JP2012518360A - 中継器と基地局との間のデータ送受信方法 - Google Patents

中継器と基地局との間のデータ送受信方法 Download PDF

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Abstract

【課題】基地局と中継器との間の新しいデータ送受信方法を提供すること。
【解決手段】前記データ送受信方法は、前記中継器が基地局からダウンリンクのn番目のサブフレームでデータを受信する段階と、前記データを受信した後、送信するデータがある場合、前記データを送信するアップリンクのサブフレームの位置を決定する段階であって、前記決定されるサブフレームがn+k番目のサブフレームであり、前記kが前記nの値と予め設定されたHARQに関する情報に基づいて決定される、段階と、前記アップリンクのn+k番目のサブフレームで前記データを送信する段階とを含む。
【選択図】図10

Description

本発明は、無線通信に関し、より詳細には、中継器と基地局との間のデータ送受信方法に関する。
無線通信システムは、大きく周波数分割2重通信(FDD)方式と時分割2重通信(TDD)方式に分けられる。
FDD方式によれば、アップリンク送信とダウンリンク送信とが異なる周波数帯域を占有して行われる。TDD方式によれば、アップリンク送信とダウンリンク送信とが同一の周波数帯域を占有して異なる時間に行われる。TDD方式のチャネル応答は実質的に相互的(reciprocal)である。これは、与えられた周波数領域でダウンリンクチャネル応答とアップリンクチャネル応答とがほぼ同じであるということである。よって、TDDベースの無線通信システムにおいては、ダウンリンクチャネル応答がアップリンクチャネル応答から得られるという利点がある。
TDD方式は、全周波数帯域においてアップリンク送信とダウンリンク送信とが時分割されるので、基地局(BS)によるダウンリンク送信と端末(移動機(MS))によるアップリンク送信とを同時に行うことができない。アップリンク送信とダウンリンク送信とがサブフレーム単位で区分されるTDDシステムにおいては、アップリンク送信とダウンリンク送信とが異なるサブフレームで行われる。
無線通信システムは、その周囲の所定領域であるセルにサービスを提供する基地局(BS)を含む。通常、端末又は移動機(MS)は、BSのサービスカバレッジ内にあるとき、当該BSと通信を行うことができる。しかしながら、ビルなどの障害物が存在する場合又はMSがセル境界領域に位置する場合、MSはBSとの通信を行うことができないか、通信品質が良くないことがある。
BSのサービスカバレッジを拡大するために様々な方法が提示された。
その1つの方法が、無線通信システムに中継局(Relay Station,RS)を導入することである。RSは、BSとMSとの間(又は、2つのMSの間若しくはMS/BSと他のRSとの間)の通信において中継者として動作する。すなわち、RSは、単一の直接リンクではなく、2ホップリンク又はマルチホップリンクを介して、遠く離れているBSとMSとの間でデータ伝送が行われるようにする。このようなRSは、BSのサービスカバレッジを拡大することができ、セル境界性能を向上させることができる。さらに、RSは、セルスループットを向上させることができる。
RSは、初期にモバイルワイマックス(Mobile WiMAX)(例えば、IEEE802.16j/m)などの時分割2重通信(TDD)無線通信システムにおいて発展した。
近年、周波数分割2重通信(FDD)無線通信システムにおいても、システムの性能を向上させるために、中継器(Relay)の導入を研究し始めた。FDD無線通信システムとしては、例えばFDDベースの第3世代パートナシッププロジェクト長期進化(3GPP LTE)システム、FDDをサポートするモバイルワイマックスシステムなどがある。
図1は中継器を用いる無線通信システムを示す図である。
図示のように、無線通信システムは、少なくとも1つの基地局(BS)21、22、23(まとめて「20」という)を含む。
各基地局21、22、23は、特定の地理的領域(一般にセルという)21a、22a、23aに通信サービスを提供する。セルは、更に複数の領域(セクタという)に分けられる。1つの基地局には1つ以上のセルが存在する。
一般に、基地局21、22、23とは、端末11、12、13(まとめて「10」という)と通信を行う固定局(fixed station)をいい、進化ノードB(eNB(evolved-NodeB))、基地局装置(BTS)、アクセスポイント、接続網(AN)などの他の用語で呼ばれることもある。
以下、ダウンリンク(DL)とは、基地局から端末への通信を意味し、アップリンク(UL)とは、端末から基地局への通信を意味する。ダウンリンクにおいて、送信器は基地局の一部分であり、受信器は端末の一部分である。アップリンクにおいて、送信器は端末の一部分であり、受信器は基地局の一部分である。
アップリンク送信において、端末11は、ソース局(Source Station)として動作し、目的局(Destination Station)に該当する基地局21にデータを送信する。ダウンリンク送信において、基地局21は、ソース局として動作し、目的局に該当する端末11にデータを送信する。
図示のように、無線通信システムは、1つ以上の中継器31、32、33(まとめて「30」という)を含む。
中継器31、32、33は、図示のように、セルの外郭地域や不感地域に位置し、基地局と端末との間のデータを中継する。ここで、基地局は、中継局と端末間の接続性(connectivity)、管理、制御、リソース割り当てなどの機能を実行することができる。
図2を参照すると、基地局は中継器を介して端末と通信を行う。
図示のように、中継器31は、前記アップリンク及び前記ダウンリンクを中継する。
アップリンク送信において、ソース局、すなわち端末11は、アップリンクデータを目的局、すなわち基地局21と中継器31に送信する。すると、中継器31は、端末11のアップリンクデータを基地局21に中継する。
ダウンリンク送信において、ソース局、すなわち基地局21は、ダウンリンクデータを目的局に該当する端末11と中継器31に送信する。すると、中継器31は、ソース局、すなわち基地局21からのデータを目的局、すなわち端末11に中継する。
図示のように、中継器は1つ又は複数存在する。すなわち、基地局21と端末12との間には、複数の中継器32、33が存在する。
中継局では、増幅及び転送(AF)又は復号及び転送(DF)など、いかなる中継方式を用いてもよい。
一方、基地局21と中継器31との間で伝送されるデータをバックホール(backhaul)データという。バックホールデータは、端末によるデータでもよく、基地局21と中継器31との間の制御データでもよい。
端末が前記バックホールデータを受信しないようにするために、バックホールデータが送信されるサブフレームを端末がリッスンしないようにすることができる。
