JP2013058853A - 動画再生装置、動画再生方法及びプログラム - Google Patents

動画再生装置、動画再生方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】動画像データの逆再生のために要する記憶容量を低減すること。
【解決手段】動画像データが記憶された動画像データ記憶手段と、前記動画像データ記憶手段からのデータの読み出し速度が、設定された閾値よりも遅いか否かを判定する読み出し速度判定手段と、前記動画像データを再生する動画再生手段と、前記読み出し速度判定手段によって、前記読み出し速度が前記閾値よりも遅いと判定された場合に、前記動画再生手段によって再生された動画像データの少なくとも一部を記憶する逆再生用データ記憶手段と、前記逆再生用データ記憶手段に記憶された動画像データを、前記動画再生手段による再生の順序と逆方向に再生する動画逆再生手段とを備える。
【選択図】図6

Description

本発明は、動画像データを再生する動画再生装置、動画再生方法及びプログラムに関する。
従来、フレーム間圧縮された動画像データを再生する動画再生装置において、動画像データのフレームを順方向とは逆の順序で再生する逆再生を行うものが知られている。
例えば、特許文献1に記載の圧縮動画像再生装置では、動画像の順方向の再生時に、復号化した動画像データを逆再生用に符号化し、バッファメモリに記憶している。そして、逆再生時には、バッファメモリに記憶された動画像データが復号化して再生される。このような構成とすることで、特許文献1に記載の技術では、逆再生のために要するバッファメモリの容量を削減することとしている。
特開平06−339111号公報
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、逆再生を行うために、逆再生用に符号化した動画像データがバッファメモリに記憶される。そのため、逆再生を行う時間が長くなると、それに比例してバッファメモリの容量もより多く確保する必要がある等、バッファメモリの容量を削減する上で改善の余地がある。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、動画像データの逆再生のために要する記憶容量を低減することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の一態様の動画再生装置は、
動画像データが記憶された動画像データ記憶手段と、
前記動画像データ記憶手段からのデータの読み出し速度が、設定された閾値よりも遅いか否かを判定する読み出し速度判定手段と、
前記動画像データを再生する動画再生手段と、
前記読み出し速度判定手段によって、前記読み出し速度が前記閾値よりも遅いと判定された場合に、前記動画再生手段によって再生された動画像データの少なくとも一部を記憶する逆再生用データ記憶手段と、
前記逆再生用データ記憶手段に記憶された動画像データを、前記動画再生手段による再生の順序と逆方向に再生する動画逆再生手段と、
を備えることを特徴とする。
本発明によれば、動画像データの逆再生のために要する記憶容量を低減することが可能となる。
本発明の一実施形態に係る動画再生装置のハードウェアの構成を示すブロック図である。 動画再生処理及び動画逆再生処理を実行するための機能的構成を示す機能ブロック図である。 動画再生装置が実行する動画再生処理の流れを示すフローチャートである。 動画再生処理におけるフレームデータの処理手順を示す模式図である。 動画再生装置が実行する動画逆再生処理の流れを示すフローチャートである。 動画逆再生処理におけるフレームデータの処理手順を示す模式図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を用いて説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る動画再生装置のハードウェアの構成を示すブロック図である。
動画再生装置1は、例えばデジタルカメラとして構成される。
本実施形態に係る動画再生装置1は、記憶装置に記憶された動画像データを再生する際に、逆再生のためにフレームデータを逆方向に符号化してバッファしておく。このとき、動画像データが記憶された記憶装置からのデータ読み出し速度が閾値よりも遅い場合にのみ、逆再生のための符号化及び符号化された動画像データのバッファが行われる。そして、動画像データの逆再生を行う場合、動画像データが記憶された記憶装置からのデータ読み出し速度が閾値以上である場合には、動画像データが記憶された記憶装置から読み出したデータを順方向に一旦復号化した上で、逆方向に再生し、動画像データが記憶された記憶装置からのデータ読み出し速度が閾値よりも遅い場合には、逆再生のために符号化してバッファされた動画像データを復号化して、動画像データの逆再生を行う。これにより、動画像データの逆再生のために要する記憶容量をより少ないものとしながら、動画像データの逆再生を行うことができる。
動画再生装置1は、CPU(Central Processing Unit)11と、ROM(Read Only Memory)12と、RAM(Random Access Memory)13と、バス14と、入出力インターフェース15と、撮像部16と、入力部17と、出力部18と、記憶部19と、通信部20と、ドライブ21と、を備えている。
CPU11は、ROM12に記録されているプログラム、または、記憶部19からRAM13にロードされたプログラムに従って、動画再生処理あるいは動画逆再生処理等、各種の処理を実行する。なお、本実施形態において、再生の対象となる動画像は、MPEG(Moving Picture Experts Group)2に基づく形式であるものとする。ただし、H.261、H.263、MPEG4等、MPEG2以外の規格に基づく動画像を再生の対象とした場合にも、本発明を適用可能である。
