JP2012518732A - エンジンのスリーブバルブの複合駆動装置 - Google Patents

エンジンのスリーブバルブの複合駆動装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2012518732A
JP2012518732A JP2011550384A JP2011550384A JP2012518732A JP 2012518732 A JP2012518732 A JP 2012518732A JP 2011550384 A JP2011550384 A JP 2011550384A JP 2011550384 A JP2011550384 A JP 2011550384A JP 2012518732 A JP2012518732 A JP 2012518732A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sleeve
drive
valve engine
sleeve valve
engine according
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2011550384A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5550662B2 (ja
Inventor
ベニンカ、ジョセフ、アンジェロ
ジョーンズ、マーク、フレデリック
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Green Energy Gas Engines Pty Ltd
Original Assignee
Green Energy Gas Engines Pty Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority claimed from AU2009900735A external-priority patent/AU2009900735A0/en
Application filed by Green Energy Gas Engines Pty Ltd filed Critical Green Energy Gas Engines Pty Ltd
Publication of JP2012518732A publication Critical patent/JP2012518732A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5550662B2 publication Critical patent/JP5550662B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01LCYCLICALLY OPERATING VALVES FOR MACHINES OR ENGINES
    • F01L1/00Valve-gear or valve arrangements, e.g. lift-valve gear
    • F01L1/02Valve drive
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01LCYCLICALLY OPERATING VALVES FOR MACHINES OR ENGINES
    • F01L1/00Valve-gear or valve arrangements, e.g. lift-valve gear
    • F01L1/02Valve drive
    • F01L1/024Belt drive
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01LCYCLICALLY OPERATING VALVES FOR MACHINES OR ENGINES
    • F01L5/00Slide valve-gear or valve-arrangements
    • F01L5/04Slide valve-gear or valve-arrangements with cylindrical, sleeve, or part-annularly shaped valves
    • F01L5/06Slide valve-gear or valve-arrangements with cylindrical, sleeve, or part-annularly shaped valves surrounding working cylinder or piston
    • F01L5/08Arrangements with several movements or several valves, e.g. one valve inside the other
    • F01L5/10Arrangements with several movements or several valves, e.g. one valve inside the other with reciprocating and other movements of the same valve
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01LCYCLICALLY OPERATING VALVES FOR MACHINES OR ENGINES
    • F01L1/00Valve-gear or valve arrangements, e.g. lift-valve gear
    • F01L1/02Valve drive
    • F01L1/026Gear drive
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01LCYCLICALLY OPERATING VALVES FOR MACHINES OR ENGINES
    • F01L5/00Slide valve-gear or valve-arrangements
    • F01L5/04Slide valve-gear or valve-arrangements with cylindrical, sleeve, or part-annularly shaped valves
    • F01L5/06Slide valve-gear or valve-arrangements with cylindrical, sleeve, or part-annularly shaped valves surrounding working cylinder or piston

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Valve-Gear Or Valve Arrangements (AREA)
  • Transmission Devices (AREA)
  • Valve Device For Special Equipments (AREA)

Abstract

スリーブバルブ・エンジンのスリーブのためのドライブトレインが、スリーブに複合運動を与える一対の駆動装置を有し、これによりポートの開閉を良好にする。一方の駆動装置は、エンジン駆動の第1のギアを用いて、カムとフォロワにより、スリーブに偏心運動を与える。他方の駆動装置は、エンジン駆動の第2のギアを用いて、割りスリーブの中の偏心ピンにより、スリーブに小さな同時回転を与える。一方の駆動装置により、他方の駆動装置からの回転応答を阻止することなく、軸方向応答を可能にしている。スリーブ通路で、丈が長く幅が狭いポートが可能となることで、ピストンリングをピストン冠に近づけることができ、排気が低減される。
【選択図】図1

