JP2012513726A - Dl−map処理のための方法およびシステム - Google Patents

Dl−map処理のための方法およびシステム Download PDF

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Abstract

直交周波数分割多重化(OFDM)または直交周波数分割多元接続(OFDMA)フレームのダウンリンク(DL)サブフレームを処理する方法および装置が提供される。基地局(BS)において、DLサブフレームのDL−MAP内のDL−MAP情報要素(IE)を、OFDMフレームまたはOFDMAフレーム内の関連付けられたデータ・バーストの構成に時間順に対応するように整えることによって、このフレームを受信するユーザ端末は、DL−MAP IEのすべてが解析され復号されるまで待つ必要なく、DLサブフレーム内のデータ・バーストの復号を開始することができる。このように、ユーザ端末は、DL−MAPの残りの部分を同時に解析しながら、データ・バーストを復号し、フレーム全体を処理するための時間が短縮される。これによって、処理速度が高められる。

Description

本開示の実施形態は、一般に、無線通信に関し、さらに詳しくは、直交周波数分割多重化(OFDM)フレームまたは直交周波数分割多元接続(OFDMA)フレームのダウンリンク(DL)−MAP処理に関する。
本開示のある実施形態は、一般に、直交周波数分割多重化(OFDM)フレームまたは直交周波数分割多元接続(OFDMA)フレームのストリームライン化されたダウンリンク(DL)−MAP処理に関する。データ・バーストを位置決めするためのDL−MAP情報要素(IE)が、DL−MAPにおいて、基地局(BS)におけるOFDMフレームまたはOFDMAフレーム内の対応するDLデータ・バーストと同じ時間順を持つように整えることによって、このフレームを受信するユーザ端末は、DL−MAP IEのすべてが解析され復号されるまで待つ必要なく、フレーム内のデータ・バーストを復号することができる。このように、フレーム毎の全体処理時間が短縮され、DL−MAPを解析するための、および/または、データ・バーストを復号するための時間制約が緩和されうる。
本開示のある実施形態は、OFDMまたはOFDMAによる無線通信のための方法を提供する。この方法は一般に、時間順を持つ複数のデータ・バースト、および、DL−MAPを有するOFDMフレームまたはOFDMAフレームを生成することと、データ・バーストを位置決めするための複数のDL−MAP IEを、データ・バーストと同じ時間順をDL−MAPにおいて有するように整えることと、整えられたDL−MAP IEを持つOFDMフレームまたはOFDMAフレームに基づいて信号を送信することとを含む。
本開示のある実施形態は、OFDMまたはOFDMAによる無線通信のためのコンピュータ・プログラム製品を提供する。このコンピュータ・プログラム製品は、一般に、格納された命令群を有するコンピュータ読取可能媒体を含む。これら命令群は、1または複数のプロセッサによって実行されることが可能である。これら命令群は、一般に、時間順を持つ複数のデータ・バースト、および、DL−MAPを有するOFDMフレームまたはOFDMAフレームを生成するための命令群と、データ・バーストを位置決めするための複数のDL−MAP IEを、データ・バーストと同じ時間順をDL−MAPにおいて有するように整えるための命令群と、整えられたDL−MAP IEを持つOFDMフレームまたはOFDMAフレームに基づいて信号を送信するための命令群とを含む。
本開示のある実施形態は、OFDMまたはOFDMAによる無線通信のための装置を提供する。この装置は、一般に、時間順を持つ複数のデータ・バースト、および、DL−MAPを有するOFDMフレームまたはOFDMAフレームを生成する手段と、データ・バーストを位置決めするための複数のDL−MAP IEを、データ・バーストと同じ時間順をDL−MAPにおいて有するように整える手段と、整えられたDL−MAP IEを持つOFDMフレームまたはOFDMAフレームに基づいて信号を送信する手段とを含む。
本開示のある実施形態は、OFDMまたはOFDMAによる無線通信のための基地局を提供する。基地局は、一般に、時間順を持つ複数のデータ・バースト、および、DL−MAPを有するOFDMフレームまたはOFDMAフレームを生成するためのロジックと、データ・バーストを位置決めするための複数のDL−MAP IEを、データ・バーストと同じ時間順をDL−MAPにおいて有するように整えるためのロジックと、整えられたDL−MAP IEを持つOFDMフレームまたはOFDMAフレームに基づいて信号を送信するように構成された送信機フロント・エンドとを含む。
本開示のある実施形態は、OFDMまたはOFDMAによる無線通信の方法を提供する。この方法は、一般に、1または複数のデータ・バーストおよびDL−MAPを有するOFDMフレームまたはOFDMAフレームに基づいて信号を受信することと、含まれる1または複数のDL−MAP IEを判定するためにDL−MAPを解析することと、DL−MAPのうちの少なくとも一部を解析しながら、DL−MAP IEに基づいてデータ・バーストを復号することとを含む。
本開示のある実施形態は、OFDMまたはOFDMAによる無線通信のためのコンピュータ・プログラム製品を提供する。このコンピュータ・プログラム製品は、一般に、格納された命令群を有するコンピュータ読取可能媒体を含む。これら命令群は、1または複数のプロセッサによって実行されることが可能である。これら命令群は、一般に、1または複数のデータ・バーストおよびDL−MAPを有するOFDMフレームまたはOFDMAフレームに基づいて信号を受信するための命令群と、データ・バーストを位置決めするために含まれる1または複数のDL−MAP IEを判定するために、DL−MAPを解析するための命令群と、DL−MAPのうちの少なくとも一部を解析しながら、DL−MAP IEに基づいてデータ・バーストを復号するための命令群とを含む。
現在の開示のある実施形態は、OFDMまたはOFDMAによる無線通信のための装置を提供する。この装置は、一般に、1または複数のデータ・バーストおよびDL−MAPを有するOFDMフレームまたはOFDMAフレームに基づいて信号を受信する手段と、データ・バーストを位置決めするために含まれる1または複数のDL−MAP IEを判定するために、DL−MAPを解析する手段と、DL−MAPのうちの少なくとも一部を解析しながら、DL−MAP IEに基づいてデータ・バーストを復号する手段とを含む。
本開示のある実施形態は、モバイル・デバイスを提供する。このモバイル・デバイスは、一般に、1または複数のデータ・バーストおよびDL−MAPを有するOFDMフレームまたはOFDMAフレームに基づいて信号を受信するように構成された受信機フロント・エンドと、データ・バーストを位置決めするために含まれる1または複数のDL−MAP IEを判定するために、DL−MAPを解析するように構成されたMAPパーサと、DL−MAPのうちの少なくとも一部を解析しながら、DL−MAP IEに基づいてデータ・バーストを復号するように構成されたデータ・バースト・デコーダとを含む。
本開示のある実施形態は、例えば、OFDMフレームまたはOFDMAフレームは、米国電気電子学会(IEEE)802.16規格ファミリの1または複数の規格にしたがうフォーマットを有する、前述した発明の概要のパラグラフで示される。
本開示の上記した特徴を詳細に理解できる形式のために、上記要約されたより具体的な説明を、その一部が添付図面に示された実施形態を参照することによって行うことができる。しかし、添付図面は、本開示のある種の典型的な実施形態しか示しておらず、これら説明は、他の同等に効果的な実施形態をも可能にすることができ、本開示の範囲を限定するものとは考えられないことに留意されたい。
図1は、本開示のある種の実施形態にしたがう無線通信システムを例示する。 図2は、本開示のある種の実施形態にしたがって無線デバイス内で利用されうるさまざまな構成要素を例示する。 図3は、本開示のある種の実施形態による、直交周波数分割多重および直交周波数分割多元接続(OFDM/OFDMA)技術を利用する無線通信システム内で使用できる送信機および受信機を例示する。 図4Aは、本開示のある実施形態にしたがって、時分割デュプレクス(TDD)のOFDM/OFDMAフレームと、これに含まれ、ダウンリンク・フレーム・プレフィクス(DLFP)情報を含むフレーム制御ヘッダ(FCH)のフォーマットとの例を示す。 図4Bは、本開示のある実施形態にしたがって、時分割デュプレクス(TDD)のOFDM/OFDMAフレームと、これに含まれ、ダウンリンク・フレーム・プレフィクス(DLFP)情報を含むフレーム制御ヘッダ(FCH)のフォーマットとの例を示す。 図5Aは、本開示のある実施形態にしたがって、一般的なDL−MAP情報要素(IE)を持つダウンリンク・マップ(DL−MAP)メッセージにおけるエントリのフォーマットおよびビット・サイズを例示する。 図5Bは、本開示のある実施形態にしたがって、一般的なDL−MAP情報要素(IE)を持つダウンリンク・マップ(DL−MAP)メッセージにおけるエントリのフォーマットおよびビット・サイズを例示する。 図6は、本開示のある実施形態にしたがって、DL−MAP IEがDL−MAP内の任意の順序で整えられ、DLデータ・バーストの時間順に対応しないDLサブフレームの例を示す。 