JP2013027660A - 防音断熱シート、床敷物及び車両の内装構造 - Google Patents

防音断熱シート、床敷物及び車両の内装構造 Download PDF

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Abstract

【課題】室内や車両に付設し、優れた防音性及び断熱性を発揮する防音断熱シートを提供する。
【解決手段】防音断熱シートAは、シート状の樹脂発泡体1と、合成又は天然の繊維で形成された薄綿3を複数枚重ねてニードルパンチ加工して得られる不織布2とを積層してなる。好ましくは、樹脂発泡体1はポリエチレンにより構成されている。好ましくは、繊維はポリエステル短繊維である。好ましくは、樹脂発泡体1と不織布2とを接着剤により接着して積層してなる。防音断熱シートAと基布4とを積層することにより、床敷物Bが得られる。防音断熱シートAを車両の内装材として用いることにより、車両の内装構造が得られる。
【選択図】図1

Description

本発明は、室内や車両に付設して防音・断熱を行うことができる防音断熱シート、並びに、それを用いた床敷物及び車両の内装構造に関する。
従来、室内や車両にシートを付設して防音や断熱を行うことが知られている。例えば、特許文献1には、車両の内装材として用いる吸音性シート部材が開示されている。この吸音性シート部材は、連続気泡率が40%以上である連続気泡発泡構造ポリオレフィン系樹脂からなり、一方の側の面にのみ凹部と凸部とが隣り合うように複数形成されるものである。
また、従来、カーペット、ラグなどの床敷物として、ポリエステルやレーヨンなどの糸を編んで形成されるものが知られている。
特開2011−112874号公報
しかしながら、従来のシート材にあっては防音性と断熱性をともに十分に満足させるものは少なく、室内や車両への適用には、より高い防音性・断熱性が求められている。
また、床敷物にあっては、取り扱い性から厚みの薄さが要求されるが、厚みが薄いものでは、冷気等が床敷物を通って居住者の足腰に伝わりやすい。また、階下の騒音などが室内に届くことがあるため、床敷物によって音が室内に響くのを抑制したいという要求もある。床敷物を密度高く編んで硬くして熱や音の伝達を抑えることも考えられるが、硬くなったものでは、座り心地、歩き心地が悪くなってしまう。また、編んだ隙間を完全に塞ぐことは難しく、編品では十分な防音性や断熱性が得られにくい。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、室内や車両に付設し、優れた防音性及び断熱性を発揮する防音断熱シート、並びに、それを用いた床敷物及び車両の内装構造を提供することを目的とする。
本発明に係る防音断熱シートは、シート状の樹脂発泡体と、合成又は天然の繊維で形成された薄綿を複数枚重ねてニードルパンチ加工して得られる不織布とを積層してなることを特徴とする。
防音断熱シートの更なる発明は、前記樹脂発泡体はポリエチレンにより構成されていることを特徴とする。
防音断熱シートの更なる発明は、前記繊維はポリエステル短繊維であることを特徴とする。
防音断熱シートの更なる発明は、前記樹脂発泡体と前記不織布とを接着剤により接着して積層してなることを特徴とする。
防音断熱シートの更なる発明は、前記接着剤は樹脂パウダーであることを特徴とする。
防音断熱シートの更なる発明は、前記接着剤はポリエステル樹脂接着剤であることを特徴とする。
防音断熱シートの更なる発明は、前記樹脂発泡体及び前記不織布の少なくとも一方はカーボンを含むことを特徴とする。
本発明に係る床敷物は、上記の防音断熱シートと、基布とを積層してなることを特徴とする。
床敷物の更なる発明は、前記基布は、前記防音断熱シートの前記不織布の面側に積層されていることを特徴とする。
本発明に係る車両の内装構造は、上記の防音断熱シートを車両の内装材として用いたことを特徴とする。
