JP2013049290A - シートベルト装着検知装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡易な構成で、シートベルトの装着検知および自らの故障検知が可能なシートベルト装着検知装置を提供することを目的としている。
【解決手段】シートベルトバックル108と、シートベルトバックルに対してしてアンテナを用いた信号の送受信を行うリーダ106とを含むシートベルト装着検知装置(検知装置100)であって、シートベルトバックルは、シートベルトタングプレートの挿入方向のそれぞれ異なる位置に配置される少なくとも2つのICタグ222、224と、シートベルトバックル内へのシートベルトタングプレートの挿入に連動してスライドし、そのスライドによって、シートベルトタングプレートの挿入前と挿入後とにおいてそれぞれ異なるICタグのリーダに対する信号の送受信を遮蔽する遮蔽板230と、を備えることを特徴とする。
【選択図】図4

Description

本発明は、車両におけるシートベルトの装着の有無を検知するシートベルト装着検知装置に関するものである。
近年、シートベルトには、乗員がシートベルトを装着しているか否かを検知する検知装置が設けられている。検知装置は、シートベルトの装着・非装着の如何によって、エアバッグの膨張展開時の展開出力を自動調整したり、シートベルトを巻き取るモータ付きリトラクタを自動制御したりすることを可能にしている。このような検知装置は、主にシートベルトバックル(バックル)内に設けられていて、バックル内でのタングプレートの着脱を検知している。
上記の検知装置は電力を要する構造となっている。そのため、従来のバックルには、電力供給および検知信号の取出し用のワイヤーハーネスが接続されていた。しかし、通常、バックルが設置されるシートは、車内空間の快適性を向上させるために、前後方向へのスライドや後方向への回転が可能な構成となっている。したがって、上記のワイヤーハーネスは、バッテリー等からシートを介してバックルまで、シートのスライドや回転を阻害することがないように配慮して引き延ばす必要があった。そのため、上記の検知装置付きのバックルの設置作業には、多くの工数、および熟練した技能が求められていた。
そこで、例えば特許文献1には、ワイヤーハーネス等の配線が不要なシートベルト装着検知装置として、LC共振回路(タグ)を利用したシートベルトの装着検知装置が開示されている。特許文献1では、まず、タグプレート(タングプレート)をバックルに挿入することで、タグプレートと、バックル内にてタグプレートと連結する受け金具とによってLC共振回路を形成している。そして、車両内部からLC共振回路へ送信する検出信号をスイープさせ、検出信号の周波数がLC共振回路の共振周波数となったところでそのLC共振回路とアンテナとの間に生じる電圧変化を検知する。これにより、シートベルトの装着状態を検知可能としている。
特開2002−211356号公報
しかし、特許文献1におけるLC共振回路は、タングプレートの挿入によって、バックル側のループコイル上のスイッチ手段を閉路すること、またはタングプレート側のコンデンサとバックル側のループコイルとを連結させることによって形成されている。特許文献1では、上記のスイッチ手段の構成、およびコンデンサとループコイルとの連結の詳細については明示されていないものの、これらによってバックルの装置構成が複雑化するおそれがある。シートベルトの装着検知を達成しても、その装置構成が複雑なものであっては、近年のバックルに要望されている製造の容易化および車内でのレイアウトの容易化を図ることは困難であると考えられる。
また、特許文献1では、LC共振回路が形成されていない場合にはLC共振回路からの受信信号が検知できないため、シートベルトの未装着を検知できるとしている。しかし、LC共振回路の形成には、前述のように、スイッチ手段の閉路およびコンデンサとループコイルとの連結などの動作が必要である。そのため、例えばこれらの動作を行うにあたって何らかの故障等が発生した場合、シートベルトは装着されているにもかかわらず、未装着であるとの誤判断をする可能性がある。
本発明は、このような課題に鑑み、簡易な構成で、シートベルトの装着検知および自らの故障検知が可能なシートベルト装着検知装置を提供することを目的としている。
上記課題を解決するために、本発明にかかるシートベルト装着検知装置の代表的な構成は、シートベルトバックルと、シートベルトバックルに対してアンテナを用いた信号の送受信を行うリーダとを含むシートベルト装着検知装置であって、シートベルトバックルは、シートベルトタングプレートの挿入方向のそれぞれ異なる位置に配置される少なくとも2つのICタグと、シートベルトバックル内へのシートベルトタングプレートの挿入に連動してスライドし、そのスライドによって、シートベルトタングプレートの挿入前と挿入後とにおいてそれぞれ異なるICタグのリーダに対する信号の送受信を遮蔽する遮蔽板と、を備えることを特徴とする。
