JP2013035032A - 金属材の曲げ加工装置及び曲げ部材の製造方法 - Google Patents
金属材の曲げ加工装置及び曲げ部材の製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2013035032A JP2013035032A JP2011173459A JP2011173459A JP2013035032A JP 2013035032 A JP2013035032 A JP 2013035032A JP 2011173459 A JP2011173459 A JP 2011173459A JP 2011173459 A JP2011173459 A JP 2011173459A JP 2013035032 A JP2013035032 A JP 2013035032A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- metal material
- cooling
- gas
- bending
- metallic material
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Bending Of Plates, Rods, And Pipes (AREA)
Abstract
【解決手段】金属材10を進行させ、加熱、冷却して曲げ加工を施す金属材10の曲げ加工装置1であって、金属材10を外周から加熱する高周波加熱コイル2と、進行方向における高周波加熱コイル2で加熱される金属材10の位置より下流側の位置で、金属材10に冷却水Wを噴射して冷却する冷却部4と、金属材10における加熱位置と冷却位置との間の位置に、冷却水Wを進行方向の下流側に押すようにガスGを噴射するガス噴射部3を備える。
【選択図】図2
Description
この構成によれば、例えば金属材の上側に凹部が形成されている場合等に、冷却部から冷却水を金属材に噴射した際に、液状の冷却媒体の金属材に沿って逆流することや金属材上で貯留することを防止し、金属材に曲げ加工に必要な十分な加熱を行うことができる。更に、例えば金属材を下向き以外の方向に曲げた場合にも、液状の冷却媒体が逆流すること等を防止することができるので、金属材の曲げ方向の制限を無くすことができる。更に、液状の冷却媒体とガスの双方で金属材を冷却することも可能となるから、金属材に必要十分な冷却をより確実に行うことができる。
この構成によれば、周方向に設けられる噴射口からガスと液状の冷却媒体を噴射し、金属材を周方向に略均一にガスと冷却媒体で冷却することができ、局所的な冷却を回避し、焼き入れや曲げ加工を適切に施して曲げ部材の品質を高めることができる。
この構成によれば、例えば金属材の下側に噴射される液状の冷却媒体が重力で落下して金属材に接触する時間が短いことを補完するなど、金属材に対する位置に応じて冷却媒体の噴射量を微妙に調整することや、金属材の板部が重なり合って冷却しづらい箇所に多くの冷却媒体を噴射するなど、金属材の断面形状に応じて冷却媒体の噴射量を微妙に調整すること等が可能となり、金属材を周方向により高い均一性で冷却することができる。
この構成によれば、例えば冷却媒体が逆流しやすい位置や形状など、金属材に対する位置に応じて、或いは金属材の断面形状に応じてガスの噴射量を微妙に調整すること等が可能となり、金属材への適切な加熱と冷却をより確実に確保することができる。
この構成によれば、例えば金属材の上側に凹部が形成されている場合等に、冷却部から冷却水を金属材に噴射した際に、液状の冷却媒体の金属材に沿って逆流することや金属材上で貯留することを防止し、金属材に曲げ加工に必要な十分な加熱を行うことができる。更に、例えば金属材を下向き以外の方向に曲げた場合にも、液状の冷却媒体が逆流すること等を防止することができるので、金属材の曲げ方向の制限を無くすことができる。更に、液状の冷却媒体とガスの双方で金属材を冷却することも可能となるから、金属材に必要十分な冷却をより確実に行うことができる。
第1実施形態の金属材の曲げ加工装置1は、図1〜図3に示すように、金属材10を進行させ、加熱、冷却して曲げ加工を施す装置であり、進行する金属材10の外周にリング状に設けられ、金属材10を外周から加熱する加熱部である高周波加熱コイル2と、金属材10の進行方向における高周波加熱コイル2より下流側の位置で、金属材10の外周にリング状に設けられるガス噴射部3と、金属材10の進行方向におけるガス噴射部3より下流側の位置で、金属材10の外周にリング状に設けられる冷却部4と、金属材10の進行方向における冷却部4より下流側の位置で、金属材10を押圧して曲げる押圧ローラ5を備え、高周波加熱コイル10より上流側で図示省略する押出ローラ等の押出機構により進行される金属材10を曲げ加工するようになっている。
第2実施形態の金属材の曲げ加工装置1は、図4に示すように、ガス噴射部3と冷却部4を一体的に設ける点で第1実施形態と異なり、その他の構成は第1実施形態と同様である。
本明細書開示の発明は、各発明や各実施形態の構成の他に、適用可能な範囲で、これらの部分的な構成を本明細書開示の他の構成に変更して特定したもの、或いはこれらの構成に本明細書開示の他の構成を付加して特定したもの、或いはこれらの部分的な構成を部分的な作用効果が得られる限度で削除して特定した上位概念化したものを含むものである。そして、下記変形例も包含する。
