JP2012525021A - 無線通信システムおよびその下りリンク受信電力検出方法 - Google Patents

無線通信システムおよびその下りリンク受信電力検出方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2012525021A
JP2012525021A JP2012506318A JP2012506318A JP2012525021A JP 2012525021 A JP2012525021 A JP 2012525021A JP 2012506318 A JP2012506318 A JP 2012506318A JP 2012506318 A JP2012506318 A JP 2012506318A JP 2012525021 A JP2012525021 A JP 2012525021A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cell
cells
resource block
received power
channel state
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2012506318A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2012525021A5 (ja
JP5417527B2 (ja
Inventor
▲張▼治
徐�明
正幸 星野
大地 今村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Corp
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Corp, Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Panasonic Corp
Publication of JP2012525021A publication Critical patent/JP2012525021A/ja
Publication of JP2012525021A5 publication Critical patent/JP2012525021A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5417527B2 publication Critical patent/JP5417527B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B7/00Radio transmission systems, i.e. using radiation field
    • H04B7/02Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas
    • H04B7/04Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas using two or more spaced independent antennas
    • H04B7/06Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas using two or more spaced independent antennas at the transmitting station
    • H04B7/0613Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas using two or more spaced independent antennas at the transmitting station using simultaneous transmission
    • H04B7/0615Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas using two or more spaced independent antennas at the transmitting station using simultaneous transmission of weighted versions of same signal
    • H04B7/0619Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas using two or more spaced independent antennas at the transmitting station using simultaneous transmission of weighted versions of same signal using feedback from receiving side
    • H04B7/0621Feedback content
    • H04B7/0626Channel coefficients, e.g. channel state information [CSI]
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L5/00Arrangements affording multiple use of the transmission path
    • H04L5/003Arrangements for allocating sub-channels of the transmission path
    • H04L5/0048Allocation of pilot signals, i.e. of signals known to the receiver
    • H04L5/0051Allocation of pilot signals, i.e. of signals known to the receiver of dedicated pilots, i.e. pilots destined for a single user or terminal
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W52/00Power management, e.g. TPC [Transmission Power Control], power saving or power classes
    • H04W52/04TPC
    • H04W52/30TPC using constraints in the total amount of available transmission power
    • H04W52/34TPC management, i.e. sharing limited amount of power among users or channels or data types, e.g. cell loading
    • H04W52/343TPC management, i.e. sharing limited amount of power among users or channels or data types, e.g. cell loading taking into account loading or congestion level
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W72/00Local resource management
    • H04W72/04Wireless resource allocation
    • H04W72/044Wireless resource allocation based on the type of the allocated resource
    • H04W72/0473Wireless resource allocation based on the type of the allocated resource the resource being transmission power

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

無線通信システムおよび当該システムにおいて下りリンクの受信電力を検出する方法。当該無線通信システムおけるN個(Nは1より大きい整数)のセルは、時間周波数リソースが互いに同一であるN個のリソースブロックにより少なくとも1つの受信端末にそれぞれデータを伝送し、それぞれのリソースブロック中には対応セルの複数のチャネル状態情報参照信号が設置されており、かつ、各セルのチャネル状態情報参照信号の間では直交性が保たれている。前記方法は:第1セルのリソースブロックにおける、もう1つのセルのリソースブロック中に設置された1つのチャネル状態情報参照信号に対応するパンクチャリング位置に、受信電力を表すための付加復調参照信号を設置することと;前記付加復調参照信号に基づいて、前記第1セルについての受信電力を検出することと、を含む。上記の方法により、N個のセルのうち単一のセルからの受信電力を検出することができ、かつ、システムオーバーヘッドが増加することもない。
【選択図】図4(a)

Description

本発明は通信分野に関し、より具体的には、無線通信システムおよび当該システムにおける下りリンク受信電力検出方法に関する。
OFDM(直交周波数分割多重)に基づくマルチアンテナの現代の無線通信システム、例えば設計中のLTE−A(Long Term Evolution-Advanced)にとって、下りジョイント伝送(DL joint transmission)は下り複数基地局協調技術の内で重要な技術である。下りジョイント伝送とは、複数の基地局から同一のデータストリームを端末に協調送信することであり、それぞれの基地局は特定のビームで端末に向いている。最適なシステム性能を達成するために、下りジョイント伝送においては、どのように各基地局に対して最適電力割当を行うかという問題が存在する。この種の最適電力割当方法は一般に、端末が各基地局からの受信電力を測定し、最適電力割当の根拠としてサービング基地局にフィードバックできることを必要とする。図1に下りジョイント伝送の例示的なシステムの枠組みを示す。図1に示すように、同一のデータが基地局BS1およびBS2から送信され、それぞれビーム形成を経て端末に到達する。端末は受信電力をサービング基地局(BS1)にフィードバックし、その後、サービング基地局は好適な電力割当方式PおよびPを決定する(総送信電力は一定であると仮定する:P+P=P)。
OFDMに基づくマルチアンテナシステムにおいては、二種類の参照信号が存在する。一つはチャネル状態情報参照信号(Channel state information reference signal, CSI−RS)であり、もう一つは復調参照信号(demodulation reference signal, DM−RS)である。
CSI−RSはセルに固有であり(cell-specific)、ユーザ装置に対してプリコーディング処理が行われていないセルのチャネル状態を表すために用いられる。各セルの基地局が時間周波数リソースが互いに同一であるリソースブロックをそれぞれ用いて端末にデータを伝送する際は、それぞれのリソースブロック中に対応セルの少なくとも2つのCSI−RSが設置されている。下り複数基地局協調に適応するために、あるセルは隣接セルのCSI−RSに対応する位置でデータ伝送をパンクチャリングし(puncture)、すなわち、隣接セルのCSI−RSに対応するリソース上ではいかなるデータも伝送しない。このようなパンクチャリング技術がもたらす結果として、(パンクチャリング位置ではいかなるデータも伝送しないため)システムに余分なオーバーヘッドが増加しているが、隣接セルのCSI−RSは厳格に直交性を保っているため、複数基地局協調にとってはチャネルの推定精度を向上させている。
CSI−RSとは異なり、DM−RSはユーザ端末に固有であり(UE-specific)、その作用は端末の復調に用いられるというものである。DM−RSは具体的な端末に対するものであるため、端末側でDM−RSに基づいて受信電力の検出を行うことが可能である。しかしながら、下りジョイント伝送においては、端末側はコヒーレント検出を用いるため、端末が検出した信号は複数の基地局からの重畳信号であり;異なる伝送基地局からのDM−RSは完全に同一のモードを有するため、端末側では、異なる伝送基地局のDM−RSも互いに重畳されている。コヒーレント検出については重畳されたDM−RSは妥当であるが、重畳されたDM−RSによって、端末は複数の基地局からの総受信電力のみを測定できるが、単一の基地局からの受信電力を測定することはできなくなっている。
本発明の1つの態様によれば、無線通信システムにおいて下りリンク受信電力を検出する方法を提供し、ここで、N個(Nは1より大きい整数)のセルは時間周波数リソースが互いに同一であるN個のリソースブロックにより少なくとも1つの受信端末にそれぞれデータを伝送し、それぞれのリソースブロック中には対応セルの複数のチャネル状態情報参照信号が設置されており、かつ、各セルのチャネル状態情報参照信号の間では直交性が保たれている。前記方法は:第1セルのリソースブロックにおける、もう1つのセルのリソースブロック中に設置された1つのチャネル状態情報参照信号に対応するパンクチャリング位置に、受信電力を表すための付加復調参照信号を設置することと;前記付加復調参照信号に基づいて、前記第1セルについての受信電力を検出することと、を含む。
本発明の他の態様によれば、無線通信システムを提供し、当該システムはN個(Nは1より大きい整数)の隣接セルを含み、前記N個の隣接セルそれぞれの基地局は、時間周波数リソースが互いに同一であるN個のリソースブロックを用いて少なくとも1つの受信端末にそれぞれデータを伝送し、それぞれのリソースブロック中には対応セルの複数のチャネル状態情報参照信号が設置されており、かつ、各セルのチャネル状態情報参照信号の間では直交性が保たれている。ここで、前記基地局は:その基地局が用いるリソースブロックにおける、もう1つの基站が用いるリソースブロック中に設置された1つのチャネル状態情報参照信号に対応するパンクチャリング位置に、受信電力を表すための付加復調参照信号を設置する復調参照信号割当手段と;前記復調参照信号割当手段からのリソースブロックを用いて、受信端末にデータを伝送する送信手段と、を含む。前記受信端末は:前記送信手段からのリソースブロック中の付加復調参照信号が設置されている位置において伝送された第1信号と、前記もう1つの基地局が用いるリソースブロック中に設置されたもう1つのチャネル状態情報参照信号の位置において伝送された第2信号とを検出する電力検出手段と;第1信号から第2信号を除去するとともに、これによって得られた信号に基づいて前記基地局からの受信電力を取得する受信電力取得手段と、を含む。
本発明の上記の方法およびシステムによれば、ユーザ端末は下りジョイント伝送を行う単一の基地局の受信電力を検出することができる。さらに、サービング基地局は、ユーザ端末からフィードバックされる、各基地局に対する受信電力を根拠に、各伝送基地局に対して最適電力割当を行うことが可能である。
図面と本発明の実施例を組み合わせた以下の詳細な記述から、本発明のこれらの態様、および/またはその他の態様や優位性がより明確になり、より理解しやすくなる。ここで:
下りジョイント伝送の例示的なシステムの枠組みを示す。 本発明の実施例1による受信電力検出方法における、セルで用いられるリソースブロック中での参照信号の例示的な設置状況を示す。 本発明の実施例2による受信電力検出方法における、セルで用いられるリソースブロック中での参照信号の例示的な設置状況を示す。 本発明の実施例2による受信電力検出方法を示すフロー図。 本発明の実施例2による受信電力検出方法を示すフロー図。 本発明の実施例3による受信電力検出方法における、セルで用いられるリソースブロック中での参照信号の例示的な設置状況を示す。 本発明の実施例3による受信電力検出方法を示すフロー図。 本発明の実施例3による受信電力検出方法を示すフロー図。 本発明の実施例4による受信電力検出方法における、セルで用いられるリソースブロック中での参照信号の設置状況を示す。 本発明の実施例5による受信電力検出方法における、セルで用いられるリソースブロック中での参照信号の例示的な設置状況を示す。 本発明の実施例6による、同一セルの異なるアンテナポートのCSI−RSに対応する複数のパンクチャリング位置上での付加DM−RSの切換設置を示す概略図。 本発明の実施例7による、異なるセル、および同一セルの異なるアンテナポートに対応するパンクチャリング位置上での付加DM−RSの切換設置を示す概略図。 本発明の実施例8による、異なるセル、および同一セルの異なるアンテナポートに対応するパンクチャリング位置上での付加DM−RSの切換設置を示す概略図。 本発明の実施例9による、異なる端末をCSI−RSを含むリソースブロックにスケジューリングすることを示す概略図。 本発明の実施例の受信電力検出方法を応用した無線通信システムにおける関連装置の図示。
以下、本発明の具体的な実施例について、図面を組み合わせて詳細に記述する。いくつかの関連する従来技術については、詳細な記述を考慮すると本発明の要点が曖昧になるおそれがあるため、ここでは詳細な記述は示さない。各実施例において、同一の機能を実行する素子または手段は、同一の符号を用いて示す。
(実施例1)
受信端末が下りジョイント伝送に参加する単一の基地局の受信電力を検出できるようにするために、比較的簡単な実現方法の1つは、セルの基地局が用いるリソースブロック中に1つのリソースエレメント(resource element, RE)を追加して、受信電力を表すDM−RSを表すために用い、かつ、追加されたこのDM−RSの他のセルのリソースブロック中での対応位置においてパンクチャリングを行うことである。対応位置でパンクチャリングを行うことにより、この追加されたDM−RSがセル間で直交性を保つため、端末は追加されたDM−RSから直接、セルの基地局からの受信電力を検出することができる。
図2は、上記の方式を応用した受信電力検出方法における、セルで用いられるリソースブロック中での参照信号の例示的な設置状況を示す。図2に示すように、セル1中のBS1およびセル2中のBS2は、時間周波数リソースが同一であるリソースブロック(以下、リソースブロック1およびリソースブロック2と称する)をそれぞれ用いて、端末にデータを送信する。前記時間周波数リソースが同一であるリソースブロックは、OFDM方式の変調を用いる。リソースブロック1および2中には対応セルの2つのCSI−RSがそれぞれ設置されており、かつ、隣接セルのリソースブロック中の対応位置でパンクチャリングを行うことにより、セル1およびセル2のCSI−RS間は直交性が保たれる。また、リソースブロック1およびリソースブロック2においては、予め設けられた固有のDM−RS以外に、受信電力を表すための1つの付加DM−RSが設置されている。前記付加DM−RSはセル間で直交しているため、端末はセル1およびセル2の付加DM−RSから、セル1およびセル2からの受信電力を直接検出することができる。
(実施例2)
実施例1において公開した受信電力検出方法には、オーバーヘッドが増大するという欠点が存在する。図2に示すように、リソースブロック1および2はいずれも、付加DM−RSのために2つのREのオーバーヘッドが増加している。それ以前の固有DM−RSが1つのリソースブロック中で12個のREを占めているため、このような付加DM−RSを設置する方法はDM−RSのオーバーヘッドを15%増加させている。
本実施例は上記の問題に対し受信電力検出方法の改善を行っている。図3は、本発明の実施例2による受信電力検出方法における、セルで用いられるリソースブロック中での参照信号の例示的な設置状況を示している。図3に示すように、本実施例においては、リソースブロック1および2中に受信電力を表すための1つの付加DM−RSが設置されており、かつ、当該付加DM−RSはリソースブロック中の他のセルのCSI−RSに対応してパンクチャリングを行う位置に位置している。具体的には、リソースブロック1において、リソースブロック2中のCSI−RSに対応してパンクチャリングを行う2つの位置の1つに付加DM−RSを設置し;リソースブロック2において、リソースブロック1中のCSI−RSに対応してパンクチャリングを行う2つの位置の1つに付加DM−RSを設置する。図中に示すように、それぞれのセルには2つのCSI−RSが設置され(実際には、2つ以上のCSI−RSが設置可能である)、対応して、それぞれのリソースブロック中に2つのパンクチャリング位置がある。付加DM−RSはそのうちの1つのパンクチャリング位置のみを占めているため、もう1つのCSI−RSはセル間の直交性を保っており、CSI−RSを特定するために用いることができる。セル1については、付加されたDM−RSとセル2の1つのCSI−RSは受信端末において混合されているが、セル2のもう1つのCSI−RSは干渉を受けていないため、受信端末は混合された信号からセル2のCSI−RSを除去することが可能であり、残ったものがセル1の付加DM−RSである。さらに、端末はセル1の当該付加DM−RSからセル1についての受信電力を取得することが可能である。類似的に、同様の方法により、セル2の受信電力を得ることが可能である。
図4(a)は、本発明の実施例2による受信電力検出方法のフロー図を示す。ステップS41では、セル1のリソースブロック1において、セル2のリソースブロック2中に設置された1つのCSI−RSに対応するパンクチャリング位置に、受信電力を表すための付加DM−RSを設置し;ステップS42では、受信端末はリソースブロック1中の付加DM−RSが設置されている位置において伝送された信号を検出し;ステップS43では、受信端末はリソースブロック2中のもう1つのCSI−RSの位置において伝送された信号を検出し;ステップS44では、ステップS42において検出された信号からステップS43において検出された信号を除去するとともに、これにより得られた信号に基づいてセル1の受信電力を取得する。説明が必要なのは、図3に示すように、リソースブロック2中には2つのCSI−RSが設置されているため、リソースブロック1中にはそれに対応して2つのパンクチャリング位置がある、ということである。ステップS41において、リソースブロック1の2つのパンクチャリング位置のうちいずれかのパンクチャリング位置において付加DM−RSを設置する。
同様に、セル2に対してステップS41〜S44に対応する処理を行うことにより、セル2の受信電力を取得することが可能であり、ここではあらためて述べない。
以上、図3および図4(a)を参照して、2つのセルを例に本実施例による受信電力検出方法について説明した。実際には、本実施例に記載の方法は複数セルの場合に応用可能である。図4(b)に示すように、複数セルの場合において、ステップS41’では、任意に選択された第1セルのリソースブロック1において、もう1つのセルのリソースブロック2中に設置された1つのCSI−RSに対応するパンクチャリング位置に、受信電力を表すための付加DM−RSを設置し;ステップS42’では、受信端末はリソースブロック1中の付加DM−RSが設置されている位置において伝送された信号(すなわち、第1セルで設置された付加DM−RSと前記もう一つのセルのCSI−RSとの混合信号)を検出し;ステップS43’では、受信端末はリソースブロック2中のもう1つのCSI−RSの位置において伝送された信号(すなわち、前記もう1つのセルにおいて干渉を受けていないCSI−RS)を検出し;ステップS44’では、ステップS42’において検出された信号からステップS43’において検出された信号を除去するとともに、これにより得られた信号に基づいて、任意に選択された第1セルの受信電力を取得する。上記のステップS41’〜S44’により、いずれかの単独のセルの受信電力を検出することができる。その後、類似の処理により他の各セルの受信電力を検出することが可能である。具体的には、ステップS45’では、第1セル以外のそれぞれのセルのために、受信電力検出のための1つの基準セルを選択し、その後それぞれのセルについて、そのリソースブロックにおいて、選択された基準セルのリソースブロック中に設置された1つのCSI−RSに対応するパンクチャリング位置に、付加DM−RSを設置する。ステップS46’では、第1セル以外のそれぞれのセルについて、受信端末はそのリソースブロック中の付加DM−RSが設置されている位置において伝送された信号を検出する。ステップS47’では、前記それぞれのセルについて、受信端末は当該セルのために選択された基準セルのリソースブロック中に設置されたもう1つのCSI−RSの位置において伝送された信号を検出する。ステップS48’では、前記それぞれのセルについて、ステップS46’において検出された信号からステップS47’において検出された信号を除去するとともに、こうして得られた信号に基づいて当該セルの受信電力を取得する。
説明が必要なのは、本実施例に記載の方法を複数セルに応用する場合には、それぞれのセルのいずれについても他のセルのリソースブロック中のCSI−RSに対応する1つのパンクチャリング位置を任意に選択して付加DM−RSを設置すれば、それぞれのセルの受信電力を取得できないという問題が生じる可能性がある、ということである。例えば、セル1、セル2およびセル3という3つのセルが存在し、かつ、それぞれのリソースブロック、すなわちリソースブロック1、リソースブロック2およびリソースブロック3中にいずれも2つのCSI−RSが設置されていると仮定する。このような状況では、セル1について、そのリソースブロック1においてリソースブロック2中に設置された1つのCSI−RSに対応するパンクチャリング位置に付加DM−RSが設置されており、かつ、セル2について、そのリソースブロック2においてリソースブロック1中に設置された1つのCSI−RSに対応するパンクチャリング位置に付加DM−RSが設置されていれば、上述したステップS42’〜S44’およびS46’〜S48’によりセル1およびセル2の受信電力を取得することが可能である;しかしながら、セル3については、この場合そのリソースブロック中のいずれのパンクチャリング位置において付加DM−RSを設置しても、上述したS46’〜S48’の処理を応用してセル3の受信電力を取得することはできない。このように、複数セルの環境においてそれぞれのセルの受信電力を取得したければ、適切なパンクチャリング位置を選択して付加DM−RSを設置する必要がある。1つの可能な解決手段は、上述したステップS45’において第1セルを除いたそれぞれのセルのために受信電力検出のための1つの基準セルを選択して、当該基準セルのリソースブロック中の1つのCSI−RSに対応するパンクチャリング位置に付加DM−RSを追加する際には、複数のセル(第1セルを含む)のうちのそれぞれのセルの複数のCSI−RSについて、残りのセルのうち1つのセルのみでそのリソースブロック中の前記複数のCSI−RSに対応する複数のパンクチャリング位置のうち1つの位置に付加DM−RSを設置するという原則を守る、ということである。前記の原則は1つの例示に過ぎず、当業者が他の原則を守ることによって付加DM−RSを設置するための適切なパンクチャリング位置を特定可能であることは、容易に理解される。また、実際には、上述したように前記のステップS46’〜S48’の処理を応用してセル3の受信電力を取得することができない場合であっても、後の実施例3および実施例5に述べるような方法によってセル3の受信電力を取得することが可能である。
本実施例においては、付加DM−RSはもともとのパンクチャリング位置に位置していて新たなリソースエレメントを占めることがないため、余分なオーバーヘッドがもたらされることはない。
(実施例3)
実施例1における記載から、本発明により設置した付加DM−RSを除いて、リソースブロック中の固有のDM−RSはいかなる影響も受けていないという事実を見出すことは難しくない。先に述べたように、端末側では、異なるセルからのリソースブロックの固有のDM−RSが互いに重畳されているため、端末は重畳された固有のDM−RSを検出することにより各セルからの総受信電力を取得することが可能である。この事実に基づいて、本発明の実施例3を提起する。
図5は、本発明の実施例3による受信電力検出方法における、セルで用いられるリソースブロック中での参照信号の例示的な設置状況を示している。図3と図5とを比較すると、本実施例と実施例2におけるリソースブロック中の参照信号設置の区別は以下の点にあることが理解できる:本実施例においては、リソースブロック1中にのみ1つの付加DM−RSを設置しており、当該付加DM−RSは、リソースブロック1においてリソースブロック2中のCSI−RSに対応してパンクチャリングを行う2つの位置のうちの1つに位置している;それに対し、リソースブロック2においては、付加DM−RSは設置されていない。このような状況で、セル1について、同様に実施例2において述べたステップS41〜S44に基づいてセル1についての受信電力を検出することが可能である。それに対し、セル2については、重畳された固有のDM−RSを検出して取得した総受信電力からセル1の受信電力を減じることにより、セル2からの受信電力を取得することが可能である。
図6(a)は、本発明の実施例3による受信電力検出方法のフロー図を示している。図6(a)におけるステップS601〜S604は、図4(a)におけるステップS41〜S44と完全に同一であり、ここではあらためて述べない。ステップS601〜S604によりセル1からの受信電力を取得した後に、必要に応じて、以下のステップによりセル2の受信電力を取得することが可能である。ステップS605では、前記リソースブロック1およびリソースブロック2中の対応する位置上に設置された固有のDM−RSを検出して、セル1および2からの総受信電力を取得する;ステップS606では、総受信電力からステップS604において取得されたセル1からの受信電力を減じることにより、セル2からの受信電力を取得する。
本実施例に記載の受信電力検出方法は複数セルの場合に応用可能であることは、容易に理解される。2つのセルの場合と類似して、複数セル(例えば、N個のセル)の場合においては、N−1個のセルのリソースブロック中にのみ付加DM−RSを設置することにより、N個のセルそれぞれからの受信電力を取得することができる。図6(b)に示すように、N個のセルの場合において、図4(b)中のステップS41’〜S44’と完全に同一のステップS601’〜S604’によりいずれかの単独のセル(例えば、第1セル)の受信電力を検出した後に、以下のステップにより他のN−1個のセルの受信電力を検出することが可能である。具体的には、ステップS605’では、第1セルを除いたN−1個のセルのうちのそれぞれのために、受信電力を検出するための1つの基準セルを選択する。ステップS606’では、第1セルを除いたN−1個のセルの中から、N−2個のセルを任意に選択する。ステップS607’では、任意に選択したN−2個のセルのうちのそれぞれについて、当該セルのリソースブロックにおいてそのセルのために選択された基準セルのリソースブロック中の1つのCSI−RSに対応するパンクチャリング位置に付加復調参照信号を設置する(ステップS601’において第1セルに付加DM−RSを設置しており、ステップS607’において他のN−2個のセルのみに付加DM−RSを設置しているため、合計N個のセルにおいて、N−1個のセルにのみ付加DM−RSを設置している)。ステップS608’では、任意に選択したN−2個のセルのうちのそれぞれについて、受信端末はそのセルのリソースブロック中の付加DM−RSが設置されている位置において伝送された信号を検出する。ステップS609’では、任意に選択したN−2個のセルのうちのそれぞれについて、受信端末はそのセルのために選択された基準セルのリソースブロック中に設置されたもう1つのCSI−RSの位置において伝送された信号を検出する。ステップS610’では、任意に選択したN−2個のセルのうちのそれぞれについて、ステップS608’において検出された信号からステップS609’において検出された信号を除去するとともに、こうして得られた信号に基づいて当該セルの受信電力を取得する。ステップS611’では、N個のセルそれぞれのリソースブロック中の対応位置に設置された固有のDM−RSを検出して、N個のセルからの総受信電力を取得し;ステップS612’では、総受信電力からステップS604’において取得された第1セルからの受信電力を減じ、さらにステップS610’において取得された任意に選択したN−2個のセルからの受信電力を減じることにより、N個のセルのうちの残りの1つのセル(すなわち、そのリソースブロック中に付加DM−RSが設置されていないセル)の受信電力を取得する。 ステップS605’において、第1セルを除いたN−1個のセルのうちのそれぞれのために、受信電力を検出するための1つの基準セルを選択した際には、同様に実施例2で開示した原則を守ることが可能であることは、容易に想到される。
本実施例においては、付加DM−RSは、全部でN個のセルのうちのN−1個のセルのみのリソースブロック中のパンクチャリング位置に付加DM−RSを設置するため、実施例2と比較して、本実施例はシステムオーバーヘッドをさらに低減している。
(実施例4)
実施例3ではシステムオーバーヘッドをさらに低減しているが、依然として不十分である。例えば、図5に示すように、付加DM−RSは、セル1のリソースブロック1においてリソースブロック2中のCSI−RSに対応してパンクチャリングを行う位置にのみ位置している。この付加DM−RSを検出するためには、端末は先にセル2のCSI−RSを検出する必要がある。このように、実施例3では、セル1の受信電力に対する測定は、セル2のCSI−RSに対する測定にかかっている。実際の無線環境下では、セル2のチャネル状態が悪ければ、セル2のCSI−RSに基づいてセル1の受信電力を検出する精度は影響を受ける。この問題を解決するために、本発明の実施例4を提起する。
図7は、本発明の実施例4による受信電力検出方法における、セルで用いられるリソースブロック中での参照信号の例示的な設置状況を示している。図5と図7とを比較すると、以下のことが理解できる:図5においては、付加DM−RSをセル1のリソースブロック中に固定的に設置している;それに対し、図7においては、時刻1では、付加DM−RSをセル1のリソースブロック中に設置し、時刻2では、付加DM−RSをセル2のリソースブロック中に設置している。このように、当該実施例においては、時間の変化にともなって、付加DM−RSはセルのチャネル状況に基づいてセル間で切換えて設置することが可能であり、これにより、あるセルのチャネルが悪いことにより全体の電力測定に生じる影響を低減することが可能である。
本発明の実施例4の受信電力検出方法は、図6(a)を組み合わせて説明した本発明の実施例3の受信電力検出方法と同様である。例えば図7中に示す状況については、時刻1および2で、図6(a)中に示すような受信電力検出方法を用いてセル1およびセル2の受信電力を検出することが可能である。付加DM−RSを時間にともなってセル間で切換えて設置することを実現するために、図6(a)のステップS601において、少なくとも1つのリソースブロックに含まれる時間リソースを単位として、リソースブロック1におけるパンクチャリング位置に付加DM−RSを設置するか、それともリソースブロック2におけるパンクチャリング位置に付加DM−RSを設置するかを選択することが可能である。
(実施例5)
実施例4において説明した受信電力検出方法も、複数セルの状況に応用することが可能であり、かつ、このために本発明の実施例5を提起する。
図8は、3つのセルを例に、本発明の実施例5による受信電力検出方法における、セルで用いられるリソースブロック中での参照信号の例示的な設置状況を示している。図8に示すように、いずれの時刻でも、3つのセルのうち2つのセルのみについて前記付加DM−RSを設置する。具体的には、時刻1では、セル1およびセル2に対する付加DM−RSの設置を選択し;時刻2では、セル1およびセル3のみについて付加DM−RSを設置し;時刻3では、セル2およびセル3のみについて付加DM−RSを設置する。このように、当該実施例においては、付加DM−RSは時間にともなってセル間で切換えて設置することが可能であり、これにより、あるセルのチャネルが悪いことにより全体の電力測定に生じる影響を低減することが可能である。
本発明の実施例5の受信電力検出方法は、図6(b)を組み合わせて説明した本発明の実施例3の受信電力検出方法と同様である。例えば図8中に示す状況については、時刻1〜3のいずれにおいても、図6(b)中に示すような受信電力検出方法を用いてセル1〜3それぞれの受信電力を検出することが可能である。付加DM−RSを時間にともなってセル間で切換えて設置することを実現するために、図6(b)のステップS606’において、少なくとも1つのリソースブロックに含まれる時間リソースを単位として、第1セルを除いたN−1個のセルの中から任意に選択するN−2個のセルを変更することが可能である。
(実施例6)
例えばLTE−AのOFDMに基づくマルチアンテナ無線通信システムにおいて、それぞれのセルには8つのアンテナポートが存在し、この8個のアンテナポートはいずれも上述した時間周波数リソースが同一であるリソースブロックを用いてデータを端末に送信する。各アンテナポートが用いるリソースブロック中には対応セルの少なくとも2つのCSI−RSがそれぞれ設置されており、かつ、各セルの各アンテナポートのCSI−RSは直交している。
本発明の上述した各実施例はいずれも上述した複数アンテナポートの状況に応用することが可能である。例えば、いずれか1つのセルの1つのアンテナポートについては、そのリソースブロックにおいて他のセルのあるアンテナポートのリソースブロック中の1つのCSI−RSに対応するパンクチャリング位置に、受信電力を表すための付加DM−RSを設置することが可能であり;その後、受信端末において、検出されたCSI−RSとDM−RSとの混合信号から干渉を受けていないCSI−RSを除去することにより、前記いずれか1つのセルからの受信電力を取得することが可能である。説明が必要なのは、1つのアンテナポートにおける1つのパンクチャリング位置に付加DM−RSを設置すると、当該アンテナポートが属するセルにおける他のアンテナポートも同時にそれぞれのリソースブロック中の同一のパンクチャリング位置において付加DM−RSが設置される、ということである。
先に述べた各実施例に記載の方法を応用して1つのセルにおける複数のアンテナポートに付加DM−RSを設置する際には、ある他のセルの1つのアンテナポートのCSI−RSに対応するパンクチャリング位置において付加DM−RSを設置するだけでよく、前記他のセルの全てのアンテナポートの各CSI−RSに対応するパンクチャリング位置において付加DM−RSを設置する必要はない。従って、1つのセルにおける複数のアンテナポートについて、ある他のセルのアンテナポートiのCSI−RSに対応するパンクチャリング位置において付加DM−RSを設置する際には、受信端末の当該DM−RSに対する推定精度は、実際にはアンテナポートiに対するCSI−RSの推定精度にかかっている。こうして、実施例3において提起した問題と類似の、アンテナポートiのCSI−RSが悪いチャネル伝送条件を経る際には、受信電力の検出に影響が生じるという問題が出現する可能性がある。この種の影響を低減するために、本発明の実施例6を提起する。
本発明の実施例6によれば、1つのセルにおける複数のアンテナポートに付加DM−RSを設置する際には、時間の変化にともなって、ある他のセルの異なるアンテナポートのCSI−RSに対応する複数のパンクチャリング位置上で前記付加DM−RSを切換えて設置する。図9は、本発明の実施例6による、同一セルの異なるアンテナポートのCSI−RSに対応する複数のパンクチャリング位置上での付加DM−RSの切換設置を示す概略図である。図9中には、可能な2種類のCSI−RSの多重方法にそれぞれ対応する、可能な2種類の切換設置方式を示す。一つの多重方法は、同一セルの異なるアンテナポートからのCSI−RSが全て同一のリソースブロック上に多重される方法であり、もう一つの多重方法は、例えばリソースブロックに基づいたTDM多重のように、同一セルの異なるアンテナポートからのCSI−RSが異なるリソースブロック上に多重される方法である。ただし、どちらのCSI−RSの多重方式を用いるかに関わらず、実施例6は実行可能であり、換言すれば、時間にともなって同一セルの異なるポートのCSI−RSに対応する複数のパンクチャリング位置上で付加DM−RSを切換設置する。
(実施例7)
先に述べたように、本発明の実施例4および実施例5においては異なるセル間で付加DM−RSを切換設置することを説明し、実施例6においては同一セルの異なるアンテナポートのCSI−RSに対応するパンクチャリング位置上で付加DM−RSを切換設置することを説明した。実際の状況においては、実施例4または実施例5と実施例6とを組み合わせることにより、本発明の実施例7を得ることが可能である。
図10は、2つのセルを例に、本発明の実施例7による、異なるセル、および同一セルの異なるアンテナポートに対応するパンクチャリング位置上での付加DM−RSの切換設置を示す概略図である。図10に示すように、時刻1では、セル1のリソースブロック中のセル2のポートiのCSI−RSに対応するパンクチャリング位置において付加DM−RSを設置し;時刻2では、セル2のリソースブロック中のセル1のポートi+1のCSI−RSに対応するパンクチャリング位置において付加DM−RSを設置し;時刻3では、セル1のリソースブロック中のセル2のポートi+2のCSI−RSに対応するパンクチャリング位置において付加DM−RSを設置する。このことから、異なる時刻に、異なるセルおよび当該異なるセルのリソースブロック中の他のセルの異なるアンテナポートのCSI−RSに対応するパンクチャリング位置において付加DM−RSを切換設置して、最大の選択ダイバーシチのゲインを取得することが理解できる。
本発明の実施例7は、複数セル(例えば、N個のセル)の状況に適用可能である。類似的に、複数セルの状況では、いずれかの時刻に、N−1個のセルそれぞれのリソースブロックにおいて他のセルのあるアンテナポートのCSI−RSに対応するパンクチャリング位置上で付加DM−RSを設置する。これにより、異なる時刻に、異なるN−1個のセルに付加DM−RSを設置し、かつ、前記N−1個のセルのうちのそれぞれのセルについて、1つの他のセルの異なるポートのCSI−RSに対応する複数のパンクチャリング位置上で前記付加復調参照信号を切換設置する。いずれかの時刻に、本発明の実施例3による受信電力検出方法を応用することにより、N個のセルのうちのそれぞれのセルについての受信電力の検出が可能であることは容易に理解される。
(実施例8)
本発明の実施例7によれば、いずれかの時刻に、N個のセルのうちのN−1個のセルに付加DM−RSを設置する。しかしながら、チャネル状態はいくつかの時刻で大きく変化しない可能性があるため、実際には、これらいくつかの時刻において、N−1個より少ないセルに付加DM−RSを設置することが可能である。このために、本発明の実施例8を提起する。
図11は、3つのセルを例に、本発明の実施例8による、異なるセル、および同一セルの異なるアンテナポートに対応するパンクチャリング位置上での付加DM−RSの切換設置を示す概略図である。チャネル状態が時刻tおよび時刻t+1において大きく変化しないと仮定すると、図11に示すように、時刻tでは、セル1のリソースブロック中のセル2のポートiに対応するパンクチャリング位置においてのみ付加DM−RSを設置し;時刻t+1では、セル2のリソースブロック中のセル1のポートi+1に対応するパンクチャリング位置においてのみ付加DM−RSを設置する。つまり、チャネル状態が大きく変化しないいくつかの時刻では、異なる多くともN−2個のセルに付加DM−RSを設置し、かつ、当該多くともN−2個のセルのうちのそれぞれについて、そのリソースブロックにおいて1つの他のセルの異なるアンテナポートのCSI−RSに対応する複数のパンクチャリング位置で付加DM−RSを切換設置する。
いくつかの時刻でセルのチャネル状態の変化は大きくないため、前の時刻のあるセルからの受信電力は、後の時刻の当該セルからの受信電力とすることが可能であり、これにより、いずれかの時刻に、本発明の実施例3による受信電力検出方法を応用してN個のセルのうちのそれぞれからの受信電力を検出することが可能であることは、容易に理解される。例えば、図11において示す状況について、まず本発明の実施例3を応用して時刻tでのセル1からの受信電力、および時刻t+1でのセル2からの受信電力を検出することが可能である。時刻tおよびt+1では、チャネル状態は大きく変化しないため、時刻t+1でのセル2からの受信電力を時刻tでのセル2からの受信電力とし、さらに、本発明の実施例3を応用して時刻tのセル3からの受信電力を取得することが可能である。類似的に、時刻t+1でも、各セルからの受信電力を取得することが可能である。
実施例7と比較して、実施例8はシステムオーバーヘッドをさらに低減している。
(実施例9)
上の実施例はいずれも、複数の基地局が1つのユーザ端末にデータを送信することを例に説明しているが、実際には、複数の端末がいずれもジョイント伝送モード下にあり、かつ同一の無線リソース、時間、周波数および基地局を用いることも可能である。この場合、基地局はリソースの共有を実現するために、これらの端末のスケジューリングを行う必要がある。
例えばLTE−Aの、OFDMに基づいたマルチアンテナシステムにおいては、CSI−RSはそれぞれのリソースブロック上に出現するわけではない。例えば、時間および周波数上で、CSI−RSはいくつかのリソースブロックおきに、1つのリソースブロック上に出現する。従って、複数端末が上述の付加DM−RSを用いて受信電力を検出する際は、問題に直面する可能性がある。本実施例はこの問題について1つの解決手段を示す。図12に示すように、本実施例においては、同一セルの異なるポートからのCSI−RSを異なるリソースブロック上に時間分割(周波数分割)多重するとともに、異なる端末を、あるポートを含むCSI−RSリソースブロック上にスケジューリングする。その後、各端末は上の実施例に記載の受信電力検出方法によって電力の測定を実現することが可能である。
以上、複数の実施例により、本発明の受信電力検出方法について説明した。以下では受信電力検出方法を応用した無線通信システムについて説明する。図13は、本発明の実施例の受信電力検出方法を応用した無線通信システムにおける関連装置の図示である。先に述べたように、当該無線通信システム中には複数の隣接セルが含まれ、各隣接セルの基地局は、時間周波数リソースが互いに同一であるリソースブロックを用いて、当該無線通信システム中の受信端末にデータを伝送し、ここで、それぞれのリソースブロック中には対応セルの複数のCSI−RSが設置されており、かつ、各セルのCSI−RS間は直交性が保たれている。
図13に示すように、無線通信システム中の基地局100は、基地局100が用いるリソースブロックにおける、無線通信システム中のもう1つの基地局(例えば、基地局110)が用いるリソースブロック中の1つのCSI−RSに対応するパンクチャリング位置に、付加DM−RSを設置するためのDM−RS割当手段101と;DM−RS割当手段101からのリソースブロックを用いて受信端末200にデータを伝送するための送信手段102と、を含む。説明が必要なのは、上述のように、基地局110が用いるリソースブロック中には複数のCSI−RSが設置されているため、基地局100が用いるリソースブロック中には、対応して複数のパンクチャリング位置がある、ということである。付加DM−RSを設置する際には、DM−RS割当手段101は複数のパンクチャリングの中から任意の1つのパンクチャリング位置を選択して設置する。
受信端末200は、基地局100からのリソースブロック中の付加DM−RSが設置されている位置において伝送された信号(すなわち、付加DM−RSと基地局110のCSI−RSとの混合信号)を検出し、基地局110が用いるリソースブロック中に設置されたもう1つのCSI−RSの位置において伝送された信号(すなわち、干渉を受けていないCSI−RS)を検出するための電力検出手段201と;混合信号から干渉を受けていないCSI−RSを除去するとともに、これによって得られた信号に基づいて基地局110からの受信電力を取得するための受信電力取得手段202と、を含む。
また、無線通信システム中には複数の基地局および複数の受信端末を含み、かつ、それぞれの基地局および受信端末は、当該上記と同一の構成をそれぞれ具備することが可能である。従って、受信端末は複数の基地局のそれぞれからの受信電力を取得することが可能である。
本発明の一実施例による上記の無線通信システムにおける基地局および受信端末の具体的な構成は、本発明の範囲を制限するものではなく、例示的な説明に過ぎず、いくつかの手段が省略されたり、いくつかの手段の機能が一つの手段に合併されて実行されたり、いくつかの手段の機能がより小さい複数の手段に分割されて実行されたりすることが可能である。
本願における上記の各実施例は実例としての記述に過ぎず、各実施例の具体的な構成および動作は、本発明の範囲を制限するものではなく、当業者は上記の各実施例における異なる部分や動作を組み合わせ直して、新たな実施の方式を生み出すことが可能であり、同様に本発明の思想に適合している。
本発明の実施例は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェアおよびそれらの組み合わせの方式で実現されうるが、実現方式は本発明の範囲を制限するものではない。
本発明の実施例における各機能素子(手段)相互の間の接続関係は、本発明の範囲を制限するものではなく、このうち一つまたは複数の素子は、他の任意の機能素子を含んだり、他の任意の機能素子に接続したりしてもよい。
上記では図面を組み合わせて本発明のいくつかの実施例を示し、説明したが、本発明の原則および精神を逸脱することなしに、これらの実施例について変更および修正を行うことが可能であって、依然として本発明の請求の範囲およびその等価物の範囲内におさまることは、当業者にとって自明である。

Claims (20)

  1. 無線通信システムにおいて下りリンク受信電力を検出する方法であって、N個(Nは1より大きい整数)のセルは時間周波数リソースが互いに同一であるN個のリソースブロックにより少なくとも1つの受信端末にそれぞれデータを伝送し、それぞれのリソースブロック中には対応セルの複数のチャネル状態情報参照信号が設置されており、かつ、各セルのチャネル状態情報参照信号の間では直交性が保たれており、
    前記方法は:
    第1セルのリソースブロックにおける、もう1つのセルのリソースブロック中に設置された1つのチャネル状態情報参照信号に対応するパンクチャリング位置に、受信電力を表すための付加復調参照信号を設置するステップと;
    前記付加復調参照信号に基づいて、前記第1セルについての受信電力を検出するステップと、
    を含む方法。
  2. 前記受信電力を検出するステップはさらに:
    前記第1セルのリソースブロック中の付加復調参照信号が設置されている位置において伝送された第1信号と、前記もう1つのセルのリソースブロック中に設置されたもう1つのチャネル状態情報参照信号の位置において伝送された第2信号とを検出することと;
    第1信号から第2信号を除去するとともに、これによって得られた信号に基づいて前記第1セルについての受信電力を取得することとを含む、
    請求項1に記載の方法。
  3. 第1セルを除いたN−1個のセルのうちのそれぞれのセルのために1つの基準セルを選択するとともに、前記それぞれのセルのリソースブロックにおける、選択された基準セルのリソースブロック中に設置された1つのチャネル状態情報参照信号に対応するパンクチャリング位置に付加復調参照信号を設置して、前記N個のセルのうちのそれぞれのセルの複数のチャネル状態情報参照信号について、残りのN−1個の隣接セルのうち1つのセルのみでそのリソースブロック中の前記複数のチャネル状態情報参照信号に対応する複数のパンクチャリング位置のうちの1つの位置に付加復調参照信号を設置するようにするステップをさらに含む、
    請求項1に記載の方法。
  4. 第1セルを除いたN−1個のセルのうちのそれぞれのセルについて、そのセルのリソースブロック中の付加復調参照信号が設置されている位置において伝送された第3信号と、そのセルのために選択された基準セルのリソースブロック中に設置されたもう1つのチャネル状態情報参照信号の位置において伝送された第4信号とを検出するステップと;
    第3信号から第4信号を除去するとともに、これによって得られた信号に基づいて第1セルを除いたN−1個のセルのうちのそれぞれのセルについての受信電力を取得するステップと;
    をさらに含む請求項3に記載の方法。
  5. 第1セルを除いたN−1個のセルのうちのそれぞれのセルのために1つの基準セルを選択して、前記それぞれのセルのリソースブロックにおける、選択された基準セルのリソースブロック中に設置された1つのチャネル状態情報参照信号に対応するパンクチャリング位置に付加復調参照信号を設置した後に、N個のセルのうちのそれぞれのセルの複数のチャネル状態情報参照信号について、残りのN−1個の隣接セルのうち1つのセルのみでそのリソースブロック中の前記複数のチャネル状態情報参照信号に対応する複数のパンクチャリング位置のうちの1つの位置に付加復調参照信号を設置するようにするステップをさらに含む、
    請求項1に記載の方法。
  6. 前記第1セルを除いたN−1個のセルにおいてN−2個のセルを任意に選択し、
    前記任意に選択したN−2個のセルのうちのそれぞれのセルについて、そのリソースブロック中のそのセルのために選択された基準セルのリソースブロック中に設置された1つのチャネル状態情報参照信号に対応するパンクチャリング位置に付加復調参照信号を設置するステップ
    をさらに含む請求項5に記載の方法。
  7. 前記任意に選択したN−2個のセルのうちのそれぞれのセルについて、そのリソースブロック中の付加復調参照信号が設置されている位置において伝送された第3信号と、そのセルのために選択された基準セルのリソースブロック中に設置されたもう1つのチャネル状態情報参照信号の位置において伝送された第4信号とを検出するステップと;
    第3信号から第4信号を除去するとともに、これによって得られた信号に基づいて前記任意に選択したN−2個のセルのうちのそれぞれのセルについての受信電力を取得するステップと;
    をさらに含む請求項6に記載の方法。
  8. 前記N個のリソースブロック中の対応位置上に設置された固有の復調参照信号を検出して、前記N個のセルの総受信電力を取得するステップと;
    前記総受信電力から前記第1セルについての受信電力および任意に選択したN−2個のセルのうちのそれぞれのセルについての受信電力を減じることにより、残りの1つのセルについての受信電力を取得するステップと;
    をさらに含む請求項7に記載の方法。
  9. 前記任意に選択したN−2個のセルは時間にともなって変更可能である、
    請求項6に記載の方法。
  10. N個のセルのうちのそれぞれのセルはいずれも複数のアンテナポートを含み、かつ、それぞれのセルの複数のアンテナポートのチャネル状態情報参照信号は直交性を保っている、
    請求項1に記載の方法。
  11. それぞれのセルについて、前記リソースブロックにおいてその複数のアンテナポートのチャネル状態情報参照信号を多重するステップ;
    をさらに含む請求項10に記載の方法。
  12. 前記多重するステップは、同一セルの複数のアンテナポートのチャネル状態情報参照信号を同一のリソースブロック上に多重することをさらに含む、
    請求項11に記載の方法。
  13. 前記多重するステップは、同一セルの複数のアンテナポートのチャネル状態情報参照信号を異なるリソースブロック上に多重することをさらに含む、
    請求項11に記載の方法。
  14. 前記第1セルについて、前記もう1つのセルの異なるポートのチャネル状態情報参照信号に対応するパンクチャリング位置において前記付加復調参照信号を切換設置するステップ;
    をさらに含む請求項11に記載の方法。
  15. 前記N個のセルから任意に選択したN−1個のセルのうちのそれぞれのセルについて、1つの他のセルの異なるポートのチャネル状態情報参照信号に対応するパンクチャリング位置において前記付加復調参照信号を切換設置するステップをさらに含み、前記任意に選択したN−1個のセルは時間にともなって変化する、
    請求項11に記載の方法。
  16. 前記N個のセルから任意に選択した多くともN−2個のセルのうちのそれぞれのセルについて、1つの他のセルの異なるポートのチャネル状態情報参照信号に対応するパンクチャリング位置において前記付加復調参照信号を切換設置するステップをさらに含み、前記任意に選択した多くともN−2個のセルは時間にともなって変化する、
    請求項11に記載の方法。
  17. 時間分割多重方式または周波数分割多重方式を用いて同一セルの複数のアンテナポートのチャネル状態情報参照信号を複数の異なるリソースブロック上に多重するとともに、異なる受信端末をチャネル状態情報参照信号を含むリソースブロックにスケジューリングするステップ;
    をさらに含む請求項13に記載の方法。
  18. 前記時間周波数リソースが互いに同一であるN個のリソースブロックは直交周波数分割多重方式の変調を用いる、
    請求項1に記載の方法。
  19. 無線通信システムであって、当該システムはN個(Nは1より大きい整数)の隣接セルを含み、前記N個の隣接セルそれぞれの基地局は時間周波数リソースが互いに同一であるN個のリソースブロックを用いて少なくとも1つの受信端末にそれぞれデータを伝送し、それぞれのリソースブロック中には対応セルの複数のチャネル状態情報参照信号が設置されており、かつ、各セルのチャネル状態情報参照信号の間では直交性が保たれており、
    前記基地局は:
    その基地局が用いるリソースブロックにおける、もう1つの基站が用いるリソースブロック中に設置された1つのチャネル状態情報参照信号に対応するパンクチャリング位置に、受信電力を表すための付加復調参照信号を設置する復調参照信号割当手段と;
    前記復調参照信号割当手段からのリソースブロックを用いて、受信端末にデータを伝送する送信手段と;を含み、
    前記受信端末は:
    前記送信手段からのリソースブロック中の付加復調参照信号が設置されている位置において伝送された第1信号と、前記もう1つの基地局が用いるリソースブロック中に設置されたもう1つのチャネル状態情報参照信号の位置において伝送された第2信号とを検出する電力検出手段と;
    第1信号から第2信号を除去するとともに、これによって得られた信号に基づいて前記基地局からの受信電力を取得する受信電力取得手段と;を含む、
    無線通信システム。
  20. 前記時間周波数リソースが互いに同一であるN個のリソースブロックは直交周波数分割多重方式の変調を用いる、
    請求項19に記載の無線通信システム。
JP2012506318A 2009-04-27 2010-04-09 参照信号配置方法および基地局装置 Active JP5417527B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
CN200910136074.7 2009-04-27
CN200910136074A CN101873615A (zh) 2009-04-27 2009-04-27 无线通信系统及其下行链路接收功率检测方法
PCT/CN2010/071658 WO2010124552A1 (zh) 2009-04-27 2010-04-09 无线通信系统及其下行链路接收功率检测方法

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013236656A Division JP5592991B2 (ja) 2009-04-27 2013-11-15 参照信号受信方法および端末装置

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2012525021A true JP2012525021A (ja) 2012-10-18
JP2012525021A5 JP2012525021A5 (ja) 2013-05-30
JP5417527B2 JP5417527B2 (ja) 2014-02-19

Family

ID=42998224

Family Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012506318A Active JP5417527B2 (ja) 2009-04-27 2010-04-09 参照信号配置方法および基地局装置
JP2013236656A Active JP5592991B2 (ja) 2009-04-27 2013-11-15 参照信号受信方法および端末装置

Family Applications After (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013236656A Active JP5592991B2 (ja) 2009-04-27 2013-11-15 参照信号受信方法および端末装置

Country Status (4)

Country Link
US (2) US9049674B2 (ja)
JP (2) JP5417527B2 (ja)
CN (3) CN101873615A (ja)
WO (1) WO2010124552A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016524353A (ja) * 2013-04-03 2016-08-12 クゥアルコム・インコーポレイテッドQualcomm Incorporated ネットワーク支援干渉除去のためのチャネル状態情報基準信号(csi−rs)ハンドリング

Families Citing this family (26)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
ES2639643T3 (es) * 2010-06-23 2017-10-27 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) Gestión de interferencias de señales de referencia en despliegues de redes heterogéneas
CN102761398B (zh) * 2011-04-27 2017-04-12 华为技术有限公司 控制信道与参考信号发射与接收方法、基站及用户设备
CN102355724B (zh) * 2011-08-09 2017-05-24 中兴通讯股份有限公司 一种功率信息的通知方法及基站
CN103096475B (zh) * 2011-10-31 2018-01-23 中兴通讯股份有限公司 一种联合发射中资源分配的方法及装置
US9198071B2 (en) * 2012-03-19 2015-11-24 Qualcomm Incorporated Channel state information reference signal configuring and reporting for a coordinated multi-point transmission scheme
CN109151971B (zh) * 2013-06-14 2023-08-22 北京璟石知识产权管理有限公司 一种下行功率分配参数的通知方法及装置
CN107683623A (zh) * 2015-07-10 2018-02-09 富士通株式会社 解调参考信号的传输方法、装置和系统
JP6337852B2 (ja) * 2015-08-05 2018-06-06 トヨタ自動車株式会社 固体電解質材料および全固体リチウム電池
CN106900063B (zh) * 2015-12-21 2021-12-14 中兴通讯股份有限公司 一种下行资源共享方法和装置
CN107294687A (zh) * 2016-04-01 2017-10-24 索尼公司 电子设备和用于电子设备的方法、信息处理设备
JP7034910B2 (ja) * 2016-05-27 2022-03-14 株式会社Nttドコモ 端末、無線通信方法、基地局及びシステム
WO2018030678A1 (ko) * 2016-08-08 2018-02-15 엘지전자 주식회사 가변 구조 참조신호
CA3033467A1 (en) * 2016-08-10 2018-02-15 Ntt Docomo, Inc. User terminal and wireless communication method
CN109478955A (zh) * 2016-08-11 2019-03-15 华为技术有限公司 一种反馈参数上报方法和装置
WO2018098802A1 (en) 2016-12-02 2018-06-07 Qualcomm Incorporated Transmitting channel state information reference signals in new radio
CN108282322A (zh) * 2017-01-06 2018-07-13 华为技术有限公司 一种配置参考信号的方法和装置
CN108288989B (zh) 2017-01-09 2020-12-08 华为技术有限公司 信道状态信息反馈方法、用户设备及基站
CN114745089A (zh) * 2017-02-03 2022-07-12 韦勒斯标准与技术协会公司 无线通信系统中的用户设备和其操作方法
CN109964437B (zh) * 2017-02-08 2021-07-27 上海朗帛通信技术有限公司 一种用于动态调度的终端、基站中的方法和装置
US9794093B1 (en) 2017-02-08 2017-10-17 Harris Corporation Passive classification of radio frequency signals
US10187782B2 (en) 2017-02-28 2019-01-22 Harris Corporation Passive identification of BTS serving mobile units
CN108737048B (zh) 2017-04-21 2021-10-01 华为技术有限公司 参考信号的发送方法、基站以及用户设备
US10869275B2 (en) * 2017-08-04 2020-12-15 Apple Inc. Microsleep for machine-type communication devices
US11108598B2 (en) * 2018-06-11 2021-08-31 Qualcomm Incorporated Transmission preemption in multi-TRP operation
CN113016159B (zh) * 2018-11-12 2023-10-31 Lg电子株式会社 用于发送和接收用于定位的上行链路参考信号的方法及其设备
CN115474279A (zh) * 2020-02-17 2022-12-13 华为技术有限公司 通信方法、装置和系统

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010103886A1 (ja) * 2009-03-12 2010-09-16 シャープ株式会社 通信システム及び移動局装置

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7773702B2 (en) 2004-05-03 2010-08-10 Qualcomm Incorporated Gain control for a receiver in a multi-carrier communication system
JP4998680B2 (ja) * 2006-06-19 2012-08-15 日本電気株式会社 移動通信システムにおけるパイロットリソース割当方法、チャネル品質測定方法および基地局
KR100789921B1 (ko) * 2006-11-07 2008-01-02 한국전자통신연구원 Ofdm 시스템에서의 프리엠블 패킷 검출 장치 및 그방법
CN101316125A (zh) * 2007-05-31 2008-12-03 华为技术有限公司 发射功率调整方法及系统
KR101619446B1 (ko) * 2008-12-02 2016-05-10 엘지전자 주식회사 하향링크 mimo시스템에 있어서 rs 전송 방법
US8867495B2 (en) * 2009-03-20 2014-10-21 Qualcomm Incorporated Feedback mechanisms for beamforming operation

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010103886A1 (ja) * 2009-03-12 2010-09-16 シャープ株式会社 通信システム及び移動局装置

Non-Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
JPN6013052794; Huawei: 'Discussion on the definition of eight antenna ports in DL LTE-A' 3GPP TSG-RAN WG1# Meeting 56bis R1-091262 , 20090327, p1-p5 *

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016524353A (ja) * 2013-04-03 2016-08-12 クゥアルコム・インコーポレイテッドQualcomm Incorporated ネットワーク支援干渉除去のためのチャネル状態情報基準信号(csi−rs)ハンドリング

Also Published As

Publication number Publication date
JP2014090425A (ja) 2014-05-15
CN103841632A (zh) 2014-06-04
CN102362528A (zh) 2012-02-22
JP5592991B2 (ja) 2014-09-17
US9197307B2 (en) 2015-11-24
US9049674B2 (en) 2015-06-02
CN103841632B (zh) 2017-07-21
WO2010124552A1 (zh) 2010-11-04
US20150229379A1 (en) 2015-08-13
CN101873615A (zh) 2010-10-27
US20120113842A1 (en) 2012-05-10
JP5417527B2 (ja) 2014-02-19
CN102362528B (zh) 2014-05-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5592991B2 (ja) 参照信号受信方法および端末装置
US11627545B2 (en) Time and frequency synchronization
CN105471559B (zh) 准共位置的配置、确定方法及装置
US20200045681A1 (en) Enhanced downlink control channel configuration for lte
CN102340379B (zh) 一种csi-rs的发送方法、检测方法及其装置
CN108650062B (zh) 无线通信测量和csi反馈的系统和方法
US8588762B2 (en) Method and apparatus for performing channel measurement for cell
KR101670197B1 (ko) 향상된 다운링크 제어 채널 설정, 검출 방법 및 장치, 기지국, 및 단말
CN108965190B (zh) 用户终端
KR20110083445A (ko) 무선 통신 시스템의 채널 상태 측정 기준신호 처리 장치 및 방법
CN106416305A (zh) 小区发现设备、网络及方法
WO2009132178A2 (en) Backward compatible bandwidth extension
WO2013107927A1 (en) Flexible radio channel sounding
JP6513079B2 (ja) セル発見のための修正参照信号伝送のための方法および装置
US9520974B2 (en) Interference measurement method and apparatus for new carrier type
JP4957803B2 (ja) 移動無線通信システムにおけるパイロット配置方法及びこれを適用する送受信装置
US20150282131A1 (en) Communication system, base station apparatus and communication method
CN107959646B (zh) 一种支持同步信号的ue、基站中的方法和装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130214

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130402

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20131029

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20131118

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5417527

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

SZ02 Written request for trust registration

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313Z02

S131 Request for trust registration of transfer of right

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313133

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250