上記構成であれば、装置構成が簡素であって、遮蔽板のスライドという単純な動作を行うだけでシートベルトの装着検知が可能である。遮蔽板のスライドは、他の部材に対する接触を伴わないため、故障などの不具合の発生も格段に少なくなる。
また、上記構成によれば、2つのICタグを組み合わせることで、バックルの故障検知を行うことが可能である。例えば、第1のICタグから信号を受信した場合はシートベルト未装着、第2のICタグから信号を受信した場合はシートベルト装着、どちらのICタグからも信号を受信した場合または受信しなかった場合はバックルの故障などと判断することができる。
上記のシートベルトバックルは、金属製の内部フレームと、樹脂製の外装とをさらに備え、少なくとも2つのICタグは、内部フレームと外装との間に設置され、遮蔽板は、少なくとも2つのICタグと外装との間をスライドするとよい。この構成であれば、遮蔽板をスライドさせるだけで、ICタグを金属製の内部フレームと遮蔽板とで囲うことができる。したがって、ICタグのリーダとの信号の送受信を確実に遮蔽することができる。
上記のアンテナは車室内の前方上部に設置されるとよい。例えば、フロントミラーの近傍にアンテナを設置することで、車両の前後方向および幅方向のいずれの方向においてもほぼ中央にアンテナを位置させることができる。この位置にアンテナを配置すれば、本発明による同一のシートベルト装着検知装置を備えた他の車が隣接していても、アンテナ同士の間に適度な距離が生じる。したがって、他車との信号の干渉を防ぎ、自車のシートベルトの装着検知の確実性を向上させることが可能となる。
上記のアンテナは指向性アンテナであるとよい。信号の送受信の方向や信号強度が高い領域を自車内に限定することで、車外の電波等との干渉を防ぐことが可能となる。
本発明によれば、簡易な構成で、シートベルトの装着検知および自らの故障検知が可能なシートベルト装着検知装置を提供することが可能となる。
本実施形態によるシートベルト装着検知装置の構成を例示する図である。 図1のリーダ、アンテナ、およびバックルの設置位置を例示する図である。 図1のシートベルトバックルの内部構成を例示する図である。 図3のシートベルトバックルの分解図である。 図4のICタグと遮蔽板との位置関係を例示する図である。 図3のC−C断面図であり、シートベルトバックルの初期状態からラッチ状態への途中動作を例示する図である。 図6から続くシートベルトバックルの初期状態からラッチ状態への途中動作を例示する図である。 図7から続くシートベルトバックルのラッチ状態からの解除の途中動作を例示する図である。 図8から続くシートベルトバックルのラッチ状態からの解除の途中動作を例示する図である。 図1のアンテナの変形例を例示する図である。 図1のアンテナの変形例を例示する図である。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。かかる実施形態に示す寸法、材料、その他具体的な数値などは、発明の理解を容易とするための例示に過ぎず、特に断る場合を除き、本発明を限定するものではない。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能、構成を有する要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略し、また本発明に直接関係のない要素は図示を省略する。
(シートベルト装着検知装置)
図1は、本実施形態によるシートベルト装着検知装置の構成を説明する図である。シートベルト装着検知装置(以下、検知装置100(図2参照)と記載する)は、インストルメントパネル101内に設置されたリーダ106と、座席に設置されたシートベルトバックル(以下、バックル108と記載する)とを含んで構成されている。
リーダ106は、バックル108に対する信号の送受信を行う、バックル108内のICタグ222、224(図3参照)の読取機である。例えば、リーダ106は、ICタグ222、224に誘導電流を生じさせるための信号(電波)を送信する。また、リーダ106は、ICタグ222、224から送信されたID番号(identification number)などの情報を含んだ信号を受信する。
リーダ106は、信号の送受信用のアンテナ107を備えている。アンテナ107は金属製であって、棒状の形状を有している。アンテナ107は、車室内の前方上部、例えばバックミラー109(インナーミラー)の近傍に設置されている。
図2は、図1のリーダ106、アンテナ107、およびバックル108の設置位置を例示する図である。図2に例示するように、アンテナ107の設置位置がバックミラー109の近傍であるから、車両103の前後方向および幅方向のいずれの方向においてもほぼ中央にアンテナ107は位置している。したがって、例えば同じ検知装置100を備えた他の車が隣接していても、アンテナ107同士の間に適度な距離が生じる。これにより、万が一他車に自車(車両103)のICタグ222、224に類似するIDを持つICタグが備えられていたとしても、他車との信号の干渉を防ぎ、自車のシートベルト105の装着検知の確実性を向上させることが可能となる。
