JP2012516244A - ドリリング加工及び旋削加工が可能な切削工具 - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明はドリリング加工と内外径旋削加工がいずれも可能な切削工具に関するものである。
【解決手段】切削工具は、全体的に三角形である切削インサートと工具ホルダとを備える。三角形切削インサートは各辺に主切削刃と主切削刃より短い副切削刃を形成する。隣り合う2つの主切削刃はその間に60°の角を形成し、切削インサートの三角形のコーナーを介して隣接する主切削刃と副切削刃とは、その間に80°〜89°の角を形成する。切削インサートの1つの主切削刃が工具ホルダの軸方向前方に突出し、突出した主切削刃と隣り合う辺の副切削刃が工具ホルダの外径方向に突出するように切削インサートがポケットに装着される。
【選択図】図1
【解決手段】切削工具は、全体的に三角形である切削インサートと工具ホルダとを備える。三角形切削インサートは各辺に主切削刃と主切削刃より短い副切削刃を形成する。隣り合う2つの主切削刃はその間に60°の角を形成し、切削インサートの三角形のコーナーを介して隣接する主切削刃と副切削刃とは、その間に80°〜89°の角を形成する。切削インサートの1つの主切削刃が工具ホルダの軸方向前方に突出し、突出した主切削刃と隣り合う辺の副切削刃が工具ホルダの外径方向に突出するように切削インサートがポケットに装着される。
【選択図】図1
Description
本発明は切削工具に関するものであり、さらに具体的にはドリリング加工と内外径旋削加工がいずれも可能な切削工具に関するものである。
ドリリング加工と内外径旋削加工をいずれも行うことができる切削工具は、必要な加工によって工具を交換しなくてもよいので、作業時間を短縮し、生産性を向上させることができる利点がある。
米国特許第6,877,935号はドリリング加工と旋削加工をいずれも行うことができる切削工具を開示する。図8を参照すると、米国特許第6,877,935号の切削工具は、同一の長さの6つの切削刃71が形成された六角形の切削インサート7を備える。切削インサート7の最長幅(B)は工具ホルダの直径(D)とほぼ同一に形成され、切削刃71が工具ホルダ6の前方全体に渡り延長する。
しかし、米国特許第6,877,935号の切削工具では、切削インサート7の幅(B)が工具ホルダの直径(D)とほぼ同一であり、切削インサート7を収容するポケットが工具ホルダ6の先端部で大きな面積を占めるようになる。従って、補強部61が十分に確保され得ず、工具ホルダ6の剛性が低下し、工具ホルダ6を捩れさせる。これは加工中に激しい振動を誘発させ、切削性能を顕著に低下させる。
ドリリング加工中、工作物から分離された切削チップは切削インサート7の表面を経て、工具ホルダ6の壁面62と衝突して分節された後、工具ホルダ6のチップ排出溝63内に排出される。米国特許第6,877,935号の切削工具では、切削工具で切削インサート7の大きさが大きく、工具ホルダの壁面62が工具ホルダの側面に配置されるため、チップが遅く分節されて長いチップ(long chip)が発生し得る。長いチップは切削油の供給を妨害し、工作物及びインサートチップを損傷させることがあるだけでなく、チップのもつれにより、チップ排出性能を悪化させる。
また、切削インサート7の側面を示している図9に示した通り、切削刃71のすくい角(rake angle)がポジティブからネガティブに変わるため、切削抵抗が増加して振動が発生する問題がある。