このように、端末がバックホールデータをリッスンしないようにするために、3GPPにおけるマルチメディアブロードキャスト/マルチキャストサービス(MBMS)の機能が利用される。MBMSとは、ダウンリンク専用のMBMSベアラサービスを利用して、複数の端末にストリーミング、バックグラウンドブロードキャストサービス、又はマルチキャストサービスを提供することをいう。ここで、MBMSサービスは、同一のサービスを複数のセルに提供するマルチセルサービスと、1つのセルにのみ提供するシングルセルサービスに分けられる。ここで、端末がマルチセルサービスを受信する場合、MBMS単一周波数網(MBSFN)方式で複数のセルから送信される同一のマルチセルサービスを組み合わせて受信することができる。
一方、MBSFNをサポートしないレガシー端末は、MBSFNに割り当てられたサブフレームで基準信号の測定を行わない。
このような点を利用して、中継器30と基地局20との間でバックホールデータが送受信されるサブフレームをMBSFNサブフレームに設定すると、端末は、MBSFNに割り当てられたサブフレームで基準信号の測定を行わない。
図3はハイブリッド自動再送要求(HARQ)動作を示す。
図3に示すように、従来技術では、効率的なデータ送信のためにHARQ動作を行わせており、そのHARQ動作過程の詳細は次の通りである。
1)まず、基地局20は、データチャネルで第1データを中継器30に送信する。
2)中継器30は、第1データを受信すると、第1データの復号を試みる。中継器30は、復号の結果に基づいてHARQフィードバックを基地局20に送信する。すなわち、中継器30は、復号に成功すると肯定応答(ACK)信号を、復号に失敗すると否定応答(NACK)信号を、基地局20に送信する。ここで、ACK/NACK信号の送信は、データの受信時点から所定間隔後に行われる。
3)基地局20は、ACK信号を受信した場合、中継器30へのデータ送信に成功したことを感知し、ACK信号の受信時点から所定間隔後に、後続する第2データを送信する。これに対して、NACK信号を受信した場合、基地局20は、中継器30へのデータ送信に失敗したことを感知し、NACK信号の受信時点から所定間隔後に、同一の第1データを同一の形式又は新しい形式で再送する。
4)中継器30は、NACK信号の送信時点から所定間隔後に、第1データの受信を試みる。
5)中継器30は、再送された前記第1データを受信すると、復号を試み、第1データの受信時点から所定間隔後に、復号に成功した場合はACK信号を、復号に失敗した場合はNACK信号を、基地局20に送信する。中継器30は、データの復号に成功するまで、NACK信号を送信して再送を受ける過程を繰り返す。
以上から分かるように、中継器30から基地局20へのアップリンクデータ送信においては、同期HARQが用いられる。
ここで、同期HARQとは、各データの送信間の時間間隔が同一である場合を意味する。
すなわち、中継器30が特定の送信を行った後に再送を行わなければならない場合、再送は以前の送信から所定時間後に発生する。
例えば、現在の3GPP進化はん用地上無線接続(E−UTRA)システムは、4ms間隔でデータとACK/NACKがそれぞれ送信される同期HARQを用いる。また、3GPP E−UTRAシステムは、アップリンクだけでなく、基地局20から中継器30へのダウンリンクデータ送信においても、同期HARQを用いる。
より具体的には、3GPP E−UTRAシステムにおいて、フレーム内のn番目のサブフレームで送信されたデータパケットに対するACK/NACK信号は、n+4番目のサブフレームで送信される。ここで、サブフレームが1ms間隔であるので、4ms間隔で送信されるということができる。一方、NACK信号をn+4番目のフレームで受信すると、送信器は、データの再送をn+8番目のフレームで行う。データと再送データとは8ms間隔であるので、8ms周期を有するHARQ過程であるということもできる。
一方、前述したように、中継器30と基地局20との間でバックホールデータが送受信されるサブフレームをMBSFNサブフレームに設定すると、中継器に接続された端末は、MBSFNに割り当てられたサブフレームを受信せず、当該サブフレームで基準信号の測定を行わない。しかしながら、端末は、MBSFNに割り当てられていないサブフレームでは、中継器から送信される信号を受信しなければならない。
図4はアップリンクで同期HARQを用いる際の問題を示す。
図4を参照すると、フレームは番号0〜9のサブフレームを含む。上方のフレームは、基地局20からのダウンリンク(DL)と中継器から端末へのダウンリンクに該当するフレームとを示し、下方のフレームは、端末によるアップリンク(UL)と中継器30によるアップリンクに該当するフレームとを示す。各サブフレームは1msの長さを有する。アップリンクにおいて網掛けのサブフレームは、MBSFNに割り当てられていないサブフレームであり、アップリンクにおいて網掛けでないサブフレームは、MBSFNに設定することのできるサブフレームである。
前述したように、アップリンクにおいてバックホールデータのためにMBSFNに設定されるサブフレームは、端末が当該サブフレームを受信せず、当該サブフレーム内の基準信号を測定しない。
一方、同期信号やページングメッセージのように制御情報は重要情報であるので、これらの情報が含まれて送信されるサブフレームはMBSFNサブフレームに設定されない。例えば、3GPP進化はん用地上無線接続網(E−UTRAN)システムのFDDモードにおいて、番号0のサブフレーム、番号4のサブフレーム、番号5のサブフレーム、番号9のサブフレームは、このような重要情報の送信に用いられるので、MBSFNサブフレームに設定されない。
よって、中継器30は、重要情報をサブフレームで端末に中継しなければならず、MBSFNサブフレームに設定しない。
このような場合、重要情報が送信されるサブフレームと、バックホールデータに対するHARQ動作のためのサブフレームとが衝突する。
例えば、図4のように前記バックホールデータに対して8ms周期を有するHARQ動作が行われるとする。
図4に示すように、中継器30は、バックホールデータをダウンリンクの番号0のフレームの番号1のサブフレーム(すなわち、nは1)で受信する。そして、中継器30は、バックホールデータに対するNACK信号をアップリンクの番号0のフレームの番号5のサブフレーム(すなわち、n+4)で送信する。
基地局20は、NACK信号を受信すると、バックホールデータをダウンリンクの番号0のフレームの番号9のサブフレーム(すなわち、n+8)で再送する。
ところが、ダウンリンクの番号9のサブフレームは、中継器30が重要情報を端末に送信する際に用いなければならない。
よって、中継器30は、番号0のフレームの番号9のサブフレームで、重要情報を送信すると共に基地局20からのバックホールデータを受信しなければならないので衝突する。しかし、このようにダウンリンクのサブフレームで受信と送信を同時に行うことは、物理的に不可能である。
同様に、ダウンリンクの番号2のフレームの番号5のサブフレームも、受信と送信とが同時に行われなければならないので衝突する。
そこで、本発明は、上記問題を解決することを目的とする。
