JP2012532544A - 移動ネットワークにおいてユーザ・プレーン・データをルーティングする方法、装置、及びシステム - Google Patents

移動ネットワークにおいてユーザ・プレーン・データをルーティングする方法、装置、及びシステム Download PDF

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Abstract

移動ネットワークにおいてユーザ・プレーン・データをルーティングする方法、装置及びシステムは、通信の分野に関係し、従来技術におけるパケット・サービス・データ伝送の大幅な遅延の問題を解決する本発明の実施形態によって開示される。移動ネットワークにおいてユーザ・プレーン・データをルーティングする方法は、アクセス・ネットワークとデータ・ゲートウェイとの間に確立されたトンネルを介して端末のアクセス・ネットワーク・ベアラをデータ・ゲートウェイ・ベアラと直接的に接続すること(101)と、上記トンネルを介してホーム・ノードB、ホーム・ノードBゲートウェイ、又はマクロ・ネットワーク・アクセス・ネットワークとデータ・ゲートウェイとの間でデータを直接的にルーティングすること(102)とを含む。これらの実施形態は、移動通信システムに適用することができる。

Description

本発明は、通信の分野に関し、特に、移動ネットワークにおいてユーザ・プレーン・データをルーティングする方法、装置、及びシステムに関する。
ユーザ機器(UE)がノードB(NodeB)にアクセスした後、ノードBは、モバイル・バックホールを介して、UEによって送信されたパケット・サービス・データをアクセス・ネットワークへ伝送し、アクセス・ネットワークは、パケット・サービス・データを集中させ、その後、アクセス・ネットワークは、GPRSトンネリング・プロトコル・ユーザ・プレーン(GPTS、GTPU)方式で確立されたトンネルを介してパケット・サービス・データをサービング・ゲートウェイ(SGW)へ伝送し、その後、パケット・サービス・データは、IPバックボーン・ネットワーク及びPDNゲートウェイ(PGW)から公衆データネットワーク(PDN)へ伝送され、PDNにおけるパケット・サービス・サーバがユーザ機器にサービスを提供する。
様々なユーザグループの個人的ニーズを満たすため、ホーム・ノードB(Home NodeB)が現れている。ホーム・ノードBは、排他的リソースとして家庭、コミュニティ、会社又は学校等の場所に配備されたノードBの型であり、一般にアクセス・ネットワークに統合される。ホーム・ノードBにおけるユーザ機器は、パケット・サービス・データをホーム・ノードBへ送信し、アクセス・ネットワークとSGWとの間のトンネルを介してパケット・サービス・データをPDNへ伝送する。
従来型の3Gコア・ネットワークに対し、ユーザ機器がアイドル状態に切り替えられた後、ダウンリンク・データが到着した場合、GGSNは、ダウンリングデータをSGSNへ送信し、SGSNは、データを一時的に記憶し(buffer)、ユーザ機器が接続状態に戻されたとき、SGSNは、一時的に記憶されたデータをアクセス・ネットワークへ送出する。進化型パケット・コア・ネットワークに対し、ユーザ機器がアイドル状態に切り替えられた後、ダウンリンク・データが到着した場合、PGWは、ダウンリンク・データをSGWへ送信し、SGWは、ダウンリンク・データを一時的に記憶し、UEが接続状態に戻されたとき、SGWは、一時的に記憶されたデータをアクセス・ネットワークへ送出する。
従来技術には、少なくとも以下の問題、すなわち、アクセス・ネットワークがトンネルを介してパケット・サービス・データをSGWへ伝送し、その後、SGWがIPバックボーン・ネットワーク及びPGWを介してパケット・サービス・データをPDNへ伝送し、パケット・サービス・データが伝送プロセス中に多数のネットワーク・エンティティを通過し、その結果、パケット・サービス・データの伝送遅延が大きくなり、ルーティングが十分に最適化されないという問題が存在する。
本発明の実施形態は、パケット・サービス・データの伝送遅延を低減することができる移動ネットワークにおいてユーザ・プレーン・データをルーティングする方法、装置、及びシステムを提供する。
上記目的のため、以下の技術的解決策が本発明の実施形態において採用される。
移動ネットワークにおいてユーザ・プレーン・データをルーティングする方法であって、
アクセス・ネットワークとPDNゲートウェイとの間に確立されたトンネルを介してユーザ機器のアクセス・ネットワーク・ベアラとPDNゲートウェイ・ベアラとを直接的に相互接続することと、
ホーム・ノードB、ホーム・ノードBゲートウェイ、又はマクロ・ネットワーク・アクセス・ネットワークとPDNゲートウェイとの間でトンネルを介してデータを直接的にルーティングすることと、
を含む。
移動ネットワークにおいてユーザ・プレーン・データをルーティングする装置であって、
アクセス・ネットワークとPDNゲートウェイとの間に確立されたトンネルを介して、ユーザ機器のアクセス・ネットワーク・ベアラとユーザ機器のPDNゲートウェイ・ベアラとを直接的に相互接続するよう構成されている確立モジュールと、
確立モジュールによって確立されたトンネルを介して、ホーム・ノードB、ホーム・ノードBゲートウェイ、又はマクロ・ネットワーク・アクセス・ネットワークとPDNゲートウェイとの間でデータを直接的にルーティングするよう構成されているルーティングモジュールと、
を含む。
本発明の実施形態は、アクセス・ネットワークとPDNゲートウェイとを含み、UEのアクセス・ネット・ベアラとPDNゲートウェイ・ベアラとがアクセス・ネットワークとPDNゲートウェイとの間に確立されたトンネルを介して直接的に相互接続し、アクセス・ネットワークとPDNゲートウェイとの間のデータがトンネルを介して直接的にルーティングされる通信システムを提供する。
通信システムは、アクセス・ネットワークの中に統合されたPDNゲートウェイと、ホーム・ノードBゲートウェイと、を含み、
ホーム・ノードBゲートウェイは、移動ネットワーク・コア・ネットワークが進化型コア・ネットワークであるとき、SGWによって送信されたコア・ネットワーク制御プレーン・アドレスを運ぶ管理メッセージを取得し、管理メッセージ内のコア・ネットワーク制御プレーン・アドレスをアクセス・ネットワーク制御プレーン・アドレスに変換し、制御プレーン・アドレスが置き換えられた管理メッセージをPDNゲートウェイへ送信するよう構成され、及び/又は、PDNゲートウェイによって送信されたアクセス・ネットワーク制御プレーン・アドレスを運ぶ管理メッセージを取得し、管理メッセージ内のアクセス・ネットワーク制御プレーン・アドレスをコア・ネットワーク制御プレーン・アドレスに変換し、制御プレーン・アドレスが置き換えられた管理メッセージをSGWへ送信するよう構成され、
移動ネットワークのコア・ネットワークが従来型の3Gコア・ネットワークであるとき、ホーム・ノードBゲートウェイは、SGSNによって送信されたコア・ネットワーク制御プレーン・アドレスを運ぶ管理メッセージを取得し、管理メッセージ内のコア・ネットワーク制御プレーン・アドレスをアクセス・ネットワーク制御プレーン・アドレスに変換し、制御プレーン・アドレスが置き換えられた管理メッセージをPDNゲートウェイへ送信し、及び/又は、PDNゲートウェイによって送信されたアクセス・ネットワーク制御プレーン・アドレスを運ぶ管理メッセージを取得し、管理メッセージ内のアクセス・ネットワーク制御プレーン・アドレスをコア・ネットワーク制御プレーン・アドレスに変換し、制御プレーン・アドレスが置き換えられた管理メッセージをSGSNへ送信する。
本発明の実施形態による移動ネットワークにおいてユーザ・プレーン・データをルーティングする方法、装置、及びシステムにおいて、データは、アクセス・ネットワークとPDNゲートウェイとの間のトンネルを介してホーム・ノードB、ホーム・ノードBゲートウェイ、又はマクロ・ネットワーク・アクセス・ネットワークとPDNゲートウェイとの間で直接的にルーティングされ、これによりデータ伝送の遅延を低減し、伝送のサービス品質を確保する。
本発明の実施形態又は従来技術における技術的解決策をより明瞭に例示するため、本発明の実施形態又は従来技術の説明中で使用される添付図面が以下で簡単に紹介される。当然ながら、添付図面は、本発明の一部の実施形態に過ぎず、当業者は、何ら創作的な努力なしで、これらの添付図面から他の図面を導き出すことがある。
本発明の実施形態による移動ネットワークにおいてユーザ・プレーン・データをルーティングする方法のフローチャートである。 本発明の実施形態によって2G/3Gアクセス・ネットワークがEPCコア・ネットワークにアクセスするネットワークアーキテクチャの概略図である。 本発明の実施形態によってLTEアクセス・ネットワークがEPCコア・ネットワークにアクセスするネットワークアーキテクチャの概略図である。 実施形態1による移動ネットワークにおいてユーザ・プレーン・データをルーティングする方法のフローチャートである。 実施形態2による移動ネットワークにおいてユーザ・プレーン・データをルーティングする方法のフローチャートである。 実施形態3による移動ネットワークにおいてユーザ・プレーン・データをルーティングする方法のフローチャートである。 実施形態4による移動ネットワークにおいてユーザ・プレーン・データをルーティングする方法のフローチャートである。 実施形態5による移動ネットワークにおいてユーザ・プレーン・データをルーティングする方法のフローチャートである。 実施形態6による移動ネットワークにおいてユーザ・プレーン・データをルーティングする方法のフローチャートである。 実施形態7による移動ネットワークにおいてユーザ・プレーン・データをルーティングする方法のフローチャートである。 実施形態8による移動ネットワークにおいてユーザ・プレーン・データをルーティングする方法のフローチャートである。 実施形態9による移動ネットワークにおいてユーザ・プレーン・データをルーティングするシステムのネットワークアーキテクチャの概略図である。 実施形態10による移動ネットワークにおいてユーザ・プレーン・データをルーティングする方法のフローチャートである。 実施形態11による移動ネットワークにおいてユーザ・プレーン・データをルーティングする方法のフローチャートである。 実施形態12による移動ネットワークにおいてユーザ・プレーン・データをルーティングする方法のフローチャートである。 本発明の実施形態によるホームネットワークの概略アーキテクチャ図である。 本発明の実施形態による移動ネットワークにおいてユーザ・プレーン・データをルーティングする装置の概略構成図である。 図17に示されるような実施形態による移動ネットワークにおいてユーザ・プレーン・データをルーティングする装置の別の概略構成図である。 図17に示されるような実施形態による移動ネットワークにおいてユーザ・プレーン・データをルーティングする装置のさらに別の概略構成図である。 図17に示されるような実施形態による移動ネットワークにおいてユーザ・プレーン・データをルーティングする装置のさらに別の概略構成図である。 本発明の実施形態による通信システムの概略構成図である。 本発明の実施形態による別の通信システムの概略構成図である。
本発明の実施形態における技術的解決策は、本発明の実施形態における添付図面を参照して、以下で詳細に説明される。しかし、説明される実施形態は、本発明の実施形態のすべてではなく、一部分に過ぎない。当業者が本発明の実施形態に基づいて、かつ、何ら創作的な努力をすることなく導き出す他の実施形態は、すべて本発明の保護範囲に包含されるべきである。
実施形態では、移動ネットワークにおいてユーザ・プレーン・データをルーティングする方法は、
ユーザ機器のアクセス・ネットワーク・ベアラとユーザ機器のPDNゲートウェイ・ベアラとがアクセス・ネットワークとPDNゲートウェイとの間に確立されたトンネルを介して直接的に相互接続されていることと、
ホーム・ノードB、ホーム・ノードBゲートウェイ、又はマクロ・ネットワーク・アクセス・ネットワークとPDNゲートウェイとの間のデータがトンネルを介して直接的にルーティングされることと、
を含む。
移動ネットワーク・コア・ネットワークが進化型コア・ネットワークであるとき、この方法は、さらに、
アクセス・ネットワークがサービング・ゲートウェイ(SGW)からPDNゲートウェイのトンネル・エンドポイント識別子を運ぶ管理メッセージを受信し、PDNゲートウェイのトンネル・エンドポイント識別子に応じてPDNゲートウェイのトンネル・エンドポイント識別子に対応するアップリンク・トンネルを管理することと、及び/又は、
PDNゲートウェイがSGWからアクセス・ネットワークのトンネル・エンドポイント識別子を備える管理メッセージを受信し、アクセス・ネットワークのトンネル・エンドポイント識別子に応じてアクセス・ネットワークのトンネル・エンドポイント識別子に対応するダウンリンク・トンネルを管理することと、
を含む。
管理メッセージが確立メッセージであるとき、PDNゲートウェイのトンネル・エンドポイント識別子に応じてPDNゲートウェイのトンネル・エンドポイント識別子に対応するアップリンク・トンネルを管理することは、
PDNゲートウェイのトンネル・エンドポイント識別子に対応するアップリンク・トンネルがPDNゲートウェイのトンネル・エンドポイント識別子に応じて確立されるので、ユーザ機器のアクセス・ネットワーク・ベアラとユーザ機器のPDNゲートウェイ・ベアラとが直接的に相互接続されることを含み、及び/又は、
アクセス・ネットワークのトンネル・エンドポイント識別子に応じてアクセス・ネットワークのトンネル・エンドポイント識別子に対応するダウンリンク・トンネルを管理することは、具体的に、
アクセス・ネットワークのトンネル・エンドポイント識別子に対応するダウンリンク・トンネルがPDNゲートウェイのトンネル・エンドポイント識別子に応じて確立されるので、ユーザ機器のアクセス・ネットワーク・ベアラとユーザ機器のPDNゲートウェイ・ベアラとが直接的に相互接続されることを含む。
管理メッセージがベアラ更新メッセージであるとき、PDNゲートウェイのトンネル・エンドポイント識別子に応じてPDNゲートウェイのトンネル・エンドポイント識別子に対応するアップリンク・トンネルを管理することは、
PDNゲートウェイのトンネル・エンドポイント識別子に対応する更新トンネルがPDNゲートウェイのトンネル・エンドポイント識別子に応じて更新されることを含み、及び/又は、
