JP2012533968A - マルチモードシステム選択(mmss)およびmmssシステム優先度リスト(mspl)のための拡張 - Google Patents

マルチモードシステム選択(mmss)およびmmssシステム優先度リスト(mspl)のための拡張 Download PDF

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Abstract

ワイヤレスワイドエリアネットワーク(WWAN)通信システムのモバイルデバイスまたはアクセス端末が、マルチモードシステム選択(MMSS)のためにプロビジョニングされ、MMSSシステム優先度リスト(MSPL)が、基礎をなすシステム選択優先度リスト(たとえば、プライベートランドモバイルネットワーク(PLMN)リスト)に関して使用される。現在のロケーションをMMSSロケーション関連優先度リスト(MLPL)中の1つまたは複数のエントリに関係づけることは、PLMNリスト中のエントリの範囲をスケーリングすること、MSPLが、アクセス端末に記憶されたPLMNのリスト全体に適用されるのか、またはPLMNリストの一部のサブセットに適用されるのかを示すことを可能にする。同様に、本発明は、MSPLが、好適ローミングリスト(PRL)全体に適用されるのか、またはジオ空間ロケーション(GEO)エリアの一部のサブセットに適用されるのかに対処する。

Description

優先権の主張
米国特許法第119条に基づく優先権の主張
本特許出願は、本出願の譲受人に譲渡され、参照により本明細書に明確に組み込まれる、2009年7月20日に出願された「MMSS Enhancements」と題する仮出願第61/226,991号の優先権を主張する。
本開示は、一般にワイヤレスボイス通信に関し、より詳細には、ワイヤレス通信環境におけるシステム選択のための技法に関する。
ワイヤレス通信システムは、ボイス、データなど様々なタイプの通信コンテンツを提供するために広く展開されている。これらのシステムは、利用可能なシステムリソース(たとえば、帯域幅および送信電力)を共有することによって複数のユーザとの通信をサポートすることが可能な多元接続システムであり得る。そのような多元接続システムの例には、符号分割多元接続(CDMA)システム、時分割多元接続(TDMA)システム、周波数分割多元接続(FDMA)システム、および直交周波数分割多元接続(OFDMA)システムがある。
概して、ワイヤレス多元接続通信システムは、複数のワイヤレス端末のための通信を同時にサポートすることができる。各端末は、順方向リンクおよび逆方向リンク上での送信によって1つまたは複数の基地局と通信する。順方向リンク(またはダウンリンク)は基地局から端末への通信リンクを指し、逆方向リンク(またはアップリンク)は端末から基地局への通信リンクを指す。この通信リンクは、単入力単出力、多入力単出力または多入力多出力(MIMO)システムを介して確立され得る。
Universal Mobile Telecommunications System(UMTS)は第3世代(3G)携帯電話技術の1つである。UMTS Terrestrial Radio Access Network、略してUTRANは、UMTS無線アクセスネットワークを構成するノードBと無線ネットワークコントローラとの総称である。この通信ネットワークは、リアルタイム回線交換からIPベースパケット交換まで多くのトラフィックタイプを搬送することができる。UTRANは、UE(ユーザ機器)とコアネットワークとの間の接続を可能にする。UTRANは、ノードBと呼ばれる基地局と無線ネットワークコントローラ(RNC)とを含む。RNCは1つまたは複数のノードBに制御機能を与える。典型的な実装形態は、複数のノードBをサービスしている中央局に配置された別個のRNCを有するが、ノードBとRNCは同じデバイスとすることができる。ノードBとRNCとが物理的に分離される必要はないということにもかかわらず、それらの間には、Iubとして知られる論理インターフェースがある。RNCおよびその対応するノードBは、無線ネットワークサブシステム(RNS)と呼ばれる。UTRANには2つ以上のRNSが存在する場合がある。
(IMT Multi Carrier(IMT MC)としても知られる)CDMA2000は、モバイルフォンとセルサイトとの間でボイス、データ、およびシグナリングデータを送るためにCDMAチャネルアクセスを使用する3Gモバイル技術規格のファミリーである。その規格のセットは、CDMA2000 1Xと、CDMA2000 EV−DO Rev.0と、CDMA2000 EV−DO Rev.Aと、CDMA2000 EV−DO Rev.Bとを含む。そのすべてが、ITUのIMT−2000のための承認された無線インターフェースである。CDMA2000は、比較的長い技術的歴史を有し、それの前の2GイタレーションIS−95(cdmaOne)との後方互換性がある。
1xおよび1xRTTとしても知られるCDMA2000 1X(IS−2000)は、コアCDMA2000ワイヤレスエアインターフェース規格である。1xRadio Transmission Technologyを意味する「1x」という記号は、IS−95と同じRF帯域幅、すなわち1.25MHz無線チャネルのデュプレックスペアを示す。1xRTTは、64個の元のセットに直交する(直角位相にある)64個のさらなるトラフィックチャネルを順方向リンクに追加することによって、IS−95の容量をほぼ2倍にする。1X規格は、最高153kbpsのパケットデータ速度をサポートし、実世界データ送信は、大部分の商用アプリケーションでは平均して60〜100kbpsである。また、IMT−2000は、媒体およびリンクアクセス制御プロトコルとサービス品質(QoS)とを含む、データサービスのより大規模な使用のためのデータリンクレイヤへの変更を行った。IS−95データリンクレイヤは、データのための「ベストエフォート配信」とボイスのための回線交換チャネル(すなわち、20msごとに1回のボイスフレーム)を提供したのみであった。
しばしばEV−DOまたはEVと省略されるCDMA2000 1xEV−DO(Evolution−Data Optimized)は、一般にブロードバンドインターネットアクセスのための、無線信号を介したデータのワイヤレス送信のための電気通信規格である。それは、個々のユーザのスループットと全体的なシステムスループットの両方を最大にするために、符号分割多元接続(CDMA)ならびに時分割多元接続(TDMA)を含む多重化技法を使用する。それは、CDMA2000規格ファミリーの一部として3rd Generation Partnership Project 2(3GPP2)によって規格化され、世界中の多くのモバイルフォンサービスプロバイダ、特にCDMAネットワークを前に採用したプロバイダによって採用されている。
3GPP LTE(Long Term Evolution)は、UMTS携帯電話規格を将来の要件に対処するように向上させるためのThird Generation Partnership Project(3GPP)内のプロジェクトに付けられた名前である。目的は、効率性向上、コスト削減、サービス改善、新規のスペクトル機会(spectrum opportunity)の利用、および他のオープンスタンダードとの統合の改良を含む。LTEシステムは、Evolved UTRA(EUTRA)および進化型UTRAN(EUTRAN)規格シリーズに記載されている。
デュアルモード(またはマルチモード)モバイルは、シングルモードモバイルとは対照的に、2つ以上の形態のデータ送信またはネットワークに適合するモバイルフォンを指す。たとえば、デュアルモードフォンは、ボイスとデータとを送信および受信するための2つ以上の技法を使用する電話とすることができる。これは、ワイヤレスモバイルフォンの場合、またはワイヤードフォンの場合であり得る。
一態様では、デュアルモードは、ボイスおよびデータのための2つのタイプのセルラー無線を含んでいるモバイルフォンなど、ネットワーク適合性を指すことができる。これらのフォンは、GSM(登録商標)技術とCDMA技術の組合せを含む。それらは、ユーザ選好に従ってGSM(登録商標)フォンまたはCDMAフォンとして使用され得る。これらのハンドセットは、グローバルフォンとも呼ばれ、本質的に1つのデバイス中の2つのフォンである。デュアルモードcdma2000およびGSM(登録商標)フォンのこの特定の例の場合、2つのカード(R−UIMおよびSIM)か、またはR−UIM情報がモバイル機器(ハンドセットシェル)に記憶される1つのカード(SIMのみ)のいずれかの、2つの可能性がある。例示的な使用において、UICC(ユニバーサル集積回路カード)として知られている次世代スマートカードを装備され得るLTE+cdma2000端末について考える。UICCは、USIMアプリケーション(本質的にLTE用のSIM)と、(R−UIM cdma2000カードの代わりに)CSIMアプリケーションとを含んでいることになる。
従来、ワイヤレス通信環境におけるシステム選択は、端末が地理的エリア中のシステムへのアクセスを試みるための好適な順序をリストする、優先度リストに基づく。しかしながら、そのような優先度リストは、概して(たとえば、通信規格に基づく)特定のアクセス技術および/またはアクセス技術のセットに関連し、そのリストが対応する技術および/または技術のセットに特有のフォーマッティングおよび情報を含んでいる。したがって、各優先度リストが異なるフォーマッティングおよび/または情報のセットを含んでいる、異なる無線技術に対応する複数の優先度リストが、マルチモード端末に提示され得る。これは、今度は、異なるアクセス技術を利用するシステムのグループの中からあるシステムを選択することの困難および/または非効率につながることがある。したがって、少なくとも上記の欠点を緩和するマルチモードワイヤレスシステム選択のための技法を実装することが望ましいであろう。
以下で、開示する態様のいくつかの態様の基本的理解を与えるために簡略化された概要を提示する。この概要は、包括的な概観ではなく、主要なまたは重要な要素を識別するものでも、そのような態様の範囲を定めるものでもない。その目的は、後で提示するより詳細な説明の導入として、説明する特徴のいくつかの概念を簡略化された形態で提示することである。
一態様では、ワイヤレスワイドエリアネットワークにおけるマルチモードシステム選択のための方法が提供される。現在のジオ空間ロケーションカバレージ領域が判断される。システム選択ロケーション優先度リストのサブセットが、現在のジオ空間ロケーションカバレージ領域に基づいて判断される。システム選択ロケーション優先度リストのサブセットを関連するシステム優先度情報のセットにマッピングすることによって、基礎をなすシステム選択情報中のエントリがスケールダウンされる。利用可能なアクセスノードが、システム選択優先度リストに従って選択される無線アクセス技術に応じて選択される。モバイルデバイスが、エアインターフェースを介して利用可能なアクセスノードと通信する。
別の態様では、ワイヤレスワイドエリアネットワークにおけるマルチモードシステム選択のための少なくとも1つのプロセッサが提供される。第1のモジュールが、現在のジオ空間ロケーションカバレージ領域を判断する。第2のモジュールが、現在のジオ空間ロケーションカバレージ領域に基づいてシステム選択ロケーション優先度リストのサブセットを選択する。第3のモジュールが、システム選択ロケーション優先度リストのサブセットを関連するシステム優先度情報のセットにマッピングすることによって、基礎をなすシステム選択情報中のエントリをスケールダウンする。第4のモジュールが、システム選択優先度リストに従って選択される無線アクセス技術に応じて利用可能なアクセスノードを選択する。第5のモジュールが、エアインターフェースを介して利用可能なアクセスノードと通信する。
追加の態様では、ワイヤレスワイドエリアネットワークにおけるマルチモードシステム選択のためのコンピュータプログラム製品が提供される。非一時的コンピュータ可読記憶媒体がコードセットを備える。第1のコードセットが、コンピュータに現在のジオ空間ロケーションカバレージ領域を判断させる。第2のコードセットが、コンピュータに、現在のジオ空間ロケーションカバレージ領域に基づいてシステム選択ロケーション優先度リストのサブセットを選択させる。第3のコードセットが、コンピュータに、システム選択ロケーション優先度リストのサブセットを関連するシステム優先度情報のセットにマッピングすることによって、基礎をなすシステム選択情報中のエントリをスケールダウンさせる。第4のコードセットが、コンピュータに、システム選択優先度リストに従って選択される無線アクセス技術に応じて利用可能なアクセスノードを選択させる。第5のコードセットが、コンピュータに、エアインターフェースを介して利用可能なアクセスノードと通信させる。
さらなる態様では、ワイヤレスワイドエリアネットワークにおけるマルチモードシステム選択のための装置が提供される。現在のジオ空間ロケーションカバレージ領域を判断するための手段が提供される。現在のジオ空間ロケーションカバレージ領域に基づいてシステム選択ロケーション優先度リストのサブセットを選択するための手段が提供される。システム選択ロケーション優先度リストのサブセットを関連するシステム優先度情報のセットにマッピングすることによって、基礎をなすシステム選択情報中のエントリをスケールダウンするための手段が提供される。システム選択優先度リストに従って選択される無線アクセス技術に応じて利用可能なアクセスノードを選択するための手段が提供される。エアインターフェースを介して利用可能なアクセスノードと通信するための手段が提供される。
