JP2012533783A - 計算機とその処理方法および計算機システム - Google Patents

計算機とその処理方法および計算機システム Download PDF

Info

Publication number
JP2012533783A
JP2012533783A JP2012503555A JP2012503555A JP2012533783A JP 2012533783 A JP2012533783 A JP 2012533783A JP 2012503555 A JP2012503555 A JP 2012503555A JP 2012503555 A JP2012503555 A JP 2012503555A JP 2012533783 A JP2012533783 A JP 2012533783A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
file system
deletion
file
time
computer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2012503555A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5449524B2 (ja
Inventor
悦太郎 赤川
伸光 高岡
匡邦 揚妻
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Publication of JP2012533783A publication Critical patent/JP2012533783A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5449524B2 publication Critical patent/JP5449524B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F16/00Information retrieval; Database structures therefor; File system structures therefor
    • G06F16/10File systems; File servers
    • G06F16/16File or folder operations, e.g. details of user interfaces specifically adapted to file systems
    • G06F16/162Delete operations
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F16/00Information retrieval; Database structures therefor; File system structures therefor
    • G06F16/10File systems; File servers
    • G06F16/11File system administration, e.g. details of archiving or snapshots
    • G06F16/122File system administration, e.g. details of archiving or snapshots using management policies
    • G06F16/125File system administration, e.g. details of archiving or snapshots using management policies characterised by the use of retention policies

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Data Mining & Analysis (AREA)
  • Databases & Information Systems (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Human Computer Interaction (AREA)
  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)