アクセス・ネットワークのトンネル・エンドポイント識別子に応じてアクセス・ネットワークのトンネル・エンドポイント識別子に対応するダウンリンク・トンネルを管理することは、
アクセス・ネットワークのトンネル・エンドポイント識別子に対応するダウンリンク・トンネルがアクセス・ネットワークのトンネル・エンドポイント識別子に応じて更新されることを含む。
管理メッセージ内のトンネル・エンドポイント識別子がPDNゲートウェイのトンネル・エンドポイント識別子であるとき、管理メッセージは、さらに、PDNゲートウェイのユーザ・プレーン・アップリンク・アドレスを含むので、アクセス・ネットワークは、ユーザ・プレーン・アップリンク・アドレスに対応するアップリンク・トンネルと、管理メッセージ内のPDNゲートウェイのユーザ・プレーン・アップリンク・アドレス及びトンネル・エンドポイント識別子に応じたトンネル・エンドポイント識別子とを管理する。
管理メッセージ内のトンネル・エンドポイント識別子がアクセス・ネットワークのトンネル・エンドポイント識別子であるとき、管理メッセージは、さらに、アクセス・ネットワークのユーザ・プレーン・ダウンリンク・アドレスを含むので、PDNゲートウェイは、ユーザ・プレーン・ダウンリンク・アドレスに対応するダウンリンク・トンネルと、管理メッセージ内のユーザ・プレーン・アップインク・アドレス及びトンネル・エンドポイント識別子に応じたトンネル・エンドポイント識別子を管理する。
この方法は、さらに、
SGWがアクセス・ネットワーク・アンロード・イネーブル情報を取得することと、
SGWがアクセス・ネットワーク・アンロード・イネーブル情報に応じてアクセス・ネットワーク・アンロード機能をイネーブルにするかどうかを決定することと、
アップリンク・トンネル管理プロセスにおいて、アクセス・ネットワーク・アンロード機能がイネーブルにされている場合、SGWは、PDNゲートウェイのトンネル・エンドポイント識別子を備える管理メッセージをアクセス・ネットワークへ送信し、アクセス・ネットワーク・アンロード機能がイネーブルにされていない場合、SGWのトンネル・エンドポイント識別子を運ぶ管理メッセージをアクセス・ネットワークへ送信することと、及び/又は、
ダウンリンク・トンネル管理プロセスにおいて、アクセス・ネットワーク・アンロード機能がイネーブルにされている場合、SGWは、アクセス・ネットワークのトンネル・エンドポイント識別子を運ぶ管理メッセージをPDNゲートウェイへ送信し、アクセス・ネットワーク・アンロード機能がイネーブルにされていない場合、SGWのトンネル・エンドポイント識別子を運ぶ管理メッセージをPDNゲートウェイへ送信することと、
を含む。
SGWによって、アクセス・ネットワーク・イネーブル情報を取得することは、
SGWがネットワーク側によって送信されたアクセス・ネットワーク・アンロード・イネーブル情報を受信することを含む。
アクセス・ネットワーク・アンロード・イネーブル情報は、アクセス・ネットワークによってアンロードされた指示情報、位置情報、又はサービス品質ネゴシエーション情報であり、SGWがアクセス・ネットワーク・アンロード機能をイネーブルにするかどうかを指示するよう構成されている。
アクセス・ネットワークとPDNゲートウェイとが統合されるとき、アクセス・ネットワークは、ユーザ機器の識別子を運ぶ管理メッセージを受信し、ユーザ機器の識別子に応じてユーザ機器の識別子に対応するアクセス・ネットワーク・ベアラの一意識別子を決定し、アクセス・ネットワーク・ベアラの識別子に対応するアップリンク・トンネルを制御し、及び/又は、
PDNゲートウェイは、ユーザ機器の識別子を運ぶ管理メッセージを受信し、ユーザ機器の識別子に応じてユーザ機器の識別子に対応するコア・ネットワーク・ベアラの一意識別子を決定し、コア・ネットワーク・ベアラの識別子に対応するダウンリンク・トンネルを制御する。
移動ネットワークのコア・ネットワークが進化型コア・ネットワークであるとき、アクセス・ネットワークによって受信された管理メッセージは、PDNゲートウェイによってSGSN又はMMEを介して送信され、及び/又は、PDNゲートウェイによって受信された管理メッセージは、アクセス・ネットワークによって、SGSNを介してSGWへ送信されるか、又は、MMEを介してSGWへ送信される。
移動ネットワークのコア・ネットワークが従来型の3Gコア・ネットワークであるとき、アクセス・ネットワークによって受信された管理メッセージがSGSNによって送信され、及び/又は、PDNゲートウェイによって受信された管理メッセージがSGSNによって送信される。
管理メッセージがベアラ確立メッセージであるとき、対応するアップリンク・トンネルを管理することは、
アクセス・ネットワーク・ベアラの一意識別子に対応するアップリンク・トンネルが確立され、アップリンク・トンネルがユーザ機器のアクセス・ネットワークとPDNゲートウェイとの間に配備されるので、アクセス・ネットワーク・ベアラとPDNゲートウェイとが直接的に相互接続されることを含み、及び/又は、
コア・ネットワーク・ベアラの識別子に対応するダウンリンク・トンネルを管理することは、
データ・ネットワーク・ベアラの一意識別子に対応するダウンリンク・トンネルが確立され、ダウンリンク・トンネルがユーザ機器のアクセス・ネットワークとPDNゲートウェイとの間に配備されるので、ユーザ機器のアクセス・ネットワーク・ベアラとユーザ機器のPDNゲートウェイ・ベアラとが直接的に相互接続されることを含む。
管理メッセージがベアラ更新メッセージであるとき、アクセス・ネットワーク・ベアラの識別子に対応するアップリンク・トンネルを管理することは、
アクセス・ネットワーク・ベアラの識別子に対応するアップリンク・トンネルが更新され、ダウンリンク・トンネルがユーザ機器のアクセス・ネットワークとPDNゲートウェイとの間に配備されることを含み、及び/又は、
コア・ネットワーク・ベアラの識別子に対応するダウンリンク・トンネルを管理することは、
コア・ネットワーク・ベアラの識別子に対応するダウンリンク・トンネルが更新され、ダウンリンク・トンネルがユーザ機器のアクセス・ネットワークとPDNゲートウェイとの間に配備されることを含む。
管理メッセージ内のユーザ機器の識別子は、IMSI、MSISDN、P−TMSI、S−TMSI、又は、MME若しくはSGSNによって割り当てられたユーザ機器の一時的識別子である。
この方法は、さらに、
ユーザ機器の識別子がユーザ機器の識別子を運ぶアクセス・ネットワーク制御プレーンメッセージを受信することにより取得されることを含み、アクセス・ネットワーク制御プレーンメッセージは、初期コンテキストセットアップ要求(INITIAL CONTEXT SETUP REQUEST)、E−RABセットアップ要求(E−RAB SETUP REQUEST)、E−RAB変更要求(E−RAB MODIFY REQUEST)又はRAB割り当て要求(RAB ASSIGNMENT REQUEST)である。
アクセス・ネットワークがアップリンク・トンネルを管理する前に、この方法は、さらに、
PDNゲートウェイが、ダウンリンク・データが提供されることを指示するページングトリガ指示情報を送信するので、SGW又はSGSNがページングトリガ指示情報に応じてページングメッセージをUEに送信し、アップリンク・トンネル管理手順を開始することをUEに命令することを含む。
PDNゲートウェイがページングトリガ指示情報を送信する前に、この方法は、さらに、
PDNゲートウェイがネットワーク側によって送信されたデータ・バッファ・イネーブル情報を受信し、データ・バッファ・イネーブル情報に応じて、ダウンリンク・データを一時的に記憶するかどうかを決定し、ダウンリンク・データを一時的に記憶することに決定したとき、ダウンリンク・データを一時的に記憶すること、又は、
アクセス・ネットワークとPDNゲートウェイとが統合されるとき、PDNゲートウェイがトンネルの接続状態を取得し、接続状態に応じてダウンリンク・データを一時的に記憶するかどうかを決定し、ダウンリンク・データを一時的に記憶することに決定したとき、ダウンリンク・データを一時的に記憶することを含む。
ページングトリガ指示情報は、ダウンリンク・データ内の少なくとも1個のデータパケットである。
ページングトリガ指示情報は、ダウンリンク・データ通知、又は、廃棄指示情報を運ぶ空パケットである。
移動ネットワークのコア・ネットワークが進化型コア・ネットワークであるとき、ホーム・ノードBゲートウェイは、コア・ネットワーク制御プレーン・アドレスを運び、且つ、SGWによって送信された管理メッセージを取得し、管理メッセージ内のコア・ネットワーク制御プレーン・アドレスをアクセス・ネットワーク制御プレーン・アドレスに変換し、制御プレーン・アドレスが置き換えられた管理メッセージをPDNゲートウェイへ送信し、及び/又は、アクセス・ネットワーク制御プレーン・アドレスを運び、且つ、PDNゲートウェイによって送信された管理メッセージを取得し、管理メッセージ内のアクセス・ネットワーク制御プレーン・アドレスをコア・ネットワーク制御プレーン・アドレスに変換し、制御プレーン・アドレスが置き換えられた管理メッセージをSGWへ送信する。
移動ネットワーク・コア・ネットワークが従来型の3Gコア・ネットワークであるとき、ホーム・ノードBゲートウェイは、コア・ネットワーク制御プレーン・アドレスを運び、且つ、SGSNによって送信された管理メッセージを取得し、管理メッセージ内のコア・ネットワーク制御プレーン・アドレスをアクセス・ネットワーク制御プレーン・アドレスに変換し、制御プレーン・アドレスが置き換えられた管理メッセージをPDNゲートウェイへ送信し、及び/又は、アクセス・ネットワーク制御プレーン・アドレスを運び、且つ、PDNゲートウェイによって送信された管理メッセージを取得し、管理メッセージ内のアクセス・ネットワーク制御プレーン・アドレスをコア・ネットワーク制御プレーン・アドレスに変換し、制御プレーン・アドレスが置き換えられた管理メッセージをSGSNへ送信する。
本発明は、具体的な実施形態及び添付図面を参照して以下でさらに説明される。
図1に示されるように、本発明の実施形態は、移動ネットワークにおいてユーザ・プレーン・データをルーティングする方法を提供し、この方法は、以下のステップを含む。
ステップ101では、ユーザ機器のアクセス・ネットワーク・ベアラとユーザ機器のPDNゲートウェイ・ベアラとは、アクセス・ネットワークとPDNゲートウェイとの間に確立されたトンネルを介して直接的に相互接続される。
ステップ102では、ホーム・ノードB、ホーム・ノードBゲートウェイ、又はマクロ・ネットワーク・アクセス・ネットワークとPDNゲートウェイとの間のデータが直接的にルーティングされる。
本発明の実施形態による移動ネットワークにおいてユーザ・プレーン・データをルーティングする方法において、データは、アクセス・ネットワークとPDNゲートウェイとの間のトンネルを介して、ホーム・ノードB、ホーム・ノードBゲートウェイ、又はマクロ・ネットワーク・アクセス・ネットワークとPDNゲートウェイとの間で直接的にルーティングされ、これによりデータの伝送遅延を低減し、伝送のサービス品質を確保する。
当業者に本発明の実施形態による技術的解決策をより明瞭に理解させるため、本発明の実施形態が以下でさらに紹介される。
具体的な実施形態を記述する前に、最初に、従来技術における様々なネットワークアーキテクチャを簡単に紹介する。
2G/3Gアクセス・ネットワークは、従来型の3Gコア・ネットワークにアクセスし、そして、ダイレクト・トンネル技術が使用される場合、SGSNは、アクセス・ネットワークとGGSNとの間に位置し、移動性管理とベアラ管理とを担当する。2G/3Gアクセス・ネットワークがEPCコア・ネットワークにアクセスするネットワークアーキテクチャの概略図である図2に示されるように、SGSN(サービングGPRSサポートノード)は、アクセス・ネットワークとサービング・ゲートウェイとの間に位置し、移動性管理とベアラ管理とを担当する。図3は、LTEアクセス・ネットワークがEPCコア・ネットワークにアクセスすることを示し、これは、MME(移動性管理エンティティ)がアクセス・ネットワークとサービング・ゲートウェイとの間に位置し、移動性管理とベアラ管理とを担当する点で、2G/3Gアクセス・ネットワークがEPCコア・ネットワークにアクセスされるネットワークアーキテクチャとは異なる。SGSNとMMEとの両方は、ここでは、コア・ネットワーク制御プレーン機能エンティティである。実施形態では、EPCコア・ネットワークにアクセスする2G/3Gアクセス・ネットワークのアーキテクチャ及び手順は、EPCコア・ネットワークにアクセスするLTEアクセス・ネットワークのアーキテクチャ及び手順と基本的に整合し、本発明は、LTEアクセス・ネットワークの場合に類似しているEPCコア・ネットワークにアクセスする2G/3Gアクセス・ネットワークを用いて主に例示される。
<実施形態1>
本実施形態では、図4に示されるように、第1の無線アクセス・ネットワーク・ベアラを確立することを要求するユーザ機器がここに一例として図示される。
ステップ401では、ユーザ機器は、ベアラ・アクティブ化メッセージをSGSNへ送信し、このベアラ・アクティブ化メッセージは特別なAPNを運び得て、アクセス・ネットワークがこのメッセージをSGSNへ送信するとき、このメッセージは、アクセス・ネットワークがユーザ・プレーン直接ルーティングをサポートするかどうかに関する指示を運び得るので、SGSNは、APN、ポリシー、ユーザ申し込み、及び、アクセス・ネットワークがユーザ・プレーン直接ルーティングをサポートするかどうか等の要因に応じて、ユーザ・プレーン直接ルーティングを開始すべきかどうかを決定し、アクセス・ネットワーク側からユーザデータをアンロードする。
ステップ402では、SGSNは、ベアラ・アクティブ化メッセージに応じて、デフォルト・ベアラ確立要求をSGWへ送信し、このデフォルト・ベアラ要求は、ユーザ機器が第1の無線アクセス・ネットワーク・ベアラを確立するプロセスにおいて確立された無線アクセス・ネットワーク・ベアラである。デフォルト・ベアラ要求は、ローカルアンロード指示を運び得て、アンロード指示は、SGSNでのユーザ機器に対応するユーザ・プレーン・ダウンリンク・アドレス及びTEID(トンネル・エンドポイント識別子)を運ぶ。
ステップ403では、SGWは、デフォルト・ベアラ確立要求をPGWへ送信し、アンロード指示は、SGWでのユーザ機器に対応するユーザ・プレーン・ダウンリンク・アドレス及びTEIDを運ぶ。
ステップ404では、場合によっては、PGWは、IP−CANセッション確立又は変更を実行するため、PCRFと相互作用してもよい。
