JP2013045536A - 電子部品付きコネクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】電子部品接続部が予め所定形状に形成された端子金具を、ハウジングに圧入して保持することが可能な、電子部品付きコネクタを提供する。
【解決手段】ハウジング10に保持された端子金具30Aと電子部品40とが接続されてなる電子部品付きコネクタCであって、端子金具30Aは、電子部品40と接続される電子部品接続部33が所定形状に形成されるとともに、電子部品接続部33がハウジング10から突出した姿勢で保持されるものであり、ハウジング10には、端子金具30Aを電子部品接続部33の突出方向と略直交する方向に差し入れることが可能な差入部23が形成され、かつ、端子金具30Aには、差入部23に差し入れられた後に、電子部品接続部33の突出方向と略平行な方向に押し込まれることで、ハウジング10に形成された圧入孔24に圧入される圧入部34が備えられているものである。
【選択図】図6

Description

本発明は、電子部品付きコネクタに関する。
従来、コンデンサ等の電子部品を内蔵した電子部品付きコネクタとして、ハウジングに保持された端子金具に、電子部品が接続されたものが知られている。この種のコネクタとしては、例えば下記特許文献1に記載のコネクタのように、端子金具のうち電子部品と接続される電子部品接続部が、屈曲等されることで所定形状に形成されたものが知られている。
特開2007−287642号公報
ところで、電子部品接続部が所定形状に屈曲等された端子金具は、電子部品接続部側を先方に向けて、ハウジングに圧入することができない。したがって、上記した電子部品付きコネクタにおいては、端子金具のうち電子部品接続部とは反対側を先方に向けて、ハウジングに圧入している。しかしながら、ハウジングの形状によっては、そのような向きで端子金具を圧入できない場合があり、このような場合、端子金具を屈曲等する前の段階で圧入し、その後、屈曲等する方法が考えられる。しかしながら、この方法では、端子金具の圧入工程後に、曲げ工程等を追加しなければならないので、コストの増加を招く虞がある。また、その屈曲作業等に必要なスペースをハウジング内に確保する必要が生じて、ハウジングの大型化を招く虞もある。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、電子部品接続部が予め所定形状に形成された端子金具を、ハウジングに圧入して保持することが可能な電子部品付きコネクタを提供することを目的とする。
本発明の電子部品付きコネクタは、ハウジングに保持された端子金具と電子部品とが接続されてなる電子部品付きコネクタであって、前記端子金具は、前記電子部品と接続される電子部品接続部が所定形状に形成されるとともに、前記電子部品接続部が前記ハウジングから突出した姿勢で保持されるものであり、前記ハウジングには、前記端子金具を、前記電子部品接続部の突出方向と略直交する方向に差し入れることが可能な差入部が形成され、かつ、前記端子金具には、前記差入部に差し入れられた後に、前記電子部品接続部の突出方向と略平行な方向に押し込まれることで、前記ハウジングに形成された圧入孔に圧入される圧入部が備えられているものである。
このような構成によれば、端子金具を電子部品接続部の突出方向と略直交する方向に差し入れることで、ハウジングの所定の深さ位置に配することができ、その後、端子金具を電子部品接続部の突出方向と略平行な方向に押し込むことで、圧入部を圧入孔に圧入することができる。したがって、電子部品接続部が予め所定形状に形成された端子金具を、ハウジングに圧入して保持することができる。
また、前記圧入部は、前記電子部品接続部の両側に設けられているものとしてもよい。
また、前記端子金具には、相手側端子金具に接続される端子部が、前記圧入部とは反対側に突出して設けられているものとしてもよい。
本発明によれば、電子部品接続部が予め所定形状に形成された端子金具を、ハウジングに圧入して保持することが可能な、電子部品付きコネクタを提供することができる。
本実施形態におけるコネクタを示す平面図 コネクタを示す正面図 コネクタを示す背面図 コネクタを示す断面図であって、図2のA−A位置における断面に相当する断面図 コネクタを示す断面図であって、図3のB−B位置における断面に相当する断面図 ハウジングに第一ジョイント端子を圧入する前の状態を示す底面図 ハウジングの差入部に第一ジョイント端子を差し入れる前の状態を示す断面図であって、図6のC−C位置における断面に相当する断面図 ハウジングの差入部に第一ジョイント端子を差し入れた後の状態を示す断面図であって、図6のC−C位置における断面に相当する断面図 ハウジングに第一ジョイント端子を圧入した後の状態を示す断面図であって、図6のC−C位置における断面に相当する断面図 ハウジングに第二ジョイント端子を圧入した後の状態を示す断面図であって、図6のC−C位置における断面に相当する断面図
