JP2012526404A - Csgを有するモバイル通信システムにおけるハンドオーバ制御方法及び装置 - Google Patents

Csgを有するモバイル通信システムにおけるハンドオーバ制御方法及び装置 Download PDF

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Abstract

CSGセルの通信範囲を理由として、マクロセルへのハンドオーバが頻繁に起こる可能性がある。これらのハンドオーバは、ユーザ及びオペレータの両方にとって望ましいものではない。しかしながら、CSGセルのハンドオーバが無効又は遅延させた場合には、UEが無線リンク接続障害を受け、他のセルへの接続を再確立することができない。本発明は、ユーザプリファレンス及びアプリケーション要請に基づいて、UEがCSGセルへの接続維持レベルを増大する方法を導入する。本発明が適用されると、可能な限りUEはCSGセルへ接続し続け、接続再確立の失敗の可能性が抑制される。本発明は、複数のCSGセルを有する企業のネットワーク配置への適用も可能である。

Description

本発明は、データ通信ネットワークに関する。より具体的には、本発明は、モバイル通信システムにおけるモバイル端末に対するハンドオーバ制御に関する。
モバイル通信の発展とともに、通常は例えばホームノードB(Home NodeB:HNB)又は屋内基地局(Home eNodeB:HeNB)などの最小化されたアクセスノードに導入される限定加入者グループ(CSG)セルの概念が、下記の非特許文献1、2において、第3世代パートナーシッププログラム(3rd Generation Partnership Program:3GPP)に導入された。J>>こうした最小化されたアクセスノード及びCSGの概念により、モバイルオペレータは、通信範囲(coverage)を拡張したり、あるいは、より高速及び低コストで新たなサービスを提供したりすることが可能となる。通常、CSGのユーザにとって、CSGセル経由の接続は、料金の低減及び付加的なサービスを意味している。したがって、一般的に、CSGユーザは、CSGセルに可能な限り長く滞在することを望んでいる。また、これにより、モバイルオペレータが、マクロセルネットワークの負荷を低減させることも可能となる。
最小化されたアクセスノード(すなわち、HNB及びHeNB)の無線特性のため、通常、CSGセルは限定された送信電力及び通信範囲を有している。ユーザ端末(User Equipment:UE)は、CSGセルの中心から離れた場所に移動すると、隣接又はオーバーラップしたマクロセルからの無線信号をより強く検出する可能性がある。通常、これにより、HNB又はHeNBはハンドオーバの開始がトリガされる。しかしながら、このハンドオーバは、ユーザ及びオペレータの双方にとって望ましいものではない。例えば、UEが、非特許文献2で定義されているローカルIPアクセスにアクセスしている場合には、マクロセルへのハンドオーバによってサービス中断が生じてしまうかもしれない。したがって、上記の影響を避けるために、CSGセルは、ハンドオーバを積極的に開始すべきではない。CSGセルの狭い通信範囲と合わせて、これにより、もしUEが移動し続け、例えばハンドオーバコマンドをHNB又はHeNBから受信せずにCSGの通信範囲外へ出てしまう場合には、UEは無線リンク障害を被ることになる。
無線リンク障害が検出されると、UEは、例えば下記の非特許文献3に記載されているRRCプロトコルなどの関連技術で定義されている手順に従って、この問題を解決する。しかしながら、非特許文献3に定義されているように、タイマT310後に、UEは、下記の非特許文献4に記載されているセル選択処理を実行し、選択されたセルにおいて接続の再確立を試みる。非特許文献4のセル選択処理は、最良セルの原理に従っているので、より強い信号を有するセル(すなわち、マクロセル)が最も選択されやすい。この結果、UEは、マクロセルへのRRC再確立の実行を試みることになる。しかし、CSGセルはハンドオーバを開始していなかったので、マクロセルは、UEのための準備が整ったセルではない。したがって、この再確立処理は失敗し、UEに対するサービスが中断されてしまうことになる。
Service accessibility, 3GPP TS22.011 v8.6.0 Release 8, 2008-12, http://www.3gpp.org/ftp/Specs/archive/22_series/22.011/22011-860.zip Service requirements for Home NodeBs and Home eNodeBs, 3GPP TS22.220 v1.0.1 Release 9, 2008-12, http://www.3gpp.org/ftp/Specs/archive/22_series/22.220/22220-101.zip RRC Protocol Specification, 3GPP TS36.331 v8.4.0 Release 8, 2008-12, http://www.3gpp.org/ftp/Specs/archive/36_series/36.331/36331-840.zip UE procedures in IDLE mode, 3GPP TS36.304 v8.4.0 Release 8, 2008-12, http://www.3gpp.org/ftp/Specs/archive/36_series/36.304/36304-840.zip
この問題に対して取り得る解決方法がいくつか存在する。例えば、T310を無限に拡張することで、UEがセル選択を実行しないようにする。しかし、この解決方法では、UEが本当にCSGの通信範囲の外部へ移動してマクロセルへ移動する場合には、サービス中断が引き起こされてしまう。また、別の解決方法は、常にマクロセルを準備するようCSGセルを構成することである。しかしながら、UEはCSGセルへ戻ってくるかもしれず、この解決方法では、マクロセルの負荷が不必要に増大してしまう。さらに、たとえUEがマクロセルに対して接続を再確立したとしても、例えば、ローカルIPアクセスなどのようなCSGに特有のサービスは中断されてしまう可能性がある。
上記に基づき、この問題のより良い解決方法が必要であることは明らかである。
本発明は、上述の問題を解決することを目的とする。特に、本発明は、UEのCSGセルへの接続を最大限に維持(Stickiness)しながら、接続再確立の失敗を避ける方法を提供することを目的とする。
また、本発明は、ユーザプリファレンス及びアプリケーション要請に基づいて、CSGセルへのより適切な接続維持レベルを決定する方法を提供することを目的とする。
本発明の最も広い態様では、本発明によれば、UEがCSGセルの接続維持レベルを決定し、CSGセルにおける接続維持レベルを強化するシステムが提供される。その結果、当該システムは、UEが接続を再確立できる他のセルを、間に合うように準備することが可能となる。
好適な態様では、UEは、ユーザプリファレンス及びアクティブなアプリケーション要請に基づいて、CSGセルの接続維持レベルを決定することが可能となる。