ステップ405では、PGWは、デフォルト・ベアラ確立応答をSGWへ送信し、デフォルト・ベアラ応答は、PGWでのユーザ機器に対応するユーザ・プレーン・アップリンク・アドレス及びTEIDを運ぶ。
ステップ406では、ステップ402におけるアンロード指示に応じて、SGWは、ユーザ機器のため局所的に割り当てられたユーザ・プレーン・アップリンク・アドレス及びTEIDをPGWでのユーザ機器に対応するユーザ・プレーン・アップリンク・アドレス及びTEIDと置き換え、ユーザ・プレーン・アップリンク・アドレス及びTEIDが置き換えられたデフォルト・ベアラ確立応答をSGSNへ送信する。
ステップ407では、SGSNは、無線アクセス・ネットワーク・ベアラ割り当て要求をアクセス・ネットワークへ送信し、この無線アクセス・ネットワーク・ベアラ割り当て要求は、PGWでのユーザ機器に対応するユーザ・プレーン・アップリンク・アドレス及びTEIDを運ぶ。
ステップ408では、ユーザ機器とアクセス・ネットワークとの間のRRC接続が再構成される。
ステップ409では、アクセス・ネットワークは、無線アクセス・ネットワーク・ベアラ割り当て応答をSGSNへ送信し、この無線アクセス・ネットワーク・ベアラ割り当て応答は、アクセス・ネットワークでのユーザ機器に対応するユーザ・プレーン・ダウンリンク・アドレス及びTEIDを運ぶ。
ステップ409の実行が完了した後、ユーザ機器は、無線アクセス・ネットワーク・ベアラを介して第1のアップリンク・データを送信し得る。
ステップ410では、SGSNは、ベアラ更新要求をSGWへ送信し、このベアラ更新要求は、アクセス・ネットワークでのユーザ機器に対応するユーザ・プレーン・ダウンリンク・アドレス及びTEIDを運ぶ。
ステップ411では、ステップ402におけるアンロード指示に応じて、SGWは、ユーザ・プレーン・ダウンリンク・アドレス及び局所的にユーザ機器のため割り当てられるべきTEIDをアクセス・ネットワークでのユーザ機器に対応するユーザ・プレーン・ダウンリンク・アドレス及びTEIDとで置き換え、ユーザ・プレーン・ダウンリンク・アドレス及びTEIDが置き換えられたベアラ更新要求をPGWへ送信する。
ステップ412では、PGWは、ベアラ更新応答をSGWへ送信する。
ステップ413では、SGWは、ベアラ更新応答をSGSNへ送信する。
ステップ413の実行が完了した後、ユーザ機器は、無線アクセス・ネットワーク・ベアラを介して第1のダウンリンク・データを送信してもよい。
手順はEUTRANシステムにおける手順と類似するが、ステップ401では、ユーザ機器がPDN接続要求をMMEへ送信する点が相違する。
したがって、ステップ407では、MMEは、PDN接続承諾をアクセス・ネットワークへ送信する。
ステップ408では、アクセス・ネットワークは、PDN接続承諾をユーザ機器へ送信する。
ステップ409では、ユーザ機器は、PDN接続の完了をMMEに通知する。
本実施形態による移動ネットワークにおいてユーザ・プレーン・データをルーティングする方法において、データは、アクセス・ネットワークとPDNゲートウェイとの間のトンネルを介して、ホーム・ノードB、ホーム・ノードBゲートウェイ、又はマクロ・ネットワーク・アクセス・ネットワークとPDNゲートウェイとの間で直接的にルーティングされ、これによりデータの伝送遅延を低減し、伝送のサービス品質を確保する。
<実施形態2>
本実施形態と上記実施形態との相違は、図5に示されるように、第2の無線アクセス・ネットワーク・ベアラを確立することを要求するユーザ機器がここに一例として図示される点にある。
ステップ501では、ユーザ機器は、第2のベアラ・アクティブ化要求をSGSNへ送信する。
ステップ502では、SGSNは、第2のベアラ要求を受信し、ベアラ変更要求をSGWへ送信する。
ステップ503では、SGWは、ベアラ変更要求をPGWへ送信し、ベアラ変更要求は、SGWでのユーザ機器に対応するユーザ・プレーン・ダウンリンク・アドレス及びTEIDを運ぶ。
ステップ504では、場合によっては、PGWは、IP−CANセッション確立又は変更を実行するため、PCRFと相互作用してもよい。
ステップ505では、PGWは、専用ベアラ・セットアップ要求をSGWへ送信し、この専用ベアラ要求は、PGWでのユーザ機器に対応するユーザ・プレーン・アップリンク・アドレス及びTEIDを運ぶ。
本実施形態では、第1の無線アクセス・ネットワーク・ベアラを除く他の無線アクセス・ネットワーク・ベアラは、専用ベアラと呼ばれる。
ステップ506では、SGWは、専用ベアラ・セットアップ要求によって運ばれるIMSI及びLBI(リンクEPSベアラID)に応じて、専用ベアラのPDN接続を決定し、そして、SGWベアラコンテキスト内のアンロード指示に応じて、ユーザ機器のためのアクセス・ネットワーク・アンロード機能を開始するかどうかを決定する。アンロード指示がアクセス・ネットワーク・アンロード機能を開始することである場合、SGWは、局所的にユーザ機器のため割り当てられたユーザ・プレーン・アップリンク・アドレス及びTEIDをPGWにおけるユーザ機器に対応するユーザ・プレーン・アップリンク・アドレス及びTEIDで置き換え、そして、ユーザ・プレーン・アップリンク・アドレス及びTEIDが置き換えられた専用ベアラ・セットアップ要求をSGSNへ送信する。
ステップ507では、SGSNは、無線アクセス・ネットワーク・ベアラ割り当て要求をアクセス・ネットワークへ送信し、この無線アクセス・ネットワーク・ベアラ割り当て要求は、PGWでのユーザ機器に対応するユーザ・プレーン・アップリンク・アドレス及びTEIDを運ぶ。
ステップ508では、ユーザ機器とアクセス・ネットワークとの間のRRC接続が再構成される。
ステップ509では、アクセス・ネットワークは、無線アクセス・ネットワーク・ベアラ割り当て応答をSGSNへ送信し、この無線アクセス・ネットワーク・ベアラ割り当て応答は、アクセス・ネットワークでのユーザ機器に対応するユーザ・プレーン・ダウンリンク・アドレス及びTEIDを運ぶ。
ステップ510では、SGSNは、専用ベアラ・セットアップ応答をSGWへ送信し、この専用ベアラ応答は、アクセス・ネットワークでのユーザ機器に対応するユーザ・プレーン・ダウンリンク・アドレス及びTEIDを運ぶ。
ステップ511では、SGWは、SGW専用ベアラコンテキスト内のアンロード指示に応じて、アクセス・ネットワーク・アンロード機能を開始するかどうかを決定する。アンロード指示がアクセス・ネットワーク・アンロード機能を開始することである場合、SGWは、局所的にユーザ機器のため割り当てられたユーザ・プレーン・ダウンリンク・アドレス及びTEIDを専用ベアラ・セットアップ応答内のアクセス・ネットワークでのユーザ機器に対応するユーザ・プレーン・ダウンリンク・アドレス及びTEIDで置き換え、そして、ユーザ・プレーン・ダウンリンク・アドレス及びTEIDが置き換えられた専用ベアラ・セットアップ応答をPGWへ送信する。
ステップ512では、SGSNは、第2のベアラ・アクティブ化承諾をUEへ送信する。
本実施形態による移動ネットワークにおいてユーザ・プレーン・データをルーティングする方法において、データは、アクセス・ネットワークとPDNゲートウェイとの間のトンネルを介して、ホーム・ノードB、ホーム・ノードBゲートウェイ、又はマクロ・ネットワーク・アクセス・ネットワークとPDNゲートウェイとの間で直接的にルーティングされ、これによりデータの伝送遅延を低減し、伝送のサービス品質を確保する。
<実施形態3>
本実施形態と上記実施形態との間の相違は、図6に示されるように、本実施形態では、専用トンネルを確立することを要求するPGWがここに一例として図示される点にある。ステップ602では、PGWは、SGWへの専用ベアラ・セットアップ要求を開始し、この専用ベアラ要求は、PGWでのユーザ機器に対応するユーザ・プレーン・アップリンク・アドレス及びTEIDを運ぶ。
他の手順は、上記実施形態における手順と類似し、ここでこれ以上繰り返さない。
本実施形態による移動ネットワークにおいてユーザ・プレーン・データをルーティングする方法において、データは、アクセス・ネットワークとPDNゲートウェイとの間のトンネルを介して、ホーム・ノードB、ホーム・ノードBゲートウェイ、又はマクロ・ネットワーク・アクセス・ネットワークとPDNゲートウェイとの間で直接的にルーティングされ、これによりデータの伝送遅延を低減し、伝送のサービス品質を確保する。
<実施形態4>
本実施形態と上記実施形態との間の相違は、図7に示されるように、確立されたトンネルを変更するSGSNがここに一例として図示される点であり、具体的なプロセスは、以下の通りである。
ステップ701では、SGSNは、ネットワーク・アンロード・イネーブル情報を運ぶベアラ更新要求をSGWへ送信する。アクセス・ネットワーク・アンロード・イネーブル情報は、オペレータポリシー、ネットワークセッティング、又は、ネットワーク構成の変更に応じて構成されることがある。
ステップ702では、アクセス・ネットワーク・アンロード・イネーブル情報がアクセス・ネットワーク・アンロードを継続することを指示する場合、SGWは、局所的にユーザ機器に割り当てられたユーザ・プレーン・ダウンリンク・アドレス及びTEIDをベアラ更新要求内のアクセス・ネットワークでのユーザ機器に対応するユーザ・プレーン・ダウンリンク・アドレス及びTEIDで置き換え、ユーザ・プレーン・ダウンリンク・アドレス及びTEIDが置き換えられたベアラ更新要求をPGWへ送信し、イネーブル情報がアクセス・ネットワーク・アンロード機能をディスエーブルにすることを指示する場合、SGWは、局所的にユーザ機器に対応するユーザ・プレーン・ダウンリンク・アドレス及びTEIDを運ぶベアラ更新要求をPGWへ送信する。
ステップ703では、PGWは、ユーザ機器の局所的なベアラコンテキスト内のユーザ・プレーン・ダウンリンク・アドレス及びTEIDを更新する。場合によっては、PGWは、IP−CANセッション確立/変更を実行するためPCRFと相互作用してもよい。
ステップ704では、PGWは、更新要求をSGWへ送信し、ベアラ更新要求は、PGWのユーザ・プレーン・アップリンク・アドレス及びTEIDを運ぶ。ベアラ更新要求は、更新されたユーザ・プレーン・アップリンク・アドレスをさらに含み得る。
ステップ705では、SGWは、ベアラ更新要求をSGSNへ送信し、4番目のステップにおけるPGWのユーザ・プレーン・アップリンク・アドレスを運び得る。アクセス・ネットワーク・アンロード・イネーブル情報がアクセス・ネットワーク・アンロードを引き続き実行することを指示する場合、SGWは、ベアラ更新要求をSGSNへ送信し、局所的に割り当てられたユーザ・プレーン・アップリンク・アドレス及びTEIDをベアラ更新要求内のアクセス・ネットワークでのユーザ機器に対応するユーザ・プレーン・アップリンク・アドレス及びTEIDで置き換え、アクセス・ネットワーク・アンロード・イネーブル情報がアクセス・ネットワーク・アンロード機能をディスエーブルにすることを指示する場合、SGWは、局所的にユーザ機器に対応するユーザ・プレーン・アップリンク・アドレス及びTEIDを運ぶベアラ更新要求を送信する。
ステップ706では、SGSNは、無線アクセス・ネットワーク・ベアラ割り当て要求をアクセス・ネットワークへ送信し、そして、アクセス・ネットワーク・アンロードが引き続き実行される場合、無線アクセス・ネットワーク・ベアラ割り当て要求が運ぶのは、PGWでのユーザ機器に対応するユーザ・プレーン・アップリンク・アドレス及びTEIDであり、アクセス・ネットワーク・アンロード機能が実行されない場合、無線アクセス・ネットワーク・ベアラ割り当て要求が運ぶのは、SGWでのユーザ機器に対応するユーザ・プレーン・アップリンク・アドレス及びTEIDである。
ステップ707では、RRC接続が再構成される。
ステップ708では、アクセス・ネットワークは、無線アクセス・ネットワーク・ベアラ割り当て応答をSGSNへ送信し、この無線アクセス・ネットワーク・ベアラ割り当て応答は、アクセス・ネットワークでのユーザ機器に対応するユーザ・プレーン・ダウンリンク・アドレス及びTEIDを運ぶ。
ステップ709では、SGSNは、ベアラ更新応答をSGWへ送信し、このベアラ更新応答は、アクセス・ネットワークでのユーザ機器に対応するユーザ・プレーン・ダウンリンク・アドレス及びTEIDを運ぶ。
ステップ710では、アクセス・ネットワーク・アンロード・イネーブル情報がアクセス・ネットワーク・アンロードを引き続き実行することを指示する場合、SGWは、局所的にユーザ機器に割り当てられたユーザ・プレーン・ダウンリンク・アドレス及びTEIDをベアラ更新要求内のアクセス・ネットワークでのユーザ機器に対応するユーザ・プレーン・ダウンリンク・アドレス及びTEIDで置き換え、アクセス・ネットワーク・アンロードがアクセス・ネットワーク・アンロードのアンロード指示に応じてもはや実行されない場合、SGWは、局所的にユーザ機器に対応するユーザ・プレーン・ダウンリンク・アドレス及びTEIDを運ぶベアラ更新要求を送信する。
ステップ711では、アクセス・ネットワーク・アンロード・イネーブル情報がアクセス・ネットワーク・アンロードを引き続き実行することを指示する場合、SGWは、局所的にユーザ機器に割り当てられたユーザ・プレーン・アップリンク・アドレス及びTEIDをベアラ更新要求内のPGWでのユーザ機器に対応するユーザ・プレーン・アップリンク・アドレス及びTEIDで置き換え、ユーザ・プレーン・アップリンク・アドレス及びTEIDが置き換えられたベアラ更新要求をアクセス・ネットワークへ送信し、アクセス・ネットワーク・アンロードがアクセス・ネットワーク・アンロードのアンロード指示に応じてもはや実行されない場合、SGWは、局所的にユーザ機器に対応するユーザ・プレーン・アップリンク・アドレス及びTEIDを運ぶベアラ更新要求を送信する。
本実施形態による移動ネットワークにおいてユーザ・プレーン・データをルーティングする方法において、データは、アクセス・ネットワークとPDNゲートウェイとの間のトンネルを介して、ホーム・ノードB、ホーム・ノードBゲートウェイ、又はマクロ・ネットワーク・アクセス・ネットワークとPDNゲートウェイとの間で直接的にルーティングされ、データの伝送遅延を低減し、伝送のサービス品質を確保する。本実施形態では、ユーザ機器の単独のPDN接続における全ベアラのルーティングは、一括して、すなわち、アクセス・ネットワーク・アンロードが実行されているかどうかを問わず、かつ、ルーティングがSGWを介して実行されているか又はSGWを介することなく実行されているかを問わずに、変更できる。
