JP2012521686A - アップリンクデータブロック伝送を割り振り、伝送するためのシステムおよび方法 - Google Patents

アップリンクデータブロック伝送を割り振り、伝送するためのシステムおよび方法 Download PDF

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Abstract

ピギーバック式ACK/NACKビットマップフィールドを伴うアップリンクデータブロック伝送を割り振り、伝送するためのシステムおよび方法を提供する。システムおよび方法は、データ伝送のためのタイムスロットを割り振るために、DBCCI(制御情報と組み合わせられたデータブロック)の要求を使用することを伴う。また、UADB(データブロックのためのアップリンク割振)は、タイムスロットを割り振るために使用されない。

Description

(関連出願)
本願は、米国仮特許出願第61/162,567号(2009年3月23日出願)の利益を主張する。該出願は、その全体が参照により本明細書に援用される。
(技術分野)
本願は、ピギーバック式ACK/NACKビットマップフィールドを伴うアップリンクデータブロック伝送を割り振り、伝送するためのシステムおよび方法に関する。
いくつかの無線電気通信システムは、時分割多重スキームを採用する。利用可能な伝送時間は、スロットに分割される。一例として、GSM(登録商標)(Global System for Mobile Communications)時間は、複数組の8つのスロットに分割される。各組の8つのスロットは、集合的にフレームと呼ばれる。
この説明では、割当は、所与の移動局に利用可能となるスロットを識別するために使用される信号伝達を指す。一方向データフローに割り当てられる1組のスロットは、TBF(一時的ブロックフロー)と呼ばれる。TBFは、一方向エンティティであり、アップリンクTBFは、アップリンク割当/割振に関し、ダウンリンクTBFは、ダウンリンク割当/割振に関する。
この説明では、割振は、特定のスロット上のデータの実際の受信/伝送を指す。割振は、必然的に、利用可能な割当の一部または全てとなる。複数の移動局が同じまたは重複する割当を有することができ、割振は衝突を回避するために使用される。
GSM(登録商標)フレーム定義を用いて、同時に受信および伝送するように移動局に要求することなく、同じ番号を伴うダウンリンクスロットおよびアップリンクスロットを、ダウンリンクおよびアップリンクの両方の上に割り当て、割り振ることができるように、アップリンク用のスロット番号付けは、ダウンリンク用のスロット番号付けからオフセットされる。所与の移動局について、所与のフレームの中の同じ物理的タイムスロットを、アップリンクまたはダウンリンクのいずれか一方に割り当てる、および/または割り振ることができるが、両方にはできない。しかしながら、上記で説明されるオフセット番号付けスキームにより、同じスロット番号を有する所与のフレームの中のスロットを、アップリンクおよびダウンリンクの両方の上で割り当て、割り振ることができる。
所与の地域内の複数の移動局は、これらのタイムスロットを共有する。各移動局がデータを有する時はいつでも、アップリンク割振機構に基づいて、アップリンク方向にデータを送信する。ネットワークはまた、これらのスロット上でダウンリンク方向にデータを複数の移動局へ送信する。例えば、第1のフレームスロット0では、第1の移動局用のデータを含み得る一方で、次のフレームでは、同じスロットが第2の移動局用のデータを含み得る。スロットは非常に小さい時間単位であるため、スロットは複数の連続フレーム上で移動局に割り振られ得る。例えば、BTTI(基本伝送時間間隔)ブロックは、4つの連続フレームにわたって割り振られるスロットから成る。例えば、フレーム1スロット1、フレーム2スロット1、フレーム3スロット1、およびフレーム4スロット1が、BTTIブロックを構成する。いくつかの実装では、フレームは持続時間が約5ミリ秒であり、BTTIブロックが4つのフレームまたは20ミリ秒間隔にわたって及ぶ。BTTI TBFは、BTTIブロックを使用するTBFである。
RTTI(縮小伝送時間間隔)ブロックは、上記で紹介される同じフレーム構造を使用するが、RTTIブロックは、第1のフレーム中の1対のスロット、および次のフレーム中の1対のスロットから成り、RTTIブロックが2つのフレームまたは10ミリ秒間隔にわたって及ぶ。RTTI TBFは、RTTIブロックを使用するTBFである。BTTIブロックと比較したRTTIブロックの伝送間隔は半分に縮小される。
無線ブロックは、RLC/MACデータブロック、PACCHブロック等を送信するために使用される、4バーストの集合である。この説明で参照される全ての伝送は、4バースト無線ブロックとして送信される。BTTI(基本伝送時間間隔)については、無線ブロックが、4つのフレームの中の同じタイムスロット番号を使用して送信され、RTTI(縮小伝送時間間隔)については、2つのフレームの中の2つのタイムスロットを使用して送信される。次いで、無線ブロック期間は、無線ブロックが送信される、4つまたは2つのTDMAフレームの持続時間である。アップリンク伝送のための割振は、BTTIブロックを、4つのTDMAフレームのそれぞれの中の同じタイムスロットに割り振るか、またはRTTIブロックを、2つのTDMAフレームのそれぞれの中の2つのタイムスロットに割り振る。
それぞれ8つのタイムスロットに分割された、ダウンリンクフレーム30およびアップリンクフレーム32の実施例が、図1Aに示されている。移動局が、同時に伝送および受信する必要なく、ダウンリンクフレームの中のタイムスロット#n上で受信し、アップリンクフレームの中の同じタイムスロット#nを有するタイムスロット上で応答を送信することができるように、ダウンリンクフレームは、アップリンクフレームから時間がオフセットされる。
アップリンクBTTI割振を行うために、ネットワークは、先行ブロック期間のダウンリンクスロットの中のダウンリンクBTTIブロック中に、USF(アップリンク状態フラグ)を伝送する。それにより、移動局は、USFを伝送するために使用されるダウンリンクスロットと同じ番号を有するアップリンクBTTIブロックのアップリンク伝送のためのタイムスロットが割り振られる。図1Aは、4つの連続ダウンリンクフレームのそれぞれの第1のスロットを含む、40で示される単一のBTTIブロックのダウンリンク伝送、および4つの連続アップリンクフレームのそれぞれの第1のスロットを含む、41で示されるBTTIアップリンク割振の実施例を示す。図示された実施例では、以前のブロック期間(図示せず)の4つのダウンリンクスロット#1はまた、移動局に対するUSFを含み、該USFは、BTTIアップリンクブロック41を移動局に割り振る。BTTIの中のUSFは、BTTIブロックとともに送信され、USFが送信された後のBTTI無線ブロック期間においてアップリンクブロックを割り振る。図1Bは、概して50において示されるRTTIダウンリンク伝送および概して51で示されるRTTIアップリンク伝送の実施例を示す。この実施例では、RTTIブロックは、タイムスロット#1、#2上で、ダウンリンクにおいて移動局に伝送され、以前の無線ブロック期間(図示せず)におけるタイムスロット#1、#2上のUSF信号伝達を用いて、移動局は、アップリンクRTTIブロックの伝送のためのアップリンクタイムスロット#1、#2が割り振られ、これらのスロットは、タイムスロット#1、#2から成るダウンリンクペアに対する「対応スロットペア」または「対応PDCH(パケットデータチャネル)ペア」として定義される。この実施例では、アップリンクスロットは、アップリンク割振の目的でUSFを伝送するために使用されるダウンリンクスロットと同じであるが、これはRTTI割振では必ずしもそうではない。RTTI USFモードでのUSFは、RTTIブロックのように送信され(すなわち、2つの連続フレームにわたって1対のスロットを占有する)、USFが送信された後に、2つのフレームの中の対応アップリンクタイムスロット上のRTTIブロックを指し示す。また、2つのRTTIブロックを割り振るために2つのBTTI USFが使用される、RTTI割振のハイブリッドバージョンもある。具体的には、2つのBTTI USFに続く4つのフレームのうちの最初の2つのフレームの中のRTTI無線ブロックを割り振るために、第1のBTTI USFが使用され、2つのBTTI USFに続く4つのフレームのうちの次の2つのフレームの中のRTTI無線ブロックを割り振るために、第2のBTTI USFが使用される。
歴史的に、より具体的には3GPP Release 6まで、ダウンリンクブロックのヘッダーでRRBP(予約無線ブロック期間)またはES/P(EGPRS補足/ポーリング)フィールドを使用する、ネットワークによるポールは、2つの機能を果たした。
a)移動局が伝送するために、将来の特定のアップリンクブロックを割り振る。
b)そのブロックのコンテンツを移動局に示す。
