JP2012517911A - “デッドバンド”排除をもつトルクレンチ及び改善されたトルク監視システム - Google Patents

“デッドバンド”排除をもつトルクレンチ及び改善されたトルク監視システム Download PDF

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Abstract

近位端及び遠位端を有する外壁と、近位端及び遠位端を有する内壁とを備える中空ハウジングであって、内壁と外壁との間に間隙を形成するように内壁が外壁と離間されており、外壁の近位端が内壁の近位端に接続され、外壁の遠位端がワークピースのハウジングと係合するように形状づけられている、中空ハウジングと、中空ハウジングの内壁内への配置のための、トルク入力シャフト及びワークピースファスナーと係合するように形状づけられているトルク出力シャフトを有する機械的な倍率器であって、緩くて非締結な接続によって中空ハウジングの内壁に接続される機械的な倍率器と、を備える、トルクレンチ。
【選択図】図5

Description

(発明者)
ジョージ・L・キャッスル
(出願中の特許出願の参照)
この特許出願は、ジョージ・L・キャッスルによって2009年2月13日に出願された、“デッドバンド”排除をもつトルクレンチ及び改善されたトルク監視システムの出願中の米国仮特許出願第61/207673号(代理人の整理番号CASTLE−1 PROV)の優先権を主張し、その特許出願は参照によって本明細書中に組み込まれる。
(発明の分野)
本発明は、概ね、機械的なツールに関し、より詳細には、トルクレンチに関する。
(発明の背景)
トルクレンチは、ナットやボルトなどのファスナーに正確なトルク量を適用するために使用されるツールである。正確なトルク量をファスナーに適用することは、多くの状況、例えば、ヘリコプターのメインローターシャフトの取り付け及び取り外しを行うときなどで重要になる。
一般的に、トルクレンチは、レンチハンドルとレンチヘッドとの間に延びる長いレバーアームを備える。トルク監視システムは、どのくらいのトルクがファスナーに適用されるかを正確にオペレーターに示すためにトルクレンチに組み込まれる。トルク監視システムは、典型的に、長いレバーアーム又はレンチヘッドに組み込まれる。
これに限定しないが一例として、ビーム型のトルクレンチでは、長いレバーアームは、概ね、かけられる負荷に応じて弾性的に曲がる材質で作られる。長いレバーアームがそれる程度を比較することによって(例えば、レンチヘッドに接続されたより小さくて曲がらないバーとの比較によって)、ファスナーにかけられるトルク量は決定される。
多くの他のタイプのトルクレンチは、周知であり、いくつかはレバーアームの撓みやレンチヘッドの変形を測定するために圧力トランスデューサまたはひずみゲージを利用し、いくつかは、ファスナーに適用されるトルク量を増大するためにレンチヘッドに機械的な倍率器を含む。
様々なトルクレベルの広い範囲にわたって高精度であるトルク監視システムを有するトルクレンチを提供することは技術的に挑戦することができる。これに限定しないが一例として、多くの従来の設計では、トルクレンチに提供されるトルク監視システムは、低トルクレベル(例えば、約13.8キログラムメートル(約100フートポンド))で+又は−3%まで信頼できるが、高トルクレベル(例えば、約138キログラムメートル(約1000フートポンド))で+又は−10%まで信頼できる。この点で、より高いトルクレベルでの高い誤差範囲は、破壊的な結果(例えば、ファスナーの破損やワークピースの損傷など)になる、より高いトルク範囲で誤ってファスナーをオーバートルクする可能性を増加することが理解されるであろう。換言すれば、トルク監視システムが、13.8キログラムメートル(100フートポンド)で+又は−3%まで信頼できる場合、トルクの13.8キログラムメートル(100フートポンド)での最大の偶発的なオーバートルクは、0.414キログラムメートル(3フートポンド)だけであり、一方、トルク監視システムが、138キログラムメートル(1000フートポンド)で+又は−10%まで信頼できる場合、トルクの138キログラムメートル(1000フートポンド)での最大の偶発的なオーバートルクは、13.8キログラムメートル(100フートポンド)である。このような理由から、トルク監視システムは、トルクレンチによって遭遇されるトルクレベルの全範囲で可能な限り正確であることが一般に望ましい。