<実施形態5>
本実施形態と上記実施形態との間の相違は、図8に示されるように、PGWが確立されたトンネルを変更する点であり、具体的なプロセスは、以下の通りである。
ステップ801では、場合によって、PGWは、IP−CANセッション確立/変更を実行するためPCRFと相互作用してもよい。
ステップ802では、PGWは、ベアラ更新要求をSGWへ送信し、このベアラ更新要求は、PGWでのユーザ機器に対応するユーザ・プレーン・アップリンク・アドレス及びTEIDを運ぶ。
ステップ803では、SGWは、ベアラIDに応じてベアラのPDN接続を決定し、SGWベアラコンテキスト内のアクセス・ネットワーク・アンロード・イネーブル情報に応じて、アクセス・ネットワーク・アンロード機能が開始されるかどうかを決定する。アクセス・ネットワーク・アンロード・イネーブル情報がアクセス・ネットワーク・フロー・アンロードを実行することを指示する場合、SGWは、SGW自体によって割り当てられるべきユーザ・プレーン・アップリンク・アドレス及びTEIDをSGSNへ送信された専用ベアラ更新要求内のPGWでのユーザ機器に対応するユーザ・プレーン・アップリンク・アドレス及びTEIDで置き換える。
ステップ804では、SGSNは、無線アクセス・ネットワーク・ベアラ割り当て要求をアクセス・ネットワークへ送信し、この無線アクセス・ネットワーク・ベアラ割り当て要求は、PGWでのユーザ機器に対応するユーザ・プレーン・アップリンク・アドレス及びTEIDを運ぶ。
ステップ805では、RRC接続が再構成される。
ステップ806では、アクセス・ネットワークは、無線アクセス・ネットワーク・ベアラ割り当て応答をSGSNへ送信し、この無線アクセス・ネットワーク・ベアラ割り当て応答は、アクセス・ネットワークでのユーザ機器に対応するユーザ・プレーン・ダウンリンク・アドレス及びTEIDを運ぶ。
ステップ807では、アクセス・ネットワークは、ベアラ変更要求をユーザ機器へ送信する。
ステップ808では、ユーザ機器は、ベアラ変更応答を送信する。
ステップ809では、SGSNは、ベアラ更新応答をSGWへ送信し、このベアラ更新応答は、アクセス・ネットワークでのユーザ機器に対応するユーザ・プレーン・ダウンリンク・アドレス及びTEIDを運ぶ。
ステップ810では、SGWは、ベアラ更新応答をPGWへ送信する。アクセス・ネットワーク・アンロードがアクセス・ネットワーク・アンロード・イネーブル情報に応じて実行される場合、SGWは、ベアラ更新要求をPGWへ送信し、局所的に構成されたユーザ・プレーン・ダウンリンク・アドレス及びTEIDをベアラ更新要求内のアクセス・ネットワークでのユーザ機器に対応するユーザ・プレーン・ダウンリンク・アドレス及びTEIDで置き換える。
本実施形態による移動ネットワークにおいてユーザ・プレーン・データをルーティングする方法において、データは、アクセス・ネットワークとPDNゲートウェイとの間のトンネルを介して、ホーム・ノードB、ホーム・ノードBゲートウェイ、又はマクロ・ネットワーク・アクセス・ネットワークとPDNゲートウェイとの間で直接的にルーティングされ、これによりデータの伝送遅延を低減し、伝送のサービス品質を確保する。
<実施形態6>
本実施形態と上記実施形態との間の相違は、図9に示されるように、ユーザ機器が確立されたトンネルを変更する点であり、具体的なプロセスは、以下の通りである。
ステップ901では、ユーザ機器は、ベアラ変更要求をSGSNへ送信する。
ステップ902では、SGSNは、アクセス・ネットワークでのユーザ機器に対応するユーザ・プレーン・ダウンリンク・アドレス及びTEIDを運ぶベアラ変更要求をSGWへ送信する。
他の手順は、以下の実施形態における手順と同じであり、ここでこれ以上繰り返さない。
本実施形態による移動ネットワークにおいてユーザ・プレーン・データをルーティングする方法において、データは、アクセス・ネットワークとPDNゲートウェイとの間のトンネルを介して、ホーム・ノードB、ホーム・ノードBゲートウェイ、又はマクロ・ネットワーク・アクセス・ネットワークとPDNゲートウェイとの間で直接的にルーティングされ、これによりデータの伝送遅延を低減し、伝送のサービス品質を確保する。
<実施形態7>
本実施形態と上記実施形態との間の相違は、図10に示されるように、ユーザ機器がアイドル状態に切り替えられるときのトンネル管理手順が図示されている点であり、具体的なプロセスは、以下の通りである。
ステップ1001では、アクセス・ネットワークは、無線アクセス・ベアラ解放要求を送信する。
ステップ1002では、SGSNは、ベアラ更新要求をSGWへ送信し、このベアラ更新要求は、アクセス・ネットワーク・アンロードをディスエーブルにするベアラ復元指示を運ぶ。ベアラ復元指示は、上記実施形態におけるアンロード指示でもよく、さらに位置情報及びQoSネゴシエーション等のPGWへのベアラ更新を開始するようSGWをトリガすることができる暗示の指示でもよい。
ステップ1003では、SGWは、ベアラ更新要求をPDNゲートウェイへ送信し、このベアラ更新要求は、局所的にユーザ機器に対応するユーザ・プレーン・ダウンリンク・アドレス及びTEIDを運ぶ。
ステップ1004では、PGWは、ベアラ更新応答をSGWへ送信する。
ステップ1005では、SGWは、ベアラ更新応答をSGSNへ送信する。
ステップ1006では、SGSNは、無線アクセス・ネットワーク・ベアラ解放要求をアクセス・ネットワークへ送信する。
ステップ1007では、アクセス・ネットワークは、RRC接続を解放する。
ステップ1008では、アクセス・ネットワークは、無線アクセス・ネットワーク・ベアラ解放応答をSGSNへ送信する。
本実施形態による移動ネットワークにおいてユーザ・プレーン・データをルーティングする方法において、データは、アクセス・ネットワークとPDNゲートウェイとの間のトンネルを介して、ホーム・ノードB、ホーム・ノードBゲートウェイ、又はマクロ・ネットワーク・アクセス・ネットワークとPDNゲートウェイとの間で直接的にルーティングされ、これによりデータの伝送遅延を低減し、伝送のサービス品質を確保する。アクセス・ネットワーク・アンロード機能がイネーブルにされた後、ユーザ機器がアイドル状態に切り替えられるので、コア・ネットワーク・ベアラは、正常なユーザ機器アイドル状態ルートに入り、アイドル状態ダウンリンク・データ・ルーティング及びページングを確実にする。
<実施形態8>
本実施形態と上記実施形態との間の相違は、図11に示されるように、ユーザ機器が接続状態に切り替えられるときのトンネル管理手順が図示されている点であり、具体的なプロセスは、以下の通りである。
ステップ1101では、ユーザ機器は、サービス要求をアクセス・ネットワークへ送信する。
ステップ1102では、アクセス・ネットワークは、サービス要求をSGSNへ送信する。
ステップ1103では、認証プロセスが実行される。
ステップ1104では、SGSNは、無線アクセス・ネットワーク・ベアラ確立要求をアクセス・ネットワークへ送信し、この無線アクセス・ベアラ確立要求は、PGWでのユーザ機器に対応するユーザ・プレーン・アップリンク・アドレス及びTEIDを運ぶ。
ステップ1105では、エア・インターフェース・ベアラが確立される。
ステップ1106では、アップリンク・データが伝送される。アクセス・ネットワークは、データをPGWへ直接的に送信してもよい。
ステップ1107では、アクセス・ネットワークは、無線アクセス・ネットワーク・ベアラ確立応答をSGSNへ送信し、この無線アクセス・ネットワーク・ベアラ確立応答は、アクセス・ネットワークでのユーザ機器に対応するユーザ・プレーン・ダウンリンク・アドレス及びTEIDを運ぶ。
ステップ1108では、SGSNは、ベアラ更新要求をSGWへ送信し、このベアラ更新要求は、アクセス・ネットワークでのユーザ機器に対応するユーザ・プレーン・ダウンリンク・アドレス及びTEIDのベアラ復元指示を運び、このベアラ復元指示は、アクセス・ネットワーク・アンロードが実行される必要があることを明示するため使用され、ダウンリンク・ベアラがアクセス・ネットワークで復元され、確立される。ベアラ復元指示は、上記実施形態によるアンロード指示でもよく、さらに、位置情報及びQoSネゴシエーション等のPGWへのベアラ更新を開始するようSGWをトリガすることができる暗示の指示でもよい。
ステップ1109では、SGWは、ベアラ更新要求をPGWへ送信し、ベアラ更新要求は、アクセス・ネットワークでのユーザ機器に対応するユーザ・プレーン・ダウンリンク・アドレス及びTEIDを運ぶ。
ステップ1110では、場合によっては、PGWは、IP−CANセッション確立/変更を実行するためPCRFと相互作用してもよい。
ステップ1111では、PGWは、ベアラ更新応答をSGWへ送信し、このベアラ更新応答は、PGWでのユーザ機器に対応するユーザ・プレーン・アップリンク・アドレス及びTEIDを運ぶ。
ステップ1112では、SGWは、ベアラ更新応答をSGSNへ送信する。
場合によっては、ステップ1104は、さらに、以下を含むことがある。
SGSNがPGWのユーザ・プレーン・アップリンク・アドレスを保存しない場合、このステップの前に、SGSNは、最初に、ステップ1108から1112に類似するベアラ更新を1回実行すべきである。SGSNは、ベアラ復元指示を運ぶベアラ更新要求をSGWへ送信し、このベアラ復元指示は、アクセス・ネットワーク・アンロードが実行される必要があることを明示し、そして、ダウンリンク・ベアラが復元され、アクセス・ネットワーク上で確立される。ベアラ復元指示は、上記実施形態において記載されたアンロード指示でもよい。SGWは、ベアラ更新要求をPGWへ送信し、このベアラ更新要求は、局所的にユーザ機器に対応するユーザ・プレーン・ダウンリンク・アドレス及びTEIDを運ぶ。PGWがベアラ更新応答をSGWへ送信し、ベアラ更新応答は、PDNゲートウェイによって割り当てられたユーザ・プレーン・アップリンク・アドレス及びTEIDを運ぶ。SGWは、ベアラ更新応答をSGSNへ送信し、SGWは、局所的にユーザ機器に割り当てられたユーザ・プレーン・アップリンク・アドレス及びTEIDをベアラ復元指示に応じてPGWでのユーザ機器のユーザ・プレーン・アップリンク・アドレス及びTEIDで置き換え、ユーザ・プレーン・アップリンク・アドレス及びTEIDが置き換えられたベアラ更新応答をSGSNへ送信する。
本実施形態による移動ネットワークにおいてユーザ・プレーン・データをルーティングする方法において、データは、アクセス・ネットワークとPDNゲートウェイとの間のトンネルを介して、ホーム・ノードB、ホーム・ノードBゲートウェイ、又はマクロ・ネットワーク・アクセス・ネットワークとPDNゲートウェイとの間で直接的にルーティングされ、これによりデータの伝送遅延を低減し、伝送のサービス品質を確保する。アクセス・ネットワーク・アンロード機能がイネーブルにされた後、ユーザ機器がアイドル状態に切り替えられるので、コア・ネットワーク・ベアラは、正常なユーザ機器アイドル状態ルートに入り、アイドル状態ダウンリンク・データ・ルーティング及びページングを確実にする。
実施形態1から8において、アクセス・ネットワークとPGWとが1つに統合されるか、又は、内部インターフェース装置を使用する場合、これらの実施形態におけるSGWは、アクセス・ネットワーク又はPGWのユーザ・プレーン・アドレスを置き換えなくてもよく、TEIDだけを置き換え、そして、PDNゲートウェイ又はアクセス・ネットワークは、ネットワーク側又は内部ロジックによって送信された指示に依存して、これらのベアラが装置内で相互接続されるべきかどうかを判断することに注意されたし。
<実施形態9>
本実施形態と上記実施形態との間の相違は、メッセージ内にユーザ機器を特定するため使用されるユーザ機器の識別子を運ぶことにより、確立及び更新手順が無線アクセス・ネットワーク・ベアラに実行されるので、従来技術においてSGWによってユーザ・プレーン・アドレス及びTEIDに実行された処理が変更されないと共に、この方法が従来型の3Gコア・ネットワークに適用できる点である。
アクセス・ネットワーク側にある各ユーザ機器の無線アクセス・ネットワーク・ベアラの識別子(RAB ID、E−RAB ID)の値が、コア・ネットワーク側にある進化型パケット・システム・ベアラの識別子(EPSベアラID、進化型コア・ネットワーク)の値に1対1で対応するので、又は、アクセス・ネットワーク側にある無線アクセス・ネットワーク・ベアラID(RAB ID又はE−RAB ID)の値が、コア・ネットワーク側にあるネットワーク層サービス・アクセス・ポイント識別子(NSAPI、従来型の3Gコア・ネットワーク)の値に1対1で対応するので、異なったユーザ機器に対応する値が繰り返されてもよい。本実施形態では、PGWは、PGW/L−GGSNの内部ユーザ機器のコンテキストと整合するユーザ機器の識別子(例えば、IMSI、MSISDN、P−TMSI、及びS−TMSIなど)をアクセス・ネットワーク制御プレーンメッセージ(例えば、EUTRANアクセス・ネットワークS1インターフェースのS1APメッセージ、特に、初期コンテキストセットアップ要求(INITIAL CONTEXT SETUP REQUEST)、E−RAB セットアップ要求(E−RAB SETUP REQUEST)、及びE−RAB変更要求(E−RAB MODIFY REQUEST)等のアクセス・ネットワーク・ベアラ管理メッセージと、UTRANアクセス・ネットワークのIuインターフェースRANAPメッセージと、HNBAPメッセージ、特に、RAB 割り当て要求(RAB ASSIGNMENT REQUEST)等のアクセス・ネットワーク・ベアラ管理メッセージと)を用いてアクセス・ネットワーク(特に、RNC、eNodeB、HNB、及びHeNB)へ送信するので、PGWとアクセス・ネットワークとは、ユーザ機器の無線アクセス・ネットワーク・ベアラの識別子(RAB ID又はE−RAB ID)と進化型パケット・システム・ベアラの識別子(EPSベアラID)との間の対応する関係、又は、ユーザ機器の無線アクセス・ネットワーク・ベアラの識別子(RAB ID又はE−RAB ID)とネットワーク層サービス・アクセス・ポイント識別子(NSAPI)との間の対応する関係を決定する。もちろん、ユーザ機器を特定する1つの特別な指示がアクセス・ネットワークとPGWとに同時に割り当てられてもよく、ベアラの1対1の対応関係を完成するため、無線アクセス・ネットワーク・ベアラの識別子(RAB ID又はE−RAB ID)は、アクセス・ネットワーク及びGGSN/PGWにおける進化型パケット・システム・ベアラの識別子(EPSベアラID)又はネットワーク層サービス・アクセス・ポイント識別子(NSAPI)と結合される。
