JP2012514471A - 植物の生産および消費者特性を改良する方法 - Google Patents
植物の生産および消費者特性を改良する方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2012514471A JP2012514471A JP2011545328A JP2011545328A JP2012514471A JP 2012514471 A JP2012514471 A JP 2012514471A JP 2011545328 A JP2011545328 A JP 2011545328A JP 2011545328 A JP2011545328 A JP 2011545328A JP 2012514471 A JP2012514471 A JP 2012514471A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plant
- shrunken
- seed
- mutant
- seeds
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A01—AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
- A01H—NEW PLANTS OR NON-TRANSGENIC PROCESSES FOR OBTAINING THEM; PLANT REPRODUCTION BY TISSUE CULTURE TECHNIQUES
- A01H1/00—Processes for modifying genotypes ; Plants characterised by associated natural traits
- A01H1/10—Processes for modifying non-agronomic quality output traits, e.g. for industrial processing; Value added, non-agronomic traits
- A01H1/101—Processes for modifying non-agronomic quality output traits, e.g. for industrial processing; Value added, non-agronomic traits involving biosynthetic or metabolic pathways, i.e. metabolic engineering, e.g. nicotine or caffeine
- A01H1/102—Processes for modifying non-agronomic quality output traits, e.g. for industrial processing; Value added, non-agronomic traits involving biosynthetic or metabolic pathways, i.e. metabolic engineering, e.g. nicotine or caffeine involving modified carbohydrate or sugar alcohol metabolism, e.g. starch biosynthesis
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A01—AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
- A01H—NEW PLANTS OR NON-TRANSGENIC PROCESSES FOR OBTAINING THEM; PLANT REPRODUCTION BY TISSUE CULTURE TECHNIQUES
- A01H1/00—Processes for modifying genotypes ; Plants characterised by associated natural traits
- A01H1/04—Processes of selection involving genotypic or phenotypic markers; Methods of using phenotypic markers for selection
- A01H1/045—Processes of selection involving genotypic or phenotypic markers; Methods of using phenotypic markers for selection using molecular markers
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A01—AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
- A01H—NEW PLANTS OR NON-TRANSGENIC PROCESSES FOR OBTAINING THEM; PLANT REPRODUCTION BY TISSUE CULTURE TECHNIQUES
- A01H5/00—Angiosperms, i.e. flowering plants, characterised by their plant parts; Angiosperms characterised otherwise than by their botanic taxonomy
- A01H5/10—Seeds
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A01—AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
- A01H—NEW PLANTS OR NON-TRANSGENIC PROCESSES FOR OBTAINING THEM; PLANT REPRODUCTION BY TISSUE CULTURE TECHNIQUES
- A01H6/00—Angiosperms, i.e. flowering plants, characterised by their botanic taxonomy
- A01H6/46—Gramineae or Poaceae, e.g. ryegrass, rice, wheat or maize
- A01H6/4684—Zea mays [maize]
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P60/00—Technologies relating to agriculture, livestock or agroalimentary industries
- Y02P60/80—Food processing, e.g. use of renewable energies or variable speed drives in handling, conveying or stacking
- Y02P60/87—Re-use of by-products of food processing for fodder production
Landscapes
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Developmental Biology & Embryology (AREA)
- Environmental Sciences (AREA)
- Botany (AREA)
- Genetics & Genomics (AREA)
- Physiology (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Biotechnology (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Spectroscopy & Molecular Physics (AREA)
- Natural Medicines & Medicinal Plants (AREA)
- Molecular Biology (AREA)
- Breeding Of Plants And Reproduction By Means Of Culturing (AREA)
- Pretreatment Of Seeds And Plants (AREA)
Abstract
【解決手段】本発明による方法は、sugary-1(su1)、sugary enhancer-1(se1)および/またはshrunken-2(sh2)対立遺伝子のような一つ以上の他の対立遺伝子に沿ってゲノムにシーケンシャルレイヤリングされた、変異shrunken-2i(sh2-i)対立遺伝子を有し、且つ、最も食用に適した段階後の延長された糖質保持能力や、種子発芽、土壌からの苗発生および植物発達の間の、植物、植物材料および/または種子の、非常に強化された生長力および適合性を含む、様々な有益な特徴を有する、ハイブリッド植物、植物材料、及び種子を作製する。
Description
コーン(トウモロコシ,Zea mays)は、自然界にある最も多様な穀類のうちの1種である。コーンには多くの異なるタイプがあり、通常、穀粒胚乳の特徴によって分類される。コーンで最も一般的なタイプには、フリント種、フラワー種、デント種、ポップ種、スウィート種およびポッド種などがある。各種穀粒の外観は、穀粒自体の胚乳の形態、質および量によって決定される。
(i) より均質な成熟、ならびに、品質および耐病性の改善を可能にしたハイブリダイゼーション
(ii)これらの特性に基づく、コーンの甘さと、品種作出の能力とに関与する別個の遺伝子変異(以下に例示する)の同定
・su(normal sugary)
・se(sugary enhanced)
・sh2(shrunken-2)
多くの品種の連続的な開発により、現在、スイートコーンには何百もの品種がある
スイートコーンに存在する劣性のsugary-1(su1)の遺伝子型は、胚乳発達の間、糖から澱粉への通常の転換を遅らせる(有意に減速する)効果を有し、澱粉の味よりも、極めて望ましい甘味をもたらす。この遺伝子は、クローニングされスイートコーンの染色体4の短腕にマッピングされた。そのゲノム配列およびアミノ酸配列翻訳は、「Isolation of the SU1 starch debranching enzyme, the product of the maize gene sugary 1」という表題の特許文献1および本願明細書に記載されている。
sugary enhancer(se1)変異遺伝子は、sugary-1(su1)遺伝子変異体の劣性の変更遺伝子である。(非特許文献5)ホモ接合の際、sugary enhancer(se1)対立遺伝子は、従来のsugary-1(su1)品種のコーン穀粒中の総糖を、shrunken-2(sh2)品種コーン穀粒と同等の水準に増大させ、また、フィトグリコーゲン含量を減少させることがない。
比較的高くなるとともに、フィトグリコーゲンについても比較的高水準に維持される。この遺伝子の更なる利点は、穀粒皮率が減少し、コーン穀粒が柔らかくなり、および糖マルトースレベルが上昇することである。(非特許文献7)
1953年に、変異体である劣性shrunken-2(sh2)遺伝子はスイートコーン産業にて応用できることが示唆された。(非特許文献9) それ以来、高糖含量コーンとshrunken-2 (sh2)遺伝子に関連する非常に多くの調査が行われている。shrunken-2 (sh2)遺伝子は、スイートコーンの第3染色体の長腕に位置し、クラスI酵素であるADP-グルコースピロホスホリラーゼ(AGP)の大サブユニットをコードする。この酵素は、ショ糖から澱粉への転換経路において重要である。
最も食用に適した段階、すなわち、7日間の、sugary-1(su1)遺伝子、sugary enhancer-1(se1)遺伝子またはshrunken-2(sh2)の遺伝子を含有している従来のスイートコーン品種のショ糖量、糖保持(貯留)能力、果皮率および果皮率の変化の比較を、それぞれ図1-4に示す。(Abbott and Cobb社, Plant Protection No. 9600094 (1998).)