また、歪ゲージなどをトルクレベルを監視するために使用する場合は、トルクレンチでの歪ゲージの位置は、特に高いトルクのレベルで、トルク監視システムの精度に大きな違いを生むことが見出されている。これは、トルクレンチのさまざまな部分が異なるトルクの負荷の下で異なった率で変形する可能性があるためである。従って、例えば、トルク監視システムが適用されたトルクを測定するためにレンチヘッドの円筒形外壁に適用された歪ゲージを使用する場合、精度の1レベルが達成され、トルク監視システムが適用されたトルクを測定するためにレンチヘッドの円筒形外壁に取り付けられたフランジに適用された歪ゲージを使用する場合、精度の他のレベルが達成される。そしていずれの場合も、このレベルの精度は、適用されるトルクの範囲にわたって大きく異なる傾向がある。
上述の加えて、従来技術のトルクレンチで、特に、ファスナーに適用されるトルク量を増幅するために機械的な倍率器を含む従来技術のトルクレンチで、トルクがトルクレンチに適用されなくなった後に残余力がトルクレンチに通常残存することが見出されている。その結果、トルク監視システムは、トルクがトルクレンチに適用されていない場合でもトルクレンチのトルクを報告する。これらの残存力は、トルクレンチ内の内部摩擦及び部品の結合の結果であると考えられる。
さらに、一方向におけるトルク(例えば、時計周りのトルク)の適用が、反対方向におけるトルク(例えば、反時計周りのトルク)の適用に置きかえられる場合、新しく適用されたトルクは、トルクレンチにすでに蓄積された残存する反対トルクを無にするために最初に作用する。その結果、実際にトルクがトルクレンチに適用されているときに、トルクがトルクレンチに適用されていないことを報告する。従って、トルクレンチがトルクレンチにトルクを蓄積する場合、一方向へのトルクの適用が他の方向へのトルクの適用に置きかえられるたびに“デッドバンド(deadband)”効果がある。この“デッドバンド(deadband)”効果は、トルクレンチにかけられるトルクのレベルと、トルク監視システムによって報告されるトルクレベルとの間で差があるのでトルク監視システムの精度を実質的に損なう。重要的には、この差は、より高いトルクのレベルで大きな差につながる、一般的に非線形である。
実際問題として、適用されるトルクの方向を変えるたびに、トルクレンチに適用される新しいトルクを正確に登録するためのトルク監視システムのために、反対方向のトルクを適用する前に、トルクレンチに対して“ゼロシフト(zero shift)”を実行することが一般的に必要である。これは、“ゼロシフト(zero shift)”の動作は時間がかかり、上述の非直線性の問題が原因で広い全体で正確に適用することは難しいために、トルクの方向の変更が重大な関心事になる前に“ゼロシフト(zero shift)”を提供する必要がある。さらに、実際には、当業者が上述の“ゼロシフト(zero shift)”操作を頻繁に実行しそこない、それによって、トルク監視システムがトルクレンチによって適用されるトルクのレベルを不正確に報告することを生じることが見出されている。
本発明は、“デッドバンド(deadband)”排除を改良されたトルクの監視と組合わせる新規なトルクレンチを提供する。この新しくて改善された構成は、特に、入力トルクをより大きな出力トルクに変換するための機械的な倍率器と、機械的な倍率器を収容するための中空ハウジングとを備える。機械的な倍率器は、上述した“デッドバンド(deadband)”効果が排除されるように、緩くて非締結な接続(例えば、緩くて非締結なキー溝接続)を介して中空ハウジングに接続される。さらに、中空ハウジングは、円筒形の内壁及び円筒形の外壁で形成され、内壁が外壁と離間され、一つ以上の歪みゲージが高精度なトルク監視システムを提供するようにこの円筒形内壁に取り付けられる。従って、本発明は、“デッドバンド(deadband)”排除を改善されたトルクの監視と組合わせる新規なトルクレンチを提供する。