図7は、本開示のある実施形態にしたがって、フレーム内のDLデータ・バーストに時間的に対応するDL−MAP IEを有するOFDM/OFDMAフレームを送信するための動作例のフロー・チャートである。 図7Aは、本開示のある実施形態にしたがって、フレーム内のDLデータ・バーストに時間的に対応するDL−MAP IEを有するOFDM/OFDMAフレームを送信するための図7の動作例に対応する手段のブロック図である。 図8は、本開示のある実施形態にしたがって、DL−MAP IEが、DLデータ・バーストの時間順に対応するようにDL−MAP内に整えられたDLサブフレームの例を図示する。 図9は、本開示のある実施形態にしたがって、OFDM/OFDMAフレームのDL−MAPを解析しながら、DLデータ・バースト復号を実行するための動作例のフロー・チャートである。 図9Aは、本開示のある実施形態にしたがって、OFDM/OFDMAフレームのDL−MAPを解析しながら、DLデータ・バースト復号を実行するための図9の動作例に対応する手段のブロック図である。 図10は、本開示のある実施形態にしたがって、DL−MAP解析およびデータ・バースト復号のための図3の受信機の例の追加の信号処理要素の例を図示する。 図11は、本開示のある実施形態にしたがって、DL−MAPのDL−MAP IEを解析しながら、データ・バーストを復号するための詳細な動作例のフロー・チャートである。 図12は、本開示のある実施形態にしたがって、ユーザ端末がDL−MAP IEを同時に解析しながらデータ・バースト復号を実行できるように、基地局において、DL−MAP IEを、DLデータ・バーストに時間的に対応するように整えることの処理速度の利点を例示する。
IEEE 802.16の下のOFDM無線通信システムおよびOFDMA無線通信システムは、複数のサブキャリアの周波数の直交性に基づいてシステム内のサービスについて登録された無線デバイス(すなわち、移動局)と通信するために基地局のネットワークを使用し、マルチパス・フェージングおよび干渉に対する抵抗など、広帯域無線通信に関する複数の技術的利点を達成するために実施され得る。各基地局(BS)は、移動局との間でデータを伝送するラジオ周波数(RF)信号を送信し、受信する。基地局からのそのようなRF信号は、さまざまな通信管理機能のために、データ・ロード(音声およびその他のデータ)に加えて、オーバヘッド・ロードを含む。各移動局は、データを処理する前に、各受信信号のオーバヘッド・ロード内の情報を処理する。
OFDMAシステムのためのIEEE802.16x規格の現在のバージョンの下では、基地局からのすべてのダウンリンク・サブフレームが、プリアンブル、プリアンブルに続くフレーム制御ヘッダ(FCH)、FCHに続くオーバヘッド・ロードの一部としてのダウンリンク・マップ(DL−MAP)を含む。プリアンブルは、セルおよびセル内のセル・セクタを探索するための情報、および、時間と周波数との両方で移動局を受信ダウンリンク信号と同期させるための情報を含む。ダウンリンク・サブフレームのFCH部分は、ダウンリンク伝送フォーマットに関する情報(例えば、DL−MAP)およびダウンリンク・データ受信のための制御情報(例えば、現在のダウンリンク・フレーム内のサブキャリアの割当て)を備えた24ビットを含む。DL−MAPは、OFDM/OFDMAフレームでDLデータ・バーストが正しく復号されるように、ダウンリンク・データ領域割当およびバースト・プロファイル情報を指定する。第1のDLデータ・バーストは、一般に、フレーム毎ベースで、アップリンク送信について同じ割当およびバースト・プロファイル情報を含むアップリンク・マップ(UL−MAP)である。
したがって、例えば移動局のような受信機は、先ず、DL−MAPの位置を判定するためにFCHを復号し、対応する位置のDL−MAPを復号し、フレーム内のデータ・バーストの割当を判定し、データ・バーストを復号し、データを抽出する。DL−MAP内の情報の性質により、DL−MAPの受信に失敗するか、あるいは、DL−MAPが誤って復号された場合、受信機側におけるその後のダウンリンク動作は、適切に実行されない。したがって、DL−MAPの適切な解釈は、OFDMシステムおよびOFDMAシステムの動作に重要である。
本開示のある実施形態は、直交周波数分割多重化(OFDM)フレームまたは直交周波数分割多元接続(OFDMA)フレームのダウンリンク(DL)サブフレームを処理するための技術および装置を提供する。基地局(BS)において、DLサブフレームのDL−MAP内のDL−MAP情報要素(IE)を、OFDMフレームまたはOFDMAフレーム内の関連付けられたデータ・バーストの構成に時間順に対応するように整えることによって、このフレームを受信するユーザ端末は、DL−MAP IEのすべてが解析され復号されるまで待つ必要なく、DLサブフレーム内のデータ・バーストの復号を開始することができる。このように、ユーザ端末は、DL−MAPの残りの部分を同時に解析しながら、データ・バーストを復号し、フレーム全体を処理するための時間が短縮される。これによって、処理速度が高められる。
(典型的な無線通信システム)
本明細書に記載された技術は、直交多重化スキームに基づく通信システムを含むさまざまなブロードバンド無線通信システムのために使用される。そのような通信システムの例は、直交周波数分割多元接続(OFDMA)システム、シングル・キャリア周波数分割多元接続(SC−FDMA)システム等を含んでいる。OFDMAシステムは、直交周波数分割多重化(OFDM)を利用する。それは、システム帯域幅全体を、複数の直交サブキャリアへ分割する変調技術である。これらサブキャリアはまた、トーン、ビン等とも称されうる。OFDMでは、おのおののサブキャリアは、データと独立して変調される。SC−FDMAシステムは、システム帯域幅にわたって分散されたサブキャリアで送信するインタリーブFDMA(IFDMA)、隣接サブキャリアのブロックで送信するローカライズドFDMA(LFDMA)、あるいは、隣接するサブキャリアの複数のブロックで送信するエンハンストFDMA(EFDMA)を利用する。一般に、変調シンボルは、OFDMでは周波数領域で、SC−FDMAでは時間領域で送信される。
直交多重化スキーム基づく通信システムの一例は、WiMAXシステムである。Worldwide Interoperability for Microwave Accessを示すWiMAXは、長距離にわたる高スループット・ブロードバンド接続を提供する規格ベースのブロードバンド無線技術である。今日、WiMAXの2つの主要なアプリケーション、すなわち、固定WiMAXとモバイルWiMAXとがある。固定WiMAXアプリケーションは、ポイント・トゥ・マルチポイントであり、例えば家庭および会社へのブロードバンド接続を可能にする。モバイルWiMAXは、OFDMおよびOFDMAに基づき、ブロードバンド速度でセルラ・ネットワークの完全なモビリティを提供する。
IEEE 802.16xは、固定式およびモバイルのブロードバンド無線アクセス(BWA)システム用のエア・インタフェースを定義するための新生の規格体系である。これら規格は少なくとも4つの異なる物理レイヤ(PHY)および1つの媒体アクセス制御(MAC)レイヤを定義する。4つの物理レイヤのうちのOFDM物理レイヤおよびOFDMA物理レイヤは、それぞれ固定BWA領域およびモバイルBWA領域で最も人気がある。
図1は、無線通信システム100の例を示す。この無線通信システム100は、ブロードバンド無線通信システムとなりうる。無線通信システム100は、それぞれが基地局104によってサービスされる複数のセル102に通信を提供することができる。基地局104は、ユーザ端末106と通信する固定局となりうる。基地局104は、代わりに、アクセス・ポイント、ノードB、またはその他いくつかの用語で称されうる。
図1は、システム100全体に散在するさまざまなユーザ端末106を示す。ユーザ端末106は、固定式(すなわち、据え置き式)またはモバイルでありうる。ユーザ端末106を、代わりに、遠隔局、アクセス端末、端末、加入者ユニット、移動局、局、ユーザ機器等と称することができる。ユーザ端末106は、例えばセルラ電話、携帯情報端末(PDA)、ハンドヘルド・デバイス、無線通信モデム、ラップトップ・コンピュータ、パーソナル・コンピュータ(PC)等のような無線デバイスでありうる。
さまざまなアルゴリズムおよび方法を、無線通信システム100内における基地局104とユーザ端末106との間の伝送に使用することができる。例えば、信号を、OFDM/OFDMA技法に従って基地局104とユーザ端末106との間で送信し、受信することができる。この場合、無線通信システム100を、OFDM/OFDMAシステムと称することができる。
基地局104からユーザ端末106への伝送を容易にする通信リンクは、ダウンリンク108と称され、ユーザ端末106から基地局104への伝送を容易にする通信リンクは、アップリンク110と称されうる。あるいは、ダウンリンク108を、順方向リンクまたは順方向チャネルと称したり、アップリンク110を、逆方向リンクまたは逆方向チャネルと称する場合がある。
セル102は、複数のセクタ112に分割されうる。セクタ112は、セル102内の物理有効通信範囲領域である。無線通信システム100内の基地局104は、セル102の特定のセクタ112内の電力の流れを集中させるアンテナを利用することができる。そのようなアンテナは、指向性アンテナと称されうる。
