JP2012517779A - ワイヤレス通信システムにおける変調及びレイヤ・マッピングのための方法及び装置 - Google Patents

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Abstract

本明細書では、多入力多出力(MIMO)通信システムのための改善された変調及びコーディング技法を可能にするシステム及び方法について説明する。本明細書で説明するように、符号化がコードワード単位で実行され、変調がレイヤ単位で実行されるように、(例えば、アンテナ、ビームなどに対応する)物理レイヤのセットを介して送信されるべきデータを処理することができ、それによって、レイヤ不平衡のために従来のシステムが受けるパフォーマンス劣化が緩和される。本明細書でさらに説明するように、例えば、変調及びコーディング方式(MCS)シグナリング、明示的コードレート及び/または変調方式シグナリング、相対コードレート及び/または変調方式シグナリングによってなど、様々な方法で、コードワード単位コードレート・パラメータとレイヤ単位変調パラメータとをデバイスにシグナリングすることができる。

Description

本開示は、一般にワイヤレス通信に関し、より詳細には、ワイヤレス通信環境内で搬送される情報について変調及び空間レイヤ・マッピングを行うための技法に関する。
相互参照
本出願は、2009年2月11日に出願された「Single Codeword with Different Modulation for Different Layers」と題する米国仮出願第61/151,781号、及び2009年3月21日に出願された「UPLINK SINGLE USER MULTIPLE-INPUT MULTIPLE-OUTPUT (SU-MIMO) SYSTEMS」と題する米国仮出願第61/162,271号の利益を主張する。これらの出願の全体は、参照により本明細書に組み込まれる。
ワイヤレス通信システムは、様々な通信サービスを提供するために広く展開されており、そのようなワイヤレス通信システムを介して、例えば、ボイス、ビデオ、パケットデータ、ブロードキャスト、及びメッセージング・サービスを提供することができる。これらのシステムは、利用可能なシステムリソースを共有することによって複数の端末のための通信をサポートすることが可能な多元接続システムとすることができる。そのような多元接続システムの例には、符号分割多元接続(CDMA)システム、時分割多元接続(TDMA)システム、周波数分割多元接続(FDMA)システム、及び直交周波数分割多元接続(OFDMA)システムがある。
概して、ワイヤレス多元接続通信システムは、複数のワイヤレス端末のための通信を同時にサポートすることができる。そのようなシステムでは、各端末は、順方向リンク及び逆方向リンク上の送信を介して1つまたは複数の基地局と通信することができる。順方向リンク(またはダウンリンク)とは、基地局から端末への通信リンクを指し、逆方向リンク(またはアップリンク)とは、端末から基地局への通信リンクを指す。この通信リンクは、単入力単出力(SISO)、多入力単出力(MISO)、または多入力多出力(MIMO)システムを介して確立され得る。
様々なワイヤレス通信デバイスは、関連するネットワーク環境内での通信のために、シングルユーザMIMO(SU−MIMO)及び/または他の好適な通信方式を利用するように構成され得る。例えば、ワイヤレス通信デバイスが複数のアンテナを有する場合、デバイスは、例えば、物理アンテナ、ビーム、及び/または物理アンテナ上に画定される他の適切な構成体などに対応する空間レイヤのセットを介して、SU−MIMOに従って、関連するネットワークにデータを送信するように構成され得る。
従来、一般的な変調は、SU−MIMOに従って所与のデバイスによって送信される情報に適用される。しかしながら、(例えば、アンテナ品質不平衡などにより)それぞれのレイヤ間の品質不平衡が存在するとき、通信される情報の不平衡な信頼性のせいで、パフォーマンス劣化が生じることがあることが諒解できよう。したがって、改善された信頼性をもつ複数の空間レイヤにわたる情報の伝送を可能にするための技法を実装することが望ましいであろう。
以下で、請求する主題の様々な態様の基本的理解を与えるために、そのような態様の簡略化された概要を提示する。この概要は、すべての企図された態様の包括的な概観ではなく、主要または重要な要素を識別するものでも、そのような態様の範囲を定めるものでもない。その唯一の目的は、後で提示するより詳細な説明の導入として、開示する態様のいくつかの概念を簡略化された形で提示することである。
一態様によれば、方法が本明細書で説明される。本方法は、1つまたは複数の発信データ・ストリームと、その1つまたは複数の発信データ・ストリームを通信するように構成された空間レイヤのセットとを識別することと、1つまたは複数の発信データ・ストリームに関連するそれぞれのストリーム単位コーディング・レートに基づいて、1つまたは複数の発信データ・ストリームを符号化し、それによって、1つまたは複数の符号化データ・ストリームを取得することと、1つまたは複数の符号化データ・ストリームを、空間レイヤのセットのうちのそれぞれの空間レイヤにマッピングし、それによって、レイヤ・マッピングされたデータ・ストリームのセットを取得することと、レイヤ・マッピングされたデータ・ストリームのセットを、それぞれのレイヤ単位変調方式に基づいて変調することとを備えることができる。
本明細書で説明する第2の態様は、1つまたは複数の発信データ・ストリームと、その1つまたは複数の発信データ・ストリームを通信するように構成された空間レイヤのセットとに関係するデータを記憶するメモリを備えることができるワイヤレス通信装置に関する。本ワイヤレス通信装置は、上記1つまたは複数の発信データ・ストリームを、上記1つまたは複数の発信データ・ストリームに関連するそれぞれのストリーム単位コーディング・レートに基づいて符号化して、1つまたは複数の符号化データ・ストリームを取得し、1つまたは複数の符号化データ・ストリームを空間レイヤのセットのうちのそれぞれの空間レイヤにマッピングして、レイヤ・マッピングされたデータ・ストリームのセットを取得し、それぞれのレイヤ単位変調方式に基づいて、レイヤ・マッピングされたデータ・ストリームのセットを変調するように構成されたプロセッサをさらに備えることができる。
第3の態様は、それぞれのデータ・ストリームを、そのそれぞれのデータ・ストリームに関連する対応するストリーム単位コードレート・パラメータに基づいて符号化して、それぞれの符号化データ・ストリームを取得するための手段と、それぞれの符号化データ・ストリームを空間レイヤのセットにマッピングして、それぞれのレイヤ・マッピングされたデータ・ストリームを取得するための手段と、それぞれのレイヤ・マッピングされたデータ・ストリームを、対応するレイヤ単位変調パラメータに基づいて変調するための手段とを備えることができる装置に関する。
本明細書で説明する第4の態様は、コンピュータに、それぞれのデータ・ストリームを、そのそれぞれのデータ・ストリームに関連する対応するストリーム単位コードレート・パラメータに基づいて符号化して、それぞれの符号化データ・ストリームを取得することを行わせるためのコードと、コンピュータに、それぞれの符号化データ・ストリームを空間レイヤのセットにマッピングして、それぞれのレイヤ・マッピングされたデータ・ストリームを取得することを行わせるためのコードと、コンピュータに、それぞれのレイヤ・マッピングされたデータ・ストリームを、対応するレイヤ単位変調パラメータに基づいて変調させるためのコードとを備える、コンピュータ可読媒体を含むことができるコンピュータ・プログラム製品に関する。
第5の態様によれば、関連するネットワーク・デバイスと、その関連するネットワーク・デバイスによって利用される通信方式に関連する1つまたは複数のコードワードと、上記関連するネットワーク・デバイスによって採用されるそれぞれの空間レイヤとを識別することと、上記関連するネットワーク・デバイスに対応する、それぞれのレイヤ単位変調パラメータとコードワード単位コードレート・パラメータとを定義することと、それぞれのレイヤ単位変調パラメータとコードワード単位コードレート・パラメータとを、関連するネットワーク・デバイスにシグナリングすることとを備えることができる方法が本明細書で説明される。
本明細書で説明する第6の態様は、ネットワーク・デバイスに関するデータと、そのネットワーク・デバイスによって利用される通信方式に関連する1つまたは複数のコードワードと、上記ネットワーク・デバイスによって採用されるそれぞれの空間レイヤとを記憶するメモリを備えることができる、ワイヤレス通信装置に関する。本ワイヤレス通信装置は、上記ネットワーク・デバイスに対応する、それぞれのレイヤ単位変調パラメータとコードワード単位コードレート・パラメータとを定義し、それぞれのレイヤ単位変調パラメータとコードワード単位コードレート・パラメータとをネットワーク・デバイスにシグナリングするように構成されたプロセッサをさらに備えることができる。
第7の態様は、指定されたネットワーク・デバイスのレイヤ単位変調パラメータのセットとコードワード単位コーディング・レート・パラメータのセットとを定義するための手段と、レイヤ単位変調パラメータのセットとコードワード単位コーディング・レート・パラメータのセットとを指定されたネットワーク・デバイスにシグナリングするための手段とを備えることができる装置に関する。
本明細書で説明する第8の態様は、コンピュータに、指定されたネットワーク・デバイスのレイヤ単位変調パラメータのセットとコードワード単位コーディング・レート・パラメータのセットとを定義させるためのコードと、コンピュータに、レイヤ単位変調パラメータのセットとコードワード単位コーディング・レート・パラメータのセットとを指定されたネットワーク・デバイスにシグナリングさせるためのコードとを備えるコンピュータ可読媒体を含むことができるコンピュータ・プログラム製品に関する。
上記及び関係する目的を達成するために、請求する主題の1つまたは複数の態様は、以下で十分に説明し、特に特許請求の範囲で指摘する特徴を備える。以下の説明及び添付の図面に、請求する主題のいくつかの例示的な態様を詳細に記載する。ただし、これらの態様は、請求する主題の原理を採用することができる様々な方法のほんのいくつかを示すものである。さらに、開示する態様は、すべてのそのような態様及びそれらの均等物を含むものとする。
様々な態様による、ワイヤレス通信システム内で通信される情報について、コードワード単位符号化及びレイヤ単位変調を協調させるためのシステムのブロック図。 様々な態様による、シングル・コードワード伝送方式による通信のためのデータを準備するための様々なシステムを示すブロック図。 様々な態様による、シングル・コードワード伝送方式による通信のためのデータを準備するための様々なシステムを示すブロック図。 様々な態様による、マルチ・コードワード伝送方式による通信のためのデータを準備するための様々なシステムを示すブロック図。 様々な態様による、マルチ・コードワード伝送方式による通信のためのデータを準備するための様々なシステムを示すブロック図。 様々な態様による、ワイヤレス通信システム内で変調及びコーディング・パラメータをシグナリングするためのシステムのブロック図。 様々な態様による、ワイヤレス通信システム内で変調及びコーディング・パラメータをシグナリングするためのシステムのブロック図。 ワイヤレス通信デバイスに関連するそれぞれの空間レイヤ上での伝送のための信号を生成するための方法の流れ図。 ワイヤレス通信システム内でレイヤ単位変調情報とコードワード単位コーディング情報とをシグナリングするための方法の流れ図。 ワイヤレス通信システム内でレイヤ単位変調情報とコードワード単位コーディング情報とをシグナリングするための方法の流れ図。 ワイヤレス通信ネットワークにおいて通信されるデータの改善された変調及びレイヤ・マッピングを可能にする装置のブロック図。 ワイヤレス通信ネットワークにおいて通信されるデータの改善された変調及びレイヤ・マッピングを可能にする装置のブロック図。 本明細書で説明する様々な態様を実装するために利用され得るワイヤレス通信デバイスのブロック図。 本明細書で説明する様々な態様を実装するために利用され得るワイヤレス通信デバイスのブロック図。 本明細書に記載の様々な態様によるワイヤレス多元接続通信システムを示す図。 本明細書で説明する様々な態様が機能することができる、例示的なワイヤレス通信システムを示すブロック図。