その独特な構造により、本発明のトルクレンチは、トルクレンチの完全な範囲にわたって実質的に直線的に正確なトルクの測定値を提供し、これらの測定値は、トルクの範囲にわたって精度が向上する。これに制限されないが一例として、本発明によって形成されたトルクレンチは、典型的に、低トルクレベル(例えば、13.8キログラムメートル(100フートポンド))で+又は−1%まで正確であり、高トルクレベル(例えば、138キログラムメートル(1000フートポンド))で+又は−1%まで正確である。これは、先行技術を超える劇的な改善である。
本発明の一好適実施形態では、近位端及び遠位端を有する外壁と、近位端及び遠位端を有する内壁とを備える中空ハウジングであって、内壁と外壁との間に間隙を形成するように内壁が外壁と離間されており、外壁の近位端が内壁の近位端に接続され、外壁の遠位端がワークピースのハウジングと係合するように形状づけられている、中空ハウジングと、中空ハウジングの内壁内への配置のための、トルク入力シャフト及びワークピースファスナーと係合するように形状づけられているトルク出力シャフトを有する機械的な倍率器であって、緩くて非締結な接続によって中空ハウジングの内壁に接続される機械的な倍率器と、を備える、トルクレンチが提供される。
本発明の他の実施形態では、近位端及び遠位端を有する外壁と、近位端及び遠位端を有する内壁とを備える中空ハウジングであって、外壁の近位端が内壁の近位端に接続され、外壁の遠位端がワークピースのハウジングと係合するように形状づけられている、中空ハウジングと、中空ハウジングの内壁内への配置のための、トルク入力シャフト及びワークピースファスナーと係合するように形状づけられているトルク出力シャフトを有する機械的な倍率器であって、中空ハウジングの内壁に接続される機械的な倍率器と、内壁の中間点の近位側にある中空ハウジングの内壁に取り付けられた少なくとも一つの歪みゲージを有するトルク監視システムと、を備える、トルクレンチが提供される。
本発明の他の実施形態では、ワークピースハウジンに隣接して配置されたワークピースファスナーにトルクを適用するための方法であって、近位端及び遠位端を有する外壁と、近位端及び遠位端を有する内壁とを備える中空ハウジングであって、内壁と外壁との間に間隙を形成するように内壁が外壁と離間されており、外壁の近位端が内壁の近位端に接続され、外壁の遠位端がワークピースのハウジングと係合するように形状づけられている、中空ハウジングと、中空ハウジングの内壁内への配置のための、トルク入力シャフト及びワークピースファスナーと係合するように形状づけられているトルク出力シャフトを有する機械的な倍率器であって、緩くて非締結な接続によって中空ハウジングの内壁に接続される機械的な倍率器と、を備えるトルクレンチを提供することと、中空ハウジングの外壁の遠位端がワークピースハウジングと係合し、トルク出力シャフトがワークピースファスナーと係合するように、トルクレンチをワークピースに取り付けることと、トルクをトルク入力シャフトにかけることと、を備える方法が提供される。
本発明の他の実施形態では、ワークピースハウジンに隣接して配置されたワークピースファスナーにトルクを適用するための方法であって、近位端及び遠位端を有する外壁と、近位端及び遠位端を有する内壁とを備える中空ハウジングであって、外壁の近位端が内壁の近位端に接続され、外壁の遠位端がワークピースのハウジングと係合するように形状づけられている、中空ハウジングと、中空ハウジングの内壁内への配置のための、トルク入力シャフト及びワークピースファスナーと係合するように形状づけられているトルク出力シャフトを有する機械的な倍率器であって、中空ハウジングの内壁に接続される機械的な倍率器と、内壁の中間点の近位側にある中空ハウジングの内壁に取り付けられた少なくとも一つの歪みゲージを有するトルク監視システムと、を備える、トルクレンチを提供することと、中空ハウジングの外壁の遠位端がワークピースハウジングと係合し、トルク出力シャフトがワークピースファスナーと係合するように、トルクレンチをワークピースに取り付けることと、トルクをトルク入力シャフトにかけることと、を備える方法が提供される。
本発明のこれらの及び他の目的及び特徴は、同じ符号が同じ部品を参照する添付の図面と共に考慮される、本発明の好適実施形態の以下の詳細な説明によってより完全に開示又は明らかにされよう。
