JP2013051706A - マルチキャスト同報通信単一周波数ネットワークデータスケジューリングおよびハンドリング - Google Patents
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Abstract
【課題】マルチキャスト同報通信単一周波数ネットワーク(MBSFN)のスケジューリングのためのシステムの提供。
【解決手段】システムは、1つ以上のマルチキャストトラフィックチャネル(MTCH)を伝送する複数の拡張ノードB(ENB)を促進するように構成される、中央制御を含む。1つ以上のMTCHは、可変スケジューリング期間(SP)中に提供され、かつ、MBSFNトラフィックコンテンツを含むデータ部分と、MBSFNトラフィックコンテンツに関連するスケジューリング情報を含む可変スケジューリング部分とを含む。
【選択図】図1
【解決手段】システムは、1つ以上のマルチキャストトラフィックチャネル(MTCH)を伝送する複数の拡張ノードB(ENB)を促進するように構成される、中央制御を含む。1つ以上のMTCHは、可変スケジューリング期間(SP)中に提供され、かつ、MBSFNトラフィックコンテンツを含むデータ部分と、MBSFNトラフィックコンテンツに関連するスケジューリング情報を含む可変スケジューリング部分とを含む。
【選択図】図1
Description
(背景)
従来のワイヤレス電気通信システムでは、基地局内の伝送装置が、セルとして公知の地理的な領域全体に、信号を伝送する。技術の進化が進むにつれて、以前は不可能であったサービスを提供することのできる、より高度なネットワークアクセス装置が導入されてきた。この高度なネットワークアクセス装置は、基地局、または従来のワイヤレス電気通信システム内の同等の装置よりも高度に進化した他のシステムおよびデバイスではなく、例えば、拡張ノードB(ENB)を含む場合がある。こうした高度なまたは次世代の装置は、本明細書では、ロングタームエボリューション(LTE)装置と称される場合がある。LTE装置では、ワイヤレスデバイスが電気通信ネットワークへのアクセスを取得可能な領域を、「ホットスポット」等の、「セル」以外の名前で称する場合がある。本明細書中で用いるように、「セル」という用語は、ワイヤレスデバイスが、従来の移動デバイス、LTEデバイス、または他のデバイスであるかには関係なく、ワイヤレスデバイスが電気通信ネットワークへのアクセスを取得できる任意の領域を称するために使用される。
従来のワイヤレス電気通信システムでは、基地局内の伝送装置が、セルとして公知の地理的な領域全体に、信号を伝送する。技術の進化が進むにつれて、以前は不可能であったサービスを提供することのできる、より高度なネットワークアクセス装置が導入されてきた。この高度なネットワークアクセス装置は、基地局、または従来のワイヤレス電気通信システム内の同等の装置よりも高度に進化した他のシステムおよびデバイスではなく、例えば、拡張ノードB(ENB)を含む場合がある。こうした高度なまたは次世代の装置は、本明細書では、ロングタームエボリューション(LTE)装置と称される場合がある。LTE装置では、ワイヤレスデバイスが電気通信ネットワークへのアクセスを取得可能な領域を、「ホットスポット」等の、「セル」以外の名前で称する場合がある。本明細書中で用いるように、「セル」という用語は、ワイヤレスデバイスが、従来の移動デバイス、LTEデバイス、または他のデバイスであるかには関係なく、ワイヤレスデバイスが電気通信ネットワークへのアクセスを取得できる任意の領域を称するために使用される。
電気通信ネットワークにおいてユーザが使用する可能性のあるデバイスは、携帯電話、パーソナルデジタルアシスタント、ハンドヘルドコンピュータ、ポータブルコンピュータ、ラップトップコンピュータ、タブレットコンピュータおよび同様のデバイス等の携帯端末、および常駐型(residential)ゲートウェイ、テレビ、セットトップボックス等の固定端末の両方を含むことができる。こうしたデバイスは、本明細書では、ユーザ機器またはUEと称される。
LTEベースのセルのグループは、中央制御として公知の、単一エンティティの制御を受ける場合がある。中央制御は、典型的には、伝送のスケジューリングおよびセルの変調および符号化方式の制御等、セルのグループで、特定のアクティビティを管理および調整する。変調および符号化方式は、二位相偏移変調(BPSK)、四位相偏移変調(QPSK)、直交振幅変調(QAM)、または当業者に公知の他の方式を含む場合がある。
LTEベースの装置によって提供される可能性のあるサービスは、テレビ番組、ストリーミング動画、ストリーミング音声、および他のマルチメディアコンテンツの同報通信またはマルチキャストを含むことができる。こうしたサービスは、通常、マルチメディア同報通信マルチキャストサービス(MBMS)と称される。MBMSは、単一セルまたはいくつかの連続または重複セル全体に伝送される場合がある。MBMSを受信するセルのセットは、サービスエリアと称することができる。中央制御の制御を受けるサービスエリアおよび領域は、必ずしも一致しない。例えば、中央制御は、その制御を受ける第1のセルのサブセットが第1のMBMSを配信し、その制御を受ける第2のセルのサブセットが第2のMBMSを配信するように、指定する場合がある。
複数のセルが重複する場合、重複領域内のUEは、複数のENBからの伝送を受信できる。UEが、複数のENBから実質的に同一のデータを受信する場合に、ENBからの伝送は、1つのみのENBがシグナルを伝送している場合よりも、かなり高い品質のシグナルを提供するために、互いに増強できることが、当該分野において公知である。すなわち、実質的に同一のデータが、実質的に同一の変調および符号化を有する、実質的に同一のリソース上で、実質的に同時に伝送される場合に、より高い信号対雑音比を得ることができる。複数の実質的に同一のシグナルが存在する領域は、単一周波数ネットワーク、またはSFNとして公知である。サービスエリア内のENBの全てが、実質的に同一のシグナルを有するMBMSを伝送している場合、サービスエリアは、マルチキャスト/同報通信SFN(MBSFN)と称することができる。
本開示のより完全な理解のために、添付の図面および発明を実施するための形態に関して述べられる、以下の簡単な説明を参照する。ここで、同一の参照番号は同一のパーツを表す。
例えば、本願発明は以下の項目を提供する。
(項目1)
マルチキャスト同報通信単一周波数ネットワーク「MBSFN」のためのスケジューリングを提供するシステムであって、
1つ以上のマルチキャストトラフィックチャネル「MTCH」を伝送する複数の拡張ノードB「ENB」を促進するように構成されている中央制御を備え、該1つ以上のMTCHは、可変スケジューリング期間「SP」中に提供され、該1つ以上のMTCHは、MBSFNトラフィックコンテンツを含むデータ部分と、該MBSFNトラフィックコンテンツに関するスケジューリング情報を含む可変スケジューリング部分とを含む、システム。
(項目2)
前記スケジューリング情報は、前記伝送に関連するサービスタイミング、周期性、割り当てられたリソース、およびサービス識別「ID」、ならびに前記MBSFNトラフィックコンテンツに関連する変調情報および符号化情報のうちの少なくとも1つを含む、項目1に記載のシステム。
(項目3)
前記中央制御は、前記SPの長さを割り当てるようにさらに構成されている、項目1または項目2に記載のシステム。
(項目4)
前記SPの長さは、一定の期間にわたって動的である、項目3に記載のシステム。
(項目5)
セカンダリマルチキャスト制御チャネル「S−MCCH」を提供することをさらに含み、該S−MCCHは、永続的サービスを有する複数の前記MTCHのそれぞれに対するスケジューリング情報を含む、項目1〜4のいずれかに記載のシステム。
(項目6)
複数のマルチキャストトラフィックチャネル「MTCH」を提供する方法であって、
単一マルチキャスト同報通信単一周波数ネットワーク「MSBFN」に属する、該複数のMTCHを決定することと、
該複数のMTCHの多重化方式を選択することと、
可変スケジューリング期間「SP」にわたって、該多重化方式に従って、単一マルチキャストトランスポートチャネル「MCH」層に該複数のMTCHをマッピングすることであって、該複数のMTCHからのトラフィックは、該SPの複数のトランスポートブロック「TB」に割り当てられる、ことと