別の好適な態様では、CSGセルの接続維持レベルの有効期間が満了した後、HeNB又はHNBが接着性の無いセルの準備のみを行う。
さらに別の好適な態様では、UEは接続維持レベルのメカニズムを無効にすることができる。
また、別の好適な態様では、複数の接続維持レベルの高いセルが存在してもよい。
また、別の好適な態様では、UEは各CSGセルに対して異なる接続維持レベルの設定を有する。
また、別の好適な態様では、CSGセルの接続維持レベルは、基地局の動作モードに依存する。
また、別の好適な態様では、接続維持レベルの設定は、ハイブリッドモードで動作するHNB又はHeNBのセルにも適用される。
また、別の好適な態様では、接続維持レベルの設定は、手動選択処理によってアクセスが許可されるCSGセルに対して適用される。
本発明は、従来技術の問題点を解決するという利点を有する。具体的には、本発明は、CSGセルへのUEの接続維持レベルを最大にしながら、接続再確立の失敗を避けるという利点を有する。さらに、本発明は、ユーザプリファレンス及びアプリケーション要請に基づいて、CSGセルの適切な接続維持レベルを決定するという利点を有する。
図1は、本発明の適用が可能なネットワークアーキテクチャ例を示す。 図2は、図1に示されているネットワークアーキテクチャにおける本発明の動作シーケンス例を示す。 図3は、異なる接続維持レベル構成を有する本発明の別の動作シーケンス例を示す。 図4は、本発明を実施するユーザ機器(User Equipment:UE)のアーキテクチャ例を示す。 図5は、UEが使用可能なロジック例を示す。 図6は、本発明を実施する屋内基地局(HeNB)のアーキテクチャ例を示す。 図7は、HeNBが使用可能なロジック例を示す。 図8は、本発明に適用可能な別のネットワークアーキテクチャを示す。 図9は、図8に示されているネットワークアーキテクチャに適用された場合の本発明の動作シーケンス例を示す。
以下の記述では、本発明の包括的な理解を提供するために、説明を目的として、特定の数、回数、構造、プロトコル、及び、その他のパラメータが記載されているが、これらの特定の詳細が無い状態で本発明が実施されてもよいことは、当業者であれば明らかである。
以下の記述では、説明を目的として、3GPPロングタームエボリューション(LTE:Long Term Evolution)がアクセス技術の一例として使用されているが、本発明は、同一の動作原理の下で、例えばUMTS、WiMAX、又は、LTEアドバンスト(LTE Advanced)などの他のアクセス技術を用いて実施されてもよいことは、当業者であれば明らかである。
<第1の実施の形態>
図1には、本発明が適用可能なネットワーク構成が示されている。図示されているように、位置101のユーザ機器(User Equipment:UE)は、元々、閉域利用者グループ(Closed Subscriber Group:CSG)セルを経由して、モバイルオペレータのコアネットワーク、発展型パケットコア(Evolved Packet Core:EPC)に接続されている。より具体的には、UE(101)は、ロングタームエボリューション(LTE)無線インタフェースを経由して屋内基地局(HeNB)に接続し、HeNB(111)は、インタフェース141を経由してHeNBゲートウェイ(HeNB−GW)(131)を通じてEPC(125)へ接続し、HeNB−GW(131)は、例えばインタフェース143を経由してモビリティ管理エンティティ(Mobility Management Entity:MME)(133)、及び、インタフェース145を経由してサービングゲートウェイ(Serving Gateway:SGW)(135)など、UE(101)を管理するEPC(125)エンティティへ接続し、そして、SGW(135)は、インタフェース151を経由してパケットデータネットワークゲートウェイ(Packet Data Network Gateway:PGW)(137)へ接続する。これらのEPCエンティティは、非特許文献(General Packet Radio Service (GPRS) enhancements for Evolved Universal Terrestrial Radio Access Network (E-UTRAN) access, 3GPP TS23.401 v8.4.0 Release 8, 2008-12, http://www.3gpp.org/ftp/Specs/archive/23_series/23.401/23401-840.zip, hereinafter called 3GPP TS23.401 v8.4.0 Release 8)に規定されているものに対応しており、HeNB−GW(131)はオプションのエンティティである。HeNB−GW(131)が存在しない場合には、インタフェース143、145は、HeNB(111)で終端する。
なお、この例で使用されているインタフェースは、説明を目的としたものであることは、当業者であれば明らかである。本発明は、別のインタフェースが使用される場合においても、本発明は、同一の動作原理によって適用可能である。
任意の時刻において、UE(101)は、CSGセル(121)の有効通信範囲外に移動し、位置103においてマクロセル(123)の通信範囲に入る。マクロセル(123)は、基地局(eNode B:eNB)(113)によって管理されており、eNB(113)は、MME(113)、SGW(135)にそれぞれ接続されているインタフェース147、149を経由してEPCへ接続されている。なお、eNB(113)がHeNB(113)と同一のMME(133)及びSGW(135)に接続されているよう図示されていたとしても、これは本発明の必要条件ではないことは、当業者であれば明らかである。実際の配置では、MME及びSGWが相互に接続している限り、HeNB(111)及びeNB(113)に対して同一又は異なるMME及び/又はSGWが存在していてもよい。
ある時間が経過した後、例えばユーザに通知された場合に、UEは位置105においてCSGセル(121)の通信範囲に戻る。なお、移動中に、予期されるユーザエクスピリエンスは、アクティブなアプリケーション及び接続性に応じて変化することは明らかである。例えば、もしUEがボイスオーバIP(VoIP)又はオンラインゲームなどのクリティカルなアプリケーションを起動しているのであれば、ユーザは、セッションを維持するために十分な速さでUEがeNB(113)へハンドオーバすること、すなわち、CSGセル(121)への接着性がより小さいことを期待する。一方、UEが、例えばファイルダウンロード又は何らかのCSGセル(121)特有のサービス(例えば、自宅ネットワークへのローカルIPアクセス)などのクリティカルではないアプリケーションを起動しているのであれば、ユーザは、位置103においてUEはeNB(113)へのハンドオーバを行わず、位置105へ戻るとすぐにHeNB(111)への接続を再開すること、すなわち、CSGセル(121)への接続維持レベルがより大きいことを期待する。
図2には、上記の望ましい動作を実現する本発明の動作シーケンスが示されている。