特許文献2は、shrunken-2i(sh2-i)として指定された、shrunken-2(sh2)遺伝子の変異型の同定およびキャラクタリゼーションを記載する。この変異対立遺伝子(およびその変異株)は、トウモロコシ植物内に存在するとき、sh2-R遺伝子を発現するトウモロコシ植物と比較して、発芽特性を強化できることが判明した。本願発明は、この変異対立遺伝子(および変異株)によって植物を形質転換する方法およびそれらのゲノムに組み込まれるこの変異対立遺伝子を有する植物に関するものである。
特許文献3は、商業的な量のハイブリッドスイートコーン種子を作製するために規定された方法、水溶性多糖含量を大幅に減らすことなくスイートコーンの糖含量を増大させるように規定された方法、そして、最少量の甘味料の添加により加工可能なスイートコーンをもたらす種子を作製するために規定された方法を記載する。それは、shrunken-2(sh2)遺伝子を用いて、水溶性多糖を大幅に減らさずにスイートコーンの糖含量を増大可能であること、およびインブレッドスイートコーン(ホモ接合のsu1sh2)とホモ接合のsugary-1(su1)インブレッド種であるスイートコーンを組み合わせることで、およそ50%多いショ糖と、33%多い総糖を含み、さらに、スイートコーン(ホモ接合のsu1)に近い水溶性多糖類の含有率を有するヘテロ接合のハイブリッドをもたらすことを記載している。高い水溶性多糖およびショ糖水準は、特に、例えば缶詰および冷凍産業などの食品加工産業において望ましいとされている。
(a) sugary 1(su1)、sugary enhancer(se1)およびshrunken 2(sh2)変異対立遺伝子を単独に又は組合わせで含むか、またはこれらに限定せず一つ以上の所望の変異対立遺伝子をそのゲノムに含む、インブレッド植物系統を特定する、任意に分子マーカーを使用するステップと、
(b) ゲノム中にshrunken-2i(sh2-i)変異対立遺伝子を有する親植物系統と組み合わせて遺伝的背景として使用するため
(i) Su1Su1 Se1Se1 sh2sh2
(ii) Su1Su1 se1se1 sh2sh2、または
(iii) su1su1 se1se1 sh2sh2(トリプル劣性の組み合わせ)
のトリプル対立遺伝子の組み合わせを含むかまたはこれらに限定されず所望の遺伝子型を有する、一つ以上の準同質遺伝子系統(NIL)を作製するステップと、
(c) 一つ以上の分子マーカーを使用して、shrunken-2i(sh2-i)対立遺伝子を、例えばsu1su1 se1se1 sh2sh2またはsu1su1 se1se1である、所望の遺伝的背景を有する準同質遺伝子系統のゲノムに組み込む、ステップと、
(d) su1su1 se1se1の遺伝的背景または一つ以上の他の好ましい変異対立遺伝子の遺伝的背景上に重ねられた(layer)shrunken-2i(sh2-i)対立遺伝子をゲノムに有する雌性準同一遺伝子植物系統(「準同質遺伝子系統を改変した」雌性)を選択するステップと、
(e) su1su1 se1se1 sh2sh2(または高いまたは強化された食感品質を有するハイブリッド植物を提供することができるいくつかの他のトリプルホモ接合の劣性対立遺伝子組合せ)のトリプルホモ接合劣性対立遺伝子組合せを有する雄性系統と、準同質遺伝子系統を改変した雌性とを交雑し、栽培者および/または消費者の求める一つ以上の特徴を有するハイブリッド植物を作製する、任意のステップと、
(f) ステップ(d)および/またはステップ(e)の植物から生じる種子(または穀粒)の(従来のまたは他の植物由来の種子または穀粒との比較による)なめらかさ、ふくらみおよび/または相対的重量といった特徴について、物理的外観(表現型)を調べる任意のステップと、
(g) ステップ(d)および/またはステップ(e)の植物から生じる種子(または穀粒)について、暖温、低温および/またはその他の発芽を実施し、かかる種子が消費者および/または栽培者が所望する一つ以上の特徴、例えば、強化された発芽、苗発生および植物成長性能並びに変異shrunken-2i(sh2-i)対立遺伝子と関連した生長力を有することを確かめる任意のステップと、
(h) ステップ(d)および/またはステップ(e)の植物によって作製される種子(または穀粒)から栽培された、植物(またはその部分、例えばコーンの穂先)について一つ以上の官能試験を行い、それらについての味および/または他の官能特徴を決定するステップであって、好適には、栽培者および/または消費者が所望する一つ以上の特徴を発現する植物と整合する全体的な物理的および園芸的特徴(すなわち表現型)を調べる任意のステップ。
配列番号1は、米国特許第6,184,438号B1においても公開されている、Zea Mays(トウモロコシ)の野生型Shrunken-2(sh2)対立遺伝子の7739塩基対ゲノム・ヌクレオチド配列である。(全体を参照により本明細書に組み込む米国特許第6,184,438号B1の図1は、Zea Mays(トウモロコシ)の野生型Shrunken-2(sh2)対立遺伝子のゲノムヌクレオチド配列も示す。イントロンは、小文字によって示される。塩基番号1は、転写開始点である。矢印は、cDNAの3’末端を示す。推定のTATA、RY二分子(dyad)およびエンハンサー配列は、下線部である。)
明確にするため、この明細書および添付の請求の範囲の全体にわたって使われる様々な用語および表現は、以下に詳述のように定義する。
・光合成により自ら食糧を生成する能力(すなわち、クロロプラストの内の緑の色素(クロロフィル)でエネルギーを捕捉することができ、二酸化炭素および水を用いて食糧としての糖、副産物として酸素を作り出すことができる
・食糧は糖および澱粉の形で貯蔵することができる
・細胞膜とは別に、硬い細胞壁を有する
・真核細胞(すなわち、膜によって囲まれ、区別された核を有する)である
・ほとんどが多細胞(すなわち、特定の機能を行うために体系化された多くの細胞からなる)である
・分裂組織(もし存在すれば)で制限なく成長する
・器官が固定、支持および光合成に特化している(例えば、根、茎、葉、等)
・感覚器および神経系がないため、刺激への応答がいくぶん遅い
・可動性器官を欠くため、動きが制限されている、および/または、
・胞子体および配偶体段階を有する生活環を有する。
植物は生態系において主要な生産者であり、例えば木、草本、低木、草、つる草、シダおよびコケを含む。特定の植物の例を非限定的に列挙すると、レタス、タバコ、綿、コーン、米、小麦、にんじん、きゅうり、ニラネギ、エンドウ、メロン、ポテト、トマトウモロコシ、ライ麦、オートムギ、サトウキビ、ピーナツ、亜麻、豆、テンサイ、ソーヤおよびヒマワリがある。
本発明は、消費者及び商業的植物栽培者にとって、様々な非常に有益な特徴を付与され、有する、植物、例えばコーン穀粒などの植物材料および種子、そしてコーンを開発及び生産するための、ユニークで、費用効果的で、信頼性が高く、効率的で、そして、成功した方法を提供する。さらに、本発明は、これらの方法に従って作製された、改良および/または強化された植物、植物材料および種子を提供する。これらの、本発明による方法は、例えば比較的低い温度、乾燥条件、低養分およびその他の痩せた土壌状態、密集、病気、昆虫、動物、汚染などの、相当量の環境またはその他のストレスにさらされる場合でも、後述する(及びその他の)特徴または特性を一般に含む、多数の非常に有益なおよび好ましい特徴または特性を有する、インブレッド、ハイブリッドおよびその他の植物、植物材料並びに種子を非常に有利に提供する。コーン植物に関してこれらの有益な特性を以下に記載するが、他の植物種に関してもかかる特性を生じさせることができる。
本願明細書では、本発明の方法で使用し得るいくつかの変異遺伝子のヌクレオチド配列を記載する。本発明で使用し得る他の変異遺伝子のヌクレオチド配列、および関連したヌクレオチド配列、または他のヌクレオチド配列は、当業者に周知である供給元、例えばMaize GeneticsおよびGenomicsおよび/またはGenBankデータベースから容易に得られる。
植物分子作用のための標準材料および方法は、R. D. D. Croyによる、"Plant Molecular Biology Labfax" (BIOS Scientific Publications Ltd (UK) 及び Blackwell Scientific Publicationsによる共同出版、1993年、英国)、およびD. R. Duncanらによる"Methods in Molecular Biology, Plant Cell and Tissue Culture" (Humana Press, Clifton, NJ (1990))に記載されている。
umc1551:
CACCGGAACACCTTCTTACAGTTT
CGAAACCTTCTCGTGATGAGC
bnlg1520:
TCCTCTTGCTCTCCATGTCC
ACAGCTGCGTAGCTTCTTCC
phi427434:
CAACTGACGCTGATGGATG