を含む、方法。
(項目7)
中央制御は、前記SPの長さを決定し、前記複数のMTCHのうちのどれが前記MSBFNに属するかを決定し、該複数のMTCHに対する前記多重化方式を選択する、項目6に記載の方法。
(項目8)
前記選択された多重化方式は、周波数優先多重化方式である、項目6または項目7に記載の方法。
(項目9)
完全に伝送されていない前記複数のMTCHのそれぞれからのトラフィックは、前記SPのサブフレームの複数のTBにマッピングされる、項目8に記載の方法。
(項目10)
前記選択された多重化方式は、時間優先多重化方式である、項目6または項目7に記載の方法。
(項目11)
第2のMTCHからのトラフィックを前記SPのサブフレームにマッピングする前に、第1のMTCHからの全てのトラフィックが、該SPのサブフレームにマッピングされるように、前記複数のMTCHのそれぞれからのトラフィックは、該SPの複数のサブフレームに順次マッピングされる、項目10に記載の方法。
(項目12)
複数の前記サブフレームのうちの1つの前記複数のTBの少なくともいくつかは、前記第1のMTCHから最後に残ったコンテンツを伝送することから、前記第2のMTCHから第1のコンテンツを伝送することへの移行中に、前記MTCHのうちの2つ以上からのトラフィックを有する、項目11に記載の方法。
(項目13)
SPの長さは、経時的に動的であり、中央制御によって割り当てられる、項目6から項目12のうちのいずれかに記載の方法。
(項目14)
マルチメディア同報通信マルチキャストサービス「MBMS」をスケジューリングする、ワイヤレス電気通信ネットワーク内のネットワーク制御エンティティであって、
実質的に一定のサービス速度を有するMTCHを伝送することを促進するように構成されているプロセッサを備え、該プロセッサは、該伝送されたMTCHに関連付けられたスケジューリング情報を提供するセカンダリマルチキャスト制御チャネル「S−MCCH」を促進するようにさらに構成され、該プロセッサは、動的サービス速度を有する複数のMTCHを伝送することを促進するようにさらに構成され、該プロセッサは、該動的サービス速度を有する該複数のMTCHと、データ部分およびスケジューリング部分を有するスケジューリング期間「SP」を有するMCHの間に該実質的に一定の速度を有する該MTCHとを提供することを促進するように構成され、該スケジューリング部分は、該動的サービス速度を有する該MTCHに対する該スケジューリング情報のみを維持する、ネットワーク制御エンティティ。
(項目15)
前記SPおよび前記スケジューリング部分は可変である、項目14に記載のネットワーク制御エンティティ。
(項目16)
マルチキャスト同報通信単一周波数ネットワーク「MBSFN」トラフィックコンテンツを受信するユーザ機器であって、
可変スケジューリング期間「SP」中に提供される1つ以上のマルチキャストトラフィックチャネル「MTCH」伝送を受信するように構成されているプロセッサを備え、該MTCHは、MBSFNトラフィックコンテンツを含むデータ部分と、該MBSFNトラフィックコンテンツに関連するスケジューリング情報を含む可変スケジューリング部分とを有し、該プロセッサは、複数の該MTCHのうちの1つ以上を受信するために、該スケジューリング部分の中の該スケジューリング情報を使用するように構成されている、ユーザ機器。
(項目17)
前記スケジューリング情報は、複数の前記MTCHのうちの1つ以上を受信するために使用される、サービスタイミング、周期性、割り当てられたリソース、およびサービス識別「ID」を含む、項目16に記載のユーザ機器。
(項目18)
前記ユーザ機器は、複数の前記MTCHのうちの1つ以上を受信するために使用される、前記MBSFNトラフィックコンテンツに関連する変調情報および符号化情報をさらに含む前記スケジューリング情報を使用するように構成されている、項目16に記載のユーザ機器。
(項目19)
コンピューティングデバイスのプロセッサによって実行可能なコンピュータ読み取り可能命令を格納するコンピュータ読み取り可能媒体であって、該コンピュータ読み取り可能命令は、項目6〜項目13のうちのいずれかに記載の方法のステップを該デバイスに実行させる、コンピュータ読み取り可能媒体。
(項目20)
ユーザ機器であって、
単一マルチキャスト同報通信単一周波数ネットワーク「MSBFN」同報通信を受信するように構成されているプロセッサを備え、該同報通信は、該同報通信を含むように多重化され、かつ、可変スケジューリング期間「SP」にわたって、多重化方式に従って、単一マルチキャストトランスポートチャネル「MCH」層にマッピングされる複数のMTCHを有し、該複数のMTCHからのトラフィックは、該SPの複数のトランスポートブロック「TB」に割り当てられ、該プロセッサは、該複数のMTCHのうちの1つを受信するように該スケジューリング期間を分析するために、該多重化方式に関連する逆多重化方式を使用するようにさらに構成されている、ユーザ機器。
(項目21)
前記選択された多重化方式は、周波数優先多重化方式または時間優先多重化方式を含む、項目20に記載のユーザ機器。
例えば、本願発明は以下の項目を提供する。
(項目1)
マルチキャスト同報通信単一周波数ネットワーク「MBSFN」のためのスケジューリングを提供するシステムであって、
1つ以上のマルチキャストトラフィックチャネル「MTCH」を伝送する複数の拡張ノードB「ENB」を促進するように構成されている中央制御を備え、該1つ以上のMTCHは、可変スケジューリング期間「SP」中に提供され、該1つ以上のMTCHは、MBSFNトラフィックコンテンツを含むデータ部分と、該MBSFNトラフィックコンテンツに関するスケジューリング情報を含む可変スケジューリング部分とを含む、システム。
(項目2)
前記スケジューリング情報は、前記伝送に関連するサービスタイミング、周期性、割り当てられたリソース、およびサービス識別「ID」、ならびに前記MBSFNトラフィックコンテンツに関連する変調情報および符号化情報のうちの少なくとも1つを含む、項目1に記載のシステム。
(項目3)
前記中央制御は、前記SPの長さを割り当てるようにさらに構成されている、項目1または項目2に記載のシステム。
(項目4)
前記SPの長さは、一定の期間にわたって動的である、項目3に記載のシステム。
(項目5)
セカンダリマルチキャスト制御チャネル「S−MCCH」を提供することをさらに含み、該S−MCCHは、永続的サービスを有する複数の前記MTCHのそれぞれに対するスケジューリング情報を含む、項目1〜4のいずれかに記載のシステム。
(項目6)
複数のマルチキャストトラフィックチャネル「MTCH」を提供する方法であって、
単一マルチキャスト同報通信単一周波数ネットワーク「MSBFN」に属する、該複数のMTCHを決定することと、
該複数のMTCHの多重化方式を選択することと、
可変スケジューリング期間「SP」にわたって、該多重化方式に従って、単一マルチキャストトランスポートチャネル「MCH」層に該複数のMTCHをマッピングすることであって、該複数のMTCHからのトラフィックは、該SPの複数のトランスポートブロック「TB」に割り当てられる、ことと
を含む、方法。
(項目7)
中央制御は、前記SPの長さを決定し、前記複数のMTCHのうちのどれが前記MSBFNに属するかを決定し、該複数のMTCHに対する前記多重化方式を選択する、項目6に記載の方法。
(項目8)
前記選択された多重化方式は、周波数優先多重化方式である、項目6または項目7に記載の方法。
(項目9)
完全に伝送されていない前記複数のMTCHのそれぞれからのトラフィックは、前記SPのサブフレームの複数のTBにマッピングされる、項目8に記載の方法。
(項目10)
前記選択された多重化方式は、時間優先多重化方式である、項目6または項目7に記載の方法。
(項目11)
第2のMTCHからのトラフィックを前記SPのサブフレームにマッピングする前に、第1のMTCHからの全てのトラフィックが、該SPのサブフレームにマッピングされるように、前記複数のMTCHのそれぞれからのトラフィックは、該SPの複数のサブフレームに順次マッピングされる、項目10に記載の方法。