本発明によれば、不織布と樹脂発泡体とが積層されていることにより、防音性及び断熱性の優れた防音断熱シートを得ることができる。また、この防音断熱シートを用いることにより、防音性及び断熱性の優れた床敷物又は車両の内装構造を得ることができる。
本発明に係る防音断熱シートの実施の形態の一例を示す概略図である。 (a)は薄綿の一例を示す断面図、(b)は不織布の一例を示す断面図である。 床敷物の実施の形態の一例を示す概略図である。 防音試験の結果を示すグラフである。
図1は、本発明による防音断熱シートAの実施の形態の一例を示している。この防音断熱シートAは、シート状の樹脂発泡体1と不織布2とを積層してなるものである。なお、防音とは、音が伝達することを防ぐこと又は抑制することを意味し、音を完全に遮断する場合だけでなく、音量を抑制する場合も含む。すなわち、防音機能とは音を小さくする機能であり、防音を遮音又は弱音といってもよい。また、断熱とは、熱が伝達することを防ぐこと又は抑制することを意味し、熱伝達を完全に遮断する場合だけでなく、熱伝達を抑制する場合も含む。すなわち、断熱機能とは熱の伝達性を小さくする機能であり、断熱を遮熱といってもよい。
図2は、不織布2の製造の一例を示している。図2(a)(b)で示すように、不織布2は、合成又は天然の繊維で形成された薄綿3を複数枚重ねてニードルパンチ加工して得られるものである。薄綿3とは、繊維によって構成される原綿を縦方向及び横方向の2次元に広げて形成される厚みの薄い面状体のことである。面状薄綿といってもよい。
薄綿3を構成する繊維は、合成繊維、天然繊維のどちらであってもよい。合成繊維としては、例えば、ポリエチレンテレフタラート(PET)などのポリエステル繊維、ナイロン(ポリアミド)、ビニロン、ポリビニルアルコール系繊維、ポリアクリロニトリルなどのアクリル系樹脂、ポリエチレンやポリプロピレンなどのポリオレフィン繊維、ポリウレタン繊維などを用いることができる。防音性・断熱性の点から、このうちポリエステル繊維が好ましい。
また、天然繊維としては、例えば、木綿、麻、リンネル、羊毛、絹、カシミヤ、レーヨンなどを用いることができる。なお、本明細書では、再生繊維は天然繊維に含まれる。
薄綿3を構成する繊維は短繊維であることが好ましい。短繊維が絡み合って一体化することによって、防音性及び断熱性をより高めることができる。長繊維、特に、一本鎖のモノフィラメントでは、一体化された密度の高い不織布が得られにくくなるおそれがある。短繊維は、長い繊維を切断することにより得ることができ、例えば合成繊維の短繊維を得るには、合成される繊維を順次所望の長さで切断すればよい。そして、短繊維として、ポリエステル短繊維を用いると、防音性及び断熱性がさらに向上したものとなる。
薄綿3を構成する繊維は、2.2〜8.8デシックスであることが好ましい。デシックスは繊維太さの単位であり、10000mの糸の質量gである。よって、繊維長さを10000mにしたときの質量が2.2〜8.8gであることが好ましいものである。なお、繊維密度が分かればその値に応じて、繊維の好ましい直径(繊維径)が求められる。ここで、上記の関係から、繊維密度をd(g/cm)とし、半径をr(m)とし、直径を2r(m)とすると、d×10×πr×10000=2.2〜8.8の関係を満たす直径2rが好ましいものである。そこで、薄綿3を構成する繊維は、その直径(繊維径)を例えば、1〜50μmにすることができ、好ましくは10〜40μmにすることができる。また、短繊維の場合、その繊維長さを例えば、30〜80mmにすることができ、さらに好ましくは、38〜76mmにすることができる。なお、繊維のサイズはこれらに限定されるものではない。
薄綿3は原綿が延ばされた薄い面状体であるため、繊維間に多数の空隙が形成されている。このような薄綿3を複数重ねて一体化することにより、不織布2が得られる。
図2では、薄綿3は8枚重ねられて不織布2が形成されているが、薄綿3の枚数はこれに限定されるものではない。例えば、2〜50枚又は2〜40枚の範囲であってもよいし、あるいは5〜20枚の範囲であってもよい。ただし、密度のある不織布3を形成するためには、5枚以上であることが好ましい。また、ニードルパンチ加工で一体化するためには、50枚以下であることが好ましい。
不織布2は、複数の薄綿3をニードルパンチ加工して得られる。ニードルパンチ加工とは、縦横に並んで面状に整列した複数のニードル(針)により薄綿3を打ち抜く(パンチする)加工である。このとき、ニードルは、最外層の薄綿3から他の最外層の薄綿3を貫通する。この貫通動作を複数回行う。ニードルの貫通動作は例えば500〜1000回/分であってよく、このような貫通動作を例えば0.5〜10分行うことができる。より好ましくは、一方の最外層の薄綿3側からニードルの貫通動作を行った後、他方の最外層の薄綿3側からニードルの貫通動作を行うようにする。これにより、不織布2の表裏両面を配向性のない同じ面として形成することができる。表裏両面を均等にするためには、一方の面(表面)からの貫通動作と、他方の面(裏面)からの貫通動作とを交互に行うようにすることがさらに好ましい。例えば、各面3回の計6回にすると面の配向性がなく一体化された不織布2を得ることができる。
ニードルパンチ加工に用いるニードルは、先端が根元方向に折れ曲がってフックが設けられたカギ針であることが好ましい。カギ針により、薄綿3にニードルが貫通する際と、薄綿3からニードルが引き抜かれる際との二段階で繊維を絡ませることができ、繊維を複雑に絡み合わせて一体性の高い不織布2を得ることができる。ニードルの直径は例えば0.1〜10mmの範囲のものを使用することができる。ニードルの長さは1〜10cmのものを使用することができる。
ニードルパンチ加工における複数のニードルは、例えば、15cm×100cmの範囲に100〜2000本の割合で配設されてもよい。そして、例えば100cm幅に形成された長尺の面状綿体3を、15cmずつずらしながらニードルパンチ加工をすることにより、長尺の不織布2を形成することができる。
ニードルパンチ加工して得られた不織布2は、繊維が密集し、強度が高い。そのため、強度の高い防音断熱シートAを得ることができる。また、繊維が密集しているため、他の加工方法で得られるものよりも、防音性及び断熱性を高めることができる。
不織布2の厚みは、0.5mm以上8mm以下であることが好ましい。不織布2の厚みが薄いと防音性及び断熱性が低下するおそれがある。また不織布2の厚みが厚いとニードルパンチ加工が難しくなるおそれがある。これらの観点から、不織布2の厚みは、1mm以上5mm以下であることがより好ましく、1.5mm以上3mm以下であることがさらに好ましい。
不織布2には、カーボンが含まれることが好ましい。カーボンが含まれることにより断熱性が向上する。カーボンは蓄熱性があるため熱伝導性を低下させることができるのである。カーボンは粒子状のものを使用することができる。カーボン粒子の粒径は例えば4〜20μmのものを使用することができる。カーボンの粒子径はレーザー回折粒度分布計などによって測定することができる。カーボンの配合量としては、繊維量(カーボン以外の成分の総量)100質量部に対して1〜5質量部にすることができる。この範囲で断熱性の高い不織布2を得ることがより可能になる。
ここで、カーボンを配合した不織布2とカーボンを配合しない不織布2とにおいて、保温性試験を行った結果を説明する。保温性試験の方法は、試験環境25℃、60%RHにおいて、氷上にラップを敷き、その上に25℃に保たれた試料を置いて、経時変化(0〜60分)をサーモグラフィーで観測することにより行った。カーボンの配合量は繊維量100質量部に対して3質量部とした。その結果、60分後において、カーボンを配合しない不織布2が11.0℃であったのに対し、カーボンを配合した不織布2が14.9℃であり、カーボンを配合した不織布2の方が保温性において良好であることが示された。このように不織布2自体においてカーボンの配合による断熱性の向上が見られることから、防音断熱シートAにおいても、断熱性が向上することが分かる。