図2は、無線デバイス202において利用されうるさまざまな構成要素を例示する。無線デバイス202は、本明細書で説明されるさまざまな方法を実施するために構成され得るデバイスの例である。無線デバイス202は、基地局104またはユーザ端末106でありうる。
無線デバイス202は、無線デバイス202の動作を制御するプロセッサ204を含みうる。このプロセッサ204は、中央制御装置(CPU)とも称されうる。読取専用メモリ(ROM)とランダム・アクセス・メモリ(RAM)との両方を含むことができるメモリ206は、プロセッサ204に命令およびデータを提供する。メモリ206の一部は、不揮発性ランダム・アクセス・メモリ(NVRAM)を含むこともできる。プロセッサ204は、通常、メモリ206に格納されたプログラム命令に基づいて、ロジック演算および算術演算を実行する。本明細書で説明される方法を実施するために、メモリ206内の命令を実行可能とすることができる。
無線デバイス202は、無線デバイス202と遠隔位置との間でのデータの伝送および受信を可能にする送信機210および受信機212を含むことができるハウジング208をも含みうる。送信機210および受信機212を、トランシーバ214に組み合わせることができる。アンテナ216をハウジング208に取り付け、トランシーバ214に電気的に接続することができる。無線デバイス202は、(図示されていない)複数の送信機、複数の受信機、複数のトランシーバ、および/または複数のアンテナを含むこともできる。
無線デバイス202は、トランシーバ214によって受信された信号を検出し、そのレベルを定量化する目的で使用される信号検出器218をも含むことができる。信号検出器218は、総エネルギ、パイロット・サブキャリアからのパイロット・エネルギまたはプリアンブル・シンボルからの信号エネルギ、電力スペクトル密度、および他の信号などの信号を検出することができる。無線デバイス202は、信号を処理する際に使用されるデジタル信号プロセッサ(DSP)220をも含むことができる。
無線デバイス202のさまざまな構成要素を、データ・バスに加えて電力バス、制御信号バス、およびステータス信号バスを含むことができるバス・システム222によってともに結合することができる。
図3に、OFDM/OFDMAを利用する無線通信システム100内で使用できる送信機302の例を示す。送信機302の諸部分は、無線デバイス202の送信機210内に実装されうる。送信機302は、ダウンリンク108でのユーザ端末106へのデータ306の伝送のために、基地局104内に実装されうる。送信機302は、アップリンク110での基地局104へのデータ306の伝送のために、ユーザ端末106内に実装されうる。
送信されるデータ306は、シリアル・パラレル(S/P)コンバータ308に入力として提供されるものとして図示されている。S/Pコンバータ308は、この送信データをN個の並列データ・ストリーム310に分割することができる。
N個の並列データ・ストリーム310は次に、マッパ312に入力として供給されうる。マッパ312は、N個の並列データ・ストリーム310をN個のコンステレーション・ポイントにマッピングすることができる。このマッピングは、バイナリ・フェーズ・シフト・キーイング(BPSK)、直交フェーズ・シフト・キーイング(QPSK)、8フェーズ・シフト・キーイング(8PSK)、直交振幅変調(QAM)等のようなある変調コンステレーションを使用して行うことができる。したがって、マッパ312は、N個の並列シンボル・ストリーム316を出力することができ、各シンボル・ストリーム316は、逆高速フーリエ変換(IFFT)320のN個の直交サブキャリアのうちの1つに対応する。これらN個の並列シンボル・ストリーム316は、周波数領域で表され、IFFT構成要素320によってN個の並列時間領域サンプル・ストリーム318に変換され得る。
命名法に関する短い注釈を以下に示す。周波数領域のN個の並列変調は、周波数領域のN個の変調シンボルと等しく、これは、周波数領域のN個のマッピングおよびNポイントIFFTと等しく、これは、時間領域の1つの(有用な)OFDMシンボルと等しく、これは、時間領域のN個のサンプルと等しい。時間領域の1つのOFDMシンボルNsは、Ncp(OFDMシンボルあたりのガード・サンプルの個数)+N(OFDMシンボルあたりの有用なサンプルの個数)と等しい。
N個の並列時間領域サンプル・ストリーム318は、パラレル・シリアル(P/S)コンバータ324によってOFDM/OFDMAシンボル・ストリーム322に変換されうる。ガード挿入構成要素326は、OFDM/OFDMAシンボル・ストリーム322内の連続するOFDM/OFDMAシンボルの間にガード・インタバルを挿入することができる。次に、ガード挿入構成要素326の出力が、ラジオ周波数(RF)フロント・エンド328によって所望の送信周波数帯域にアップコンバートされうる。そして、その結果得られた信号332を、アンテナ330が送信することができる。
図3はまた、OFDM/OFDMAを利用する無線通信システム100内で使用できる送信機304を例示している。受信機304の諸部分は、無線デバイス202の受信機212内に実装されうる。受信機304は、データ306をダウンリンク108で基地局104から受信するためにユーザ端末106内に実装されうる。受信機304は、データ306をアップリンク110でユーザ端末106から受信するために基地局104内に実装されうる。
送信された信号332は、無線チャネル334を介して移動することが図示されている。信号332’がアンテナ330’によって受信された場合、受信された信号332’は、RFフロント・エンド328’によってベースバンド信号にダウンコンバートされうる。次に、ガード除去構成要素326’が、ガード挿入構成要素326によってOFDM/OFDMAシンボルの間に挿入されたガード・インタバルを除去することができる。
ガード除去構成要素326’の出力は、S/Pコンバータ324’に提供されうる。S/Pコンバータ324’は、OFDM/OFDMAシンボル・ストリーム322’を、それぞれがN個の直交サブキャリアのうちの1つに対応するN個の並列時間領域シンボル・ストリーム318’に分割することができる。高速フーリエ変換(FFT)構成要素320’は、N個の並列時間領域シンボル・ストリーム318’を周波数領域に変換し、N個の並列周波数領域シンボル・ストリーム316’を出力することができる。
デマッパ312’は、マッパ312によって実行されたシンボル・マッピング動作の逆を実行し、これによって、N個の並列データ・ストリーム310’を出力することができる。P/Sコンバータ308’は、N個の並列データ・ストリーム310’を単一のデータ・ストリーム306’に結合することができる。理想的には、このデータ・ストリーム306’は、送信機302に入力として提供されたデータ306に対応する。
(典型的なOFDM/OFDMAフレーム)
図4Aを参照して、時分割デュプレクス(TDD)実施のためのOFDM/OFDMAフレーム400が、限定ではなく、一般的な例として図示されている。例えばフル・デュプレクスおよびハーフ・デュプレクスの周波数分割デュプレクス(FDD)のようなOFDM/OFDMAフレームの他の実施も使用されうる。この場合、フレームは、ダウンリンク(DL)メッセージとアップリンク(UL)メッセージとの両方が、異なるキャリアによって同時に送信されるという点を除いて同じである。TDD実施では、おのおののフレームは、DL送信とUL送信との衝突を回避するために、小さなガード・インタバル406によって分離される、さらに詳しくは、送信/受信ギャップおよび受信/送信ギャップ(TTGおよびRTG)によって分離される、DLサブフレーム402とULサブフレーム404とに分割される。DL対ULのサブフレーム比は、異なるトラフィック・プロファイルをサポートするために、3:1から1:1へ変動しうる。
OFDM/OFDMAフレーム400内には、さまざまな制御情報が含まれうる。例えば、フレーム400の最初のOFDM/OFDMAシンボルは、同期のために使用されるいくつかのパイロット信号(パイロット)を含みうるプリアンブル408でありうる。プリアンブル408内の固定されたパイロット・シーケンスによって、受信機304は、周波数誤りおよび位相誤りを推定し、送信機302に同期できるようになる。さらに、無線チャネルの推定および等値化のために、プリアンブル408内の固定パイロット・シーケンスが利用されうる。プリアンブル408は、BPSK変調されたキャリアを含む。これは、一般には、1つのOFDMシンボルの長さである。プリアンブル408のキャリアは、電力が高められており、WiMAX信号におけるデータ部の周波数領域における電力レベルよりも一般に数デシベル(dB)(例えば、9dB)高い。使用されるプリアンブル・キャリアの番号は、ゾーンの3つのセグメントのうちのいずれが使用されているかを示すことができる。例えば、キャリア0、3、6、・・・は、セグメント0が使用されるべきであることを示し、キャリア1、4、7、・・・は、セグメント1が使用されるべきであることを示し、キャリア2、5、8、・・・は、セグメント2が使用されるべきであることを示す。