(項目12)
複数の前記サブフレームのうちの1つの前記複数のTBの少なくともいくつかは、前記第1のMTCHから最後に残ったコンテンツを伝送することから、前記第2のMTCHから第1のコンテンツを伝送することへの移行中に、前記MTCHのうちの2つ以上からのトラフィックを有する、項目11に記載の方法。
(項目13)
SPの長さは、経時的に動的であり、中央制御によって割り当てられる、項目6から項目12のうちのいずれかに記載の方法。
(項目14)
マルチメディア同報通信マルチキャストサービス「MBMS」をスケジューリングする、ワイヤレス電気通信ネットワーク内のネットワーク制御エンティティであって、
実質的に一定のサービス速度を有するMTCHを伝送することを促進するように構成されているプロセッサを備え、該プロセッサは、該伝送されたMTCHに関連付けられたスケジューリング情報を提供するセカンダリマルチキャスト制御チャネル「S−MCCH」を促進するようにさらに構成され、該プロセッサは、動的サービス速度を有する複数のMTCHを伝送することを促進するようにさらに構成され、該プロセッサは、該動的サービス速度を有する該複数のMTCHと、データ部分およびスケジューリング部分を有するスケジューリング期間「SP」を有するMCHの間に該実質的に一定の速度を有する該MTCHとを提供することを促進するように構成され、該スケジューリング部分は、該動的サービス速度を有する該MTCHに対する該スケジューリング情報のみを維持する、ネットワーク制御エンティティ。
(項目15)
前記SPおよび前記スケジューリング部分は可変である、項目14に記載のネットワーク制御エンティティ。
(項目16)
マルチキャスト同報通信単一周波数ネットワーク「MBSFN」トラフィックコンテンツを受信するユーザ機器であって、
可変スケジューリング期間「SP」中に提供される1つ以上のマルチキャストトラフィックチャネル「MTCH」伝送を受信するように構成されているプロセッサを備え、該MTCHは、MBSFNトラフィックコンテンツを含むデータ部分と、該MBSFNトラフィックコンテンツに関連するスケジューリング情報を含む可変スケジューリング部分とを有し、該プロセッサは、複数の該MTCHのうちの1つ以上を受信するために、該スケジューリング部分の中の該スケジューリング情報を使用するように構成されている、ユーザ機器。
(項目17)
前記スケジューリング情報は、複数の前記MTCHのうちの1つ以上を受信するために使用される、サービスタイミング、周期性、割り当てられたリソース、およびサービス識別「ID」を含む、項目16に記載のユーザ機器。
(項目18)
前記ユーザ機器は、複数の前記MTCHのうちの1つ以上を受信するために使用される、前記MBSFNトラフィックコンテンツに関連する変調情報および符号化情報をさらに含む前記スケジューリング情報を使用するように構成されている、項目16に記載のユーザ機器。
(項目19)
コンピューティングデバイスのプロセッサによって実行可能なコンピュータ読み取り可能命令を格納するコンピュータ読み取り可能媒体であって、該コンピュータ読み取り可能命令は、項目6〜項目13のうちのいずれかに記載の方法のステップを該デバイスに実行させる、コンピュータ読み取り可能媒体。
(項目20)
ユーザ機器であって、
単一マルチキャスト同報通信単一周波数ネットワーク「MSBFN」同報通信を受信するように構成されているプロセッサを備え、該同報通信は、該同報通信を含むように多重化され、かつ、可変スケジューリング期間「SP」にわたって、多重化方式に従って、単一マルチキャストトランスポートチャネル「MCH」層にマッピングされる複数のMTCHを有し、該複数のMTCHからのトラフィックは、該SPの複数のトランスポートブロック「TB」に割り当てられ、該プロセッサは、該複数のMTCHのうちの1つを受信するように該スケジューリング期間を分析するために、該多重化方式に関連する逆多重化方式を使用するようにさらに構成されている、ユーザ機器。
(項目21)
前記選択された多重化方式は、周波数優先多重化方式または時間優先多重化方式を含む、項目20に記載のユーザ機器。
(詳細な説明)
本開示の1つ以上の実施形態の例示的な実施例を以下に示すが、開示されたシステムおよび/または方法は、現在公知であるか、既に存在しているかに関係なく、任意の数の技術を用いて実施してもよいことを理解されたい。本開示は、本明細書中に図示および記載される例示的なデザインおよび実施例を含む、以下に図示される、例示的な実施例、図面、および技術に制限すべきではなく、その均等物の全範囲と共に、添付の請求項の範囲内において、修正してもよい。
本開示の1つ以上の実施形態の例示的な実施例を以下に示すが、開示されたシステムおよび/または方法は、現在公知であるか、既に存在しているかに関係なく、任意の数の技術を用いて実施してもよいことを理解されたい。本開示は、本明細書中に図示および記載される例示的なデザインおよび実施例を含む、以下に図示される、例示的な実施例、図面、および技術に制限すべきではなく、その均等物の全範囲と共に、添付の請求項の範囲内において、修正してもよい。
一実施形態では、マルチキャスト同報通信単一周波数ネットワーク(MBSFN)のスケジューリングのために、システムが提供される。システムは、1つ以上のマルチキャストトラフィックチャネル(MTCH)を伝送する、複数の拡張ノードB(ENB)を促進するように構成される、中央制御を含む。可変スケジューリング期間(SP)中に、1つ以上のMTCHが提供され、MBSFNトラフィックコンテンツを含むデータ部分、およびMBSFNトラフィックコンテンツに関連するスケジューリング情報を含む可変スケジューリング部分を含む。
別の実施形態では、複数のマルチキャストトラフィックチャネル(MTCH)の提供のために、方法が開示されている。この方法は、単一マルチキャスト同報通信単一周波数ネットワーク(MSBFN)に属する複数のMTCHの決定ステップと、複数のMTCHのための多重化方式の選択ステップとを含む。この方法は、多重化方式に従う、可変スケジューリング期間(SP)における単一マルチキャストトランスポートチャネル(MCH)層に、複数のMTCHをマッピングするステップを、さらに含み、複数のMTCHからのトラフィックは、空白のTBへのパディング(padding)を低減するために、SPの複数のトランスポートブロック(TB)に割り当てられる。
一実施形態では、ワイヤレス電気通信ネットワーク内のネットワーク制御エンティティが、マルチメディア同報通信マルチキャストサービス(MBMS)のスケジューリングのために提供される。ネットワーク制御エンティティは、実質的に一定のサービス速度を有するMTCHの伝送を促進するように構成されたプロセッサを含む。プロセッサは、伝送されたMTCHに関連付けられたスケジューリング情報を提供する、セカンダリマルチキャスト制御チャネル(S−MCCH)を促進するようにさらに構成される。
さらに他の実施形態において、マルチキャスト同報通信単一周波数ネットワーク(MBSFN)トラフィックコンテンツを受信するために、ユーザ機器が提供される。ユーザ機器は、可変スケジューリング期間(SP)中に提供され、かつ、MBSFNトラフィックコンテンツを含むデータ部分、およびMBSFNトラフィックコンテンツに関連するスケジューリング情報を含む可変スケジューリング部分を含む、1つ以上のマルチキャストトラフィックチャネル(MTCH)伝送を受信するように構成された、プロセッサを含む。プロセッサはさらに、MTCHのうちの1つ以上を受信するために、スケジューリング部分内のスケジューリング情報を使用するように構成される。
別の実施形態では、単一マルチキャスト同報通信単一周波数ネットワーク(MSBFN)同報通信を受信するように構成されるプロセッサを含む、ユーザ機器が提供される。複数の多重化されたMTCHを含む同報通信は、可変スケジューリング期間(SP)にわたって、単一マルチキャストトランスポートチャネル(MCH)層に、多重化方式に従って、マッピングされる同報通信を含む。複数のMTCHからのトラフィックは、空白のTB内のパディングを低減するために、SPの複数のトランスポートブロック(TB)に割り当てられる。プロセッサはさらに、複数のMTCHのうちの1つを受信するために、スケジューリング期間を分析するために、多重化方式に関連する逆多重化方式を使用するように構成される。
図1は、本開示の一実施形態に従う、例示的な移動体通信ネットワーク100を図示する。移動体通信ネットワーク100は、複数のセル1021、1022、1023、1024、1025、1026、1027、1028、1029、10210、10211、10212、10213、および10214(セル102と総称される)を含んでもよい。当業者には明らかなように、セル102のそれぞれは、拡張ノードB(ENB)からの通信によって、移動体通信ネットワーク100の移動体通信サービスを提供するための受信可能エリアを表す。セル102は、重複しない受信可能エリアを有するものとして図示されているが、当業者は、セル102のうちの1つ以上は、隣接セルと部分的に重複する受信可能領域を有してもよいことを理解されよう。さらに、特定の数のセル102が図示されているが、当業者は、移動体通信ネットワーク100により多いまたは少ないセル102を含んでもよいことを理解されよう。
セル102のそれぞれに、1つ以上のUE10が存在してもよい。1つのみのセル10212内に1つのみのUE10が図示されているが、セル102のそれぞれに、複数のUE10が存在してもよいことが、当業者に明らかであろう。セル102のそれぞれのENB20は、従来の基地局のものと同様の機能を実行する。すなわち、ENB20は、UE10および電気通信ネットワーク内の他のコンポーネントの間の無線リンクを提供する。また、ENB20は、セル10212内のみに示されているが、ENBは、セル102のそれぞれに存在することを、理解されたい。さらに、ENB20以外の無線リンクを使用できる。中央制御110は、セル102およびその対応するENB20のために中央化された管理および調整を提供することによって、セル102内のワイヤレスデータ伝送を監視する。
本開示において、移動体通信システムまたはセル102は、シグナル伝送等の特定のアクティビティに関するものとして記載されているが、当業者には容易に明らかであるように、これらのアクティビティは、実際には、セルを含むコンポーネントによって実行される。一例として、図2は、セル10212のより詳細な図を示す。セル10212内のENB20は、トランスミッタ27、レシーバ29、および/または他の公知の装置を介して、通信を促進できる。また、他のセル102内に同様の装置が存在してもよい。他のセル102内と同様に、複数のUE10が、セル10212内に存在する。
セル102の1つ以上におけるMBMSの伝送は、2つのコンポーネント、マルチキャスト制御チャネル(MCCH)およびマルチキャストトラフィックチャネル(MTCH)を含むことができる。MTCHは、MBMSの実際のコンテンツを配信し、一方で、MCCHは、MBMSに関連する制御情報を配信する。MCCHは、MTCH内のコンテンツがどのように配信されるかを指定する、重要な制御情報を含んでもよい。MCCHの構成情報は、同報通信制御チャネル(BCCH)内に伝送してもよい。セル102のそれぞれは、UE10に、セル102で利用可能なMBMSについての情報および他の情報を提供するために、BCCHにおいて情報を伝送してもよい。UE10のうちの1つが電力をアップさせる(power up)場合、BCCHを受信し、BCCH内に含まれるMCCH構成を読み出し、1つ以上のMTCHをどのように受信するかを、MCCH制御情報から決定することができる。
MCCH制御情報は、2つの部分、すなわち、マスター制御情報およびサービス制御情報に分けてもよい。マスター制御情報は、プライマリMCCH(P−MCCH)情報と称することもでき、サービス制御情報は、セカンダリMCCH(S−MCCH)情報と称することもできる。S−MCCH情報は、MTCHをどのように受信可能であるかについての情報を含むことができる。P−MCCH情報は、S−MCCH情報を直接含むことができる、または、S−MCCH情報を読み出すことができる位置へのポインタを含むことができる。
S−MCCH情報は、1つ以上のMTCH伝送のための制御情報を含んでもよい。これは、1つ以上のMTCHのためのスケジューリング情報、1つ以上のMTCHのための変調および符号化情報、およびSFN関連のパラメータを含んでもよい。複数のMTCHが、単一のENB20によって伝送されることがあり、S−MCCH情報の異なるセットが、それぞれのMTCHで必要になることがあるため、S−MCCH情報の複数のセットは、単一のENB20によって伝送されたBCCHに関連付けられる場合がある。
MTCHおよびMCCHは、論理的な、上層チャネルである。MTCHおよびMCCHが伝達される下層トランスポートチャネルは、典型的には、MBMSマルチキャストチャネル、マルチキャストトランスポートチャネル、または、MBSFNの場合には(マルチセル動作)の場合には、単に、MCHと称される。図3は、MBMS伝送300の構造を示す。伝送300は、MCCH部分310およびMTCH部分320を含む。MCCH310およびMTCH320は、MCH層330にトランスポートされる。MCCH310は、P−MCCH部分312およびS−MCCH部分314を含む。MTCH部分320は、それぞれ、異なるMBMSに対応する、複数の個々のMTCH322を含む。4つのMTCH322が示されているが、より多いまたは少ない数のMTCH322が存在する場合がある。さらに、同じMCH層330上に伝達されるものとして、MCCH部分310およびMTCH部分320が示されているが、いくつかの場合では、MCCH部分310およびMTCH部分320は、異なるMCH上で伝達されてもよい。
図4は、MBMS伝送300等の、複数のMBMS伝送の同報通信および/またはマルチキャストが生じる、複数のMBSFNを図示する。第1のMBSFN420は、セル1021、1022、1024、1026、1027、1029、10211、および10212を含む。第2のMBSFN430は、セル1023、1026、および1028を含む。第3のMBSFN440は、セル1025、1027、および10210を含む。すなわち、第1のMBMSの同報通信および/またはマルチキャストは、第1のMBSFN420内で生じるものと想定することができ、第2のMBMSの同報通信および/またはマルチキャストは、第2のMBSFN430で生じるものとして想定することができ、第3のMBMSの同報通信および/またはマルチキャストは、第3のMBSFN440で生じるものとして想定することができる。
セル1026は、第1のMBSFN420および第2のMBSFN430の両方に属し、従って、第1および第2のMBMSの両方の同報通信および/またはマルチキャストは、セル1026で生じるものとして想定することができる。セル1027は、第1のMBSFN420および第3のMBSFN440の両方に属し、従って、第1および第3のMBMSの両方の同報通信および/またはマルチキャストは、セル1027内で生じるものとして想定することができる。他のMBMSの同報通信および/またはマルチキャストは、セル102で生じる場合があるため、他のMBSFNが存在する可能性があるが、これは図示されていない。
MBMSサービスのデータパケットのサイズは動的であるため、典型的に、特定のレベルの動的スケジューリングが必要である。データは、通常、長さが1msであるサブフレームを使用して、UEと通信してもよい。これらのサブフレームは、スケジューリング部分およびデータ部分を含む。この環境において、UEは、サブフレームが、UEへの所望の任意のデータを含んでいるかどうかを決定するために、各サブフレームのスケジュールを読み込む必要がある。しかしながら、MBMSトラフィック速度は、より短い期間にわたって、実質的に一定としてもよいが、MBMSトラフィック速度は、より長い期間にわたって動的である傾向がある。従って、それぞれ、スケジューリングオーバーヘッドを有する1msのサブフレームを使用する代わりに、本開示は、数ミリ秒から数秒の長さにしてもよい、様々な長さのスケジューリング期間(SP)を提案する。オーバーヘッドを低減するために、スケジューリング期間全体のスケジューリング情報が、データ部分に提供されるデータの前のスケジューリング部分に前入れ(front−loading)される。UEは、より短い1msサブフレームのための多数のスケジュールを読み込むためのウェーキング(waking)と比較して、より長い伝送に関連するスケジュールを読み込むためのウェーキングによって、効率性を得てもよい。さらに、伝送されたデータが、UEにとって重要なものでない場合、UEは、より長い伝送期間中のスリーピングによって、電力を保存し、電池寿命を延ばしてもよい。
図5aは、単一スケジューリング期間(SP)のための、MCH450の構造の一実施形態を図示する。上述のように、SPの長さは様々であってもよく、例えば、1ミリ秒(ms)から数秒であってもよい。いくつかの実施形態では、SPは、約100ミリ秒より長く、かつ、数秒よりも短くしてもよい。さらに、SPは、経時的に動的であってもよい。例えば、各SPは以前のSPとは異なる永続時間、100msを有してもよく、SPは、ある期間の間、確立してもよく、次に、いくつかの永続時間では、500msのSPに変化してもよい。
SP中のMCH450は、スケジューリング部分452およびデータ部分454を含んでもよい。MCH450のスケジューリング部分452は、開始時間、終了時間、および永続時間情報を含むサービスタイミング等の、データ部分454に関連するスケジューリング情報を含んでもよい。スケジューリング情報は、さらに、周期性およびリソース割り当て情報を含み得る。スケジューリング部分452は、さらに、特定の伝送されたサービスに関連付けられたデータ変調方式およびサービスID等のさらなるスケジューリング情報を含んでもよい。スケジューリング部分452は、データ部分454に先行してもよく、提供することが必要なスケジューリング情報によって、様々な長さにしてもよい。このため、SPおよびスケジューリング部分452の両方の長さは、可変であってもよい。
データ部分454は、スケジューリング部分452に後続してもよく、MCH450のSPの残りの長さを含んでもよい。データ部分454は、テレビ番組、ストリーミング動画、および他のマルチメディアコンテンツ等の、MBMS(複数のMTCH)の実際のトラフィックコンテンツを含んでもよい。
図5bは、MCH450の構造の別の実施形態を図示する。ストリーミング動画等の動的データ速度を有するMBMSサービスにおいて、動的スケジューリング情報は、上記のように、スペクトル効率を向上させるために、UEに送信されてもよい。しかしながら、いくつかのMBMSサービスは、ストリーミング音声等の一定または実質的に一定のサービス速度、株式市場データ等のいくつかのテキストサービス、および永続データ速度を有する他の種類のサービスを有してもよく、これらは全て、本明細書中では、永続的サービスと称される。これらの一定または実質的に一定の速度のサービスは、動的スケジューリング構成を必ずしも必要としなくてもよい。別の実施形態に従い、本開示は、スケジューリング部分452における動的サービスのスケジューリング情報を、実質的に上記のように提供する一方で、これらの一定または実質的に一定の速度のサービスのための、S−MCCH内の永続的スケジューリング情報460の提供を検討する。このため、一定または実質的に一定の速度を有する任意のサービスのための永続的スケジューリング情報460が、スケジューリング部分452内のさらなるスケジューリング情報またはデータ部分454内のさらなるコンテンツのためのスペースをフリーにしてもよい、S−MCCHに提供されている。
スケジューリング決定は、中央制御110において行われてもよく、実際の伝送のためにENB20に配信されてもよい。中央制御110が、各サービスの伝送率特性を決定し、かつ、サービスタイミング、周期性等のスケジューリング情報、S−MCCHまたはMCH内のSPのスケジューリング部分のいずれかにおいて、関連するスケジューリング情報をどこにロードするかに関し、ENBに指示することが検討される。一実施形態では、中央制御は、動的な速度のサービスのみの伝送から、UEへのいくつかの実質的に一定の速度のサービスを含むことへ、ENBが移行していることを認識してもよい。中央制御は、MTCHまたはP−MCCHの代わりに、1つまたは複数のSPにおいて永続してもよいスケジューリング情報を配信するために、MCHトランスポート層のS−MCCHを再構成してもよい。
図6は、UE10へのMBMSの伝送のスケジューリングのために実施してもよい、方法200の一実施形態を図示する。ブロック210では、所与のSPのためのスケジューリング決定は、中央制御110において行われる。複数のセル間のスケジューリング情報は、電気通信ネットワークを通じてMBSFNにおいて生じるMBMS伝送を認識する、中央制御110において、処理および調整してもよい。ブロック220では、スケジューリング決定は、中央制御110から、個々のセル102における個々のENB20へ、送信される。ブロック230では、スケジューリング情報は、トラフィック開始時間、周期性、割り当てられたリソース、サービス識別またはID、および、おそらくは、他の情報も含む、個々のENB20におけるMCH450のスケジューリング部分454に追加される。ブロック240では、スケジューリング情報は、ENB20からセル内の個々のUE10へ伝送され、ここで、ENB20は、各SPの開始時において、トラフィックコンテンツ以外にスケジューリング情報を含むMCH450を伝送してもよい。
単一MBSFNが複数の伝送されたMTCHを含む場合、複数のMTCHは、MCHトランスポート層へマッピングされてもよい。さらに、MCH層におけるSPサイズを増大させることで、より円滑なトラフィック伝送を実現させてもよい。複数のMTCHは、単一MCHトランスポート層に多重化されてもよく、ここで、異なるMTCHは、同じサブフレームを占有してもよいため、サブフレーム内に、ゼロの、または少ない数の空白伝送ブロック(TB)が生じる。そのため、SP内のゼロまたは少ない数のTBは、空白のままでもよく、こうして、空白TBの伝送オーバーヘッドおよびパディングを低減させてもよい。例えば、図3内のMTCH320のうちの4つ以下を、一度に1つのSPで、複数のSPにおいて多重化してもよい。結果として生じる多重化されたMCHは、多重化されたデータのためのスケジューリング部分452、および多重化されたデータ部分454を含む、MCH450への単一のSPにおいて、フォーマットが同様であってもよい。多重化されたMCHは、さらに、SPと共に変化する異なるフォーマットを有してもよい。複数のMTCHトラフィックのスケジューリングの場合と同様に、MTCHの多重化を、中央制御110において開始してもよい。中央制御110は、多数のサービスをどのように、およびどのサービスを、SP内で共に多重化してもよいかどうか、ということと共に、複数のMTCHの多重化構成の決定等の、多重化決定/オプションを指定してもよい。中央制御110は、ENB20に多重化情報を送信してもよく、ここで、MTCHを、UE10に伝送してもよい。
図7aは、MCHのSPにおいて、多重化されたデータの一実施形態700を図示する。具体的には、図3の4つのMTCH320のうちの3つ、MTCH1、MTCH2、およびMTCH3を、周波数優先多重化方式を用いて、MCHに多重化してもよい。周波数優先多重化方式700において、3つのMTCHからのサービストラフィックは、SPのサブフレーム、702、704、706、708、710、および712にマッピングされてもよく、ここで、SP内の各サブフレームは、3つ全てのMTCHからのトラフィックを含む複数のTBを含んでもよい。1つのMTCHからのトラフィックが完全に伝送されると、サブフレームは、MBSFN内の残りのMTCHからのトラフィックを含んでもよい。例えば、SP、702、704、および706の最初の3つのサブフレームは、MTCH1およびMTCH3トラフィックのいくつかと共に、MTCH2トラフィック全体を含んでもよい。残りの3つのサブフレーム、708、710、および712は、MTCH2トラフィック全体は、最初の3つのサブフレームに既に伝送されているため、MTCH2ではなく、MTCH1およびMTCH3のための残りのトラフィックを含んでもよい。3つ全てのMTCHのサービスデータは、第1のSPの開始時から伝送されるため、周波数優先方式700は、同時に伝送された全てのサービスの時間遅延を低減してもよい。
