JP2012515725A - 鉄関連眼病障害の治療および予防へのデフェリプロンの使用 - Google Patents
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Abstract
【選択図】図7
Description
Remington、The Science&Practice of Pharmacy by Alfonso Gennaro、20thed.、Lippencott Williams&Wilkins、(2000)
Remington、The Science&Practice of Pharmacy by Alfonso Gennaro、20thed、Lippencott Williams&Wilkins、(2000)
方法
高い網膜鉄レベルが検出された時点の5月齢で点眼を開始し、二か月にわたり一日に三回一方の眼にデフェリプロン点眼薬(10mg/ml)を点眼し、もう一方の眼に対照点眼薬を点眼した。なお、最後の点眼は屠殺2時間前に行った。眼を2%パラホルムアルデヒド/2%グルタルアルデヒドに固定し、(トルイジンブルー染色後に)形態分析のために切断し、(ペルルスのプルシアンブルー染色後に)鉄分分析を行った。網膜色素上皮(RPE)細胞肥大および光受容体委縮領域の個数および長さをデフェリプロン処理眼対水処理眼において定量化した。毛様体、網膜およびRPEのペルルス染色の強度を画素密度定量化デジタル顕微鏡写真で評価した。
DKOマウスに(1mg/1ml)の濃度の飲料水の形でデフェリプロンを投与した。体重30gのマウスの飲料水量は1日に5mlであった。マウスが通常AMDに一致する網膜変化を示す時点の7月齢でマウスはデフェリプロン/水を飲み始めた。未処理群において大きな網膜ダメージおよび神経学的ダメージを示すことが知られている各時点でマウスを屠殺し、屠殺マウスの眼を上述に従って分析した。
デフェリプロン濃度が1mg/1mlの飲料水で処理した10匹のDKOマウスのうち、2匹のマウスの若干の運動失調を発症する前の生存期間は14ヶ月であり、他の2匹のマウスは12ヶ月であった。残りのデフェリプロン処理群マウスの殆どについて、運動失調を示さないより若い月齢で組織学的分析のために屠殺した。12月齢および14月齢のマウスについては、屠殺前の5〜7ヶ月間デフェリプロンを投与した。屠殺時点で、これらのヘマトクリット値は、未処理マウスの値より高く(未処理対照群の19〜26%に対して処理マウスは30〜50%)、デフェリプロンが鉄に移り、血液生成細胞に移行したことを示唆するものである。さらに、処理群の12〜14月齢のマウスは殆ど網膜退化および網膜ダメージを示さなかった。対照的に、未処理群マウスの網膜ダメージは7ヶ月後のすべての時点で有意味であり、12〜13月齢まで生存した数匹の未処理群マウスはすべて深刻な網膜退化および網膜ダメージを示した(図1および図5を参照)。
処理群マウス(n=4)に、デフェリプロン濃度が1mg/1mlの飲料水を11日間PO与えた。qPCRによって決定し、18S RNAに標準化したTfR mRNAの相対定量化が処理群マウス/未処理群マウス(n=4)の網膜に認められ(図2Aを参照)、処理群マウスにTfR mRNAの有意味な上方調節が認められる。また、未処理群マウスと比較した場合、TfR表現の相対定量化も処理群マウスのRPE/脈絡膜について認められる(図2Bを参照)。結果を図1に示す。有意差(P<0.05)が認められる。
2ヶ月にわたって1日三回マウスの右眼(OD)にデフェリプロン点眼剤10mg/mlを点眼し、一方左眼(OS)は内部対照として使用した。最後の点眼は屠殺2時間前であった。TfR mRNAの相対定量化をqPCRによって検出した。RPE/脈絡膜には、有意味なTfR mRNA増加があり、デフェリプロンにより不安定な鉄レベルが下がることを示し(図3を参照)、デフェリプロン点眼剤を局所投与した場合も、有効に作用することが確認された。エラーバーはmRNAテンプレートと同じ処理をした3PCR反応のSDを示す。