図1は、本発明に従って形成されたトルクを示す概略図である。 図2は、本発明に従って形成されたトルクを示す概略図である。 図3は、本発明に従って形成されたトルクを示す概略図である。 図4は、本発明に従って形成されたトルクを示す概略図である。 図5は、図1乃至図4に示されたトルクレンチの概略分解図である。 図6は、図1乃至図5に示されたトルクレンチのさらなる詳細を示す概略図である。 図7は、図1乃至図5に示されたトルクレンチのさらなる詳細を示す概略図である。 図8は、図1乃至図5に示されたトルクレンチのさらなる詳細を示す概略図である。 図9は、図1乃至図5に示されたトルクレンチのさらなる詳細を示す概略図である。 図10は、図1乃至図5に示されたトルクレンチのさらなる詳細を示す概略図である。 図11は、図1乃至図5に示されたトルクレンチのさらなる詳細を示す概略図である。 図11Aは、図1乃至図5に示されたトルクレンチのさらなる詳細を示す概略図である。 図12は、図1乃至図5に示されたトルクレンチのさらなる詳細を示す概略図である。 図13は、図1乃至図5に示されたトルクレンチのさらなる詳細を示す概略図である。 図14は、図1乃至図5に示されたトルクレンチのさらなる詳細を示す概略図である。 図15は、図1乃至図5に示されたトルクレンチのさらなる詳細を示す概略図である。 図16は、図1乃至図5に示されたトルクレンチのさらなる詳細を示す概略図である。 図17は、図1乃至図5に示されたトルクレンチのさらなる詳細を示す概略図である。 図18は、図1乃至図5に示されたトルクレンチのさらなる詳細を示す概略図である。
まず、図1乃至図4を参照すると、本発明に従って形成された新規なトルクレンチ5が示される。次に、図5乃至図11及び図11Aを参照すると、トルクレンチ5は、概ね、円筒形外壁15及び円筒形内壁20を有する中空ハウジング10を備える。円筒形外壁15及び円筒形内壁20は、互いに同軸であるが、間隙25によって分離されるように互いに離間される。円筒形外壁15及び円筒形内壁20の近位端は、互いに接合され、近位端壁30で終端する。円筒形外壁15は、遠位端表面40で終端する外方に延びる遠位フランジ35を含む。円筒形内壁20は、遠位端表面50で終端する内方に延びる遠位フランジ45を含む。外方に延びる遠位フランジ35の遠位端表面40は、内方に延びる遠位フランジ45の遠位端表面50と同一平面上にあり(図8、10及び11)、又は、外方に延びる遠位フランジ35の遠位端表面40は、内方に延びる遠位フランジ45の遠位端表面50に対して遠位側に配置される(図11A)。円筒形内壁20の内方に延びる遠位フランジ45は、遠位穴55を画定する。遠位穴55は、詳細に後述されるように、キー溝付きマウントの半分を構成する複数のキー溝60を備える。一組のハンドル65は、円筒形外壁15の両側に取り付けられる。
好ましくは、図5、図12及び図13を参照すると、一般的なアダプタ70が、ねじ75によって中空ハウジング10の遠位端表面40に取り付けられる。一般的なアダプタ70は、詳細に後述されるように、トルクをワークピースファスナーにかけながらワークピースのハウジンに対してトルクレンチ5を安定させる複数のスタビライザーピン80を含む。
次に、図5及び図14乃至17を参照すると、また、トルクレンチ5は、ワークピースのファスナーにかけられるトルクの量を増幅するための機械的な倍率器85を備える。そのような機械的な倍率器は、当技術分野で周知であり、従って、本明細書中で詳細に述べない。しかしながら、機械的な倍率器85は、概ね、ハウジング90、トルク入力シャフト95、複数の内部ギア100及びトルク出力シャフト105を備えるということを気づかれるであろう。機械的な倍率器85は、トルク入力シャフト95にかけられるトルクの量がトルク出力シャフト105で増幅されるように当該分野で周知の方法で構成される。これに制限されないが一例として、機械的な倍率器85は、トルク入力シャフト95の25回転がトルク出力シャフト105の一回転を生じるように25:1のギア比で構成される。
