JP2013012963A - 携帯端末、プログラム、データ通信システム - Google Patents

携帯端末、プログラム、データ通信システム Download PDF

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茂枝子 萩原
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健太 保坂
Toshihiro Motoi
俊博 本井
Shunsuke Takamura
俊介 高村
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Abstract

【課題】特別な操作を行うことなく携帯端末と相手機との間の通信モードを指定することのできる携帯端末やデータ通信システムを提供する。
【解決手段】携帯端末10の表面が制御装置30に向く姿勢にすると携帯端末10〜制御装置30にデータを送信する送信モードとなり、携帯端末10の裏面が制御装置30に向く姿勢にすると制御装置30からのデータを携帯端末10が受信する受信モードになるように通信モードが切り替わる。また、携帯端末10を制御装置30の基準距離以下に近づけたとき、姿勢によって決定された通信モードで通信が開始する。
【選択図】図1

Description

本発明は、データ通信を行う携帯端末、そのプログラム、および、データ通信システムに係り、特に、通信モードを切り替える技術に関する。
会議参加者が自己のアイデアを携帯端末の手書き画面にメモ書きした内容を携帯端末から会議制御装置に送信すると、会議制御装置がそのメモ書きをプロジェジェクターに表示したり会議データとして取り込んだりする電子会議システムがある(たとえば、特許文献1参照。)。この電子会議システムでは、携帯端末をICカードリーダにかざすと、携帯端末からデータが送信されて会議制御装置に取り込まれるようになっている。携帯端末とICカードリーダとの間の通信は、近距離無線通信により非接触で行われる。
また、携帯端末に加速度計を組み込み、この加速度計が検知した携帯端末の動きを、当該携帯端末に対するユーザからの各種の操作指示として認識する技術がある(たとえば、特許文献2参照。)。
特開2007−286780号公報 特開2007−525775号公報
特許文献1のように、携帯端末をICカードリーダにかざす(近づける)だけでデータ通信が行われるのは便利である。しかし、携帯端末と他の装置との間の通信動作として、携帯端末から他装置へデータを送信する送信動作と、他装置からのデータを携帯端末が受信する受信動作とがある場合には、単に近づけるという動作のみでは、それぞれの装置がデータを送信しようとしているのか受信しようとしているのかを判別できない。
この判別を行うために、たとえば、送信か受信かをユーザが事前に選択してから携帯端末と他の装置とを近づける、あるいは携帯端末を他の装置に近づけている間に送信か受信かをユーザが携帯端末で選択操作するといった方式をとると、特別なユーザ操作が必要になるため、操作が煩雑になる。特に、アイデア出しの会議などでは、その特別な操作がユーザの思考の妨げになることもある。
特許文献2は、加速度計で検知した携帯端末の動きをユーザからの操作指示として認識するものの、携帯端末単体の動作を制御する技術であり、相手機との通信には対応していない。
本発明は、上記の問題を解決しようとするものであり、特別な操作を行うことなく携帯端末と相手機との間の通信モードを指定することのできる携帯端末、そのプログラム、データ通信システムを提供することを目的としている。
かかる目的を達成するための本発明の要旨とするところは、次の各項の発明に存する。
[1]通信部と、
自機の姿勢を検知する姿勢検知部と、
を備え、
前記姿勢検知部によって検知された前記姿勢に応じて、相手機と自機との間の通信モードを切り替える
ことを特徴とする携帯端末。
上記発明および下記[9]に記載の発明では、携帯端末の姿勢により、当該携帯端末と相手機との間の通信モードが決定されて切り替えられる。姿勢は、携帯端末の単独での姿勢でもよいし、相手機との相対的な関係による姿勢でもよい。たとえば、携帯端末単独の姿勢としては、上向き、下向き、あるいは、移動方向に表面が向いているか否かなどがある。相対的姿勢としては、相手機に携帯端末の表面が向いているか否か、などがある。通信モードは、たとえば、送信モードと受信モードとの切り替え、送信モードと通信禁止モードとの切り替え、受信モードと通信禁止モードとの切り替えなどがある。姿勢を3種類以上に区別する場合は、通信モードを3種類以上に切り替えても良い。たとえば、第1姿勢では送信モード、第2姿勢では受信モードと、他の姿勢では通信禁止モード、としてもよい。相手機は同種の携帯端末であってもよいし、ある場所に設置された端末装置でもかまわない。
[2]前記姿勢検知部によって検知された姿勢が第1姿勢の場合は、前記相手機との間の通信モードを、自機から前記相手機へデータを送信する送信モードにする
ことを特徴とする[1]に記載の携帯端末。
上記発明および下記[10]に記載の発明では、携帯端末が第1姿勢の場合、自機から相手機へデータを送信する送信モードになる。第1姿勢以外の姿勢での通信モードは適宜に設定すればよく、たとえば、受信モードとしても、通信禁止モードとしてもよい。
[3]前記姿勢検知部によって検知された姿勢が第2姿勢の場合は、前記相手機との間の通信モードを、前記相手機から送信されたデータを自機が受信する受信モードにする
ことを特徴とする[1]または[2]に記載の携帯端末。
上記発明および下記[11]に記載の発明では、携帯端末が第2姿勢の場合、相手機から送信されたデータを自機が受信する受信モードになる。第2姿勢以外の姿勢での通信モードは適宜に設定すればよく、たとえば、送信モードとしても、通信禁止モードとしてもよい。
[4]自機と前記相手機とが所定条件下で近づく変位または所定条件下で遠ざかる変位が検出されたとき、自機と前記相手機との間でデータ通信を行う
ことを特徴とする[1]乃至[3]のいずれか1つに記載の携帯端末。
上記発明および下記[12]に記載の発明では、近づく変位あるいは遠ざかる変位を起因にデータ通信を開始する。所定条件は、近づく変位あるいは遠ざかる変位が相手機と一定距離以内で生じていること、一定スピード以上での近づきや遠ざかりであることなど、任意の加重条件でよい。
[5]前記第1姿勢は、自機の表面が前記相手機を向く姿勢である
ことを特徴とする[2]に記載の携帯端末。
上記発明および下記[13]に記載の発明では、自機の表面が相手機を向く第1姿勢のとき、自機から相手機へデータを送信する送信モードになる。表面に表示されているデータを相手機に送る場合、送る情報を相手方に向けることは人間の感性に合致しており、人の自然な動作で送信モードを指定することができる。
[6]前記第2姿勢は、自機の裏面が前記相手機を向く姿勢である
ことを特徴とする[3]に記載の携帯端末。
上記発明および下記[14]に記載の発明では、自機の裏面が相手機を向く第2姿勢のとき、相手機からのデータを自機が受信する受信モードになる。相手から受信した情報が表面に表示されるような場合、受信した情報の表示される表面を自分の方に向けることは人間の感性に合致しており、人の自然な動作で受信モードを指定することができる。
[7]自機の表面に表示部を備え、
前記相手機から送信されたデータを自機が受信するとき、その受信状況を前記表示部に表示する
ことを特徴とする[1]乃至[6]のいずれか1つに記載の携帯端末。
上記発明および下記[15]に記載の発明では、相手機からデータを受信する際の受信状況が自機の表示部に表示される。受信内容を受信側で確認することができる。
[8]前記姿勢検知部は、自機に設けられたカメラが撮影した画像から自機の姿勢を検知する
ことを特徴とする[1]乃至[7]のいずれか1つに記載の携帯端末。
上記発明および下記[16]に記載の発明では、カメラの撮影画像に写っているものを解析することで、自機の姿勢を判別する。たとえば、相手機が写っていれば、カメラが相手機側を向いていることがわかり、自機の姿勢を識別することができる。