未処理群DKOマウスと比較した場合、デフェリプロン処理Cp−/−Heph−/−(DKO)マウスは網膜鉄が減少していた。9ヶ月にわたりデフェリプロンPO濃度が1mg/mlの飲料水(矢印)を与えた13月齢DKOマウスと比較した場合(図4Cを参照)、7月齢および13月齢の未処理群DKOマウスの網膜(図4Aおよび図4Bを参照)は検出可能なペルルス染色(矢印)が多い。
DKOマウスの場合、年齢依存網膜退化がある。未処理群の12月齢および13月齢のマウス(図5C、図5Fおよび図5Iを参照)は90%以上の網膜(矢印)をもつRPE肥大の巨大な領域を示し、焦点光受容体退化はONLの薄層化、内側部分の空胞形成および外側部分の喪失からなる。対照的に、6〜9ヶ月にわたりデフェリプロン濃度1mg/mlPOを与えた同じ月齢およびそれ以上の月齢のDKOマウス(図5A、図5D、図5G、および図5Jを参照)は、組織はほぼ正常であった。処理群マウスの最も深刻な病態域に関する網膜検査によって、10%未満の網膜をもつRPE肥大(図5B、図5E、図5Hおよび図5Kを参照)のごく小さな焦点領域が明らかになったが、それ以外の網膜は正常のように見える。図5Aおよび図5Dに示したマウスは処理期間が7ヶ月、図5Gは9ヶ月、そして図5Jは6ヶ月であった。
異常に小さいヘマトクリット値(平均値24.6%)をもつ未処理群DKOマウス(n=7)に対して、デフェリプロン処理群DKOマウス(n=7)は非常に高い(平均値36.7%)。図6に結果を示す。図示のように、有意差が認められる(P<0.05)。
(ログランク検定によって表わした)平均生存寿命が7ヶ月の未処理群DKOマウスと比較した場合、処理群マウスの寿命はかなり延びた(平均生存寿命13ヶ月)(P<0.0001)。処理群マウスの寿命は、罹病する前に鉄定量化のために屠殺したため、過小評価する。結果を図7に示す。
点眼薬の感受性試験
デフェリプロン溶液が眼それ自体に刺激またはダメージを与えないことを確認するために、特に眼に投与した場合に生体異物に対して高い感受性を示すことが知られている動物であるウサギを用いて実験を行った。デフェリプロンの眼に刺激作用/浸食作用を与える可能性について、約0.1mLを約13mg/mLの濃度で3匹のオスのHra:(NZW)SPFウサギの右眼の下まぶたをめくった部分(左眼は対照群である)に注入することによって評価した。注入からほぼ24時間後に、角膜への傷について処理群眼を検査し、室温の生理学的食塩水で洗浄した。眼への刺激作用については、注入から約1時間後、約24時間後、約48時間後および約72時間後にドレイズ法を使用して評価し点数をつけた。これら観察時間において眼への刺激作用または浸食作用の証拠はなかった(点数0)。注入からほぼ24時間で、フルオレセインナトリウム検定を行った。いずれのウサギの角膜にも傷がなく、デフェリプロンは刺激作用もなく、また浸食作用もなく、安全に使用できることを証明するものである。
Claims (43)
- 緑内障、白内障、糖尿性網膜症、遺伝性網膜退化、網膜剥離、網膜の動脈または静脈血栓を原因とする虚血性網膜症、虚血性視神経症、視神経炎、および外傷性視神経症からなる群から選択される鉄関連眼病障害の治療に使用することを特徴とするデフェリプロン。
- 緑内障、白内障、糖尿性網膜症、遺伝性網膜退化、網膜剥離、網膜の動脈または静脈血栓を原因とする虚血性網膜症、虚血性視神経症、視神経炎、および外傷性視神経症からなる群から選択される鉄関連眼病障害の治療薬の製剤化に使用することを特徴とするデフェリプロン。
- 経口投与に好適な請求項1または2に記載のデフェリプロン。
- 局所投与に好適な請求項1または2に記載のデフェリプロン。
- 緑内障、白内障、糖尿性網膜症、遺伝性網膜退化、網膜剥離、網膜の動脈または静脈血栓を原因とする虚血性網膜症、虚血性視神経症、視神経炎、および外傷性視神経症からなる群から選択される鉄関連眼病障害の治療方法であって、鉄関連眼病障害に罹っている対象者の眼に治療上有効な量のデフェリプロンを投与することからなることを特徴とする治療方法。
- 前記デフェリプロンを経口投与する請求項5に記載の治療方法。
- 前記デフェリプロンを局所投与する請求項5に記載の治療方法。
- 鉄関連眼病障害の治療に局所投与するために好適なことを特徴とするデフェリプロン。
- 鉄関連眼病障害の局所投与治療薬の製剤化に好適なことを特徴とするデフェリプロン。