Abstract

【課題】
ファイルシステムを削除する削除要求があったときに、削除対象ファイルシステムについてリテンション期間が満了していないときには、リテンション期間の終了日時を高速に表示すること。
【解決手段】
CPU11は、ファイルシステム16の各ファイルにリテンション期間の属性を付与し、各ファイルのリテンション期間のうち最も未来となるリテンション期間の終了日時を、ファイルシステムのリテンション終了日時として管理し、ファイルシステム16に対する削除要求があったときに、ファイルシステム16のリテンション終了日時が、削除要求時の現在時刻より未来であるときには、ファイルシステム16の削除処理を停止し、ファイルシステム16のリテンション終了日時を画面235に表示させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、複数のファイルで構成されたファイルシステムを管理するための計算機とその処理方法および計算機システムに関するものである。
近年、企業における業務文書等の長期保存を義務付ける法規制が強化されている。このような業務文書等のファイルを保存するストレージ装置には、データの改変を防ぐ機能が要求される。この要求に応えるべく、WORM機能(Write Once Read Many、更新禁止機能)を備えるファイルシステムが提案されている。
また、データの改変だけでなく、WORM機能を備えるファイルシステムに格納したファイルの消去を、ある一定期間(以下、リテンション期間と称することがある。)防ぐ機能も要求される。この要求に応えるべくWORM機能を備えるファイルシステムは、リテンション機能(削除禁止機能)を備えることが多い。その際、WORM機能を備えたファイルシステム自体を削除する処理は、当該ファイルシステムに格納されている全てのファイルのリテンション期間が満了して初めて処理が正常終了するようにしなければならない。
さらに、WORM機能を備えるストレージに一旦保存したファイルであっても、特段の事情がある場合は、特権を使用してそのファイルを削除できる機能も要求される。
特許文献1では、ボリューム(ファイルシステム)に格納されるオブジェクト(ファイル)のIDとそのリテンション期間を1エントリとしてテーブルで保持しておき、オブジェクトの更新および削除の際は、そのテーブルを参照することで、WORM機能およびリテンション機能を実現している。
特許文献2では、1つ以上のファイルをWORMファイルシステムに転送する場合、各ファイルがもつリテンション終了日時のうち最も未来のものを当該ファイルシステムのリテンション終了日時として保持することで、WORM機能およびリテンション機能を実現している。
米国特許第7177322号 米国公開特許第2006/0123232号
特許文献1のシステムにおいて、ボリューム(ファイルシステム)を削除するためには、全てのオブジェクトのリテンション期間が満了しているか検索する必要がある。もしリテンション期間が満了していないオブジェクトがあった場合、そのオブジェクトの個数やそのオブジェクトのリテンション満了日時、すなわち、ボリュームを削除できるようになる日時を表示するために処理時間がかかる課題があった。
また、特許文献2のシステムにおいて、最も未来のリテンション終了日時をもつファイルを特権によって削除すると、ファイルシステムのリテンション終了日時が、実際には存在しないファイルのリテンション終了日時を示すことになるという課題がある。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、ファイルシステムを削除する削除要求があったときに、削除対象ファイルシステムについてリテンション期間が満了していないときには、リテンション期間の終了日時を高速に表示することができる計算機とその処理方法および計算機システムを提供することにある。
前記目的を達成するために、本発明は、ファイルシステムに属する複数のファイルに、各ファイルの削除をリテンション期間の終了日時が経過するまで禁止にする属性をそれぞれ付与し、各ファイルのリテンション期間のうち時間軸で最も未来となるリテンション期間の終了日時を、ファイルシステムの削除禁止終了日時として、ファイルシステムを管理し、ファイルシステムに対する削除要求があったときに、ファイルシステムの削除禁止終了日時が、削除要求時の現在時刻より未来であるときには、ファイルシステムの削除禁止終了日時を表示装置に表示することを特徴とする。
本発明によれば、削除対象ファイルシステムについて、リテンション期間が満了していないときには、リテンション期間の終了日時を高速に表示することができる。
本発明の基本的な計算機システムの構成を示すブロック図である。 リテンション管理テーブルの構成を示す構成図である。 メタデータの構成を示す構成図である。 管理計算機の構成を示すブロック図である。 管理計算機の画面に表示するインタフェース図である。 ファイルシステムを作成する処理手順を示すフローチャートである。 実施例1においてWORMファイルシステム上のファイルにリテンションを設定する処理手順を示すフローチャートである。 実施例1においてWORMファイルシステム上のファイルを特権削除する処理手順を示すフローチャートである。 実施例1においてWORMファイルシステムを削除する処理手順を示すフローチャートである。 管理計算機の画面にエラーメッセージを表示したときの表示例を示す図である。 リテンションファイル管理テーブルの構成を示す構成図である。 実施例2においてWORMファイルシステム上のファイルにリテンションを設定する処理手順を示すフローチャートである。 実施例2においてWORMファイルシステム上のファイルを特権削除する処理手順を示すフローチャートである。 実施例2においてWORMファイルシステムを削除する処理手順を示すフローチャートである。 実施例3における計算機システムの構成を示すブロック図である。 実施例3における計算機のメモリの構成を示すブロック図である。 実施例3におけるバックアップ装置のメモリの構成を示すブロック図である。 バックアップサーバの構成を示すブロック図である。 バックアップ管理テーブルの構成を示す構成図である。 ファイルシステムをバックアップする処理手順を示すフローチャートである。 実施例3においてWORMファイルシステムを削除する処理手順を示すフローチャートである。 実施例4における計算機システムの構成を示すブロック図である。 実施例4における計算機の構成を示すブロック図である。 キャッシュ管理テーブルの構成を示す構成図である。 キャッシュ計算機の構成を示すブロック図である。 実施例4におけるバックアップ装置のメモリの構成を示したブロック図である。 実施例4においてファイルシステムを作成する処理手順を示すフローチャートである。 バックアップデータをキャッシュする処理手順を示すフローチャートである。 バックアップデータをキャッシュする処理手順を示すフローチャートである。 実施例4においてWORMファイルシステムを削除する処理手順を示すフローチャートである。
以下、各図を参照して、本発明の実施形態について説明する。
(基本構成)
図1は、本発明の基本的な計算機システムの概要を示している。
計算機10は、CPU11と、メモリ12と、記憶装置15と、運用ネットワークインタフェース(以下、運用I/Fと称する。)19と、管理用ネットワークインタフェース(以下、管理I/Fと称する。)20と、データ用インタフェース(以下、データI/Fと称する。)21とから構成され、運用I/F19が運用ネットワーク25を介してクライアント計算機22a〜22nに接続され、管理I/F20が管理ネットワーク26を介して管理計算機23に接続され、データI/F21がデータネットワーク27を介して外部記憶装置24に接続されている。
メモリ12には、ファイルシステム管理プログラム13と、リテンション管理テーブル14とが格納されており、記憶装置15には、複数のファイルを含む1または2以上のファイルシステム16が格納されている。
CPU11は、ファイルシステム管理プログラム13を実行するとともに、リテンション管理テーブル14を参照し、参照結果を基にファイルシステム16を管理するプロセッサとして構成されている。
ファイルシステム管理プログラム13は、ファイルシステム16に対する処理を実行する機能を有する。例えば、ファイルシステム管理プログラム13は、記憶装置15又は外部記憶装置24が有する物理的な記憶領域を論理的に区分けして、記憶装置15に格納されるファイルシステム16を作成する処理やファイルシステム16を削除する処理などを実行する。また、ファイルシステム管理プログラム13はファイルシステム16に格納したファイル及びディレクトリの作成、更新、削除する処理も実行する。
ファイルシステム16は、計算機10が生成したファイル及びディレクトリを格納するデータ構造である。ファイルシステム16は、メタデータ17とファイルデータ18を有する。ファイルデータ18は、ファイルシステム16に格納された各ファイルのデータである。メタデータ17は、ファイルシステム16に格納された各ファイルのファイルデータ18以外の情報、例えば、各ファイルが作成された日時、各ファイルの所有者といった情報である。
記憶装置15としては、ファイルシステム16に関するデータを格納する機能の他に、CPU11からのアクセスに応答して、ファイルシステム16に対するデータのデータを読み書きする機能を有するもので構成することができる。また、記憶装置15を構成する記憶媒体、例えば、ファイルシステム16に関するデータを格納する媒体は、ハードディスクドライブのほか、フラッシュメディアなどの他の媒体でもよい。
外部記憶装置24は、データを記憶する記憶媒体(図示せず)を有し、データネットワーク27を介して計算機10に接続されており、記憶媒体に格納されたデータを読み書きする装置である。データを格納する記憶媒体は、ハードディスクドライブのほか、フラッシュメディアなどでもよい。なお、ファイルシステム16を格納する記憶装置15は計算機10の外部(つまり、外部記憶装置24)に存在してもよい。この場合、より好適な形態としては、記憶装置15へのリード及びライトはSCSIプロトコル等に代表されるブロック形式のI/Oプロトコルによって行われる。なお、記憶装置15は図1の通り計算機10に含まれる場合以外に、計算機10の外部にのみ存在する場合や、また、記憶装置15が計算機の内部及び外部両方に存在する場合があってもよい。なお、計算機10の外部に記憶装置15が存在する場合、計算機10及び記憶装置15を合わせて、ファイル格納システム50と呼ぶ場合がある。
クライアント計算機22a〜22n(以下、クライアント計算機22と称することがある。)は、運用I/F19に接続された運用ネットワーク25を介して、計算機10に対してデータの読み書きを指示する。この際、この読み書きの指示を受けた計算機10は、ファイルシステム16にデータを書き込む処理、あるいはファイルシステム16からデータを読み込む処理を実行し、各処理結果をクライアント計算機22に送信する。
管理計算機23は、管理I/F20に接続された管理ネットワーク26を介して、計算機10に対して、メモリ12の各種プログラムに関する命令を送受信することで、計算機10を管理する。
運用ネットワーク25、管理ネットワーク26およびデータネットワーク27としては、LAN(Local Area Network)やSAN(Storage Area Network)が好適であるが、他の形態でもよい。
なお、以後の説明では、テーブルなどについて、「リテンション管理テーブル14」等の表現にて本発明に関する情報を説明するが、これら情報は、テーブル等のデータ構造以外で表現されてもよい。そのため、データ構造に依存しないことを示すために、「テーブル」等について、単に「情報」と呼ぶことがある。
また、各情報の内容を説明する際に、「識別情報」、「識別子」、「名」、「名前」、「ID」という表現を用いるが、これらについては互いに置換が可能である。
さらに、以後の説明では、「プログラム」を主語として説明を行う場合があるが、プログラムは、プロセッサによって実行されることで、定められた処理をメモリ及び通信ポート(通信制御装置)を用いながら行うため、プロセッサを主語とした説明としてもよい。また、プログラムを主語として開示された処理は、管理サーバ等の計算機、情報処理装置が行う処理としてもよい。また、プログラムの一部または全ては専用ハードウェアによって実現されてもよい。
また、各種プログラムは、プログラム配布サーバや記憶メディアによって各計算機にインストールされてもよい。
なお、管理計算機23は入出力装置を有する。この入出力装置の例としては、ディスプレイとキーボードとポインタデバイスを挙げることができるが、これ以外の装置であってもよい。また、入出力装置の代替として、シリアルインターフェースやイーサーネットインターフェースを入出力装置とし、当該インタフェースにディスプレイ又はキーボード又はポインタデバイスを有する表示用計算機を接続し、表示用情報を表示用計算機で表示を行い、入力を受け付けることで入出力装置での入力及び表示を代替してもよい。
