JP2013024165A - 海面波上下運動の浮力利用発電システム - Google Patents
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Abstract
【課題】電力不足から、計画停電や節電運動が叫ばれる今日、新たな無害の発電エネルギーが求められている。本発明は海の波に浮かせる空容器の浮力を利用し、従来の浮体式発電とは異なり、極めて大きな力を出す浮力で発電機を回す発電装置を提供する。
【解決手段】海の波に浮かせる上部浮遊体3と、下部浮遊体で構成し、下部容器7内に発電機を上下移動可能に取り付け、これと平行にラックを設け、ラックに発電機と連動するピニオンを設ける。発電機は上部浮遊体とロープで連結する。また、下部浮遊体は一個の下部容器とし、上部浮遊体は下部容器から離れた位置に120度間隔で3個の空容器を浮かせる方式とする。上部浮遊体と下部浮遊体は分離しているため、相互の間隔は常時変化する。この変化量を下部容器のラック、ピニオンで捉え、正逆回転一方向回転変換機構により、ピニオンの正逆回転を一方向回転に変換して、発電機を回す。
【選択図】図1
【解決手段】海の波に浮かせる上部浮遊体3と、下部浮遊体で構成し、下部容器7内に発電機を上下移動可能に取り付け、これと平行にラックを設け、ラックに発電機と連動するピニオンを設ける。発電機は上部浮遊体とロープで連結する。また、下部浮遊体は一個の下部容器とし、上部浮遊体は下部容器から離れた位置に120度間隔で3個の空容器を浮かせる方式とする。上部浮遊体と下部浮遊体は分離しているため、相互の間隔は常時変化する。この変化量を下部容器のラック、ピニオンで捉え、正逆回転一方向回転変換機構により、ピニオンの正逆回転を一方向回転に変換して、発電機を回す。
【選択図】図1
Description
本発明は海面波が上下動し、その上下動する位置が常時変化することに着目し、海面に浮かべた空容器が波で上下し、かつ上下動を抑えるのに、大きな力が必要となることを逆に利用し、空容器の上下動と、これに伴う浮力で発電する新規技術に関する。
従来の海洋発電には、潮流・海流発電として特許文献1に示す波力エネルギー変換装置、海面と海底の温度差利用発電、海面に浮かべた平板が波のランダムな上下動でジャイロを回す特許文献2に示すジャイロ発電等があるが、波の浮力を利用した発電は見当たらない。
原子力発電所の自然破壊に伴う対応が困難を極めることから、自然エネルギーが見直されてきている。自然エネルギーとしては、太陽光発電、風力発電、地熱発電、水力発電等がある。一方、これらには、発電を促すエネルギーが不安定であったり、建設費が膨大であったり、それぞれに問題がある。
本発明は、発電に要するエネルギーを風力等と同様、費用を必要としない、海面の上下動する波の浮力を動力源とする、小型で大出力を出すエコな新規発電システムを提供するものである。
本発明は、発電に要するエネルギーを風力等と同様、費用を必要としない、海面の上下動する波の浮力を動力源とする、小型で大出力を出すエコな新規発電システムを提供するものである。
海上に、2種の浮遊体を設ける。即ち、上部浮遊体と下部浮遊体である。上部浮遊体は三角形状の構造物で、三角形のそれぞれの頂点に足を設け、この足の下に空容器を結合する。上部浮遊体はこの空容器の浮力で海面に浮かぶ。また、3つの空容器が海面から受ける浮力は波がランダムに発生し、それぞれの波の高さが常時異なることから、浮遊体は常時上下動する。一方、下部浮遊体は円筒状の大形空容器で、これを錘で海底の方に、大形空容器の半分位を沈める。すると、下部浮遊体も波の上下動で、常時上下動する。この上下動する力は、海水の浮力によるもので、浮力の力は極めて大きい事に着目する。この上部浮遊体と下部浮遊体をそれぞれの中心部でロープにより連結する。
下部浮遊体は、容器内部に設ける2本の軸上を上下動可とし、上部浮遊体のロープで連結する発電機を有する。また、下部容器に、発電機のピニオンと係合するラックを固定する。上記から、上下浮遊体の上下動は互いに同期することはなく、常時上下に縮んだリ、伸びたりする。この変化を発電機のピニオンと下部容器のラックが捉え、ピニオンの回転で発電機を回し、発電させるものである。
下部浮遊体は、容器内部に設ける2本の軸上を上下動可とし、上部浮遊体のロープで連結する発電機を有する。また、下部容器に、発電機のピニオンと係合するラックを固定する。上記から、上下浮遊体の上下動は互いに同期することはなく、常時上下に縮んだリ、伸びたりする。この変化を発電機のピニオンと下部容器のラックが捉え、ピニオンの回転で発電機を回し、発電させるものである。
上記を達成するためには、2つの問題がある。1つは、上下浮遊体の上下動で発生するピニオンの
正逆回転を一方向回転に変換して発電機を回す方法。2つは、発電機やラック、ピニオンを海水に漬けることなく、寿命を延ばす方法である。
正逆回転を一方向回転に変換して発電機を回す方法。2つは、発電機やラック、ピニオンを海水に漬けることなく、寿命を延ばす方法である。
本発明は上記問題を解決し、所期の目的を達成したものである。
本発明の概要を図1,2,3,4に示す。図1,2はシステム全景の説明図である。40は波、
50は海底である。3は上部浮遊体の構造物で、三角形状に配置する空容器4a,4b,4cをステー4で連結する。2は中心構造物、1は、配電盤である。7は下部浮遊体を成す下部容器で、発電機19を内蔵し、錘9aをロープ8で繋いでいる。錘9bはこの発電システムが海流で流されないようにロープ10で海底に位置づける物である。
本発明の概要を図1,2,3,4に示す。図1,2はシステム全景の説明図である。40は波、
50は海底である。3は上部浮遊体の構造物で、三角形状に配置する空容器4a,4b,4cをステー4で連結する。2は中心構造物、1は、配電盤である。7は下部浮遊体を成す下部容器で、発電機19を内蔵し、錘9aをロープ8で繋いでいる。錘9bはこの発電システムが海流で流されないようにロープ10で海底に位置づける物である。
次に、図3,4で下部容器の構造と機能を説明する。13は下部容器で水密構造とし、上部フランジ13aと上部カバー14が密封リング14bを挟みボルト14cで一体とする。ロープ5は上部フランジ14の穴14aを通り、発電機19を搭載するボックス15を吊り具15cで吊り、
ロープと一体化する金具5aで下部容器13内に風雨、海水ミストの浸入を防止するカバー6を吊っている。20はポンプで下部容器13内に海水が入った場合、センサー20aで検出し、海水をパイプ20b、20cで排出する。下部容器13内には、発電機ボックス15をガイドする2本のロッド18、これと平行にラック16を設ける。ラック16と発電機ボックス15の取り合いはラックガイド15a、15bで堅固に維持する。15d、15eは、発電機ボックス15がスムースに上下動するように設けたリニヤガイドベアリング18aを保持するボスである。17はラック16と噛み合うピニオンで、ギヤボックス15fの軸21と一体となり、ピニオン17の回転動力を発電機19に伝達する動力源である。図4は図3のB−B視図である。
ロープと一体化する金具5aで下部容器13内に風雨、海水ミストの浸入を防止するカバー6を吊っている。20はポンプで下部容器13内に海水が入った場合、センサー20aで検出し、海水をパイプ20b、20cで排出する。下部容器13内には、発電機ボックス15をガイドする2本のロッド18、これと平行にラック16を設ける。ラック16と発電機ボックス15の取り合いはラックガイド15a、15bで堅固に維持する。15d、15eは、発電機ボックス15がスムースに上下動するように設けたリニヤガイドベアリング18aを保持するボスである。17はラック16と噛み合うピニオンで、ギヤボックス15fの軸21と一体となり、ピニオン17の回転動力を発電機19に伝達する動力源である。図4は図3のB−B視図である。
次に、正逆回転を一方向回転に変換する機構について図5,6,7,8,9で説明する。
16aは発電機ボックス15を貫通するラック16用の穴、15f、15g、15jはギヤボックスを形成するベースである。このベースに水密シール21a、ベアリング21b、軸26、27、歯車22,24,28a、28b、30、一方向クラッチ23,25、29を内蔵する。
軸27の発電機19側はスプライン軸となり、傘歯車27bと一体化して、発電機19のスプライン軸27a上の傘歯車19bと係合させる。尚、図6は図5のG−H断面、図7は図5のD断面、図8はE断面、図9はF断面である。
16aは発電機ボックス15を貫通するラック16用の穴、15f、15g、15jはギヤボックスを形成するベースである。このベースに水密シール21a、ベアリング21b、軸26、27、歯車22,24,28a、28b、30、一方向クラッチ23,25、29を内蔵する。
軸27の発電機19側はスプライン軸となり、傘歯車27bと一体化して、発電機19のスプライン軸27a上の傘歯車19bと係合させる。尚、図6は図5のG−H断面、図7は図5のD断面、図8はE断面、図9はF断面である。
次に、上記構造から正逆転を一方向に変換する機能を説明する。
図7で、ピニオン17と一体の軸21が矢印の如く反時計周りに回ると、軸1と歯車22の間にあるワンウエイクラッチ23のボールが楔に嵌まり込み軸21の反時計周りの回転は歯車22を同じ方向に回す。また、この時、軸21が時計方向に回ると、ボールが楔から外れ、軸21の時計回りの回転は歯車22には伝わらない。また、図8に示す如く、軸21が図7と同様に反時計方向に回ると、ボールが楔から外れ、軸21の回転は歯車24には伝わらない。
また、図7で反時計方向に回された歯車22は歯車28aに時計回りに伝わる。歯車28aと軸27との間にあるワンウエイクラッチは図9の如くで、歯車28aが時計周りに回ると、ボールが楔に嵌まり込み、歯車28aの時計回りの回転は軸27に伝わり、軸27上の傘歯車27bも時計周りにまわる。この結果、発電機入力軸19aが傘歯車19b側から見て、時計周りに回転する。
図7で、ピニオン17と一体の軸21が矢印の如く反時計周りに回ると、軸1と歯車22の間にあるワンウエイクラッチ23のボールが楔に嵌まり込み軸21の反時計周りの回転は歯車22を同じ方向に回す。また、この時、軸21が時計方向に回ると、ボールが楔から外れ、軸21の時計回りの回転は歯車22には伝わらない。また、図8に示す如く、軸21が図7と同様に反時計方向に回ると、ボールが楔から外れ、軸21の回転は歯車24には伝わらない。
また、図7で反時計方向に回された歯車22は歯車28aに時計回りに伝わる。歯車28aと軸27との間にあるワンウエイクラッチは図9の如くで、歯車28aが時計周りに回ると、ボールが楔に嵌まり込み、歯車28aの時計回りの回転は軸27に伝わり、軸27上の傘歯車27bも時計周りにまわる。この結果、発電機入力軸19aが傘歯車19b側から見て、時計周りに回転する。
一方、ピニオン17が時計周りに回ると、図8に示す如く、ワンウエイクラッチのボールが楔に嵌り、歯車24を時計周りに回す。この回転は、図6の歯車30を介して歯車28bを時計周りに回す。以上説明した如く、ピニオン17の回転は、時計回り、反時計周りに回転しても、軸27は時計周りに回転し、逆回転は出来ない。即ち、正逆回転は本発明により、常時一方向回転に変換され、発電機の極性を乱すことはない。
以上記載の如く請求項1の発明によれば、海面上の浮遊体を上部浮遊体と下部浮遊体に分割し、下部浮遊体の下部容器を中心に、上部浮遊体の三つの空容器を下部容器から離れた位置に三角配置した事から、三つの空容器で上下する上部浮遊体と、錘でぶら下げられる下部容器の上下動は同期することなく、常時二つの浮遊物体の距離は伸びたり,縮んだりする。この常時発生する距離の変化で発電することが可能である。
また、請求項2の発明によれば、発電を起こす機構部を水密下部容器内とすることにより、主な機構部の防錆が楽であり、寿命を長くする事ができる。
また、請求項3の発明によれば、上下浮遊体の上下距離が変化して発生するピニオンの正、逆転を一方向回転に変換できる。この結果、僅かの上下距離の変化でも,ピニオンが正転、逆転するが、これが常時一方向回転に変換されるため、極性を乱すことなく、連続して発電が継続できる。
また、請求項4の発明によれば、海底の錘を外せば、この発電システムを自由に移動できる。即ち、適度の波場を選ぶことができる。また、この発電システムを図11に示す如く数十個纏めて配置し、海底の錘とロープで位置を決めれば、大出力の発電が可能で、これを変電所30で、送電線31に供給すれば、一地域の電力確保はもとより、売電も可能となる。
太陽光発電や風力発電と比較して、夜昼に関係なく、風が弱い等の問題も生じない自然エネルギーとして、海の波がある。数メートルの波や数十センチの波もあるが、海面が波という形でエネルギーを持っていることに着目する。海に浮かぶ空容器を沈める為には大きな力が必要である。この浮力を発電の動力源とすれば、従来の浮体式発電にない、発電機が容易に実現できる。即ち、上部浮遊体と下部浮遊体の上下位置変化を回転動力として捉え、ラック、ピニオンによるピニオンの正逆回転を一方向回転に変換する機構を使用すれば、常時エネルギーを確保できる。
図1は、本発明の一実施例を示す概念図である。
先ずシステムを説明する。1,2,3,4は上部浮遊体で、図2は図1のA視図である。上部浮遊体の4a,4b,4cは空容器で、浮力で上部浮体を浮かせるものである。また、7は下部浮遊体の下部容器で、発電機を内蔵し、この下部容器の下をロープ8で錘9a,吊るし、下部容器7を垂直に立てる。上部浮遊体と下部浮遊体はロープ5で連結している。上部浮遊体の釣合は、空容器40a,40b,40cの海水に没した容積V1,V2、V3とし、海水の比重ρ、上部浮遊体の重量W4、発電機部重量W3、発電機を回す力をFとすると、下記で上部浮遊物体は浮く。
(V1+V2+V3)ρ≧(W3+W4+F)
また、下部浮遊体は、下部容器の水没容積V0、錘9aの重さると下記で下部浮遊体は浮く。
V0ρ≧(W1+W2) 上部浮遊体の浮遊条件と下部の浮遊条件はそれぞれ異なる事から、上下浮遊体が同期して上下動する事はない。従って、上部浮遊体の上下動を下部容器の発電機19にロープ5で伝える。一方、発電機19を搭載する発電機ボックス15は2本のリニヤガイド18でガイドされ、これと平行にラック16を設ける。ラック16は、図10に示す、ラックガイド15a,15bで発電機ボックス15から出るピニオン17に係合させる。このピニオンの正逆の回転は、発電機ボックスに設けた正逆回転一方回転変換機構により、常時、一方向回転が発電機に伝わり、発電が継続できる。
先ずシステムを説明する。1,2,3,4は上部浮遊体で、図2は図1のA視図である。上部浮遊体の4a,4b,4cは空容器で、浮力で上部浮体を浮かせるものである。また、7は下部浮遊体の下部容器で、発電機を内蔵し、この下部容器の下をロープ8で錘9a,吊るし、下部容器7を垂直に立てる。上部浮遊体と下部浮遊体はロープ5で連結している。上部浮遊体の釣合は、空容器40a,40b,40cの海水に没した容積V1,V2、V3とし、海水の比重ρ、上部浮遊体の重量W4、発電機部重量W3、発電機を回す力をFとすると、下記で上部浮遊物体は浮く。
(V1+V2+V3)ρ≧(W3+W4+F)
また、下部浮遊体は、下部容器の水没容積V0、錘9aの重さると下記で下部浮遊体は浮く。
V0ρ≧(W1+W2) 上部浮遊体の浮遊条件と下部の浮遊条件はそれぞれ異なる事から、上下浮遊体が同期して上下動する事はない。従って、上部浮遊体の上下動を下部容器の発電機19にロープ5で伝える。一方、発電機19を搭載する発電機ボックス15は2本のリニヤガイド18でガイドされ、これと平行にラック16を設ける。ラック16は、図10に示す、ラックガイド15a,15bで発電機ボックス15から出るピニオン17に係合させる。このピニオンの正逆の回転は、発電機ボックスに設けた正逆回転一方回転変換機構により、常時、一方向回転が発電機に伝わり、発電が継続できる。
図11に本発明の発電ユニットを数十台集約配置して、大電力を得るシステムを示す。30は変電所で電力を送電線31に供給する例である。
3:上部浮遊体 4a,4b,4c:空容器 40:海面の波 50:海底 7:下部容器 9a,9b:錘 5:ロープ 13:下部容器 16:ラック 18:ガイドロッド 15:発電機ボックス 19:発電機 17:ピニオン 21,26,27:軸 23,25,29:ワンウエイクラッチ 22,24,30,28a,28b:歯車 27b、19b:傘歯車 15a,15b:ガイドローラ 12:海底ケーブル
11:発電機群 30:変電所 31:送電線
11:発電機群 30:変電所 31:送電線
Claims (4)
- 海面に、3個以上の空容器からなる上部浮遊体と、一つの大形容器およびこれを吊り下げる錘からなる下部浮遊体を浮かせ、上部浮遊体中心から、下部浮遊体の下部容器内にある発電機部をロープで接続することを特徴とする海面波上下運動の浮力利用発電システム。
- 下部浮遊体の下部容器内に2本の発電機上下動ガイド軸を設け、更にこれと平行にラックを設け、このラックと発電機部のピニオンを噛み合わせる事を特徴とする請求項1記載の海面波上下運動の浮力利用発電システム。
- 発電機ボックス内のギヤボックスに、入力軸、中間軸、出力軸の三本の軸を設け、入力軸に出力軸と互いに噛み合う一対の歯車を設け、入力軸の軸と歯車の間に入力軸の反時計方向回転が歯車に伝わるワンウエイクラッチを設置し、出力軸の歯車と軸の間には歯車の回転が軸を回すワンウエイクラッチを設ける。更に、入力軸のもう一つの歯車と中間軸の歯車及び出力軸の歯車を噛み合わせ、中間軸と中間軸の歯車の間にはワンウエイクラッチは設置せず、入力軸とこれに設ける歯車の間に入力軸の時計周りの回転が入力軸の歯車に伝わり、この歯車の回転が中間軸の歯車を介し、出力軸歯車に伝わり、出力軸とこれの歯車との間に、歯車の回転が出力軸に伝わるようにワンウエイクラッチを設けることを特徴とする請求項1記載の海面波上下運動の浮力利用発電システム。
- 下部浮遊体の下部容器を錘で下方に引張り、水密下部容器を半分程度沈め、更に、この錘にロープを繋ぎ、海底の錘に接続する事を特徴とする請求項1記載の海面波上下運動の浮力利用発電システム。
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