初期の仕様(すなわち、3GPP Release 6まで)では、ポールに応じて移動局によって送信されるアップリンクブロックは、常にPACCH(パケット付随制御チャネル)上で送信される制御ブロックであり、典型的には、応答は、EGPRSパケットダウンリンクACK/NACKメッセージ等のダウンリンクACK/NACK(肯定応答/否定応答)メッセージである。PACCHブロックに対してネットワークによってポーリングされる時に、3GPP TS 44.060、v7.15.0、10.4.5項の通りの仕様から、ポールが受信されたのと同じタイムスロット番号上で、応答メッセージが送信されなければならないことが明確である。これの実施例が図2に示されている。図2では、ネットワークが10で示され、移動局が12で示される。ネットワーク10は、フレーム#xおよびタイムスロット#nの中で、14においてPACCHブロックに対するポールを伝送して示されている。初期の使用では、ポールは、RRBP、ES/Pフィールドのコンテンツによって示される。フレーム#xおよびタイムスロット#nは単に、ネットワークによって選択されるようなフレーム番号およびタイムスロット番号を表し、タイムスロット#nにおいてポールを含む無線ブロックの第1のバーストが伝送される。それに応じて、移動局12は、フレーム#y、タイムスロット#nで始まる、16において示されるようなPACCHブロック(例えば、EGPRSパケットダウンリンクACK/NACK)を伝送する。フレーム#yおよびタイムスロット#nは、ポールへの応答を含む無線ブロックの第1のバーストを伝送するために移動局によって使用される、フレーム番号およびタイムスロット番号を表す。明確にするために、これらの無線ブロックの後続のバーストは示されていない。タイムスロット#nは、ポールを伝送するためにネットワークによって使用されるものと同じである。加えて、フレーム番号xおよびyの間の関係は、ポールメッセージによって明示的に特定される(例えば、3GPP TS 44.060の中の10.4.4b、10.4.5を参照)。
3GPP Release 7では、携帯電話がピギーバック式ACK/NACKビットマップフィールド(PAN)を伴うRLC/MACデータブロックを伝送するものであることをポールが示す可能性が追加された。これは、新たに定義されたCES/P(複合EGPRS補足/ポーリング)フィールド内のビットの適切な設定によって要求される。そのようなポールは、ダウンリンクデータブロックに含まれ、ポール応答が始まるフレームを指し示す。ポールは、4つのフレームに対する同じスロットを意味する、BTTIモード、または2つのフレームに対する1対のスロットを意味する、RTTIモードで送信することができる。移動局は、アップリンク予約ブロックがRTTIを使用するか否かを知り、応答を送信する位置を理解することができる。
通常、データブロックの伝送用のアップリンク無線リソースのための割振は、上記で詳述されるように、アップリンク割振が有効である無線ブロック期間の直前の無線ブロック期間で送信される、USFを用いて信号伝達される。
PANを伴うRLC/MACブロックを伝送する必要がない場合、アップリンクデータ転送のための割振を有すると移動局が決定することと、割り振られたアップリンク無線ブロック伝送時間との間の比較的短い時間にもかかわらず、これは処理/符号化にとって問題ではない。なぜなら、符号化は、データブロックが伝送される時、特に、データブロックが伝送されるタイムスロット番号に、正確には依存しないため、移動局が事前に無線ブロックを符号化することが可能であるためである。
所与の無線ブロック期間でのアップリンク伝送を要求するポールは、同じ無線ブロック期間でリソースを割り振るUSFよりもはるかに早く送信されることに留意されたい。ポールおよびUSFは、同じアップリンク伝送機会を指し得ることが可能である。これは、スケジューリングを行う時にネットワークによって考慮される。
本開示の第1の広義の側面は、
DBCCI(制御情報と組み合わせられたデータブロック)の要求を受信することと、
第1のタイムスロット上でデータブロックを伝送することと、
第1のタイムスロット上でデータブロックを伝送することと
を含み、
第1のタイムスロットを無線デバイスに割り振るどんなUADB(データブロックに対するアップリンク割振)も受信されていない、無線デバイスにおける方法を提供する。
本開示の第2の広義の側面は、無線デバイスにおける方法を提供し、方法は、
DBCCIの要求を無線チャネル上で受信することと、
該当する場合、DBCCIの要求によって割り振られる同じタイムスロットでアップリンクデータブロック伝送を割り振るために、UADBが受信されるであろうことを知る前に、および、該当する場合、同じ無線ブロック期間内のDBCCIの要求によって割り振られるタイムスロットよりも低い任意のタイムスロットでアップリンクデータブロック伝送を割り振るために、UADBが受信されるであろうことを知る前に、DBCCIを符号化することと、
DBCCIを伝送することと、
を含む。
本開示の別の広義の側面は、無線デバイスによるアップリンク伝送のためのタイムスロットを割り振る、ネットワークデバイスにおける方法を提供し、方法は、
DBCCI(制御情報と組み合わせられたデータブロック)の要求を伝送することと、
第1のタイムスロット上で無線デバイスからデータブロックを受信することであって、第1のタイムスロットを無線デバイスに割り振るどんなUADB(データブロックのためのアップリンク割振)も受信されていない、ことと
を含む。
さらなる側面は、実行されると、移動局に、上記で要約された方法のうちの1つまたは本明細書で開示される方法のうちの1つを行わせる、移動局によって実行するための、その上に記憶されたコンピュータ実行可能命令を有する、コンピュータ可読媒体を提供する。さらなる側面は、上記で要約された方法のうちの1つまたは本明細書で開示される方法のうちの1つを行うように構成される、無線デバイスまたはネットワーク構成要素を提供する。
図1Aは、BTTIブロックの概略図である。 図1Bは、RTTIブロックの概略図である。 図2は、PACCHブロックに対するポールのメッセージ交換図である。 図3は、ブロックBSN=bを伴ってタイムスロット2で伝送されるPANを示す、RLCデータブロック+PANに対するポールのメッセージ交換図である。 図4は、ブロックBSN=b+1を伴ってタイムスロット2で伝送されるPANを示す、RLCデータブロック+PANに対するポールのメッセージ交換図である。 図5から7は、本願の実施形態による、RLCデータブロック+PANに対するポールのメッセージ交換図である。 図5から7は、本願の実施形態による、RLCデータブロック+PANに対するポールのメッセージ交換図である。 図5から7は、本願の実施形態による、RLCデータブロック+PANに対するポールのメッセージ交換図である。 図8は、同じアップリンク伝送機会を割り振るポールおよびUSFの両方を示す、メッセージ交換図である。 図9は、本願の実施形態による、RLCデータブロック+PANに対するポールのメッセージ交換図である。 図10は、移動局の実装例のブロック図である。 図11−15は、移動局によるRLCデータブロック+PANに対するポールの受信を処理する方法のフローチャートである。 図11−15は、移動局によるRLCデータブロック+PANに対するポールの受信を処理する方法のフローチャートである。 図11−15は、移動局によるRLCデータブロック+PANに対するポールの受信を処理する方法のフローチャートである。 図11−15は、移動局によるRLCデータブロック+PANに対するポールの受信を処理する方法のフローチャートである。 図11−15は、移動局によるRLCデータブロック+PANに対するポールの受信を処理する方法のフローチャートである。 図16は、ネットワークにおいてスケジューリングを行う方法のフローチャートである。 図17は、ネットワークにおけるRLCデータブロック+PANに対するポールの伝送、および移動局によるポールへの応答を実装するためのシステムのブロック図である。
PANを伴うRLC/MACデータブロックを示すポールへの応答に使用されるタイムスロットが、ポールに使用されたタイムスロットと対応する必要があることは明確ではない。
アップリンク無線リソースのための通常の割振は、上記で定義されるようなUSFを用いて信号伝達される。アップリンクデータブロックの伝送用のリソースも、上記で説明されるようなPANを加えたRLC/MACデータブロックに対するポールを用いて信号伝達することができると思われる。しかしながら、ポール単独がRLC/MACデータブロックのための割振を示すのに十分であるかどうか、または、代わりに、たとえポールが同じアップリンクブロックに対するPANを伴うRLCデータブロックについて送信されていても、データブロック伝送のためのアップリンク割振がUSFを用いて信号伝達されなければならないという既存の規則にネットワークが従わなければならないかどうかは明確ではない。
移動局にアプリンク方向の1つ以上のタイムスロットが割り当てられ(すなわち、進行中のアップリンクTBFを有する)、移動局がネットワークによってポールされ、所与の無線ブロック期間でPANとともにRLCデータブロックを送信するように命令されている場合において、移動局が、以下のようなブロックシークエンシング規則およびPANタイムスロット規則の両方に従うよう要求されるならば、ポールへの応答が送信される無線ブロック期間でリソースを割り振るUSFフィールドの復号の前に、移動局がデータブロックを正しく符号化することが可能ではない場合がある(または少なくとも非常に困難な場合がある)。
ブロックシークエンシング規則:無線ブロック期間内の特定の順序に従ってデータブロックの伝送を確保する(例えば、EGPRS RLCプロトコルに対して特定される順序、例えば、3GPP TS 44.060、従属節9.1.3.2.1、バージョン7.15.0を参照。例えば、2つのブロックの初期伝送については、b<cであれば、シーケンス番号cを伴うブロックより低い数のタイムスロットで開始して、シーケンス番号bを伴うデータブロックが伝送されることを確実にする)。
PANタイムスロット規則:ポールに使用されたものと同じ番号を伴うタイムスロット上でPANを伝送する。