図2は、リテンション管理テーブル14の一例である。リテンション管理テーブル14には少なくとも、ファイルシステム名141と、WORM属性142と、リテンション終了日時143と、カウンタ144とを有する。
ファイルシステム名141は、ファイルシステムを特定するための識別子であり、文字列のほか番号でもよい。WORM属性142は、当該ファイルシステムがWORMか否かを示す属性である。リテンション終了日時143は、当該ファイルシステムに含まれるファイルのリテンション期間の終了日時のうち、時間軸で最も未来のリテンション期間の終了日時であって、ファイルシステムの削除禁止終了日時を示す情報として、ファイルシステム管理プログラム13によって管理されている。
これにより、ファイルシステム管理プログラム13は、あるファイルシステムに対して削除要求があったときに、リテンション管理テーブル14を参照し、例えば、削除要求時の現在時刻あるいは削除予定時刻が、削除対象のファイルシステムの削除禁止終了日時を経過したことを条件に、削除対象のファイルシステムを削除することができる。
カウンタ144は、各ファイルシステムに属する複数のファイルのうちリテンション終了日時が、リテンション管理テーブル14のリテンション終了日時143に属するファイルの数、すなわち、リテンション期間の終了日時が、ファイルシステムの削除禁止終了日時となるファイルの数である。
なお、本実施例では、リテンション管理テーブル14をファイルシステムとは別のメモリ12上に配置しているが、ファイルシステム名141によって特定されるファイルシステムの一部の領域に、そのファイルシステムのWORM属性142とリテンション終了日時143とカウンタ144とを配置してもよい。
図3は、メタデータ17の一例である。メタデータ17の1つのエントリは1つのファイルを示している。各ファイルのメタデータ17は、少なくとも、i-node番号171とリテンション終了日時172を有している。i-node番号171は、各ファイルシステムの中の1つのファイルを特定するために付与された一意の番号である。リテンション終了日時172は、各ファイルの削除をリテンション期間の終了日時が経過するまで禁止する属性として、各ファイルに付与される情報である。
これにより、ファイルシステム管理プログラム13は、あるファイルシステムに属するファイルに対して削除要求があったときに、削除要求で指定された削除対象ファイルのメタデータ17を参照し、例えば、削除要求時の現在時刻あるいは削除予定時刻が、削除対象ファイルのリテンション終了日時を経過したことを条件に、削除対象ファイルを削除することができる。
なお、図2及び図3の表に記載された値は一例である。
また、各ファイルシステム16と、各ファイルシステム16に属する複数のファイルに対しては、CPU11が参照可能なフラグが付与されている。
図4は、管理計算機23の構成を示すブロック図である。管理計算機23は、CPU231と、メモリ232と、ネットワークインタフェース234と、画面235とから構成される。画面235は、管理計算機23に配置された表示装置(図示せず)の表示画面として構成されている。なお、画面235としては、計算機10に、CPU11の処理結果や管理計算機23からの情報などを表示する表示装置を配置し、この表示装置の表示画面を用いることもできる。
メモリ232には、管理プログラム233が配置されており、管理計算機23は、CPU231を使用して管理プログラム233を実行する。なお、管理プログラム233を、計算機10のCPU11で動作するプログラムとして構成し、メモリ12に格納する形態でもよい。また、画面235は計算機10の表示画面として構成されていても良い。
図5は、ファイルシステムを作成するときに管理計算機23の画面235で表示するGUI(Graphical User Interface)の一例である。GUIは、少なくとも、ファイルシステム名を入力するためのインタフェース2351と、WORM属性を有効にするか否かの選択するためのインタフェース2352を有する。
また、後述する実施例3において使用するGUIでは、バックアップ装置を入力するためのインタフェース2354と、バックアップに使用する媒体を入力するためのインタフェース2355とを有する。
さらに、後述する実施例4において使用するGUIでは、ファイルシステム16のバックアップをキャッシュするキャッシュ計算機に入力するためのインタフェース2356を有する。
また、各実施例において、作成するファイルシステム16の容量を入力するためのインタフェース2353等を有していてもよい。
図6は、各実施例で使用するファイルシステム16を作成する処理手順を示したフローチャートである。
図6において、ファイルシステム16を作成するに際して、はじめに、管理者が、管理計算機23を操作して、ファイルシステム管理プログラム13に対して、WORM属性のファイルシステム16の作成を指示する(S101)。
例えば、管理者は、図5で示したGUIにおいて、ファイルシステム名を入力し、WORM属性を有効にするか否かの選択で「Yes」を選択する操作を行う。
次に、管理者の指示を受けたファイルシステム管理プログラム13が、記憶装置15の記憶領域をフォーマットしてファイルシステム16を作成する(S102)。
次に、管理者がWORM属性を有効にする選択をした場合(S103:Yes)、ファイルシステム管理プログラム13は、リテンション管理テーブル14にエントリを追加する(S104)。
次に、ファイルシステム管理プログラム13は、当該エントリの値を初期化する(S105)。ファイルシステム名141およびWORM属性142は、それぞれ図5で示したGUIで、管理者が入力したファイルシステム名およびWORM属性で設定される。例えば、リテンション管理テーブル14のエントリには、ファイルシステム名141に「filesystem1」が格納され、WORM属性142に「Yes」が格納される。
以上で、ファイルシステム16を作成する処理が終了する。
(実施例1)
本実施例は、WORM属性のファイルシステムを削除するときに、当該ファイルシステムに格納されたファイルの中に、当該ファイルに付与されたリテンション終了日時が満了していないファイルがあった場合、ファイルシステムの削除処理を停止するとともに、ファイルシステムが削除できるようになる日時を表示する実施例である。
具体的には、ファイルシステム16にファイルが追加される毎に、各ファイルに、リテンション期間の終了日時が経過するまで各ファイルの削除を禁止にする属性をそれぞれ付与するとともに、各ファイルのうちリテンション期間の終了日時が時間軸で最も未来となるファイルに付与されたリテンション期間の終了日時を、ファイルシステムの削除禁止終了日時としてリテンション管理テーブル14を用いて管理し、ファイルシステム16に対する削除要求があったときに、ファイルシステム16に属するファイルを全て検索することなく、削除要求時の現在時刻とファイルシステム16の削除禁止終了日時とを比較して、ファイルシステム16の削除禁止終了日時が、削除要求時の現在時刻より未来であるときには、ファイルシステム16の削除処理を停止するとともに、ファイルシステム16の削除禁止終了日時を画面235に表示させるものである。
図7は、本実施例において、WORM属性のファイルシステムに格納されたファイルにリテンション期間を設定する処理手順を示したフローチャートである。
はじめに、管理者が管理計算機23を操作してリテンション期間を設定したいファイルを選択し、ファイルシステム管理プログラム13に対して、選択したファイルへのリテンション期間の設定を指示する(S201)。この場合、一般ユーザが、クライアント計算機22を使ってリテンション期間を設定したいファイルを選択し、選択したファイルにリテンション期間の設定を指示してもよい。リテンション期間の設定方法は、管理プログラム233を使用して設定する方法のほか、ファイルのアクセス時刻をリテンション期間の終了日時に設定する方法でもよい。
次に、リテンション期間の設定の指示を受けたファイルシステム管理プログラム13は、リテンション管理テーブル14に記載されたファイルシステム16のうち、対象となっているファイルが格納されているファイルシステム16のリテンション終了日時143と、管理者又は一般ユーザが設定したリテンション期間の末日(すなわち、当該ファイルのリテンション期間の終了日時)とを比較する(S202)。
ファイルシステム管理プログラム13は、管理者又は一般ユーザが設定したリテンション終了日時が、リテンション管理テーブル14のリテンション終了日時143より未来であれば(S203:Yes)、当該ファイルは、当該ファイルシステム16の中で最も未来のリテンション終了日時をもつファイルであると判断する。この場合、ファイルシステム16のリテンション終了日時143を更新するために、以下のS206〜S208の手順を実施する。
はじめに、ファイルシステム管理プログラム13は、リテンション管理テーブル14の中から当該ファイルシステム16のエントリを選択し、選択したエントリの値を初期化する(S206)。
次に、ファイルシステム管理プログラム13は、選択したエントリのリテンション終了日時143を、管理者あるいは一般ユーザが設定したリテンション終了日時で上書きする(S207)。
次に、ファイルシステム管理プログラム13は、選択したエントリのカウンタ144を1にし(S208)、処理を終了する。
一方、ファイルシステム管理プログラム13は、ステップS203で、管理者又は一般ユーザが設定したリテンション終了日時が、リテンション管理テーブル14のリテンション終了日時143より未来でないと判定したときには、ファイルシステム16のリテンション終了日時143が、管理者又は一般ユーザが設定したリテンション終了日時と同時刻であるか否かを判定する(S204)。
このとき、ファイルシステム管理プログラム13は、ファイルシステム16のリテンション終了日時143が、管理者又は一般ユーザが設定したリテンション終了日時と同時刻である判定したときには(Yes)、リテンション管理テーブル14の中から当該ファイルシステムのエントリを選択し、当該エントリのカウンタ144の値を1つ増加して処理を終了する(S205)。
また、ファイルシステム管理プログラム13は、S204で、管理者又は一般ユーザが設定したリテンション終了日時が、リテンション管理テーブル14のリテンション終了日時143より過去であれば(No)、当該ファイルに対して設定したリテンション終了日時は、当該ファイルシステム16全体のリテンション終了日時に影響を与えないので、処理を終了する。
以上のように、各ファイルにリテンション期間を設定するに際して、ファイルシステム管理プログラム13は、ファイルシステム16にファイルを追加する毎に、各ファイルに対して、各ファイルの削除を、リテンション期間の終了日時が経過するまで(あるいは、リテンション期間の終了日時が満了するまで)禁止する属性として、リテンション終了日時を付与する。
この際、ファイルシステム管理プログラム13は、最初のファイルに対しては、このファイルに、リテンション終了日時を付与するともに、このリテンション終了日時を、ファイルシステム16の削除禁止終了日時として、リテンション管理テーブル14のリテンション終了日時143に設定するとともに、リテンション管理テーブル14のカウンタ14に「1」を設定する。
この後、ファイルシステム管理プログラム13は、ファイルシステム16にファイルを追加する毎に、各ファイルに対して、リテンション終了日時を付与するとともに、このリテンション終了日時と、既に追加されたファイルのリテンション終了日時とを比較し、時間軸で最も未来のリテンション終了日時を、ファイルシステム16の削除禁止終了日時として、リテンション管理テーブル14のリテンション終了日時143を更新し、リテンション終了日時143と同じリテンション終了日時が付与されるファイルが増加する毎に、リテンション管理テーブル14のカウンタ14の数を増加させる。
図8は、本実施例において、WORM属性のファイルシステムに格納されて、リテンション期間が設定されたファイルを、特権を用いて削除する処理手順を示したフローチャートである。ここで、特権を用いてファイルを削除する処理とは、例えば、特定の管理者のアカウント名が入力されたことを条件に、リテンション期間が設定されたファイルを削除する処理である。
はじめに、管理者が管理計算機23を操作して、削除したいファイル(削除対象ファイル)を選択し、ファイルシステム管理プログラム13に対して、選択した削除対象ファイルを特権で削除することを指示する(S301)。この場合、一般ユーザが、クライアント計算機22を使って削除したいファイルを選択し、選択したファイル削除対象ファイルを特権で削除することを指示してもよい。