図1に例示するバックル108は、シートベルト105に設けられたシートベルトタングプレート(以下、タングプレート102と記載する)を固定する。バックル108は、車室内において、座席に着座した乗員の腰部近傍に設置される。
図3は、図1のシートベルトバックルの内部構成を例示する図、図4は図3のシートベルトバックルの分解図である。
図3に例示するように、バックル108の外装は、ともに樹脂製の外装ケース110および下ケース116によって構成されている。図4に例示するように、外装ケース110には、タングプレート102を挿入するため、および解除ボタン180を設置するための開口部112が設けられている。開口部112のうち、解除ボタン180の設置箇所以外の部分に、タング挿入口114(図3参照)が形成される。タングプレート102は、タング挿入口114に差し込むだけでバックル108へ固定(ラッチ)することができ、解除ボタン180を押すだけでタングプレート102からのラッチの解除を行うことができる。なお、外装ケース110の下側には、下ケース116がネジ118によってネジ止めされる。
バックル108内には、金属製の内部フレーム(以下、フレーム120と記載する)が設けられている。図4に例示するように、フレーム120は一対の側壁122の間に設けられた底壁124とを備えた断面コの字形状を有している。底壁124の上面は、バックル108内においてタングプレート102の挿入路を構成する。
フレーム120のコの字形状の内側上部にはラッチ部材140が設けられている。ラッチ部材140は、外装ケース110内に挿入されたタングプレート102の作用で回動してタングプレート102を掛止する部材である。ラッチ部材140は、金属製であって、タング挿入口114側(図示Y2側)の端部においてフレーム120の底壁方向(図示Z2方向)に突出するラッチ突片142を有している。ラッチ突片142は、タングプレート102が外装ケース110内へ挿入されると、タングプレート102に設けられているラッチ孔104に挿入され、次いでフレーム120の底壁124に設けられた穴部126に挿入される。
ラッチ部材140は、ラッチ突片142とは反対側(図中Y1側)の端部において、フレーム120の両側壁122方向(図示X1X2方向)へ突出する支持腕144を有している。支持腕144は、フレーム120の側壁122に設けられた支持孔128に係合される。これにより、ラッチ部材140は、支持腕144を中心にして、フレーム120の底壁124方向(図示Z2方向)およびその反対方向(図示Z1方向)へ回動可能となっている。
ラッチ部材140の中央には開口146が設けられている。開口146の支持腕144側(図示Y1側)の縁には、ラッチ突片142の方向(図示Y2方向)へ向かって突出するバネ掛止凸部148が設けられている。バネ掛止凸部148には、ラッチ部材140とカンチレバー160との間に設置されるイジェクタスプリング170が接続される。
ラッチ部材140と、フレーム120の底壁124との間には、イジェクタ150が設けられている。イジェクタ150は、フレーム120の底壁上においてタングプレート102の着脱方向にスライド可能に設けられている。イジェクタ150は、タングプレート102が外装ケース110内に挿入されると、タングプレート102の端部と接触してこれに押され、タング挿入口114側から外装ケース110内の奥側(図示Y1側)へスライドする。
イジェクタ150は、ラッチ部材140によるタングプレート102のラッチが解除されると、外装ケース110内の奥側からタング挿入口114側へ向かって、イジェクタスプリング170によって付勢されてスライドする。このときのイジェクタ150のスライドによって、タングプレート102は外装ケース110から押し出される。
イジェクタ150には、略U字形状の基部152と、基部152の両端からフレーム120の側壁方向(図示X1X2方向)へ延びる腕部154が設けられている。腕部154は、フレーム120の側壁122と底壁124との間に形成されたスリット130に挿入される。腕部154がスリット内を移動可能であるため、イジェクタ150はフレーム120の底壁上において、タングプレート102の着脱方向にスライド可能な構成となっている。基部152には、タング挿入口側の面であってタングプレート102の端部と接触する被押圧部156と、略U字形状の内側においてカンチレバー160と接続する保持孔158とが設けられている。
カンチレバー160は、イジェクタスプリング170の反発力を利用し、ロックバー172を介してラッチ部材140をタングプレート102に向かって押圧する部材である。カンチレバー160は、イジェクタ150の保持孔158に係合する軸部162を有していて、軸部162を中心に回動可能な構成となっている。カンチレバー160の先端には、曲面で形成されたバー掛止部164が設けられている。バー掛止部164は、開口146を通過してラッチ部材140の上方に位置していて、同じくラッチ部材140の上方に位置するロックバー172を掛止する。カンチレバー160におけるバー掛止部164との反対側の表面(図4における背面)には、イジェクタスプリング170と接続するためのバネ保持突出部166が設けられている。
