JP2013045716A - 太陽電池モジュール付照明装置及びこれを用いた表示装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】街路灯から表示筐体に至るまで、いかなる支持物にも取付可能な汎用性を備え、しかも外照方式、内照方式いずれにも対応することができる太陽電池モジュール付照明装置及びこれを用いた表示装置を提供する。
【解決手段】支持物18に取り付けられる取付部材12と、この取付部材12の一端側に設けられた太陽電池モジュール10と、取付部材12の他端側に設けられ、太陽電池モジュール10から供給される電力で点灯する照明体15とを備える。
【選択図】図1
【解決手段】支持物18に取り付けられる取付部材12と、この取付部材12の一端側に設けられた太陽電池モジュール10と、取付部材12の他端側に設けられ、太陽電池モジュール10から供給される電力で点灯する照明体15とを備える。
【選択図】図1
Description
本発明は、太陽電池モジュール付照明装置及びこれを用いた表示装置に関する。
商用電源が容易に準備できない環境において、太陽電池等の再生可能エネルギーを利用した街灯、広告塔といった照明装置や、この照明装置を用いた表示装置が提案されている。これらの装置は、主に太陽電池モジュール、照明体、蓄電池、充放電制御回路といった部品によって構成され、太陽電池が受ける太陽光エネルギーを電力として利用することや、電力を蓄電池に蓄積し、蓄積した電力を夜間に利用することが可能である。
従来、看板広告、バス停といった表示装置には、例えば、特許文献1に開示された表示装置内部に光源を設ける内照式の表示装置や、特許文献2に開示された外部から表示装置を照らす外照式の表示装置が存在する。
まず、図8を用いて特許文献1に記載の表示装置を説明する。図8は、特許文献1の表示装置を示す斜視図である。
特許文献1には、太陽電池モジュールを使用した表示装置が開示されている。この表示装置100は、太陽電池モジュール103と、太陽電池モジュール103の主面を所定の角度に傾けた状態で保持する保持部104と、保持部104が取り付けられ、バス停情報等を表示する表示部101aを備えた表示筐体101と、表示筐体101の下部に配された収容体106と、表示筐体101と収容体106との両側部に取付けられ、地面に立設される支柱102とが設けられた表示装置である。表示筐体101の内部には、表示部101aの上端から下端までの長さに一致する陰極管105が備えられており、収容体106の内部には、太陽電池モジュール103によって供給された電力を蓄電する蓄電池107、蓄電池107の出力を制御する充放電制御回路108とが備えられている。
このようになる表示装置100は、日中、太陽電池モジュール103の主面に太陽光が照射されると電力を発生させ、充放電制御回路108によって蓄電池107に電力を蓄えることができる。夜間になると蓄電池107に蓄えられた電力を使用するように充放電制御回路108が働き、陰極管105が発光する。表示筐体101の内部に備える陰極管105が発光することにより、表示部101aが内部照射される。これより、夜間でも表示部101aの視認性を向上させることができる。
また、上記の特許文献と異なった方式の表示装置として、特許文献2には太陽電池モジュールを用いた外照式の表示装置が開示されている。
図9を用いて、特許文献2に記載された表示装置を説明する。図9は特許文献2の表示装置を示す斜視図である。
この表示装置200は、バス標識等の被照射体205に取り付けられる照明装置であって、太陽電池モジュール202と、太陽電池モジュール202を保持する装置本体201とが設けられており、装置本体201の内部には、太陽電池モジュール202を電源として発光する光源203を備え、装置本体201には、被照射体205に取付けるための取付部204を備えたものである。
このようになる表示装置200は、光源203から出射された光が、被照射体205に向けて照射されるので、被照射体205の視認性を向上させることができる。
ところで、従来、上記したような表示装置の他に、例えば特許文献3には、太陽電池モジュールと蓄電池、充放電制御回路が一体形成されている照明装置が開示されている。図10を用いて特許文献3に記載された太陽電池照明装置を説明する。図10は、特許文献3の太陽電池照明装置を示す斜視図である。
この太陽電池照明装置300は、太陽電池モジュール301と、太陽電池モジュール301の主面を所定の角度に傾けた状態で、太陽電池モジュール301の裏面に設置される収納体302と、収納体302の底面に設置し地面に立設される柱体305と、柱体305に備えられる照明体306とが設けられた照明装置であり、収納体302の内部には、太陽電池モジュール301によって発電された電力を蓄える蓄電池303と、蓄電池303を制御する充放電制御回路304とが備えられた照明装置である。
このようになる太陽電池照明装置300は、柱体305と収納体302とが容易に取外し可能である。よって、収納体302に設置された太陽電池モジュール301や、収納体302の内部に備える蓄電池303等の部品の保守、点検、組立てを容易に行うことができる。
しかしながら、特許文献1〜3に開示されている照明装置および表示装置では、次のような不都合があった。
すなわち、特許文献1や特許文献2に開示された表示装置にあっては、それぞれ照明の方式が内照式又は外照式のいずれか一方に限られていることから、例えば、設置環境等、諸条件に応じて内照式を外照式に変更したり或いは外照式を内照式に変更したりするといったことは望めなかった。また、特許文献1に開示された表示装置では、太陽電池モジュール103と表示筐体101と陰極管105が個別に組み立てられているため、組み立て工数が多いといった不都合があった。一方、特許文献3に開示された照明装置では、柱体305と収納体302とを容易に取外すことが可能であり、照明装置の保守、点検、組立てを容易に行うことができるが、いわゆる据え置きの照明装置であり、設置場所が地面に限定されているため、設置場所に関しての汎用性がないといった不都合があった。。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、街路灯から表示筐体に至るまで、いかなる支持物にも取付可能な汎用性を備え、しかも外照方式、内照方式いずれにも対応することができる太陽電池モジュール付照明装置及びこれを用いた表示装置を提供することにある。
上記目的を達するために、本発明は次のとおりの構成としている。
本発明に係る太陽電池モジュール付照明装置は、太陽電池モジュールと、前記太陽電池モジュールを支持物に取り付ける取付部材と、前記太陽電池モジュールから供給される電力で点灯する照明体とを有する太陽電池モジュール付照明装置であって、前記太陽電池モジュールが前記取付部材の一端側に設けられ、前記照明体が前記取付部材の他端側に設けられたこと特徴とする。
本発明の太陽電池モジュール付照明装置によれば、支持物に取り付けられる取付部材を備えているため設置箇所に関して汎用性があり、どのような支持物にも取り付けることができる。
上記の太陽電池モジュール付照明装置にあっては、前記取付部材は、相互に摺動可能に且つ任意の姿勢で固定可能に連結された少なくとも2つの分割体から構成されたものであってもよい。
この場合、取付部材が伸縮可能であるため、分割体に取り付けられた照明体の位置調整を自在に行うことができる。
上記の太陽電池モジュール付照明装置にあっては、太陽電池モジュールには、前記太陽電池モジュールによって供給された電力を蓄電する蓄電池と、前記蓄電池の出力を制御する充放電制御回路とを備えたものであってもよい。
この場合、外部電源を必要としない完全に独立した太陽電池モジュール付照明装置とすることができる。
本発明に係る表示装置は、内部光源により照明される情報表示部を備えた表示筐体に上記の太陽電池モジュール付照明装置が前記取付部材を介して取り付けられた表示装置であって、前記内部光源として前記太陽電池モジュール付照明装置の照明体が用いられるとともに、太陽電池モジュール付照明装置の太陽電池モジュールが前記表示筐体の外部に配されたものである。
このような構成であるから、表示筐体の内部に備えられた照明体が発光すると、表示筐体に備えられた表示部が照らされ、表示部の視認性が向上する。
上記の表示装置にあっては、前記太陽電池モジュール付照明装置の太陽電池モジュールによって供給された電力を蓄電する蓄電池と、この蓄電池の出力を制御する充放電制御回路とが前記表示筐体に設けられたものであってもよい。
この場合、表示筐体の内部スペースを有効に活用し、外部電源を必要としない完全に独立した太陽電池モジュール付照明装置を用いた表示装置とすることができる。
上記の表示装置にあっては、前記表示筐体の内部には、前記内部光源により照射された光を前記情報表示部に導光する光拡散部材が備えられたものであってもよい。
この場合、表示筐体内部に発生した光を効率よく情報表示部に導光することができる。
本発明に係る表示装置は、外部光源により照明される情報表示部を備えた表示筐体に上記の太陽電池モジュール付照明装置が前記取付部材を介して取り付けられた表示装置であって、前記太陽電池モジュール付照明装置の太陽電池モジュール及び照明体がともに前記表示筐体の外部に配され、前記外部光源として前記照明体が用いられたものである。
このような構成であるから、表示筐体の外部に備える照明体が発光すると、表示筐体に備える表示部が照らされ、表示筐体の表示部の視認性を向上させることができる。
上記の表示装置にあっては、前記太陽電池モジュール付照明装置の太陽電池モジュールによって供給された電力を蓄電する蓄電池と、この蓄電池の出力を制御する充放電制御回路とが前記表示筐体に設けられたものであってもよい。
この場合、表示筐体の内部スペースを有効に活用し、外部電源を必要としない完全に独立した太陽電池モジュール付照明装置を用いた表示装置とすることができる。
上記の表示装置にあっては、前記情報表示部は、前記表示筐体の側部に備えられたものであってもよい。
本発明の太陽電池モジュール付照明装置は、支持物に取り付けられる取付部材を備えているため設置箇所に関して汎用性があり、どのような支持物にも取り付けることができる。
また本発明に係る太陽電池モジュール付き照明装置を用いた表示装置は、どのような場所にも取り付け可能な汎用性を備え、しかも、外照方式、内照方式のいずれの照明方式にも対応することができる。
以下、本発明の一実施の形態について図1乃至図4を参照しながら説明する。
図1は、本発明の一実施の形態に係る太陽電池モジュール付照明装置の正面図である。図2は、本発明の一実施の形態に係る太陽電池モジュール付照明装置の取付部材の一例を示し、(a)は要部拡大断面図、(b)は伸張状態にある部分断面図、(c)は縮退状態にある部分断面図である。図3は、図1に示した太陽電池モジュール付照明装置を支持物に取り付けた一例を示す側面図である。図4は、図3に示した太陽電池モジュール付照明装置の取付例における取付部分を示す部分拡大断面図である。
この太陽電池モジュール付照明装置1は、支持物18に取り付けられる取付部材12と、この取付部材12の一端側に設けられた太陽電池モジュール10と、取付部材12の他端側に設けられ、太陽電池モジュール10から供給される電力で点灯する照明体15とを備える。
太陽電池モジュール10は、太陽電池セル10aが所定の架台上に面一となるように敷設されている。太陽電池セル10aの表面には、接着剤である充填剤を介して保護ガラス板が備えられている。太陽電池セル10aの裏面には、充填材を介してバックシートが備えられている。これらを加熱真空ラミネート工程にて真空中で熱をかけてプレスすることにより、太陽電池モジュール10が形成されている。ラミネートされた太陽電池モジュール10の裏面には、バックシートから引き出された出力ケーブルを連結する端子ボックスが接着固定されている。
太陽電池モジュール10の外周縁部には、太陽電池セル10aへの防湿を目的とした端面封止部材が太陽電池モジュール10の外周縁部を囲むように巻き付けられ、端面封止部材を介してアルミ製の枠フレーム10fが取り付けられている。ここで、太陽電池モジュール10の枠フレーム10fの内部には、太陽電池モジュール10により発電した電力を蓄える蓄電池と、蓄電池に充電された電力を出力制御する充放電制御回路とが備えられていてもよい。
太陽電池モジュール10の裏面には、バックシートを覆うようにベースプレート10hが取り付けられる。ベースプレート10hは、30°〜45°の間の所定の角度に傾斜した状態で、フランジ部材11により保持されている。フランジ部材11は、取付部材12の上端に設置されている。ここで、ベースプレート10hは、放熱特性向上のためアルミ製が望ましい。
取付部材12は、相互に摺動可能に且つ任意の姿勢で固定可能に連結された少なくとも2つの分割体から構成される。本実施の形態の分割体は、太陽電池モジュール10が上端に設置された第一分割体12d1と、照明体15が下端に設置された第二分割体12d2との2つの分割体から構成される。ここで、分割体は2つに限らず、3つ以上であってもよい。また、第一分割体12d1、第二分割体12d2ともに円筒形状であることが望ましい。その場合、取付時に取付部材12をその軸心周りに回動させて太陽電池モジュール10の向きを容易に調整することができる。照明体15は、全方向に発光するボール形状のLED電球が、消費電力及び発光寿命の点並びに照射範囲が広い点から望ましい。なお、取付部材12は、必ずしも複数の分割体から構成される必要はなく、一つの部材から構成されていてもよい。また、取付部材12は、図2(b)又は図2(c)に示したような直管状に限らず、クランク状や円弧状であってもよい。
第一分割体12d1は、下端が開口された筒体であり、その側面には、長手方向に沿う案内スリット12a1と、この案内スリット12a1の上端から周方向に沿う係止スリット12a2とが、当該第一分割体12d1の中心軸を挟んで180°対称となる位置に形成されている。なお、案内スリット12a1及び係止スリット12a2は、上記したような2箇所に限られず、1箇所でも、或いは3箇所以上であってもかまわない。
第二分割体12d2は、上端が開口された筒体であり、上記第一分割体12d1の内径と略等しいか或いはやや小さい外径を有し、上端部が第一分割体12d1内に挿入されている。この第二分割体12d2の上端寄りの側面には、第一分割体12d1の案内スリット12a1に対応した位置に、案内スリット12a1内及び係止スリット12a2内をスライドするネジ付ボス14が取り付けられている。よって、案内スリット12a1に沿ってネジ付ボス14をスライドさせることで、第二分割体12d2が第一分割体12d1内を摺動する。その結果、第二分割体12d2に設けられた照明体15を所望のレベルに調節することができる。また、レベル調整後、ネジ付ボス14を締め付けることで第一分割体12d1と第二分割体12d2とを所望のレベルで固定することができる。ここで、例えば、運搬時や保管時等において第二分割体12d2を第一分割体12d1内に最も縮退させた場合、第一分割体12d1又は第二分割体12d2のいずれか一方をその中心軸周りに回動させて、ネジ付ボス14を係止スリット12a2内に導入し、その位置でネジ付ボス14を締め付けることにより、両分割体12a1,12a2を相互に固定することができる。なお、係止スリット12a2は、例えば、案内スリット12a1に沿って複数箇所に亘り等間隔で形成されていてもよい。その場合、所望のレベルにある係止スリット内にネジ付ボス14を導入するとともに締め付けておくことで、レベル調整後に不測にネジ付ボス14が緩むようなことがあっても、第二分割体12d2のレベルがずれるのを防ぐことができる。
次に、上記の太陽電池モジュール付照明装置を、支持物の一例として地上に立設された支柱に取り付け、街路灯として使用する場合について、図3、図4を参照しながら説明する。ここで、支持物は、支柱、街路灯に限らず、電柱やバススタンド、建物など太陽電池モジュールが取り付け支持されるものであればどのようなものでも構わない。
図3は、図1に示した太陽電池モジュール付照明装置を支持物である支柱に取り付けた状態を示す側面図である。図4は、図3に示した太陽電池モジュール付照明装置の取付例における取付部分を示す部分拡大断面図である。
この太陽電池モジュール付照明装置1の取付部材12には、その第一分割体12d1に、ネジからなる4個の突起部12bが同一円周上に等間隔で設けられている。これら突起部12bの配設箇所は、フランジ部材11と上記両スリット12a1,12a2との間とされている。なお、突起部12bの数は4個に限らず、1個以上有していればよい。また、突起部12bはネジに限られず、例えばボスやピンでもよく、或いは取付部材12の外周面に沿う連続又は不連続なフランジでもよい。
支持物18には、その上端部に水平方向に突出した取付用腕部18aが備えられており、この取付用腕部18aに太陽電池モジュール付照明装置1がその取付部材12を介して取り付けられる。以下、その取付態様の一例について説明する。
取付用腕部18aには、その先端部に、取付部材12の第一分割体12d1の外径と略等しいかやや大きい内径の貫通孔18a1が設けられている。一方、第一分割体12d1には、予め固定リング12cが外嵌された後に突起部12bが取り付けられている。ここで、固定リング12cは、中央部に第一分割体12d1が挿通される挿通孔12c1を備え、下面が突起部12bと当接するドーナツ状の係止板12c2と、この係止板12c2の外周縁から垂設されたスカート部12c3と、このスカート部12c3の下端縁から外方に向けて上記係止板12c2と平行に延設されたフランジ部12c4とから構成されたものである。突起部12bと当接する係止板12c2の下面とフランジ部12c4の下面との距離Hは、突起部12bの高さ寸法hと略等しくされている。このようになる固定リング12cが外嵌された取付部材12が、取付用腕部18aの貫通孔18a1に、その上方から挿入される。取付部材12の第一分割体12d1には、上述したように、その外周面に4個の突起部12bが設けられていることから、それら突起部12bが取付用腕部18aの貫通孔18a1の上端開口縁と当接する。その状態で、取付部材12を回転させることにより、太陽電池モジュール10が太陽光と対峙するような姿勢に調整される。この状態で固定リング12cのフランジ部12c4がボルト12eにより取付用腕部18aの上面に固定される。これにより、取付部材12の突起部12bが固定リング12cの係止板12c2により押さえ込まれることとなり、取付部材12が取付用腕部18aにボルト固定される。ここで、固定リング12cは上述したようにスカート部12c3を備えているため、取付部材12の突起部12bがスカート部12c3により完全に覆われ、取付部材12と取付用腕部18aとの固定部分の化粧が施されることとなる。なお、取付部材12と取付用腕部18aとの取付態様は上記した例に限るものではない。
以上説明したように、本発明に係る太陽電池モジュール付照明装置は、支持物18に容易に取り付けることが可能である。なお、取付対象は、上記の実施の形態に示したような街灯用支柱に限られず、例えばビルなどの建築物の壁面などにも容易に取り付けることができる。
次に、本発明に係る太陽電池モジュール付照明装置を用いた表示装置の一例について、図5、図6を参照しながら説明する。
図5は、表示装置の一例を示す正面図である。図6は、図5の表示装置の内部構造を示した一部切欠正面図である。
この例における表示装置は、表示筐体20の情報表示部20bがその内側に設けられた内部光源により照明される内照式のものであり、その内部光源として上記の太陽電池モジュール付照明装置1の照明体15が用いられたものである。
太陽電池モジュール付照明装置1は、上記した実施の形態と同様のものであって、また、表示筐体20への取付態様も上記の図3及び図4で示した例と同様である。すなわち、表示筐体20の上面には、取付部材12の外径と略等しいかやや大きい内径の貫通孔が設けられており、この貫通孔に、取付部材12が挿入されるとともに突起部12bが表示筐体20の上面に当接されている。この状態で、固定リング12cにより取付部材12が表示筐体20の上面に固定されている。これにより取付部材12の下端の照明体15は、表示筐体20の内部に配置されることとなる。また、取付部材12は、上述したように、分割体で構成されており伸縮可能であるため、照明体15を情報表示部20bを照明するのに最適な位置に調整することができる。
表示筐体20の内部には、太陽電池モジュール付照明装置1の太陽電池モジュール10から供給された電力を蓄電する蓄電池16と、この蓄電池16の出力を制御する充放電制御回路17とが設けられている。なお、表示筐体20の内部に蓄電池16と充放電制御回路17を設けない場合は、太陽電池モジュール10の裏面に、蓄電池16と充放電制御回路17とが設けられていてもよい。
また、表示筐体20の内部には、情報表示部20bを除いて、照明体15から発光された光を拡散させる光拡散部材21が設けられていてもよい。この場合、照明体15の光を光拡散部材21によって効率よく情報表示部20bに導光することができる。
次に、本発明に係る太陽電池モジュール付照明装置を用いた表示装置の他の例について、図7を参照しながら説明する。
図7は、表示装置の他の例を示す部分斜視図である。
この例における表示装置は、表示筐体20の情報表示部20bがその外側に設けられた外部光源により照明される外照式のものであり、その外部光源として上記の太陽電池モジュール付照明装置1の照明体15が用いられたものである。なお、図7において、上述した実施の形態と同一の構成要素については、同一符合を付している。
太陽電池モジュール付照明装置1は、上記した実施の形態と同様のものであって、また、表示筐体20への取付態様も上記の図3及び図4で示した例と同様である。すなわち、表示筐体20の上面に支持物18が立設されるとともに、この支持物18に取付用腕部18aが水平方向に延設され、この取付用腕部18aに、太陽電池モジュール付表示装置1がその取付部材12を介して取り付けられている。これにより取付部材12の下端の照明体15は、表示筐体20の外部に配置されることとなる。また、取付部材12は、上述したように、分割体12d1,12d2で構成されており伸縮可能であるため、照明体15を情報表示部20bを照明するのに最適な位置に調整することができる。
また、表示筐体20の内部に、上記内照式の表示装置と同様、太陽電池モジュールによって供給された電力を蓄電する蓄電池と、この蓄電池の出力を制御する充放電制御回路とが表示筐体20に設けられていてもよい。表示筐体20の内部に蓄電池と充放電制御回路を設けない場合であっても、太陽電池モジュール10の裏面に、蓄電池と充放電制御回路とが設けられていてもよい。
1 照明装置
2 表示装置
10 太陽電池モジュール
12 取付部材
12d1 第一分割体
12d2 第二分割体
15 照明体
16 蓄電池
17 充放電制御回路
18 支持物
20 表示筐体
20b 情報表示部
21 光拡散部材
2 表示装置
10 太陽電池モジュール
12 取付部材
12d1 第一分割体
12d2 第二分割体
15 照明体
16 蓄電池
17 充放電制御回路
18 支持物
20 表示筐体
20b 情報表示部
21 光拡散部材
Claims (11)
- 太陽電池モジュールと、
前記太陽電池モジュールを支持物に取り付ける取付部材と、
前記太陽電池モジュールから供給される電力で点灯する照明体とを有する太陽電池モジュール付照明装置であって、
前記太陽電池モジュールが前記取付部材の一端側に設けられ、前記照明体が前記取付部材の他端側に設けられたことを特徴とする太陽電池モジュール付照明装置。 - 請求項1に記載の太陽電池モジュール付照明装置であって、
前記取付部材は、相互に摺動可能且つ任意の姿勢で固定可能に連結された少なくとも2つの分割体から構成されたことを特徴とする太陽電池モジュール付照明装置。 - 請求項1又は2に記載の太陽電池モジュール付照明装置であって、
太陽電池モジュールには、前記太陽電池モジュールによって供給された電力を蓄電する蓄電池と、前記蓄電池の出力を制御する充放電制御回路と、
を備えたことを特徴とする太陽電池モジュール付照明装置。 - 内部光源により照明される情報表示部を備えた表示筐体に請求項1又は2に記載の太陽電池モジュール付照明装置が前記取付部材を介して取り付けられた表示装置であって、
前記内部光源として前記太陽電池モジュール付照明装置の照明体が用いられるとともに、太陽電池モジュール付照明装置の太陽電池モジュールが前記表示筐体の外部に配されたことを特徴とする表示装置。 - 請求項4に記載の表示装置であって、
前記太陽電池モジュール付照明装置の太陽電池モジュールによって供給された電力を蓄電する蓄電池と、この蓄電池の出力を制御する充放電制御回路とが前記表示筐体に設けられたことを特徴とする表示装置。 - 内部光源により照明される情報表示部を備えた表示筐体に請求項3に記載の太陽電池モジュール付照明装置が前記取付部材を介して取り付けられた表示装置であって、
前記内部光源として前記太陽電池モジュール付照明装置の照明体が用いられるとともに、太陽電池モジュール付照明装置の太陽電池モジュールが前記表示筐体の外部に配されたことを特徴とする表示装置。 - 請求項4〜6のいずれか1つに記載の太陽電池モジュール付照明装置を備えた表示装置であって、
前記表示筐体の内部には、前記内部光源により照射された光を前記情報表示部に導光する光拡散部材が備えられたことを特徴とする表示装置。 - 外部光源により照明される情報表示部を備えた表示筐体に請求項1又は2に記載の太陽電池モジュール付照明装置が前記取付部材を介して取り付けられた表示装置であって、
前記太陽電池モジュール付照明装置の太陽電池モジュール及び照明体がともに前記表示筐体の外部に配され、前記外部光源として前記照明体が用いられたことを特徴とする表示装置。 - 請求項8に記載の表示装置であって、
前記太陽電池モジュール付照明装置の太陽電池モジュールによって供給された電力を蓄電する蓄電池と、この蓄電池の出力を制御する充放電制御回路とが前記表示筐体に設けられたことを特徴とする表示装置。 - 外部光源により照明される情報表示部を備えた表示筐体に請求項3に記載の太陽電池モジュール付照明装置が前記取付部材を介して取り付けられた表示装置であって、
前記太陽電池モジュール付照明装置の太陽電池モジュール及び照明体がともに前記表示筐体の外部に配され、前記外部光源として前記照明体が用いられたことを特徴とする表示装置。 - 請求項4から10のいずれか1つに記載の表示装置であって、
前記情報表示部は、前記表示筐体の側部に備えられたことを特徴とする表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011183924A JP2013045716A (ja) | 2011-08-25 | 2011-08-25 | 太陽電池モジュール付照明装置及びこれを用いた表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011183924A JP2013045716A (ja) | 2011-08-25 | 2011-08-25 | 太陽電池モジュール付照明装置及びこれを用いた表示装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2013045716A true JP2013045716A (ja) | 2013-03-04 |
Family
ID=48009444
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011183924A Withdrawn JP2013045716A (ja) | 2011-08-25 | 2011-08-25 | 太陽電池モジュール付照明装置及びこれを用いた表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2013045716A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101759911B1 (ko) * | 2015-08-11 | 2017-07-20 | 박정영 | 입체형 배너 거치대 |
KR101759913B1 (ko) * | 2017-05-08 | 2017-07-20 | 박정영 | 입체형 배너 거치대 |
-
2011
- 2011-08-25 JP JP2011183924A patent/JP2013045716A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101759911B1 (ko) * | 2015-08-11 | 2017-07-20 | 박정영 | 입체형 배너 거치대 |
KR101759913B1 (ko) * | 2017-05-08 | 2017-07-20 | 박정영 | 입체형 배너 거치대 |
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