ドリリング加工及び旋削加工が可能な他の工具として、工具ホルダの軸方向での切削加工(ドリリング加工)を担当する2つの切削刃と、それと垂直な方向での切削加工(旋削加工)を担当する2つの切削刃とを備え、全体的に四角形である切削インサートが工具ホルダの中心から一方に偏って装着される切削工具が提案されたことがある。このような切削工具では、切削加工時の切削抵抗が工具ホルダの中心に対して非対称的に伝達されるので、工具ホルダの捩れが発生する可能性が高いため、切削インサートを工具ホルダに、より堅固に装着して工具ホルダ自体の剛性も高める必要がある。一方、このような切削工具では切削加工時に発生する切削チップが、切削インサートが装着されない側の工具ホルダ先端部を損傷させて工具ホルダの寿命を短縮させる。
本発明は、前述した従来の切削工具の問題を解決し、工具ホルダの剛性を維持して振動を減少させ、チップ排出を円滑にし、切削抵抗を減少させ、また、工具ホルダの保護を通じて寿命が延びた切削工具を提供することを目的とする。
このような目的を達成するために、本発明のドリリング加工及び旋削加工が可能な切削工具は、全体的に三角形である切削インサートと、切削インサートを収容するポケットとチップ排出を容易にするチップ排出溝とを備える工具ホルダとを備える。前記切削インサートは各辺に主切削刃と前記主切削刃より短い副切削刃を形成し、隣り合う2つの主切削刃は間に60°の角を形成し、切削インサートの三角形のコーナーを介して隣接する主切削刃と副切削刃は、間に80°〜89°の角を形成する。前記切削インサートは1つの主切削刃が工具ホルダの軸方向前方に突出し、前記突出した主切削刃と隣り合う辺の副切削刃が工具ホルダの外径方向に突出するように前記ポケットに装着される。
本発明の一実施形態によると、前記切削インサートの一辺の長さは工具ホルダの直径の0.65倍〜0.85倍である。
前記主切削刃の切削インサートの下面からの高さは、切削インサートのコーナーから遠くなるほど、工具ホルダの中心を過ぎて最低点まで低くなり、副切削刃に近くなりながら再び高くなる。この時、前記主切削刃の高さが再び高くなる前記主切削刃の部分は、切削インサートのコーナーから流動した切削チップがぶつかるように切削インサートの下面に対して20°〜70°、好ましくは45°に傾いている。
また、工具ホルダには、主切削刃から発生する切削チップをチップ排出溝の先端部から後方に案内するように工具ホルダの外周面まで上向延長するチップガイド面が備えられる。
本発明によれば、切削インサートが工具ホルダに堅固に支持され、工具ホルダの剛性が向上して切削加工による振動が減少する。また、本発明の切削工具の切削インサートの刃先形態及びチップガイド面によれば、チップ排出が円滑になり、切削抵抗が低くなり、工具ホルダの寿命が延びる。
本発明の好ましい実施形態を図面を参照して説明する。
図1は、本発明によるドリリング加工と旋削加工が可能な切削工具の斜視図である。切削工具は工具ホルダ1と切削インサート2を備える。工具ホルダ1は全体的に円筒状であり、切削インサート2を収容するポケット11と、チップ排出を容易にするチップ排出溝12と、切削油供給管13と、シャンク14とを備える。チップ排出溝12の先端部には切削インサート2から発生した切削チップをチップ排出溝12の先端部から後方へ案内するように、工具ホルダ1の外周面まで延長するチップガイド面18が形成される。チップガイド面18の後方に形成された補強部16は工具ホルダ1の剛性を増加させる。
図2は、本発明による切削工具に装着される切削インサート2の斜視図である。切削インサート2は全体的に三角形であり、上面21と、下面22と、その間で延長する側面23とから構成される。上面21及び下面22の中央部には切削インサート2を貫通する装着孔25が形成されている。図1及び図2に示す通り、切削インサート2は装着孔25にスクリュ27が挿入されて、ポケット11の底面に装着される。上面21と側面23とが接してなす稜に沿って切削刃24が形成される。
図3(a)を参照すると、切削刃24は主切削刃241と主切削刃241より短い副切削刃242を備える。主切削刃241と副切削刃242とは三角形の切削インサート2の各辺毎に1つずつ形成され、切削インサート2は3方向に回して用いられる。主切削刃241の長さと副切削刃242の長さとの比は3:1〜7:1、好ましくは4:1〜5:1である。副切削刃241が過度に短くなる場合、副切削刃242の剛性が脆弱になり、副切削刃241の長さが過度に長くなる場合、切削インサート2の全体的な大きさが大きくなる。