イジェクタスプリング170は、ラッチ部材140のバネ掛止凸部148とカンチレバー160のバネ保持突出部166との間に設置される。イジェクタスプリング170は圧縮状態で設置されているため、ラッチ部材140とカンチレバー160とを互いに引き離す方向への反発力を常に発生させている。
ロックバー172は、ラッチ部材140を上方からタングプレート102に向かって押圧する部材である。ロックバー172は、ラッチ部材140の幅以上の長さを有している。ロックバー172は、フレーム120の両側壁122に略L字形状に形成されたそれぞれの案内孔132に渡るように設置される。上述したように、ロックバー172は、カンチレバー160のバー掛止部164によって掛止されていて、カンチレバー160の回動と共に案内孔132内を移動することができる。
解除ボタン180は、フレーム120の開口部112側(図示Y2側)に両側壁122およびその上部を覆うように設けられる。解除ボタン180は、フレーム上をタングプレート102の着脱方向へ自在にスライドすることができる。解除ボタン180は、開口部112から外部に露出する操作部182と、操作部182の両端からバックル108の内部へ延びる脚部184とを有している。脚部184のそれぞれの先端はアーチ状に連結している。
解除ボタン180の脚部184はフレーム120の側壁122の外側をスライドする。脚部184のそれぞれの内側(フレーム120の側壁側)には、操作凹部186が設けられている。操作凹部186には、フレーム120の案内孔132から突出するロックバー172の端部が挿入される。解除ボタン180がバックル108の内部方向へスライドすると、操作凹部186の開口部112側の面によってロックバー172がバックル108の内部方向(図示Y1側)へ押され、案内孔132の湾曲した縁に接触し、これに沿って上方へ移動する。これによりロックバー172によるラッチ部材140のタングプレート102への押圧が解除されて、タングプレート102のラッチは解除される。
脚部184のそれぞれの内側であってフレーム120の側壁122に対向する面には、案内凸部188が設けられている。案内凸部188は、フレーム120の側壁122に向かって突出すると共に、操作部182および脚部184の先端に向かって延びている。案内凸部188はフレーム120の側壁122に形成された長溝134に挿入される。解除ボタン180がスライドする際、案内凸部188は長溝134によって案内される。したがって、解除ボタン180は、フレーム120の側壁122および底壁124に対して平行にスライドすることができる。
操作部182におけるフレーム120の底壁側には、バックル108の内部方向へ突出する下端部190が設けられている。下端部190には、両側の腕部方向に延びる軸受溝192が形成されている。この軸受溝192には、カウンタウェイト200の第2回動軸204が噛合される。
カウンタウェイト200は、解除ボタン180に対するおもりの役割を担う部材である。カウンタウェイト200は、第1回動軸202および第2回動軸204を有していて、解除ボタン180のスライドに伴って外装ケース内において回動可能である。
第1回動軸202は、フレーム120の側壁122に設けられた凹溝136に挿入され、フレーム120および外装ケース110に対するカウンタウェイト200の回動を可能にする。第2回動軸204は、解除ボタン180の下端部190に設けられた軸受溝192に噛合される。第2回動軸204は、スライドする解除ボタン180から力を受けてカウンタウェイト200を解除ボタン180に対して回動させるとともに、第1回動軸202を中心にカウンタウェイト200を外装ケース110に対して回動させる。
カウンタウェイト200におけるバックル108の内部側の先端には、ロックバー172を掛止する掛止部212が設けられている。掛止部212は、タングプレート102がラッチ部材140に掛止された状態における位置のロックバー172を掛止する。そのため、外装ケース110に対して回動可能なカウンタウェイト200を利用し、ラッチ部材140によるタングプレート102の掛止を補助することができる。
フレーム120の下方には、少なくとも2つのICタグ222、224を実装した基板220が設けられる。基板220は、ICタグ222、224をバックル108内に固定する役目をしている。基板220は、イジェクタ150のスライド方向である図示Y1Y2方向に長尺な形状となっている。基板220はバックル108内において、長尺方向をタングプレート102の挿入方向に向けて設置される。基板220は、下ケース116上にリブやボルト等を利用して固定することができる。
2つのICタグ222、224は、基板220の長尺方向のそれぞれ異なる位置に配置されている。本実施形態では、基板220の長尺方向はタングプレート102の挿入方向と実質的に同一である。2つのICタグ222、224はタングプレート102の挿入方向に互いに所定の距離を空けて配置される。ICタグ222、224は、パッシブ型であって電源を内蔵せず、リーダ106(図1参照)から発信される電波を受けることで生じる誘導電力を利用して作動する。作動したICタグ222、224は、ID番号などの情報を含んだ電波を送信する。