RAM13には、CPU11が各種の処理を実行する上において必要なデータ等も適宜記憶される。
CPU11、ROM12及びRAM13は、バス14を介して相互に接続されている。このバス14にはまた、入出力インターフェース15も接続されている。入出力インターフェース15には、撮像部16、入力部17、出力部18、記憶部19、通信部20及びドライブ21が接続されている。
撮像部16は、図示はしないが、光学レンズ部と、イメージセンサと、を備えている。
光学レンズ部は、被写体を撮影するために、光を集光するレンズ、例えばフォーカスレンズやズームレンズ等で構成される。
フォーカスレンズは、イメージセンサの受光面に被写体像を結像させるレンズである。ズームレンズは、焦点距離を一定の範囲で自在に変化させるレンズである。
光学レンズ部にはまた、必要に応じて、焦点、露出、ホワイトバランス等の設定パラメータを調整する周辺回路が設けられる。
イメージセンサは、光電変換素子や、AFE(Analog Front End)等から構成される。
光電変換素子は、例えばCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)型の光電変換素子等から構成される。光電変換素子には、光学レンズ部から被写体像が入射される。そこで、光電変換素子は、被写体像を光電変換(撮像)して画像信号を一定時間蓄積し、蓄積した画像信号をアナログ信号としてAFEに順次供給する。
AFEは、このアナログの画像信号に対して、A/D(Analog/Digital)変換処理等の各種信号処理を実行する。各種信号処理によって、ディジタル信号が生成され、撮像部16の出力信号として出力される。
このような撮像部16の出力信号を、以下、「撮像画像のデータ」と呼ぶ。撮像画像のデータは、CPU11やRAM13等に適宜供給される。
入力部17は、各種釦等で構成され、ユーザの指示操作に応じて各種情報を入力する。
出力部18は、ディスプレイやスピーカ等で構成され、画像や音声を出力する。
記憶部19は、ハードディスクあるいはDRAM(Dynamic Random Access Memory)等で構成され、各種画像のデータを記憶する。
通信部20は、インターネットを含むネットワークを介して他の装置(図示せず)との間で行う通信を制御する。
ドライブ21には、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、あるいは半導体メモリ等よりなる、リムーバブルメディア31が適宜装着される。リムーバブルメディア31には、再生の対象となる動画像データ等が記憶されている。ドライブ21によってリムーバブルメディア31から読み出されたプログラムやデータ等は、必要に応じて記憶部19にインストールされる。また、リムーバブルメディア31は、記憶部19に記憶されている動画像のデータ等の各種データも、記憶部19と同様に記憶することができる。
図2は、このような動画再生装置1の機能的構成のうち、動画再生処理及び動画逆再生処理を実行するための機能的構成を示す機能ブロック図である。
動画再生処理とは、再生対象となる動画像データを復号して順方向に再生する一連の処理をいう。なお、順方向とは各フレームデータに付された時刻情報の順に従う方向を意味する。
動画逆再生処理とは、動画再生処理において再生された動画像データを逆方向に再生する一連の処理をいう。なお、逆方向とは各フレームデータに付された時刻情報の順と逆の方向を意味する。
CPU11は、動画再生処理を実行する動画再生部41と、動画逆再生処理を実行する動画逆再生部42とを備えている。
動画再生部41は、再生指示部45から動画再生処理の実行が指示入力された場合に、動画再生処理を実行する。具体的には、動画再生部41は、動画像データ記憶部47に記憶されている動画像データを復号化し、復号化して得られたフレームデータを順方向の再生順に並べて再生用データ記憶部43に記憶する。また、動画再生部41は、動画像データ記憶部47からのデータ読み出し速度が設定された閾値よりも遅い場合に、再生用データ記憶部43に記憶されているフレームデータを逆方向(時系列を遡る方向)に符号化し、符号化した動画像データを逆再生用データ記憶部44に記憶する。このとき、動画再生部41は、フレーム間圧縮されたフレームのデータについてのみ、逆再生用データ記憶部44に記憶し、動画逆再生部42が逆再生における復号を行う際には、復号に必要なフレーム内圧縮されたフレームのデータは、動画像データ記憶部47から読み出される。これにより、逆再生用データ記憶部44の記憶容量を低減できる。
なお、フレーム内圧縮されたフレームのデータも、逆再生用データ記憶部44に記憶しておくこととしても良い。
動画逆再生部42は、再生指示部45から動画逆再生処理の実行が指示入力された場合に、動画逆再生処理を実行する。具体的には、動画逆再生部42は、動画像データ記憶部47からのデータ読み出し速度が設定された閾値よりも遅い場合に、逆再生用データ記憶部44に逆再生用の動画像データが記憶されているときには、逆再生用データ記憶部44に記憶された逆再生用の動画像データを復号化して、復号化した逆再生用のフレームデータを逆再生用データ記憶部44に記憶する。また、動画逆再生部42は、動画像データ記憶部47からのデータ読み出し速度が設定された閾値よりも遅い場合で、逆再生用データ記憶部44に逆再生用の動画像データが記憶されていないとき、及び、動画像データ記憶部47からのデータ読み出し速度が設定された閾値以上である場合、動画像データ記憶部47に記憶された動画像データを復号化し、フレームデータを逆方向の再生順に並べて逆再生用データ記憶部44に記憶する。なお、動画逆再生部42は、逆再生用の動画像データの復号に必要なフレーム内圧縮されたフレームのデータは、動画像データ記憶部47から読み出す。