具体的には、本発明の目的は、基地局と中継器との間の新しいHARQ方式を提案することにある。
上記目的を達成するために、本発明は、中継器のデータ送受信方法を提供する。前記データ送受信方法は、前記中継器が基地局からダウンリンクのn番目のサブフレームでデータを受信する段階と、前記データを受信した後、送信するデータがある場合、前記データを送信するアップリンクのサブフレームの位置を決定する段階であって、前記決定されるサブフレームがn+k番目のサブフレームであり、前記kが前記nの値と予め設定されたHARQに関する情報に基づいて決定される、段階と、前記アップリンクのn+k番目のサブフレームで前記データを送信する段階とを含んでもよい。
前記HARQに関する情報が、HARQプロセスが偶数番号のサブフレームの位置で動作するか、奇数番号のサブフレームの位置で動作するかを示すようにしてもよい。
前記データ送受信方法は、前記基地局から前記HARQに関する情報を含む制御信号を受信する段階を更に含んでもよい。
前記送信されるデータが、前記受信したデータに対するACK又はNACKを含んでもよい。前記受信したデータが、アップリンクリソース割り当て要求の許容(grant)情報を含んでもよい。前記n番目のサブフレームが、MBSFNのために割り当てられたサブフレームでもよい。
一方、上記目的を達成するために、本発明は、基地局のデータ送受信方法を提供する。前記データ送受信方法は、前記基地局が中継器とのデータに対するHARQプロセスを決定する段階と、前記基地局が前記中継器にダウンリンクのn番目のサブフレームでデータを送信する段階と、前記基地局が、前記送信したデータに対応する前記中継器からのデータを受信するために、アップリンクのn+k番目のサブフレームをリッスンする段階であって、前記kが前記nの値と前記決定されたHARQプロセスに基づいて決定される、段階と、前記アップリンクのn+k番目のサブフレームでデータを受信したか否かによって、前記送信したデータを再送するか、又は後続するデータを送信する段階とを含んでもよい。
前記データ送受信方法は、前記基地局が前記決定されたHARQプロセスに関する情報を前記中継器に送信する段階を更に含んでもよい。
一方、上記目的を達成するために、本発明は、基地局のデータ送受信方法を提供する。前記データ送受信方法は、前記基地局が中継器にダウンリンクのn番目のサブフレームでデータを送信する段階と、前記ダウンリンクのn+4番目のサブフレームがシステム情報の送信のためのものであるか否かを判断する段階と、前記ダウンリンクのn+4番目のサブフレームがシステム情報の送信のためのものである場合、アップリンクのn+4番目のサブフレームの位置から他のサブフレームに移動(シフト)し、前記中継器からのデータ受信をモニタする段階と、前記アップリンクの他のサブフレームで前記中継器から受信されるデータによって、前記送信したデータを再送するか、又は後続する次のデータを前記中継器に送信する段階とを含んでもよい。
前記移動する他のサブフレームは、n+3番目のサブフレームでもよく、n+5番目のサブフレームでもよい。
本発明は、基地局と中継器との間の新しいHARQ方式を提案することによって、前述した従来技術の問題を解決する。
本発明は、基地局と中継器との間の新しいHARQ方式を提案することによって、データを効率的に送受信できるようにする。
中継器を用いる無線通信システムを示す図である。 基地局が中継器を介して端末と通信を行うことを示す図である。 中継器の導入による干渉の影響を示す図である。 中継器の導入による干渉の影響を示す図である。 本発明の第1実施形態を示す図である。 第1実施形態によって用いることのできるすべてのHARQプロセスを示す図である。 本発明の第1実施形態によって衝突することなく用いることのできるHARQプロセスを示す図である。 本発明の第2実施形態を示す図である。 第2実施形態によって用いることのできるすべてのHARQプロセスを示す図である。 本発明の第3実施形態を示す図である。 第3実施形態によって用いることのできるすべてのHARQプロセスを示す図である。 本発明の第4実施形態によって用いることのできるすべてのHARQプロセスを示す図である。 本発明の第4実施形態によって衝突することなく用いることのできるHARQプロセスを示す図である。 本発明の第5実施形態によって衝突することなく用いることのできるHARQプロセスを示す図である。 本発明の第6実施形態によって衝突することなく用いることのできるHARQプロセスを示す図である。 本発明の第7実施形態によって衝突することなく用いることのできるHARQプロセスを示す図である。
本明細書で使用される技術用語は、単に特定の実施形態を説明するために使用されたものであり、本発明を限定するものではない。また、本明細書で使用される技術用語は、本明細書において特に断らない限り、本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者に一般的に理解される意味で解釈されるべきであり、非常に包括的な意味で解釈されたり、非常に狭い意味で解釈されたりしてはならない。さらに、本明細書で使用される技術用語が本発明の思想を正確に表現できない間違った技術用語である場合は、当業者が正しく理解できる技術用語で代替して理解すべきである。さらに、本発明で使用される一般的な用語は、辞書の定義に従って、又は前後の文脈によって解釈されなければならず、非常に狭い意味で解釈されてはならない。
そして、本明細書で使用される単数の表現は、特に断らない限り、複数の表現を含む。本出願において、「構成される」又は「含む」などの用語は、明細書に記載された様々な構成要素又は段階のすべてを必ず含むものと解釈されてはならず、そのうち、一部の構成要素又は段階を含まないこともあり、追加の構成要素又は段階を更に含むこともあるものと解釈されるべきである。
また、本明細書で使用される第1、第2などのように序数を含む用語は様々な構成要素を説明するために使用されるが、前記構成要素は前記用語によって限定されるものではない。前記用語は1つの構成要素を他の構成要素と区別する目的でのみ使用される。例えば、本発明の権利範囲から外れない限り、第1構成要素は第2構成要素と命名してもよく、同様に、第2構成要素は第1構成要素と命名してもよい。
ある構成要素が他の構成要素に「連結」又は「接続」されていると言及された場合は、前記他の構成要素に直接的に連結又は接続されていることもあり、中間に更に他の構成要素が存在することもある。それに対して、ある構成要素が他の構成要素に「直接連結」又は「直接接続」されていると言及された場合は、中間に更に他の構成要素が存在しないと理解すべきである。
以下、添付図面を参照して本発明の好ましい実施形態を詳細に説明するが、図面番号に関係なく同一又は類似の構成要素には同一の符号を付して重複する説明は省略する。また、本発明を説明するにあたって、関連する公知技術についての具体的な説明が本発明の要旨を不明にすると判断される場合は、その詳細な説明を省略する。なお、添付図面は本発明の思想を容易に理解できるようにするためのものにすぎず、添付図面によって本発明の思想が制限されるように解釈されてはならないことに留意すべきである。本発明の思想は、添付図面に加えて、すべての変更、均等物や代替物にまで拡張されるものと解釈されるべきである。