フレーム制御ヘッダ(FCH)410が、プリアンブル408に続く。FCH410は、例えば利用可能なサブチャネル、変調および符号化スキーム、ならびに、現在のOFDM/OFDMAフレームのMAPメッセージ長さのようなフレーム設定情報を提供する。例えば、ダウンリンク・フレーム・プレフィクス(DLFP)412のように、フレーム設定情報を概説するデータ構成が、FCH410にマップされる。
図4Bに例示するように、モバイルWiMAXのDLFP412は、DLFP412内の合計24ビットについて、使用されたサブチャネル(SCH)ビットマップのための6ビット412aと、0に設定された予約1ビット412bと、反復符号化インジケーションのための2ビット412cと、符号化インジケーションのための3ビット412dと、MAPメッセージ長さのための8ビット412eと、0に設定された予約4ビット412fとを備える。FCH410にマップされる前に、24ビットのDLFPが複製されて、48ビット・ブロックを形成する。これは、最小のフォワード誤り訂正(FEC)ブロック・サイズである。
FCH410、DL−MAP414、およびUL−MAP416の後に、DLサブフレーム402およびULサブフレーム404のデータ・バースト割当およびその他の制御情報を指定することができる。OFDMAの場合、複数のユーザに、フレーム内にデータ領域が割り当てられる。そして、これらの割当は、DL−MAPメッセージ414およびUL−MAPメッセージ416において指定される。これらMAPメッセージは、特定のリンクにおいて使用される変調および符号化スキームを規定する、おのおのユーザのバースト・プロファイルを含む。MAPメッセージは、すべてのユーザに届く必要のある重要な情報を含んでいるので、DL−MAPメッセージ414およびUL−MAPメッセージ416は、しばしば、1/2符号化および反復符号化を用いたBPSKまたはQPSKのような、非常に信頼性の高いリンクによって送信される。OFDM/OFDMAフレームのDLサブフレーム402は、通信されているダウンリンク・データを含む、さまざまな長さからなるDLバーストを含みうる。したがって、DL−MAP414は、ダウンリンク・ゾーンに含まれるバーストの位置と、ダウンリンク・バーストの数のみならず、時間(すなわち、シンボル)方向および周波数(すなわち、サブチャネル)方向の両方におけるオフセットおよび長さを記述することができる。
同様に、ULサブフレーム404は、通信されるアップリンク・データから構成されるさまざまなビット長さからなるULバーストを含みうる。したがって、ダウンリンク・サブフレーム402における最初のバーストとして送信されるUL−MAP416は、異なるユーザのためのULバーストの位置に関する情報を含みうる。ULサブフレーム404は、図4Aに例示するような追加の制御情報を含みうる。ULサブフレーム404は、DLハイブリッド自動反復要求アクノレッジ(HARQ ACK)をフィードバックするために移動局(MS)へ割り当てられるUL ACK418と、および/または、チャネル品質インジケータ・チャネル(CQICH)でチャネル品質情報をフィードバックするためにMSへ割り当てられるUL CQICH420とを含みうる。さらに、ULサブフレーム404は、UL Rangingサブチャネル422を備えうる。UL Rangingサブチャネル422は、帯域幅要求のみならず、閉ループ時間、周波数、および電力調節を行なうためにMSに割り当てられる。要するに、プリアンブル408、FCH410、DL−MAP414、およびUL−MAP416は、受信機304が受信信号を正しく復調することを可能にする情報を伝送しうる。
OFDMAの場合、DLおよびULにおける送信のために、異なる「モード」が使用されうる。あるモードが使用される時間領域のエリアは、一般にゾーンと称される。1つのタイプのゾーンは、DL−PUSC(downlink partial usage of subchannels)と称され、利用可能なすべてのサブチャネルを使用する訳ではない(すなわち、DL−PUSCゾーンは、サブチャネルの特定のグループしか使用しない)。最大3つのセグメントに割り当てられうる合計6つのサブチャネル・グループが存在しうる。したがって、セグメントは、1から6までのサブチャネル・グループを含みうる(例えば、セグメント0が、最初の2つのサブチャネル・グループを含み、セグメント1が、次の2つのサブチャネル・グループを含み、セグメント2が、最後の2つのサブチャネル・グループを含みうる)。別のタイプのゾーンは、DL−FUSC(downlink full usage of subchannels)と呼ばれる。DL−PUSCとは異なり、DL−FUSCは、セグメントを使用しないが、十分な周波数範囲にわたってすべてのバーストを分散させうる。
(典型的なDL−MAPおよびDL−MAP IE)
図4AのDL−MAP414は、DL−MAP414のおのおのの構成要素のビット長を例示する図5Bとともに、図5Aにおいてより詳細に例示されている。DL−MAP414は、8ビットの長さを有する管理メッセージ・タイプ502で始まっている。これは、制御メッセージがDL−MAPであることを示すために2(00000010b)の値を有する。管理メッセージ・タイプ502の後には、8ビットの長さであるフレーム持続時間コード504と、24ビットの長さであるフレーム・ナンバとが続く。フレーム・ナンバ506の後には、8ビットの長さを有し、DCD設定変更カウント値に一致するダウンリンク・チャネル・ディスクリプタ(DCD)カウント508が続く。DCDメッセージは、セクタのダウンリンク・チャネル構成に適用されるべき物理レイヤおよび媒体アクセス制御(MAC)レイヤに関連するパラメータを称する。DCDカウント508の後には、6バイト(48ビット)の長さを有する基地局識別子(BSID)510が続く。BSID510は、ネットワーク内の基地局をユニークに識別し、その後には、DLサブフレーム402内のOFDMAシンボル数を示し、8ビットの長さを有するDLシンボル持続時間512が続く。
可変長を有する複数(n個)のDL−MAP情報要素(IE)514が、DLシンボル持続時間512に続く。一般的なDL−MAP IE514は、ダウンリンク送信を定義するために、ダウンリンク・インタバル使用コード(DIUC)516、接続IDリスト518、および、DLバースト割当520(例えば、サブチャネル・オフセット、シンボル・オフセット、サブチャネル数、およびシンボル数)を備えうる。0乃至12であるDIUC516は、DL−MAP IEがDLバースト・プロファイル(すなわち、バーストにおいて使用されている変調および符号化スキーム)を与えることを示し、14または15であるDIUC516は、DL−MAP IEが制御情報要素であることを示す。13であるDIUC516は、DL−MAP IEが安全なゾーン(すなわち、ギャップ)およびピーク対平均電力比(PAPR)低減のために使用されることを示す。図5Aでは示されていないが、DL−MAP414のいくつかの実施形態は、DL−MAP414のバイト境界に達するために4ビットの長さを有するパディングを含みうる。
(BSの観点からの典型的なDL−MAP処理)
既に説明および図示したように、ユーザ端末106は、DLサブフレーム402の第2のシンボル(すなわち、プリアンブル408後の最初のシンボル)で始まるDL−MAP414を有するOFDM/OFDMAフレーム400を受信しうる。いくつかのフレームでは、DL−MAP414は、いくつかのシンボルを占有しうる。DL−MAP414に含まれるDL−MAP IE514を解析および復号するための一般的な方法では、ユーザ端末106は、DL−MAPの解析を開始する前に、DL−MAPシンボルに関連付けられたすべてのビットが受信されるまで待機しうる。しかしながら、フレーム全体の処理は、DL−MAP414の最後のシンボルからしか始まらないので、これは、DL−MAPを解析するために割り当てられたスケジュールをタイトにしうる。
したがって、DL−MAP解析における時間制約を緩和するための技術および装置が必要とされる。
解決策を提案する前に、この問題の本質をさらに調査する必要がある。図6は、一般的な代表的なDLサブフレーム402を例示する。ここでは、DLデータ・バースト600は、ある順序に整えられている。データ・バースト600は、BS104に位置するMAPビルダによってDLサブフレーム402内に整えられ、分類およびスケジューリング情報にしたがって、OFDMフレームまたはOFDMAフレームを構築するために、物理レイヤ(PHY)において動作しうる。しかしながら、これらのデータ・バースト600を位置決めするためのDL−MAP IE514は、データ・バーストの順序に関わらず、任意の順序で整えられうる。例えば、データ・バーストiが、図6のDLサブフレーム402内のデータ・バーストkよりも早く現れても、(データ・バーストkを位置決めするために使用される)DL−MAP IE kは、(データ・バーストiを位置決めするために使用される)DL−MAP IE iよりも前に現れる。また、この例は、単に2つのデータ・バースト600しか含んでいない。DL−MAP IE514がより多く存在する場合でも、データ・バースト600の、時間順に関するDL−MAP IEのシーケンスは、より離れて現れる。さらに、DL−MAP414内には制御IEも存在しうる。これは、データ・バーストを位置決めするためのDL−MAP IEの時間順に影響を与えうる。