TTGCGGTGTTAAGCAATTCTCC
umc2077:
CTGGTTCGGATGCAAGTAGTCAG
AAACTCACTGAACATGATCCTGGC
umc2174:
ACATAAATAAAACGTGTGCCGCAG
GTACGTACGCAGCCACTTGTCAG
dupssr33:
GTGCTTGGGACAAAAAGG
AGTCCACTCCAGAGGATG
bmc1257:
CGGACGATCTTATGCAAACA
ACGGTCTGCGACAGGATATT
umc2277:
CTCTTCACGCTCAATAAACCCAGT
TAACTGCAGAAACGGTGGTCAATA
phi295450:
CCTTTTCATGTTGCTTTCCC
GCCCAATCCTTCCTTCCT
phi308090:
CAGTCTGCCACGAAGCAA
CTGTCGGTTTCGGTCTTCTT
phi076:
TTCTTCCGCGGCTTCAATTTGACC
GCATCAGGACCCGCAGAGTC
phi079:
TGGTGCTCGTTGCCAAATCTACGA
GCAGTGGTGGTTTCGAACAGACAA
(i) Su1Su1 se1se1 sh2sh2
(ii) su1su1 se1se1 sh2sh2
例えばスイートコーンなどの植物を適切におよびうまく植え、栽培しおよび収穫する方法は当業者に既知である。一般的に、例えば、スイートコーンは、約1インチの深さで種まきされ、十分な日光のもと、約6〜約6.5の範囲のpHを有する土壌にて栽培される。受精は、スイートコーン植物が、背の高い品種では、約12インチの高さ、および他の品種では約18"から約24"までの高さに達するとき、一般的に行われる。苗が発生したあと、スイートコーン植物は一般的におよそ64日で収穫される。当業者に周知のように、前述の条件は多様であり得る。
本願明細書において記載されている変異対立遺伝子の一部またはすべてをコードするヌクレオチド配列の欠失、添加および置換は、通常の(変異のない)ヌクレオチド配列と実質的に同じ表現型および特徴が表れる限り本発明の範囲内と考慮する。
次の更なる参照は、本発明を実施するにあたって関連し、且つ有効であり得る。T. Maniatis et al., "Molecular Cloning: A Laboratory Manual" (2d Edition, Cold Spring Harbor Laboratory, Cold Spring Harbor, N.Y., 1989)、D.R. McCarty, "A Simple Method for Extraction of RNA from Maize Tissue," Maize Genet. Coop. Newslett. 60: 61 (1986)、 A. Gutierrex-Rojas, "Phenotypic Characterization of Quality Protein Maize Endosperm Modification and Amino Acid Contents in a Segregating Recombinant inbred Population," Crop Sci 48, 1714-1722 (2008)、 L. Hannah et al., "Characterization of Adenosine Diphosphate Glucose Pyrophosphorylases from Developing Maize Seeds," Plant Physiol. 55:297-302 (1975)、 L. Hannah et al., "Characterization of ADP-Glucose Pyrophosphorylase from Shrunken-2 and Brittle-2 Mutants of Maize," Biochemical Genetics 14(7,8): 547-560 (1976)、 M.J. Giroux et al., "ADP-Glucose Pyrophosphorylase in Shrunken-2 and Brittle-2 Mutants of Maize," Molecular & General Genetics 243(4): 400-408 (1994)、 L. Shailesh et al., "The AG Dinucleotide Terminating Introns is Important but not always Required for Pre-mRNA Splicing in the Maize Endosperm," Plant Physiology 120(1): 65-72 (1999)、 M. Clancy et al., "Maize Shrunken-1 Intron and Exon Regions Increase Gene Expression in Maize Protoplasts," Plant Science 98:151-161 (1994)、 J. Callis et al., "Introns Increase Gene Expression in Cultured Maize Cells." Genes & Development 1:1183-1200 (1987)、 K.R. Luehrsenet al., "Intron Creation and Polyadenylation in Maize are Directed by AU-rich RNA," Genes & Development 8:1117-1130 (1994)、 V.L. Van Santen et al., "Splicing of Plant Pre-mRNAs in Animal Systems and Vice Versa" Gene 56:253-265 (1987)、 V. Vasil et al., "Increased Gene Expression by the First Intron of Maize Shrunken-1 Locus in Grass Species" Plant Physiol. 91:1575-1579 (1989)、 J. Anderson et al., "The Encoded Primary Sequence of a Rice Seed ADP-glucose Pyrophosphorylase Subunit and Its Homology to the Bacterial Enzyme," The Journal of Biological Chemistry 264(21): 12238-12242 (1989)、 J. Anderson et al., "Molecular Characterization of the Gene Encoding a Rice Endosperm-Specific ADP Glucose Pyrophosphorylase Subunit and its Developmental Pattern of Transcription," Gene. 97:199-205 (1991)、 L. Copeland et al., "Purification of Spinach Leaf ADPglucose Pyrophosphorylase," Plant Physiol. 68:996-1001 (1981)、 M. Morellet al., "Affinity Labeling of the Allosteric Activator Site(s) of Spinach Leaf ADP-glucose Pyrophosphorylase," The Journal of Biological Chemistry 263(2): 633-637 (1988)、 B. Muller-Roberet al., "One of two Different ADP-Glucose Pyrophosphorylase Genes from Potato Responds Strongly to Elevated Levels of Sucrose," Mol. Gen. Genet., 224:136-146 (1990)、 P. Nakata et al, "Comparison of the Primary Sequences of Two Potato Tuber ADP-Glucose Pyrophosphorylase Subunits," Plant Molecular Biology 17:1089-1093 (1991)、 T. Okita et al, "The Subunit Structure of Potato Tuber ADPglucose Pyrophosphorylase," Plant Physiol. 93:785-790 (1990)、 M. Olive et al, "Isolation and Nucleotide Sequences of cDNA Clones Encoding ADP-Glucose Pyrophosphorylase Polypeptides from Wheat Leaf and Endosperm," Plant Molecular Biology 12:525-538 (1989)、 B. Keith et al, "Monocot and Dicot Pre-mRNAs are Processed with Different Efficiencies in Transgenic Tobacco," EMBO J. 5(10): 2419-2425 (1986)、 and Z. Kiss-Laszloet al., "Splicing of Cauliflower Mosaic Virus 35S RNA is Essential for Viral Infectivity," EMJO J. 14(14): 3552-3562 (1995)。
実施例において使用され、通常、本発明の方法で使用される成分、材料および器材のすべては当業者に既知の供給元から市販される。例えば、Abbott and Cobb社(Trevose、PA)、the Maize Stock Center (Urbana/Champaign, IL)、 STA Laboratories (Longmont, CO)、 GenBank (Bethesda, MD)、 The Maize Genetics and Genomics Database、 the American Tissue Culture Collection (ATCC) (Rockville, MD)、 Applied Biosystems (Foster City, CA)、 Response Genetics社 (Los Angeles, CA)、 Transgenomic (Omaha, NE)、 DiaPharma Group社 (West Chester, OH)、 Biomol GmbH (Hamburg, Germany)、 DxS Ltd. (Manchester, UK)、 Invitrogen (Carlsbad, CA)、 Syngenta Seeds社 (Stanton, MN)、 Rogers (Wilmington, DE)、 Monsanto Corporation (St. Louis, MO)、 Garst Seed Company (Slater, IA)、 Holden Foundation Seed (Williamsburg, IA)、 The University of Florida (Gainesville, FL)、 Life Technologies (Gaithersburg, MD)、 Alpha Innotech Corporation (San Leandro, CA)、 Amersham International PLC (Arlington Heights, IL)、 and Molecular Dynalics (Sunnyvalle, CA)である。例えば、アプライドバイオシステムは、そのウェブサイト(applied biosystems dot com) およびその他を通じてDNA塩基配列決定、(ライ
ゲーション、キャピラリー電気泳動などによる)DNA合成、DNAおよびRNA変更および標識化、DNAおよびRNA精製、遺伝子発現、遺伝子型決定、PCR、ペプチド合成、タンパク質配列、転写、翻訳、様々なアッセイのための、多種多様な製品およびコンピュータソフトウェアを国際的に販売する。これらは、例えば、本発明を実施するために当業者によって容易に使用され得る発現ベクター、プローブ、プライマーなどである。
(親およびインブレッド準同質遺伝子系統(NIL)の作成)
この実施例で記載されている実験において、変異sh2-i遺伝子を含んでいるスイートコーンの炭水化物蓄積量の範囲および果皮柔軟性を操作するという問題を解決するために、適切な親の準同質遺伝子系統(NIL)は、以下に記載した方法および/または当業者に既知の方法により、以下の遺伝子型で構成される。
(1) Su1Su1 Se1Se1 sh2sh2 =標準の食感品質を有する、従来の市販の「スーパースイート」タイプ
(2) Su1Su1 se1se1 sh2sh2 =非常に望ましい食感品質を有する、従来の市販の「スーパースイート」タイプ
(3) su1su1 se1se1 sh2sh2 =別格の食感品質を有する新種の限られた市販タイプ
・ サンプル1-2(それぞれ、017および044)は、遺伝的に、Su1Su1 Se1Se1 sh2sh2である。
・ サンプル3-7(それぞれ、006、007、009、047および637)は、遺伝的に、Su1Su1 se1se1 sh2sh2である。
・ サンプル8-13(それぞれ、001、046、048、049、109および354)は、遺伝的に、su1su1 se1se1 sh2sh2である。
・ サンプル14は、変異sh2-i遺伝子の供給源である。
(分子マーカーおよびse1se1/su1su1遺伝的背景を使用したスイートコーンハイブリッドACX SS 7501Yの生産、およびその試験)
(分子マーカーおよびse1se1/su1su1遺伝的背景を使用したスイートコーンハイブリッドACX SS 7078YおよびACX SS 7403RY生産、およびその試験)
この実施例で記載されている実験において、更なるスイートコーンハイブリッドはsh2-i遺伝子を利用して作成され、そしてその後に試験される。それらのハイブリッドは、実施例1および2に記載されている、スイートコーンハイブリッドACX SS 7501Yのための品種改良方法と同様の品種改良方法に従って作られた。両方の品種は、se1se1およびsu1su1遺伝的背景の上に、本明細書中に既に記載した分子マーカーを利用して、sh2-i遺伝子を重ねることによって作られた。
(分子マーカー、並びにse1se1/su1su1遺伝的背景を使用しないスイートコーンハイブリッドAC 151YとAC188Wの生産、およびそれらの試験)
この実施例に記載されている実験において、sh2-i遺伝子を利用して更なるスイートコーンハイブリッドが開発され、試験された。これらのハイブリッドは、実施例1、2および3に記載されているのと同じ品種改良方法に従って作られたが、例外的に、変異sh2-i遺伝子を含むインブレッド系統は、すでに本願明細書で記載するような分子マーカーを利用せずに、且つse1se1/su1su1対立遺伝子を組み込まずに作られた。対照的に、本実施例では、分子マーカーを利用してse1se1およびsu1su1遺伝的背景の上にsh2-i遺伝子の配列を重ねる前に、遺伝子アセンブリ(genetic assembly)を構築することは必要であると考えられた。
(スイートコーンハイブリッドACX SS 7501Y、ACX SS 7078YおよびACX SS 7403RYの様々な物理的特性の比較)
この実施例で記載されている実験において、スイートコーンハイブリッドACX SS 7501Y、ACX SS 7078YおよびACX SS 7403RY(これらすべてが変異sh2-i遺伝子をゲノムに含み、および本願明細書において記載される有益な利益を有する)の物理的特性を調査し、当業者に既知である方法を使用して比較した。これらの試験および比較の結果は、下記の表5に記載される。表5の各々の欄において、スイートコーンハイブリッドACX SS 7501Yのデータ、スイートコーンハイブリッドACX SS 7078Yのデータ、スイートコーンハイブリッドACX SS 7403Yのデータが示されている。表5において、用語「成熟」は、成長するまでの、ハイブリッドが植えられた時からの経過日数を指す。
(スイートコーンハイブリッドACX SS 7501Y、ACX SS 7078YおよびACX SS 7403RYの様々な物理的特性の比較)
この実施例で記載されている実験において、スイートコーンハイブリッドACX SS 7501Y、ACX SS 7078YおよびACX SS 7403RY(これらすべてが変異sh2-i遺伝子をゲノムに含み、および本願明細書において記載される有益な利益を有する)の物理的特性を調査し、当業者に既知である方法を使用して比較した。これらの試験および比較の結果は、下記の表5に記載される。表5の各々の欄において、スイートコーンハイブリッドACX SS 7501Yのデータ、スイートコーンハイブリッドACX SS 7078Yのデータ、スイートコーンハイブリッドACX SS 7403RYのデータが示されている。表5において、用語「成熟」は、成長するまでの、ハイブリッドが植えられた時からの経過日数を指す。
Claims (72)
- 従来の変異shrunken-2またはshrunken-2iハイブリッド植物、植物、植物材料または種子と比較して強化された生長力と、従来の変異sugary-1またはshrunken-2iハイブリッド植物、植物、植物材料若しくは種子と比較して強化された、最も食用に適した段階後の一定期間にわたって糖質を保持する能力のような、一つ以上の更なる望ましい特徴と、を有するハイブリッド植物、植物、植物材料または種子を作製する方法であって、あらゆる適切な順序で以下のステップ、すなわち、