図12に示されるように、アクセス・ネットワークとPGWとが1つ(L−PGW)に統合され、かつ、ユーザ機器が接続状態に切り替えられるか、又は、接続状態にあるとき、エア・インターフェース及びアクセス・ネットワーク・ベアラが確立され、統合装置のアクセス・ネットワーク及びL−PGWのユーザ・プレーン伝送チャネル、すなわち、図面中のR2伝送チャネルは、内部方向にハンドオーバーされ、正常な手順で確立された外部トンネルは、変わらずに維持されるが、データを伝送しない。ユーザ機器がアイドル状態に切り替えられるか、又は、アイドル状態にあるとき、エア・インターフェース及びアクセス・ネットワーク・ベアラが解放され、コア・ネットワーク・ベアラは解放されず、統合装置のアクセス・ネットワーク及びL−PGWのユーザ・プレーン伝送チャネル、すなわち、図面中のR1伝送チャネルは、外部方向にハンドオーバーされ、正常な手順で確立された外部トンネルは、変わらずに維持され、データ伝送機能を回復する。
本実施形態による移動ネットワークにおいてユーザ・プレーン・データをルーティングする方法において、データは、アクセス・ネットワークとPDNゲートウェイとの間のトンネルを介して、ホーム・ノードB、ホーム・ノードBゲートウェイ、又はマクロ・ネットワーク・アクセス・ネットワークとPDNゲートウェイとの間で直接的にルーティングされ、データの伝送遅延を低減し、伝送のサービス品質を確保する。本実施形態による方法は、同様に(SGSN及びGGSNで形成された)従来型の3Gコア・ネットワークに適用することができ、この場合、アクセス・ネットワークは、GGSNの機能を統合(L−GGSN)することに注意されたい。
<実施形態10>
本実施形態と上記実施形態との間の相違は、ユーザ機器がアイドル状態にあるとき、エア・インターフェース及び無線アクセス・ネットワーク・ベアラが解放され、コア・ネットワークがユーザ・ベアラを予約し、そして、ユーザ・ダウンリンク・データが到着したとき、PGWが、ダウンリンク・データを一時的に記憶し、PGWが、ページングプロセスをトリガすることをSGW通知する点にある。EPCコア・ネットワーク及びUTRANアクセス・ネットワークは、図13に示されるように、ここに一例として図示される。
ステップ1301では、アクセス・ネットワークは、無線アクセス・ネットワーク解放要求をSGSNへ送信する。
ステップ1302では、SGSNは、ベアラ更新要求をSGWへ送信し、このベアラ更新要求は、ダウンリンク・データ・バッファ機能を開始することをPGWに指示するよう、ダウンリンク・データ・バッファ機能のイネーブル情報を運ぶ。
ステップ1303では、SGWは、ベアラ更新要求をPGWへ送信し、このベアラ更新要求は、局所的にユーザ機器に対応するユーザ・プレーン・ダウンリンク・アドレス及びTEIDを運ぶ。
ステップ1304では、PGWは、ダウンリンク・データ・バッファ機能のイネーブル情報に応じてローカルバッファ機能を開始し、ベアラ更新応答をSGWへ送信し、同時に、ダウンリンク・トンネルが復元され、SGWとPGWとの間で確立される。
ステップ1305では、SGWは、ベアラ更新応答をSGSNへ送信する。
ステップ1306では、SGSNは、無線アクセス・ネットワーク・ベアラ解放要求をアクセス・ネットワークへ送信する。
ステップ1307では、アクセス・ネットワークは、RRC接続を解放する。
ステップ1308では、アクセス・ネットワークは、無線アクセス・ネットワーク解放応答をSGSNへ送信する。
ダウンリンク・データが到着したとき、ダウンリンク・データは、PGW内に一時的に記憶され、PGWは、SGWへ送信されるべきデータパケットのうちの1個又は数個だけをダウンリンク・データとして複製する。PGWによって送信されるものもまた、ユーザ機器のダウンリンク・データの到着をSGWへ通知するよう、特別な情報又は制御プレーンシグナリングを含むデータパケットでもよい。
場合によっては、タイマがPGWにセットされてもよく、このタイマは、タイマが満了する前に、ダウンリンク・データ・パケットがSGWへもはや送信されず、タイマが満了した後に、さらなるダウンリンク・データ・パケットが到着した場合、データパケットのうちの1個又は数個が引き続き複製され、ページングをトリガするためにダウンリンク・データとしてSGWへ送信されるように構成されてもよい。
ユーザ機器が自発的に又はダウンリンク・データによりトリガされたページングによってサービス要求を開始するとき、SGSNによってSGWへ送信されたベアラ変更要求は、データ・バッファ指示を運ばないか、又は、一時的な記憶が実行されないことを指示するデータ・バッファ指示を運び、PGWは、バッファデータを直ちに送出する(実施形態4の第2のステップ及び第10のステップを参照)。
本実施形態による移動ネットワークにおいてユーザ・プレーン・データをルーティングする方法では、ユーザ機器がアイドル状態に切り替えられたとき、SGSNとPDNゲートウェイとの間のトンネルが復元され、ダウンリンク・データがPDNゲートウェイ内に一時的に記憶されるので、オペレータネットワークのバックホール負荷が緩和されている間に正常なページング機能が確実にされる。PDNゲートウェイが、ページングをトリガすることに関する指示情報を送信するので、サービング・ゲートウェイは、指示情報に応じてページングメッセージをユーザ機器へ送信し、サービング・ゲートウェイとデータネットワークとの間の無線ベアラの確立要求をトリガし、PDNゲートウェイとユーザ機器が位置しているアクセス・ネットワークとの間のユーザ・プレーン上での直接的なルーティングを実現し、バッファデータは、PDNゲートウェイからアクセス・ネットワークへ直接的に送信されるので、サービング・ゲートウェイを通るダウンリンク・データの伝送によって引き起こされるベアラ・ネットワーク上の負荷が緩和され、遅延が低減される。
<実施形態11>
本実施形態と実施形態10との間の相違は、図14に示されるように、従来型の3Gコア・ネットワークにアクセスするUTRANアクセス・ネットワークがここに一例として図示される点であり、具体的なプロセスは、以下の通りである。
ステップ1401では、Iu解放要求が送信される。
ステップ1402では、SGSNは、ベアラ更新要求をGGSNへ送信し、ベアラ更新要求は、SGSNでのユーザ機器に対応するユーザ・プレーン・ダウンリンク・アドレス及びTEIDを運び、ダウンリンク・データ・バッファ機能を開始することをGGSNに命令するようダウンリンク・データ・バッファ機能のイネーブル情報を運ぶ。
ステップ1403では、GGSNは、ベアラ更新応答をSGSNへ送信する。ダウンリンク・トンネルは、復元され、SGSNとGGSNとの間に確立される。
ステップ1404では、SGSNは、Iu解放コマンドをアクセス・ネットワークへ送信する。
ステップ1405では、接続が解放される。
ステップ1406では、Iu解放が完了する。
各ユーザ機器に対し、ダウンリンク・データが到着したとき、データパケットのうちの1個又は数個だけが複製され、ページングをトリガするためダウンリンク・データとしてSGSNへ送信される。タイマがGGSNにセットされてもよく、ダウンリンク・データ・パケットは、タイマが満了する前にもはやSGSNへ送信されなくてもよく、タイマが満了後、ダウンリンク・データ・パケットが到着した場合、データパケットのうちの1個又は数個が引き続き複製され、ページングをトリガするためダウンリンク・データとしてSGSNへ送信される。GGSNによって送信されるものは、ユーザ機器のダウンリンク・データの到着をSGSNに通知するよう特別な情報又は制御プレーンシグナリングを含むデータグラムでもよい。
ユーザ機器が自発的に又はダウンリンク・データによりトリガされたページングによってサービス要求を開始するとき、SGSNによってGGSNへ送信されたベアラ変更要求は、データ・バッファ指示を運ばないか、又は、一時的な記憶が実行されないことを指示するデータ・バッファ指示を運び、GGSNは、バッファデータを直ちに送出する(実施形態4の第2のステップ及び第10のステップを参照)。
本実施形態による移動ネットワークにおいてユーザ・プレーン・データをルーティングする方法では、ユーザ機器がアイドル状態に切り替えられたとき、SGSNとPDNゲートウェイとの間のトンネルが復元され、ダウンリンク・データがPDNゲートウェイ内に一時的に記憶されるので、オペレータネットワークのバックホール負荷が緩和されている間に正常なページング機能が確実にされる。PDNゲートウェイは、ページングをトリガすることに関する指示情報を送信するので、サービング・ゲートウェイは、指示情報に応じてページングメッセージをユーザ機器へ送信し、サービング・ゲートウェイとデータネットワークとの間の無線ベアラの確立要求をトリガし、PDNゲートウェイとユーザ機器が位置しているアクセス・ネットワークとの間のユーザ・プレーン上での直接的なルーティングを実現し、バッファデータは、PDNゲートウェイからアクセス・ネットワークへ直接的に送信されるので、サービング・ゲートウェイを通るダウンリンク・データの伝送によって引き起こされるベアラ・ネットワーク上の負荷が緩和され、遅延が低減される。
<実施形態12>
本実施形態と実施形態10との間の相違は、図15に示されるように、PGWがダウンリンク・データ通知をSGWへ送信することによりページングをトリガすることをSGWに指示する点であり、また、ダウンリンク・データが到着したとき、ダウンリンク・データの到着を指示するよう、PGWがダウンリンク・データ通知をSGWへ送信する点である。
場合によっては、タイマがPDNゲートウェイにセットされてもよく、ダウンリンク・データ・パケットは、タイマが満了するように構成される前にもはやSGWへ送信されなくてもよく、タイマが満了した後、ダウンリンク・データ・パケットが到着したとき、ダウンリンク・データ通知は、ダウンリンク・データの到着を通知するよう引き続きSGWへ送信される。
本実施形態による移動ネットワークにおいてユーザ・プレーン・データをルーティングする方法では、ユーザ機器がアイドル状態に切り替えられたとき、SGSNとPDNゲートウェイとの間のトンネルが復元され、ダウンリンク・データがPDNゲートウェイ内に一時的に記憶されるので、正常なページング機能が確実にされ、オペレータネットワークのバックホール負荷が緩和される。PDNゲートウェイは、ページングをトリガする指示情報を送信するので、サービング・ゲートウェイは、指示情報に応じてページングメッセージをユーザ機器へ送信し、サービング・ゲートウェイとデータネットワークとの間の無線ベアラの確立要求をトリガし、PDNゲートウェイとユーザ機器が位置しているアクセス・ネットワークとの間のユーザ・プレーン上での直接的なルーティングを実現し、バッファデータは、PDNゲートウェイからアクセス・ネットワークへ直接的に送信されるので、サービング・ゲートウェイを通るダウンリンク・データの伝送によって引き起こされるベアラ・ネットワーク上の負荷が緩和され、遅延が低減される。
実施形態10〜12において、PGWとアクセス・ネットワークとが1つに統合されるとき、PGWは、ユーザ機器に対応する無線アクセス・ネットワーク・ベアラの解放を認識し得るので、PGWは、それ自体で、ユーザ機器のダウンリンク・データを一時的に記憶することに注意されたい。ユーザ・プレーン・インターフェースが解放された後、SGSNによってSGWへ送信されたベアラ更新要求は、データ・バッファ指示を運ばなくてもよい。ユーザ機器がサービス要求を開始するとき、ユーザ機器に対応する無線アクセス・ネットワーク・ベアラが確立され、ベアラ変更要求又はベアラ更新要求がGGSN又はPGWへ送信されるとき、GGSN又はPGWはそれ自体で、ダウンリンク・データが一時的に記憶されることを遮断することを解除し、一時的に記憶されたデータを送出する。他の理由によって、例えば、ユーザ機器がハンドオーバーされ、アイドル状態から切り替えられ、他のアクセス・ネットワーク(無負荷ではないアクセス・ネットワーク)に入り、ルーティングエリア及びトラッキングエリアを更新するか、又は、サービス要求を開始するときにトリガされたベアラ更新手順において、PGWは、ダウンリンク・データ・バッファ機能を遮断解除するように命令される必要がある。
実施形態1〜12において、UTRAN内のアクセス・ネットワークは、RNC+ノードB、HNB(RNC+ホーム・ノードB)、又は、HNB GWでもよく、PGW及びGGSNは、マクロ・ネットワーク・コア・ネットワークのエンティティ(一般に、アクセス・ネットワークに近接したエンティティ)でもよく、そして、同様に、RNC、ノードB、HNB、又は、HNB GWと統合されたエンティティでもよい。その一方で、本発明の実施形態による方法は、EUTRANシステムに同様に適用できるので、したがって、アクセス・ネットワークは、eNodeB\HeNB又はHeNB GWである。EUTRANシステムでは、実施形態中のSGSNは、MMEであり、具体的な実施方法は、類似するので、ここでこれ以上繰り返さない。
<実施形態13>
本実施形態と上記実施形態との間の相違は、PGW/GGSNがトンネル管理の目的を実現するようSGW/SGSNと正常に通信できることを確実にするために、PGW又はGGSNがアクセス・ネットワークと1つに統合されたとき、本実施形態が以下の方法を提供する点である。
本実施形態では、以下のアプリケーションシナリオが一例として図示される。
進化型ホーム・ノードBを含む進化型コア・ネットワーク