しかしながら、DLデータ・バースト600を位置決めするためのDL−MAP IE514が、基地局104によって、対応するデータ・バーストの時間順に一致するようにDL−MAP414内で整えられて、送信された場合、送信されたOFDM/OFDMAフレームを受信するユーザ端末106は、DL−MAP414を解析しながら、同時に、DLデータ・バースト600を復号しうる。このように、この特定のデータ・バーストに対応するDL−MAP IE514が解析および復号され、第1のデータ・バーストが、DL−MAPのすべてが解析されるのを待つことなく、復号のために利用可能となると、ユーザ端末106は、第1のデータ・バースト600(すなわち、最も早く受信されたデータ・バースト、または、最も早いシンボルを有するデータ・バースト)の復号を開始しうる。これによって、OFDM/OFDMAフレームの全体を処理するための時間が短縮され、もって、処理速度が高められる。
図7は、本開示のある実施形態にしたがって、フレーム内のDLデータ・バースト600に対応するDL−MAP IE514を有するOFDM/OFDMAフレーム400を時間順に送信するための動作700の例のフロー・チャートである。動作700は、710において、DL−MAP414および複数のデータ・バースト600を有するOFDMフレームまたはOFDMAフレームを生成することによって始まる。データ・バースト600は、フレーム内に、ある時間順序を持っている。これは、分類およびスケジューリング情報にしたがって、基地局104内のMAPビルダによって決定されうる。いくつかの実施形態の場合、DLデータ・バースト600の時間順は、DLサブフレーム402において、最も早い開始シンボルを有するデータ・バーストで始まり、最も遅い開始シンボルを有するデータ・バーストで終了するデータ・バーストのシーケンスとして考慮されうる。その他の実施形態の場合、DLデータ・バースト600の時間順は、DLサブフレーム402において、最も早い終了シンボルを有するデータ・バーストで始まり、最も遅い終了シンボルを有するデータ・バーストで終了するデータ・バーストのシーケンスとして考慮されうる。
720では、DL−MAP IEが、DL−MAP414において、データ・バーストと同じ時間順を持つように、DLデータ・バースト600を位置決めするためのDL−MAP IE514が整えられうる。言い換えれば、データ・バーストを位置決めするためのDL−MAP IE514は、単一のフレーム内のデータ・バーストに時間的に対応しうる。
図8は、本開示のある実施形態にしたがって、DL−MAP IE514がDLデータ・バースト600の時間順に対応するようにDL−MAP414内で整えられるDLサブフレーム402の例を示す。図8に図示するように、データ・バーストiは、DLサブフレーム402において、データ・バーストkよりも早く現れる。これは、データ・バーストi、kの開始シンボルが、時間順を定義するものと見なされるか、あるいは、終了シンボルが考慮されているかに関わらず正しい。同様に、DL−MAP IE iは、DL−MAP414において、DL−MAP IE kよりも前に現れる。
2つのデータ・バースト600が、同じ開始シンボル(または、いくつかの実施形態では、同じ終了シンボル)を共有する場合、これら特有の2つのデータ・バーストに対応するDL−MAP IE514の順序は、逆にすることが可能である。これは、DL−MAP IE iが、DL−MAP414において、他のDL−MAP IE kよりも早く現れるのであれば、DL−MAP IE iによって割り当てられたデータ・バーストが、DL−MAP IE kによって割り当てられたデータ・バーストkの開始(または終了)よりも遅くならないシンボルから始まる(またはシンボルにおいて終わる)ことを意味する。このような2つのDL−MAP IEの順番を交換することは、以下により詳細に説明するように、ユーザ端末106においてDL−MAPを解析しながら、データ・バーストを復号することにさほど影響を与えないだろう。
図7に戻って示すように、720において、OFDM/OFDMAフレーム400が整えられると、730において、基地局104が、このフレームに基づいて信号を送信しうる。動作700は、DLデータ・バースト600を含むすべてのOFDM/OFDMAフレーム400について反復されうる。
(MXの観点からの典型的なDL−MAP処理)
構築されたOFDMフレームまたはOFDMAフレームに基づく信号が、基地局104によてブロードキャストされ、ユーザ端末106によって受信される。ユーザ端末106では、受信された信号が、例えば、MAPパーサが、DL−MAP414およびこれに含まれるDL−MAP IE514にしたがって、各DLサブフレーム402内でDLデータ・バースト600を位置決めできるように処理されうる。
図9は、本開示のある実施形態にしたがって、OFDM/OFDMAフレーム400のDL−MAP414を解析しながらDLデータ・バースト復号を実行するための動作900の例を示すフロー・チャートである。動作900は、910において、DL−MAP414および1または複数のDLデータ・バースト600を有するOFDM/OFDMAフレーム400に基づいて信号を受信することによって始まる。図3に関して上述したように、ユーザ端末106は、デマッパ312’(デコーダ)を有する受信機304を含みうる。910で受信された信号は、受信機304において信号処理され、周波数領域データ1002(例えば、図3の周波数領域シンボル・ストリーム316’)が生成される。これは、例えば、図10に例示されるように、デマッパ312’によって、シンボル・マップにしたがって、データ・ストリームへ復号されうる。
920では、DL−MAP414が解析され、これに含まれる1または複数のDL−MAP IE514が判定される。MAPパーサ1004は、データ・ストリーム・ビットを受信する。そして、DLデータ・バースト600を位置決めするために、DL−MAP414を、さまざまな制御IEおよびDL−MAP IE514へ解析する。
930では、DL−MAP414のうちの少なくとも一部が解析されながら、データ・バースト600が、DL−MAP IE514の割当情報に基づいて復号されうる。データ・バースト600は、データ・バースト・デコーダ1006で復号され、これに含まれるデータ1008が出力される。
図11は、本開示のある実施形態にしたがって、単一のOFDM/OFDMAフレーム400のDL−MAP414のDL−MAP IE514を解析しながら、DLデータ・バースト600を復号するための詳細な動作1100の例のフロー・チャートである。動作1100は、1102において、デコーダ(すなわち、デマッパ312’)から、ある数N個のビットを受信することによって始まる。MAPパーサ1004が、DL−MAP414を、個々のDL−MAP IE514へ解析できるように、デコーダは、NビットをMAPパーサ1004へ出力しうる。パラメータNは、少なくともPHYレイヤ・デコーダのブロック・サイズをカバーするように選択されうる。
MAPパーサ1004が、次のNビットを受信すると、MAPパーサは、1004において、完全にDL−MAP IE514が受信されたかを判定しうる。受信されていない場合、MAPパーサ1004は、1102においてデマッパ312’からさらにNビットを受信しうる。このループは、MAPパーサ1004が、完全にDL−MAP IE514を受信するまで反復する。
1106では、ユーザ端末106は、恐らくDL−MAP IE514のCID518のリストに基づいて、解析されたDL−MAP IE514が、このユーザ端末を対象とするものであるかを判定する。DL−MAP IE514が、このユーザ端末106による使用が意図されていない場合、MAPパーサ1004は、1102において、デコーダから次のNビットを取得しうる。解析されたDL−MAP IE514がこのユーザ端末106のために意図されている場合、1108において、ユーザ端末は、解析されたDL−MAP IEがデータ・バースト割当であるか否かを判定しうる。
解析されたDL−MAP IE514がデータ・バースト割当ではない場合、DL−MAP IEは、制御IEでありうる。1110では、この制御IEが、メモリに格納されうる。
解析されたDL−MAP IE514が、1108において、データ・バースト割当であると判定された場合、ユーザ端末106は、1112において、対応するデータ・バースト600が、デコーダの出力において利用可能であると判定しうる。データ・バースト600が、デコーダ出力において利用可能ではない場合、データ・バースト・デコーダ1006は、このデータ・バーストが利用可能になるまで、IEを一時的に格納しうる。しかしながら、データ・バースト600が利用可能である場合、データ・バースト・デコーダ1006は、1114において、データ・バーストを復号しうる。いくつかの実施形態の場合、データ・バースト・デコーダ1006は、DL−MAP414のすべてが解析されたかに関わらず、データ・バーストが利用可能になるや否や、データ・バーストを復号しうる。言い換えれば、ユーザ端末106は、DL−MAP解析が完了する前に、データ・バースト600の復号を開始しうる。
1116では、ユーザ端末106が、1114においてデータ・バースト600が正しく復号されたかを判定しうる。この復号チェックは、例えば、復号されたデータ・バーストのヘッダ・チェック・シーケンス(HCS)またはMACプロトコル・データ・ユニット(MPDU)巡回冗長検査(CRC)をチェックすることによって実行されうる。データ・バースト600が正しく復号されたと判定された場合、データ・バースト内に含まれるデータ1008が、1118において、格納されうる。しかしながら、データ・バースト600が、正しく復号されなかった場合、データ1008またはデータ・バーストは、1120においてドロップされうる。