以下、端末という用語が使用されるが、端末は、ユーザ装置(UE)、移動装置(ME)、移動機(MS)、ユーザ端末(UT)、加入者局(SS)、無線機器、携帯機器、接続端末(AT)とも呼ばれる。また、端末は、携帯電話、PDA、スマートフォン、無線モデム、ノートブックコンピュータなどのように通信機能を備えた携帯可能な機器でもよく、PC、車両搭載装置などのように携帯不可能な機器でもよい。
そして、図面に示す発明は、時分割多元接続(TDMA)、符号分割多元接続(CDMA)、CDMA2000、広帯域CDMA(WCDMA)、直交周波数分割多元接続(OFDMA)などによって実現される。
前記TDMAは、世界移動体通信システム(GSM)/一般パケット無線サービス(GPRS)/GSM進化用強化データ速度(EDGE)などの無線技術で実現される。CDMA2000は、CDMAベースの無線技術である。WCDMAは、3GPP標準化機構によるUTRANなどの無線技術で実現される。OFDMAは、IEEE802.11(Wi−Fi)、IEEE802.16(WiMAX)、IEEE802−20、E−UTRANなどの無線技術で実現される。LTEは、E−UTRANを使用する進化はん用移動体通信システム(E−UMTS)の一部であって、ダウンリンクでOFDMAを採用し、アップリンクで単一搬送波周波数分割多元接続(SC−FDMA)を採用する。高度LTE(LTE−A)はLTEから進化したものである。
以下、本発明で使用されるダウンリンクリソースとは、FDDシステムではダウンリンク(DL)帯域を意味し、TDDシステムではダウンリンクサブフレームを意味する。また、アップリンクリソースとは、FDDシステムではアップリンク(UL)帯域を意味し、TDDシステムではアップリンクサブフレームを意味する。
図5は本発明の第1実施形態を示す図であり、図6は第1実施形態によって用いることのできるすべてのHARQプロセスを示す図である。図7は本発明の第1実施形態によって衝突することなく用いることのできるHARQプロセスを示す図である。
図5から分かるように、本発明の第1実施形態においては、基地局200、例えばeNodeBと中継器(RN)300との間のバックホールデータのためのリンクで、サブフレームの衝突を回避しながらも8ms周期のHARQ方式を適用できるようにする。
このために、本発明の第1実施形態は、サブフレームを移動(shift)することによって、サブフレームの衝突を回避する。
以下、第1実施形態の方式を具体的に説明する。
まず、基地局200と中継器(RN)300との間に割り当てられたアップリンクのサブフレームを確認する。例えば、割り当てられたサブフレームが8ms周期であるか否かを確認する。すなわち、中継器から基地局へのバックホールデータの送信周期が8msであるか否かを確認する。
アップリンクのn番目のサブフレームがバックホールデータのために割り当てられた場合、基地局200と中継器(RN)300との間のダウンリンクのn+4番目のサブフレームがMBSFNのためのサブフレームに割り当てられているか否かを確認する。
ダウンリンクのn+4番目のサブフレームがMBSFNのためのサブフレームに割り当てられている場合(例えば、番号0のサブフレーム、番号4のサブフレーム、番号5のサブフレーム、番号9のサブフレームではない場合)、n+4に該当するダウンリンクのサブフレームはバックホールデータのために割り当てられる。n+4番目のサブフレームに該当するダウンリンクのサブフレームで送信されるバックホールデータは、ACK/NACK信号でもよく、アップリンクリソース割り当て要求のULグラントでもよい。ACK/NACK信号は、n番目のサブフレームで中継器が送信したバックホールデータに対するACK/NACK信号でもよい。ULグラントは、n+8番目のサブフレームに該当するアップリンクのサブフレームで中継器がバックホールデータを送信できることを示すものでもよい。
一方、ダウンリンクのn+4番目のサブフレームがMBSFNのためのサブフレームに割り当てられていない場合(例えば、番号0のサブフレーム、番号4のサブフレーム、番号5のサブフレーム、番号9のサブフレームに該当する場合)、n+5に該当するダウンリンクのサブフレームがMBSFNのためのサブフレームに割り当てられているか否かを確認する。n+5番目のサブフレームに該当するダウンリンクのサブフレームがMBSFNのためのサブフレームに割り当てられている場合、n+5番目のサブフレームは、基地局と中継器との間のバックホールデータのために割り当てることができる。前述と同様に、n+5に該当するアップリンクのサブフレームで送信されるバックホールデータは、ACK/NACK信号でもよく、アップリンクリソース割り当て要求のULグラントでもよい。
一方、n+4番目のサブフレーム及びn+5番目のサブフレームがMBSFNのためのサブフレームに割り当てられていない場合、n+3番目のサブフレームをMBSFNのために割り当てることができるか否かを判断する。n+3番目のサブフレームをMBSFNのために割り当てることができる場合、n+3番目のサブフレームは、基地局と中継器との間のバックホールデータのために割り当てることができる。
前述したように、本発明の第1実施形態によれば、中継器は8ms周期で基地局にデータを送信することができ、かつデータに対する応答、例えばACK/NACK信号又はULグラントのためのサブフレームは動的に移動することができる。
すなわち、図5を参照すると、中継器は、8ms周期(n+8周期)、すなわち番号0のフレームの番号5のサブフレーム(n)、番号1のフレームの番号3のサブフレーム(n+8)、番号2のフレームの番号1のサブフレーム(n+16)でデータを送信することができる。しかし、中継器のn番目のサブフレームのデータに対応する基地局のデータは、n+4−1番目のサブフレームに該当する番号8のサブフレームで送信することができる。又は、n+4+1番目のサブフレームで送信することができる。
図6から分かるように、基地局200は、中継器(RN)300のバックホールデータに対して、少なくとも1つのサブフレームを割り当てることができる。例えば、図6に示すように、番号3のサブフレームで送信されるバックホールデータに対して、Aサブフレーム(すなわち、番号8のサブフレーム)(つまり、n+4+1)及びHサブフレーム(すなわち、番号7のサブフレーム)(つまり、n+4−1)を割り当てることができる。
よって、基地局200は、番号3のサブフレームで送信されるバックホールデータに対して、Aサブフレーム及びHサブフレームを同時に又は順次割り当てることができる。一例として、基地局200は、ダウンリンクのn番目のサブフレームでバックホールデータを送信した場合、まず、Aサブフレームを割り当て、Aサブフレームでアップリンクのバックホールデータを受信していない場合、Hサブフレームを割り当てる。他の例として、基地局200は、ダウンリンクのn番目のサブフレームでバックホールデータを送信した後、中継器(RN)300からアップリンクのバックホールデータを受信した場合、アップリンクのバックホールデータがAサブフレーム及びHサブフレームに該当するか否かを判断する。そして、基地局は、受信したアップリンクのバックホールデータがAサブフレームとHサブフレームとのいずれに該当するかを判断する。この判断によって、基地局200は、受信したアップリンクのバックホールデータが、以前に基地局自身の送信したダウンリンクのデータのうちどのデータに対応するかを判断することができる。
一方、図7から分かるように、アップリンクにおいて、偶数番号のサブフレーム(0、2、4、6、...)で8ms周期でバックホールデータが送信される場合、基地局200は、ダウンリンクにおいて、4つのプロセス(すなわち、A、C、E、G)を互いに衝突することなく動作させることができる。すなわち、1つの中継器に対して、少なくとも4つのプロセスを衝突することなく同時に動作させることができる。
また、図7から分かるように、アップリンクにおいて、奇数番号のサブフレーム(1、3、5、7、...)で8ms周期でバックホールデータが送信される場合、基地局200は、ダウンリンクにおいて、4つのプロセス(すなわち、B、D、F、H)を互いに衝突することなく動作させることができる。
一方、前述したように、n+4−1 HARQ動作(すなわち、n+3 HARQ動作)を行わせると仮定すると、基地局200は、アップリンクのn番目のサブフレームで中継器(RN)300から送信されたバックホールデータを復号できる時間が3msにすぎない。
例えば、図5のように、中継器(RN)300がアップリンクの番号0のフレームの番号5(n=5)のサブフレームでバックホールデータを送信した場合、基地局200は、番号8(n+3=5+3)のサブフレームになるまでにバックホールデータを復号し、ACK/NACK信号を送信しなければならない。これと同様に、中継器(RN)300がアップリンクの番号2のフレームの番号6のサブフレームでバックホールデータを送信した場合、基地局200は、番号9のサブフレームになるまでにバックホールデータを復号しなければならない。
このように、基地局200は、一般的な4msに比べて1ms短くなった3ms内に復号を完了しなければならない。
これは、基地局200がより速い処理能力を有しなければならないことを意味する。ところが、データの輻輳によって基地局200が3ms内に復号を行えない場合、ACK/NACKの送信は遅延する。
そこで、本発明においては、基地局200が3ms内に復号を行えない場合、n+3番目のサブフレームに続くバックホールリンクサブフレームのうち、1番目のサブフレーム(すなわち、n+4、n+5、・・・のうち、バックホールリンクに割り当てられた1番目のサブフレーム)でACK/NACKを送信することもできる。
このようなACK/NACKの送信遅延は、同一のプロセスに該当するサブフレームに限られる。例えば、基地局200は、中継器(RN)300のためにA、C、E、及びFのHARQを動作させる場合、中継器(RN)300がHARQプロセスAに該当するアップリンクの番号0のフレームの番号0のサブフレームで送信したバックホールデータに対するACK/NACKは、データ復号時間4ms以降のサブフレームのうち、1番目のHARQプロセスAのダウンリンクサブフレームである番号1のフレームの番号2のサブフレームで送信することができる。
代案として、基地局200は、中継器(RN)300のために複数のHARQプロセスを動作させ、ACK/NACKの送信を、複数のHARQプロセスのうち1番目のHARQプロセスで優先的に試みるようにしてもよい。例えば、基地局200は、中継器(RN)300のためにA、C、E、及びFのHARQを動作させ、A、C、E、及びFのHARQのうち、復号時間以降のバックホールデータのために使用できる1番目のサブフレームでACK/NACKを送信することができる。
具体的には、中継器(RN)300がHARQプロセスAに該当するアップリンクの番号0のフレームの番号0のサブフレームでバックホールデータを基地局200に送信した場合、基地局200は、A、C、E、及びFのHARQのうち、データ復号時間4ms以降のサブフレームの中で1番目のダウンリンクサブフレームであるダウンリンクの番号0のフレームの番号6のサブフレーム(HARQプロセスCに該当する)でACK/NACKを送信することができる。すると、中継器(RN)300は、番号0のサブフレームでバックホールデータを送信した後、ダウンリンクをモニタする。ここで、ダウンリンクのモニタのために、中継器(RN)300は、中継器自身に割り当てられたHARQプロセス(A、C、E、及びF)に関する情報を利用することができる。中継器(RN)300は、HARQプロセスに関する情報を利用して、1番目のHARQプロセスで優先的にACK/NACKの受信を試みる。中継器(RN)300は、HARQプロセスに関する情報を利用しない場合、ダウンリンクでACK/NACKの受信をモニタし、ACK/NACK信号を受信すると、ACK/NACK信号が中継器自身が送信したバックホールデータのいずれに対するものであるかを判断する。
このような内容は、基地局200から中継器(RN)300へのバックホールデータの送信に対するACK/NACKにも適用することができる。
図8は本発明の第2実施形態を示す図であり、図9は第2実施形態によって用いることのできるすべてのHARQプロセスを示す図である。
図8から分かるように、本発明の第2実施形態においては、基地局200、例えばeNodeBと中継器(RN)300との間のバックホールデータのためのリンクで、バックホールデータのためのサブフレームとMBSFNに設定されていないサブフレームとの衝突を回避するために、10ms周期のHARQ方式を用いる。
このために、本発明の第2実施形態は、10ms周期を利用することによって、中継器(RN)300が端末100に制御情報などの重要情報をより便利に送信できるようにする。特に、10ms周期は、現在の3GPP E−UTRAシステムにおいて規定されている様々な制御信号の送信周期にも好適である。
例えば、現在の3GPP E−UTRAシステムにおいては、端末100がスケジュール要求(SR)、チャネル品質情報(CQI)、測定基準信号(Sounding Reference Signal, SRS)などの制御情報を送信すると規定している。SRは、5ms、10ms、20ms、40ms、80ms周期のいずれか1つの周期で送信することができる。また、CQIは、2ms、5ms、10ms、20ms、40ms、80ms、160ms周期のいずれか1つの周期で送信することができる。さらに、SRSは、2ms、5ms、10ms、20ms、40ms、80ms、160ms、320ms周期のいずれか1つの周期で送信することができる。このように、ほとんどの制御情報が10ms周期を共通に有するので、本発明の第2実施形態において10ms周期を利用することによって、中継器(RN)300がバックホールデータをより容易に送信できるようにする。