スリット130からフレーム120の外部へ突出するイジェクタ150の腕部154(図示X1側)には、遮蔽板230が取付けられる。遮蔽板230は、イジェクタ150の腕部154にリベット(図示省略)等を利用して取付けられる。遮蔽板230は、イジェクタ150とともにバックル108内へのタングプレート102の挿入に連動して、タングプレート102の挿入方向へスライドする。遮蔽板230は、電波遮蔽材料等で構成されていて、リーダ106およびICタグ222、224が発信する信号(電波)を反射させたり減衰させたりして、その信号の伝播を遮蔽することができる。
図5は図4のICタグ222、224と遮蔽板230との位置関係を例示する図である。図5(a)は、図3のバックル108のA−A断面図であって、図5(b)は図5(a)のバックル108のB−B断面図である。なお、図5(a)および図5(b)はともに、ICタグ222、224および遮蔽板230の理解を容易にするために、他の部材を一部省略してバックル108内部を簡略的に例示している。
図5(a)に例示するように、バックル108内部において、2つのICタグ222、224を実装した基板220は、イジェクタ150の下方であって、フレーム120と下ケース116との間に設置されている。そして、イジェクタ150の腕部154に取付けられた遮蔽板230は、断面が略L字に屈曲していて、上方の腕部154から下方の基板220へ向かって延びて、基板220と下ケース116との間の空間へ向かって屈曲している。すなわち、遮蔽板230は、少なくとも2つのICタグ222、224と下ケース116(外装)との間をスライドする。
フレーム120は、金属製であり、例えば電波遮蔽材料で構成されている。フレーム120も遮蔽板230と同様に電波(信号)を遮蔽可能である。基板220上のICタグ222、224は、フレーム120(フレーム120の底壁124)と遮蔽板230とで囲われることで、リーダ106との信号の送受信が不能となる。
図5(b)に例示するように、イジェクタ150は、フレーム120のスリット130を、タングプレート102(図4)の挿入に連動してその挿入方向(図示Y1Y2方向)にスライド可能である。したがって、遮蔽板230もタングプレート102の挿入に連動してスライドする。本実施形態では、遮蔽板230は、タングプレート102の挿入前は図5(b)に例示するようにICタグ222の設置位置に位置している。これによって、ICタグ222のリーダ106との信号の送受信を遮蔽可能である。また、遮蔽板230は、タングプレート102の挿入後はICタグ224の設置へスライドして、ICタグ224のリーダ106との信号の送受信を遮蔽可能である。このように、遮蔽板230はスライドするだけで、タングプレート102の挿入前と挿入後とにおいてそれぞれ異なるICタグ222、224のリーダ106に対する信号の送受信を確実に遮蔽可能である。
(シートベルト装着時のバックル108の動作)
以下、図6および図7を参照してバックル108の初期状態からラッチ状態への動作、および検知装置100(図2参照)によるシートベルト105の装着の検知動作について説明する。図6は図3のC−C断面図であり、シートベルトバックルの初期状態からラッチ状態への途中動作を例示する図である。図7は図6から続くシートベルトバックルの初期状態からラッチ状態への途中動作を例示する図である。
なお、図3のC−C断面は図示Y1Y2方向および図示Z1Z2方向の断面であり、図6および図7ではシートベルトバックルの動作に関係のない要素は図示省略している。初期状態とは、シートベルト105(図1参照)が装着されていない状態であって、タングプレート102がバックル108にラッチされていない非ラッチ状態のことである。ラッチ状態とは、乗員がシートベルト105を装着した状態であって、タングプレート102がバックル108にラッチされたラッチ状態のことである。以下の説明において、タング挿入口114側および開口部112側とは図中左側であり、バックル108内部側とは図中右側である。
図6(a)はバックル108の初期状態を例示している。図6(a)に例示するように、初期状態においてイジェクタ150は、イジェクタスプリング170の反発力によって、タング挿入口側へスライドしている。カンチレバー160は、軸部162を中心に時計回りに傾倒した状態となっている。またカンチレバー160は、ロックバー172を開口部112方向へ押圧している。ロックバー172は、案内孔132の上部に位置していて、カンチレバー160によって押圧されているため、案内孔132の開口部112側であって図6(a)において略垂直な縁に接触している。