1122では、MAPパーサ1004に利用可能な、受信されるべきビットがさらにある場合、MAPパーサは、1102において、次のNビットを受信し、上述した動作1100は、1122においてさらに多くのビットが利用可能であるかを判定することまで反復する。これらの動作を反復することによって、データ・バースト600のすべてを同時に復号しながら、あるいは、少なくとも、データ・バーストが利用可能になるや否や、(制御IEと、データ・バーストを位置決めするためのIEとの両方を含む)DL−MAP IE514のすべてが解析されうる。
デコーダからのビットがなくなると、1124において、MAPパーサ1004が、DL−MAP414のCRCに合格したかを判定しうる。CRCに合格すると、1126において、すべての格納された制御IEと格納されたデータとが、オープン・システム・インタコネクション(OSI)基準モデルにしたがって、(例えば、MACサブレイヤやネットワーク・レイヤのような)適切なレイヤへ転送されうる。合格しなかった場合、1128において、すべての情報(例えば、格納された制御IEおよび格納されたデータ)が破棄されうる。
図12Aおよび図12Bは、上述したように、ユーザ端末106がDL−MAP IEを同時に解析しながらデータ・バースト復号を実行できるように、基地局において、DL−MAP IE514を、DLデータ・バースト600に時間的に対応するように整えることの処理速度の利点を例示する。図12Aは、図6に表したDLサブフレーム402の例を示し、図12Bは、図8に表したDLサブフレーム402の例を示す。
DL−MAP414におけるDL−MAP IE514のシーケンスがDLサブフレーム402内のDLデータ・バースト600の時間順に対応しない図12Aを参照すると、1202において、ユーザ端末106が、DL−MAP IE iおよびkの解析/復号を開始しうる。1204では、ユーザ端末106が、DL−MAP IE iおよびkの解析/復号を完了し、データ・バーストiの復号を開始しうる。図12AのDLサブフレーム402の例では、ユーザ端末106は、DL−MAPが完全に解析されるまで、データ・バーストは、復号を開始することができない。1206では、ユーザ端末は、データ・バーストiの復号を終了し、データ・バーストkの復号を開始しうる。1208では、ユーザ端末は、データ・バーストkの復号を終了しうる。
しかしながら、DL−MAP IE514が、DLサブフレーム402内のシンボル順にしたがってDLデータ・バースト600に時間的に対応する図12Bでは、データ・バースト復号は、早めに開始されるので、データ・バーストのすべてが、図12AのDLサブフレーム構成におけるよりも迅速に復号されうる。したがって、本開示の実施形態にしたがって構成されたDLサブフレーム402は、DL−MAP414の解析、および/または、DLサブフレームの残りの部分の処理のために時間制約が緩和されるのみならず、処理速度上の利点を享受するであろう。
図12Bでは、(図11の1104において例示されるように)完全にDL−MAP IE iが受信されると、ユーザ端末106が、1210において、DL−MAP IE iの解析/復号を開始しうる。1212において、(図11の1112に例示するように)データ・バーストが利用可能になると、ユーザ端末106が、DL−MAP IE iの解析/復号を完了し、データ・バーストiの復号を開始しうる。データ・バーストiの復号は、DL−MAP IE kが解析/復号される前、および、データ・バーストkが受信される前に始まっていることに注目されたい。図12BのDLサブフレーム402の例を用いると、第1のデータ・バーストが受信され、第1のデータ・バーストを位置決めするためのDL−MAP IE514がDL−MAP414から解析されるや否や、ユーザ端末106は、データ・バーストの復号を開始しうる。OFDM/OFDMAフレーム400の全体が、早期に完全に処理されるので、DL−MAP414の解析を続けながら、データ・バーストの復号を早めに開始し、データ・バースト復号を可能にすることによって、処理速度の増加を与えうる。
1214では、ユーザ端末106が、データ・バーストiの復号を終了し、IE kが受信されると、DL−MAP IE kの解析/復号を開始しうる。1216では、ユーザ端末は、DL−MAP IE kの解析/復号を終了し、このデータ・バーストが利用可能になると、データ・バーストkの復号を開始しうる。1218では、ユーザ端末106は、図12Aの1208におけるよりも著しく速く、データ・バーストkの復号を終了しうる。
図12Aおよび図12Bでは、一定のデータ・バーストを復号する時間は一定である。したがって、データ・バーストiを復号するための時間(すなわち、1204と1206の間の時間、および、1212と1214との間の時間)は一定であり、データ・バーストkを復号するための時間(すなわち、1206と1208との間の時間、および、1216と1218との間の時間)は一定である。さらに、特定のDL−MAP IEを解析/復号する時間は一定である。したがって、図12Aおよび図12Bにおいて、DL−MAP IE iおよびkを解析するための合計時間は一定である(すなわち、1202と1204との間の時間は、1210と1212との間の時間と、1214と1216との間の時間との合計に等しい)。したがって、図12Aと図12Bとにおける処理時間差は、DL−MAP IE kのための解析時間である。これは、図12Bでは省かれる。なぜなら、第1のDL−MAP IEが解析および復号された後にデータ・バースト復号が始まり、DL−MAP414の解析を続けながら継続するからである。DL−MAP IE514を追加することによって、第1のDL−MAP IE後、DL−MAP IEのおのおのの合計解析時間まで、時間節約が潜在的に高められる。
前述された方法のさまざまな動作は、図面に例示されるようなmeans−plus−funcitonブロックに対応するさまざまなハードウェアおよび/またはソフトウェア構成要素(単数または複数)および/またはモジュール(単数または複数)によって実行されうる。一般に、対応するmeans−plus−funciton図面を有する図面に例示された方法が存在する場合、動作ブロックは、同一番号が付されたmeans−plus−funcitonブロックに対応する。例えば、図7に例示するブロック710−730は、図7Aに例示するmeans−puls−functionブロック710A−730Aに対応し、図9の例示するブロック910−930は、図9Aに例示するmeans−puls−functionブロック910A−930Aに対応する。
本明細書で使用される場合、用語「判定すること(determining)」は、さまざまな動作を含む。例えば、「判定すること」は、計算、コンピューティング、処理、導出、調査、ルックアップ(例えば、テーブル、データベース、または他のデータ構造内のルックアップ)、確認等を含むことができる。また、「判定すること」は、受信(例えば、情報の受信)、アクセス(例えば、メモリ内のデータへのアクセス)等を含むことができる。また、「判定すること」は、解決、選択、選定、確立等を含むことができる。
情報および信号を、さまざまな異なる技術および技法のいずれかを使用して表すことができる。例えば、上記説明全体を通じて称されうるデータ、命令、コマンド、情報、信号等を、電圧、電流、電磁波、磁場または磁性粒子、光場または光粒子、あるいはその任意の組合せによって表すことができる。
本開示に関連して説明されたさまざまな例示的な論理ブロック、モジュール、および回路を、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールド・プログラマブル・ゲートアレイ信号(FPGA)もしくはその他のプログラマブル論理デバイス(PLD)、ディスクリート・ゲートもしくはトランジスタ・ロジック、ディスクリート・ハードウェア構成要素、または本明細書で説明される機能を実行するように設計されたその任意の組み合わせを用いて実施または実行することができる。汎用プロセッサは、マイクロプロセッサとすることができるが、代替案では、プロセッサを、任意の市販のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、または順序回路とすることができる。プロセッサは、例えばDSPとマイクロ・プロセッサとの組み合わせ、複数のマイクロ・プロセッサ、DSPコアと連携する1または複数のマイクロ・プロセッサ、またはその他任意のこのような構成である計算デバイスの組み合わせとして実現することも可能である。
本開示に関連して説明された方法またはアルゴリズムのステップを、ハードウェアで直接的に、プロセッサによって実行されるソフトウェア・モジュールによって、またはこの2つの組合せによって実施することができる。ソフトウェア・モジュールは、当該技術分野において周知のすべての形式の記憶媒体に常駐することができる。使用できる記憶媒体のいくつかの例は、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)、読取専用メモリ(ROM)、フラッシュメモリ、EPROMメモリ、EEPROMメモリ、レジスタ、ハードディスク、リムーバブル・ディスク、CD−ROMなどを含む。ソフトウェア・モジュールは、単一の命令または複数の命令を備えることができ、複数の異なるコード・セグメント上で、異なるプログラムの間で、および複数の記憶媒体にまたがって分散させることができる。記憶媒体を、プロセッサが記憶媒体から情報を読み取り、記憶媒体に情報を書き込めるように、プロセッサに結合することができる。あるいは、この記憶媒体は、プロセッサに統合されうる。