以下、前記10ms周期の動作をより具体的に説明する。
基地局200は、バックホールデータ(例えば、中継器によるアップリンクリソース要求の許容メッセージ又はACK/NACK信号)をダウンリンクのn番目のサブフレームで送信する。
すると、中継器300は、n番目のサブフレームで受信したデータに対応するデータ(例えば、ACK/NACK信号を含む)をn+5番目のサブフレームで送信する。
そして、基地局300がn+5番目のサブフレームで中継器からのデータを受信すると、受信したデータに対応するデータ(例えば、以前に送信したデータの再送、又はACK/NACK信号若しくはグラントメッセージ)をダウンリンクのn+10番目のサブフレームで送信する。
このように、10ms周期を5ms間隔で分けることは、中継器及び基地局が同一の復号時間を有するようにするので、非常に有用である。また、受信したデータの復号に5msの時間が与えられるため、中継器及び基地局はより円滑に動作することができる。
より具体的には、図8から分かるように、基地局200がダウンリンクの番号1のサブフレームでバックホールデータを送信した場合、前記バックホールデータに対応するデータは、アップリンクのn+5番目のサブフレームに該当する番号6のサブフレームで送信することができる。
一方、図9は前述した第2実施形態によって利用できるHARQプロセスを示す図である。前述した第2実施形態によれば、6つのHARQプロセスが存在し、前記6つのプロセスは2つのサブセットに分けられる。1番目のサブセットによる3つのプロセス(すなわち、A、C、E)は、アップリンクの偶数番号のサブフレームを占める。2番目のサブセットによる3つのプロセス(すなわち、B、D、F)は、奇数番号のサブフレームを占める。
アップリンクにおいて端末のための8ms周期のHARQ動作との衝突を回避するために、中継器内のバックホールデータのためのプロセスは、前記2つのサブセットのいずれか一方に制限される。例えば、中継器とのバックホールデータのためにアップリンクにおいて偶数番号のサブフレームを割り当てた場合、端末のためにアップリンクにおいて奇数番号のサブフレームを割り当てると、互いに衝突しない。これは、逆の場合も同様である。したがって、中継器は、バックホールデータのための10ms周期のHARQと端末のための8ms周期のHARQとを衝突することなくどちらも受け入れることができる。
中継器は、このように中継器が奇数番号又は偶数番号のサブフレームのみを利用できるようにするための制御信号を含むメッセージを、上位層から受信して設定することができる。
図10は本発明の第3実施形態を示す図であり、図11は第3実施形態によって用いることのできるすべてのHARQプロセスを示す図である。
本発明の第3実施形態においては、第2実施形態と同様に、10ms周期のHARQを用いる。具体的には次の通りである。
基地局200は、バックホールデータ(例えば、中継器によるアップリンクリソース要求の許容メッセージ又はACK/NACK信号)をダウンリンクのn番目のサブフレーム(例えば、図10の番号0のフレームの番号1のサブフレーム)で送信する。
すると、中継器300は、n番目のサブフレームで受信したデータに対応するデータ(例えば、ACK/NACK信号を含む)をn+6番目のサブフレーム(例えば、図10の番号0のフレームの番号7のサブフレーム)で送信する。
そして、基地局300がn+6番目のサブフレームで中継器からのデータを受信すると、受信したデータに対応するデータ(例えば、以前に送信したデータの再送、又はACK/NACK信号もしくはグラントメッセージ)をダウンリンクのn+10番目のサブフレーム(番号1のフレームの番号1のサブフレーム)で送信する。
このように、10ms周期を6:4の割合で分けることによって、中継器が6msの復号時間を有するようにする。一般に、中継器は基地局に比べて性能が低いため、このように中継器がより長い復号時間を有するようにすることは、非常に有用である。このように、中継器が6msの復号時間を有することによって、より高性能の信号処理装置を備えなくてもよいため、中継器はより安価に製造することができる。
一方、図11から分かるように、第3実施形態により利用できるHARQプロセスとしては、A、B、C、D、E、Fプロセスがある。
ところが、このような第3実施形態によれば、6つのプロセスのみを利用できるので、バックホールリソースを最大60%まで利用するためには、中継器と端末とのリンクの割当てに大きな制約が伴う。これは下記第4実施形態によりさらに改善することができる。
図12は本発明の第4実施形態によって用いることのできるすべてのHARQプロセスを示す図である。図13は本発明の第4実施形態によって衝突することなく用いることのできるHARQプロセスを示す図である。
本発明の第4実施形態は、第3実施形態において6つのHARQプロセスのみを利用できることを改善するために、10m周期を有する他のHARQプロセスを提案する。具体的には次の通りである。
基地局200は、バックホールデータ(例えば、中継器によるアップリンクリソース要求の許容メッセージ又はACK/NACK信号)をダウンリンクのn番目のサブフレーム(例えば、図10の番号0のフレームの番号1のサブフレーム)で送信する。
すると、中継器300は、ダウンリンクのn番目のサブフレームで受信したデータに対応するデータ(例えば、ACK/NACK信号を含む)をアップリンクのn+k番目のサブフレームで送信する。ここで、kは、nによって決定される。具体的には、kは、下記表1でnのインデクスによって異なる。すなわち、kは、下記表1のように、nの値と、偶数番号のサブフレームであるか奇数番号のサブフレームであるかによって決定される。
基地局200は、n+k番目のサブフレームで中継器からのデータを受信すると、受信したデータに対応するデータ(例えば、以前に送信したデータの再送、又はACK/NACK信号若しくはグラントメッセージ)をダウンリンクのn+10番目のサブフレーム(番号1のフレームの番号1のサブフレーム)で送信する。
上記表1のように、1つのダウンリンクのn番目のサブフレームに対して、アップリンクでn+kに該当するサブフレームが複数であり得る。
例えば、基地局200がダウンリンクの番号1のサブフレームでデータを中継器300に送信した場合、上記表1を参照すると、nが1であると、kの値は3又は4である。よって、中継器300は、受信したデータに対応するデータを、n+3(アップリンクにおいて偶数番号のサブフレームプロセスの場合)に該当する番号4のサブフレーム、又はn+4(アップリンクにおいて奇数番号のサブフレームプロセスの場合)に該当する番号5のサブフレームで送信することができる。
中継器300がHARQを偶数番号のサブフレームプロセスで動作させるべきか、奇数番号のサブフレームプロセスで動作させるべきかに関する情報を示すための制御信号は、基地局200から中継器300にダウンリンクで受信される。制御信号は制御チャネルで受信される。制御信号は、例えば物理制御チャネル(例えば、中継物理ダウンリンク制御チャネル(R−PDCCH))に含まれる。R−PDCCHは、スケジュール情報を送信するために利用される。スケジュール情報は、識別子、割り当てられた無線リソースの位置(resource assignment)、割り当てられた無線リソースの期間(duration of assignment)、送信パラメータ(例えば、変調方式、ペイロードのサイズ、MIMO関連情報)、リダンダンシバージョン(redundancy version)、新しいデータインジケータ、及びHARQプロセス情報のいずれか1つ以上を含む。HARQプロセス情報は、偶数番号であるか奇数番号であるかを含んでもよい。又は、制御情報は、R−PDCCHのダウンリンク制御チャネル(DL Control channel, CDI)の特定のビットでもよい。
例えば、中継器300が0に設定されたビット値を有するR−PDCCHを受信した場合、中継器300は、偶数番号のサブフレームプロセスで動作すべきことを認識することができる。すなわち、中継器300が偶数番号のサブフレームプロセスを示すために0に設定されたビット値を有するR−PDCCHを番号1(n=1)のサブフレームで受信した場合、中継器300は、上記表1において、nは1であり、偶数番号のサブフレームに該当するkの値は3であることを確認し、対応するデータを番号4のサブフレームで送信することができる。
一方、中継器300が偶数番号のサブフレームプロセスで動作すべきか、奇数番号のサブフレームプロセスで動作すべきかに関する情報は、上位層からの信号によって示されることもある。
一方、図12に示す10個のサブフレームは、端末から中継器300へのアップリンクにおいて8ms周期のHARQ動作との衝突を回避するために、図13に示すように2つのサブセットに分けることができる。1番目のサブセットは、アップリンクで偶数番号のサブフレームを占める5つのプロセス(A、C、E、G、I)である。2番目のサブセットは、アップリンクで奇数番号のサブフレームを占める5つのプロセス(B、D、F、H、J)である。
端末から中継器300へのアップリンクにおいて8ms周期のHARQ動作との衝突を回避するために、中継器300と基地局200との間のバックホールデータは、2つのサブセットのいずれか一方のサブセットのみを利用する。すなわち、端末がアップリンクで奇数番号のサブフレームを利用する場合、中継器300がアップリンクで偶数番号のサブフレームを利用するようにすると、互いに衝突しない。逆の場合も同様である。
このように、中継器300は、どのサブセットを利用するかを、上位層の制御情報によって設定することができる。
一方、上記表1、図12及び図13から分かるように、アップリンクのサブフレームとダウンリンクのサブフレームとの間には、3つの異なる時間間隔(すなわち、3ms、4ms、5ms)が存在する。すなわち、6つのプロセス(A、B、C、E、G、Hプロセス)は4ms間隔を有し、2つのプロセス(D、Iプロセス)は5ms間隔を有し、2つのプロセス(F、Jプロセス)は3ms間隔を有する。
ところが、前述したように、3ms間隔はデータの復号が十分に行えないことがある。特に、中継器300のプロセス性能が十分でないか、送受信されるデータが多い場合、3ms間隔ではデータの復号が十分に行えないことがある。したがって、3ms間隔のプロセスを利用しないことが好ましい。
3ms間隔を有する2つのプロセス(すなわち、F、Jプロセス)を利用しない場合、上記表1は下記表2のように変形することができる。
上記表2においては、計8個のプロセスが示されている。8個のプロセスは制御信号において3ビットで示すことができるので、10個のプロセスを示すのに必要な4ビットに比べて1ビット減らすことができ、制御信号のオーバーヘッドを低減することができる。
図14は本発明の第5実施形態によって衝突することなく用いることのできるHARQプロセスを示す図である。
本発明の第5実施形態においては、図8に示すように、バックホールデータのためのHARQで10ms周期を利用し、かつアップリンクのサブフレームとダウンリンクのサブフレームとの間に最小4ms、最大6msの間隔を有するようにする。このように、最大6msの間隔を有するようにすることにより、中継器300は十分な復号時間を確保することができる。
具体的に説明すると次の通りである。
基地局200は、バックホールデータ(例えば、中継器によるアップリンクリソース要求の許容メッセージ又はACK/NACK信号)をダウンリンクのn番目のサブフレーム(例えば、図10の番号0のフレームの番号1のサブフレーム)で送信する。
すると、中継器300は、前記ダウンリンクのn番目のサブフレームで受信したデータに対応するデータ(例えば、ACK/NACK信号を含む)をアップリンクのn+k番目のサブフレームで送信する。ここで、kは、下記表3において、nの値と、偶数であるか奇数であるかによって決定される。
例えば、基地局200がダウンリンクの番号2のサブフレームでデータを中継器300に送信した場合、上記表3を参照すると、nが2であると、kの値は4又は5である。よって、中継器300は、受信したデータに対応するデータを、n+4(アップリンクにおいて偶数番号のサブフレームプロセスの場合)に該当する番号6のサブフレーム、又はn+5(アップリンクにおいて奇数番号のサブフレームプロセスの場合)に該当する番号7のサブフレームで送信することができる。
中継器300が偶数番号のサブフレームプロセス(図14のBプロセス)で動作すべきか、奇数番号のサブフレームプロセス(図14のCプロセス)で動作すべきかに関する情報を示すための制御信号は、基地局200から中継器300にダウンリンクで受信される。
一方、中継器300が偶数番号のサブフレームプロセスで動作すべきか、奇数番号のサブフレームプロセスで動作すべきかに関する情報は、上位層によって設定されて示されることもある。
このように、偶数番号のサブフレームと奇数番号のサブフレームとのいずれか一方のみを利用することによって、端末のためのHARQとバックホールデータのためのHARQとを衝突することなく動作させることができる。
図15は本発明の第6実施形態によって衝突することなく用いることのできるHARQプロセスを示す図である。
本発明の第6実施形態においては、図14に示す第5実施形態と同様に、アップリンクのサブフレームとダウンリンクのサブフレームとの間に最小4ms、最大6msの間隔を有するようにする。
本発明の第6実施形態によれば、kは、nの値と下記表4によって決定される。
例えば、基地局200がダウンリンクの番号2のサブフレームでデータを中継器300に送信した場合、上記表4を参照すると、nが2であると、kの値は5又は6である。よって、中継器300は、受信したデータに対応するデータを、n+5(アップリンクにおいて奇数番号のサブフレームプロセスの場合)に該当する番号7のサブフレーム、又はn+6(アップリンクにおいて偶数番号のサブフレームプロセスの場合)に該当する番号8のサブフレームで送信することができる。
中継器300が偶数番号のサブフレームプロセス(図15のCプロセス)で動作すべきか、奇数番号のサブフレームプロセス(図15のDプロセス)で動作すべきかに関する情報を示すための制御信号は、基地局200から中継器300にダウンリンクで受信される。