さらに別の態様では、ワイヤレスワイドエリアネットワークにおけるマルチモードシステム選択のための装置が提供される。コンピューティングプラットフォームは、現在のジオ空間ロケーションカバレージ領域を判断し、現在のジオ空間ロケーションカバレージ領域に基づいてシステム選択ロケーション優先度リストのサブセットを選択し、システム選択ロケーション優先度リストのサブセットを関連するシステム優先度情報のセットにマッピングすることによって、基礎をなすシステム選択情報中のエントリをスケールダウンし、システム選択優先度リストに従って選択される無線アクセス技術に応じて利用可能なアクセスノードを選択する。トランシーバが、エアインターフェースを介して利用可能なアクセスノードと通信する。
上記および関連する目的を達成するために、1つまたは複数の態様は、以下で十分に説明し、特に特許請求の範囲で指摘する特徴を備える。以下の説明および添付の図面は、いくつかの例示的な態様を詳細に記載し、本態様の原理が使用され得る様々な方法のほんのいくつかを示すものである。他の利点および新規の特徴は、以下の詳細な説明を図面とともに検討すれば明らかになり、開示する態様は、すべてのそのような態様およびそれらの均等物を含むものとする。
本開示の特徴、性質、および利点は、全体を通じて同様の参照符号が同様のものを指す図面とともに、以下に記載する詳細な説明を読めばより明らかになろう。
マルチモードシステム選択(MMSS)を実行する通信システムの概略図。 ワイヤレスワイドエリアネットワーク(WWAN)におけるMMSSのための方法または動作シーケンスのための流れ図。 MMSSのための電気構成要素の論理グルーピングを含むシステムのための概略図。 MMSSのための手段を有する装置のための概略図。 マルチモードワイヤレス通信システムにおける好適なシステム選択を可能にするシステムのブロック図。 本明細書で説明する様々な態様に従って利用され得る例示的なシステム選択プロシージャ階層を示す図。 様々な態様による、ワイヤレス通信環境における好適なシステムのマルチモードリストを生成するためのシステムのブロック図。 様々な態様による優先度リスティング情報のために利用され得る例示的な構造を示す図。 例示的な従来のマルチモードシステム選択実装形態を示す図。 多元接続ワイヤレス通信システムの概略図。
現在、マルチモードシステム選択(MMSS)では、基礎をなす2つ以上のシステム選択優先度リスト(たとえば、3GPPのプライベートランドモバイルネットワーク(PLMN)システム選択優先度リストおよびcdma2000の好適ローミングリスト(PRL))に関して、MMSSシステム優先度リスト(MSPL)が使用されている。MSPLが適用される基礎をなすシステム選択リスト中のエントリの範囲を指定する必要がある。言い換えれば、本発明は、MSPLが、アクセス端末に記憶されたPLMNのリスト全体に適用されるのか、またはPLMNリストの一部のサブセットに適用されるのかに対処する。同様に、本発明は、MSPLが、好適ローミングリスト(PRL)全体に適用されるのか、またはジオ空間ロケーション(GEO)エリアの一部のサブセットに適用されるのかに対処する。
特に、本発明は、スペクトラム拡散方式のための無線サービスプロビジョニング(OTASP)のための拡張について説明し、特に、いくつかの候補の間で無線アクセス技術(RAT)またはシステムを端末が選択することを可能にするMMSSのための拡張について説明する。これらの候補は、3GPP RAT(たとえば、LTE、UMTSまたはGSM(登録商標))、3GPP2 RAT(たとえば、1xまたはHRPD)または他の規格団体からの他の規格にわたる。
MMSSをサポートするパラメータのセットは、(1)様々な技術(3GPP、3GPP2、WiMAXなど)の間で様々なRATの相対的優先度を定義するMMSSシステム優先度リスト(MSPL)のためのサブセットを含む。MMSSをサポートするパラメータのセットはまた、(2)モバイル国コード(MCC)と、モバイルネットワークコード(MNC)と、システム識別子(SID)と、ノード識別子(NID)と、場合によっては他のシステム識別子とに基づいてカバレージ領域を定義するMMSSロケーション関連優先度リスト(MLPL)のサブセットを含む。また、MLPLは、このカバレージ領域に適用される特定のMSPLをポイントする。
例として、第1に、3GPPシステムのためのMSPL中のPriority_Classパラメータについて考える。現在、Priority_Class#2(好適クラス)は、事業者PLMN(OPLMN)およびユーザPLMN(UPLMN)中のすべてのエントリ中に含まれているように思われる。しかしながら、適用可能でない多くのエントリがあり得るので、これは不要である。たとえば、ユーザが日本にいる場合、MSPLは日本の外のエントリに適用される必要がない。「MCC=日本」のPLMNエントリのみが関係することになる。別の例では、ユーザが2つ以上の国に接するエリア中にいる場合、(2つ以上のMCCに基づく)2つ以上の国のPLMNエントリのみを考慮する必要がある。追加の例では、MCCと(1つまたは複数の)MNCの両方によってより良く定義されたエリア中(たとえば、米国)にユーザがいる場合、それらのMCCとMNCとをもつPLMNエントリのみを考慮する必要がある。したがって、MSPL好適Priority_Classパラメータは、各例について、PLMNのこれらのサブセットのみに適用される必要がある。
第2に、3GPPシステムのためのMSPL中のSystem_Typeパラメータについて考える。現在、System_Typeは、PLMNリスト全体に適用可能であるように思われる。System_Typeは、特定の技術(たとえば、3GPPエアインターフェース)または特定のRAT(たとえばLTEまたはGSM(登録商標))からのシステムの範疇を定義する。しかしながら、適用可能でない多くのエントリがあり得るので、System_TypeをPLMNリスト全体に適用することは不要である。前に与えた例の場合、MSPLのSystem_Typeは、それぞれ、日本、2つ以上の国、またはMCC/(1つまたは複数の)MNCのセットに限定されるエントリのみに適用される必要がある。ユーザが2つ以上の国に接するエリア中にいる場合、(たとえば、2つ以上のMCCに基づく)2つ以上の国のPLMNエントリのみを考慮する必要がある。
第3に、3GPP2について同様の問題が起こることを本開示の利益とともに諒解されたい。たとえば、MSPLが、好適ローミングリスト(PRL)全体に適用されるのか、あるいはMCC、MCC/(1つまたは複数の)MNC、またはSID/(1つまたは複数の)NIDまたはサブネットIDによって識別されるGEOのサブセットに適用されるのかに関する問題があり得る。
その問題に答えて、本発明は、選択リストの適切なサブセットを作成することによってモバイルデバイスのためのサービス選択を可能にするワイヤレス通信システムを開示する。例示的な態様では、MSPL中のパラメータを相応に解釈するいくつかの例示的な手法を用いて、基礎をなす選択リストのサブセットをモバイルデバイスにプロビジョニングする、ワイヤレスワイドエリアネットワーク(WWAN)を開示する。
本明細書ではモバイルデバイスに関する様々な態様について説明する。モバイルデバイスは、システム、加入者ユニット、加入者局、移動局、モバイル、モバイルデバイス、セルラーデバイス、マルチモードデバイス、遠隔局、リモート端末、アクセス端末、ユーザ端末、ユーザエージェント、ユーザデバイス、またはユーザ機器などと呼ばれることもある。加入者局は、セルラー電話、コードレス電話、セッション開始プロトコル(SIP)電話、ワイヤレスローカルループ(WLL)局、携帯情報端末(PDA)、ワイヤレス接続機能を有するハンドヘルドデバイス、または処理デバイスとのワイヤレス通信を可能にするワイヤレスモデムもしくは同様の機構に接続された他の処理デバイスとすることができる。
さらに、図面を参照しながら様々な態様について説明する。以下の記述では、説明の目的で、1つまたは複数の態様の完全な理解を与えるために多数の具体的な詳細を記載する。ただし、様々な態様は、これらの具体的な詳細なしに実施され得ることは明らかであろう。他の例では、これらの態様の説明を円滑にするために、よく知られている構造およびデバイスをブロック図の形態で示す。
最初に図1を参照すると、通信システム100は、モバイルデバイス、移動局(MS)またはアクセス端末(AT)102が、選択リスト(たとえば、PLMNリスト)106全体を使用しなければならないのではなく、基礎をなす選択リスト(「スケーリングされた選択リスト」)104をスケールダウンすることを可能にする。MMSSは概して2つ以上のシステム選択リストを企図するので、好適ローミングリスト(PRL)107も、基礎をなす選択リストの一部であることがある。それにより、特定の地理的ロケーションのための好適なまたは適切な無線アクセス技術(RAT)112、114に応じて適切な無線アクセスノード108、110が選択され得る。
PRL107は、従来1xシステム用として理解されるPRL、または一般に1xおよびHRPDシステム用として理解される拡張PRLとすることができることを、本開示の利益とともに諒解されたい。
第1のバージョンでは、AT102のコンピューティングプラットフォーム116は、AT102がどのカバレージ領域120中にあるのかについての判断に基づいて、基礎をなす選択リストをスケールダウンする。コンピューティングプラットフォーム116は、ネットワーク126によって、詳細にはアクセスノード108によって、WWANエアインターフェース124を介してブロードキャストされたモバイル国コード(MCC)122を受信することができる。AT102は、WWANエアインターフェース124を介して通信するために1つまたは複数のアンテナ134を使用する(1つまたは複数の)送信機(「Tx」)130と(1つまたは複数の)受信機(「Rx」)132とからなるトランシーバ128を使用する。代替的に、コンピューティングプラットフォーム116は、ローカルに記憶されたMCC相互参照データ構造(たとえば、MLPL)138を選択するためにコンピューティングプラットフォーム116が使用することができる、アクセスノード108によってブロードキャストされたシステム識別子(SID)136を受信することができる。例示的な態様では、カバレージ領域識別情報140は、適切なMLPL138にアクセスするために使用され、MLPL138はMSPL142をポイントする。このカバレージ領域識別情報140は、MCCと、(1つまたは複数の)MNCと、SIDと、ネットワーク識別子(NID)と、場合によっては他の識別子(たとえば、HRPDシステムを識別するために必要とされるSubnet_ID)とのネットワーク情報144の何らかの組合せに基づくことができる。
一態様では、146において示されるように、MLPL138とMSPL142との1対1のマッピングが使用される。代替的にまたは追加として、148において示されるように、MLPL138とMSPL142との多対1マッピングが使用される。MLPL138が、あまり明確には参照されないが、AT102は、ネットワーク126からMCC122または他のネットワーク情報144を読み取ることができるので、適切なMLPL138を判断することができる。
例示的な態様では、MLPLデータベースまたはMLPLは要するに複数の個別のMLPLエントリを含んでいることを、本開示の利益とともに第1に諒解されたい。各MLPLエントリは特定のMSPLエントリをポイントする。同様に、複数のMSPLエントリを格納する単一のMSPLがある。第2に、そのマッピングは、MLPLエントリを読み取ることによって判断され得る。MLPLエントリは、基本的にMLPLエントリを特定のMSPL_entryにポイントする「MSPL_INDEX」と呼ばれるフィールドを含んでいる。
第2のバージョンでは、第1のバージョンの一般化により、代わりに使用され得るより大きいカバレージ領域を形成するために1つまたは複数のMLPL138を互いにグループ化するMLPLグルーピングID150を実装する。
第3のバージョンでは、複数のMCC、MNCおよび/または複数のSID、NIDおよび/または複数のサブネットIDの、2つ以上の組合せによって定義された拡張MLPL154によって表される、拡張カバレージ領域153を有することによって、特定のグルーピング識別子なしにさらなる一般化が達成され得る。したがって、概念的に、MLPLグルーピングID150は、この一般的なMLPL設計によって包含されることになる。
代替的にまたは追加として、周期的ベターサービスリセレクション(Better Service Re-selection)(BSR)構成要素156が、158において示されるように、異なる無線アクセス技術114のシステムのみを走査することに限定され得る。たとえば、アクセス端末102がGSM(登録商標)上にキャンピングされる場合、BSR構成要素156は非3GPPシステムのみを走査する。
例示的な態様では、アクセス端末102は、MLPLグルーピングID150を用いた第2のバージョン、ならびに場合によっては他のバージョンの態様を実装する。MLPLグルーピングID150が実装されない場合、代替の例示的な態様では、バージョン1のMSPL142をポイントするMLPL138の手法を利用する。したがって、端末がその中に配置されるMLPL138は、基礎をなす選択リストをスケールダウンする。
したがって、アクセス端末102として示される装置は、ワイヤレスワイドエリアネットワーク126においてマルチモードシステム選択をサポートすることができる。そのために、コンピューティングプラットフォーム116は、現在のジオ空間ロケーションカバレージ領域120、153を判断し、現在のジオ空間ロケーションカバレージ領域120、153に基づいて、選択されたMLPL138、154として示されるシステム選択ロケーション優先度リストのサブセットを選択する。コンピューティングプラットフォーム116は、システム選択ロケーション優先度リストのサブセットを関連するシステム優先度情報のセットにマッピングすることと、システム選択優先度リストに従って選択されるRAT112に応じて利用可能なアクセスノード108を選択することとによって、基礎をなすシステム選択情報中のエントリをスケールダウンする。トランシーバ128は、エアインターフェース124を介して利用可能なアクセスノード108、110と通信する。
上記によって、本発明は、
基礎をなす選択リストエントリのどのサブセットにMSPLが適用されるかを判断する際のあいまいさを除去し、
そのサブセットを定義するための一般的な方法を提供し、
MSPLのPriority_ClassおよびSystem_Typeパラメータがより効果的に使用されることを可能にすることを、当業者は本開示の利益とともに諒解されたい。PLMNリスト106全体が使用されるときは、後者を使用すると、場合によっては非効果的になる。
システム選択のこのスケーリングを実装する際には、MSPL142を構造化し、解釈する態様が行われ得る。
第1に、個々のエアインターフェース(たとえば、LTE、GSM(登録商標)、UMTS、1x、DO)の指示を可能にするために、MSPL中に追加のシステムタイプを含めることが可能にされ得る。それにより、事業者およびネットワークは、様々な規格のエアインターフェースにわたってよりフレキシブルなインターリービングおよび優先度付けをサポートすることができる。以下に2つの例を示す。
LTE>DO>UMTS>1x>GSM(登録商標) 例1。
LTE(MNC_1)>DO(Subnet_1)>LTE(MNC_2)>DO(Subnet_2)>UMTS(MNC_2)>1x(NID_1)>GSM(登録商標)(MNC_2) 例2。
第2に、特定の規格から連続するシステムタイプをリストするためのサポートが、特殊なケースとして明確に可能にされ得る。それにより、アクセス技術(AcT)を有しないか、またはAcTビットマップ中に示される2つ以上のAcTを有する、PLMNリストエントリに対処することができる。その場合、MSPL142は、そのようなPLMNリストのための様々なAcTの相対的優先度を規定(spell out)することができる。
LTE>UMTS>GSM(登録商標)>cdma2000 例3。
ここで、LTE、UMTSおよびGSM(登録商標)は以下を指す。
共通の単一のPLMNエントリ、
1つのエントリが、PLMNリストに沿って示され順序付された2つのAcTを有する、2つのエントリ、または
各エントリが、PLMNリストに沿って示され順序付けされた1つのAcTを有する、3つのエントリ。
第3に、MSPLの範囲の明確化が実装され得る。現在、MSPL142(たとえば、優先度クラス、Sys_Types)が、カードにリストされているPLMNの全セット(HPLMN、EHPLMN、OPLMNなど)に適用されるのか、または一部のサブセットに適用されるのかが明確でない。MSPL142の範囲を、MLPL138によって定義されたシステムのサブセット、または共通のMLPL_GROUPING_ID150を共有するMLPL138の「グループ」に限定することによって(すなわち、このグループ中の各MLPL138は同じMSPL142をポイントすることができる)。これにより、優先度クラスとシステムタイプとの適用性および範囲が明確になり、それらが技術のシステムの全セットではなくサブセットに適用されることが明確になる。MLPL_GROUPING_ID150は、単一のMLPLの範囲では不十分である(たとえば、複数のMCCまたは複数のSIDが必要とされる)状況に対処する。
MLPL_1がMSPL_1をポイントする、単一のMLPLの例。
MLPL_1がMCC_1を含んでいる場合、MSPL_1は、MCC_1をもつPLMNエントリとPRLエントリとのサブセットに適用される。
MLPL_1がMCC_1、MNC_1〜MNC_4を含んでいる場合、MSPL_1は、MCC_1、MNC_1〜MNC_4をもつPLMNエントリのサブセットと、MCC_1をもつPRL中の(1つまたは複数の)GEOのサブセットとに適用される。
MLPL_1がSID_1、NID_1〜NID_7を含んでいる場合、MSPL_1は、SID_1、NID_1〜NID_7をもつPRL中の(1つまたは複数の)GEOのサブセットに適用される。
MLPL_1がMCC_1、SID_1、NID_1〜NID_7を含んでいる場合、MSPL_1は、MCC_1をもつPLMNと、MCC_1、SID_1、およびNID_1〜NID_7をもつPRL中の(1つまたは複数の)GEOとのサブセットに適用される。
MLPL_1およびMLPL_2が、共通のMLPL_GROUPING_IDを共有し、それぞれMSPL_1をポイントする、MLPL_GROUPING_IDの例。
MLPL_1がMCC_1を含んでおり、MLPL_2がMCC_2を含んでいる場合、MSPL_1は、MCC_1またはMCC_2のいずれかをもつPLMNエントリのサブセットに適用される。
MLPL_1がMCC_1、MNC_1〜MNC_4を含んでおり、MLPL_2がMCC_2、MNC_7〜MNC_9を含んでいる場合、MSPL_1は、MCC_1、MNC_1〜MNC_4またはMCC_2、MNC_7〜MCC_9のいずれかをもつPLMNのサブセットに適用される。
MLPL_1がSID_1、NID_1〜NID_7を含んでおり、MLPL_2がSID_2、NID_8〜NID_9を含んでいる場合、MSPL_1は、SID_1、NID_1〜NID_7またはSID_2、NID_8〜NID_9をもつPRL中の(1つまたは複数の)GEOのサブセットに適用される。
MLPL_1がMCC_1、SID_1、NID_1〜NID_7を含んでおり、MLPL_2がMCC_2、SID_2を含んでいる場合、MSPL_1は、MCC_1またはMCC_2をもつPLMNエントリと、MCC_1、SID_1、およびNID_1〜NID_7またはMCC_2をもつPRL中の(1つまたは複数の)GEOとのサブセットに適用される。
第4に、情報テキストの追加が行われ得、相互技術間のすべての相対的優先度の指定が推奨される(たとえば、3GPP PLMNエントリおよび3GPP2 PRLエントリ)。これにより、それらの相対的優先度のいかなるあいまいさも回避される。本質的に、これは、すべての残りのシステムの優先度を定義するために「任意」Priority_ClassがMSPLの最後に使用されることを確認することによって対処され得る。
例示的な態様では、MLPLのための定義および情報テキストは、MLPL_GROUPING_IDについての説明とともに拡張され得る。さらに、MMSSシステム優先度リスト(MSPL)のための定義および情報テキストは、System_Typesを用いたMSPLについての説明とともに拡張され得る。
MMSSロケーション関連優先度リスト(MLPL):MLPLは、ロケーション固有情報に基づくグルーピングのリストである。MLPLは、ロケーショングルーピングにおいて使用されるべきMMSSシステム優先度リストを基地局が指定することを可能にする。様々なタイプのロケーショングルーピングが表Cで指定されている。MLPL中の各エントリはMSPLをポイントする。
Figure 2012533968
NUM_MLPL_RECSは以下のオカーレンス(occurrence)である。
Figure 2012533968
MLPL_SIZEはロケーション関連優先度リストサイズである。このフィールドは、MLPL_SIZEを含む、MLPLのオクテットでの総サイズに設定される。
MLPL_IDは、MMSSロケーション優先度リスト識別情報であり、基地局によって割り当てられるMLPLに一意の識別情報を与える。
NUM_MLPL_RECSはオーバーレイシステム優先度記録の数である。このフィールドは、MLPL中のエントリの数に設定される。
MLPL_GROUPING_IDはMMSSロケーション関連優先度リストグルーピングIDである。このフィールドは、共通のMLPL_GROUPING_IDをもつ複数のMLPLをグループ化するための値に設定される。値「0000 0000 0000」および「1111 1111 1111」が予約されるものとし、(予約された値以外の)共通のMLPL_GROUPING_IDを共有するすべてのMLPLが、同じMSPLをポイントするものとする。
LOC_PARAM_TYPEはロケーションパラメータタイプである。このフィールドは、ロケーショングルーピングのために使用されるパラメータを識別する。可能なパラメータを表Cで説明する。ロケーションパラメータタイプは、MCCと、MNCと、TAG_IDとの任意の組合せとして指定され得る。ビット0、1、および2がすべて「0」に設定されたとき、「デフォルト」タイプが使用されるものとする。「デフォルト」タイプは、デバイスにとってロケーション情報が利用可能でない場合を表す。「TAG_ID」ビットは、このMLPL記録が属するロケーショングルーピングを指定する。
LOC_PARAM_TYPE:
Figure 2012533968
LOC_PARAM_VALはロケーションパラメータ値である。このフィールドは、ロケーショングルーピングのために使用されるLOC_PARAM_TYPEに応じて、長さが可変である。各LOC_PARAM_TYPEのためのLOC_PARAM_VALの長さを表Dで説明する。
Figure 2012533968
NUM_SYS_LOC_TAGは以下のフィールドのオカーレンスである。
Figure 2012533968
MCCはモバイル国コードである。LOC_PARAM_TYPEのビット0が「1」に設定された場合は、このフィールドは含まれ、モバイル国コードに設定されるものとし、他の場合は、このフィールドは省略されるものとする。
MNCはモバイルネットワークコードである。LOC_PARAM_TYPEのビット1が「1」に設定された場合は、このフィールドは含まれ、モバイルネットワークコードに設定されるものとし、他の場合は、このフィールドは省略されるものとする。
NUM_SYS_LOC_TAG:LOC_PARAM_TYPEのビット2が「1」に設定された場合は、このフィールドは、このLOC_PARAM_VALに適用可能なシステムロケーション情報の数に設定されるものとし、他の場合は、このフィールドは省略されるものとする。
SYS_TYPE:このフィールドは、表Hで指定されたシステムタイプに設定されるものとする。
SYS_LOC_TAG_SIZE:SYS_LOC_TAGのオクテットでのサイズ。
SYS_LOC_TAG:このフィールドは、SYS_TYPEにおいて指定されたシステムタイプに関連するシステム記録に従って設定されるものとする。
SYS_TYPEが「00000000」(cdma2000)に設定された場合、SYS_LOC_TAGは以下の3つのフィールドからなり得る。
Figure 2012533968
SIDは、cdma2000におけるワイヤレスシステムを一意に識別する番号である。
NID_STARTは、システムロケーションタグ中に含まれるべきcdma2000 PRLからの最初のNID値を指定する。
NID_RANGEは、cdma2000 PRL内のNID_STARTに続く連続するNIDの数を指定する。したがって、NID_RANGEによって指定された最後のNID値は、NID_START+NID_RANGEに等しいものとする。ただ1つのNID値が指定された場合(すなわち、NID_START)、NID_OFFSETは「00000000」に設定されるものとする。
SYS_TYPEが「00000001」(GSM(登録商標)/UMTS/LTE)に設定された場合、SYS_LOC_TAGは以下のフィールドからなり得る。
Figure 2012533968
PLMN_STARTは、システムロケーションタグ中に含まれるべきGSM(登録商標)/UMTS/LTE PLMNセレクタリストからの最初のPLMN値を指定する。
PLMN_RANGEは、PLMNセレクタリスト内のPLMN_STARTに続く連続するPLMNの数を指定する。したがって、PLMN_RANGEによって指定された最後のPLMN値は、PLMN_START+PLMN_RANGEに等しいものとする。ただ1つのPLMN値が指定された場合(すなわち、PLMN_START)、PLMN_OFFSETは「00000000」に設定され得る。
MSPL_INDEXはMMSSシステム優先度リストインデックスである。このフィールドは、MLPLエントリに対応するMMSSシステム優先度リストのMSPL_IDに設定される。
MMSSシステム優先度リスト(MSPL)は、cdma2000および非cdma2000セルラーシステムの優先リストである。MSPLは、マルチモード移動局がシステムを選択するのを支援する。システムが選択されると、移動局は、選択されたシステムがネットワークを取得するための標準ネットワーク選択プロシージャに従う。