カンチレバー160が時計回りに傾倒した状態となっているため、バネ保持突出部166の高さ位置は、ラッチ部材140のバネ掛止凸部148の高さ位置よりも、フレーム120の底壁側に位置している。そのため、イジェクタスプリング170は、S字状に湾曲した形状となっている。このとき、イジェクタスプリング170において、バネ保持突出部側の端面S1と、バネ掛止凸部側の端面S2とは平行ではなく、端面S1は図6(a)において、カンチレバー160のバネ保持突出部側の斜め下方から反発力を伝達している。
ラッチ部材140は、イジェクタスプリング170の反発力によって、支持腕144(図4参照)を中心に時計回り方向へ付勢されている。よって、ラッチ部材140のラッチ突片142は、フレーム120の底壁124から離れていて、底壁124とラッチ突片142との間にはタングプレート102の挿入路が確保されている。
図6(a)に例示するように、初期状態のバックル108においては、イジェクタ150はタング挿入口114側へスライドしている。したがって、イジェクタ150の腕部154も、スリット130内をタング挿入口114側へスライドしている。この腕部154は、フレーム120のスリット130(図4参照)から外部へ突出している。この状態では、遮蔽板230もタング挿入口114側へスライドして、ICタグ222のリーダ106との信号の送受信を遮蔽している。リーダ106は、ICタグ224とは信号の送受信が可能である。このとき、例えばリーダ106(図1参照)は、ICタグ222、224のうち、ICタグ224からのみID情報等を読取可能であることから、タングプレート102は挿入されていないと判断することができる。これにより、シートベルト105は未装着であると検知することが可能である。
図6(b)は、タングプレート102がバックル108内に挿入された状態を例示している。タングプレート102の端部は、イジェクタ150の被押圧部156に接触し、イジェクタ150をタングプレート102の挿入方向へスライドさせている。したがって、遮蔽板230もタングプレート102の挿入方向へスライドしている。
カンチレバー160の軸部162はイジェクタ150と共にイジェクタスプリング170の反発力に逆らってスライドする。一方、カンチレバー160のバー掛止部164はイジェクタスプリング170の反発力によってロックバー172を押圧している。したがって、カンチレバー160は、図6(a)の状態から図6(b)の状態へ、ロックバー172を中心として反時計回りに回動する。
図6(b)の状態では、カンチレバー160が反時計回りに回動しているため、バネ保持突出部166の高さ位置が、ラッチ部材140のバネ掛止凸部148の高さ位置に近づいている。図6(b)では、端面S1は、図6(a)の状態から半時計回りに傾き、端面S1と端面S2とは図6(a)の状態よりも平行な状態に近づいている。そのため、図6(b)の状態では、イジェクタスプリング170のS字状の湾曲が解消されている。
図7(a)は、図6(b)の状態から、タングプレート102がバックル108の内部側にさらに挿入された状態を例示している。この状態では、イジェクタ150がさらにバックル108の内部側へスライドしている。したがって、遮蔽板230もバックル108内部であって、ICタグ224を遮蔽可能な位置にまでスライドしている。
カンチレバー160は軸部162を中心にさらに反時計回りに回動している。このとき、イジェクタスプリング170は上に凸形状に湾曲する。したがって、イジェクタスプリング170の端面S1は、カンチレバー160のバネ保持突出部166側の斜め上方から、カンチレバー160に反発力を伝達している。
カンチレバー160のバー掛止部164は、ロックバー172を案内孔132の略垂直な縁に沿って、案内孔132の角部へ向かって押し下げる。押し下げられたロックバー172は、その下方のラッチ部材140を押圧し、ラッチ部材140はタングプレート102に向かって支持腕144(図4参照)を中心に回動する。これによって、ラッチ突片142がタングプレート102のラッチ孔104に挿入され、次いでフレーム120の底壁124の穴部126に挿入され、タングプレート102がバックル108へラッチされる。
図7(b)は、図7(a)の状態から、解除ボタン180がわずかに開口部方向へスライドした状態を例示している。図7(a)において、カンチレバー160に押し下げられて案内孔132の角部を越えたロックバー172は、案内孔132内を開口部方向へ移動することが可能となる。そして、解除ボタン180の操作凹部186の開口部側の面が、イジェクタスプリング170の反発力を受けているロックバー172によって、開口部方向へ押される。そのため、解除ボタン180はわずかに開口部方向へスライドし、カウンタウェイト200は、第1回動軸202を中心に時計回りに回動する。この回動によって、カウンタウェイト200の掛止部212がロックバー172の上方へ接触して掛止する。ロックバーは、ラッチ部材をタングプレートに掛止させた状態において、案内孔132内を図中水平方向へ移動可能であるが、その移動はカウンタウェイトの掛止部によって防止されている。これにより、タングプレート102のラッチか完了し、バックル108はラッチ状態となる。
