JP2013048305A - 電子部品供給装置及び電子部品装着装置 - Google Patents

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Kazuyoshi Oyama
和義 大山
Tsutomu Yanagida
勉 柳田
Kazuhiro Nagao
和浩 長尾
Katsunao Usui
克尚 臼井
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Abstract

【課題】作業者によるメンテナンス作業前或いは後の継ぎ目検出装置の状態確認作業を容易に行えるようにし、メンテナンス作業後の継ぎ目検出装置の誤動作を極力回避すること。
【解決手段】部品供給ユニット6の把手70の上面に設けられた表示部70Aには、左右のレーンに対応して表示手段としての7セグメント表示ユニット77が設けられている。下部セグメント91は収納テープCの送り動作に伴い短い間隔で点滅し、作業者は、下部セグメント91の表示状態の変化を確認することによって、継ぎ目検出装置102の動作状態、即ち、継ぎ目検出装置102が正常に動作していることを確認する。
【選択図】 図13

Description

本発明は、部品取出位置まで収納テープ内の電子部品を供給する電子部品供給装置、及び電子部品供給装置を複数並設して、この電子部品供給装置により供給された電子部品を吸着ノズルが取出し部にて取出してプリント基板上に装着する電子部品装着装置に関する。
前記電子部品供給装置は、例えば特許文献1などに開示されているように、テープ送り装置により収納テープが送られると、スプリングにより付勢された剥離レバーが上方へ揺動してカバーテープを剥離するので、この剥離レバーの動きを検出装置によって検出して、回収モータを駆動して剥離されたカバーテープをカバーテープ回収収納部内に回収し、この回収により、剥離レバーが下方へ揺動すると、この剥離レバーの動きを検出装置が検出し、回転モータの駆動を停止するように構成している。
また、例えば特許文献2などに開示されているように、電子部品供給装置に収納テープ同士を連結した継ぎ目を検出する検出装置を設け、継ぎ目が検出されたときに、継ぎ目より手前に位置した収納テープの電子部品の収納部を、収納テープの所定送り回数毎に認識カメラによって撮像し、撮像した画像を認識処理装置によって認識処理し、認識処理結果に基づいて吸着ノズルが下降して電子部品を取出す位置を補正移動するように構成している。
特開2007−173701号公報 特開2007−150136号公報
しかし、電子部品供給装置に設けられた検出装置において、例えば発光素子と受光素子とを備え、受光素子による発光素子からの光の検出状態に基づいて、剥離レバーの動き或いは継ぎ目を検出するように構成したときには、検出装置への塵や埃などの付着によって誤検出が発生する虞がある。
このような誤検出を防止するために、定期的に検出装置を清掃するなどのメンテナンスが必要であるが、メンテナンス作業が確実に行われていなく、メンテナンス後においても、検出装置に誤動作が発生することがあった。
そこで、作業者によるメンテナンス前後の検出装置の状態確認作業が容易に行えるようにし、メンテナンス作業後の検出装置の誤動作を極力回避することを目的とする。
このため第1の発明は、部品取出位置まで収納テープ内の電子部品を供給する電子部品供給装置であり、前記収納テープ同士を連結した継ぎ目を検出する検出装置と、この検出装置の検出状態に応じて表示を変化させる表示手段とを備えたことを特徴とする。
第2の発明は、フィーダベース上に部品取出位置まで収納テープ内の電子部品を供給する電子部品供給装置を複数並設して、この電子部品供給装置により供給された電子部品を吸着ノズルが取出し部にて取出してプリント基板上に装着する電子部品装着装置において、前記電子部品供給装置は、前記収納テープ同士を連結した継ぎ目を検出する検出装置と、この検出装置の検出状態に応じて表示を変化させる表示手段とを備えたことを特徴とする。
本発明は、作業者によるメンテナンス作業前或いは後の継ぎ目の検出装置の状態確認作業を容易に行えるようにし、メンテナンス作業後の継ぎ目の検出装置の誤動作を極力回避することができる。
電子部品装着装置の平面図である。 部品供給ユニットの側面図である。 部品供給ユニットの要部拡大側面図である。 カバーテープ剥離機構の要部拡大側面図である 図4のA−A断面図である。 部品供給ユニットの要部拡大縦断面図である。 継ぎ目検出装置の側面図である。 図7における継ぎ目検出装置を矢印方向から見た図である。 連結テープで連結した収納テープの平面図である。 連結テープで連結した収納テープの側面図である。 電子部品装着装置の制御ブロック図である。 収納テープ送り動作・カバーテープの回収動作のフローチャート図である。 電子部品供給ユニットの概略説明図である。 7セグメント表示ユニットの概略説明図である。 表示部の点滅動作を示す図である。 表示部の点滅動作を示す図である。 表示部の点滅動作を示す図である。
以下、添付図面に基づいて、電子部品供給装置及び電子部品装着装置について説明する。この電子部品装着装置は、いわゆる高速型のガントリー型装着装置である多機能型チップマウンタであり、各種電子部品をプリント基板Pに実装できる。