次に、ファイルシステム管理プログラム13は、リテンション管理テーブル14の中から当該ファイルシステム16のエントリを選択し、選択したエントリのファイルシステム16に属するファイルの中から削除対象ファイルを選択し、選択した削除対象ファイルのリテンション終了日時と、リテンション管理テーブル14のリテンション終了日時143とを比較し(S302)、選択した削除対象ファイルのリテンション終了日時が、リテンション管理テーブル14のリテンション終了日時143と同じか否かを判定する(S303)。
ステップS303で、選択した削除対象ファイルのリテンション終了日時が、リテンション管理テーブル14のリテンション終了日時143と同じないと判定したときには(NO)、ファイルシステム管理プログラム13は、当該ファイルシステム全体のリテンション終了日時143に影響を与えないので、削除対象ファイルを削除するための処理に移行し、このルーチンでの処理を終了する。
ステップS303で、選択した削除対象ファイルのリテンション終了日時が、リテンション管理テーブル14のリテンション終了日時143と同じと判定したときには(Yes)、ファイルシステム管理プログラム13は、リテンション管理テーブル14のカウンタ144の値を1つ減らし(S304)、その後、リテンション管理テーブル14のカウンタ144の値が0か否かを判定する(S305)。
リテンション管理テーブル14のカウンタ144の値が0でないと判定したときには(No)、ファイルシステム管理プログラム13は、カウンタ144の値を1つ減らしても、カウンタ144の値が1以上である場合には、当該ファイルシステム全体のリテンション終了日時143に影響を与えないので、削除対象ファイルを削除するための処理に移行し、このルーチンでの処理を終了する。
一方、S305でリテンション管理テーブル14のカウンタ144の値が0であると判定したとき(Yes)、すなわち、カウンタ144の値を1つ減少した結果、カウンタ144の値が0である場合には、ファイルシステム管理プログラム13は、そのままでは、当該ファイルシステム全体のリテンション終了日時に影響を与えることになるので、ファイルシステム16に存在するファイルを全て検索するための処理を実行する(S306)。
例えば、ファイルシステム管理プログラム13は、当該ファイルシステム16に格納されている複数のファイルを全て検索し、検索した複数のファイルのうち最も未来のリテンション終了日時が設定されたファイルの個数と、そのファイルのリテンション終了日時を取得する。
次に、ファイルシステム管理プログラム13は、リテンション管理テーブル14の中から当該ファイルシステム16のエントリを選択し、選択したエントリのファイルシステム16に対して、S306で取得したリテンション終了日時とファイルの個数を、それぞれリテンション管理テーブル14のリテンション終了日時143とカウンタ144に設定して、リテンション管理テーブル14を更新し(S307)、このルーチンでの処理を終了する。
なお、ファイルシステム管理プログラム13は、更新されたリテンション管理テーブル14のリテンション終了日時143と新に取得したファイルの個数を画面235に表示させるための処理を実行することもできる。この場合、管理者は、画面235を見ることで、更新された内容を把握することができる。
図9は、本実施例において、ファイルシステムを削除する処理手順のフローチャートを示している。
はじめに、管理者は、管理計算機23を操作して、削除したいファイルシステム(削除対象ファイルシステム)16を選択し、ファイルシステム管理プログラム13に対して、選択した削除対象ファイルシステム16の削除を指示する(S401)。
次に、ファイルシステム管理プログラム13は、管理計算機23からの削除要求に応答して、リテンション管理テーブル14を参照し、削除対象ファイルシステム16のエントリを取得する(S402)。
次に、ファイルシステム管理プログラム13は、取得したエントリのリテンション終了日時143、すなわち、削除対象ファイルシステム16のリテンション終了日時143と、削除要求時の現在時刻とを比較し、削除対象ファイルシステム16のリテンション終了日時143が、削除要求時の現在時刻より過去か否かを判定する(S403)。
削除対象ファイルシステム16のリテンション終了日時143が、削除要求時の現在時刻より過去と判定したときには(Yes)、ファイルシステム管理プログラム13は、削除対象ファイルシステム16のリテンション期間が満了しているとして、削除対象ファイルシステム16を削除し、このルーチンでの処理を終了する(S404)。
一方、削除対象ファイルシステム16のリテンション終了日時143が、削除要求時の現在時刻より過去でない(No)と、すなわち、削除対象ファイルシステム16のリテンション終了日時143が、削除要求時の現在時刻より未来である判定したときには、ファイルシステム管理プログラム13は、削除対象ファイルシステム16のリテンション期間が満了していないとして、削除対象ファイルシステム16のリテンション終了日時143の内容を画面235に表示させ(S405)、このルーチンでの処理を終了する。
これにより、管理者は、表示されたリテンション終了日時143の内容を見ることで、削除対象ファイルシステム16を、リテンション終了日時まで削除できないことを把握することができる。
なお、ステップS405では、ファイルシステム管理プログラム13は、図10に示すように、管理計算機23の画面235や計算機10の表示装置にエラーメッセージを表示させることもできる。
以上の処理を実施することで、ファイルシステム管理プログラム13は、削除対象ファイルシステムに格納された全てのファイルを検索することなく、削除対象ファイルシステム16のリテンション終了日時143が、削除要求時の現在時刻より過去か否かを判定することで、削除対象ファイルシステムに格納された全てのファイルのリテンション期間が満了しているか否かを判断できるため、削除対象ファイルシステム16に対する削除処理を高速に実施することができる。
また、管理者は、削除対象ファイルシステムが削除できるようになる日時をすばやく把握することができる。
(実施例2)
本実施例は、WORM属性のファイルシステムを削除対象ファイルシステムとして削除するときに、削除対象ファイルシステムに格納されたファイルの中に、当該ファイルに付与されたリテンション終了日時が、削除対象ファイルシステムのリテンション終了日時に到来していないファイルがあった場合、削除対象ファイルシステムの削除処理を停止するとともに、リテンション終了日時が最も未来であるファイルの名称を表示する実施例であり、実施例の構成要素は、実施例1と同様である。
具体的には、本実施例は、WORM属性のファイルシステム16に属する複数のファイルをリテンション期間の終了日時によって複数のグループに分けて管理するとともに、各グループに属する各ファイルを、当該各ファイルの名称に対応付けて管理し、削除対象ファイルシステム16のリテンション終了日時が、削除要求時の現在時刻より未来であるときには、削除対象ファイルシステム16の削除処理を停止するとともに、複数のグループのうちリテンション終了日時が時間軸で最も未来となるグループに属する各ファイルの名称を画面235に表示させるものである。
図11は、本実施例で使用するリテンション管理テーブル14Aの一例である。リテンション管理テーブル14Aは、ファイルシステム名141と、WORM属性142と、リテンション終了日時143と、ファイル名145とを有する。リテンション管理テーブル14Aは、図2に示すリテンション管理テーブル14のカウンタ144の代わりに、ファイル名145を有し、メモリ12に格納されている。
すなわち、リテンション管理テーブル14Aは、ファイルシステム名141とWORM属性142およびリテンション終了日時143については、リテンション管理テーブル14と同じ構成であり、ファイル名145には、各エントリに対応したファイルシステムに格納されるファイルのファイル名が格納される。
図12は、本実施例において、WORM属性のファイルシステムに格納されたファイルにリテンション期間を設定する処理手順を示したフローチャートである。
この処理手順は、実施例1におけるWORM属性のファイルシステムに格納されたファイルにリテンション期間を設定する処理手順(図7)とほぼ同じであるが、図7の処理手順のうち、S205をS501に、S208をS502にそれぞれ置き換えることで、本実施例における処理手順が実現されている。
具体的には、S501では、ファイルシステム管理プログラム13は、削除対象ファイルシステム16のリテンション終了日時143が、管理者又は一般ユーザが設定したリテンション終了日時と同時刻である判定した後の処理として、リテンション管理テーブル14Aの中から削除対象ファイルシステム16のエントリを選択し、選択したエントリの削除対象ファイルシステム16に属するファイルのファイル名を、選択エントリのファイル名145に追加する。
一方、S502では、ファイルシステム管理プログラム13は、選択したエントリのリテンション終了日時143を、管理者あるいは一般ユーザが設定したリテンション終了日時で上書きした後の処理として、S206で選択したエントリのファイル名145に、リテンション終了日時が設定されたファイルのファイル名を追加する。
なお、一般のファイルシステムでは、ファイル名を変更することができるため、S502に示した簡易な処理だけでは、リテンション管理テーブル14Aの内容と実際のファイルシステムの内容が異なる可能性があるため、不十分である。
しかし、本実施例では、ファイルシステム16がWORMであるので、ファイル名が変更される可能性がないため、S502の処理で十分である。この結果、高速な処理を実現することができる。
図13は、本実施例において、WORM属性のファイルシステムに格納されて、リテンション期間が設定されたファイルを、特権を用いて削除する処理手順を示したフローチャートである。
この処理手順は、実施例1において、WORM属性のファイルシステムに格納されて、リテンション期間が設定されたファイルを、特権を用いて削除する処理手順(図8)とほぼ同じであるが、図8の処理手順のうち、S304をS601に、S305をS602に、S306をS603にそれぞれ置き換えることで、本実施例における処理手順が実現されている。
具体的には、S601では、ステップS303で、選択した削除対象ファイルのリテンション終了日時が、リテンション管理テーブル14のリテンション終了日時143と同じ(Yes)と判定した後の処理として、ファイルシステム管理プログラム13は、リテンション管理テーブル14Aのファイル名145を削除し、S602では、リテンション管理テーブル14Aのファイル名145が空欄か否かを判定する。
S602で、リテンション管理テーブル14Aのファイル名145が空欄でないと判定したときには(No)、ファイルシステム管理プログラム13は、リテンション管理テーブル14Aのファイル名145内のファイル名を1つ削除しても、リテンション管理テーブル14Aのファイル名145内に1以上のファイル名が存在する場合には、削除対象ファイルシステム全体のリテンション終了日時143に影響を与えないので、削除対象ファイルを削除するための処理に移行し、このルーチンでの処理を終了する。
一方、S602でリテンション管理テーブル14Aのファイル名145が空欄であると判定したとき(Yes)、すなわち、リテンション管理テーブル14Aのファイル名145内のファイル名を1つ削除した結果、ファイル名145が空欄である場合には、ファイルシステム管理プログラム13は、そのままでは、削除対象ファイルシステム全体のリテンション終了日時に影響を与えることになるので、削除対象ファイルシステム16に存在するファイルを全て検索するための処理を実行する(S603)。
例えば、ファイルシステム管理プログラム13は、削除対象ファイルシステム16に格納されている複数のファイルを全て検索し、検索した複数のファイルのうち、既に削除された削除対象ファイルの次に遠い、すなわち、時間軸で次に未来の、リテンション終了日時が設定されたファイルのファイル名と、そのファイルのリテンション終了日時を取得する。
次に、ファイルシステム管理プログラム13は、リテンション管理テーブル14Aの中から削除対象ファイルシステム16のエントリを選択し、選択したエントリのファイルシステム16に対して、S603で取得したリテンション終了日時とファイル名を、それぞれリテンション管理テーブル14Aのリテンション終了日時143とファイル名145に設定して、リテンション管理テーブル14Aを更新し(S307)、このルーチンでの処理を終了する。