以下、本発明を具体化した一実施形態について、図1〜図10を参照しつつ詳細に説明する。
本実施形態における電子部品付きコネクタ(以後、単にコネクタCと称する)は、自動車等に搭載された電気・電子機器等のノイズを除去するためのコネクタであって、ハウジング10に保持されたジョイント端子30とコンデンサ(電子部品)40とが接続されてなるものである。このコネクタCは、自動車などに搭載された電気・電子機器などから導出される図示しない複数の電線を、一括して接続するジョイントコネクタである。このコネクタCは、正極側および負極側のジョイント端子30を有し、この正負のジョイント端子30の間に、コンデンサ40が介設されている。以下、各構成部材において、図1の左側(コネクタCにおいて図示しない相手側コネクタとの嵌合面側)を前方、その反対側を後方とし、また、図2の上側を上方、下側を下方として説明する。
ジョイント端子30は、金属等の導電性の板材を打ち抜いて、曲げ加工等を施すことで成形されている。ジョイント端子30は、図示しない相手側コネクタに保持された端子金具と接続する複数の端子部31と、これらを連結する帯状連結部32と、コンデンサ40と接続する電子部品接続部33とを有している。
各端子部31はタブ状をなし、帯状連結部32の一側端面に一定のピッチで並んで突設されている。電子部品接続部33は、帯状連結部32のうち端子部31とは反対の側端面に形成され、帯状連結部32から略直角方向に延出している。
正負の一対のジョイント端子30は、図2に示すように、ハウジング10の厚さ方向(高さ方向)に2段に並べて配置されている。なお、下段側に配置されたジョイント端子30を第一ジョイント端子(端子金具)30A、上段側に配置されたジョイント端子30を第二ジョイント端子30Bと称する。
第一ジョイント端子30Aおよび第二ジョイント端子30Bは、ともに端子部31を5本ずつ備え、各端子部31が上下に揃う位置に配置されている。
第一ジョイント端子30Aの電子部品接続部(第一電子部品接続部33Aと称する)と、第二ジョイント端子30Bの電子部品接続部(第二電子部品接続部33Bと称する)とは、図1に示すように、ハウジング10の幅方向に一定の間隔をあけて配置され、第一電子部品接続部33Aが、第二電子部品接続部33Bよりも後方に至っている。
第二電子部品接続部33Bは、帯状連結部32のうち長手方向の中心よりも若干一端側に寄った位置において帯状連結部32から後方に突出している。詳しくは、第二電子部品接続部33Bは、複数の端子部31のうちその並び方向の中心に位置する端子部31と、この中心の端子部31と隣接した端子部31との間となる位置に配されている。第二電子部品接続部33Bは、その全長にわたり段差がない平坦なものとされ、幅寸法は全長にわたり略一定とされている。
第一電子部品接続部33Aは、帯状連結部32のうち長手方向の一端側に寄った位置から後方に突出している。詳しくは、第一電子部品接続部33Aは、複数の端子部31のうち最も端に位置する端子部31と、複数の端子部31の中心に位置する端子部31との間に配された端子部31と、略同位置に配されている(図6参照)。
第一電子部品接続部33Aは、その先端部が第二電子部品接続部33Bと略同一高さに配されるべく、長さ方向の途中の位置において2度直角曲げされている。すなわち第一電子部品接続部33Aは、その長さ方向の途中の位置において上方に屈曲された後、第二電子部品接続部33Bと同一高さの位置において、さらに後方に屈曲されている。また、第一電子部品接続部33Aの先端部は、幅方向の内側(第二電子部品接続部33B側)に向かって、略直角をなして突出する形状に打ち抜かれている。
ジョイント端子30には、後述するハウジング10の端子保持部11に対して、後方(電子部品接続部33の突出方向と略平行な方向)に押し込まれることで、ハウジング10に形成された圧入孔24に圧入される圧入部34が備えられている(図3及び図6参照)。
圧入部34は、帯状連結部32から電子部品接続部33と同じ側に突出して設けられ、すなわち端子部31とは反対側に突出して設けられている。圧入部34の幅寸法は、端子部31の幅寸法よりも大きく、圧入部34の長さ寸法は、端子部31の長さ寸法よりも小さくされている。