RAM13の一領域には、動画再生処理において復号化して得られたフレームデータを記憶する再生用データ記憶部43と、動画再生処理において逆方向に符号化して得られた逆再生用の動画像データ及び動画逆再生処理において復号化した逆再生用のフレームデータを記憶する逆再生用データ記憶部44とが設けられている。
なお、再生用データ記憶部43及び逆再生用データ記憶部44は、RAM13に設ける他、記憶部19に設けることもできる。
入力部17は、ユーザによる動画再生処理あるいは動画逆再生処理の指示入力を受け付ける再生指示部45を備えている。
出力部18は、動画再生処理及び動画逆再生処理によって復号化されたフレームデータを順次表示する動画表示部46を備えている。
リムーバブルメディア31の一領域には、動画再生処理及び動画逆再生処理の処理対象となる動画像データを記憶する動画像データ記憶部47が設けられている。
なお、動画像データ記憶部47は、リムーバブルメディア31に設ける他、記憶部19に設けることもできる。
本実施形態では、動画再生処理において動画像データが順方向に再生されている際に、動画再生部41が、動画像データ記憶部47からのデータ読み出し速度が設定された閾値よりも遅いか否かを判定する。そして、動画像データ記憶部47からのデータ読み出し速度が設定された閾値よりも遅い場合に、逆再生用に符号化した動画像データが逆再生用データ記憶部44に記憶される。動画逆再生部42は、動画像データ記憶部47からのデータ読み出し速度が設定された閾値よりも遅い場合に、逆再生用に符号化した動画像データが逆再生用データ記憶部44に記憶されているときには、その動画像データを復号化して動画像データの逆再生を行う。一方、動画像データ記憶部47からのデータ読み出し速度が設定された閾値以上である場合、及び、逆再生用に符号化した動画像データが逆再生用データ記憶部44に記憶されていない場合には、動画像データ記憶部47から動画像データを読み出して順方向に復号化し、それによって得られるフレームデータを逆方向に再生することによって、逆再生を行う。
[動作]
次に、動画再生装置1の動作を説明する。
[動画再生処理]
初めに、動画像データを順方向に再生する動画再生処理について説明する。
図3は、動画再生装置1が実行する動画再生処理の流れを示すフローチャートである。
図4は、動画再生処理におけるフレームデータの処理手順を示す模式図である。なお、図4(a)は動画像データ記憶部47に記憶されている符号化された状態の動画像データ、図4(b)は復号化されたフレームデータ、図4(c)は逆再生用に符号化され、記憶されるフレームデータを示している。
動画再生処理は、ユーザが動画再生処理の開始を指示入力することに対応して実行される。
ステップS1において、再生指示部45は、動画再生処理に関する各種情報の指示入力(再生する動画像データの指示、再生する動画像データ中における再生開始フレームの指示等)を受け付ける。
ステップS2において、動画再生部41は、動画像データ記憶部47から再生が指示されている動画像データにおける再生対象フレームデータを読み出す(図4(a)参照)。なお、ここで読み出される動画像データは、各フレーム内圧縮フレームを先頭として、後続の3フレームが、そのフレーム内圧縮フレームをIフレームとするPフレームまたはBフレームとなっている。即ち、図4(a)に示す動画像データは、4フレームで1つのGOP(Group Of Pictures)を構成している。なお、ユーザにより動画像データの先頭フレームではなく途中のフレームが再生開始フレームとして指示された場合には、再生開始が指示されたフレーム以降の動画像データを読み出すことになる。
ステップS3において、動画再生部41は、動画像データ記憶部47から再生対象フレームデータを読み出した際のデータ読み出し速度を計測する。データ読み出し速度は、実際にデータを読み出して単位時間当たりの読み出しデータ量を検出することで計測することができる。また、ここで計測されたデータ読み出し速度はRAM13に記憶保持され、次の計測時において得られた新たなデータ読み出し速度により逐次更新記憶されていくものとする。なお、データ読み出し速度は、リムーバブルメディア31の種類によって異なったり経年変化により変化したりする。
ステップS4において、動画再生部41は、動画像データ記憶部47から読み出した再生対象フレームデータを復号化し、復号化して得られたフレームデータを再生用データ記憶部43に記憶する(図4(b)参照)。
ステップS5において、動画表示部46は、再生用データ記憶部43に記憶されているフレームデータを表示する。即ち、再生が指示されている動画像データが再生される。
ステップS6において、動画再生部41は、RAM13に記憶保持されているデータ読み出し速度が設定された閾値Sthよりも遅いか否かの判定を行う。
データ読み出し速度が設定された閾値Sth以上である場合、ステップS6においてNOと判定されて、処理はステップS9に進む。
これに対し、データ読み出し速度が設定された閾値Sthよりも遅い場合、ステップS6においてYESと判定されて、処理はステップS7に進む。
ステップS7において、動画再生部41は、再生するフレームデータがフレーム内圧縮フレームのデータであるか否かの判定を行う。
再生するフレームデータがフレーム内圧縮フレームのデータである場合、ステップS7においてYESと判定されて、処理はステップS9に進む。
これに対し、再生するフレームデータがフレーム内圧縮フレームのデータでない(フレーム間圧縮フレームのデータである)場合、ステップS7においてNOと判定されて、処理はステップS8に進む。
