタ電極123、モニタアンプ124、自動利得制御回路(AGC:Automatic gain control、以下、AGCという)125、コンパレータ126、センスアンプ127、同期検波回路128、及びローパスフィルタ129を備える。
音叉121は、互いが対抗する2つのアームを有しており、駆動回路122、モニタ電極123に接続されている。音叉121は、駆動回路122によって、2つのアームが対向する方向に逆向きに振動する。そして、音叉121は、アームの軸方向に角速度が加わると、コリオリ力により振動方向に対して垂直方向に対しても振動する。
駆動回路122は、不図示の駆動電極を有しており、この駆動電極により音叉121に接続されている。また、駆動回路122は、AGC125に接続されており、AGC125から振幅が所定値に制御された電圧が入力される。そして、駆動回路122では、入力された電圧を駆動電極に印加することにより、音叉121を入力された電圧の周波数で振動させる。つまり、音叉121は、AGC125から出力された電圧の周波数、振幅で振動する。
モニタ電極123は、音叉121のアーム、モニタアンプ124、及びセンスアンプ127に接続されており、音叉121のアームに加えられた角速度に応じた信号をモニタアンプ124及びセンスアンプ127に出力する。
モニタアンプ124は、モニタ電極123、AGC125、及びコンパレータ126に接続されており、モニタ電極123から入力された信号(電荷)を電圧に変換し、変換された電圧をAGC125及びコンパレータ126に出力する。
モニタアンプ124は、モニタ電極123、AGC125、及びコンパレータ126に接続されており、モニタ電極123から入力された信号(電荷)を電圧に変換し、変換された電圧をAGC125及びコンパレータ126に出力する。
AGC125は、駆動回路122、モニタアンプ124、及び同期検波回路128に接続されており、モニタアンプ124により入力された電圧の利得を所定のレベルに制御して、駆動回路122及び同期検波回路128に入力する。
コンパレータ126は、モニタアンプ124と、振動波モータ駆動回路24に接続されている。コンパレータ126は、モニタアンプ124により変換された電圧の波形を矩形波に変換し、変換された電圧をクロック信号として振動波モータ駆動回路24に入力する。
コンパレータ126は、モニタアンプ124と、振動波モータ駆動回路24に接続されている。コンパレータ126は、モニタアンプ124により変換された電圧の波形を矩形波に変換し、変換された電圧をクロック信号として振動波モータ駆動回路24に入力する。
センスアンプ127は、モニタ電極123と同期検波回路128とに接続されており、モニタ電極123から入力された信号(電荷)を差動増幅し同期検波回路128に入力する。
同期検波回路128は、AGC125、センスアンプ127、及びローパスフィルタ129に接続されている。同期検波回路128は、センスアンプ127から入力された信号の位相を90度シフトする。そして、同期検波回路128、位相をシフトされた信号をAGC125から入力された信号で同期検波し、ローパスフィルタ129に出力する。
同期検波回路128は、AGC125、センスアンプ127、及びローパスフィルタ129に接続されている。同期検波回路128は、センスアンプ127から入力された信号の位相を90度シフトする。そして、同期検波回路128、位相をシフトされた信号をAGC125から入力された信号で同期検波し、ローパスフィルタ129に出力する。
ローパスフィルタ129は、CPU14と同期検波回路128とに接続されている。ローパスフィルタ129は、同期検波回路128から入力された信号の高周波数成分をフィルタリングして、低周波数成分の信号をCPU14に出力する。この低周波数成分の信号の振幅は、音叉121に加えられた角速度の大きさに比例している。