- 前記鉄関連眼病障害が、年齢関連黄斑退化、緑内障、白内障、糖尿性網膜症、遺伝性網膜退化、網膜剥離、網膜の動脈または静脈血栓を原因とする虚血性網膜症、虚血性視神経症、視神経炎、および外傷性視神経症からなる群から選択される請求項8または9に記載のデフェリプロン。
- 前記鉄関連眼病障害が年齢関連黄斑退化である請求項8または9に記載のデフェリプロン。
- 前記年齢関連黄斑退化が滲出性である請求項11に記載のデフェリプロン。
- 前記年齢関連黄斑退化が非滲出性である請求項11に記載のデフェリプロン。
- 鉄関連眼病障害に罹っている対象者の眼に治療上有効な量のデフェリプロンを局所投与することを特徴とする鉄関連眼病障害の治療方法。
- 前記鉄関連眼病障害が年齢関連黄斑退化、緑内障、白内障、糖尿性網膜症、遺伝性網膜退化、網膜剥離、網膜の動脈または静脈血栓を原因とする虚血性網膜症、虚血性視神経症、視神経炎、および外傷性視神経症からなる群から選択される請求項14に記載の治療方法。
- 前記鉄関連眼病障害が年齢関連黄斑退化である請求項14に記載の治療方法。
- 前記年齢関連黄斑退化が滲出性である請求項16に記載の治療方法。
- 前記年齢関連黄斑退化が非滲出性である請求項16に記載の治療方法。
- 前記対象者が以前に鉄関連眼病障害の治療を受けたことがある請求項14に記載の治療方法。
- 前記対象者が以前に年齢関連黄斑退化の治療を受けたことがある請求項16に記載の治療方法。
- 眼への鉄誘発ダメージの予防に使用することを特徴とするデフェリプロン。
- 眼への鉄誘発ダメージの予防薬の製剤化に使用することを特徴とするデフェリプロン。
- 眼への前記鉄誘発ダメージが、網膜の物理的歪みである請求項21または22に記載のデフェリプロン。
- 前記網膜の物理的歪みが、傷である請求項23に記載のデフェリプロン。
- 眼への前記鉄誘発ダメージが、異常血管成長である請求項21または22に記載のデフェリプロン。
- 眼への前記鉄誘発ダメージが、年齢関連黄斑退化、緑内障、白内障、糖尿性網膜症、遺伝性網膜退化、網膜剥離、網膜の動脈または静脈血栓を原因とする虚血性網膜症、虚血性視神経症、視神経炎、および外傷性視神経症からなる群から選択される鉄関連眼病障害に関連する請求項21または22に記載のデフェリプロン。
- 眼への前記鉄誘発ダメージが、年齢関連黄斑退化に関連する請求項21または22に記載のデフェリプロン。
- 前記年齢関連黄斑退化が滲出性である請求項27に記載のデフェリプロン。
- 前記年齢関連黄斑退化が非滲出性である請求項27に記載のデフェリプロン。
- 経口投与に好適な請求項21〜29のいずれか1項に記載のデフェリプロン。
- 局所投与に好適な請求項21〜29のいずれか1項に記載のデフェリプロン。
- 予防上有効な量のデフェリプロンを対象者に投与することからなる眼への鉄誘発ダメージを受ける恐れのある該対象者の眼への鉄誘発ダメージを予防することを特徴とする方法。
- 眼への前記ダメージが網膜の物理的な歪みである請求項32に記載の方法。
- 前記網膜の物理的歪みが傷である請求項33に記載の方法。
- 眼への前記ダメージが異常血管成長である請求項32に記載の方法。
- 眼への前記鉄誘発ダメージが、年齢関連黄斑退化、緑内障、白内障、糖尿性網膜症、遺伝性網膜退化、網膜剥離、網膜の動脈または静脈血栓を原因とする虚血性網膜症、虚血性視神経症、視神経炎、および外傷性視神経症からなる群から選択される鉄関連眼病障害に関連する請求項32に記載の方法。
- 眼への前記鉄誘発ダメージが年齢関連黄斑退化に関連がある請求項32に記載の方法。
- 前記年齢関連黄斑退化が滲出性である請求項37に記載の方法。
- 前記年齢関連黄斑退化が非滲出性である請求項37に記載の方法。
- 前記対象者が既に眼への鉄関連ダメージについて治療を受けたことがある請求項32に記載の方法。
- 前記対象者が既に年齢関連黄斑退化について治療を受けたことがある請求項37に記載の方法。
- 前記デフェリプロンを経口投与する請求項32に記載の方法。
- 前記デフェリプロンを局所投与する請求項32に記載の方法。
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