ブロックシークエンシング規則は現在、未応答モード動作(unacknowledge mode operation)を使用して送信されるデータブロックに関して多くの場合で義務付けられている。例えば、3GPP TS 44.060 9.3.3.0を参照されたい。3GPP TS 44.060 v7.15.0からは、ポールによって割り振られた無線ブロックに加えて、USF信号伝達を用いて、移動局が、ポール応答が送信されるべき無線ブロック期間中の1つ以上のアップリンク無線ブロックを割り振られる場合において、どのタイムスロット上で、PANを含むRLCデータブロックがアップリンク方向に伝送されるべきかについて、特定の制限があるかどうかは明確ではない。
RLCデータブロック(データブロックと組み合わせられるPANを含む)は、典型的には、移動局に割り振られるアップリンクブロックの数が知られる前に(すなわち、アップリンク割振を信号伝達するUSFが復号される前に)符号化される。しかしながら、PANに対するポールに関して、ブロックシークエンシング規則およびPANタイムスロット規則に従わなければならない場合、移動局に割り振られたアップリンクタイムスロットの数を知る前にブロックが符号化される場合には、移動局は、どのデータブロックがそれと組み合わせられたPANを有するべきかを決定することができない。なぜなら、PANの場所は、ポールが受信されたタイムスロット番号よりも低い番号のタイムスロット番号を有するいくつのアップリンクタイムスロットが移動局に割り振られているかに依存するからである。
応答に使用されるタイムスロット番号がポールに使用されるものと同じになると予期され、データブロックが順番に伝送されるように要求される場合における問題を例証する、以下の実施例を考慮されたい。図3を参照すると、第1の実施例において、ネットワークは、100において、タイムスロット#2の中でRLCデータブロック+PANに対するポールを伝送する。後に、ネットワークは、102において、タイムスロット#2に対するアップリンク割当を示すUSFを含むブロックを伝送する。USFは、ポールへの応答が同じタイムスロット上にある必要があると仮定して、ポールと同じタイムスロットを指す。それに応じて、移動局は、104において、PANを伴うRLC/MACデータブロックBSN(ブロックシーケンス番号)=bを伝送する。用語BSN=bは単純に、ブロックが何らかのブロックシーケンス番号を有することを意味する。これは、複数のブロックが考慮され、ブロックの順序付けが要因である時に重要となる。ここで図4を参照すると、第2の実施例では、ネットワークは、110において、タイムスロット#2でRLCデータブロック+PANに対するポールを伝送する。後に、ネットワークは、タイムスロット#1のアップリンク割当を示すUSFを含むブロックを伝送する。次いで、ネットワークは、タイムスロット#2のアップリンク割当を示すUSFを含むブロックを伝送する。それに応じて、移動局は、116において、タイムスロット#1の中でRLC/MACブロックBSN=bを伝送し、移動局は、118において、タイムスロット#2の中でPANとともにBSN=b+1を伴うRLC/MACブロックを伝送する。ブロックbがブロックb+1の前に伝送されるという点で、RLCブロックの順序付けが順守されていることが分かり、また、RLC/MACブロック+PANがタイムスロット#2の中で送信されるという点で、ポールと同じタイムスロット上でポールへの応答を伝送するという要件も順守されていることも分かる。
図3および4を比較することによって、図3では、PANがBSN=bを有するRLCブロックとともに伝送される一方で、図4では、PANがBSN=b+1を有するRLCブロックとともに伝送されることが分かる。USFが受信されるまで、移動局は上記の実施例のうちのどちらかが発生するかが分からない。これらの実施例から、PANが送信されるタイムスロット番号が、ポールに使用されるものと同じになると込まれ、データブロックが順番に伝送されるように要求される場合に、移動局は、USFを受信する後まで、PANがBSN=bを伴う無線ブロックを用いて符号化されるべきか、またはBSN=b+1を伴う無線ブロックを用いて符号化されるべきかどうか確信できないことが明確に分かる。USFを含むブロックの受信の終了と、ブロックの伝送の開始との間の短い時間(約1TDMAフレーム期間)を考慮すると、移動局がそのような短い時間量でデータブロックを符号化することは非常に困難である。
PANを加えたデータブロックに対するポールの受信にもかかわらず、データブロックの伝送をトリガするUSFを受信する前に、そのデータブロックを符号化できるというオプションを移動局に与える、種々の実施形態が提供される。いくつかの実施形態では、これらの方法のうちの1つで作動する移動局の構成は、デバイス製造またはデバイスプロビジョニング中のモバイルデバイスへの適切なソフトウェア、ファームウェア、ハードウェアのインストールを通して達成される。他の実施形態では、移動局は、電波信号伝達を通して、これらの方法のうちの1つで挙動するように構成される。
本明細書で説明されるいくつかの実施形態は、より低いブロックシーケンス番号を伴うブロックの前に、より高いブロックシーケンス番号を伴うブロックが伝送されないように、ブロックが順次ブロックシーケンス番号に従って順番に伝送されるような移動局の要件または構成に関する。より一般的には、これらの実施形態と対応する実施形態が提供され、その構成または要件において、この要件が、例えば、再伝送を可能にするように、特定の順序(ブロックシーケンス番号の順次的な順序であってもなくてもよい)に従ってブロックが伝送されるという構成または要件に置換される。順次的な順序で伝送することは、特定の順序で伝送することの特殊な場合である。いくつかの実施形態では、特定の順序は、送信されるべきPANがない場合に、アップリンクデータブロック伝送に適用される順序である。いくつかの実施形態では、特定の順序は、ブロックシーケンス番号順序で発生する初期伝送を伴う。
本明細書で説明されるいくつかの実施形態は、より低いブロックシーケンス番号を伴うブロックの前に、より高いブロックシーケンス番号を伴うブロックが伝送されてもよいように、順次的な順序外で、すなわち、順次ブロックシーケンス番号に従わずに、ブロックを伝送することを可能にする移動局の要件または構成に関する。より一般的には、これらの実施形態と対応する実施形態が提供され、この構成または要件が、どのような順序であろうと、特定の順序外でブロックを伝送することを可能にする移動局の構成または要件に置換される。特定の順序は、ブロックシーケンス番号の順次的な順序であってもなくてもよい。これは、例えば、再伝送を可能にすることができる。順次的な順序外で伝送することは、特定の順序外で伝送することの特殊な場合である。
初めに、本開示の1つ以上の実施形態の例証的実装が後述されるが、開示されるシステムおよび/または方法は、現在既知または存在するかどうかにかかわらず、任意の数の技術を使用して、実装され得ることを理解されたい。本開示は、本明細書に例証および説明される例示的設計および実装を含め、以下に例証される例証的実装、図面、ならびに技術にいかようにも限定されるものではなく、添付の請求項の範囲とともに、それらの均等物の全範囲内において修正され得る。
(第1の実施形態―PANに対するポールに応答している無線ブロック期間内に、RLCデータブロックを順序外で送信することを許可されるように移動局を構成する)
第1の実施形態では、事前にデータブロックを符号化できるというオプションを移動局に許可するために、移動局は、ポールに使用されたのと同じタイムスロット番号を有するアップリンクタイムスロットを使用して、PANを含むポールへの応答を伝送するように、およびPANに対するポールに応答している無線ブロック期間内に、RLCデータブロックを順序外で送信することを許可されるように構成される。この場合、ネットワークは、そのような無線ブロック期間で受信されるブロックを順序付けし直す必要がある場合がある。
上記で説明される図2のようなネットワーク伝送を仮定すると、移動局の挙動は図2と同じである。図3のようなネットワーク伝送を仮定すると、移動局の応答は図5で描写される通りである。タイムスロット#1の中で、移動局は、120において示されるように、BSN=b+1を伴うRLC/MACブロックを伝送する。タイムスロット#2の中で、移動局は、122において示されるように、PANとともにBSN=bを伴うRLC/MACブロックを伝送する。ここで、PANがタイムスロット#2の中で伝送される際に、タイムスロット番号付けが順守され、ポールに使用されるタイムスロットと同じ番号である。しかしながら、RLCブロックは順序外で伝送され、BSN=bを伴うブロックの前にBSN=b+1を伴うブロックが伝送される。しかしながら、このアプローチを用いると、移動局は、USFを待つ必要なく、ポールの受信時にPANを加えたBSN=bを伴うRLC/MACブロックを符号化することができる。移動局はまた、BSN=b+1を伴うRLC/MACブロックを事前符号化することもできる。
この実施形態に対応する方法のフローチャートが図11に示されている。方法は、PANを加えたRLC/MACデータブロックに対するポールを無線チャネル上で受信することから、ブロック11−1で始まる。ブロック11−2では、移動局は、ポールに使用されるのと同じタイムスロット番号を有するアップリンクタイムスロットを使用して、PANを加えたRLC/MACデータブロックに対するポールへの応答を伝送するように構成される。ブロック11−3では、移動局は、PANに対するポールに応答している無線ブロック期間内に、RLCデータブロックを順序外で送信することを許可されるように構成される。ブロック11−4では、移動局は、モバイルデバイスの構成に従ってPANを含むRLC/MACデータブロックを伝送する。いくつかの実施形態では、方法はさらに、該当する場合、USFが受信され、ポールによって割り振られる同じタイムスロットでアップリンクデータブロック伝送を割り振ることを知る前に、および、該当する場合、USFが受信され、同じブロック期間内のポールによって割り振られるタイムスロットよりも低い任意のタイムスロットでアップリンクデータブロック伝送を割り振ることを知る前に、PANを含むRLC/MACデータブロックを符号化する、移動局を含む。
(第2の実施形態―どのタイムスロット内でポールが受信されたかに関係なく、第1の割り振られたタイムスロットによって規定される無線ブロックの中でPANを伴うRLCデータブロックを伝送するように移動局を構成する)
いくつかの実施形態では、事前にデータブロックを符号化できるというオプションを移動局に許可するために、移動局は、RLCデータブロックの伝送の順序を順守するように、およびどのタイムスロット内でポールが受信されたかに関係なく、第1の割り振られたタイムスロットによって規定される無線ブロックの中でPANを伴うRLCデータブロックを伝送するように構成される。
上記の図2のようなネットワーク伝送を仮定すると、移動局の挙動は図2と同じである。図3のようなネットワーク伝送を仮定すると、移動局の応答は図6で描写される通りである。タイムスロット#1の中で、移動局は、130において示されるように、PANとともにBSN=bを伴うRLC/MACブロックを伝送する。タイムスロット#2の中で、移動局は、132において示されるように、BSN=b+1を伴うRLC/MACブロックを伝送する。ここで、PANがタイムスロット#1の中で伝送される際に、タイムスロット番号付けが順守されず、ポールに使用されたタイムスロットと同じ番号ではない。しかしながら、RLCブロックは順序通りに伝送され、BSN=b+1を伴うブロックの前にBSN=bを伴うブロックが伝送される。しかしながら、このアプローチを用いると、移動局は、USFを待つ必要なく、ポールの受信時にPANを加えたBSN=bを伴うRLC/MACブロックを符号化することができる。移動局はまた、BSN=b+1を伴うRLC/MACブロックを事前符号化することもできる。
この実施形態に対応する方法のフローチャートが図12に示されている。方法は、PANを加えたRLC/MACデータブロックに対するポールを無線チャネル上で受信することから、ブロック12−1で始まる。ブロック12−2では、移動局は、PANを伴うRLCデータブロックが伝送されるかどうかに関係なく、無線ブロック期間内にRLCデータブロックを伝送するように構成される。ブロック12−3では、移動局は、どのタイムスロット内でポールが受信されたかに関係なく、第1の割り振られたタイムスロットによって規定される無線ブロックの中でPANを伴うRLCデータブロックを伝送するように構成される。ブロック12−4では、移動局は、モバイルデバイスの構成に従ってPANを含むRLC/MACデータブロックを伝送する。いくつかの実施形態では、方法はさらに、該当する場合、USFが受信され、ポールによって割り振られる同じタイムスロットでアップリンクデータブロック伝送を割り振ることを知る前に、および、該当する場合、USFが受信され、同じブロック期間内のポールによって割り振られるタイムスロットよりも低い任意のタイムスロットでアップリンクデータブロック伝送を割り振ることを知る前に、PANを含むRLC/MACデータブロックを符号化する、移動局を含む。
(第3の実施形態―PANが割り振られたタイムスロットのうちの第1のULタイムスロット上で伝送されることを確実にするように、ネットワークにおいてスケジューリングを行う)
別の実施形態では、上記で説明される第2の実施形態とは逆に、PANはポールが受信されたのと同じタイムスロット上で送信され、ブロックシーケンス番号が順守されることが予期される。しかしながら、ネットワークは、PANが送信される無線ブロック期間を考慮して、PANが割り振られたタイムスロットのうちの第1のアップリンクタイムスロット上で伝送されることを確実にするよう、PANについてポーリングし、アップリンクブロックを割り振ることに責任がある。
上記の図2のようなネットワーク伝送を仮定すると、移動局の挙動は図2と同じである。図3で描写されたネットワークの挙動は、この実施形態には許可されない。むしろ、図7で描写されたネットワークの挙動が実装される。この場合、ネットワークは、いくつのスロットが割り振られるべきかを決定し、これらのスロットのうちの第1のスロットの中でPANに対してポーリングすべきか、または、USF信号伝達を用いて、どの無線ブロックを携帯電話に割り振るかを決定する時に、以前に送信されたポールを考慮し、ポールが送信されたタイムスロットよりも低いタイムスロットを信号伝達するUSFを用いて割り振らない。タイムスロット#1および#2が割り振られるものと仮定すると(具体的実施例にすぎない)、PANに対するポールがタイムスロット#1上で伝送される。図7では、ネットワークは、150において、タイムスロット#1の中でRLCデータブロック+PANに対するポールを伝送する。後に、ネットワークは、タイムスロット#1のアップリンク割当を示すUSF152を含むブロックを伝送する。次いで、ネットワークは、タイムスロット#2のアップリンク割当を示すUSF154を含むブロックを伝送する。それに応じて、移動局は、156において、タイムスロット#1の中でPANを伴うRLC/MACブロックBSN=bを伝送し、移動局は、158において、タイムスロット#2の中でBSN=b+1を伴うRLC/MACブロックを伝送する。ブロックbがブロックb+1の前に伝送されるという点で、RLCブロックの順序付けが順守されていることが分かり、また、RLC/MACブロック+PANがタイムスロット#1の中で送信されるという点で、ポールと同じタイムスロット上でのポールへの応答の伝送も順守されていることも分かる。しかしながら、この実施例と図4の実施例との間の違いは、ここでは、移動局が、図4の場合のようにPANとともにどのブロックを符号化すべきかを観察することなく、ポールを受信するとすぐに、PANを伴う次のブロックを符号化できることである。
この実施形態に対応する方法のフローチャートが図13に示されている。方法は、PANを加えたRLC/MACデータブロックに対するポールを無線チャネル上で受信することから、ブロック13−1で始まる。ブロック13−2では、移動局は、該当する場合、USFが受信され、ポールによって割り振られる同じタイムスロットでアップリンクデータブロック伝送を割り振ることを知る前に、および、該当する場合、USFが受信され、同じブロック期間内のポールによって割り振られるタイムスロットよりも低い任意のタイムスロットでアップリンクデータブロック伝送を割り振ることを知る前に、PANを含むRLC/MACデータブロックを符号化する。ブロック13−3では、移動局は、ポールが受信されたのと同じタイムスロット上でPANを伝送するように構成される。ブロック13−4では、移動局は、特定の順序に従ってブロックを伝送するように構成される。ブロック13−5では、移動局は、PANを含むRLC/MACデータブロックを伝送する。
この実施形態に対応する方法のフローチャートが、ネットワークによる実行のために図16に示されている。方法は、PANを加えたRLCデータブロック伝送のためのアップリンクブロックを割り振るようにPANに対するポールを伝送することから、ブロック16−1で始まる。ブロック16−2では、ネットワークは、少なくとも1つのアップリンクブロックを割り振るように、少なくとも1つのUSFを伝送し、ポールおよび少なくとも1つのUSFは、最初期のアップリンクブロックを含む複数のアップリンクブロックを集合的に割り振る。ブロック16−3では、ネットワークは、ポールおよび少なくとも1つのUSFが、PANが送信される無線ブロック期間を考慮して、PANに対するポーリングが複数のアップリンクブロックのうちの最初期のアップリンクブロックを割り振るために常に使用されるようなものであるように、割振を行う。
いくつかの実施形態では、移動局は、例えば、基地局が誤って構成された場合のように、ネットワーク割振が第3の実施形態によって予期されるものと一致しない時に、本明細書で説明される他の実施形態のうちの1つ、例えば、第1、第2、または第4の実施形態を実装するように構成される。このように進むことによって、移動局は、事前にデータブロックをコード化することを進めることができる。
(第4の実施形態―どのタイムスロット内でポールが受信されるかに関係なく、携帯電話に割り振られる適切な無線ブロック期間内の任意のアップリンクタイムスロット上で、ポールに応じて送信されるPANを含むことを許可されるように移動局を構成する)
この実施形態では、移動局は、どのタイムスロット内でポールが受信されるかに関係なく、移動局に割り振られる適切な無線ブロック期間内の任意のアップリンクタイムスロット上で、ポールに応答して送信されるPANを含むことを許可される。移動局は、この実施形態についてブロックシーケンス番号付けを順守するように構成される。より一般的には、いくつかの実施形態では、移動局はさらに、移動局が事前にブロックを符号化することを可能にするよう、移動局が特定の順序でブロックを伝送し、ポールに使用されたのと同じタイムスロットの中でポールに応答できることを確実にするように、ネットワークによるスケジューリングが失敗した場合にPANを加えたRLCデータブロックに対するポールに応答する別の方法を実装するように構成される。
この実施形態に対応する方法のフローチャートが図14に示されている。方法は、PANを加えたRLC/MACデータブロックに対するポールを無線チャネル上で受信することから、ブロック14−1で始まる。ブロック14−2は、どのタイムスロット内でポールが受信されるかに関係なく、携帯電話に割り振られる適切な無線ブロック期間内の任意のアップリンクタイムスロット上で、ポールに応答して送信されるPANを含むことを許可されるように移動局を構成することを伴う。ブロック14−3では、移動局は、ブロックシーケンス番号付けを順守するように構成される。ブロック14−4では、移動局は、PANを含むRLC/MACデータブロックを伝送する。いくつかの実施形態では、方法はさらに、該当する場合、USFが受信され、ポールによって割り振られる同じタイムスロットでアップリンクデータブロック伝送を割り振ることを知る前に、および、該当する場合、USFが受信され、同じブロック期間内のポールによって割り振られるタイムスロットよりも低い任意のタイムスロットでアップリンクデータブロック伝送を割り振ることを知る前に、PANを含むRLC/MACデータブロックを符号化する、移動局を含む。
第4の実施形態の自由を考慮しても、移動局は、(ポール以外によって)追加のリソースが割り振られないという、最悪の場合のシナリオを仮定しなければならない場合があるため、実践では、第4の実施形態が第2の実施形態に変換し得ることに留意されたい。そのようなものとして、これはは、1つのブロックを伝送することしか許可されない場合に伝送するブロックを伴って、PANを符号化することを進める。
第1、第2、および第3の実施形態は、以下のように要約することができる。
PANは、(ポールによって割り振られたリソース上で)1つのブロックを伝送することしか許可されない場合に移動局が伝送するブロックとともに符号化される。次いで、第1の実施形態と第2および第3の実施形態との間の違いは、ブロックが伝送される順序であり、第2および第3の実施形態の間の違いは、挙動が第3の実施形態のようなネットワークによって実施されるか、または第2の実施形態のような移動局によって単純に実行されるかどうかである。
以下の表1は、各実施形態に適用可能な規則の概要と、実現され得るいくつかの利点/不利点とを含む。
Figure 2012521686
Figure 2012521686
全ての場合において、原則的有益性は、(該当する場合)USFが、アップリンクリソースを割り振るために送信されるのを知る前に、携帯電話が、必要に応じてPANを含むRLC/MACデータブロックを符号化できる(しかし、必ずしも符号化するように要求されない)ことである。
本願の実施形態によって提供される方法のフローチャートが図15に示されている。方法は、移動局によって実行され、PANを加えたRLC/MACデータブロックに対するポールを無線チャネル上で受信することから、ブロック15−1で始まる。ブロック15−2では、移動局は、該当する場合、USFが受信され、ポールによって割り振られる同じタイムスロットでアップリンクデータブロック伝送を割り振ることを知る前に、および、該当する場合、USFが受信され、同じブロック期間内のポールによって割り振られるタイムスロットよりも低い任意のタイムスロットでアップリンクデータブロック伝送を割り振ることを知る前に、PANを含むRLC/MACデータブロックを符号化する。
ネットワークは常に、アップリンクリソースを割り振る時に、ポールによる割振およびUSFによる割振が「衝突」しない、すなわち、同じアップリンクリソースを異なる移動局に割り当てないことを確実にするべきである。図8の実施例では、同じタイムスロットが、170におけるポールで、および172におけるUSFで割り振られている。任意のイベントでポールに使用されるタイムスロット上のUSFは、ポーリングされるのと同じ移動局に属しなければならないか、または未使用の値でなければならない。全ダウンリンクスロットがUSFを含み、USFは、割り当てられたTBFを指し得るか、または指さないことがある。したがって、未使用の値を含むUSFは、単純に、USFがいずれの割り当てられたTBFも指さないことを意味する。しかしながら、この場合、同じ移動局に属するUSF(すなわち、USF172)が送信される必要はなく、実際には、これは、タイムスロット#2上で移動局にアップリンクTBFまたはアップリンク割当がなければ、不可能であり得ることに留意されたい。
(実施形態:USFおよびポールは、異なるタイムスロットを指し、ポールは、ポールのタイムスロットとは異なるタイムスロット上で送信される)
別の実施形態は、USFおよびポールがそれぞれ、異なるタイムスロットを指し、ポールへの応答が、ポールのタイムスロットとは異なるタイムスロット上で送信される、状況に対処する特定の方法を提供する。上記で説明される第2および第4の実施形態等のいくつかの実施形態では、移動局は、必ずしもポールが受信されたのと同じタイムスロット番号上でPANを伴うRLCデータブロックを伝送するとは限らない。これは、移動局が、別のアップリンクブロックを割り振る別の有効USFを受信したことを暗示し、携帯電話が進行中のアップリンクTBFを有することを暗示すると留意されたい。
いくつかの実施形態では、移動局は、ポールが受信されたのと同じタイムスロット上で、ポールによって示されるブロック上のアップリンクRLCデータブロックの伝送のための割振としてポールを扱うように、および(ブロックがその携帯電話に対する有効USFによって実際に割り振られたか否かにかかわらず)そのアップリンクブロックがUSFを用いて割り振られたかのようにRLCデータブロックを伝送するように構成される。
この挙動の実施例が図9で描写されている。ネットワークは、200において、タイムスロット#2の中でRLCデータブロック+PANに対するポールを移動局に伝送する。ネットワークは、タイムスロット#1の中で、202においてUSF割振を含むブロックを同じ移動局に伝送し、タイムスロット#2の中で、204において割り当てられていないUSFを含むブロックを伝送する。割り当てられていないUSFを伝送することは、タイムスロットを別のユーザに割り当てないことと同等である。それに応じて、タイムスロット#1を割り当てるUSFおよびタイムスロット#2上で伝送されるポールの組み合わせは、スロット1およびスロット2の両方の上でのRLC/MACブロック伝送のためのアップリンク割振として集合的に扱われる。したがって、移動局は、206において、タイムスロット#1上でRLC/MACデータブロック+PANを送信する。そうする際に、携帯電話は、ポールが受信されたタイムスロット(タイムスロット#2)(上記で説明される第2および第4の実施形態と一致する)とは異なるタイムスロット(タイムスロット#1)上でPANを送信するが、タイムスロット#2上でアップリンクデータブロックを明示的に割り振るいずれのUSFも移動局によって受信されなかった。移動局は、208において、タイムスロット#2上でRLCデータブロックを伝送することによって、(たとえそのタイムスロット上にアップリンク割当がなく、リソースを割り振るように送信できたはずの可能なUSF値がなかったことを意味しても)タイムスロット#2上でそれにリソースを割り振る有効USFを受信したかのように作動する。
上記の実施形態は、タイムスロット#n上で割振またはポールを受信する移動局が、RLC/MACデータブロック+PAN状況を取り扱うように詳述される例外を受けて、タイムスロット#n上で伝送すると予期されることを仮定している。これは、例えば、背景で説明されるBTTI割振に適用可能である。本明細書で説明される実施形態はまた、1対のダウンリンクタイムスロット上で割振またはポールを受信する移動局が、対応する1対のアップリンクタイムスロット上で伝送すると予期される場合に、対合割振に概して適用可能である。ダウンリンクタイムスロットペアのタイムスロット番号、および応答が送信される対応アップリンクタイムスロットペアのタイムスロット番号は、同じである必要はないが、ダウンリンクタイムスロットペアに対するアップリンクタイムスロットペアのタイムスロット番号において所定の関係がある。これは、例えば、RTTI(縮小伝送時間間隔)割振を伴う場合である。
したがって、BTTIおよびRTTIの両方について、割り振られたアップリンクスロットは、USFを含むダウンリンクスロットと対応するが、対応の性質が異なる。BTTIについて、対応するスロットは、同じスロット番号を有する。RTTIについて、対応するスロットは、必ずしも同じスロット番号を持たない。したがって、RTTI実装について、BTTIに適用可能な「同じタイムスロット番号」への言及は、「対応するタイムスロットペア」を指すと解釈することができる。3GPP仕様も、「タイムスロットペア」と本質的に同義である「PDCHペア」を指す。
図17は、その内側に上記で説明される実施形態のうちの1つ以上が実装され得る、システムのブロック図である。ネットワークデバイス210によって表されるようなネットワークと無線通信している移動局200がある。移動局200は、少なくとも1つのアンテナ202と、伝送機202と、受信機204(送受信機として一緒に実装され得る)と、USFおよびポールプロセッサ208とを有する。USFポールプロセッサは、ハードウェア、またはソフトウェアおよびハードウェアの組み合わせ、例えば、プロセッサ上で作動するソフトウェアで実装される。ネットワークデバイス210は、少なくとも1つのアンテナ214と、伝送機216と、受信機218(送受信機として一緒に実装され得る)と、スケジューラ220とを有する。スケジューラは、ハードウェア、またはソフトウェアおよびハードウェアの組み合わせ、例えば、プロセッサ上で作動するソフトウェアで実装される。
図17では、スケジューラと、伝送機および受信機とは、同じネットワーク構成要素の一部として示されている。他の実施形態では、これらの要素は、異なるネットワーク要素の一部として実装される。例えば、スケジューラは、BSC(基地局コントローラ)内に実装され得、伝送機および受信機は、基地局内に実装され得る。
動作中、スケジューラは、どの移動局(移動局202等)がどのアップリンクリソースを得るかを決定する責任がある。スケジューラは、いつアップリンクリソースを割り振るUSFを伝送するか、およびいつRLC/MACブロック+PANに対するポールを伝送するかを決定する。本願の特定の実施形態は、スケジューラ220、伝送機216、および受信機218が、上記で説明される図14の方法を実装するように構成される、ネットワークデバイス210を提供する。
動作中、USFおよびポールプロセッサ208、伝送機204、ならびに受信機206は、USFおよびポールを集合的に受信し、それに応じてアップリンクデータブロックを生成し、伝送する。特定の実施形態では、本願は、伝送機204、受信機206、ならびにUSFおよびポールプロセッサ208が、図9の方法、図10の方法、図11の方法、図12の方法、または図13の方法を実装するように集合的に構成される、モバイルデバイス200を提供する。
(無線デバイス)
ここで図10を参照すると、例えば、本開示で説明されるモバイルデバイス方法のうちのいずれかを実装し得る、無線デバイス100のブロック図が示されている。無線デバイス100は、例示的な目的のみで、非常に具体的な詳細を伴って示されていることを理解されたい。処理デバイス(マイクロプロセッサ128)が、キーボード114とディスプレイ126との間に連結されるものとして概略的に示されている。マイクロプロセッサ128は、ユーザによるキーボード114上のキーの作動に応じて、ディスプレイ126の動作、ならびに無線デバイス100の全体的動作を制御する。
無線デバイス100は、垂直に細長くてもよい筐体を有するか、または他のサイズおよび形状を成し得る(二つ折り筐体構造を含む)。キーボード114は、テキスト入力と電話入力とを切り替えるためのモード選択キー、または他のハードウェアあるいはソフトウェアを含み得る。
マイクロプロセッサ128に加えて、無線デバイス100の他の部品が概略的に示されている。これらは、1式のLED104、一式の補助I/Oデバイス106、シリアルポート108、スピーカ111、およびマイクロホン112を含む、他の入出力デバイス、ならびにフラッシュメモリ116およびランダムアクセスメモリ(RAM)118を含むメモリデバイス、および種々の他のデバイスサブシステム120とともに、通信サブシステム170と、短距離通信サブシステム102と、キーボード114と、ディスプレイ126とを含む。無線デバイス100は、無線デバイス100の能動要素に電力供給するようにバッテリ121を有し得る。無線デバイス100は、いくつかの実施形態では、音声およびデータ通信能力を有する、両方向無線周波数(RF)通信デバイスである。加えて、無線デバイス100は、いくつかの実施形態では、インターネットを介して他のコンピュータシステムと通信する能力を有する。
マイクロプロセッサ128によって実行されるオペレーティングシステムソフトウェアは、いくつかの実施形態では、フラッシュメモリ116等の持続的記憶部に記憶されるが、読み出し専用メモリ(ROM)または同様の記憶要素等の他の種類のメモリデバイスに記憶され得る。加えて、システムソフトウェア、特定デバイスアプリケーション、またはそれらの複数部分が、RAM118等の揮発性記憶部に一時的にロードされ得る。無線デバイス100によって受信される通信信号も、RAM118に記憶され得る。
マイクロプロセッサ128は、そのオペレーティングシステム機能に加えて、無線デバイス100上でのソフトウェアアプリケーションの実行を可能にする。音声通信モジュール130Aおよびデータ通信モジュール130B等の、基本デバイス動作を制御する所定の一式のソフトウェアアプリケーションが、製造中に無線デバイス100にインストールされ得る。加えて、個人情報マネージャ(PIM)アプリケーションモジュール130Cも、製造中に無線デバイス100にインストールされ得る。PIMアプリケーションは、いくつかの実施形態では、Eメール、カレンダーイベント、音声メール、予約、およびタスクアイテム等のデータアイテムを整理および管理することが可能である。PIMアプリケーションはまた、いくつかの実施形態では、無線ネットワーク110を介してデータアイテムを送受信することが可能である。いくつかの実施形態では、PIMアプリケーションによって管理されるデータアイテムは、デバイスユーザの対応するデータアイテムがホストコンピュータシステムに記憶されるか、または関連付けられた状態で、無線ネットワーク110を介して、シームレスに統合、同期化、および更新される。同様に、別のソフトウェアモジュール130Nとして図示される、付加的なソフトウェアモジュールが製造中にインストールされ得る。
データおよび音声通信を含む通信機能は、通信サブシステム170を通して、およびおそらく短距離通信サブシステム102を通して果たされる。通信サブシステム170は、受信機150と、伝送機152と、受信アンテナ154および伝送アンテナ156として図示される1つ以上のアンテナとを含む。加えて、通信サブシステム170はまた、デジタル信号プロセッサ(DSP)158等の処理モジュール、および局部発振器(LO)160も含む。伝送機152および受信機150を有する通信サブシステム170は、上記で詳細に説明される実施形態のうちの1つ以上を実装するための機能性を含む。通信サブシステム170の特定の設計および実装は、無線デバイス100が動作することを目的としている通信ネットワークに依存する。例えば、無線デバイス100の通信サブシステム170は、MobitexTM、DataTACTM、または汎用パケット無線サービス(General Packet Radio Service/GPRS)移動データ通信ネットワークとともに動作するように設計され、また、高度携帯電話サービス(Advanced Mobile Phone Service/AMPS)、時分割多重アクセス(Time Division Multiple Access/TDMA)、符号分割多重アクセス(Code Division Multiple Access/CDMA)、個人通信サービス(Personal Communications Service/PCS)、グローバル・システム・フォー・モバイル・コミュニケーションズ(Global System for Mobile Communications/GSM(登録商標))等の種々の音声通信ネットワークのうちのいずれかとともに動作するように設計され得る。CDMAの実施例は、IXおよびIx EV−DOを含む。通信サブシステム170はまた、802.11 Wi−Fiネットワークおよび/または802.16 WiMAXネットワークとともに動作するように設計され得る。別個および統合の両方である、他の種類のデータおよび音声ネットワークも、無線デバイス100とともに利用され得る。
ネットワークアクセスは、通信システムの種類に応じて異なり得る。例えば、MobitexTMおよびデータTACTMネットワークでは、無線デバイスは、各デバイスと関連付けられる一意の個人識別番号(PIN)を使用して、ネットワーク上で登録される。しかしながら、GPRSネットワークでは、ネットワークアクセスは、典型的にはデバイスの加入者またはユーザと関連付けられる。したがって、GPRSデバイスは、典型的には、GPRSネットワーク上で動作するために、加入者識別モジュール(SIM)カードと呼ばれる加入者識別モジュールを有する。
ネットワーク登録または起動手順が完了すると、無線デバイス100は、通信ネットワーク110上で通信信号を送受信し得る。受信アンテナ154によって通信ネットワーク110から受信された信号は、信号増幅、周波数下方変換、フィルタリング、チャネル選択等を提供し、また、アナログ・デジタル変換を提供し得る、受信機150へ送られる。受信した信号のアナログ・デジタル変換は、DSP158が、復調および復号等のより複雑な通信機能を果たすことを可能にする。同様に、ネットワーク110に伝送される信号は、DSP158によって処理(例えば、変調および符号化)され、次いで、デジタル・アナログ変換、周波数上方変換、フィルタリング、増幅、および伝送アンテナ156を介した通信ネットワーク110(または複数のネットワーク)への伝送のために、伝送機152に提供される。
通信信号を処理することに加えて、DSP158は、受信機150および伝送機152の制御を提供する。例えば、受信機150および伝送機152において通信信号に適用される利得は、DSP158で実装される自動利得制御アルゴリズムを通して適応的に制御され得る。
データ通信モードでは、テキストメッセージまたはダウンロードされたウェブページ等の受信した信号が、通信サブシステム170によって処理され、マイクロプロセッサ128に入力される。次いで、受信した信号は、ディスプレイ126へ、または代替としていくつかの他の補助I/Oデバイス106への出力のために、マイクロプロセッサ128によってさらに処理される。デバイスユーザまた、キーボード114、および/またはタッチパッド、ロッカースイッチ、サムホイール、またはいくつかの他の種類の入力デバイス等の何らかの他の補助I/Oデバイス106を使用して、Eメールメッセージ等のデータアイテムを構成し得る。次いで、構成されたデータアイテムは、通信サブシステム170を介して通信ネットワーク110上で伝送され得る。
音声通信モードでは、デバイスの全体的動作は、受信した信号がスピーカ111に出力され、伝送のための信号がマイクロホン112によって生成されることを除いて、データ通信モードと実質的に同様である。音声メッセージ記録サブシステム等の代替的な音声または音響I/Oサブシステムも、無線デバイス100上で実装され得る。加えて、ディスプレイ126も、例えば、発呼者の識別、音声電話の持続時間、または他の音声電話関連情報を表示するために、音声通信モードで利用され得る。
短距離通信サブシステム102は、無線デバイス100と、必ずしも同様のデバイスである必要はない、他の近接システムまたはデバイスとの間の通信を可能にする。例えば、短距離通信サブシステムは、同様に使用可能なシステムおよびデバイスとの通信を提供するように、赤外線デバイス、ならびに関連回路および構成要素、またはBluetooth(登録商標)通信モジュールを含み得る。
いくつかの実装では、無線デバイス100は、CS(回路交換式)ならびにPS(パケット交換式)通信の両方に従事することができ、連続性の損失を伴わずに1つの通信モードから別の通信モードへ移行することができるように、複数のモードで動作することが可能である。他の実装が可能である。
特定の実施形態では、ピギーバック式ACK/NACKビットマップを伴うアップリンクデータブロック伝送を割り振り、伝送するための上記の方法のうちの1つ以上は、本明細書で説明される方法のうちの1つを実装するように集合的に適切に構成される、通信サブシステム170、マイクロプロセッサ128、RAM118、およびデータ通信モジュール130Bによって実装される。
上記で説明される実施形態の全ては、PANを伴うアップリンクRLCブロックの割振のためのポールの使用、およびPANを伴うRLCブロックの後続の伝送を指す。より一般的には、実施形態は、制御情報と組み合わせたユーザデータ(以降、DBCCI(制御情報と組み合わせられたデータブロック))の伝送のための特定された無線ブロック期間内のアップリンク無線ブロックの割振および/または伝送に適用可能である。PANを伴うアップリンクRLCブロックの割振および/または伝送において要求されるACK/NACKは、制御情報の具合的実施例である。RLCブロックは、アップリンク無線ブロックの具体的実施例である。したがって、PANを伴うRLCブロックは、DBCCIの具体的実施例である。PANを加えたRLCデータブロックに対するポールは、DBCCIの要求の具体的実施例である。
上記で説明される実施形態の全ては、USF機構を通したアップリンクRLCブロックの割振を指す。より一般的には、これらの実施形態は、ユーザデータの伝送の目的でアップリンク無線ブロックを割り振るための任意の割振機構に適用可能である。そのような割振の伝送は、UADB(データブロックのためのアップリンク割振)の伝送と呼ばれる。USFは、UADBの具体的実施例である。
実施形態は、大部分が方法として説明されている。さらなる実施形態は、実行されると、移動局に本明細書で説明される方法のうちのいずれかを行わせる、移動局によって実行するための、その上に記憶されたコンピュータ実行可能命令を有する、コンピュータ可読媒体を提供する。
さらなる実施形態は、実行されると、1つまたは複数のネットワークデバイスに本明細書で説明されるネットワーク方法のうちのいずれかを行わせる、1つまたは複数のネットワークデバイスによって実行するための、その上に記憶されたコンピュータ実行可能命令を有する、コンピュータ可読媒体を提供する。
さらなる実施形態は、本明細書で説明される移動局の方法のうちのいずれかを行うように構成される、移動局を提供する。
さらなる実施形態は、本明細書で説明されるネットワーク方法のうちのいずれかを行うように構成される、1つまたは複数のネットワークデバイスを提供する。
本願の多数の修正および変化例が、上記の教示に照らして可能である。したがって、添付の請求項の範囲内で、実施形態は、本明細書で具体的に説明されるのとは別様に実践され得ることを理解されたい。
さらなる側面は、実行されると、移動局に、上記で要約された方法のうちの1つまたは本明細書で開示される方法のうちの1つを行わせる、移動局によって実行するための、その上に記憶されたコンピュータ実行可能命令を有する、コンピュータ可読媒体を提供する。さらなる側面は、上記で要約された方法のうちの1つまたは本明細書で開示される方法のうちの1つを行うように構成される、無線デバイスまたはネットワーク構成要素を提供する。
例えば、本発明は以下の項目を提供する。
(項目1)
無線デバイスにおける方法であって、
DBCCI(制御情報と組み合わせられたデータブロック)の要求を受信することと、
第1のタイムスロット上でデータブロックを伝送することと
を含み、
該第1のタイムスロットを該無線デバイスに割り振るどんなUADB(データブロックに対するアップリンク割振)も受信されていない、方法。
(項目2)
データは、上記DBCCIの要求に応答して送信されている、項目1に記載の方法。
(項目3)
上記DBCCIの要求は、RLC(無線リンク制御)データブロック+PAN(ピギーバック式ACK/NACK)に対するポールである、項目1から2のうちのいずれか1項に記載の方法。
(項目4)
各UADBは、USF(アップリンク状態フラグ)である、項目1から3のうちのいずれか1項に記載の方法。
(項目5)
上記第1のタイムスロット以外の少なくとも1つのタイムスロットに関してUADBを受信することと、
該第1のタイムスロット以外の少なくとも1つのタイムスロットのそれぞれの上でデータブロックを伝送することと
をさらに含む、項目1から4のうちのいずれか1項に記載の方法。
(項目6)
上記DBCCI(制御情報と組み合わせられたデータブロック)の要求を受信することは、少なくとも1つのアップリンクタイムスロットの割振を示すDBCCI(制御情報と組み合わせられたデータブロック)の要求を無線チャネル上で受信することを含み、
上記第1のタイムスロット以外の少なくとも1つのタイムスロットに関してUADBを受信することは、少なくとも1つのUADB(データブロックのためのアップリンク割振)を受信することを含み、各UADBは、それぞれの少なくとも1つのアップリンクタイムスロットの割振を示し、該少なくとも1つのUADBによって割り振られる各アップリンクタイムスロットは、DBCCIの要求を使用して割り振られる各アップリンクタイムスロットとは別個かつ異なり、
上記第1のタイムスロット上でデータブロックを伝送すること、該第1のタイムスロット以外の少なくとも1つのタイムスロットのそれぞれの上でデータブロックを伝送することは、UADBによって、または上記DBCCIの要求によって割り振られる少なくとも1つのアップリンクタイムスロットのそれぞれに対して、少なくとも2つのフレームにわたって、上記少なくとも1つのタイムスロット上でデータブロックを伝送することを含み、該データブロックは、上記DBCCIの一部として送信されるデータブロックを含む、
項目5に記載の方法。
(項目7)
上記DBCCIの要求および各UADBはそれぞれ、4つのフレームにわたる1つのタイムスロットの割振、または2つのフレームにわたる2つのタイムスロットの割振を示す、項目1に記載の方法。
(項目8)
該当する場合、上記DBCCIの要求によって割り振られる同じタイムスロットでアップリンクデータブロック伝送を割り振るために、UADBが受信されるであろうことを知る前に、および、該当する場合、同じ無線ブロック期間内の該DBCCIの要求によって割り振られるタイムスロットよりも低い任意のタイムスロットでアップリンクデータブロック伝送を割り振るために、UADBが受信されるであろうことを知る前に、DBCCIを符号化することをさらに含む、項目1に記載の方法。
(項目9)
無線デバイスにおける方法であって、
DBCCIの要求を無線チャネル上で受信することと、
該当する場合、該DBCCIの要求によって割り振られる同じタイムスロットでアップリンクデータブロック伝送を割り振るために、UADBが受信されるであろうことを知る前に、および、該当する場合、同じ無線ブロック期間内の該DBCCIの要求によって割り振られるタイムスロットよりも低い任意のタイムスロットでアップリンクデータブロック伝送を割り振るために、UADBが受信されるであろうことを知る前に、DBCCIを符号化することと、
該DBCCIを伝送することと
を含む、方法。
(項目10)
移動局が上記DBCCIの要求が受信されたタイムスロットと同じタイムスロット上で上記DBCCIを伝送することをさらに含む、項目9に記載の方法。
(項目11)
上記DBCCI(制御情報と組み合わせられたデータブロック)の要求は、RLC(無線リンク制御)データブロック+PAN(ピギーバック式ACK/NACK)に対するポールである、項目9および10のうちのいずれか1項に記載の方法。
(項目12)
各UADBは、USF(アップリンク状態フラグ)である、項目9および10のうちのいずれか1項に記載の方法。
(項目13)
実行されると、移動局に項目1から12のうちのいずれか1項に記載の方法を行わせる移動局による実行のためのコンピュータ実行可能命令を記憶したコンピュータ可読媒体。
(項目14)
項目1から12のうちのいずれか1項に記載の方法を行うように構成された無線デバイス。
(項目15)
無線デバイスによるアップリンク伝送のためのタイムスロットを割り振るネットワークデバイスにおける方法であって、
DBCCI(制御情報と組み合わせられたデータブロック)の要求を伝送することと、
第1のタイムスロット上で該無線デバイスからデータブロックを受信することであって、該第1のタイムスロットを該無線デバイスに割り振るどんなUADB(データブロックのためのアップリンク割振)も受信されていない、ことと
を含む、方法。
(項目16)
上記データブロックを受信することは、上記DBCCIの要求に対する応答を受信することを含む、項目15に記載の方法。
(項目17)