圧入部34は、各ジョイント端子30に一対ずつ備えられている。一対の圧入部34は、帯状連結部32の長さ方向の両端部に位置し、各圧入部34は、複数の端子部31のうち最も端に位置する端子部31と、幅方向において略同一の位置に配されている。なお、第一ジョイント端子30Aと第二ジョイント端子30Bとは、電子部品接続部33の構造(形状およびその位置等)が異なるだけで、電子部品接続部33を除く部分、すなわち端子部31、帯状連結部32および圧入部34の構造は同じものとされている。
コンデンサ40は、アルミ電解コンデンサであって、円柱形状をなすコンデンサ本体41と、その前端面から導出された正負一対のリード線42とを備えている(図5参照)。リード線42は丸ピン形状をなし、コンデンサ本体41の前端面から略垂直方向(コンデンサ本体41の軸方向)に突出している。一対のリード線42は、所定の間隔をあけて配され、そのうちの一方が、他方よりも長い寸法とされている。一対のリード線42は、ジョイント端子30の電子部品接続部33の上側に配され、抵抗溶接によって電子部品接続部33に接続されている。
ハウジング10は合成樹脂製であって、全体として前後方向に細長い形状をなし、その前端部がジョイント端子30を保持する端子保持部11とされ、後端部がコンデンサ40を保持する電子部品保持部12とされている。そして、ハウジング10のうち端子保持部11と電子部品保持部12との間の中間部13において、ジョイント端子30とコンデンサ40との接続がなされる。なお、電子部品保持部12は、ハウジング10の幅方向の略中央に位置している。
電子部品保持部12は、内側にコンデンサ本体41を収容するコンデンサ収容壁14を有している。コンデンサ収容壁14は、コンデンサ本体41の周囲を囲う円筒形状をなす筒状部14Aと、筒状部14Aの軸方向の一端側に設けられた端壁部14Bとを有している。筒状部14Aは、縦向き(軸線が端子部31の突出方向と一致する向き)に形成されるとともに、その後端側は開口しており、後方からコンデンサ40を収容可能とされている。
端壁部14Bには、リード線42をコンデンサ収容壁14の外側に挿通するリード線挿通孔15が、前後方向に貫通形成されている。また、端壁部14Bには、コンデンサ本体41と端壁部14Bとの間を離間した状態に保持するスペーサ部16が突設されている(図5参照)。
中間部13は、幅方向の両側を覆う一対の側壁部17を有している。一対の側壁部17は、互いに略平行をなして対向し、その前端と後端とが、それぞれ端子保持部11と電子部品保持部12とに連結されている。中間部13には、一対の側壁部17と端子保持部11と電子部品保持部12とに囲まれた空間が、上下方向に開放されている。なお、中間部13には樹脂等は充填されず、コネクタCに装着された図示しないカバーにより、外側が覆われるものとされている。
電子部品保持部12の前側には、リード線42を、ジョイント端子30の電子部品接続部33の上面側に誘導する誘導部18が設けられている。誘導部18は、コンデンサ収容壁14と一体に形成され、端壁部14Bから前方に片持ち状に突出し、上下方向(リード線42と電子部品接続部33とが重なり合う方向)に弾性変形可能とされている。
端子保持部11は、ハウジング10の幅方向に長い壁状をなし、ジョイント端子30の帯状連結部32が内部に埋設されている。そして、端子保持部11の前側面からジョイント端子30の端子部31が前方に並んで突出し、端子保持部11の後側面からジョイント端子30の電子部品接続部33が後方に突出して配される。
端子保持部11には、ジョイント端子30の帯状連結部32が装着される端子装着溝19が形成されている。端子装着溝19は、前方に開放された横方向に長い溝であり、ジョイント端子30の帯状連結部32が前方から装着可能とされている。ジョイント端子30は、端子装着溝19の奥面21に、帯状連結部32の側端面が当接して前止まりがなされる。端子装着溝19の前側部分は、端子装着溝19にジョイント端子30を誘い込むべく、上下方向に開口が広げられたテーパ形状をなしている(図4参照)。
端子装着溝19は上下2段に形成されており、下段の端子装着溝19は、第一ジョイント端子30Aが装着される第一端子装着溝19A、上段の端子装着溝19は、第二ジョイント端子30Bが装着される第二端子装着溝19Bとされている。
第二端子装着溝19Bの奥面21には、前方から挿入された第二ジョイント端子30Bの第二電子部品接続部33Bを、後方に挿通可能な接続部挿通孔(図示せず)が貫通形成されている。
端子保持部11には、ハウジング10の下面側から第一端子装着溝19Aまで、上下方向(電子部品接続部33の突出方向と略直交する方向)に、第一ジョイント端子30Aを差し入れることが可能な差入部23が形成されている(図7および図8参照)。差入部23は、第一端子装着溝19Aの一部(第一電子部品接続部33Aに対応する部分)を、端子保持部11の前方、後方および下方に開放する溝である。差入部23の幅寸法は、第一電子部品接続部33Aの幅寸法よりも若干大きい寸法とされている(図6参照)。
また、端子保持部11の後面には、図8に示すように、第一ジョイント端子30Aの第一電子部品接続部33Aの屈曲部分が一時的に収められる収容凹部23Aが形成されている。収容凹部23Aは、差入部23の後端部分を上方に広げるようにして凹み形成された部分である。収容凹部23Aは、差入部23と同等の幅寸法を有している。収容凹部23Aは、第一端子装着溝19Aと第二端子装着溝19Bとの間にわたる高さ範囲に形成されている。
また、端子装着溝19の奥面21には、各ジョイント端子30の圧入部34に対応する位置に、圧入孔24が形成されている(図3参照)。圧入孔24は、端子装着溝19の長手方向の両端部に形成され、端子保持部11の後側へ貫通しており、圧入孔24に圧入された圧入部34の先端は、端子保持部11から後側へ突出する(図1参照)。
次に、第一ジョイント端子30Aおよび第二ジョイント端子30Bを、ハウジング10に取り付ける作業について説明する。
まず、第一ジョイント端子30Aをハウジング10に取り付ける。図7に示すように、ハウジング10を上下逆向きにして、差入部23が上側に配されるようにする。そして、第一ジョイント端子30Aの第一電子部品接続部33Aが、端子保持部11の後側に配されるようにして、第一電子部品接続部33Aの根元部分(屈曲部分よりも帯状連結部32側の部分)を差入部23に差し入れる。すると、図8に示すように、第一電子部品接続部33Aの屈曲部分は、収容凹部23A内に配され、第一電子部品接続部33Aの根元部分が第一端子装着溝19Aに突き当たり、第一ジョイント端子30Aの圧入部34および帯状連結部32は、第一端子装着溝19Aと略同一高さ位置に配されて、端子保持部11の後側に位置する(図6参照)。
こうして第一ジョイント端子30Aを差入部23に差し入れてセットした後、図示しない圧入機等によって第一ジョイント端子30Aを圧入する。圧入機によって第一ジョイント端子30Aを後方に押し込むと、第一電子部品接続部33Aの屈曲部分は収容凹部23Aから出て後側に進み、一対の圧入部34が第一端子装着溝19A内に挿入され、やがて圧入孔24に圧入される。また、帯状連結部32が第一端子装着溝19A内に挿入されて、その側端面が第一端子装着溝19Aの奥面21に突き当たり、押し込みが停止される。こうして、第一ジョイント端子30Aは、圧入部34が圧入孔24の内周面に食い込むことにより、端子保持部11に保持される。
次いで、第二ジョイント端子30Bをハウジング10に取り付ける。第二ジョイント端子30Bを、第二電子部品接続部33Bを先方にして、第二端子装着溝19Bに前方から挿入する。図示しない圧入機によって第二ジョイント端子30Bを前方に押し込むと、第二電子部品接続部33Bが第二端子装着溝19B内を通過してその奥面21に形成された接続部挿通孔に突入し、圧入部34は圧入孔24に圧入される。また、帯状連結部32が第二端子装着溝19B内に挿入され、その側端面が第二端子装着溝19Bの奥面21に突き当たって押し込みが停止される。こうして、第二ジョイント端子30Bは、圧入部34が圧入孔24の内周面に食い込むことにより、端子保持部11に保持される。
以上により、ハウジング10への第一ジョイント端子30Aおよび第二ジョイント端子30Bの取り付け作業が完了する。なお、第二ジョイント端子30Bの圧入作業を、第一ジョイント端子30Aの圧入作業と同時に行うものとしてもよい。
上記のように構成された本実施形態によれば、以下の効果を奏する。
本実施形態のコネクタCは、ハウジング10に保持された第一ジョイント端子30Aおよび第二ジョイント端子30Bとコンデンサ40とが接続されてなるコンデンサ付きジョイントコネクタであって、第一ジョイント端子30Aは、コンデンサ40と接続される第一電子部品接続部33Aが所定形状に屈曲されるとともに、第一電子部品接続部33Aがハウジング10から突出した姿勢で保持されるものであり、ハウジング10には、第一ジョイント端子30Aを上下方向に差し入れることが可能な差入部23が形成され、かつ、第一ジョイント端子30Aには、後方に押し込まれることで、ハウジング10に形成された圧入孔24に圧入される圧入部34が備えられているものである。
これにより、第一ジョイント端子30Aを上下方向に差し入れることで、ハウジング10の所定の深さ位置に配することができ、その後、第一ジョイント端子30Aを後方に押し込むことで、圧入部34を圧入孔24に圧入することができる。したがって、第一電子部品接続部33Aを予め所定形状に屈曲した後、その第一ジョイント端子30Aを、ハウジング10に圧入して保持することができる。
また、圧入部34は、第一電子部品接続部33Aの両側に設けられている。これにより、例えば圧入部34を片側のみに設ける場合に比べて、第一ジョイント端子30Aの保持力を高めることができる。
また、第一ジョイント端子30Aには、相手側端子金具に接続される端子部31が、圧入部34とは反対側に突出して設けられている。すなわち、相手側端子金具との接続の際に第一ジョイント端子30Aは後ろ向きの力を受けるけれども、その力の向きが、圧入部34を圧入孔24に押し込む向きと一致しているから、高い端子保持力を得ることができる。
また、圧入部34は、帯状連結部32のうち端子部31と反対側の側端面に設けられているから、圧入部34を、複数の端子部31の形成範囲内に設けることができるので、第一ジョイント端子30Aの幅寸法を有効に使ってジョイント端子30をコンパクトな形状にすることができる。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態では、コンデンサ40のリード線42は丸ピン形状をなしているが、これに限らず、例えば、コンデンサのリード線は角柱状等であってもよい。
(2)上記実施形態では、電子部品がコンデンサ40である場合について説明したが、これに限らず、電子部品は、例えば抵抗、ダイオード等、各種の電子部品であってもよい。
(3)上記実施形態では、第一ジョイント端子30Aの他に第二ジョイント端子30Bがハウジング10に保持されているコネクタCについて説明したが、これに限らず、例えば第一ジョイント端子のみがハウジングに保持されたコネクタや、第二ジョイント端子に加えて第三ジョイント端子等、別の端子がハウジングに保持されたコネクタについても、本発明を適用することができる。
(4)上記実施形態では、第一ジョイント端子30Aの第一電子部品接続部33Aが所定形状に屈曲されている場合について説明したが、これに限らず、例えば、第一電子部品接続部の先端部が、その後側の部分よりも幅広となる形状に打ち抜かれている場合等、電子部品接続部を先方にして端子金具を端子保持部に圧入することができない場合に、広く本発明を適用することができる。
(5)上記実施形態では、一対のジョイント端子30のうち第一ジョイント端子30Aの第一電子部品接続部33Aのみが、屈曲されている場合について説明したが、これに限らず、例えば、一対のジョイント端子の電子部品接続部を、ともに屈曲させた場合についても、本発明を適用することができる。このような場合には、ジョイント端子を差し入れるための差入部を、各ジョイント端子毎に設ければよい。
(6)上記実施形態では、第一ジョイント端子30Aを差入部23にセットした後、後方に押し込むことで、圧入部34を圧入孔24に圧入するものとしているが、これとは逆に、第一ジョイント端子を差入部にセットした後、前方に押し込むことで、圧入部を圧入孔に圧入するものとしてもよい。
(7)上記実施形態では、端子金具は、複数の端子部31を有するジョイント端子30であるが、これに限らず、例えば端子金具は、端子部を1本のみ有するものであってもよい。
C…コネクタ(電子部品付きコネクタ)
10…ハウジング
23…差入部
24…圧入孔
30A…第一ジョイント端子(端子金具)
31…端子部
33…電子部品接続部
34…圧入部
40…コンデンサ(電子部品)

Claims (3)

  1. ハウジングに保持された端子金具と電子部品とが接続されてなる電子部品付きコネクタであって、
    前記端子金具は、前記電子部品と接続される電子部品接続部が所定形状に形成されるとともに、前記電子部品接続部が前記ハウジングから突出した姿勢で保持されるものであり、
    前記ハウジングには、前記端子金具を、前記電子部品接続部の突出方向と略直交する方向に差し入れることが可能な差入部が形成され、
    かつ、前記端子金具には、前記差入部に差し入れられた後に、前記電子部品接続部の突出方向と略平行な方向に押し込まれることで、前記ハウジングに形成された圧入孔に圧入される圧入部が備えられている電子部品付きコネクタ。
  2. 前記圧入部は、前記電子部品接続部の両側に設けられている請求項1に記載の電子部品付きコネクタ。
  3. 前記端子金具には、相手側端子金具に接続される端子部が、前記圧入部とは反対側に突出して設けられている請求項1または請求項2に記載の電子部品付きコネクタ。
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