UE(101)が最初の位置に存在する場合には、ステップ2001のように、プロファイルが構成されている。これは、例えば、UEのユーザインタフェース(User Interface:UI)を通じて行われるか、あるいは、プログラムのロジックを用いてUEで動作しているアプリケーションから導出されることによって行われ得る。例えば、たとえVoIPアプリケーションが動作している状態であっても、コストを節約するために、ユーザはUIを通じてユーザプリファレンスを「ハンドオーバ無し」と指定する。
ユーザは、CSGセル(121)内であるアプリケーションを起動すると、ステップ2003のように、対応するサービス及びベアラ確立処理が実行される。これには、3GPP TS23.401 v8.4.0 Release 8に記載されているように、UE(101)とMME(133)との間のノンアクセスストラタム(Non-Access-Stratum:NAS)シグナリング、MME(133)とSGW(135)とHeNB(111)との間のベアラ管理シグナリングが含まれる。ネットワーク側の動作が成功した後、HeNB(111)は、例えば非特許文献3に記載されているRRC接続再構成メッセージ(RRCConnectionReconfiguration message)を用いて、ステップ2005のように、無線リソースコントロール(Radio Resource Control:RRC)経由でUE(101)へ通知を行う。
UE(101)は、RRC接続再構成(2005)を受信すると、ステップ2001で設定されたユーザプリファレンス、並びに、今までに起動されたアプリケーション及びサービスに基づいて、CSGセル(121)への接続維持レベルを計算する。ステップ2007のように、この接続維持レベル計算処理によって値Tが生成される。例えば、事前に定められたアプリケーションと値Tとの間のマッピングに基づいて行われるなど、Tの値を決定する様々な方法が存在する。非特許文献3及び3GPP TS23.401 v8.4.0 Release 8に記載されているような他の動作が実行された後、ステップ2009のように、UEはHeNB(111)に対してRRC接続再構成完了メッセージ(RRCConnectionReconfigurationComplete message)を応答する。このメッセージは、非特許文献3に記載されている通常のエレメント以外に、T値を示す更なる情報エレメントを有している。なお、本発明の基本的な動作原理に影響を与えることなく、例えば計測報告(MeasurementReport)又は新たな専用のRRCハンドオーバキャンセル(Handover Cancel:HOキャンセル)メッセージなどのその他のメッセージを用いて、T値がHeNB(111)へ伝達されてもよいことは当業者であれば明らかである。
T値を有するRRC接続再構成完了(2009)を受信すると、HeNB(111)は、ステップ2011のように、UEの接続維持レベルの設定にT値を格納する。
任意の時間後、UE(101)は、CSGセル(121)の通信範囲外である位置103へ移動する。その結果、ステップ2013のように、UEの物理レイヤによって無線リンク障害が検出される。また同時に、ステップ2015のように、対応するHeNB(111)において無線リンク障害が検出される。なお、使用されているアクセス技術に依存して、無線リンク障害の検出にUE(103)及びHeNB(111)における時間差が存在するかもしれないこと、すなわち、ステップ2013及び2015は完全に同一のタイミングでは起こらないことは、当業者であれば明らかである。しかしながら、これは、本発明の基本的な動作原理に影響を及ぼすものではない。この時間差は十分に小さいか、あるいは、アクセス技術特性に基づいて補正可能である。例えば、HeNB(111)は、接続維持タイマに関して、UEから通知されるTよりも若干小さな値を使用する。
無線リンク障害の検出後、ステップ2013のように、UE(103)は、非特許文献3に記載されているタイマT310、及び、接続維持タイマTを始動する。タイマT310が満了する前に、UE(103)は、非特許文献3に記載されているように無線リンクの回復を試みる。この期間において、元のCSGセル(121)への物理レイヤの回復が検出された場合には、UE(103)はシグナリングを行わずに、その接続を再開する。タイマT310が満了した後、ステップ2017のように、UE(103)は、非特許文献3に記載されているようにタイマT311を始動するとともに、セル選択処理を開始する。
接続維持タイマTが満了する前は、UE(103)は、セル選択処理においてCSGセル(121)のみを考慮する。UE(103)は、検出されたマクロセル(123)を事実上無視し、これによって、マクロセル(123)の準備が整うようになる前には、基本的に、UE(103)がマクロセル(123)への再確立を試みないようになる。なお、この期間に選択可能なセルは、UE(103)の構成によって制御され得るものであり、元のCSGセル(121)に限定されるものではないことは、当業者であれば明らかである。
UEが接続を回復しなかった場合、あるいは、UEが接続の再確立に成功しなかった場合には、ステップ2019において接続維持タイマTが満了した後、UEは、再確立のために適切な任意のセルを選択することができる。
HeNB(111)で接続維持タイマTがステップ2021で満了した後、HeNB(111)は、ステップ2023のように、UEがマクロセルのeNB(113)へハンドオーバするための準備の一部を実行する。この部分的なハンドオーバは、UE(101)に関する必要なコンテキストをeNB(113)へ送信する処理を有している。このコンテキスト情報には、ベアラ、セキュリティコンテキスト(例えば、新たなKeNBを導出するためのKeNB*)などが含まれる。この準備処理は、コンテキスト転送のみを有しており、オプションとして、EPCへのベアラの事前セットアップを行ってもよい。なお、当業者であれば、本発明の基本的な動作原理は変更されないのは明らかである。
なお、上述の動作において、接続維持タイマTが満了する前にUE(103)が戻らなかった場合にのみ、eNB(113)がUE(103)のコンテキストによって構成されることは明らかである。Tがより大きい場合には、eNB(113)にとって不要な負荷が大きく低減される。
ステップ2019のように、接続維持タイマTが満了した後にUE(103)がマクロセル(123)に滞在する場合には、UE(103)は、2029のように、タイマT311が満了する前に、再確立のために適切なセルの検索を開始する。ある時点において、ステップ2025のように、UE(103)はマクロセル(123)のeNB(113)を検出する。マクロセルの選択の際に、UE(103)は、ステップ2027のように、eNB(113)に対して、非特許文献3に記載されているRRC接続再確立(RRCConnectionReestablishment)処理を開始する。この時点でeNB(113)は既にUE(103)のための準備が整っているので、再確立処理は成功する。UE(103)及びeNB(113)は必要な設定(例えばKeNBなど)を生成して、通信を再開する。
図3には、本発明の別の動作シーケンスが示されている。ここでは、UE(103)は、接続維持タイマTが満了する前にCSGセル(121)へ戻る。