ラッチ状態のバックル108において、遮蔽板230はICタグ224のリーダ106との信号の送受信を遮蔽している。リーダ106は、ICタグ222とは信号の送受信が可能である。このとき、例えばリーダ106(図1参照)は、ICタグ222、224タグのうち、ICタグ222からのみID情報等を読取可能であることから、タングプレート102はバックル108へ挿入された状態であると判断することが可能である。これにより、検知装置100(図2参照)は、シートベルト105の装着を検知することができる。
(シートベルト取外し時のバックル108の動作)
以下、図8および図9を参照してバックル108のラッチ状態からの解除動作、および検知装置100(図2参照)によるシートベルト105の非装着の検知動作について説明する。図8は図7から続くシートベルトバックルのラッチ状態からの解除の途中動作を例示する図、図9は図8から続くシートベルトバックルのラッチ状態からの解除の途中動作を例示する図である。
図8(a)は、図7(b)のラッチ状態から、解除ボタン180が押された状態のバックル108を例示している。乗員によって解除ボタン180が押され、解除ボタン180がバックル108の内部方向へスライドすると、まずカウンタウェイト200が第1回動軸202を中心に反時計回りに回動し、掛止部212によるロックバー172の掛止が解除される。次に、ロックバー172は、操作凹部186の開口部側の面によってバックル108の内部方向へ押されて移動する。このとき、ロックバー172が押されることによって、カンチレバー160およびイジェクタ150もバックル108の内部方向へ多少移動する。これにより、イジェクタスプリング170が圧縮される。
解除ボタン180が押されることでイジェクタ150はバックル108の内部方向へ多少移動する。そのため、遮蔽板230もバックル108の内部方向へ移動する。しかし、この移動は小距離であって、図8(a)に例示するように、遮蔽板230はICタグ224を遮蔽する位置からほとんど変化していない。
図8(a)の状態から解除ボタン180がさらに押されると、図8(b)に例示するように、ロックバー172は、案内孔132の湾曲している縁に接触する。そして、図9(a)のように、ロックバー172は、操作凹部186の開口部側の面に押されながら、案内孔132の湾曲している縁に沿って上昇する。
図9(a)に例示するように、解除ボタン180がバックル108の内部までスライドした状態において、カンチレバー160は軸部162を中心に時計回りに回動して傾倒した状態となる。このとき、バネ保持突出部166の高さ位置は、ラッチ部材140のバネ掛止凸部148の高さ位置よりも、フレーム120の底壁側に位置している。そのため、イジェクタスプリング170は、S字状に湾曲した形状となっている。このとき、イジェクタスプリング170の端面S2は、バネ掛止凸部148を介してラッチ部材140を支持腕144(図4参照)を中心に時計回り方向に回動させる。これにより、ラッチ部材140のラッチ突片142がタングプレート102のラッチ孔104から持ち上がり、タングプレート102のラッチが解除される。
イジェクタスプリング170の端面S1は、カンチレバー160を開口部方向へ押圧している。そのため、タングプレート102のラッチが解除されると、図9(b)に例示するように、カンチレバー160およびイジェクタ150は、イジェクタスプリング170によって勢いよく開口部方向へスライドする。これによって、タングプレート102は、タング挿入口114から押し出される。そして、乗員が解除ボタン180から手を離すと、操作凹部186の開口部側の面はイジェクタスプリング170の反発力を受けたロックバー172によって開口部側に押され、解除ボタン180が開口部側にスライドし、バックル108は図6(a)に例示した初期状態に戻る。
イジェクタ150のタング挿入口114側へのスライドによって、遮蔽板230もタング挿入口114側へスライドする。そのため、遮蔽板230はICタグ224を遮蔽していた状態からICタグ222を遮蔽する状態となる。リーダ106は、ICタグ224とは信号の送受信が可能である。このとき、例えばリーダ106(図1参照)は、ICタグ222、224のうち、ICタグ224からのみID情報等を読取可能である。したがって、タングプレート102は取外された状態であると判断することが可能である。これにより、検知装置100(図2参照)は、シートベルト105の非装着を検知することができる。
上記説明したように、バックル108はICタグ222、224と遮蔽板230とによる簡素な構成であっても、遮蔽板230のスライドという単純な動作を行うだけでシートベルト105(図1参照)の装着検知が可能である。また、遮蔽板230のスライドは、他の部材に対する接触を伴わないため、故障などの不具合の発生も格段に少なくなる。
さらに、上記構成によれば、2つのICタグ222、224を組み合わせることで、バックル108の故障検知を行うことが可能である。例えば、ICタグ222、224のどちらからも信号を受信した場合または受信しなかった場合はバックル108の故障などと判断することができる。