Claims (5)
- 金属材を進行させ、加熱、冷却して曲げ加工を施す金属材の曲げ加工装置であって、
前記金属材を外周から加熱する加熱部と、
前記進行方向における前記加熱部で加熱される前記金属材の位置より下流側の位置で、前記金属材に液状の冷却媒体を噴射して冷却する冷却部と、
前記金属材における前記加熱位置と前記冷却位置との間の位置に、前記冷却媒体を前記進行方向の下流側に押すようにガスを噴射するガス噴射部と、
を備えることを特徴とする金属材の曲げ加工装置。 - 前記冷却部を、周方向に間隔を開けて配置される噴射口から前記冷却媒体を前記金属材の外周に噴射するように設け、
前記ガス噴射部を、周方向に間隔を開けて配置される噴射口から前記ガスを前記金属材の外周に噴射するように設けることを特徴とする請求項1記載の金属材の曲げ加工装置。 - 前記冷却部が噴射する前記冷却媒体の噴射量が噴射位置に応じて調整可能に構成されていることを特徴とする請求項1又は2記載の金属材の曲げ加工装置。
- 前記ガス噴射部が噴射する前記ガスの噴射量が噴射位置に応じて調整可能に構成されていることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の金属材の曲げ加工装置。
- 金属材を進行させ、加熱、冷却して曲げ加工を施す曲げ部材の製造方法であって、
前記金属材を進行させながら所定位置で外周から加熱し、
前記加熱した金属材の部分に下流側に向かってガスを噴射し、
前記ガスを噴射した金属材の部分に下流側に向かって液状の冷却媒体を噴射する工程
を備えることを特徴とする曲げ部材の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011173459A JP2013035032A (ja) | 2011-08-08 | 2011-08-08 | 金属材の曲げ加工装置及び曲げ部材の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011173459A JP2013035032A (ja) | 2011-08-08 | 2011-08-08 | 金属材の曲げ加工装置及び曲げ部材の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013035032A true JP2013035032A (ja) | 2013-02-21 |
Family
ID=47885154
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011173459A Pending JP2013035032A (ja) | 2011-08-08 | 2011-08-08 | 金属材の曲げ加工装置及び曲げ部材の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2013035032A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105880332A (zh) * | 2015-01-26 | 2016-08-24 | 上海宝钢高新技术零部件有限公司 | 液压空心管件回弹控制方法及装置 |
Citations (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5059263A (ja) * | 1973-09-28 | 1975-05-22 | ||
JPS61143711U (ja) * | 1985-02-21 | 1986-09-05 | ||
JPH01105013U (ja) * | 1988-01-07 | 1989-07-14 | ||
JPH0280125A (ja) * | 1988-09-13 | 1990-03-20 | Hitachi Ltd | 高周波誘導加熱装置 |
JPH08318323A (ja) * | 1995-05-24 | 1996-12-03 | Benkan Corp | 熱間管曲げ加工方法及び熱間管曲げ加工装置 |
JPH11197750A (ja) * | 1998-01-14 | 1999-07-27 | Kazuo Shiozuka | 高周波ベンダ用加熱冷却機構 |
JP2007083304A (ja) * | 2005-03-03 | 2007-04-05 | Sumitomo Metal Ind Ltd | 金属材の曲げ加工方法、曲げ加工装置および曲げ加工設備列、並びにそれらを用いた曲げ加工製品 |
WO2011024741A1 (ja) * | 2009-08-25 | 2011-03-03 | 住友金属工業株式会社 | 屈曲部材、その製造装置および製造方法 |
-
2011
- 2011-08-08 JP JP2011173459A patent/JP2013035032A/ja active Pending
Patent Citations (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5059263A (ja) * | 1973-09-28 | 1975-05-22 | ||