ステップS8において、動画再生部41は、再生用データ記憶部43に記憶されたフレームデータのうち、最後のフレーム内圧縮フレームに対応する復号化フレームデータよりも時刻情報の順序が前であるフレーム間圧縮フレームに対応する3つの復号化フレームデータを、そのフレーム内圧縮フレームをIフレームとして逆方向に符号化する。つまり、再生対象フレームであるフレーム間圧縮フレーム(フレーム内圧縮フレーム直後のフレーム)の次のフレームから直後のフレーム内圧縮フレームまでの3つのフレームデータを動画像データ記憶部47から読み出して復号化した後、再生用データ記憶部43に記憶し、その後、この再生用データ記憶部43に記憶されているフレームデータのうち、最後のフレーム内圧縮フレームに対応する復号化フレームデータをIフレームとして符号化するとともに、その直前の3つのフレーム間圧縮フレームに対応する復号化フレームデータを、最後のフレーム内圧縮フレームをIフレームとして逆方向にGOP単位で符号化する。そして、動画再生部41は、逆方向に符号化した動画像データ(ここではフレーム間圧縮フレームのデータのみ)を逆再生用データ記憶部44に記憶する(図4(c)参照)。ただし、Iフレームとして用いたフレーム内圧縮フレームのデータも併せて逆再生用データ記憶部44に記憶しておくこととしても良い。なお、逆方向に符号化された後、再生用データ記憶部43に記憶された動画像データは、新たな動画像データが記憶されることに対応して、順次削除される。また、前回または前々回の再生対象フレームに対するステップS8の処理を実行した際に、既に今回の再生対象フレームであるフレーム間圧縮フレームを含むGOP単位の符号化及び記憶を行っている場合にはステップS8の処理をスキップすることになる。
ステップS9において、動画再生部41は、再生するフレームデータが動画像データにおける最終フレームのデータであるか否かの判定を行う。
再生するフレームデータが動画像データにおける最終フレームのデータでない場合、ステップS9においてNOと判定されて、今回処理した(表示させた)フレームの1つ後のフレームを次の再生対象フレームとして指定した後、処理はステップS2に進む。
これに対し、再生するフレームデータが動画像データにおける最終フレームのデータである場合、ステップS9においてYESと判定されて、動画再生処理は終了となる。
なお、動画再生処理の実行中に、ユーザによって動画再生処理の終了が指示入力された場合にも、動画再生処理は終了となる。
[動画逆再生処理]
次に、動画像データを逆方向に再生する動画逆再生処理について説明する。
図5は、動画再生装置1が実行する動画逆再生処理の流れを示すフローチャートである。
図6は、動画逆再生処理におけるフレームデータの処理手順を示す模式図である。なお、図6(a)は動画像データ記憶部47に記憶されている符号化された状態の動画像データ、図6(b)は逆再生用に符号化され、記憶されているフレームデータ、図6(c)は逆再生用に復号化されたフレームデータを示している。
動画逆再生処理は、動画再生処理によって動画像データが再生されている際に、ユーザが動画逆再生処理の開始を指示入力することに対応して実行される。
ステップS11において、再生指示部45は、動画逆再生処理を開始するための各種情報を取得する。ここで取得される情報は、例えば、逆再生を開始するフレームデータに関する情報(フレーム内圧縮フレームであるか否か等)や、RAM13に記憶保持されているデータ読み出し速度等、動画逆再生処理に必要な各種情報である。
ステップS12において、動画逆再生部42は、再生するフレームデータ(再生対象フレームデータ)がフレーム内圧縮フレームのデータであるか否かの判定を行う。なお、動画再生処理において、フレーム内圧縮フレームを逆再生用データ記憶部44に記憶している場合、ステップS12の判定は省略することができる。
再生するフレームデータがフレーム内圧縮フレームのデータでない場合、つまり、フレーム間圧縮フレームである場合、ステップS12においてNOと判定されて、処理はステップS13に進む。
これに対し、再生するフレームデータがフレーム内圧縮フレームのデータである場合、ステップS12においてYESと判定されて、処理はステップS16に進む。
ステップS13において、動画逆再生部42は、ステップS11で取得したデータ読み出し速度が設定された閾値Sthよりも遅いか否かの判定を行う。
データ読み出し速度が設定された閾値Sthよりも遅い場合、ステップS13においてYESと判定されて、処理はステップS14に進む。
これに対し、データ読み出し速度が設定された閾値Sth以上である場合、ステップS13においてNOと判定されて、処理はステップS16に進む。
なお、図3のフローチャートにおいてデータ読み出し速度が設定された閾値Sthよりも遅い場合には逆再生用の符号化データが逆再生用データ記憶部44に記憶され、データ読み出し速度が設定された閾値Sth以上である場合には逆再生用の符号化データが逆再生用データ記憶部44に記憶されないことから、ステップS13の判定を省略することとしても良い。
ステップS14において、動画逆再生部42は、逆再生用データ記憶部44に符号化された動画像データが記憶されているか否かの判定を行う。
逆再生用データ記憶部44に符号化された動画像データが記憶されている場合、ステップS14においてYESと判定されて、処理はステップS15に進む。
これに対し、逆再生用データ記憶部44に符号化された動画像データが記憶されていない場合、ステップS14においてNOと判定されて、処理はステップS16に進む。なお、ステップS14においてNOと判定されるケースとしては、例えば、図3のフローチャートにおいてユーザにより動画像データの先頭フレームではなく途中のフレームが再生開始フレームとして指示された場合であって、動画逆再生処理が進むにつれて、その途中のフレーム以前のフレームが逆再生対象のフレームになってしまった場合が考えられる。