不織布2中にカーボンを含有させるには、薄綿3をニードルパンチ加工して不織布2を形成する際に、カーボンを薄綿3に絡ませたり、薄綿3の間に分散させたりすることにより行うことができる。
なお、カーボンを配合すると、通常、黒色に着色される。黒着色を望まない場合は、カーボンは配合しない方がよい。また、カーボンを配合すると、通常、カーボンを配合しない場合よりも重量が重くなるので、より軽量化を求める場合は、カーボンを配合しない方がよい。また、不織布2にはカーボンに変えて、又はカーボンに加えて、他の蓄熱材を配合してもよい。
樹脂発泡体1は、適宜の樹脂(モノマーやポリマー)を架橋させるとともに、発泡させて得られるものである。樹脂発泡体1に用いる樹脂としては、例えば、ポリエチレンやポリプロピレンなどのポリオレフィン、ポリウレタン、ポリスチレンなどを使用することができ、この他にも、フェノール樹脂、ポリ塩化ビニル、ユリア樹脂、シリコーン、ポリイミド、メラミン樹脂などを使用してもよい。このうち、樹脂発泡体1はポリエチレンにより構成されていることが好ましい。ポリエチレンにより高い防音性及び断熱性を得ることができる。また、ポリエチレンの発泡体は軽いことからシートの軽量化を図ることができる。
樹脂発泡体1の発泡倍率は1〜100倍の範囲であってよいが、5〜60倍であることが好ましく、20〜50倍であることがさらに好ましい。例えば、発泡倍率40倍のポリエチレン発泡体では、密度26kg/m程度、熱伝導率0.034W/(m・K)程度のものを得ることができ、軽量で断熱性の高いシートを形成することがより可能になる。
樹脂発泡体1には、カーボンが含まることが好ましい。カーボンが含まれることにより断熱性が向上する。カーボンは蓄熱性があるため熱伝導性を低下させることができるのである。カーボンは粒子状のものを使用することができる。カーボン粒子の粒径は例えば4〜20μmのものを使用することができる。カーボンの粒子径はレーザー回折粒度分布計などによって測定することができる。カーボンの配合量としては、樹脂量(カーボン以外の成分の総量)100質量部に対して1〜5質量部にすることができる。この範囲で断熱性の高い樹脂発泡体1を得ることがより可能になる。
ここで、カーボンを配合した樹脂発泡体1とカーボンを配合しない樹脂発泡体1とにおいて、熱再放射特性の試験を行った結果を説明する。熱再放射特性の試験方法は、45度パラレル再放射法を準用し、測定箇所・測定面を表面とし、重ね枚数を1枚にして行った。カーボンの配合量は樹脂量100質量部に対して3質量部とした。その結果、カーボンを配合した樹脂発泡体1の方が熱再放射特性において良好であり、その差はΔT=1.3℃を示した。このように樹脂発泡体1自体においてカーボンの配合による断熱性の向上が見られることから、防音断熱シートAにおいても、断熱性が向上することが分かる。
樹脂発泡体1中にカーボンを含有させるには、樹脂発泡体1を形成するための発泡前の樹脂又はポリマーに分散させることにより行うことができる。
樹脂発泡体1と不織布2との両方にカーボンが配合されると、断熱性及び保温性がさらに高まる。
なお、カーボンを配合すると、通常、黒色に着色される。黒着色を望まない場合は、カーボンは配合しない方がよい。また、カーボンを配合すると、通常、カーボンを配合しない場合よりも重量が重くなるので、より軽量化を求める場合は、カーボンを配合しない方がよい。また、樹脂発泡体1にはカーボンに変えて、又はカーボンに加えて、他の蓄熱材を配合してもよい。
樹脂発泡体1には難燃剤が含まれてもよい。難燃剤が含まれると、耐熱性・耐火性が向上する。難燃剤としては、例えば、臭素化合物や塩素化合物などのハロゲン系有機難燃剤、リン系有機難燃剤、アンチモン化合物や金属水酸化物などの無機難燃剤などを使用することができる。