中空マウント110は、機械的な倍率器85と中空ハウジング10との間に“緩くて非締結”な接続を形成する機械的な倍率器85の遠位端に固定される。より詳細には、中空マウント110は、その上に形成されたキー溝120を有するシャフト115を備える。また、中空マウント110は、中空マウント110がボルト130によって機械的な倍率器85に取り付けられるフランジ125を備える(図6)。シャフト115上のキー溝120は、前述の中空ハウジング10のキー溝60と関係してキー溝付きマウントの第2の半分を形成し、それによって、機械的な倍率器85は、中空ハウジング10に取り付けられる。重要的に、シャフト115のキー溝120及び中空ハウジング10のキー溝60は、“緩くて非締結”なマウントを形成するように構成されており、すなわち、小さいが多少のキー溝間の遊びの度合いがある。この構成の結果、中空ハウジング10がワークピースのファスナーに固定されるときに機械的な倍率器85と中空ハウジング10との間に実質的に結合がなく、機械的な倍率器85はワークピースのファスナーに固定され、トルクは、機械的な倍率器にかけられる。従って、トルクがトルクレンチに適用されなくなった後のトルクレンチ5の残存力は、実質的に残存せず、その結果、新しいトルクレンチに関して“デッドバンド(deadband)”効果がなく、適用されるトルクの方向を変更する前にトルクレンチに対して“ゼロシフト(zero shift)”を提供する必要がない。これは、従来技術を超える非常に重要な改善である。
好ましくは、中空ハウジング10と機械的な倍率器85との間のあらゆる摩擦をさらになくすように、テフロン(登録商標)スリップリング135(図6)が中空マウント110のフランジ125と、円筒形内壁20の外方に延びる遠位フランジ45との間に配置される。
また、トルクレンチ5は、トルクがファスナーに適用される程度をオペレータに正確に示すトルク監視システムを含む。重要なのは、従来のトルクレンチよりも著しく正確なトルク監視システムをつくるように本発明のトルクレンチが改善された構成を利用することである。より具体的には、中空ハウジング10は、前述の円筒形内壁20が形成され、円筒形内壁20は、円筒形外壁15と同軸であるが、間隙25が円筒形外壁15と円筒形内壁20との間に形成されると共に円筒形内壁20の近位端が近端壁30で円筒形外壁15の近位端に接合された状態で、円筒形外壁15から離間される。一つ以上のひずみゲージ140(図9及び図11A)が、円筒形内壁20にかけられたトルクで誘発されたゆがみを測定するように円筒形内壁20に配置される。好ましくは、二つの正反対に配置されたゆがみゲージ140が、円筒形内壁20のねじり変形を測定するようにゆがみゲージ140の各々が円筒形内壁20上で円周方向に延びる状態で提供される。窓145は、ひずみゲージ140へのアクセスを提供するように円筒形外壁15に形成され、電子制御150(図5及び図18)がひずみゲージの変形を読み取るため及びトルクレンチによってかけられたトルクの視覚的な表示にその変形を変換するために、トルクレンチに取り付けられる。
重要なのは、改善されたトルク監視の精度が、(i)特定の構成を有する中空ハウジング10を形成すること、及び、(ii)特定の方法で中空ハウジング10にひずみゲージ140を配置することによって、達成できることが発見されている。
より擬態的には、改善されたトルク監視の精度をもつトルクレンチ5を提供するために、円筒形内壁20が円筒形外壁15の厚さよりも著しく薄い厚さで形成され、それによって、トルクレンチにかけられるトルク荷重に厳密に相関関係にある率で変形する膜として機能する。これに限定しないが一例として、ハウジング10が6061−T651アルミニウムから形成された、165.6キログラムメートル(1200フートポンド)のトルクレンチに対し、円筒形内壁20は約0.1524cm(約0.060インチ)の厚さを有し、円筒形外壁15は、約0.9525cm(約0.375インチ)の厚さを有する。一般的には、円筒形外壁15は、円筒形内壁20の厚さの約5乃至7倍の厚さを有するのが好ましい。図11Aを参照。
さらに、改善されたトルク監視の精度を有するトルクレンチ5を提供するために、実質的な半径(例えば、0.15875cm(1/16インチ)以上)が、(i)円筒形内壁20と近位端壁30との交差点(図11Aの155を参照)、及び、(ii)円筒形外壁15の交差点(図11Aの160を参照)で提供される。これらの接合位置で実質的な半径を提供することによって、円筒形内壁20の変形がトルクレンチにかけられるトルク負荷により厳密に相関することが判明している。