隣り合う2つの主切削刃241はその間に60°の角(α)を形成し、三角形のコーナー244を介して隣接する主切削刃241と副切削刃242は、その間に80°〜89°、より好ましくは85°〜89°の鋭角(β)を形成する。角(β)を90°未満の鋭角とすることによって、切削工具は干渉なしにドリリング加工と旋削加工を行うことができる。角(β)があまりにも小さくなれば、コーナー244部分の強度が低下して振動が発生し、加工面の粗度が高くなる。
図3(b)は、切削インサート2の側面23を示す。主切削刃241の切削インサート2の下面22からの高さは、切削インサート2のコーナーから遠くなるほど、工具ホルダ1の中心15を過ぎて最低点まで低くなり、副切削刃242に近くなりながら再び高くなる。これにより、切削刃2の主切削刃241はドリリング加工に関与する部分245全体でポジティブすくい角を形成し、切削抵抗を減少させる効果が得られる。主切削刃241で高さが再び高くなる部分243は、切削インサート2の下面22に対し20°〜70°、好ましくは45°に傾斜するように形成される。これにより、ドリリング加工時に発生した切削チップは主切削刃241上に沿って移動中に傾斜面243と衝突するようになり、これにより排出チップのカールサイズ(curl size)が小さくなり、チップの流動が切削インサートの本体内部に誘導されてチップ排出性能が改善される。また、傾斜面243でチップが分節されて長いチップの発生を減少させることができ、これは長いチップによる工作物及びインサートチップの損傷、チップのもつれ、加工中の振動などを防止できる。切削インサート2の傾斜面243との接触により分節または上方屈折したチップは、チップ排出溝12の先端部に形成されたチップガイド面18で再び屈折してチップ排出溝12へ誘導される(図1参照)。即ち、傾斜面243とチップガイド面18は一定間隔(副切削刃242の長さ程度の間隔)をおいて配置され、チップ排出性能を顕著に向上させる。
また、切削時に発生するチップはチップガイド面18に衝突する前に予め傾斜面243に衝突するため、チップによりチップガイド面18に加えられる衝撃の強度が減り、これにより工具ホルダ1の損傷及び摩耗が減少して工具ホルダ1の寿命が延びる。
切削インサート2の上面21と下面22との間で延長する側面23の幅は、下面に向かって行くほど狭くなり、ポジティブ逃げ角(clearance angle)が形成される。ポジティブ逃げ角により切削インサート2はより小さい切削抵抗で切削加工が可能である。
図4(a)〜図4(c)は、それぞれ切削インサート2が工具ホルダ1に装着された状態を上面、側面、前面から見た図面である。
切削インサート2は1つの主切削刃241が工具ホルダ1の軸方向前方に突出し、突出した主切削刃と隣り合う辺の副切削刃242が工具ホルダ1の外径方向に突出するように工具ホルダ1のポケット11に装着される。これにより、切削インサート2の突出した主切削刃241と副切削刃242とは、ドリリング加工と旋削加工を行えるようになる。前述した米国特許第6,877,935号では、6つの切削刃71が主切削刃と副切削刃とに区分されない。従って、旋削加工により摩耗した切削刃がドリリング加工に一部参与したり、反対に、ドリリング加工に用いられた切削刃が旋削加工に参与して、切削刃の不均一な摩耗によって加工面が不均一に形成され得る。これに対して、本発明は主切削刃241と副切削刃242とが別途に形成されているため、このような問題が発生しない。