図7bは、MCH内の多重化されたデータの別の実施形態720を図示し、ここで、3つのMTCH320は、時間優先多重化方式を用いて多重化される。時間優先多重化方式720において、3つのMTCHサービスは、順次、あるMTCHから次のものへ、SPサブフレームにマッピングしてもよい。例えば、MTCH1は、第1のサブフレーム702、704、706が、MTCH1サービスデータ全体を含むまで、SP、702、704の第1のサブフレームおよび706のパーツに、まず、マッピングされてもよい。同様に、MTCH2およびMTCH3は、SPの次のサブフレームに、一度に1つ、マッピングされてもよい。そのため、時間優先多重化方式720は、周波数優先多重化方式700の対応するMTCH2およびMTCH3伝送遅延と比較して、MTCH2およびMTCH3の伝送遅延を引き起こすことがある。しかしながら、時間優先多重化方式720を使用すると、MBMSがそもそもインタラクティブなサービスではなく、そのため、遅延による影響を受けやすいわけではないことを考慮すると、導入された伝送遅延は、それほど影響が大きくない可能性がある。
時間優先多重化方式720において、サブフレームは、移行的なサブフレーム内の空白TBの数を回避または低減するために、あるMTCHから別のMTCHへの移行中に、2つのMTCHからのトラフィックを含んでもよい。例えば、サブフレーム706は、MTCH1トラフィックと共にMTCH2トラフィックを含んでもよく、ここで、時間優先多重化方式720は、最後に残ったMTCH1トラフィックデータの伝送から、MTCH2トラフィックの第1のデータの伝送へと、移行してもよい。他の実施形態では、サブフレームは複数のMTCHからのトラフィックを含んでもよく、ここで、サブフレームのサイズは、MTCHのうちの少なくとも1つのトラフィック全体を受け入れるために、少なくとも十分大きくしてもよい。例えば、サブフレーム706は、MTCH2トラフィック全体が、サブフレーム706の残りのサイズよりも小さい場合に、MTCH1データの最後およびMTCH2トラフィック全体を含んでもよい。さらに、MTCH2トラフィック全体が、サブフレーム706の残りのサイズよりも十分小さい場合、サブフレーム706は、さらに、MTCH3トラフィックの第1のデータを含んでもよい。
MTCHサービスデータを受信するために、UEは、ウェークアップモードにする、すなわち、オンにしなければならない場合がある。周波数優先多重化方式700の場合、例えば、MTCH1のみの受信に関する、UE10aを、SP永続時間全体を通して、ウェークアップモードにする必要がある。MTCH1トラフィックは、SPのサブフレーム全体に沿って伝送されるため、UE10aは、伝送期間全体を通じて、ウェークアップモードにする必要がある。一方で、時間優先多重化方式720では、MTCH1のみの受信に関するUEは、第1のサブフレーム、MTCH1トラフィック全体を含むSPの702、704、および706中にウェークアップモードにしてもよい。MTCH1トラフィックが伝送されたSPサブフレームに残っていない場合、UEはオフにしてもよい。同様に、MTCH2のみの受信に関してもよいUE10bを、MTCH2トラフィック、すなわち、サブフレーム706を含むSP内の第1のサブフレームが伝送されている場合に、オンにしてもよい。
トラフィックスケジューリングおよび多重化を、SPの開始時に実行してもよいため、UEは、電池寿命および電力消費量を節約するために、間欠受信制御(DRx)挙動を利用してもよい。効率的なDRx挙動は、SPの小さい部分の間、UEがオンになっている場合に実行してもよく、ここで、ENBからトラフィックデータが伝送される。SPの永続時間全体にわたって、ウェークアップモードを維持する代わりに、UEは、SPの残りの期間はオフにされる。
図8は、UE10の一実施形態を含むワイヤレス通信システムを図示する。UE10は、本開示の態様を実施するために動作可能であるが、本開示はこれらの実施例に制限すべきではない。携帯電話として図示されているが、UE10は、ワイヤレスハンドセット、ポケベル、パーソナルデジタルアシスタント(PDA)、ポータブルコンピュータ、タブレットコンピュータ、またはラップトップコンピュータを含む種々の形態を取ってもよい。多数の適したデバイスで、これらの機能のいくつかまたは全てが組み合わせられる。本開示のいくつかの実施形態では、UE10は、ポータブル、ラップトップまたはタブレットコンピュータのような汎用コンピューティングデバイスではなく、携帯電話、ワイヤレスハンドセット、ポケベル、PDA、または車内に搭載される電気通信デバイス等の、特化した通信デバイスである。別の実施形態では、UE10は、ポータブル、ラップトップまたは他のコンピューティングデバイスにしてもよい。UE10は、ゲーム、在庫制御、ジョブ制御、および/またはタスク管理機能等の、特化したアクティビティをサポートしてもよい。
UE10は、ディスプレイ402を含む。UE10はさらに、ユーザによる入力のために、概して404と称されるタッチ操作面、キーボードまたは他の入力キーを含む。キーボードは、QWERTY、Dvorak、AZERTY、およびシーケンシャルタイプ、または電話キーパッドに関連付けられるアルファベット文字を有する従来の数字キーパッド等の、完全なまたは簡略化された英数字キーパッドにしてもよい。入力キーは、さらなる入力機能を提供するために、内側方向に押し下げてもよい、トラックホイール、exitまたはescapeキー、トラックボール、および他のナビゲーションまたは機能キーを含んでもよい。UE10は、ユーザが選択するオプション、ユーザが作動させる制御、および/またはユーザが方向付けるカーソルまたは他のポインタを示してもよい。
UE10はさらに、UE10の動作を構成するための、ダイヤルする番号または種々のパラメータ値を含む、ユーザからのデータ入力を受け入れてもよい。UE10はさらに、ユーザコマンドに応答して、1つ以上のソフトウェアまたはファームウェアアプリケーションを実行してもよい。これらのアプリケーションは、ユーザインタラクションに応答して、種々のカスタマイズされた機能を実行するために、UE10を構成してもよい。さらに、UE10は、例えば、ワイヤレス基地局、ワイヤレスアクセスポイント、またはピアUE10から、無線でプログラムおよび/または構成してもよい。
UE10で実行可能な種々のアプリケーションに、ウェブブラウザがあり、これにより、ディスプレイ402は、ウェブページを示すことができる。ウェブページは、ワイヤレスネットワークアクセスノード、セルタワー、ピアUE10、または任意の他のワイヤレス通信ネットワークまたはシステム400によって、ワイヤレス通信を介して、取得してもよい。ネットワーク400はインターネット等の有線ネットワーク408に接続される。ワイヤレスリンクおよび有線ネットワークを介して、UE10は、サーバ410等の種々のサーバ上の情報へのアクセスを有する。サーバ410は、ディスプレイ402に示されてもよいコンテンツを提供してもよい。あるいは、UE10は、リレータイプまたはホップタイプの接続において、中間物として働くピアUE10を通って、ネットワーク400にアクセスしてもよい。
図9は、UE10のブロック図を示す。UE10の種々の公知のコンポーネントが示されているが、一実施形態では、リストされたコンポーネントおよび/またはリストされていないさらなるサブセットは、UE10に含まれてもよい。UE10は、デジタルシグナルプロセッサ(DSP)502およびメモリ504を含む。示されるように、UE10はさらに、アンテナおよびフロントエンド装置506、無線周波数(RF)トランシーバ508、アナログベースバンド処理装置510、マイクロフォン512、イヤホンスピーカ514、ハンドセットポート516、入出力インターフェース518、取り外し可能メモリカード520、ユニバーサルシリアルバス(USB)ポート522、短距離ワイヤレス通信サブシステム524、アラート526、キーパッド528、タッチ操作面530を含んでもよい液晶ディスプレイ(LCD)、LCDコントローラ532、電荷結合デバイス(CCD)カメラ534、カメラコントローラ536、およびグローバルポジショニングシステム(GPS)センサ538を含んでもよい。一実施形態では、UE10は、タッチ操作画面を提供しない別の種類のディスプレイを含んでもよい。一実施形態では、DSP502は、入出力インターフェース518を通過することなく、メモリ504と直接通信してもよい。
