JP2013016482A5 - 超伝導体ケーブル及びクライオスタットを備えた装置 - Google Patents

Description

本発明は、その間の空間を断熱のため真空とした、２個の波形をつけた金属管を備えたクライオスタットの中に、中心部分の周りに少なくとも一つの超伝導相導体を示すケーブル芯が長手方向に配置された装置に関する。

Claims (5)

1. 超伝導体ケーブル及び該超伝導体ケーブルを取り囲むクライオスタットを備えた装置であって、該クライオスタットは、外側の波形をつけた管（４）及び同心状の内側の波形をつけた管（５）と、それらの管の間に配置された断熱部（６）とを含み、該ケーブルは、該クライオスタットに沿って該内側の波形をつけた管内に配置されており、該ケーブルは、該クライオスタットの各端部において該クライオスタットに固定され、該クライオスタットは、第１の軸方向部分（７）において、軸方向の第１の特有のばね定数を備えたらせん状の波形を備え、第２の軸方向部分（８）において、軸方向の第２の特有のばね定数を備えた環状の波形を備え、第２の特有のばね定数は、該第１の特有のばね定数の最大２０％の値である装置。
2. 前記クライオスタット（３）の前記第２の軸方向部分（８）は、前記第１の軸方向部分（７）の軸方向長さの最大１０％である請求項１に記載の装置。
3. 前記ケーブルは、周囲温度において、前記クライオスタットに対して過剰の長さを示す請求項１または２に記載の超伝導体ケーブル。
4. 前記クライオスタット（３）の前記外側の波形をつけた管（４）及び前記同心状の内側の波形をつけた管（５）は、前記第２の軸方向部分（８）において前記第１の軸方向部分（７）よりも大きな波の深さを示す請求項１から３のいずれかに記載の装置。
5. 前記第１の軸方向部分（７）及び前記第２の軸方向部分（８）の前記内側の波形をつけた管（５）及び前記外側の波形をつけた管（４）は、それぞれ、互いにしっかり結合され、その間に通り抜けることのできる中間空間を形成する請求項１から４のいずれかに記載の装置。