切削インサート2の一辺の長さ(L)は工具ホルダ1の半径よりは大きくて工具ホルダ1の直径よりは小さく、長さ(L)は略直径の0.65倍〜0.85倍、好ましくは直径の0.75倍の長さを有する。このような大きさを有する切削インサート2が全体的に三角形に形成されて工具ホルダ1の先端部一側に配置されるので、先端部の他側のチップガイド面18の後方に形成された補強部16には十分な量の材料が配置され得る。従って、工具ホルダ1の剛性が増加して、工具ホルダの捩れ及び振動が減る。
切削インサート2はその下面22と2つの側面23がそれぞれポケット11の底面と2つの側壁に密着固定される。切削インサートは全体的に正三角形状であり、ポケットの前記2つの側壁はその間に略60°の角をなす。ポケット11の2つの側壁がその間に鋭角をなすことによって、加工中に切削インサートは堅固に固定され得る。これは加工中の振動防止効果、加工品質の向上効果につながって、切削インサートの寿命延長をもたらす。
一方、ドリル孔の中心線では切削速度が0になり、その部分の切削刃が破損することがある。このような現象を防止するために主切削刃241は図4(b)に示す通り、工具ホルダの中心線15より若干低い高さに形成される。
図5〜図7を参照して、本発明の切削工具を用いて行うことができる加工を説明する。図5は、本発明の切削工具を用いて行われるドリリング加工を示す。工具ホルダの直径と孔の直径を同一にする場合には、工具ホルダ1の中心線15は孔の中心線と一致させるか、あるいは孔の直径を大きくする目的で工具ホルダの中心線15を孔の中心線から偏心させ得る。図6及び図7はそれぞれ本発明の切削工具を用いた内径旋削加工及び外径旋削加工を示す。このように本発明が単一の工具により、ドリリング加工及び内外径旋削加工をいずれも行うことができるのは、切削インサート2の主切削刃241が工具ホルダ1の軸方向前方に突出し、突出した主切削刃241と隣り合う辺の副切削刃242が工具ホルダ1の外径方向に突出するようになっており、三角形のコーナー244を介して隣接する主切削刃241と副切削刃242とがその間に90°より小さい鋭角を形成するために可能である。
上記において、本発明による切削インサートと切削工具について図面を参照して詳細に説明したが、これは本発明を理解しやすいように一実施形態を挙げて説明しただけで、本発明の範囲を限定するためのものでない。本発明の技術的思想を逸脱しない範囲内で当業者に自明な修正、代替、変更はいくらでも可能である。
Claims (5)
- 全体的に三角形である切削インサートと、
前記切削インサートを収容するポケットとチップ排出を容易にするチップ排出溝とを備える工具ホルダと、
を備え、
前記切削インサートは各辺に主切削刃と前記主切削刃より短い副切削刃を形成し、隣り合う2つの主切削刃は間に60°の角を形成し、三角形のコーナーを介して隣接する主切削刃と副切削刃は間に80°〜89°の角を形成し、
前記切削インサートは1つの主切削刃が工具ホルダの軸方向前方に突出して、前記突出した主切削刃と隣り合う辺の副切削刃が工具ホルダの外径方向に突出するように前記ポケットに装着される、
ドリリング加工及び旋削加工が可能な切削工具。 - 前記切削インサートの一辺の長さは工具ホルダの直径の0.65倍〜0.85倍である、請求項1に記載の切削工具。
- 前記主切削刃から発生する切削チップをチップ排出溝の先端部から後方に案内するように工具ホルダの外周面まで上向延長するチップガイド面をさらに備える、請求項1に記載の切削工具。
- 前記主切削刃の切削インサートの下面からの高さは、切削インサートのコーナーから遠くなるほど工具ホルダの中心を過ぎて最低点まで低くなり、前記高さは副切削刃に近くなりながら再び高くなる、請求項1〜3のいずれか1項に記載の切削工具。
- 前記主切削刃の高さが再び高くなる前記主切削刃の部分が切削インサートの下面に対して20°〜70°の角に傾いている、請求項4に記載の切削工具。
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