上記第1のタイムスロット以外のタイムスロットのみを割り振るために、少なくとも1つのUADBを伝送することをさらに含む、項目16に記載の方法。
(項目18)
少なくとも1つのUADBによって割り振られるタイムスロットを割り振るために、少なくとも1つのUADBを伝送することと、該少なくとも1つのUADBに応答して、少なくとも1つのデータブロックを受信することとをさらに含み、
該DBCCI(制御情報と組み合わせられたデータブロック)の要求を伝送することは、DBCCIの伝送のために少なくとも1つのDBCCIにより割り振られるタイムスロットを割り振るために、DBCCIの要求を伝送することを含み、該少なくとも1つのUADBにより割り振られるタイムスロットと該少なくとも1つのDBCCIにより割り振られるタイムスロットとは相互排他的であり、
上記第1のタイムスロット上で無線デバイスからデータブロックを受信することであって、該第1のタイムスロットを該無線デバイスに割り振るどんなUADB(データブロックのためのアップリンク割振)も受信されていない、ことは、DBCCIへの応答を受信することを含む、
項目15に記載の方法。
(項目19)
上記DBCCI(制御情報と組み合わせられたデータブロック)の要求は、RLC(無線リンク制御)データブロック+PAN(ピギーバック式ACK/NACK)に対するポールである、項目15から18のうちのいずれか1項に記載の方法。
(項目20)
各UADBは、USF(アップリンク状態フラグ)である、項目15から19のうちのいずれか1項に記載の方法。
(項目21)
実行されると、1つまたは複数のネットワークデバイスに項目15から20のうちのいずれか1項に記載の方法を行わせる該1つまたは複数のネットワークデバイスによる実行のためのコンピュータ実行可能命令を記憶したコンピュータ可読媒体。
(項目22)
項目15から20のうちのいずれか1項に記載の方法を行うように構成された1つまたは複数のネットワークデバイス。

Claims (22)

  1. 無線デバイスにおける方法であって、
    DBCCI(制御情報と組み合わせられたデータブロック)の要求を受信することと、
    第1のタイムスロット上でデータブロックを伝送することと
    を含み、
    該第1のタイムスロットを該無線デバイスに割り振るどんなUADB(データブロックに対するアップリンク割振)も受信されていない、方法。
  2. データは、前記DBCCIの要求に応答して送信されている、請求項1に記載の方法。
  3. 前記DBCCIの要求は、RLC(無線リンク制御)データブロック+PAN(ピギーバック式ACK/NACK)に対するポールである、請求項1から2のうちのいずれか1項に記載の方法。
  4. 各UADBは、USF(アップリンク状態フラグ)である、請求項1から3のうちのいずれか1項に記載の方法。
  5. 前記第1のタイムスロット以外の少なくとも1つのタイムスロットに関してUADBを受信することと、
    該第1のタイムスロット以外の少なくとも1つのタイムスロットのそれぞれの上でデータブロックを伝送することと
    をさらに含む、請求項1から4のうちのいずれか1項に記載の方法。
  6. 前記DBCCI(制御情報と組み合わせられたデータブロック)の要求を受信することは、少なくとも1つのアップリンクタイムスロットの割振を示すDBCCI(制御情報と組み合わせられたデータブロック)の要求を無線チャネル上で受信することを含み、
    前記第1のタイムスロット以外の少なくとも1つのタイムスロットに関してUADBを受信することは、少なくとも1つのUADB(データブロックのためのアップリンク割振)を受信することを含み、各UADBは、それぞれの少なくとも1つのアップリンクタイムスロットの割振を示し、該少なくとも1つのUADBによって割り振られる各アップリンクタイムスロットは、DBCCIの要求を使用して割り振られる各アップリンクタイムスロットとは別個かつ異なり、
    前記第1のタイムスロット上でデータブロックを伝送すること、該第1のタイムスロット以外の少なくとも1つのタイムスロットのそれぞれの上でデータブロックを伝送することは、UADBによって、または前記DBCCIの要求によって割り振られる少なくとも1つのアップリンクタイムスロットのそれぞれに対して、少なくとも2つのフレームにわたって、前記少なくとも1つのタイムスロット上でデータブロックを伝送することを含み、該データブロックは、前記DBCCIの一部として送信されるデータブロックを含む、
    請求項5に記載の方法。
  7. 前記DBCCIの要求および各UADBはそれぞれ、4つのフレームにわたる1つのタイムスロットの割振、または2つのフレームにわたる2つのタイムスロットの割振を示す、請求項1に記載の方法。
  8. 該当する場合、前記DBCCIの要求によって割り振られる同じタイムスロットでアップリンクデータブロック伝送を割り振るために、UADBが受信されるであろうことを知る前に、および、該当する場合、同じ無線ブロック期間内の該DBCCIの要求によって割り振られるタイムスロットよりも低い任意のタイムスロットでアップリンクデータブロック伝送を割り振るために、UADBが受信されるであろうことを知る前に、DBCCIを符号化することをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  9. 無線デバイスにおける方法であって、
    DBCCIの要求を無線チャネル上で受信することと、
    該当する場合、該DBCCIの要求によって割り振られる同じタイムスロットでアップリンクデータブロック伝送を割り振るために、UADBが受信されるであろうことを知る前に、および、該当する場合、同じ無線ブロック期間内の該DBCCIの要求によって割り振られるタイムスロットよりも低い任意のタイムスロットでアップリンクデータブロック伝送を割り振るために、UADBが受信されるであろうことを知る前に、DBCCIを符号化することと、
    該DBCCIを伝送することと
    を含む、方法。
  10. 移動局が前記DBCCIの要求が受信されたタイムスロットと同じタイムスロット上で前記DBCCIを伝送することをさらに含む、請求項9に記載の方法。
  11. 前記DBCCI(制御情報と組み合わせられたデータブロック)の要求は、RLC(無線リンク制御)データブロック+PAN(ピギーバック式ACK/NACK)に対するポールである、請求項9および10のうちのいずれか1項に記載の方法。
  12. 各UADBは、USF(アップリンク状態フラグ)である、請求項9および10のうちのいずれか1項に記載の方法。
  13. 実行されると、移動局に請求項1から12のうちのいずれか1項に記載の方法を行わせる移動局による実行のためのコンピュータ実行可能命令を記憶したコンピュータ可読媒体。
  14. 請求項1から12のうちのいずれか1項に記載の方法を行うように構成された無線デバイス。
  15. 無線デバイスによるアップリンク伝送のためのタイムスロットを割り振るネットワークデバイスにおける方法であって、
    DBCCI(制御情報と組み合わせられたデータブロック)の要求を伝送することと、
    第1のタイムスロット上で該無線デバイスからデータブロックを受信することであって、該第1のタイムスロットを該無線デバイスに割り振るどんなUADB(データブロックのためのアップリンク割振)も受信されていない、ことと
    を含む、方法。
  16. 前記データブロックを受信することは、前記DBCCIの要求に対する応答を受信することを含む、請求項15に記載の方法。
  17. 前記第1のタイムスロット以外のタイムスロットのみを割り振るために、少なくとも1つのUADBを伝送することをさらに含む、請求項16に記載の方法。
  18. 少なくとも1つのUADBによって割り振られるタイムスロットを割り振るために、少なくとも1つのUADBを伝送することと、該少なくとも1つのUADBに応答して、少なくとも1つのデータブロックを受信することとをさらに含み、
    該DBCCI(制御情報と組み合わせられたデータブロック)の要求を伝送することは、DBCCIの伝送のために少なくとも1つのDBCCIにより割り振られるタイムスロットを割り振るために、DBCCIの要求を伝送することを含み、該少なくとも1つのUADBにより割り振られるタイムスロットと該少なくとも1つのDBCCIにより割り振られるタイムスロットとは相互排他的であり、
    前記第1のタイムスロット上で無線デバイスからデータブロックを受信することであって、該第1のタイムスロットを該無線デバイスに割り振るどんなUADB(データブロックのためのアップリンク割振)も受信されていない、ことは、DBCCIへの応答を受信することを含む、
    請求項15に記載の方法。
  19. 前記DBCCI(制御情報と組み合わせられたデータブロック)の要求は、RLC(無線リンク制御)データブロック+PAN(ピギーバック式ACK/NACK)に対するポールである、請求項15から18のうちのいずれか1項に記載の方法。
  20. 各UADBは、USF(アップリンク状態フラグ)である、請求項15から19のうちのいずれか1項に記載の方法。
  21. 実行されると、1つまたは複数のネットワークデバイスに請求項15から20のうちのいずれか1項に記載の方法を行わせる該1つまたは複数のネットワークデバイスによる実行のためのコンピュータ実行可能命令を記憶したコンピュータ可読媒体。
  22. 請求項15から20のうちのいずれか1項に記載の方法を行うように構成された1つまたは複数のネットワークデバイス。
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