(a)任意に一つ以上の分子マーカーを使用して、一つ以上の所望の変異対立遺伝子を単独又は組合わせでそのゲノムに含むインブレッド植物系統を同定するステップ、
(b)shrunken-2i対立遺伝子をそのゲノムに有する親植物系統と組合せて遺伝的背景として使用するための所望の遺伝子型を有する、一つ以上の準同質遺伝子系統を作製するステップ、
(c)一つ以上の分子マーカーを使用して、shrunken-2i対立遺伝子を、所望の遺伝的背景を有する準同質遺伝子系統のゲノムに組み込む、前記所望の遺伝的背景がsu1su1 se1se1 sh2sh2、su1su1 se1se1または、別の望ましい遺伝的背景であることを特徴とするステップ、
(d)Su1Su1 sh2 sh2の遺伝的背景または一つ以上の他の好ましい変異対立遺伝子の遺伝的背景に重ねられるshrunken-2i対立遺伝子をゲノムに有している雌性準同質遺伝子植物系統を選択するステップ、
(e) su1su1 se1se1 sh2sh2の組合せのトリプルホモ接合劣性対立遺伝子の組み合わせ、または一つ以上の栽培者および/または消費者に望ましい特徴を有するハイブリッド植物を与える、高いまたは強化された食感品質を有するハイブリッド植物を提供することができる他のトリプルホモ接合劣性対立遺伝子の組合せをゲノムに有している雄性系統と、前記選択された雌性準同質遺伝子系統とを交雑する、任意のステップ、
(f)ステップ(d)、ステップ(e)または両方のステップ(d)およびステップ(e)の植物によって作製される種子または穀粒のなめらかさ、ふくらみまたは相対的重量またはこれらの組合せの特徴について物理的外観を検討する、任意のステップ、
(g)ステップ(d)、ステップ(e)または両方のステップ(d)およびステップ(e)の植物により作製される種子または穀粒の、暖温、低温、または暖温及び低温の発芽を実施し、前記種子が一つ以上の栽培者または消費者に望ましい特徴またはそれらの組み合わせを有することを検査する、任意のステップ、および
(h)ステップ(d)、ステップ(e)、またはステップ(d)およびステップ(e)の両方の植物によって作製される種子または穀粒から栽培される植物または植物部位について、一つ以上の官能試験を実施し、それらの味または他の官能的特徴、またはそれら両方を決定する、任意のステップ
を含み、
前記ハイブリッド植物、植物、植物材料または種子は、従来の変異shrunken-2またはshrunken-2iハイブリッド植物、植物、植物材料または種子と比較して強化された生長力を有することを特徴とする方法。 - 前記所望の変異対立遺伝子がsugary-1、sugary enhancer-1、shrunken-2変異対立遺伝子またはこれらの組合せである、請求項1に記載の方法。
- 前記準同質遺伝子系統が、以下のトリプル対立遺伝子の組合せ、
(i) Su1Su1 Se1Se1 sh2sh2、
(ii) Su1Su1 se1se1 sh2sh2、または
(iii) su1su1 se1se1 sh2sh2、
のうちの1つを含む、請求項2に記載の方法。 - 前記トリプル対立遺伝子の組合せがsu1su1 se1se1 sh2sh2である、請求項3に記載の方法。
- su1su1、se1se1またはsh2sh2またはそれらの組合せの遺伝的背景上にシーケンシャルレイヤリングされた、前記shrunken-2i突然変異対立遺伝子を発現する種子または穀粒を検査する、請求項3に記載の方法。
- su1su1 se1se1の遺伝的背景上に前記shrunken-2i突然変異対立遺伝子をシーケンシャルレイヤリングされて発現する種子または穀粒を検査する、請求項5に記載の方法。
- 植えられた種子または穀粒によって生じた植物の検定交雑は、遺伝子確認されたインブレッドの、su1su1、se1se1、sh2sh2またはその組合せをもたらす、請求項6に記載の方法。
- 前記遺伝子確認されたインブレッドの、分子マーカー遺伝子確認を実施する、請求項7に記載の方法。
- 前記選択された雌性準同質遺伝子系統を、su1su1 se1se1 sh2sh2の組合せのトリプルホモ接合劣性対立遺伝子の組み合わせ、または一つ以上の栽培者および/または消費者に望ましい特徴を有するハイブリッド植物を与える、高いまたは強化された食感品質を有するハイブリッド植物を提供することができる他のトリプルホモ接合劣性対立遺伝子の組合せをゲノムに有している雄性系統と交雑させる、請求項8に記載の方法。
- 前記雄性系統がsu1su1 su1su1 sh2sh2のトリプルホモ接合劣性対立遺伝子の組合せを有する請求項9に記載の方法。
- 前記ステップ(d)、前記ステップ(e)または両方の前記ステップ(d)および前記ステップ(e)の植物によって作製した種子または穀粒のなめらかさ、ふくらみまたは相対重量またはこれらの組み合わせの特徴について、物理的外観を検討する請求項10に記載の方法。
- 前記ステップ(d)、前記ステップ(e)または両方の前記ステップ(d)および前記ステップ(e)の植物により作製される種子または穀粒の、暖温、低温、または暖温及び低温の発芽を実施し、前記種子の強化された発芽、苗の発生、または植物成長、若しくはその組合せ、または最も食用に適した段階後の一定期間にわたって糖質を保持する強化された能力、若しくはこれら両方を有することを検査する、請求項10に記載の方法。
- 前記ステップ(d)、前記ステップ(e)、または前記ステップ(d)および前記ステップ(e)の両方の植物によって作製される種子または穀粒から栽培される植物または植物部位について、一つ以上の官能試験を実施し、それら味又はその他の官能特徴、又はこれら両方を決定する、請求項10に記載の方法。
- 食用の植物、植物材料、種子または穀粒を作製する、請求項1に記載の方法。
- 作物植物、植物材料、種子または穀粒を作製する、請求項14に記載の方法。
- 作物植物、植物材料、種子または穀粒を作製する、請求項10に記載の方法。
- 前記作物が穀物作物である、請求項15に記載の方法。
- 前記作物が穀物作物である、請求項16に記載の方法。
- 前記穀物作物がZea maysに分類される、請求項17に記載の方法。
- 前記穀物作物がZea maysに分類される、請求項18に記載の方法。
- 前記穀物作物がZea mays,var. rugosaに分類される、請求項19に記載の方法。
- 前記穀物作物がZea mays,var. rugosaに分類される、請求項20に記載の方法。
- 従来の変異sugary-1またはshrunken-2iハイブリッド植物、植物、植物材料または種子と比較すると、前記ハイブリッド植物、植物、植物材料または種子が、最も食用に適した段階後の一定期間にわたって糖質を保持する強化された能力を有する、請求項21に記載の方法。
- 従来の変異sugary-1またはshrunken-2iハイブリッド植物、植物、植物材料または種子と比較すると、ハイブリッド植物、植物、植物材料または種子が、最も食用に適した段階後の一定期間にわたって糖質を保持する強化された能力を有する、請求項22に記載の方法。
- スイートコーンハイブリッド ACX SS 7501Yを作製する、請求項24に記載の方法。
- スイートコーンハイブリッド ACX SS 7078Yを作製する、請求項24に記載の方法。
- スイートコーンハイブリッド ACX SS 7403RYを作製する、請求項24に記載の方法。
- 従来の変異shrunken-2またはshrunken-2i植物、植物材料または種子と比較して強化された生長力、および従来の変異sugary-1またはshrunken-2i植物、植物材料または種子と比較して強化された、最も食用に適した段階後の一定期間にわたって糖質を保持する能力の、両方を有するハイブリッド植物、植物、植物材料または種子を作製する方法であって、一つ以上の分子マーカーを使用して、植物、植物材料または種子のゲノムに、変異shrunken-2i対立遺伝子をsu1su1 se1se1 遺伝的背景の上にシーケンシャルレイヤリングすることを構成する方法。
- 従来の変異shrunken-2またはshrunken-2iハイブリッド植物、植物、植物材料または種子と比較して強化された生長力と、従来の変異sugary-1またはshrunken-2iハイブリッド植物、植物、植物材料または種子と比較して強化された、最も食用に適した段階後の一定期間にわたって糖質を保持する能力のような、一つ以上の他の望ましい特徴と、を有するハイブリッド植物、植物材料または種子を作製する方法であって、あらゆる適切な順序で以下のステップ、すなわち、
(a)任意に一つ以上の分子マーカーを使用して、一つ以上の所望の変異対立遺伝子を単独又は組合わせでそのゲノムに含むインブレッド植物系統を同定するステップ、
(b)shrunken-2i対立遺伝子をそのゲノムに有する親植物系統と組合せて遺伝的背景として使用するための所望の遺伝子型を有する、一つ以上の準同質遺伝子系統を作製するステップ、
(c)一つ以上の分子マーカーを使用して、shrunken-2i対立遺伝子を、所望の遺伝的背景を有する準同質遺伝子系統のゲノムに組み込む、前記所望の遺伝的背景がsu1su1 se1se1 sh2sh2、su1su1 se1se1または、別の望ましい遺伝的背景であることを特徴とするステップ、
(d)Su1Su1 sh2 sh2の遺伝的背景または一つ以上の他の好ましい変異対立遺伝子の遺伝的背景に重ねられるshrunken-2i対立遺伝子をゲノムに有している雌性準同質遺伝子植物系統を選択するステップ、
(e) su1su1 se1se1 sh2sh2の組合せのトリプルホモ接合劣性対立遺伝子の組み合わせ、または一つ以上の栽培者および/または消費者に望ましい特徴を有するハイブリッド植物を与える、高いまたは強化された食感品質を有するハイブリッド植物を提供することができる他のトリプルホモ接合劣性対立遺伝子の組合せをゲノムに有している雄性系統と、前記選択された雌性準同質遺伝子系統とを交雑する、任意のステップ、
(f)ステップ(d)、ステップ(e)または両方のステップ(d)およびステップ(e)の植物によって作製される種子または穀粒のなめらかさ、ふくらみまたは相対的重量またはこれらの組合せの特徴について物理的外観を検討する、任意のステップ、
(g)ステップ(d)、ステップ(e)または両方のステップ(d)およびステップ(e)の植物により作製される種子または穀粒の、暖温、低温、または暖温及び低温の発芽を実施し、前記種子が一つ以上の栽培者または消費者に望ましい特徴またはそれらの組み合わせを有することを検査する、任意のステップ、および
(h)ステップ(d)、ステップ(e)、またはステップ(d)およびステップ(e)の両方の植物によって作製される種子または穀粒から栽培される植物または植物部位について、一つ以上の官能試験を実施し、それらの味または他の官能的特徴、またはそれら両方を決定する、任意のステップ
をからなり、
前記ハイブリッド植物、植物、植物材料または種子は、従来の変異shrunken-2またはshrunken-2iハイブリッド植物、植物、植物材料または種子と比較して強化された生長力を有することを特徴とする方法。 - 一つ以上の好ましい特徴を植物に与える一つ以上の追加の変異対立遺伝子の遺伝的背景上にシーケンシャルレイヤリングされた、shrunken-2i対立遺伝子を含んでいるゲノムを含む植物であって、該植物は、従来の変異shrunken-2またはshrunken-2i植物と比較すると強化された生長力、および、従来の変異sugary-1またはshrunken-2i植物と比較すると強化された最も食用に適した段階の一定期間にわたって糖質を保持する能力のような一つ以上の他の有益な特徴を付与されたことを特徴とする植物。
- 前記他の変異対立遺伝子が、sugary-1、sugary enhancer-1またはshrunken-2変異対立遺伝子またはその組合せである、請求項30に記載の植物。
- 前記遺伝的背景がsu1su1, se1se1若しくはsh2sh2またはその組合せである、請求項31に記載の植物。
- 前記遺伝的背景がsu1su1 se1se1である、請求項32に記載の植物。
- 前記植物がsu1su1 se1se1遺伝的背景上に重ねられたゲノム中にshunken-2i対立遺伝子を含む、請求項33に記載の植物。
- 前記植物が作物植物である、請求項30に記載の植物。
- 前記植物が作物植物である、請求項34に記載の植物。
- 前記作物が穀物作物である、請求項35に記載の植物。
- 前記作物が穀物作物である、請求項36に記載の植物。
- 前記穀物植物がZea maysに分類される、請求項37に記載の植物。
- 前記穀物植物がZea maysに分類される、請求項38に記載の植物。
- 前記穀物作物がZea mays,var. rugosa.に分類される、請求項39に記載の植物。
- 前記穀物作物がZea mays, var. rugosa.に分類される、請求項40に記載の植物。
- 前記植物が従来の変異sugary-1またはshrunken-2i植物と比較すると強化された、最も食用に適した段階後の一定期間にわたって糖質を保持する能力を有する、請求項41に記載の植物。
- 前記植物が従来の変異sugary-1またはshrunken-2i植物と比較すると強化された、最も食用に適した段階後の一定期間にわたって糖質を保持する能力を有する、請求項42に記載の植物。
- 前記植物が、スイートコーンハイブリッド ACX SS 7501Yである、請求項44に記載の植物。
- 前記植物が、スイートコーンハイブリッド ACX SS 7078Yである、請求項44に記載の植物。
- 前記植物が、スイートコーンハイブリッド ACX SS 7403RYである、請求項44に記載の植物。
- 従来の変異shrunken-2またはshrunken-2i植物と比較して強化された生長力を有し、且つ、従来の変異sugary-1またはshrunken-2i植物と比較すると強化されている、その最も食用に適した段階後の一定期間にわたって糖質を保持する能力のような、一つ以上の他の好ましい特徴を有する、請求項1の方法によって作製される植物。
- 従来の変異shrunken-2またはshrunken-2i植物と比較して強化された生長力を有し、且つ、従来の変異sugary-1またはshrunken-2i植物と比較すると強化されている、その最も食用に適した段階後の一定期間を超えて糖質を保持する能力のような、一つ以上の他の好ましい特徴を有する、請求項29の方法によって与えられている、植物。
- 一つ以上の好ましい特徴を植物種子に与える一つ以上の追加の変異対立遺伝子の遺伝的背景上にシーケンシャルレイヤリングされた、shrunken-2i対立遺伝子を含んでいるゲノムを含む植物種子であって、該植物は、従来の変異shrunken-2またはshrunken-2i植物種子と比較すると強化された生長力、および、従来の変異sugary-1またはshrunken-2i植物種子と比較すると強化された最も食用に適した段階の一定期間にわたって糖質を保持する能力のような一つ以上の他の有益な特徴を付与されたことを特徴とする植物種子。
- 前記追加の変異対立遺伝子が、sugary-1、sugary enhancer-1またはshrunken-2変異対立遺伝子またはその組合せである、請求項50に記載の植物種子。
- 前記遺伝的背景が、su1su1、se1se1またはsh2sh2またはその組合せである、請求項51に記載の植物種子。
- 前記遺伝的背景が、su1su1 se1se1である、請求項52に記載の植物種子。
- 前記植物種子が、su1su1 se1se1遺伝的背景上に重ねられたゲノム内にshrunken-2i対立遺伝子を含む、請求項53に記載の植物種子。
- 前記植物種子が作物植物の種子である、請求項50に記載の植物種子。
- 前記植物種子が作物植物である、請求項54に記載の植物種子。
- 前記作物が穀物作物である、請求項55に記載の植物種子。
- 前記作物が穀物作物である、請求項56に記載の植物種子。
- 前記穀物作物がZea maysに分類される、請求項57に記載の植物種子。
- 前記穀物作物がZea maysに分類される、請求項58に記載の植物種子。
- 前記穀物作物がZea mays,var.rugosa.に分類される、請求項59に記載の植物種子。
- 前記穀物作物がZea mays,var.rugosa.に分類される、請求項60に記載の植物種子。
- 前記植物種子が従来の変異sugary-1またはshrunken-2i植物種子と比較して強化された、最も食用に適した段階後の一定期間にわたって糖質を保持する能力を有する、請求項61に記載の植物種子。
- 前記植物種子が従来の変異sugary-1またはshrunken-2i植物種子と比較して強化された、最も食用に適した段階後の一定期間にわたって糖質を保持する能力を有する、請求項62に記載の植物種子。
- 前記植物種子がスイートコーンハイブリッドACX SS 7501Y由来である、請求項64に記載の植物種子。
- 前記植物種子がスイートコーンハイブリッドACX SS 7078Y由来である、請求項64に記載の植物種子。
- 前記植物種子がスイートコーンハイブリッド ACX SS 7403RY由来である、請求項64に記載の植物種子。
- 従来の変異shrunken-2またはshrunken-2i植物種子と比較して強化された生長力を有し、且つ、従来の変異sugary-1またはshrunken-2i植物種子と比較して強化された、最も食用に適した段階後の一定期間にわたって糖質を保持する能力のような、一つ以上の他の好ましい特徴を有する、請求項1の方法によって作製される植物種子。
- 従来の変異shrunken-2またはshrunken-2i植物種子と比較して強化された生長力を有し、且つ、従来の変異sugary-1またはshrunken-2i植物種子と比較して強化された、最も食用に適した段階後の一定期間にわたって糖質を保持する能力のような一つ以上の他の好ましい特徴を有する、請求項29の方法によって作製される植物種子。
- 一つ以上の好ましい特徴を植物材料に与える一つ以上の追加の変異対立遺伝子の遺伝的背景上にシーケンシャルレイヤリングされた、shrunken-2i対立遺伝子を含んでいるゲノムを含む植物材料であって、該植物材料は、従来の変異shrunken-2またはshrunken-2i植物と比較すると強化された生長力、および、従来の変異sugary-1またはshrunken-2i植物と比較すると強化された最も食用に適した段階の一定期間にわたって糖質を保持する能力のような一つ以上の他の有益な特徴を付与されたことを特徴とする植物材料。
- 従来の変異shrunken-2またはshrunken-2i植物材料と比較して強化された生長力を有し、且つ、従来の変異sugary-1またはshrunken-2i植物材料と比較すると強化された、最も食用に適した段階後の一定期間にわたって糖質を保持する能力のような一つ以上の他の好ましい特徴を有する、請求項1の方法によって作製される、植物材料。
- 従来の変異shrunken-2またはshrunken-2i植物種子と比較して強化された生長力を有し、且つ、従来の変異sugary-1またはshrunken-2i植物種子と比較して強化された、最も食用に適した段階後の一定期間にわたって糖質を保持する能力のような一つ以上の他の好ましい特徴を有する、請求項29の方法によって作製される、植物材料。
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
PCT/US2009/004623 WO2011019331A1 (en) | 2009-08-12 | 2009-08-12 | Methods for enhancing the production and consumer traits of plants |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014224703A Division JP5852723B2 (ja) | 2014-11-04 | 2014-11-04 | 植物の生産および消費者特性を改良する方法 |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012514471A true JP2012514471A (ja) | 2012-06-28 |
JP2012514471A5 JP2012514471A5 (ja) | 2012-11-22 |
JP5727384B2 JP5727384B2 (ja) | 2015-06-03 |
Family
ID=43586323
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011545328A Active JP5727384B2 (ja) | 2009-08-12 | 2009-08-12 | 植物の生産および消費者特性を改良する方法 |
Country Status (11)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP2464215A4 (ja) |
JP (1) | JP5727384B2 (ja) |
AU (1) | AU2009351092B2 (ja) |
BR (1) | BR112012003137A2 (ja) |
CA (1) | CA2769182C (ja) |
CL (1) | CL2012000344A1 (ja) |
IL (1) | IL217990A (ja) |
MX (1) | MX2012001647A (ja) |
NZ (1) | NZ597801A (ja) |
WO (1) | WO2011019331A1 (ja) |
ZA (1) | ZA201200404B (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012516136A (ja) * | 2009-08-12 | 2012-07-19 | アボット アンド コブ インコーポレイテッド | 植物の生産特性および消費者特性を改良する方法 |
WO2018056471A1 (ja) * | 2016-09-26 | 2018-03-29 | 株式会社サカタのタネ | スイートコーン及びその製造方法 |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5852723B2 (ja) * | 2014-11-04 | 2016-02-03 | アボット アンド コブ インコーポレイテッドAbbott & Cobb, Inc. | 植物の生産および消費者特性を改良する方法 |
WO2017090944A1 (ko) * | 2015-11-24 | 2017-06-01 | 서울대학교산학협력단 | sug-1 유전자 및 sug-2 유전자를 이용한 식물체 배유의 당 함량, 전분 함량 또는 형태를 조절하는 방법 및 그에 따른 식물체 |
CN116536448B (zh) * | 2023-06-27 | 2023-11-10 | 广东省农业科学院作物研究所 | 一种与甜玉米的果糖量和产量紧密连锁的kasp分子标记及其应用 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6184438B1 (en) * | 1998-11-19 | 2001-02-06 | University Of Florida | Mutant genes encoding plant ADP-glucose pyrophosphorylase and methods of use |
JP2012516136A (ja) * | 2009-08-12 | 2012-07-19 | アボット アンド コブ インコーポレイテッド | 植物の生産特性および消費者特性を改良する方法 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4630393A (en) * | 1984-09-21 | 1986-12-23 | Uf Genetics, Inc. | Production of hybrid "improved supersweet" sweet corn |
EP1620539A4 (en) * | 2003-05-05 | 2007-09-26 | Monsanto Technology Llc | TRANSGENIC PLANTS WITH INCREASED GLYCIN BETAIN |
US20070083943A1 (en) * | 2003-10-31 | 2007-04-12 | Hannah L C | Materials and methods for improved sweet corn |
-
2009
- 2009-08-12 EP EP09848319A patent/EP2464215A4/en active Pending
- 2009-08-12 NZ NZ597801A patent/NZ597801A/en unknown
- 2009-08-12 WO PCT/US2009/004623 patent/WO2011019331A1/en active Application Filing
- 2009-08-12 JP JP2011545328A patent/JP5727384B2/ja active Active
- 2009-08-12 BR BRBR112012003137-6A patent/BR112012003137A2/pt not_active Application Discontinuation
- 2009-08-12 AU AU2009351092A patent/AU2009351092B2/en active Active
- 2009-08-12 MX MX2012001647A patent/MX2012001647A/es not_active Application Discontinuation
- 2009-08-12 CA CA2769182A patent/CA2769182C/en active Active
-
2012
- 2012-01-18 ZA ZA2012/00404A patent/ZA201200404B/en unknown
- 2012-02-08 IL IL217990A patent/IL217990A/en active IP Right Grant
- 2012-02-10 CL CL2012000344A patent/CL2012000344A1/es unknown
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6184438B1 (en) * | 1998-11-19 | 2001-02-06 | University Of Florida | Mutant genes encoding plant ADP-glucose pyrophosphorylase and methods of use |
JP2012516136A (ja) * | 2009-08-12 | 2012-07-19 | アボット アンド コブ インコーポレイテッド | 植物の生産特性および消費者特性を改良する方法 |
Non-Patent Citations (1)
Title |
---|
JPN6013026417; Crop.Sci. Vol.41, 2001, p.645-655 * |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012516136A (ja) * | 2009-08-12 | 2012-07-19 | アボット アンド コブ インコーポレイテッド | 植物の生産特性および消費者特性を改良する方法 |
WO2018056471A1 (ja) * | 2016-09-26 | 2018-03-29 | 株式会社サカタのタネ | スイートコーン及びその製造方法 |
US11083153B2 (en) | 2016-09-26 | 2021-08-10 | Sakata Seed Corporation | Sweet corn and method for producing same |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
AU2009351092B2 (en) | 2015-06-04 |
JP5727384B2 (ja) | 2015-06-03 |
CL2012000344A1 (es) | 2014-02-07 |
NZ597801A (en) | 2014-09-26 |
MX2012001647A (es) | 2012-03-21 |
EP2464215A4 (en) | 2012-12-19 |
BR112012003137A2 (pt) | 2015-09-01 |
IL217990A0 (en) | 2012-03-29 |
ZA201200404B (en) | 2012-09-26 |
AU2009351092A1 (en) | 2012-02-09 |
CA2769182C (en) | 2022-11-08 |
WO2011019331A1 (en) | 2011-02-17 |
EP2464215A1 (en) | 2012-06-20 |
IL217990A (en) | 2016-07-31 |
CA2769182A1 (en) | 2011-02-17 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
Roy | Plant breeding: Analysis and exploitation of variation | |
Zhebentyayeva et al. | Apricot | |
JP5875661B2 (ja) | 植物の生産特性および消費者特性を改良する方法 | |
US20150272074A1 (en) | Methods for enhancing the production and consumer traits of plants | |
JP5727384B2 (ja) | 植物の生産および消費者特性を改良する方法 | |
JP2020501549A (ja) | 組織技術を使用した複合形質 | |
US20140331348A1 (en) | Methods for enhancing the production and consumer traits of plants | |
US8822756B2 (en) | Methods for enhancing the production and consumer traits of plants | |
Luckett et al. | Plant breeding | |
US20180220609A1 (en) | Carrot plants with a high anthocyanin level | |
JP2023544432A (ja) | 単為結果性スイカ植物体 | |
US10813319B2 (en) | Spinach variety NUN 06258 SPS | |
JP5852723B2 (ja) | 植物の生産および消費者特性を改良する方法 | |
US11503789B2 (en) | Bean plant named peary | |
US11510385B2 (en) | Bean plant named bass | |
US11503790B2 (en) | Bean plant named WILLS | |
US11510386B2 (en) | Bean plant named JOLIET | |
US11723330B2 (en) | Melon variety NUN 71008 MEM | |
JP7436474B2 (ja) | 糖含量が改変された果実を産するトマト植物 | |
RU2817600C2 (ru) | Растение томата, образующее плоды с модифицированным содержанием сахаров | |
US10219465B2 (en) | Leek variety NUN 10401 LEL | |
AU2013204698A9 (en) | Methods for enhancing the production and consumer traits of plants | |
AU2013204715A1 (en) | Methods for enhancing the production and consumer traits of plants | |
US20190297817A1 (en) | Melon variety nun 16108 mem | |
US20200288658A1 (en) | Onions with high storage ability, high soluble solids content and/or low pungency |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20121005 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130604 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20130820 |
|
A602 | Written permission of extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602 Effective date: 20130827 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20131003 |
|
A602 | Written permission of extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602 Effective date: 20131010 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20131028 |
|
A602 | Written permission of extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602 Effective date: 20131105 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20131204 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20131206 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20140701 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20141104 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20150107 |
|
A911 | Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20150129 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20150331 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20150402 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5727384 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |