JP2013004312A - 照明制御システム - Google Patents

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Abstract

【課題】最適な照明環境を実現可能な照明制御システムを提供する。
【解決手段】照明制御システムSは、複数の照明器具1と、これらの照明器具1を個別に調光制御するための照明制御端末2とを備える。各照明器具1はそれぞれ固有のアドレスを有しており、調光信号とともに照明制御端末2から伝送されるアドレスが自己のアドレスに一致する場合のみ調光制御される。照明制御端末2は撮像素子を有しており、全ての照明器具1の照明範囲が含まれるように撮像範囲が設定される。また照明制御端末2は、撮像画像における各照明器具1の照明領域を自動的に認識する照明領域認識モードを有しており、各照明器具1の照明領域が自動的に認識される。そして照明制御端末2は、何れかの照明領域において入室者4が検出されると、対応する照明器具1を所定の調光レベルで点灯させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、照明制御システムに関するものである。
従来より、CCDやCMOSなどの画像センサによる人検知技術、明るさ検知技術を応用した照明制御システムが提供されている(例えば特許文献1参照)。この照明制御システムは、明るさ検出センサとしてのTVカメラと、PC端末等からなる演算制御装置と、演算制御装置に入力された画像データに基づいて出力される調光信号により光源の光出力が自動制御される複数の照明器具とで構成される。
この照明制御システムでは、TVカメラを用いて被照明空間を撮像するとともに撮像した画像を複数のエリアに分割し、各分割エリア毎に人の有無を検出して照明制御を行っている。
特開2002−289377号公報(段落[0034]−段落[0038]、及び、第1図−第3図)
上述の特許文献1に示した照明制御システムは、各分割エリア毎に人の有無を検出して照明制御を行うものではあるが、各分割エリアと各照明器具の照明範囲との間に関連性が無いため、必ずしも最適な照明環境を実現できるものではなかった。
本発明は上記問題点に鑑みて為されたものであり、その目的とするところは、最適な照明環境を実現可能な照明制御システムを提供することにある。
本発明の照明制御システムは、固有のアドレスを有し、外部からの調光信号に従って個別に調光制御が可能な複数の照明器具と、複数の照明器具の照明範囲が含まれるように撮像範囲が設定された撮像素子を有し、撮像素子による撮像画像に基づいて人の有無を検出し、人を検出した場合には当該人の位置に応じて対応する照明器具を調光制御する照明制御端末とを備え、照明制御端末は、外部からのトリガ信号により設定される照明領域認識モードを有し、照明領域認識モードに設定されると、複数の照明器具全てを同じ動作状態にして基準画像を取得した後、複数の照明器具を1台ずつ異なる動作状態にして比較画像を取得し、比較画像を基準画像と比較することで各照明器具の照明領域を認識することを特徴とする。ここに、上記の動作状態には照明器具を消灯させた状態と、照明器具を所定の調光レベルで点灯させた状態が含まれる。
この照明制御システムにおいて、照明制御端末は、複数の照明器具の照明範囲が重複する照明領域に対しては当該複数の照明器具を対応させるのが好ましい。
最適な照明環境を実現可能な照明制御システムを提供することができるという効果がある。
本実施形態の照明制御システムを示し、(a)は概略構成図、(b)はレイアウト図である。 (a)は同上を構成する照明器具のブロック図、(b)は同上を構成する照明制御端末のブロック図である。 (a)〜(c)は同上において用いられる差分画像を説明するための説明図である。 同上において入室者の位置を検出する動作を説明するための説明図である。 (a)〜(f)は同上の照明領域認識モードを説明するための説明図である。 (a)(b)は同上の動作を説明するための説明図である。 (a)(b)は同上の動作を説明するための別の説明図である。
以下に、照明制御システムの実施形態を図1〜図7に基づいて説明する。本実施形態の照明制御システムSは、図1(a)(b)に示すように天井5に設置され、照明制御端末2が備える画像センサ211(図2(b)参照)の検知領域b内に進入した入室者4を検出して照明器具1を自動的に点灯させるシステムである。