振動波モータ駆動回路24は、振動波モータ25とコンパレータ126とに接続されている。振動波モータ駆動回路24は、コンパレータ126からクロック信号が入力される。そして、振動波モータ駆動回路24は、コンパレータ126から入力されたクロック信号を駆動信号とし、この駆動信号の電圧を制御することにより振動波モータ25を駆動(速度制御)させてオートフォーカスを行う。つまり、振動波モータ駆動回路24は、角速度センサ12において音叉121の振動に用いられる信号の周波数と等しい周波数の信号により、振動波モータ25を駆動させる。
振動波モータ25は、例えば超音波モータであり、ステータに加圧付勢されたロータを、ステータ表面の楕円運動により移動させて回転させるモータである。この振動波モータ25が駆動することによって、フォーカスレンズ5の位置が制御される。
以上、本実施形態によると、以下の効果を有する。
本構成によれば、角速度センサ12における発振信号の周波数と、振動波モータ25を駆動させる駆動信号の周波数とを等しくした。このようにすることで、角速度センサ12と振動波モータ25とによるビート干渉の発生を防ぎ、角速度センサ12及び振動波モータ25を良好に駆動させることができる。また、ビート干渉の発生を防ぐことにより、防振性能の劣化を防ぐことができる。
本構成によれば、角速度センサ12における発振信号の周波数と、振動波モータ25を駆動させる駆動信号の周波数とを等しくした。このようにすることで、角速度センサ12と振動波モータ25とによるビート干渉の発生を防ぎ、角速度センサ12及び振動波モータ25を良好に駆動させることができる。また、ビート干渉の発生を防ぐことにより、防振性能の劣化を防ぐことができる。
(第二実施形態)
図3は、第二実施形態におけるカメラの角速度センサ12Aの構成と、フォーカスレンズ駆動機構9とを示すブロック図である。
本実施形態では、レンズ鏡筒3Aにおいて、振動波モータ駆動回路24に対して最も近い位置に配置された角速度センサ12Aが内部にコンパレータを備えていない点で第一実施形態と異なり、その他の構成は、第一実施形態と同様である。
図3は、第二実施形態におけるカメラの角速度センサ12Aの構成と、フォーカスレンズ駆動機構9とを示すブロック図である。
本実施形態では、レンズ鏡筒3Aにおいて、振動波モータ駆動回路24に対して最も近い位置に配置された角速度センサ12Aが内部にコンパレータを備えていない点で第一実施形態と異なり、その他の構成は、第一実施形態と同様である。
角速度センサ12Aのモニタアンプ124は、モニタ電極123、AGC125、及びコンパレータ126Aに接続されており、モニタ電極123から入力された信号(電荷)を電圧に変換し、変換された電圧をAGC125及びコンパレータ126Aに出力する。
コンパレータ126Aは、角速度センサ12Aのモニタアンプ124と、振動波モータ駆動回路24に接続されている。コンパレータ126Aは、モニタアンプ124により変換された電圧の波形を矩形波に変換し、変換された電圧をクロック信号として振動波モータ駆動回路24に入力する。
以上、本実施形態によると、第1実施形態と同様の効果に加え、以下の効果を有する。
本構成によれば、角速度センサ12Aが内部にコンパレータを備えておらず、モニタアンプ124は、レンズ鏡筒3Aにおいて角速度センサ12Aと別個に設けられたコンパレータ126Aに対して、変換された電圧を出力する。このようにすることで、角速度センサ12Aにおいて、新たな部品としてのコンパレータを設ける必要がないので、既存の角速度センサ12Aに対する変更を軽減することができる。
本構成によれば、角速度センサ12Aが内部にコンパレータを備えておらず、モニタアンプ124は、レンズ鏡筒3Aにおいて角速度センサ12Aと別個に設けられたコンパレータ126Aに対して、変換された電圧を出力する。このようにすることで、角速度センサ12Aにおいて、新たな部品としてのコンパレータを設ける必要がないので、既存の角速度センサ12Aに対する変更を軽減することができる。
(変形形態)
以上、説明した実施形態に限定されることなく、以下に示すような種々の変形や変更が可能であり、それらも本発明の範囲内である。
以上、説明した実施形態に限定されることなく、以下に示すような種々の変形や変更が可能であり、それらも本発明の範囲内である。
