JP2013029521A - Radioactive waste storage container heat removal structure - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、放射性廃棄物が密封されて成る発熱体を収納して帯熱状態にある筒状収納容
器の除熱構造に関するものである。
The present invention relates to a heat removal structure for a cylindrical storage container that contains a heating element in which radioactive waste is sealed and is in a heated state.
原子力プラントにおける使用済み燃料等の放射性廃棄物は発熱体として密封され、この
密封された発熱体が専用の収納容器に収納されている。そして、この収納容器は、放射線
を遮断するのに充分な厚さを有する鉄筋コンクリート材などで形成された貯蔵庫の内部に
貯蔵される。
Radioactive waste such as spent fuel in a nuclear power plant is sealed as a heating element, and the sealed heating element is stored in a dedicated storage container. And this storage container is stored in the inside of the store | warehouse | chamber formed with the reinforced concrete material etc. which have sufficient thickness to interrupt radiation.
放射性廃棄物を密封して成る発熱体は高温であるため収納容器は帯熱状態となっており
、それ故、貯蔵庫内部の温度もかなりの程度上昇することになる。しかし、貯蔵庫を形成
している鉄筋コンクリート材の耐熱温度はせいぜい60°C程度であるから、貯蔵庫内部
がこれ以上の温度に上昇するのを抑制する必要がある。
Since the heating element formed by sealing the radioactive waste is hot, the storage container is in a heated state. Therefore, the temperature inside the storage is also increased considerably. However, since the heat-resistant temperature of the reinforced concrete material forming the storage is about 60 ° C. at most, it is necessary to suppress the inside of the storage from rising to a temperature higher than this.
そして、従来は、外部から貯蔵庫内部に空気を導入し、この導入空気を貯蔵庫内部に形
成した冷却流路を通過させることにより、貯蔵庫内部の温度上昇を所謂自然冷却方式で抑
制する等の方策が採用されていた(例えば特許文献1参照)。
And conventionally, measures such as suppressing the temperature rise inside the storage by a so-called natural cooling method by introducing air from outside into the storage and passing the introduced air through the cooling flow path formed inside the storage. It has been adopted (see, for example, Patent Document 1).
しかし、従来採用されていた方策は、いずれも貯蔵庫内部の構造について改善・工夫を
施したものに過ぎないため、自然冷却方式の冷却効率を一定レベル以上に向上させること
は困難であった。
However, since all of the measures that have been employed in the past are merely improvements and improvements to the internal structure of the storage, it has been difficult to improve the cooling efficiency of the natural cooling system to a certain level or more.
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、貯蔵庫内に貯蔵される収納容器に改善
・工夫を施すことにより、貯蔵庫内での冷却効率を向上させることが可能な放射性廃棄物
収納容器除熱構造を提供することを目的としている。
The present invention has been made in view of the above circumstances, and it is possible to remove a radioactive waste storage container that can improve the cooling efficiency in the storage by improving and devising the storage container stored in the storage. It aims to provide a thermal structure.
上記課題を解決するための手段として、請求項1記載の発明は、放射性廃棄物が密封さ
れて成る発熱体を収納して帯熱状態にある筒状収納容器において、前記筒状収納容器の肉
厚を、その周方向位置に応じて変化させた、ことを特徴とする。
As a means for solving the above-mentioned problem, the invention according to
本発明によれば、貯蔵庫内に貯蔵される収納容器に改善・工夫を施したので、貯蔵庫内
での冷却効率を向上させることができる。
According to the present invention, since the storage container stored in the storage is improved and devised, the cooling efficiency in the storage can be improved.
図1は、本発明の第1の実施形態の説明図であり、(a)は正面図、(b)は(a)の
B−B矢視図である。収納容器1は、例えば直径50cmで高さが8m程度のステンレス
製の円筒状のものであり、図示を省略している貯蔵庫の内部に、グリッドスペーサ等の適
当な支持部材により垂直姿勢に支持された状態で貯蔵されるものである。なお、本実施形
態の収納容器1は、断面形状が円形の円筒状となっているが、本発明の収納容器は断面形
状は特に限定されず、多角形の筒状のものであってもかまわない。
1A and 1B are explanatory views of a first embodiment of the present invention, in which FIG. 1A is a front view and FIG. 1B is a BB arrow view of FIG. The
収納容器1の内部には、高温の放射性廃棄物が密封されて形成された発熱体2が収納さ
れている。そして、収納容器1の表面には多数の円錐状の突起部3が形成されている。突
起部3は、通常は溶接により収納容器1の表面に固着されるので、その材質は収納容器1
と同じステンレス製のものが好ましい。
Inside the
The same stainless steel is preferable.