ステップS15において、動画逆再生部42は、逆再生用データ記憶部44に記憶されている逆再生用のフレームデータ(図6(b)参照)を復号化し、動画像データの逆再生を行う。このとき、動画逆再生部42は、ステップS12においてYESと判定され、ステップS16で動画像データ記憶部47から読み出されたフレーム内圧縮フレーム(Iフレーム)を用いて、再生対象フレームであるPフレームまたはBフレームを復号化して動画表示部46に表示する(図6(c)参照)。なお、逆再生のために復号化されたフレームデータは、適宜逆再生用データ記憶部44に記憶される。また、動画逆再生処理を開始した直後であって、再生対象フレームを復号化するために必要なフレーム内圧縮フレームが読み出されていない場合は、動画像データ記憶部47からフレーム内圧縮フレームを読み出す処理が必要になる。
このようなステップS15の処理の後、処理はステップS18に進む。
ステップS13及びS14においてNOと判定された場合、ステップS16において、動画逆再生部42は、再生対象フレームであるフレーム間圧縮フレーム(PフレームまたはBフレーム)を含むGOPの動画像データを動画像データ記憶部47から読み出す(図6(a)参照)。即ち、ステップS16の処理は、動画像データ記憶部47からのデータ読み出し速度が十分に速く、動画像データ記憶部47から動画像データを読み出して逆再生を行っても円滑に処理できる場合や、逆再生用データ記憶部44に逆再生用の動画像データが記憶されていないために、動画像データ記憶部47から動画像データを読み出して逆再生を行う以外に手段がない場合に実行されるものである。なお、前回または前々回の再生対象フレームに対するステップS16の処理を実行した際に、既に今回の再生対象フレームであるフレーム間圧縮フレームを含むGOPの動画像データを動画像データ記憶部47から読み出している場合にはステップS16の処理をスキップすることになる。
また、ステップS12においてYESと判定された場合は、ステップS16において、動画逆再生部42は、再生対象フレームであるフレーム内圧縮フレーム(Iフレーム)を動画像データ記憶部47から読み出すことになるが、再生対象フレームであるフレーム内圧縮フレームを含むGOPが既に動画像データ記憶部47から読み出されている場合にはステップS16の処理をスキップすることになる。
ステップS17において、動画逆再生部42は、動画像データ記憶部47からGOP単位で読み出した動画像データを復号化し、再生対象フレームの復号化フレームデータを逆再生用データ記憶部44に記憶するとともに動画表示部46に表示する。なお、前回または前々回の再生対象フレームに対するステップS17の処理を実行した際に、既に今回の再生対象フレームを含むGOPの動画像データを復号化している場合には逆再生用データ記憶部44に記憶されている復号化済みのフレームデータを読み出して動画表示部46に表示することになる。また、ステップS16でフレーム内圧縮フレームが動画像データ記憶部47から読み出された場合には、ステップS17において、このフレーム内圧縮フレームを復号化し、この復号化フレームデータを逆再生用データ記憶部44に記憶するとともに動画表示部46に表示する。
ステップS18において、動画逆再生部42は、再生するフレームデータが動画像データにおける先頭フレームであるか否かの判定を行う。
再生するフレームデータが動画像データにおける先頭フレームでない場合、ステップS18においてNOと判定されて、今回処理した(表示させた)フレームの1つ前のフレームを次の再生対象フレームとして指定した後、処理はステップS12に進む。
これに対し、再生するフレームデータが動画像データにおける先頭フレームである場合、ステップS18においてYESと判定されて、動画逆再生処理は終了となる。
なお、動画逆再生処理の実行中に、ユーザによって動画逆再生処理の終了が指示入力された場合にも、動画逆再生処理は終了となる。
以上説明したように、本実施形態に係る動画再生装置1は、動画像データ記憶部47に記憶された動画像データを再生する際に、動画再生部41が、逆再生のためにフレームデータを逆方向に符号化してバッファしておく。このとき、動画像データが記憶された動画像データ記憶部47からのデータ読み出し速度が閾値Sthよりも遅い場合にのみ、逆再生のための符号化と、その符号化された動画像データの記憶が行われる。
そして、動画像データの逆再生を行う場合、動画像データが記憶された動画像データ記憶部47からのデータ読み出し速度が閾値Sth以上である場合には、動画逆再生部42は、動画像データ記憶部47から読み出した動画像データを順方向に一旦復号化した上で、フレームデータを逆方向に再生し、動画像データ記憶部47からのデータ読み出し速度が閾値Sthよりも遅い場合には、逆再生のために符号化してバッファされた動画像データを復号化して、動画像の逆再生を行う。
そのため、動画像データが記憶されている記憶装置の読み出し速度が十分に速く、一旦、順方向に復号化した後に逆再生を行っても円滑に逆再生を行える場合には、逆再生のために符号化した動画像データを記憶する必要がなくなる。
したがって、動画像データの逆再生のために要する記憶容量を低減することが可能となる。
なお、本発明は、上述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
例えば、上述の実施形態において、動画再生処理のステップS8では、逆再生のために逆再生用データ記憶部44に記憶する動画像データを逆方向に符号化することとしたが、逆再生のための動画像データは、符号化することなく、順方向の再生時に復号化したフレームデータを逆再生用データ記憶部44に記憶しても良い。
この場合、逆再生のための動画像データを符号化する場合に比べ、処理時間を短縮しつつ、より高画質な動画像の再生を行うことができる。なお、この場合にも、動画像データが記憶されている記憶装置からの読み出し速度が閾値より遅い場合にのみ、逆再生用の動画像データを記憶すれば良いため、動画像データの逆再生のために要する記憶容量を低減することが可能となる。