HeNBは、PGWの制御プレーン・アドレスをS1インターフェースUEレベルの(初期UEメッセージ(INITIAL UE MESSAGE)等の)制御プレーンメッセージ、又は、ノードBレベルの制御プレーンメッセージ(S1セットアップ要求(S1 SETUP REQUEST))でHeNB GWへ送信する。HeNB GWは、MMEへ送信されるS1インターフェース・ユーザ機器レベルの制御プレーンメッセージ内で自身のコア・ネットワーク側シグナリング転送アドレスを送信し、対応して、このアドレスをHeNB GWのノードBコンテキスト又はユーザ機器コンテキスト内に記録する。MMEは、PGWの取得された制御プレーン・アドレス(実際には、置換後のHeNB GWのコア・ネットワーク側シグナリング転送アドレス)を再構成ベアラ要求又はベアラ更新要求等の制御プレーンメッセージ内でSGWへ送信し、SGWは、このアドレスを使用して再構成ベアラ要求又はベアラ更新要求等の制御プレーンメッセージをHeNB GWへ送信する。HeNB GWは、メッセージの宛先アドレスをPGWの制御プレーン・アドレスで置き換え(メッセージの発信元アドレスは、自身のノードB側シグナリング転送アドレスでさらに置き換えられてもよく、この場合、HeNB上でPGWによって実際に保存されたSGW制御プレーン・アドレスは、HeNB GWのノードB側シグナリング転送アドレスである)、制御プレーン・アドレスをHeNBへ送信する。PGWが制御プレーンメッセージをSGWへ送信するとき、HeNB GWは、メッセージの発信元アドレスを自身のコア・ネットワーク側シグナリング転送アドレスで置き換える。シグナリング転送アドレスは、HeNBが登録抹消されたとき、ユーザ機器がPGWのPDN接続を非アクティブ化したとき、又は、コンテキストのためのシグナリング伝送を伴わないHeNB GW上の転送アドレスのタイマが満了したときに解放されてもよい。HeNBは、PGWの制御プレーン・アドレスをS1インターフェース・メッセージ内でHeNB GWへ送信しなくてもよく、HeNB GWは、PGWの制御プレーン・アドレスとしてHeNBの制御プレーン・アドレスを直接的に使用する。
3Gホーム・ノードBを含む進化型コア・ネットワーク
HNBは、Iuインターフェース・ユーザ機器レベルの制御プレーンメッセージ(例えば、初期UEメッセージ(INITIAL UE MESSAGE))又はノードBレベルの制御プレーンメッセージ(例えば、HNB登録要求(HNB REGISTRATION REQUEST))で、PGWの制御プレーン・アドレスをHNB GWへ送信する。HNB GWは、SGSNへ送信されるIuインターフェース・ユーザ機器レベルの制御プレーンメッセージ内で自身のコア・ネットワーク側シグナリング転送アドレスを送信し、対応して、このアドレスをHNB GWのノードBコンテキスト又はユーザ機器コンテキスト内に記録する。SGSNは、PGWの取得された制御プレーン・アドレス(実際には、置換後のHNB GWのコア・ネットワーク側シグナリング転送アドレス)を再構成ベアラ要求又はベアラ更新要求等の制御プレーンメッセージ内でSGWへ送信し、SGWは、このアドレスを使用して再構成ベアラ要求又はベアラ更新要求等の制御プレーンメッセージをHNB GWへ送信する。HNB GWは、メッセージの宛先アドレスをPGWの制御プレーン・アドレスで置き換え(メッセージの発信元アドレスは、自身のノードB側シグナリング転送アドレスでさらに置き換えられてもよく、この場合、HNB上でPGWによって実際に保存されたSGW制御プレーン・アドレスは、HNB GWのノードB側シグナリング転送アドレスである)、制御プレーン・アドレスをHNBへ送信する。PGWが制御プレーンメッセージをSGWへ送信するとき、HNB GWは、メッセージの発信元アドレスを自身のコア・ネットワーク側シグナリング転送アドレスで置き換える。シグナリング転送アドレスは、HNBが登録抹消されたとき、ユーザ機器がPGWのPDN接続を非アクティブ化したとき、又は、転送アドレスのコンテキスト内でのシグナリング伝送なしでHNB GW上のタイマが満了したときに解放されてもよい。HNBは、PGWの制御プレーン・アドレスをIuインターフェース・メッセージ内でHNB GWへ送信しなくてもよく、HNB GWは、PGWの制御プレーン・アドレスとしてHNBの制御プレーン・アドレスを直接的に使用する。
3G HNBを含む従来型の3Gコア・ネットワーク
HNBは、Iuインターフェース・ユーザ機器レベルの制御プレーンメッセージ(例えば、初期UEメッセージ(INITIAL UE MESSAGE))又はノードBレベルの制御プレーンメッセージ(例えば、HNB登録要求(HNB REGISTRATION REQUEST))で、L−GGSNの制御プレーン・アドレスをHNB GWへ送信する。HNB GWは、SGSNへ送信されるIuインターフェース・ユーザ機器レベルの制御プレーンメッセージ内で自身のコア・ネットワーク側シグナリング転送アドレスを送信し、対応して、このアドレスをHeNB GWのノードBコンテキスト又はユーザ機器コンテキスト内に記録する。SGSNは、再構成ベアラ要求又はベアラ更新要求等の制御プレーンメッセージをHNB GWへ送信するためこのアドレスを使用する。HNB GWは、メッセージの宛先アドレスをL−GGSNの制御プレーン・アドレスで置き換え(メッセージの発信元アドレスは、自身のノードB側シグナリング転送アドレスでさらに置き換えられてもよく、この場合、HNB上でL−GGSNによって実際に保存されたSGSN制御プレーン・アドレスは、HNB GWのノードB側シグナリング転送アドレスである)、制御プレーン・アドレスをHNBへ送信する。L−GGSNが制御プレーンメッセージをSGSNへ送信するとき、HNB GWは、メッセージの発信元アドレスを自身のコア・ネットワーク側シグナリング転送アドレスで置き換え、コア・ネットワーク側シグナリング転送アドレスをSGSNへ送信する。シグナリング転送アドレスは、HNBが登録抹消されたとき、ユーザ機器がL−GGSNのPDN接続を非アクティブ化したとき、又は、転送アドレスのコンテキスト内でのシグナリング伝送なしでHNB GW上のタイマが満了したときに解放されてもよい。HNBは、L−GGSNの制御プレーン・アドレスをIuインターフェース・メッセージ内でHNB GWへ送信しなくてもよく、HNB GWは、L−GGSNの制御プレーン・アドレスとしてHNBの制御プレーン・アドレスを直接的に使用する。
本実施形態では、ゲートウェイは、HNB GWとHeNB GWとを統合するローカルPGW(PGW)である。
本実施形態による移動ネットワークにおいてユーザ・プレーン・データをルーティングする方法では、データは、アクセス・ネットワークとPDNゲートウェイとの間のトンネルを介して、ホーム・ノードB、ホーム・ノードBゲートウェイ、又はマクロ・ネットワーク・アクセス・ネットワークとPDNゲートウェイとの間で直接的にルーティングされ、データの伝送遅延を低減し、伝送のサービス品質を確保する。ホーム・ノードBは、メッセージの制御プレーン・アドレスを変換し、異なったアドレスドメインの間での直接的な通信を実現し、それによって、PGWとアクセス・ネットワークとの間のトンネルの管理を実現する。
実施形態13によれば、移動ネットワークにおいてユーザ・プレーン・データをルーティングするプロセスでは、PGWとアクセス・ネットワークとが1つに統合されるとき、PGWとSGWとの間のアドレス衝突の問題が解決されるが、本発明は、これに限定されることなく、本発明は、データが制御プレーンを介して伝送されるときにも同様に適用できる。
<実施形態14>
本実施形態では、様々なユーザグループの個人的ニーズを満たすため、ホーム・ノードBが3GPP(第3世代パートナーシップ・プロジェクト)通信システムで現れている。ホーム・ノードBは、使用のための排他的リソースとして家庭、コミュニティ、会社又は学校等の場所に配備されたノードBの型であり、ある特定のユーザのために役立つ。ホーム・ノードBは、私設ネットワーク権を有しているある種のユーザ機器だけに属するか、又は、ある種のユーザ機器だけによってアクセスされることが許可されるように設定されてもよく、これらのユーザ機器は、さらに公衆ネットワーク内に属してもよく、又は、公衆ネットワーク内でアクセスされてもよい。ホーム・アクセス(Home Access)モードは、現在のところ、第3世代パートナーシップ・プロジェクト及び第3世代パートナーシップ・プロジェクト以外(non−3GPP)の標準機関によって研究されている新しいアクセスモードである。
図16は、UMTS Home NodeB(ホーム・ノードB、HNB、統合型RNC)がUTRANアクセス技術を使用するホーム・ノードBであり、HeNB(ホーム進化型ノードB、HeNB)がLTE/LTE+アクセス技術を使用するホーム・ノードBであり、Home non−3GPPワイヤレス・アクセス・ポイント(ホーム非3GPPワイヤレス・アクセス・ポイント、ホーム非3GPP WAP)が3GPP以外のアクセス技術を使用するホーム・ノードBであるホーム・アクセス・システム・アーキテクチャの1つを例示的に提供する。本特許では、エア・インターフェース・ワイヤレス技術の型は、ホーム・ノードBに対して区別されず、このホーム・ノードBは、一律にホーム・ノードBと称される。
IPネットワークにアクセスする前に、ホームネットワーク内に設置されたホーム・ノードBは、一般に、ホームゲートウェイ(ホームGW)を通過することが必要であり、ノードは、ホーム・ノードBに集中し、移動ネットワーク内のホーム・ノードB及びネットワーク要素と、(DSL等の)バックホールネットワーク上のベアラ管理と、サービス品質及びネットワークアドレス変換等の機能との間でシグナリングデータをルーティングし、転送する。論理的に、ホーム・ノードBの装置とホームゲートウェイとは異なるネットワーク・エンティティであるが、物理的には、ホーム・ノードBの装置とホームゲートウェイとは、一般に、1つのエンティティ上に実現されてもよい。
ホーム・ノードBゲートウェイ(HNB GW)と、ホーム進化型ノードB(HeNB GW)と、ホーム非3GPPワイヤレス・アクセス・ポイント・ゲートウェイ(Home non−3GPP WAP GW)とは、それぞれ、ホーム・ノードBのゲートウェイ・ネットワーク要素であり、これらのゲートウェイ・ネットワーク要素は、汎用IPアクセス・ネットワークを介してHNB、HeNB、及び、ホーム非3GPP WAPと接続されている。本特許では、エア・インターフェース・ワイヤレス技術の型は、区別されないが、この技術は、一律にホーム・ノードBゲートウェイと称される。
移動ネットワークにおけるネットワーク要素は、E−UTRANにおける移動性管理エンティティ(Mobility Management Entity、MME)と、GPRS/UMTSにおけるサービングGPRSサポートノード(Serving GPRS Supporting Node、SGSN)と、WLANにおける進化型パケット・データ・ゲートウェイ(Evolved Packet Data Gateway、EPDG)等の非3GPPネットワークにおける様々な実施エンティティを含む非3GPPゲートウェイ(non−3GPP GW)と、Wimaxにおけるアクセス・サービス・ネットワーク・ゲートウェイ(Access Service Network Gateway、ASN GW)と、CDMAにおけるアクセス・ゲートウェイ(Access Gateway、AGW)と、HPRDにおけるHRPDサービング・ゲートウェイ(HRPD Serving Gateway、HSGW)とを含む。
本実施形態による移動ネットワークにおいてユーザ・プレーン・データをルーティングする方法では、データは、アクセス・ネットワークとPDNゲートウェイとの間のトンネルを介して、ホーム・ノードB、ホーム・ノードBゲートウェイ、又はマクロ・ネットワーク・アクセス・ネットワークとPDNゲートウェイとの間で直接的にルーティングされ、これによりデータの伝送遅延を低減し、伝送のサービス品質を確保する。ホーム・ノードBゲートウェイは、メッセージの制御プレーン・アドレスを変換し、異なったアドレスドメインの間での直接的な通信を実現し、それによって、PDNゲートウェイとアクセス・ネットワークとの間のトンネルの管理を実現する。PDNゲートウェイは、ページングをトリガする指示情報を送信するので、サービング・ゲートウェイは、指示情報に応じてページングメッセージをユーザ機器へ送信し、サービング・ゲートウェイとデータネットワークとの間の無線ベアラの確立要求をトリガし、PDNゲートウェイとユーザ機器が位置しているアクセス・ネットワークとの間のユーザ・プレーンの直接的なルーティングを実現し、それによって、サービング・ゲートウェイのダウンリンク・データを伝送する負荷を緩和する。
図17に示されるように、本発明の実施形態は、移動ネットワークにおいてユーザ・プレーン・データをルーティングする装置を提供し、この装置は、
アクセス・ネットワークとPDNゲートウェイとの間に確立されたトンネルを介してユーザ機器のアクセス・ネットワーク・ベアラとユーザ機器のPDNゲートウェイ・ベアラとを直接的に相互接続するよう構成されている確立モジュール1701と、
確立モジュールによって確立されたトンネルを介して、ホーム・ノードB、ホーム・ノードBゲートウェイ、又はマクロ・ネットワーク・アクセス・ネットワークとPDNゲートウェイとの間でデータを直接的にルーティングするよう構成されているルーティングモジュール1702と、
を含む。
さらに、図18に示されるように、この装置は、第1の管理モジュール1801、及び/又は、第2の管理モジュール1802をさらに含むことがある。
第1の管理モジュール1801は、この装置がアクセス・ネットワークに配備され、かつ、移動ネットワーク・コア・ネットワークが進化型コア・ネットワークであるとき、MME又はSGSNによって送信され、SGWによってMME又はSGSNへ送信され、PDNゲートウェイのトンネル・エンドポイント識別子を運ぶ管理メッセージを受信し、そして、PDNゲートウェイのトンネル・エンドポイント識別子に応じてPDNゲートウェイのトンネル・エンドポイント識別子に対応するアップリンク・トンネルを管理するよう構成され、又は、トンネルがユーザ機器の識別子を使って特定されるとき、ユーザ機器の識別子を運ぶメッセージを受信し、ユーザ機器の識別子に応じてユーザ機器の識別子に対応するアクセス・ネットワーク・ベアラの固有識別子を決定し、そして、アクセス・ネットワーク・ベアラの固有識別子に対応するアップリンク・トンネルを管理するよう構成されている。
第2の管理モジュール1802は、この装置がPDNゲートウェイに統合され、かつ、移動ネットワーク・コア・ネットワークが進化型コア・ネットワークであるとき、SGWによって送信され、MME又はSGSNによってSGWへ送信され、アクセス・ネットワークのトンネル・エンドポイント識別子を運ぶ管理メッセージを受信し、そして、アクセス・ネットワークのトンネル・エンドポイント識別子に応じてアクセス・ネットワークのトンネル・エンドポイント識別子に対応するダウンリンク・トンネルを管理するよう構成され、又は、トンネルがユーザ機器の識別子を使って特定されるとき、ユーザ機器の識別子を運ぶメッセージを受信し、ユーザ機器の識別子に応じてユーザ機器の識別子に対応するコア・ネットワーク・ベアラの固有識別子を決定し、そして、コア・ネットワーク・ベアラの固有識別子に対応するダウンリンク・トンネルを管理するよう構成されている。
場合によっては、図19に示されるように、この装置は、さらに、