[9]通信部と、自機の姿勢を検知する姿勢検知部とを備えた携帯端末を、
前記姿勢検知部によって検知された前記姿勢に応じて、相手機と自機との間の通信モードを切り替えるように動作させる
ことを特徴とするプログラム。
[10]前記携帯端末を、
前記姿勢検知部によって検知された姿勢が第1姿勢の場合は、前記相手機との間の通信モードを、自機から前記相手機へデータを送信する送信モードにするように動作させる
ことを特徴とする[9]に記載のプログラム。
[11]前記携帯端末を、
前記姿勢検知部によって検知された姿勢が第2姿勢の場合は、前記相手機との間の通信モードを、前記相手機から送信されたデータを自機が受信する受信モードにするように動作させる
ことを特徴とする[9]または[10]に記載のプログラム。
[12]前記携帯端末を、
自機と前記相手機とが所定条件下で近づく変位または所定条件下で遠ざかる変位が検出されたとき、自機と前記相手機との間でデータ通信を行うように動作させる
ことを特徴とする[9]乃至[11]のいずれか1つに記載のプログラム。
[13]前記第1姿勢は、自機の表面が前記相手機を向く姿勢である
ことを特徴とする[9]乃至[12]のいずれか1つに記載のプログラム。
[14]前記第2姿勢は、自機の裏面が前記相手機を向く姿勢である
ことを特徴とする[9]乃至[13]のいずれか1つに記載のプログラム。
[15]前記携帯端末はその表面に表示部を備えており、
前記携帯端末を、
前記相手機から送信されたデータを自機が受信するとき、その受信状況を前記表示部に表示するように動作させる
ことを特徴とする[9]乃至[14]のいずれか1つに記載のプログラム。
[16]前記姿勢検知部は、前記携帯端末に設けられたカメラであり、
前記携帯端末を、
前記カメラが撮影した画像から自機の姿勢を検知するように動作させる
ことを特徴とする[9]乃至[15]のいずれか1つに記載のプログラム。
[17]携帯端末と、所定の場所に設置されて前記携帯端末と通信する情報処理装置とを有するデータ通信システムであって、
前記携帯端末は、
前記情報処理装置と通信する通信部と、
自機の姿勢を検知する姿勢検知部と、
を備え、
前記姿勢検知部によって検知された前記姿勢に応じて、前記携帯端末と前記情報処理装置との間の通信モードを切り替える
ことを特徴とするデータ通信システム。
上記発明では、携帯端末の姿勢により、当該携帯端末と、情報処理装置との間の通信モードが決定されて切り替えられる。姿勢は、携帯端末の単独での姿勢でもよいし、情報処理端末に対する相対的な姿勢でもよい。たとえば、携帯端末単独の姿勢としては、上向き、下向き、あるいは、移動方向に表面が向いているか否かなどがある。相対的姿勢としては、情報処理装置に携帯端末の表面が向いているか否か、などがある。通信モードは、たとえば、送信モードと受信モードとの切り替え、送信モードと通信禁止モードとの切り替え、受信モードと通信禁止モードとの切り替えなどがある。姿勢を3種類以上に区別する場合は、通信モードを3種類以上に切り替えも良い。たとえば、第1姿勢では送信モード、第2姿勢では受信モードと、他の姿勢では通信禁止モード、としてもよい。
[18]前記姿勢検知部によって検知された姿勢が第1姿勢の場合は、前記携帯端末と前記情報処理装置との間の通信モードを、前記携帯端末から前記情報処理装置へデータを送信する送信モードにする
ことを特徴とする[17]に記載のデータ通信システム。
上記発明では、携帯端末が第1姿勢の場合、自機から情報処理装置へデータを送信する送信モードになる。第1姿勢以外の姿勢での通信モードは適宜に設定すればよく、たとえば、受信モードとしても、通信禁止モードとしてもよい。
[19]前記姿勢検知部によって検知された姿勢が第2姿勢の場合は、前記携帯端末と前記情報処理装置との間の通信モードを、前記情報処理装置から送信されたデータを前記携帯端末が受信する受信モードにする
ことを特徴とする[17]または[18]に記載のデータ通信システム。
上記発明では、携帯端末が第2姿勢の場合、情報処理装置から送信されたデータを自機が受信する受信モードになる。第2姿勢以外の姿勢での通信モードは適宜に設定すればよく、たとえば、送信モードとしても、通信禁止モードとしてもよい。
[20]前記携帯端末は、前記姿勢検知部で検知した自機の姿勢を示す姿勢情報を前記情報処理装置に送信し、
前記情報処理装置は、前記携帯端末から受信した前記姿勢情報に基づいて通信モードを決定し、この決定した通信モードを前記携帯端末に送信し、
前記情報処理装置と前記携帯端末が共に、前記決定した通信モードに切り替わる
ことを特徴とする[17]乃至[19]のいずれか1つに記載のデータ通信システム。
上記発明では、携帯端末の姿勢情報を携帯端末から情報処理装置に送り、情報処理装置が携帯端末の姿勢から通信モードを決定する。この通信モードは携帯端末に通知される。これにより、携帯端末と情報処理装置とが同じ通信モードで動作する。
[21]前記携帯端末が前記情報処理装置に所定条件下で近づく変位または所定条件下で遠ざかる変位が検出されたとき、前記携帯端末と前記情報処理装置との間でデータ通信を行う
ことを特徴とする[17]乃至[20]のいずれか1つに記載のデータ通信システム。
上記発明では、近づく変位あるいは遠ざかる変位を起因にデータ通信を開始する。所定条件は、近づく変位あるいは遠ざかる変位が情報処理装置の一定距離以内で生じていること、一定スピード以上での近づきや遠ざかりであることなど、任意の加重条件でよい。
[22]前記第1姿勢は、前記携帯端末の表面が前記情報処理装置を向く姿勢である
ことを特徴とする[18]に記載のデータ通信システム。
上記発明では、携帯端末の表面が情報処理装置を向く第1姿勢のとき、携帯端末から情報処理装置へデータを送信する送信モードになる。携帯端末の表面に表示されているデータを情報処理装置に送る場合、送る情報を相手方に向けることは人間の感性に合致しており、人の自然な動作で送信モードを指定することができる。
[23]前記情報処理装置は、表示部を備える、もしくは、表示部が接続されており、前記携帯端末から送信されたデータを受信するとき、その受信状況を前記表示部に表示する
ことを特徴とする[17]乃至[22]のいずれか1つに記載のデータ通信システム。
上記発明では、携帯端末からデータを受信する際の受信状況が情報処理装置の表示部に表示される。受信内容を受信側で確認することができる。
[24]前記第2姿勢は、前記携帯端末の裏面が前記相手機を向く姿勢である
ことを特徴とする[19]に記載のデータ通信システム。
上記発明では、携帯端末の裏面が情報処理装置を向く第2姿勢のとき、情報処理装置からのデータを携帯端末が受信する受信モードになる。情報処理装置から受信した情報が携帯端末の表面に表示されるような場合、受信した情報の表示される携帯端末の表面を自分の方に向けることは人間の感性に合致しており、人の自然な動作で受信モードを指定することができる。
[25]前記携帯端末は、自機の表面に第2表示部を備え、前記情報処理装置から送信されたデータを受信するとき、その受信状況を前記第2表示部に表示する
ことを特徴とする[17]乃至[24]のいずれか1つに記載のデータ通信システム。
上記発明では、情報処理装置から携帯端末がデータを受信する際の受信状況が携帯端末の表示部に表示される。受信内容を受信側で確認することができる。
[26]前記姿勢検知部は、前記携帯端末に設けられたカメラが撮影した画像から前記携帯端末の姿勢を検知する
ことを特徴とする[17]乃至[25]のいずれか1つに記載のデータ通信システム。
上記発明では、カメラの撮影画像に写っているものを解析することで、携帯端末の姿勢を判別する。たとえば、情報処理装置が写っていれば、カメラが情報処理装置側を向いていることがわかり、携帯端末の姿勢を識別することができる。
[27]通信部と、
通信モードの選択操作を受ける選択スイッチと、
相手機との距離を検知する距離検知部と、
を備え、
自機と前記相手機とが所定条件下で近づく変位または所定条件下で遠ざかる変位を検出したとき、前記選択スイッチにより選択された通信モードで前記相手機とデータ通信する
ことを特徴とする携帯端末。
上記発明および下記[29]に記載の発明では、携帯端末に設けた選択スイッチにより通信モードを選択し、携帯端末を所定条件下で相手機に近づけるあるいは遠ざける動作を行うと、選択スイッチで指定された通信モードでの通信が行われる。
[28]前記選択スイッチは、自機から前記相手機にデータを送信する送信モード、前記相手機が送信したデータを自機が受信する受信モード、のいずれかを選択する
ことを特徴とする[27]に記載の携帯端末。
[29]通信部と、通信モードの選択操作を受ける選択スイッチと、相手機との距離を検知する距離検知部とを備えた携帯端末を、
自機と前記相手機とが所定条件下で近づく変位または所定条件下で遠ざかる変位を検出したとき、前記選択スイッチにより選択された通信モードで前記相手機とデータ通信するように動作させる
ことを特徴とするプログラム。
[30]前記選択スイッチは、自機から前記相手機にデータを送信する送信モード、前記相手機が送信したデータを自機が受信する受信モード、のいずれかを選択する
ことを特徴とする[29]に記載のプログラム。
[31]携帯端末と、所定の場所に設置されて前記携帯端末と通信する情報処理装置と、前記携帯端末と前記情報処理との距離を測定する距離測定部とを有するデータ通信システムであって、
前記携帯端末は通信モードの選択操作を受ける選択スイッチを備え、
前記携帯端末と前記情報処理装置とが所定条件下で近づく変位または所定条件下で遠ざかる変位を検出したとき、前記携帯端末の前記選択スイッチにより選択された通信モードにて前記情報処理装置と前記携帯端末との間でデータ通信する
ことを特徴とするデータ通信システム。
上記発明では、携帯端末に設けた選択スイッチにより通信モードを選択し、携帯端末を所定条件下で情報処理装置に近づけるあるいは遠ざける動作を行うと、選択スイッチで指定された通信モードで情報処理装置と携帯端末との間の通信が行われる。
[32]前記選択スイッチは、前記携帯端末から前記情報処理装置にデータを送信する送信モード、前記情報処理装置が送信したデータを前記携帯端末が受信する受信モード、のいずれかを選択する
ことを特徴とする[31]に記載のデータ通信システム。
本発明に係る携帯端末、そのプログラム、データ通信システムによれば、特別な操作を行う、携帯端末の姿勢により携帯端末と相手機との間の通信モードを指定することができる。
本発明に係るデータ通信システムを適用した電子会議システムの構成例を示す説明図である。 本発明の実施の形態に係るデータ通信システムに含まれる携帯端末の構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態に係るデータ通信システムに含まれる制御装置の構成を示すブロック図である。 携帯端末から制御装置へ送信する場合の表示部の表示例を示す説明図である。 制御装置からのデータを携帯端末が受信する場合の表示部の表示例を示す説明図である。 認識した通信モードを確認するメッセージの表示例を示す説明図である。 携帯端末の姿勢によって送受信を区別してデータ通信する場合の携帯端末の動作を示す流れ図である。 携帯端末の姿勢によって送受信を区別してデータ通信する場合の制御装置の動作を示す流れ図である。 携帯端末の姿勢で送受信を区別しかつ近づける動作を起因にデータ通信を開始する場合の制御装置の動作を示す流れ図である。 携帯端末のスイッチ操作によって送受信を区別し近づける動作を起因にデータ通信を開始する場合の携帯端末の動作を示す流れ図である。 携帯端末のスイッチ操作によって送受信を区別し近づける動作を起因にデータ通信を開始する場合の制御装置の動作を示す流れ図である。 携帯端末Aの姿勢に基づき、携帯端末Aから携帯端末Bへデータを送信する場合の動作を示す流れ図である。 携帯端末Aの姿勢に基づき、携帯端末Aが携帯端末Bからのデータを受信する場合の動作を示す流れ図である。
以下、図面に基づき本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本発明に係るデータ通信システムを適用した電子会議システム5の構成例を示している。電子会議システム5は、会議参加者各自が使用する携帯端末10と、会議参加者が囲むテーブル2の上などに設置される制御装置30と、会議参加者が共通に閲覧する共有表示装置7で構成される。共有表示装置7には、たとえば、大型のディスプレイやプロジェクタが使用される。
電子会議システム5は、外部のサーバや制御装置30の内部に保存されている資料などを共有表示装置7に表示したり、会議参加者が携帯端末10に入力したメモ書きやアイデアを付箋のように共有表示装置7に表示したり、共有表示装置7に表示されている情報を携帯端末10に取り込んで個人で修正検討するなど、会議における情報共有を支援する。
制御装置30は、共有表示装置7の表示、各携帯端末10とのデータの送受信などを制御する。制御装置30と各携帯端末10との間では無線通信によりデータが送受信される。
電子会議システム5では、携帯端末10の表面(表示部やタッチパネルのある側)を制御装置30に向けた姿勢のとき、携帯端末10から制御装置30へデータを送信する送信モードになり、携帯端末10の裏面を制御装置30に向けた姿勢のとき、携帯端末10が制御装置30から送られてくるデータを受信する受信モードになるようになっている。
図2は、携帯端末10の構成を示すブロック図である。携帯端末10は、表示部11と、操作入力部12と、通信部13と、姿勢検知部14と、外部メモリ接続部15とを制御部16に接続して構成される。携帯端末10の動作を統括制御する制御部16は、CPU(Central Processing Unit)17、FlashROM(Read Only Memory)18、メモリ19などを主要部として構成される。
表示部11は液晶ディスプレイなどで構成される。操作入力部12は、表示部11の画面上に設けられ、画面上でのペンなどの接触位置を検出するタッチパネルのほか、各種の操作スイッチで構成される。操作入力部12はタッチパネルからユーザの手書きによる文字、図形などの入力を受ける。
ここでは、表示部11の画面上の入力エリアに入力され表示されている文字や図形などを入力エリア単位に1つのパーツとして扱う。入力エリアは、たとえば、予め設定されたエリア全体としたり、ユーザが任意に指定したエリアとすることができる。
携帯端末10は薄型箱形状を成しており、表示部11や操作入力部12はその表面に配置され、裏面には表示部はない。なお、表面の定義は以下とする。手書き文字の入力や情報表示などを行うための表示部11や操作入力部12を備える方の面を表面とする。表裏面に表示部を有する構成の場合は、より大きい表示画面の表示部を有する方の面を表面とする。
姿勢検知部14は、当該携帯端末10の姿勢状態を検知する。姿勢検知の方法は公知の任意の方式でよい。たとえば、加速度計などを用いて姿勢検知する。ここでは、携帯端末10の表面や裏面がどの方向を向いているかを検知する。姿勢検知部14は当該携帯端末10の姿勢状態を示す姿勢情報を出力する。姿勢のほか、携帯端末10を制御装置30に近づける際の移動速度などを検知してもよい。
通信部13は、無線通信により制御装置30やネットワークに接続された他の機器と通信する機能を果たす。たとえば、通信部13を通じて携帯端末10から制御装置30へパーツ情報や姿勢検知部14から得た姿勢情報を送信する。また、制御装置30から送信されてくるパーツ情報を受信したり、制御装置30から通信要求を受信したりする。
電子会議システム5で扱う画像データはパーツ単位で構成されており、画像データを携帯端末10と制御装置30との間で送受信する場合、パーツ単位での送受信が基本となる。ただし、データ量が大きい場合は、一旦圧縮してまとめて送受信することもある。携帯端末10が制御装置30からパーツ単位でデータを受信している場合、その受信データや通信状態を順次、表示部11に表示する。圧縮されたデータを受信している場合は、展開しながら順次表示するようになっている。