図1は電子部品装着装置の平面図であり、電子部品装着装置本体1は、機台2と、この機台2の中央部に左右方向に延在するコンベア部3と、機台2の前部(図示の下側)及び後部(図示の上側)にそれぞれ配設した2組の部品装着部4、4及び2組の部品供給部5、5とを備えている。そして、部品供給部5には、電子部品供給装置である複数個の部品供給ユニット6が着脱自在に組み込まれて電子部品装着装置が構成される。
前記コンベア部3は、中央のセットテーブル8と、左側の供給コンベア9と、右側の排出コンベア10とを備えている。プリント基板Pは供給コンベア9からセットテーブル8に供給され、セットテーブル8でプリント基板Pを電子部品の装着を受けるべく不動に且つ所定の高さに位置決めする。そして、電子部品の装着が完了したプリント基板Pは、セットテーブル8から排出コンベア10を介して下流側装置に排出される。
各部品装着部4には、ヘッドユニット13を移動自在に搭載したXYステージ12が配設されると共に、部品認識カメラ14及びノズルストッカ15が配設されている。ヘッドユニット13には、電子部品を吸着及び装着するための2つの装着ヘッド16、16と、プリント基板Pの位置を認識するための1台の基板認識カメラ17とが搭載されている。なお、通常、両部品装着部4、4のXYステージ12、12は交互運転となる。
前記各XYステージ12はY軸駆動モータ12Yによりビーム12AがY方向に移動し、X軸駆動モータ12Xにより前記ヘッドユニット13が前記ビーム12Aに沿ってX方向に移動し、結果としてヘッドユニット13はXY方向に移動することとなる。
各部品供給部5には、フィーダベース19上に多数の部品供給装置である部品供給ユニット6を横並びに且つ着脱自在に備えている。各部品供給ユニット6には、多数の電子部品DをキャリアテープCcの各部品収納部Cbに一定の間隔で収容した収納テープCが搭載されており、収納テープCを間欠送りすると共にカバーテープCaが剥離されて電子部品Dを部品吸着位置へ送ることで、部品供給ユニット6の先端から部品装着部4に電子部品Dが1個ずつ供給される。
この電子部品装着装置本体1の装着データに基づく運転は、先ずXYステージ12を駆動しヘッドユニット13を部品供給ユニット6に臨ませた後、装着ヘッド16に設けた吸着ノズル18を下降させることによりカバーテープCaが剥離されたキャリアテープCcから所望の電子部品Dをピックアップする(取出す)。続いて、装着ヘッド16を上昇させてから、XYステージ12を駆動して電子部品を部品認識カメラ14の直上部まで移動させ、吸着ノズル18に吸着保持されて電子部品を撮像して、その吸着姿勢及び吸着ノズル18に対する位置ずれを認識する。次に、装着ヘッド16をセットテーブル8上のプリント基板Pの位置まで移動させ、基板認識カメラ17で基板Pの位置を認識した後、前記部品認識カメラ14及び基板認識カメラ17による認識結果に基づいて前記XYステージ12のX軸駆動モータ12X、Y軸駆動モータ12Y及び吸着ノズル18のθ軸駆動モータ18Aを補正移動させて、上下軸駆動モータ18Bを駆動して吸着ノズル18を降下させて電子部品をプリント基板P上に装着する。
次に図2乃至図9に基づいて、前記部品供給ユニット6について説明する。この部品供給ユニット6はユニット本体であるユニットフレーム21と、部品供給部5に回転自在に装着した収納テープ供給リールに巻回した状態で順次繰り出された収納テープCを電子部品のピックアップ位置PU(部品取出位置)まで間欠送りするテープ送り機構(テープ送り装置)22と、電子部品のピックアップ位置の手前で収納テープCのカバーテープCaを引き剥がすための後述するカバーテープ剥離機構20とから構成される。
図6に示すように、前記収納テープ供給リールから繰り出された収納テープCは、ピックアップ位置PUの手前のテープ経路に配設したサプレッサ23の下側を潜るようにして、ピックアップ位置PUに送り込まれる。このサプレッサ23にはピックアップ用の開口23Aが開設され。またスリット23Bも形成されており、このスリット23Bを介して収納テープCのカバーテープCaがカバーテープ剥離機構20によりキャリアテープCcから剥離され、収納空間Sを有するカバーテープ回収収納部26内に収納される。即ち、カバーテープ剥離機構によりカバーテープCaが剥離された状態で、キャリアテープCcの部品収納部Cbに搭載した電子部品Dは送り機構22によりピックアップ位置PUまで送られ、開口23Aを介して前記吸着ノズル18によりピッアップされることとなる。
次に、前記テープ送り機構22について説明する。テープ送り機構22は、その出力軸に第1歯車を設けた正逆転可能な駆動源であるサーボモータ25(図7参照)と、前記第1歯車との間にタイミングベルトが張架された第2歯車を一端部に備えて支持体にベアリングを介して回転可能に支持された回転軸(図示せず)と、この回転軸の中間部に設けられたウォーム歯車と噛み合うウォームホィール28を備えると共に収納テープに形成した送り孔に噛み合ってこれを送るスプロケット27とから構成される。そして、ユニットフレーム21の中間仕切体をウォームホィール28及びスプロケット27の支軸29が貫通している。
従って、部品供給ユニット6における収納テープC内の電子部品を供給すべく前記サーボモータ25が駆動して正転すると、タイミングベルトを介して第1及び第2歯車が回転することにより回転軸のみ回転し、ウォーム歯車及びウォームホィール28を介してスプロケット27が送り方向に所定角度間欠回転することにより、収納テープCの前記送り孔を介して収納テープCが間欠送りされる。
また、前記サプレッサ23は支持部となる両垂直片とスプロケット27の歯に送り孔が噛み合った収納テープCが外れないように押さえる水平片とから概ね断面がコ字形状を呈し、前記ユニットフレーム21に係止されると共にこの係止が解除されると前記垂直片が後部のピン30を支点として回動可能に支持される。そして、このサプレッサ23前部がロックされると、このサプレッサ23は下方に付勢されて、前記サプレッサ23は収納テープCやカバーテープ剥離後のキャリアテープCcをテープ案内シュート24に常時押圧してスプロケット27のテープ送り歯からキャリアテープCcの送り孔が抜けて外れないように作用する。
なお、収納テープCのカバーテープの剥離支点となる前記サプレッサ23を上方へ回動させて保持した状態で、部品供給ユニット6の側方から前記ユニットフレーム21に形成された装填用開口31を介して前記収納テープを部品供給ユニット6に装填できるように構成される。
次に、前記カバーテープ剥離機構20について、図3乃至図5に基づいて説明する。カバーテープ剥離機構20は、その出力軸にウォーム歯車41を設けた正逆転可能なカバーテープを送るモータ(以下、回収用駆動モータという。)42と、支軸46を介して回転可能で前記歯車41と噛み合う歯車43及び第1平歯車(図示せず)と支軸50を介して回転可能で前記第1平歯車と噛み合う第2平歯車52と歯車47とを備えてユニットフレーム21に固定された支持体44と、支軸56を介して回転可能で前記歯車47と噛み合う歯車51を備え支軸53を介してユニットフレーム21に揺動可能に支持されるもバネ55により前記歯車47に歯車51が噛み合うように付勢される操作体54と、内部にローラー60を介在させた支軸58を介して揺動可能である剥離レバー59にその底面59Aに固定された支持ピン61に巻装してユニットフレーム21に固定された取付片62との間に介挿されたスプリング63により剥離レバー59を反時計回り方向(図2における)へ付勢して前記剥離レバー59の他端に支持されたローラー64及び前記ローラー60に案内されたカバーテープCaにテンションを加えるためのテンション印加体65とから構成される。
尚、66は前記剥離レバー59の側壁下端に設けられた断面L字形状の被検出部である作動片で、前記カバーテープCaのテンションが強くなって前記スプリング63の付勢力に抗して前記剥離レバー59が図2の時計回り方向に揺動したときに、発光素子68と受光素子69との間に前記作動片66が位置して検出装置であるカバーテープのテンション検出用の検出センサー(以下、テンション検出センサという。)67が作動片66を検出することとなる。従って、テンション検出センサー67が作動片66を検出するとカバーテープに所定のテンションが掛かっているものと、また作動片66を検出しないとカバーテープに所定のテンションが掛かっていないものと検出することとなる。
カバーテープCaを回収するときには、前記駆動モータ42が駆動すると、ウォーム歯車41が回転し、さらに歯車43、歯車47及び歯車51が回転し、即ちバネ55により付勢されて歯車47及び歯車51がカバーテープCaを挟んだ状態で回転し、カバーテープCaが緩み(弛み)を生ずることなく、部品供給ユニット6の端部に設けられたカバーテープ回収収納部26内に収納される。
また、歯車47及び歯車51は同様な形状であり、間隔を存して2枚歯を形成し、その歯47A及び51Aを丸みを帯びた形状にする。このような形状とすることにより、歯車47と歯車51との間を通過した剥離後のカバーテープCaに折り目が形成されないようにする。
また、前記操作体54の上壁には剥離後のカバーテープCaが前記歯車51に沿ってつられて上方へ行かないようにするスクレーパ48がビス49により固定されている。従って、このスクレーパ48の一側面に突出形成された規制案内部48Aが2枚歯が形成された間の溝51B内に入り込むように固定される。
なお、部品供給ユニット6のフィーダベース19への取付の際に、作業者が把手70を持って被案内部材71がフィーダベース19に設けられた一対の案内部材に案内されながら該部品供給ユニット6を奥行き方向に移動させて、ローラー72が電子部品装着装置本体1に設けられる係止部材に係止することとなる。そして、一対の案内部材に被案内部材71が案内されて、フィーダベース19上を被案内部材71を摺動(スライド)させながら、前記部品供給ユニット6を取付るべく移動させた際に、フィーダベース19の奥行き側の端部には前記被案内部材71が当接することにより当該部品供給ユニット6の前後方向の位置を規制する前後規制部材(図示せず)が設けられている。
そして、前記カバーテープ回収収納部26の収納空間Sを形成する外部開口部を閉塞する磁性体である開閉扉73の下端が支軸74を巻くようにして外部開口部に設けた磁石に吸着されるように構成されて、回動可能に支持されている。
また、102は収納テープCの継ぎ目検出装置で、部品供給ユニット6の後端部に取り付けられる取付部材103に設けられる。図7及び図8に示したように、この継ぎ目検出装置102は、発光素子102Aと受光素子102Bとが例えば8ミリメートル離れた間隔を存して設けられた装置本体104、上端部にプリズム105が設けられて断面がコ字形状であり、中間部は収納テープCが通過するようにテープ通路用開口部106が設けた通路形成体107とから構成される。
即ち、収納テープCの送り動作に伴って、継ぎ目が無い収納テープCが継ぎ目検出装置102を通過するときには、各送り孔(4ミリメートル間隔で開設)Cbが発光素子102A及び受光素子102Bに対向した位置にある毎に発光素子102Aからの光が送り孔Cbを介してプリズム105で回帰反射させて受光素子102Bにより受光されるので、継ぎ目検出装置102により継ぎ目無しを検出でき、継ぎ目が有る収納テープCにあっては、送り動作に伴い発光素子102Aからの光が送り孔Cbを覆う連結テープ108Aにより遮光され受光素子102Bにより受光されず、継ぎ目有りが検出されることになる(図9及び図10参照)。
なお、前記連結テープ108Aは、連結テープ108B及び108Cと共に電子部品数が少なくなった古い収納テープCと新しい収納テープCとを連結するためのものであり、連結テープ108Aの部分が継ぎ目である。
次に図11に基づいて、本電子部品装着装置の制御ブロック図について説明する。110は本電子部品装着装置の電子部品装着に係る動作を統括制御する制御部としてのCPU、111は記憶装置としてのRAM(ランダム・アクセス・メモリ)及び112はROM(リ−ド・オンリー・メモリ)である。
前記RAM111には、装着順序毎(ステップ番号毎)にプリント基板P内でのX方向、Y方向及び角度情報や各部品供給ユニット6の配置番号情報等のプリント基板Pの種類毎に装着データが記憶されており、また前記各部品供給ユニット6の配置番号に対応した各電子部品の種類(部品ID)及び各吸着ノズルの種類の情報(部品配置データ)が格納されている。更に、この部品ID毎に電子部品の特徴を表す項目で構成された部品ライブラリデータも記憶されている。
そして、CPU110は前記RAM111に記憶されたデータに基づいて、前記ROM112に格納されたプログラムに従い、電子部品装着装置の部品装着動作に係る動作を統括制御する。即ち、CPU110は、駆動回路113を介して前記X軸駆動モータ12X、Y軸駆動モータ12Y、θ軸駆動モータ18A及び上下軸モータ18B等の駆動を制御している。
117はインターフェース118を介して前記CPU110に接続される認識処理装置で、前記部品認識カメラ14や基板認識カメラ17により撮像して取込まれた画像の認識処理が該認識処理装置117にて行われ、CPU110に処理結果が送出される。即ち、CPU110は、部品認識カメラ14や基板認識カメラ17に撮像された画像を認識処理(位置ずれ量の算出など)するように指示を認識処理装置117に出力すると共に、認識処理結果を認識処理装置117から受取るものである。
即ち、前記認識処理装置117の認識処理により位置ずれ量が把握されると、その結果がCPU110に送られ、CPU110は前記XYステージ12のX軸駆動モータ12X、Y軸駆動モータ12Y及びθ軸駆動モータ18Aを補正移動させて電子部品をプリント基板P上に装着するように制御する。
表示装置としてのモニター119にはデータ設定のための入力手段としての種々のタッチパネルスイッチ120が設けられ、作業者がタッチパネルスイッチ120を操作することにより種々の設定を行うことができ、設定データはRAM111に格納される。
130はインターフェース118を介してCPU110に接続されるコネクタで、各電子部品装着装置側コネクタ130Aとこれに着脱可能な各部品供給ユニット側コネクタ130Bとから構成され、部品供給ユニット側コネクタ130Bは駆動回路131を介してサーボモータ25及び駆動モータ42に接続されている。コネクタ130、駆動回路131、サーボモータ25及び駆動モータ42は各部品供給ユニット6毎に設けられている。
また、部品供給ユニット6が図13に示したように2つの収納テープを用いて電子部品を並行に供給できるようにしたデュアルレーンを備え、2箇所の電子部品ピックアップ位置141から電子部品をピックアップするデュアルレーンフィーダである場合には、駆動回路131、サーボモータ25、駆動モータ42、テンション検出センサー67及び継ぎ目検出装置102はそれぞれのレーン毎に設けられるが、図11では便宜上1つのみ図示してある。
更に、この部品供給ユニット6がデュアルレーンフィーダである場合には、例えば部品供給ユニット6の把手70の上面に設けられた表示部70A(図2及び図13参照)には、左右のレーンに対応して表示手段としての7セグメント表示ユニット(以下、表示ユニットという。)77が設けられている。
また、表示部70Aには、表示ユニット77で表示する対象を切り換えるための切り換えスイッチ70Sが設けられている。また、テンション検出センサ67及び継ぎ目検出装置102の検出状態に応じて表示ユニット77による表示を制御する制御装置である図示しないCPUが設けられている。そして、切り換えスイッチ70Sが操作されていないときには、表示ユニット77は、部品供給ユニット6の運転中に、異常が発生したときに、後述するカバーテープの満杯状態等の異常状態を表示する。
以下、図12のフローチャート図に基づいて、部品供給ユニット6の動作について説明する。先ず、CPU110は収納テープCのテープ送り指令が発生されているか(ON)否かを判定し、発生されていると判定すると、テープ送り用のサーボモータ25の駆動を開始するように制御する。
従って、サーボモータ25の駆動による収納テープの送り動作が開始され、以下カバーテープのテンション検出の監視及び回収制御がなされることとなる。即ち、初めに、CPU110はカバーテープのテンション検出用の検出センサ67が通光状態のOFFの状態か否かを判定する。即ち、カバーテープテンション検出用検出センサ67が作動片66が発光素子68と受光素子69との間に位置していない通光状態のOFFの状態か否かを判定する。
この場合、送り動作開始直後のために、カバーテープのCaにテンションがあって緩みが発生していないので検出センサ67が遮光状態を検出し、CPU110はカバーテープの回収用駆動モータ42をOFF(停止)し、回収用駆動モータ42作動時間の監視タイマー121をリセットさせる。
次に、テープ送りサーボモータ25が動作中か否かが判定され、動作中であるので、前述したような検出センサ67が通光状態であってOFFの状態か否かの判定動作に戻る。そして、サーボモータ25の駆動による収納テープCの送り動作に伴い、剥離レバー59が反時計方向に揺動してカバーテープCaを剥離してカバーテープに緩みが発生して、検出センサ67が通光状態を検出したと判定すると、カバーテープの回収用駆動モータ42が動作中か否かが判定されて動作中でないので、回収用駆動モータ42が動作し、回収用駆動モータ42の作動時間を計時する監視タイマー121がセットされる。
次に、前記監視タイマー121による回収用駆動モータ42の作動時間の計時時間が満杯予告用判定時間(任意に設定され、変更も可能)を越えたか否かが判定され、まだ満杯予告用判定時間を越えていないと判定されると、次に前記監視タイマー121による回収用駆動モータ42の作動時間の計時時間が満杯予告用判定時間より長い異常停止のためのタイムアウト判定時間(任意に設定され、変更も可能)を越えたか否かが判定される。この場合、越えていなければ、再度テープ送りサーボモータ25が動作中か否かが判定され、動作中でなければ、回収用駆動モータ42が動作中か否かが判定され、動作中であるので、前述したような検出センサ67が通光状態であってOFFの状態か否かの判定動作に戻るが、回収用駆動モータ42の動作によりカバーテープをカバーテープ回収収納部26内に収納させる際に剥離レバー59が時計方向に揺動してカバーテープCaの緩みが無くなりテンションが発生して、検出センサ67が遮光状態を検出することとなる。
従って、CPU110はカバーテープの回収用駆動モータ42をOFF(停止)し、回収用駆動モータ42作動時間の監視タイマー121をリセットさせる。そして、再度テープ送りサーボモータ25が動作中か否かが判定され、動作中でないので、次に回収用駆動モータ42が動作中か否かが判定され、動作中でないので、異常登録ありか否かが判定されるが、異常登録が無いので、次の電子部品を取出すための収納テープCのテープ送り指令が発生されているか否かの判定に戻ることとなる。
従って、キャリアテープCcの部品収納部Cbに搭載した電子部品Dは送り機構22によりピックアップ位置PUまで送られる共にカバーテープ剥離機構20によりスリット23Bを介してカバーテープCaが剥離され、ピックアップ用の開口23Aを介して吸着ノズル18によりピッアップされてプリント基板P上に装着されることとなる。
ところで、以上のような収納テープの送り動作や、カバーテープのテンション検出の監視及び回収制御が繰り返されることとなる。
このように、カバーテープのテンション検出の監視及び回収動作が繰り返されているとき、作業者が、部品供給ユニット6の検出センサ67或いは継ぎ目検出装置(継ぎ目センサ)102がどのように動作しているか確認するために、切り換えスイッチ70Sを押すと、部品供給ユニット6に設けられたCPUが動作し、表示ユニット77での表示が、異常発生時にそのエラーの内容を表示するエラー表示モードからセンサの動作状態を表示するセンサ状態表示モードに切り換わる。
即ち、左右の表示ユニット77において、右側表示ユニット77の下部セグメント91によって、継ぎ目検出装置102の動作状態が表示される。継ぎ目が無い収納テープCが継ぎ目検出装置102を通過しているときには、各送り孔(4ミリメートル間隔で開設)Cbが発光素子102A及び受光素子102Bに対向した位置にある毎に発光素子102Aからの光が送り孔Cbを介してプリズム105で回帰反射させて受光素子102Bにより受光され、この結果、部品供給ユニット6のCPUは受光されている期間、下部セグメント91に点灯信号を出力し、下部セグメント91は点灯する。また、各送り孔(4ミリメートル間隔で開設)Cbが発光素子102A及び受光素子102Bに対向した位置から外れているときには、発光素子102Aからの光が収納テープに遮断され、受光素子102Bに受光されないため、受光されない期間、部品供給ユニット6のCPUは、下部セグメント91に消灯信号を出力する。下部セグメント91は消灯する。
この結果、下部セグメント91は収納テープCの送り動作に伴い短い間隔で点滅することになり、作業者は、下部セグメント91の表示状態を確認することによって、継ぎ目検出装置102の入力状態に対応した動作状態、即ち、継ぎ目検出装置102からの信号出力状態を確認でき、継ぎ目検出装置102が正常に動作していることを容易に確認することができる。
また、中央セグメント92によって、テンション検出用の検出センサ67の動作状態が表示される。このとき、収納テープCの送り動作開始直後のために、カバーテープCaにテンションがあって緩みが発生していなく、作動片66が発光素子68と受光素子69との間に位置しているとき、検出センサ67が遮光状態を検出し、部品供給ユニット6のCPUはONの状態と判断し、中央セグメント92に点灯信号を出力する。この結果、中央セグメント92は、点灯状態にある。
また、テープ送りサーボモータ25が動作し、サーボモータ25の駆動による収納テープCの送り動作に伴い、カバーテープCaが剥離されカバーテープに緩みが発生して、剥離レバー59が反時計回りの方向に揺動し、作動片66が発光素子68と受光素子69との間から外れたときには、検出センサ67が通光状態を検出する。このため、部品供給ユニット6のCPUは、OFFの状態と判断し、中央セグメント92に消灯信号を出力する。この結果、中央セグメント92は、点灯状態から消灯状態に切り換わる。以後、カバーテープCaが回収され、カバーテープCaにテンションがあって緩みが発生していないときには、中央セグメント92は、点灯し、また、カバーテープCaに緩みが発生したときには、中央セグメント92が消灯する。
この結果、中央セグメント92は収納テープCの送り動作に伴い、点滅することになり、作業者は、中央セグメント92の表示状態によって、検出センサ67の入力状態に対応した信号出力状態である動作状態を確認でき、検出センサが正常に動作していることを容易に確認することができる。
また、継ぎ目検出装置102に収納テープ同士の継ぎ目部が位置しているときには、上述したように、継ぎ目が有る収納テープCにあっては、送り動作に伴い発光素子102Aからの光が送り孔Cbを覆う連結テープ108Aにより遮光され受光素子102Bにより受光されず、この結果、受光されない期間、部品供給ユニット6のCPUは、下部セグメント91に消灯信号を出力する。下部セグメント91は消灯状態を継続し、このように、収納テープ同士を連結した後、下部セグメント91での表示状態を確認することによっても、継ぎ目検出装置102が正常に動作していることを容易に確認することができる。
継ぎ目を検出している間と継ぎ目でない部分を検出しているときの点灯パターンが相違していることが分かることによって、さらに確実に継ぎ目検出装置102が正常に動作していることを確認できる。即ち、継ぎ目部分で継ぎ目であることを確認できることで、継ぎ目を確実に検出していることが確認できる。
なお、右側表示ユニット77の下部セグメント91によって、右側レーンの継ぎ目検出装置102の動作状態が表示され、また、中央セグメント92によって、右側レーンのテンション検出用の検出センサ67の状態が表示されるのと同様に、左側表示ユニット77の下部セグメント93によって、左側レーンの継ぎ目検出装置102の動作状態が表示され、また、中央セグメント94によって、左側レーンのテンション検出用の検出センサ67の状態が表示される。
上述したように、センサ状態表示モードによって、各センサの動作状態が表示されているときに、作業者が切り換えスイッチ70Aを押したとき、又は、部品供給ユニット6に後述するカバーテープの満杯等の異常が発生したときには、左右表示ユニット77の表示は上述したようなセンサの動作状態を表示するセンサ状態表示モードから通常のエラー表示モードに切り換わる。
また、このカバーテープの回収作業に伴い、回収用駆動モータ42の動作によりカバーテープがカバーテープ回収収納部26内に収納されるが、回収収納されるカバーテープの量が増加してくると、徐々にカバーテープ回収収納部26内へカバーテープを収納しにくくなってくる。このため、作動片66が発光素子68と受光素子69との間に位置しない状態から位置する状態の遮光状態への移行時間が徐々に長くなって、カバーテープテンション検出用検出センサ67の所定レベルのテンションを検出できるまでの時間が長くなって、結果として回収用駆動モータ42の作動時間が長くなる。この場合、前記監視タイマー121によって、回収用駆動モータ42の作動時間の計時時間が満杯予告用判定時間を越えたことが計時されることとなる。
即ち、前述したように、サーボモータ25の駆動による収納テープCの送り動作に伴い、剥離レバー59が反時計方向に揺動してカバーテープCaを剥離してカバーテープに緩みが発生して、検出センサ67が通光状態を検出したと判定すると、回収用駆動モータ42が動作中か否かが判定されて動作中でないので、回収用駆動モータ42が動作し、回収用駆動モータ42の作動時間を計時する監視タイマー121がセットされ、この監視タイマー121が回収用駆動モータ42の作動時間の計時時間が満杯予告用判定時間を越えたことが計時されることとなる。
すると、満杯予告報知用フラグをON(オン)して、CPU110は満杯予告情報をRAM111に格納し、満杯予告情報をモニター119に表示させて、この部品供給ユニット6のカバーテープ回収収納部26内に回収したカバーテープの量が満杯予告状態となった旨を報知する。
なお、この報知は、視覚的や聴覚的に作業者に報知できる報知手段であれば、その手段の種類は問わない。即ち、この部品供給ユニット6が図13に示したように2つの収納テープを用いて電子部品を並行に供給できるようにしたデュアルレーンを備え、2箇所の電子部品ピックアップ位置141から電子部品をピックアップするデュアルレーンフィーダである場合には、例えば部品供給ユニット6の把手70の上面に設けられた表示部70A(図2及び図13参照)に、一方のレーン(右側)が満杯予告状態の場合には、図14に示すように、一方のレーンに対応した右の7セグメント表示ユニットの下部を0.5秒間毎に点滅させるように制御し、また他方のレーン(左側)が満杯予告状態の場合には、図15に示すように、他方のレーンに対応した左の7セグメント表示ユニットの下部を0.5秒間毎に点滅させるように制御し、更にデュアルレーンがともに満杯予告状態の場合には、図16に示すように、左右の7セグメント表示ユニットの下部を0.5秒間毎に同期させて点滅させるようにCPU110が制御する。
作業者は、表示部70Aを見ることにより、カバーテープ回収収納部26内に回収したカバーテープの量が満杯予告状態となったことを理解できるので、開閉扉73を開けてカバーテープを回収収納部26より取出して、カバーテープを切断し、回収した収納量を減らす作業を行う。従って、いきなり満杯状態となったから、装置運転を停止するという制御を行うと、電子部品の装着動作の稼働率の悪化を招くが、本実施形態によれば、このような稼働率の悪化を招かないようにすることができる。なお、作業者は、回収した収納量を減らす作業を行った後、部品供給ユニット6のリセットボタン(図示せず)を押すことにより、液晶表示部70Aの表示はリセットされて、点滅は停止する。
しかしながら、このまま満杯予告状態を解消せずに、回収した収納量を減らす作業を行なわなかった場合には、やがて満杯状態となる。この場合には、回収用駆動モータ42の作動時間の計時時間が満杯予告用判定時間より長いタイムアウト判定時間を越えることになるので、監視タイマー121による回収用駆動モータ42の作動時間の計時時間が満杯予告用判定時間より長いタイムアウト判定時間(異常停止)を越えたか否かが判定された際には、回収用駆動モータ42の作動をOFF(停止)し、前記監視タイマー121をリセットし、満杯異常登録を行うためにCPU110はこの部品供給ユニット6はカバーテープが満杯状態であって満杯異常である旨をRAM111に格納させる。
従って、この満杯異常登録をした後に、テープ送りサーボモータ25が動作中か否かが判定されて動作中ではなく、次に回収用駆動モータ42が動作中か否かが判定され、動作中ではなく、CPU110により異常登録ありか否かが判定された際に、異常登録ありと判定されると、CPU11により異常報知処理がなされる。
即ち、異常である旨の情報をモニター119に表示させて、この部品供給ユニット6のカバーテープ回収収納部26内に回収したカバーテープの量が満杯で異常状態となった旨を報知する。この報知は、視覚的や聴覚的に作業者に報知できる報知手段であれば、その手段の種類は問わない。満杯時には、満杯予告の報知を停止し、7セグメント表示ユニットを用いて、例えば右レーンのときは「E0.」、左レーンのときは「E.0」と表示して、報知してもよい。
いずれにおいても、前述したように、このカバーテープの満杯状態を解消処理した後に、作業者が部品供給ユニット6の前記リセットボタン(図示せず)を押すことにより、液晶表示部70Aの表示はリセットされて、満杯で異常状態となった旨の報知は停止する。
また、作業者が、部品供給ユニット6のメンテナンス作業、即ち、テンション検出用の検出センサ67或いは、継ぎ目検出装置102の発光素子及び受光素子の清掃などのメンテナンス作業を行った後、作業者が、切り換えスイッチ70Aを押すと、部品供給ユニット6に設けられたCPUが動作し、表示ユニット77での表示が、異常発生時にそのエラーの内容を表示するエラー表示モードからセンサの動作状態を表示するセンサ状態表示モードに切り換わる。
即ち、上述した供給ユニット6による部品供給運転中と同様に、左右の表示ユニット77において、右側表示ユニット77の下部セグメント91によって、継ぎ目検出装置102の動作状態が表示される。即ち、継ぎ目が無い収納テープCが継ぎ目検出装置102を通過しているときには、各送り孔Cbが発光素子102A及び受光素子102Bに対向した位置にある毎に発光素子102Aからの光が送り孔Cbを介してプリズム105で回帰反射させて受光素子102Bにより受光され、この結果、部品供給ユニット6のCPUは受光されている期間、下部セグメント91に点灯信号を出力し、下部セグメント91は点灯する。また、各送り孔(4ミリメートル間隔で開設)Cbが発光素子102A及び受光素子102Bに対向した位置から外れているときには、発光素子102Aからの光が収納テープに遮断され、受光素子102Bに受光されないため、受光されない期間、部品供給ユニット6のCPUは、下部セグメント91に消灯信号を出力する。下部セグメント91は消灯する。
この結果、下部セグメント91は収納テープCの送り動作に伴い短い間隔で点滅することになり、作業者は、下部セグメント91の表示状態を確認することによって、継ぎ目検出装置102の動作状態、即ち、継ぎ目検出装置102が正常に動作していることを容易に確認することができる。
また、中央セグメント92によって、テンション検出用の検出センサ67の動作状態が表示される。このとき、収納テープCの送り動作開始直後のために、カバーテープCaにテンションがあって緩みが発生していなく、作動片66が発光素子68と受光素子69との間に位置しているとき、検出センサ67が遮光状態を検出し、部品供給ユニット6のCPUはONの状態と判断し、中央セグメント92に点灯信号を出力する。この結果、中央セグメント92は、点灯状態にある。
また、テープ送りサーボモータ25が動作し、サーボモータ25の駆動による収納テープCの送り動作に伴い、カバーテープCaが剥離されカバーテープに緩みが発生して、剥離レバー59が反時計回りの方向に揺動し、作動片66が発光素子68と受光素子69との間から外れたときには、検出センサ67が通光状態を検出する。このため、部品供給ユニット6のCPUは、OFFの状態と判断し、中央セグメント92に消灯信号を出力する。この結果、中央セグメント92は、点灯状態から消灯状態に切り換わる。以後、カバーテープCaが回収され、カバーテープCaにテンションがあって緩みが発生していないときには、中央セグメント92は、点灯し、また、カバーテープCaに緩みが発生したときには、中央セグメント92が消灯する。
この結果、中央セグメント92は収納テープCの送り動作に伴い、点滅することになり、作業者は、中央セグメント92の表示状態によって、検出センサ67の信号出力状態である動作状態を容易に確認でき、検出センサ67が正常に動作していることを確認することができる。
即ち、検出センサ67によるテンション検出の出力状態に応じ、緩みが発生していると中央セグメント92が消灯し、テンションがあり緩みが発生しないと点灯するという異なる表示がされることにより、検出センサ67が正常に動作していることが確認できる。尚、緩み発生のタイミングが分からなくとも所定間隔で点灯と消灯を繰り返すことが確認できるのみでも検出センサ67の正常動作を確認できる。
なお、右側表示ユニット77の下部セグメント91によって、右側レーンの継ぎ目検出装置102の信号出力状態である動作状態が表示され、また、中央セグメント92によって、右側レーンのテンション検出用の検出センサ67の信号出力状態である動作状態が表示されるのと同様に、左側表示ユニット77の下部セグメント93によって、左側レーンの継ぎ目検出装置102の信号出力状態である動作状態が表示され、また、中央セグメント94によって、左側レーンのテンション検出用の検出センサ67の信号出力状態である動作状態が表示される。
上述した実施の形態では、表示手段として左右に7セグメント表示ユニット77を用いた例について説明したが、このように表示手段に7セグメント表示ユニットを用いることによって、部品供給ユニット6に設けられた複数のセンサ毎の表示するセグメントを指定することによって、各センサの動作状態を一括して同時に表示することができ、且つ同時に表示したときのそれぞれの表示による誤判断を極力回避することができる。
また、本発明の表示手段は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、表示手段として例えば複数の発光素子を表示部70Aの配列し、これらの発光素子の発光状態の相違によって、エラー表示モードでの表示とセンサ状態表示モードでの表示とを区別するようにしてもよい。
また、表示手段として電子部品装着装置本体1に設けられたモニター119を用い、例えば電子部品装着装置本体1に設けられた複数の部品供給ユニット6毎に、また、部品供給ユニットのレーン毎に、モニター119に上述した7セグメンチ表示と同様に、継ぎ目検出装置102の信号出力状態である動作状態を表示し、また、テンション検出用の検出センサ67の信号出力状態である動作状態を表示してもよい。このように、モニター119に表示することによって、電子部品装着装置本体1に設けられた複数の部品供給ユニット6のセンサの動作状態を同時に確認することが可能になる。
以上のように本発明の実施態様について説明したが、上述の説明に基づいて当業者にとって種々の代替例、修正又は変形が可能であり、本発明はその趣旨を逸脱しない範囲で前述の種々の代替例、修正又は変形を包含するものである。
1 電子部品装着装置本体
6 部品供給ユニット
20 カバーテープ剥離機構
22 テープ送り機構
25 サーボモータ
42 回収用駆動モータ
59 剥離レバー
63 スプリング
65 テンション印加体
66 作動片
67 検出センサ
70A 表示部
77 7セグメント表示ユニット(表示手段)
102 継ぎ目検出装置
110 CPU
119 モニター

Claims (2)

  1. 部品取出位置まで収納テープ内の電子部品を供給する電子部品供給装置であり、前記収納テープ同士を連結した継ぎ目を検出する検出装置と、この検出装置の検出状態に応じて表示を変化させる表示手段とを備えたことを特徴とする電子部品供給装置。
  2. フィーダベース上に部品取出位置まで収納テープ内の電子部品を供給する電子部品供給装置を複数並設して、この電子部品供給装置により供給された電子部品を吸着ノズルが取出し部にて取出してプリント基板上に装着する電子部品装着装置において、前記電子部品供給装置は、前記収納テープ同士を連結した継ぎ目を検出する検出装置と、この検出装置の検出状態に応じて表示を変化させる表示手段とを備えたことを特徴とする電子部品装着装置。
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