JP2013011988A - Icカード及びプログラムコードの診断方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 外部からのコマンドを解釈実行し、その結果を応答するICカード(1)において、ICカードで実行されるプログラムを格納するプログラム領域(104)と、外部からコマンドを受信する受信部(13)と、コマンドに対応した処理、及びプログラム領域内のプログラムについてプログラムコードの良否診断処理を実行する制御部(101)とを有し、制御部は、プログラムコードの良否診断を、受信部が所定のコマンドを受信する毎の複数回に分割して実行し、分割された良否診断を実行した後で当該所定のコマンドの処理を実行するICカードである。
【選択図】図1
Description
また、プログラムコードの自己診断は、ICカードを活性化した後に1度、たとえば最初に受信したコマンドなど、1つのコマンド処理中に実行される、あるいは、特定の処理を実行する前に、その対象となる領域の自己診断が実行されるという方法が提案されている。
図1は、第1の実施の形態に係るICカードの構成を概略的に示す図である。このICカード1は、非接触通信機能及び接触式通信機能をサポートする複合ICカードである。ICカード本体1a内にはICモジュール11が埋設されている。ICモジュール11は、ICチップ12、非接触通信手段としての非接触通信部13aおよび接触式通信手段としての接触端子13bを有し、これらは一体的にモジュール化されている。
ICカード1は、非接触通信部13aを介して非接触通信方式により非接触式カードリーダ・ライタ(外部装置)2aと通信を行なう。ICカード1は、接触端子13bを介して接触通信方式により接触式カードリーダ・ライタ(外部装置)2bと通信を行なう。
ROM104は、本実施形態では、たとえば、開始アドレスが[0x000000]、終了アドレスが[0x03FFFF]で、256Kバイトの容量を有している。
領域103aには、プログラムコード自己診断の結果情報である自己診断結果フラグが一時記憶される。領域103bには、自己診断が終了したアドレスが一時記憶される。領域103cには、中間結果あるいはチェックコード期待値と比較する最終結果となるチェックコード算出値が一時記憶される。領域103dには、所定のイニシャル状態から受信したコマンドの累積数が一時記憶される。領域103eには、一回の自己診断でチェックされるROM104のサイズが一時記憶される。
なお、RAM103は、本実施形態では、たとえば、40Kバイトの容量を有している。
第1の実施の形態のバリエーションでは、図1に示すように、ICカード1が複数の通信手段(通信インターフェース)を持つ場合の処理について説明する。
図7は、第1の実施の形態のバリエーション2に係る自己診断処理手順の一部を示すフローチャートである。図7に示す処理は、図4のステップS5の処理に対応する。
自己診断結果フラグが「終了(異常)」を示していない場合、ステップS54において、受信したコマンドが対象チャンネルからのものかどうかを調べる。
図9は、第1の実施の形態のバリエーション3に係る自己診断処理手順の一部を示すフローチャートである。図9に示す処理は、図4のステップS5の処理に対応する。
自己診断結果フラグが「終了(異常)」を示していない場合、ステップS54において、受信したコマンドが対象とするコマンドかどうかを調べる。
図10は、第1の実施の形態のバリエーション4に係る自己診断処理手順の一部を示すフローチャートである。図10に示す処理は、図4のステップS6〜S10の処理に対応する。バリエーション4に係る形態では、自己診断の分割数を指定したコマンドを外部装置から受信する。
専用のコマンドでない場合は、ステップS10の自己診断処理を実行する。
専用のコマンドである場合は、ステップS57において、CPU101は、分割した1回当たりにチェックするプログラムコードのサイズを求め、領域103eの「分割サイズ」にセットする。1回当たりにチェックするプログラムコードのサイズSは、プログラムコードの全サイズT、分割数Nを用いて次の式(1)で表される。
ここで、演算[ ]は、演算結果の小数点以下を切り捨てて整数値とするガウスの記号である。なお、演算結果が割り切れて整数値となる場合は、次の式(2)で表される。
ステップS10において、CPU101は、ROM104内のプログラムコードに対する自己診断を実行する。この自己診断では、上記セットされた「開始アドレス」、「チェックコード算出値」を用いる。また、領域103eの「分割サイズ」で表されるサイズだけのコードをチェックする。
図11は、第2の実施の形態の自己診断処理手順の一部を示すフローチャートである。図11に示す処理では、ステップS35の処理が第1の実施の形態と異なっている。第1の実施の形態と同一の部位には同一の符号を付してその詳細の説明は省略する。
第2の実施の形態のバリエーションの形態では、自己診断が終了した後に、所定数のコマンドを受信する毎に自己診断を再度実行する。
上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合せにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。更に、異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組み合せてもよい。
Claims (10)
- 外部からのコマンドを解釈実行し、その結果を応答するICカードにおいて、
前記ICカードで実行されるプログラムを格納するプログラム領域と、
外部からコマンドを受信する受信部と、
前記コマンドに対応した処理、及び前記プログラム領域内のプログラムについてプログラムコードの良否診断処理を実行する制御部とを有し、
前記制御部は、
前記プログラムコードの良否診断を、前記受信部が所定のコマンドを受信する毎の複数回に分割して実行し、前記分割された良否診断を実行した後で当該所定のコマンドの処理を実行すること
を特徴とするICカード。 - 前記ICカードは、複数の通信インターフェースを有し、
前記所定のコマンドは、特定の前記通信インターフェースを介して受信したコマンドであること
を特徴とする請求項1に記載のICカード。 - 前記ICカードは、少なくとも2つのISO/IEC7816−4に規定される論理チャネルを有し、
前記所定のコマンドは、特定の前記チャネルを介して受信したコマンドであること
を特徴とする請求項1に記載のICカード。 - 前記所定のコマンドは、特定の処理の実行を指示するコマンドであることを特徴とする請求項1に記載のICカード。
- 前記制御部は、前記プログラムコードの良否判断を、外部からのコマンドで指示された分割数に分割して実行することを特徴とする請求項1に記載のICカード。
- 前記制御部は、前記プログラムコードの良否診断結果が不良のときは、以降に受信するコマンドに対応する処理、及び以降のプログラムコードの良否判断を実行しないことを特徴とする請求項1に記載のICカード。
- 前記制御部は、全プログラムコードの良否診断を終了した後は、外部からのコマンドを予め定めた所定数以上受信した後であって、前記所定のコマンドを受信したときに前記プログラムコードの良否診断を改めて実行することを特徴とする請求項1に記載のICカード。
- 前記制御部は、全プログラムコードの良否診断を終了した後は、前記所定のコマンドを受信したときに前記プログラムコードの良否診断を改めて実行することを特徴とする請求項1に記載のICカード。
- 前記プログラムコードの良否診断は、CRC16演算を利用して実行されることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載のICカード。
- 外部からのコマンドを解釈実行し、その結果を応答するICカードにおけるプログラムコードの診断方法であって、
前記ICカードは、当該ICカードで実行されるプログラムを格納するプログラム領域と、外部からコマンドを受信する受信部と、前記コマンドに対応した処理、及び前記プログラム領域内のプログラムについてプログラムコードの良否診断処理を実行する制御部とを有し、
前記制御部が、
前記プログラムコードの良否診断を、前記受信部が所定のコマンドを受信する毎の複数回に分割して実行し、
前記分割された良否診断を実行した後で当該所定のコマンドの処理を実行すること
を特徴とするプログラムコードの診断方法。
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JP2011143431A JP2013011988A (ja) | 2011-06-28 | 2011-06-28 | Icカード及びプログラムコードの診断方法 |
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JP2018514306A (ja) * | 2015-04-28 | 2018-06-07 | 青▲島▼海▲尓▼洗衣机有限公司 | 洗濯機の故障検出及び処理方法 |
JP2020140241A (ja) * | 2019-02-26 | 2020-09-03 | レノボ・シンガポール・プライベート・リミテッド | 情報処理装置および情報処理方法 |
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