図3に図示されているように、動作ステップ3001から3005は図2のステップ2001から2005と同一である。ステップ3007において、UE(101)は、ステップ3001におけるユーザ入力とアクティブなアプリケーション要請とに基づいて、接続維持レベル値Tを計算する。この例では、計算されたT値は、T310とT311との和よりも長い。なお、この例でのT値は説明を目的として選択されているが、本発明の動作原理を限定するものではないことは当業者であれば明らかである。決定されたT値は、ステップ3009のように、例えばRRC接続再構成完了(RRCConnectionReconfigureationComplete)メッセージ又はHOキャンセル(HO-Cancel)メッセージなどのRRCメッセージによってHeNB(111)へ送信される。
UE(101)が位置103へ移動すると、ステップ3013及びステップ3015のように、UE(103)及びHeNB(111)はそれぞれ無線リンク障害を検出する。その結果、UE(103)及びHeNB(111)は接続維持タイマTを始動する。UE(103)は更にタイマT310を始動し、物理レイヤの回復を行うために、元のCSGセル(121)を検索する。もしT310が満了する前に物理レイヤの回復が検出された場合、例えばUE(103)がCSGセル(121)の位置105へ移動した場合には、UE(105)は、更なるシグナリングを行うことなく、HeNB(111)との接続を再開する。
ステップ3017のようにタイマT310が満了すると、UE(103)は、非特許文献3に記載されているようにタイマT311を始動する。さらに、UE(103)は、非特許文献4に記載されているようにセル選択処理の実行を開始する。しかしながら、この例のように、UE(103)上で接続維持タイマがまだ動作している場合には、UE(103)は、接続維持設定に関連するセルの選択のみを行う。UEのプロファイル構成によって定まるが、これらのセルは、元のCSGセル(121)と同一のCSG IDのセルであってもよく、あるいは、事前に構成されたCSGIDリストのCSG IDのセルであってもよい。
ステップS3021のようにタイマT311が満了すると、UE(103)は、接続維持タイマがまだ動作しているかどうかをチェックする。Tがまだ動作しているのであれば、UE(103)はセル選択処理を継続する。一方、Tが動作していないのであれば、UE(103)はアイドルモードとなり、NASレイヤに対して無線リンク障害を通知する。
接続維持タイマTが満了する前に、UE(103)は、CSGセル(121)内の地点105へ移動する。その結果、UE(105)はCSGセル(121)、すなわちHeNB(111)を検出し、ステップ3023のように、評価基準に従ってそれを選択する。そして、UE(105)は、ステップ3025のように、非特許文献3に記載されているRRC接続再確立処理をHeNB(111)に対して実行する。この処理は成功し、UE(105)は既存のセッションを継続する。
なお、上述の動作では、本発明を説明するために重要な相互作用のみが提供されていることは当業者であれば明らかである。例えば、MME(133)とHeNB(111)及びeNB(113)との間、MME(133)とSGW(135)との間、HeNB(111)とHeNB−GW(131)との間など、ネットワークエンティティ間でより多くの相互作用が存在するが、これらは、本発明の基本的な動作原理に影響を与えるものではない。
<第2の実施の形態>
図4には、本発明を実施するUE(101)のアーキテクチャが示されている。なお、本発明の動作原理を説明するために重要なコンポーネントのみが示されていることは、当業者であれば明らかである。これは、UE(101)が付加的なコンポーネントを含むことを妨げるものではない。
図に示されているように、4つの主要なコンポーネント、すなわち、接続維持レベル管理機能(Stickiness Management Function:SMF)(401)、セル選択機能(Cell Selection Function:CSF)(403)、セル決定機能(Cell Detection Function:CDF)(405)、接続管理機能(Connection Management Function:CMF)(407)が存在する。
これらのうち、SMF(401)は、接続維持レベル値Tを導出し、現在のプロファイル及びアプリケーションに基づいてTを格納及び更新し、接続維持レベル値に関連するCSG IDを格納及び管理し、インタフェース417を経由したCMF(407)からのトリガに応じて、接続維持レベル値を始動及び管理することを担当している。SMF(401)は、インタフェース411を経由してCSF(403)と相互作用し、接続維持タイマTのステータスと、接続維持タイマTに関連しているCSG IDとをCSFへ供給する。
CSF(403)は、非特許文献4に記載されているセル選択機能を実行することを担当している。CSF(403)は、インタフェース413経由でCDF(405)から供給される、検出されたセルの情報を利用する。また同時に、接続維持タイマTが動作しているのであれば、CSF(403)は、SMF(401)から供給されるCSG IDも考慮する。選択されたセルの情報は、非特許文献3に記載されている接続再確立動作のために、インタフェース415を経由してCMF(417)へ供給される。
CMF(407)は、HeNB(111)又はeNB(113)へのUE(101)の接続性を監視及び管理することを担当している。これには、例えば、無線リンク障害の検出、適切なタイミングでタイマT310及びT311の始動及び管理、CSF(403)から供給されたセル情報を用いてHeNB(111)又はeNB(113)へのリンクの再確立の実行などが含まれる。
CDF(405)は、UE(101)の現在の位置に存在するセルを検出することを担当している。CDF(405)は、インタフェース415を経由して、検出されたセル及び関連情報をCSF(403)へ通知する。
図5には、本発明を実施するためにUE(101)が利用するロジックの一例が示されている。なお、このロジックは、無線リンク障害が検出された後のUE(103)の4つのコンポーネント間における相互作用の一部のみを示すものであることは、当業者であれば明らかである。
図5に図示されているように、UE(103)のCMF(407)は、ステップ501のように無線リンク障害を検出する。この検出時に、CMF(407)はタイマT310を始動し、さらに、ステップ503のように、接続維持タイマTを始動するようSMF(401)をトリガする。同時に、CMF(407)は、ステップ505のように、下位レイヤに対して、元のCSGセル(121)を探索するよう指示する。ステップ507で判断されるように、もし最後に接続していたCSGセル(121)が検出された場合には、CMF(407)は、ステップ509のように、非特許文献3に記載されているように接続を再開する。
UE(103)は、タイマT310が動作している限り、ステップ511で判断されるように、最後に接続していたCSGセル(121)を探索し続ける。そして、ステップ507で判断されるように、最後に接続していたCSGセル(121)はまだ検出されない。
ステップ511で判断されるようにタイマT310が満了すると、CMF(407)は、ステップ513のようにタイマT311を始動する。同時に、CMF(407)は、CSF(403)に対して、接続維持レベルの高いセルを探索するよう指示する。CSF(403)は、SMF(401)から接続維持レベルの高いセルの評価基準を取得する。CSF(403)は、検出されたセル情報をCDF(405)から取得する。
ステップ517のように、評価基準に従った接続維持レベルの高いセルが見つかると、CSF(403)は、ステップ519のように、非特許文献3に記載されているRRC接続再確立(RRCConnectionReestablishment)処理を実行するCMF(407)へ通知する。
接続維持タイマTが動作している限り、CSF(403)は、見つかるまで接続維持レベルの高いセルの探索を継続する。
SMF(401)は、接続維持タイマTの満了を検出すると、CSF(403)から接続維持レベルの高いセルの評価基準を削除し、満了した旨をCMF(407)へ通知する。CMF(407)は、ステップ521のように、タイマT311がまだ動作しているかどうかをチェックする。もしタイマT311が既に満了しているのであれば、CMF(407)は、ステップ523のように、RRCレイヤに対してアイドルモードへ移行するよう通知し、NASレイヤに対して無線リンク障害を通知する。
タイマT311がまだ動いているのであれば、CMF(407)は、ステップ525のように、CSF(403)に対して、接続維持レベルの高いセルに限定されることなく、適切なセルを許容するセル選択機能を継続するよう指示する。CSF(403)は、CMF(407)がT311の満了を検出するか、あるいは、適切なセルが見つかるまでこの動作を実行する。T311が満了した場合には、CMF(407)は、ステップ523のように、CSF(403)を停止し、RRCに対してアイドルモードへ移行するよう通知し、NASレイヤに対して無線リンク障害を通知する。
T311が満了する前に、CSF(403)によって適切なセルが選択された場合には、CSF(403)は、そのセルに関してCMF(407)へ通知する。そして、CMF(407)は、ステップ531のように、このセルに対して、非特許文献3に記載されているRRC接続再確立(RRCConnectionReestablishment)処理を実行する。
なお、上記のロジックが説明を目的とするものであることは、当業者であれば明らかである。UE(103)は、同一の動作原理を有する他のロジックを使用することが可能である。さらに、上述の動作では、タイマT310の始動と同時にタイマTを始動しているが、例えばタイマT311の始動と同時など、任意のタイミングでタイマTを起動できることは、当業者であれば明らかである。タイマTがT310とT311との間のタイミングで始動する場合、いくつかのタイミングフェーズが存在する。例えば、フェーズ1:T310の始動からTの始動まで、フェーズ2:Tの始動からT310の終わりまで、フェーズ3:T311の始動からTの終わりまで、又は、T311の始動からT311の終わりまで、フェーズ4:Tの終わりからT311の終わりまで、又は、T311の終わりからTの終わりまで。UEは、各タイミングフェーズにおいて、接続維持レベルの高いセルの評価基準を変更することが可能である。
図6には、本発明を実施するHeNB(111)のアーキテクチャの一例が示されている。なお、本発明の動作にとって重要なコンポーネントのみが示されていることは、当業者であれば明らかである。実際に実施する場合には、HeNB(111)はその他のコンポーネントを有していてもよい。
図6に示されているように、HeNB(111)には、本発明の動作に関連する3つの主要なコンポーネントが存在する。すなわち、それらは、UE接続維持レベル管理機能(UE Stickiness Management Function:USMF)(601)、UE接続性管理機能(UE Connectivity Management Function:UCMF)(603)、UEハンドオーバ管理機能(UE Handover Management Function:UHMF)(605)である。
これらのうち、USMF(601)は、UEに対応する接続維持レベル値Tの値を格納及び管理すること、UEに関する接続維持タイマTを始動及び停止すること、タイマTの満了時に所定のセルのリストへ部分的なハンドオーバ準備を実行するよう、インタフェース613を経由してUHMF(605)をトリガすることを担当している。
UCMF(603)は、UEへの接続性を監視及び管理することを担当している。無線リンク障害の検出時、又は、物理レイヤにおける回復時に、UCMF(603)は、接続維持タイマTの始動又は停止を、インタフェース611を経由してUSMF(601)へ通知する。
UHMF(605)は、例えば、UEのコンテキストをeNB又は別のHeNBへ転送することなど、USMF(601)からのトリガをインタフェース613から受けた場合に、UEに関するハンドオーバ準備を担当している。
図7には、本発明を実施するHeNB(111)によって使用可能な動作ロジックが示されている。なお、このロジックが、UCMF603がUEとの無線リンク障害を検出した後にHeNB(111)が行う動作のみを表していることは、当業者であれば明らかである。
図示されているように、UE(101)に関する無線リンク障害がUCMF(603)によって検出されると、UCMF(603)はタイマT310を始動し、ステップ703のように、接続維持タイマTを始動するようインタフェース611経由でUSMF(601)へ通知する。
タイマT310の満了前に、UE(101)の動作(アクティビティ)がHeNB(111)で検出された場合には、UCMF(603)は、ステップ707のように、USMF(601)に対して、接続維持タイマTを停止し、さらにUE(101)との接続を再開するよう通知する。また、タイマT310の満了前までにUE(101)の動作が検出されなかった場合には、UCMF(603)は、ステップ711のように、タイマT311を始動する。
UCMF(603)は、ステップ713のように、UE(101)からのRRC再接続再確立リクエスト(RRCReconnectionReestablishmentRequest)が存在するかどうかを監視する。接続維持タイマTの満了前までにこのリクエストを受信した場合には、UCMF(603)は、タイマTを停止するようUSMF(601)へ通知し、ステップ715のように、非特許文献3に記載されているように、UEとの接続性を再確立する。
接続維持タイマTの満了前までにこのリクエストを受信しなかった場合には、USMF(601)は、ステップ719のように、ハンドオーバ準備動作を実行するようUHMF(605)をトリガする。これは、セキュリティキーを含むUEのコンテキストを所定のセットのセル(例えば、eNB(113))へ送信することを含んでいる。
UCMF(603)は、ステップ721のように、タイマT311の満了まで、UEs(101)のRRC再接続再確立リクエスト(RRCReconnectionReestablishmentRequest)を監視し続ける。こうしたリクエストを受信した場合、UCMF(603)は、ステップ715のように、非特許文献3に記載されているように、タイマT311を停止してRRC再接続再確立リクエスト(RRCReconnectionReestablishment)処理を実行する。タイマT311の満了の際、UCMF(603)は、ステップ723のように、そのストレージから、UEに関するコンテキストを削除する処理を行う。
なお、上述の動作では、タイマT310の始動と同一タイミングでタイマTが始動されているが、当業者であれば、タイマTは、例えばタイマT311の始動と同一タイミングなど、任意のタイミングで始動できることは、当業者であれば明らかである。タイマTがT310とT311との間の時刻で始動するとき、いくつかのタイミングフェーズが存在する。例えば、フェーズ1:T310の始動からTの始動まで、フェーズ2:Tの始動からT310の終わりまで、フェーズ3:T311の始動からTの終わりまで、又は、T311の始動からT311の終わりまで、フェーズ4:Tの終わりからT311の終わりまで、又は、T311の終わりからTの終わりまで。なお、UEは、各タイミングフェーズにおいて接続維持レベルの高いセルの評価基準を変更することが可能である。
<第3の実施の形態>
本発明は、例えば企業のネットワーク配置など、複数のCSGセルを有するネットワーク構成に適用することも可能である。図8には、こうしたネットワーク構成が示されている。
図8に示されるように、2つのCSGセル、すなわち、CSGセル(121)及び別のCSGセル(821)が存在する。CSGセル(121)のEPC(125)への接続性は、図1と同一である。別のCSGセル(821)は、インタフェース811を経由してHeNB−GW(131)を通じてEPCへ接続されているHeNB−2(801)によって提供されている。この構成の実際の配置の一例は、例えば、1つがエレベータのロビーに、もう1つが食堂に配置されているなど、同一CSG IDを有する異なるHeNBが近距離の位置に配置されている企業のネットワークである。2つのCSGセルの通信範囲は重なっていないが、十分近くに存在している。したがって、内部サービスにアクセスする企業の被雇用者がある地点から別の地点に向かって歩くとき、例えば図8に図示されているように、UEがCSGセル(121)の通信範囲内の位置101からマクロセル(123)の通信範囲内の位置103に移動し、その後、別のCSGセル(821)の通信範囲内の位置805へ移動するときには、マクロセル(123)へのハンドオーバを望まない。
図9には、図8のネットワークに提供される本発明の動作シーケンス例が示されている。ステップ9001から9003は、図3に示されている動作シーケンスのステップ3001から3003と同一である。
ステップ9005において、HeNB(111)が、RRC接続再構成(RRCConnectionReconfiguration)メッセージをUE(101)へ送信するとき、そのメッセージには、接続維持レベルの高いセル選択の評価基準が含まれてもよい。これは、例えば、CSG IDのリスト、あるいは、PCI又はECGIのリストであってもよい。評価基準は、UE(101)のCSF(403)が接続維持レベルの高いセルを選択するために使用され、評価基準に一致するセルが、接続維持レベルの高いセルとして扱われるべきであることを意味している。なお、接続維持レベルの高いセルの評価基準は、例えば、ブロードキャストされるシステム情報ブロック(SIB)など、他の手段によってUE(101)へ送信されてもよいことは、当業者であれば明らかである。
ステップ9007から9015は、図3のステップ3007から3015と同一である。
HeNB(111)においてUEに関する無線リンク障害が検出された後、HeNB(111)は、ステップ9017のように、UEのために、接続維持レベルの高いセルの評価基準を満たすすべてのセルを準備する。したがって、以下の動作では、UE(805)は、ステップ9025のように、接続維持レベルの高いセルの評価基準を満たすHeNB−2(801)を検出した場合には、ステップ9027のように、HeNB−2(801)へのRRC接続再確立(RRCConnectionRestablishment)処理の実行を試みる。
HeNB−2(801)においてUE(805)との接続再確立に成功すると、HeNB−2(801)は、ステップ9027のように、例えば再確立処理のバックエンドプロセスとして、UE(805)の接続を元のHeNB(111)に対して通知する。これにより、元のHeNB(111)は接続維持タイマTを停止し、他のセル、例えばマクロセル(123)へ行われ得るハンドオーバ準備処理を中止する。
なお、HeNB(111)に格納されている接続維持レベルの高いセルの評価基準は、異なる手段によって取得可能である。例えば、O&Mインタフェースを経由してHeNBのオペレータによって事前に構成することが可能であり、あるいは、接続維持レベルの高いセル間で動作する何らかのプロトコルによって動的に生成することが可能である。
<第4の実施の形態>
UE(101)において、接続維持レベル値TはSMF(401)によって計算され、その後、セル選択を管理するために使用される。値Tを計算する様々な方法が存在する。
例えば、Tは、UE又はUSIMコンポーネントに格納されているマッピングテーブルを参照して、アクティブなアプリケーションのタイプをチェックすることによって取得可能である。例えば、VoIPアプリケーションが起動している場合にはTは3秒、ファイルダウンロードアプリケーションが起動している場合にはTは20秒、などとなる。また、複数のアプリケーションが起動している場合には、すべてのアプリケーションの中で最も短いTが採用される。また、テーブルには、あるクリティカルなアプリケーションに対して接続維持レベルのメカニズムをオフにするためのエントリ(例えば、値Tがゼロに設定される)が存在してもよい。接続維持レベル値マッピングテーブルは、UE内に事前構成された標準化されたセットであってもよく、USIMに格納されているオペレータ特有のセットであってもよく、あるいは、HeNB(111)によってブロードキャストされるCSGセル特有のセットであってもよい。
UE(101)は、ユーザインプットによって値Tの決定を支援できるようにするユーザインタフェース(UI)を提供することも可能である。例えば、ユーザは、ハンドオーバを最小限に抑えたい場合には、非常に長い特定のTを入力してもよい。あるいは、ユーザは、サービスの中断が許容できないと感じる場合には、接続維持レベルのメカニズムをオフにしてもよい。ユーザの入力値は、上述したマッピングによって取得された値より優先されてもよい。
また、例えば、PDNタイプなど、他の評価基準に基づいて値Tが導出されてもよい。例えば、UEが、現在のCSGセルにのみ制限されているローカルIPアクセスへアクセスするためのPDNコネクションを有している場合には、マクロセルへのハンドオーバは無意味である。この場合には、非常に大きい値Tが採用されるべきである。
値Tを導出する方法として、異なるベアラのQoS要件に基づいた別の方法が存在する。例えば、SAEベアラのそれぞれに対して、関連するQoSクラス識別子(QCI)が存在している。このQCIに基づき、HeNB及びUEのそれぞれにおいて、対応する値Tが導出可能である(同一の結果を有する)。この場合、HeNB(111)にTを設定するためのシグナリングは不要である。
また、接続維持レベル値Tは、UEが接続されているCSGセルのタイプに基づいて決定されてもよい。例えば、UE(101)は、例えば、「最も望ましい」には60秒、「望ましい」には30秒、「通常」には10秒など、異なるグループに対応するTの設定のリストを保持することができる。また、UEは、これらのグループを区別するCSG ID又はセルIDのリストも保持する。例えば、「home.of.John.Doe」というCSG IDは、「最も望ましい」と区別されている。この場合、現在のCSGセルがCSD ID「home.of.John.Doe」であるならば、対応するTの設定(すなわち60秒)が使用される。
また、接続維持レベル値Tが、CSGに対するUE(101)のメンバーシップのステータスに基づいて決定されてもよい。例えば、UE(101)がCSGのゴールドメンバーである場合には、UE(101)は優先的な取り扱いを受け、その結果、「最も望ましい」グループに一致する接続維持レベル値Tを使用すべきである。また、UE(101)がCSGの通常メンバーである場合には、UE(101)は、「望ましい」グループに一致するT値のみを使用する必要があるかもしれない。
また、HeNB(111)がハイブリッドモードで動作している場合には、UE(101)は、一般メンバーとしてアクセスしているか、あるいは、CSGのメンバーとしてアクセスしているかに依存して、異なるTの設定を使用する。UE(101)がCSGに加入していない場合、すなわち、UE(101)がその許容CSGリスト内に対応するCSG IDを有していない場合には、UE(101)は、一般メンバーとしてHeNB(111)へアクセスすることが可能である。HeNB(111)は、例えばMME(133)などのコアネットワークエンティティから、S1インタフェースを経由して、UE(101)のメンバーシップのステータスの通知を受ける。なお、MME(133)から情報が通知されない場合は、UE(101)は一般メンバーとしてアクセスしていることを示してもよい。一方、UE(101)は、格納されている許容CSGリストに基づいて、一般メンバーとしてアクセスしているのか、あるいは、プライベートメンバーとしてアクセスしているのかを把握する。
HeNB(111)は、一般メンバーとしてアクセスしているUE(101)に対して、より低い優先的な取り扱いを提供してもよい。UE(101)は、CSGセルに対する接続維持レベルを低減させること、すなわち、異なるセットの値Tを使用することを望んでいるかもしれない。UE(101)は、ステップ2007又は3007において、Tの値を決定し、ステップ2009又は3009において、選択された値TをHeNB(111)へ通知する。
また、HeNB(111)は、UE(101)のメンバーシップのステータスを把握すると、UE(101)に関する接続維持レベルの設定を調整してもよい。例えば、ステップ2005又は3005において、HeNB(111)は、使用すべき適切な接続維持レベル値(UE(101)のメンバーシップのステータスに基づいて導出された値)をUE(101)へ通知することが可能である。
また、CSGセルが、UE(101)の許容されたCSGリスト内に存在していない場合もある。UE(101)は、手動選択方法を採用して、こうしたセルへのアクセスを取得してもよい。これは、例えば、ネットワークが新たなCSGに関してUE(101)の許容CSGリストをアップデートしていなかった場合、オペレータが許容CSGリストをアップデートするための他の管理プロトコルを導入していない場合など、いくつかのシナリオで起こり得る。この手動選択方法によってアクセスが成功した場合には、UE(101)は、許容CSGリスト内のセルと同一又はより高い接続維持レベルを使用すべきである。
UE(101)が、ハイブリッドCSGセルにおいて手動選択を適用する場合、接続セットアップの成功が、UE(101)が一般メンバーか、あるいは、プライベートなメンバーかを示すものではない。この場合、他の通知(例えば、リターンNASメッセージ、RRC接続再構成メッセージなど)がない場合には、UE(101)は、一般メンバーとしての接続維持レベル値を適用してもよい。
値Tは、ユーザ入力及びアプリケーション/ベアラのステータスに基づいて変更されてもよい。このとき、UE(101)は、例えばユーザがプロファイル構成を変更した場合など、HeNB(111)に格納されているTをアップデートする必要が生じることがある。この目的を達成するために、UE(101)は、HeNB(111)へのRRCメッセージ(例えば、計測報告(MeasurementReport)メッセージ)によって新たなTを搬送することができる。
<第5の実施の形態>
UE(101)のCSF(403)の機能は、基本的に、非特許文献4に記載されている動作に対して、接続維持レベルの高いセルの評価基準を適用したものに従う。しかしながら、CSF(403)が最良セルの原理を厳密に遵守している場合には、他のセルがより強い信号を有している場合には、あるCSGセルが検出されないかもしれない。それ故、セル選択処理において最良セルの原理を維持するために、すべての接続維持レベルの高いセルに対してあるオフセット値を適用することが可能である。このオフセットは、事前に構成された値であってもよく、あるいは、例えばステップ2005、3005、9005においてHeNBから、接続維持レベルの高いセルの評価基準と共に取得されてもよい。
上述の接続維持レベル値Tの管理と同様に、UE(101)は、各CSGセルに関してそれぞれ異なるオフセット値を有していてもよい。これらの値は、CSGの各グループに区別されてもよい。
同様に、各オフセット値は、CSGへのUE(101)のメンバーシップのステータスに基づいて使用されてもよい。特に、ハイブリッドCSGセルに関して、UE(101)がCSGメンバーとしてアクセスしている場合にオフセットのみが使用されてもよい。
<第6の実施の形態>
上述の説明では、接続維持レベル値Tは、例えばRRC接続再構成完了(RRCConnectionReconfigurationComplete)又は計測報告(MeasurementReport)など、何らかの既存のRRCメッセージによって搬送され、UE(101)からHeNB(111)へ伝送されている。しかしながら実施においては、例えばこの目的のため、すなわち選択された接続維持レベル値T、及び、CSGセルへの接着に関するUE(101)のプリファレンスをHeNB(111)へ通知するため、新たなRRCメッセージ(例えば、HOキャンセルなど)を規定することも可能である。独立したHOキャンセルメッセージを使用することで、より高い拡張性が提供される。例えば、それは、マクロセル(123)において、イベント駆動型のハンドオーバ処理の採用をeNB(113)へ示すものとして利用可能である。
<第7の実施の形態>
上述の動作において、UE(101)及びHeNB(111)は、無線リンク障害が検出されるとすぐに、接続維持タイマT、すなわち、接続維持タイマT及びT310を同時に始動しているが、実施においては、タイマT310の満了後に接続維持タイマを始動することも可能である。この場合、接続維持タイマは、例えば、タイマT311と共に始動することが可能である。