樹脂発泡体1の厚みは、1mm以上20mm以下であることが好ましい。樹脂発泡体1の厚みが薄いと防音性及び断熱性が低下するおそれがある。また樹脂発泡体1の厚みが厚いとシートを丸めたり折り曲げたりしにくくなり取り扱い性が悪くなるおそれがある。これらの観点から、樹脂発泡体1の厚みは、2mm以上15mm以下であることがより好ましく、3mm以上10mm以下であることがさらに好ましい。
防音断熱シートAは、樹脂発泡体1と不織布2とが積層されて形成される。好ましくは、この積層による一体化は接着剤によって接着されるものである。接着剤によれば、密着性高く樹脂発泡体1と不織布2とを接着し積層一体化することができる。
接着剤としては、液状の接着剤を用いることもできるが、加熱により溶融して接着性を発揮する固体状のものの方が好ましい。接着剤の好ましい一例として、樹脂パウダーを挙げることができる。樹脂パウダーによれば、接着する面に散布して加熱するだけで接着性を発揮させることができ、簡単に接着性高く樹脂発泡体1と不織布2とを接着することができる。
接着剤としては、ポリエステル樹脂接着剤であることが好ましい。ポリエステル樹脂接着剤であれば、簡単に接着性高く樹脂発泡体1と不織布2とを接着することができる。このとき、ポリエステル製の不織布2を用いれば、ポリエステルの成分が同じであるのでより一体化させて積層することができる。また、接着剤がポリエステル樹脂パウダーで構成される場合、より簡単に接着することが可能になる。
防音断熱シートAを作製するには、例えば、まず、樹脂発泡体1の表面に樹脂パウダーを面内に均一に散布する。次に、その上に不織布2を重ねて、樹脂発泡体1の外側の面と不織布2の外側の面とを押圧して押えながら、加熱する。これにより、樹脂パウダーが溶融する。そして、その後、冷却することにより、樹脂発泡体1と不織布2とが接着剤で接着されて積層一体化される。
防音断熱シートAは、樹脂発泡体1と不織布2とが積層しているものであるが、図1のような二層構造のものに限られるものではない。例えば、樹脂発泡体1の両面に不織布2が積層された三層構造のものであってもよい。その他、樹脂発泡体1と不織布2とが交互に積層した、四層構造以上のものであってもよい。このような多層構造になることにより、さらに防音性及び断熱性を高めることができる。ただし、製造の容易性からは二層構造や三層構造など、より少ない数の層構造のものが好ましい。
このように形成された防音断熱シートAは、防音性と断熱性に優れるものである。すなわち、樹脂発泡体1と不織布2とが積層されているので、樹脂発泡体1で熱伝導が抑制されるとともに音の伝達も抑制され、さらに不織布2によりその効果が高まる。樹脂発泡体1単体や不織布2単体では積層体である上記の防音断熱シートAのような高い防音性及び断熱性が得られない。
図3は、本発明による床敷物Bの実施形態の一例を示している。この床敷物Bは、上記の防音断熱シートAと、基布4とを積層して形成されている。図3の形態では、基布4としてタフト布が用いられ、床敷物Bはカーペットとして形成されている。なお、床敷物Bはカーペットに限られるものではなく、ラグ、マット、などであってもよい。
基布4としては、タフト布、織布、不織布、カーボン不織布などを使用することができる。また、基布4は布に限られるものではなく、例えば、い草状や畳状のシート、ござなどであってもよい。要するに、基布4は、敷物として使用可能な布状の基材を意味する。
基布4と防音断熱シートAとは接着されていることが好ましい。接着されて一体化されることにより、取扱い性が向上する。接着剤としては、上記で説明した防音断熱シートAを形成するものと同様のものを使用することができる。接着の条件も上記と同様にすることができる。
床敷物Bにあっては、基布4は、防音断熱シートAの不織布2の面側に積層されていることが好ましい。この場合、床敷物Bを室内に敷いた場合に、樹脂発泡体1がより床面側に配設されることになるため、冬場などにおいて床下から冷気等が伝わるのをより抑制することが可能になる。またこのとき、不織布2は、室内側に配設されることとなるため、室内の保温性を高めることができる。本形態では、不織布2の面に直接基布4が重ねられている。
防音断熱シートAは薄型で軽量であるため、これを用いた床敷物Bは軽量で取扱い性の良好なものが得られる。例えば、床敷物Bをロール状に丸めて小さくすることができ、これを持ち運ぶことができる。そのため、床敷物Bは、季節ごとに収納や敷設を繰り返すことが簡単にできる。例えば、冬場は保温性の高いカーペットタイプのものを使用し、夏場はこれを取り外し収納することができる。あるいは、夏場に、表面がい草状又は畳状の基布4によって形成された床敷物Bを敷くことで、冷感を付与することができるとともに、室内のクーラーの冷気が室外に逃げることを抑制することができる。
また、防音断熱シートAは適度の弾力性があるため、これを用いた床敷物Bは弾力性の良好なものが得られる。例えば、歩行時のクッション性が良好となって衝撃を和らげ、硬すぎたり柔らかすぎたりした場合のような人体に過度の負担を強いるようなことを抑制することができる。また、クッション性があるために、座り心地のよい床敷物Bを得ることができる。
ここで、上記の形態では、防音断熱シートAの片面に基布4が積層された床敷物Bを説明したが、床敷物Bはこれに限らない。防音断熱シートAの両面に基布4が積層された床敷物Bであってもよい。この場合、防音断熱シートAを基布4で被覆することができ、防音断熱シートAが損傷するのを防ぐことができる。防音断熱シートAの下側の基布4は、上側の基布4とは異なるものであってよい。
防音断熱シートAの下面が露出する場合、防音断熱シートAの下面に、ゴム、プラスチックなどの滑り防止材を付着させて、滑り防止加工を施すことが好ましい。また、防音断熱シートAの下側に基布4が設けられる場合には、その下側の基布4の下面にゴム、プラスチックなどの滑り防止材を付着させて、滑り防止加工を施すことが好ましい。滑り防止加工を施すことで、床敷物Bに滑り方向に荷重を掛けた際に床敷物Bが移動したり、滑って転倒したりすることを防ぐことができる。
なお、防音断熱シートAは、そのままの状態において床敷物として使用することもできる。また、防音断熱シートAを敷いた上に、カーペット、ラグなど通常の床敷物を敷いてもよい。この場合、防音断熱シートAは、床敷物の下敷きとなる。これらの場合も室内の防音性及び断熱性を高めることが可能である。
防音断熱シートAは、住宅、建築、産業、輸送機器の分野で、防音および断熱を目的として用いられるグラスウール、ロックウール、パーライト、樹脂積層体などの断熱材が使用される分野に適用可能である。特に、軽量で薄型であり、取り付けも容易であることから、防音や断熱の必要な車両の内装材として好適である。車両の内装を形成する際に、内部に防音断熱シートAを取り付けることによって、防音性及び断熱性の高い車両の内層構造を得ることができる。
車両としては、自動車、鉄道用車両などが挙げられる。例えば、自動車では、ボディーの天井部(ルーフ)や床部(インパネ下部、内部、周辺部)に埋め込んで使用することができる。鉄道用車両においても同様に天井部や床部に埋め込むことができる。また、車両の床面に敷くマットに使用してもよい。この場合、取り付け及び取り外しが容易となり交換を簡単に行うことができる。また、既存の車両にも簡単に敷設することができる。
車両に防音断熱シートAを取り付ける場合、樹脂発泡体1の面を外側にするとともに不織布2の面を内側にすることが好ましい。このように取り付けられることによって防音性及び断熱性がより向上する。
また、船舶、航空機などに使用してもよい。要するに、防音断熱シートAは乗物に適用可能である。船舶用では、客室内の内装材や倉庫室、車庫などの内壁材に防音性を持たせることによる防音対策に有効である。航空機用では、乗客用の座席周りに適用することで、静寂性が保たれる。
(実施例1)
ポリエステル短繊維(繊維太さ:6.6デシックス、繊維長さ:64mm)の原綿を準備した。この原綿を2次元方向(縦横方向)に引き伸ばし、面積15cm×1mの面状の薄綿3を作製した。この薄綿3を6枚重ね、ニードルパンチ加工して、薄綿3の繊維を絡ませて一体化した。このとき、ニードルパンチ加工は、1分間に平均800回のニードル打ち付けを、両面から交互に3回(合計6回)行った。また、ニードル加工機としては、太さ3mm、長さ7cmのカギ状ニードルが1000本配設されたものを使用した。
以上により、ポリエステル製で、厚み2mmの不織布2を得た。この不織布2の総目付け(単位重量)は、320g/mであった。
得られた不織布2の片面に、ポリエステルパウダーを均一に散布し、その上に、ポリエチレン製の発泡シート〔厚み4mm、発泡倍率40倍、密度26kg/m、熱伝導率0.034W/(m・K)〕を重ねて、上下から平板を押し当てて加熱加圧し、その後、室温に冷却した。これにより、ポリエステルパウダーによって不織布2と発泡シートとが接着され、防音断熱シートAが得られた。防音断熱シートAの総目付け(単位重量)は、400g/mであった。
(実施例2)
実施例1で得られた防音断熱シートAの不織布2の面に、ポリエステルパウダーを均一に散布し、その上に、カーペット用のタフト生地を重ねて、上下から平板を押し当てて加熱加圧し、その後、室温に冷却した。これにより、ポリエステルパウダーによって防音断熱シートAとタフト生地が接着され、床敷物B(カーペット)が得られた。床敷物Bの総目付け(単位重量)は、1190g/mであった。
(防音試験)
実施例1の防音断熱シートA及び実施例2の床敷物Bについて、防音試験を行った。
比較例として、次のものを使用した。
・比較例1:実施例1の製造に使用した不織布。
・比較例2:NW150(不織布、ポリエステル繊維、厚み5mm、ニードルパンチ加工、総目付け150g/m)。
・比較例3:JT450(不織布、ポリエステル繊維、厚み5mm、ニードルパンチ加工、総目付け400g/m)。
・比較例4:ピアノ緩衝材(不織布、ポリエステル繊維、厚み5mm、ニードルパンチ加工、総目付け710g/m)。
測定は、滋賀県工業技術総合センターにおける製品動作音の測定と解析技術に準じて行った。すなわち、無響室にて、一面が開口した箱体の中に騒音源を取り付け、箱体の開口部を試験体で覆い、箱体から漏れる騒音源の音を精密測定器で測定した。そして、ブランク(0.3mm厚ゴムシート、2〜3dB)との音圧差[dB]として、測定結果を得た。音圧差[dB]が大きいほど、音漏れを抑制する程度が大きいことを示す。
図4に、防音試験の結果を示す。なお、実施例1の防音断熱シートAについては、ポリエチレン発泡シートの面を騒音源側にしたものを実施例1aとし、不織布2の面を騒音源側にしたものを実施例1bとした。
図4より、実施例1の防音断熱シートA及び実施例2の床敷物Bは、優れた防音性を発揮することが確認された。特に、周波数1000[Hz]以上の周波数帯において、防音性がさらに優れていた。また、総目付けの比較から、実施例1の防音断熱シートA及び実施例2の床敷物Bは、軽量であることが分かる。
(断熱・保温試験1)
実施例1の防音断熱シートについて保温性試験(氷上温度維持試験)を行った。氷上温度維持試験は、試験環境25℃、60%RHにおいて、氷上にラップを敷き、その上に25℃に保たれた試料を置いて、経時変化(0〜60分)をサーモグラフィーで観測することにより行った。その際、ポリエチレン発泡シートの面を下にした。その結果、60分後において、実施例1の防音断熱シートは、実施例1の製造に使用した不織布(比較例2)、及び、実施例1の製造に使用したポリエチレン発泡シートよりも温度低下の幅が小さく、保温性が高いことが確認された。
(断熱・保温試験2)
実施例1の防音断熱シートについて保温性試験(熱放射特性試験)を行った。熱放射特性試験の方法は、45°パラレル照射法を準用したサーモビュアーによる表面温度測定とした。具体的には、20±2℃、65±4%RHの試験環境下において、試料に熱板をセットし、45°パラレル照射法試験装置を用い、試料の表面温度をサーモビュアーにより測定した。その際、試験は、計測面として、ポリエチレン発泡シート面又は不織布面としたものについて測定を行った。また、比較例として、比較例1の不織布を用い、計測面を、不織布の表面又は不織布の裏面としたものについて試験を行った。測定点は、熱板をセットする直前、セットしてから15秒後、30秒後、1分後、2分後、熱板を取り除いて15秒後、30秒後、1分後、2分後、5分後、10分後として、温度測定を行った。
表1、表2に結果を示す。表1は、計測面がポリエチレン発泡シート面の防音断熱シート(試験例1)と、計測面が表面の不織布(試験例2)との比較を示し、表2は、計測面が不織布面の防音断熱シート(試験例3)と、計測面が裏面の不織布(試験例4)との比較を示している。
表1に示すように、実施例1の防音断熱シートは、ポリエチレン発泡シートを計測面とした場合、熱板設置120秒後で不織布との温度差が3.5℃と大きくなり、高い保温性が確認された。また、表2に示すように、実施例1の防音断熱シートは、不織布を計測面とした場合、熱板取り外し15秒後で不織布との温度差が2.5℃と大きくなり、高い保温性が確認された。以上により、実施例1の防音断熱シートは保温性が高いことが確認された。
Figure 2013027660
Figure 2013027660
(床敷物の性能評価)
比較例5として、実施例2に用いたカーペット用のタフト生地をそのまま床敷物として用いた。実施例2と比較例5の各床敷物について、収納性、保温性、防音性、弾力性、断熱性、防湿性、軽量性を評価した。評価は、5人のパネラーが1週間使用して行った。その間、複数回、収納・敷設を繰り返した。なお、評価は、◎は「非常に良好」、○は「良好」、△は「普通」で行った。この5人のパネラーの評価を平均した。
表3に示すように、実施例2の床敷物は、比較例5の床敷物よりも、収納性、保温性、防音性、弾力性、断熱性、防湿性、軽量性が優れていた。
Figure 2013027660
A 防音断熱シート
B 床敷物
1 樹脂発泡体
2 不織布
3 薄綿
4 基布

Claims (10)

  1. シート状の樹脂発泡体と、合成又は天然の繊維で形成された薄綿を複数枚重ねてニードルパンチ加工して得られる不織布とを積層してなることを特徴とする防音断熱シート。
  2. 前記樹脂発泡体はポリエチレンにより構成されていることを特徴とする請求項1に記載の防音断熱シート。
  3. 前記繊維はポリエステル短繊維であることを特徴とする請求項1又は2に記載の防音断熱シート。
  4. 前記樹脂発泡体と前記不織布とを接着剤により接着して積層してなることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の防音断熱シート。
  5. 前記接着剤は樹脂パウダーであることを特徴とする請求項4に記載の防音断熱シート。
  6. 前記接着剤はポリエステル樹脂接着剤であることを特徴とする請求項4又は5に記載の防音断熱シート。
  7. 前記樹脂発泡体及び前記不織布の少なくとも一方はカーボンを含むことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の防音断熱シート。
  8. 請求項1〜7のいずれか1項に記載の防音断熱シートと、基布とを積層してなることを特徴とする床敷物。
  9. 前記基布は、前記防音断熱シートの前記不織布の面側に積層されていることを特徴とする請求項8に記載の床敷物。
  10. 請求項1〜7のいずれか1項に記載の防音断熱シートを車両の内装材として用いたことを特徴とする車両の内装構造。
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