本明細書で開示された方法は、説明された方法を達成するための1または複数のステップまたは動作を備える。方法ステップおよび/または動作は、特許請求の範囲のスコープから逸脱せずに相互に置換することができる。言い換えると、ステップまたは動作の特定の順序が指定されていない限り、特定のステップおよび/または動作の順序および/または使用は、特許請求の範囲のスコープから逸脱せずに変更されうる。
説明された機能を、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはその任意の組合せで実施することができる。ソフトウェアで実現される場合、これら機能は、コンピュータ読取可能媒体に、1または複数の命令群として格納される。記憶媒体は、コンピュータによってアクセスされうる利用可能な任意の媒体である。例として、限定することなく、このようなコンピュータ読取可能媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD−ROMまたはその他の光ディスク記憶装置、磁気ディスク記憶装置またはその他の磁気記憶デバイス、あるいは、所望のプログラム・コード手段を命令群またはデータ構造の形式で搬送または格納するために使用され、しかも、コンピュータによってアクセスされうるその他任意の媒体を備えうる。本明細書で使用されるディスク(diskおよびdisc)は、コンパクト・ディスク(CD)(disc)、レーザ・ディスク(disc)、光ディスク(disc)、ディジタル・バーサタイル・ディスク(DVD)(disc)、フロッピー(登録商標)ディスク(disk)およびブルー・レイ(登録商標)ディスク(disc)を含んでいる。ここで、diskは、通常、データを磁気的に再生する一方、discは、データをレーザを用いて光学的に再生する。
ソフトウェアまたは命令群は、送信媒体を介しても送信される。例えば、同軸ケーブル、光ファイバ・ケーブル、ツイスト・ペア、デジタル加入者線(DSL)、あるいは、例えば赤外線、無線およびマイクロ波のような無線技術を使用して、ウェブサイト、サーバ、あるいはその他の遠隔ソースからソフトウェアが送信される場合、同軸ケーブル、光ファイバ・ケーブル、ツイスト・ペア、DSL、あるいは、例えば赤外線、無線およびマイクロ波のような無線技術が、媒体の定義に含まれる。
さらに、本明細書で説明された方法および技法を実行するためのモジュールおよび/または他の適切な手段を、適宜、ユーザ端末および/または基地局によってダウンロードし、かつ/または他の形式で入手することができることを了解されたい。例えば、そのようなデバイスを、本明細書で説明した方法を実行するための手段の転送を容易にするためにサーバに結合することができる。代替案では、本明細書で説明されるさまざまな方法を、記憶手段(例えば、RAM、ROM、コンパクト・ディスク(CD)またはフロッピー・ディスクなどの物理記憶媒体など)を介して提供することができ、ユーザ端末および/または基地局が、記憶手段をデバイスに結合するか提供するときにさまざまな方法を入手することができる。さらに、本明細書で説明された方法および技法をデバイスに提供するために、その他任意の適切な技法を利用することができる。
特許請求の範囲は、上述した正確な構成および構成要素に限定されないことを理解されたい。さまざまな修正、変更、および変形を、特許請求の範囲の範囲から逸脱せずに、前述した方法および装置の構成、動作、および詳細において実施することができる。

Claims (48)

  1. 直交周波数分割多重(OFDM)または直交周波数分割多元接続(OFDMA)による無線通信のための方法であって、
    時間順を持つ複数のデータ・バースト、および、ダウンリンク・マップ(DL−MAP)を有するOFDMフレームまたはOFDMAフレームを生成することと、
    データ・バーストを位置決めするための複数のDL−MAP情報要素(IE)を、前記データ・バーストと同じ時間順を前記DL−MAPにおいて有するように整えることと、
    前記整えられたDL−MAP IEを持つOFDMフレームまたはOFDMAフレームに基づいて信号を送信することと
    を備える方法。
  2. 前記データ・バーストの時間順は、前記データ・バーストの開始シンボルに基づく請求項1に記載の方法。
  3. 第1のデータ・バーストは、第2のデータ・バーストよりも早い開始シンボルを有し、前記第1のデータ・バーストを位置決めするための第1のDL−MAP IEは、前記第2のデータ・バーストを位置決めするための第2のDL−MAP IEよりも遅くならないように前記DL−MAP内に整えられる請求項2に記載の方法。
  4. 前記第1のDL−MAP IEは、前記第2のDL−MAP IEよりも早く、前記DL−MAP内に整えられる請求項3に記載の方法。
  5. 前記データ・バーストの時間順は、前記データ・バーストの終了シンボルに基づく請求項1に記載の方法。
  6. 直交周波数分割多重(OFDM)または直交周波数分割多元接続(OFDMA)による無線通信のためのコンピュータ・プログラム製品であって、前記コンピュータ・プログラム製品は、格納された命令群を有するコンピュータ読取可能媒体を備え、前記命令群は、1または複数のプロセッサによって実行されることが可能であり、前記命令群は、
    時間順を持つ複数のデータ・バースト、および、ダウンリンク・マップ(DL−MAP)を有するOFDMフレームまたはOFDMAフレームを生成するための命令群と、
    データ・バーストを位置決めするための複数のDL−MAP情報要素(IE)を、データ・バーストと同じ時間順を前記DL−MAPにおいて有するように整えるための命令群と、
    前記整えられたDL−MAP IEを持つOFDMフレームまたはOFDMAフレームに基づいて信号を送信するための命令群と
    を備えるコンピュータ・プログラム製品。
  7. 前記データ・バーストの時間順は、前記データ・バーストの開始シンボルに基づく請求項6に記載のコンピュータ・プログラム製品。
  8. 第1のデータ・バーストは、第2のデータ・バーストよりも早い開始シンボルを有し、前記第1のデータ・バーストを位置決めするための第1のDL−MAP IEは、前記第2のデータ・バーストを位置決めするための第2のDL−MAP IEよりも遅くならないように前記DL−MAP内に整えられる請求項7に記載のコンピュータ・プログラム製品。
  9. 前記第1のDL−MAP IEは、前記第2のDL−MAP IEよりも早く、前記DL−MAP内に整えられる請求項8に記載のコンピュータ・プログラム製品。
  10. 前記データ・バーストの時間順は、前記データ・バーストの終了シンボルに基づく請求項6に記載のコンピュータ・プログラム製品。
  11. 直交周波数分割多重(OFDM)または直交周波数分割多元接続(OFDMA)による無線通信のための装置であって、
    時間順を持つ複数のデータ・バースト、および、ダウンリンク・マップ(DL−MAP)を有するOFDMフレームまたはOFDMAフレームを生成する手段と、
    データ・バーストを位置決めするための複数のDL−MAP情報要素(IE)を、データ・バーストと同じ時間順を前記DL−MAPにおいて有するように整える手段と、
    前記整えられたDL−MAP IEを持つOFDMフレームまたはOFDMAフレームに基づいて信号を送信する手段と
    を備える装置。
  12. 前記データ・バーストの時間順は、前記データ・バーストの開始シンボルに基づく請求項11に記載の装置。
  13. 第1のデータ・バーストは、第2のデータ・バーストよりも早い開始シンボルを有し、前記第1のデータ・バーストを位置決めするための第1のDL−MAP IEは、前記第2のデータ・バーストを位置決めするための第2のDL−MAP IEよりも遅くならないように前記DL−MAP内に整えられる請求項12に記載の装置。
  14. 前記第1のDL−MAP IEは、前記第2のDL−MAP IEよりも早く、前記DL−MAP内に整えられる請求項13に記載の装置。
  15. 前記データ・バーストの時間順は、前記データ・バーストの終了シンボルに基づく請求項11に記載の装置。
  16. 直交周波数分割多重(OFDM)または直交周波数分割多元接続(OFDMA)による無線通信のための無線デバイスであって、
    時間順を持つ複数のデータ・バースト、および、ダウンリンク・マップ(DL−MAP)を有するOFDMフレームまたはOFDMAフレームを生成するためのロジックと、
    データ・バーストを位置決めするための複数のDL−MAP情報要素(IE)を、データ・バーストと同じ時間順を前記DL−MAPにおいて有するように整えるためのロジックと、
    前記整えられたDL−MAP IEを持つOFDMフレームまたはOFDMAフレームに基づいて信号を送信するように構成された送信機フロント・エンドと
    を備える無線デバイス。
