JP2013051561A - 基地局、ハンドオーバ制御方法、およびプログラム - Google Patents

基地局、ハンドオーバ制御方法、およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】HeNBに在圏している移動局を通信可能な他の基地局へハンドオーバ可能とするHeNBを提供する。
【解決手段】HeNB30は、ゲートウェイ20による中継処理によってMMEと通信する。HeNB30は、ゲートウェイ20の状態を検知する。HeNB30は、ゲートウェイ20の状態に応じて携帯型電話機40との通信を止める。
【選択図】図4

Description

本発明は、基地局、ハンドオーバ制御方法、およびプログラムに関する。本発明は、特に、ゲートウェイによってモビリティ管理を行なうエンティティと通信する基地局、基地局におけるハンドオーバ制御方法、基地局を制御するためのプログラムに関する。
従来、商業施設などには、多数のHeNB(Home eNodeB)が設置されている。たとえば、店舗毎にHeNBが設置されている。このような状況下では、移動局(たとえば、携帯型電話機)の所有者は頻繁に商業施設内を移動するため、ハンドオーバの回数も当然に多くなる。
そこで、室内用基地局よりも上位の設備に多くの負荷がかからないように、たとえば特許文献1および特許文献2に示すように、モビリティ管理を行なうエンティティ(MME:Mobility Management Entity)等とHeNBとの間にゲートウェイ(GW:Gateway)の設置がなされている。
特開2010−213273号公報 特開2010−011110号公報
しかしながら、特許文献1および特許文献2には、ゲートウェイが故障等によりHeNBと通信不能となった場合にHeNBがどのような動作を行なうかについての開示はない。このため、当該通信不能となったゲートウェイの配下にあるHeNBに在圏している移動局は、他の移動局との間で通信不能となる。
より詳しくは、以下のとおりである。移動局が他の基地局により構成されるセルに移動するか否かは、基本的には通信品質に依存する。このため、ゲートウェイが通信不能となった場合にHeNBが電波を出し続けている限り、当該HeNBに在圏している移動局は他の基地局が構成するセルにハンドオーバできなくなる。このため、移動局は、他の移動局との間で通信不能となる。
本願発明は、上記の問題点に鑑みなされたものであって、その目的は、基地局に在圏している移動局を通信可能な他の基地局へハンドオーバ可能とする基地局、ハンドオーバ制御方法、およびプログラムを提供することにある。
本発明のある局面に従うと、基地局は、ゲートウェイによる中継処理によってモビリティ管理を行なうエンティティと通信する。基地局は、ゲートウェイの状態を検知する検知手段と、ゲートウェイの状態に応じて移動局との通信を止める通信制御手段とを備える。
本発明の他の局面に従うと、基地局は、ゲートウェイによる中継処理によってモビリティ管理を行なうエンティティと通信する。基地局は、ゲートウェイの状態を検知する検知手段と、ゲートウェイの故障が検知されると、移動局を当該ゲートウェイ傘下以外の基地局へハンドオーバさせる指令を移動局に送信する送信制御手段とを備える。
好ましくは、ゲートウェイから予め定められた周期で送信される信号を、周期よりも長い予め定められた時間以内に受信できない場合、ゲートウェイに送信した要求信号に対する応答信号を、当該要求信号を送信したときから予め定められた時間以内に当該ゲートウェイから受信できない場合、または、ゲートウェイから当該ゲートウェイが通信不能な状態であることを表した信号を受信した場合、検知手段は、ゲートウェイとの通信が不能な状態になったと判断し、通信制御手段は、移動局との通信を止める。
好ましくは、ゲートウェイから予め定められた周期で送信される信号を、周期よりも長い予め定められた時間以内に受信できないこと、ゲートウェイに送信した要求信号に対する応答信号を、当該要求信号を送信したときから予め定められた時間以内に当該ゲートウェイから受信できないこと、または、ゲートウェイから当該ゲートウェイが通信不能な状態であることを表した信号を受信したことに基づき、検知手段は、ゲートウェイの故障を検知する。
好ましくは、通信制御手段は、当該基地局の一部または全部の構成の電源を切る処理、当該基地局から移動局への信号の送信を止める処理、および当該基地局を再起動処理の少なくとも1つの処理を実行させる。
本発明のさらに他の局面に従うと、基地局は、ゲートウェイによる中継処理によってモビリティ管理を行なうエンティティと通信する。基地局は、ゲートウェイの状態を検知する検知手段と、ゲートウェイの故障が検知されると、基地局の動作モードを移動局のアクセスを許可する設定から禁止する設定に変更する変更手段とを備える。
本発明のさらに他の局面に従うと、ハンドオーバ制御方法は、ゲートウェイによる中継処理によってモビリティ管理を行なうエンティティと通信する基地局におけるハンドオーバ制御方法である。ハンドオーバ制御方法は、基地局が、ゲートウェイの状態を検知するステップと、ゲートウェイの状態に応じて移動局との通信を止めるステップとを備える。
本発明のさらに他の局面に従うと、ハンドオーバ制御方法は、ゲートウェイによる中継処理によってモビリティ管理を行なうエンティティと通信する基地局におけるハンドオーバ制御方法である。ハンドオーバ制御方法は、基地局が、ゲートウェイの状態を検知するステップと、基地局が、ゲートウェイの故障が検知されると、移動局を当該ゲートウェイ傘下以外の基地局へハンドオーバさせる指令を移動局に送信するステップとを備える。
本発明のさらに他の局面に従うと、プログラムは、上記ハンドオーバ制御方法をコンピュータに実行させる。
本発明によれば、基地局に在圏している移動局を通信可能な他の基地局へハンドオーバ可能となる。
通信システムの概略構成を表した図である。 HeNBの機能ブロック図である。 通信不能と判断するための判断基準と、処理タイミングと、予め定められた処理の内容とを表した図である。 HeNBの処理の流れを示したフローチャートである。 HeNBの典型的なハードウェア構成を表した図である。 他のHeNBの機能ブロック図である。 通信不能と判断するための判断基準と、処理タイミングと、予め定められた処理の内容とを表した図である。 他のHeNB30の処理の流れを示したフローチャートである。 さらに他のHeNBの機能ブロック図である。 他の通信システムの構成を示した図である。
以下、図面を参照しつつ、本発明の各実施の形態に係る電子機器について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明は繰り返さない。
なお、以下において「ハンドオーバ」とは、移動局が、接続する基地局を切り換えることをいう。また、典型的には、「ハンドオーバ」とは、移動局がセルをまたいで移動したとき、移動前のセルの基地局から移動先のセルの基地局に接続情報を引き渡して通信を継続できるようにすることをいう。つまり、「ハンドオーバ」とは、移動局の移動に伴って移動先のセルの基地局に接続(いわゆる再接続)することであるとも言える。