この新たな動作では、タイマを始動するステップを除いて、上述した処理シーケンス及びロジックが適用されるが、しかしながら、接続維持タイマTは適宜(すなわち、タイマT310の値を考慮するように)調整されるかもしれない。
HeNB(111)側では、接続維持タイマは、無線リンク障害が検出された場合に始動可能であり、すなわち、上述した同一の動作が維持される。この場合、HeNB(111)はUE(101)に関する接続維持タイマTが満了する前に他のセルの準備を開始し、時間差はタイマT310の値である。なお、この動作は、UE(101)において接続維持タイマTが満了したときに他のセルが準備されていることが保証されるので、望ましい動作であり得る。
なお、上述の派生例が本発明の基本的な動作原理を変更するものではないことは、当業者であれば明らかである。
上述の実施の形態の説明で用いられている各機能ブロックは、集積回路に代表されるLSIとして実現可能である。これらは、それぞれ1チップとして製造されてもよく、あるいは、一部又はすべてを包括するように設計されてもよい。なお、ここではLSIと総称しているが、集積度に応じて、IC、システムLSI、スーパーLSI、ウルトラLSIと呼ばれるかもしれない。さらに、集積回路技術はLSIに限定されるものではなく、専用回路又は汎用プロセッサとして実現されてもよい。LSI製造後にプログラム可能なFPGA(Field Programmable Gate Array:フィールドプログラマブルゲートアレイ)、あるいは、LSI内の回路セルの接続又は設定を再構成できる再構成可能プロセッサが使用されてもよい。さらに、半導体技術又はその他の派生技術を用いて、LSIに代わる回路集積技術が現れた場合、機能ブロックは、こうした技術を用いて集積されてもよい。例えば、バイオテクノロジーの適応がその可能性の1つである。
本発明は、UEのCSGセルへの接続維持レベルを最大にしながら、接続再確立の失敗を避けるという利点を有し、さらに、ユーザプリファレンス及びアプリケーション要請に基づいて、CSGセルの適切な接続維持レベルを決定するという利点を有する。したがって、本発明は、データ通信ネットワークの技術に適用可能であり、より具体的には、モバイル通信ネットワークにおけるモバイル端末のハンドオーバ制御の技術に適用可能である。

Claims (16)

  1. CSGセルにおいてHeNBへの接続を有する通信端末であって、
    接続維持タイマの時間を計算する接続維持タイマ生成部と、
    前記HeNBとの前記接続が失われそうである無線リンク障害を検出する無線リンク監視部と、
    前記無線リンク監視部が前記無線リンク障害を検出したときに前記接続維持タイマを始動する時間管理部と、
    前記通信端末に近接する利用可能なセルを探索するセル検出部と
    前記利用可能なセルの中からターゲットセルを選択するセル選択部とを、
    有し、
    前記セル選択部が、前記接続維持タイマが満了する前に前記CSGセルのみを選択し、前記HeNBとの前記接続の再確立を試みる通信端末。
  2. 前記接続維持タイマ生成部が、アクティブなアプリケーション及びユーザ入力に基づいて前記時間を計算する請求項1に記載の通信端末。
  3. 前記CSGセルにおいて前記HeNBへ前記接続維持タイマを通知する通知部を更に有する請求項1に記載の通信端末。
  4. 前記接続維持タイマが満了した後、前記CSGセルにおける前記HeNBが、前記HeNBとは異なるセルへの部分的なハンドオーバ準備のみを実行する請求項1に記載の通信端末。
  5. 前記接続維持タイマ生成部が、複数のCSGセルに関するCSG接続維持レベルを決定する請求項1に記載の通信端末。
  6. 前記複数のCSGセルが、1つ以上のCSG ID又は特定のセルIDによって識別可能である請求項5に記載の通信端末。
  7. 前記接続維持タイマがPDNタイプに基づいて導出可能である請求項1に記載の通信端末。
  8. 前記接続維持タイマが、シグナリングを必要とせずに前記通信端末及びHeNBのそれぞれで導出可能である請求項1に記載の通信端末。
  9. 前記接続維持タイマの導出が、USIMに格納されている情報を用いてオペレータにより制御される請求項1に記載の通信端末。
  10. 前記接続維持タイマの導出が、前記CSGセル内にブロードキャストされる情報を用いて、前記CSGセルごとに制御される請求項1に記載の通信端末。
  11. 前記接続維持タイマの前記時間が、前記CSGセルの識別情報に基づいて決定される請求項1に記載の通信端末。
  12. 前記接続維持タイマの前記時間が、前記CSGセルにおける前記通信端末のメンバーシップのステータスに基づいて決定される請求項1に記載の通信端末。
  13. 前記接続維持タイマの時間が、前記通信端末によってアクセスを取得する方法に基づいて決定される請求項1に記載の通信端末。
  14. 前記接続維持タイマがネットワークから前記通信端末へ通知される請求項1に記載の通信端末。
  15. 通信端末がCSGセルとマクロセルとの間をハンドオーバできる通信システムであって、
    前記CSGセルにおいてHeNBへの接続を有する通信端末が、
    接続維持タイマの時間を計算する接続維持タイマ生成部と、
    前記HeNBと前記通信端末との前記接続が失われそうである無線リンク障害を検出する無線リンク監視部と、
    前記無線リンク監視部が前記無線リンク障害を検出したときに前記接続維持タイマを始動する時間管理部と、
    前記通信端末に近接する利用可能なセルを探索するセル検出部と
    前記利用可能なセルの中からターゲットセルを選択するセル選択部とを、
    有し、
    前記CSGセルにおける前記HeNBが
    前記通信端末から前記接続維持タイマの前記時間を受信し、前記無線リンク障害が検出されたときに前記接続維持タイマを始動する接続維持レベル管理部と、
    前記無線リンク障害を検出し、前記通信端末と前記HeNBとの間の前記接続を管理する接続管理部と
    前記接続維持タイマが満了した後、前記マクロセルへの部分的なハンドオーバ準備を実行するハンドオーバ管理部とを、
    有し、
    前記通信端末の前記セル選択部が、前記接続維持タイマが満了する前に前記CSGセルのみを選択し、前記HeNBとの前記接続の再確立を試みる通信システム。
  16. CSGセルにおいてHeNBへの接続を有する通信端末が用いる方法であって、
    接続維持タイマの時間を計算する接続維持タイマ生成ステップと、
    前記HeNBとの前記接続が失われそうである無線リンク障害を検出する無線リンク監視ステップと、
    前記無線リンク障害を検出したときに前記接続維持タイマを始動するタイマ始動ステップと、
    前記通信端末に近接する利用可能なセルを探索するセル検出ステップと、
    前記利用可能なセルの中からターゲットセルを選択するセル選択ステップとを、
    有し、
    前記セル選択ステップが、前記接続維持タイマが満了する前に前記CSGセルのみを選択し、前記HeNBとの前記接続の再確立を試みる方法。
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