なお、ファイルシステム管理プログラム13は、更新されたリテンション管理テーブル14Aのリテンション終了日時143と新に取得したファイル名を画面235に表示させるための処理を実行することもできる。この場合、管理者は、画面235を見ることで、更新された内容を把握することができる。
図14は、本実施例において、ファイルシステムを削除する処理手順のフローチャートを示している。
この処理手順は、実施例1においてファイルシステムを削除する処理手順(図9)とほぼ同じであるが、図9の処理手順のうち、S405をS701に置き換えることで、本実施例における処理手順が実現されている。
具体的には、S701では、削除対象ファイルシステム16のリテンション終了日時143が、削除要求時の現在時刻より過去でない(No)と、すなわち、削除対象ファイルシステム16のリテンション終了日時143が、削除要求時の現在時刻より未来であると判定した後の処理として、ファイルシステム管理プログラム13は、削除対象ファイルシステム16のリテンション期間が満了していないとして、削除対象ファイルシステム16のリテンション終了日時143の内容と削除対象ファイルシステム16に属するファイルのファイル名を画面235に表示させ、このルーチンでの処理を終了する。
これにより、管理者は、表示されたリテンション終了日時143の内容とファイル名を見ることで、削除対象ファイルシステム16を、リテンション終了日時まで削除できないことと、削除対象ファイルシステム16に属するファイルのファイル名を把握することができる。
以上の処理を実施することで、ファイルシステム管理プログラム13は、削除対象ファイルシステムに格納された全てのファイルを検索することなく、削除対象ファイルシステム16のリテンション終了日時143が、削除要求時の現在時刻より過去か否かを判定することで、削除対象ファイルシステムに格納された全てのファイルのリテンション期間が満了しているか否かを判断できるため、削除対象ファイルシステム16に対する削除処理を高速に実施することができる。
また、管理者は、削除対象ファイルシステム16が削除できるようになる日時をすばやく把握することができる。また、管理者は、リテンション終了日時が最も未来に設定されたファイルのファイル名を把握することができる。
本実施例を実施例1と比べると、ファイル名の一覧を保存する必要があるため、メモリの容量効率は劣るが、管理者に表示する内容がより詳しくなるため、利便性が向上する。
(実施例3)
本実施例は、WORM属性のファイルシステムを削除対象ファイルシステムとして削除するときに、削除対象ファイルシステムのデータをバックアップデータとしてバックアップするバックアップ装置に対して、削除対象ファイルシステム内の全てのファイルのリテンション期間が満了したことを通知し、バックアップ装置に格納された削除対象ファイルシステムのバックアップデータを削除する実施例である。
具体的には、本実施例は、計算機10とデータネットワーク27を介して接続されたバックアップ装置28と、バックアップ装置28を管理するバックアップサーバ34を設け、バックアップ装置28は、バックアップサーバ34からの指示を基に、計算機10の記憶装置15に格納されたファイルシステム16のデータをバックアップデータとして格納するとともに、バックアップデータを管理する、計算機システムに関する実施例である。
この際、計算機10は、管理計算機23から削除対象ファイルシステムに対する削除要求があったときに、削除対象ファイルシステムのリテンション終了日時が、削除要求時の現在時刻より過去であるときには、削除対象ファイルシステムを削除する。このとき、バックアップサーバ34は、削除対象ファイルシステムに対応したバックアップデータの削除をバックアップ装置28に指示する。バックアップ装置28は、バックアップサーバ34からの指示に応答して、削除対象ファイルシステムに対応したバックアップデータを削除する。
なお、計算機10は、管理計算機23から削除対象ファイルシステムに対する削除要求があったときに、削除要求時の現在時刻と削除対象ファイルシステムのリテンション終了日時とを比較して、削除対象ファイルシステムのリテンション終了日時が、削除要求時の現在時刻より未来であるときには、削除対象ファイルシステムのリテンション終了日時を画面235や計算機10の表示装置に表示させることは、実施例1、2と同様である。
図15は、本実施例における計算機システムの概要図を示している。この計算機システムは、図1で示した基本的な計算機システムに、バックアップ装置28とバックアップサーバ34が追加された計算機システムである。
計算機システムのうちバックアップ装置28は、CPU29と、メモリ30と、バックアップメディア31と、データ用インタフェース(以下、データI/Fと称する。)32と、管理用ネットワークインタフェース(以下、管理I/Fと称する。)33とから構成される。データI/F32は、データネットワーク27を介して計算機10のI/F21に接続され、管理I/F33は、管理ネットワーク26を介して、管理計算機23とバックアップサーバ34に接続されている。
CPU29は、メモリ30に格納されたプログラムを実行し、データネットワーク27を介して計算機10と情報の授受を行うとともに、管理ネットワーク26を介して、管理計算機23やバックアップサーバ34と情報の授受を行う。バックアップメディア31として、HDD(Hard Disk Drive)やテープメディアが好適である。
図16は、計算機10のメモリ12の構成を示したブロック図である。メモリ12には、ファイルシステム管理プログラム13と、リテンション管理テーブル14に加えて、バックアップデータ送信プログラム121が配置されている。計算機10は、CPU11を使用してファイルシステム管理プログラム13とバックアップ送信プログラム121とを実行し、記憶装置15に格納されたファイルシステム16に関するデータをバックアップデータとしてバックアップ装置28に送信する。
図17は、バックアップ装置28のメモリ30の構成を示したブロック図である。メモリ30には、バックアップデータ受信プログラム301と、メディア制御プログラム302とが配置されている。バックアップ装置28は、CPU29を使用してバックアップデータ受信プログラム301とメディア制御プログラム302とを実行し、計算機10から送信されたバックアップデータを受信し、受信したバックアップデータをバックアップメディア31に格納する。
図18は、バックアップサーバ34の構成を示したブロック図である。バックアップサーバ34は、CPU341と、メモリ342と、管理用ネットワークインタフェース(以下、管理I/Fと称する。)345と、画面346とから構成される。管理I/F345は、管理ネットワーク26を介して計算機10のI/F20とバックアップ装置28の管理I/F33に接続されている。
メモリ342には、バックアップ管理プログラム343とバックアップ管理テーブル344が配置されており、バックアップサーバ34は、CPU341を使用してバックアップ管理プログラム343を実行し、計算機10の記憶装置15に格納されたデータをバックアップデータとして処理するための指示などを計算機10やバックアップ装置28に出力する。
なお、バックアップ管理プログラム343を計算機10のCPU11で動作するプログラムとして構成し、計算機10のメモリ12に、バックアップ管理テーブル344とともにバックアップ管理プログラム343を格納する形態でもよい。あるいは、バックアップ管理プログラム343をバックアップ装置28のCPU29で動作するプログラムとして構成し、バックアップ管理テーブル344とともに、バックアップ管理プログラム343をメモリ30に格納する形態でもよい。
図19は、バックアップ管理テーブル344の一例である。バックアップ管理テーブル344は、少なくとも、バックアップ元となるファイルシステムを特定するためのバックアップ元ファイルシステム3441と、バックアップ先の機器を特定するためのバックアップ装置3442と、バックアップに使用するメディアを特定するためのバックアップメディア3443とを有している。
さらに、一般的には、バックアップ管理テーブルは、バックアップを実行するスケジュールなどの情報を有しているが、本実施例では、それらの情報を使用しないため、それらの情報は省略する。
なお、図19のバックアップ管理テーブル344に記載された情報の内容は一例である。
図20は、本実施例において、ファイルシステムをバックアップ装置へバックアップする処理手順のフローチャートを示している。
はじめに、管理者は、バックアップサーバ34を操作して、バックアップの対象となるファイルシステムのファイルシステム名と、バックアップ先となるバックアップ装置28と、バックアップに使用するメディアを指定して、バックアップを設定する(S801)。
次に、バックアップサーバ34のバックアップ管理プログラム343は、S801で管理者が指定した内容を基にバックアップ管理テーブル344に、バックアップ対象のファイルシステム16のエントリを追加する(S802)。
例えば、バックアップ対象のファイルシステム16が「filesystem1」であるときには、バックアップ元ファイルシステム3441に「filesystem1」を格納し、バックアップ先のバックアップ装置3442に「backup1」を格納し、バックアップメディア3443に「tape1、tape2」を格納する。
次に、バックアップ管理プログラム343は、バックアップを開始するか否かを判定し(S803)、バックアップを開始しないと判定したとき(NO)、すなわち、S801で、管理者が、すぐにバックアップを開始しないことを指示していた場合、このルーチンでの処理を終了する。
一方、バックアップ管理プログラム343は、バックアップを開始すると判定したとき(Yes)、すなわち、S801で、管理者がすぐにバックアップを開始することを指示していた場合、管理者が、S801で指定したファイルシステムをバックアップ対象ファイルシステムとし、バックアップ対象ファイルシステムに格納されたデータをバックアップデータとして、バックアップ装置28にバックアップさせるために、計算機10のバックアップデータ送信プログラム121に対して、バックアップ開始を指示する(S804)。
次に、バックアップデータ送信プログラム121は、バックアップ対象ファイルシステムに格納されたデータをバックアップ装置28に送信するための処理を実行するとともに、バックアップ対象ファイルシステムの全データを送信したか否かを判定し(S805)、バックアップ対象ファイルシステムの全データを送信した場合(Yes)、このルーチンでの処理を終了し、まだ送信していないデータがある場合は(No)、バックアップ装置28に対して、送信していないデータを送信するための処理を実行する(S806)。
次に、バックアップ装置28のバックアップデータ受信プログラム301は、計算機10から送信されたデータを受信するための処理を実行し(S807)、その後、メディア制御プログラム302は、バックアップデータ受信プログラム301の処理により受信したデータをバックアップデータとして、バックアップ対象ファイルシステムに対応付けてバックアップメディア31、例えば、tape1、tape2に書き込むための処理を実行する(S808)。
以上に示したバックアップ手順は一例であり、バックアップデータをバックアップ装置28にバックアップするに際しては、ファイルシステム16に格納されたデータをバックアップ装置28にバックアップすることができる他の技術手段を用いてもよい。
図21は、本実施例において、ファイルシステムを削除する処理手順のフローチャートを示している。
はじめに、WORM属性のファイルシステムに格納されたファイルにリテンション期間を設定する処理手順、および本実施例において、WORM属性のファイルシステムに格納されてリテンションが設定されたファイルを、特権を用いて削除する処理手順(S401〜S404)は、実施例1と同様である。
次に、ファイルシステム管理プログラム13は、S404で記憶装置15に格納されたバックアップ対象ファイルシステム16を削除した後、バックアップサーバ34のバックアップ管理プログラム343に対して、バックアップ対象ファイルシステム16のバックアップ先となっているバックアップメディア31の削除を指示する(S901)。
次に、バックアップ管理プログラム343は、バックアップ管理テーブル344を参照して、S901で指示された削除対象ファイルシステム16に該当するエントリを取得し、取得したエントリのバックアップ装置3442に格納されているバックアップメディア3443の削除を、管理ネットワーク26を介して、バックアップ装置28のメディア制御プログラム302に指示する(S902)。
次に、バックアップ装置28のメディア制御プログラム302は、指定されたバックアップメディア31、例えば、tape1、tape2に格納されたバックアップデータを削除する(S903)。