制御部16のFlashROM18は、電源をオフしてもその記憶内容が保持される書き換え可能なメモリである。FlashROM18には、各種プログラムやデータが格納され、CPU17がこれらのプログラムに従って各種の処理を実行することで携帯端末10として各機能が実現される。また、携帯端末10に対して設定された各種の設定値なども記憶される。メモリ19はCPU17がプログラムを実行する際に各種のデータを一時的に格納するワークメモリや表示データを一時記憶するメモリとして使用される。
外部メモリ接続部15には、SD(Secure Digital)メモリカードなどが着脱可能に接続される。装着されたSDメモリカードには、たとえば、パーツ関連のデータが保存される。
図3は、制御装置30の構成を示すブロック図である。制御装置30は、表示部31と、操作入力部32と、通信部33と、距離検知部34と、外部メモリ接続部35と表示制御部36とを制御部37に接続して構成される。制御装置30の動作を統括制御する制御部37は、CPU38、FlashROM39、メモリ40などを主要部として構成される。
表示部31は液晶ディスプレイなどで構成される。操作入力部32は、表示部31の画面上に設けられ、画面上でのペンなどの接触位置を検出するタッチパネルのほか、各種の操作スイッチで構成される。操作入力部32はタッチパネルからユーザの電子会議システム5に対する各種設定操作を受け付ける。
制御装置30は、薄型箱形状を成しており、テーブル2の中央などに表示部31および操作入力部32のある面(表面)を上にして設置される。
距離検知部34は、制御装置30と各携帯端末10との間の距離を検知する。距離の検知方式は公知の任意でよい。ここでは、携帯端末10が20cm程度の距離に近づいたとき、この携帯端末10と制御装置30との間でデータ通信を行うようになっている。
通信部33は、無線通信により携帯端末10やネットワークに接続された機器などと通信する機能を果たす。たとえば、携帯端末10から送信されてくるパーツ情報を受信したり、制御装置30から携帯端末10へ通信要求やパーツ情報を送信したりする。制御装置30が携帯端末10からパーツ単位でデータを受信している場合、その受信データや通信状態を順次、表示部31に表示する。圧縮されたデータを受信している場合は、展開しながら順次表示するようになっている。
外部メモリ接続部35には、SDメモリカードなどが着脱可能に接続される。装着されたSDメモリカードには、たとえば、パーツ関連のデータやプロジェクトのデータなどが保存される。表示制御部36は、共有表示装置7の表示を制御する。
制御部37のFlashROM39は、電源をオフしてもその記憶内容が保持される書き換え可能なメモリである。FlashROM39には、各種プログラムやデータが格納され、CPU38がこれらのプログラムに従って各種の処理を実行することで制御装置30として各機能が実現される。また、制御装置30に対して設定された各種の設定値なども記憶される。メモリ40はCPU38がプログラムを実行する際に各種のデータを一時的に格納するワークメモリや表示データを一時記憶するメモリとして使用される。
図4は、携帯端末10から制御装置30へデータを送信する送信モードでデータを送信する際の通信状況の表示例を示している。電子会議システム5では、携帯端末10の表面を制御装置30に向けると送信モードになるので、送信モードでは、携帯端末10を持っているユーザは、携帯端末10の表面にある表示部11の表示は見えない。また、通信状況は受信側での受信状況を示すことが望ましい。そこで、送信モードでは制御装置30の表示部31に通信状況を表示する。本例では、制御装置30の表示部31に、制御装置30が認識した通信モード(送信モード)の通知51、通信の進捗状況として送信途中の画像データの表示52、送信完了の通知53などを表示する。なお、送信モードにおいて携帯端末10の表示部11に同様の表示を行ってもよい。
図5は、制御装置30からのデータを携帯端末10が受信する受信モードでの通信状況の表示例を示している。電子会議システム5では、携帯端末10の裏面を制御装置30に向けると受信モードになるので、携帯端末10を持っているユーザは、受信モードでは自己の携帯端末10の表面にある表示部11を見ることができる。また、通信状況は受信側での受信状況を示すことが望ましい。そこで、受信モードでは携帯端末10の表示部11に通信状況を表示する。本例では、受信モードで通信する場合には、認識した通信モード(受信モード)の通知61、通信の進捗状況として受信途中の画像データの表示62、受信完了の通知63などを携帯端末10の表示部11に表示する。なお、受信モードでは制御装置30の表示部31の表示もユーザに見えるので、制御装置30の表示部31にも同様の表示を行ってもよい。
このほか、携帯端末10の姿勢に基づいて認識した通信モードを制御装置30や携帯端末10に表示し、その認識した通信モードで通信してよいか否かをユーザに確認するようにしてもよい。図6(a)は、送信モードと認識した場合に、制御装置30の表示部31に表示される確認メッセージを、図6(b)は、受信モードと認識した場合に、携帯端末10の表示部11に表示される確認メッセージを示している。なお、通信モードの確認においては、認識した通信モードが誤っている場合があることを想定し、携帯端末10の表示部11と制御装置30の表示部31の双方に確認メッセージを表示するように構成してもよい。
次に、電子会議システム5の携帯端末10および制御装置30の各動作を流れ図に基づいて説明する。データの送受信動作には複数タイプがあり、それぞれのタイプについて説明する。
<タイプ1>
タイプ1は、携帯端末10の姿勢により送受信を区別して通信するタイプの動作である。図7は、タイプ1の場合における携帯端末10の動作を示す流れ図である。この処理は、ステップS405からステップS401に戻って繰り返し実行される。
携帯端末10の姿勢検知部14は常時、携帯端末10の姿勢を検出する。携帯端末10は、姿勢検知部14が当該携帯端末10の姿勢の変化を検出すると(ステップS402;Yes)、変化後の姿勢を示す姿勢データを収集し(ステップS403)、この姿勢データを制御装置30に送信して(ステップS404)、一旦処理を終了する(ステップS405)。
姿勢の変化が検出されない場合は(ステップS402;No)、制御装置30から通信要求があったか否かをチェックする(ステップS410)。通信要求があった場合は(ステップS410;Yes)、その通信要求が送信要求か否かを調べる(ステップS411)。送信要求であった場合は(ステップS411;Yes)、送信対象のデータを準備し(ステップS412)、準備完了後にそのデータを制御装置30に対して送信し(ステップS413)、一旦処理を終了する(ステップS405)。
受信要求であった場合は(ステップS411;No)、データの受信準備をする(ステップS421)。そして、制御装置30からのデータを受信して(ステップS422)、一旦処理を終了する(ステップS405)。
通信要求が無い場合は(ステップS410;No)、表示要求の受信を確認し(ステップS423)、表示要求を受信しなければ(ステップS423;No)、一旦処理を終了する(ステップS405)。
表示要求を受信した場合は(ステップS423;Yes)、受信データの途中状況(図5の表示62)を携帯端末10の表示部11に表示して(ステップS424)、一旦処理を終了する(ステップS405)。
なお、表示要求の有無にかかわらず。データ受信準備を開始する際には携帯端末10の表示部11に、認識した通信モード(受信モード)の通知61(図5参照)を表示し、受信完了時には表示部11に受信完了の通知63を表示する。
図8は、携帯端末10の姿勢により送信モードか受信モードかを決定して通信するタイプ1の場合における制御装置30の動作を示す流れ図である。この処理は、ステップS460からステップS451に戻って繰り返し実行される。
制御装置30は、携帯端末10から姿勢データが送られて来るか否かをチェックし(ステップS452)、姿勢データが送られて来ない場合は(ステップS452;No)、ステップS460へ移行して一旦処理を終了する。
姿勢データが送られて来ると(ステップS452;Yes)、その姿勢データを受信し(ステップS453)、受信した姿勢データから、携帯端末10の表面が当該制御装置30を向いている姿勢か否かを判断する(ステップS454)。
携帯端末10の表面が当該制御装置30側を向いているときは(ステップS454;Yes)、通信モードを送信モードとし、携帯端末10に対して送信要求を含む通信要求(送信要求情報)を送信する(ステップS455)。その後、携帯端末10からのデータを受信するための準備を行い(ステップS456)、携帯端末10からのデータを受信する(ステップS457)。
この受信の開始時に表示設定の内容を確認し(ステップS458)、通信の進捗状況を表示する表示設定が成されていない場合は(ステップS458;No)、受信が完了すると、一旦処理を終了する(ステップS460)。通信の進捗状況を表示する表示設定が成されている場合は(ステップS458;Yes)、受信データの途中状況(図4の表示52)を制御装置30の表示部31に表示し(ステップS459)、受信が完了すると、一旦処理を終了する(ステップS460)。
なお、表示設定の有無にかかわらず、データの受信準備を開始する際に制御装置30の表示部31に、制御装置30で認識した通信モードが送信モードである旨の通知51(図4参照)を表示し、また携帯端末10からのデータの受信完了時には表示部31に送信完了の通知53を表示する。
携帯端末10の裏面が当該制御装置30側を向いているときは(ステップS454;No)、携帯端末10に対して、受信要求を含む通信要求(受信要求情報)を送信する(ステップS461)。その後、携帯端末10へデータを送信するための準備を行い(ステップS462)、制御装置30から携帯端末10へデータを送信する(ステップS463)。
送信開始後、通信の進捗状況を表示する表示設定が成されているか否かを調べ(ステップS464)、表示設定がなされていない場合は(ステップS464;No)、一旦処理を終了する(ステップS460)。表示設定がなされている場合は(ステップS464;Yes)、通信の進捗状況の表示要求を携帯端末10に対して送信して(ステップS465)、一旦処理を終了する(ステップS460)。
<タイプ2>
タイプ2は、携帯端末10の姿勢で送受信を区別し、かつ、携帯端末10を制御装置30に近づける動作を起因に通信を開始するタイプの動作である。タイプ2における携帯端末10の動作は図7に示すタイプ1の場合と同一でありその説明は省略する。
図9は、タイプ2の場合における制御装置30の動作の流れを示している。この処理は、ステップS530からステップS501に戻って繰り返し実行される。
制御装置30は、制御装置30と携帯端末10とが近づいているか否かを調べ(ステップS502)、距離が近づいていない場合は(ステップS502;No)、ステップS530へ移行して一旦処理を終了する。
距離が近づいている場合は(ステップS502;Yes)、距離検知部34から携帯端末10と制御装置30との間の距離を示す距離データを入手する(ステップS503)。さらに、携帯端末10から姿勢データが送られて来たか否かをチェックし(ステップS504)、姿勢データが送られて来ない場合は(ステップS504;No)、ステップS506へ移行する。
姿勢データが送られて来た場合は(ステップS504;Yes)、姿勢データを受信して入手し、これを携帯端末10の現在の姿勢として登録して(ステップS505)、ステップS506へ移行する。
ステップS506では、ステップS503で入手した距離データが、予め設定されている送受信開始判断距離(たとえば20cm)以下であるか否かを調べる。送受信開始判断距離以下でない場合は(ステップS506;No)、一旦処理を終了する(ステップS530)。
距離データが送受信開始判断距離以下の場合は(ステップS506;Yes)、携帯端末10の現在姿勢として登録されている姿勢データから携帯端末10の表面が当該制御装置30側を向いているか否かを判断する(ステップS507)。
携帯端末10の表面が当該制御装置30側を向いているときは(ステップS507;Yes)、通信モードを送信モードとし、携帯端末10に対して送信要求を含む通信要求(送信要求情報)を送信する(ステップS508)。その後、携帯端末10からのデータを受信するための準備を行い(ステップS509)、携帯端末10からのデータを受信する(ステップS510)。
この受信の開始時に表示設定の内容を確認し(ステップS511)、通信の進捗状況を表示する表示設定が成されていない場合は(ステップS511;No)、受信が完了すると、一旦処理を終了する(ステップS530)。通信の進捗状況を表示する表示設定が成されている場合は(ステップS511;Yes)、受信データの途中状況(図4の表示52)を制御装置30の表示部31に表示し(ステップS512)、受信が完了すると、一旦処理を終了する(ステップS530)。なお、表示設定の有無にかかわらず、データ受信準備を開始する際に制御装置30の表示部31に、制御装置30で認識した通信モードが送信モードである旨の通知51(図4参照)を表示し、また携帯端末10からのデータの受信完了時には表示部31に送信完了の通知53を表示する。
携帯端末10の裏面が当該制御装置30側を向いているときは(ステップS507;No)、携帯端末10に対して、受信要求を含む通信要求(受信要求情報)を送信する(ステップS521)。その後、携帯端末10へデータを送信するための準備を行い(ステップS522)、制御装置30から携帯端末10へデータを送信する(ステップS523)。
送信開始後、通信の進捗状況を表示する表示設定が成されているか否かを調べ(ステップS524)、表示設定がなされていない場合は(ステップS524;No)、一旦処理を終了する(ステップS530)。表示設定がなされている場合は(ステップS524;Yes)、通信の進捗状況の表示要求を携帯端末10に対して送信して(ステップS525)、一旦処理を終了する(ステップS530)。
このように、上記タイプ1およびタイプ2の動作では、携帯端末10の姿勢、すなわち、携帯端末10の表面が制御装置30側を向いている場合は携帯端末10から制御装置30へデータを送信する送信モードになり、携帯端末10の裏面が制御装置30を向いているときは制御装置30から送信されるデータを携帯端末10で受信する受信モードになるので、送受信を切り替えるための特別の操作なしにユーザの送受信の意図を確認でき、操作性が向上する。また、表示部11に表示されているデータを送るときにそのデータの表示されている表示部11を相手機側に向けることは人間の感性に沿った動作なので、ユーザの意図をする動作を、自然な動作に基づいて送受信を区別することができる。
また、送信モードでは、携帯端末10の表示部11が制御装置30側を向いているのでユーザは表示部11を見ることができないが、制御装置30の表示部31に送信状況等を表示するので、制御装置30が送受信の区別を的確に認識して処理しているかどうかを携帯端末10のユーザは容易に確認することができ、送受信の失敗を減らすことができる。また、制御装置30の表示部31に送信内容や送信の完了を表示するので、携帯端末10には送信完了を表示する必要がなく、携帯端末10側で送信完了を確認しなくて済み、通信手順を簡略化することができる。
また受信モードでは、携帯端末10の表示部11が携帯端末10のユーザ側を向いているので、受信内容な受信完了などの状況を表示部11に表示することで、ユーザは受信内容や受信状況をリアルタイムにかつ容易に確認することができる。
また、所定距離内に近づくという動作を契機に送受信動作を開始するタイプ2では、ユーザのデータ送受信の意図をより正確に判断することができる。
<タイプ3>
タイプ3は、携帯端末10に設けたスイッチ操作によって送受信を区別し、携帯端末10を制御装置30に近づける動作を起因に通信を開始するタイプの動作である。
図10は、タイプ3における携帯端末10の動作を示す流れ図である。この処理は、ステップS605からステップS601に戻って繰り返し実行される。
携帯端末10は、送信モードとするか受信モードとするかを指定するためのスイッチを有している。携帯端末10は、このスイッチの変化を検出すると(ステップS602;Yes)、変化後のスイッチの状態を示すSWデータを収集し(ステップS603)、このSWデータ変化を制御装置30に送信し通知して(ステップS604)、一旦処理を終了する(ステップS605)。
スイッチの変化が検出されない場合は(ステップS602;No)、制御装置30からSW変化要求を受信したか否かを調べる(ステップS611)。SW変化要求を受信した場合は(ステップS611;Yes)、現在のスイッチの状態(SWデータ変化)を制御装置30に通知して(ステップS612)
、一旦処理を終了する(ステップS605)。
制御装置30からSW変化要求を受信しない場合は(ステップS611;No)、制御装置30から通信要求があったか否かをチェックする(ステップS621)。通信要求があった場合は(ステップS621;Yes)、その通信要求が送信要求か否かを調べる(ステップS622)。送信要求であった場合は(ステップS622;Yes)、送信対象のデータを準備し(ステップS623)、準備完了後にそのデータを制御装置30に対して送信して(ステップS624)、一旦処理を終了する(ステップS605)。
受信要求であった場合は(ステップS622;No)、データの受信準備をする(ステップS631)。そして、制御装置30からのデータを受信して(ステップS632)、一旦処理を終了する(ステップS605)。
通信要求が無い場合は(ステップS621;No)、表示要求の受信を確認し(ステップS641)、表示要求を受信しなければ(ステップS641;No)、一旦処理を終了する(ステップS605)。
表示要求を受信した場合は(ステップS641;Yes)、受信データの途中状況(図5の表示62)を携帯端末10の表示部11に表示して、一旦処理を終了する(ステップS605)。
なお、表示要求の有無にかかわらず。データ受信準備を開始する際に携帯端末10の表示部11に、認識した通信モード(受信モード)の通知61(図5参照)を表示し、受信完了時には表示部11に受信完了の通知63を表示する。
図11は、タイプ3の場合における制御装置30の動作の流れを示している。この処理は、ステップS680からステップS651に戻って繰り返し実行される。
制御装置30は、制御装置30と携帯端末10との距離が近づいているか否かを調べ(ステップS652)、距離が近づいていない場合は(ステップS652;No)、ステップS680へ移行して一旦処理を終了する。
距離が近づいている場合は(ステップS652;Yes)、距離検知部34から携帯端末10と制御装置30との間の距離を示す距離データを入手する(ステップS653)。さらに、携帯端末10からSWデータ変化通知が送られて来たか否かをチェックし(ステップS654)、SWデータ変化通知が送られて来ない場合は(ステップS654;No)、ステップS656へ移行する。
SWデータ変化通知が送られて来た場合は(ステップS654;Yes)、SW変化要求を携帯端末10に対して送信し、その携帯端末10からスイッチの状態を示す情報を入手し、これを現在のスイッチ状態として登録し(ステップS655)、ステップS656へ移行する。
ステップS656では、ステップS653で入手した距離データが、予め設定されている送受信開始判断距離(たとえば20cm)以下であるか否かを調べる。送受信開始判断距離以下でない場合は(ステップS656;No)、一旦処理を終了する(ステップS680)。
距離データが送受信開始判断距離以下の場合は(ステップS656;Yes)、登録されている携帯端末10の現在のスイッチ状態が送信モード(送信SW)か否かを判断する(ステップS657)。
送信モード(送信SW)の場合は(ステップS657;Yes)、通信モードを送信モードとし、携帯端末10に対して送信要求を含む通信要求(送信要求情報)を送信する(ステップS658)。その後、携帯端末10からのデータを受信するための準備を行い(ステップS659)、携帯端末10からのデータを受信する(ステップS660)。
この受信の開始時に表示設定の内容を確認し(ステップS661)、通信の進捗状況を表示する表示設定が成されていない場合は(ステップS661;No)、受信が完了すると、一旦処理を終了する(ステップS680)。通信の進捗状況を表示する表示設定が成されている場合は(ステップS661;Yes)、受信データの途中状況(図4の表示52)を制御装置30の表示部31に表示し(ステップS662)、受信が完了すると、一旦処理を終了する(ステップS680)。なお、表示設定の有無にかかわらず、データ受信準備を開始する際に制御装置30の表示部31に、制御装置30で認識した通信モードが送信モードである旨の通知51(図4参照)を表示し、また携帯端末10からのデータの受信完了時には表示部31に送信完了の通知53を表示する。
携帯端末10の現在のスイッチ状態が受信モード(受信SW)の場合は(ステップS657;No)、携帯端末10に対して、受信要求を含む通信要求(受信要求情報)を送信する(ステップS671)。その後、携帯端末10へデータを送信するための準備を行い(ステップS672)、制御装置30から携帯端末10へデータを送信する(ステップS673)。
送信開始後、通信の進捗状況を表示する表示設定が成されているか否かを調べ(ステップS674)、表示設定がなされていない場合は(ステップS674;No)、一旦処理を終了する(ステップS680)。表示設定がなされている場合は(ステップS674;Yes)、通信の進捗状況の表示要求を携帯端末10に対して送信して(ステップS675)、一旦処理を終了する(ステップS680)。
このように、上記タイプ3の動作では、携帯端末10のスイッチ操作によって送受信を区別し、携帯端末10が制御装置30に一定以上近づいた場合に通信を開始する。所定距離内に近づくという動作を契機に送受信動作を開始するので、ユーザの通信開始の意図をユーザの自然な動作を通じて確認することができる。
また、送信モードでは、制御装置30の表示部31に送信状況等を表示するので、制御装置30が送受信の区別を的確に認識して処理しているかどうかを携帯端末10のユーザは容易に確認することができ、送受信の失敗を減らすことができる。また、制御装置30の表示部31に送信内容や送信の完了を表示するので、携帯端末10には送信完了を表示する必要がなく、携帯端末10側で送信完了を確認する必要がなく、通信手順を簡略化することができる。
また受信モードでは、携帯端末10の表示部11に受信内容や受信完了などの状況を表示することで、ユーザは受信内容や受信状況をリアルタイムにかつ容易に確認することができる。
次に、姿勢検知の変形例を示す。
姿勢検知部14は、携帯端末10に搭載されたカメラが撮影する画像を解析することで携帯端末10の姿勢を検知してよい。たとえば、携帯端末10の表面に該表面が臨む方向を撮影するカメラを搭載しておき、このカメラの撮影画像に制御装置30が写っている場合は、携帯端末10の表面が制御装置30を向いていると判断する。また、制御装置30が写っていない場合、あるいはユーザが写っている場合は、携帯端末10の裏面が制御装置30側を向いていると判断する。また、制御装置30に特別なマークを付しておけば、そのマークの有無で携帯端末10の表面が制御装置30側を向いているか否かを判断することができる。
カメラは制御装置30に搭載してもかまわない。制御装置30に搭載した場合、テーブル2の全周を撮影範囲とすることが望ましい。近くに写っている携帯端末10がある場合に、その携帯端末10の表面が写っているか裏面が写っているかを画像形成によって判別すればよい。また、携帯端末10に表面と裏面の少なくとも一方に特別な識別マークを付けておれば、そのマークの有無で表裏を判断することができる。
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。
第1の実施の形態では、携帯端末10と制御装置30との間でデータ通信を行う電子会議システム5を例に説明したが、電子会議システム5に限らず、携帯端末10と任意の相手機との間でデータを通信する場合にも本発明は適用される。第2の実施の形態は、2台の携帯端末10間でデータを送受信する場合である。
第2の実施の形態に係る携帯端末10の構成は第1の実施の形態と同一である。
携帯端末10は、自機の姿勢から自機の表面が相手機(他方の携帯端末10)を向いているか否かを判別し、自機の表面が相手機側を向いているときは、自機と相手機との間の通信モードを、自機から相手機へデータを送信する送信モードにする。一方、自機の裏面が相手機側を向いているときは、自機と相手機との間の通信モードを、相手機からのデータを自機が受信する受信モードにする。
自機の表面が相手機側を向いているか否かは、たとえば、携帯端末10の表面にカメラを搭載した場合は、前述のようにそのカメラの撮影画像に相手機が写っているか否かによって判別することができる。この場合、携帯端末10を相手機の一定距離範囲内に近づけることを通信の開始の契機としてもよいし、たとえば、通信開始スイッチの操作を通信開始の契機としてもよい。
また、通信するときは携帯端末10を相手機に一定以上のスピードで近づけるという使い方を規定する場合においては、一定以上のスピードで自機が移動した場合の移動方向を加速度計などで検出して自機の移動方向を認識する。そして、その認識した移動方向が自機の表面の臨む方向の場合は、自機の表面が相手機側を向いていると判断することができ、検出された移動方向が自機の裏面が臨む方向の場合は、裏面が相手機側を向いていると判断することができる。
図12は、送信モードの場合の通信手順を示している。ここでは、携帯端末Aから携帯端末Bにデータを送信するものとする。携帯端末Aは、通信開始の契機となる事象(スイッチ操作や一定以上のスピードでの移動)が発生すると(ステップS701)、自機の姿勢から送信モードと受信モードを判別する(ステップS702)。送信モードと判別したときは(ステップS703)、相手機(携帯端末)Bに対してデータの受信要求を送信する(ステップS704)。
携帯端末Bは携帯端末Aから受信要求を受信すると(ステップS711)、携帯端末Aからのデータを受信するための準備を整え、受信準備が完了すると、受信準備完了通知を携帯端末Aに対して送信する(ステップS712)。
受信準備完了通知を受けた携帯端末Aは、送信すべきデータを携帯端末Bに対して送信して(ステップS705)処理を終了する。携帯端末Bは、携帯端末Aから送られてくるデータを受信して(ステップS713)処理を終了する。
図13は受信モードの場合の通信手順を示している。図12と同一処理には同一のステップ番号を付してある。携帯端末Aは、通信開始の契機となる事象(スイッチ操作や一定以上のスピードでの移動)が発生すると(ステップS701)、自機の姿勢から送信モードと受信モードを判別する(ステップS702)。受信モードと判別したときは(ステップS723)、相手機(携帯端末)Bに対してデータの送信要求を送信すると共に、自機は相手機からのデータの受信を待つ体制に入る(ステップS724)。
携帯端末Bは携帯端末Aから送信要求を受信すると(ステップS731)、携帯端末Aに送信すべきデータを整えて、そのデータを携帯端末Aに対して送信し(ステップS732)、送信完了により処理を終了する。
携帯端末Aは、携帯端末Bから送られてくるデータを受信し(ステップS725)その受信が完了すると処理を終了する。
このように、携帯端末10同士の通信においても、姿勢に基づいて送受信を判別したり、近づく動作によって通信開始を認識したりして通信することができる。
次に、携帯端末10のスイッチによって送受信を区別し、相手機との距離によって通信開始を認識する場合について説明する。
この場合、携帯端末10に、第1の実施の形態の制御装置30に設けた距離検知部34を搭載する。そして携帯端末10が相手機との距離を認識し、一定距離以内に近づいたとき、通信開始タイミングと認識し、そのときのスイッチの状態により、送受信を区別する。区別した後の動作は、図12、図13の場合と同様であり、その説明は省略する。
以上、本発明の実施の形態を図面によって説明してきたが、具体的な構成は実施の形態に示したものに限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれる。
実施の形態では、携帯端末10の姿勢により送信と受信を識別するようにしたが、姿勢による通信モードの切り替えは、送受信に限定されるものではない。たとえば、携帯端末10の姿勢が第1姿勢の場合のみ通信可能とし、その他の姿勢では通信禁止するといった形態でもかまわない。携帯端末10の表面が相手機側を向いている場合は、送信モードとしそれ以外では通信禁止とする、あるいは、携帯端末10の裏面が相手機側を向いている場合は受信モードとし、それ以外では通信禁止とする、といった制御でもかまわない。
また、実施の形態では、携帯端末10が相手機に近づく場合を例に説明したが、遠ざかることを通信開始の契機としてもよい。また、近づく、あるいは遠ざかるに対して、実施の形態では送受信開始判断距離を通信開始の加重要件としたが、これに代えてあるいはこれに加えて、所定スピード以上での近づくことあるいは遠ざかることを加重要件としてもよい。また、送信モードにおいては、携帯端末10の表示部11にデータが表示されていることを、送信モードでの通信開始の加重要件としてもよい。また、受信モードの場合は、携帯端末10の表示部11にデータが表示されていないことを、受信モードでの通信開始の加重要件としてもよい。
実施の形態では、携帯端末10の姿勢として、携帯端末10の表面が相手機を向いている姿勢、裏面が相手機を向いている姿勢を例に説明したが、これらの姿勢に限定されるものではにない。表面が上を向いているか下を向いているか、といった姿勢でもかまわない。たとえば、表面が下を向いているとき送信モードとし、上を向いているとき受信モードとすればよい。
実施の形態では、制御装置30の表示部31に図4の通信状況を表示したが、該通信状況は制御装置に接続される他の表示部に表示してもよいし、共有表示装置7に表示してもよい。
2…テーブル
5…電子会議システム
7…共有表示装置
10…携帯端末
11…表示部
12…操作入力部
13…通信部
14…姿勢検知部
15…外部メモリ接続部
16…制御部
17…CPU
18…FlashROM
19…メモリ
30…制御装置
31…表示部
32…操作入力部
33…通信部
34…距離検知部
35…外部メモリ接続部
36…表示制御部
37…制御部
38…CPU
39…FlashROM
40…メモリ
51…認識した通信モード(送信モード)の通知
52…送信途中の画像データの表示
53…送信完了の通知
61…認識した通信モード(受信モード)の通知
62…通信の進捗状況として受信途中の画像データの表示
63…受信完了の通知

Claims (32)

  1. 通信部と、
    自機の姿勢を検知する姿勢検知部と、
    を備え、
    前記姿勢検知部によって検知された前記姿勢に応じて、相手機と自機との間の通信モードを切り替える
    ことを特徴とする携帯端末。
  2. 前記姿勢検知部によって検知された姿勢が第1姿勢の場合は、前記相手機との間の通信モードを、自機から前記相手機へデータを送信する送信モードにする
    ことを特徴とする請求項1に記載の携帯端末。
  3. 前記姿勢検知部によって検知された姿勢が第2姿勢の場合は、前記相手機との間の通信モードを、前記相手機から送信されたデータを自機が受信する受信モードにする
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の携帯端末。
  4. 自機と前記相手機とが所定条件下で近づく変位または所定条件下で遠ざかる変位が検出されたとき、自機と前記相手機との間でデータ通信を行う
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1つに記載の携帯端末。
  5. 前記第1姿勢は、自機の表面が前記相手機を向く姿勢である
    ことを特徴とする請求項2に記載の携帯端末。
  6. 前記第2姿勢は、自機の裏面が前記相手機を向く姿勢である
    ことを特徴とする請求項3に記載の携帯端末。
  7. 自機の表面に表示部を備え、
    前記相手機から送信されたデータを自機が受信するとき、その受信状況を前記表示部に表示する
    ことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1つに記載の携帯端末。
  8. 前記姿勢検知部は、自機に設けられたカメラが撮影した画像から自機の姿勢を検知する
    ことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1つに記載の携帯端末。
  9. 通信部と、自機の姿勢を検知する姿勢検知部とを備えた携帯端末を、
    前記姿勢検知部によって検知された前記姿勢に応じて、相手機と自機との間の通信モードを切り替えるように動作させる
    ことを特徴とするプログラム。
  10. 前記携帯端末を、
    前記姿勢検知部によって検知された姿勢が第1姿勢の場合は、前記相手機との間の通信モードを、自機から前記相手機へデータを送信する送信モードにするように動作させる
    ことを特徴とする請求項9に記載のプログラム。
  11. 前記携帯端末を、
    前記姿勢検知部によって検知された姿勢が第2姿勢の場合は、前記相手機との間の通信モードを、前記相手機から送信されたデータを自機が受信する受信モードにするように動作させる
    ことを特徴とする請求項9または10に記載のプログラム。
  12. 前記携帯端末を、
    自機と前記相手機とが所定条件下で近づく変位または所定条件下で遠ざかる変位が検出されたとき、自機と前記相手機との間でデータ通信を行うように動作させる
    ことを特徴とする請求項9乃至11のいずれか1つに記載のプログラム。
  13. 前記第1姿勢は、自機の表面が前記相手機を向く姿勢である
    ことを特徴とする請求項9乃至12のいずれか1つに記載のプログラム。
  14. 前記第2姿勢は、自機の裏面が前記相手機を向く姿勢である
    ことを特徴とする請求項9乃至13のいずれか1つに記載のプログラム。
  15. 前記携帯端末はその表面に表示部を備えており、
    前記携帯端末を、
    前記相手機から送信されたデータを自機が受信するとき、その受信状況を前記表示部に表示するように動作させる
    ことを特徴とする請求項9乃至14のいずれか1つに記載のプログラム。
  16. 前記姿勢検知部は、前記携帯端末に設けられたカメラであり、
    前記携帯端末を、
    前記カメラが撮影した画像から自機の姿勢を検知するように動作させる
    ことを特徴とする請求項9乃至15のいずれか1つに記載のプログラム。
  17. 携帯端末と、所定の場所に設置されて前記携帯端末と通信する情報処理装置とを有するデータ通信システムであって、
    前記携帯端末は、
    前記情報処理装置と通信する通信部と、
    自機の姿勢を検知する姿勢検知部と、
    を備え、
    前記姿勢検知部によって検知された前記姿勢に応じて、前記携帯端末と前記情報処理装置との間の通信モードを切り替える
    ことを特徴とするデータ通信システム。
  18. 前記姿勢検知部によって検知された姿勢が第1姿勢の場合は、前記携帯端末と前記情報処理装置との間の通信モードを、前記携帯端末から前記情報処理装置へデータを送信する送信モードにする
    ことを特徴とする請求項17に記載のデータ通信システム。
  19. 前記姿勢検知部によって検知された姿勢が第2姿勢の場合は、前記携帯端末と前記情報処理装置との間の通信モードを、前記情報処理装置から送信されたデータを前記携帯端末が受信する受信モードにする
    ことを特徴とする請求項17または18に記載のデータ通信システム。
  20. 前記携帯端末は、前記姿勢検知部で検知した自機の姿勢を示す姿勢情報を前記情報処理装置に送信し、
    前記情報処理装置は、前記携帯端末から受信した前記姿勢情報に基づいて通信モードを決定し、この決定した通信モードを前記携帯端末に送信し、
    前記情報処理装置と前記携帯端末が共に、前記決定した通信モードに切り替わる
    ことを特徴とする請求項17乃至19のいずれか1つに記載のデータ通信システム。
  21. 前記携帯端末が前記情報処理装置に所定条件下で近づく変位または所定条件下で遠ざかる変位が検出されたとき、前記携帯端末と前記情報処理装置との間でデータ通信を行う
    ことを特徴とする請求項17乃至20のいずれか1つに記載のデータ通信システム。
  22. 前記第1姿勢は、前記携帯端末の表面が前記情報処理装置を向く姿勢である
    ことを特徴とする請求項18に記載のデータ通信システム。
  23. 前記情報処理装置は、表示部を備える、もしくは、表示部が接続されており、前記携帯端末から送信されたデータを受信するとき、その受信状況を前記表示部に表示する
    ことを特徴とする請求項17乃至22のいずれか1つに記載のデータ通信システム。
  24. 前記第2姿勢は、前記携帯端末の裏面が前記相手機を向く姿勢である
    ことを特徴とする請求項19に記載のデータ通信システム。
  25. 前記携帯端末は、自機の表面に第2表示部を備え、前記情報処理装置から送信されたデータを受信するとき、その受信状況を前記第2表示部に表示する
    ことを特徴とする請求項17乃至24のいずれか1つに記載のデータ通信システム。
  26. 前記姿勢検知部は、前記携帯端末に設けられたカメラが撮影した画像から前記携帯端末の姿勢を検知する
    ことを特徴とする請求項17乃至25のいずれか1つに記載のデータ通信システム。
  27. 通信部と、
    通信モードの選択操作を受ける選択スイッチと、
    相手機との距離を検知する距離検知部と、
    を備え、
    自機と前記相手機とが所定条件下で近づく変位または所定条件下で遠ざかる変位を検出したとき、前記選択スイッチにより選択された通信モードで前記相手機とデータ通信する
    ことを特徴とする携帯端末。
  28. 前記選択スイッチは、自機から前記相手機にデータを送信する送信モード、前記相手機が送信したデータを自機が受信する受信モード、のいずれかを選択する
    ことを特徴とする請求項27に記載の携帯端末。
  29. 通信部と、通信モードの選択操作を受ける選択スイッチと、相手機との距離を検知する距離検知部とを備えた携帯端末を、
    自機と前記相手機とが所定条件下で近づく変位または所定条件下で遠ざかる変位を検出したとき、前記選択スイッチにより選択された通信モードで前記相手機とデータ通信するように動作させる
    ことを特徴とするプログラム。
  30. 前記選択スイッチは、自機から前記相手機にデータを送信する送信モード、前記相手機が送信したデータを自機が受信する受信モード、のいずれかを選択する
    ことを特徴とする請求項29に記載のプログラム。
  31. 携帯端末と、所定の場所に設置されて前記携帯端末と通信する情報処理装置と、前記携帯端末と前記情報処理との距離を測定する距離測定部とを有するデータ通信システムであって、
    前記携帯端末は通信モードの選択操作を受ける選択スイッチを備え、
    前記携帯端末と前記情報処理装置とが所定条件下で近づく変位または所定条件下で遠ざかる変位を検出したとき、前記携帯端末の前記選択スイッチにより選択された通信モードにて前記情報処理装置と前記携帯端末との間でデータ通信する
    ことを特徴とするデータ通信システム。
  32. 前記選択スイッチは、前記携帯端末から前記情報処理装置にデータを送信する送信モード、前記情報処理装置が送信したデータを前記携帯端末が受信する受信モード、のいずれかを選択する
    ことを特徴とする請求項31に記載のデータ通信システム。
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