JP2013012440A - 照明装置用の光学素子及び照明装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】小型化かつ光取り出し効率が高い光学素子並びにそれを用いた照明装置を提供する。
【解決手段】全反射面におけるZ軸方向原点側の端部が、前記LED光源の発光面よりもZ軸方向正側に位置していると、発光面から出射した一部の光は、全反射面に入射せず損失を招くが,それは光軸に対して大きな角度で傾いた出射角を持つ光であるため,ランバーシアンタイプの発光分布をもつLEDであれば、かかる光量は非常に少なく無視できる
【選択図】図1

Description

本発明は、照明装置用の光学素子及び照明装置に関する。
近年、省エネ等の観点からLEDを搭載したLED照明装置が注目されている。ところで、照明装置の一種にダウンビームを照射するダウンライトがあるが、ダウンライトの仕様として、例えば数mから10数mの場所に有効に光が届くよう、配光分布を制御することが望まれる。しかるに、現状では白熱灯に比較してLEDの照度が一般的に低いため、LEDから出射した光を有効に使用し、更に同一の面積に多くのLED並べる必要がある一方で、デザイン性向上の要求から、照明装置をより小型化することも望まれている。
特許文献1には、LEDから出射した光のうち、光軸となす角度が小さい光を屈折させ,光軸となす角度が大きい光を全反射するレンズが開示されている。
特開2005−229082号公報
特許文献1に開示されたレンズでは、レンズ径が比較的大きいという問題がある。しかるに、特許文献1に示されたレンズの効率を高く保ちながらレンズ径を小さくすると、反射面の曲率が制約されてしまい、そして反射面の形状が制約されると,例えばダウンライトに必要な所望の配光分布、特に狭角の配光分布を得ることが困難となる。つまり、レンズの効率と小型化はトレードオフの関係となるから、これらを両立するためには何らかの工夫が必要になる。
本発明は、かかる従来技術の問題点に鑑みてなされたものであり、小型化かつ光取り出し効率が高い光学素子並びにそれを用いた照明装置を提供することを目的とする。
請求項1に記載の照明装置用の光学素子は、LED光源から出射した光を透過する透光性部材から形成された光学素子であって、その光軸をZ軸とし、Z軸と前記LED光源の発光面とが交差する位置を座標の原点として光が出射する側を正としたときに、
前記LED光源の発光面に対向して配置され、Z軸と交差するほぼ平面である中央入射面と、前記中央入射面の周囲に形成されて、Z軸方向正側に向かうに連れて縮径するテーパー状の側方入射面とを備えた第一凹部と、
前記LED光源から出射し前記第一凹部を介して入射した光を全反射する全反射面と、
Z軸と交差する凸形状であって、前記中央入射面から入射した光を出射する中央出射面と、前記中央入射面の周囲に形成されZ軸方向正側に向かうに連れて拡径し、前記全反射面で反射した光を出射する側方出射面とを備えた第二凹部とを有し、
前記全反射面におけるZ軸方向原点側の端部は、前記LED光源の発光面よりもZ軸方向正側に位置していることを特徴とする。
本発明によれば、前記第一凹部の中央入射面をほぼ平面とすることで、前記LED光源の発光面に可能な限り接近させることができ,よって前記LED光源から出射し前記中央入射面に入射する光を増やすことができるから、相対的に、前記側方入射面から入射して前記全反射面に向かう光を減らすことができる。これにより、全反射面の面積を小さく抑えることができるから、光学素子の小型化が実現できる。
又、前記全反射面の光軸に対する傾斜角を小さすることで、前記全反射面で反射された光は,少なくともその一部が、レンズ内を伝搬しz座標が大きくなるにつれ光軸に接近しながら前記側方出射面に入射するが、前記側方出射面は、Z軸方向正側に向かうに連れて拡径する面(傾斜面又は凹曲面)であるから、前記側方出射面から出射した光の角度を、z軸正方向に近づけることができる。つまり、前記全反射面の光軸に対する傾斜角を小さくすることで、これにより前記前反射面の最大径を抑えることができ、更に、前記前反射面から出射した光の角度がz軸正方向に近づくため、反射面径の小型化により困難になった狭角の配光分布を実現しやすくなり、出射光の配光分布を所望のように調整可能となる。尚、光が前記側方出射面から出射した直後にも、z座標が大きくなるにつれ光軸に接近するという条件を満たしていると、光線を必要な角度以上に曲げずに、より高効率を保ったままレンズを小型化できる。また、前記全反射面で反射しレンズ内で光軸に接近する光のパワーが、前記全反射面で全反射した全ての光パワーの8割以上を占めるという条件を満たしたときに、特に小型化が可能となる。また同様に、前記側方出射面から出射し、出射直後に伝搬するにつれて光軸に接近する光のパワーが、前記側方出射面から出射した全ての光パワーの5割以上をという条件を満たしたときに、特に小型化が可能となる。
又、前記第二凹部の中央出射面は、Z軸と交差する凸形状であって、前記中央入射面から入射した光を屈折させて出射するので、凸レンズ機能によって出射光の配光を制御することができる。即ち、前記中央出射面で屈折させることにより、例えば前記第一凹部の中央入射面から入射した光を収束させ、所望の配光特性を得ることができる。更に、前記中央入射面の周囲に形成した前記側方出射面を、Z軸方向正側に向かうに連れて拡径する形状とすることで、前記中央出射面から出射した光が、再び前記側方出射面からレンズに入射しないようにでき、これにより光の利用効率を高めることができる。
光軸素子の形状を決める場合、まず、光学素子の最大径を所望の値にすると、側方入射面に入射した光のうち最もZ軸正方向とのなす角が小さい光、またはそれに近い角度の光が全反射面に当たるように、前記全反射面のZ軸方向の最遠方端部位置が定まる。次に、Z軸方向原点にある前記LED光源の発光面から前記全反射面に進んだ光が全反射条件に従って全反射するという条件の下で、光学素子からの出射光の配光分布が所望の分布となるように,前記全反射面の形状を決定する。このとき、前記全反射面におけるZ軸方向原点側の端部が、前記LED光源の発光面よりもZ軸方向正側に位置していると、前記発光面から出射した一部の光は、前記全反射面に入射せず損失を招くが,それは光軸に対して大きな角度で傾いた出射角を持つ光であるため,ランバーシアンタイプの発光分布をもつLEDであれば、かかる光量は非常に少なく無視できるのである。一方、前記全反射面のZ軸方向原点側の端部を、原点又はそれを超えてZ軸方向負側まで延長した場合、効率は多少増大するが、光学素子を支持する脚部が薄くなって支持強度が低下する恐れがある。また成形性にも問題が出る恐れがある。そこで、光学素子の強度を上げるため脚部の肉厚を増大させると、LED光源に干渉する恐れがあり、これにより発光面の縮小を招き光量が低下し好ましくない。つまり、前記全反射面におけるZ軸方向原点側の端部を、前記LED光源の発光面よりもZ軸方向正側に位置させることで、光学素子の小型化と効率とをバランス良く両立させることができるのである。
請求項2に記載の照明装置用の光学素子は、請求項1に記載の発明において、前記第一凹部の中央入射面のz座標の平均値と、前記中央入射面の中で前記平均値からz座標が最もずれている点のz座標との差Sが,前記中央入射面の直径Dの1/20以下であることを特徴とする。
ここでは、「前記第一凹部の中央入射面のほぼ平面」について、一例を示す。つまり、前記第一凹部の中央入射面のz座標の平均値と、前記中央入射面の中で前記平均値からz座標が最もずれている点のz座標との差Sが,前記中央入射面の直径Dの1/20以下である場合、前記第一凹部の中央入射面がほぼ平面であるとみなせる。
請求項3に記載の照明装置用の光学素子は、請求項1又は2に記載の発明において、前記第二凹部の中央出射面はコーニック面であり,コーニック定数をkとするとk<―0.7であることを特徴とする。前記中央出射面を、このような形状とすることで所望の配光分布を得ることができる。ここでコーニック面は以下の式で表わされる。
rは光軸からの垂直に測った距離、Rはコーニック面の曲率半径である。
請求項4に記載の照明装置用の光学素子は、請求項1〜3のいずれかに記載の発明において、前記光学素子は一体成形により形成されていることを特徴とする。これにより製造が容易である。
請求項5に記載の照明装置用の光学素子は、請求項1〜4のいずれかに記載の発明において、前記全反射面で反射しレンズ内を伝搬する光は、その大部分が、レンズ内で光軸に接近することを特徴とする。
請求項6に記載の照明装置用の光学素子は、請求項1〜5のいずれかに記載の発明において、前記全反射面で反射しレンズ内で光軸に接近する光のパワーは、前記全反射面で全反射した全ての光パワーの8割以上を占めることを特徴とする。
請求項7に記載の照明装置用の光学素子は、請求項1〜6のいずれかに記載の発明において、前記側方出射面から出射した光は、その大部分が、出射直後に伝搬するにつれて光軸に接近することを特徴とする。これにより、ダウンライトに適した照明を実現できる。
請求項8記載の照明装置用の光学素子は、請求項1〜7のいずれかに記載の発明において、前記側方出射面から出射し、出射直後に伝搬するにつれて光軸に接近する光のパワーが、前記側方出射面から出射した全ての光パワーの5割以上を占めることを特徴とする。
請求項8に記載の照明装置は、請求項1〜7のいずれかに記載の光学素子と、LED光源とを有することを特徴とする。
ここで、LED光源とは、LED(Light Emitting Diode)を光源として用いるものをいう。
本発明によれば、小型化かつ光取り出し効率が高い光学素子並びにそれを用いた照明装置を提供することができる。
本実施の形態にかかる照明装置の断面図である。 図2(a)は、第1実施例にかかる光学素子の断面図であり、図2(b)は、第1参考例にかかる光学素子の断面図である。 図3(a)は、第2実施例にかかる光学素子の断面図であり、図3(b)は、第2参考例にかかる光学素子の断面図である。
以下、添付した図面を参照しながら、本発明の実施形態を説明する。なお、図面の寸法比率は、説明の都合上誇張され、実際の比率とは異なる場合がある。
図1は、本実施の形態にかかる照明装置の断面図である。照明装置LGは、LED10と、光学素子20とからなる。LED10は、ベースBSに取り付けられた基部11と、発光面12とを有する。
光学素子20は、ガラス又はプラスチックから一体的に成形されてなり、光軸(Z軸)を中心とした回転対称の形状を有する。より具体的には、光学素子20は、ベースBSに取り付けられる中空筒形状の脚部21を有している。脚部21は、LED10の周囲を囲っており、その内側が第一凹部22を構成している。
ここで、直交するZ軸とLED光源10の発光面12との交点を、座標の原点Oとして光が出射する側を正とする。第一凹部22は、LED10の発光面12に対向して配置され、Z軸と交差するほぼ平面である円形の中央入射面22aと、中央入射面22aの周囲から延在し、Z軸方向負側に向かうに連れて拡径するテーパー状の側方入射面22bとを備えている。側方入射面22bは、脚部21の内周面となる。一方、脚部21の外周面21aは、ストレート(Z軸に平行)でも良いし、テーパー形状であっても良い。
第一凹部22の中央入射面22aのz座標の平均値と、中央入射面22aの中で平均値からz座標が最もずれている点のz座標との差Sが,中央入射面22aの直径Dの1/20以下であると好ましい。
光学素子20の脚部21の外周面21aの上端から、Z軸方向正側(図2で上方)に向かうに連れて拡径するような形状を有する全反射面23が設けられている。但し、全反射面23におけるZ軸方向原点側の端部23pは、LED10の発光面12よりもZ軸方向正側に位置している。
全反射面23の上端に接続し、Z軸方向に延在する円筒面をコバ面24という。コバ面24は、光学素子20を外周から保持するために使用できる。
光学素子20の出射面側に、第二凹部25が設けられている。具体的には、Z軸と交差する位置を頂点とする凸形状を備えた中央出射面25aと、中央入射面25の周囲に設けられコバ面24に交差する位置から半径方向内方に向かうテーパー面である第1側方出射面25bと、第1側方出射面25bの内方端から半径方向内方に向かうテーパー面である第2側方出射面25cと、第2側方出射面25cと中央出射面25aとを半径方向に連結する連結面25dとを有する。第1側方出射面25bは、Z軸原点側に向かうに連れて縮径する形状を有し、第2側方出射面25cも、Z軸原点側に向かうに連れて縮径する形状を有しているが、Z軸に対する傾斜角は、第2側方出射面25cよりも、第1側方出射面25bの方が大きくなっている。
尚、第2側方出射面25cの傾斜角は、中央出射面25aから出射する光の内、最も径方向外側を通過する光の角度と平行であると好ましい。これにより、中央出射面25aから出射した光が、第2側方出射面25cを介して光学素子20内に再度入射することを抑制できる。
次に、本実施の形態にかかる照明装置LGの動作について説明する。LED10の発光面12から出射した光の内、第一凹部22の中央入射面22aから入射した光Aは、光学素子20内を進行し、中央出射面25aから出射するが、その出射光は屈折によりZ軸から離れる方向に向かう。一方、LED10の発光面12から出射した光の内、第一凹部22の側方入射面22bから入射した光の殆どBは、光学素子20内を進行し、全反射面23で反射した後に、第1側方出射面25bから出射するが、その出射光はZ軸に近づく方向に向かう。これにより出射光を絞ることができるから、照明装置LGにダウンライト機能を持たせることができる。但し、第1側方出射面25bから出射する光を、Z軸に平行もしくは、Z軸から離れる方向に向かわせるように、第1側方出射面25bの傾斜角を決めても良い。
これに対し、LED10の発光面12から出射した光の内、第一凹部22の側方入射面22bから入射した光の残りCは、脚部21を横切って外周面21aから出射することとなり、照明に用いることはできないが、かかる光は光量が僅かであるため、効率を大きく低下することはない。
尚、全反射面で反射しレンズ内を伝搬する光は、その大部分が、レンズ内で光軸に接近すると好ましい。又、全反射面で反射しレンズ内で光軸に接近する光のパワーは、前記全反射面で全反射した全ての光パワーの8割以上を占めると好ましい。更に、側方出射面から出射し、出射直後に伝搬するにつれて光軸に接近する光のパワーが、側方出射面から出射した全ての光パワーの5割以上を占めると好ましい。
(実施例)
図2(a)は、第1実施例にかかる光学素子の断面図であり、図2(b)は、第1参考例にかかる光学素子の断面図である。図において数値の単位はmmである。LED発光面をLPで示す。第1実施例の全反射面のLED側端部のz座標はLED発光面のz座標より大きく、第1参考例の全反射面のLED側端部のz座標はLED側端部のz座標と等しい。この条件のもと、第1実施例、第1参考例は光度分布、効率がほぼ等しくなるように設計されている。第1実施例、第1参考例共に、LEDはランバーシアン分布で光度の半値全幅(光度が最大値の半分になるときの光軸に対する角度の2倍)は30度であり、光取り出し効率は87%である。本実施例ではS=0である。
第1実施例、第1参考例共に、全反射面と中央出射面が、数1式により表されるコーニック(非球面)形状を有するが、全反射面についてはコーニック係数Rと円錐係数kが異なっている。又、全反射面を延長した場合の頂点の位置は、ベース面よりもZ軸方向負側に位置する。
[第1実施例]
全反射面
R=9.44mm
k=−0.4
(ベース面のz座標−頂点位置のz座標)=−1.525mm
全反射面の原点側端部のz座標=1.34mm
中央出射面
R=5.55mm
k=−1
[第1参考例]
全反射面
R=10.6mm
k=−0.4
(ベース面のz座標−頂点位置のz座標)=−2.01mm
全反射面の原点側端部のz座標=0mm
中央出射面
R=5.55mm
k=−1
ここでコーニック面は以下の式で表わされる。
rは光軸からの垂直に測った距離、Rはコーニック面の曲率半径である。
図2より明らかであるが、第1実施例は第1参考例よりも全反射面が小さい。第1実施例の最大外径23mmと、第1参考例の最大外径25.6mmよりも、2.6mm小さくすることができた。
図3(a)は、第2実施例にかかる光学素子の断面図であり、図3(b)は、第2参考例にかかる光学素子の断面図である。図において数値の単位はmmである。LED発光面をLPで示す。第2実施例の全反射面のLED側端部のz座標はLED発光面のz座標より大きく、第2参考例の全反射面のLED側端部のz座標はLED側端部のz座標と等しい。この条件のもと、第2実施例、第2参考例は光度分布、効率がほぼ等しくなるように設計されている。第2実施例、第2参考例共に、LEDはランバーシアン分布で光度の半値全幅(光度が最大値の半分になるときの光軸に対する角度の2倍)は15度であり、光取り出し効率は83.8%である。本実施例ではS=0である。
第2実施例、第2参考例共に、全反射面と中央出射面が、数1式により表されるコーニック(非球面)形状を有するが、全反射面についてはコーニック係数Rと円錐係数kが異なっている。又、全反射面を延長した場合の頂点の位置は、ベース面よりもZ軸方向負側に位置する。
[第2実施例]
全反射面
R=8.52mm
k=−0.6
(ベース面のz座標−頂点位置のz座標)=−1.207mm
全反射面の原点側端部のz座標=1.98mm
中央出射面
R=4.1mm
k=−1
[第2参考例]
全反射面
R=10.3mm
k=−0.6
(ベース面のz座標−頂点位置のz座標)=−1.91mm
全反射面の原点側端部のz座標=0mm
中央出射面
R=4.1mm
k=−1
図3より明らかであるが、第2実施例の全反射面のLED側端部のz座標は、第2参考例の全反射面のLED側端部のz座標より大きくなっている。従って、第2実施例の最大外径23mmと、第2参考例の最大外径26.8mmよりも、3.8mm小さくすることができた。
10 LED光源
11 基部
12 発光面
20 光学素子
21 脚部
21a 外周面
22 第一凹部
22a 中央入射面
22b 側方入射面
23 全反射面
23p 端部
24 コバ面
25 中央入射面
25 第二凹部
25a 中央出射面
25b 第1側方出射面
25c 第2側方出射面
25d 連結面
LG 照明装置

Claims (9)

  1. LED光源から出射した光を透過する透光性部材から形成された光学素子であって、その光軸をZ軸とし、Z軸と前記LED光源の発光面とが交差する位置を座標の原点として光が出射する側を正としたときに、
    前記LED光源の発光面に対向して配置され、Z軸と交差するほぼ平面である中央入射面と、前記中央入射面の周囲に形成されて、Z軸方向正側に向かうに連れて縮径するテーパー状の側方入射面とを備えた第一凹部と、
    前記LED光源から出射し前記第一凹部を介して入射した光を全反射する全反射面と、
    Z軸と交差する凸形状であって、前記中央入射面から入射した光を出射する中央出射面と、前記中央入射面の周囲に形成されZ軸方向正側に向かうに連れて拡径し、前記全反射面で反射した光を出射する側方出射面とを備えた第二凹部とを有し、
    前記全反射面におけるZ軸方向原点側の端部は、前記LED光源の発光面よりもZ軸方向正側に位置していることを特徴とする照明装置用の光学素子。
  2. 前記第一凹部の中央入射面のz座標の平均値と、前記中央入射面の中で前記平均値からz座標が最もずれている点のz座標との差Sが,前記中央入射面の直径Dの1/20以下であることを特徴とする請求項1に記載の照明装置用の光学素子。
  3. 前記第二凹部の中央出射面はコーニック面であり,コーニック定数をkとするとk<―0.7であることを特徴とする請求項1又は2に記載の照明装置用の光学素子。
    ここでコーニック面は以下の式で表わされる。
    rは光軸からの垂直に測った距離、Rはコーニック面の曲率半径である。
  4. 前記光学素子は一体成形により形成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の照明装置用の光学素子。
  5. 前記全反射面で反射しレンズ内を伝搬する光は、その大部分が、レンズ内で光軸に接近することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の照明装置用の光学素子。
  6. 前記全反射面で反射しレンズ内で光軸に接近する光のパワーは、前記全反射面で全反射した全ての光パワーの8割以上を占めることを特徴とする1〜5のいずれかに記載の照明装置用の光学素子。
  7. 前記側方出射面から出射した光は、その大部分が、出射直後に伝搬するにつれて光軸に接近することを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の照明装置用の光学素子。
  8. 前記側方出射面から出射し、出射直後に伝搬するにつれて光軸に接近する光のパワーが、前記側方出射面から出射した全ての光パワーの5割以上を占めることを特徴とする1〜7のいずれかに記載の照明装置用の光学素子。
  9. 請求項1〜8のいずれかに記載の光学素子と、LED光源とを有することを特徴とする照明装置。
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