JP2013046184A - 通信システム、通信方法、ノード装置、ノード装置制御方法、及び、ノード装置制御プログラム - Google Patents

通信システム、通信方法、ノード装置、ノード装置制御方法、及び、ノード装置制御プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】破棄されるデータの量を低減することが可能な通信システムを提供すること。
【解決手段】通信システム1000は、複数のノード装置がリング状に接続され、任意の2つのノード装置間でデータを伝送する。通信システムは、物理通信リンクのそれぞれに対して、障害の発生を検出し(1001)、互いに接続された2つのノード装置(第1の接続ノード組)により構成される第1の物理通信リンクに対する第1の障害の発生が検出された場合、第1の接続ノード組により構成される仮想通信リンクを経由しないように、データの伝送経路を設定し(1002)、その後、第2の接続ノード組により構成される第2の物理通信リンクに対する第2の障害の発生が検出された場合、伝送経路を変更することなく、第2の接続ノード組により構成される物理通信リンクのうちの、第2の物理通信リンク以外の物理通信リンクの通信帯域の和に、通信帯域を設定する(1003)。
【選択図】図13

Description

本発明は、複数のノード装置がリング状に接続された通信システムに関する。
複数のノード装置がリング状に接続された通信システムが知られている。図1に示したように、この種の通信システムの一つとして、特許文献1に記載の通信システム900は、複数(本例では、4つ)のノード装置901〜904を備える。
複数のノード装置901〜904のそれぞれは、他の2つのノード装置のそれぞれと、予め設定された基本通信帯域を通信帯域として有する1つの仮想通信リンクを構成する複数(本例では、2つ)の物理通信リンクにより接続される。通信システム900は、複数のノード装置901〜904のうちの任意の2つのノード装置間でデータを伝送する。
図2に示したように、ノード装置901及びノード装置902からなる第1の接続ノード組により構成される物理通信リンクの1つである第1の物理通信リンク901Bに対する第1の障害の発生が検出された場合を想定する。この場合、通信システム900は、第1の接続ノード組により構成される仮想通信リンク(即ち、物理通信リンク901A,901B)を経由しないように、データを伝送するための経路を設定する。
更に、図3に示したように、第1の障害の発生が検出された後、ノード装置901及びノード装置904からなる第2の接続ノード組により構成される物理通信リンクの1つである第2の物理通信リンク904Bに対する第2の障害の発生が検出された場合を想定する。この場合、通信システム900は、データを伝送するための経路を維持する。
このように、通信システム900によれば、2つの異なる接続ノード組により構成される物理通信リンクに対して障害が発生した(即ち、多重障害が発生した)場合においても、データの伝送を継続することができる。
特開2009−284406号公報
しかしながら、多重障害が発生した場合であっても、通信システム900は、データを伝送するために用いる通信帯域を、基本通信帯域に維持する。ところで、第2の接続ノード組により構成される仮想通信リンクにおいては、第2の物理通信リンク904Bを用いることができないため、この仮想通信リンクにおける実際の通信帯域は、基本通信帯域よりも小さくなっている。
その結果、例えば、ノード装置903からノード装置904を経由してノード装置901へデータが伝送される場合、ノード装置904が一時的に記憶するデータの量が過大となることにより、伝送されるべきデータが破棄されてしまう。即ち、上記通信システムにおいては、多重障害が発生した場合に破棄されるデータの量が過大となる虞があった。
このため、本発明の目的は、上述した課題である「多重障害が発生した場合に破棄されるデータの量が過大となる場合が生じること」を解決することが可能な通信システムを提供することにある。
かかる目的を達成するため本発明の一形態である通信システムは、
複数のノード装置を備えるとともに、当該複数のノード装置のそれぞれが、他の2つのノード装置のそれぞれと、予め設定された基本通信帯域を通信帯域として有する1つの仮想通信リンクを構成する複数の物理通信リンクにより接続されることにより、当該複数のノード装置がリング状に接続され、且つ、当該複数のノード装置のうちの任意の2つのノード装置間でデータを伝送するシステムである。
更に、この通信システムは、
上記物理通信リンクのそれぞれに対して、障害の発生を検出する障害発生検出手段と、
上記複数のノード装置のうちの、互いに接続された2つのノード装置である接続ノード組の1つである第1の接続ノード組により構成される物理通信リンクの1つである第1の物理通信リンクに対する第1の障害の発生が検出された場合、当該第1の接続ノード組により構成される仮想通信リンクを経由しないように、上記データを伝送するための経路を設定する単障害発生時処理手段と、
上記第1の障害の発生が検出された後、上記第1の接続ノード組と異なる接続ノード組である第2の接続ノード組により構成される物理通信リンクの1つである第2の物理通信リンクに対する第2の障害の発生が検出された場合、上記データを伝送するための経路を変更することなく、当該第2の接続ノード組により構成される物理通信リンクのうちの、上記第2の物理通信リンク以外の物理通信リンクの通信帯域の和である第1の使用可能通信帯域に、上記データを伝送するために用いる通信帯域を設定する多重障害発生時処理手段と、
を備える。
また、本発明の他の形態である通信方法は、
複数のノード装置を備えるとともに、当該複数のノード装置のそれぞれが、他の2つのノード装置のそれぞれと、予め設定された基本通信帯域を通信帯域として有する1つの仮想通信リンクを構成する複数の物理通信リンクにより接続されることにより、当該複数のノード装置がリング状に接続され、且つ、当該複数のノード装置のうちの任意の2つのノード装置間でデータを伝送する通信システムに適用され、
上記複数のノード装置のうちの、互いに接続された2つのノード装置である接続ノード組の1つである第1の接続ノード組により構成される物理通信リンクの1つである第1の物理通信リンクに対する第1の障害の発生を検出し、
上記第1の障害の発生が検出された場合、上記第1の接続ノード組により構成される仮想通信リンクを経由しないように、上記データを伝送するための経路を設定し、
上記第1の接続ノード組と異なる接続ノード組である第2の接続ノード組により構成される物理通信リンクの1つである第2の物理通信リンクに対する第2の障害の発生を検出し、
上記第1の障害の発生が検出された後、上記第2の障害の発生が検出された場合、上記データを伝送するための経路を変更することなく、当該第2の接続ノード組により構成される物理通信リンクのうちの、上記第2の物理通信リンク以外の物理通信リンクの通信帯域の和である第1の使用可能通信帯域に、上記データを伝送するために用いる通信帯域を設定する方法である。
また、本発明の他の形態であるノード装置は、
当該ノード装置である自ノード装置以外の複数の他ノード装置のうちの、第1の接続ノード装置及び第2の接続ノード装置のそれぞれと、予め設定された基本通信帯域を通信帯域として有する1つの仮想通信リンクを構成する複数の物理通信リンクにより接続されることにより、当該複数の他ノード装置とともに、リング状に接続された複数のノード装置を構成し、
上記第1の接続ノード装置、又は、上記第2の接続ノード装置へデータを送信することにより、上記複数の他ノード装置の任意の1つへ当該データを送信するように構成され、
上記自ノード装置が構成する物理通信リンクのそれぞれに対して、障害の発生を検出する障害発生検出手段と、
上記複数の他ノード装置の任意の1つから、障害の発生を表す障害発生通知を受信した場合、通信が禁止されている仮想通信リンクを経由しないように、上記データの送信先を設定する送信先設定手段と、
上記複数の他ノード装置のいずれからも上記障害発生通知を受信していない状態において、上記自ノード装置が構成する物理通信リンクの1つである障害物理通信リンクに対する障害の発生が検出された場合、当該障害物理通信リンクにより構成される仮想通信リンクを介した通信を禁止するとともに、上記複数の他ノード装置のそれぞれへ上記障害発生通知を送信する障害発生通知送信手段と、
上記複数の他ノード装置の任意の1つから、通信帯域を表す通信帯域情報を含む帯域通知を受信した場合、当該帯域通知に含まれる通信帯域情報が表す通信帯域に、上記データを送信するために用いる通信帯域を設定する通信帯域設定手段と、
上記複数の他ノード装置の任意の1つから上記障害発生通知を受信している状態において、上記自ノード装置が構成する物理通信リンクの1つである障害物理通信リンクに対する障害の発生が検出された場合、上記データの送信先を変更することなく、当該障害物理通信リンクにより構成される仮想通信リンクを構成する物理通信リンクのうちの、当該障害物理通信リンク以外の物理通信リンクの通信帯域の和である第1の使用可能通信帯域を表す通信帯域情報を含む帯域通知を、上記複数の他ノード装置のそれぞれへ送信し、且つ、当該第1の使用可能通信帯域に、上記データを送信するために用いる通信帯域を設定する帯域通知送信手段と、
を備える。
また、本発明の他の形態であるノード装置制御方法は、ノード装置に適用される方法である。
更に、上記ノード装置は、当該ノード装置である自ノード装置以外の複数の他ノード装置のうちの、第1の接続ノード装置及び第2の接続ノード装置のそれぞれと、予め設定された基本通信帯域を通信帯域として有する1つの仮想通信リンクを構成する複数の物理通信リンクにより接続されることにより、当該複数の他ノード装置とともに、リング状に接続された複数のノード装置を構成する。
上記ノード装置は、上記第1の接続ノード装置、又は、上記第2の接続ノード装置へデータを送信することにより、上記複数の他ノード装置の任意の1つへ当該データを送信するように構成される。
上記ノード装置制御方法は、
上記自ノード装置が構成する物理通信リンクのそれぞれに対して、障害の発生を検出し、
上記複数の他ノード装置の任意の1つから、障害の発生を表す障害発生通知を受信した場合、通信が禁止されている仮想通信リンクを経由しないように、上記データの送信先を設定し、
上記複数の他ノード装置のいずれからも上記障害発生通知を受信していない状態において、上記自ノード装置が構成する物理通信リンクの1つである障害物理通信リンクに対する障害の発生が検出された場合、当該障害物理通信リンクにより構成される仮想通信リンクを介した通信を禁止するとともに、上記複数の他ノード装置のそれぞれへ上記障害発生通知を送信し、
上記複数の他ノード装置の任意の1つから、通信帯域を表す通信帯域情報を含む帯域通知を受信した場合、当該帯域通知に含まれる通信帯域情報が表す通信帯域に、上記データを送信するために用いる通信帯域を設定し、
上記複数の他ノード装置の任意の1つから上記障害発生通知を受信している状態において、上記自ノード装置が構成する物理通信リンクの1つである障害物理通信リンクに対する障害の発生が検出された場合、上記データの送信先を変更することなく、当該障害物理通信リンクにより構成される仮想通信リンクを構成する物理通信リンクのうちの、当該障害物理通信リンク以外の物理通信リンクの通信帯域の和である第1の使用可能通信帯域を表す通信帯域情報を含む帯域通知を、上記複数の他ノード装置のそれぞれへ送信し、且つ、当該第1の使用可能通信帯域に、上記データを送信するために用いる通信帯域を設定する方法である。
また、本発明の他の形態であるノード装置制御プログラムは、ノード装置に、当該ノード装置を制御するための処理を実行させるためのプログラムである。
更に、上記ノード装置は、当該ノード装置である自ノード装置以外の複数の他ノード装置のうちの、第1の接続ノード装置及び第2の接続ノード装置のそれぞれと、予め設定された基本通信帯域を通信帯域として有する1つの仮想通信リンクを構成する複数の物理通信リンクにより接続されることにより、当該複数の他ノード装置とともに、リング状に接続された複数のノード装置を構成する。
上記ノード装置は、上記第1の接続ノード装置、又は、上記第2の接続ノード装置へデータを送信することにより、上記複数の他ノード装置の任意の1つへ当該データを送信するように構成される。
上記ノード装置制御プログラムは、
上記自ノード装置が構成する物理通信リンクのそれぞれに対して、障害の発生を検出し、
上記複数の他ノード装置の任意の1つから、障害の発生を表す障害発生通知を受信した場合、通信が禁止されている仮想通信リンクを経由しないように、上記データの送信先を設定し、
上記複数の他ノード装置のいずれからも上記障害発生通知を受信していない状態において、上記自ノード装置が構成する物理通信リンクの1つである障害物理通信リンクに対する障害の発生が検出された場合、当該障害物理通信リンクにより構成される仮想通信リンクを介した通信を禁止するとともに、上記複数の他ノード装置のそれぞれへ上記障害発生通知を送信し、
上記複数の他ノード装置の任意の1つから、通信帯域を表す通信帯域情報を含む帯域通知を受信した場合、当該帯域通知に含まれる通信帯域情報が表す通信帯域に、上記データを送信するために用いる通信帯域を設定し、
上記複数の他ノード装置の任意の1つから上記障害発生通知を受信している状態において、上記自ノード装置が構成する物理通信リンクの1つである障害物理通信リンクに対する障害の発生が検出された場合、上記データの送信先を変更することなく、当該障害物理通信リンクにより構成される仮想通信リンクを構成する物理通信リンクのうちの、当該障害物理通信リンク以外の物理通信リンクの通信帯域の和である第1の使用可能通信帯域を表す通信帯域情報を含む帯域通知を、上記複数の他ノード装置のそれぞれへ送信し、且つ、当該第1の使用可能通信帯域に、上記データを送信するために用いる通信帯域を設定するように構成される。
本発明は、以上のように構成されることにより、多重障害が発生した場合に破棄されるデータの量を低減することができる。
背景技術に係る通信システムの概略構成を表す図である。 背景技術に係る通信システムにおいて、1つの障害が発生した場合にデータが伝送される経路を概念的に示した図である。 背景技術に係る通信システムにおいて、2つの障害が発生した場合にデータが伝送される経路を概念的に示した図である。 本発明の第1実施形態に係る通信システムの概略構成を表す図である。 本発明の第1実施形態に係るノード装置の機能の概略を表すブロック図である。 本発明の第1実施形態に係るノード装置が実行する障害発生時処理を示したフローチャートである。 本発明の第1実施形態に係るノード装置が実行する障害発生通知受信処理を示したフローチャートである。 本発明の第1実施形態に係るノード装置が実行する障害復旧通知受信処理を示したフローチャートである。 本発明の第1実施形態に係るノード装置が実行する帯域通知受信処理を示したフローチャートである。 本発明の第1実施形態に係るノード装置が実行する障害復旧時処理を示したフローチャートである。 本発明の第1実施形態に係る通信システムの、多重障害が発生した後に障害が復旧した場合における作動を示したシーケンス図である。 本発明の第1実施形態に係る通信システムの、多重障害が発生した後に通信が不能となる仮想通信リンクが生じた場合における作動を示したシーケンス図である。 本発明の第2実施形態に係る通信システムの機能の概略を表すブロック図である。
以下、本発明に係る、通信システム、通信方法、ノード装置、ノード装置制御方法、及び、ノード装置制御プログラム、の各実施形態について図4〜図13を参照しながら説明する。
<第1実施形態>
(構成)
図4に示したように、第1実施形態に係る通信システム1は、複数(本例では、5つ)のノード装置101〜105を備える。本例では、複数のノード装置101〜105のそれぞれは、データを転送するスイッチである。
複数のノード装置101〜105は、リング状に接続されている。具体的には、複数のノード装置101〜105のそれぞれは、他の2つのノード装置のそれぞれと、複数(本例では、2つ)の物理通信リンクにより接続される。ここで、物理通信リンクは、2つのノード装置間の、データを伝送可能な接続であり、当該2つのノード装置と1つの通信回線とにより構成される。
本例では、ノード装置101、及び、ノード装置102は、物理通信リンク101A及び物理通信リンク101Bにより接続される。また、ノード装置102、及び、ノード装置103は、物理通信リンク102A及び物理通信リンク102Bにより接続される。同様に、ノード装置103、及び、ノード装置104は、物理通信リンク103A及び物理通信リンク103Bにより接続される。また、ノード装置104、及び、ノード装置105は、物理通信リンク104A及び物理通信リンク104Bにより接続される。更に、ノード装置105、及び、ノード装置101は、物理通信リンク105A及び物理通信リンク105Bにより接続される。
更に、2つのノード装置を接続する複数の物理通信リンクは、1つの仮想通信リンクを構成する。具体的には、物理通信リンク101A及び物理通信リンク101Bは、仮想通信リンク101Cを構成する。また、物理通信リンク102A及び物理通信リンク102Bは、仮想通信リンク102Cを構成する。同様に、物理通信リンク103A及び物理通信リンク103Bは、仮想通信リンク103Cを構成する。更に、物理通信リンク104A及び物理通信リンク104Bは、仮想通信リンク104Cを構成する。また、物理通信リンク105A及び物理通信リンク105Bは、仮想通信リンク105Cを構成する。
本例では、複数の仮想通信リンク101C〜105Cのそれぞれは、IEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers) 802.3adにより規定されているリンク・アグリゲーションを用いることにより構成されている。
本例では、複数の仮想通信リンク101C〜105Cのそれぞれは、予め設定された基本通信帯域(本例では、2Gbps)を通信帯域として有する。なお、本例では、複数の物理通信リンク101A〜105Bのそれぞれは、同一の通信帯域(本例では、1Gbps)を有する。
本例では、通信システム1は、ITU−T(International Telecommunication Union Telecommunication Standardization Sector) G.8032により規定されているイーサネット・リング(「イーサネット」は、登録商標である)を構成している。
なお、通信システム1は、ITU−T G.8032以外の規格により規定されたリング型の通信システムであってもよい。
通信システム1は、複数のノード装置101〜105の1つにより送信されたデータを、複数のノード装置101〜105の他の1つへ伝送する。即ち、通信システム1は、複数のノード装置101〜105のうちの任意の2つのノード装置間でデータを伝送する。
具体的には、複数のノード装置101〜105のそれぞれは、当該ノード装置(自ノード装置)に接続されている2つのノード装置(第1の接続ノード装置、及び、第2の接続ノード装置)の一方へデータを送信することにより、複数のノード装置101〜105のうちの自ノード装置以外のノード装置(複数の他ノード装置)の任意の1つへ当該データを送信する。
(機能)
図5は、上記のように構成されたノード装置101の機能を表すブロック図である。
ノード装置101の機能は、転送先テーブル記憶部11と、データ転送部12と、障害発生検出部(障害発生検出手段)13と、通知受信部14と、障害発生通知送信部(障害発生通知送信手段)15と、通信帯域設定部(通信帯域設定手段)16と、帯域通知送信部(帯域通知送信手段)17と、障害復旧通知送信部(障害復旧通知送信手段)18と、多重障害復旧時障害発生通知送信部(多重障害復旧時障害発生通知送信手段)19と、多重障害復旧時通信帯域設定部(多重障害復旧時通信帯域設定手段)20と、通信不能通知送信部(通信不能通知送信手段)21と、多重障害通信不能時通信許可部(多重障害通信不能時通信許可手段)22と、多重障害通信不能時帯域通知送信部(多重障害通信不能時帯域通知送信手段)23と、を含む。
転送先テーブル記憶部11は、データに含まれる、当該データの宛先を表す宛先情報と、データの転送先(送信先)を特定するための転送先特定情報と、を対応付けたレコードを含む転送先テーブルを記憶する。ここで、データの転送先は、第1の接続ノード装置としてのノード装置102、又は、第2の接続ノード装置としてのノード装置105である。本例では、宛先情報は、宛先MAC(Media Access Control)アドレスである。また、転送先特定情報は、仮想通信リンクを特定するための仮想通信リンク特定情報である。
なお、宛先情報は、VLAN(Virtual Local Area Network)を識別するためのVLAN IDを含んでいてもよい。
データ転送部12は、ノード装置101により構成される、2つの仮想通信リンク101C,105Cのそれぞれの状態を、通信許可状態、及び、通信禁止状態のいずれかに設定する。通信許可状態は、仮想通信リンクを介した通信を許可する状態である。また、通信禁止状態は、仮想通信リンクを介した通信を禁止(遮断)する状態である。
データ転送部12は、2つの仮想通信リンク101C,105Cの一方を介してデータを受信する。データ転送部12は、データを受信した場合、当該データに含まれる、当該データの送信元を表す送信元情報(本例では、送信元MACアドレス)と、当該データを受信するために用いられた仮想通信リンクを特定するための仮想通信リンク特定情報と、を取得する。データ転送部12は、宛先情報としての、上記取得された送信元情報と、転送先特定情報としての、上記取得された仮想通信リンク特定情報と、を対応付けたレコードを転送先テーブルに追加する。
データ転送部12は、受信されたデータに含まれる宛先情報が、自ノード装置であるノード装置101が有するMACアドレスと異なる場合、転送先テーブルにて当該宛先情報と対応付けられた転送先特定情報を取得する。
データ転送部12は、転送先特定情報が取得された場合、当該転送先特定情報により特定される仮想通信リンクを介して、上記データを送信(転送)する。一方、データ転送部12は、転送先特定情報が取得されなかった場合、上記データを、2つの仮想通信リンク101C,105Cのそれぞれへ送信(転送)する(即ち、ブロードキャストする)。
更に、データ転送部12は、ノード装置101に接続されている図示しないユーザ端末により送信されたデータを受信し、当該受信されたデータに含まれる情報に基づいて宛先情報を生成する。データ転送部12は、上述した場合と同様に、上記生成された宛先情報に基づいて上記データを転送する。
また、データ転送部12は、設定された通信帯域にてデータを送信する。本明細書においては、通信帯域は、単位時間あたりに伝送されるデータの量を表す。初期状態においては、データ転送部12は、通信帯域として、基本通信帯域が設定されている。
障害発生検出部13は、自ノード装置としてのノード装置101が構成する物理通信リンク101A,101Bのそれぞれに対して、障害の発生を検出する。本例では、障害発生検出部13は、予め設定された障害検出周期が経過する毎に受信されるべき制御用データが、物理通信リンクを介して受信されなかった場合、当該物理通信リンクに対する障害の発生を検出する。
本例では、障害は、通信が不能となることである。なお、障害は、データの誤り率(データの総量に対する、誤って受信されたデータの量の割合)が所定の基準値よりも高くなることであってもよい。この場合、障害発生検出部13は、データの誤り率が基準値よりも高い場合に障害の発生を検出するように構成されることが好適である。
通知受信部14は、複数の他ノード装置(ノード装置102〜105)の任意の1つにより送信された種々の通知を受信する。種々の通知は、障害発生通知、帯域通知、障害復旧通知、又は、通信不能通知である。
障害発生通知は、物理通信リンクに対する障害の発生を表す通知である。また、帯域通知は、通信帯域を表す通信帯域情報を含む通知である。障害復旧通知は、物理通信リンクに対する障害からの復旧を表す通知である。通信不能通知は、仮想通信リンクに対する通信の不能(即ち、仮想通信リンクを介した通信が不能である旨)を表す通知である。
通知受信部14は、複数の他ノード装置(ノード装置102〜105)の任意の1つから、他ノード装置のみにより構成される物理通信リンクに対する障害の発生を表す障害発生通知を受信した場合、転送先テーブルに含まれるすべてのレコードを削除する(即ち、転送先テーブルを消去する)。
このように、転送先テーブル記憶部11、データ転送部12、及び、通知受信部14は、複数の他ノード装置(ノード装置102〜105)の任意の1つから、障害発生通知を受信した場合、通信が禁止されている仮想通信リンクを経由しないように、データの送信先を設定する送信先設定手段を構成している。
障害発生通知送信部15は、複数の他ノード装置(ノード装置102〜105)のいずれからも、他ノード装置のみにより構成される物理通信リンクに対する障害の発生を表す障害発生通知が受信されていない状態において、障害発生検出部13により障害の発生が検出された場合、障害発生通知送信処理を行う。
ここで、障害発生検出部13により障害の発生が検出された物理通信リンクは、自ノード装置が構成する物理通信リンク101A,101B,105A,105Bの1つであり、障害物理通信リンクと呼ばれる。
また、上記障害発生通知送信処理は、障害物理通信リンクにより構成される仮想通信リンクを介した通信を禁止する(即ち、仮想通信リンクの状態を通信禁止状態に設定する)処理を含む。更に、上記障害発生通知送信処理は、複数の他ノード装置(ノード装置102〜105)のそれぞれへ、障害物理通信リンクに対する障害の発生を表す障害発生通知を送信する処理を含む。
通信帯域設定部16は、複数の他ノード装置(ノード装置102〜105)の任意の1つにより送信された帯域通知が通知受信部14により受信された場合、当該帯域通知に含まれる通信帯域情報が表す通信帯域に、データ転送部12がデータを送信するために用いる通信帯域を設定する。
帯域通知送信部17は、複数の他ノード装置(ノード装置102〜105)の任意の1つから、他ノード装置のみにより構成される物理通信リンクに対する障害の発生を表す障害発生通知が通知受信部14により受信されている状態において、障害発生検出部13により障害の発生が検出された場合、帯域通知送信処理を行う。
上記帯域通知送信処理は、帯域通知を、複数の他ノード装置(ノード装置102〜105)のそれぞれへ送信する処理を含む。ここで、帯域通知は、障害物理通信リンクにより構成される仮想通信リンクを構成する物理通信リンクのうちの、当該障害物理通信リンク以外の物理通信リンクの通信帯域の和である第1の使用可能通信帯域を表す通信帯域情報を含む。即ち、第1の使用可能通信帯域は、障害物理通信リンクにより構成される仮想通信リンクにおいて、現時点にて使用可能な通信帯域である。
更に、上記帯域通知送信処理は、上記第1の使用可能通信帯域に、データ転送部12がデータを送信するために用いる通信帯域を設定する処理を含む。
障害復旧通知送信部18は、障害発生検出部13により障害の発生が検出された後、当該障害の発生が検出されなくなった場合、障害復旧通知送信処理を行う。
上記障害復旧通知送信処理は、障害物理通信リンクにより構成される仮想通信リンクを介した通信を許可する(即ち、仮想通信リンクの状態を通信許可状態に設定する)処理を含む。更に、上記障害復旧通知送信処理は、障害物理通信リンクの障害からの復旧を表す障害復旧通知を、複数の他ノード装置のそれぞれへ送信する処理を含む。
多重障害復旧時障害発生通知送信部19は、複数の他ノード装置の任意の1つから、他ノード装置のみにより構成される物理通信リンクに対する障害の発生を表す障害発生通知が通知受信部14により受信されている状態において、障害発生検出部13により障害の発生が検出された後、当該複数の他ノード装置の任意の1つから、当該物理通信リンクの障害からの復旧を表す障害復旧通知が通知受信部14により受信された場合、多重障害復旧時障害発生通知送信処理を行う。
上記多重障害復旧時障害発生通知送信処理は、障害物理通信リンクにより構成される仮想通信リンクを介した通信を禁止する処理を含む。更に、上記多重障害復旧時障害発生通知送信処理は、複数の他ノード装置のそれぞれへ、障害物理通信リンクに対する障害の発生を表す障害発生通知を送信する処理を含む。
多重障害復旧時通信帯域設定部20は、複数の他ノード装置の任意の1つから、他ノード装置のみにより構成される物理通信リンクの障害からの復旧を表す障害復旧通知が通知受信部14により受信された場合、多重障害復旧時通信帯域設定処理を行う。多重障害復旧時通信帯域設定処理は、基本通信帯域に、データ転送部12がデータを送信するために用いる通信帯域を設定する処理を含む。
通信不能通知送信部21は、複数の他ノード装置の任意の1つから、他ノード装置のみにより構成される物理通信リンクに対する障害の発生を表す障害発生通知が通知受信部14により受信されている状態において、障害発生検出部13により障害の発生が検出された後、障害物理通信リンクにより構成される仮想通信リンクを構成する、すべての物理通信リンクのそれぞれに対する障害の発生が検出された場合、通信不能通知送信処理を行う。
上記通信不能通知送信処理は、障害物理通信リンクにより構成される仮想通信リンクに対する通信の不能を表す通信不能通知を、複数の他ノード装置のそれぞれへ送信する処理を含む。
多重障害通信不能時通信許可部22は、障害発生検出部13により障害の発生が検出されている状態において、複数の他ノード装置の任意の1つから、他ノード装置のみにより構成される仮想通信リンクに対する通信の不能を表す通信不能通知が通知受信部14により受信された場合、多重障害通信不能時通信許可処理を行う。
上記多重障害通信不能時通信許可処理は、障害物理通信リンクにより構成される仮想通信リンクを介した通信を許可する処理を含む。更に、上記多重障害通信不能時通信許可処理は、障害物理通信リンクに対する障害の発生を表す障害発生通知の送信を禁止する処理を含む。
多重障害通信不能時帯域通知送信部23は、障害発生検出部13により障害の発生が検出されている状態において、複数の他ノード装置の任意の1つから、他ノード装置のみにより構成される仮想通信リンクに対する通信の不能を表す通信不能通知が通知受信部14により受信された後、当該複数の他ノード装置の任意の1つから、他ノード装置のみにより構成される物理通信リンクに対する障害の発生を表す障害発生通知が通知受信部14により受信された場合、多重障害通信不能時帯域通知送信処理を行う。
上記多重障害通信不能時帯域通知送信処理は、帯域通知を、複数の他ノード装置のそれぞれへ送信する処理を含む。ここで、帯域通知は、障害物理通信リンクにより構成される仮想通信リンクを構成する物理通信リンクのうちの、当該障害物理通信リンク以外の物理通信リンクの通信帯域の和である第2の使用可能通信帯域を表す通信帯域情報を含む。
更に、上記多重障害通信不能時帯域通知送信処理は、上記第2の使用可能通信帯域に、データ転送部12がデータを送信するために用いる通信帯域を設定する処理を含む。
なお、ノード装置102〜105のそれぞれも、ノード装置101と同様の機能を有する。
また、通信システム1においては、ノード装置101がRPL(Ring Protection Link)オーナーとして設定されている。RPLオーナーとして設定されたノード装置(本例では、ノード装置101)は、初期状態において、2つの仮想通信リンクの一方(本例では、仮想通信リンク105C)の状態を通信禁止状態に設定し、且つ、他方(本例では、仮想通信リンク101C)の状態を通信許可状態に設定する。
RPLオーナーとして設定されていないノード装置(本例では、ノード装置102〜105)のそれぞれは、初期状態において、2つの仮想通信リンクのそれぞれの状態を通信許可状態に設定する。
更に、RPLオーナーとして設定されたノード装置(本例では、ノード装置101)は、複数の他ノード装置(ノード装置102〜105)の任意の1つから、他ノード装置のみにより構成される物理通信リンクに対する障害の発生を表す障害発生通知を受信した場合、初期状態において通信禁止状態に設定されていた仮想通信リンク(本例では、仮想通信リンク105C)の状態を通信許可状態に設定する。
(作動)
次に、上述した通信システム1の作動について説明する。
具体的には、各ノード装置101〜105は、図6に示した障害発生時処理、図7に示した障害発生通知受信処理、図8に示した障害復旧通知受信処理、図9に示した帯域通知受信処理、図10に示した障害復旧時処理、のそれぞれを、予め設定された実行周期が経過する毎に実行するようになっている。
先ず、図11に示したように、時点T0にて、物理通信リンク103Aに対する障害が発生し、その後、時点T1にて、物理通信リンク105Aに対する障害が発生し、その後、時点T2にて、物理通信リンク103Aに対する障害が復旧した場合を想定する。
時点T0にて、物理通信リンク103Aに対する障害が発生すると、ノード装置103及びノード装置104のそれぞれは、当該障害の発生を検出する。
この時点にて、ノード装置103は、図6に示した障害発生時処理の実行を開始すると、障害の発生を検出したか否かを判定する(ステップS101)。上記仮定に従えば、ノード装置103は、「Yes」と判定してステップS102へ進み、他ノード装置のみにより構成される物理通信リンクに対する障害の発生を表す障害発生通知を受信している(受信中である)か否かを判定する。
上記仮定に従えば、ノード装置103は、「No」と判定してステップS110へ進み、前回まで(前回の障害発生時処理の実行時点まで)、障害発生通知を送信していない(未送信である)か否かを判定する。
上記仮定に従えば、ノード装置103は、「Yes」と判定してステップS111へ進み、転送先テーブルを消去する(図11のステップS601a)。更に、ノード装置103は、障害の発生が検出された物理通信リンク103Aにより構成される仮想通信リンク103Cの状態を通信禁止状態に設定する(図6のステップS112、及び、図11のステップS602a)。
次いで、ノード装置103は、図6のステップS113へ進み、他ノード装置(自ノード装置以外のノード装置)のみにより構成される仮想通信リンクに対する通信の不能を表す通信不能通知を受信していない(未受信である)か否かを判定する。
上記仮定に従えば、ノード装置103は、「Yes」と判定してステップS114へ進み、障害の発生が検出された(自ノード装置が構成する)物理通信リンク103A(障害物理通信リンク)に対する障害の発生を表す障害発生通知を、ノード装置102へ送信する(図11のステップS603a)。ノード装置102は、この障害発生通知をノード装置101へ転送する。更に、ノード装置101は、この障害発生通知をノード装置105へ転送する。加えて、ノード装置105は、この障害発生通知をノード装置104へ転送する。
その後、ノード装置103は、図6に示した障害発生時処理の実行を終了する。
なお、ノード装置104も、ノード装置103と同様に、図6に示した障害発生時処理を実行する(図11のステップS601b〜ステップS603b)。
この時点にて、ノード装置101は、図7に示した障害発生通知受信処理の実行を開始すると、障害発生通知を受信したか否かを判定する(ステップS201)。上記仮定に従えば、ノード装置101は、「Yes」と判定してステップS202へ進み、前回まで(前回の障害発生通知受信処理の実行時点まで)、他ノード装置のみにより構成される物理通信リンクに対する障害の発生を表す障害発生通知を受信していない(未受信である)か否かを判定する。
上記仮定に従えば、ノード装置101は、「Yes」と判定してステップS203へ進み、自ノード装置がRPLオーナーとして設定されている場合、状態が通信禁止状態に設定されている仮想通信リンク(本例では、仮想通信リンク105C)の状態を通信許可状態に設定する(図11のステップS604)。
更に、ノード装置101は、図7のステップS203にて、転送先テーブルを消去する(図11のステップS605a)。次いで、ノード装置101は、障害の発生を検出したか否かを判定する(ステップS204)。
上記仮定に従えば、ノード装置101は、「No」と判定し、図7に示した障害発生通知受信処理の実行を終了する。
なお、ノード装置102、及び、ノード装置105のそれぞれも、ノード装置101と同様に、図7に示した障害発生通知受信処理を実行する(図11のステップS605b〜ステップS605c)。
このように、通信システム1は、複数のノード装置101〜105のうちの、第1の接続ノード組(即ち、ノード装置103及びノード装置104)により構成される物理通信リンクの1つである第1の物理通信リンク103Aに対する第1の障害の発生が検出された場合、当該第1の接続ノード組により構成される仮想通信リンク103Cを経由しないように、データを伝送するための経路を設定する(単障害発生時処理手段)。
その後、実行周期が経過する毎に、ノード装置103は、図6に示した障害発生時処理の実行を開始する。この時点では、ノード装置103は、ステップS101にて「Yes」と判定し、ステップS102にて「No」と判定し、ステップS110にて「No」と判定する。従って、ノード装置103は、ステップS111〜ステップS112の処理を実行することなく、ステップS113へ進む。
更に、ノード装置103は、ステップS113にて「Yes」と判定してステップS114へ進み、障害の発生が検出された(自ノード装置が構成する)物理通信リンク103A(障害物理通信リンク)に対する障害の発生を表す障害発生通知を、ノード装置102へ送信する(図11のステップS606a)。なお、ノード装置104も、ノード装置103と同様に、図6に示した障害発生時処理を実行する(図11のステップS606b)。
この時点では、ノード装置101は、図7に示した障害発生通知受信処理の実行を開始すると、ステップS201にて「Yes」と判定し、ステップS202にて「No」と判定する。従って、ノード装置101は、転送先テーブルを消去することなく障害発生通知受信処理の実行を終了する。
なお、ノード装置102、及び、ノード装置105のそれぞれも、ノード装置101と同様に、図7に示した障害発生通知受信処理を実行する。
そして、時点T1にて、物理通信リンク105Aに対する障害が発生すると、ノード装置105及びノード装置101のそれぞれは、当該障害の発生を検出する。
この時点にて、ノード装置101は、図6に示した障害発生時処理の実行を開始すると、ステップS101にて「Yes」と判定し、ステップS102にて「Yes」と判定する。そして、ノード装置101は、障害の発生が検出された(自ノード装置が構成する)物理通信リンク105A(障害物理通信リンク)により構成される仮想通信リンクを構成する、すべての物理通信リンク(即ち、物理通信リンク105A、及び、物理通信リンク105B)に対して障害の発生が検出されている(障害が発生している)か否かを判定する。
上記仮定に従えば、ノード装置101は、「No」と判定してステップS106へ進み、他ノード装置のみにより構成される仮想通信リンクに対する通信の不能を表す通信不能通知を受信していない(未受信である)か否かを判定する。上記仮定に従えば、ノード装置101は、「Yes」と判定してステップS107へ進み、前回まで、障害が未発生である(障害の発生が検出されていない)か否かを判定する。
そして、ノード装置101は、「Yes」と判定してステップS108へ進み、帯域通知を、ノード装置102及びノード装置105のそれぞれへ送信する(図11のステップS607a)。
ここでは、帯域通知は、障害物理通信リンク105Aにより構成される仮想通信リンク105Cを構成する物理通信リンクのうちの、障害物理通信リンク105A以外の物理通信リンク(即ち、物理通信リンク105B)の通信帯域の和(即ち、1Gbps)である第1の使用可能通信帯域を表す通信帯域情報を含む。
ノード装置102は、この帯域通知をノード装置103へ転送する。同様に、ノード装置105は、この帯域通知をノード装置104へ転送する。
そして、ノード装置101は、自ノード装置がデータを送信するために用いる通信帯域を、第1の使用可能通信帯域(ここでは、1Gbps)に設定する(図6のステップS109)。
そして、ノード装置101は、図6に示した障害発生時処理の実行を終了する。
なお、ノード装置105も、ノード装置101と同様に、図6に示した障害発生時処理を実行する(図11のステップS607b)。
一方、ノード装置102は、図9に示した帯域通知受信処理の実行を開始すると、帯域通知を受信したか否かを判定する(ステップS401)。この時点では、ノード装置102は、「Yes」と判定してステップS402へ進み、自ノード装置がデータを送信するために用いる通信帯域を、受信された帯域通知に含まれる通信帯域情報が表す通信帯域(ここでは、1Gbps)に設定する。
そして、ノード装置102は、図9に示した帯域通知受信処理の実行を終了する。
なお、ノード装置103及びノード装置104のそれぞれも、ノード装置102と同様に、図9に示した帯域通知受信処理を実行する。
このように、通信システム1は、第1の障害の発生が検出された後、第2の接続ノード組(即ち、ノード装置101及びノード装置105)により構成される物理通信リンクの1つである第2の物理通信リンク105Aに対する第2の障害の発生が検出された場合、多重障害発生時処理を行う(多重障害発生時処理手段)。
ここで、多重障害発生時処理は、データを伝送するための経路を変更することなく、第2の接続ノード組により構成される物理通信リンクのうちの、第2の物理通信リンク105A以外の物理通信リンクの通信帯域の和である第1の使用可能通信帯域に、データを伝送するために用いる通信帯域を設定する処理を含む。
これによれば、多重障害が発生した場合、通信システム1は、データを伝送するための経路を変更しない。更に、この場合、通信システム1は、第2の接続ノード組により構成される物理通信リンクのうちの、第2の物理通信リンク105A以外の物理通信リンクの通信帯域の和である第1の使用可能通信帯域にてデータを伝送する。この結果、多重障害が発生した場合に破棄されるデータの量を低減することができる。
そして、時点T2にて、物理通信リンク103Aに対する障害が復旧する。従って、ノード装置103及びノード装置104のそれぞれは、当該障害の発生を検出しなくなる。
この時点にて、ノード装置103は、図6に示した障害発生時処理の実行を開始すると、ステップS101にて「No」と判定し、障害発生通知を送信することなく、障害発生時処理の実行を終了する。
更に、ノード装置103は、図10に示した障害復旧時処理の実行を開始すると、ステップS501にて障害の発生を未検出である(障害の発生が検出されていない)か否かを判定する。上記仮定に従えば、ノード装置103は、「Yes」と判定してステップS502へ進み、前回まで、障害の発生を検出していたか否かを判定する。
そして、ノード装置103は、「Yes」と判定してステップS503へ進み、他ノード装置のみにより構成される物理通信リンクに対する障害の発生を表す障害発生通知を受信している(受信中である)か否かを判定する。
上記仮定に従えば、ノード装置103は、「No」と判定してステップS505へ進み、前回まで、障害の発生が検出されていた物理通信リンク103Aにより構成される仮想通信リンク103Cの状態を通信許可状態に設定する(即ち、通信の禁止を解除する)。
そして、ノード装置103は、自ノード装置がデータを送信するために用いる通信帯域を、基本通信帯域(ここでは、2Gbps)に設定する。更に、ノード装置103は、ステップS504にて、障害物理通信リンク(ここでは、物理通信リンク103A)の障害からの復旧を表す障害復旧通知をノード装置102及びノード装置104のそれぞれへ送信する(図11のステップS608a)。
ノード装置102は、この障害復旧通知をノード装置101へ転送する。更に、ノード装置101は、この障害復旧通知をノード装置105へ転送する。加えて、ノード装置105は、この障害復旧通知をノード装置104へ転送する。
そして、ノード装置103は、図10に示した障害復旧時処理の実行を終了する。
なお、ノード装置104も、ノード装置103と同様に、図10に示した障害復旧時処理を実行する(図11のステップS608b)。
一方、ノード装置102は、図8に示した障害復旧通知受信処理の実行を開始すると、障害復旧通知を受信したか否かを判定する(ステップS301)。この時点では、ノード装置102は、「Yes」と判定してステップS302へ進み、自ノード装置がデータを送信するために用いる通信帯域を、基本通信帯域(ここでは、2Gbps)に設定する。
そして、ノード装置102は、図8に示した障害復旧通知受信処理の実行を終了する。
なお、ノード装置101及びノード装置105のそれぞれも、ノード装置102と同様に、図8に示した障害復旧通知受信処理を実行する。
更に、この時点では、ノード装置101は、図6に示した障害発生時処理の実行を開始すると、ステップS101にて「Yes」と判定し、ステップS102にて「No」と判定し、ステップS110にて「Yes」と判定する。
そして、ノード装置101は、転送先テーブルを消去し(図6のステップS111及び図11のステップS609a)、仮想通信リンク105Cの状態を通信禁止状態に設定する(図6のステップS112及び図11のステップS610a)。
次いで、ノード装置101は、ステップS113にて「Yes」と判定し、障害の発生が検出された(自ノード装置が構成する)物理通信リンク105A(障害物理通信リンク)に対する障害の発生を表す障害発生通知を、ノード装置102へ送信する(図6のステップS114及び図11のステップS611a)。
ノード装置102は、この障害発生通知をノード装置103へ転送する。更に、ノード装置103は、この障害発生通知をノード装置104へ転送する。加えて、ノード装置104は、この障害発生通知をノード装置105へ転送する。
その後、ノード装置101は、図6に示した障害発生時処理の実行を終了する。
なお、ノード装置105も、ノード装置101と同様に、図6に示した障害発生時処理を実行する(図11のステップS609b〜ステップS611b)。
この時点にて、ノード装置102は、図7に示した障害発生通知受信処理の実行を開始すると、ステップS201にて「Yes」と判定し、ステップS202にて「Yes」と判定し、転送先テーブルを消去する(図7のステップS203及び図11のステップS612a)。
その後、ノード装置102は、ステップS204にて「No」と判定し、図7に示した障害発生通知受信処理の実行を終了する。
なお、ノード装置103、及び、ノード装置104のそれぞれも、ノード装置102と同様に、図7に示した障害発生通知受信処理を実行する(図11のステップS612b〜ステップS612c)。
このように、通信システム1は、第2の障害の発生が検出された後、第1の障害の発生が検出されなくなった場合、第1の接続ノード組により構成される仮想通信リンク103Cを経由するように、且つ、第2の接続ノード組により構成される仮想通信リンク105Cを経由しないように、データを伝送するための経路を設定する。更に、この場合、通信システム1は、データを伝送するために用いる通信帯域を基本通信帯域に設定する(多重障害復旧時処理手段)。
これによれば、単位時間あたりに伝送されるデータの量が無駄に低減されることを回避することができる。
次に、図12に示したように、時点T0にて、物理通信リンク103Aに対する障害が発生し、その後、時点T1にて、物理通信リンク105Aに対する障害が発生し、その後、時点T2にて、物理通信リンク105Bに対する障害が発生した場合を想定する。
時点T0から、時点T2よりも前の時点までの期間においては、通信システム1は、図11に示した場合と同様に作動する。
時点T2にて、物理通信リンク105Bに対する障害が発生すると、ノード装置105及びノード装置101のそれぞれは、当該障害の発生を検出する。
この時点にて、ノード装置101は、図6に示した障害発生時処理の実行を開始すると、ステップS101にて「Yes」と判定し、ステップS102にて「Yes」と判定し、ステップS103にて「Yes」と判定する。
そして、ノード装置101は、前回まで、障害の発生が検出された(自ノード装置が構成する)物理通信リンク105B(障害物理通信リンク)により構成される仮想通信リンクを構成する、すべての物理通信リンク(即ち、物理通信リンク105A、及び、物理通信リンク105B)のうちの、いずれかの物理通信リンクに対して障害の発生が検出されていなかった(障害が未発生であった)か否かを判定する(ステップS104)。
上記仮定に従えば、ノード装置101は、「Yes」と判定してステップS105へ進み、仮想通信リンク105Cに対する通信の不能を表す通信不能通知をノード装置102へ送信する(図12のステップS701a)。
ノード装置102は、この通信不能通知をノード装置103へ転送する。更に、ノード装置103は、この通信不能通知をノード装置104へ転送する。加えて、ノード装置104は、この通信不能通知をノード装置105へ転送する。
その後、ノード装置101は、図6に示した障害発生時処理の実行を終了する。
なお、ノード装置105も、ノード装置101と同様に、図6に示した障害発生時処理を実行する(図12のステップS701b)。
この時点にて、ノード装置103は、図6に示した障害発生時処理の実行を開始すると、ステップS101にて「Yes」と判定し、ステップS102にて「No」と判定し、ステップS110にて「No」と判定し、ステップS113にて「No」と判定する。従って、ノード装置103は、障害発生通知を送信することなく、図6に示した障害発生時処理の実行を終了する。即ち、この時点にて、ノード装置103は、障害発生通知の送信を停止する(図12のステップS702a)。
そして、ノード装置103は、図6に示した障害発生時処理の実行を終了する。
なお、ノード装置104も、ノード装置103と同様に、図6に示した障害発生時処理を実行する(図12のステップS702b)。
この時点では、ノード装置101は、図6に示した障害発生時処理の実行を開始すると、ステップS101にて「Yes」と判定し、ステップS102にて「No」と判定し、ステップS110にて「Yes」と判定する。
そして、ノード装置101は、転送先テーブルを消去し(図6のステップS111及び図12のステップS703a)、仮想通信リンク105Cの状態を通信禁止状態に設定する(図6のステップS112及び図12のステップS704a)。
次いで、ノード装置101は、ステップS113にて「Yes」と判定し、障害の発生が検出された(自ノード装置が構成する)物理通信リンク105B(障害物理通信リンク)に対する障害の発生を表す障害発生通知を、ノード装置102へ送信する(図6のステップS114及び図12のステップS705a)。
ノード装置102は、この障害発生通知をノード装置103へ転送する。更に、ノード装置103は、この障害発生通知をノード装置104へ転送する。加えて、ノード装置104は、この障害発生通知をノード装置105へ転送する。
その後、ノード装置101は、図6に示した障害発生時処理の実行を終了する。
なお、ノード装置105も、ノード装置101と同様に、図6に示した障害発生時処理を実行する(図12のステップS703b〜ステップS705b)。
この時点にて、ノード装置102は、図7に示した障害発生通知受信処理の実行を開始すると、ステップS201にて「Yes」と判定し、ステップS202にて「Yes」と判定し、転送先テーブルを消去する(図7のステップS203及び図12のステップS706a)。
その後、ノード装置102は、ステップS204にて「No」と判定し、図7に示した障害発生通知受信処理の実行を終了する。
また、この時点にて、ノード装置103は、図7に示した障害発生通知受信処理の実行を開始すると、ステップS201にて「Yes」と判定し、ステップS202にて「Yes」と判定し、転送先テーブルを消去する(図7のステップS203及び図12のステップS706b)。
その後、ノード装置103は、ステップS204にて「Yes」と判定し、ステップS205へ進み、通信不能通知を受信していない(未受信である)か否かを判定する。上記仮定に従えば、ノード装置103は、「No」と判定してステップS206へ進み、帯域通知を、ノード装置102及びノード装置104のそれぞれへ送信する(図12のステップS707a)。
ここでは、帯域通知は、障害物理通信リンク103Aにより構成される仮想通信リンク103Cを構成する物理通信リンクのうちの、障害物理通信リンク103A以外の物理通信リンク(即ち、物理通信リンク103B)の通信帯域の和(即ち、1Gbps)である第2の使用可能通信帯域を表す通信帯域情報を含む。
ノード装置102は、この帯域通知をノード装置101へ転送する。同様に、ノード装置104は、この帯域通知をノード装置105へ転送する。
そして、ノード装置103は、自ノード装置がデータを送信するために用いる通信帯域を、第2の使用可能通信帯域(ここでは、1Gbps)に設定する(図7のステップS207)。
次いで、ノード装置103は、図7に示した障害発生通知受信処理の実行を終了する。
なお、ノード装置104も、ノード装置103と同様に、図7に示した障害発生通知受信処理を実行する(図12のステップS707b)。
一方、ノード装置102は、図9に示した帯域通知受信処理の実行を開始すると、ステップS401にて「Yes」と判定し、自ノード装置がデータを送信するために用いる通信帯域を、受信された帯域通知に含まれる通信帯域情報が表す通信帯域(ここでは、1Gbps)に設定する(ステップS402)。
そして、ノード装置102は、図9に示した帯域通知受信処理の実行を終了する。
なお、ノード装置101及びノード装置105のそれぞれも、ノード装置102と同様に、図9に示した帯域通知受信処理を実行する。
このように、通信システム1は、第2の障害の発生が検出された後、第2の接続ノード組により構成される、第2の物理通信リンク105A以外のすべての物理通信リンクのそれぞれに対する障害の発生が検出された場合、多重障害通信不能時処理を行う(多重障害通信不能時処理手段)。
多重障害通信不能時処理は、第1の接続ノード組により構成される仮想通信リンク103Cを経由するように、且つ、第2の接続ノード組により構成される仮想通信リンク105Cを経由しないように、データを伝送するための経路を設定する処理を含む。更に、多重障害通信不能時処理は、第1の接続ノード組により構成される物理通信リンクのうちの、第1の物理通信リンク103A以外の物理通信リンクの通信帯域の和である第2の使用可能通信帯域に、データを伝送するために用いる通信帯域を設定する処理を含む。
これによれば、第2の接続ノード組により構成される物理通信リンクのすべてに対して障害が発生した場合であっても、通信システム1は、データの伝送を継続することができる。
以上、説明したように、本発明の第1実施形態に係る通信システム1によれば、多重障害が発生した場合、通信システム1は、データを伝送するための経路を変更しない。更に、この場合、通信システム1は、第2の接続ノード組(即ち、ノード装置101及びノード装置105)により構成される物理通信リンクのうちの、第2の物理通信リンク(即ち、物理通信リンク105A)以外の物理通信リンクの通信帯域の和である第1の使用可能通信帯域にてデータを伝送する。この結果、多重障害が発生した場合に破棄されるデータの量を低減することができる。
なお、第1実施形態に係る通信システム1において、2つのノード装置は、2つの物理通信リンクにより接続されていたが、3つ以上の物理通信リンクにより接続されていてもよい。
<第2実施形態>
次に、本発明の第2実施形態に係る通信システムについて図13を参照しながら説明する。
第2実施形態に係る通信システム1000は、
複数のノード装置を備えるとともに、当該複数のノード装置のそれぞれが、他の2つのノード装置のそれぞれと、予め設定された基本通信帯域を通信帯域として有する1つの仮想通信リンクを構成する複数の物理通信リンクにより接続されることにより、当該複数のノード装置がリング状に接続され、且つ、当該複数のノード装置のうちの任意の2つのノード装置間でデータを伝送するシステムである。
更に、この通信システム1000は、
上記物理通信リンクのそれぞれに対して、障害の発生を検出する障害発生検出部(障害発生検出手段)1001と、
上記複数のノード装置のうちの、互いに接続された2つのノード装置である接続ノード組の1つである第1の接続ノード組により構成される物理通信リンクの1つである第1の物理通信リンクに対する第1の障害の発生が検出された場合、当該第1の接続ノード組により構成される仮想通信リンクを経由しないように、上記データを伝送するための経路を設定する単障害発生時処理部(単障害発生時処理手段)1002と、
上記第1の障害の発生が検出された後、上記第1の接続ノード組と異なる接続ノード組である第2の接続ノード組により構成される物理通信リンクの1つである第2の物理通信リンクに対する第2の障害の発生が検出された場合、上記データを伝送するための経路を変更することなく、当該第2の接続ノード組により構成される物理通信リンクのうちの、上記第2の物理通信リンク以外の物理通信リンクの通信帯域の和である第1の使用可能通信帯域に、上記データを伝送するために用いる通信帯域を設定する多重障害発生時処理部(多重障害発生時処理手段)1003と、
を備える。
これによれば、多重障害が発生した場合、通信システム1000は、データを伝送するための経路を変更しない。更に、この場合、通信システム1000は、第2の接続ノード組により構成される物理通信リンクのうちの、第2の物理通信リンク以外の物理通信リンクの通信帯域の和である第1の使用可能通信帯域にてデータを伝送する。この結果、多重障害が発生した場合に破棄されるデータの量を低減することができる。
以上、上記実施形態を参照して本願発明を説明したが、本願発明は、上述した実施形態に限定されるものではない。本願発明の構成及び詳細に、本願発明の範囲内において当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。
例えば、上記第1実施形態において、通信システム1は、障害の発生を検出しなくなった場合に障害の復旧を検出するように構成されていたが、ユーザにより、障害の復旧を表す情報が入力された場合に障害の復旧を検出するように構成されていてもよい。
なお、上記各実施形態において通信システムの各機能は、回路等のハードウェアにより実現されていた。ところで、ノード装置は、処理装置と、プログラム(ソフトウェア)を記憶する記憶装置と、を備えるとともに、処理装置がそのプログラムを実行することにより、各機能を実現するように構成されていてもよい。この場合、プログラムは、コンピュータが読み取り可能な記録媒体に記憶されていてもよい。例えば、記録媒体は、フレキシブルディスク、光ディスク、光磁気ディスク、及び、半導体メモリ等の可搬性を有する媒体である。
また、上記実施形態の他の変形例として、上述した実施形態及び変形例の任意の組み合わせが採用されてもよい。
<付記>
上記実施形態の一部又は全部は、以下の付記のように記載され得るが、以下には限られない。
(付記1)
複数のノード装置を備えるとともに、当該複数のノード装置のそれぞれが、他の2つのノード装置のそれぞれと、予め設定された基本通信帯域を通信帯域として有する1つの仮想通信リンクを構成する複数の物理通信リンクにより接続されることにより、当該複数のノード装置がリング状に接続され、且つ、当該複数のノード装置のうちの任意の2つのノード装置間でデータを伝送する通信システムであって、
前記物理通信リンクのそれぞれに対して、障害の発生を検出する障害発生検出手段と、
前記複数のノード装置のうちの、互いに接続された2つのノード装置である接続ノード組の1つである第1の接続ノード組により構成される物理通信リンクの1つである第1の物理通信リンクに対する第1の障害の発生が検出された場合、当該第1の接続ノード組により構成される仮想通信リンクを経由しないように、前記データを伝送するための経路を設定する単障害発生時処理手段と、
前記第1の障害の発生が検出された後、前記第1の接続ノード組と異なる接続ノード組である第2の接続ノード組により構成される物理通信リンクの1つである第2の物理通信リンクに対する第2の障害の発生が検出された場合、前記データを伝送するための経路を変更することなく、当該第2の接続ノード組により構成される物理通信リンクのうちの、前記第2の物理通信リンク以外の物理通信リンクの通信帯域の和である第1の使用可能通信帯域に、前記データを伝送するために用いる通信帯域を設定する多重障害発生時処理手段と、
を備える通信システム。
これによれば、多重障害が発生した場合、通信システムは、データを伝送するための経路を変更しない。更に、この場合、通信システムは、第2の接続ノード組により構成される物理通信リンクのうちの、第2の物理通信リンク以外の物理通信リンクの通信帯域の和である第1の使用可能通信帯域にてデータを伝送する。この結果、多重障害が発生した場合に破棄されるデータの量を低減することができる。
(付記2)
付記1に記載の通信システムであって、
前記多重障害発生時処理手段は、前記第2の接続ノード組を構成する2つのノード装置のそれぞれが、前記第1の使用可能通信帯域を表す通信帯域情報を含む帯域通知を他のノード装置のそれぞれへ送信し、且つ、前記複数のノード装置のそれぞれが、前記帯域通知を受信した場合、当該帯域通知に含まれる通信帯域情報が表す第1の使用可能通信帯域にて前記データの伝送を行うように構成された通信システム。
(付記3)
付記1又は付記2に記載の通信システムであって、
前記第2の障害の発生が検出された後、前記第1の障害の発生が検出されなくなった場合、前記第1の接続ノード組により構成される仮想通信リンクを経由するように、且つ、前記第2の接続ノード組により構成される仮想通信リンクを経由しないように、前記データを伝送するための経路を設定するとともに、前記データを伝送するために用いる通信帯域を前記基本通信帯域に設定する多重障害復旧時処理手段を備える通信システム。
これによれば、障害が発生していた第1の物理通信リンクが復旧した場合、通信システムは、第1の接続ノード組により構成される仮想通信リンクを経由するように、且つ、第2の接続ノード組により構成される仮想通信リンクを経由しないように、データを伝送するための経路を設定する。更に、この場合、通信システムは、基本通信帯域にてデータを伝送する。この結果、単位時間あたりに伝送されるデータの量が無駄に低減されることを回避することができる。
(付記4)
付記1乃至付記3のいずれかに記載の通信システムであって、
前記第2の障害の発生が検出された後、前記第2の接続ノード組により構成される、前記第2の物理通信リンク以外のすべての物理通信リンクのそれぞれに対する障害の発生が検出された場合、前記第1の接続ノード組により構成される仮想通信リンクを経由するように、且つ、前記第2の接続ノード組により構成される仮想通信リンクを経由しないように、前記データを伝送するための経路を設定するとともに、当該第1の接続ノード組により構成される物理通信リンクのうちの、前記第1の物理通信リンク以外の物理通信リンクの通信帯域の和である第2の使用可能通信帯域に、前記データを伝送するために用いる通信帯域を設定する多重障害通信不能時処理手段を備える通信システム。
これによれば、第2の接続ノード組により構成される物理通信リンクのすべてに対して障害が発生した場合、通信システムは、第1の接続ノード組により構成される仮想通信リンクを経由するように、且つ、第2の接続ノード組により構成される仮想通信リンクを経由しないように、データを伝送するための経路を設定する。更に、この場合、通信システムは、第2の使用可能通信帯域にてデータを伝送する。この結果、第2の接続ノード組により構成される物理通信リンクのすべてに対して障害が発生した場合であっても、通信システムは、データの伝送を継続することができる。
(付記5)
付記1乃至付記4のいずれかに記載の通信システムであって、
前記複数のノード装置は、イーサネットリングを構成する通信システム。
(付記6)
複数のノード装置を備えるとともに、当該複数のノード装置のそれぞれが、他の2つのノード装置のそれぞれと、予め設定された基本通信帯域を通信帯域として有する1つの仮想通信リンクを構成する複数の物理通信リンクにより接続されることにより、当該複数のノード装置がリング状に接続され、且つ、当該複数のノード装置のうちの任意の2つのノード装置間でデータを伝送する通信システムに適用され、
前記複数のノード装置のうちの、互いに接続された2つのノード装置である接続ノード組の1つである第1の接続ノード組により構成される物理通信リンクの1つである第1の物理通信リンクに対する第1の障害の発生を検出し、
前記第1の障害の発生が検出された場合、前記第1の接続ノード組により構成される仮想通信リンクを経由しないように、前記データを伝送するための経路を設定し、
前記第1の接続ノード組と異なる接続ノード組である第2の接続ノード組により構成される物理通信リンクの1つである第2の物理通信リンクに対する第2の障害の発生を検出し、
前記第1の障害の発生が検出された後、前記第2の障害の発生が検出された場合、前記データを伝送するための経路を変更することなく、当該第2の接続ノード組により構成される物理通信リンクのうちの、前記第2の物理通信リンク以外の物理通信リンクの通信帯域の和である第1の使用可能通信帯域に、前記データを伝送するために用いる通信帯域を設定する、通信方法。
(付記7)
付記6に記載の通信方法であって、
前記第2の接続ノード組を構成する2つのノード装置のそれぞれが、前記第1の使用可能通信帯域を表す通信帯域情報を含む帯域通知を他のノード装置のそれぞれへ送信し、
前記複数のノード装置のそれぞれが、前記帯域通知を受信した場合、当該帯域通知に含まれる通信帯域情報が表す第1の使用可能通信帯域にて前記データの伝送を行う、通信方法。
(付記8)
ノード装置であって、
当該ノード装置である自ノード装置以外の複数の他ノード装置のうちの、第1の接続ノード装置及び第2の接続ノード装置のそれぞれと、予め設定された基本通信帯域を通信帯域として有する1つの仮想通信リンクを構成する複数の物理通信リンクにより接続されることにより、当該複数の他ノード装置とともに、リング状に接続された複数のノード装置を構成し、
前記第1の接続ノード装置、又は、前記第2の接続ノード装置へデータを送信することにより、前記複数の他ノード装置の任意の1つへ当該データを送信するように構成され、
前記自ノード装置が構成する物理通信リンクのそれぞれに対して、障害の発生を検出する障害発生検出手段と、
前記複数の他ノード装置の任意の1つから、障害の発生を表す障害発生通知を受信した場合、通信が禁止されている仮想通信リンクを経由しないように、前記データの送信先を設定する送信先設定手段と、
前記複数の他ノード装置のいずれからも前記障害発生通知を受信していない状態において、前記自ノード装置が構成する物理通信リンクの1つである障害物理通信リンクに対する障害の発生が検出された場合、当該障害物理通信リンクにより構成される仮想通信リンクを介した通信を禁止するとともに、前記複数の他ノード装置のそれぞれへ前記障害発生通知を送信する障害発生通知送信手段と、
前記複数の他ノード装置の任意の1つから、通信帯域を表す通信帯域情報を含む帯域通知を受信した場合、当該帯域通知に含まれる通信帯域情報が表す通信帯域に、前記データを送信するために用いる通信帯域を設定する通信帯域設定手段と、
前記複数の他ノード装置の任意の1つから前記障害発生通知を受信している状態において、前記自ノード装置が構成する物理通信リンクの1つである障害物理通信リンクに対する障害の発生が検出された場合、前記データの送信先を変更することなく、当該障害物理通信リンクにより構成される仮想通信リンクを構成する物理通信リンクのうちの、当該障害物理通信リンク以外の物理通信リンクの通信帯域の和である第1の使用可能通信帯域を表す通信帯域情報を含む帯域通知を、前記複数の他ノード装置のそれぞれへ送信し、且つ、当該第1の使用可能通信帯域に、前記データを送信するために用いる通信帯域を設定する帯域通知送信手段と、
を備えるノード装置。
(付記9)
付記8に記載のノード装置であって、
前記自ノード装置が構成する物理通信リンクの1つである障害物理通信リンクに対して障害の発生が検出された後、当該障害の発生が検出されなくなった場合、当該障害物理通信リンクにより構成される仮想通信リンクを介した通信を許可するとともに、障害からの復旧を表す障害復旧通知を、前記複数の他ノード装置のそれぞれへ送信する障害復旧通知送信手段と、
前記複数の他ノード装置の任意の1つから前記障害発生通知を受信している状態において、前記自ノード装置が構成する物理通信リンクの1つである障害物理通信リンクに対する障害の発生が検出された後、当該複数の他ノード装置の任意の1つから、前記障害復旧通知を受信した場合、当該障害物理通信リンクにより構成される仮想通信リンクを介した通信を禁止するとともに、前記複数の他ノード装置のそれぞれへ前記障害発生通知を送信する多重障害復旧時障害発生通知送信手段と、
前記複数の他ノード装置の任意の1つから、前記障害復旧通知を受信した場合、前記基本通信帯域に、前記データを送信するために用いる通信帯域を設定する多重障害復旧時通信帯域設定手段と、
を備えるノード装置。
(付記10)
付記8又は付記9に記載のノード装置であって、
前記複数の他ノード装置の任意の1つから前記障害発生通知を受信している状態において、前記自ノード装置が構成する物理通信リンクの1つである障害物理通信リンクに対する障害の発生が検出された後、当該障害物理通信リンクにより構成される仮想通信リンクを構成する物理通信リンクのうちの、当該障害物理通信リンク以外のすべての物理通信リンクのそれぞれに対する障害の発生が検出された場合、通信の不能を表す通信不能通知を、前記複数の他ノード装置のそれぞれへ送信する通信不能通知送信手段と、
前記自ノード装置が構成する物理通信リンクの1つである障害物理通信リンクに対して障害の発生が検出されている状態において、前記複数の他ノード装置の任意の1つから、前記通信不能通知を受信した場合、当該障害物理通信リンクにより構成される仮想通信リンクを介した通信を許可し、且つ、前記障害発生通知の送信を禁止する多重障害通信不能時通信許可手段と、
前記自ノード装置が構成する物理通信リンクの1つである障害物理通信リンクに対して障害の発生が検出されている状態において、前記複数の他ノード装置の任意の1つから、前記通信不能通知を受信した後、当該複数の他ノード装置の任意の1つから、前記障害発生通知を受信した場合、当該障害物理通信リンクにより構成される仮想通信リンクを構成する物理通信リンクのうちの、当該障害物理通信リンク以外の物理通信リンクの通信帯域の和である第2の使用可能通信帯域を表す通信帯域情報を含む帯域通知を、前記複数の他ノード装置のそれぞれへ送信し、且つ、当該第2の使用可能通信帯域に、前記データを送信するために用いる通信帯域を設定する多重障害通信不能時帯域通知送信手段と、
を備えるノード装置。
(付記11)
ノード装置に適用されるノード装置制御方法であって、
前記ノード装置は、当該ノード装置である自ノード装置以外の複数の他ノード装置のうちの、第1の接続ノード装置及び第2の接続ノード装置のそれぞれと、予め設定された基本通信帯域を通信帯域として有する1つの仮想通信リンクを構成する複数の物理通信リンクにより接続されることにより、当該複数の他ノード装置とともに、リング状に接続された複数のノード装置を構成し、
前記ノード装置は、前記第1の接続ノード装置、又は、前記第2の接続ノード装置へデータを送信することにより、前記複数の他ノード装置の任意の1つへ当該データを送信するように構成され、
前記ノード装置制御方法は、
前記自ノード装置が構成する物理通信リンクのそれぞれに対して、障害の発生を検出し、
前記複数の他ノード装置の任意の1つから、障害の発生を表す障害発生通知を受信した場合、通信が禁止されている仮想通信リンクを経由しないように、前記データの送信先を設定し、
前記複数の他ノード装置のいずれからも前記障害発生通知を受信していない状態において、前記自ノード装置が構成する物理通信リンクの1つである障害物理通信リンクに対する障害の発生が検出された場合、当該障害物理通信リンクにより構成される仮想通信リンクを介した通信を禁止するとともに、前記複数の他ノード装置のそれぞれへ前記障害発生通知を送信し、
前記複数の他ノード装置の任意の1つから、通信帯域を表す通信帯域情報を含む帯域通知を受信した場合、当該帯域通知に含まれる通信帯域情報が表す通信帯域に、前記データを送信するために用いる通信帯域を設定し、
前記複数の他ノード装置の任意の1つから前記障害発生通知を受信している状態において、前記自ノード装置が構成する物理通信リンクの1つである障害物理通信リンクに対する障害の発生が検出された場合、前記データの送信先を変更することなく、当該障害物理通信リンクにより構成される仮想通信リンクを構成する物理通信リンクのうちの、当該障害物理通信リンク以外の物理通信リンクの通信帯域の和である第1の使用可能通信帯域を表す通信帯域情報を含む帯域通知を、前記複数の他ノード装置のそれぞれへ送信し、且つ、当該第1の使用可能通信帯域に、前記データを送信するために用いる通信帯域を設定する、ノード装置制御方法。
(付記12)
付記11に記載のノード装置制御方法であって、
前記自ノード装置が構成する物理通信リンクの1つである障害物理通信リンクに対して障害の発生が検出された後、当該障害の発生が検出されなくなった場合、当該障害物理通信リンクにより構成される仮想通信リンクを介した通信を許可するとともに、障害からの復旧を表す障害復旧通知を、前記複数の他ノード装置のそれぞれへ送信し、
前記複数の他ノード装置の任意の1つから前記障害発生通知を受信している状態において、前記自ノード装置が構成する物理通信リンクの1つである障害物理通信リンクに対する障害の発生が検出された後、当該複数の他ノード装置の任意の1つから、前記障害復旧通知を受信した場合、当該障害物理通信リンクにより構成される仮想通信リンクを介した通信を禁止するとともに、前記複数の他ノード装置のそれぞれへ前記障害発生通知を送信し、
前記複数の他ノード装置の任意の1つから、前記障害復旧通知を受信した場合、前記基本通信帯域に、前記データを送信するために用いる通信帯域を設定する、ノード装置制御方法。
(付記13)
付記11又は付記12に記載のノード装置制御方法であって、
前記複数の他ノード装置の任意の1つから前記障害発生通知を受信している状態において、前記自ノード装置が構成する物理通信リンクの1つである障害物理通信リンクに対する障害の発生が検出された後、当該障害物理通信リンクにより構成される仮想通信リンクを構成する物理通信リンクのうちの、当該障害物理通信リンク以外のすべての物理通信リンクのそれぞれに対する障害の発生が検出された場合、通信の不能を表す通信不能通知を、前記複数の他ノード装置のそれぞれへ送信し、
前記自ノード装置が構成する物理通信リンクの1つである障害物理通信リンクに対して障害の発生が検出されている状態において、前記複数の他ノード装置の任意の1つから、前記通信不能通知を受信した場合、当該障害物理通信リンクにより構成される仮想通信リンクを介した通信を許可し、且つ、前記障害発生通知の送信を禁止し、
前記自ノード装置が構成する物理通信リンクの1つである障害物理通信リンクに対して障害の発生が検出されている状態において、前記複数の他ノード装置の任意の1つから、前記通信不能通知を受信した後、当該複数の他ノード装置の任意の1つから、前記障害発生通知を受信した場合、当該障害物理通信リンクにより構成される仮想通信リンクを構成する物理通信リンクのうちの、当該障害物理通信リンク以外の物理通信リンクの通信帯域の和である第2の使用可能通信帯域を表す通信帯域情報を含む帯域通知を、前記複数の他ノード装置のそれぞれへ送信し、且つ、当該第2の使用可能通信帯域に、前記データを送信するために用いる通信帯域を設定する、ノード装置制御方法。
(付記14)
ノード装置に、当該ノード装置を制御するための処理を実行させるためのノード装置制御プログラムであって、
前記ノード装置は、当該ノード装置である自ノード装置以外の複数の他ノード装置のうちの、第1の接続ノード装置及び第2の接続ノード装置のそれぞれと、予め設定された基本通信帯域を通信帯域として有する1つの仮想通信リンクを構成する複数の物理通信リンクにより接続されることにより、当該複数の他ノード装置とともに、リング状に接続された複数のノード装置を構成し、
前記ノード装置は、前記第1の接続ノード装置、又は、前記第2の接続ノード装置へデータを送信することにより、前記複数の他ノード装置の任意の1つへ当該データを送信するように構成され、
前記ノード装置制御プログラムは、
前記自ノード装置が構成する物理通信リンクのそれぞれに対して、障害の発生を検出し、
前記複数の他ノード装置の任意の1つから、障害の発生を表す障害発生通知を受信した場合、通信が禁止されている仮想通信リンクを経由しないように、前記データの送信先を設定し、
前記複数の他ノード装置のいずれからも前記障害発生通知を受信していない状態において、前記自ノード装置が構成する物理通信リンクの1つである障害物理通信リンクに対する障害の発生が検出された場合、当該障害物理通信リンクにより構成される仮想通信リンクを介した通信を禁止するとともに、前記複数の他ノード装置のそれぞれへ前記障害発生通知を送信し、
前記複数の他ノード装置の任意の1つから、通信帯域を表す通信帯域情報を含む帯域通知を受信した場合、当該帯域通知に含まれる通信帯域情報が表す通信帯域に、前記データを送信するために用いる通信帯域を設定し、
前記複数の他ノード装置の任意の1つから前記障害発生通知を受信している状態において、前記自ノード装置が構成する物理通信リンクの1つである障害物理通信リンクに対する障害の発生が検出された場合、前記データの送信先を変更することなく、当該障害物理通信リンクにより構成される仮想通信リンクを構成する物理通信リンクのうちの、当該障害物理通信リンク以外の物理通信リンクの通信帯域の和である第1の使用可能通信帯域を表す通信帯域情報を含む帯域通知を、前記複数の他ノード装置のそれぞれへ送信し、且つ、当該第1の使用可能通信帯域に、前記データを送信するために用いる通信帯域を設定するように構成されたノード装置制御プログラム。
(付記15)
付記14に記載のノード装置制御プログラムであって、
前記自ノード装置が構成する物理通信リンクの1つである障害物理通信リンクに対して障害の発生が検出された後、当該障害の発生が検出されなくなった場合、当該障害物理通信リンクにより構成される仮想通信リンクを介した通信を許可するとともに、障害からの復旧を表す障害復旧通知を、前記複数の他ノード装置のそれぞれへ送信し、
前記複数の他ノード装置の任意の1つから前記障害発生通知を受信している状態において、前記自ノード装置が構成する物理通信リンクの1つである障害物理通信リンクに対する障害の発生が検出された後、当該複数の他ノード装置の任意の1つから、前記障害復旧通知を受信した場合、当該障害物理通信リンクにより構成される仮想通信リンクを介した通信を禁止するとともに、前記複数の他ノード装置のそれぞれへ前記障害発生通知を送信し、
前記複数の他ノード装置の任意の1つから、前記障害復旧通知を受信した場合、前記基本通信帯域に、前記データを送信するために用いる通信帯域を設定するように構成されたノード装置制御プログラム。
(付記16)
付記14又は付記15に記載のノード装置制御プログラムであって、
前記複数の他ノード装置の任意の1つから前記障害発生通知を受信している状態において、前記自ノード装置が構成する物理通信リンクの1つである障害物理通信リンクに対する障害の発生が検出された後、当該障害物理通信リンクにより構成される仮想通信リンクを構成する物理通信リンクのうちの、当該障害物理通信リンク以外のすべての物理通信リンクのそれぞれに対する障害の発生が検出された場合、通信の不能を表す通信不能通知を、前記複数の他ノード装置のそれぞれへ送信し、
前記自ノード装置が構成する物理通信リンクの1つである障害物理通信リンクに対して障害の発生が検出されている状態において、前記複数の他ノード装置の任意の1つから、前記通信不能通知を受信した場合、当該障害物理通信リンクにより構成される仮想通信リンクを介した通信を許可し、且つ、前記障害発生通知の送信を禁止し、
前記自ノード装置が構成する物理通信リンクの1つである障害物理通信リンクに対して障害の発生が検出されている状態において、前記複数の他ノード装置の任意の1つから、前記通信不能通知を受信した後、当該複数の他ノード装置の任意の1つから、前記障害発生通知を受信した場合、当該障害物理通信リンクにより構成される仮想通信リンクを構成する物理通信リンクのうちの、当該障害物理通信リンク以外の物理通信リンクの通信帯域の和である第2の使用可能通信帯域を表す通信帯域情報を含む帯域通知を、前記複数の他ノード装置のそれぞれへ送信し、且つ、当該第2の使用可能通信帯域に、前記データを送信するために用いる通信帯域を設定するように構成されたノード装置制御プログラム。
本発明は、複数のノード装置がリング状に接続された通信システム等に適用可能である。
1 通信システム
1000 通信システム
1001 障害発生検出部
1002 単障害発生時処理部
1003 多重障害発生時処理部
101〜105 ノード装置
101A〜105B 物理通信リンク
101C〜105C 仮想通信リンク
11 転送先テーブル記憶部
12 データ転送部
13 障害発生検出部
14 通知受信部
15 障害発生通知送信部
16 通信帯域設定部
17 帯域通知送信部
18 障害復旧通知送信部
19 多重障害復旧時障害発生通知送信部
20 多重障害復旧時通信帯域設定部
21 通信不能通知送信部
22 多重障害通信不能時通信許可部
23 多重障害通信不能時帯域通知送信部
900 通信システム
901〜904 ノード装置
901A〜904B 物理通信リンク

Claims (10)

  1. 複数のノード装置を備えるとともに、当該複数のノード装置のそれぞれが、他の2つのノード装置のそれぞれと、予め設定された基本通信帯域を通信帯域として有する1つの仮想通信リンクを構成する複数の物理通信リンクにより接続されることにより、当該複数のノード装置がリング状に接続され、且つ、当該複数のノード装置のうちの任意の2つのノード装置間でデータを伝送する通信システムであって、
    前記物理通信リンクのそれぞれに対して、障害の発生を検出する障害発生検出手段と、
    前記複数のノード装置のうちの、互いに接続された2つのノード装置である接続ノード組の1つである第1の接続ノード組により構成される物理通信リンクの1つである第1の物理通信リンクに対する第1の障害の発生が検出された場合、当該第1の接続ノード組により構成される仮想通信リンクを経由しないように、前記データを伝送するための経路を設定する単障害発生時処理手段と、
    前記第1の障害の発生が検出された後、前記第1の接続ノード組と異なる接続ノード組である第2の接続ノード組により構成される物理通信リンクの1つである第2の物理通信リンクに対する第2の障害の発生が検出された場合、前記データを伝送するための経路を変更することなく、当該第2の接続ノード組により構成される物理通信リンクのうちの、前記第2の物理通信リンク以外の物理通信リンクの通信帯域の和である第1の使用可能通信帯域に、前記データを伝送するために用いる通信帯域を設定する多重障害発生時処理手段と、
    を備える通信システム。
  2. 請求項1に記載の通信システムであって、
    前記多重障害発生時処理手段は、前記第2の接続ノード組を構成する2つのノード装置のそれぞれが、前記第1の使用可能通信帯域を表す通信帯域情報を含む帯域通知を他のノード装置のそれぞれへ送信し、且つ、前記複数のノード装置のそれぞれが、前記帯域通知を受信した場合、当該帯域通知に含まれる通信帯域情報が表す第1の使用可能通信帯域にて前記データの伝送を行うように構成された通信システム。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の通信システムであって、
    前記第2の障害の発生が検出された後、前記第1の障害の発生が検出されなくなった場合、前記第1の接続ノード組により構成される仮想通信リンクを経由するように、且つ、前記第2の接続ノード組により構成される仮想通信リンクを経由しないように、前記データを伝送するための経路を設定するとともに、前記データを伝送するために用いる通信帯域を前記基本通信帯域に設定する多重障害復旧時処理手段を備える通信システム。
  4. 請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の通信システムであって、
    前記第2の障害の発生が検出された後、前記第2の接続ノード組により構成される、前記第2の物理通信リンク以外のすべての物理通信リンクのそれぞれに対する障害の発生が検出された場合、前記第1の接続ノード組により構成される仮想通信リンクを経由するように、且つ、前記第2の接続ノード組により構成される仮想通信リンクを経由しないように、前記データを伝送するための経路を設定するとともに、当該第1の接続ノード組により構成される物理通信リンクのうちの、前記第1の物理通信リンク以外の物理通信リンクの通信帯域の和である第2の使用可能通信帯域に、前記データを伝送するために用いる通信帯域を設定する多重障害通信不能時処理手段を備える通信システム。
  5. 請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の通信システムであって、
    前記複数のノード装置は、イーサネットリングを構成する通信システム。
  6. 複数のノード装置を備えるとともに、当該複数のノード装置のそれぞれが、他の2つのノード装置のそれぞれと、予め設定された基本通信帯域を通信帯域として有する1つの仮想通信リンクを構成する複数の物理通信リンクにより接続されることにより、当該複数のノード装置がリング状に接続され、且つ、当該複数のノード装置のうちの任意の2つのノード装置間でデータを伝送する通信システムに適用され、
    前記複数のノード装置のうちの、互いに接続された2つのノード装置である接続ノード組の1つである第1の接続ノード組により構成される物理通信リンクの1つである第1の物理通信リンクに対する第1の障害の発生を検出し、
    前記第1の障害の発生が検出された場合、前記第1の接続ノード組により構成される仮想通信リンクを経由しないように、前記データを伝送するための経路を設定し、
    前記第1の接続ノード組と異なる接続ノード組である第2の接続ノード組により構成される物理通信リンクの1つである第2の物理通信リンクに対する第2の障害の発生を検出し、
    前記第1の障害の発生が検出された後、前記第2の障害の発生が検出された場合、前記データを伝送するための経路を変更することなく、当該第2の接続ノード組により構成される物理通信リンクのうちの、前記第2の物理通信リンク以外の物理通信リンクの通信帯域の和である第1の使用可能通信帯域に、前記データを伝送するために用いる通信帯域を設定する、通信方法。
  7. ノード装置であって、
    当該ノード装置である自ノード装置以外の複数の他ノード装置のうちの、第1の接続ノード装置及び第2の接続ノード装置のそれぞれと、予め設定された基本通信帯域を通信帯域として有する1つの仮想通信リンクを構成する複数の物理通信リンクにより接続されることにより、当該複数の他ノード装置とともに、リング状に接続された複数のノード装置を構成し、
    前記第1の接続ノード装置、又は、前記第2の接続ノード装置へデータを送信することにより、前記複数の他ノード装置の任意の1つへ当該データを送信するように構成され、
    前記自ノード装置が構成する物理通信リンクのそれぞれに対して、障害の発生を検出する障害発生検出手段と、
    前記複数の他ノード装置の任意の1つから、障害の発生を表す障害発生通知を受信した場合、通信が禁止されている仮想通信リンクを経由しないように、前記データの送信先を設定する送信先設定手段と、
    前記複数の他ノード装置のいずれからも前記障害発生通知を受信していない状態において、前記自ノード装置が構成する物理通信リンクの1つである障害物理通信リンクに対する障害の発生が検出された場合、当該障害物理通信リンクにより構成される仮想通信リンクを介した通信を禁止するとともに、前記複数の他ノード装置のそれぞれへ前記障害発生通知を送信する障害発生通知送信手段と、
    前記複数の他ノード装置の任意の1つから、通信帯域を表す通信帯域情報を含む帯域通知を受信した場合、当該帯域通知に含まれる通信帯域情報が表す通信帯域に、前記データを送信するために用いる通信帯域を設定する通信帯域設定手段と、
    前記複数の他ノード装置の任意の1つから前記障害発生通知を受信している状態において、前記自ノード装置が構成する物理通信リンクの1つである障害物理通信リンクに対する障害の発生が検出された場合、前記データの送信先を変更することなく、当該障害物理通信リンクにより構成される仮想通信リンクを構成する物理通信リンクのうちの、当該障害物理通信リンク以外の物理通信リンクの通信帯域の和である第1の使用可能通信帯域を表す通信帯域情報を含む帯域通知を、前記複数の他ノード装置のそれぞれへ送信し、且つ、当該第1の使用可能通信帯域に、前記データを送信するために用いる通信帯域を設定する帯域通知送信手段と、
    を備えるノード装置。
  8. 請求項7に記載のノード装置であって、
    前記自ノード装置が構成する物理通信リンクの1つである障害物理通信リンクに対して障害の発生が検出された後、当該障害の発生が検出されなくなった場合、当該障害物理通信リンクにより構成される仮想通信リンクを介した通信を許可するとともに、障害からの復旧を表す障害復旧通知を、前記複数の他ノード装置のそれぞれへ送信する障害復旧通知送信手段と、
    前記複数の他ノード装置の任意の1つから前記障害発生通知を受信している状態において、前記自ノード装置が構成する物理通信リンクの1つである障害物理通信リンクに対する障害の発生が検出された後、当該複数の他ノード装置の任意の1つから、前記障害復旧通知を受信した場合、当該障害物理通信リンクにより構成される仮想通信リンクを介した通信を禁止するとともに、前記複数の他ノード装置のそれぞれへ前記障害発生通知を送信する多重障害復旧時障害発生通知送信手段と、
    前記複数の他ノード装置の任意の1つから、前記障害復旧通知を受信した場合、前記基本通信帯域に、前記データを送信するために用いる通信帯域を設定する多重障害復旧時通信帯域設定手段と、
    を備えるノード装置。
  9. ノード装置に適用されるノード装置制御方法であって、
    前記ノード装置は、当該ノード装置である自ノード装置以外の複数の他ノード装置のうちの、第1の接続ノード装置及び第2の接続ノード装置のそれぞれと、予め設定された基本通信帯域を通信帯域として有する1つの仮想通信リンクを構成する複数の物理通信リンクにより接続されることにより、当該複数の他ノード装置とともに、リング状に接続された複数のノード装置を構成し、
    前記ノード装置は、前記第1の接続ノード装置、又は、前記第2の接続ノード装置へデータを送信することにより、前記複数の他ノード装置の任意の1つへ当該データを送信するように構成され、
    前記ノード装置制御方法は、
    前記自ノード装置が構成する物理通信リンクのそれぞれに対して、障害の発生を検出し、
    前記複数の他ノード装置の任意の1つから、障害の発生を表す障害発生通知を受信した場合、通信が禁止されている仮想通信リンクを経由しないように、前記データの送信先を設定し、
    前記複数の他ノード装置のいずれからも前記障害発生通知を受信していない状態において、前記自ノード装置が構成する物理通信リンクの1つである障害物理通信リンクに対する障害の発生が検出された場合、当該障害物理通信リンクにより構成される仮想通信リンクを介した通信を禁止するとともに、前記複数の他ノード装置のそれぞれへ前記障害発生通知を送信し、
    前記複数の他ノード装置の任意の1つから、通信帯域を表す通信帯域情報を含む帯域通知を受信した場合、当該帯域通知に含まれる通信帯域情報が表す通信帯域に、前記データを送信するために用いる通信帯域を設定し、
    前記複数の他ノード装置の任意の1つから前記障害発生通知を受信している状態において、前記自ノード装置が構成する物理通信リンクの1つである障害物理通信リンクに対する障害の発生が検出された場合、前記データの送信先を変更することなく、当該障害物理通信リンクにより構成される仮想通信リンクを構成する物理通信リンクのうちの、当該障害物理通信リンク以外の物理通信リンクの通信帯域の和である第1の使用可能通信帯域を表す通信帯域情報を含む帯域通知を、前記複数の他ノード装置のそれぞれへ送信し、且つ、当該第1の使用可能通信帯域に、前記データを送信するために用いる通信帯域を設定する、ノード装置制御方法。
  10. ノード装置に、当該ノード装置を制御するための処理を実行させるためのノード装置制御プログラムであって、
    前記ノード装置は、当該ノード装置である自ノード装置以外の複数の他ノード装置のうちの、第1の接続ノード装置及び第2の接続ノード装置のそれぞれと、予め設定された基本通信帯域を通信帯域として有する1つの仮想通信リンクを構成する複数の物理通信リンクにより接続されることにより、当該複数の他ノード装置とともに、リング状に接続された複数のノード装置を構成し、
    前記ノード装置は、前記第1の接続ノード装置、又は、前記第2の接続ノード装置へデータを送信することにより、前記複数の他ノード装置の任意の1つへ当該データを送信するように構成され、
    前記ノード装置制御プログラムは、
    前記自ノード装置が構成する物理通信リンクのそれぞれに対して、障害の発生を検出し、
    前記複数の他ノード装置の任意の1つから、障害の発生を表す障害発生通知を受信した場合、通信が禁止されている仮想通信リンクを経由しないように、前記データの送信先を設定し、
    前記複数の他ノード装置のいずれからも前記障害発生通知を受信していない状態において、前記自ノード装置が構成する物理通信リンクの1つである障害物理通信リンクに対する障害の発生が検出された場合、当該障害物理通信リンクにより構成される仮想通信リンクを介した通信を禁止するとともに、前記複数の他ノード装置のそれぞれへ前記障害発生通知を送信し、
    前記複数の他ノード装置の任意の1つから、通信帯域を表す通信帯域情報を含む帯域通知を受信した場合、当該帯域通知に含まれる通信帯域情報が表す通信帯域に、前記データを送信するために用いる通信帯域を設定し、
    前記複数の他ノード装置の任意の1つから前記障害発生通知を受信している状態において、前記自ノード装置が構成する物理通信リンクの1つである障害物理通信リンクに対する障害の発生が検出された場合、前記データの送信先を変更することなく、当該障害物理通信リンクにより構成される仮想通信リンクを構成する物理通信リンクのうちの、当該障害物理通信リンク以外の物理通信リンクの通信帯域の和である第1の使用可能通信帯域を表す通信帯域情報を含む帯域通知を、前記複数の他ノード装置のそれぞれへ送信し、且つ、当該第1の使用可能通信帯域に、前記データを送信するために用いる通信帯域を設定するように構成されたノード装置制御プログラム。
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