さらに、改善されたトルク監視の精度を有するトルクレンチ5を提供するために、円筒形内壁20は、非常に滑らかな表面仕上げ、例えば、32μの仕上げ、又は、スムーザーで形成される。非常に滑らかな表面仕上げを有する円筒形内壁20を提供することによって、円筒形内壁20の変形がトルクレンチにかけられるトルク負荷により厳密に相関することが判明している。
上述に加えて、改善されたトルク監視の精度を有するトルクレンチ5を提供するために、特定の方法で中空ハウジング10上にひずみゲージ140を配置することが重要であることが判明している。特に、円筒形内壁20の中間点上にひずみゲージ140を配置することが重要であることが判明している。より具体的には、図11Aを参照すると、ひずみゲージ140は、中間点の平面165が近位端壁30の遠位表面と円筒形内壁20の内方に延びる遠位フランジ45の遠位端表面50との中間に横たわる平面として画定される中間点の平面165の近位側に存在するように円筒形内壁20上に配置される。
重要なのは、前述の特定の構成を有する中空ハウジグ10を形成することによって、及び、前述の方法で円筒形内壁20上にひずみゲージ140を配置することによって、トルク監視システムが、特に高いトルクレベルで大きく改善された。これは、円筒形内壁20の部分が、トルクレンチにかけられるトルク負荷に非常に厳密に相関する率で変形する傾向があるひずみゲージ140によって監視されるためである。これは、従来技術を超える非常に著しい改善である。
使用において、スタビライザーピン80がワークピースハウジングに対してトルクレンチ5を安定させるようにトルクレンチ5はワークピースに取り付けられ、トルク出力シャフト105はワークピースのファスナーに取り付けられる。次に、トルクがトルク入力シャフト105にかけられ、増幅されたトルクがトルク出力シャフト105にかけられ、それは、次にワークピースのファスナーにかけられる。これが生じると、ひずみゲージ140は、円筒形内壁20にかけられる歪み量を記録し、電子制御150は、この歪みレベルをワークピースのファスナーにかけられる対応するトルクレベルに変換する。
重要なのは、上述の特定の構造で中空のハウジング10を形成することによって、及び、上述の方法で円筒形内壁20で歪みゲージ140を配置することによって、本発明は、トルクレンチの実質的に完全な範囲にわたって実質的に線形な方法で高精度なトルクの測定値を提供し、これらの測定値がその範囲全体にわたって大幅に増加した精度及び反復である。これは、従来技術を超える非常に著しい改善である。
さらに、機械的な倍率器85は、“緩くて非締結”なマウント(すなわち、シャフト115のキー溝120及び中空ハウジング10のキー溝60が小さいが目に見えるキー溝間の遊びの度合いがある)を介して中空ハウジング10に取り付けられるため、機械的な倍率器85と中空ハウジング10との間に実質的に結合がない。従って、トルクがトルクレンチに適用されなくなった後に新しいトルクレンチに残存力は、実質的に残存せず、その結果、新しいトルクレンチに関して“デッドバンド(deadband)”効果がなく、適用されるトルクの方向を変更する前にトルクレンチに対して“ゼロシフト(zero shift)”を提供する必要がない。これは、従来技術を超える非常に重要な改善である。
従って、本発明は、“デッドバンド(deadband)”排除を改良されたトルクの監視と組合わせる新規なトルクレンチを提供する。本発明は、トルクレンチの実質的に完全な範囲にわたって実質的に線形な方法で高精度なトルクの測定値を提供し、これらの測定値がその範囲全体にわたって大幅に増加した精度及び反復である。これに制限されないが一例として、本発明によって形成されたトルクレンチは、典型的に、低トルクレベル(例えば、13.8キログラムメートル(100フートポンド))で+又は−1%まで正確であり、高トルクレベル(例えば、138キログラムメートル(1000フートポンド))で+又は−1%まで正確である。これは、先行技術を超える劇的な改善である。
変更
本発明は、特定の例示的な好ましい実施形態に関して説明してきたが、それはそのように限定されないが、多くの追加、削除および修正が、本発明の範囲から逸脱しないで本明細書中に記載された好ましい実施形態に加えることができることを当業者によって容易に理解され認識されるであろう。