ある規格(たとえば3GPP、3GPP2)内のシステムのネットワーク優先度は、その規格のルールによって規定され得る。MMSSと別の規格のシステム優先度との間の競合がある場合、その規格の優先度が優先するものとする。MMSSは、規格間(cross-standard)システム優先度と、無線アクセス技術(RAT)が指定されていないときの同じ規格内のRATの優先度とを識別するためにのみ使用されるものとする。たとえば、端末がGSM(登録商標)モードにある場合、MMSSは、非3GPP規格のシステムに端末をポイントするか、またはPLMNエントリがRATを指定しないとき、同じPLMNの別の3GPP RAT(たとえばLTE)に端末をポイントすることができる。後者は、RATが指定されないとき、または2つ以上のRATが示されるとき、単一のエントリに対して行われる。MSPLテーブルのプロビジョニングは、基礎をなす個々のシステムのシステム選択ルールに従うべきであることに留意されたい。
MSPLは、MSPLをインデックス付けする共通のMLPL_GROUPING_IDをもつMLPLのグループによって定義されたネットワークのサブセットに適用され得る。たとえば、それぞれ単一の別個のMCCを用いた、共通のMLPL_GROUPING_IDをもつMLPLのグループの場合、(グループ中の各MLPLがそれをポイントする)MSPLは、MLPLのこのグループによって指定されたMCCの各々に関連する、基礎をなす規格におけるネットワークのみに適用される。
各規格のすべてのシステムエントリ間の相対的優先度は、相対的システム優先度が未定義のままにならないように、相対的優先度のいかなるあいまいさをも回避するように定義されるべきである。
MS中には1つまたは複数のMSPLがあり得る。MSPLは、その移動局に無線で送られ得る。電源がオフにされると、MSPLは移動局によって保持される。MLPLにおけるロケーショングルーピングに関連するただ1つのMSPLがあるものとする。MSPLは以下のフィールドからなり得る。
Figure 2012533968
マルチモードシステム選択。マルチモードシステム選択(MMSS)のためのMMSSロケーション関連優先度リスト(MLPL)とMMSSシステム優先度リスト(MSPL)との使用を推奨する例示的な態様が提供される。MLPLおよびMSPLは、それらの2つの優先度リストに基づいてサポートされるWWANシステムを選択する目的で互いに使用される。
MLPLは、ロケーション固有情報に基づく記録のリストである。MLPLは、特定のロケーション記録のために使用されるべきMMSSシステム優先度リストを事業者が指定することを可能にする。一般に、MLPLは多くのロケーション記録からなる。各ロケーション記録(または、同等に、MLPL記録)について、1〜3つのロケーションパラメータ値(すなわち、モバイル国コード(MCC)、モバイルネットワークコード(MNC)およびSYS_LOC_TAG)が、関連するMSPLを指定するMSPL_INDEXとともに指定され得る。
MSPLは、cdma2000および非cdma2000セルラーシステムに優先度を付けるための記録のリストである。MSPLは、マルチモード移動局がシステムを選択するのを支援する。システムが選択されると、移動局は、そのシステムの要件に応じたネットワーク選択プロシージャに従う。MLPL記録において指定されたロケーショングルーピングに関連するただ1つのMSPL記録があり得るが、任意の数のMLPL記録が同じMSPL_INDEXを有し得る。次の2つのセクションでは、MLPLおよびMSPLについてより詳細に説明する。
MMSSロケーション関連優先度リスト(MLPL)。MLPL記録は、1〜3つのロケーションパラメータ値、すなわち、MCC、MNCおよびSYS_LOC_TAGからなり得る。SYS_LOC_TAGは、システム内の特定のネットワークに関連するロケーションTAGである。一般に、事業者は、ローミング契約がある各国についてMLPL記録を定義することになる。システム選択の優先度が所与の国内で同じであるべきである場合、ロケーションパラメータ値を定義するためにMCCパラメータのみが使用され得る。たとえば、ホーム事業者が5つの国とのローミング契約を有する場合、MLPLは以下の5つの記録からなり得る。
Figure 2012533968
各国は、MSPL_INDEXによって示されるただ1つのシステム選択優先度リストを有するので、MNCおよびSYS_LOC_TAGは必要とされないことに留意されたい。第4および第5の記録は、両方とも同じMSPL_INDEXに関連付けられる(すなわち、その2つの国は、システム選択のための優先度の同じ順序を有する)ことに留意されたい。
MNCおよびSYS_LOC_TAGロケーションパラメータ値は、国内で複数のMSPL記録が必要とされるときにのみ使用される。MNCは、所与の国において一意であり、特定の事業者に発行される。(たとえば、サービスの利用可能性により)その国の領域ごとにローミング契約が異なる場合、ホーム事業者は、2つのMSPL記録をポイントする2つのMLPL記録を作成することが必要であり得る。
たとえば、ホーム事業者は、事業者A(MNC=1のGSM(登録商標)/UMTS/LTE)および事業者B(cdma2000)とのローミング契約を有し得るが、事業者C(MNC=2のGSM(登録商標)/UMTS/LTE)および事業者D(cdma2000)とのあまり良好でないローミング契約を有し得る。さらに、事業者AおよびDは国の1つの領域(領域1)をサービスし、事業者BおよびCは同じ国の別の領域(領域2)をサービスすると仮定する。領域1では、選好されるのは、移動局が事業者AのGSM(登録商標)システム上にローミングすることであり、その後に事業者Dのcdma2000システムが続く。領域2では、選好されるのは、事業者Bのcdma2000システムであり、その後に事業者CのGSM(登録商標)システムが続く。
システム選択のための事業者の要件に差があるので、cdma2000とGSM(登録商標)/UMTS/LTEとの間の優先度を設定するために1つのMSPLを使用することは明らかに不十分である。MNCを使用する2つのMLPL記録は次のように構築され得る。
Figure 2012533968
第1のMLPL記録は、MNC=1(事業者A)に関連付けられ、MSPL1をポイントする(cdma2000よりもGSM(登録商標)/UMTS/LTEが選好される)ことに留意されたい。第2のMLPL記録は、MNC=2(事業者C)に関連付けられ、MSPL2をポイントする(GSM(登録商標)/UMTS/LTEよりもcdma2000が選好される)。領域1中で動作する移動局は第1のMLPL記録を使用し、領域2中で動作する移動局は第2のMLPL記録を使用する。
場合によっては、事業者がSYS_LOC_TAG情報をMLPL記録に追加することが望ましいことがある。cdma2000についてのSYS_LOC_TAG情報は、特定のcdma2000ネットワークに関連するSID/NID情報によって定義される。ただし、概して、同じMLPL記録において異なるシステムに属する2つ以上のSYS_LOC_TAG情報があり得る(すなわち、SYS_LOC_TAGは、GSM(登録商標)/UMTS/LTEおよびWiMAXに関連付けられ得る)。事業者A、B、CおよびDについての上記と同じ例を使用して、さらに、事業者Bのcdma2000システムはSID=2とNID=25とを使用し、事業者Dのcdma2000システムはSID=5とNID=40とを使用すると仮定する。表Kに、SYS_LOC TAGを用いたMLPLを示す。
Figure 2012533968
SYS_LOC_TAG情報を用いて、移動局が、MNC=1のGSM(登録商標)/UMTS/LTEネットワークを発見したならば、第1のMLPLが使用されるであろう。移動局が、MNC=2のGSM(登録商標)/UMTS/LTEネットワークを発見したならば、第2のMLPLが使用されるであろう。モバイルが、SID=2、NID=25のcdma2000ネットワークを発見したならば、第3のMLPL記録が使用されるであろう。最後に、移動局が、SID=5、NID=40のcdma2000ネットワークを発見したならば、第4のMLPL記録が使用されるであろう。一般に、すべてのロケーションパラメータ値が、あらゆるシステムに適用可能であるわけではない。この例では、GSM(登録商標)/UMTS/LTEシステムはMCCおよびMNCロケーションパラメータ値のみを使用し、cdma2000はMCCおよびSYS_LOC_TAGロケーションパラメータ値のみを使用する。
表K中の第1および第3のMLPL記録は、同じMCC値を有し、両方とも同じMSPL_INDEXにマッピングするので、ストレージスペースを低減するために、それらの2つのMLPL記録を組み合わせて1つのMLPL記録にすることができる(表Lを参照)。同様に、第2および第4のMLPL記録を組み合わせて1つのMLPL記録を形成することができる。この場合、第1のMLPL記録は、移動局が、GSM(登録商標)システム上で動作しながらMNC=1を発見したか、またはcdma2000システム上で動作しながらSID=2/NID=25を発見した場合に使用される。第2のMLPL記録は、移動局が、GSM(登録商標)システム上で動作しながらMNC=2を発見したか、またはcdma2000システム上で動作しながらSID=5/NID=40を発見した場合に使用される。
上記の例の場合、表Kと表Lとは等価である。等価とは、移動局が、表KからのMLPL記録を使用するにせよ、表LからのMLPL記録を使用するにせよ、移動局が結局は同じMSPL記録を選定することになることを意味するにすぎない。特に、移動局がGSM(登録商標)無線として動作するとき、SYS_TYPE=「0」(cdma2000)であるSYS_LOC_TAG情報は適用可能でない。したがって、GSM(登録商標)無線の観点から、表L中のMLPL記録1は、表K中のMLPL記録1と等価である。同様に、この例ではcdma2000無線がシステム選択のためにMNCを使用しないので、表L中のMNCエントリはcdma2000無線に適用可能でない。したがって、cdma2000無線の観点から、表L中のMLPL記録1は、表K中のMLPL記録1と等価である。しかしながら、cdma2000無線がシステム選択のためにMNCを使用する場合、表L中のMNCはcdma2000のMNC値に一致しないので、表Kと表Lとは等価でない。
Figure 2012533968
場合によっては、移動局は、ロケーションパラメータ値に基づいて選定するための2つ以上のMLPL記録を有し得る。これらの場合、最も微細なグラニュラリティを用いたMLPL記録(すなわち、SYS_LOC_TAG情報を含んでいているMLPL記録)が最初に選定され、その後に、より粗いグラニュラリティを用いたMLPL記録(すなわち、MNC情報を含んでいているMLPL記録)が続く。最終的に、最も粗いレベルのグラニュラリティを用いたMLPL記録(すなわち、MCCのみを含んでいているMLPL記録)が最後に選定される。一例として、移動局が、MCC1においてSID=5、NID=40のcdma2000ネットワークを取得した場合、移動局は、表M中の第3のMLPL記録がより良いグラニュラリティを有するので、第3のMLPL記録を使用する。一方、移動局がMCC1においてネットワークを取得したが、そのネットワークパラメータが、MLPL中のMNCまたはSYS_LOC_TAGのいずれにも一致しない場合、MCC値のみをもつMLPL記録が使用される。
Figure 2012533968
MMSSシステム優先度リスト(MSPL):システムタイプ(すなわち、SYS_TYPE)に基づくシステム選択に加えて、MSPLは、マルチモード移動局がどのシステムを選択すべきかを決定するのを支援するために、いくつかの追加のパラメータを有する。これらの追加のパラメータは、PRI_CLASS、SYS_PRIおよびHIGHER_PRI_SRCH_TIMEを含む。特に、PRI_CLASSは、システム内のネットワークの異なるクラスに基づいてシステム優先度を定義するために使用され得る。PRI_CLASSパラメータは、3つの値のうちの1つをとることができる(「0000」=ホーム、「0001」=好適および「0010」=任意)セクション3.5.13.4を参照。すべての3つのフィールドは、表Hにリストされているシステムタイプのいずれにも適用可能である。各システムは優先度リストまたはローミングリストを作成するためのそれ自体の方法とフォーマットとを有するので、優先度リストまたはローミングリスト中でのPRI_CLASSとネットワークとのマッピングは、システムごとに異なるように見え得る。cdma2000およびGSM(登録商標)/UMTS/LTEシステムのためのPRI_CLASSマッピングの例を以下で与える。
cdma2000について、1つのGEOに対する好適ローミングリスト(PRL)が以下のネットワークからなると仮定する。
Figure 2012533968
表Nに基づいて、PRI_CLASSの以下マッピングが推奨される。
第1のエントリが上記GEOにおける最高優先度ネットワークであるので、PRI_CLASS=「ホーム」はINDEX=0にマッピングする。
SID=3の次の3つのエントリは「PRI」に基づく等しい優先度を有するので、PRI_CLASS=「好適」はINDEX=0、1、2および3にマッピングする。また、INDEX=0によって表される「ホーム」ネットワークは、定義上は「好適」中に含まれる。
PRI_CLASS=「任意」は、PRLにリストされているか否かにかかわらず、任意のcdma2000ネットワークにマッピングする。
GSM(登録商標)/UMTS/LTEは、PLMNセレクタを形成するために、いくつかのネットワークリストを使用する。詳細には、GSM(登録商標)/UMTS/LTE PLMNセレクタは、ホームPLMN(HPLMN)または等価HPLMN(EHPLMN)、ユーザ制御PLMN(UPLMN)、事業者制御PLMN(OPLMN)および禁止PLMNを含んでいることがある。たとえば、EHPLMNおよびOPLMNが、あるMCCにおいて以下のネットワークからなると仮定する。
Figure 2012533968
PLMN1およびPLMN2が両方ともEHPLMNリストに属するので、PRI_CLASS=「ホーム」はPLMN1およびPLMN2にマッピングする。
PLMN3および4がOPLMNに属するので、PRI_CLASS=「好適」はPLMN1、2、3および4にマッピングする。また、PLMN1および2によって表される「ホーム」ネットワークは、定義上は「好適」中に含まれる。
PRI_CLASS=「任意」は、PLMNセレクタにリストされているか否かにかかわらず、任意のGSM(登録商標)/UMTS/LTEネットワークにマッピングする。また、事業者はこのリストを制御しないので、このPRI_CLASSの下でUPLMNが定義され得る。
System_Typesを用いたMMSSシステム優先度リスト(MSPL):このセクションでは、特定のエアインターフェース技術を使用する、システムタイプを用いたMSPLの例について説明する。
第1の例として、エアインターフェース技術を使用する、以下に基づくシステム優先度付けについて考える。
LTE>HRPD>UMTS>1x>GSM(登録商標)。
MSPLは、表Pに記載のように設計され得る。このリストは対応する3GPPおよび3GPP2システム優先度に一致するように設計されなければならないことに留意することが重要である。
Figure 2012533968
第2の例として、以下のマルチモードシステム優先度リストについて考える。
LTE(MCC_1 MNC1)
>HRPD(Subnet_1)
>LTE(MCC1、MNC_2〜MNC_3)
>HRPD(Subnet_2)
>UMTS(MCC_1、MNC_2〜MNC_3)
>1x(SID_1、NID_1)
>GSM(登録商標)(MCC_1、MNC_2〜MNC_3)
>cdma2000(任意)
>GSM(登録商標)/UMTS/LTE(任意)。
これは、表R中のPRLと、表S中のPLMNセレクタリストと、表T中のMLPLのMLPL記録1とに基づいて表Qを使用してMSPLを設計することによって実現され得る。MCC1がSID1にマッピングすると仮定する。
Figure 2012533968
Figure 2012533968
Figure 2012533968
ここで、MLPL_GROUPING_IDの使用について説明する例示的なMLPLの表Tを示す。
MLPL記録1はMSPL1をポイントする。MSPL1は、MCC1をもつPLMNリストエントリと、MCC1と等価なSID1をもつ1つまたは複数のエントリを含んでいるPRLの(1つまたは複数の)GEOとのサブセットに適用される。
MLPL記録2はMSPL2をポイントする。MSPL2は、MCC2をもつPLMNリストエントリと、MCC2と等価なSIDをもつ1つまたは複数のエントリを含んでいるPRLの(1つまたは複数の)GEOとのサブセットに適用される。
MLPL記録3および4は、各々がMSPL3をポイントする、MLPL_GROUPING_ID3をもつグループを形成する。MSPL3は、MCC3またはMCC4のいずれかをもつPLMNリストエントリと、MCC3またはMCC4のいずれかと等価なSIDをもつ1つまたは複数のエントリを含んでいるPRLの(1つまたは複数の)GEOとのサブセットに適用される。
MLPL記録5はMSPL3をポイントする。MSPL3は、MCC5をもつPLMNリストエントリと、MCC5と等価なSIDをもつ1つまたは複数のエントリを含んでいるPRLの(1つまたは複数の)GEOとのサブセットに適用される。
MLPL記録6はMSPL3をポイントする。MSPL3は、MCC6をもつPLMNリストエントリと、MCC6と等価なSIDをもつ1つまたは複数のエントリを含んでいるPRLの(1つまたは複数の)GEOとのサブセットに適用される。
MLPL記録7はMSPL1をポイントする。MSPL1は、MCC7、MNC3をもつPLMNリストエントリと、MCC7、MNC3と等価なSIDおよびNID、またはSID3、NID1をもつ1つまたは複数のエントリを含んでいるPRLの(1つまたは複数の)GEOとのサブセットに適用される。
MLPL記録8および9は、各々がMSPL2をポイントする、MLPL_GROUPING_ID7をもつグループを形成する。MSPL2は、PLMN8から、その次の4つの連続するエントリを含む、PLMNリストエントリと、SID9およびNID3以上NID7以下をもつPRLのGEOとのサブセットに適用される。
Figure 2012533968
図2に、ワイヤレスワイドエリアネットワークにおけるマルチモードシステム選択のための方法または動作シーケンス200を示す。ブロック202において、モバイルデバイスがネットワーク情報(たとえば、MCC、SID、NID、およびHRPDサブネットIDのうちの1つまたは複数)を検出する。ブロック204において、モバイルデバイスは、ネットワーク情報を使用して現在のジオ空間ロケーション(GEO)カバレージ領域を判断する。ブロック206において、モバイルデバイスは、現在のジオ空間ロケーションカバレージ領域に基づいてシステム選択ロケーション優先度リストのサブセットを選択する。ブロック208において、モバイルデバイスは、システム選択ロケーション優先度リストのサブセット(たとえば、MLPL)を関連するシステム優先度情報のセット(たとえば、MSPL)にマッピングすることによって、基礎をなすシステム選択情報(たとえば、PLMN、PRL)中のエントリをスケールダウンする。たとえば、ブロック210において、マッピングは、MLPLとMSPLとの1対1のマッピングとすることができる。別の例では、ブロック212において、マッピングは、MLPLとMSPLとの多対1マッピングとすることができる。ブロック214において、マッピングは、ネットワークから受信した1つまたは複数のMLPLのためのグルーピング識別子を検出することによるマッピングとすることができる。ブロック216において、モバイルデバイスは、次いで、システム選択優先度リストに従って選択される無線アクセス技術に応じて利用可能なアクセスノードを選択することができる。ブロック218において、スケーリングおよびマッピングは、MSPL中に含まれている無線アクセス技術の好適クラスパラメータに関して達成され得る。ブロック220において、スケーリングおよびマッピングは、MSPL中に含まれている無線アクセス技術のシステムタイプパラメータに関して達成され得る。ブロック222において、モバイルデバイスは、次いで、エアインターフェースを介して利用可能なアクセスノードと通信することができる。場合によっては、ブロック224において、ベターサービスリセレクション走査が、異なる無線アクセス技術に限定され得る。
図3を参照すると、ワイヤレスワイドエリアネットワークにおけるマルチモードシステム選択のためのシステム300が示されている。たとえば、システム300は、少なくとも部分的にモバイルデバイス、アクセス端末またはユーザ機器内に常駐することができる。システム300は機能ブロックを含むものとして表されており、その機能ブロックは、コンピューティングプラットフォーム、プロセッサ、ソフトウェア、またはそれらの組合せ(たとえばファームウェア)によって実装される機能を表す機能ブロックとすることができることを諒解されたい。システム300は、連携して動作することができる電気構成要素の論理グルーピング302を含む。別の例では、論理グルーピング302は、現在のジオ空間ロケーションカバレージ領域を判断するための電気構成要素304を含むことができる。別の例では、論理グルーピング302は、現在のジオ空間ロケーションカバレージ領域に基づいてシステム選択ロケーション優先度リストのサブセットを選択するための電気構成要素306を含むことができる。その上、論理グルーピング302は、システム選択ロケーション優先度リストのサブセットを関連するシステム優先度情報のセットにマッピングすることによって、基礎をなすシステム選択情報中のエントリをスケールダウンするための電気構成要素308を含むことができる。さらに、論理グルーピング302は、エアインターフェースを介して利用可能なアクセスノードと通信するための電気構成要素310を含むことができる。さらに、論理グルーピング302は、システム選択優先度リストに従って選択される無線アクセス技術に応じて利用可能なアクセスノードを選択するための電気構成要素312を含むことができる。さらに、システム300は、電気構成要素304〜312に関連する機能を実行するための命令を保持するメモリ320を含むことができる。メモリ320の外部にあるものとして示されているが、電気構成要素304〜312の1つまたは複数は、メモリ320の内部に存在することができることを理解されたい。
図4に、ワイヤレスワイドエリアネットワークにおけるマルチモードシステム選択のための装置402を示す。現在のジオ空間ロケーションカバレージ領域を判断するための手段404が提供される。現在のジオ空間ロケーションカバレージ領域に基づいてシステム選択ロケーション優先度リストのサブセットを選択するための手段406が提供される。システム選択ロケーション優先度リストのサブセットを関連するシステム優先度情報のセットにマッピングすることによって、基礎をなすシステム選択情報中のエントリをスケールダウンするための手段408が提供される。システム選択優先度リストに従って選択される無線アクセス技術に応じて利用可能なアクセスノードを選択するための手段410が提供される。エアインターフェースを介して利用可能なアクセスノードと通信するための手段412が提供される。
図5に、本明細書で説明する様々な態様による、マルチモードワイヤレス通信システムにおける好適なシステム選択を可能にするシステム500を示す。図5に示すように、システム500は、1つまたは複数の基地局(たとえば、アクセスポイント(AP)、ノードB、進化型ノードB(eNB)など)550と対話することができる1つまたは複数の端末(たとえば、アクセス端末(AT)、モバイル端末、ユーザ機器ユニット(UE)など)510を含むことができる。一例では、基地局550は、端末510との1つまたは複数のダウンリンク(DL、順方向リンク(FL)とも呼ばれる)通信に関与することができ、端末510は、基地局550との1つまたは複数のアップリンク(UL、逆方向リンク(RL)とも呼ばれる)通信に関与することができる。
一態様によれば、システム500に対応するエリアが複数の基地局550によってサービスされ得、基地局550の各々は、1つまたは複数の無線アクセス技術(RAT)の下で通信機能を与えることができる。これらの無線アクセス技術は、様々な規格団体によって作成された1つまたは複数の技術を含むことができる。具体的な例として、所与の地理的エリアにおいて使用されている無線技術は、GSM(登録商標)、General Packet Radio Service(GPRS)、Enhanced Data Rates for GSM(登録商標) Evolution(EDGE)、UMTS、LTEなどの、3GPP規格、IS−95、CDMA2000(たとえば、1X、Evolution−Data Optimized(EV−DO)など)、UMBなどの、3GPP2規格、Wi−Fi、WiMAXなどの、IEEE規格、および/または任意の他の好適な規格に従って実装され得る。
一例では、端末510は、1つまたは複数の規格団体によって実装される複数の無線アクセス技術の多目的使用を可能にするためにマルチモード動作が可能であり得る。マルチモード端末は、たとえば、それぞれの異種エアインターフェース技術に基づいて複数のネットワークを利用するネットワーク事業者によって利用され得る。たとえば、マルチモード端末は、新しい無線アクセス技術を利用するためにネットワークインフラストラクチャの一部分を更新するネットワーク事業者であって、ただし、依然として、異なる地理的エリアおよび/またはネットワーク環境における汎用性の向上のためにネットワークのより古いレガシー部分をそれぞれの端末が利用することが可能であることを望むネットワーク事業者によってサポートされ得る。
一態様によれば、異なるエアインターフェース技術の下で様々なネットワークを利用することが可能な端末510は、システム500において通信すべき好適なシステムを選択するための1つまたは複数のプロシージャを実装することができる。一例では、端末510は、システム優先度情報またはリスティング512、システムリスティング情報514、および/またはロケーション情報552などの情報に、システム選択の基礎をおくことができる。図5に示すように、システム優先度情報512および(1つまたは複数の)システムリスティング514は端末510にローカルに記憶され得、ロケーション情報は関連する基地局550から識別され得るが、端末510は、システム500内のまたはシステム500とは別の任意のソースから、そのような情報、および/またはシステム選択を行うために適した他の情報を取得することができることを諒解されたい。さらに、別段に明記されていない限り、本明細書に添付の特許請求の範囲は、情報の特定の(1つまたは複数の)ロケーションに限定されるものではないことを諒解されたい。
システム優先度情報512および/または(1つまたは複数の)システムリスティング514は、一例では、端末510によって利用され得るそれぞれのエアインターフェース技術および/または技術のグループに対応するデータベースのセットとして端末510に記憶され得る。したがって、たとえば、3GGP技術、3GGP2技術、IEEE技術、および/または技術の任意の他の好適なグループに対応する異なるデータベースが与えられ得る。そのようなデータベースは、加入者識別モジュール(SIM)カード、メモリ、および/またはハードディスク、メモリカード、CD−ROMディスクなどの他の機械可読データストレージを介して端末510に記憶され得る。
一態様によれば、異なるデータベースが端末510によって利用される場合、そのようなデータベースは、情報の異なる、重複しないサブセットを利用し得、異なる様式でフォーマットされ得、および/または1つまたは複数の他の物理的な点が異なり得る。具体的な例として、端末510が、規格の両方のセットに対応するシステム優先度情報512とシステムリスティング514とを記憶するように、端末510は、3GPPと3GPP2の両方のシステム選択が可能であり得る。しかしながら、高レベルにおいて、規格のそれぞれのセットのための情報512および514の各セットは、事業者、アクセス技術、および/または他の情報に基づいてシステムを選択するための優先度順序付けを指定するが、3GPPおよび3GPP2動作のためのそのような情報512および514の低レベル設計は、著しく異なることがあることが諒解できよう。たとえば、3GPPのためのシステムリスティング514は、それぞれの3GPPシステムに対応するモバイル国コード(MCC)/モバイルネットワークコード(MNC)情報のみを与える非常に粗いリスティングであり得るが、3GPP2のためのシステムリスティングは、システム識別子(SID)、ネットワーク識別子(NID)、無線周波数(RF)帯域クラスおよび/またはチャネル情報、取得タイプ情報などを含むより包括的なリストであり得る。さらに、3GPP優先度情報が(たとえば、対応するMCCによって指定される)それぞれの国および/または他の同様のエリアのための優先度によって順序付けられるシステムのリスティングのみからなり得るという点で、システムリスティング514および/または優先度情報512のフォーマッティングは異なり得るが、3GPP2優先度情報は、様々なシステムが優先度レベルを共有し、および/またはジオ空間ロケーション(GEO)などの実質的により緊密なエリアのための優先度リスティングのサブセットを与えることを可能にするためにフォーマットされ得る。したがって、様々な技術および/または技術のグループのためのシステム優先度情報512およびシステムリスティング514の差に基づいて、利用される各モードおよび/または規格について個々の別々のリストが与えられれば、1つまたは複数のロケーションのためのマルチモードシステムの好適なリストを作成することを望んでいる端末510は、そうすることの困難に遭遇することがある。
したがって、一態様によれば、端末500は、マルチモードリスト生成器520を含むことができ、マルチモードリスト生成器520は、システム500において通信すべきシステムを選択するために端末510によって利用され得る単一のマルチモード好適システムリスト530を生成するために、複数の異なる規格および/またはエアインターフェース技術に対応するシステム優先度情報512およびシステムリスティング514を合成することができる。具体的な例として、端末510は、1つまたは複数の3GPP規格(たとえば、LTE)、1つまたは複数の3GPP2規格(たとえば、CDMA2000)、および/または他の好適な規格の下での動作が可能であり得る。そのような規格に対応するシステム優先度情報512およびシステムリスティング514に基づいて、1つまたは複数の地理的ロケーションに関係するロケーション情報552とともに、端末510は、マルチモード好適システムリスト530を生成するために、マルチモードリスト生成器520を利用することができ、それによって、ロケーション情報552によって与えられる1つまたは複数のロケーション中の端末510によってサポートされる任意の通信技術を使用して通信ネットワークを発見する能力を端末510に与える。
一例では、マルチモードリスト生成器520は、依然として情報のより粗いセットのためのサポートを行いながら、所与の情報中に与えられる微細粒状情報を組み込むことによって、汎用的な方法でマルチモード好適システムリスト530を生成することができる。マルチモード好適システムリストを作成するための具体的な技法について、以下でさらに詳細に説明する。
別の例では、ロケーション情報552は、システム500内の端末510の現在のロケーションに対応することができる。端末510の現在のロケーションを利用することによって、マルチモードリスト生成器520は、端末510が配置されるエリアにカバレージを与える様々なシステムを含むマルチモード好適システムリスト530を端末510に与えることができる。これは、たとえば、端末510の当該ロケーションに関係する情報のみを組み込むために、システム優先度情報512および/またはシステムリスティング514の1つまたは複数の一般化されたセットをプルーニングすることによって達成され得る。それぞれのロケーションに対応する様々なマルチモード好適システムリスト530は、端末510において事前生成され、事前記憶され得るか、または一例では、特定のロケーション(たとえば、都市、国など)のためのマルチモード好適システムリスト530は、端末510が前記ロケーションに入ったと判断されると、自動的に生成され得る。
一態様によれば、端末510は、本明細書で説明する端末510の機能の一部または全部を実装し、および/または場合によっては可能にするために利用され得る、プロセッサ542および/またはメモリ544をさらに含むことができる。同様に、基地局550は、本明細書で説明する基地局550の一部または全部の機能を可能にし、および/または実装するための、プロセッサ554および/またはメモリ556を含むことができる。
次に図6を参照すると、本明細書で説明する様々な態様に従って利用され得る例示的なシステム選択プロシージャ階層を示す図600が与えられている。図600によって示される例では、システム選択プロシージャ610〜620のセットが利用され得、そのそれぞれは、それぞれの技術グループに対応することができる。技術グループは、それぞれの規格団体によって実装されるRATおよび/または他の適切なグルーピングに対応することができる。
一例では、システム選択プロシージャ610および/または620のセットは、対応する技術グループを利用するネットワークを選択する際に端末によって利用されるルールおよび/またはデータベースを含むことができる。システム選択プロシージャは、端末においてローカルに記憶され得、別の関連するエンティティからオンデマンド方法で端末に与えられ得、および/または任意の他の好適な方法で端末によって取得され得る。一態様によれば、システム選択プロシージャ610〜620の複数のセットは、オーバーレイ630を使用して統合され得、オーバーレイ630は、複数の技術グループ間のマルチモード動作を可能にするために個々のシステム選択プロシージャ610〜620の上に適用される1つまたは複数のルールまたはデータベースを含むことができる。
システム選択プロシージャオーバーレイ実装形態の具体的な非限定的な例、ならびにマルチモード好適システムリストを生成するための技法の具体的な例が、図7中のシステム700によって示されている。図7に示すように、データベース710〜750の形態でのシステム選択情報が、モバイルハンドセットおよび/または任意の他の好適なデバイスによって利用され得る。より詳細には、データベースは、パブリックランドモバイルネットワーク(PLMN)リスト710と、好適ローミングリスト(PRL)720と、1つまたは複数の他のシステム情報データベース730と、マルチモードシステム選択(MMSS)ロケーション優先度リスト(MLPL)740と、MMSSシステム優先度リスト(MSPL)データベース750とを含むことができる。
1つの具体的な例では、PLMNリスト710は、PLMNのリストを含むことができ、それのストレージに必要なスペース量を最小限に抑えるために、小さい、粗いネットワークリストとして構成され得る。たとえば、PLMNリスト710中のそれぞれのネットワークは、ネットワークが配置される国に対応するMCCとネットワークの事業者に対応するMNCとのみを使用して識別され、優先度の降順でPLMNリスト710に入れられ得る。しかしながら、PLMNリスト710は、任意の好適なフォーマッティングおよび/または情報を利用することができることを諒解されたい。さらに示すように、PLMNリスト710は、ホームネットワークとして分類されるネットワークを指定することができる等価ホームPLMN(EHPLMN)リスト、1つまたは複数の好適なネットワークを指定することができる事業者PLMN(OPLMN)リスト、および/または任意の他の好適なリストを使用して構築され得る。
別の具体的な例では、PRL720は、それぞれのSIDおよび/またはNIDによって識別されるシステムのリストを含むことができる。PLMNリスト710とは対照的に、PRL720は、ストレージスペース要件よりも情報の詳細を選好する、より粒度の細かい詳細なリストとすることができる。したがって、SID/NIDおよびRAT情報に加えて、PRL720は、RF帯域クラスおよび/またはチャネル情報、取得タイプ情報、ならびに/あるいはそれぞれのシステムに関係する他の情報などの情報をさらに含んでいることがある。さらに、PRL720は、複数のシステムが同じ優先度レベルを共有することを可能にすることができる優先度レベル情報を含むことができる。図7にさらに示すように、PRL720は、都市、州、および/または他の地理的領域に対応することができる共通のジオ空間ロケーションまたはGEO中に配置されるシステムのより小さいリストにグループ化され得る。
したがって、一態様によれば、PLMNリスト710およびPRL720は、図6中のシステム選択プロシージャ610および620と同様の方法で、様々な無線技術のためのモバイルハンドセットのシステム選択プロシージャを与えることができることが諒解できよう。システム700にさらに示すように、システム選択プロシージャの1つまたは複数の他のセット730も利用され得る。
別の態様によれば、図6に示すものと同様のシステム選択プロシージャオーバーレイは、MLPL740およびMSPLデータベース750としてシステム700中に与えられ得る。一例では、MLPL740は、その各々が、少なくとも1つのシステムを識別することができるMLPL記録のセットを含んでいることがある。一例では、MLPL740は、PLMNリスト710、PRL720、他のシステム情報730、および/または任意の他の好適なリスティングにリストされているシステムの記録を含むことができる。さらに、MLPL740中の各記録は、MSPLデータベース750中のMSPLをポイントすることができる。一例では、MSPLデータベース750中のそれぞれのMSPLは、それをポイントするシステムの優先度リスティングを指定するルールを与えることができる。
図8は、本明細書で説明する機能の様々な態様を実装するために利用され得るシステム800のブロック図である。一例では、システム800は、基地局またはノードB802を含む。図示のように、ノードB802は、1つまたは複数の受信(Rx)アンテナ806を介して1つまたは複数のUE804から(1つまたは複数の)信号を受信し、1つまたは複数の送信(Tx)アンテナ808を介して1つまたは複数のUE804にその信号を送信することができる。さらに、ノードB802は、(1つまたは複数の)受信アンテナ806から情報を受信する受信機810を備えることができる。一例では、受信機810は、受信した情報を復調する復調器812に動作可能に結合され得る。次いで、復調されたシンボルは、プロセッサ814によって分析され得る。プロセッサ814は、コードクラスタ、アクセス端末割当て、それに関するルックアップテーブル、固有のスクランブル系列に関する情報、および/または他の好適なタイプの情報を記憶することができるメモリ816に結合され得る。一例では、ノードB802はまた、送信機820によって(1つまたは複数の)送信アンテナ808を介して送信するために信号を多重化することができる変調器818を含むことができる。
図9は、本明細書で説明する機能の様々な態様を実装するために利用され得る別のシステム900のブロック図である。一例では、システム900はモバイル端末902を含む。図示のように、モバイル端末902は、1つまたは複数のアンテナ908を介して、1つまたは複数の基地局904から(1つまたは複数の)信号を受信し、1つまたは複数の基地局904にその信号を送信することができる。さらに、モバイル端末902は、(1つまたは複数の)アンテナ908から情報を受信する受信機910を備えることができる。一例では、受信機910は、受信した情報を復調する復調器912に動作可能に結合され得る。次いで、復調されたシンボルは、プロセッサ914によって分析され得る。プロセッサ914は、モバイル端末902に関するデータおよび/またはプログラムコードを記憶することができるメモリ916に結合され得る。さらに、モバイル端末902は、方法900〜1300、ならびに/または他の同様のおよび適切な方法を実行するために、プロセッサ914を採用することができる。モバイル端末902はまた、(1つまたは複数の)アンテナ908を介して送信機920によって送信するために信号を多重化することができる変調器918を含むことができる。
いくつかの態様では、マクロスケールのカバレージ(たとえば、一般にマクロセルネットワークと呼ばれる、3Gネットワークなどの広域セルラーネットワーク)と、より小さいスケールのカバレージ(たとえば、レジデンスベースまたは建築物ベースのネットワーク環境)とを含むネットワーク中で、本明細書の教示を採用し得る。アクセス端末(「AT」)がそのようなネットワーク中を移動するとき、アクセス端末は、あるロケーションでは、マクロカバレージを与えるアクセスノード(「AN」)によってサービスされ得、他のロケーションでは、より小さいスケールのカバレージを与えるアクセスノードによってサービスされ得る。いくつかの態様では、より小さいカバレージノードを使用して、(たとえば、よりロバストなユーザエクスペリエンスのために)増分キャパシティの増大と、屋内カバレージと、様々なサービスとを与え得る。本明細書での説明では、比較的大きいエリアにわたるカバレージを与えるノードを、マクロノードと呼ぶことがある。比較的小さいエリア(たとえば、住居)にわたるカバレージを与えるノードを、フェムトノードと呼ぶことがある。マクロエリアよりも小さく、フェムトエリアよりも大きいエリアにわたるカバレージを与える(たとえば、商業建築物内のカバレージを与える)ノードを、ピコノードと呼ぶことがある。
マクロノード、フェムトノード、またはピコノードに関連付けられたセルを、それぞれ、マクロセル、フェムトセル、またはピコセルと呼ぶことがある。いくつかの実装形態では、各セルをさらに1つまたは複数のセクタに関連付ける(たとえば、分割する)ことがある。
様々な適用例では、マクロノード、フェムトノード、またはピコノードを指すために他の用語を使用することがある。たとえば、マクロノードを、アクセスノード、基地局、アクセスポイント、eノードB、マクロセルなどとして構成すること、またはそのように呼ぶことがある。また、フェムトノードを、ホームノードB、ホームeノードB、アクセスポイント基地局、フェムトセルなどとして構成すること、またはそのように呼ぶことがある。
ワイヤレス多元接続通信システムは、複数のワイヤレスアクセス端末のための通信を同時にサポートし得る。上述のように、各端末は、順方向リンクおよび逆方向リンク上での送信を介して1つまたは複数の基地局と通信し得る。順方向リンク(またはダウンリンク)は基地局から端末への通信リンクを指し、逆方向リンク(またはアップリンク)は端末から基地局への通信リンクを指す。この通信リンクは、単入力単出力システム、多入力多出力(「MIMO」)システム、または何らかの他のタイプのシステムを介して確立され得る。
図10を参照すると、一態様による多元接続ワイヤレス通信システムが示されている。アクセスポイント(AP)1000は複数のアンテナグループを含み、あるアンテナグループは1005と1006とを含み、別のアンテナグループは1008と1010とを含み、追加のアンテナグループは1012と1014とを含む。図10では、アンテナグループごとに2つのアンテナのみが示されているが、アンテナグループごとにより多いまたはより少ないアンテナが利用され得る。アクセス端末(AT)1016はアンテナ1012および1014と通信中であり、アンテナ1012および1014は、順方向リンク1020上でアクセス端末1016に情報を送信し、逆方向リンク1018上でアクセス端末1016から情報を受信する。アクセス端末1022はアンテナ1006および1008と通信中であり、アンテナ1006および1008は、順方向リンク1026上でアクセス端末1022に情報を送信し、逆方向リンク1024上でアクセス端末1022から情報を受信する。FDDシステムでは、通信リンク1018、1020、1024および1026は、通信のための異なる周波数を使用し得る。たとえば、順方向リンク1020は、逆方向リンク1018によって使用される周波数とは異なる周波数を使用し得る。
アンテナの各グループ、および/またはアンテナが通信するために設計されたエリアは、しばしば、アクセスポイントのセクタと呼ばれる。本態様では、アンテナグループはそれぞれ、アクセスポイント1000によってカバーされるエリアのセクタ内でアクセス端末に通信するように設計される。
順方向リンク1020および1026上の通信では、アクセスポイント1000の送信アンテナは、異なるアクセス端末1016および1022に対して順方向リンクの信号対雑音比を改善するためにビームフォーミングを利用する。また、アクセスポイントが、ビームフォーミングを使用して、そのカバレージ中にランダムに分散されたアクセス端末に送信するほうが、アクセスポイントが単一のアンテナを介してすべてのそのアクセス端末に送信するよりも、隣接セル中のアクセス端末への干渉が小さくなる。
アクセスポイントは、端末との通信に使用される固定局でもよく、アクセスポイント、ノードB、または何らかの他の用語で呼ばれることもある。アクセス端末は、ユーザ機器(UE)、ワイヤレス通信デバイス、端末、または何らかの他の用語で呼ばれることもある。
さらに、本明細書で開示した態様に関して説明した様々な例示的な論理ブロック、モジュール、回路、およびアルゴリズムステップは、電子ハードウェア、コンピュータソフトウェア、または両方の組合せとして実装され得ることを当業者なら諒解されよう。ハードウェアとソフトウェアのこの互換性を明確に示すために、様々な例示的な構成要素、ブロック、モジュール、回路、およびステップについて、上記では概してそれらの機能に関して説明した。そのような機能をハードウェアとして実装するか、ソフトウェアとして実装するかは、特定の適用例および全体的なシステムに課せられた設計制約に依存する。当業者は、説明した機能を特定の適用例ごとに様々な方法で実装し得るが、そのような実装の決定は、本開示の範囲からの逸脱を生じるものと解釈すべきではない。
本出願で使用する「構成要素」、「モジュール」、「システム」などの用語は、ハードウェア、ハードウェアとソフトウェアの組合せ、ソフトウェア、または実行中のソフトウェアなど、コンピュータ関連のエンティティを指すものとする。たとえば、構成要素は、プロセッサ上で実行されるプロセス、プロセッサ、オブジェクト、実行ファイル、実行スレッド、プログラム、および/またはコンピュータであり得るが、これらに限定されない。例として、サーバ上で動作するアプリケーションと、そのサーバの両方を構成要素とすることができる。1つまたは複数の構成要素がプロセスおよび/または実行スレッド内に常駐し得、1つの構成要素を1つのコンピュータ上に配置し、および/または2つ以上のコンピュータ間に分散し得る。
「例示的」という単語は、本明細書では、例、事例、または例示の働きをすることを意味するために使用する。「例示的」として本明細書で説明するいかなる態様または設計も、必ずしも他の態様または設計よりも好ましいまたは有利なものと解釈すべきではない。
様々な態様を、いくつかの構成要素やモジュールなどを含み得るシステムに関して提示する。様々なシステムは、追加の構成要素やモジュールなどを含むことも、および/または各図に関連して論じる構成要素やモジュールなどのすべてを含まないこともあることを理解および諒解されたい。これらの手法の組合せも使用され得る。本明細書で開示する様々な態様は、タッチスクリーンディスプレイ技術および/またはマウスおよびキーボードタイプインターフェースを利用するデバイスを含む、電気デバイス上で実行され得る。そのようなデバイスの例には、コンピュータ(デスクトップおよびモバイル)、スマートフォン、携帯情報端末(PDA)、およびワイヤードとワイヤレスの両方の他の電子デバイスがある。
さらに、本明細書で開示する態様に関連して説明した様々な例示的な論理、論理ブロック、モジュール、および回路は、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)または他のプログラマブル論理デバイス、個別ゲートまたはトランジスタ論理、個別ハードウェア構成要素、あるいは本明細書に記載の機能を実行するように設計されたそれらの任意の組合せを用いて実装または実行され得る。汎用プロセッサはマイクロプロセッサであり得るが、代替として、プロセッサは、任意の従来のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、または状態機械であり得る。プロセッサはまた、コンピューティングデバイスの組合せ、たとえば、DSPとマイクロプロセッサとの組合せ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと連携する1つまたは複数のマイクロプロセッサ、あるいは任意の他のそのような構成として実装され得る。
さらに、標準的なプログラミングおよび/またはエンジニアリング技法を使用して、開示する態様を実装するようにコンピュータを制御するためのソフトウェア、ファームウェア、ハードウェア、またはそれらの任意の組合せを生成する方法、装置、または製造品として1つまたは複数のバージョンを実装し得る。本明細書で使用する「製造品」(または代替的に「コンピュータプログラム製品」)という用語は、任意のコンピュータ可読デバイス、キャリア、または媒体からアクセス可能なコンピュータプログラムを包含するものとする。たとえば、コンピュータ可読媒体は、磁気記憶デバイス(たとえば、ハードディスク、フロッピー(登録商標)ディスク、磁気ストリップ...)、光ディスク(たとえば、コンパクトディスク(CD)、デジタル多用途ディスク(DVD)...)、スマートカード、およびフラッシュメモリデバイス(たとえば、カード、スティック)を含むことができるが、これらに限定されない。さらに、電子メールを送信および受信する際またはインターネットもしくはローカルエリアネットワーク(LAN)などのネットワークにアクセスする際に使用される搬送波など、搬送波を使用して、コンピュータ可読電子データを搬送することができることを諒解されたい。もちろん、開示する態様の範囲から逸脱することなく、この構成に対して多数の改変を行い得ることを当業者ならば認識するであろう。
本明細書で開示する態様に関して説明した方法またはアルゴリズムのステップは、直接ハードウェアで実施されるか、プロセッサによって実行されるソフトウェアモジュールで実施されるか、またはその2つの組合せで実施され得る。ソフトウェアモジュールは、RAMメモリ、フラッシュメモリ、ROMメモリ、EPROMメモリ、EEPROMメモリ、レジスタ、ハードディスク、リムーバブルディスク、CD−ROM、または当技術分野で知られている任意の他の形態の記憶媒体中に常駐し得る。例示的な記憶媒体は、プロセッサが記憶媒体から情報を読み取り、記憶媒体に情報を書き込むことができるようにプロセッサに結合される。代替として、記憶媒体はプロセッサに一体化され得る。プロセッサおよび記憶媒体はASIC中に常駐し得る。ASICはユーザ端末内に常駐し得る。代替として、プロセッサおよび記憶媒体は、ユーザ端末中に個別構成要素として常駐し得る。
開示した態様の前述の説明は、当業者が本開示を実施または使用できるようにするために提供されるものである。これらの態様への様々な修正は当業者には容易に明らかであり、本明細書で定義した一般原理は、本開示の趣旨または範囲から逸脱することなく他の実施形態に適用され得る。したがって、本開示は、本明細書で示した実施形態に限定されるものではなく、本明細書で開示した原理および新規の特徴に一致する最も広い範囲を与られるべきである。
上記で説明した例示的なシステムに鑑みて、開示した主題に従って実装され得る方法について、いくつかの流れ図を参照しながら説明した。説明を簡単にするために、方法を一連のブロックとして図示および説明するが、いくつかのブロックは、本明細書で図示および説明するのとは異なる順序で、および/または他のブロックと同時に、行われ得るので、請求する主題はブロックの順序によって限定されないことを理解および諒解されたい。さらに、本明細書に記載の方法を実装するために、図示したすべてのブロックが必要とされるわけではない。さらに、本明細書で開示した方法は、そのような方法をコンピュータに移送および転送することを可能にするために製造品に記憶することが可能であることをさらに諒解されたい。本明細書で使用する製造品という用語は、任意のコンピュータ可読デバイス、キャリア、または媒体からアクセス可能なコンピュータプログラムを包含するものとする。
全体的または部分的に、参照により本明細書に組み込まれると言われる任意の特許、公報、または他の開示資料は、その組み込まれる資料が本開示で説明した既存の定義、記述、または他の開示資料と競合しない限り、本明細書に組み込まれることを諒解されたい。したがって、必要な限り、本明細書で明示的に説明した開示は、参照により本明細書に組み込まれる任意の競合する資料に取って代わる。参照により本明細書に組み込まれると言われるが、本明細書で説明した既存の定義、記述、または他の開示資料と競合する、いかなる資料またはその部分も、その組み込まれる資料と既存の開示資料との間に競合が生じない限り、組み込まれる。

Claims (37)

  1. ワイヤレスワイドエリアネットワークにおけるマルチモードシステム選択のための方法であって、
    現在のジオ空間ロケーションカバレージ領域を判断することと、
    前記現在のジオ空間ロケーションカバレージ領域に基づいてシステム選択ロケーション優先度リストのサブセットを選択することと、
    システム選択ロケーション優先度リストの前記サブセットを関連するシステム優先度情報のセットにマッピングすることによって、基礎をなすシステム選択情報中のエントリをスケールダウンすることと、
    前記システム選択優先度リストに従って選択される無線アクセス技術に応じて利用可能なアクセスノードを選択することと、
    エアインターフェースを介して前記利用可能なアクセスノードと通信することと
    を備える、方法。
  2. 前記基礎をなすシステム選択情報中のエントリをスケールダウンすることが、前記関連するシステム優先度情報中に含まれている無線アクセス技術の好適クラスパラメータのサブセットを選択することをさらに備える、請求項1に記載の方法。
  3. 前記基礎をなすシステム選択情報中のエントリをスケールダウンすることが、前記関連するシステム優先度情報中に含まれている無線アクセス技術のシステムタイプパラメータのサブセットを選択することをさらに備える、請求項1に記載の方法。
  4. 関連するシステム優先度情報の前記セットが、1つまたは複数のシステムタイプのためのシステム優先度ルールを含む少なくとも1つのマルチモードシステム選択(MMSS)システム優先度リスト(MSPL)と、通信システムを対応するMSPLに関係づける少なくとも1つのMMSSロケーション優先度リスト(MLPL)とを備える、請求項1に記載の方法。
  5. 前記基礎をなすシステム選択情報が、パブリックランドモバイルネットワーク(PLMN)リストと好適ローミングリスト(PRL)とを備える、請求項2に記載の方法。
  6. 前記PLMNリストが、等価ホームPLMN(EHPLMN)リストと事業者PLMN(OPLMN)リストとを備え、前記EHPLMNリストおよび前記OPLMNリストがそれぞれ、モバイル国コード(MCC)とモバイルネットワークコード(MNC)とによって識別されるシステムの記録を備える、請求項5に記載の方法。
  7. 前記現在のジオ空間ロケーションカバレージ領域を判断することが、モバイル国コード(MCC)を判断することをさらに備える、請求項1に記載の方法。
  8. 前記モバイル国コード(MCC)を判断することが、前記MCCにマッピングされたシステム識別子(SID)を判断することをさらに備える、請求項7に記載の方法。
  9. 前記現在のジオ空間ロケーションカバレージ領域を判断することが、モバイル国コード(MCC)と、システム識別子(SID)と、ネットワーク識別子(NID)と、サブネット識別子とからなるグループから選択された複数のネットワーク情報を検出することをさらに備える、請求項1に記載の方法。
  10. 前記現在のジオ空間ロケーションカバレージ領域を判断することが、モバイル国コード(MCC)と、モバイルネットワークコード(MNC)と、システム識別子(SID)と、ネットワーク識別子(NID)と、サブネット識別子とからなるグループから選択された複数のネットワーク情報を検出することをさらに備える、請求項1に記載の方法。
  11. システム選択ロケーション優先度リストの前記サブセットを関連するシステム優先度情報の前記セットにマッピングすることが、マルチモードシステム選択(MMSS)ロケーション優先度リスト(MLPL)とMMSSシステム優先度リスト(MSPL)との1対1のマッピングをさらに備える、請求項1に記載の方法。
  12. システム選択ロケーション優先度リストの前記サブセットを関連するシステム優先度情報の前記セットにマッピングすることが、マルチモードシステム選択(MMSS)ロケーション優先度リスト(MLPL)中の複数のエントリとMMSSシステム優先度リスト(MSPL)との多対1マッピングをさらに備える、請求項1に記載の方法。
  13. 前記現在のジオ空間ロケーションカバレージ領域を判断することが、ネットワークからマルチモードシステム選択(MMSS)ロケーション優先度リスト(MLPL)のためのグルーピング識別子を検出することをさらに備える、請求項1に記載の方法。
  14. 前記グルーピング識別子を検出することが、1つのMLPLを識別することをさらに備える、請求項13に記載の方法。
  15. 前記現在のジオ空間ロケーションカバレージ領域を判断することが、システム情報の複数の組合せのうちの1つを検出することをさらに備える、請求項1に記載の方法。
  16. 複数のネットワーク情報のうちの1つを検出することが、モバイル国コード(MCC)と、モバイルネットワークコード(MNC)と、システム識別子(SID)と、ネットワーク識別子(NID)と、サブネット識別子とからなるグループから選択された複数のネットワーク情報を検出することをさらに備える、請求項15に記載の方法。
  17. 周期的ベターサービスリセレクション走査を異なる無線アクセス技術に限定することをさらに備える、請求項1に記載の方法。
  18. ワイヤレスワイドエリアネットワークにおけるマルチモードシステム選択のための少なくとも1つのプロセッサであって、
    現在のジオ空間ロケーションカバレージ領域を判断するための第1のモジュールと、
    前記現在のジオ空間ロケーションカバレージ領域に基づいてシステム選択ロケーション優先度リストのサブセットを選択するための第2のモジュールと、
    システム選択ロケーション優先度リストの前記サブセットを関連するシステム優先度情報のセットにマッピングすることによって、基礎をなすシステム選択情報中のエントリをスケールダウンするための第3のモジュールと、
    前記システム選択優先度リストに従って選択される無線アクセス技術に応じて利用可能なアクセスノードを選択するための第4のモジュールと、
    エアインターフェースを介して前記利用可能なアクセスノードと通信するための第5のモジュールと
    を備える、プロセッサ。
  19. ワイヤレスワイドエリアネットワークにおけるマルチモードシステム選択のためのコンピュータプログラム製品であって、
    コンピュータに、現在のジオ空間ロケーションカバレージ領域を判断させるための第1のコードセットと、
    前記コンピュータに、前記現在のジオ空間ロケーションカバレージ領域に基づいてシステム選択ロケーション優先度リストのサブセットを選択させるための第2のコードセットと、
    前記コンピュータに、システム選択ロケーション優先度リストの前記サブセットを関連するシステム優先度情報のセットにマッピングすることによって、基礎をなすシステム選択情報中のエントリをスケールダウンさせるための第3のコードセットと、
    前記コンピュータに、前記システム選択優先度リストに従って選択される無線アクセス技術に応じて利用可能なアクセスノードを選択させるための第4のコードセットと、
    前記コンピュータに、エアインターフェースを介して前記利用可能なアクセスノードと通信させるための第5のコードセットと
    を備えるコードセットを記憶する非一時的コンピュータ可読媒体
    を備えるコンピュータプログラム製品。
  20. ワイヤレスワイドエリアネットワークにおけるマルチモードシステム選択のための装置であって、
    現在のジオ空間ロケーションカバレージ領域を判断するための手段と、
    前記現在のジオ空間ロケーションカバレージ領域に基づいてシステム選択ロケーション優先度リストのサブセットを選択するための手段と、
    システム選択ロケーション優先度リストの前記サブセットを関連するシステム優先度情報のセットにマッピングすることによって、基礎をなすシステム選択情報中のエントリをスケールダウンするための手段と、
    前記システム選択優先度リストに従って選択される無線アクセス技術に応じて利用可能なアクセスノードを選択するための手段と、
    エアインターフェースを介して前記利用可能なアクセスノードと通信するための手段と
    を備える、装置。
  21. ワイヤレスワイドエリアネットワークにおけるマルチモードシステム選択のための装置であって、
    現在のジオ空間ロケーションカバレージ領域を判断することと、
    前記現在のジオ空間ロケーションカバレージ領域に基づいてシステム選択ロケーション優先度リストのサブセットを選択することと、
    システム選択ロケーション優先度リストの前記サブセットを関連するシステム優先度情報のセットにマッピングすることによって、基礎をなすシステム選択情報中のエントリをスケールダウンすることと、
    前記システム選択優先度リストに従って選択される無線アクセス技術に応じて利用可能なアクセスノードを選択することと
    のためのコンピューティングプラットフォームと、
    エアインターフェースを介して前記利用可能なアクセスノードと通信するためのトランシーバと
    を備える、装置。
  22. 前記コンピューティングプラットフォームが、さらに、前記関連するシステム優先度情報中に含まれている無線アクセス技術の好適クラスパラメータのサブセットを選択することによって、前記基礎をなすシステム選択情報中のエントリをスケールダウンするためのものである、請求項21に記載の装置。
  23. 前記コンピューティングプラットフォームが、さらに、前記関連するシステム優先度情報中に含まれている無線アクセス技術のシステムタイプパラメータのサブセットを選択することによって、前記基礎をなすシステム選択情報中のエントリをスケールダウンするためのものである、請求項21に記載の装置。
  24. 関連するシステム優先度情報の前記セットが、1つまたは複数のシステムタイプのためのシステム優先度ルールを含む少なくとも1つのマルチモードシステム選択(MMSS)システム優先度リスト(MSPL)と、通信システムを対応するMSPLに関係づける少なくとも1つのMMSSロケーション優先度リスト(MLPL)とを備える、請求項21に記載の装置。
  25. 前記基礎をなすシステム選択情報が、パブリックランドモバイルネットワーク(PLMN)リストと好適ローミングリスト(PRL)とを備える、請求項24に記載の装置。
  26. 前記PLMNリストが、等価ホームPLMN(EHPLMN)リストと事業者PLMN(OPLMN)リストとを備え、前記EHPLMNリストおよび前記OPLMNリストがそれぞれ、モバイル国コード(MCC)とモバイルネットワークコード(MNC)とによって識別されるシステムの記録を備える、請求項25に記載の装置。
  27. 前記コンピューティングプラットフォームが、さらに、モバイル国コード(MCC)を判断することによって前記現在のジオ空間ロケーションカバレージ領域を判断するためのものである、請求項21に記載の装置。
  28. 前記コンピューティングプラットフォームが、さらに、前記MCCにマッピングされたシステム識別子(SID)を判断することによって前記モバイル国コード(MCC)を判断するためのものである、請求項27に記載の装置。
  29. 前記コンピューティングプラットフォームが、さらに、モバイル国コード(MCC)と、システム識別子(SID)と、ネットワーク識別子(NID)と、サブネット識別子とからなるグループから選択された複数のネットワーク情報を検出することによって、前記現在のジオ空間ロケーションカバレージ領域を判断するためのものである、請求項21に記載の装置。
  30. 前記コンピューティングプラットフォームが、さらに、モバイル国コード(MCC)と、モバイルネットワークコード(MNC)と、システム識別子(SID)と、ネットワーク識別子(NID)と、サブネット識別子とからなるグループから選択された複数のネットワーク情報を検出することによって、前記現在のジオ空間ロケーションカバレージ領域を判断するためのものである、請求項21に記載の装置。
  31. 前記コンピューティングプラットフォームが、さらに、マルチモードシステム選択(MMSS)ロケーション優先度リスト(MLPL)とMMSSシステム優先度リスト(MSPL)との1対1のマッピングによって、システム選択ロケーション優先度リストの前記サブセットを関連するシステム優先度情報の前記セットにマッピングするためのものである、請求項21に記載の装置。
  32. 前記コンピューティングプラットフォームが、さらに、マルチモードシステム選択(MMSS)ロケーション優先度リスト(MLPL)中の複数のエントリとMMSSシステム優先度リスト(MSPL)との多対1マッピングによって、システム選択ロケーション優先度リストの前記サブセットを関連するシステム優先度情報の前記セットにマッピングするためのものである、請求項21に記載の装置。
  33. 前記コンピューティングプラットフォームが、さらに、ネットワークからマルチモードシステム選択(MMSS)ロケーション優先度リスト(MLPL)のためのグルーピング識別子を検出することによって、前記現在のジオ空間ロケーションカバレージ領域を判断するためのものである、請求項21に記載の装置。
  34. 前記コンピューティングプラットフォームが、さらに、1つのMLPLを識別することによって前記グルーピング識別子を検出するためのものである、請求項33に記載の装置。
  35. 前記コンピューティングプラットフォームが、さらに、システム情報の複数の組合せのうちの1つを検出することによって、前記現在のジオ空間ロケーションカバレージ領域を判断するためのものである、請求項21に記載の装置。
  36. 前記コンピューティングプラットフォームが、さらに、モバイル国コード(MCC)と、システム識別子(SID)と、ネットワーク識別子(NID)と、サブネット識別子とからなるグループから選択されたネットワーク情報を検出することによって、複数のネットワーク情報のうちの1つを検出するためのものである、請求項35に記載の装置。
  37. 前記トランシーバを介した前記コンピューティングプラットフォームが、さらに、周期的ベターサービスリセレクション走査を異なる無線アクセス技術に限定するためのものである、請求項21に記載の装置。
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