次に、図面を参照しながら請求する主題の様々な態様について説明する。図面全体にわたって、同様の要素を指すのに同様の参照符号を使用する。以下の記述では、説明の目的で、1つまたは複数の態様の完全な理解を与えるために多数の具体的な詳細を記載する。ただし、そのような(1つまたは複数の)態様は、これらの具体的な詳細なしに実施でき得ることは明らかであろう。他の例では、1つまたは複数の態様の説明を円滑にするために、よく知られた構造及びデバイスをブロック図の形態で示す。
本出願で使用する「構成要素」、「モジュール」、「システム」などの用語は、ハードウェア、ファームウェア、ハードウェアとソフトウェアの組合せ、ソフトウェア、または実行中のソフトウェアなど、コンピュータ関連のエンティティを指すものとする。例えば、構成要素は、プロセッサ上で実行されるプロセス、集積回路、オブジェクト、実行可能ファイル、実行スレッド、プログラム、及び/またはコンピュータとすることができるが、これらに限定されない。例として、コンピューティング・デバイス上で実行されるアプリケーションと、そのコンピューティング・デバイスの両方を構成要素とすることができる。1つまたは複数の構成要素がプロセス及び/または実行スレッド内に常駐することができ、1つの構成要素を1つのコンピュータ上に配置し、及び/または2つ以上のコンピュータ間に分散することができる。さらに、これらの構成要素は、様々なデータ構造を記憶している様々なコンピュータ可読媒体から実行することができる。これらの構成要素は、1つまたは複数のデータ・パケット(例えば、ローカル・システム、分散システム内、及び/または他のシステムを用いるインターネットなどのネットワーク全体の中の別の構成要素と信号を介して相互作用する1つの構成要素からのデータ)を有する信号によるなど、ローカル及び/またはリモートプロセスを介して通信することができる。
さらに、本明細書ではワイヤレス端末及び/または基地局に関する様々な態様について説明する。ワイヤレス端末は、ユーザにボイス及び/またはデータ接続性を提供するデバイスを指すことができる。ワイヤレス端末は、ラップトップ・コンピュータまたはデスクトップ・コンピュータなどのコンピューティング・デバイスに接続することができ、あるいは携帯情報端末(PDA)などの自蔵式デバイスとすることができる。ワイヤレス端末はまた、システム、加入者ユニット、加入者局、移動局、モバイル、リモート局、アクセス・ポイント、リモート端末、アクセス端末、ユーザ端末、ユーザエージェント、ユーザデバイス、またはユーザ機器(UE)と呼ばれることがある。ワイヤレス端末は、加入者局、ワイヤレスデバイス、セルラー電話、PCS電話、コードレス電話、セッション開始プロトコル(SIP)電話、ワイヤレス・ローカルループ(WLL)局、携帯情報端末(PDA)、ワイヤレス接続機能を有するハンドヘルド・デバイス、またはワイヤレス・モデムに接続された他の処理デバイスとすることができる。基地局(例えば、アクセス・ポイントまたはノードB)は、1つまたは複数のセクタを通って、エア・インターフェースを介してワイヤレス端末と通信する、アクセス・ネットワーク中のデバイスを指すことができる。基地局は、受信したエア・インターフェース・フレームをインターネット・プロトコル(IP)パケットに変換することによって、ワイヤレス端末と、IPネットワークを含むことができるアクセス・ネットワークの残部との間のルータとして働くことができる。基地局はまた、エア・インターフェースの属性の管理を調整する。
その上、本明細書で説明する様々な機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはそれらの組合せで実装できる。ソフトウェアで実装する場合、機能は、1つまたは複数の命令またはコードとしてコンピュータ可読媒体上に記憶するか、あるいはコンピュータ可読媒体を介して送信することができる。コンピュータ可読媒体は、ある場所から別の場所へのコンピュータ・プログラムの転送を可能にする任意の媒体を含む、コンピュータ記憶媒体とコンピュータ通信媒体の両方を含む。記憶媒体は、コンピュータによってアクセスできる利用可能な媒体とすることができる。限定ではなく、例として、そのようなコンピュータ可読媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD−ROMまたは他の光ディスクストレージ、磁気ディスクストレージまたは他の磁気ストレージ・デバイス、あるいは命令またはデータ構造の形態の所望のプログラム・コードを担持または記憶するために使用でき、コンピュータによってアクセスできる、任意の他の媒体を備えることができる。また、いかなる接続もコンピュータ可読媒体と適切に呼ばれる。例えば、ソフトウェアが、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア、デジタル加入者回線(DSL)、または赤外線、無線、及びマイクロ波などのワイヤレス技術を使用して、ウェブサイト、サーバ、または他のリモートソースから送信される場合、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア、DSL、または赤外線、無線、及びマイクロ波などのワイヤレス技術は、媒体の定義に含まれる。本明細書で使用するディスク(disk)及びディスク(disc)は、コンパクトディスク(disc)(CD)、レーザディスク(disc)、光ディスク(disc)、デジタル多用途ディスク(disc)(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスク(disk)及びブルーレイディスク(disc)(BD)を含み、ディスク(disk)は、通常、データを磁気的に再生し、ディスク(disc)は、データをレーザで光学的に再生する。上記の組合せもコンピュータ可読媒体の範囲内に含めるべきである。
本明細書で説明する様々な技法は、符号分割多元接続(CDMA)システム、時分割多元接続(TDMA)システム、周波数分割多元接続(FDMA)システム、直交周波数分割多元接続(OFDMA)システム、シングル・キャリアFDMA(SC−FDMA)システム、及び他のそのようなシステムなど、様々なワイヤレス通信システムに対して使用できる。「システム」及び「ネットワーク」という用語は、本明細書ではしばしば互換的に使用される。CDMAシステムは、Universal Terrestrial Radio Access(UTRA)、CDMA2000などの無線技術を実装することができる。UTRAは、Wideband−CDMA(W−CDMA)及びCDMAの他の変形態を含む。さらに、CDMA2000は、IS−2000、IS−95及びIS−856規格をカバーする。TDMAシステムはGlobal System for Mobile Communications(GSM(登録商標))などの無線技術を実装することができる。OFDMAシステムは、Evolved UTRA(E-UTRA)、Ultra Mobile Broadband(UMB)、IEEE802.11(WiFi)、IEEE802.16(WiMAX)、IEEE802.20、Flash−OFDMなどの無線技術を実装することができる。UTRA及びE−UTRAは、Universal Mobile Telecommunication System(UMTS)の一部である。3GPP Long Term Evolution(LTE)は、ダウンリンク上ではOFDMAを採用し、アップリンク上ではSC−FDMAを採用するE−UTRAを使用する今度のリリースである。UTRA、E−UTRA、UMTS、LTE及びGSMは、「3rd Generation Partnership Project」(3GPP)と称する組織からの文書に記載されている。さらに、CDMA2000及びUMBは、「3rd Generation Partnership Project 2」(3GPP2)と称する組織からの文書に記載されている。
いくつかのデバイス、構成要素、モジュールなどを含むことができるシステムに関して、様々な態様を提示する。様々なシステムは、追加のデバイス、構成要素、モジュールなどを含み、及び/または各図に関連して説明するデバイス、構成要素、モジュールなどの一部もしくは全部を省略し得ることを理解及び諒解されたい。これらの手法の組合せを使用することもできる。
次に図面を参照すると、図1に、本明細書で説明する様々な態様による、ワイヤレス通信システム内で通信される情報について、コードワード単位符号化及びレイヤ単位変調を協調させるためのシステム100が示されている。図1に示すように、システム100は、1つまたは複数のユーザ機器ユニット(UE;本明細書では、アクセス端末(AT)、モバイル端末などとも呼ばれる)120と通信することができる1つまたは複数のノードB(本明細書では、ネットワークセル、基地局、アクセス・ポイント(AP)、進化型ノードB(eNB)などとも呼ばれる)110を含むことができる。例えば、UE120は、ノードB110との1つまたは複数のアップリンク(UL、本明細書では逆方向リンク(RL)とも呼ばれる)通信に関与することができ、同様に、ノードB110は、UE120への1つまたは複数のダウンリンク(DL、本明細書では順方向リンク(FL)とも呼ばれる)通信に関与することができる。追加または代替として、ノードB110及び/またはUE120は、互いとの、システム100中のデバイスまたはエンティティとの、ならびに/あるいは任意の他の好適なエンティティとの任意の好適な(1つまたは複数の)通信に関与することができる。
一態様によれば、UE120は、ノードB110及び/または他のネットワーク・エンティティと通信するために、マルチランク・マルチアンテナ伝送方式及び/または他の好適な伝送方式を利用することができる。例えば、UE120は、1つまたは複数のエンコーダ122、レイヤ・マッパー124、及び/または変調器126を利用して、システム100内での送信のための情報を準備することができる。一例では、1つまたは複数のコードワード(例えば、最高2つのコードワード)を使用して、UE120によって送信が行われ得る。追加または代替として、ハイブリッド自動再送要求(HARQ)パラメータ及び/または他の好適なパラメータの空間バンドリングを可能にするために、UE120によってレイヤ・シフティング(またはレイヤ置換)が利用され得る。例えば、時間領域中でレイヤ・シフティングを使用することによって、それぞれのコードワードを経時的に複数のレイヤにわたるように構成することができる。コードワードが複数のレイヤにわたるとき、コードワードは空間ダイバーシティから恩恵を被り得ることが諒解できよう。しかしながら、このようにして実行されるレイヤ・シフティングは、例えば、複数のレイヤが強い信号対雑音比(SNR)不平衡を有するときなどに、パフォーマンス・ロスをもたらし得ることがさらに諒解できよう。したがって、このパフォーマンス・ロスを緩和するために、及び/または他の適切な目的を達成するために、ノードB110及びUE120は、本明細書で説明するように、それぞれのレイヤの間のSNR不平衡に関連する影響を克服するように動作することができる。