一方、中継器300が偶数番号のサブフレームプロセスで動作すべきか、奇数番号のサブフレームプロセスで動作すべきかに関する情報は、上位層によって設定されて示されることもある。
図16は本発明の第7実施形態によって衝突することなく用いることのできるHARQプロセスを示す図である。
本発明の第7実施形態においては、図14に示す第5実施形態及び図15に示す第6実施形態と同様に、アップリンクのサブフレームとダウンリンクのサブフレーム間に最小4ms、最大6msの間隔を有するようにする。
本発明の第7実施形態によれば、kは、nの値と下記表5によって決定される。
例えば、基地局200がダウンリンクの番号3のサブフレームでデータを中継器300に送信した場合、上記表5を参照すると、nが3であると、kの値は5又は6である。よって、中継器300は、受信したデータに対応するデータを、n+5(アップリンクにおいて偶数番号のサブフレームプロセスの場合)に該当する番号8のサブフレーム、又はn+6(アップリンクにおいて奇数番号のサブフレームプロセスの場合)に該当する番号9のサブフレームで送信することができる。
中継器300が偶数番号のサブフレームプロセス(図16のDプロセス)で動作すべきか、奇数番号のサブフレームプロセス(図16のEプロセス)で動作すべきかに関する情報を示すための制御信号は、基地局200から中継器300にダウンリンクで受信される。
一方、中継器300が偶数番号のサブフレームプロセスで動作すべきか、奇数番号のサブフレームプロセスで動作すべきかに関する情報は、上位層によって設定されて示されることもある。
前述した本発明の実施形態は組み合わせが可能である。例えば、第1実施形態と第2実施形態とを組み合わせることができる。あるいは、第2実施形態と第3実施形態とを組み合わせることができる。ただし、本発明の組合せは開示された例に限定されるものではなく、本発明の実施形態を様々に組み合わせることができる。
前述した本発明による方法は、ソフトウェア、ハードウェア、又はそれらの組合せとして実現してもよい。例えば、本発明による方法は、記憶媒体(例えば、揮発性メモリ、不揮発性メモリ(例えば、フラッシュメモリ)、ハードディスクなど)に保存することができ、プロセッサにより実行されるソフトウェアプログラム内のコード又はコマンドによって実現することができる。
以上、本発明の好ましい実施形態を例に説明したが、本発明の範囲はこれらの特定の実施形態に限定されるものではないので、本発明は本発明の思想及び請求の範囲に記載された範疇内において様々な形態に修正、変更又は改善することができる。

Claims (15)

  1. 中継器のデータ送受信方法であって、
    前記中継器が基地局からダウンリンクのn番目のサブフレームでデータを受信する段階と、
    前記データを受信した後、送信するデータがある場合、前記データを送信するアップリンクのサブフレームの位置を決定する段階であって、前記決定されるサブフレームがn+k番目のサブフレームであり、前記kが前記nの値と予め設定されたHARQに関する情報に基づいて決定される、段階と、
    前記アップリンクのn+k番目のサブフレームで前記データを送信する段階と
    を含むことを特徴とするデータ送受信方法。
  2. 前記HARQに関する情報が、HARQプロセスが偶数番号のサブフレームの位置で動作するか、奇数番号のサブフレームの位置で動作するかを示すことを特徴とする請求項1に記載のデータ送受信方法。
  3. 前記基地局から前記HARQに関する情報を含む制御信号を受信する段階を更に含むことを特徴とする請求項1に記載のデータ送受信方法。
  4. 前記送信されるデータが、前記受信したデータに対するACK又はNACKを含むことを特徴とする請求項1に記載のデータ送受信方法。
  5. 前記受信したデータが、アップリンクリソース割り当て要求の許容(grant)情報を含むことを特徴とする請求項1に記載のデータ送受信方法。
  6. 前記kが、4〜6のいずれか1つに該当することを特徴とする請求項1に記載のデータ送受信方法。
  7. 基地局のデータ送受信方法であって、
    前記基地局が中継器とのデータに対するHARQプロセスを決定する段階と、
    前記基地局が前記中継器にダウンリンクのn番目のサブフレームでデータを送信する段階と、
    前記基地局が、前記送信したデータに対応する前記中継器からのデータを受信するために、アップリンクのn+k番目のサブフレームをリッスンする段階であって、前記kが前記nの値と前記決定されたHARQプロセスに基づいて決定される、段階と、
    前記アップリンクのn+k番目のサブフレームでデータを受信したか否かによって、前記送信したデータを再送するか、又は後続するデータを送信する段階と
    を含むことを特徴とするデータ送受信方法。
  8. 前記基地局が前記決定されたHARQプロセスに関する情報を前記中継器に送信する段階を更に含むことを特徴とする請求項7に記載のデータ送受信方法。
  9. 前記HARQに関する情報が、HARQプロセスが偶数番号のサブフレームの位置で動作するか、奇数番号のサブフレームの位置で動作するかを示すことを特徴とする請求項1に記載のデータ送受信方法。
  10. 前記アップリンクのn+k番目のサブフレームで受信されるデータが、ACK信号又はNACK信号であることを特徴とする請求項1に記載のデータ送受信方法。
  11. 前記kが、4〜6のいずれか1つに該当することを特徴とする請求項7に記載のデータ送受信方法。
  12. 基地局のデータ送受信方法であって、
    前記基地局が中継器にダウンリンクのn番目のサブフレームでデータを送信する段階と、
    前記ダウンリンクのn+4番目のサブフレームがシステム情報の送信のためのものであるか否かを判断する段階と、
    前記ダウンリンクのn+4番目のサブフレームがシステム情報の送信のためのものである場合、アップリンクのn+4番目のサブフレームの位置から他のサブフレームに移動(shift)し、前記中継器からのデータ受信をモニタする段階と、
    前記アップリンクの他のサブフレームで前記中継器から受信されるデータによって、前記送信したデータを再送するか、又は後続する次のデータを前記中継器に送信する段階と
    を含むことを特徴とするデータ送受信方法。
  13. 前記中継器から受信されるデータが、ACK信号又はNACK信号であることを特徴とする請求項12に記載のデータ送受信方法。
  14. 前記移動する他のサブフレームが、n+3番目のサブフレーム、n+5番目のサブフレーム、又はn+6番目のサブフレームであることを特徴とする請求項12に記載のデータ送受信方法。
  15. 前記移動する他のサブフレームが、n+4番目以降のサブフレームのうち最初に前記基地局と前記中継器との送受信に割り当てられたサブフレームであることを特徴とする請求項12に記載のデータ送受信方法。
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