次に、この第1の実施形態の作用につき説明する。収納容器1は発熱体2を収納してい
るため帯熱状態となっている。したがって、収納容器1の表面と接触する空気は、熱せら
れて膨張し、密度が低下するため軽くなって上昇する。つまり、収納容器1の表面付近に
は上昇空気流が発生する。
Next, the operation of the first embodiment will be described. Since the
このとき、この上昇空気流は上昇途中に多数の突起部3とぶつかるため、上昇空気流に
乱れが生じる。そして、この上昇空気流の乱れは、収納容器1に対して接触する空気量の
増大、及び接触時間の増大をもたらすために、収納容器1から上昇空気流への熱伝達率の
増大をもたらすことになる。したがって、本実施形態の収納容器1によれば、表面に何も
形成されていなかった従来の収納容器に比べて効果的な除熱を行うことができ、自然冷却
方式での冷却効率を向上させることができる。
At this time, the rising air flow collides with a large number of
なお、本実施形態では、突起部3の形状が円錐状の場合を示したが、形状は、上昇空気
流に乱れを生じさせるものであればよいので特に限定されるわけではない。したがって、
円筒状、角柱状など製造上都合の良い形状を適宜採用するようにしても差し支えない。ま
た、突起部3の大きさも特に限定されるわけではなく、非常に小さな微小突起や、あるい
は更に、収納容器1の表面をザラザラした粗粒面に仕上げた場合のミクロ的な凸部なども
本実施形態の「突起部」に含まれる。
In the present embodiment, the case where the shape of the
A shape convenient for manufacturing such as a cylindrical shape or a prismatic shape may be appropriately adopted. Further, the size of the
図2は、本発明の第2の実施形態の説明図であり、(a)は縦断面図、(b)は(a)
のB−B矢視図である。本実施形態では、円筒状の収納容器1の中心部には中空部1aが
形成されている。そして、多段に積層された状態の複数の発熱体2にも中空部1aと同心
の中空部2aが形成されており、これら複数の発熱体2が収納容器1内に収納可能になっ
ている。
FIG. 2 is an explanatory view of a second embodiment of the present invention, where (a) is a longitudinal sectional view, and (b) is (a).
It is a BB arrow line view. In this embodiment, the
本実施形態によれば、上昇空気流は収納容器1の外周面に沿って上昇するだけでなく、
中空流路として機能する中空部1a内を通って上昇するので、その分だけ収納容器1から
上昇空気流への熱伝達率が増大し、収納容器1の除熱面積が増大することになる。したが
って、本実施形態の収納容器1によれば、中空部が形成されていなかった従来の収納容器
に比べて効果的な除熱を行うことができ、自然冷却方式での冷却効率を向上させることが
できる。
According to this embodiment, the rising air flow not only rises along the outer peripheral surface of the
Since it raises through the
なお、本実施形態では、収納容器1内に収納される発熱体2は、複数に分割されて多段
に積層された状態になっているが、発熱体2の形態は種々であり、一体となって収納容器
1内に収納される場合も勿論ある。
In the present embodiment, the
図3は、本発明の第3の実施形態の説明図である。この実施形態では、収納容器1の下
端部及び上端部に流線形キャップ4が取り付けられている。この流線形キャップ4は、例
えばアルミ製のものであり、点溶接等により収納容器1に固着されている。
FIG. 3 is an explanatory diagram of the third embodiment of the present invention. In this embodiment, streamline
本実施形態によれば、収納容器1の下端側及び上端側では上昇空気流の流動抵抗が小さ
くなるので、上昇空気流の流速が速くなり、収納容器1から上昇空気流への熱伝達率が増
大する。したがって、本実施形態の収納容器1によれば、流線形キャップ4が取り付けら
れていなかった従来の収納容器に比べて効果的な除熱を行うことができ、自然冷却方式で
の冷却効率を向上させることができる。
According to this embodiment, since the flow resistance of the rising air flow is reduced on the lower end side and the upper end side of the
なお、本実施形態では、収納容器1の下端部及び上端部の双方に流線形キャップ4を取
