JP2013023856A - 天井下地用ハンガー - Google Patents
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Abstract
【課題】野縁受けの取付作業を容易に行なえる天井下地用ハンガーを提供すること。
【解決手段】野縁受け挿入用開口部13を有する第1部材6と、第1部材6の野縁受け挿入用開口部13を開閉する閉鎖用板部16を備えた第2部材7とからなり、第1部材6の上板部9上に第2部材7の上板部15を重ね、両上板部15,9のボルト挿通用長孔14と吊りボルト挿通孔12に吊りボルト1の下端部を挿通して固定用ナット22で第1・第2の両部材6,7を保持し、第2部材7を閉鎖用板部16が第1部材6の後板部8外面と対面するように配置し、野縁受け3を前記開口部13より第1部材6内に挿入した後、第2部材7を前記長孔14を介し吊りボルト1周りに回転させて閉鎖用板部16が開口部13を閉じ、締付用ナット21で第2部材7の上板部15を第1部材6の上板部9に圧接し、第2部材7の閉鎖用板部16と第1部材6の前板部11とをボルト20で連結する。
【選択図】図1
【解決手段】野縁受け挿入用開口部13を有する第1部材6と、第1部材6の野縁受け挿入用開口部13を開閉する閉鎖用板部16を備えた第2部材7とからなり、第1部材6の上板部9上に第2部材7の上板部15を重ね、両上板部15,9のボルト挿通用長孔14と吊りボルト挿通孔12に吊りボルト1の下端部を挿通して固定用ナット22で第1・第2の両部材6,7を保持し、第2部材7を閉鎖用板部16が第1部材6の後板部8外面と対面するように配置し、野縁受け3を前記開口部13より第1部材6内に挿入した後、第2部材7を前記長孔14を介し吊りボルト1周りに回転させて閉鎖用板部16が開口部13を閉じ、締付用ナット21で第2部材7の上板部15を第1部材6の上板部9に圧接し、第2部材7の閉鎖用板部16と第1部材6の前板部11とをボルト20で連結する。
【選択図】図1
Description
本発明は、天井スラブから垂下する吊りボルトの下端部にハンガーを取り付け、このハンガーに野縁受けを支持し、この野縁受けに、クリップを介して、野縁を吊支するようにした天井下地に関するもので、特に本発明は、吊りボルトの下端部に取り付けられるハンガー関する。
図6の(a) は一般に採用されている天井下地を示すもので、天井スラブSに埋設されたインサートナットNに吊りボルト1が垂下連結され、この吊りボルト1の下端部にハンガー22が取り付けられ、このハンガー22には野縁受け3が支持され、この野縁受け3にクリップ4を介して野縁5が吊支され、そしてこの野縁5に天井板Cが釘打ちによって取り付けられるようになっている。
図6の(a) に示されるハンガー22は、上下方向に延びる後板部22aと、後板部22aの上端から後方へ突出する吊りボルト取付用の上板部22bと、後板部22bの下端から前方の突出する下板部22cと、下板部22cの先端から上向きに所要高さ延びる前板部22dとからなる、いわゆる開放形構造で、耐風圧及び耐震性に比較的弱いことから、近年、図6の(b) に示すような耐風圧及び耐震性に優れた閉鎖形構造のボックスハンガー32が使用されている。このボックスハンガー32は、下側に配置される野縁支持用の上向きコ字状枠体33と、吊りボルト1の下端部に取付け固定され、上向きコ字状枠体33の上端部に嵌合されてボルト35で連結される上側の下向きコ字状枠体34とからなるもので、下側の上向きコ字状枠体33を上側の下向きコ字状枠体34から外した状態で、野縁受け3にその下方より下側の上向きコ字状枠体33を嵌め込んで、両コ字状枠体33,34を、それらのボルト挿通孔33a,34aに挿通されるボルト35及びナット36によって一体的に結合する。
図6の(b) に示すようなボックスハンガー32によれば、吊りボルト1の下端部に取り付け固定される上側の下向きコ字状枠体34から下側の上向きコ字状枠体33を切り離した状態で、上向きコ字状枠体33を野縁受け3にその下側から嵌め込み、その後に上向きコ字状枠体33を上側の下向きコ字状枠体34にボルト結合するようになっているから、ボルト35を両コ字状枠体33,34のボルト挿通孔33a,34aに挿通してナット36で締め付ける作業を行なう間ずっと野縁受け3を手で保持しておく必要があって、野縁受け3の取付作業が非常に面倒で手間がかかるという問題がある。
本発明は、上記の事情に鑑みて、耐風圧及び耐震性に優れた閉鎖形構造でありながら、野縁受けの取付作業を簡単容易に行なえる天井下地用ハンガーを提供することを目的としている。
上記課題を解決するための手段を、後述する実施形態の参照符号を付して説明すると、請求項1に係る発明は、吊りボルト1の下端部に取り付けたハンガー2に野縁受け3を支持し、野縁受け3にクリップ4介して野縁3を吊支するようにした天井下地において、ハンガー2は、上下方向に延びる後板部8の上端から前方へ上板部9を突設し、上板部9には吊りボルト挿通孔12を設け、後板部8の下端から前方へ下板部10を突設し、下板部10の先端から上向きに前板部11を所要高さ延設して、前板部11上端と上板部9との間に野縁受け挿入用開口部13を形成してなる第1部材6と、第1部材6の上板部9に重合配置され、前後方向に長い吊りボルト挿通用長孔14を有する上板部15とこの上板部15の一端から下向きに延びてその下端部が第1部材6の前板部11の上端部外面に重合可能な閉鎖用板部16とでL形を成す第2部材7と、からなり、第1部材6の上板部9上に第2部材7の上板部15を重ね、両上板部15,9の吊りボルト挿通用長孔14と吊りボルト挿通孔12に吊りボルト1を挿通して下側の固定用ナット22で第1・第2の両部材6,7を保持し、第2部材7を閉鎖用板部16が第1部材6の後板部8外面と対面するように配置した状態で、野縁受け3を前記開口部13より第1部材6内に挿入した後、第2部材7を前記長孔14を介して吊りボルト1周りに回転させて閉鎖用板部16が前記開口部13を閉じた状態で、閉鎖用板部16と第1部材6の前板部11との重合部をボルト20で連結すると共に、第2部材7の上板部15を上側の締付用ナット21で第1部材6の上板部9に圧接してなることを特徴とする。
請求項2は、請求項1に記載の天井下地用ハンガーにおいて、第2部材7の閉鎖用板部16の下端部にボルト挿通孔19を設け、閉鎖用板部16の下端部が重合する第1部材6の前板部11の上端部には上下方向に長い長孔からなる連結用ボルト挿通孔17を設け、閉鎖用板部16側のボルト挿通孔19から第1部材6の前板部11側のボルト挿通孔17に挿通した連結用ボルト20の先端部を、第1部材6の後板部8に設けたネジ孔18にねじ込むか、又は第1部材6の後板部8に設けたボルト挿通孔28に挿通して、その挿通端部にナット26を螺合するようにしたことを特徴とする。
上記解決手段による発明の効果を、後述する実施形態の参照符号を付して説明すると、請求項1に係る発明の天井下地用ハンガーによれば、第1部材6の上板部9上に第2部材7の上板部15を重ね、両上板部15,9のボルト挿通用長孔14と吊りボルト挿通孔12に吊りボルト1を挿通して下側の固定用ナット22で第1・第2の両部材6,7を保持し、第2部材7を閉鎖用板部16が第1部材6の後板部8外面と対面するように配置した状態で、野縁受け3を野縁受け挿入用開口部13より第1部材6内に挿入した後、第2部材7を前記長孔14を介して吊りボルト1周りに回転させて閉鎖用板部16が前記開口部13を閉じ、上側の締付用ナット21で第2部材7の上板部15を第1部材6の上板部9に圧接すると共に、第2部材7の閉鎖用板部16と第1部材6の前板部11との重合部をボルト20で連結するようにしたもので、このボルト20連結操作の前に野縁受け3を第1部材6内に挿入支持しておくことができるから、ボルト20による第1部材6の前板部11と第2部材7の閉鎖用板部16との連結作業を簡単容易に行なうことができる。
請求項2に係る発明の天井下地用ハンガーでは、第2部材7の閉鎖用板部16の下端部にボルト挿通孔19を設け、この閉鎖用板部16の下端部が重合する第1部材6の前板部11の上端部には、上下方向に長い長孔からなる連結用ボルト挿通孔17を設けておいて、連結用ボルト20を閉鎖用板部16側のボルト挿通孔19から第1部材6の前板部11側のボルト挿通孔17に挿通し、この連結用ボルト20の先端部を、第1部材6の後板部8に設けたネジ孔18にねじ込んで締め付けるか、又は第1部材6の後板部8に設けたボルト挿通孔28に挿通してその挿通端部にナット26を螺合締結することによって、第1部材6と第2部材7とを堅固に一体連結するできると共に、連結用ボルト20の締付作用又はこのボルト20先端部のナット26の締付作用により野縁受け3を第1部材6の後板部8と前板部11とで挟着して第1部材6と一体化できるから、耐風圧及び耐震性に一層優れたハンガーを提供することができる。また、第1部材6の前板部11の上端部に設けている連結用ボルト挿通孔17を、丸孔ではなく、上下に長い長孔としたことによって、このボルト挿通孔17と、第2部材7の閉鎖用板部16下端部のボルト挿通孔19とが多少ズレていても、ボルト挿通孔19からボルト挿通孔17に通した連結用ボルト20の先端部を、後板部8のネジ孔18に的確にねじ込むことができ、又は後板部8のボルト挿通孔28に的確に挿通できると共に、上側の締付用ナット21の締付操作及び連結用ボルト20又はナット26の締付操作が容易となる。
以下に本発明の好適な一実施形態を図面に基づいて説明すると、本発明に係る天井下地用ハンガー2は、図1〜図4から分かるように、夫々鋼板をプレス加工して形成される第1部材6と第2部材7とからなる。第1部材6は、図2及び図3の(a) 〜(c) に示すように、上下方向に延びる後板部8の上端から前方へ上板部9を突設し、この上板部9には吊りボルト挿通孔12を設け、後板部8の下端から前方へ下板部10を突設し、この下板部10の先端から上向きに前板部11を所要高さ延設して、前板部11の上端と上板部9の上端との間に野縁受け挿入用開口部13を形成したものである。第2部材7は、図2及び図4の(a) 〜(c) に示すように、第1部材6の上板部9上に重合配置され、前後方向に長い吊りボルト挿通用長孔14を有する上板部15と、この上板部15の一端から下向きに延びて、その下端部が第1部材6の前板部11の上端部外面に重合可能で、野縁受け挿入用開口部13を開閉自在に閉鎖する閉鎖用板部16とによってL形に形成されている。
第2部材7の上板部15に設けた吊りボルト挿通用長孔14は、吊りボルト1に挿通させた第1部材6の上板部9上に、同じく吊りボルト1に挿通させた第2部材7の上板部9を重ね合わせた状態で、第2部材7を、吊りボルト1の周りに、図5の(b-1) ,(b-2) に示す実線図示位置と、同図の仮想線図示位置とに亘って反転可能(180度回転可能)とし、それにより第1部材6の野縁受け挿入用開口部13を第2部材7の閉鎖用板部16で開閉できるようにするためのものである。
第1部材6の前板部11には上端所要部に上下方向に長い長孔からなる連結用ボルト挿通孔17が設けられ、後板部8には連結用ボルト挿通孔17と実質的に同軸線上の位置にネジ孔18が設けられている。また、第2部材7には、この第2部材7の上板部15を第1部材6の上板部9上に重ねた状態の時に第1部材6の後板部8のネジ孔18と同軸線上の位置にボルト挿通孔19が設けられている。
また図3の(a) ,(c) から分かるように、第1部材6の後板部8上端から前方へ突出する上板部9の突出長さは、後板部8の下端から前方へ突出する下板部10の突出長さよりも短く形成されている。これは、上板部9の上端と前板部11の上端との間に形成される野縁受け挿入用開口部13より野縁受け3を図5の(a-1) に示すように第1部材6内に挿入する時に、野縁受け3を挿入し易くすると共に、第2部材7を図5の(b-1) ,(b-2) の仮想線図示のような閉鎖位置に回転する時に、第2部材7閉鎖用板部16が第2部材7の上板部9に干渉することなく、的確に閉鎖位置に納まるようにするためである。
上記のように構成される天井下地用ハンガー2を使用して、図6の(a) に示すような天井下地を施工するには、図5の(a-1) ,(a-2) に示すように、吊りボルト1に対し上側の締付用ナット21を螺合して所要高さ位置に引き上げた後、第2部材7の上板部15を吊りボルト挿通用長孔14を介して挿通し、その下方に第1部材6の上板部9を吊りボルト挿通孔12を介して挿通し、吊りボルト1の下端部に螺合した下側の固定用ナット22によって第1部材6及び第2部材7を吊りボルト1の下端部に保持する。
こうして第1部材6の上板部9上に第2部材7の上板部9を重ね合わせた時に、図5の(a-1) ,(a-2) に示すように、吊りボルト1が、第2部材7の上板部15に設けた吊りボルト挿通用長孔14の中央部に位置する状態では、閉鎖用板部16が第1部材6の後板部8に引っ掛かるため、第2部材7を吊りボルト1の周りに回転させることはできないが、図5の(b-1) ,(b-2) の実線図示及び仮想線図示のように、吊りボルト1が、吊りボルト挿通用長孔14の端に位置する状態とすることにより、第2部材7を吊りボルト1の周りに回転させることができる。
従って、いま、図5の(a-1) ,(a-2) に示すように、第2部材7をその閉鎖用板部16が第1部材6の後板部8外面に近接するように配置することによって、第1部材6の野縁受け挿入用開口部13を開放し、この状態で開口部13より第1部材6内に野縁受け3を挿入して支持させる。この後、図5の(b-1) ,(b-2) の実線図示のように、第2部材7の閉鎖用板部16を第1部材6の後板部8の外面と対面した状態でその後板部8から離れる方向に引っ張って、吊りボルト1が吊りボルト挿通用長孔14の端に寄せ付け、しかしてこの状態で第2部材7を図5の(b-1) ,(b-2) の仮想線図示のように、吊りボルト1の周りに180度回転させることにより、閉鎖用板部16で第1部材6の野縁受け挿入用開口部13を閉鎖する。尚、図5の(a-2) 及び(b-2) には、同図の(a-1) 及び(b-1) に示す締付用ナット21の図示を省略している。
こうして野縁受け3を挿入支持した第1部材6の開口部13を閉鎖用板部16によって閉じた後、吊りボルト1に螺合してある上側の締付用ナット21を締め付けて、第2部材7の上板部15を第1部材6の上板部9に圧接し、そして閉鎖用板部16下端部の吊りボルト挿通孔12から第1部材6の前板部11のボルト挿通孔(長孔)17に連結用ボルト20を挿通して、このボルト20の先端部を第1部材6の後板部8にあるネジ孔18に螺入して締め付けることにより、第2部材7の閉鎖用板部16を第1部材6の前板部11に固定し、第1部材6と第2部材7とを一体的に連結すると共に、これら第1・第2の両部材6,7を吊りボルト1に対して強固に固定し、図1に示すような状態とする。尚、野縁受け3には、図6に示すように、クリップ4を介して野縁5を吊支し、この野縁5に天井板Cを取り付ける。
図1〜図5に示す実施形態では、図1の仮想線Aで囲んだ部分から分かるように、第1部材6の後板部8にネジ孔18を設けて、このネジ孔18に、閉鎖用板部16側のボルト挿通孔19から第1部材6の前板部11側のボルト挿通孔17に挿通した連結用ボルト20の先端部をねじ込むようにしているが、同図の仮想線Bで囲んだ部分で示すように、第1部材6の後板部8には上記ネジ孔18に代えてボルト挿通孔28を設け、このボルト挿通孔28に、閉鎖用板部16側のボルト挿通孔19から第1部材6の前板部11側のボルト挿通孔17に挿通した連結用ボルト20の先端部を挿通して、その挿通端部にナット26を螺合し締め付けるようにしてもよい。
以上の実施形態の説明から分かるように、この天井下地用ハンガー2は、野縁受け挿入用開口部13を有する第1部材6と、第1部材6の野縁受け挿入用開口部13を開閉する閉鎖用板部16を備えた第2部材7とからなり、第1部材6の上板部9上に第2部材7の上板部15を重ね、両上板部15,9のボルト挿通用長孔14と吊りボルト挿通孔12に吊りボルト1の下端部を挿通して下側の固定用ナット22で第1・第2の両部材6,7を保持し、第2部材7をその閉鎖用板部16が第1部材6の後板部8外面と対面するように配置した状態で、野縁受け3を前記開口部13より第1部材6内に挿入した後、第2部材7を前記長孔14を介して吊りボルト1周りに回転させて閉鎖用板部16が前記開口部13を閉じ、上側の締付用ナット21で第2部材7の上板部15を第1部材6の上板部9に圧接すると共に、第2部材7の閉鎖用板部16と第1部材6の前板部11との重合部を連結用ボルト20で連結するもので、このボルト20連結操作の前に野縁受け3を第1部材6内に挿入支持しておくことができるから、図6の(b) に示す従来のハンガー32のように野縁受け3を手で保持しておく必要がなく、ボルト20による第1部材6の前板部11と第2部材7の閉鎖用板部16との連結作業を簡単且つ容易に行なうことができる。
また、このハンガー2では、第2部材7の閉鎖用板部16の下端部にボルト挿通孔19を設け、この閉鎖用板部16の下端部が重合する第1部材6の前板部11の上端部には、上下方向に長い長孔からなる連結用ボルト挿通孔17を設けておいて、連結用ボルト20を閉鎖用板部16側のボルト挿通孔19から第1部材6の前板部11側のボルト挿通孔17に挿通し、この連結用ボルト20の先端部を、第1部材6の後板部8に設けたネジ孔18にねじ込んで締め付けるか、又は第1部材6の後板部8に設けたボルト挿通孔28に挿通してその挿通端部にナット26を螺合締結することによって、第1部材6と第2部材7とを堅固に一体連結するできると共に、連結用ボルト20の締付作用又はこのボルト20先端部のナット26の締付作用により野縁受け3を第1部材6の後板部8と前板部11とで挟着して第1部材6と一体化できるから、耐風圧及び耐震性に一層優れたハンガーを提供することができる。
この場合、第1部材6の前板部11の上端部に設けている連結用ボルト挿通孔17を、丸孔ではなく、上下に長い長孔としたことによって、このボルト挿通孔17と、第2部材7の閉鎖用板部16下端部のボルト挿通孔19とが多少ズレていても、ボルト挿通孔19からボルト挿通孔17に通した連結用ボルト20の先端部を、後板部8のネジ孔18に的確にねじ込むことができ、又は後板部8のボルト挿通孔28に的確に挿通できると共に、上側の締付用ナット21の締付操作及び連結用ボルト20又はナット26の締付操作が容易となる。
1 吊りボルト
2 ハンガー
3 野縁受け
4 クリップ
5 野縁
6 第1部材
7 第2部材
8 第1部材の後板部
9 第1部材の上板部
10 第1部材の下板部
11 第1部材の前板部
12 第1部材の上板部の吊りボルト挿通孔
13 野縁受け挿入用開口部
14 第2部材の上板部の吊りボルト挿通用長孔
15 第2部材の上板部
16 第2部材の閉鎖用板部
20 連結用ボルト
2 ハンガー
3 野縁受け
4 クリップ
5 野縁
6 第1部材
7 第2部材
8 第1部材の後板部
9 第1部材の上板部
10 第1部材の下板部
11 第1部材の前板部
12 第1部材の上板部の吊りボルト挿通孔
13 野縁受け挿入用開口部
14 第2部材の上板部の吊りボルト挿通用長孔
15 第2部材の上板部
16 第2部材の閉鎖用板部
20 連結用ボルト
Claims (2)
- 吊りボルトの下端部に取り付けたハンガーに野縁受けを支持し、野縁受けにクリップ介して野縁を吊支するようにした天井下地において、ハンガーは、上下方向に延びる後板部の上端から前方へ上板部を突設し、上板部に吊りボルト挿通孔を設け、後板部の下端から前方へ下板部を突設し、下板部の先端から上向きに前板部を所要高さ延設して、前板部上端と上板部との間に野縁受け挿入用開口部を形成してなる第1部材と、第1部材の上板部に重合配置され、前後方向に長い吊りボルト挿通用長孔を有する上板部と上板部の一端から下向きに延びて下端部が第1部材の前板部の上端部外面に重合可能な閉鎖用板部とでL形を成す第2部材と、からなり、第1部材の上板部上に第2部材の上板部を重ね、両上板部の吊りボルト挿通用長孔と吊りボルト挿通孔に吊りボルトを挿通して下側の固定用ナットで第1・第2の両部材を保持し、第2部材を閉鎖用板部が第1部材の後板部外面と対面するように配置した状態で、野縁受けを前記開口部より第1部材内に挿入した後、第2部材を前記長孔を介して吊りボルト周りに回転させて閉鎖用板部が前記開口部を閉じた状態で、閉鎖用板部と第1部材の前板部との重合部をボルトで連結すると共に、第2部材の上板部を上側の締付用ナットで第1部材の上板部に圧接してなる天井下地用ハンガー。
- 第2部材の閉鎖用板部の下端部にボルト挿通孔を設け、閉鎖用板部の下端部が重合する第1部材の前板部の上端部には上下方向に長い長孔からなる連結用ボルト挿通孔を設け、閉鎖用板部側のボルト挿通孔から第1部材の前板部側のボルト挿通孔に挿通した連結用ボルトの先端部を、第1部材の後板部に設けたネジ孔にねじ込むか、又は第1部材の後板部に設けたボルト挿通孔に挿通して、その挿通端部にナットを螺合するようにした請求項1に記載の天井下地用ハンガー。
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