従って、例えば、本発明の好適実施形態は、機械的な倍率器と中空ハウジングの内壁との間に緩くて非締結接続を提供するために、上述の緩くて非締結なキー溝を使用するが、この構成は、概ね同等の構造に置き換えられることができる。これに制限されないが一例として、好適実施形態の緩くて非締結なキー溝接続は、緩いボルト接続によって置き換えられることができる(例えば、ボルトが機械的な倍率器又は中空ハウジングの内壁のどちらかの特大な穴あるいは両方の特大な穴を通過し、ボルトが例えば緩く締結されたナットで機械的な倍率器又は中空ハウジングの内壁あるいは両方に緩く接続されて、機械的な倍率器を中空ハウジングに接続するために使用される場合)。本発明は、本発明の精神内でこれ及び他の構造を包含することを意図している。

Claims (27)

  1. トルクレンチであって、
    近位端及び遠位端を有する外壁と、近位端及び遠位端を有する内壁とを備える中空ハウジングであって、内壁と外壁との間に間隙を形成するように内壁が外壁と離間されており、外壁の近位端が内壁の近位端に接続され、外壁の遠位端がワークピースのハウジングと係合するように形状づけられている、中空ハウジングと、
    中空ハウジングの内壁内への配置のための、トルク入力シャフト及びワークピースファスナーと係合するように形状づけられているトルク出力シャフトを有する機械的な倍率器であって、緩くて非締結な接続によって中空ハウジングの内壁に接続される機械的な倍率器と、を備える、トルクレンチ。
  2. 請求項1記載のトルクレンチにおいて、
    外壁は、円筒形であり、内壁は、円筒形であり、間隙は、円筒形である、トルクレンチ。
  3. 請求項1記載のトルクレンチにおいて、
    緩くて非締結な接続は、緩くて非締結なキー溝接続である、トルクレンチ。
  4. 請求項3記載のトルクレンチにおいて、
    緩くて非締結なキー溝接続は、中空ハウジンの内壁に配置された第1のキー溝組と、機械的な倍率器に配置された第2のキー溝組とを備える、トルクレンチ。
  5. 請求項1記載のトルクレンチにおいて、
    トルクレンチは、さらに、トルク監視システムを備える、トルクレンチ。
  6. 請求項5記載のトルクレンチにおいて、
    トルク監視システムは、少なくとも一つの歪みゲージを備える、トルクレンチ。
  7. 請求項6記載のトルクレンチにおいて、
    少なくとも一つの歪みゲージは、中空ハウジンの内壁に取り付けられる、トルクレンチ。
  8. 請求項7記載のトルクレンチにおいて、
    中空ハウジンの外壁は、中空ハウジンの内壁に取り付けられた少なくとも一つの歪みゲージと整合する少なくとも一つの開口を有する、トルクレンチ。
  9. 請求項6記載のトルクレンチにおいて、
    少なくとも一つの歪みゲージは、内壁の中間点の近位側に取り付けられる、トルクレンチ。
  10. 請求項6記載のトルクレンチにおいて、
    外壁は、内壁の厚さの約5乃至7倍の厚さを有する、トルクレンチ。
  11. 請求項6記載のトルクレンチにおいて、
    内壁の近位端は、近位端壁によって外壁の近位端に取り付けられ、外壁が近位端壁と接合するポイントで実質的な半径が提供され、内壁が近位端壁と接合するポイントで実質的な半径が提供される、トルクレンチ。
  12. 請求項6記載のトルクレンチにおいて、
    内壁は、非常に滑らかな表面仕上げで形成される、トルクレンチ。
  13. 請求項12記載のトルクレンチにおいて、
    内壁は、32μの表面仕上げ、又は、スムーザーで形成される、トルクレンチ。
  14. 請求項1記載のトルクレンチにおいて、
    緩くて非締結な接続は、緩いボルト連結である、トルクレンチ。
  15. トルクレンチであって、
    近位端及び遠位端を有する外壁と、近位端及び遠位端を有する内壁とを備える中空ハウジングであって、外壁の近位端が内壁の近位端に接続され、外壁の遠位端がワークピースのハウジングと係合するように形状づけられている、中空ハウジングと、
    中空ハウジングの内壁内への配置のための、トルク入力シャフト及びワークピースファスナーと係合するように形状づけられているトルク出力シャフトを有する機械的な倍率器であって、中空ハウジングの内壁に接続される機械的な倍率器と、