(アンテナの変形例)
図10および図11は、図1のアンテナ107の変形例を例示する図である。図10に例示するアンテナ207は、放物曲面を有する反射板210を備える点においてアンテナ107と相違する。
アンテナ207は、指向性アンテナの一種であるパラボラアンテナである。パラボラアンテナ207は、反射板の放物曲面が向く方向に対して指向性を有する。例えば、アンテナ207を、図1のアンテナ107と同様に、バックミラー109の近傍に車両後方へ向けて設置することで、車内空間に対して良好な指向性を発揮することが可能である。これにより、信号の送受信の方向や信号強度が高い領域を自車内に限定することで、車外の電波等との干渉を防ぐことが可能となる。
図11に例示するアンテナ307は、指向性アンテナの一種であるアレイアンテナである点においてアンテナ107、207と相違する。
アンテナ307は、内部にアンテナ素子310を複数備えている。アンテナ307は、各アンテナ素子310がそれぞれ発信する電波の位相を制御することで、任意な方向へ良好な指向性を発揮することができる。そのため、アンテナ307は、バックミラー109の近傍に設置されなくても、自車(車両103)の車内空間に対して良好な指向性を発揮することが可能である。これにより、車外の電波等との干渉を防ぐことが可能となる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施例について説明したが、以上に述べた実施形態は、本発明の好ましい例であって、これ以外の実施態様も、各種の方法で実施または遂行できる。特に本願明細書中に限定される主旨の記載がない限り、この発明は、添付図面に示した詳細な部品の形状、大きさ、および構成配置等に制約されるものではない。また、本願明細書の中に用いられた表現および用語は、説明を目的としたもので、特に限定される主旨の記載がない限り、それに限定されるものではない。
したがって、当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
本発明は、車両におけるシートベルトの装着の有無を検知するシートベルト装着検知装置に利用することができる。
100 …検知装置、101 …インストルメントパネル、102 …タングプレート、103 …車両、105 …シートベルト、106 …リーダ、107 …アンテナ、108 …バックル、109 …バックミラー、110 …外装ケース、112 …開口部、114 …タング挿入口、116 …下ケース、118 …ネジ、120 …フレーム、122 …側壁、124 …底壁、126 …穴部、128 …支持孔、130 …スリット、132 …案内孔、134 …長溝、136 …凹溝、140 …ラッチ部材、142 …ラッチ突片、144 …支持腕、146 …開口、148 …バネ掛止凸部、150 …イジェクタ、152 …基部、154 …腕部、156 …被押圧部、158 …保持孔、160 …カンチレバー、162 …軸部、164 …バー掛止部、166 …バネ保持突出部、170 …イジェクタスプリング、172 …ロックバー、180 …解除ボタン、182 …操作部、184 …脚部、186 …操作凹部、188 …案内凸部、190 …下端部、192 …軸受溝、200 …カウンタウェイト、202 …第1回動軸、204 …第2回動軸、207 …アンテナ、210 …反射板212 …掛止部、220 …基板、222 …ICタグ、224 …ICタグ、230 …遮蔽板307 …アンテナ、310 …アンテナ素子

Claims (4)

  1. シートベルトバックルと、該シートベルトバックルに対してアンテナを用いた信号の送受信を行うリーダとを含むシートベルト装着検知装置であって、
    前記シートベルトバックルは、
    シートベルトタングプレートの挿入方向のそれぞれ異なる位置に配置される少なくとも2つのICタグと、
    前記シートベルトバックル内への前記シートベルトタングプレートの挿入に連動してスライドし、該スライドによって、該シートベルトタングプレートの挿入前と挿入後とにおいてそれぞれ異なる前記ICタグの前記リーダに対する信号の送受信を遮蔽する遮蔽板と、
    を備えることを特徴とするシートベルト装着検知装置。
  2. 前記シートベルトバックルは、金属製の内部フレームと、樹脂製の外装とをさらに備え、
    前記少なくとも2つのICタグは、前記内部フレームと前記外装との間に設置され、
    前記遮蔽板は、前記少なくとも2つのICタグと前記外装との間をスライドすることを特徴とする請求項1に記載のシートベルト装着検知装置。
  3. 前記アンテナは車室内の前方上部に設置されることを特徴とする請求項1または2に記載のシートベルト装着検知装置。
  4. 前記アンテナは指向性アンテナであることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載のシートベルト装着検知装置。
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