[実施の形態1]
<1.システム構成>
図1は、本実施の形態に係る通信システム1の概略構成を表した図である。図1を参照して、通信システム1は、MME10と、ゲートウェイ20と、HeNB30と、移動局(UE)としての携帯型電話機40とを備える。
MME10は、移動局の位置登録、呼出、および基地局間ハンドオーバなどのモビリティ管理を行なうノード(移動性管理実体)である。MME10は、ゲートウェイ20と通信をする。
ゲートウェイ20は、MME10とHeNB30との間におけるデータ通信を中継する機器である。ゲートウェイ20は、HeNB30に対して、予め定められた周期Taで予め定められた信号を送信する。また、ゲートウェイ20は、HeNB30から要求信号を受信した場合、当該要求信号に対する応答信号をHeNB30に送信する。さらに、ゲートウェイ20は、各種の信号をHeNB30およびMME10に送信する。
HeNB30は、フェムトセルを管理する無線基地局である。HeNBは、たとえば、屋内用基地局である。HeNB30は、携帯型電話機40との間で通信する。また、HeNB30は、ゲートウェイ20との間で通信する。具体的には、HeNB30は、携帯型電話機40から送信されたデータを、ゲートウェイ20を介してMME10に送信する。HeNB30は、ゲートウェイ20を介してMME10から送信されたデータを、携帯型電話機40に送信する。
HeNB30は、他のHeNB等の基地局に携帯型電話機40をハンドオーバさせる処理も行なう。具体的には、HeNB30は、他のHeNB等の基地局であって、HeNB30の傘下にある基地局に携帯型電話機40をハンドオーバさせる処理を行なう。
HeNB30の処理の概要を説明すると以下のとおりである。HeNB30は、ゲートウェイ20との通信が不能な状態になったことを検知する。HeNB30は、通信が不能な状態になったことを検知すると、一例として当該検知の直後に、HeNB30に在圏する移動局(たとえば、携帯型電話機40)をHeNB30とは異なる基地局(たとえば、他のHeNB)にハンドオーバをさせるための予め定められた処理を実行する。「予め定められた処理」の内容については、後述する(図3(c))。
図2は、HeNB30の機能ブロック図である。図2を参照して、HeNB30は、電源31と、電源制御部32と、制御部33と、メモリ34と、通信インターフェイス35と、通信インターフェイス36と、図示しないタイマを備える。制御部33は、検知部331と、処理実行部332と、通信制御部334とを備える。
電源31は、電源制御部32を介して、制御部33、メモリ34、通信インターフェイス35,36に電源を供給する。電源制御部32は、各部33〜36に対する電源31による電力の供給の開始および停止を制御する。電源制御部32は、電気の導通をオンおよびオフするためのスイッチを含んで構成される。
通信インターフェイス35は、ゲートウェイ20と通信するためのインターフェイスである。通信インターフェイス36は、携帯型電話機40と通信するためのインターフェイスである。通信インターフェイス35,36は、制御部33の通信制御部334により動作が制御される。
制御部33は、メモリ34に格納されているプログラムおよびデータに基づいて、HeNB30の全体的な動作を制御する。検知部331は、ゲートウェイ20の状態を検知する。たとえば、検知部331は、ゲートウェイ20が故障したことを検知する。具体的には、検知部331は、ゲートウェイ20との通信が不能な状態になったことを検知する。処理実行部332は、検知部331によってゲートウェイ20との通信が不能な状態になったことが検知されると、たとえば当該検知の直後に、上述した予め定められた処理を実行する。
また、制御部33は、ゲートウェイ20との通信が復旧したことも検知する。制御部33は、ゲートウェイ20との通信が復旧したことを検知した場合、以下の処理を行なう。制御部33は、HeNB30の通信インターフェイス35,36(送受信部)の電源がオフの場合には、オンにする。制御部33は、HeNB30の送信電波のみをオフしている場合には、送信電波をオンする。制御部33は、HeNB30が移動局のHeNBへのアクセスを禁止する動作モード(Barred設定)である場合は、アクセスを許可する動作モードに切り替える(Barred設定の解除)。
通信制御部334は、詳細については後述するが、ゲートウェイ20の状態に応じて携帯型電話機40との通信を止める。
なお、上記の処理以外にHeNB30が行なう処理については、適宜、後述する。
図3は、通信不能と判断するための判断基準と、処理タイミングと、予め定められた処理の内容とを表した図である。図3(a)は、通信不能と判断するための判断基準(故障/輻輳の判断基準)を表した図である。図3(b)は、図3(c)の処理内容を実行するタイミングを表した図である。図3(c)は、予め定められた処理の内容を表した図である。
図3(a)を参照して、HeNB30は、ゲートウェイ20との通信が不能な状態になったことを検知するための判断基準として、基準A、基準B、および基準Cのいずれかの判断基準を用いる。いずれの基準を用いるかは、HeNB30において予め設定されている。
図3(b)を参照して、HeNB30は、ゲートウェイ20との通信が不能な状態になったことが検知されると、タイミングaまたはタイミングbで、図3(c)の処理内容を実行する。いずれのタイミングを用いるかは、HeNB30において予め設定されている。
なお、用いるタイミングがHeNB30において予め設定されている必要は必ずしもない。たとえば、タイミングの設定が動的に変化するように、HeNB30を構成してもよい。動的に変化する態様として、以下の2つの例が挙げられる。
1つ目の態様として、HeNB30は、上位の機器からの指示に基づいたタイミングを用いる。2つ目の態様として、HeNB30は、予め設定されている複数のタイミングのうち、用いるタイミングを自動で切り替える。2つ目の態様として、たとえば、「HeNB30の再起動」→「改善なし」→「HeNB30の再起動」→「改善なし」→「Barred設定(アクセス禁止)」が挙げられる。
図3(c)を参照して、HeNB30は、図3(b)に示したタイミングにて、上記予め定められた処理として、処理α、処理β、処理γ、および処理δのいずれかの処理を実行する。
以下では、まず、上記判断基準として基準Aを用いた場合について説明する。次いで、上記判断基準として基準Bを用いた場合について説明する。最後に、上記判断基準として基準Cを用いた場合について説明する。
<2−1.基準Aを利用した例>
以下では、説明の便宜上、図3(c)の処理内容を実行するタイミングとして、タイミングa(図3(b)参照)が設定されているものとして説明する。
(1.処理αを実行する場合)
HeNB30が処理αを実行する場合について説明する。HeNB30は、ゲートウェイ20から周期Taで送信される信号を周期Taよりも長い時間受信できない場合には、ゲートウェイ20との通信が不能な状態になったと判断する。HeNB30は、ゲートウェイ20との通信が不能な状態になったと判断した場合、当該検知の直後に、HeNB30本体の電源をオフする。より詳しくは、処理実行部332は、電源制御部32に、制御部33への電源31による電力の供給を停止させる。