    内壁の中間点の近位側にある中空ハウジングの内壁に取り付けられた少なくとも一つの歪みゲージを有するトルク監視システムと、を備える、トルクレンチ。
  16. 請求項15記載のトルクレンチにおいて、
    外壁は、内壁の厚さの約5乃至7倍の厚さを有する、トルクレンチ。
  17. 請求項15記載のトルクレンチにおいて、
    内壁の近位端は、近位端壁によって外壁の近位端に取り付けられ、外壁が近位端壁と接合するポイントで実質的な半径が提供され、内壁が近位端壁と接合するポイントで実質的な半径が提供される、トルクレンチ。
  18. 請求項15記載のトルクレンチにおいて、
    内壁は、非常に滑らかな表面仕上げで形成される、トルクレンチ。
  19. 請求項18記載のトルクレンチにおいて、
    内壁は、32μの表面仕上げ、又は、スムーザーで形成される、トルクレンチ。
  20. 請求項15記載のトルクレンチにおいて、
    中空ハウジンの外壁は、中空ハウジンの内壁に取り付けられた少なくとも一つの歪みゲージと整合する少なくとも一つの開口を有する、トルクレンチ。
  21. 請求項15記載のトルクレンチにおいて、
    機械的な倍率器は、緩くて非締結な接続によって中空ハウジングの内壁に接続される、トルクレンチ。
  22. 請求項21記載のトルクレンチにおいて、
    緩くて非締結な接続は、緩くて非締結なキー溝接続である、トルクレンチ。
  23. 請求項22記載のトルクレンチにおいて、
    緩くて非締結なキー溝接続は、中空ハウジンの内壁に配置された第1のキー溝組と、機械的な倍率器に配置された第2のキー溝組とを備える、トルクレンチ。
  24. 請求項15記載のトルクレンチにおいて、
    外壁は、円筒形であり、内壁は、円筒形であり、間隙は、円筒形である、トルクレンチ。
  25. 請求項15記載のトルクレンチにおいて、
    緩くて非締結な接続は、緩いボルト連結である、トルクレンチ。
  26. ワークピースハウジンに隣接して配置されたワークピースファスナーにトルクを適用するための方法であって、
    近位端及び遠位端を有する外壁と、近位端及び遠位端を有する内壁とを備える中空ハウジングであって、内壁と外壁との間に間隙を形成するように内壁が外壁と離間されており、外壁の近位端が内壁の近位端に接続され、外壁の遠位端がワークピースのハウジングと係合するように形状づけられている、中空ハウジングと、中空ハウジングの内壁内への配置のための、トルク入力シャフト及びワークピースファスナーと係合するように形状づけられているトルク出力シャフトを有する機械的な倍率器であって、緩くて非締結な接続によって中空ハウジングの内壁に接続される機械的な倍率器と、を備えるトルクレンチを提供することと、
    中空ハウジングの外壁の遠位端がワークピースハウジングと係合し、トルク出力シャフトがワークピースファスナーと係合するように、トルクレンチをワークピースに取り付けることと、
    トルクをトルク入力シャフトにかけることと、を備える方法。
  27. ワークピースハウジンに隣接して配置されたワークピースファスナーにトルクを適用するための方法であって、
    近位端及び遠位端を有する外壁と、近位端及び遠位端を有する内壁とを備える中空ハウジングであって、外壁の近位端が内壁の近位端に接続され、外壁の遠位端がワークピースのハウジングと係合するように形状づけられている、中空ハウジングと、中空ハウジングの内壁内への配置のための、トルク入力シャフト及びワークピースファスナーと係合するように形状づけられているトルク出力シャフトを有する機械的な倍率器であって、中空ハウジングの内壁に接続される機械的な倍率器と、内壁の中間点の近位側にある中空ハウジングの内壁に取り付けられた少なくとも一つの歪みゲージを有するトルク監視システムと、を備える、トルクレンチを提供することと、
    中空ハウジングの外壁の遠位端がワークピースハウジングと係合し、トルク出力シャフトがワークピースファスナーと係合するように、トルクレンチをワークピースに取り付けることと、
    トルクをトルク入力シャフトにかけることと、を備える方法。
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