DSP502またはコントローラあるいは中央処理装置のいくつかの他の形式は、メモリ504内に格納される、またはDSP502内自体に含まれるメモリ内に格納される、埋め込みソフトウェアまたはファームウェアに従って、UE10の種々のコンポーネントを制御するために、動作する。埋め込みソフトウェアまたはファームウェアに加え、DSP502は、メモリ504に格納される、または取り外し可能メモリカード520のようなポータブルデータストレージメディア等の情報伝達媒体、または有線あるいはワイヤレスネットワーク通信を介して利用可能になる、他のアプリケーションを実行してもよい。アプリケーションソフトウェアは、所望の機能性を提供するために、DSP502を構成するマシン読み込み可能な命令のコンパイルされたセットを含んでもよい、またはアプリケーションソフトウェアは、図DSP502を間接的に構成するために、インタープリタまたはコンパイラによって処理される高度なソフトウェア命令にしてもよい。
アンテナおよびフロントエンド装置506は、ワイヤレスシグナルおよび電気的シグナルの間を切り替えるために提供されてもよく、これにより、UE10は、移動体通信ネットワークまたはいくつかの他の利用可能なワイヤレス通信ネットワークからの、またはピアUE10からの情報を送受信することができる。一実施形態では、アンテナおよびフロントエンド装置506は、ビーム形成および/または複数入力複数出力(MIMO)動作をサポートするために、複数のアンテナを含んでもよい。当業者には公知であるように、MIMO動作は、困難なチャネル条件を克服する、および/またはチャネルのスループットを向上させるために使用可能な、空間的多様性を提供してもよい。アンテナおよびフロントエンド装置506は、アンテナチューニングおよび/またはインピーダンス一致コンポーネント、RF電力増幅器、および/または低雑音増幅器を含んでもよい。
RFトランシーバ508は、周波数偏移、受信したRFシグナルのベースバンドへの変換、およびベースバンド伝送シグナルのRFへの変換を提供する。いくつかの記載において、無線トランシーバまたはRFトランシーバは、変調/復調、符号化/復号化、インターリーブ/逆インターリーブ、拡散/非拡散、逆高速フーリエ変換(IFFT)/高速フーリエ変換(FFT)、サイクリックプリフィクス追加/除去、および他のシグナル処理機能等の、他のシグナル処理機能を含むことが理解される場合がある。便宜上、ここでの記載は、RFおよび/または無線ステージと、このシグナル処理の記載を別にしており、また、アナログベースバンド処理装置510および/またはDSP502または他の中央処理装置へのそのシグナル処理を、概念的に割り当てる。いくつかの実施形態において、RFトランシーバ508、アンテナおよびフロントエンド506の一部、およびアナログベースバンド処理装置510は、1つ以上の処理装置および/または特定用途向け集積回路(ASIC)に組み合わせてもよい。
アナログベースバンド処理装置510は、入力および出力の種々のアナログ処理、例えば、マイクロフォン512およびハンドセット516からの入力およびイヤホン514およびハンドセット516への出力のアナログ処理を提供してもよい。そのために、アナログベースバンド処理装置510は、UE10を携帯電話として使用できるようにする、内蔵マイクロフォン512およびイヤホンスピーカ514への接続のためのポートを有してもよい。アナログベースバンド処理装置510はさらに、ハンドセットまたは他のハンズフリーマイクロフォンおよびスピーカ構成への接続のためのポートを有してもよい。アナログベースバンド処理装置510は、あるシグナル方向におけるデジタル・アナログ変換、および反対のシグナル方向におけるアナログ・デジタル変換を提供してもよい。いくつかの実施形態では、アナログベースバンド処理装置510の機能の少なくともいくつかを、デジタル処理コンポーネント、例えば、DSP502または他の中央処理装置によって、提供してもよい。
DSP502は、変調/復調、符号化/復号化、インターリーブ/逆インターリーブ、拡散/非拡散、逆高速フーリエ変換(IFFT)/高速フーリエ変換(FFT)、サイクリックプリフィクス追加/除去、およびワイヤレス通信に関連付けられる他のシグナル処理機能を実行してもよい。一実施形態では、例えば符号分割多元接続(CDMA)技術の応用例において、トランスミッタ機能のために、DSP502は、変調、符号化、インターリーブ、および拡散を実行してもよく、レシーバ機能のために、DSP502は、非拡散、逆インターリーブ、復号化、および復調を実行してもよい。別の実施形態では、例えば、直交波周波数分割多重アクセス(OFDMA)技術の応用例において、トランスミッタ機能のために、DSP502は、変調、符号化、インターリーブ、逆高速フーリエ変換、およびサイクリックプリフィクス追加を実行してもよく、レシーバ機能のために、DSP502は、サイクリックプリフィックス除去、高速フーリエ変換、逆インターリーブ、復号化、および復調を実行してもよい。他のワイヤレス技術の応用例において、さらに他のシグナル処理機能およびシグナル処理機能の組み合わせを、DSP502によって、実行してもよい。
DSP502は、アナログベースバンド処理装置510を介して、ワイヤレスネットワークと通信してもよい。いくつかの実施形態では、通信は、インターネット接続を提供してもよく、こうして、ユーザは、インターネット上のコンテンツへのアクセスを得ることができ、電子メールまたはテキストメッセージを送受信することができる。入出力インターフェース518は、DSP502および種々のメモリおよびインターフェースと相互接続する。メモリ504および取り外し可能なメモリカード520は、DSP502の動作を構成するために、ソフトウェアおよびデータを提供してもよい。インターフェースでは、USBインターフェース522および短距離ワイヤレス通信サブシステム524にしてもよい。UE10を充電するためにUSBインターフェース522を使用してもよく、パーソナルコンピュータまたは他のコンピュータシステムと情報を交換するために、UE10を周辺デバイスとして機能させてもよい。短距離ワイヤレス通信サブシステム524は、UE10が、他の隣接する携帯デバイスおよび/またはワイヤレス基地局とワイヤレスで通信することを可能にしてもよい、赤外線ポート、ブルートゥースインターフェース、IEEE802.11準拠ワイヤレスインターフェース、または任意の他の短距離ワイヤレス通信サブシステムを含んでもよい。
入出力インターフェース518はさらに、トリガされた場合に、UE10が、例えば、呼び出し音、メロディの演奏、または振動によって、ユーザに通知できるようにする、アラート526へDSP502を接続させてもよい。アラート526は、着信、新しいテキストメッセージ、および約束のリマインダ等の、種々のイベントのいずれかへ、無音の振動、または特定の発信者のための特定の事前指定されたメロディの再生によって、ユーザに注意を促すためのメカニズムとして機能してもよい。
キーパッド528は、ユーザが、選択を実行する、情報を入力する、およびUE10への入力を実行するためのあるメカニズムを提供するために、インターフェース518を介して、DSP502に連結する。キーボード528は、QWERTY、Dvorak、AZERTYおよびシーケンシャルタイプ、または電話キーパッドに関連付けられるアルファベット文字を有する従来の数字キーパッド等の、完全なまたは簡略化英数字キーパッドにしてもよい。入力キーは、トラックホイール、exitまたはescapeキー、トラックボール、およびさらに入力機能を提供するために内部に押し下げられてもよい、他のナビゲーションまたは機能キーを含んでもよい。別の入力メカニズムは、タッチスクリーン機能を含んでもよい、さらに、ユーザへテキストおよび/またはグラフィックス表示してもよい、LCD530にしてもよい。また、LCDコントローラ532は、DSP502をLCD530へ連結する。
装備されている場合、CCDカメラ534により、UE10は、デジタル画像を撮影することができる。DSP502は、カメラコントローラ536を介して、CCDカメラ534と通信する。別の実施形態では、電荷結合デバイスカメラ以外の技術によって動作するカメラを使用してもよい。GPSセンサ538は、グローバルポジショニングシステムシグナルを復号化するために、DSP502に結合されるため、UE10は、その位置を決定することができる。さらに、さらなる機能、例えば、ラジオおよびテレビの受信を提供するために、種々の他の周辺機器を含んでもよい。
図10は、DSP502によって実施してもよい、ソフトウェア環境602を図示する。DSP502は、ソフトウェアの残りが動作するプラットフォームを提供するオペレーティングシステムドライバ604を実行する。オペレーティングシステムドライバ604は、ワイヤレスデバイスハードウェアのドライバに、アプリケーションソフトウェアにアクセス可能な標準化インターフェースを提供する。オペレーションシステムドライバ604は、UE10上で実行するアプリケーションの間の制御を伝達する、アプリケーション管理サービス(「AMS」)606を含む。さらに図10において、ウェブブラウザアプリケーション608、メディアプレイヤーアプリケーション610、およびJava(登録商標)アプレット612が示されている。ウェブブラウザアプリケーション608は、ウェブブラウザとして動作するために、UE10を構成するため、ユーザは、情報をフォームに入力し、ウェブページを読み出しおよび閲覧するためのリンクを選択できる。メディアプレイヤーアプリケーション610は、音声または音声視覚メディアを読み出しおよび再生するために、UE10を構成する。Java(登録商標)アプレット612は、ゲーム、ユーティリティ、および他の機能を提供するために、UE10を構成する。コンポーネント614は、MBSFNデータスケジューリングおよび処理に関連する機能を提供してもよい。
図1のUE10、ENB20、および中央制御110ならびにセル102に関連付けられてもよい他のコンポーネントは、その上にかかる必要な負荷を処理するために、十分な処理電力、メモリリソース、およびネットワークスループット機能を有する任意の汎用コンピュータを含んでもよい。図11は、本明細書中に開示される1つ以上の実施形態を実施するために適していてもよい、典型的な、汎用コンピュータシステム700を図示する。コンピュータシステム700は、セカンダリストレージ750、読み出し専用メモリ(ROM)740、ランダムアクセスメモリ(RAM)730、入出力(I/O)デバイス700、およびネットワーク接続デバイス760を含むメモリデバイスと通信する、プロセッサ720(中央プロセッサ装置またはCPUと称されることもある)を含む。プロセッサは、1つ以上のCPUチップとして実施されてもよい。
セカンダリストレージ750は、典型的には、1つ以上のディスクドライブまたはテープドライブで構成され、RAM730が、全てのワーキングデータを保持するために十分な大きさでない場合に、データの非揮発性ストレージのために、また、オーバーフローデータストレージデバイスとして、使用される。セカンダリストレージ750は、こうしたプログラムが実行のために選択された場合に、RAM730にロードされるプログラムを格納するために使用してもよい。ROM740は、命令および、おそらくは、プログラム実行中に読み込まれるデータを格納するために使用される。ROM740は、典型的には、セカンダリストレージのより大きいメモリ容量に対して小さいメモリ容量を有する、非揮発性メモリデバイスである。RAM730は、揮発性データを格納し、おそらくは命令を格納するために使用される。ROM740およびRAM730の両方へのアクセスは、典型的に、セカンダリストレージ750よりも高速である。
I/Oデバイス700は、プリンタ、ビデオモニタ、液晶ディスプレイ(LCD)、タッチスクリーンディスプレイ、キーボード、キーパッド、スイッチ、ダイヤル、マウス、トラックボール、音声認識装置、カードリーダ、ペーパーテープリーダ、または他の公知の入力デバイスを含んでもよい。
ネットワーク接続デバイス760は、モデム、モデムバンク、イーサネット(登録商標)カード、ユニバーサルシリアルバス(USB)インターフェースカード、シリアルインターフェース、トークンリングカード、ファイバー分散データインターフェース(FDDI)カード、ワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)カード、携帯通信(GSM)無線トランシーバカードのための符号分割複数のアクセス(CDMA)および/またはグローバルシステム等の無線トランシーバカード、および他の公知のネットワークデバイスの形態であってもよい。これらのネットワーク接続デバイス760は、プロセッサ720が、インターネットまたは1つ以上のイントラネットと通信することを可能にする。こうしたネットワーク接続では、プロセッサ720がネットワークからの情報を受信する、または、上記の方法のステップの実行中に、ネットワークへ情報を出力することが、検討される。プロセッサ720を使用して実行される一連の命令として多くの場合表される、こうした情報は、例えば、搬送波として実行されるコンピュータデータシグナルの形態で、ネットワークから受信、およびネットワークへ出力されてもよい。
プロセッサ720を使用して実行されるデータまたは命令を含んでもよい、こうした情報は、例えば、コンピュータデータベースバンドシグナルまたは搬送波内で実行されるシグナルの形態で、ネットワークから、およびネットワークへ、入出力されてもよい。ネットワーク接続760によって生成される搬送波内で実行されるベースバンドシグナルまたはシグナル、デバイスは、導電体内または導電体上、同軸ケーブル、導波管、光媒体、例えば光ファイバー、または無線またはフリースペース内を伝播してもよい。ベースバンドシグナルに含まれる情報または搬送波に埋め込まれるシグナルは、情報の処理または生成あるいは情報の送受信のために望ましいように、異なるシーケンスに従い、順序決定されてもよい。ベースバンドシグナルまたは搬送波に埋め込まれているシグナル、または本明細書中で伝送媒体と称される、現在使用されているまたは今後開発される、他の種類のシグナルを、当業者に公知のいくつかの方法に従い、生成してもよい。
プロセッサ720は、ハードディスク、フロッピー(登録商標)ディスク、光ディスク(これらの種々のディスクベースのシステムは、全て、セカンダリストレージ750と考えてもよい)、ROM740、RAM730、またはネットワーク接続デバイス760からアクセスする、命令、コード、コンピュータプログラム、スクリプトを実行する。1つのみのプロセッサ720が示されているが、複数のプロセッサが存在してもよい。このため、命令は、プロセッサによって実行されるものとして記載されてもよいが、命令は、同時に、順次に実行、または、1つまたは複数のプロセッサによって実行されてもよい。
本開示において、いくつかの実施形態が提供されているが、本開示の精神または範囲から逸脱しない限り、開示されたシステムおよび方法は、多数の他の特定の形式で実施できることを理解されたい。また、本実施例は、制限的ではなく例示的なものとして考えるべきであり、本明細書内に記載されている詳細事項に制限されるものではない。例えば、種々の要素またはコンポーネントは、別のシステムにおいて組み合わせまたは統合してもよい、あるいは特定の特徴を省略してもよい、または実施しなくてもよい。
さらに、種々の実施形態中に、別個に、または区別して、記載および図示される技術、システム、サブシステムならびに方法は、本開示の範囲から逸脱しない限り、他のシステム、モジュール、技術、または方法と組み合わせし得るか、あるいは統合し得る。連結された、または直接連結された、あるいは、互いに通信するように、図示または記載される他の項目は、電気的、機械的、またはその他の形態に関わらず、いくつかのインターフェース、デバイス、または中間コンポーネントを介して、間接的に連結または通信してもよい。また、変更、置換、および改変の他の例が、当業者によって確認可能であり、本明細書に開示されている精神および範囲を逸脱することなく、実行可能である。
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- 本願明細書に記載された発明。
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