従来、コードレート、変調次数などに関係する情報を含み得る、変調及びコーディング方式(MCS)は、それぞれのストリーム(例えば、コーディングされたデータのストリーム)に関連する。例えば、シングル・コードワード・システムが1つのストリームと1つの対応するMCSとを利用し、マルチ・コードワード・システムが複数のストリームと対応するMCSとを利用するような、コードワード単位でMCSの割当てを行うことができる。さらに、所与のストリームについてのMCSによって与えられる情報に基づいて、そのストリームを(例えば、MCSによる変調及びコーディングを介して)指定されたMCSに関連付けることができる。その後、コードワード対レイヤ・マッピングを実行して、(例えば、物理アンテナ、ビーム・フォーミングを介して形成されたビーム、及び/または複数の物理アンテナにわたる他のプロセスなどに対応する)空間レイヤのセットに、それぞれの処理されたコードワードをマッピングすることができる。次いで、レイヤ・マッピングされたデータを、送信のためにそれぞれの空間レイヤに対応する(1つまたは複数の)アンテナに供給することができる。上記の一例が図2のシステム200によってシングル・コードワード・システムについて示されている。図2に示すように、発信データ・ストリームは、レイヤ・マッパー230を介してレイヤ・マッピングを実行する前に、そのデータ・ストリームに対応するすべてのレイヤのために共通のMCSを利用することができるエンコーダ210及び変調器220によって処理され得る。一例では、レイヤ・マッパー230は、例えば、空間レイヤの関連するセットにわたるコードワードを回転させることによって、それぞれのコードワードに対応するデータをマッピングすることができる。
システム200によって示されるものなど、一般的な変調方式は、各関連するレイヤ上で同量のコーディングされたビットを効果的に搬送することが諒解できよう。さらに、そのような方式は、十分なコーディング及びインターリーブが利用され、それぞれのレイヤが品質において比較的平衡しているとすれば、妥当なパフォーマンスを与え得ることが諒解できよう。しかしながら、レイヤ・マッパー230に関連するレイヤ間に実質的な品質不平衡が存在する場合、システム200によって示される一般的な変調方式は、それぞれの復調されたコーディングされたビットの不平衡な信頼性のためにパフォーマンスが劣化するという欠点があり得ることが諒解できよう。
より詳細には、モバイル・デバイス及び/または他の好適な通信デバイスに関連するそれぞれの空間レイヤは、SNR、信号対干渉雑音比(SINR)、及び/または様々な理由による他の品質メトリックにおいて実質的なオフセットを受け得ることが諒解できよう。例えば、モバイル・デバイスに関連するアンテナが、電力、品質、及び/または他のファクタにおいて等しくない場合(例えば、モバイル・デバイスが、実質的に大きい利得をもつ外部アンテナと、より小さい利得をもつ内部アンテナとを利用するときなど)、各関連するアンテナに同じ電力増幅器(PA)パラメータを適用すると、それぞれアンテナの間の異なる利得及び/または他の不平衡により、それらのアンテナからのノードB及び/または他の受信エンティティにおける受信エネルギーの値が異なることになる。
別の例として、固有ビーム・フォーミングを介してアップリンク及び/またはダウンリンクビーム・フォーミングを行う場合、例えば、主固有成分ならびに1つまたは複数の副固有成分を取得するために、固有分解を使用して、モバイル・デバイスに関連するチャネル行列を処理することができる。アンテナ強度、アンテナ相関、及び/または他のファクタが異なるために、主固有成分が(1つまたは複数の)副固有成分よりも強くなるような有意な程度の変動性が固有成分間に存在し得ることが諒解できよう。したがって、レイヤ/アンテナ・マッピングに関係する上記で説明したシナリオと同様の方法で、空間レイヤがそれぞれのビームにマッピングされるシナリオでは、信号不平衡が存在し得る。
モバイル・デバイス及びそのそれぞれの関連するアンテナのパフォーマンスを最大にするために、SINRと一致する方法でモバイル・デバイスの変調次数を選択すると、高いパフォーマンスが得られることが諒解できよう。例えば、高いSINRに対して比較的低い変調次数を選択すると、観測されたチャネル強度によってサポートされる伝送効率を下回る伝送効率が得られることができることが諒解できよう。同様に、低いSINRに対して比較的高い変調次数を選択すると、低減されたコーディング効率が得られることが諒解できよう。具体的な例として、所与のストリーム上でサポートされるスペクトル効率が1ビット/秒/Hzであり、(チャネル使用当たり6ビットに対応する)64QAMなどの直交振幅変調(QAM)コンスタレーションが使用される場合、チャネルのスペクトル効率を超えるのを回避するために1/6のコーディング・レートが必要になる。しかしながら、概して、1/6よりも高いコードレートに関連するコーディング方式(例えば、レート1/3のターボエンコーダ)が利用される場合、場合によっては、変調次数に基づいて関連するチャネルに必要なコードレートを与えるために、コードレートを低下させるための反復コーディング及び/または他の手段が必要になり、それにより通信パフォーマンスが悪影響を受けることがある。
図1に戻ると、一態様によれば、UE120は、本明細書で説明するコードワード単位コーディング及びレイヤ単位変調を利用することによって、少なくとも上記で説明したような従来のMIMOプロシージャの欠点を克服することができる。例えば、UE120は、(例えば、シングル・コードワード伝送方式及び/またはマルチ・コードワード伝送方式に対応する)1つまたは複数の発信データ・ストリームと、その1つまたは複数の発信データ・ストリームを通信するように構成された(例えば、それぞれの関連するアンテナ、複数の関連するアンテナにわたって規定されたそれぞれのビームなどに対応する)空間レイヤのセットとを識別することができる。次いで、UE120は、1つまたは複数のエンコーダ122を利用して、それぞれの符号化データ・ストリームを取得するために、1つまたは複数の発信データ・ストリームに関連するそれぞれのストリーム単位コーディング・レートに基づいて、1つまたは複数の発信データ・ストリームを符号化することができる。次いで、エンコーダ122によって生成された1つまたは複数の符号化データ・ストリームを、レイヤ・マッピングされたデータ・ストリームのセットを取得するために、空間レイヤの関連するセットのうちのそれぞれの空間レイヤに(例えば、(1つまたは複数の)レイヤ・マッパー124などによって)マッピングすることができる。最後に、そのレイヤ・マッピングされたデータ・ストリームのセットを、それぞれのレイヤ単位変調方式に基づいて(例えば、(1つまたは複数の)変調器126を介して)変調することができる。
シングル・コードワード伝送方式のための上記のデータ・ストリーム処理手順の例示的な実装形態が、図3にシステム300によって示されている。システム300に示すように、発信データ・ストリームがエンコーダ210によって処理され得、その後、変調器220によるレイヤ単位変調より前に、レイヤ・マッパー230によってレイヤ・マッピングが実行され得る。したがって、図2のシステム200とは対照的に、システム300は、異なる空間レイヤにわたる異なる変調方式の採用を可能にし、それによって、上記で説明した不平衡なレイヤ信頼性によるパフォーマンス劣化が緩和されることが諒解できよう。具体的な例として、第1の層が第2の層よりも著しく強い2レイヤ・システムでは、システム300は、第1の層のために高次変調を使用し、第2の層のために低次変調を使用することを可能にする。このようにして、受信機において平衡な信頼性とともに、対応するコーディングされたビットを復調し得ることが諒解できよう。
再び図1を参照すると、システム100のUE120は、ノードB110及び/または別の関連するネットワーク・エンティティから、それぞれのストリーム単位コーディング・レートもしくはコードワード単位コーディング・レート、レイヤ単位変調方式及び/または他の関係する情報を受信することができる。そのような情報は、ノードB110からのアップリンク・グラント・メッセージ中で、及び/またはシステム100内の任意の他の好適なシグナリング内で与えられ得る。一態様によれば、ノードB110は、1つまたは複数のUE120が使用するためのそれぞれのパラメータを以下の方法で判断することができる。最初に、ノードB110は、(例えば、UE120にあるそれぞれのアンテナ、またはUE120にある複数のアンテナ上で規定されたビームのうちの少なくとも1つに対応する)関連するUE120及び/または他の好適なネットワーク・デバイスと、UE120によって利用される通信方式に関連する1つまたは複数のコードワードと、UE120によって採用されるそれぞれの空間レイヤとを識別する。次いで、ノードB110は、UE120に対応するそれぞれのレイヤ単位変調パラメータ112及びコードワード単位コードレート・パラメータ114を定義し、(例えば、パラメータ・シグナリング・モジュール116及び/または他の好適な手段を使用して)それぞれのレイヤ単位変調パラメータ112及びコードワード単位コードレート・パラメータ114をUE120にシグナリングする。一例では、パラメータ・シグナリング・モジュール116は、UE120へのレイヤ単位変調パラメータ112及び/またはコードワード単位コードレート・パラメータ114をアップリンク・グラント・メッセージ中でUE120に伝達することができる。
一態様によれば、システム100内のノードB110及び/または別の好適なエンティティは、本明細書で説明する様々な方法で、1つまたは複数のUE120のレイヤ単位変調パラメータ112及び/またはコードワード単位コードレート・パラメータ114を判断するように動作することができる。UE120に対応するパラメータを取得するために利用され得る技法の様々な例が本明細書で提供され得るが、そのような例は、本明細書で請求される主題の範囲を限定するものではなく、別段に明記されていない限り、本明細書に添付された特許請求の範囲は、特定の技法または技法の組合せを必要とするものではないことを諒解されたい。
シングル・コードワード伝送と、コードワードがマッピングされるべき(本明細書では、レイヤまたは物理レイヤ1、ならびにレイヤまたは物理レイヤ2と呼ばれる)2つの物理レイヤのセットに関与する、第1の特定の非限定的な例として、それぞれのレイヤ単位変調パラメータ112及び/またはコードワード単位コードレート・パラメータ114は、以下の方法で判断され得る。初めに、SNR1が物理レイヤ1の信号対雑音比を示すとし、SNR2が物理レイヤ2の信号対雑音比を示すとする。次に、それぞれの物理レイヤ上で利用すべき変調次数を判断するために、以下手法が適用され得る。最初に(例えば、当技術分野で一般に知られている様々な方法で生成される)関連するMCSテーブルをSNR1について検査して、対応する変調次数Q1と、変調次数Q1をレイヤ1に使用することができるようなトランスポートブロック(TB)サイズC1とを発見する。次に、そのMCSテーブルをSNR2について検査して、対応する変調次数Q2と、変調次数Q2をレイヤ2に使用することができるようなTBサイズC2を発見する。
上記に基づいて、C1及びC2から有効TBサイズを次のように判断することができる。コードワードを配信するためにレイヤ1とレイヤ2の両方を同時に採用するとき(例えば、シングル・コードワードの場合)、有効TBサイズはCeff=(C1+C2)として表され得る。代替的に、コードワードからのコーディングされたビットを配信するためにレイヤ1とレイヤ2とを交互に使用するとき、レイヤ1が、コードワードをトランスポートするための総時間の部分f1部分についてアクティブあり、レイヤ2が、コードワードをトランスポートするための総時間の部分f2部分についてアクティブである場合、有効TBサイズはCeff=(round)(f1×C1+f2×C2)/(f1+f2)として表され得る。さらに、物理レイヤ1上でコードワードを送るために利用可能な変調シンボルの総数を示すためにNs1を使用し、物理レイヤ2上でコードワードを送るために利用可能な変調シンボルの総数を示すためにNs2を使用する場合、レート整合ビットの最終数はNs1×Q1+Ns2×Q2として表され得る。
別の態様によれば、上記で説明した様々な技法は、上記で説明したシングル・コードワード・システムにそれらを適用するのと同様に、マルチ・コードワード・システムに拡張され得る。例えば、図4のシステム400によって示されるように、マルチ・コードワード伝送方式は、それぞれの変調器220によって個々に変調され、レイヤ・マッパー230を介して空間レイヤのセットにマッピングされ得る、複数の発信データ・ストリームに対して、それぞれのエンコーダ210を利用することができる。さらに、上記で説明したレイヤ信号不平衡に関連する欠点を克服するために、図5のシステム500に示すように、それぞれのレイヤ単位変調器220を介した変調より前にレイヤ・マッパー230を介したレイヤ・マッピングが行われる、レイヤ単位変調及びコードワード単位コーディングを適用することができる。システム400〜500は、2つのデータ・ストリームと、2つの対応するコードワードとを利用するシステムを示しているが、本明細書で説明する技法は、任意の数のデータ・ストリーム及び/またはコードワードを利用するシステムに拡張され得ることを諒解されたい。
マルチ・コードワード伝送の特定の場合、関連する受信機は、場合によっては、第1のコードワードの復号を試み、成功した場合、第1のコードワードを再符号化し、第2のコードワードを取得するために受信信号から第1のコードワードを減算するように構成された逐次消去(successive cancellation)受信機及び/または別の好適な受信機であり得る。したがって、第1のコードワードを復号すると、その第1のコードワードが、第2のコードワードに対して、第2のコードワードの品質を改善するために除去され得る干渉として効果的に作用することにより、第2のコードワードをより高い品質で受信することができることが諒解できよう。このために、第1のコードワードが後続のコードワードにより有効干渉チャネルを通過し、第1のコードワードが除去されると後続のコードワードが著しく少ない干渉を受けるように、コードワードが効果的に異なるチャネルを通過しているとき、マルチ・コードワード・システム中のそれぞれのコードワードに異なるMCSがしばしば適用されることが、さらに諒解できよう。しかしながら、チャネル・フェージング及び/または他のファクタにより、従来、上記の逐次消去利得にもかかわらず、それぞれのコードワードにレイヤ・マッピングが適用される。したがって、マルチ・コードワード方式は、シングル・コードワード方式と同様に、本明細書で説明する技法の恩恵を被り得ることが諒解できよう。
再び図1を参照すると、本明細書で概して説明するレイヤ単位変調及びコードワード単位コーディングを可能にするために、ノードB110は、それぞれのコードワードのためのコードレート、ならびにそれぞれのレイヤに適用されるべき変調方式を、(例えば、アップリンク・グラントを介して)UE120に伝達することができることが諒解できよう。一例では、これは、実質的にすべてのレイヤの全コーディング・レート及び変調方式の直接シグナリングによって、各レイヤの全コーディング・レート及び変調方式が導出され得るような十分な情報をシグナリングすることによって、ならびに/あるいは任意の他の好適な方法で達成され得る。これらの目的を果たすために、ノードB110からUE120にメッセージを送る際に、以下の方法のうちの1つまたは複数で、シグナリング情報を符号化することができる。ただし、以下の説明は例にすぎず、請求する主題は、別段に明記されていない限り、具体的な例に限定されるものではないことを諒解されたい。
第1の例では、Mを整数(例えば、5)として、UE120によって利用されるレイヤごとに、個々のMビットMCSインデックスを送信することができる。そのような例では、UE120に送信されるMCSインデックスは、既存のMCSテーブルに基づくことができる。
第2の例では、Sビット最強レイヤ・インデックスと組み合わせて、最強レイヤのコーディング・レート及び変調方式を示すためのMビットMCSインデックスを送信することができる。一例では、最強レイヤ・インデックスに使用されるビット数Sは、ceil(log2(NumberOfLayers))によって表すことができ、式中、ceil()はシーリング演算を表す。代替的に、最強レイヤ・インデックスは、固定レイヤのコーディング・レート及び変調方式を示すMビットMCSインデックスを与えることによって省略され得る。さらに、そのようなレイヤの変調方式を示すために、各残りのレイヤのQビット変調方式インデックスを与えることができる。一例では、ビット数Qは、ceil(log2(NumberOfUplinkModulationSchemes))に等しくなり得る。代替的に、実質的にすべての残りのレイヤの変調方式のジョイントコーディングを実行することができる。そのような例では、UE120に送信されるMCSインデックスは、既存のMCSテーブルに基づくことができる。
第3の例では、Sビット最強レイヤ・インデックスと組み合わせて、最強レイヤのコーディング・レート及び変調方式を示すためのMビットMCSインデックスを送信することができる。代替的に、最強レイヤ・インデックスは、固定レイヤのコーディング・レート及び変調方式を示すMビットMCSインデックスを与えることによって省略され得る。さらに、各残りのレイヤのMCSを示すために、各残りのレイヤのNビットデルタMCSインデックスを与えることができる。そのような例では、UE120に送信されるMCSインデックスは、既存のMCSテーブルに基づくことができる。
第4の例では、ノードB110は、実質的にすべてのレイヤに使用されるコードワード及び変調方式のための有効コーディング・レートを、UE120にシグナリングすることができる。一例では、このようにして送信されるコードレート及び変調方式を一緒にコーディングすることができる。
さらなる態様によれば、マルチ・コードワード伝送に関与する例示的な実装形態では、各コードワードが経時的に複数のレイヤにわたるような時間領域中で、レイヤ・シフティングを実行することができる。上記で説明したように、レイヤ間のSNR不平衡をなくすために、ノードB110からUE120へのアップリンク・グラント及び/または他のシグナリングは、各コードワードのレイヤ単位の変調次数とともに、各コードワードのコーディング・レートを取得するための情報を伝達することができる。
マルチ・コードワード伝送の場合、様々なシナリオに遭遇し得ることが諒解できよう。例えば、最小平均2乗誤差(MMSE)受信機、及びコードワード単位のすべてのレイヤのほぼ等しいサイクルが採用される場合、実質的にすべてのコードワードは、各空間レイヤにわたって同様の有効チャネル品質を経験することになることが諒解できよう。したがって、複数のコードワードは、同じレイヤ単位の変調方式とともに同じコードレートを有することができ、例えば、(例えば、上記に示した方法のうちの1つまたは複数でシグナリングされる)第1のコードワードのコードレート及び/または変調次数を、他のコードワードにも適用することができる。
別の例では、MMSE受信機が採用されるが、各コードワードが異なるレイヤの等しくないサイクルを経験する場合、複数のコードワード間で有効チャネル品質は異なり得る。これは、例えば、限られた数のシングル・キャリア直交周波数分割多重(SC−OFDM)シンボルがサブフレーム内に存在するときに、時間領域中のレイヤ・シフティングがSC−OFDMシンボル単位で行われる場合に起こり得る。そのような場合、様々なデータの導出を可能にするために、ノードB110からUE120へのアップリンク・グラント及び/または他の好適なシグナリングを構成することができる。このデータは、例えば、レイヤ単位の変調及びコードレート単位のコードワードを含み得る。
一態様によれば、レイヤ単位変調データ及びコードワード単位コードレート・データを様々な方法でシグナリングすることができる。第1の例では、変調及び/またはコードレート・データを明示的にシグナリングすることができる。この技法の一例が図6のシステム600によって示されており、レイヤ単位変調パラメータ112及びコードワード単位コードレート・パラメータ114はパラメータ・シグナリング・モジュール116を介して明示的にシグナリングされる。システム600にさらに示すように、レイヤ単位変調パラメータ112は、場合によっては、(例えば、関連するネットワーク・デバイスによって採用される)少なくとも1つの指定された空間レイヤの変調方式を示す基準変調パラメータと、その少なくとも1つの指定された空間レイヤとは異種のそれぞれの空間レイヤの(例えば、相対変調シグナリング610において与えられる)相対変調パラメータとを含むことができる。このようにして与えられる相対変調シグナリング610は、例えば、ネットワーク・デバイスによって採用される少なくとも1つの指定された空間レイヤの変調方式、またはネットワーク・デバイスによって採用される少なくとも1つの指定された空間レイヤの変調方式に関連するコンスタレーションよりも小さい所定の程度のコンスタレーションに関連する変調方式からなるグループから選択される変調方式を示すそれぞれの1ビット値を含むことができる。したがって、図示の例として、指定された空間レイヤが64QAM変調方式を利用する場合、64QAMか16QAMかを示すために1ビット相対変調シグナリング610を利用することができる。システム600によって示される別の例では、コードワード単位コードレート・パラメータ114は、場合によっては、(例えば、関連するネットワーク・デバイスによって利用される通信方式に関連する)少なくとも1つの指定されたコードワードの基準コードレート・パラメータと、その少なくとも1つの指定されたコードワードとは異種のそれぞれのコードワードの(例えば、相対コードレート・シグナリング620において与えられる)相対コードレート・パラメータとを含むことができる。一例では、上述した方法でシグナリングされる変調及び/またはコードレート・データを一緒にコーディングすることができる。
レイヤ単位変調データ及びコードワード単位コードレート・データをシグナリングすることができる第2の例示的な技法では、第1の層の変調次数を示すために、第1のMCS(MCS1)をシグナリングすることができ、第nのレイヤの変調次数及び第nのコードワードのコードレートを示すために、第1のコードワードのコードレート及びそれぞれの追加のMCS(MCSn)をシグナリングすることができるように、既存のMCSテーブルを再使用することができる。この技法の一例が図7のシステム700によって示されている。システム700に示されるように、(例えば、対応するネットワーク・デバイスによって利用される通信方式に関連する)少なくとも1つのコードワードのコードワード単位コードレート・パラメータ114と、(例えば、対応するネットワーク・デバイスによって採用される)少なくとも1つの空間レイヤのレイヤ単位変調パラメータ112とを含むMCS情報(例えば、MCSシグナリング710)は、パラメータ・シグナリング・モジュール116及び/または他の好適な手段を介してシグナリングされ得る。一例では、レイヤの数(m)がコードワードの数(n)よりも多い場合、残りの(n−m)個のレイヤ上の変調に対応して、MCSシグナリング710の(n−m)個の要素がシグナリングされ得る。代替的に、残りの(n−m)個のレイヤ上の変調次数をシグナリングするために補足変調パラメータ720を利用することができる。例えば、パラメータ・シグナリング・モジュール116は、関連するネットワーク・デバイスによって採用される空間レイヤの数が、ネットワーク・デバイスによって利用される通信方式に関連するコードワードの数よりも多いと判断すると、MCS情報とともに補足レイヤ単位変調パラメータをシグナリングすることができる。一例では、補足変調パラメータ720を一緒にコーディングすることができる。
さらなる態様によれば、MMSE逐次干渉除去(MMSE−SIC)受信機が利用される場合、レイヤ・シフティングを用いても、コードワードごとに異なる有効チャネル品質を経験し得る。そのような例では、レイヤ単位変調データ及びコードワード単位コーディング・レートデータを様々な方法でシグナリングすることができる。第1の例では、異なるMCSをコードワード単位で適用することができる。一例では、所与のコードワード内の異なる空間レイヤ間のSNR不平衡を、SIC受信機の適用によって緩和することができる。
第2の例では、アップリンク・グラント及び/または他のシグナリングが、各個のコードワードのレイヤ単位のコードレート及び変調を導出するのに必要な情報を含んでいるような、各コードワードに対して、シングル・コードワードの場合について上記で説明したそれぞれの方式を適用することができる。
第3の例では、コードワードは、同じレイヤ単位の変調方式を共有することができ、コードワードごとに異なるコードレートをシグナリングすることができる。そのような例では、上記で説明した様々な方法でシグナリングを実行することができる。
第4の例では、(例えば、他のコードワードが消去される前に)最初に復号されるべきコードワードについて、上記で説明したそれぞれの方式を利用することができ、コードワードは、それぞれの空間レイヤにわたって異なる変調次数を用いて変調される。それぞれの残りのコードワードについては、コードワード単位の1つのMCSを利用することができ、したがって、コードワードが経験する被干渉チャネルが少なくなり、消去による不平衡が少なくなる。
一態様によれば、変調次数及びコーディング・レート情報を様々な方法で生成することができる。一例では、所与のレイヤの変調次数と、対応するコードワードのコードレートとを担持するように、MCS情報を構成することができる。その後、追加のレイヤのレイヤ単位変調次数を示すために補足変調シグナリングを行うことができる。Mを、1つのコンスタレーションポイント上で変調され得るビット数に対応する変調次数を示すものとする。したがって、例えば、QPSKはM=2に関連付けることができ、16QAMはM=4に関連付けることができ、64QAMはM=6に関連付けることができ、以下同様である。一例では、変調次数Mにコーディング・レートrcを乗算することによって、様々な実装形態において、R=rcM及び/またはR=2rcMとして、スペクトル効率Rを取得することができる。例えば、R=rcMはレイヤまたはアンテナ・スイッチングに対応することができ、R=2rcMは複数のレイヤを介した同時送信に対応することができる。
一例では、2つのレイヤが関連するデバイスによって採用される場合、上記のスペクトル効率計算を複数の変調次数に適合することができる。したがって、様々な実装形態において、R=(1/2)rc(M1+M2)及び/またはR=rc(M1+M2)として、スペクトル効率を計算することができ、M1及びM2は、それぞれ、レイヤ1及びレイヤ2の変調次数に対応する。したがって、シングル・コードワード方式に関してシグナリングされるMCSは、コーディング・レートrcを示すことができ、変調次数M1及び追加情報をシグナリングして(例えば、M1に関して)M2を示すことができる。
同様の技法をマルチ・コードワード・システムに利用することができる。例えば、2コードワード・システムの場合、各コードワードのスペクトル効率を、R1=r1(M1+M2)/2及びR2=r2(M1+M2)/2と表すことができ、r1及びr2は、それぞれ、コードワード1及びコードワード2のコーディング・レートである。したがって、MCS1がr1及びM1を示し、MCS2=r2及びM2となるように、2つのMCS信号MCS1及びMCS2が与られ得る。代替的に、MCS1はr1及びM1を示すことができ、MCS2はr2及びM1を示すことができ、M2を示すために追加情報がシグナリングされ得る。代替的に、r1、r2、M1、及びM2に関係する情報を任意の他の好適な方法でシグナリングすることができる。
次に図8〜図10を参照すると、本明細書に記載の様々な態様に従って実行され得る方法が示されている。説明を簡潔にする目的で、方法を一連の行為として図示し説明するが、いくつかの行為は、1つまたは複数の態様によれば、本明細書で図示し説明する順序とは異なる順序で、及び/または他の行為と同時に行われるので、方法は行為の順序によって限定されないことを理解し、諒解されたい。例えば、方法は、状態図など、一連の相互に関連する状態または事象として代替的に表現できることを当業者ならば理解し、諒解するであろう。さらに、1つまたは複数の態様による方法を実装するために、図示のすべての行為が必要とされるわけではない。
図8を参照すると、ワイヤレス通信デバイスに関連するそれぞれの空間レイヤ上での伝送のための信号を生成するための方法800が示されている。方法800は、例えば、UE(例えば、UE120)及び/または任意の他の適切なネットワーク・エンティティによって実行され得ることを諒解されたい。方法800はブロック802において開始し、1つまたは複数の発信データ・ストリームと、その1つまたは複数の発信データ・ストリームを通信するように構成された空間レイヤのセットとを識別する。次に、ブロック804において、上記1つまたは複数の発信データ・ストリームに関連するそれぞれのストリーム単位コーディング・レート(例えば、コードワード単位コードレート・パラメータ114)に基づいて、上記1つまたは複数の発信データ・ストリームを(例えば、(1つまたは複数の)エンコーダ122によって)符号化して、1つまたは複数の符号化データ・ストリームを取得する。ブロック806において、ブロック804において取得された上記1つまたは複数の符号化データ・ストリームを、ブロック802において識別された空間レイヤのセットのうちのそれぞれの空間レイヤに(例えば、(1つまたは複数の)レイヤ・マッパー124によって)マッピングして、レイヤ・マッピングされたデータ・ストリームのセットを取得する。次いで、方法800はブロック808において終了し、それぞれのレイヤ単位変調方式(例えば、レイヤ単位変調パラメータ112)に基づいて、ブロック806において取得されたレイヤ・マッピングされたデータ・ストリームのセットを(例えば、(1つまたは複数の)変調器126によって)変調する。
次に図9を参照すると、ワイヤレス通信システム内でレイヤ単位変調情報とコードワード単位コーディング情報とをシグナリングするための方法900の流れ図が示されている。方法900は、例えば、ネットワークセル(例えば、ノードB110)及び/または他の適切なネットワーク・エンティティによって実行され得る。方法900はブロック902において開始し、関連するネットワーク・デバイス(例えば、UE120)と、ネットワーク・デバイスによって利用される通信方式に関連する1つまたは複数のコードワードと、ネットワーク・デバイスによって採用されるそれぞれの空間レイヤとを識別する。次に、ブロック904において、ネットワーク・デバイスに対応する、それぞれのレイヤ単位変調パラメータ(例えば、レイヤ単位変調パラメータ112)と、コードワード単位コードレート・パラメータ(例えば、コードワード単位コードレート・パラメータ114)とを定義する。次いで、方法900はブロック906において終了し、ブロック904において定義されたそれぞれのレイヤ単位変調パラメータとコードワード単位コードレート・パラメータとを、ブロック902において識別されたネットワーク・デバイスに(例えば、パラメータ・シグナリング・モジュール116によって)シグナリングする。
図10に、ワイヤレス通信システム内でレイヤ単位変調情報とコードワード単位コーディング情報とをシグナリングするための別の方法1000を示す。方法1000は、例えば、eNB及び/または任意の他の好適なネットワーク・エンティティによって実行され得る。方法1000はブロック1002において開始し、ネットワーク・デバイスに対応する、それぞれのレイヤ単位変調パラメータとコードワード単位コードレート・パラメータとを定義する。ブロック1002に記載された行為を完了すると、方法は、その後、終了する前に、ブロック1004、ブロック1006、またはブロック1008のうちの1つまたは複数に進み得る。ブロック1004において、ブロック1002において定義されたそれぞれのレイヤ単位変調パラメータとコードワード単位コードレート・パラメータとに対応するMCSパラメータをシグナリングする。ブロック1006において、所与のレイヤの基準変調パラメータと、それぞれの残りのレイヤの相対変調パラメータとをシグナリングする。ブロック1008において、所与のコードワードの基準コードレート・パラメータと、それぞれの残りのコードワードの相対コードレート・パラメータとをシグナリングする。
次に図11〜図12を参照すると、本明細書で説明する様々な態様を可能にするために利用され得るそれぞれの装置1100〜1200が示されている。装置1100〜1200は機能ブロックを含むものとして表されており、その機能ブロックは、プロセッサ、ソフトウェア、またはそれらの組合せ(例えば、ファームウェア)によって実装される機能を表す機能ブロックとすることができることを諒解されたい。
まず図11を参照すると、ワイヤレス通信ネットワークにおいて通信されるデータの改善された変調及びレイヤ・マッピングを可能にする装置1100が示されている。装置1100は、UE(例えば、UE120)及び/または任意の他の好適なネットワーク・エンティティによって実装され得、それぞれのデータ・ストリームを、上記それぞれのデータ・ストリームに関連する対応するストリーム単位コードレート・パラメータに基づいて符号化して、それぞれの符号化データ・ストリームを取得するためのモジュール1102と、それぞれの符号化されたデータ・ストリームを空間レイヤのセットにマッピングして、それぞれのレイヤ・マッピングされたデータ・ストリームを取得するためのモジュール1104と、それぞれのレイヤ・マッピングされたデータ・ストリームを対応するレイヤ単位変調パラメータに基づいて、変調するためのモジュール1106と、を含むことができる。
図12に、ワイヤレス通信ネットワークにおいて通信されるデータの改善された変調及びレイヤ・マッピングを可能にする別の装置1200を示す。装置1200は、ノードB(例えば、ノードB110)及び/または任意の他の好適なネットワーク・エンティティによって実装され得、指定されたネットワーク・デバイスのレイヤ単位変調パラメータのセットとコードワード単位コーディング・レート・パラメータのセットとを定義するモジュール1202と、そのレイヤ単位変調パラメータのセットとコードワード単位コーディング・レート・パラメータのセットとを指定されたネットワーク・デバイスにシグナリングするためのモジュール1204とを含むことができる。
図13は、本明細書で説明する機能の様々な態様を実装するために利用され得る別のシステム1300のブロック図である。一例では、システム1300はモバイル端末1302を含む。図示のように、モバイル端末1302は、1つまたは複数のアンテナ1308を介して、1つまたは複数の基地局1304から(1つまたは複数の)信号を受信し、1つまたは複数の基地局1304にその信号を送信することができる。さらに、モバイル端末1302は、(1つまたは複数の)アンテナ1308から情報を受信する受信機1310を備えることができる。一例では、受信機1310は、受信した情報を復調する復調器(Demod)1312に動作可能に結合され得る。次いで、復調されたシンボルは、プロセッサ1314によって分析され得る。プロセッサ1314は、モバイル端末1302に関するデータ及び/またはプログラム・コードを記憶することができるメモリ1316に結合され得る。さらに、モバイル端末1302は、方法800ならびに/または他の同様の及び適切な方法を実行するために、プロセッサ1314を採用することができる。モバイル端末1302はまた、送信機1320によって(1つまたは複数の)アンテナ1308を介して送信するために信号を多重化することができる変調器1318を含むことができる。
図14は、本明細書で説明する機能の様々な態様を実装するために利用され得るシステム1400のブロック図である。一例では、システム1400は、基地局またはノードB1402を含む。図示のように、ノードB1402は、1つまたは複数の受信(Rx)アンテナ1406を介して1つまたは複数のUE1404から(1つまたは複数の)信号を受信し、1つまたは複数の送信(Tx)アンテナ1408を介して1つまたは複数のUE1404にその信号を送信することができる。さらに、ノードB1402は、(1つまたは複数の)受信アンテナ1406から情報を受信する受信機1410を備えることができる。一例では、受信機1410は、受信した情報を復調する復調器(Demod)1412に動作可能に結合され得る。次いで、復調されたシンボルは、プロセッサ1414によって分析され得る。プロセッサ1414は、コードクラスタ、アクセス端末割当て、それに関するルックアップテーブル、固有のスクランブル系列に関する情報、及び/または他の好適なタイプの情報を記憶することができるメモリ1416に結合され得る。さらに、モバイル端末1302は、方法900〜1000、ならびに/または他の同様の及び適切な方法を実行するために、プロセッサ1314を採用することができる。ノードB1402はまた、送信機1420によって(1つまたは複数の)送信アンテナ1408を介して送信するために信号を多重化することができる変調器1418を含むことができる。
次に図15を参照すると、様々な態様によるワイヤレス多元接続通信システムの図が与えられている。一例では、アクセス・ポイント1500(AP)が複数のアンテナ・グループを含む。図15に示すように、1つのアンテナ・グループはアンテナ1504及び1506を含み、別のアンテナ・グループはアンテナ1508及び1510を含み、別のアンテナ・グループはアンテナ1512及び1514を含むことができる。図15では、アンテナ・グループごとに2つのアンテナのみが示されているが、アンテナ・グループごとにより多いまたはより少ないアンテナが利用でき得ることを諒解されたい。別の例では、アクセス端末1516はアンテナ1512及び1514と通信中とすることができ、アンテナ1512及び1514は、順方向リンク1520上でアクセス端末1516に情報を送信し、逆方向リンク1518上でアクセス端末1516から情報を受信する。追加及び/または代替として、アクセス端末1522はアンテナ1506及び1508と通信中とすることができ、アンテナ1506及び1508は、順方向リンク1526上でアクセス端末1522に情報を送信し、逆方向リンク1524上でアクセス端末1522から情報を受信する。周波数分割複信システムでは、通信リンク1518、1520、1524及び1526は、通信のための異なる周波数を使用することができる。例えば、順方向リンク1520は、逆方向リンク1518によって使用される周波数とは異なる周波数を使用することができる。
アンテナの各グループ、及び/またはアンテナが通信するために設計されたエリアは、アクセス・ポイントのセクタと呼ばれることがある。一態様によれば、アンテナ・グループは、アクセス・ポイント1500によってカバーされるエリアのセクタ中でアクセス端末に通信するように設計され得る。順方向リンク1520及び1526上の通信では、アクセス・ポイント1500の送信アンテナは、異なるアクセス端末1516及び1522に対して順方向リンクの信号対雑音比を改善するためにビーム・フォーミングを利用することができる。また、アクセス・ポイントが、ビーム・フォーミングを使用して、そのカバレージ中にランダムに分散されたアクセス端末に送信するほうが、アクセス・ポイントが単一のアンテナを介してすべてのそのアクセス端末に送信するよりも、隣接セル中のアクセス端末への干渉が小さくなる。
アクセス・ポイント、例えばアクセス・ポイント1500は、端末と通信するために使用される固定局とすることができ、基地局、eNB、アクセス・ネットワーク、及び/または他の好適な用語で呼ばれることもある。さらに、アクセス端末、例えばアクセス端末1516または1522は、モバイル端末、ユーザ機器、ワイヤレス通信デバイス、端末、ワイヤレス端末、及び/または他の適切な用語で呼ばれることもある。
次に図16を参照すると、本明細書で説明する様々な態様が機能することができる、例示的なワイヤレス通信システム1600を示すブロック図が与えられている。一例では、システム1600は、送信機システム1610と受信機システム1650とを含む多入力多出力(MIMO)システムである。ただし、送信機システム1610及び/または受信機システム1650は、例えば、(例えば、基地局上の)複数の送信アンテナが1つまたは複数のシンボルストリームを単一のアンテナデバイス(例えば、移動局)に送信することができる、多入力単出力システムにも適用され得ることを諒解されたい。さらに、本明細書で説明する送信機システム1610及び/または受信機システム1650の態様は、単出力単入力アンテナシステムに関して利用され得ることを諒解されたい。
一態様によれば、送信機システム1610において、いくつかのデータ・ストリームのトラフィック・データがデータソース1612から送信(TX)データ・プロセッサ1614に供給される。一例では、各データ・ストリームは、次いで、それぞれの送信アンテナ1624を介して送信され得る。さらに、TXデータ・プロセッサ1614は、コーディングされたデータを供給するために、それぞれのデータ・ストリーム用に選択された特定のコーディング方式に基づいて、データ・ストリームごとにトラフィック・データをフォーマット化し、符号化し、インターリーブすることができる。一例では、各データ・ストリームのコーディングされたデータは、次いで、OFDM技法を使用してパイロット・データで多重化できる。パイロット・データは、例えば、既知の方法で処理される既知のデータパターンとすることができる。さらに、パイロット・データは、チャネル応答を推定するために受信機システム1650において使用され得る。送信機システム1610に戻ると、各データ・ストリームの多重化されたパイロット・データ及びコーディングされたデータは、変調シンボルを供給するために、それぞれのデータ・ストリーム用に選択された特定の変調方式(例えば、BPSK、QSPK、M−PSK、またはM−QAM)に基づいて変調(例えば、シンボルマッピング)され得る。一例では、各データ・ストリームのデータレート、コーディング、及び変調は、プロセッサ1630上で実行される命令及び/またはプロセッサ1430によって与えられる命令によって判断され得る。
次に、すべてのデータ・ストリームの変調シンボルはTXプロセッサ1620に供給でき、TXプロセッサ1620は、(例えば、OFDM用に)変調シンボルをさらに処理することができる。次いで、TX MIMOプロセッサ1620は、NT個の変調シンボルストリームをNT個のトランシーバ1622a〜1622tに供給することができる。一例では、各トランシーバ1622は、それぞれのシンボルストリームを受信し、処理して、1つまたは複数のアナログ信号を供給することができる。次いで、各トランシーバ1622は、それらのアナログ信号をさらに調整(例えば、増幅、フィルタ処理、及びアップコンバート)して、MIMOチャネルを介して送信するのに適した変調信号を供給することができる。したがって、トランシーバ1622a〜1622tからのNT個の変調信号は、次いで、それぞれ、NT個のアンテナ1624a〜1624tから送信され得る。
別の態様によれば、送信された変調信号は、NR個のアンテナ1652a〜1652rによって受信機システム1650において受信され得る。次いで、各アンテナ1652から受信した信号は、それぞれのトランシーバ1654に供給され得る。一例では、各トランシーバ1654は、それぞれの受信信号を調整(例えば、フィルタ処理、増幅、及びダウンコンバート)し、調整された信号をデジタル化して、サンプルを供給し、次いで、それらのサンプルを処理して、対応する「受信」シンボルストリームを供給することができる。次いで、RX MIMO/データ・プロセッサ1660は、特定の受信機処理技法に基づいてNR個のトランシーバ1654からNR個の受信シンボルストリームを受信し、処理して、NT個の「検出」シンボルストリームを供給することができる。一例では、各検出シンボルストリームは、対応するデータ・ストリームに関して送信される変調シンボルの推定であるシンボルを含むことができる。次いで、RXプロセッサ1660は、各検出シンボルストリームを少なくとも部分的に復調し、デインターリーブし、復号することによって、各シンボルストリームを処理して、対応するデータ・ストリームに関するトラフィック・データを回復することができる。したがって、RXデータ・プロセッサ1660による処理は、送信機システム1610においてTX MIMOプロセッサ1620及びTXデータ・プロセッサ1614によって実行される処理を補足することができる。RXプロセッサ1660は、さらに、処理されたシンボルストリームをデータ・シンク1664に供給することができる。
一態様によれば、RXプロセッサ1660によって発生されるチャネル応答推定は、受信機において空間/時間処理を実行し、電力レベルを調整し、変調レートまたは方式を変更し、及び/あるいは他の適切なアクションを実行するために使用できる。さらに、RXプロセッサ1660は、例えば、検出シンボルストリームの信号対雑音干渉比(SNR)などのチャネル特性をさらに推定することができる。次いで、RXプロセッサ1660は、推定されたチャネル特性をプロセッサ1670に供給することができる。一例では、RXプロセッサ1660及び/またはプロセッサ1670は、システムに関する「動作」SNRの推定をさらに導出することができる。次いで、プロセッサ1670は、通信リンク及び/または受信データ・ストリームに関する情報を備えることができるチャネル状態情報(CSI)を与えることができる。この情報は、例えば、動作SNRを含むことができる。次いで、CSIは、TXデータ・プロセッサ1618によって処理し、変調器1680によって変調し、トランシーバ1654a〜1654rによって調整し、送信機システム1610に返信することができる。さらに、受信機システム1650にあるデータソース1616は、TXデータ・プロセッサ1618によって処理される追加のデータを与えることができる。
送信機システム1610に戻ると、次いで、受信機システム1650からの変調信号は、アンテナ1624によって受信し、トランシーバ1622によって調整し、復調器1640によって復調し、RXデータ・プロセッサ1642によって処理して、受信機システム1650によって報告されたCSIを回復することができる。一例では、報告されたCSIを、次いで、1つまたは複数のデータ・ストリームのために使用すべきデータレートならびにコーディング及び変調方式を判断するために、プロセッサ1630に供給し、使用することができる。次いで、判断された符号化及び変調方式を、受信機システム1650への後の送信における量子化及び/または使用のためにトランシーバ1622に供給することができる。追加及び/または代替として、プロセッサ1630が、報告されたCSIを使用して、TXデータ・プロセッサ1614及びTX MIMOプロセッサ1620のための様々な制御を発生することができる。別の例では、RXデータ・プロセッサ1642によって処理されるCSI及び/または他の情報をデータ・シンク1644に供給することができる。
一例では、送信機システム1610にあるプロセッサ1630及び受信機システム1650にあるプロセッサ1670は、それらのそれぞれのシステムにおいて動作を指令する。さらに、送信機システム1610にあるメモリ1632及び受信機システム1650にあるメモリ1672は、それぞれ、プロセッサ1630及び1670によって使用されるプログラム・コード及びデータの記憶域を与えることができる。さらに、受信機システム1650において、様々な処理技法を使用して、NR個の受信信号を処理して、NT個の送信シンボルストリームを検出することができる。これらの受信機処理技法は、等化技法とも呼ばれることがある空間及び時空間受信機処理技法、及び/または「逐次干渉消去」もしくは「逐次消去」受信機処理技法とも呼ばれることがある「逐次ヌル化/等化及び干渉消去」受信機処理技法を含むことができる。
本明細書で説明した態様は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、またはそれらの任意の組合せで実装され得ることを理解されたい。システム及び/または方法は、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェアまたはマイクロコード、プログラム・コードまたはコードセグメントにおいて実装した場合、記憶構成要素などの機械可読媒体に記憶され得る。コードセグメントは、プロシージャ、関数、サブプログラム、プログラム、ルーチン、サブルーチン、モジュール、ソフトウェアパッケージ、クラス、または命令、データ構造もしくはプログラムステートメントの任意の組合せを表すことができる。コードセグメントは、情報、データ、引数、パラメータ、またはメモリ内容をパス及び/または受信することによって、別のコードセグメントまたはハードウェア回路に結合され得る。情報、引数、パラメータ、データなどは、メモリ共有、メッセージ・パッシング、トークン・パッシング、ネットワーク送信などを含む、適切な手段を使用してパス、フォワーディング、または送信することができる。
ソフトウェア実装の場合、本明細書で説明する技法は、本明細書で説明する機能を実行するモジュール(例えば、プロシージャ、関数など)を用いて実装され得る。ソフトウェアコードは、メモリユニットに記憶され、プロセッサによって実行され得る。メモリユニットは、プロセッサの内部またはプロセッサの外部に実装でき、その場合、当技術分野で知られているように様々な手段によってプロセッサに通信可能に結合され得る。
上記の説明は1つまたは複数の態様の例を含む。もちろん、上述の態様について説明する目的で、構成要素または方法のあらゆる考えられる組合せについて説明することは不可能であるが、当業者なら、様々な態様の多数のさらなる組合せ及び置換が可能であることを認識できよう。したがって、説明した態様は、添付の特許請求の範囲の趣旨及び範囲内に入るすべてのそのような改変形態、変更形態、及び変形形態を包含するものとする。さらに、「含む(include)」という用語は、発明を実施するための形態または特許請求の範囲のいずれかにおいて使用される限り、「備える(comprising)」という用語を採用すると請求項における移行語と解釈されるように「備える(comprising)」と同様に包括的なものとする。さらに、発明を実施するための形態または特許請求の範囲のいずれかで使用される「または(or)」という用語は、「非排他的なまたは(non-exclusive or)」を意味するものとする。

Claims (54)

  1. 1つまたは複数の発信データ・ストリームと、前記1つまたは複数の発信データ・ストリームを通信するように構成された空間レイヤのセットとを識別することと、
    前記1つまたは複数の発信データ・ストリームに関連するそれぞれのストリーム単位コーディング・レートに基づいて、前記1つまたは複数の発信データ・ストリームを符号化し、それによって、1つまたは複数の符号化データ・ストリームを取得することと、
    前記1つまたは複数の符号化データ・ストリームを、空間レイヤの前記セットのうちのそれぞれの空間レイヤにマッピングし、それによって、レイヤ・マッピングされたデータ・ストリームのセットを取得することと、
    レイヤ・マッピングされたデータ・ストリームの前記セットを、それぞれのレイヤ単位変調方式に基づいて変調することと、
    を備える方法。
  2. 空間レイヤの前記セットが、それぞれの関連するアンテナに対応する請求項1に記載の方法。
  3. 空間レイヤの前記セットが複数の関連するアンテナ上で規定されたそれぞれのビームに対応する請求項1に記載の方法。
  4. 関連するネットワークから、前記それぞれのストリーム単位コーディング・レートと前記それぞれのレイヤ単位変調方式とを受信することをさらに備える請求項1に記載の方法。
  5. 前記受信することが、前記それぞれのストリーム単位コーディング・レートと前記それぞれのレイヤ単位変調方式とを、前記関連するネットワークからのアップリンク・グラント・メッセージ中で受信することをさらに備える請求項4に記載の方法。
  6. 前記受信することが、少なくとも1つの発信データ・ストリームのストリーム単位コーディング・レートと、空間レイヤの前記セットのうちの少なくとも1つの空間レイヤのレイヤ単位変調方式とに対応する、変調及びコーディング方式(MCS)情報を受信することを含む請求項4に記載の方法。
  7. 前記受信することが、空間レイヤの前記セットのうちの少なくとも1つの指定された空間レイヤの変調方式と、空間レイヤの前記セットのうちの残りの空間レイヤの相対変調方式情報とを受信することを備える請求項4の方法。
  8. 前記相対変調方式情報が、それぞれの1ビットパラメータを備える請求項7に記載の方法。
  9. 前記それぞれの1ビットパラメータが、空間レイヤの前記セットのうちの少なくとも1つの指定された空間レイヤの変調次数、または空間レイヤの前記セットのうちの少なくとも1つの指定された空間レイヤの前記変調次数よりも小さい所定の程度の変調次数からなるグループから選択された変調次数を示す請求項8に記載の方法。
  10. 前記受信することが、少なくとも1つの指定された発信データ・ストリームのコーディング・レートと、残りの発信データ・ストリームの相対コーディング・レート情報とを受信することを備える請求項4に記載の方法。
  11. 前記1つまたは複数の発信データ・ストリームがシングル・コードワード伝送方式に対応する請求項1に記載の方法。
  12. 前記1つまたは複数の発信データ・ストリームがマルチ・コードワード伝送方式に対応する請求項1に記載の方法。
  13. ワイヤレス通信装置であって、
    1つまたは複数の発信データ・ストリームと、前記1つまたは複数の発信データ・ストリームを通信するように構成された空間レイヤのセットとに関係するデータを記憶するメモリと、
    前記1つまたは複数の発信データ・ストリームを、前記1つまたは複数の発信データ・ストリームに関連するそれぞれのストリーム単位コーディング・レートに基づいて符号化して、1つまたは複数の符号化データ・ストリームを取得し、前記1つまたは複数の符号化データ・ストリームを空間レイヤの前記セットのうちのそれぞれの空間レイヤにマッピングして、レイヤ・マッピングされたデータ・ストリームのセットを取得し、それぞれのレイヤ単位変調方式に基づいて、レイヤ・マッピングされたデータ・ストリームの前記セットを変調するように構成されたプロセッサと、
    を備えるワイヤレス装置。
  14. 空間レイヤの前記セットが、それぞれの関連するアンテナのうちの少なくとも1つ、または複数の関連するアンテナ上で規定されたそれぞれのビームに対応する請求項13に記載のワイヤレス通信装置。
  15. 前記プロセッサが、関連するネットワークから、前記それぞれのストリーム単位コーディング・レートと前記それぞれのレイヤ単位変調方式とを受信するようにさらに構成された請求項13に記載のワイヤレス通信装置。
  16. 前記プロセッサが、少なくとも1つの発信データ・ストリームのストリーム単位コーディング・レートと、空間レイヤの前記セットのうちの少なくとも1つの空間レイヤのレイヤ単位変調方式とに対応する、変調及びコーディング方式(MCS)情報を受信するようにさらに構成された請求項15に記載のワイヤレス通信装置。
  17. 前記プロセッサが、空間レイヤの前記セットのうちの少なくとも1つの指定された空間レイヤの変調方式と、空間レイヤの前記セットのうちの残りの空間レイヤの相対変調方式情報とを受信するようにさらに構成された項15に記載のワイヤレス通信装置。
  18. 前記プロセッサが、少なくとも1つの指定された発信データ・ストリームのコーディング・レートと、残りの発信データ・ストリームの相対コーディング・レート情報とを受信するようにさらに構成された請求項15に記載のワイヤレス通信装置。
  19. それぞれのデータ・ストリームを、前記それぞれのデータ・ストリームに関連する対応するストリーム単位コードレート・パラメータに基づいて符号化して、それぞれの符号化データ・ストリームを取得するための手段と、
    前記それぞれの符号化データ・ストリームを空間レイヤのセットにマッピングして、それぞれのレイヤ・マッピングされたデータ・ストリームを取得するための手段と、
    前記それぞれのレイヤ・マッピングされたデータ・ストリームを、対応するレイヤ単位変調パラメータに基づいて変調するための手段と、
    を備える装置。
  20. 関連するネットワークから、前記ストリーム単位コードレート・パラメータと前記レイヤ単位変調パラメータとを受信するための手段をさらに備える請求項19に記載の装置。
  21. 受信するための前記手段が、前記ストリーム単位コードレート・パラメータと前記レイヤ単位変調パラメータとを、前記関連するネットワークからのアップリンク・グラント・メッセージ中で受信するための手段を備える請求項20に記載の装置。
  22. 受信するための前記手段が、少なくとも1つのデータ・ストリームのストリーム単位コードレート・パラメータと、少なくとも1つの空間レイヤのレイヤ単位変調パラメータとに対応する、変調及びコーディング方式(MCS)情報を受信するための手段を備える請求項20に記載の装置。
  23. 受信するための前記手段が、少なくとも1つの指定された空間レイヤの変調パラメータと、前記指定された空間レイヤとは異種のそれぞれの空間レイヤの相対変調パラメータとを受信するための手段を備える請求項20に記載の装置。
  24. 受信するための前記手段が、少なくとも1つの指定されたデータ・ストリームのコードレート・パラメータと、それぞれの残りのデータ・ストリームの相対コードレート・パラメータとを受信するための手段を備える請求項20に記載の装置。
  25. コンピュータに、それぞれのデータ・ストリームを、前記それぞれのデータ・ストリームに関連する対応するストリーム単位コードレート・パラメータに基づいて符号化して、それぞれの符号化データ・ストリームを取得することを行わせるためのコードと、
    コンピュータに、前記それぞれの符号化データ・ストリームを空間レイヤのセットにマッピングして、それぞれのレイヤ・マッピングされたデータ・ストリームを取得することを行わせるためのコードと、
    コンピュータに、前記それぞれのレイヤ・マッピングされたデータ・ストリームを、対応するレイヤ単位変調パラメータに基づいて変調させるためのコードと、
    を備えるコンピュータ可読媒体を備えるコンピュータ・プログラム製品。
  26. 前記コンピュータ可読媒体が、コンピュータに、関連するネットワークから、前記ストリーム単位コードレート・パラメータと前記レイヤ単位変調パラメータとを受信させるためのコードをさらに備える請求項25のコンピュータ・プログラム製品。
  27. コンピュータに受信させるための前記コードが、コンピュータに、前記ストリーム単位コードレート・パラメータと前記レイヤ単位変調パラメータとを、関連するネットワークからのアップリンク・グラント・メッセージ中で受信させるためのコードを備える請求項26に記載のコンピュータ・プログラム製品。
  28. コンピュータに受信させるための前記コードが、コンピュータに、少なくとも1つのデータ・ストリームのストリーム単位コードレート・パラメータと、少なくとも1つの空間レイヤのレイヤ単位変調パラメータとに対応する、変調及びコーディング方式(MCS)情報を受信させるためのコードを備える請求項26に記載のコンピュータ・プログラム製品。
  29. コンピュータに受信させるための前記コードが、コンピュータに、少なくとも1つの指定された空間レイヤの変調パラメータと、前記指定された空間レイヤとは異種のそれぞれの空間レイヤの相対変調パラメータとを受信させるためのコードを備える請求項26に記載のコンピュータ・プログラム製品。
  30. コンピュータに受信させるための前記コードが、コンピュータに、少なくとも1つの指定されたデータ・ストリームのコードレート・パラメータと、それぞれの残りのデータ・ストリームの相対コードレート・パラメータとを受信させるためのコードを備える請求項26に記載のコンピュータ・プログラム製品。
  31. 関連するネットワーク・デバイスと、前記関連するネットワーク・デバイスによって利用される通信方式に関連する1つまたは複数のコードワードと、前記関連するネットワーク・デバイスによって採用されるそれぞれの空間レイヤとを識別することと、
    前記関連するネットワーク・デバイスに対応する、それぞれのレイヤ単位変調パラメータとコードワード単位コードレート・パラメータとを定義することと、
    前記それぞれのレイヤ単位変調パラメータと前記コードワード単位コードレート・パラメータとを前記関連するネットワーク・デバイスにシグナリングすることと
    を備える、方法。
  32. 前記それぞれの空間レイヤが、前記関連するネットワーク・デバイスにあるそれぞれのアンテナのうちの少なくとも1つ、または前記関連するネットワーク・デバイスにある複数のアンテナ上で規定されたビームに対応する請求項31に記載の方法。
  33. 前記シグナリングすることが、前記それぞれのレイヤ単位変調パラメータと前記コードワード単位コードレート・パラメータとを、前記関連するネットワーク・デバイスにアップリンク・グラント・メッセージ中でシグナリングすることを備える請求項31に記載の方法。
  34. 前記シグナリングすることが、前記関連するネットワーク・デバイスによって利用される前記通信方式に関連する少なくとも1つのコードワードのコードワード単位コードレート・パラメータと、前記関連するネットワーク・デバイスによって採用される少なくとも1つの空間レイヤのレイヤ単位変調パラメータとを備える変調及びコーディング方式(MCS)情報をシグナリングすることを備える請求項31に記載の方法。
  35. 前記シグナリングすることは、前記関連するネットワーク・デバイスによって採用される空間レイヤの数が、前記関連するネットワーク・デバイスによって利用される前記通信方式に関連するコードワードの数より多いと判断すると、MCS情報とともに補足レイヤ単位変調パラメータをシグナリングすることをさらに備える請求項34に記載の方法。
  36. 前記シグナリングすることが、前記関連するネットワーク・デバイスによって採用される少なくとも1つの指定された空間レイヤの変調方式を示す基準変調パラメータと、前記少なくとも1つの指定された空間レイヤとは異種の前記関連するネットワーク・デバイスによって採用されるそれぞれの空間レイヤの相対変調パラメータとをシグナリングすることを備える請求項31に記載の方法。
  37. 前記相対変調パラメータが、それぞれの1ビット値を備える請求項36に記載の方法。
  38. 前記それぞれの1ビット値が、前記関連するネットワーク・デバイスによって採用される前記少なくとも1つの指定された空間レイヤの変調次数、または前記関連するネットワーク・デバイスによって採用される前記少なくとも1つの指定された空間レイヤの前記変調次数よりも小さい所定の程度の変調次数からなるグループから選択された変調次数を示す、請求項37に記載の方法。
  39. 前記シグナリングすることが、前記関連するネットワーク・デバイスによって利用される前記通信方式に関連する少なくとも1つの指定されたコードワードの基準コードレート・パラメータと、前記少なくとも1つの指定されたコードワードとは異種の前記関連するネットワーク・デバイスによって利用される前記通信方式に関連するそれぞれのコードワードの相対コードレート・パラメータとをシグナリングすることを備える請求項31に記載の方法。
  40. ワイヤレス通信装置であって、
    ネットワーク・デバイスに関するデータと、前記ネットワーク・デバイスによって利用される通信方式に関連する1つまたは複数のコードワードと、前記ネットワーク・デバイスによって採用されるそれぞれの空間レイヤとを記憶するメモリと、
    前記ネットワーク・デバイスに対応する、それぞれのレイヤ単位変調パラメータとコードワード単位コードレート・パラメータとを定義し、前記それぞれのレイヤ単位変調パラメータと前記コードワード単位コードレート・パラメータとを前記ネットワーク・デバイスにシグナリングするように構成されたプロセッサと
    を備える、ワイヤレス通信装置。
  41. 前記プロセッサが、前記それぞれのレイヤ単位変調パラメータと前記コードワード単位コードレート・パラメータとをアップリンク・グラント・メッセージ中でシグナリングするようにさらに構成された請求項40に記載のワイヤレス通信装置。
  42. 前記プロセッサが、前記ネットワーク・デバイスによって利用される前記通信方式に関連する少なくとも1つのコードワードのコードワード単位コードレート・パラメータと、前記ネットワーク・デバイスによって採用される少なくとも1つの空間レイヤのレイヤ単位変調パラメータとを備える変調及びコーディング方式(MCS)情報をシグナリングするようにさらに構成された請求項40に記載のワイヤレス通信装置。
  43. 前記プロセッサは、前記ネットワーク・デバイスによって採用される空間レイヤの数が、前記ネットワーク・デバイスによって利用される前記通信方式に関連するコードワードの数よりも多いと判断すると、前記MCS情報とともに補足レイヤ単位変調パラメータをシグナリングするようにさらに構成された請求項42に記載のワイヤレス通信装置。
  44. 前記プロセッサが、前記ネットワーク・デバイスによって採用される少なくとも1つの指定された空間レイヤの変調方式を示す基準変調パラメータと、前記少なくとも1つの指定された空間レイヤとは異種の前記ネットワーク・デバイスによって採用されるそれぞれの空間レイヤの相対変調パラメータとをシグナリングするようにさらに構成された請求項40に記載のワイヤレス通信装置。
  45. 前記プロセッサが、前記ネットワーク・デバイスによって利用される前記通信方式に関連する少なくとも1つの指定されたコードワードの基準コードレート・パラメータと、前記少なくとも1つの指定されたコードワードとは異種の前記ネットワーク・デバイスによって利用される前記通信方式に関連するそれぞれのコードワードの相対コードレート・パラメータとをシグナリングするようにさらに構成された請求項40に記載のワイヤレス通信装置。
  46. 指定されたネットワーク・デバイスのレイヤ単位変調パラメータのセットとコードワード単位コーディング・レート・パラメータのセットとを定義するための手段と、
    レイヤ単位変調パラメータの前記セットとコードワード単位コーディング・レート・パラメータの前記セットとを前記指定されたネットワーク・デバイスにシグナリングするための手段と
    を備える、装置。
  47. シグナリングするための前記手段が、前記指定されたネットワーク・デバイスによって利用される少なくとも1つのコードワードのコードワード単位コーディング・レート・パラメータと、前記指定されたネットワーク・デバイスによって採用される少なくとも1つの空間レイヤのレイヤ単位変調パラメータとを備える変調及びコーディング方式(MCS)情報をシグナリングするための手段を備える請求項46に記載の装置。
  48. シグナリングするための前記手段が、前記指定されたネットワーク・デバイスによって採用される空間レイヤの数が、前記指定されたネットワーク・デバイスによって利用されるコードワードの数よりも多いことを判断すると、前記MCS情報とともに補足レイヤ単位変調パラメータをシグナリングするための手段を備える請求項47に記載の装置。
  49. シグナリングするための前記手段が、前記指定されたネットワーク・デバイスによって採用される少なくとも1つの指定された空間レイヤの変調方式を示す基準変調パラメータと、前記少なくとも1つの指定された空間レイヤとは異種の前記指定されたネットワーク・デバイスによって採用されるそれぞれの空間レイヤの相対変調パラメータとをシグナリングするための手段を備える請求項47に記載の装置。
  50. シグナリングするための前記手段が、前記指定されたネットワーク・デバイスによって利用される少なくとも1つの指定されたコードワードの基準コーディング・レート・パラメータと、前記少なくとも1つの指定されたコードワードとは異種の前記指定されたネットワーク・デバイスによって利用されるそれぞれのコードワードの相対コーディング・レート・パラメータとをシグナリングするための手段を備える請求項47に記載の装置。
  51. コンピュータに、指定されたネットワーク・デバイスのレイヤ単位変調パラメータのセットとコードワード単位コーディング・レート・パラメータのセットとを定義させるためのコードと、
    コンピュータに、レイヤ単位変調パラメータの前記セットとコードワード単位コーディング・レート・パラメータの前記セットとを前記指定されたネットワーク・デバイスにシグナリングさせるためのコードと
    を備えるコンピュータ可読媒体を備えるコンピュータ・プログラム製品。
  52. コンピュータにシグナリングさせるための前記コードが、コンピュータに、前記指定されたネットワーク・デバイスによって利用される少なくとも1つのコードワードのコードワード単位コーディング・レート・パラメータと、前記指定されたネットワーク・デバイスによって採用される少なくとも1つの空間レイヤのレイヤ単位変調パラメータとを備える変調及びコーディング方式(MCS)情報をシグナリングさせるためのコードを備える請求項51に記載のコンピュータ・プログラム製品。
  53. コンピュータにシグナリングさせるための前記コードが、コンピュータに、前記指定されたネットワーク・デバイスによって採用される少なくとも1つの指定された空間レイヤの変調方式を示す基準変調パラメータと、前記少なくとも1つの指定された空間レイヤとは異種の前記指定されたネットワーク・デバイスによって採用されるそれぞれの空間レイヤの相対変調パラメータとをシグナリングさせるためのコードを備える請求項51に記載のコンピュータ・プログラム製品。
  54. コンピュータにシグナリングさせるための前記コードが、コンピュータに、前記指定されたネットワーク・デバイスによって利用される少なくとも1つの指定されたコードワードの基準コーディング・レート・パラメータと、前記少なくとも1つの指定されたコードワードとは異種の前記指定されたネットワーク・デバイスによって利用されるそれぞれのコードワードの相対コーディング・レート・パラメータとをシグナリングさせるためのコードを備える請求項51に記載のコンピュータ・プログラム製品。
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