最後に、バックアップ管理プログラム343は、バックアップ管理テーブル344から、削除対象ファイルシステム16に対応してエントリを削除しし、このルーチンでの処理を終了する(S904)。
以上の処理によって、WORM属性の削除対象ファイルシステムを計算機10で削除するときに、削除対象ファイルシステム内の全てのファイルのリテンション期間が満了したことを条件に、計算機10からバックアップサーバ34を介して、バックアップ装置28に、削除対象ファイルシステム16の削除を指示するだけで、バックアップ装置28は、削除対象ファイルシステム16に対応したバックアップデータを削除することができる。
この際、リテンション期間が満了した削除対象ファイルシステム16を格納していたバックアップ装置28には、大量のファイルが格納されていることが想定されるが、バックアップ装置28は、バックアップメディア31に格納されているファイルのリテンション期間が全て満了しているかを調べる必要がないため、削除対象ファイルシステム16の削除処理を高速に実行することができる。
なお、計算機10のメモリ12に、バックアップ管理テーブル344の情報を格納することで、計算機10は、削除対象ファイルシステム内の全てのファイルのリテンション期間が満了したことを条件に、記憶装置15に格納されたバックアップ対象ファイルシステム16のデータを削除するとともに、バックアップ装置28のメディア制御プログラム302に対して、バックアップ対象ファイルシステム16の削除を直接指示することもできる。
(実施例4)
本実施例は、WORM属性のファイルシステムを削除対象ファイルシステムとして、削除対象ファイルシステムを削除するときに、削除対象ファイルシステムのデータをキャッシュデータとして一時的に格納して利用している別の計算機に対して、削除対象ファイルシステム内の全てのファイルのリテンション期間が満了したことを条件に、削除対象ファイルシステムの削除を指示(通知)することで、別の計算機が、削除対象ファイルシステムに対応するキャッシュデータを削除する実施例である。
具体的には、本実施例は、計算機10とデータネットワーク27を介して接続され、計算機10の記憶装置15に格納されたファイルシステム16のデータをバックアップ装置28から取り込んでキャッシュデータとして一時的に格納するとともに、キャッシュデータを計算機10からの指示に従って管理するキャッシュ計算機36を設けた計算機システムに関する実施例である。
この際、計算機10は、管理計算機23から削除対象ファイルシステムに対する削除要求があったときに、削除対象ファイルシステムのリテンション終了日時が、削除要求時の現在時刻より過去であるときには、削除対象ファイルシステムを削除するとともに、削除対象ファイルシステムに対応したキャッシュデータの削除をキャッシュ計算機36に指示する。キャッシュ計算機36は、計算機10からの指示に応答して、削除対象ファイルシステムに対応したキャッシュデータを削除する。
また、計算機10は、管理計算機23から削除対象ファイルシステムに対する削除要求があったときに、削除要求時の現在時刻と削除対象ファイルシステムのリテンション終了日時とを比較して、削除対象ファイルシステムのリテンション終了日時が、削除要求時の現在時刻より未来であるときには、削除対象ファイルシステムのリテンション終了日時を画面235や計算機10の表示装置に表示させることは、実施例1、2と同様である。
図22は、本実施例における計算機システムの概要図を示している。この計算機システムは、図15で示した計算機システムに、計算機10の記憶装置15に格納されたファイルシステムのデータをキャッシュデータとして使用するキャッシュ計算機36と、キャッシュ計算機36とクライアント計算機22とを接続するための副運用ネットワーク35とが追加された計算機システムである。
図23は、本実施例における計算機10の構成を示したブロック図である。本実施例における計算機10のメモリ12には、ファイルシステム管理プログラム13とリテンション管理テーブル14に加えて、各ファイルシステム16のデータをキャッシュデータとして使用するキャッシュ計算機36を管理するための情報を有するキャッシュ管理テーブル38が格納されている。
図24は、キャッシュ管理テーブル38の一例を示している。キャッシュ管理テーブル38は、少なくともファイルシステム名381と、キャッシュ計算機382を有する。ファイルシステム名381のエントリには、各ファイルシステム16の名称が格納される。キャッシュ計算機382は、各エントリのファイルシステムに格納されたデータをキャッシュデータとして使用することを許可する計算機を示している。これは、当該ファイルシステムのデータを不当に参照されないようにするためである。
図25は、キャッシュ計算機36の構成を示すブロック図である。キャッシュ計算機36は、図24に示した計算機10とほぼ同じ構成であるが、キャッシュ計算機36のメモリ12には、ファイルシステム管理プログラム13とリテンション管理テーブル14およびキャッシュ管理テーブル38に加えて、バックアップ装置28から、各ファイルシステム16に対応したバックアップデータを取得し、取得したバックアップデータをキャッシュデータとして一時的に格納するためのキャッシュ管理プログラム39が配置されている。キャッシュ計算機36は、CPU11を使用してキャッシュ管理プログラム39を実行する。
なお、計算機10からバックアップ装置28に対して、各ファイルシステム16のデータをバックアップデータとして送信する際に、このデータを、計算機10からキャッシュ計算機36にも送信し、キャッシュ計算機36でバックアップデータをキャッシュデータとして一時的に格納することもできる。
図26は、本実施例におけるバックアップ装置28のメモリ30の構成を示したブロック図である。メモリ30は、バックアップデータ受信プログラム301とメディア制御プログラム302に加えて、バックアップデータ送信プログラム303が格納されており、バックアップ装置28は、CPU29を使用してバックアップデータ送信プログラム303を実行する。CPU29がバックアップ送信プログラム303を実行することで、バックアップ装置28からキャッシュ計算機36に対してバックアップデータを送信することができる。
図27は、本実施例において、ファイルシステムを作成する処理手順を示したフローチャートである。
はじめに、管理者が、管理計算機23を操作して、ファイルシステム管理プログラム13に対して、WORM属性のファイルシステムの作成を指示してから(S101)、ファイルシステム管理プログラム13がファイルシステム管理テーブル14を初期化するまで(S104)の処理手順は、実施例1(図1参照)と同様である。
次に、ステップS1001で、管理者が、バックアップデータをキャッシュデータとして使用するキャッシュ計算機36を指定しない場合(No)、ファイルシステム管理プログラム13は、このルーチンでの処理を終了する。
一方、ステップS1001で、管理者が、バックアップデータをキャッシュデータとして使用するキャッシュ計算機36を指定した場合(Yes)、管理計算機23からの指示に応答して、キャッシュ計算機36のファイルシステム管理プログラム13は、キャッシュ管理テーブル38にエントリを追加し、ファイルシステム名381とキャッシュ計算機382を入力し(S1002)、このルーチンでの処理を終了する。
図28および図29は、本実施例において、キャッシュ計算機36がバックアップデータをキャッシュデータとして格納する処理手順を示した処理フローである。
はじめに、管理者が、バックアップサーバ34を操作して、バックアップ対象ファイルシステム16のファイルシステム名と、バックアップ先となるバックアップ装置28と、バックアップに使用するメディアを指定して、バックアップを設定してから(S801)、バックアップ装置28にバックアップデータをバックアップするまでの処理(S808)は、実施例3と同様である(図20参照)。
次に、ステップS805で、計算機10からバックアップ装置28に対して、バックアップ対象ファイルシステムの全データを送信した後(Yes)、バックアップサーバ34のバックアップ管理プログラム343は、図29に示すように、バックアップ装置28上のバックアップデータ送信プログラム303に対して、キャッシュ計算機36へのデータ送信を指示する(S1101)。
次に、バックアップ装置28上のバックアップデータ送信プログラム303は、バックアップ対象ファイルシステム16に対応したバックアップデータをキャッシュ計算機36へ送信するとともに、バックアップ対象ファイルシステム16に対応したバックアップデータを全て送信したか否かを確認し(S1102)、バックアップ対象ファイルシステム16に対応したバックアップデータを全て送信した場合(Yes)、このルーチンでの処理を終了し、まだ送信していないバックアップデータがある場合は(No)、キャッシュ計算機36に対して、まだ送信していないバックアップデータを送信する(S1103)。
次に、キャッシュ計算機36は、バックアップ装置28から送信されたバックアップデータを受信し、受信したバックアップデータをキャッシュデータとして、記憶装置15に一時的に格納し、バックアップ対象ファイルシステム16に対応したキャッシュデータを上書きする(S1104)。
以上に示したバックアップデータのキャッシュ手順は一例であり、バックアップデータのキャッシュデータとして使用するに際しては、バックアップ対象ファイルシステム16のデータをバックアップデータとしてバックアップ装置28にバックアップし、さらに他の計算機がキャッシュすることができる他の技術手段を用いてもよい。
図30は、本実施例において、ファイルシステムを削除する処理手順のフローチャートを示している。
はじめに、WORM属性のファイルシステムに格納されたファイルにリテンション期間を設定する処理手順、および本実施例において、WORM属性のファイルシステムに格納されて、リテンション期間が設定されたファイルを、特権を用いて削除する処理手順(S401〜S404)とリテンション終了日時が画面に表示する処理手順(S405)は、実施例1と同様である。
次に、ステップS404で、削除対象ファイルシステム16を削除した後、ファイルシステム管理プログラム13は、キャッシュ計算機36上のキャッシュ管理プログラム39に対して、削除対象ファイルシステム16に対応したバックアップ対象ファイルシステムのキャッシュデータの削除を指示する(S1201)。
次に、キャッシュ計算機36のキャッシュ管理プログラム39は、バックアップ対象ファイルシステム16のキャッシュデータを削除する(S1202)。
次に、ファイルシステム管理プログラム13は、キャッシュ管理テーブル38から、バックアップ対象ファイルシステム16に対応するエントリを削除し、このルーチンでの処理を終了する(S1203)。
なお、S1201〜S1203の処理手順の前に、実施例3で示したバックアップの削除手順S901〜S904を実施してもよい。
以上の処理によって、WORM属性の削除対象ファイルシステムを計算機10で削除するときに、削除対象ファイルシステム内の全てのファイルのリテンション期間が満了したことを条件に、計算機10からキャッシュ計算機36に、削除対象ファイルシステム16に対応したバックアップ対象ファイルシステム16の削除を指示するだけで、キャッシュ計算機36は、バックアップ対象ファイルシステム16のキャッシュデータを削除することができる。
この際、リテンション期間が満了したバックアップ対象ファイルシステム16を格納していたキャッシュ計算機36には、大量のファイルが格納されていることが想定されるが、キャッシュ計算機36は、キャッシュデータが格納されているファイルのリテンション期間が全て満了しているかを調べる必要がないため、キャッシュデータの削除処理を高速に実行することができる。
前記各実施例では、特権でファイルを削除するものについて述べたが、特権を用いることなく、ファイルを削除するものにも、本発明を適用することができる。
10…計算機 11…計算機が有するCPU 12…計算機が有するメモリ 13…ファイルシステム管理プログラム 14…リテンション管理テーブル 15…記憶装置 16…ファイルシステム 17…メタファイルデータ 18…データ 19…運用ネットワークインタフェース 20…管理ネットワークインタフェース 21…データネットワークインタフェース 22…クライアント計算機 23…管理計算機 24…外部規則装置 25…運用ネットワーク 26…管理ネットワーク 27…データネットワーク 28…バックアップ装置 29…CPU 30…メモリ 31…バックアップメディア 32…データネットワークインタフェース 33…管理ネットワークインタフェース 34…バックアップサーバ 35…副運用ネットワーク 36…キャッシュ計算機