本実施形態の照明制御システムSは、複数(図1(b)では6台)の照明器具1と、通信線L1を介してこれらの照明器具1に接続される照明制御端末2とを備えている。なお、以下の説明において各照明器具1を区別する必要がある場合には、照明器具1A〜1Fと表記して区別する。
図2(a)は各照明器具1のブロック図であり、各照明器具1は、調光信号生成部11と、照明点灯部12と、通信部13と、記憶部14と、光源15とを主要な構成として備えている。
調光信号生成部11は、例えばマイコンやDSPなどのプロセッサからなり、通信部13を介して受信した照明制御端末2からの通信信号に基づいて調光信号を生成する機能を有している。また調光信号生成部11は、照明制御端末2からの通信信号に含まれるアドレスが予め自己に設定されたアドレスと一致するか否かを判別する機能も有している。
照明点灯部12は、調光信号生成部11で生成した調光信号に基づいて光源15を調光点灯させる機能を有している。
通信部13は、通信線L1を介して照明制御端末2の通信部23との間で1対1の通信を行う機能を有している。なお、通信部13は通信線L1を用いた有線通信に限定されるものではなく、各照明器具1と照明制御端末2とが1対1で通信できるようになっていれば電力線搬送通信や無線通信などであってもよい。
記憶部14は、例えばEEPROMやFlashRomなどの不揮発性デバイスからなり、この記憶部14には各照明器具1にそれぞれ割り付けられた固有のアドレスが記憶されている。
光源15は、例えばLED(発光ダイオード)からなり、照明点灯部12による調光制御によって点灯、消灯、又は調光レベルの調整が行われる。なお、光源15を調光制御して所望の明るさで点灯させる方法については従来周知の技術であるので、詳細な説明については省略する。
図2(b)は照明制御端末2のブロック図であり、この照明制御端末2は、センサ部21と、通信信号生成部22と、通信部23と、記憶部24とを主要な構成として備えている。
センサ部21は、画像センサ211と、動き判断部212と、位置判断部213とで構成され、入室者4の有無を検出するとともに、検出した入室者4の画像中の位置を判別する機能を有している。
画像センサ211は、例えばCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)センサなどの撮像素子(図示せず)を具備しており、撮像素子から出力されるアナログ信号をデジタル信号に変換し、画像データ(撮像画像)に成形して動き判断部212に出力する。この画像センサ211は、照明制御システムSが設置された室内全体が撮像領域として設定されており、動き判断部212からの要求に応じて撮像領域を撮像し、生成した画像データを動き判断部212に出力する。なお本実施形態の画像センサ211では、約30分の1秒ごとに撮像領域を撮像し、その画像データを動き判断部212に出力している。
動き判断部212及び位置判断部213は、例えばDSPなどのプロセッサからなり、動き判断部212では入室者4の動きを検出し、位置判断部213ではその動きのあった画像上での入室者4の位置を特定する。なお、動き判断部212及び位置判断部213の動作については後述する。
通信部23は、通信線L1を介して各照明器具1の通信部13との間で1対1の通信を行う機能を有している。なお、通信部23についても通信線L1を用いた有線通信に限定されるものではなく、各照明器具1と照明制御端末2とが1対1で通信できるようになっていれば電力線搬送通信や無線通信などであってもよい。
記憶部24は、例えばEEPROMやFlashRomなどの不揮発性デバイスからなり、この記憶部24には各照明器具1にそれぞれ割り付けられた固有のアドレスと、後述する撮像画像の照明領域d1〜d6(図5(f)参照)とが対応する形で記憶されている。
通信信号生成部22は、例えばマイコンやDSPなどのプロセッサからなり、位置判断部213から送られてくる画像上の座標情報と、記憶部24に記憶させた上記情報とから、この座標に対応付けられた照明器具1のアドレスを求める。また通信信号生成部22は、照明器具1を調光制御するための制御信号と上記アドレスとを含む通信信号を生成し、通信部23から各照明器具1に向けて送信させる。
一方、各照明器具1では、通信部13を介して上記通信信号を受信すると、調光信号生成部11が上記通信信号に含まれるアドレスと自己のアドレスとを比較し、上記両アドレスが一致する場合には上記通信信号に含まれる制御信号に基づいて調光信号を生成する。そして、調光信号生成部11はこの調光信号を照明点灯部12に出力し、照明点灯部12はこの調光信号に応じた調光レベルで光源15を点灯させる。また、上記両アドレスが一致しない場合には、調光信号生成部11は上記通信信号を破棄する。
ここで図1(b)は、照明制御システムSを構成する照明器具1A〜1F及び照明制御端末2のレイアウト図であり、照明制御端末2を中心として周りには6台の照明器具1A〜1Fが一定の間隔を空けて配置されている。なお、図1(b)中のcは各照明器具1の照明範囲であり、本実施形態では非照明領域ができないように隣接する照明器具1,1の照明範囲c,cを重複させている。また、図1(b)では照明器具1A〜1Cの照明領域cのみを図示しているが、実際には全ての照明器具1A〜1Fに対して同様の照明領域cが設定される。
次に、照明制御端末2のセンサ部21を構成する動き判断部212の動作を図3に基づいて説明する。動き判断部212には約30分の1秒ごとに画像センサ211から画像データが送られてくるが、ある時点での画像データを背景画像を示す画像データとして記憶部(図示せず)に記憶させておき、画像センサ211から都度送られてくる画像データと比較することで室内への進入物を検出している。図3(b)はある時点(入室者4が入室する前の時点)での背景画像を示す画像データであり、この画像データ中には机などに対応した画素群P1,P2が含まれている。また、図3(a)は画像センサ211から送られてきた現在の画像データであり、この画像データ中には机などに対応した画素群P1,P2と、入室者4に対応した画素群P3とが含まれている。そして、現在の画像データと背景画像を示す画像データの画素ごとの差分を2値化することで、現在の画像データと背景画像を示す画像データにおいて変化の無い画素(画素群P1,P2を含む)については輝度信号値は0となり、入室者4により変化のあった画素群P3については一定の輝度信号値を持つことになる。最後に、この画素群P3に含まれる画素数や画素群P3の大きさが予め設定された閾値を超えている場合には、動き判断部212は進入物が入室者4であると判断し、続けて後段の位置判断部213が入室者4の位置を判別する。
ここにおいて、背景画像を示す画像データを取得する方法として、現在の画像データを逐一背景画像として時系列で更新する方法や、入室者4が確実にいない環境での画像データをあるタイミングで取得しておき、この画像データを背景画像として常時使用する方法などがある。しかしながら、後者の画像データを背景画像とした場合には、入室者4以外の静止物が室内に入った場合でも検出するため、入室者4がいないにもかかわらず、照明器具1を継続して点灯させてしまう。したがって、時系列で背景画像を示す画像データを更新し、入室者4以外の静止物については背景化させるのが好ましい。
次に、照明制御端末2のセンサ部21を構成する位置判断部213の動作を図4に基づいて説明する。動き判断部212により入室者4が検出されると、位置判断部213は動き判断部212からの差分画像に含まれる画素群P3の座標(x,y)を求め、記憶部(図示せず)に記憶させる。例えば画像センサ211による撮像画像がVGA画像である場合には、上記座標は(0,0)〜(639,479)のように画素に対応した値に定義付けることができる。なお、画素群P3の座標としては検出体(本例では入室者4)の中心座標を用いるのが好ましい。
図4に示す例では、入室者4が移動し始めた座標を(x0,y0)とすると、机3に向かって(x1,y1)、(x2,y2)、(x3,y3)、…、(xn−1,yn−1)の順番に進んでいき、机3に到着したときの座標は(xn,yn)となる。ここに、動きが大きい場合には座標の変化率は大きく、動きが小さくなるほど座標の変化率は小さくなることから、予め設定された一定時間におけるフレーム(撮像画像)間の座標の変化率が一定値以下である場合には入室者4が静止していると判断し、この座標を位置座標として記憶する。
ところで、本実施形態の照明制御端末2には、撮像画像における各照明器具1A〜1Fの照明領域を自動的に認識する照明領域認識モードが設けられている。なお、この照明領域認識モードは入室者4がなく、且つ、外光が入射しないようにして行うのが望ましく、例えば夜間に行うのがよい。以下、具体的に説明する。
照明制御端末2は、例えばタイマ(図示せず)から出力される信号をトリガ信号として照明領域認識モードに設定され、全ての照明器具1A〜1Fを同じ動作状態に制御する。例えば照明制御端末2は、全ての照明器具1A〜1Fに対して消灯信号を送信して消灯させ、このとき画像センサ211により撮像した画像(図5(a)参照)を基準画像として記憶部24に一次的に記憶させる。
次に、照明制御端末2は各照明器具1A〜1Fを1台ずつ順番に異なる動作状態に制御し、このとき画像センサ211により撮像した画像を比較画像として取得する。まず最初に、照明器具1Aを、例えば最も高い光出力で点灯させて比較画像を取得した後、上記の基準画像と比較し、予め設定された一定以上の差分がある画素群を照明器具1Aのアドレスと対応付ける形で記憶部24に記憶させる(図5(b)参照)。なお、図5(b)中のd1は撮像画像における照明器具1Aの照明領域である。
続けて、照明器具1Aを消灯させるとともに照明器具1Bを点灯させて比較画像を取得し、同様に上記の基準画像と比較して得られた画素群を照明器具1Bのアドレスと対応付ける形で記憶部24に記憶させる。なお、図5(c)中のd2は撮像画像における照明器具1Bの照明領域である。以下同様にして、残りの照明器具1C〜1Fに対して同様の処理を行うことで、図5(f)に示すような領域画像を取得することができる。なお、図5(d)中のd3は撮像画像における照明器具1Cの照明領域、図5(e)中のd4は撮像画像における照明器具1Dの照明領域である。また、図5(f)中のd5は撮像画像における照明器具1Eの照明領域、図5(f)中のd6は撮像画像における照明器具1Fの照明領域である。そして照明制御端末2は、全ての照明器具1A〜1Fの照明領域d1〜d6を記憶部24に記憶させると、照明領域認識モードを終了して通常モードに復帰する。
このように、本実施形態の照明制御端末2によれば、各照明器具1A〜1Fと、撮像画像における照明領域d1〜d6の関係を示すデータテーブルを、設置環境に合わせて自動的に作成することができる。
次に、照明制御システムSの動作を図1及び図6に基づいて説明する。なお、上述の照明領域d1〜d6は、それぞれ図6(a)(b)中の照明領域A〜Fに対応しているものとして説明する。まず、室内に入室者4がいない状態では、全ての照明器具1A〜1Fが待機状態(消灯状態若しくは低出力点灯状態)にある。照明制御端末2のセンサ部21により入室者4が検出されるとともにその位置が判別されると、通信信号生成部22は上記位置情報と記憶部24に記憶させた上記データテーブルとに基づいて対応する照明器具1のアドレスを求め、このアドレスと照明器具1を調光制御するための制御信号とを含む通信信号を生成する。例えば図6(b)に示す例では、入室者4は照明領域A(図5(f)では照明領域d1)にいるので、上記通信信号には照明器具1Aのアドレスが含まれる。そして通信信号生成部22は、上記通信信号を通信部23から各照明器具1A〜1Fに向けて送信させる。
一方、各照明器具1A〜1Fでは、通信部13が上記通信信号を受信すると、調光信号生成部11が上記通信信号に含まれるアドレスと自己に設定されたアドレスとを比較する。その結果、上記両アドレスが一致する場合には、調光信号生成部11は上記通信信号に含まれる制御信号を受信し、この制御信号に対応する調光信号を生成する。そして、調光信号生成部11がこの調光信号を照明点灯部12に出力すると、照明点灯部12はこの調光信号に従って光源15を所定の調光レベルで点灯させる。また、上記両アドレスが一致しない場合には、調光信号生成部11は上記通信信号を破棄し、光源15は待機状態を維持する。例えば図6(b)に示す例では、照明器具1Aのみが光源15を所定の調光レベルで点灯させ、照明器具1B〜1Fは光源15を待機状態に維持する。
次に、入室者4が退室した場合には、入室者4は何れの照明領域A〜Fからも検出されなくなるため、通信信号生成部22は、照明器具1Aを待機状態に戻す制御信号を照明器具1Aのアドレスとともに送信する。そして照明器具1Aでは、上記制御信号を含む通信信号を受信すると、調光信号生成部11が上記制御信号に従って光源15を待機状態に戻すための調光信号を生成し、この調光信号に従って光源15が待機状態に戻される。
また、図7(a)(b)に示すように、隣接する照明器具1A,1Bの照明範囲c,cが重複する領域については上述した照明領域A〜Fとは異なる照明領域として設定するのが好ましい。図7(a)(b)に示す例では、照明器具1Aのみで照明される照明領域をA、照明器具1Bのみで照明される照明領域をC、照明器具1A,1Bの両方で照明される照明領域をBと設定している。そして入室者4が照明領域Bにいる場合には、照明制御端末2の通信信号生成部22は、上記通信信号に含めるアドレスとして照明器具1A,1Bに対応するアドレスを選択し、光源15を調光点灯させるための制御信号とともに各照明器具1A〜1Fに向けて通信部23から送信させる。
一方、照明制御端末2から送信される上記通信信号には照明器具1A,1Bのアドレスが含まれているため、照明器具1C〜1Fでは上記通信信号が破棄され、光源15は待機状態を維持する。また照明器具1A,1Bでは、上記通信信号に含まれる制御信号に従って光源15が所定の調光レベルで点灯する。なお図7(a)(b)では、2台の照明器具1A,1Bによる照明範囲c,cの重複領域(図7(a)(b)中の照明領域B)について説明したが、実際には6台の照明器具1A〜1Fが設置されており、各照明器具1A〜1Fによる照明範囲cの重複領域については同様に照明領域A〜Fとは異なる照明領域として設定される。
而して本実施形態によれば、画像センサ211により撮像された画像中に入室者4を検出した場合には入室者4が存在する照明領域(図6(b)に示す例では照明領域A)を判別し、判別した照明領域のみを明るさ検出の対象とするので、この照明領域に存在する入室者4に対しては精度の高い一定照度の照明環境を提供することができる。また、残りの照明領域については、対応する照明器具1を消灯若しくは低出力で点灯させることで省エネを図ることができる。
さらに図7(a)(b)に示すように、隣接する照明器具1A,1Bの照明範囲c,cが重複する照明領域Bに入室者4がいる場合には、照明器具1A,1Bをともに調光点灯させるので、照明領域Bに対して十分な照度の照明環境を提供することができる。また、各照明器具1A〜1Fの調光制御を行うタイミングは様々考えられるが、入室者4の有無に応じて行うことで省エネの面から大きな効果が期待できる。
また何れかの照明領域A〜Fに複数の入室者4がいる場合には、最も明るさが不足している入室者4を基準として明るさ一定制御を行うことで、全ての入室者4に対して作業に適した照明環境を提供することができる。さらに何れかの照明領域A〜Fに複数の入室者4がいる場合には、各入室者4の周囲の明るさ指標に対して平均を取ることで、各入室者4への照明確保と省エネのバランスが取れた照明環境を提供することができる。またセンサ部21により入室者4がいる照明領域を特定した後、さらに継続して入室者4の位置を特定することで、入室者4の動作範囲をより限定的に特定することができ、その結果、より好ましい照明環境を提供することができる。
なお本実施形態では、上述した照明領域認識モードにおいて基準画像を取得する際に全ての照明器具1A〜1Fを消灯させているが、例えば消灯できない場合には最も低い出力で点灯させてもいいし、所定の調光レベルで点灯させてもよい。これらの場合、比較画像を取得する際には各照明器具1を消灯させるか、異なる調光レベルで点灯させればよく、同様に各照明器具1の照明領域を自動的に認識することができる。また本実施形態では、照明領域認識モードへ移行する際のトリガ信号としてタイマ(図示せず)からの信号を例に説明したが、例えば人のスイッチ操作により出力される信号をトリガ信号としてもよく、本実施形態に限定されない。さらに、照明器具1の台数は本実施形態に限定されるものではなく、2台以上であればよい。
1 照明器具
2 照明制御端末
4 入室者(人)
S 照明制御システム

Claims (2)

  1. 固有のアドレスを有し、外部からの調光信号に従って個別に調光制御が可能な複数の照明器具と、
    前記複数の照明器具の照明範囲が含まれるように撮像範囲が設定された撮像素子を有し、前記撮像素子による撮像画像に基づいて人の有無を検出し、人を検出した場合には当該人の位置に応じて対応する前記照明器具を調光制御する照明制御端末とを備え、
    前記照明制御端末は、外部からのトリガ信号により設定される照明領域認識モードを有し、前記照明領域認識モードに設定されると、前記複数の照明器具全てを同じ動作状態にして基準画像を取得した後、前記複数の照明器具を1台ずつ異なる動作状態にして比較画像を取得し、前記比較画像を前記基準画像と比較することで前記各照明器具の照明領域を認識することを特徴とする照明制御システム。
  2. 前記照明制御端末は、複数の照明器具の照明範囲が重複する照明領域に対しては当該複数の照明器具を対応させることを特徴とする請求項1記載の照明制御システム。
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