り付けているが、スペース等の環境条件に応じて、下端部又は上端部のうちのいずれか一
方のみに流線形キャップ4を取り付ける構成としてもよい。
In the present embodiment, the
図4は、本発明の第4の実施形態の説明図である。この実施形態では、例えば布やスポ
ンジ等の天然繊維又は合成繊維で形成された吸水性部材5により収納容器1の表面が包ま
れている。そして、この吸水性部材5の下端部は、受け皿6に満たされた冷却水7中に浸
された状態になっている。また、受け皿6の上方には、受け皿6内の冷却水7中に没した
状態になっている供給口8a(供給量を調整可能な弁が設けられている)を有する冷却水
供給タンク8が配設されている。なお、受け皿6には水位計(図示せず)が設けられてお
り、水位が低下すると自動的に供給口8aから冷却水7が供給され、常に受け皿6に満た
されている冷却水7の水位が一定に維持されるようになっている。
FIG. 4 is an explanatory diagram of the fourth embodiment of the present invention. In this embodiment, for example, the surface of the
このような本実施形態の構成によれば、受け皿6に満たされている冷却水7が毛細管現
象により吸水性部材5を上昇して収納容器1の表面に接触する。そして、収納容器1の表
面に接触している水、及び吸水性部材5に含まれている水は、収納容器1の熱により蒸発
する。したがって、このときの水の蒸発によって収納容器1からは熱が奪われるので、収
納容器1の除熱を効果的に行うことができる。
According to such a configuration of the present embodiment, the cooling
図5は、本発明の第5の実施形態の説明図である。この実施形態は第4の実施形態の変
形例と言えるものである。吸水性部材5により表面が包まれた収納容器1は容器収容ボッ
クス9の内部に配設されている。容器収容ボックス9の底部は受け皿として用いられてお
り、この底部に冷却水7が満たされている。そして、この吸水性部材5の下端部は、容器
収容ボックス9の底部に満たされた冷却水7中に浸された状態になっている。また、容器
収容ボックス9の外側に冷却水供給タンク8が配設され、供給口8aのみが壁を通って冷
却水7中に没した状態になっている。
FIG. 5 is an explanatory diagram of the fifth embodiment of the present invention. This embodiment can be said to be a modification of the fourth embodiment. The
容器収容ボックス9の底部付近であって冷却水7の水面よりやや上方の位置にはエア導
入口9aが形成されると共に、容器収容ボックス9の天井部にはエア排出口9bが形成さ
れている。このエア排出口9bの周囲には、アルミなどの熱伝導性の良好な材料により形
成された放熱フィン10が取り付けられている。
An
本実施形態の構成によれば、図4の第4の実施形態で既述したように、収納容器1の表
面に接触している水、及び吸水性部材5に含まれている水が収納容器1の熱により蒸発す
るので、このときの水の蒸発によって収納容器1からは熱が奪われ、収納容器1の除熱を
効果的に行うことができる。
According to the configuration of this embodiment, as already described in the fourth embodiment of FIG. 4, the water in contact with the surface of the
このとき、容器収容ボックス9の内部は水の蒸発により高湿度になっており、エア導入
口9aから導入される乾燥した空気は、湿気を多量に含んだ後にエア排出口9bから排出
されようとする。しかし、エア排出口9bの周囲には放熱フィン10が取り付けられてい
るので、排出されようとする空気に含まれている湿気は、エア排出口9bの内壁に水滴と
して付着する。この付着した水滴は、次第に内壁に沿って下がり、やがて容器収容ボック
ス9の底部に落下する。
At this time, the inside of the container housing box 9 is highly humid due to evaporation of water, and the dry air introduced from the
このように、吸水性部材5に含まれていた水分は、一旦空気中に蒸発するが、また水滴
として落下し、容器収容ボックス9の底部に戻るので、冷却水供給タンク8から供給され
た冷却水7は容器収容ボックス9内で循環することになる。そのため、容器収容ボックス
9の底部における水位の変動はそれほど大きくなることはなく、水位管理が容易になる。
In this way, the water contained in the
また、放熱フィン10の働きにより、排出される空気中の湿分の多くが除去されるので
、容器収容ボックス9が設置される貯蔵庫の室内が高湿度になるのを抑制することができ
る。
Moreover, since most of the moisture in the exhausted air is removed by the action of the
図6は、本発明の第6の実施形態の説明図である。この実施形態は、収納容器1の表面
に、収納容器1周囲の上昇空気流を案内するためのワイヤ状部材11を螺旋状に巻回して
固着したものである。
FIG. 6 is an explanatory diagram of the sixth embodiment of the present invention. In this embodiment, a wire-
上昇空気流は収納容器1表面のごく薄い層内で発生するものであり、層外の空気は殆ど
動かない。ところが、図6のように、収納容器1表面にワイヤ状部材11を螺旋状に巻回
して固着すると、上昇空気流が螺旋状に巻回されたワイヤ状部材11にぶつかって乱れが
生じるため、温度の高い上昇空気流とその外側の停止した冷たい空気との境界が乱されて
両者が混合され、上昇空気流の温度が低下する。したがって、収納容器1表面と上昇空気
流との間の温度差が大きくなり、前者から後者への熱伝達が促進されるので、効果的な除
熱が行われることになる。
The rising air flow is generated in a very thin layer on the surface of the
図7は、本発明の第7の実施形態の説明図であり、(a)は正面図、(b)は(a)の
B−B矢視図、(c)は本実施形態の特性図である。
FIGS. 7A and 7B are explanatory views of a seventh embodiment of the present invention, where FIG. 7A is a front view, FIG. 7B is a view taken along the line BB in FIG. It is.
本実施形態では、図7(b)に示すように、収納容器1の肉厚を、その周方向位置に応
じて変化させたものとしている。つまり、横断面上に仮に設定した回転座標において、0
°(360°)及び180°付近の肉厚を厚くすると共に、90°及び270°付近の肉
厚を薄くしている。
In this embodiment, as shown in FIG.7 (b), the thickness of the
The wall thickness near 90 ° (360 °) and 180 ° is increased, and the wall thickness near 90 ° and 270 ° is decreased.
このように、周方向位置に応じて収納容器1の肉厚を変化させておくと、発熱体2から
の熱の伝わり方にも変化が生じ、図7(c)に示すように、肉厚の薄い個所での熱流速は
速くなり、一方、肉厚の厚い個所での熱流速は遅くなる。そして、周方向位置によって熱
流速の分布に差違が生じると、収納容器1表面の上昇空気流の周方向の上昇速度も非均一
となる。この上昇速度の非均一化によって、従来は垂直方向にまっすぐ上昇していた空気
流に横方向への圧力が作用し、図7(a)に示すように、斜め方向に上昇する空気流が発
生する。この斜め方向の上昇空気流と垂直方向の上昇空気流とが衝突することにより、収
納容器1表面の空気流に乱れが生じ、収納容器1表面から上昇空気流への熱伝達が促進さ
れ、効果的な除熱が行われる。
In this way, if the thickness of the
これに対し、従来の収納容器1の肉厚は、図8(a)の横断面図に示すように、その周
方向位置にかかわらず一定の厚さであったため、熱流速は、図8(b)に示すように、ど
の周方向位置においても同一であった。したがって、収納容器1表面の上昇空気流の周方
向の上昇速度が均一となり、上昇方向も全て垂直方向となるので、収納容器1表面の空気
流に乱れが生じることはなく、一定レベル以上の除熱の効果を期待することはできなかっ
た。
On the other hand, the wall thickness of the
図9は、本発明の第8の実施形態の説明図である。この実施形態は、収納容器1を、そ
の周方向位置に応じて熱伝導率の異なる材料が分布するように、複数の金属材料A,B,
Cで形成したものである。例えば、金属材料Aには熱伝導率が最も大きな銅、金属材料B
にはその次に熱伝導率が大きなアルミニウム、金属材料Cには熱伝導率が最も小さな鉄又
はステンレスを用いることなどが考えられる。
FIG. 9 is an explanatory diagram of the eighth embodiment of the present invention. In this embodiment, the
It is formed of C. For example, the metal material A has the highest thermal conductivity, such as copper and metal material B.
For example, aluminum having the next highest thermal conductivity, and iron or stainless steel having the lowest thermal conductivity may be used for the metal material C.
このように、周方向位置に応じて収納容器1を形成する金属材料の種類に変化を持たせ
ておくと、発熱体2からの熱の伝わり方にも変化が生じ、熱伝導率の大きな金属材料にお
ける熱流速は速くなり、一方、熱伝導率の小さな金属材料における熱流速は遅くなる。そ
して、周方向位置によって熱流速の分布に差違が生じると、収納容器1表面の上昇空気流
の周方向の上昇速度も非均一となる。この上昇速度の非均一化によって、従来は垂直方向
にまっすぐ上昇していた空気流に横方向への圧力が作用し、斜め方向に上昇する空気流が
発生する。この斜め方向の上昇空気流と垂直方向の上昇空気流とが衝突することにより、
収納容器1表面の空気流に乱れが生じ、収納容器1表面から上昇空気流への熱伝達が促進
され、効果的な除熱が行われる。すなわち、本実施形態の構成によれば、収納容器1の肉
厚を周方向位置に応じて変化させた第7の実施形態と同様の効果を奏することが可能であ
る。
As described above, if the kind of the metal material forming the
The air flow on the surface of the
図10は、本発明の第9の実施形態の説明図である。この実施形態は、例えばステンレ
ス製の複数のリング部材12を収納容器1の外周面に取り付けたものである。これら複数
のリング部材12の取付間隔は必ずしも等間隔である必要はなく、上昇空気流の状態に応
じて適宜変更してもよい。
FIG. 10 is an explanatory diagram of the ninth embodiment of the present invention. In this embodiment, for example, a plurality of
本実施形態によれば、上昇空気流が上昇途中に複数のリング部材12にぶつかり、上昇
空気流に乱れを生じさせることができるので、図1の第1の実施形態、及び図6の第6の
実施形態とほぼ同様の効果を得ることができる。
According to the present embodiment, the ascending air flow can collide with the plurality of
図11は、本発明の第10の実施形態の説明図であり、(a)は正面図、(b)は(a
)のB−B矢視図である。この実施形態は、複数本(図示の例では4本)の収納容器1を
挿通させることができ、また、中央部に孔部13aが設けられている複数枚の平板状スペ
ーサ部材13を、これら複数本の収納容器1に取り付けたものである。
FIG. 11 is an explanatory diagram of a tenth embodiment of the present invention, where (a) is a front view and (b) is (a
It is a BB arrow line view of). In this embodiment, a plurality (four in the illustrated example) of
本実施形態によれば、上昇空気流は各スペーサ部材13の周縁部付近及び孔部13aを
通って上昇するが、その上昇途中でこれら複数枚のスペーサ部材13にぶつかり、上昇空
気流に乱れを生じさせることができる。したがって、図1の第1の実施形態、図6の第6
の実施形態、及び図10の第9の実施形態とほぼ同様の効果を得ることができる。
According to the present embodiment, the ascending air flow rises in the vicinity of the peripheral edge of each
The substantially same effect as in the ninth embodiment and the ninth embodiment in FIG. 10 can be obtained.
1:収納容器
1a:中空部
2:発熱体
2a:中空部
3:突起部
4:流線形キャップ
5:吸水性部材
6:受け皿
7:冷却水
8:冷却水供給タンク
8a:供給口
9:容器収容ボックス
9a:エア導入口
9b:エア排出口
10:放熱フィン
11:ワイヤ状部材
12:リング部材
13:スペーサ部材
13a:孔部
1:
Claims (2)
、
前記筒状収納容器の肉厚を、その周方向位置に応じて変化させた、
ことを特徴とする放射性廃棄物収納容器除熱構造。 In a cylindrical storage container that contains a heating element in which radioactive waste is sealed and is in a heated state,
The thickness of the cylindrical storage container was changed according to its circumferential position,
A heat removal structure for a radioactive waste container.
て、0°および180°付近の肉厚よりも、90°および270°付近の肉厚が薄く構成
され、
前記横断面上において、前記筒状収納容器の外周が円形、内周が楕円であることを特徴
とする請求項1記載の放射性廃棄物収納容器除熱構造。 The thickness of the cylindrical storage container is configured so that the thickness near 90 ° and 270 ° is thinner than the thickness near 0 ° and 180 ° in the rotation coordinates arbitrarily set as the center of the cross section. ,
2. The radioactive waste storage container heat removal structure according to claim 1, wherein an outer periphery of the cylindrical storage container is circular and an inner periphery is elliptical on the cross section.
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