また、上述の実施形態の図3のフローチャートにおいて、ステップS3の読み出し速度計測処理を再生対象のフレームデータを読み出す度に行うようにしたが、データ読み出し速度は、リムーバブルメディア31の種類によって異なったり経年変化により変化するものであり、動画再生処理中に変化してしまうような性質のものではないので、再生開始フレームのデータを読み出すときのみ読み出し速度計測処理を行うようにしても良い。
また、上述の実施形態の図3のフローチャートのステップS6においてRAM13に記憶保持されているデータ読み出し速度が設定された閾値Sthよりも遅いか否かの判定を行うようにしたが、例えば、再生開始フレームのデータを読み出すときのみ読み出し速度計測処理を行うようにした場合には、その際にデータ読み出し速度が設定された閾値Sthよりも遅いか否かの判定を1回だけ行うようにしても良い。この1回の判定以降は、閾値Sthよりも遅いと判定された場合はステップS6の処理をスキップし、閾値Sthよりも速いと判定された場合はステップS6〜S8の処理をスキップするようにしても良いし、1回の判定結果(遅い/速い)を記憶しておき、ステップS6において記憶されている判定結果を参照して判断するようにしても良い。
また、同様に、上述の実施形態の図6のフローチャートのステップS13においてRAM13に記憶保持されているデータ読み出し速度が設定された閾値Sthよりも遅いか否かの判定を行うようにしたが、例えば、動画逆再生処理を開始する際に1回だけデータ読み出し速度が設定された閾値Sthよりも遅いか否かの判定を行うようにしても良い。この1回の判定以降は、閾値Sthよりも遅いと判定された場合はステップS13の処理をスキップし、閾値Sthよりも速いと判定された場合はステップS13〜S15の処理をスキップするようにしても良い。
また、上述の実施形態の図3のフローチャートにおいて読み出し速度ではなく判定結果(遅い/速い)を記憶するようにした場合には、図6のフローチャートのステップS13は、記憶されている判定結果を参照して判断することになる。
また、上述の実施形態では、動画像データが記憶されている記憶装置(動画像データ記憶部47)からのデータ読み出し速度が閾値Sthよりも遅いか否かを判定し、閾値Sthよりも読み出し速度が遅い場合に、一律に逆再生のための符号化及び符号化されたデータの記憶を行うこととした。
これに対し、動画像データが記憶されている記憶装置からの読み出し速度について、閾値を複数設定し、それらの閾値との関係に応じて、動画像データのうち、逆再生のための符号化及び符号化されたデータの記憶を行う割合を異ならせることもできる。
例えば、動画像データが記憶されている記憶装置からの読み出し速度について、閾値Sth1,Sth2(Sth1>Sth2)を設定し、読み出し速度が閾値Sth2よりも遅い場合は、第1実施形態と同様に逆再生のための符号化等を行い、読み出し速度が閾値Sth1よりも遅く、閾値Sth2以上である場合には、GOP単位で、逆再生のための符号化等を行うフレーム群と、記憶装置から読み出して逆再生を行うフレーム群とを交互に切り替えることができる。
この場合、動画再生装置1のハードウェア資源をより効率的に使用しながら、動画像データの逆再生のために要する記憶容量を低減することができる。
また、上述の実施形態では、本発明が適用される動画再生装置1は、デジタルカメラを例として説明したが、特にこれに限定されない。
例えば、本発明は、動画再生機能を有する電子機器一般に適用することができる。具体的には、例えば、本発明は、ノート型のパーソナルコンピュータ、テレビジョン受像機、ビデオカメラ、携帯型ナビゲーション装置、携帯電話機、ポータブルゲーム機等に適用可能である。
このようなプログラムを含む記録媒体は、ユーザにプログラムを提供するために装置本体とは別に配布される図1のリムーバブルメディア31により構成されるだけでなく、装置本体に予め組み込まれた状態でユーザに提供される記録媒体等で構成される。リムーバブルメディア31は、例えば、磁気ディスク(フロッピディスクを含む)、光ディスク、半導体メモリカード、または光磁気ディスク等により構成される。メモリカードは、例えばSDカードにより構成され、光ディスクは、例えば、CD−ROM(Compact Disk−Read Only Memory),DVD(Digital Versatile Disk)等により構成される。光磁気ディスクは、MD(Mini−Disk)等により構成される。また、装置本体に予め組み込まれた状態でユーザに提供される記録媒体は、例えば、プログラムが記録されている図1のROM12や、図1の記憶部19に含まれるハードディスク等で構成される。
一連の処理をソフトウェアにより実行させる場合には、そのソフトウェアを構成するプログラムが、コンピュータ等にネットワークや記録媒体からインストールされる。
コンピュータは、専用のハードウェアに組み込まれているコンピュータであっても良い。また、コンピュータは、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能なコンピュータ、例えば汎用のパーソナルコンピュータであっても良い。
このようなプログラムを含む記録媒体は、ユーザにプログラムを提供するために装置本体とは別に配布される図1のリムーバブルメディア31により構成されるだけでなく、装置本体に予め組み込まれた状態でユーザに提供される記録媒体等で構成される。リムーバブルメディア31は、例えば、磁気ディスク(フロッピディスクを含む)、光ディスク、または光磁気ディスク等により構成される。光ディスクは、例えば、CD−ROM(Compact Disk−Read Only Memory),DVD(Digital Versatile Disk)等により構成される。光磁気ディスクは、MD(Mini−Disk)等により構成される。また、装置本体に予め組み込まれた状態でユーザに提供される記録媒体は、例えば、プログラムが記録されている図1のROM12や、図1の記憶部19に含まれるハードディスク等で構成される。