(1)上記実施形態では、レンズ鏡筒3が、1つの角速度センサ12を備えることとしたが、これに限定されない。例えば、それぞれ異なる軸の角速度を検出する角速度センサを複数設け、これら複数の角速度センサにおける周波数干渉を防ぐために、それぞれの角速度センサの発振信号の周波数を同一の周波数としてもよい。
また、それぞれの角速度センサの発振信号の周波数を異なる周波数とし、振動波モータ25に最も近い角速度センサにおける発振信号を振動波モータ駆動回路24に入力して当該角速度センサの発振信号の周波数と振動波モータ25の駆動信号の周波数を等しくするようにしてもよい。さらに、最も近い角速度センサと異なる角速度センサを、振動波モータ駆動回路24と、上記最も近い角速度センサとの双方の位置から遠ざけると共に異なるユニットとして、互いの角速度センサにおける周波数干渉を防止するようにしてもよい。
また、それぞれの角速度センサの発振信号の周波数を異なる周波数とし、振動波モータ25に最も近い角速度センサにおける発振信号を振動波モータ駆動回路24に入力して当該角速度センサの発振信号の周波数と振動波モータ25の駆動信号の周波数を等しくするようにしてもよい。さらに、最も近い角速度センサと異なる角速度センサを、振動波モータ駆動回路24と、上記最も近い角速度センサとの双方の位置から遠ざけると共に異なるユニットとして、互いの角速度センサにおける周波数干渉を防止するようにしてもよい。
(2)上記実施形態では、振動波モータ駆動回路24は、コンパレータ126から入力された信号を駆動信号とし、この駆動信号の振幅を制御することで振動波モータ25を駆動させることとしたが、これに限定されない。振動波モータ駆動回路24は、この駆動信号の位相、又はこの駆動信号の振幅及び位相の双方を制御して、振動波モータ25を駆動させることとしても良い。
(3)上記実施形態では、レンズ鏡筒3が角速度センサ12と振動波モータ25とを備える場合について説明したが、これに限定されない。本実施形態に係る角速度センサ12と振動波モータ25とを、他の光学機器に適用するようにしてもよい。
1:カメラ、2:カメラ本体、3,3A:レンズ鏡筒、12,12A:角速度センサ、13:加速度センサ、14:CPU、24:振動波モータ駆動回路、25:振動波モータ、121:音叉、122:駆動回路、123:モニタ電極、124:モニタアンプ、125:AGC、126,126A:コンパレータ、127:センスアンプ、128:同期検波回路、129:ローパスフィルタ
Claims (7)
- 第1の周波数の信号が発振される発振子を有するセンサと、
第2の周波数の駆動信号により駆動されるアクチュエータと、を備え、
前記第1の周波数と前記第2の周波数とが等しいこと、
を特徴とする電気機器。 - 請求項1に記載の電気機器であって、
前記センサは、前記第1の周波数の信号を出力する出力部を有し、
前記アクチュエータは、前記出力部から出力された前記第1の周波数の信号が入力される入力部を有すること、
を特徴とする電気機器。 - 請求項2に記載の電気機器であって、
該電気機器は、複数のセンサを備え、
前記入力部には、前記複数のセンサのうち、前記アクチュエータの駆動回路に最も近いセンサの前記出力部から出力された信号が入力されること、
を特徴とする電気機器。 - 請求項2又は3に記載の電気機器であって、
前記出力部から出力された前記第1の周波数の信号を整流する整流部を備えること、
を特徴とする電気機器。 - 請求項1から4のいずれか1項に記載の電気機器であって、
該電気機器は、複数のセンサを備え、前記複数のセンサが発振する信号の周波数が等しいこと、
を特徴とする電気機器。 - 請求項1から5のいずれか1項に記載の電気機器であって、
前記センサは、前記第1の周波数の信号を整流する整流部を有すること、
を特徴とする電気機器。 - 請求項1から6のいずれか1項に記載の電気機器は、レンズ鏡筒又は光学機器であること、
を特徴とする電気機器。
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