Claims (13)

  1. 複数のファイルを含むファイルシステムを格納する記憶装置と、
    前記各ファイルに前記各ファイルの削除をリテンション期間の終了時間が経過するまで禁止にする属性を付与するとともに、前記各ファイルの前記リテンション期間の終了時間のうち最も大きい終了時間を、前記ファイルシステムの削除禁止終了時間として前記ファイルシステムを管理するプロセッサと、
    前記プロセッサの管理に伴う情報を表示する表示装置と、
    を有する計算機であって、
    前記プロセッサは、
    前記ファイルシステムに対する削除要求があったときに、前記削除要求の時間と前記ファイルシステムの削除禁止終了時間とを比較して、前記ファイルシステムの削除禁止終了時間が前記削除要求の時間より大きいときには、前記ファイルシステムの削除禁止終了時間を前記表示装置に表示させてなることを特徴とする計算機。
  2. 請求項1に記載の計算機において、
    前記プロセッサは、
    前記ファイルシステムに属する前記複数のファイルを前記リテンション期間の終了時間によって複数のグループに分けて管理するとともに、前記各グループに属する各ファイルを当該各ファイルの名称に対応付けて管理し、前記ファイルシステムの削除禁止終了時間が前記削除要求の時間より大きいときには、前記ファイルシステムの削除禁止終了時間とともに、前記複数のグループのうち前記リテンション期間の終了時間が最も大きいグループに属する各ファイルの名称を前記表示装置に表示させてなることを特徴とする計算機。
  3. 請求項2に記載の計算機において、
    前記プロセッサは、
    前記ファイルシステムに属する一つのファイルに対する削除要求があったときに、前記一つのファイルに対する削除要求で指定された削除対象ファイルが、前記複数のファイルのうち前記リテンション期間の終了時間が最も大きいファイルであって、前記削除対象ファイルが属するグループのファイルの個数が一つであるときには、前記一つの前記削除対象ファイルを削除するとともに、前記削除対象ファイルが属するグループ以外のグループに属するファイルを検索対象ファイルとして、前記検索対象ファイルの中から、前記検索対象ファイルに付与された前記リテンション期間の終了時間が、前記削除対象ファイルに付与された前記リテンション期間の終了時間の次に大きいグループに属するファイルを抽出し、前記抽出したファイルの前記リテンション期間の終了時間を前記ファイルシステムの削除禁止終了時間としてなることを特徴とする計算機。
  4. 請求項3に記載の計算機において、
    前記プロセッサは、
    前記ファイルシステムに属する前記複数のファイルを前記リテンション期間の終了時間によって複数のグループに分けて管理するとともに、前記各グループに属するファイルの個数を管理し、前記一つの前記削除対象ファイルを削除したときには、前記検索対象ファイルの中から、前記検索対象ファイルに付与された前記リテンション期間の終了時間が、前記削除対象ファイルに付与された前記リテンション期間の終了時間の次に大きいグループに属するファイルとその個数を抽出し、前記抽出したファイルの個数を前記表示装置に表示させるとともに、前記抽出したファイルの前記リテンション期間の終了時間を前記ファイルシステムの削除禁止終了時間として前記表示装置に表示させてなることを特徴とする計算機。
  5. 請求項4に記載の計算機において、
    前記プロセッサは、
    前記ファイルシステムの削除禁止終了時間が前記削除要求時の現在時刻より大きいときには、前記削除要求で指定された前記ファイルシステムに対する削除処理を停止し、前記ファイルシステムの削除禁止終了時間が前記削除要求時の現在時刻より小さいときには、前記削除要求で指定された前記ファイルシステムに対する削除処理を実行してなることを特徴とする計算機。
  6. 複数のファイルを含むファイルシステムを格納する記憶装置と、
    前記各ファイルに前記各ファイルの削除をリテンション期間の終了時間が経過するまで禁止にする属性をそれぞれ付与するとともに、前記各ファイルの前記リテンション期間のうち時間軸で最も大きい前記リテンション期間の終了時間を、前記ファイルシステムの削除禁止終了時間として前記ファイルシステムを管理するプロセッサと、
    前記プロセッサの管理に伴う情報を表示する表示装置と、
    を有する計算機の処理方法であって、
    前記プロセッサは、
    前記ファイルシステムに対する削除要求があったときに、前記削除要求時の現在時刻と前記ファイルシステムの削除禁止終了時間とを比較する比較ステップと、
    前記比較ステップで、前記ファイルシステムの削除禁止終了時間が前記削除要求時の現在時刻より大きいときは、前記ファイルシステムの削除禁止終了時間を前記表示装置に表示させる表示ステップを実行することを特徴とする計算機の処理方法。
  7. 請求項6に記載の計算機の処理方法において、
    前記プロセッサは、
    前記ファイルシステムに属する前記複数のファイルを前記リテンション期間の終了時間によって複数のグループに分けて管理するとともに、前記各グループに属する各ファイルを当該各ファイルの名称に対応付けて管理する管理ステップを実行し、
    前記比較ステップで、前記ファイルシステムの削除禁止終了時間が前記削除要求時の現在時刻より大きいと判定したきには、前記表示ステップでは、前記ファイルシステムの削除禁止終了時間とともに、前記複数のグループのうち前記リテンション期間の終了時間が最も大きいグループに属する各ファイルの名称を前記表示装置に表示させることを特徴とする計算機の処理方法。
  8. 請求項7に記載の計算機の処理方法において、
    前記プロセッサは、
    前記ファイルシステムに属する一つのファイルに対する削除要求があったときに、前記一つのファイルに対する削除要求で指定された削除対象ファイルが、前記複数のファイルのうち前記リテンション期間の終了時間が最も大きいファイルであって、前記削除対象ファイルが属するグループのファイルの個数が一つであるときには、前記一つの前記削除対象ファイルを削除する削除ステップを実行するとともに、前記削除対象ファイルが属するグループ以外のグループに属するファイルを検索対象ファイルとして、前記検索対象ファイルの中から、前記検索対象ファイルに付与された前記リテンション期間の終了時間が、前記削除対象ファイルに付与された前記リテンション期間の終了時間の次に大きいグループに属するファイルを抽出する抽出ステップを実行し、
    前記表示ステップでは、前記抽出ステップで抽出したファイルの前記リテンション期間の終了時間を前記ファイルシステムの削除禁止終了時間として前記表示装置に表示させることを特徴とする計算機のファイル管理方法。
  9. 請求項8に記載の計算機の処理方法において、
    前記プロセッサは、
    前記比較ステップで、前記ファイルシステムの削除禁止終了時間が前記削除要求時の現在時刻より大きいときは、前記削除要求で指定された前記ファイルシステムに対する削除を停止する停止ステップを実行し、
    前記比較ステップで、前記ファイルシステムの削除禁止終了時間が前記削除要求時の現在時刻より小さいときには、前記削除要求で指定された前記ファイルシステムを削除する削除ステップを実行することを特徴とする計算機の処理方法。
  10. 複数のファイルを含むファイルシステムを格納する記憶装置と、
    前記各ファイルに前記各ファイルの削除をリテンション期間の終了時間が経過するまで禁止にする属性をそれぞれ付与するとともに、前記各ファイルの前記リテンション期間のうち時間軸で最も大きい前記リテンション期間の終了時間を、前記ファイルシステムの削除禁止終了時間として前記ファイルシステムを管理するプロセッサと、
    前記プロセッサの管理に伴う情報を表示する表示装置と、を含む計算機と、
    前記計算機とネットワークを介して接続され、前記記憶装置に格納されたファイルシステムのデータを前記計算機から取り込んでバックアップデータとして格納するとともに、前記バックアップデータを前記計算機からの指示に従って管理するバックアップ装置と、
    を有する計算機システムであって、
    前記計算機のプロセッサは、
    前記ファイルシステムに対する削除要求があったときに、前記削除要求時の現在時刻と前記ファイルシステムの削除禁止終了時間とを比較して、前記ファイルシステムの削除禁止終了時間が前記削除要求の時間より大きいときには、前記ファイルシステムの削除禁止終了時間を前記表示装置に表示させてなる計算機システム。
  11. 請求項10に記載の計算機システムにおいて、
    前記計算機のプロセッサは、
    前記ファイルシステムの削除禁止終了時間が前記削除要求時の現在時間より小さいときには、前記削除要求で指定された前記ファイルシステムに対する削除処理を実行するとともに、前記削除要求で指定された前記ファイルシステムに対応した前記バックアップデータの削除を前記バックアップ装置に指示し、
    前記バックアップ装置は、前記計算機のプロセッサからの指示に従って前記削除要求で指定された前記ファイルシステムに対応した前記バックアップデータを削除してなることを特徴とする計算機システム。
  12. 請求項11に記載の計算機システムにおいて、
    前記計算機に前記ネットワークを介して接続され、前記記憶装置に格納されたファイルシステムのデータをキャッシュデータとして一時格納するとともに、前記キャッシュデータを前記計算機からの指示に従って管理するキャッシュ計算機を有し、
    前記計算機のプロセッサは、
    前記ファイルシステムの削除禁止終了時間が前記削除要求の時間より小さいときには、前記削除要求で指定された前記ファイルシステムに対応した前記キャッシュデータの削除を前記キャッシュ計算機に指示し、
    前記キャッシュ計算機は、
    前記計算機のプロセッサからの指示に従って前記削除要求で指定された前記ファイルシステムに対応した前記キャッシュデータを削除してなることを特徴とする計算機システム。
  13. 請求項12に記載の計算機システムにおいて、
    前記計算機のプロセッサは、
    前記ファイルシステムの削除禁止終了時間が前記削除要求の時間より大きいときには、前記削除要求で指定された前記ファイルシステムに対する削除処理を停止し、前記ファイルシステムの削除禁止終了時間が前記削除要求時の現在時刻より小さいときには、前記削除要求で指定された前記ファイルシステムに対する削除処理を実行してなることを特徴とする計算機システム。
JP2012503555A 2009-12-07 2009-12-07 計算機とその処理方法および計算機システム Expired - Fee Related JP5449524B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/JP2009/006673 WO2011070606A1 (en) 2009-12-07 2009-12-07 Retention-based file system

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012533783A true JP2012533783A (ja) 2012-12-27
JP5449524B2 JP5449524B2 (ja) 2014-03-19

Family

ID=41796255

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012503555A Expired - Fee Related JP5449524B2 (ja) 2009-12-07 2009-12-07 計算機とその処理方法および計算機システム

Country Status (3)

Country Link
US (1) US8407185B2 (ja)
JP (1) JP5449524B2 (ja)
WO (1) WO2011070606A1 (ja)

Families Citing this family (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7958166B2 (en) * 2007-08-15 2011-06-07 Emc Corporation System and method for providing write-once-read-many (WORM) storage
US8656086B2 (en) * 2010-12-08 2014-02-18 Avocent Corporation System and method for autonomous NAND refresh
US9514150B2 (en) * 2013-04-19 2016-12-06 Hewlett Packard Enterprise Development Lp Automatic WORM-retention state transitions
US10042859B1 (en) * 2013-09-27 2018-08-07 Open Text Corporation Chronological based retention for objects archived through a web-based storage interface for ILM
US10489396B2 (en) 2014-01-30 2019-11-26 International Business Machines Corporation Asynchronous updates of management policies in content management systems
TWI506418B (zh) * 2014-03-03 2015-11-01 Synology Inc 備份裝置及運作方法
US9824231B2 (en) 2014-12-24 2017-11-21 International Business Machines Corporation Retention management in a facility with multiple trust zones and encryption based secure deletion
JP2018505473A (ja) * 2014-12-24 2018-02-22 マカフィー, エルエルシー お気に入りパーソナルクラウドデータの自動作成及びアクセスのための機構
US9711224B2 (en) 2015-03-13 2017-07-18 Micron Technology, Inc. Devices including memory arrays, row decoder circuitries and column decoder circuitries
US10762041B2 (en) * 2015-08-31 2020-09-01 Netapp, Inc. Event based retention of read only files
GB2572523A (en) * 2017-01-30 2019-10-02 Walmart Apollo Llc Systems and methods for a specialized computer file system
US10860527B2 (en) * 2018-05-04 2020-12-08 EMC IP Holding Company, LLC Storage management system and method
US10891257B2 (en) 2018-05-04 2021-01-12 EMC IP Holding Company, LLC Storage management system and method
US11258853B2 (en) 2018-05-04 2022-02-22 EMC IP Holding Company, LLC Storage management system and method
US11762806B2 (en) * 2020-10-15 2023-09-19 EMC IP Holding Company LLC Hardening system clock for retention lock compliance enabled systems

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005115948A (ja) * 2003-10-07 2005-04-28 Internatl Business Mach Corp <Ibm> ファイルをアーカイブするための方法、システム、およびプログラム

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7177322B2 (en) * 2002-05-28 2007-02-13 International Business Machines Corporation Technique for controlling selection of a peek adapter or a read adapter from multiple adapters connected to a high speed switch
US7107416B2 (en) * 2003-09-08 2006-09-12 International Business Machines Corporation Method, system, and program for implementing retention policies to archive records
US20060123232A1 (en) * 2004-12-08 2006-06-08 International Business Machines Corporation Method for protecting and managing retention of data on worm media
JP2006215954A (ja) 2005-02-07 2006-08-17 Hitachi Ltd ストレージシステム及びストレージ装置のアーカイブ管理方法
US7558930B2 (en) * 2005-07-25 2009-07-07 Hitachi, Ltd. Write protection in a storage system allowing both file-level access and volume-level access
US20090125572A1 (en) * 2007-11-14 2009-05-14 International Business Machines Corporation Method for managing retention of data on worm disk media based on event notification

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005115948A (ja) * 2003-10-07 2005-04-28 Internatl Business Mach Corp <Ibm> ファイルをアーカイブするための方法、システム、およびプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
US8407185B2 (en) 2013-03-26
US20110191306A1 (en) 2011-08-04
JP5449524B2 (ja) 2014-03-19
WO2011070606A1 (en) 2011-06-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5449524B2 (ja) 計算機とその処理方法および計算機システム
US8135677B2 (en) File management system and method
CN103473250B (zh) 用于保存文件系统节点的过去状态的方法与系统
JP4733461B2 (ja) 計算機システム、管理計算機及び論理記憶領域の管理方法
JP4799936B2 (ja) 条件別スナップショット取得方法及びシステム
JP4739786B2 (ja) データの再配置方法
US9609045B2 (en) Information processing system and data management method
US8060711B2 (en) Storage system
JP5541149B2 (ja) スナップショット採取プログラム、サーバおよびスナップショット採取方法
JP4837378B2 (ja) データの改竄を防止する記憶装置
US7673096B2 (en) Control apparatus for controlling virtual storage
US20130152085A1 (en) Optimizing Storage Allocation in a Virtual Desktop Environment
US8024532B2 (en) Data management method for erasing data in computer system
KR20130108298A (ko) 폐기가능 파일들의 카드-기반 관리
JP6298903B2 (ja) 計算機システム、分散オブジェクト共有方法、エッジノード
JP2011150458A (ja) 情報処理装置、情報処理システム、データ・アーカイブ方法およびデータ削除方法
JP2009064160A (ja) 計算機システム、管理計算機及びデータ管理方法
JP4937863B2 (ja) 計算機システム、管理計算機及びデータ管理方法
JP2014178784A (ja) 情報処理装置、情報処理システム及び情報処理プログラム
US20130091562A1 (en) Computer
JP2010128899A (ja) 情報処理システム、情報処理システムにおける制御方法、および、管理装置
US7689577B2 (en) Rearranging data sections within a page file
JP2010160577A (ja) 検索装置及びその制御方法、並びにコンピュータプログラム
JP2007193408A (ja) 文書管理システムにおけるディスク運用制御方法
JP2010256942A (ja) ストレージの操作権限管理を含む計算機システム

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130924

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20131028

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20131126

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20131224

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5449524

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees