JP2013028041A - 循環式インクジェットヘッド装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】種々のインクを、高精度かつ安定的に吐出可能な循環式インクジェットヘッド装置を提供すること。
【解決手段】循環式インクジェットヘッド装置は、複数のインクジェットヘッド2と、供給タンク3と、第1回収タンク4と、第2回収タンク5と、を備える。この循環式インクジェット装置は、インクが供給タンク3、インクジェットヘッド2、回収タンク(第1回収タンク4、第2回収タンク5)の順に循環する循環式インクジェットヘッド装置である。複数のインクジェットヘッド2はそれぞれ、インクが供給される1つの供給口と、インクが回収される1つの回収口と、を有する。複数のインクジェットヘッド2のうち、内部圧力が第1の圧力値を有するインクジェットヘッドは、第1回収タンク4に接続される。複数のインクジェットヘッド2のうち、内部圧力が第2の圧力値を有するインクジェットヘッドは、第2回収タンク5に接続される。
【選択図】図1

Description

ここに開示された技術は、インク循環型のインクジェットヘッドを用いて微小液滴を吐出する機能を有する循環式インクジェットヘッド装置に関する。
圧力室、上流ポート、下流ポートを有する複数のインクジェットヘッドと、インクを貯留可能なメニスカス圧タンクと、メインタンクと、正圧タンクと、これらを連通して構成される循環路を開閉可能な複数のバルブと、これらタンクの少なくともいずれか1つの内部空気圧を調整可能な空気弁と、を備え、該空気圧の調整によって生じる空気圧と、循環路の開閉状態とに応じて循環路内においてインクを送ることができるインクジェット装置が知られている。
特開2008−162284号公報
インクジェットヘッドで、インクを高精度に吐出するためには、インクを吐出するために設けられたノズル穴におけるインクの液面の形状(「メニスカス」とも言う)を適正に保持することが非常に重要である。そのためには、インクジェットヘッド内の圧力を高精度に制御することが必要である。
さらに、固形成分を含むインクを用いる場合、インクを停滞させると、固形成分の凝集や沈降などが生じてしまう。この場合、インクを常に一定流速で循環させておくことが好ましいが、この場合、インクジェットヘッド内に大きな圧力変動を引き起こす要因になる。
そのような外乱に対しても、インクジェットヘッド内の圧力を高精度に制御することが重要である。
ここに開示された技術は、凝集や沈降が懸念される固形成分を含むインクをはじめとする各種物性を有するインクを、高精度かつ安定的に吐出可能な循環式インクジェットヘッド装置を提供することにある。
上記目的は、
複数のインクジェットヘッドと、供給タンクと、第1回収タンクと、第2回収タンクと、を備え、
インクが前記供給タンク、前記インクジェットヘッド、前記回収タンクの順に循環する循環式インクジェットヘッド装置であって、
前記複数のインクジェットヘッドはそれぞれ、前記インクが供給される1つの供給口と、前記インクが回収される1つの回収口と、を有し、
前記複数のインクジェットヘッドのうち、内部圧力が第1の圧力値を有するインクジェットヘッドは、前記第1回収タンクに接続され、
前記複数のインクジェットヘッドのうち、内部圧力が第2の圧力値を有するインクジェットヘッドは、前記第2回収タンクに接続される、循環式インクジェットヘッド装置によって達成される。
種々のインクを、高精度かつ安定的に吐出可能な循環式インクジェットヘッド装置を提供することができる。
第1実施形態の循環式インクジェットヘッド装置の全体構成を説明するための図 第2実施形態の循環式インクジェットヘッド装置の全体構成を説明するための図
以下、図面を参照しながら、本発明にかかる実施形態について説明する。
〔第1実施形態〕
以下に、第1実施形態における循環式インクジェットヘッド装置について説明する。
<循環式インクジェットヘッド装置の構成>
図1は第1実施形態の循環式インクジェットヘッド装置の全体構成を説明するための図である。
循環式インクジェットヘッド装置1は、複数のインクジェットヘッド2、供給タンク3、第1回収タンク4、第2回収タンク5、タンク間循環用ポンプ9、第1圧力調整装置21、第2圧力調整装置22、第3圧力調整装置23、インクタンク内圧力制御システム24、インク供給配管31、および、インク回収配管41と、を備える。
供給タンク3からインクジェットヘッド2のインク入口にインクが送りこまれ、インクジェットヘッド2のインク出口から第1回収タンク4または第2回収タンク5にインクが引き出される。タンク間循環用ポンプ9により、第1回収タンク4および第2回収タンク5から供給タンク3にインクが送り込まれる。
タンク間循環用ポンプ9には、ダイヤフラムポンプを用いているが、遠心渦巻きポンプやチューブポンプであってもよい。
複数のインクジェットヘッド2のうち、内部圧力が第1の圧力値を有するインクジェットヘッド2は、第1回収タンク4に接続される。また、複数のインクジェットヘッド2のうち、内部圧力が第2の圧力値を有するインクジェットヘッド2は、第2回収タンク5に接続される。第1の圧力値は、−0.5kPa以上、−1.5kPa未満である。第2の圧力値は、−1.5kPa以上、−2.5kPa以下である。
これにより、個々のインクジェットヘッドが有する最適な内部圧力に個体差がある場合でも、装置が大型且つ複雑にならずに、インクジェットヘッド内の圧力を高精度に調整できる。
(インクジェットヘッド)
インクジェットヘッド2は、インク入口とインク出口、インクを微少量ずつ吐出し可能なノズル部、および内部にインク入口からインク出口へのインクの流路を有する。インクジェットヘッド2は、ピエゾ素子に電圧を加え歪ませ、そのピエゾ素子で構成したインク室に発生する圧力波を利用してインクを押し出す。そして、ノズル部は、インクジェットヘッド2内のインクを微少量ずつ吐出する。
(供給タンク、回収タンク)
供給タンク3、第1回収タンク4および第2回収タンク5は、攪拌装置6、液面センサ7および温度センサ8を備えている。供給タンク3、第1回収タンク4および第2回収タンク5は、インクの貯蔵や攪拌およびインク温度の調整等を行う。供給タンク3からインクジェットヘッド2のインク入り口にインクが送り込まれ、インクジェットヘッド2のインク出口から第1回収タンク4または第2回収タンク5にインクが引き出される。
攪拌装置6はインクを攪拌する。これにより、インク中に含まれる固形成分の沈降や凝集を防ぐ。
また、液面センサ7は供給タンク3、第1回収タンク4および第2回収タンク5の液面を管理する。これにより、供給タンク3、第1回収タンク4および第2回収タンク5内の水頭圧を一定に保ち、圧力変動を抑制する。
さらに、温度センサ8と供給タンク3、第1回収タンク4および第2回収タンク5の外部に設置された温度調節器により、供給タンク3、第1回収タンク4および第2回収タンク5内のインク温度が一定に保たれる。これにより、インクの流速の変化による圧力変動を抑制する。
インクジェットヘッド2内の圧力制御は、供給タンク3、第1回収タンク4および第2回収タンク5により行われる。
供給タンク3は、インク入口にインクを送り込む圧力を発生する。インクジェットヘッド2のインク入口側の圧力が制御される。さらに、第1回収タンク4および第2回収タンク5は、インク出口からインクを引き出す圧力を発生する。インクジェットヘッド2のインク出口側の圧力が制御される。これにより、インクジェットヘッド2内の圧力変動を制御することができ、より高精度なメニスカスコントロールが可能となる。
(循環システム)
インク供給配管31およびインク回収配管41は、供給タンク3、インクジェットヘッド2、第1回収タンク4または第2回収タンク5、タンク間循環用ポンプ9をこの順に通ってインクが循環する経路を形成する。
(インクタンク内圧力制御システム)
インクタンク内圧力制御システム24は、第1圧力調整装置21、第2圧力調整装置22、第3圧力調整装置23の動作を制御する。
したがって、インク流速やインクジェットヘッド2の駆動条件の変化による圧力変動の影響を受けることなく、安定したインクジェットヘッド2内の圧力(メニスカス)コントロールが可能となる。
(インク)
インクは、固形成分を含むインクである。
〔第2実施形態〕
次に、本発明の第2実施形態を説明する。図2に、第2実施形態の構成を示す。
第2実施形態は、第1実施形態の変形例であり、その基本的構成は第1実施形態と同様である。したがって、以下に、第1実施形態とは異なる部分を主に説明し、共通する部分の説明を省略する。
本実施形態では、複数のインクジェットヘッド2はそれぞれ、インクが供給される1つの供給口と、インクが回収される2つの回収口と、を有している。2つの回収口から同一の回収タンクに接続されても良いし、別々の回収タンクに接続されても良い。
〔実施形態の特徴〕
上記実施形態において特徴的な部分を以下に列記する。なお、上記実施形態に含まれる発明は、以下に限定されるものではない。また、各特徴について記載された効果を得るためは、記載された特徴以外の構成は変形または削除されてもよい。
[F1]
循環式インクジェットヘッド装置は、複数のインクジェットヘッド2と、供給タンク3と、第1回収タンク4と、第2回収タンク5と、を備える。
この循環式インクジェット装置は、インクが供給タンク3、インクジェットヘッド2、回収タンク(第1回収タンク4、第2回収タンク5)の順に循環する循環式インクジェットヘッド装置である。
複数のインクジェットヘッド2はそれぞれ、インクが供給される1つの供給口と、インクが回収される1つの回収口と、を有する。
複数のインクジェットヘッド2のうち、内部圧力が第1の圧力値を有するインクジェットヘッドは、第1回収タンク4に接続される。
複数のインクジェットヘッド2のうち、内部圧力が第2の圧力値を有するインクジェットヘッドは、第2回収タンク5に接続される。
これにより、種々のインクを、高精度かつ安定的に吐出可能な循環式インクジェットヘッド装置を提供することができる。
[F2]
F1に記載の循環式インクジェットヘッド装置において、第1の圧力値は、−0.5kPa以上、−1.5kPa未満である。また、第2の圧力値は、−1.5kPa以上、−2.5kPa以下である。
これにより、F1の効果をより大きくすることができる。
[F3]
循環式インクジェットヘッド装置は、複数のインクジェットヘッド2と、供給タンク3と、第1回収タンク4と、第2回収タンク5と、を備える。
この循環式インクジェット装置は、インクが供給タンク3、インクジェットヘッド2、回収タンク(第1回収タンク4、第2回収タンク5)の順に循環する循環式インクジェットヘッド装置である。
複数のインクジェットヘッド2はそれぞれ、インクが供給される1つの供給口と、インクが回収される2つの回収口と、を有する。
複数のインクジェットヘッド2のうち、内部圧力が第1の圧力値を有するインクジェットヘッドは、第1回収タンク4に接続される。
前記複数のインクジェットヘッド2のうち、内部圧力が第2の圧力値を有するインクジェットヘッドは、第2回収タンク5に接続される。
これにより、種々のインクを、高精度かつ安定的に吐出可能な循環式インクジェットヘッド装置を提供することができる。
ここに開示された循環式インクジェットヘッド装置は、各種の印刷に利用可能である。特に、固形成分が含まれるインクを用いた印刷に利用可能である。
1 循環式インクジェットヘッド装置
2 インクジェットヘッド
3 供給タンク
4 第1回収タンク
5 第2回収タンク
6 攪拌装置
7 液面センサ
8 温度センサ
9 タンク間循環用ポンプ
21 第1圧力調整装置
22 第2圧力調整装置
23 第3圧力調整装置
24 インクタンク内圧力制御システム
31 インク供給配管
41 インク回収配管

Claims (3)

  1. 複数のインクジェットヘッドと、供給タンクと、第1回収タンクと、第2回収タンクと、を備え、
    インクが前記供給タンク、前記インクジェットヘッド、前記回収タンクの順に循環する循環式インクジェットヘッド装置であって、
    前記複数のインクジェットヘッドはそれぞれ、前記インクが供給される1つの供給口と、前記インクが回収される1つの回収口と、を有し、
    前記複数のインクジェットヘッドのうち、内部圧力が第1の圧力値を有するインクジェットヘッドは、前記第1回収タンクに接続され、
    前記複数のインクジェットヘッドのうち、内部圧力が第2の圧力値を有するインクジェットヘッドは、前記第2回収タンクに接続される、循環式インクジェットヘッド装置。
  2. 前記第1の圧力値は、−0.5kPa以上、−1.5kPa未満であり、
    前記第2の圧力値は、−1.5kPa以上、−2.5kPa以下である、
    請求項1に記載の循環式インクジェットヘッド装置。
  3. 複数のインクジェットヘッドと、供給タンクと、第1回収タンクと、第2回収タンクと、を備え、
    インクが前記供給タンク、前記インクジェットヘッド、前記回収タンクの順に循環する循環式インクジェットヘッド装置であって、
    前記複数のインクジェットヘッドはそれぞれ、前記インクが供給される1つの供給口と、前記インクが回収される2つの回収口と、を有し、
    前記複数のインクジェットヘッドのうち、内部圧力が第1の圧力値を有するインクジェットヘッドは、前記第1回収タンクに接続され、
    前記複数のインクジェットヘッドのうち、内部圧力が第2の圧力値を有するインクジェットヘッドは、前記第2回収タンクに接続される、循環式インクジェットヘッド装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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