JP2012527044A - チャネルに対するクロック分配技法 - Google Patents

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Abstract

回路は、第一の領域、第二の領域、および第三の領域を含む。第二の領域は、クロック信号を生成する同期ループ回路を含む。同期ループ回路は、第一の領域において生成されたノイズから隔離された供給電圧を受け取る。第三の領域は、複数のチャネルのカッドと、第二の領域において生成された少なくとも1つのクロック信号をカッドのそれぞれのチャネルにルーティングするために結合されたクロックラインとを含む。第三の領域は、回路において第二の領域から分離している。

Description

(発明の背景)
本発明は、電子回路に関し、さらに詳細には、チャネルに対するクロック分配技法に関する。
多くの高速データ送信プロトコルがいくつかのチャネルをサポートし得る。例えば、Peripheral Component Interconnect Express2.0(PCIE−GEN2)プロトコルは、4、8、または12のチャネルをサポートし、Quickpathインターコネクト(QPI)プロトコルは、20までのチャネルをサポートし、HyperTransportプロトコルは、16または30までのチャネルを使用し得、Interlakenプロトコルは、1から24のチャネルをサポートするように設計されている。Interlakenは、4.9ギガバイト毎秒(Gbps)から6.375Gbpsまでの周波数範囲をサポートする。
いくつかの実施形態によると、回路は、第一の領域と、第二の領域と、第三の領域とを含む。第二の領域は、クロック信号を生成する同期ループ回路を含む。同期ループ回路は、第一領域において生成されるノイズから隔離された供給電圧を受け取る。第三の領域は、複数のチャネルのカッド(quad)と、第二の領域において生成された少なくとも1つのクロック信号をカッドのそれぞれのチャネルにルーティングするように結合されたクロックラインとを含む。第三の領域は、回路内で第二の領域から分離している。
本発明の様々な目的、特徴、および利点は、以下の詳細な説明および添付の図面を検討すると明白になる。
図1は、本発明の実施形態に従った、信号を送信および受信するための複数のチャネルを含むカッドの例を描写する。 図2は、本発明の実施形態に従った通常チャネルの例を描写する。 図3は、本発明の実施形態に従ったクロックマルチプライヤユニット(CMU)チャネルの例を描写する。 図4は、本発明の実施形態に従った、クロック信号をデバイスのチャネルにルーティングするための専用クロックラインを有するデバイスの一部分の例を描写する。 図5は、本発明の実施形態に従った双方向バッファ回路の例を描写する。 図6は、本発明の実施形態に従った、バイパスモードを有する位相同期ループを描写する。 図7は、本発明の実施形態に従った、デバイスの両側に2つのチャネル領域を含む集積回路デバイスの例を描写する。 図8は、本発明の実施形態に従った、クロック信号をデバイスの第二のチャネル領域にルーティングするための専用クロックラインを有するデバイスの第二の部分の例を描写する。 図9は、本発明の実施形態に従った、クロック信号をデバイスのチャネルにルーティングするために使用される、図4に示されるクロックルーティングネットワークのさらに詳細な図面である。 図10は、本発明の局面を含み得るフィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)の簡略化した部分的ブロック図である。 図11は、本発明の技法を具現化し得る例示的なデジタルシステムのブロック図を示す。
図1は、信号を送信および受信するための複数のチャネルを含むカッドの例を描写する。図1に示されるカッド100は、4つの通常チャネルと2つのクロックマルチプライヤユニット(CMU)チャネルとを含む。4つの通常チャネルは、チャネル101(CH0)、チャネル102(CH1)、チャネル105(CH2)、およびチャネル106(CH3)である。2つのCMUチャネルは、チャネル103(CMU0)およびチャネル104(CMU1)である。
チャネル101、102、105、および106は、共にボンディングされる。チャネルを共にボンディングすることは、同じ周波数でチャネルを操作し、同じ位相同期ループ(PLL)にチャネルを同期することをいう。多くのアプリケーションがボンディングモードを使用し、このモードにおいて、チャネルごとのデータスキューが低減される(例えば、PCIE−GEN2に対して2ユニットインターバル(UI))。2つのチャネルがボンディングされ、ユーザが両チャネルに同じデータパターンを送る場合、出力はほぼ同時に送信ピンに現れるはずである。最大遅延は、例えば5Gbpsで2ユニットインターバル(UI)であり得、2UIは800ピコ秒に等しい。
図2は、通常チャネル200の例を描写する。通常チャネル200は、カッド100のチャネル101、102、105、および106のそれぞれの例である。通常チャネル200は、トランスミッタ部分とレシーバ部分とを含む。チャネル200のトランスミッタ部分は、並直列変換回路201、ドライバ回路202、および出力ピン203A−203Bを含む。チャネル200のレシーバ部分は、直並列変換回路205、クロックデータリカバリ回路206、レシーババッファ回路207、およびピン208A−208Bを含む。
ピン203A−203Bは、ドライバ回路202の差動出力と、それぞれ、ハンダバンプ204A−204Bとに接続される。ピン208A−208Bは、レシーババッファ回路207の差動入力と、それぞれ、ハンダバンプ209A−209Bに接続される。カッド100は、典型的に集積回路内に位置し、集積回路は、パッケージ内に収納される。ハンダバンプ204A−204Bおよび209A−209Bは、それぞれピン203A−203Bおよび208A−208Bをパッケージでのルーティングを介して回路基板に接続する。ハンダバンプ204A−204Bおよび209A−209Bは、高周波信号を伝導するために充分に大きい。
チャネル200のトランスミッタ部分における並直列変換器201は、並列の入力データのストリーム(データ入力)を例えば集積回路(IC)の物理符号化副層(PCS)部分またはICのコアから受信する。並直列変換器201は、トランスミッタクロック信号TXCLK1に応答して並列の入力データのストリームを直列のデータのストリームに変換する。並直列変換器201は、例えば、クロック信号TXCLK1に応答して、レジスタを介して入ってくるビットをシフトするシフトレジスタであり得る。並直列変換器201は、次に、直列のデータのストリームをドライバ回路202の入力端子に送信する。ドライバ回路202は、直列のデータのストリームを差動出力信号としてピン203A−203Bおよびバンプ204A−204Bに駆動する。
レシーババッファ207は、ピン208A−208Bおよびバンプ209A−209Bを介してデータを差動入力信号として受信し、データをシングルエンド直列データストリームとしてクロックデータリカバリ回路206の入力端子に駆動する。クロックデータリカバリ(CDR)回路206は、レシーバクロック信号RXCLK1を使用して内部クロック信号を生成する発振器を有する。最初に、CDR回路206は、発振器がRXCLK1と同じ周波数を有する内部クロック信号を生成することをもたらす。CDR回路206は、次に、内部クロック信号をレシーババッファ207から受信した直列のデータのストリームにおける遷移と位相調整する。本明細書において記述されるCDR回路の例が、2008年3月15日に出願され、同一譲受人に譲渡された米国特許出願第12/121,028号の図1に示され、図1に対して記述され、その全体が本明細書に参照によって援用される。
直列のデータストリームは、次に、CDR回路206から直並列変換回路205の入力端子に送信される。直並列変換回路205は、直列のデータストリームを並列のデータ信号のセット(データ出力)に変換する。直並列変換器205は、並列のデータ信号をICのPCS部分またはコアに送信し得る。
図3は、クロックマルチプライヤユニット(CMU)チャネル300の例を描写する。CMUチャネル300は、カッド100のチャネル103および104のそれぞれの例である。CMUチャネル300は、レシーバ部分とトランスミッタ部分とを含む。CMUチャネル300のトランスミッタ部分は、並直列変換回路301と、ドライバ回路302と、ピン303A−303Bとを有する。チャネル300のレシーバ部分は、レシーババッファ回路307と、マルチプレクサ311と、位相同期ループ(PLL)およびクロックデータリカバリ(CDR)回路306と、直並列変換器305と、クロック周波数ディバイダー回路310と、ピン308A−308Bとを含む。
ピン303A−303Bは、ドライバ回路302の差動出力と、それぞれ、ハンダバンプ304A−304Bとに接続される。ピン308A−308Bは、レシーババッファ回路307の差動入力と、それぞれ、ハンダバンプ309A−309Bとに接続される。ハンダバンプ304A−304Bおよび309A−309Bは、それぞれ、ピン303A−303Bおよび308A−308Bをパッケージでのルーティングを介して回路基板に接続する。ハンダバンプ304A−304Bおよび309A−309Bは、高周波信号を伝導するために充分に大きい。
チャネル300のトランスミッタ部分における並直列変換器301は、例えば集積回路(IC)のPCS部分またはICのコアから並列の入力データのストリーム(データ入力)を受信する。並直列変換器301は、並列の入力データのストリームを、トランスミッタクロック信号TXCLK2に応答して直列のデータのストリームに変換する。並直列変換器301は、直列のデータのストリームをドライバ回路302の入力端子に送信する。ドライバ回路302は、直列のデータのストリームを差動出力信号としてピン303A−303Bおよびバンプ304A−304Bに駆動する。
CMUチャネルは二重の機能を有する。CMUチャネルは、IC上の他のチャネルのトランスミッタの並直列変換回路をクロッキングするクロック信号を生成する位相同期ループ(PLL)として機能するように構成され得る。あるいは、CMUチャネルは、データ信号を送信および受信する通常チャネルとして構成され得る。図3を参照すると、CMUチャネル300のレシーバ部分は、位相同期ループ(PLL)回路または通常チャネルとして構成され得る。
CMUチャネル300のレシーバ部分が通常チャネルとして構成される場合、PLL/CDR回路306は、クロックデータリカバリ回路として機能するように構成され、レシーババッファ307は、ピン308A−308Bおよびバンプ309A−309Bを介してデータを差動入力信号として受信する。レシーバ307は、データをシングルエンド直列データストリームとしてCDR回路306の第一の入力端子に駆動する。CDR回路306は、レシーバクロック信号RXCLK2を使用して内部クロック信号を生成し、次に、内部クロック信号をレシーババッファ307から受信した直列データストリームにおける遷移に位相調整する。マルチプレクサ311は、チャネル300が通常チャネルとして機能するように構成される場合、クロック信号RXCLK2をCDR回路306の第二の入力端子に送信する。直列データストリームは、CDR回路306から直並列変換回路305の入力端子に送信される。直並列変換回路305は、直列データストリームを並列データ信号のセット(データ出力)に変換する。直並列変換器305は、並列データ信号をICのPCS部分またはコアに送信し得る。
CMUチャネル300のレシーバ部分が位相同期ループ(PLL)として構成される場合、PLL/CDR回路306は、CDR回路ではなくPLLとして機能し、レシーババッファ307は、ピン308A−308Bおよびバンプ309A−309Bを介して差動デジタルクロック入力信号を受信する。レシーババッファ307は、差動クロック入力信号をシングルエンドクロック信号に変換し、シングルエンドクロック信号をマルチプレクサ311を介してPLL306の第二入力端子に送信する。PLL306は、レシーババッファ307から受信した入力クロック信号に応答して出力クロック信号を生成する。PLL306の出力クロック信号は、クロック周波数ディバイダー回路310の入力端子に送信される。クロック周波数ディバイダー回路310は、周波数分周された出力クロック信号CLK_CMUを生成するために、PLL306の出力クロック信号の周波数を分周値で分周する。CLK_CMUの周波数は、PLL306の出力クロック信号の周波数より低い。
典型的に、集積回路の設計は、ダイ上に制限された数のチャネルのみをサポートし得る。チャネルのそれぞれは、信号をチャネルに(から)ルーティングするために使用される自身の専用ハンダバンプを基板上に有する。例えば、カリフォルニア州サンノゼのAltera Corporationによって製造されているStratix(登録商標)IV GXフィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)は、デバイスの各サイドに24(通常およびCMUチャネル)、すなわち合計48のチャネルのみを有する。レチクル寸法制限度がさらなるチャネルがデバイスに追加されることを妨げる。また、ボードおよびパッケージを変更することなしにはさらなるハンダバンプが追加され得ない。
デバイスの各サイドの24チャネル全てがデータを送信および受信するために使用される場合、CMUチャネルがPLLではなく通常チャネルとして構成されるため、CMUチャネルは、クロック信号源として使用され得ない。CMUチャネルの1つがPLLとして機能する場合、そのCMUチャネルは、出力クロック信号を生成するために入力基準クロック信号を使用する。出力クロック信号は、デバイスの他のチャネルにおける並直列変換回路をクロッキングする。各サイドに24のチャネルのみを有するデバイスは、新規のクロック信号源を追加することなくデバイスの各サイドにおける24チャネルボンディングをサポートし得ない。このようなデバイスは、Interlakenのような一部のプロトコルにおいて特定されるチャネルの最大数(例えば、24チャネル)をサポートし得ない。各サイドに24のチャネルを有するデバイスの各サイドにおける24チャネルボンディングをサポートするために、1つ以上の専用クロックラインが、クロック信号をデバイスの周辺部領域からチャネルにルーティングするためにデバイスに追加され得る。
図4は、クロック信号をデバイスのチャネルにルーティングするための専用クロックラインを有するデバイスの例を描写する。図4は、集積回路(IC)デバイス400の一部を描写する。IC400は、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)である。しかし、本発明の実施形態は、特定用途向け集積回路のような他のタイプの集積回路に適用され得る。
IC400は、FPGAコア領域491と、周辺部領域492と、PCS領域493と、チャネル領域494とを含む。IC400の周辺部領域492は、4つの位相同期ループ(PLL)401−404と、入力バッファ471−474と、入力ピン461−464と、マルチプレクサ406とを含む。IC400のチャネル領域494は、クロックライン410と、双方向バッファ441−448と、カッド411−414と、マルチプレクサ421−426と、クロックルーティングネットワーク416と、LCトランスミッタ(Tx)PLL431−433とを含む。カッド411−414のそれぞれは、図1に関して上述されたように、2つのCMUチャネルと4つの通常チャネルとを含む6つのチャネルを有する。
クロックライン410は、1つ以上のクロック信号をカッド411−414のチャネルにルーティングする特別な専用クロックラインである。クロックライン410を介してルーティングされたクロック信号は、例えば、チャネルのレシーバ部分におけるクロックデータリカバリ(CDR)回路をトレイン(train)するために使用され得る。あるいは、クロックライン410は、1つ以上のクロック信号をチャネルのトランスミッタ部分における並直列変換器にルーティングするために使用され得る。従って、クロックライン410は、チャネルにおけるレシーバまたはトランスミッタをトレインするために、1つ以上のクロック信号を領域494のチャネルにルーティングするために使用され得る。クロックライン410はまた、PLLカスケード接続をサポートするために、クロック信号をLC Tx PLL431−433の入力端子にルートし得る。
クロックライン410は、1つ以上のクロック信号をチャネル領域494のチャネルにルーティングするため、カッド411−414のCMUチャネルは、クロック信号をカッド411−414の通常チャネルにルーティングするために使用される必要がない。その代り、カッド411−414のCMUチャネルは、通常チャネルとして機能するように構成され得る。クロックライン410は、チャネル領域494の24のチャネル全てが通常チャネルとして使用され得るため、IC400がチャネル領域494の24チャネルボンディングをサポートすることを可能にする。
クロック信号は、PLL401−404のうちの少なくとも1つからクロックライン410を介してチャネルにルーティングされる。例えば、コーナーPLL401は、クロックライン434およびクロックライン410を介してチャネルにルーティングされる第一のクロック信号を生成し得る。また、セントラルPLL402は、マルチプレクサ406と、クロックライン435と、クロックライン410とを介してチャネルにルーティングされる第二のクロック信号を生成し得る。あるいは、セントラルPLL403は、マルチプレクサ406と、クロックライン435と、クロックライン410とを介してチャネルにルーティングされる第三のクロック信号を生成し得る。また、コーナーPLL404は、クロックライン436およびクロックライン410を介してチャネルにルーティングされる第四のクロック信号を生成し得る。代替の実施形態において、PLL401−404は遅延同期ループ(DLL)回路と置き換えられ得る。DLL回路は、クロックライン410を介してチャネルにルーティングされるクロック信号を生成する。
クロックライン410は、複数の区分を含む区分化されたクロックラインである。各区分は、クロックライン410の他の区分から隔離され得るクロックライン410の一部分である。クロックライン410の区分の1つが他の区分から隔離された場合、その区分は、別個のクロック信号を領域494のチャネルのサブセットにルーティングし得る。
クロックライン410は、双方向バッファ441−448を含む。双方向バッファ441−448は、クロックライン410の区分の2つ以上を共に結合し得る。双方向バッファ441−448のそれぞれは、2つの可能な方向のうちの一方に入力クロック信号を駆動するように構成され得る。あるいは、双方向バッファ441−448は、クロックライン410の区分の2つ以上を互いから電気的に隔離し得る。
図5は、双方向バッファ回路500の例を描写する。図5で示される双方向バッファ回路500は、図4の双方向バッファ回路441−448のそれぞれの例である。双方向バッファ回路500は、3状態ドライバ回路501および502を含む。3状態ドライバ回路501は、双方向バッファ回路500の端子T1に結合された入力端子と、双方向バッファ回路500の端子T2に結合された出力端子と、イネーブル信号ENを受信するために結合されたイネーブル端子とを有する。3状態ドライバ回路502は、双方向バッファ回路500の端子T2に結合された入力端子と、双方向バッファ回路500の端子T1に結合された出力端子と、イネーブル信号ENBを受信するために結合されたイネーブル端子とを有する。端子T1は、クロックライン410の第一の導体に結合され、端子T2は、クロックライン410の第二の導体に結合される。
クロックライン410のクロック信号を端子T1から端子T2に駆動するために、EN信号は、3状態ドライバ回路501をオンにするために論理状態highに駆動され、ENB信号は、3状態ドライバ回路502をオフにするために論理状態lowに駆動される。3状態ドライバ回路501がオンの場合、3状態ドライバ回路501は、クロック信号を端子T1から端子T2に駆動する。
クロックライン410におけるクロック信号を端子T2から端子T1に駆動するために、EN信号は、3状態ドライバ回路501をオフにするために論理状態lowに駆動され、ENB信号は、3状態ドライバ回路502をオンにするために論理状態highに駆動される。3状態ドライバ回路502がオンである場合、3状態ドライバ回路502は、クロック信号を端子T2から端子T1に駆動する。
3状態ドライバ回路501および502の双方は、端子T1およびT2の互いへの結合を解くために同時にオフにされ得る。端子T1およびT2の結合が解かれた場合、クロックライン410の2つの区分が互いから電気的に隔離され、図5の双方向バッファが3状態にされる。イネーブル信号ENおよびENBの双方が同時に論理状態lowにある場合、3状態ドライバ回路501および502は、同時にオフであり、バッファ500が3状態にされる。イネーブル信号ENおよびENBの双方が、端子T1のT2との結合を解くために、論理状態lowに駆動され得る。イネーブル信号ENおよびENBは、3状態ドライバ501−502の1つをオンにするために、相補的な論理状態に駆動され、イネーブル信号ENおよびENBは、3状態ドライバ501−502の双方をオフにするために、同じ論理状態lowに駆動される。イネーブル信号ENおよびENBは、同時に論理状態highに駆動されない。
双方向バッファ441−448は、クロックライン410に柔軟性を付加する。双方向バッファ441−448は、クロックライン410を上ってまたは下ってクロック信号を駆動するようにプログラムされ得る。
双方向バッファ441−448の1つ以上は、クロックライン410を2つ以上の区分に分割するために図5に関して上述されたように3状態にされ得る。双方向バッファ441−448のいずれかが3状態にされた場合、クロックライン410の2つの区分は、別個のクロック信号をチャネルに駆動するように互いに電気的に隔離される。
1つの実施形態において、PLL401−404は、2つの別個のクロック信号をクロックライン410の2つの隔離された区分に駆動し得る。例えば、双方向バッファ442は、バッファ442の上のクロックライン410の区分を、バッファ442の下のクロックライン410の区分から結合を解くように3状態にされ得る。第一のクロック信号は、PLL401からクロックライン410の第一の区分を介してカッド411の6つのチャネルのそれぞれに駆動される。この例において、双方向バッファ441は、クロック信号をPLL401から、カッド411のチャネルCMU0、CMU1、CH0、およびCH1へと下に駆動することが可能である。PLL402−404のうちの1つが第二のクロック信号をクロックライン410の第二の区分を介してPLL431−433、カッド412−414のチャネルに駆動する。バッファ443−447は、クロックライン410の複数の部分を共に結合して第二区分を形成する。
別の実施形態において、PLL401−404は、3の別個のクロック信号をクロックライン410の3つの隔離された区分に駆動し得る。例えば、双方向バッファ442および446の双方が、クロックライン410を3つの別個の区分に分割するために3状態にされ得る。この例において、PLL401は、第一のクロック信号をクロックライン434と、バッファ441を含むクロックライン410の第一の区分とを介してカッド411のチャネルに駆動する。PLL402またはPLL403のいずれかが、第二のクロック信号を、マルチプレクサ406、クロックライン435、およびクロックライン410の第二の区分を介してPLL431−432とカッド412−413のチャネルとに駆動する。双方向バッファ443−444は、第二のクロック信号をクロックライン435から上に駆動することが可能であり、双方向バッファ445は、第二のクロック信号をクロックライン435から下に駆動することが可能である。PLL404は、第三のクロック信号をクロックライン436とクロックライン410の第三の区分とを介してカッド414のチャネルおよびPLL433に駆動する。双方向バッファ447は、第三のクロック信号をクロックライン436から上に駆動することを可能であり、双方向バッファ448は、第三のクロック信号をクロックライン436から下に(例えば図4に示されていない他の回路網に)駆動することが可能である。
PLL401−404は、汎用PLLである。PLL401−404は、領域494のチャネルまたはチャネルにない他の回路網のようなIC400における様々なアプリケーションに対するクロック合成をサポートするために実装され得る。例えば、PLL401−404は、チャネルにおける1つ以上のトランスミッタおよびレシーバをトレインするために、領域のチャネルに直接追加的なクロック信号を提供し得る。
別の例として、PLL401−404は、PLLカスケード接続をサポートするためにチャネル領域494のPLLにさらなる基準クロック信号を提供し得る。一部のデバイスは、チャネルで使用することに対する制限された数の基準クロック信号を有する。PLL401−404は、クロックライン410を介してLC Tx PLL431−433に送信されるさらなる基準クロック信号を生成し得る。LC Tx PLL431−433は、(例えば、チャネルにおけるトランスミッタを駆動するために)使用される1つ以上のさらなるクロック信号を生成するために、クロックライン410を介してPLL401−404からルーティングされる1つ以上のクロック信号を基準クロック信号として使用し得る。代替の実施形態において、PLL431−433は、遅延同期ループ(DLL)回路に置き換えられ得る。DLL回路は、並直列変換回路を駆動するために、チャネルにおけるトランスミッタにルーティングされるさらなるクロック信号を生成するためにクロックライン410から受信したクロック信号を使用する。
周辺部領域492の4つのPLL401−404が単に例として図4に示される。他の実施形態において、4つより多くのPPL、または4つより少ないPLLが別個のクロック信号をクロックライン410への専用接続に沿ってクロックライン410の異なる区分に駆動し得る。また、8つの双方向バッファ441−448が単に例として図8に示される。他の実施形態において、クロックライン410は、クロックライン410を任意の所望の数の区分に分割し得る8つより多くの双方向バッファ、または8つより少ない双方向バッファを有する。
PLL401−404は、PLLモードまたはバイパスモードに構成され得る。図6は、さらに詳細なPLL401−404の例を描写する。図6に示されるPLL回路ブロック601は、PLL401−404のそれぞれの例である。PLL回路ブロック601は、位相同期ループ(PLL)回路602とマルチプレクサ回路603とを含む。PLL602は、例えば、位相周波数検出器、チャージポンプ、ループフィルタ、電圧制御発振器(VCO)、およびフィードバッククロック周波数ディバイダーを含み得る。入力バッファ605は、入力ピン604から受信したクロック入力信号CLKINをPLL602の入力端子とマルチプレクサ603の入力端子とに駆動する。入力バッファ605、PLL602、およびマルチプレクサ603は、低ノイズ供給電圧VDDから電荷を受け取る。
PLL602は、出力クロック信号を生成するために、クロック信号CLKINを入力基準クロック信号として使用する。PLL602の出力クロック信号は、マルチプレクサ603の別の入力端子に送信される。マルチプレクサ603は、選択信号BYPによって制御される。PLL回路ブロック601がPLLモードで構成される場合、信号BYPは、マルチプレクサ603がPLL602の出力クロック信号をクロック信号CLKOUTとしてマルチプレクサ603の出力端子に送信することをもたらす論理状態にある。PLL回路ブロック601がバイパスモードで構成される場合、信号BYPは、マルチプレクサ603が入力バッファ605から受信したクロック信号CLKINをクロック信号CLKOUTとしてマルチプレクサ603の出力端子に送信することをもたらす論理状態にある。クロック信号CLKOUTは、図4のPLL401、402、403、または404の出力クロック信号を表す。従って、バイパスモードにおいて、マルチプレクサ603はPLL602をバイパスする。
図4を再度参照すると、入力バッファ471は、入力クロック信号をピン461およびバンプ451からPLL401に駆動するために結合される。ピン461は、バンプ451に結合される。入力バッファ472は、入力クロック信号をピン462およびバンプ452からPLL402に駆動するために結合される。ピン462は、バンプ452に結合される。入力バッファ473は、ピン463およびバンプ453からの入力クロック信号をPLL403に駆動するために結合される。ピン463はバンプ453に結合される。入力バッファ474は、ピン464およびバンプ454からの入力クロック信号をPLL404に駆動するために結合される。ピン464はバンプ454に結合される。バンプ451−454は、カッド411−414のチャネルに結合されるバンプより低い周波数信号を伝導するように構成される。バッファ471−474のそれぞれは、バッファ605に対応し、ピン461−464それぞれは、図6のピン604に対応する。
PLL401−404がPLLモードにある場合、PLL401−404は、それぞれピン461−464から受信した入力クロック信号を使用してPLL401−404の出力端子で新規のクロック信号を生成する。PLL401−404がバイパスモードにある場合、PLL401−404は、それらの出力端子に、それぞれピン461−464から受信したクロック信号を単に送信する。PLL401−404の出力端子の出力クロック信号は、上述されたように、クロックライン434−436に送信され得る。一部の実施形態において、PLL401−404の1つ以上がPLLモードにあり、同時に、他のPLL401−404の1つ以上がバイパスモードにある。
PLL401−404と、マルチプレクサ406と、入力バッファ471−474とがFPGAコア領域491に位置する回路網に電荷を提供しない低ノイズ供給電圧VDDから電荷を受け取る。双方向バッファ441−448を含むクロックライン410における回路網はまた、FPGAコア領域491の回路網に電荷を提供しない低ノイズ供給電圧から電荷を受け取る。PLL401−404と、マルチプレクサ406と、入力バッファ471−474と、クロックライン410とに電荷を提供する供給電圧は、同じ供給電圧か、複数の低ノイズ供給電圧であり得る。FPGAコア領域491は、供給電圧に有意な量のノイズを送信するプログラマブルロジック回路を含み、プログラマブルロジック回路は、供給電圧から電荷を受け取る。
PLL401−404、マルチプレクサ406、入力バッファ471−474、およびクロックライン410は、FPGAコア領域491の回路網も駆動する供給電圧によって駆動されないため、PLL401−404と、マルチプレクサ406と、入力バッファ471−474と、クロックライン410とがFPGAコア領域491において生成されるノイズから隔離される。クロックライン434−436はまた、FPGAコア領域491におけるノイズから隔離される。PLL401−404は、FPGAコア領域491を介してルーティングすることなくクロック信号をクロックライン410を介してチャネル領域494のチャネルおよびPLLに駆動する。その結果、クロックライン410を介してルーティングされたクロック信号の信号健全性は、FPGAコア領域491からのノイズによって影響を受けず、カッド411−414のトランスミッタおよびレシーバの性能は、FPGAコア領域491からのノイズによって損なわれない。隔離された供給電圧および高速双方向バッファ441−448を提供することが、カッド411−414のチャネルの高速アプリケーションに対する低ジッタ信号源を確保する。
チャネル領域494はまた、3つのインダクターコンデンサ(LC)トランスミッタ(Tx)位相同期ループ(PLL)回路431−433を含む。LC TX PLL431−433のそれぞれは、クロックライン410から基準クロック信号を受信する。クロックライン410が区分化されていない場合、PLL431−433のそれぞれがクロックライン410から同じクロック信号を受信する。クロックライン410が2つの区分に分割されている場合、次にPLL431−433の2つがクロックライン410から同じクロック信号を受信し、第三のPLLは、クロックライン410から異なるクロック信号を受信する。クロックライン410が3つの区分に分割されている場合、次にPLL431−433のそれぞれは、クロックライン410から異なるクロック信号を受信する。
LC Tx位相同期ループ431−433は、さらなるクロック信号を生成するために、クロックライン410から受信したクロック信号を基準クロック信号として使用する。例えば、PLL431−433のそれぞれは、位相周波数検出器でクロックライン410からクロック信号を受信するように結合され得、VCOを使用して1つ以上のクロック信号を生成し得る。
PLL431−433は、それぞれ、出力周波数ディバイダー回路437−439を有する。PLL431−433は、VCOの出力クロック信号を、それぞれ周波数ディバイダー回路437−439の入力端子に送信する。各周波数ディバイダー回路437−439は、周波数分周出力クロック信号を生成するために、VCO出力クロック信号の周波数を、周波数分周値によって分周する。周波数分周出力クロック信号の周波数は、VCO出力クロック信号の周波数より低い。
一部の実施形態において、PLL431−433は、制限された周波数範囲(例えば、4.9Gbpsから6.375Gbps)を有し得る。ディバイダー437−439は、PLL431−433の出力クロック信号の周波数範囲を拡張する。例えば、ディバイダー437−439がVCO出力クロック信号の周波数を2で分周する場合、PLL431−433の出力クロック信号の周波数範囲は、下に(2.5Gbpsから3.1875Gbpsに)拡張される。ディバイダー437−439は、IC400が、LC TxPLL431−433を使用してPCIE−GEN1(2.5Gbpsで)、およびXAUI(3.125Gbpsで)のようなさらなるプロトコルをサポートすることを可能にすることによってデバイスの機能性を向上する。
周波数ディバイダー回路437−439は、周波数分周出力クロック信号をクロックルーティングネットワーク416に送信する。クロックルーティングネットワーク416は、図9に関して以下にさらに詳細に記述される。クロックルーティングネットワーク416は、ディバイダー437−439からの周波数分周出力クロック信号の1つ以上をカッド411−414の任意のチャネルに送信し得る。チャネル領域494において3つのLC Tx PLL431−433を有することは、カッド411−414における異なるトランスミッタによって使用される異なる出力データレートをサポートするいくつかの異なるクロック信号を生成するための柔軟性を提供する。
クロックルーティングネットワーク416は、マルチプレクサ421−426を含む。マルチプレクサ421−426は、クロック信号を、ディバイダー回路437−439からネットワーク416を上ってまたは下ってカッド411−414のチャネルに駆動するように構成され得る。クロックルーティングネットワーク416は、ディバイダー437−439のうちの1つからのクロック信号を4つのカッド全てのチャネルにルーティングするように構成され得る。あるいは、クロックルーティングネットワーク416は、ディバイダー437−439のうちの2つまたは3つ全てからのクロック信号をカッド411−414にルーティングするように構成され得る。
典型的に、チャネルのトランスミッタおよびレシーバ部分は、それぞれ、並直列変換回路およびCDR回路を駆動するために、異なる周波数を有する異なるクロック信号を使用する。1つの実施形態において、クロックライン410は、PLLカスケード接続を実装するために、PLL401−404からのクロック信号をPLL431−433にルーティングする。PLL431−433は、ディバイダー437−439の出力端子で周波数分周クロック信号を生成するために、クロックライン410からのクロック信号を基準クロック信号として使用する。周波数分周クロック信号は、PLL431−433におけるディバイダー回路437−439からクロックルーティングネットワーク416を介してカッド411−414のチャネルにおけるトランスミッタ部分に送信される。
この実施形態において、ディバイダー437−439によって生成される周波数分周クロック信号は、ネットワーク416を介してカッド411−414のチャネルにおけるトランスミッタ部分の並直列変換回路にルーティングされる。従って、並直列変換回路をクロッキングする、通常チャンネルにおけるトランスミッタクロック信号TXCLK1と、CMUチャネルにおけるトランスミッタクロック信号TXCLK2とがPLL431−433によって生成され、ネットワークを介してルーティングされる。
また、この実施形態において、クロックライン410は、カッド411−414のチャネルにおけるクロックデータリカバリ(CDR)回路をトレインするために、PLL401−404からのクロック信号をチャネルのレシーバ部分にルーティングする。CDR回路をトレインする通常チャネルおよびCMUチャネルにおけるレシーバクロック信号RXCLK1およびRXCLK2は、クロックライン410を介してルーティングされる。従って、各チャネルのレシーバおよびトランスミッタ部分は、異なる周波数を有し、異なるPLLによって生成された異なるクロック信号を受信し得る。
この実施形態は、チャネル領域494におけるピンおよびバンプを介してデータを送信および受信するために、IC400が、チャネル領域494における24のチャネル全てを通常チャネルとして使用することを可能にする。クロックライン410がカッド411−414におけるレシーバおよびPLL431−433を駆動するために使用される1つ以上のクロック信号を領域494にルーティングするため、CMUチャネルは、PLLの代わりに通常チャネルとして使用され得る。従って、IC400は、24チャネルボンディングをサポートする。
代替の実施形態において、ディバイダー437−439によって生成された周波数分周クロック信号は、カッド411−414のチャネルにおけるCDR回路をトレインするために、ネットワーク416を介してこれらのチャネルの1つ以上のレシーバ部分にルーティングされ得る。
図7は、デバイスの両端に2つのチャネル領域を含む集積回路デバイスの例を描写する。図7は、デバイス400のさらなる領域を描写する。デバイス400は、チャネル領域701および494と、周辺部領域702および492と、FPGAコア領域491とを含む。PCS領域は図7に示されない。チャネル領域および周辺部領域701−702の例は、図8で示される。
図8の周辺部領域702は、PLL801−804とマルチプレクサ806とを含む。図8のチャネル領域701は、チャネル851−874とPLL831−833とを含む。PLL801−804の1つ以上は、1つ以上のクロック信号をクロックライン810を介してチャネル851−874とPLL831−833とに送信する。
クロックライン810は、クロック信号を通常チャネル851−852、855−858、861−864、867−870、および873−874のレシーバ部分におけるCDR回路にルーティングする。クロックライン810は、クロック信号をCMUチャネル853−854、859−860、865−866、および871−872におけるCDR回路にルーティングする。CMUチャネルは、クロックライン810がクロック信号をチャネルおよびPLL831−833に送信するため、データを送信および受信する通常チャネルとして構成され得る。この結果、図8で示されるチャネルは、24のチャネル全てを通常チャネルとして使用する24チャネルボンディングをサポートし得る。
図8のクロックライン810は、8つの双方向バッファ回路841−848を含む。双方向バッファ841−848のそれぞれは、図5に示される回路網を有し、図5に関して論じられたように動作する。双方向バッファ841−848の1つか2つが、図4に関して上記に論じられたように、クロックライン810を2つまたは3つの区分に分割するために3状態にされ得る。代替の実施形態において、4つ以上のPLLがクロック信号をクロックライン810に駆動し、クロックライン810は、双方向バッファ841−848のうちの3つ以上を3状態にすることによって4つ以上の区分に分割される。
図9は、図4に示されるクロックルーティングネットワーク416のさらに詳細な図面である。上述されたように、クロックルーティングネットワーク416は、LC TxPLL431−433からのクロック信号をカッド411−414のチャネルにルーティングする。図9では、カッド411は、チャネル901−906を有し、カッド412はチャネル907−912を有し、カッド413はチャネル913−918を有し、カッド414はチャネル919−924を有する。
マルチプレクサ421−426は、ディバイダー回路437−439の周波数分周出力クロック信号、またはCMUチャネルの出力クロック信号をチャネル901−924に選択的にルーティングする。特定の実施形態において、マルチプレクサ421−426は、クロック信号をチャネル901−924におけるトランスミッタ部分にルーティングする。クロック信号は、チャネル901−924におけるトランスミッタ部分の並直列変換回路をクロッキングするために使用される。
マルチプレクサ421は、ディバイダー437の出力クロック信号、CMUチャネル910からの出力クロック信号、またはマルチプレクサ423の出力クロック信号のうちのいずれかをチャネル901−906にルーティングする。マルチプレクサ422は、CMUチャネル904からの出力クロック信号、またはディバイダー437の出力クロック信号のいずれかをチャネル907−912にルーティングする。
マルチプレクサ423は、ディバイダー438の出力クロック信号、CMUチャネル916からの出力クロック信号、またはマルチプレクサ425の出力クロック信号のうちのいずれかをチャネル907−912にルーティングする。マルチプレクサ424は、ディバイダー438の出力クロック信号、CMUチャネル910からの出力クロック信号、またはマルチプレクサ422の出力クロック信号のうちのいずれかをチャネル913−918にルーティングする。
マルチプレクサ425は、ディバイダー439の出力クロック信号、またはCMUチャネル922からの出力クロック信号のいずれかをチャネル913−918にルーティングする。マルチプレクサ426は、ディバイダー439の出力クロック信号、CMUチャネル916からの出力クロック信号、またはマルチプレクサ424の出力クロック信号のうちのいずれかをチャネル919−924にルーティングする。
一部の実施形態において、チャネルおよびPLLをマルチプレクサに接続する、図9に示される伝導ルーティングラインのそれぞれは、複数の平行な線を表し得る。従って、PLLおよびCMUチャネルは、マルチプレクサに複数のクロック信号をルーティングし得、チャネルのそれぞれは、マルチプレクサの1つの出力端子から2つ、3つ、またはそれより多くのクロック信号を受信し得る。
さらなる実施形態によると、図4および9に示されるデバイスは、CMUチャネルがPLLとして機能するように構成される場合に、各カッドにおける2つのCMUチャネルからのクロック信号を、そのカッドにおける他の4つのチャネルにルーティングするさらなる専用ルーティング導体(図示なし)を含み得る。
一部の実施形態によると、領域491は、プログラマブルロジック回路を含むFPGAコアロジック領域以外の集積回路の領域である。一部の実施形態において、本発明の技法は、周辺部領域およびチャネル領域とは別個の領域491を有する任意のタイプの集積回路に適用可能である。周辺部領域およびチャネル領域とは別個の領域491は、集積回路上に回路(例えば、トランジスタ、抵抗器、コンデンサなど)を含む任意の領域であり得る。これらの実施形態において、周辺部領域における回路に提供される供給電圧は、上述されたように、領域491から隔離されている。
本発明の実施形態は、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、プログラマブルロジックデバイス(PLD)、コンプレックスプログラマブルロジックデバイス(CPLD)、プログラマブルロジックアレイ(PLA)、特定用途向け集積回路(ASIC)、汎用プロセッサ、中央処理ユニット(CPU)、デジタル信号プロセッサ、コントローラ集積回路、メモリ集積回路、アナログ集積回路、およびデジタル集積回路のような数多くのタイプの集積回路において使用され得る。
図10は、本発明の局面を含み得るフィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)1000の簡易部分ブロック図である。FPGA1000は、本発明の特徴を含み得る集積回路の単に1つの例である。
FPGA1000は、異なる長さおよび速度の縦列および横列連続配線導体のネットワークによって相互接続されるプログラマブルロジックアレイブロック(またはLAB)1002の2次元アレイを含む。LAB1002は、複数の(例えば、10の)論理素子(または、LE)を含む。LABおよびLEは、デバイス400のFPGAコア領域491に位置する。
LEは、ユーザ規定論理関数の効率的な実装のために提供されるプログラマブルロジック回路ブロックである。FPGAは、様々な組み合わせおよび逐次関数を実装するように構成され得る数多くの論理素子を有する。論理素子は、プログラマブル連続配線構造へのアクセスを有する。プログラマブル連続配線構造は、論理素子を概ね任意の所望の構成において相互接続するようにプログラムされ得る。
FPGA1000はまた、アレイにわたって提供される、異なる大きさのランダムアクセスメモリ(RAM)ブロックを含む分散メモリ構造を含む。RAMブロックは、例えばブロック1004、ブロック1006、およびブロック1008を含む。これらのメモリブロックはまた、シフトレジスタおよび先入れ先出しバッファ(FIFO)バッファを含み得る。
FPGA1000は、加算および減算機能を有する乗算器を実装し得るデジタル信号処理(DSP)ブロックをさらに含む。この例においてチップの周辺部の周りに位置する入力/出力エレメント(IOE)1012は、数多くのシングルエンドおよび差動入力/出力標準をサポートする。IOE1012は、ピンに結合される。ピンのそれぞれは、FPGAの外部端子である。FPGA1000は、例示目的のためにのみ本明細書において記述され、本発明が多くの異なるタイプのPLD,FPGA、およびASICにおいて実装され得ることが理解される。
本発明はまた、FPGAをいくつかのコンポーネントの1つとして有するシステムにおいて実装され得る。図11は、本発明の技法を具現化し得る例示的なデジタルシステム1100のブロック図を示す。システム1100は、プログラムされたデジタルコンピュータシステム、デジタル信号処理システム、専用デジタル交換ネットワーク、または他の処理システムであり得る。さらに、このようなシステムは、電話通信システムと、自動車システムと、制御システムと、家電製品と、パーソナルコンピュータと、インターネット通信およびネットワーキングなどのような多種多様のアプリケーションのために設計され得る。さらに、システム1100は、単一のボード、複数のボード、または複数の収納装置に提供され得る。
システム1100は、1つ以上のバスによって共に相互接続された処理ユニット1102と、メモリユニット1104と、入力/出力(I/O)ユニット1106とを含む。この例示的な実施形態によると、FPGA1108は、処理ユニット1102に組み込まれる。FPGA1108は、図11のシステム内で多くの異なる役割を果たし得る。FPGA1108は、例えば内部および外部動作をサポートする、処理ユニット1102の論理構成要素であり得る。FPGA1108は、システム動作において、その特定の役割を実行するために、必要な論理機能を実行するようにプログラムされ得る。FPGA1108は、特別に、接続1110を介してメモリ1104に結合され得、接続1112を介してI/Oユニット1106に結合され得る。
処理ユニット1102は、データを処理または保存のために適切なシステムコンポーネントに導き得、メモリ1104において保存されたプログラムを実行し得、I/Oユニット1106または他の同様な機能を介してデータを受信および送信し得る。処理ユニット1102は、中央処理ユニット(CPU)、マイクロプロセッサ、浮動小数点コプロセッサ、グラフィックコプロセッサ、ハードウェアコントローラ、マイクロコントローラ、コントローラとしての使用のためにプログラムされたフィールドプログラマブルゲートアレイ、ネットワークコントローラ、または任意のタイプのプロセッサもしくはコントローラであり得る。さらに、多くの実施形態において、CPUが必要でないことがしばしばある。
例えば、CPUの代わりに1つ以上のFPGA1108がシステムの論理動作を制御し得る。別の例として、FPGA1108は、特定の演算タスクに対処するために、必要に応じて再プログラムされ得る再構成可能プロセッサとして機能する。あるいは、FPGA1108は、組み込まれたマイクロプロセッサを自身が含み得る。メモリユニット1104は、ランダムアクセスメモリ(RAM)、リードオンリーメモリ(ROM)、固定またはフレキシブルディスク媒体、フラッシュメモリ、テープ、または任意の他の保存手段、またはこれらの保存手段の任意の組み合わせであり得る。
本発明の例示的な実施形態の前出の記述は、描写および記述の目的のために提供されている。前出の記述は、網羅的であること、または本明細書において開示される例に本発明を制限することが意図されない。一部の場面において、本発明の特徴は、記載されたような対応する他の特徴の使用なしに使用され得る。多くの改変、交換、改造が本発明の範囲から逸脱することなく上記の教示に基づいて可能である。
本発明の様々な目的、特徴、および利点は、以下の詳細な説明および添付の図面を検討すると明白になる。
例えば、本発明は以下の項目を提供する。
(項目1)
第一の領域と、
第一のクロック信号を生成する第一の同期ループ回路を含む第二の領域であって、該第一の同期ループ回路は、該第一の領域において生成されたノイズから隔離された供給電圧を受け取る、第二の領域と、
第三の領域であって、該第三の領域は、複数のチャネルのカッドと、該第二の領域において生成された少なくとも1つのクロック信号を該複数のカッドのそれぞれのチャネルにルーティングするように結合されたクロックラインとを含み、該第三の領域は、回路において該第二の領域から分離されている、第三の領域と
を含む、回路。
(項目2)
上記第三の領域は、上記クロックラインから受信された上記第一のクロック信号に応答して第二のクロック信号を生成する第二の同期ループ回路と、該第二のクロック信号を上記複数のカッドのそれぞれのトランスミッタにルーティングするように結合されたクロックルーティングネットワークとをさらに含む、項目1に記載の回路。
(項目3)
上記クロックラインは、複数の導体と、該複数の導体を共に直列に結合するように構成可能な双方向バッファ回路とを含み、該双方向バッファ回路は、それぞれ、該複数の導体の2つを別個の区分に電気的に絶縁するために、少なくとも1つのイネーブル信号に応答してオフにされるように構成可能である、項目2に記載の回路。
(項目4)
上記第二の領域は、第三のクロック信号を生成する第三の同期ループ回路と、第四のクロック信号を生成する第四の同期ループ回路とをさらに含み、上記双方向バッファ回路は、クロックラインを少なくとも3つの区分に分割するように構成可能であることにより、該区分は、それぞれ、上記第一のクロック信号、該第三のクロック信号、および該第四のクロック信号のうちの1つを上記複数のカッドのうちの少なくとも1つのレシーバにルーティングする、項目3に記載の回路。
(項目5)
上記複数のカッドは、それぞれ、複数の通常チャネルと複数のクロックマルチプライヤチャネルとを含み、該複数の通常チャネルおよび該複数のクロックマルチプライヤユニットチャネルは、それぞれ、ピンを介してデータを送信および受信するように構成されている、項目1に記載の回路。
(項目6)
上記第三の領域は、少なくとも4つのカッドを含み、該カッドは、それぞれ、データを送信および受信するように構成可能な6つのチャネルを含む、項目5に記載の回路。
(項目7)
上記回路は、フィールドプログラマブルゲートアレイ集積回路であり、上記第一の領域は、プログラマブルロジック回路を含む、項目1に記載の回路。
(項目8)
上記クロックルーティングネットワークは、上記第二のクロック信号を上記複数のカッドのうちの少なくとも2つのトランスミッタにルーティングするように構成可能な第一のマルチプレクサと、該第二のクロック信号を該複数のカッドのうちの少なくとも2つのトランスミッタにルーティングするように構成可能な第二のマルチプレクサとを含む、項目2に記載の回路。
(項目9)
上記第三の領域は、上記クロックラインから受信されたクロック信号に応答して第三のクロック信号を生成する第三の同期ループ回路をさらに含み、上記第一のマルチプレクサは、該第三のクロック信号を上記複数のカッドのうちの少なくとも3つのトランスミッタにルーティングするように構成可能であり、上記第二のマルチプレクサは、該第三のクロック信号を該複数のカッドのうちの少なくとも1つのトランスミッタにルーティングするように構成可能である、項目8に記載の回路。
(項目10)
上記第一の同期ループ回路は、第一の位相同期ループであり、上記第二の同期ループ回路は、第二の位相同期ループである、項目2に記載の回路。
(項目11)
第一の領域と、
第二の領域であって、該第二の領域は、第一のクロック信号を生成する第一の同期ループ回路と、第二のクロック信号を生成する第二の同期ループ回路とを含み、該第一の同期ループ回路および該第二の同期ループ回路は、該第一の領域において生成されたノイズから隔離された供給電圧を受け取る、第二の領域と、
第三の領域であって、該第三の領域は、複数の群のチャネルと、クロックラインとを含み、該クロックラインは、該第一のクロック信号を該複数の群のうちの少なくとも1つのチャネルにルーティングするように結合された第一の区分と、該第二のクロック信号を該複数の群のうちの少なくとも1つのチャネルにルーティングするように結合された第二の区分と、該第一の区分および該第二の区分を互いから隔離するように構成可能である、該クロックラインの該第一の区分および該第二の区分に結合されたバッファとを含む、集積回路。
(項目12)
上記第三の領域は、上記クロックラインから受信されたクロック信号に応答して第三のクロック信号を生成する第三の同期ループ回路と、該第三のクロック信号を上記複数の群のそれぞれのチャネルのトランスミッタにルーティングするように構成可能なクロックルーティングネットワークとをさらに含む、項目11に記載の集積回路。
(項目13)
上記第三の領域は、上記クロックラインから受信されたクロック信号に応答して第四のクロック信号を生成する第四の同期ループ回路と、該クロックラインから受信されたクロック信号に応答して第五のクロック信号を生成する第五の同期ループ回路とをさらに含み、上記クロックルーティングネットワークは、該第四のクロック信号および該第五のクロック信号を上記複数の群のそれぞれのチャネルのトランスミッタにルーティングするように構成可能である、項目12に記載の集積回路。
(項目14)
上記クロックラインの第一の区分は第一の導体を含み、該クロックラインの第二の区分は第二の導体を含み、上記バッファは該第一の導体および該第二の導体に結合された双方向バッファ回路である、項目11に記載の集積回路。
(項目15)
上記第二の領域は、第三のクロック信号を生成し、上記供給電圧を受け取る第三の同期ループ回路をさらに含み、上記クロックラインは、該第三のクロック信号を上記複数の群のうちの少なくとも1つのチャネルにルーティングするように結合された第三の区分をさらに含む、項目11に記載の集積回路。
(項目16)
上記複数の群のチャネルは、それぞれ、少なくとも2つの通常チャネルと少なくとも2つのクロックマルチプライヤユニットチャネルとを含み、該複数の群の該通常チャネルおよび該クロックマルチプライヤユニットチャネルは、それぞれ、ピンを介してデータを送信および受信するように構成され、上記第三の領域は、該複数の群のうちの少なくとも4つを含む、項目11に記載の集積回路。
(項目17)
上記第二の領域および上記第三の領域は、物理符号化副層によって分離されている、項目11に記載の集積回路。
(項目18)
上記第一の同期ループ回路および上記第二の同期ループ回路は、入力ピンを介して基準クロック信号を受信するように結合され、上記クロックラインは、上記第一のクロック信号および上記第二のクロック信号を、上記第三の同期ループ回路、上記第四の同期ループ回路、および上記第五の同期ループ回路にルーティングするように構成可能である、項目13に記載の集積回路。
(項目19)
上記集積回路は、フィールドプログラマブルゲートアレイ集積回路であり、上記第一の領域は、プログラマブルロジック回路を含む、項目13に記載の集積回路。
(項目20)
複数のチャネルに複数のクロック信号をルーティングする方法であって、
該方法は、
第一の入力基準クロック信号と、回路の第二の領域において生成されたノイズから隔離された供給電圧とに応答して該回路の第一の領域において第一のクロック信号を生成することと、
第二の入力基準クロック信号と、該供給電圧とに応答して該回路の第一の領域において第二のクロック信号を生成することと、
該第一のクロック信号をクロックラインの第一の区分を介して該回路の第三の領域における第一のカッドのチャネルにルーティングすることと、
該第二のクロック信号を該クロックラインの第二の区分を介して該第三の領域における第二のカッドのチャネルにルーティングすることと
を含む、方法。
(項目21)
第三の入力基準クロック信号と上記供給電圧とに応答して上記回路の第一の領域において第三のクロック信号を生成することと、
該第三のクロック信号を上記クロックラインの第三の区分を介して上記第三の領域における第三のカッドのチャネルにルーティングすることと
をさらに含む、項目20に記載の方法。
(項目22)
上記第一のクロック信号、上記第二のクロック信号、および上記第三のクロック信号のうちの1つに応答して上記第三の領域において第四のクロック信号を生成することと、
該第一のクロック信号、該第二のクロック信号、および該第三のクロック信号のうちの1つに応答して該第三の領域において第五のクロック信号を生成することと、
該第四のクロック信号を上記第一のカッド、上記第二のカッド、および上記第三のカッドのうちの少なくとも1つにおけるチャネルにルーティングすることと、
該第五のクロック信号を該第一のカッド、該第二のカッド、および該第三のカッドのうちの少なくとも1つにおけるチャネルにルーティングすることと
をさらに含む、項目21に記載の方法。
(項目23)
第一の入力基準クロック信号と、回路の第二の領域において生成されたノイズから隔離された供給電圧とに応答して該回路の第一の領域において第一のクロック信号を生成するための手段と、
第二の入力基準クロック信号と該供給電圧とに応答して該回路の第一の領域において第二のクロック信号を生成するための手段と、
該第一のクロック信号をクロックラインの第一の区分を介して該回路の第三の領域の第一のチャネルのグループにおけるチャネルにルーティングするための手段と、
該第二のクロック信号を該クロックラインの第二の区分を介して該第三の領域の第二のチャネルのグループにおけるチャネルにルーティングするための手段と、
該クロックラインの第一の区分を該クロックラインの第二の区分から隔離するための手段と
を含む、回路。

Claims (23)

  1. 第一の領域と、
    第一のクロック信号を生成する第一の同期ループ回路を含む第二の領域であって、該第一の同期ループ回路は、該第一の領域において生成されたノイズから隔離された供給電圧を受け取る、第二の領域と、
    第三の領域であって、該第三の領域は、複数のチャネルのカッドと、該第二の領域において生成された少なくとも1つのクロック信号を該複数のカッドのそれぞれのチャネルにルーティングするように結合されたクロックラインとを含み、該第三の領域は、回路において該第二の領域から分離されている、第三の領域と
    を含む、回路。
  2. 前記第三の領域は、前記クロックラインから受信された前記第一のクロック信号に応答して第二のクロック信号を生成する第二の同期ループ回路と、該第二のクロック信号を前記複数のカッドのそれぞれのトランスミッタにルーティングするように結合されたクロックルーティングネットワークとをさらに含む、請求項1に記載の回路。
  3. 前記クロックラインは、複数の導体と、該複数の導体を共に直列に結合するように構成可能な双方向バッファ回路とを含み、該双方向バッファ回路は、それぞれ、該複数の導体の2つを別個の区分に電気的に絶縁するために、少なくとも1つのイネーブル信号に応答してオフにされるように構成可能である、請求項2に記載の回路。
  4. 前記第二の領域は、第三のクロック信号を生成する第三の同期ループ回路と、第四のクロック信号を生成する第四の同期ループ回路とをさらに含み、前記双方向バッファ回路は、クロックラインを少なくとも3つの区分に分割するように構成可能であることにより、該区分は、それぞれ、前記第一のクロック信号、該第三のクロック信号、および該第四のクロック信号のうちの1つを前記複数のカッドのうちの少なくとも1つのレシーバにルーティングする、請求項3に記載の回路。
  5. 前記複数のカッドは、それぞれ、複数の通常チャネルと複数のクロックマルチプライヤチャネルとを含み、該複数の通常チャネルおよび該複数のクロックマルチプライヤユニットチャネルは、それぞれ、ピンを介してデータを送信および受信するように構成されている、請求項1に記載の回路。
  6. 前記第三の領域は、少なくとも4つのカッドを含み、該カッドは、それぞれ、データを送信および受信するように構成可能な6つのチャネルを含む、請求項5に記載の回路。
  7. 前記回路は、フィールドプログラマブルゲートアレイ集積回路であり、前記第一の領域は、プログラマブルロジック回路を含む、請求項1に記載の回路。
  8. 前記クロックルーティングネットワークは、前記第二のクロック信号を前記複数のカッドのうちの少なくとも2つのトランスミッタにルーティングするように構成可能な第一のマルチプレクサと、該第二のクロック信号を該複数のカッドのうちの少なくとも2つのトランスミッタにルーティングするように構成可能な第二のマルチプレクサとを含む、請求項2に記載の回路。
  9. 前記第三の領域は、前記クロックラインから受信されたクロック信号に応答して第三のクロック信号を生成する第三の同期ループ回路をさらに含み、前記第一のマルチプレクサは、該第三のクロック信号を前記複数のカッドのうちの少なくとも3つのトランスミッタにルーティングするように構成可能であり、前記第二のマルチプレクサは、該第三のクロック信号を該複数のカッドのうちの少なくとも1つのトランスミッタにルーティングするように構成可能である、請求項8に記載の回路。
  10. 前記第一の同期ループ回路は、第一の位相同期ループであり、前記第二の同期ループ回路は、第二の位相同期ループである、請求項2に記載の回路。
  11. 第一の領域と、
    第二の領域であって、該第二の領域は、第一のクロック信号を生成する第一の同期ループ回路と、第二のクロック信号を生成する第二の同期ループ回路とを含み、該第一の同期ループ回路および該第二の同期ループ回路は、該第一の領域において生成されたノイズから隔離された供給電圧を受け取る、第二の領域と、
    第三の領域であって、該第三の領域は、複数の群のチャネルと、クロックラインとを含み、該クロックラインは、該第一のクロック信号を該複数の群のうちの少なくとも1つのチャネルにルーティングするように結合された第一の区分と、該第二のクロック信号を該複数の群のうちの少なくとも1つのチャネルにルーティングするように結合された第二の区分と、該第一の区分および該第二の区分を互いから隔離するように構成可能である、該クロックラインの該第一の区分および該第二の区分に結合されたバッファとを含む、集積回路。
  12. 前記第三の領域は、前記クロックラインから受信されたクロック信号に応答して第三のクロック信号を生成する第三の同期ループ回路と、該第三のクロック信号を前記複数の群のそれぞれのチャネルのトランスミッタにルーティングするように構成可能なクロックルーティングネットワークとをさらに含む、請求項11に記載の集積回路。
  13. 前記第三の領域は、前記クロックラインから受信されたクロック信号に応答して第四のクロック信号を生成する第四の同期ループ回路と、該クロックラインから受信されたクロック信号に応答して第五のクロック信号を生成する第五の同期ループ回路とをさらに含み、前記クロックルーティングネットワークは、該第四のクロック信号および該第五のクロック信号を前記複数の群のそれぞれのチャネルのトランスミッタにルーティングするように構成可能である、請求項12に記載の集積回路。
  14. 前記クロックラインの第一の区分は第一の導体を含み、該クロックラインの第二の区分は第二の導体を含み、前記バッファは該第一の導体および該第二の導体に結合された双方向バッファ回路である、請求項11に記載の集積回路。
  15. 前記第二の領域は、第三のクロック信号を生成し、前記供給電圧を受け取る第三の同期ループ回路をさらに含み、前記クロックラインは、該第三のクロック信号を前記複数の群のうちの少なくとも1つのチャネルにルーティングするように結合された第三の区分をさらに含む、請求項11に記載の集積回路。
  16. 前記複数の群のチャネルは、それぞれ、少なくとも2つの通常チャネルと少なくとも2つのクロックマルチプライヤユニットチャネルとを含み、該複数の群の該通常チャネルおよび該クロックマルチプライヤユニットチャネルは、それぞれ、ピンを介してデータを送信および受信するように構成され、前記第三の領域は、該複数の群のうちの少なくとも4つを含む、請求項11に記載の集積回路。
  17. 前記第二の領域および前記第三の領域は、物理符号化副層によって分離されている、請求項11に記載の集積回路。
  18. 前記第一の同期ループ回路および前記第二の同期ループ回路は、入力ピンを介して基準クロック信号を受信するように結合され、前記クロックラインは、前記第一のクロック信号および前記第二のクロック信号を、前記第三の同期ループ回路、前記第四の同期ループ回路、および前記第五の同期ループ回路にルーティングするように構成可能である、請求項13に記載の集積回路。
  19. 前記集積回路は、フィールドプログラマブルゲートアレイ集積回路であり、前記第一の領域は、プログラマブルロジック回路を含む、請求項13に記載の集積回路。
  20. 複数のチャネルに複数のクロック信号をルーティングする方法であって、
    該方法は、
    第一の入力基準クロック信号と、回路の第二の領域において生成されたノイズから隔離された供給電圧とに応答して該回路の第一の領域において第一のクロック信号を生成することと、
    第二の入力基準クロック信号と、該供給電圧とに応答して該回路の第一の領域において第二のクロック信号を生成することと、
    該第一のクロック信号をクロックラインの第一の区分を介して該回路の第三の領域における第一のカッドのチャネルにルーティングすることと、
    該第二のクロック信号を該クロックラインの第二の区分を介して該第三の領域における第二のカッドのチャネルにルーティングすることと
    を含む、方法。
  21. 第三の入力基準クロック信号と前記供給電圧とに応答して前記回路の第一の領域において第三のクロック信号を生成することと、
    該第三のクロック信号を前記クロックラインの第三の区分を介して前記第三の領域における第三のカッドのチャネルにルーティングすることと
    をさらに含む、請求項20に記載の方法。
  22. 前記第一のクロック信号、前記第二のクロック信号、および前記第三のクロック信号のうちの1つに応答して前記第三の領域において第四のクロック信号を生成することと、
    該第一のクロック信号、該第二のクロック信号、および該第三のクロック信号のうちの1つに応答して該第三の領域において第五のクロック信号を生成することと、
    該第四のクロック信号を前記第一のカッド、前記第二のカッド、および前記第三のカッドのうちの少なくとも1つにおけるチャネルにルーティングすることと、
    該第五のクロック信号を該第一のカッド、該第二のカッド、および該第三のカッドのうちの少なくとも1つにおけるチャネルにルーティングすることと
    をさらに含む、請求項21に記載の方法。
  23. 第一の入力基準クロック信号と、回路の第二の領域において生成されたノイズから隔離された供給電圧とに応答して該回路の第一の領域において第一のクロック信号を生成するための手段と、
    第二の入力基準クロック信号と該供給電圧とに応答して該回路の第一の領域において第二のクロック信号を生成するための手段と、
    該第一のクロック信号をクロックラインの第一の区分を介して該回路の第三の領域の第一のチャネルのグループにおけるチャネルにルーティングするための手段と、
    該第二のクロック信号を該クロックラインの第二の区分を介して該第三の領域の第二のチャネルのグループにおけるチャネルにルーティングするための手段と、
    該クロックラインの第一の区分を該クロックラインの第二の区分から隔離するための手段と
    を含む、回路。
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