Description

本発明は、スリーブバルブ・エンジンに関し、特にスリーブバルブの駆動装置に関するものである。
スリーブバルブ・エンジンには幾つかの制限が見られるが、そのうちの1つは、玉継ぎ手によりスリーブの後端に連結されている単一のスリーブクランクによって強いられるポート開閉通路の形状である。その通路の形状は楕円形である。低排出を保証するためには、最上位のピストンリングをピストン冠に近接させて配置することが望ましい。
十分なスリーブ孔の開口を得るためにスリーブクランクのストロークを十分に長くした場合、回転運動は幅の広いポート孔を必要とする。オットーサイクルにおいて両方のポートが一緒に開きピストンが上死点近くにあるオーバラップ期間には、ピストンリングあるいは少なくともトップリングが、ポート孔を横切り、適切に支持されなくなる。これらは“外れ落ちる”傾向があり、これによって、リングの過度な摩耗を引き起こす。
最近のエンジンは、エンジン効率の向上のために高圧縮比を必要とし、このことは、よりピストン冠をシリンダヘッドに近接させて隙間容積を低減することを意味している。その最終的な結果として、ピストン冠が孔領域にさらにはみ出ることになる。
本出願人は、同時係属中の特許文献1において、スリーブバルブの構成を開示していて、そのスリーブは、入口孔と出口孔を有し、それらの孔の間でスリーブの壁の中に、スリーブから燃焼熱を奪うための内部冷却液の流路を備えている。この改良は、この特別な構成のスリーブに適用可能なものである。
特許文献2においては、対向シリンダを有するスリーブバルブ・エンジンが、スリーブバルブ駆動装置を備え、一対のリングギアを用いて各シリンダのスリーブを回転させることが開示されている。スリーブに隣接してスリーブ端部の螺旋溝の中に突き出ている回転ディスクによって、スリーブの軸方向の動きが与えられる。その溝のピッチ及び長さは非常に小さくなっていて、これによって、スリーブのポートに溜まってしまう恐れのあるカーボン付着を擦り取るのに十分な往復運動が生じるようにしている。これは、ポートを効果的な形状とする助けになるものとして有効ではない。
オーストラリア特許仮出願第2008901933号 米国特許第2411571号
本発明の装置は、スリーブバルブ・エンジンに関し、このエンジンにおいて、ポートを開閉するスリーブバルブは、スリーブに往復運動を与える第1のスリーブ駆動装置により駆動され、一方、第2のスリーブ駆動装置がスリーブに部分回転を与える。
第1の駆動装置において、スリーブを往復運動させるために、スリーブに隣接するブロックが偏心パスを描き、このブロックはスリーブから突き出ているフォロワに係合して、これにより、スリーブが往復運動しながらアーチ形パスを描くことを可能にしている。そのフォロワは、先端にスラスト面を有していて、後端に同様のスラスト面を有している。運動のアーチ形はスリーブの回転に相当し、これは、シリンダヘッドのポートを覆ったり、覆いを外したりするのに十分なものある。スラスト面は、互いに平行であって、往復運動の軸を横切るように配置されている。
第2の駆動装置は、割れ目の入った略円筒形の表面を有する、スリーブから突き出ている、軸方向に配置されたスライドと、上記割れ目に突き出ている、偏心運動をするピンと、両端部が上記円筒形の表面に接触するように湾曲している、上記ピンにより支えられているヘッドと、を有し、上記ピンは、上記スライドが第1の駆動装置に応えて往復運動することを可能にしながら、スリーブにアーチ形運動を与える。
上記ブロックは、シリンダ軸に対して90°に配置された軸に関して回転する第1のギアホイールに、偏心させて取り付けることができる。
同様に、第2の駆動装置において上記ピンは、シリンダ軸に対して90°に配置された同じ或いは異なる軸に関して回転すると共に第1のギアホイールと直径方向に反対側にある第2のギアホイールに、偏心させて取り付けることができる。このように第1と第2のギアホイールを180°に配置することは有用であるが、この角度が180°より小さい場合でも、駆動装置は同様に適切に機能する。
第1及び第2のギアホイールは、オットーサイクルによる全てのバルブエンジンの中に含まれている半速バルブ運動ギアの直角駆動装置の一部分とすることができる。このように、第1と第2の駆動装置は、同時にスリーブ運動に寄与し、協働してスリーブに楕円形パスを与える。バルブ運動ギアは、そろって回転するために、チェーンまたは歯付きベルトにより接続されている。しかしながら、そのパスは、従来技術で知られているものから変形されていて、改良された楕円形パスによって、ポート設計の変更が可能になっている。スリーブには、複数の、好ましくは7個までの、ポートを設けることができる。
作動部の斜視図 スリーブがクランクシャフトに対して80°回転した状態の図1の作動部の平面図 スリーブがクランクシャフトに対して90°回転した状態の図1の作動部の平面図 スリーブがクランクシャフトに対して100°回転した状態の図1の作動部の平面図 図2のスリーブ駆動装置の側面図 図3のスリーブ駆動装置の側面図 図4のスリーブ駆動装置の側面図 歯付きベルト駆動を示す改良例の底部斜視図 スリーブを軸方向に駆動するホイールの斜視図 図9に示すホイールの裏面の斜視図 ブロックが取り付けられた図9及び10のホイールの前面図 取り付けられたベベルギアを示す図11の断面図 図11と異なる位相にあるホイールとブロックの前面図 スリーブの軸方向運動のためのベベルギア及びホイールとブロックを示す側面図 スリーブの回転運動のためのスリーブ駆動装置の平面図 図15に示す駆動装置をエンジンの中にあるときのような外観で示す平面図 図16の断面図
以下、添付の図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。
図1〜8に示すように、シリンダ2は、その周囲に配置された対の孔4をいくつか備えている。これらは、燃料/空気供給装置(図示せず)及び排気管に接続しているシリンダブロックのポートに合わせたものである。
スリーブバルブ6は、同様に、対の孔をいくつか備えていて、これらは、シリンダ孔に合わせて出入りし、オットーサイクルに従って、シリンダをインレット及びエキゾーストに接続する。
スリーブバルブの下端は、シリンダの端をおよそ30mm越えて延びていて、これによって、クランクシャフト8から歯付きホイール10、12及び共通の歯付きベルト14によって取り出されるスリーブ駆動力を受け入れている。
ホイール12は、時計回りに回転してベベルギア16を駆動し、これにより、ベベルギア18が駆動される。ベベルギア18は、動くスリーブバルブに隣接した位置にあって、偏心ピン20を有する。これは、スリーブバルブの外面から突き出すフォロワ26の平行なスラスト面22、24の間に突き出ている。金属面は、スリーブバルブが20°回転する間、ピン20により係合している金属ブロック28と接触したままとなるように、十分な長さになっている。ブロック28によって、ピンだけの場合よりも、スラスト面とのより良い接触領域が得られる。
ホイール10は、時計回りに回転してベベルギア30を駆動し、これにより、ベベルギア32が駆動される。ベベルギア32は、ベベルギア18に対して180°の位置で、同様に、動くスリーブバルブに隣接している。ベベルギア32は、偏心ピン34を駆動する。円筒形の割りスリーブ36が、フォロワ26と直径方向に反対側で、スリーブバルブ6の外面に固定されている。偏心ピン34が、割れ目38を通って割りスリーブの中に突き出て、ロッカー40と係合している。ロッカー40は、ピン34から等距離の湾曲した端面を有し、それらの端面がスリーブ36の円筒状の内面とかみ合っている。
ベベルギア18、32は、同一直線上にあって、クランクシャフト軸に対して90°に配置されている。時計回りに10°回転し、続いて10°戻って10°反時計回りに回転するということが、ブロック28とロッカー40の行程の範囲内で生じる。フォロワ26と割りスリーブ36によって、スリーブバルブの質量はわずかに増加するものの、それらによって、スリーブの運動を往復成分と回転成分とに分離することができるので、エンジン性能が向上する。これらの成分を2つの駆動装置に分離することで、ポート設計の変更が可能である。
図8において、歯付きベルト14がクランクシャフトから駆動力を取り出す方法を示している。アイドラ42によって、ベルト調節が可能になっている。
スリーブの軸方向駆動装置を示す図9〜14において、プーリーベアリング50がシャフト56上のサークリップ52、54の間にあって、これがプーリー12によって回転させられる。潤滑油孔58がベアリング50の中に通じている。シャフト56の反対の端部は、ニードルベアリング60の中に差し込まれている。シャフト62が、シャフト56に対して90°に延びて、ベベルギア18を支持している。いくつかのテーパー頭ネジ64によって、スラストプレート66をベベルギア18に締め付けている。
スラストプレートの2つの面を、図9及び10に示している。ベアリングは、直径が90mmであるが、2つの面にある隣接する構成要素から推力を受け取るのは、最も外側の10mmのみである。スライドブロック28は、スラストベアリング66から90°に延びるピン12に支えられている。
図12は、ベベルギア18のスピゴット70からピン孔72に延びる油路68を示している。出口孔74は、オイルをサンプに戻す。
図15は、ピン34と青銅ロッカー40との間の連結を示している。
スリーブの回転駆動装置を示す図16及び17において、ハウジング80が、スリーブ軸方向駆動装置にあるような角度をなすシャフトと同じ構成を支持している。シャフト82が、ベアリング84の中に入って、ショルダの環状面に当接している。ベベルギア30は、ショルダの反対の面に当接している。シャフト82のテーパー端部が、ハウジングから突き出て、ドライブプーリーの端部を受け取っている。ピン34は中空であって、これにより、オイルがピンの端からロッカー40に漏れ出て、割りスリーブ36を潤滑させることを可能にしている。オイルは、出口孔86を通ってハウジングから出て行く。ベベルギア32とロッカー40との間に、スラストワッシャ88が閉じ込められている。
軸方向運動:
プーリー12が時計回りに回転して、ボールベアリング50とニードルベアリング60との間に支持されているシャフト56を駆動する。ベアリング50は、このシャフトにかかる軸方向と径方向の力を制御する。ベベルギア16は、シャフト56上に締まり嵌めされている。トルクは、純粋に干渉に基づき伝達することもできるが、駆動安全性を向上させるために半月キーを用いることもできる。ベベルギア16上に生じる推力は、シャフトのショルダにより支持される。
ベベルギア18は、12個のM5テーパー頭ネジ64により、シャフト62に固定されている。この構成は、自動車の後輪駆動用の遊星差動歯車装置の中心におけるクラウンホイールの取り付けにおいて、よく実証されている。あるいは、シャフトとベベルギアを1つのユニットに製造してもよい。
シャフト62は、平面ジャーナルベアリングに支持されている。面90、面92と、シャフト62の表面は、油圧供給を受ける。
図17は、構成要素の断面を示している。これら3つの表面により、スリーブ6を加速及び減速する軸方向の慣性力とベベルギアのかみ合い力に対して、正確なシャフト位置を維持している。
内部油路68は、オフセットピン2にも供給を行い、青銅スライドブロック28の内部穴にも供給を行う。このブロックは、やはり連通穴90を有し、これによって青銅/スリーブ接合部のスライド面22、24にオイルを供給する。このようにして、すべてのスライド面が油圧供給を受ける。
オイルの供給が多量であるときには、スクレーパー・エッジ96を有する駆動ギア・ハウジング80が注意深く設計されることで、余分なオイルが取り除かれて、そのオイルはエンジンサンプに戻される。
油圧供給により、ベベルギアのかみ合い領域にもオイルが噴霧される。
平行なスラスト面は、スリーブバルブが20°回転する間、青銅ブロック28と接触したままとなるように、十分に長くなっている。最大慣性力は、平行な面が青銅ブロック28を中心に捉える上死点と下死点で生じる。
回転運動:
ホイール10が時計回りに回転することで、シャフト70を介してベベルギア30を駆動し、これによりベベルギア32が駆動される。ベベルギア32は、ベベルギア18に対して180°の位置で、同様に、動くスリーブバルブに隣接している。軸方向と回転方向のギアセットは、必ずしも180°離れている必要はない。
ベベルギア32により、偏心ピン34が駆動される。円筒形の割りスリーブ36が、フォロワ26と直径方向に反対側で、スリーブバルブ6の外面に固定されている。偏心ピン34が、割れ目38を通って割りスリーブの中に突き出て、青銅ロッカー40と係合している。ロッカー40は、ピン34から等距離の円筒状の面を有し、それらの面がスリーブ36の円筒状の内面とかみ合っている。
回転運動用のシャフト82は、軸方向運動用のシャフト56と同等のものであり、同等のジャーナルの油圧供給面により支持されている。
青銅ロッカー40にかかる慣性負荷は、スリーブ6がその最大回転限界に達したときに、最大値に達する。この角度で、割りスリーブ36と円形の青銅ブッシュ40との間のベアリング領域が最大となって、これにより、応力が許容レベル範囲内に保たれる。
このようにスリーブの軸方向運動と回転運動を分離する構成によって、ポート設計の変更が可能となる。その変更によって、より幅が狭く、より丈の長いポートが可能となり、ピストンリングがより良く支持される。これによって、トップのシリンダリングが、摩耗を増加させることなく、ポートを横切ることが確実に可能である。有名なデトロイトディーゼルのV8、2ストロークのトラック用エンジンが、このコンセプトの証明になる。スーパーチャージャ、ターボチャージャ装備の2ストローク・エンジンの場合、エンジンは、外気を取り込むため、ピストン・ストロークの下部において多くのポートを必要としていた。4つの排気弁がシリンダヘッドに設けられていた。このようなエンジンは、回転の度にピストンリングがポートを通り越しながら、何百万キロメートルも走行する。
上記実施形態により次の効果が明らかになった。
1.ポート形状の丈を長く、幅を狭くすることができる。ポートの幅が狭いことによって、ピストン上でリングの位置をピストン冠により近づけて、高い位置にすることができる。
2.追加構成要素が複雑なものではない。
なお、本明細書で使用されている「有している」という表現は、当然のことながら、包含的な意味であり、「有している」という言葉を用いることで、他の要素の追加を排除するものではない。
また、本発明の基本的特徴から逸脱することない範囲で、種々の変形、追加が可能である。そのような変形や追加は、本発明の範囲内に含まれる。

Claims (8)

  1. スリーブバルブ・エンジンであって、
    ポートを開閉するスリーブバルブが、スリーブに往復運動を与える第1のスリーブ駆動装置により駆動され、一方、第2のスリーブ駆動装置がスリーブに部分回転を与える
    ことを特徴とするスリーブバルブ・エンジン。
  2. 第1のスリーブ駆動装置において、スリーブを往復運動させるために、スリーブに隣接するブロックが偏心パスを描き、そのブロックがスリーブから突き出ているフォロワに係合して、これにより、スリーブが往復運動しながらアーチ形パスを描き得る
    請求項1に記載のスリーブバルブ・エンジン。
  3. フォロワが、先端にスラスト面を有し、後端に同様のスラスト面を有する
    請求項2に記載のスリーブバルブ・エンジン。
  4. スラストが、互いに平行であって、往復運動の軸を横切る配置である
    請求項3に記載のスリーブバルブ・エンジン。
  5. 第2のスリーブ駆動装置が、
    割れ目の入った略円筒形の表面を有し、スリーブから突き出て、軸方向に配置されたスライドと、
    その割れ目に突き出て、偏心パスを描くピンと、
    両端部がスライドの略円筒形の表面に接触するように湾曲し、ピンにより支えられているヘッドと、を有し、
    ピンが、スライドが第1のスリーブ駆動装置と協働して往復運動することを可能にしながら、スリーブにアーチ形運動を与える
    請求項1ないし4のいずれかに記載のスリーブバルブ・エンジン。
  6. ブロックが、シリンダ軸に対して90°に配置された軸に関して回転する第1のギアホイールに偏心して取り付けられている
    請求項2ないし5のいずれかに記載のスリーブバルブ・エンジン。
  7. 第2のスリーブ駆動装置におけるピンが、シリンダ軸に対して90°に配置された同じ或いは異なる軸に関して回転すると共に、第1のギアホイールと直径方向に反対側にある第2のギアホイールに偏心して取り付けられている
    請求項5または6に記載のスリーブバルブ・エンジン。
  8. 第1及び第2のギアホイールが、半速バルブ運動ギアの直角駆動装置の一部分である
    請求項6または7に記載のスリーブバルブ・エンジン。
JP2011550384A 2009-02-20 2010-02-22 エンジンのスリーブバルブの複合駆動装置 Active JP5550662B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
AU2009900735 2009-02-20
AU2009900735A AU2009900735A0 (en) 2009-02-20 Compound drive for the sleeve valve of an engine
PCT/AU2010/000191 WO2010094078A1 (en) 2009-02-20 2010-02-22 Compound drive for the sleeve valve of an engine

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012518732A true JP2012518732A (ja) 2012-08-16
JP5550662B2 JP5550662B2 (ja) 2014-07-16

Family

ID=42633359

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011550384A Active JP5550662B2 (ja) 2009-02-20 2010-02-22 エンジンのスリーブバルブの複合駆動装置

Country Status (6)

Country Link
US (1) US8677952B2 (ja)
EP (1) EP2399008B1 (ja)
JP (1) JP5550662B2 (ja)
CN (1) CN102224324B (ja)
AU (1) AU2010215079B2 (ja)
WO (1) WO2010094078A1 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106437927A (zh) * 2016-11-10 2017-02-22 安徽工程大学 一种旋转网式气门配气机构
RU2734566C1 (ru) * 2020-04-28 2020-10-20 Акционерное общество "Северный пресс" Двухтактный двигатель с гильзовым газораспределением

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB295013A (en) * 1927-08-06 1929-03-14 British Continental Motors Ltd Improvements in sleeve valve internal combustion engines
GB511507A (en) * 1937-02-19 1939-08-21 Marius Jean Baptiste Barbarou Improvements in or relating to two-stroke internal combustion engines
JPS6398411U (ja) * 1986-12-17 1988-06-25
JPS6398414U (ja) * 1986-12-18 1988-06-25
JP2009516124A (ja) * 2005-11-18 2009-04-16 ロータス カーズ リミテッド ピストン往復型スリーブバルブ機関

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB191107942A (en) * 1911-03-30 1912-02-01 Argylls Ltd Improvements in the Valve Mechanism of Internal Cumbustion Engines.
FR17476E (fr) * 1912-03-01 1913-09-20 Auguste Guiot Amortisseur
GB191507942A (en) * 1915-05-28 1916-03-16 Parkinson & W & B Cowan Ltd Improvements in Vaporisers for Oil Lamps.
US1749701A (en) * 1928-04-13 1930-03-04 Gilbert Edward Leslie Single-sleeve-valve engine

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB295013A (en) * 1927-08-06 1929-03-14 British Continental Motors Ltd Improvements in sleeve valve internal combustion engines
GB511507A (en) * 1937-02-19 1939-08-21 Marius Jean Baptiste Barbarou Improvements in or relating to two-stroke internal combustion engines
JPS6398411U (ja) * 1986-12-17 1988-06-25
JPS6398414U (ja) * 1986-12-18 1988-06-25
JP2009516124A (ja) * 2005-11-18 2009-04-16 ロータス カーズ リミテッド ピストン往復型スリーブバルブ機関

Also Published As

Publication number Publication date
US20110283962A1 (en) 2011-11-24
CN102224324B (zh) 2014-08-27
EP2399008B1 (en) 2016-11-30
AU2010215079B2 (en) 2015-05-07
US8677952B2 (en) 2014-03-25
CN102224324A (zh) 2011-10-19
EP2399008A4 (en) 2013-11-06
JP5550662B2 (ja) 2014-07-16
AU2010215079A1 (en) 2011-08-18
WO2010094078A1 (en) 2010-08-26
EP2399008A1 (en) 2011-12-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
RU2161712C2 (ru) Двигатель внутреннего сгорания с противоположно движущимися поршнями
US5623894A (en) Dual compression and dual expansion engine
US6257178B1 (en) Internal combustion engine for a motorcycle
JP4229867B2 (ja) 圧縮比可変機構を備える内燃機関を備える動力装置
JP5550662B2 (ja) エンジンのスリーブバルブの複合駆動装置
JP4611912B2 (ja) クランク軸給油構造
JP2021001604A (ja) シール装置、モジュラー式ロータリーバルブ装置およびエンジン
US6953015B2 (en) Engine
JP2007224860A (ja) 内燃機関の油路構造
US4879981A (en) Oil pump driving mechanism
JP5634297B2 (ja) バーチカル型の複リンク式可変ストロークエンジン
KR101382796B1 (ko) 시저스기어장치의 오일윤활구조
KR100947005B1 (ko) 엔진
US20060219193A1 (en) Optimized linear engine
DE102007034941B4 (de) Rotationsmotor mit starrer Pleuelverbindung
JP4148814B2 (ja) 内燃機関の潤滑装置
JP3635562B2 (ja) Ohc式v型2気筒エンジン
AU2004258057A1 (en) Optimized linear engine
JP4471893B2 (ja) オイルの噴射孔が設けられたカム軸を備える内燃機関
RU2263803C1 (ru) Двигатель внутреннего сгорания
JP2003254030A (ja) 4ストローク内燃機関のブリーザ装置
KR19980049589A (ko) 타이밍 기어 윤활장치
SI21712A (sl) Motor z odmičnim utorom in rotacijskim batom
AU6349696A (en) Opposed piston combustion engine

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130220

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140204

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140418

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140520

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140520

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5550662

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250