JPS61143711U (ja) * | 1985-02-21 | 1986-09-05 | ||
JPH01105013U (ja) * | 1988-01-07 | 1989-07-14 | ||
JPH0280125A (ja) * | 1988-09-13 | 1990-03-20 | Hitachi Ltd | 高周波誘導加熱装置 |
JPH08318323A (ja) * | 1995-05-24 | 1996-12-03 | Benkan Corp | 熱間管曲げ加工方法及び熱間管曲げ加工装置 |
JPH11197750A (ja) * | 1998-01-14 | 1999-07-27 | Kazuo Shiozuka | 高周波ベンダ用加熱冷却機構 |
JP2007083304A (ja) * | 2005-03-03 | 2007-04-05 | Sumitomo Metal Ind Ltd | 金属材の曲げ加工方法、曲げ加工装置および曲げ加工設備列、並びにそれらを用いた曲げ加工製品 |
WO2011024741A1 (ja) * | 2009-08-25 | 2011-03-03 | 住友金属工業株式会社 | 屈曲部材、その製造装置および製造方法 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105880332A (zh) * | 2015-01-26 | 2016-08-24 | 上海宝钢高新技术零部件有限公司 | 液压空心管件回弹控制方法及装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4295825B2 (ja) | 湾曲焼入れ断面材要素の製造方法およびこの方法を実施するためのダイ工具 | |
CN108070704B (zh) | 一种极薄高强钢板全液压辊压式淬火系统 | |
JP6436473B2 (ja) | 熱処理システムおよび熱処理方法 | |
JP2016097424A (ja) | 加熱方法及び加熱装置並びにプレス成形品の作製方法 | |
US20170304883A1 (en) | Cooling apparatus and cooling method for steel material | |
KR20190094859A (ko) | 핫스탬핑용 직수 냉각 금형 | |
JP2013035032A (ja) | 金属材の曲げ加工装置及び曲げ部材の製造方法 | |
JPWO2016031970A1 (ja) | 曲げ部材の製造方法及び鋼材の熱間曲げ加工装置 | |
JP2017070973A (ja) | 熱間プレス用金型及びそれを用いた熱間プレス成形品の製造方法 | |
JP2008261018A (ja) | 鋼管の冷却方法及び冷却装置 | |
KR101516402B1 (ko) | 벤딩 프레스용 예열장치 | |
JP5891857B2 (ja) | 鋼帯の製造装置および鋼帯の製造方法 | |
KR101155442B1 (ko) | 파이프 내부 냉각장치 | |
KR101734474B1 (ko) | 열간 프레스 성형장치 및 방법 | |
JP2011089151A (ja) | 焼入れ鋼材の製造方法および製造装置 | |
JP2017179495A (ja) | 溶射加工装置および溶射加工基材の製造方法 | |
WO2014056796A1 (en) | Injection device, particularly for aluminum extrusion processes, and extrusion process | |
JP2016108592A (ja) | 焼入れ鋼材の製造装置および製造方法と、熱間三次元加工装置 | |
KR20180012010A (ko) | Trb 기반 핫스탬핑 공정에서의 천이구간 물성 확보를 위한 냉각수 직접 분사노즐 구비형 금형 | |
JP2005297386A (ja) | 金型装置および成形方法 | |
KR101382180B1 (ko) | 핫 스탬핑용 예열 장치 | |
CN107666973B (zh) | 连铸轧制方法和连铸轧制设备 | |
KR101478614B1 (ko) | 고주파 열처리 장치에 적용되는 고주파 열처리용 베드코일 장치 | |
JP6365206B2 (ja) | 熱間曲げ加工部材の製造装置および製造方法 | |
CN111601671A (zh) | 钢板的加热方法以及热压制品的制造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20140722 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20150528 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20150601 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20150724 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20151102 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20160411 |