第1の管理モジュール又は第2の管理モジュールがユーザ機器の識別子を用いてトンネルを特定するとき、ユーザ機器の識別子を運ぶアクセス・ネットワーク制御プレーンメッセージを受信することによりユーザ機器の識別子を取得するよう構成されている取得モジュール1901を含んでもよく、このアクセス・ネットワーク制御プレーンメッセージは、初期コンテキストセットアップ要求(INITIAL SETUP REQUEST)、E−RABセットアップ要求(E−RAB SETUP REQUEST)、E−RAB変更要求(E−RAB MODIFY REQUEST)、又は、RAB割り当て要求(RAB ASSIGNMENT REQUEST)である。
場合によっては、図20に示されるように、この装置がPDNゲートウェイであるとき、この装置は、さらに、
確立モジュールがトンネルを確立する前に、アップリンク・トンネルの管理手順を開始することをUEに指示するため、SGW又はSGSNがページングトリガ指示情報に応じてページングメッセージをUEへ送信するように、ダウンリンク・データが存在することを指示するページングトリガ指示情報を送信するよう構成されているトリガモジュール2001を含むことがある。
さらに、図20に示されるように、PDNゲートウェイは、さらに、
トリガモジュールがページングトリガ指示情報を送信する前にネットワーク側によって送信されたデータ・バッファ・イネーブル情報を受信し、データ・バッファ・イネーブル情報がデータを一時的に記憶することを指示するときにダウンリンク・データを一時的に記憶する構成されているか、又は、アクセス・ネットワークとPDNゲートウェイとが1つに統合されているとき、トンネルの接続状態を取得し、トンネルが切断状態にあるとき、ダウンリンク・データを一時的に記憶するよう構成されているバッファモジュール2002を含むことがある。
本実施形態による移動ネットワークにおいてユーザ・プレーン・データをルーティングする装置は、アクセス・ネットワークとPDNゲートウェイとの間のトンネルを介して、ホーム・ノードB、ホーム・ノードBゲートウェイ、又はマクロ・ネットワーク・アクセス・ネットワークとPDNゲートウェイとの間でデータを直接的にルーティングし、それによって、データの伝送遅延を低減し、伝送のサービス品質を確保する。PDNゲートウェイは、ページングをトリガする指示情報を送信するので、サービング・ゲートウェイは、指示情報に応じてページングメッセージをユーザ機器へ送信し、サービング・ゲートウェイとデータネットワークとの間の無線ベアラの確立要求をトリガし、PDNゲートウェイとユーザ機器が位置しているアクセス・ネットワークとの間のユーザ・プレーンの直接的なルーティングを実現し、バッファデータは、PDNゲートウェイからアクセス・ネットワークへ直接的に送信されるので、サービング・ゲートウェイを通るダウンリンク・データの伝送によって引き起こされるベアラ・ネットワーク上の負荷が緩和され、遅延が低減される。ホーム・ノードBゲートウェイは、メッセージの制御プレーン・アドレスを変換し、異なったアドレスドメインの間での直接的な通信を実現し、それによって、PGWとアクセス・ネットワークとの間のトンネルの管理を実現する。PDNゲートウェイは、ページングをトリガする指示情報を送信するので、サービング・ゲートウェイは、指示情報に応じてページングメッセージをユーザ機器へ送信し、データネットワークの間の無線ベアラの確立要求をトリガし、PDNゲートウェイとユーザ機器が位置しているアクセス・ネットワークとの間のユーザ・プレーンの直接的なルーティングを実現し、それによって、サービング・ゲートウェイのダウンリンク・データを伝送する負荷を緩和する。
さらに、図21に示されるように、本発明の実施形態による通信システムは、アクセス・ネットワーク2101とPDNゲートウェイ2102とを含み、ユーザ機器のアクセス・ネットワーク・ベアラとユーザ機器のPDNゲートウェイ・ベアラとは、アクセス・ネットワークとPDNゲートウェイとの間に確立されたトンネルを介して直接的に相互接続され、アクセス・ネットワークとPDNゲートウェイとの間のデータは、トンネルを介して直接的にルーティングされる。
場合によっては、通信システムは、さらに、
トンネルがトンネル・エンドポイント識別子を用いて特定されたとき、アクセス・ネットワーク・アンロード・イネーブル情報に応じて、アクセス・ネットワーク・アンロード機能がイネーブルにされるかどうかを決定するよう構成されているサービング・ゲートウェイをさらに含んでもよく、アップリンク・トンネル管理プロセスにおいて、この機能がイネーブルにされる場合、このSGWは、PDNゲートウェイのトンネル・エンドポイント識別子を運ぶ管理メッセージをアクセス・ネットワークへ送信し、この機能がイネーブルにされない場合、PDNゲートウェイのトンネル・エンドポイント識別子を運ぶ管理メッセージを送信し、及び/又は、ダウンリンク・トンネル管理プロセスにおいて、この機能がイネーブルにされる場合、アクセス・ネットワークのトンネル・エンドポイント識別子を運ぶ管理メッセージをPDNゲートウェイへ送信し、この機能がイネーブルにされない場合、SGWのトンネル・エンドポイント識別子を運ぶ管理メッセージをPDNゲートウェイへ送信する。
本実施形態による通信システムでは、データは、アクセス・ネットワークとPDNゲートウェイとの間のトンネルを介して、ホーム・ノードB、ホーム・ノードBゲートウェイ、又はマクロ・ネットワーク・アクセス・ネットワークとPDNゲートウェイとの間で直接的にルーティングされ、データの伝送遅延を低減し、伝送のサービス品質を確保する。アクセス・ネットワーク・アンロード機能がイネーブルにされた後、ユーザ機器は、アイドル状態に切り替えられるので、コア・ネットワーク・ベアラは、正常なユーザ機器アイドル状態ルートに入り、アイドル状態ダウンリンク・データ・ルーティング及びページングを確実にする。ユーザ機器がアイドル状態に切り替えられたとき、SGSNとPDNゲートウェイとの間のトンネルが復元され、ダウンリンク・データがPDNゲートウェイ内に一時的に記憶されるので、正常なページング機能が確実にされ、オペレータネットワークのバックホール負荷が緩和される。PDNゲートウェイは、ページングをトリガする指示情報を送信するので、サービング・ゲートウェイは、指示情報に応じてページングメッセージをユーザ機器へ送信し、サービング・ゲートウェイとデータネットワークとの間でワイヤレス・ベアラの確立要求をトリガし、PDNゲートウェイとユーザ機器が位置しているアクセス・ネットワークとの間のユーザ・プレーンの直接的なルーティングを実現し、バッファデータは、PDNゲートウェイからアクセス・ネットワークへ直接的に送信され、これがサービング・ゲートウェイを通るダウンリンク・データの伝送によって引き起こされたベアラ・ネットワーク上の負荷を緩和し、遅延を低減する。
図22に示されるように、本発明の実施形態は、別の通信システムを提供し、このシステムは、アクセス・ネットワーク2201内に統合されたPDNゲートウェイ2202と、ホーム・ノードBゲートウェイ2203とを含む。
ホーム・ノードBゲートウェイ2203は、移動ネットワーク・コア・ネットワークが進化型コア・ネットワークであるとき、コア・ネットワーク制御プレーン・アドレスを運び、且つSGWによって送信された管理メッセージを取得し、管理メッセージ内のコア・ネットワーク制御プレーン・アドレスをアクセス・ネットワーク制御プレーン・アドレスに変換し、制御プレーン・アドレスが置き換えられた管理メッセージをPDNゲートウェイへ送信するよう構成され、及び/又は、アクセス・ネットワーク制御プレーン・アドレスを運び、且つPDNゲートウェイによって送信された管理メッセージを取得し、管理メッセージ内のアクセス・ネットワーク制御プレーン・アドレスをコア・ネットワーク制御プレーン・アドレスに変換し、制御プレーン・アドレスが置き換えられた管理メッセージをSGWへ送信するよう構成されている。
移動ネットワークのコア・ネットワークが従来型の3Gコア・ネットワークであるとき、ホーム・ノードBゲートウェイは、コア・ネットワーク制御プレーン・アドレスを運び、SGSNによって送信された管理メッセージを取得し、管理メッセージ内のコア・ネットワーク制御プレーン・アドレスをアクセス・ネットワーク制御プレーン・アドレスに変換し、制御プレーン・アドレスが置き換えられた管理メッセージをPDNゲートウェイへ送信し、及び/又は、アクセス・ネットワーク制御プレーン・アドレスを運び、PDNゲートウェイによって送信された管理メッセージを取得し、管理メッセージ内のアクセス・ネットワーク制御プレーン・アドレスをコア・ネットワーク制御プレーン・アドレスに変換し、制御プレーン・アドレスが置き換えられた管理メッセージをSGSNへ送信する。
本実施形態による通信システムでは、データは、アクセス・ネットワークとPDNゲートウェイとの間のトンネルを介して、ホーム・ノードB、ホーム・ノードBゲートウェイ、又はマクロ・ネットワーク・アクセス・ネットワークとPDNゲートウェイとの間で直接的にルーティングされ、これによりデータの伝送遅延を低減し、伝送のサービス品質を確保する。アクセス・ネットワーク・アンロード機能がイネーブルにされた後、ユーザ機器は、アイドル状態に切り替えられるので、コア・ネットワーク・ベアラは、正常なユーザ機器アイドル状態ルートに入り、これがアイドル状態ダウンリンク・データ・ルーティング及びページングを確実にする。ユーザ機器がアイドル状態に切り替えられたとき、SGSNとPDNゲートウェイとの間のトンネルが復元され、ダウンリンク・データがPDNゲートウェイ内に一時的に記憶されるので、正常なページング機能が確実にされ、同時にオペレータネットワークのバックホール負荷が緩和される。PDNゲートウェイは、ページングをトリガする指示情報を送信するので、サービング・ゲートウェイは、指示情報に応じてページングメッセージをユーザ機器へ送信し、サービング・ゲートウェイとデータネットワークとの間でワイヤレス・ベアラの確立要求をトリガし、PDNゲートウェイとユーザ機器が位置しているアクセス・ネットワークとの間のユーザ・プレーンの直接的なルーティングを実現し、バッファデータは、PDNゲートウェイからアクセス・ネットワークへ直接的に送信される。それによって、サービング・ゲートウェイを通るダウンリンク・データの伝送によって引き起こされたベアラ・ネットワーク上の負荷が緩和され、遅延が低減される。ホーム・ノードBゲートウェイは、メッセージの制御プレーン・アドレスを変換し、異なったアドレスドメインの間での直接的な通信を実現し、それによって、PDNゲートウェイとアクセス・ネットワークとの間のトンネルの管理を実現する。
当業者は、本発明の実施形態による方法のステップの全部又は一部が関連したハードウェアに命令するプログラムによって実施されてもよいことを理解できる。プログラムは、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体に記憶されてもよい。プログラムが実行されるとき、本発明の方法実施形態におけるステップのうちの1つ又は組み合わせが含まれる。
さらに、本発明の各実施形態における機能ユニットは、1個の処理モジュールの中に統合されてもよく、又は、各ユニットは、物理的に別々に存在し、又は、2個以上のユニットが1個の処理モジュールの中に統合される。統合型モジュールは、ハードウェア又はソフトウェア機能モジュールの形式で具現化されてもよい。統合型モジュールがソフトウェア機能モジュールの形式で具現化され、独立した製品として販売又は使用される場合、統合型モジュールは、同様にコンピュータ読み取り可能な記憶媒体に記憶されてもよい。
記憶媒体は、読み出し専用メモリ、磁気ディスク、又は光ディスクでもよい。
上記説明は、本発明の単なる具体的な実施形態であるが、本発明の範囲を限定することは意図されていない。本発明の技術的な範囲内において当業者によって容易に考え出される変更及び置換は、当然に本発明の保護範囲に含まれるであろう。したがって、本発明の保護範囲は、請求項に記載された事項に従う。
本願は、2009年7月8日付けで中国特許庁に出願された、「METHOD,APPARATUS,AND SYSTEM FOR ROUTING USER PLANE DATA IN MOBILE NETWORK」と題する中国特許出願第200910140289.6号の優先権を主張し、この中国特許出願は、参照によって本明細書にそのまま組み込まれている。

Claims (17)

  1. ユーザ機器のアクセス・ネットワーク・ベアラと前記ユーザ機器のPDNゲートウェイ・ベアラとを相互接続するためアクセス・ネットワークとPDNゲートウェイとの間にトンネルを確立することと、
    前記トンネルを介して、ホーム・ノードB、ホーム・ノードBゲートウェイ、又はマクロ・ネットワーク・アクセス・ネットワークと前記PDNゲートウェイとの間でデータを直接的にルーティングすることと、
    を含む、移動ネットワークにおいてユーザ・プレーン・データをルーティングする方法。
  2. 前記ユーザ機器のアクセス・ネットワーク・ベアラと前記ユーザ機器のPDNゲートウェイ・ベアラとを相互接続するためアクセス・ネットワークとPDNゲートウェイとの間にトンネルを確立することは、
    前記アクセス・ネットワークによって、移動性管理エンティティ(MME)又はサービングGPRSサポートノード(SGSN)により送信された前記PDNゲートウェイのトンネル・エンドポイント識別子を受信し、前記ユーザ機器の前記アクセス・ネットワーク・ベアラと前記ユーザ機器の前記PDNゲートウェイ・ベアラとが直接的に相互接続されるように、前記PDNゲートウェイの前記トンネル・エンドポイント識別子に応じて前記PDNゲートウェイの前記トンネル・エンドポイント識別子に対応するアップリンク・トンネルを確立すること、及び/又は、
    前記PDNゲートウェイによって、サービング・ゲートウェイ(SGW)により送信された前記トンネル・エンドポイント識別子を受信し、前記ユーザ機器の前記アクセス・ネットワーク・ベアラと前記ユーザ機器の前記PDNゲートウェイ・ベアラとが直接的に相互接続されるように、前記PDNゲートウェイの前記トンネル・エンドポイント識別子に応じて前記アクセス・ネットワークの前記トンネル・エンドポイント識別子に対応するダウンリンク・トンネルを確立すること、
    を含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記PDNゲートウェイの前記トンネル・エンドポイント識別子に対応する前記アップリン・トンネルを確立した後、前記方法は、さらに、
    前記PDNゲートウェイの前記トンネル・エンドポイント識別子に応じて前記PDNゲートウェイの前記トンネル・エンドポイント識別子に対応する前記アップリンク・トンネルを更新することを含み、及び/又は、
    前記アクセス・ネットワークの前記トンネル・エンドポイント識別子に対応する前記ダウンリンク・トンネルを確立した後、前記方法は、さらに、
    前記アクセス・ネットワークの前記トンネル・エンドポイント識別子に応じて前記アクセス・ネットワークの前記トンネル・エンドポイント識別子に対応する前記ダウンリンク・トンネルを更新することを含む、
    請求項2に記載の方法。
  4. 前記アクセス・ネットワークが前記PDNゲートウェイのユーザ・プレーン・アップリンク・アドレス及び前記トンネル・エンドポイント識別子に応じて前記ユーザ・プレーン・アップリンク・アドレス及び前記トンネル・エンドポイント識別子に対応するアップリンク・トンネルを確立するように、前記MME又は前記SGSNにより送信された前記PDNゲートウェイの前記ユーザ・プレーン・アップリンク・アドレスを前記アクセス・ネットワークによって受信することと、
    前記PDNゲートウェイが前記アクセス・ネットワークのユーザ・プレーン・アップリンク・アドレス及び前記トンネル・エンドポイント識別子に応じて前記ユーザ・プレーン・ダウンリンク・アドレス及び前記トンネル・エンドポイント識別子に対応するダウンリンク・トンネルを確立するように、前記サービング・ゲートウェイにより送信された前記アクセス・ネットワークの前記ユーザ・プレーン・アップリンク・アドレスを前記PDNゲートウェイによって受信することと、
    をさらに含む、請求項2に記載の方法。
  5. 前記SGWによって、アクセス・ネットワーク・アンロード・イネーブル情報を取得することと、
    前記SGWによって、アクセス・ネットワーク・アンロード機能が前記アクセス・ネットワーク・アンロード・イネーブル情報に応じてイネーブルにされるかどうかを決定することと、
    前記アクセス・ネットワーク・アンロード機能がイネーブルにされた場合、前記PDNゲートウェイの前記トンネル・エンドポイント識別子に対応する前記アップリンク・トンネルを確立するため、前記SGWによって、前記PDNゲートウェイの前記トンネル・エンドポイント識別子を前記アクセス・ネットワークへ送信することと、及び/又は、
    前記アクセス・ネットワーク・アンロード機能がイネーブルにされた場合、前記PDNゲートウェイの前記トンネル・エンドポイント識別子に対応する前記アップリンク・トンネルを確立するため、前記SGWによって、前記アクセス・ネットワークの前記トンネル・エンドポイント識別子を前記PDNゲートウェイへ送信することと、
    をさらに含む、請求項2に記載の方法。
  6. 前記アクセス・ネットワークと前記PDNゲートウェイとが統合される場合、
    前記ユーザ機器のアクセス・ネットワーク・ベアラと前記ユーザ機器のPDNゲートウェイ・ベアラとを相互接続するためアクセス・ネットワークとPDNゲートウェイとの間にトンネルを確立することは、
    前記アクセス・ネットワークによって、前記ユーザ機器の識別子を運ぶ管理メッセージを受信し、前記ユーザ機器の前記識別子に応じて前記ユーザ機器の前記識別子に対応する前記アクセス・ネットワーク・ベアラの識別子を決定し、前記ユーザ機器の前記アクセス・ネットワークと前記ユーザ機器の前記PDNゲートウェイ・ベアラとが直接的に相互接続されるように、前記ユーザ機器の前記アクセス・ネットワークと前記ユーザ機器の前記PDNゲートウェイとの間に配備されている前記アクセス・ネットワーク・ベアラの固有識別子に対応するアップリンク・トンネルを確立すること、及び/又は、
    前記PDNゲートウェイによって、前記ユーザ機器の識別子を運ぶ管理メッセージを受信し、前記ユーザ機器の前記識別子に応じて前記ユーザ機器の前記識別子に対応するコア・ネットワーク・ベアラの識別子を決定し、前記ユーザ機器の前記アクセス・ネットワークと前記ユーザ機器の前記PDNゲートウェイ・ベアラとが直接的に相互接続されるように、前記ユーザ機器の前記アクセス・ネットワークと前記ユーザ機器の前記PDNゲートウェイとの間に配備されている前記データ・ネットワーク・ベアラの固有識別子に対応するダウンリンク・トンネルを確立すること、
    を含む、請求項1に記載の方法。
  7. 前記アクセス・ネットワーク・ベアラの前記固有識別子に対応する前記アップリンク・トンネルを確立した後、前記方法は、さらに、
    前記ダウンリンク・トンネルが前記ユーザ機器の前記アクセス・ネットワークと前記ユーザ機器の前記PDNゲートウェイとの間に配備されている前記アクセス・ネットワーク・ベアラの前記識別子に対応する前記アップリンク・トンネルを更新することを含み、及び/又は、
    前記データ・ネットワーク・ベアラの前記固有識別子に対応する前記ダウンリンク・トンネルを確立した後、前記方法は、さらに、
    前記ユーザ機器の前記アクセス・ネットワークと前記ユーザ機器の前記PDNゲートウェイとの間に配備されている前記コア・ネットワーク・ベアラの前記識別子に対応する前記ダウンリンク・トンネルを更新することを含む、
    請求項6に記載の方法。
  8. 前記アクセス・ネットワークと前記PDNゲートウェイとの間に前記トンネルを確立する前に、前記方法は、さらに、
    前記アクセス・ネットワークと前記PDNゲートウェイとの間に前記トンネルを確立することを開始するように前記ユーザ機器に命令するため、SGW又はSGSNがページングトリガ指示情報に応じてページングメッセージを前記ユーザ機器に送信するように、前記PDNゲートウェイによって、前記ダウンリンク・データが到達したことを指示する前記ページングトリガ指示情報を送信することを含む、
    請求項1に記載の方法。
  9. 前記PDNゲートウェイによって前記ページングトリガ指示情報を送信する前に、前記方法は、さらに、
    前記PDNゲートウェイによって、データ・バッファ・イネーブル情報を受信し、前記データ・バッファ・イネーブル情報に応じて前記ダウンリンク・データを一時的に記憶することを決定し、前記ダウンリンク・データを一時的に記憶すること、又は、
    前記アクセス・ネットワークと前記PDNゲートウェイとが統合される場合、前記PDNゲートウェイによって、前記トンネルの接続状態を取得し、前記接続状態に応じて前記ダウンリンク・データを一時的に記憶することを決定し、前記ダウンリンク・データを一時的に記憶することを含む、
    請求項8に記載の方法。
  10. 前記ページングトリガ指示情報は、前記ダウンリンク・データ内の少なくとも1個のデータパケット、又は、廃棄指示情報若しくはダウンリンク・データ通知を運ぶ空パケットである、請求項8に記載の方法。
  11. 前記PDNゲートウェイ、前記ホーム・ノードBゲートウェイ、及び前記アクセス・ネットワークが統合される場合、前記アクセス・ネットワークと前記PDNゲートウェイとの間に前記トンネルを確立した後、前記方法は、さらに、
    前記ホーム・ノードBゲートウェイによって、サービング・ゲートウェイ又はサービングGPRSサポートノードにより送信されたコア・ネットワーク制御プレーン・アドレスを運ぶ管理メッセージであって、前記トンネルを管理するため使用される前記管理メッセージを取得し、前記管理メッセージ内の前記コア・ネットワーク制御プレーン・アドレスをアクセス・ネットワーク制御プレーン・アドレスに変換し、前記制御プレーン・アドレスが置き換えられた前記管理メッセージを前記PDNゲートウェイへ送信すること、及び/又は、前記PDNゲートウェイにより送信された前記アクセス・ネットワーク制御プレーン・アドレスを運ぶ管理メッセージであって、前記トンネルを管理するため使用される前記管理メッセージを取得し、前記管理メッセージ内の前記アクセス・ネットワーク制御プレーン・アドレスを前記コア・ネットワーク制御プレーン・アドレスに変換し、前記制御プレーン・アドレスが置き換えられた前記管理メッセージを前記サービング・ゲートウェイへ送信することを含む、
    請求項1に記載の方法。
  12. アクセス・ネットワークとPDNゲートウェイとの間にトンネルを確立することにより、ユーザ機器のアクセス・ネットワーク・ベアラと前記ユーザ機器のPDNゲートウェイ・ベアラとを直接的に相互接続するよう構成されている確立モジュールと、
    前記確立モジュールによって確立された前記トンネルを介して、ホーム・ノードB(Home NodeB)、ホーム・ノードBゲートウェイ(Home NodeBゲートウェイ)、又はマクロ・ネットワーク・アクセス・ネットワークとPDNゲートウェイとの間でデータを直接的にルーティングするよう構成されているルーティングモジュールと、
    を備える、移動ネットワークにおいてユーザ・プレーン・データをルーティングする装置。
  13. 第1の管理モジュール、及び/又は第2の管理モジュールをさらに備え、
    前記第1の管理モジュールは、前記装置が前記アクセス・ネットワークに配備される場合、移動性管理エンティティ(MME)又はサービングGPRSサポートノード(SGSN)により送信された管理メッセージであって、サービング・ゲートウェイ(SGW)により前記MME又は前記SGSNへ送信された前記PDNゲートウェイのトンネル・エンドポイント識別子を運ぶ前記管理メッセージを受信し、前記PDNゲートウェイの前記トンネル・エンドポイント識別子に応じて前記PDNゲートウェイの前記トンネル・エンドポイント識別子に対応するアップリンク・トンネルを管理するよう構成されるか、又は、前記ユーザ機器の識別子を運ぶメッセージを受信し、前記ユーザ機器の前記識別子に応じて前記ユーザ機器の前記識別子に対応する前記アクセス・ネットワーク・ベアラの固有識別子を決定し、前記アクセス・ネットワーク・ベアラの前記固有識別子に対応するアップリンク・トンネルを管理するよう構成され、
    前記第2の管理モジュールは、前記装置が前記PDNゲートウェイ内に統合される場合、前記SGWにより送信された管理メッセージであって、前記MME又は前記SGSNにより前記SGWへ送信された前記アクセス・ネットワークのトンネル・エンドポイント識別子を運ぶ前記管理メッセージを受信し、前記アクセス・ネットワークの前記トンネル・エンドポイント識別子に応じて前記アクセス・ネットワークの前記トンネル・エンドポイント識別子に対応するダウンリンク・トンネルを管理するよう構成されるか、又は、前記ユーザ機器の識別子を運ぶメッセージを受信し、前記ユーザ機器の前記識別子に応じて前記ユーザ機器の前記識別子に対応する前記コア・ネットワーク・ベアラの固有識別子を決定し、前記コア・ネットワーク・ベアラの前記固有識別子に対応するダウンリンク・トンネルを管理するよう構成されている、
    請求項12に記載の装置。
  14. 前記確立モジュールが前記トンネルを確立する前に、前記アクセス・ネットワークと前記PDNゲートウェイとの間に前記トンネルを確立することを前記ユーザ機器に命令するため、SGW又はSGSNがページングトリガ指示情報に応じてページングメッセージを前記ユーザ機器へ送信するように、ダウンリンク・データが到達したことを示すページングトリガ指示情報を送信するよう構成されているトリガモジュールをさらに備える、請求項12に記載の装置。
  15. アクセス・ネットワークとPDNゲートウェイとを備える通信システムであって、
    ユーザ機器のアクセス・ネットワーク・ベアラと前記ユーザ機器のPDNゲートウェイ・ベアラとが前記アクセス・ネットワークと前記PDNゲートウェイとの間にトンネルを確立することにより直接的に相互接続され、前記アクセス・ネットワークと前記PDNゲートウェイとの間のデータが前記トンネルを介して直接的にルーティングされる、
    通信システム。
  16. アクセス・ネットワーク・アンロード・イネーブル情報を取得し、前記アクセス・ネットワーク・アンロード・イネーブル情報に応じてアクセス・ネットワーク・アンロード機能がイネーブルにされるかどうかを決定するよう構成されているサービング・ゲートウェイをさらに備え、
    アップリンク・トンネル管理プロセスにおいて、前記アクセス・ネットワーク・アンロード機能がイネーブルにされる場合、前記サービング・ゲートウェイは、前記PDNゲートウェイのトンネル・エンドポイント識別子を運ぶ管理メッセージを前記アクセス・ネットワークへ送信し、前記アクセス・ネットワーク・アンロード機能がイネーブルにされない場合、前記PDNゲートウェイのトンネル・エンドポイント識別子を運ぶ管理メッセージを前記アクセス・ネットワークへ送信し、及び/又は、
    ダウンリンク・トンネル管理プロセスにおいて、前記アクセス・ネットワーク・アンロード機能がイネーブルにされる場合、前記サービング・ゲートウェイは、前記アクセス・ネットワークのトンネル・エンドポイント識別子を運ぶ管理メッセージを前記PDNゲートウェイへ送信し、前記アクセス・ネットワーク・アンロード機能がイネーブルにされていない場合、前記SGWのトンネル・エンドポイント識別子を運ぶ管理メッセージを前記PDNゲートウェイへ送信する、
    請求項15に記載のシステム。
  17. アクセス・ネットワークに統合されたPDNゲートウェイとホーム・ノードBゲートウェイとを備える通信システムであって、
    前記ホーム・ノードBゲートウェイは、サービング・ゲートウェイ又はサービング汎用パケット無線サービス(GPRS)サポートノードにより送信されたコア・ネットワーク制御プレーン・アドレスを運ぶ管理メッセージであって、トンネルを管理するため使用される前記管理メッセージを取得し、前記管理メッセージ内の前記コア・ネットワーク制御プレーン・アドレスをアクセス・ネットワーク制御プレーン・アドレスに変換し、前記制御プレーン・アドレスが置き換えられた前記管理メッセージを前記PDNゲートアウェイへ送信するよう構成され、及び/又は、前記PDNゲートウェイにより送信された前記アクセス・ネットワーク制御プレーン・アドレスを運ぶ管理メッセージであって、前記トンネルを管理するため使用される前記管理メッセージを取得し、前記管理メッセージ内の前記アクセス・ネットワーク制御プレーン・アドレスを前記コア・ネットワーク制御プレーン・アドレスに変換し、前記制御プレーン・アドレスが置き換えられた前記管理メッセージを前記SGWへ送信するよう構成されている、
    通信システム。
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