したがって、HeNB30に在圏している携帯型電話機40は、HeNB30との間で通信ができなくなる。それゆえ、携帯型電話機40は、HeNB30により構成されるセルの近隣のセルをサーチすることになる。したがって、HeNB30は、携帯型電話機40を通信可能な他の基地局へハンドオーバさせることが可能となる。
(2.処理βを実行する場合)
HeNB30が処理βを実行する場合について説明する。HeNB30は、基準Aに基づきゲートウェイ20との通信が不能な状態になったと判断した場合、当該判断の直後(つまり、検知の直後)に、通信インターフェイス36に電源をオフとする。より詳しくは、処理実行部332は、電源制御部32に、通信インターフェイスへ36の電源31による電力の供給を停止させる。
したがって、HeNB30に在圏している携帯型電話機40は、HeNB30との間で通信ができなくなる。それゆえ、携帯型電話機40は、HeNB30により構成されるセルの近隣のセルをサーチすることになる。したがって、HeNB30は、携帯型電話機40を通信可能な他の基地局へハンドオーバさせることが可能となる。
処理βを行なう場合には、制御部33および通信インターフェイス35に対して電源31は電力を供給し続けている。このため、制御部33は、ゲートウェイ20との通信が復旧したことを検知すると、電源制御部32に対して通信インターフェイス36への電力の供給を再開させるように指示することが好ましい。当該構成により、指示をしない構成に比べて、ハンドオーバの回数をさらに少なくすることができる。
(3.処理γを実行する場合)
HeNB30が処理γを実行する場合について説明する。HeNB30は、基準Aに基づきゲートウェイ20との通信が不能な状態になったと判断した場合、当該判断の直後(つまり、検知の直後)に、通信インターフェイス36に携帯型電話機40への信号の送信を停止させる。より詳しくは、処理実行部332が、通信インターフェイス36に携帯型電話機40への信号の送信を停止させる。
したがって、携帯型電話機40は、HeNB30との間で通信ができなくなる。それゆえ、HeNB30は、携帯型電話機40を通信可能な他の基地局へハンドオーバさせることが可能となる。
処理γを行なう場合には、制御部33は、ゲートウェイ20との通信が復旧したことを検知すると、通信インターフェイス36に対して携帯型電話機40への信号の送信を再開させるように指示することが好ましい。当該構成により、指示をしない構成に比べて、ハンドオーバの回数をさらに少なくすることができる。
また、処理γを行なった場合であっても、HeNB30は、携帯型電話機40が送信する信号を受信することができる。したがって、HeNB30を携帯型電話機40から遠隔操作を受け付けることが可能なように構成しておけば、携帯型電話機40の利用者は、HeNB30に対して携帯型電話機40への信号の送信を再開させるように指示することが可能となる。
(4.処理δを実行する場合)
HeNB30が処理δを実行する場合について説明する。HeNB30は、基準Aに基づきゲートウェイ20との通信が不能な状態になったと判断した場合、当該判断の直後(つまり、検知の直後)に、再起動する。より詳しくは、処理実行部332が、電源制御部32に対して、電源31から制御部33への電力の供給を一旦停止させ、その後、電力の供給を再開する処理を行なうように指示する。
したがって、携帯型電話機40は、一時的に、HeNB30との間で通信ができなくなる。それゆえ、HeNB30は、携帯型電話機40を通信可能な他の基地局へハンドオーバさせることが可能となる。
処理δを行なう場合、ゲートウェイ20が復旧すると、携帯型電話機40は、速やかにHeNB30にハンドオーバすることができる。
また、ゲートウェイ20との通信不能(輻輳含む)の原因がゲートウェイ20とHeNB30との間の接続(状態不一致等)に起因するときには、HeNB30はゲートウェイ20との通信の復旧が可能となる。
ここで、処理α,β,γ,δそれぞれの、他の処理と比べたメリットについて説明する。
・処理αのメリット
携帯型電話機40が他のセルに移動し、通信できるようになる。
・処理βのメリット
処理αのメリットに加え、以下のメリットがある。ゲートウェイ20が復旧した場合、HeNB30本体の電源はオンであるためHeNB30自身の復旧検知部で、ゲートウェイ20の復旧を検知すると、自動で通信インターフェイス35,36をオンすることが可能となる。
・処理γのメリット
処理αのメリットおよび処理βのメリットに加え、以下のメリットがある。HeNB30は、自動で通信インターフェイス35,36をオンすることにより、携帯型電話機40からのデータ受信が可能となる。このため、ユーザは、携帯型電話機40からの遠隔操作によって、HeNB30をオンにすることが可能となる。
・処理δのメリット
処理αのメリットに加え、以下のメリットがある。ゲートウェイ20の故障/輻輳の原因が、ゲートウェイ20とHeNB30との間の接続(状態不一致等)起因している場合には、HeNB30はゲートウェイ20を復旧可能となる。この場合、HeNB30は、復旧を確認するまで、通信インターフェイス35,36をオフしてもよい。さらに、ゲートウェイ20が復旧した場合、HeNB30は通常状態であるため、携帯型電話機40もすぐにHeNB30に戻ることが可能となる。なお、ゲートウェイ20が再起動しても復旧しない場合には、基準Aとタイミングaと処理αとを組合せた処理、基準Aとタイミングaと処理βとを組合せた処理、または基準Aとタイミングaと処理γとを組合せた処理に移行する。
なお、「輻輳」とは、ネットワーク上で多量のトラフィックが発生し、通常の送受信が困難な状態になることである。たとえば、通信システム1が“3GPP TS 36.314 V10.0.0 (2010-12)”の規格に従ったシステムである場合には、L2の測定において、ゲートウェイ20の負荷、アクティブな移動局(UE)の数、パケット遅延、データ損失、IPスループットなどの項目により、輻輳か否かを判断する。
さらに、HeNB30は、再起動後、ゲートウェイ20との通信が復旧するまで、通信インターフェイス36に対する電力の供給を停止してもよい。
また、再起動してもゲートウェイ20との間の通信が復旧しない場合には、上述した処理α、処理β、および処理γのいずれかを実行するようにHeNBを構成しておくことが好ましい。
(5.変形例)
ところで、上記の処理α〜δを実行するタイミングとして、タイミングa(図3(b)参照)が設定されているものとした。つまり、HeNB30は、ゲートウェイ20との通信が不能であると検知した場合、当該検知の直後に、処理α〜δのいずれかを実行する構成を例に挙げて説明した。
しかしながら、処理を実行するタイミングは、当該タイミングに限定されるものではない。HeNB30は、上記タイミングとして、図3(b)に示すタイミングbを用いてもよい。つまり、HeNB30は、ゲートウェイ20との通信が不能であると検知した場合、ゲートウェイ20との通信が不能な状態になったことを検知してから予め定められた時間Tdが経過した後に、処理α〜δのいずれかを実行するように、HeNB30を構成してもよい。なお、当該構成の場合には、HeNB30は、上述したタイマを用いて処理の実行タイミングを調整する。
HeNB30は、タイミングbが設定されている場合にも、タイミングaが設定されている場合における各処理α,β,γ,δについて述べた効果と同様の効果を奏する。さらに、タイミングbは、ゲートウェイ20との間の通信不能状態が短時間で復旧する場合に有効である。HeNB30は、たとえば短時間の故障または輻輳(たとえば瞬時停電)などを誤検出した場合であっても、処理α〜δのいずれかを行なわないためである。
なお、携帯型電話機40のプロトコルでは、ある動作をすると、エラー(応答なし等)の判定用のタイマが起動することが多い。このため、タイミングbを用いることにより、当該タイマを意図した動作を実現可能となる利点がある。
<2−2.基準Bを利用した例>
次に、判断基準として基準Bを用いた場合について説明する。この場合、HeNB30は、ゲートウェイ20に送信した要求信号に対する応答信号を、当該要求信号を送信したときから予め定められた時間Tc以内にゲートウェイ20から受信できない場合には、ゲートウェイ20との通信が不能な状態になったと判断する。
HeNB30は、ゲートウェイ20との通信が不能な状態になったと判断した場合、当該検知の直後(タイミングa)または当該検知から時間Tdが経過した後(タイミングb)に、処理α〜δの何れかの処理を実行する。なお、タイミングaを用いるかタイミングbを用いるかは、HeNB30において予め定められている。また、処理α、処理β、処理γ、および処理δの何れを実施するかについてもHeNB30において予め定められている。
HeNB30が基準Bを用いる場合も、基準Aにおいて各処理α,β,γ,δについて述べた効果と同様の効果を得ることができる。つまり、少なくとも「携帯型電話機40が他のセルに移動することによって通信できるようになる」といった効果が得られる。
<2−3.基準Cを利用した例>
次に、判断基準として基準Cを用いた場合について説明する。この場合、HeNB30は、ゲートウェイ20からゲートウェイ20が通信不能な状態であることを表した信号を受信した場合には、ゲートウェイ20との通信が不能な状態になったと判断する。
HeNB30は、ゲートウェイ20との通信が不能な状態になったと判断した場合、当該検知の直後(タイミングa)または当該検知から時間Tdが経過した後(タイミングb)に、処理α〜δの何れかの処理を実行する。なお、タイミングaを用いるかタイミングbを用いるかは、HeNB30において予め定められている。また、処理α、処理β、処理γ、および処理δの何れを実施するかについてもHeNB30において予め定められている。なお、基準A,B,Cは、故障/輻輳の判断基準を表すものである。基準A,B,Cを用いるメリットは、基準A、B,Cとも、「故障/輻輳の判定ができる」ことである。
HeNB30が基準Cを用いる場合も、基準Aにおいて各処理α,β,γ,δについて述べた効果と同様の効果を得ることができる。つまり、少なくとも「携帯型電話機40が他のセルに移動することによって通信できるようになる」といった効果が得られる。
<3.制御構造>
図4は、HeNB30の処理の流れを示したフローチャートである。図4を参照して、ステップS2において、HeNB30の制御部33は、通信インターフェイス35を用いて、ゲートウェイ20の状態監視を行なう。ステップS4において、制御部33は、検知部331がゲートウェイ20との通信が不能な状態となったことを検知したか否かを判断する。
制御部33は、通信が不能な状態になったことを検知部331が検知したと判断した場合(ステップS4においてYES)、ステップS6において、検知の直後(または検知がされたときから予め定められた時間Tdが経過した後)に、HeNB30に在圏する携帯型電話機40をHeNB30とは異なる基地局にハンドオーバさせるための処理(処理α、処理β、処理γ、または処理δ)を実行する。一方、制御部33は、通信が不能な状態になったことを検知部331が検知していないと判断した場合、処理をステップS2に進める。
<4.室内用基地局のハードウェア構成>
図5は、HeNB30の典型的なハードウェア構成を表した図である。図5を参照して、HeNB30は、アンテナ351と、無線処理部1300と、制御・ベースバンド部2300とを備える。
各無線処理部1300は、デュプレクサ1301と、パワーアンプ1303と、ローノイズアンプ1305と、送信回路1307と、受信回路1309と、直交変復調部1310とを備える。制御・ベースバンド部2300は、ベースバンド回路2310と、制御装置2320と、電源装置2350と、タイミング制御部2330と、通信インターフェイス2340とを備える。制御装置2320は、CPU2321と、ROM2322と、RAM2323と、不揮発性メモリ2324と、HDD(Hard Disk Drive)2325とを備える。
直交変復調部1311は、ベースバンド回路2310で処理されるOFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)信号を直交変復調し、アナログ信号(RF(Radio Frequency)信号)と変換する。送信回路1307は、直交変復調部1311で生成されたRF信号を、電波として送出する周波数に変換する。受信回路1309は、受信した電波を直交変復調部1311で処理する周波数に変換する。
パワーアンプ1303は、送信回路1307で生成したRF信号を、アンテナ351から送信するために電力増幅する。ローノイズアンプ1305は、アンテナ351で受信した微弱電波を増幅し、受信回路1309に渡す。
制御装置2320は、HeNB30全体の制御、および呼制御のプロトコルや制御監視を行なう。タイミング制御部2330は、伝送路等から抽出した基準クロックを基に、HeNB30内部で使用する各種クロックを生成する。
通信インターフェイス2340は、イーサネット(登録商標)などの伝送路を接続し、IPsec(Security Architecture for Internet Protocol)、IPv6(Internet Protocol Version 6)等のプロトコルを処理してIPパケットの授受を行なう。
ベースバンド回路2310は、通信インターフェイス2340を用いて授受するIPパケットと、無線上に乗せるOFDM信号(ベースバンド信号)の変換(変復調)を行なう。また、ベースバンド信号は無線処理部1300との間で授受される。
電源装置2350は、HeNB30に供給される電圧を、HeNB30内部で使用する電圧に変換する。電源装置2350は、電源31と電源制御部32とから構成される(図2参照)。
HeNB30における処理は、各ハードウェアおよびCPU2321により実行されるソフトウェアによって実現される。このようなソフトウェアは、HDD2325等に予め記憶されている場合がある。また、ソフトウェアは、メモリカード(図示せず)その他の記憶媒体に格納されて、プログラムプロダクトとして流通している場合もある。あるいは、ソフトウェアは、いわゆるインターネットに接続されている情報提供事業者によってダウンロード可能なプログラムプロダクトとして提供される場合もある。このようなソフトウェアは、ICカードリーダライタその他の読取装置によりその記憶媒体から読み取られて、あるいは、通信インターフェイス2340を介してダウンロードされた後、HDD2325に一旦格納される。そのソフトウェアは、CPU2321によってHDD2325から読み出され、さらに不揮発性メモリ2324に実行可能なプログラムの形式で格納される。CPU2321は、そのプログラムを実行する。
同図に示されるHeNB30を構成する各構成要素は、一般的なものである。したがって、本発明の本質的な部分は、HDD2325、不揮発性メモリ2324、メモリカードその他の記憶媒体に格納されたソフトウェア、あるいはネットワークを介してダウンロード可能なソフトウェアであるともいえる。なお、HeNB30の各ハードウェアの動作は周知であるので、詳細な説明は繰り返さない。
なお、記録媒体としては、DVD-ROM、CD−ROM、FD(Flexible Disk)、ハードディスクに限られず、磁気テープ、カセットテープ、光ディスク(MO(Magnetic Optical Disc)/MD(Mini Disc)/DVD(Digital Versatile Disc))、光カード、マスクROM、EPROM(Electronically Programmable Read-Only Memory)、EEPROM(Electronically Erasable Programmable Read-Only Memory)、フラッシュROMなどの半導体メモリ等の固定的にプログラムを担持する媒体でもよい。また、記録媒体は、コンピュータが読取可能な一時的でない媒体である。
ここでいうプログラムとは、CPUにより直接実行可能なプログラムだけでなく、ソースプログラム形式のプログラム、圧縮処理されたプログラム、暗号化されたプログラム等を含む。
[実施の形態2]
実施の形態1においては、HeNB30は、ゲートウェイ20との通信が不能となったことを検知した後、処理α〜δのいずれかを実行することにより、携帯型電話機40に他の基地局へのハンドオーバを実行させた。本実施の形態では、ゲートウェイ20との通信が不能となったことを検知した後に、各移動局(携帯型電話機40を含む)に他の基地局へのハンドオーバを指示する指令を送信する構成を説明する。より詳しくは、HeNB30がハンドオーバの指示を各移動局に出した後に、再度、通信不能なゲートウェイ20の配下にあるHeNB30にハンドオーバさせないようにするためのHeNB30の構成について説明する。なお、以下では、実施の形態1のHeNB30と区別するために、説明の便宜上、HeNBの参照符号を“30A”と表記する。
図6は、HeNB30Aの機能ブロック図である。図6を参照して、HeNB30Aは、電源31と、電源制御部32と、制御部33Aと、メモリ34と、通信インターフェイス35と、通信インターフェイス36と、図示しないタイマを備える。制御部33Aは、検知部331と、処理実行部332と、送信制御部333とを備える。
送信制御部333は、ゲートウェイ20の故障が検知されると、携帯型電話機40を当該ゲートウェイ20の傘下以外のHeNBへハンドオーバさせる指令を携帯型電話機40に送信する。具体的には、送信制御部333は、検知部331によってゲートウェイ20との通信が不能な状態になったことが検知されると、HeNB30に在圏する携帯型電話機40をHeNB30とは異なる基地局へハンドオーバをさせるための指令を、通信インターフェイス36を用いて携帯型電話機40に送信する。当該指令は、具体的には、「感度の一番高い基地局へ移動しろ」といった内容である。この場合、具体的な基地局が指定される。なお、当該指令は、一般的には、車などで移動しているときに発生するハンドオーバ指示と同じ指令である。
処理実行部332は、当該指令の送信後、予め定められたタイミングで、携帯型電話機40をHeNB30に再び在圏させないための予め定められた処理を実行する。なお、「予め定められたタイミング」については、後述する(図7(b))。また、「予め定められた処理」についても後述する(図7(c))。
図7は、通信不能と判断するための判断基準と、処理タイミングと、予め定められた処理の内容とを表した図である。図7(a)は、通信不能と判断するための判断基準(故障/輻輳の判断基準)を表した図である。図7(b)は、図7(c)の処理内容を実行するタイミングを表した図である。図7(c)は、予め定められた処理の内容を表した図である。
図7(a)を参照して、各判断基準は、実施の形態1において図3(a)で示した判断基準と同じである。このため、図7(a)に示した基準A〜Cについての説明は、ここでは繰り返さない。
図7(c)を参照して、各処理内容は、実施の形態1において図3(c)で示した処理内容と同じである。このため、図7(c)に示した処理α〜δについての説明は、ここでは繰り返さない。
図7(b)を参照して、処理α〜δのいずれかの処理を行なうタイミングのみが、実施の形態1において図3(b)で示したタイミング(つまり、タイミングa、タイミングb)とは異なる。したがって、以下では、図7(b)に示した3つのタイミングを中心にHeNB30Aの動作を説明する。
なお、ゲートウェイ20との通信が不能であることの判断基準として、基準A、基準B、および基準Cのいずれを用いるかは、HeNB30Aにおいて予め定められている。また、タイミングc、タイミングd、およびタイミングeのいずれを用いるかは、HeNB30Aにおいて予め定められている。さらに、処理α、処理β、処理γ、および処理δの何れを実施するかについてもHeNB30Aにおいて予め定められている。
(1.タイミングc)
検知部331が基準A〜Cのうちの予め定められた1つの基準に基づきゲートウェイ20との通信が不能であることを検知した場合、送信制御部333は、通信インターフェイス36を用いて他の基地局へハンドオーバさせるための指令を、HeNB030Aに在圏している移動局(携帯型電話機40を含む)に送信する。処理実行部332は、当該指令が送信された直後に、処理α〜δのうちの予め定められた1つの処理を実行する。
このように、ハンドオーバ後に処理α〜γが行なわれることにより、HeNB30と移動局との通信ができなくなる。このため、移動局は、元のHeNB30に戻れなくなる。また、ハンドオーバ後に処理δが行なわれる場合、移動局は、再起動中は元のHeNB30に戻れないが、再起動後には元のHeNB30に戻って可能性がある。また、HeNB30が移動局のHeNBへのアクセスを禁止する動作モード(Barred設定)である場合にも、移動局が元のHeNB30に戻ってくることはない。
なお、ゲートウェイ20との通信がすぐに復旧できるような場合には、移動局を他の基地局ではなく元の基地局に戻すために、HeNB30に処理δ(つまり、再起動)を実行させてもよい。
この場合には、各基準A,B,Cにおいて各処理α,β,γ,δについて述べた効果と同様の効果を得ることができる。より正確には、実施の形態1で述べた12個の組合せ(具体的には、基準A〜Cのいずれか1つの基準と、タイミングaと、処理α〜δのいずれか1つの処理との組合せ)のいずれか1つの組合せにて得られる効果と同様の効果を得ることができる。
さらに、HeNB30Aは、携帯型電話機40に対してハンドオーバの指示を出すため、ハンドオーバの指示を出さない構成に比べて、携帯型電話機40の消費電力を低減することが可能となる。
(2.タイミングd)
検知部331が基準A〜Cのうちの予め定められた1つの基準に基づきゲートウェイ20との通信が不能であることを検知した場合、送信制御部333は、通信インターフェイス36を用いて他の基地局へハンドオーバさせるための指令を、HeNB030Aに在圏している移動局(携帯型電話機40を含む)に送信する。処理実行部332は、当該指令が送信されてから予め定められた時間Tdが経過した後に、処理α〜δのうちの予め定められた1つの処理を実行する。
この場合にも、各基準A,B,Cにおいて各処理α,β,γ,δについて述べた効果と同様の効果を得ることができる。より正確には、実施の形態1で述べた12個の組合せ(具体的には、基準A〜Cのいずれか1つの基準と、タイミングbと、処理α〜δのいずれか1つの処理との組合せ)のいずれか1つの組合せにて得られる効果と同様の効果を得ることができる。
さらに、HeNB30Aは、携帯型電話機40に対してハンドオーバの指示を出すため、ハンドオーバの指示を出さない構成に比べて、携帯型電話機40の消費電力を低減することが可能となる。
(3.タイミングe)
検知部331が基準A〜Cのうちの予め定められた1つの基準に基づきゲートウェイ20との通信が不能であることを検知した場合、送信制御部333は、通信インターフェイス36を用いて他の基地局へハンドオーバさせるための指令を、HeNB030Aに在圏している移動局(携帯型電話機40含む)に送信する。処理実行部332は、当該指令に基づき移動局の全てがHeNB30Aに在圏しなくなったことを確認したときに、処理α〜δのうちの予め定められた1つの処理を実行する。
この場合にも、各基準A,B,Cにおいて各処理α,β,γ,δについて述べた効果と同様の効果を得ることができる。さらに、HeNB30Aは、移動局がハンドオーバしたことを確認した後に処理α〜δのうちの予め定められた1つの処理を実行するため、HeNB30Aに移動局が在圏したままの状態で当該予め定められた1つの処理を実行してしまうことを防止できる。
図8は、HeNB30Aの処理の流れを示したフローチャートである。図8を参照して、ステップS12において、HeNB30Aの制御部33Aは、通信インターフェイス35を用いて、ゲートウェイ20の状態監視を行なう。ステップS14において、制御部33Aは、検知部331がゲートウェイ20との通信が不能な状態となったことを検知したか否かを判断する。
制御部33Aは、通信が不能な状態になったことを検知部331が検知したと判断した場合(ステップS14においてYES)、ステップS16において、HeNB30Aに在圏する各移動局をHeNB30Aとは異なる基地局へハンドオーバさせるための指令を、通信インターフェイス36を用いて当該各移動局に送信する。一方、制御部33は、通信が不能な状態になったことを検知部331が検知していないと判断した場合、処理をステップS12に進める。
ステップS18において、制御部33Aは、予め定められたタイミング(タイミングc〜eのいずれか)で、移動局をHeNB30Aに再び在圏させないための処理(処理α、処理β、処理γ、または処理δ)を実行する。
[実施の形態3]
本実施の形態では、HeNBが動作モードを、移動局のHeNBへのアクセスを許可する動作モードと、アクセスを禁止する動作モード(Barred設定)との間で切り換える構成について説明する。なお、Barred設定が解除されると、アクセスを許可する動作モードとなる。また、以下では、実施の形態1のHeNB30,30Aと区別するために、説明の便宜上、HeNBの参照符号を“30B”と表記する。
図9は、HeNB30Bの機能ブロック図である。図9を参照して、HeNB30Bは、電源31と、電源制御部32と、制御部33Bと、メモリ34と、通信インターフェイス35と、通信インターフェイス36と、図示しないタイマを備える。制御部33Bは、検知部331と、変更部334とを備える。
変更部334は、検知部331によってゲートウェイ20との通信が不能な状態になったことが検知されると、HeNB30Bの動作モードを、アクセスを許可する設定からアクセスを禁止する設定(Barred設定)に変更する。Barred設定がなされることによって、移動局は、報知情報にアクセス不可規制情報(Cell Barred)がセットされている基地局にはアクセスできなくなる。
HeNB30BがBarred設定になると、HeNB30に在圏している携帯型電話機40は、HeNB30との間で通信ができなくなる。それゆえ、携帯型電話機40は、HeNB30により構成されるセルの近隣のセルをサーチすることになる。したがって、HeNB30は、携帯型電話機40を通信可能な他の基地局へハンドオーバさせることが可能となる。
また、HeNB30B本体の電源をオフすること等の処理(処理α〜δ)を行なわなくても、Barred設定を解除しない限り、携帯型電話機40がHeNB30Bに再度在圏することはない。
また、HeNB30Bは、ゲートウェイ20との通信が復旧した場合にBarred設定を解除することにより、携帯型電話機40は再びHeNB30Bに在圏可能となる。
[実施の形態4]
図10は、本実施の形態に係る通信システム1Aの構成を示した図である。図10を参照して、通信システム1Aは、MME10と、ゲートウェイ20Aと、2つのゲートウェイ20Bと、複数のHeNB30Cとを備える。
ゲートウェイ20Aは、MME10と通信する。また、ゲートウェイ20Aは、2つのゲートウェイ20Bと通信する。つまり、ゲートウェイ20Aは、MME10と2つのゲートウェイ20Bとの間の通信を中継する。なお、ゲートウェイ20Aのハードウェア構成は、ゲートウェイ20と同様である。
各ゲートウェイ20Bは、ゲートウェイ20Aと通信する。また、ゲートウェイ20Bは、1つ以上のHeNB30Cと通信する。つまり、各ゲートウェイ20Bは、ゲートウェイ20AとHeNB30Cとの間の通信を中継する。なお、各ゲートウェイ20Aのハードウェア構成は、ゲートウェイ20と同様である。
HeNB30Cは、HeNB30、HeNB30Aと同様のハードウェア構成を有する。しかしながら、HeNB30Cは、上述した検知部331、処理実行部332、送信制御部333を備えている必要はない。
通信システム1Aでは、ゲートウェイ20Bが、HeNB30,30Aの代わりに、図3および図7に示した、基準A〜Cのいずれか1つの判断基準かつタイミングa〜eのいずれか1つのタイミングで、処理α〜δのいずれか1つの処理を実行する。
より詳しくは、実施の形態1に対応する例としてゲートウェイ20Bを説明すると以下の通りである。ゲートウェイ20Bは、他のゲートウェイ20Aによる中継処理によってMME10と通信する。ゲートウェイ20Bは、他のゲートウェイ20Aとの通信が不能な状態になったことを検知する検知部(図示せず)を備える。また、ゲートウェイ20Bは、通信が不能な状態になったことが検知されると、当該検知の直後または当該検知がされたときから予め定められた時間が経過した後に、ゲートウェイ20Bに通信可能に接続されたHeNB30Cに在圏する移動局を当該HeNB30Cとは異なる基地局にハンドオーバをさせるための予め定められた処理(つまり、処理α、β、γ、またはδ)を実行する処理実行部(図示せず)を備える。
ここで、ゲートウェイ20Bがゲートウェイ20Aの故障を検知すると、ゲートウェイ20BはHeNB30Cとの通信を遮断する処理(処理α〜δのいずれか)を行なう。この場合、ゲートウェイ20Bと通信ができなくなったHeNB30Cは、移動局に対して、他の通信可能なセルへハンドオーバさせる指示を出す。
また、実施の形態2に対応する例としてゲートウェイ20Bを説明すると以下の通りである。ゲートウェイ20Bは、他のゲートウェイ20Aによる中継処理によってMME10と通信する。ゲートウェイ20Bは、他のゲートウェイ20Aとの通信が不能な状態になったことを検知する検知部(図示せず)を備える。また、ゲートウェイ20Bは、通信が不能な状態になったことが検知されると、ゲートウェイ20Bに通信可能に接続されたHeNB30Cに在圏する移動局を当該HeNB30Cとは異なる基地局へハンドオーバをさせるための指令を、当該HeNB30Cを介して移動局に送信する送信制御部(図示せず)を備える。さらに、ゲートウェイ20Bは、当該指令の送信後、予め定められたタイミング(つまり、タイミングc,d,またはe)で、移動局を当該HeNB30Cに再び在圏させないための予め定められた処理(つまり、処理α、β、γ、またはδ)を実行する処理実行部(図示せず)を備える。
通信システム1Aを、このような構成とすることによっても、HeNB30Cに在圏している移動局を通信可能な他の基地局へハンドオーバ可能となる。
<付記>
(1)ゲートウェイによる中継処理によってモビリティ管理を行なうエンティティと通信する基地局であって、前記ゲートウェイとの通信が不能な状態になったことを検知する検知手段と、前記通信が不能な状態になったことが検知されると、当該検知の直後または当該検知がされたときから予め定められた時間が経過した後に、前記基地局に在圏する移動局を当該基地局とは異なる基地局にハンドオーバをさせるための予め定められた処理を実行する実行手段とを備える、基地局。
(2)ゲートウェイによる中継処理によってモビリティ管理を行なうエンティティと通信する基地局であって、前記ゲートウェイとの通信が不能な状態になったことを検知する検知手段と、前記通信が不能な状態になったことが検知されると、前記基地局に在圏する移動局を当該基地局とは異なる基地局へハンドオーバをさせるための指令を、通信インターフェイスを用いて前記移動局に送信する送信制御手段と、前記指令の送信後、予め定められたタイミングで、前記移動局を前記基地局に再び在圏させないための予め定められた処理を実行する実行手段とを備える、基地局。
(3)前記予め定められたタイミングは、前記指令の送信後の直後、前記指令が送信されときから予め定められた時間が経過した後、または、前記指令の送信後に前記基地局に在圏する移動局がなくなったことを確認したときである、上記(2)に記載の基地局。
(4)前記ゲートウェイから予め定められた周期で送信される信号を、前記周期よりも長い予め定められた時間以内に受信できない場合、前記ゲートウェイに送信した要求信号に対する応答信号を、当該要求信号を送信したときから予め定められた時間以内に当該ゲートウェイから受信できない場合、または、前記ゲートウェイから当該ゲートウェイが通信不能な状態であることを表した信号を受信した場合、前記検知手段は、前記ゲートウェイとの通信が不能な状態になったと判断する、上記(1)から(3)のいずれかに記載の基地局。
(5)少なくとも前記検知手段および前記実行手段を含み、前記基地局の動作を制御する制御手段と、電源と、前記制御手段への前記電源による電力の供給の開始および停止を制御する電源制御手段とをさらに備え、前記実行手段は、前記予め定められた処理として、前記電源制御手段に前記電力の供給を停止させる、上記(1)から(4)のいずれかに記載の基地局。
(6)電源と、前記移動局と通信を行なうための通信インターフェイスと、前記通信インターフェイスへの前記電源による電力の供給の開始および停止を制御する電源制御手段とをさらに備え、前記実行手段は、前記予め定められた処理として、前記電源制御手段に前記電力の供給を停止させる、上記(1)から(4)のいずれかに記載の基地局。
(7)前記移動局と通信を行なうための通信インターフェイスをさらに備え、前記実行手段は、前記予め定められた処理として、前記通信インターフェイスに前記移動局への信号の送信を停止させる、上記(1)から(4)のいずれかに記載の基地局。
(8)前記実行手段は、前記予め定められた処理として、前記基地局を再起動させる、上記(1)から(4)のいずれかに記載の基地局。
(9)ゲートウェイによる中継処理によってモビリティ管理を行なうエンティティと通信する基地局であって、前記ゲートウェイとの通信が不能な状態になったことを検知する検知手段と、前記通信が不能な状態になったことが検知されると、前記基地局の動作モードを前記移動局のアクセスを許可する設定から禁止する設定に変更する変更手段とを備える、基地局。
(10)他のゲートウェイによる中継処理によってモビリティ管理を行なうエンティティと通信するゲートウェイであって、前記他のゲートウェイとの通信が不能な状態になったことを検知する検知手段と、前記通信が不能な状態になったことが検知されると、当該検知の直後または当該検知がされたときから予め定められた時間が経過した後に、前記ゲートウェイに通信可能に接続された基地局に在圏する移動局を当該基地局とは異なる基地局にハンドオーバをさせるための予め定められた処理を実行する実行手段とを備える、ゲートウェイ。
(11)他のゲートウェイによる中継処理によってモビリティ管理を行なうエンティティと通信するゲートウェイであって、前記他のゲートウェイとの通信が不能な状態になったことを検知する検知手段と、前記通信が不能な状態になったことが検知されると、前記ゲートウェイに通信可能に接続された基地局に在圏する移動局を当該基地局とは異なる基地局へハンドオーバをさせるための指令を、前記基地局を介して前記移動局に送信する送信制御手段と、前記指令の送信後、予め定められたタイミングで、前記移動局を前記基地局に再び在圏させないための予め定められた処理を実行する実行手段とを備える、ゲートウェイ。
(12)ゲートウェイによる中継処理によってモビリティ管理を行なうエンティティと通信する基地局におけるハンドオーバ制御方法であって、前記基地局が、前記ゲートウェイとの通信が不能な状態になったことを検知するステップと、前記基地局が、前記通信が不能な状態になったことが検知されると、当該検知の直後または当該検知がされたときから予め定められた時間が経過した後に、前記基地局に在圏する移動局を当該基地局とは異なる基地局にハンドオーバをさせるための予め定められた処理を実行するステップとを備える、ハンドオーバ制御方法。
(13)ゲートウェイによる中継処理によってモビリティ管理を行なうエンティティと通信する基地局におけるハンドオーバ制御方法であって、前記基地局が、前記ゲートウェイとの通信が不能な状態になったことを検知するステップと、前記基地局が、前記通信が不能な状態になったことが検知されると、前記基地局に在圏する移動局を当該基地局とは異なる基地局へハンドオーバをさせるための指令を、通信インターフェイスを用いて前記移動局に送信するステップと、前記基地局が、前記指令の送信後、予め定められたタイミングで、前記移動局を前記基地局に再び在圏させないための予め定められた処理を実行するステップとを備える、ハンドオーバ制御方法。
(14)ゲートウェイによる中継処理によってモビリティ管理を行なうエンティティと通信する基地局におけるハンドオーバ制御方法であって、前記基地局が、前記ゲートウェイとの通信が不能な状態になったことを検知するステップと、前記基地局が、前記通信が不能な状態になったことが検知されると、前記基地局の動作モードを前記移動局のアクセスを許可する設定から禁止する設定に変更するステップとを備える、ハンドオーバ制御方法。
(15)他のゲートウェイによる中継処理によってモビリティ管理を行なうエンティティと通信するゲートウェイにおけるハンドオーバ制御方法であって、前記ゲートウェイが、前記他のゲートウェイとの通信が不能な状態になったことを検知するステップと、前記ゲートウェイが、前記通信が不能な状態になったことが検知されると、当該検知の直後または当該検知がされたときから予め定められた時間が経過した後に、前記ゲートウェイに通信可能に接続された基地局に在圏する移動局を当該基地局とは異なる基地局にハンドオーバをさせるための予め定められた処理を実行するステップとを備える、ハンドオーバ制御方法。
(16)他のゲートウェイによる中継処理によってモビリティ管理を行なうエンティティと通信するゲートウェイにおけるハンドオーバ制御方法であって、前記ゲートウェイが、前記他のゲートウェイとの通信が不能な状態になったことを検知するステップと、前記ゲートウェイが、前記通信が不能な状態になったことが検知されると、前記ゲートウェイに通信可能に接続された基地局に在圏する移動局を当該基地局とは異なる基地局へハンドオーバをさせるための指令を、前記基地局を介して前記移動局に送信するステップと、前記ゲートウェイが、前記指令の送信後、予め定められたタイミングで、前記移動局を前記基地局に再び在圏させないための予め定められた処理を実行するステップとを備える、ハンドオーバ制御方法。
(17)前記ハンドオーバ制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
今回開示された実施の形態は例示であって、上記内容のみに制限されるものではない。本発明の範囲は特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1,1A 通信システム、20,20A,20B ゲートウェイ、40 携帯型電話機、30,30A,30B,30C HeNB、31 電源、32 電源制御部、33,33A,33B 制御部、35,36,2340 通信インターフェイス、182,2320 制御装置、331 検知部、332 処理実行部、333 送信制御部、334 変更部、1300 無線処理部、2321 CPU、2300 ベースバンド部、2310 ベースバンド回路、2320 制御装置、2330 タイミング制御部、2350 電源装置。

Claims (9)

  1. ゲートウェイによる中継処理によってモビリティ管理を行なうエンティティと通信する基地局であって、
    前記ゲートウェイの状態を検知する検知手段と、
    前記ゲートウェイの状態に応じて移動局との通信を止める通信制御手段とを備える、基地局。
  2. ゲートウェイによる中継処理によってモビリティ管理を行なうエンティティと通信する基地局であって、
    前記ゲートウェイの状態を検知する検知手段と、
    前記ゲートウェイの故障が検知されると、移動局を当該ゲートウェイ傘下以外の基地局へハンドオーバさせる指令を前記移動局に送信する送信制御手段とを備える、基地局。
  3. 前記ゲートウェイから予め定められた周期で送信される信号を、前記周期よりも長い予め定められた時間以内に受信できない場合、前記ゲートウェイに送信した要求信号に対する応答信号を、当該要求信号を送信したときから予め定められた時間以内に当該ゲートウェイから受信できない場合、または、前記ゲートウェイから当該ゲートウェイが通信不能な状態であることを表した信号を受信した場合、前記検知手段は、前記ゲートウェイとの通信が不能な状態になったと判断し、前記通信制御手段は、前記移動局との通信を止める、請求項1に記載の基地局。
  4. 前記ゲートウェイから予め定められた周期で送信される信号を、前記周期よりも長い予め定められた時間以内に受信できないこと、前記ゲートウェイに送信した要求信号に対する応答信号を、当該要求信号を送信したときから予め定められた時間以内に当該ゲートウェイから受信できないこと、または、前記ゲートウェイから当該ゲートウェイが通信不能な状態であることを表した信号を受信したことに基づき、前記検知手段は、前記ゲートウェイの故障を検知する、請求項2に記載の基地局。
  5. 前記通信制御手段は、当該基地局の一部または全部の構成の電源を切る処理、当該基地局から移動局への信号の送信を止める処理、および当該基地局を再起動させる処理の少なくとも1つの処理を実行させる、請求項1に記載の基地局。
  6. ゲートウェイによる中継処理によってモビリティ管理を行なうエンティティと通信する基地局であって、
    前記ゲートウェイの状態を検知する検知手段と、
    前記ゲートウェイの故障が検知されると、前記基地局の動作モードを前記移動局のアクセスを許可する設定から禁止する設定に変更する変更手段とを備える、基地局。
  7. ゲートウェイによる中継処理によってモビリティ管理を行なうエンティティと通信する基地局におけるハンドオーバ制御方法であって、
    前記基地局が、前記ゲートウェイの状態を検知するステップと、
    前記ゲートウェイの状態に応じて移動局との通信を止めるステップとを備える、ハンドオーバ制御方法。
  8. ゲートウェイによる中継処理によってモビリティ管理を行なうエンティティと通信する基地局におけるハンドオーバ制御方法であって、
    前記基地局が、前記ゲートウェイの状態を検知するステップと、
  9. 請求項7または8に記載のハンドオーバ制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
JP2011188580A 2011-08-31 2011-08-31 基地局、ハンドオーバ制御方法、およびプログラム Pending JP2013051561A (ja)

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