なお、本明細書において、記録媒体に記録されるプログラムを記述するステップは、その順序に沿って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的或あるいは個別に実行される処理をも含むものである。
また、本明細書において、システムの用語は、複数の装置や複数の手段等より構成される全体的な装置を意味するものとする。
以上、本発明のいくつかの実施形態について説明したが、これらの実施形態は、例示に過ぎず、本発明の技術的範囲を限定するものではない。本発明はその他の様々な実施形態を取ることが可能であり、さらに、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、省略や置換等種々の変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、本明細書等に記載された発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
以下に、本願の出願当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[付記1]
動画像データが記憶された動画像データ記憶手段と、
前記動画像データ記憶手段からのデータの読み出し速度が、設定された閾値よりも遅いか否かを判定する読み出し速度判定手段と、
前記動画像データを再生する動画再生手段と、
前記読み出し速度判定手段によって、前記読み出し速度が前記閾値よりも遅いと判定された場合に、前記動画再生手段によって再生された動画像データの少なくとも一部を記憶する逆再生用データ記憶手段と、
前記逆再生用データ記憶手段に記憶された動画像データを、前記動画再生手段による再生の順序と逆方向に再生する動画逆再生手段と、
を備えることを特徴とする動画再生装置。
[付記2]
前記読み出し速度判定手段によって、前記読み出し速度が前記閾値よりも遅いと判定された場合に、前記動画再生手段によって再生された前記動画像データの少なくとも一部に、前記動画再生手段による再生の順序と逆方向に再生するための符号化を行う逆再生用符号化手段を備え、
前記逆再生用データ記憶手段は、前記逆再生用符号化手段によって符号化された動画像データを記憶し、
前記動画逆再生手段は、前記逆再生用データ記憶手段に記憶された動画像データを復号化して、前記動画再生手段による再生の順序と逆方向に再生することを特徴とする付記1に記載の動画再生装置。
[付記3]
前記動画像データ記憶手段に記憶された前記動画像データは、フレーム内圧縮されたフレームのデータとフレーム間圧縮されたフレームのデータとを含み、
前記逆再生用符号化手段は、前記動画再生手段によって再生された動画像データのうち、前記フレーム間圧縮されたフレームのデータを復号化して得られたフレームのデータに対して前記符号化を行い、
前記逆再生用データ記憶手段は、前記フレーム間圧縮されたフレームのデータに対応する前記符号化されたフレームのデータを記憶し、
前記動画逆再生手段は、前記動画像データ記憶手段に記憶されている前記フレーム内圧縮されたフレームのデータと、前記逆再生用データ記憶手段に記憶されている前記符号化されたフレームのデータとに基づいて復号化を行い、前記動画像データを逆方向に再生することを特徴とする付記2に記載の動画再生装置。
[付記4]
前記逆再生用符号化手段は、前記動画像データ記憶手段に記憶されている前記フレーム内圧縮されたフレームのデータを基に、時刻情報が示す順序が当該フレームのデータよりも前に位置する前記フレーム間圧縮されたフレームのデータに対応する動画像データを符号化することを特徴とする付記3に記載の動画再生装置。
[付記5]
前記動画像データ記憶手段は、フレーム内圧縮されたフレームのデータとフレーム間圧縮されたフレームのデータとを含む動画像データを記憶し、
前記動画再生手段は、前記動画像データを復号化する手段を含むことを特徴とする付記1又は2に記載の動画再生装置。
[付記6]
前記動画逆再生手段は、前記逆再生用データ記憶手段に動画像データが記憶されていない場合に、前記動画像データ記憶手段に記憶されている動画像データを読み出して、前記動画再生手段による再生の順序と逆方向に再生することを特徴とする付記1乃至5の何れかに記載の動画再生装置。
[付記7]
前記動画逆再生手段は、前記読み出し速度判定手段によって、前記読み出し速度が前記閾値よりも早いと判定された場合に、前記動画像データ記憶手段に記憶されている動画像データを読み出して、前記動画再生手段による再生の順序と逆方向に再生することを特徴とする付記1乃至6の何れかに記載の動画再生装置。
[付記8]
動画像データが記憶された動画像データ記憶手段からのデータの読み出し速度が、設定された閾値よりも遅いか否かを判定する読み出し速度判定ステップと、
前記動画像データを再生する動画再生ステップと、
前記読み出し速度判定ステップにおいて、前記読み出し速度が前記閾値よりも遅いと判定された場合に、前記動画再生ステップにおいて再生された動画像データの少なくとも一部を記憶する逆再生用データ記憶ステップと、
前記逆再生用データ記憶ステップにおいて記憶された動画像データを、前記動画再生ステップにおける再生の順序と逆方向に再生する動画逆再生ステップと、
を含むことを特徴とする動画再生方法。
[付記9]
動画像データが記憶された動画像データ記憶手段を備えるコンピュータに、
前記動画像データ記憶手段からのデータの読み出し速度が、設定された閾値よりも遅いか否かを判定する読み出し速度判定機能と、
前記動画像データを再生する動画再生機能と、
前記読み出し速度判定機能によって、前記読み出し速度が前記閾値よりも遅いと判定された場合に、前記動画再生機能によって再生された動画像データの少なくとも一部を記憶させる逆再生用データ記憶機能と、
前記逆再生用データ記憶機能によって記憶された動画像データを、前記動画再生機能による再生の順序と逆方向に再生する動画逆再生機能と、
を実現させることを特徴とするプログラム。
1・・・動画再生装置、11・・・CPU、12・・・ROM、13・・・RAM、14・・・バス、15・・・入出力インターフェース、16・・・撮像部、17・・・入力部、18・・・出力部、19・・・記憶部、20・・・通信部、21・・・ドライブ、31・・・リムーバブルメディア、41・・・動画再生部41・・・動画逆再生部、43・・・再生用データ記憶部、44・・・逆再生用データ記憶部、45・・・再生指示部、46・・・動画表示部、47・・・動画像データ記憶部

Claims (9)

  1. 動画像データが記憶された動画像データ記憶手段と、
    前記動画像データ記憶手段からのデータの読み出し速度が、設定された閾値よりも遅いか否かを判定する読み出し速度判定手段と、
    前記動画像データを再生する動画再生手段と、
    前記読み出し速度判定手段によって、前記読み出し速度が前記閾値よりも遅いと判定された場合に、前記動画再生手段によって再生された動画像データの少なくとも一部を記憶する逆再生用データ記憶手段と、
    前記逆再生用データ記憶手段に記憶された動画像データを、前記動画再生手段による再生の順序と逆方向に再生する動画逆再生手段と、
    を備えることを特徴とする動画再生装置。
  2. 前記読み出し速度判定手段によって、前記読み出し速度が前記閾値よりも遅いと判定された場合に、前記動画再生手段によって再生された前記動画像データの少なくとも一部に、前記動画再生手段による再生の順序と逆方向に再生するための符号化を行う逆再生用符号化手段を備え、
    前記逆再生用データ記憶手段は、前記逆再生用符号化手段によって符号化された動画像データを記憶し、
    前記動画逆再生手段は、前記逆再生用データ記憶手段に記憶された動画像データを復号化して、前記動画再生手段による再生の順序と逆方向に再生することを特徴とする請求項1に記載の動画再生装置。
  3. 前記動画像データ記憶手段に記憶された前記動画像データは、フレーム内圧縮されたフレームのデータとフレーム間圧縮されたフレームのデータとを含み、
    前記逆再生用符号化手段は、前記動画再生手段によって再生された動画像データのうち、前記フレーム間圧縮されたフレームのデータを復号化して得られたフレームのデータに対して前記符号化を行い、
    前記逆再生用データ記憶手段は、前記フレーム間圧縮されたフレームのデータに対応する前記符号化されたフレームのデータを記憶し、
    前記動画逆再生手段は、前記動画像データ記憶手段に記憶されている前記フレーム内圧縮されたフレームのデータと、前記逆再生用データ記憶手段に記憶されている前記符号化されたフレームのデータとに基づいて復号化を行い、前記動画像データを逆方向に再生することを特徴とする請求項2に記載の動画再生装置。
  4. 前記逆再生用符号化手段は、前記動画像データ記憶手段に記憶されている前記フレーム内圧縮されたフレームのデータを基に、時刻情報が示す順序が当該フレームのデータよりも前に位置する前記フレーム間圧縮されたフレームのデータに対応する動画像データを符号化することを特徴とする請求項3に記載の動画再生装置。
  5. 前記動画像データ記憶手段は、フレーム内圧縮されたフレームのデータとフレーム間圧縮されたフレームのデータとを含む動画像データを記憶し、
    前記動画再生手段は、前記動画像データを復号化する手段を含むことを特徴とする請求項1又は2に記載の動画再生装置。
  6. 前記動画逆再生手段は、前記逆再生用データ記憶手段に動画像データが記憶されていない場合に、前記動画像データ記憶手段に記憶されている動画像データを読み出して、前記動画再生手段による再生の順序と逆方向に再生することを特徴とする請求項1乃至5の何れかに記載の動画再生装置。
  7. 前記動画逆再生手段は、前記読み出し速度判定手段によって、前記読み出し速度が前記閾値よりも早いと判定された場合に、前記動画像データ記憶手段に記憶されている動画像データを読み出して、前記動画再生手段による再生の順序と逆方向に再生することを特徴とする請求項1乃至6の何れかに記載の動画再生装置。
  8. 動画像データが記憶された動画像データ記憶手段からのデータの読み出し速度が、設定された閾値よりも遅いか否かを判定する読み出し速度判定ステップと、
    前記動画像データを再生する動画再生ステップと、
    前記読み出し速度判定ステップにおいて、前記読み出し速度が前記閾値よりも遅いと判定された場合に、前記動画再生ステップにおいて再生された動画像データの少なくとも一部を記憶する逆再生用データ記憶ステップと、
    前記逆再生用データ記憶ステップにおいて記憶された動画像データを、前記動画再生ステップにおける再生の順序と逆方向に再生する動画逆再生ステップと、
    を含むことを特徴とする動画再生方法。
  9. 動画像データが記憶された動画像データ記憶手段を備えるコンピュータに、
    前記動画像データ記憶手段からのデータの読み出し速度が、設定された閾値よりも遅いか否かを判定する読み出し速度判定機能と、
    前記動画像データを再生する動画再生機能と、
    前記読み出し速度判定機能によって、前記読み出し速度が前記閾値よりも遅いと判定された場合に、前記動画再生機能によって再生された動画像データの少なくとも一部を記憶させる逆再生用データ記憶機能と、
    前記逆再生用データ記憶機能によって記憶された動画像データを、前記動画再生機能による再生の順序と逆方向に再生する動画逆再生機能と、
    を実現させることを特徴とするプログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN110019866A (zh) * 2017-09-30 2019-07-16 腾讯科技(深圳)有限公司 动态图片播放方法、装置及存储介质

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