  17. 前記データ・バーストの時間順は、前記データ・バーストの開始シンボルに基づく請求項16に記載の無線デバイス。
  18. 第1のデータ・バーストは、第2のデータ・バーストよりも早い開始シンボルを有し、前記第1のデータ・バーストを位置決めするための第1のDL−MAP IEは、前記第2のデータ・バーストを位置決めするための第2のDL−MAP IEよりも遅くならないように前記DL−MAP内に整えられる請求項17に記載の無線デバイス。
  19. 前記第1のDL−MAP IEは、前記第2のDL−MAP IEよりも早く、前記DL−MAP内に整えられる請求項18に記載の無線デバイス。
  20. 前記データ・バーストの時間順は、前記データ・バーストの終了シンボルに基づく請求項16に記載の無線デバイス。
  21. 直交周波数分割多重(OFDM)または直交周波数分割多元接続(OFDMA)による無線通信の方法であって、
    1または複数のデータ・バーストおよびダウンリンク・マップ(DL−MAP)を有するOFDMフレームまたはOFDMAフレームに基づいて信号を受信することと、
    含まれる1または複数のDL−MAP情報要素(IE)を判定するために前記DL−MAPを解析することと、
    前記DL−MAPのうちの少なくとも一部を解析しながら、前記DL−MAP IEに基づいてデータ・バーストを復号することと
    を備える方法。
  22. 前記DL−MAP IEは、前記データ・バーストに時間的に対応している請求項21に記載の方法。
  23. 前記DL−MAP IEは、前記データ・バーストの開始シンボルに基づいて前記データ・バーストに時間的に対応している請求項22に記載の方法。
  24. 第1のデータ・バーストは、第2のデータ・バーストよりも早い開始シンボルを有し、前記第1のデータ・バーストを位置決めするための第1のDL−MAP IEは、前記第2のデータ・バーストを位置決めするための第2のDL−MAP IEよりも遅くならないように前記DL−MAP内に整えられる請求項23に記載の方法。
  25. 前記第1のDL−MAP IEは、前記第2のDL−MAP IEよりも早く、前記DL−MAP内に整えられる請求項24に記載の方法。
  26. 前記DL−MAP IEは、前記データ・バーストの終了シンボルに基づいて前記データ・バーストに時間的に対応している請求項22に記載の方法。
  27. 前記データ・バーストから正しく復号されたデータを格納することと、
    巡回冗長検査(CRC)に合格した場合、前記格納されたデータを、1または複数のオープン・システム・インタコネクション(OSI)基準モデル・レイヤに転送することと、
    前記CRCに不合格になった場合、前記格納されたデータを破棄することと
    をさらに備える請求項21に記載の方法。
  28. 直交周波数分割多重(OFDM)または直交周波数分割多元接続(OFDMA)による無線通信のためのコンピュータ・プログラム製品であって、前記コンピュータ・プログラム製品は、格納された命令群を有するコンピュータ読取可能媒体を備え、前記命令群は、1または複数のプロセッサによって実行されることが可能であり、前記命令群は、
    1または複数のデータ・バーストおよびダウンリンク・マップ(DL−MAP)を有するOFDMフレームまたはOFDMAフレームに基づいて信号を受信するための命令群と、
    データ・バーストを位置決めするために含まれる1または複数のDL−MAP情報要素(IE)を判定するために、前記DL−MAPを解析するための命令群と、
    前記DL−MAPのうちの少なくとも一部を解析しながら、前記DL−MAP IEに基づいてデータ・バーストを復号するための命令群と
    を備えるコンピュータ・プログラム製品。
  29. 前記DL−MAP IEは、前記データ・バーストに時間的に対応している請求項28に記載のコンピュータ・プログラム製品。
  30. 前記DL−MAP IEは、前記データ・バーストの開始シンボルに基づいて前記データ・バーストに時間的に対応している請求項29に記載のコンピュータ・プログラム製品。
  31. 第1のデータ・バーストは、第2のデータ・バーストよりも早い開始シンボルを有し、前記第1のデータ・バーストを位置決めするための第1のDL−MAP IEは、前記第2のデータ・バーストを位置決めするための第2のDL−MAP IEよりも遅くならないように前記DL−MAP内に整えられる請求項30に記載のコンピュータ・プログラム製品。
  32. 前記第1のDL−MAP IEは、前記第2のDL−MAP IEよりも早く、前記DL−MAP内に整えられる請求項31に記載のコンピュータ・プログラム製品。
  33. 前記DL−MAP IEは、前記データ・バーストの終了シンボルに基づいて前記データ・バーストに時間的に対応している請求項29に記載のコンピュータ・プログラム製品。
  34. 前記データ・バーストから正しく復号されたデータを格納するための命令群と、
    巡回冗長検査(CRC)に合格した場合、前記格納されたデータを、1または複数のオープン・システム・インタコネクション(OSI)基準モデル・レイヤに転送するための命令群と、
    前記CRCに不合格になった場合、前記格納されたデータを破棄するための命令群と
    をさらに備える請求項28に記載のコンピュータ・プログラム製品。
  35. 直交周波数分割多重(OFDM)または直交周波数分割多元接続(OFDMA)による無線通信のための装置であって、
    1または複数のデータ・バーストおよびダウンリンク・マップ(DL−MAP)を有するOFDMフレームまたはOFDMAフレームに基づいて信号を受信する手段と、
    データ・バーストを位置決めするために含まれる1または複数のDL−MAP情報要素(IE)を判定するために、前記DL−MAPを解析する手段と、
    前記DL−MAPのうちの少なくとも一部を解析しながら、前記DL−MAP IEに基づいてデータ・バーストを復号する手段と
    を備える装置。
  36. 前記DL−MAP IEは、前記データ・バーストに時間的に対応している請求項35に記載の装置。
  37. 前記DL−MAP IEは、前記データ・バーストの開始シンボルに基づいて前記データ・バーストに時間的に対応している請求項36に記載の装置。
  38. 第1のデータ・バーストは、第2のデータ・バーストよりも早い開始シンボルを有し、前記第1のデータ・バーストを位置決めするための第1のDL−MAP IEは、前記第2のデータ・バーストを位置決めするための第2のDL−MAP IEよりも遅くならないように前記DL−MAP内に整えられる請求項37に記載の装置。
  39. 前記第1のDL−MAP IEは、前記第2のDL−MAP IEよりも早く、前記DL−MAP内に整えられる請求項38に記載の装置。
  40. 前記DL−MAP IEは、前記データ・バーストの終了シンボルに基づいて前記データ・バーストに時間的に対応している請求項36に記載の装置。
  41. 前記データ・バーストから正しく復号されたデータを格納する手段と、
    巡回冗長検査(CRC)に合格した場合、前記格納されたデータを、1または複数のオープン・システム・インタコネクション(OSI)基準モデル・レイヤに転送する手段と、
    前記CRCに不合格になった場合、前記格納されたデータを破棄する手段と
    をさらに備える請求項35に記載の装置。
  42. 直交周波数分割多重(OFDM)または直交周波数分割多元接続(OFDMA)による無線通信のための無線デバイスであって、
    1または複数のデータ・バーストおよびダウンリンク・マップ(DL−MAP)を有するOFDMフレームまたはOFDMAフレームに基づいて信号を受信するように構成された受信機フロント・エンドと、
    データ・バーストを位置決めするために含まれる1または複数のDL−MAP情報要素(IE)を判定するために、前記DL−MAPを解析するように構成されたMAPパーサと、
    前記DL−MAPのうちの少なくとも一部を解析しながら、前記DL−MAP IEに基づいてデータ・バーストを復号するように構成されたデータ・バースト・デコーダと
    を備える無線デバイス。
  43. 前記DL−MAP IEは、前記データ・バーストに時間的に対応している請求項42に記載の無線デバイス。
  44. 前記DL−MAP IEは、前記データ・バーストの開始シンボルに基づいて前記データ・バーストに時間的に対応している請求項43に記載の無線デバイス。
  45. 第1のデータ・バーストは、第2のデータ・バーストよりも早い開始シンボルを有し、前記第1のデータ・バーストを位置決めするための第1のDL−MAP IEは、前記第2のデータ・バーストを位置決めするための第2のDL−MAP IEよりも遅くならないように前記DL−MAP内に整えられる請求項44に記載の無線デバイス。
  46. 前記第1のDL−MAP IEは、前記第2のDL−MAP IEよりも早く、前記DL−MAP内に整えられる請求項45に記載の無線デバイス。
  47. 前記DL−MAP IEは、前記データ・バーストの終了シンボルに基づいて前記データ・バーストに時間的に対応している請求項43に記載の無線デバイス。
  48. 前記データ・バーストから正しく復号されたデータを格納するためのメモリと、
    巡回冗長検査(CRC)に合格した場合、前記格納されたデータを、1または複数のオープン・システム・インタコネクション(OSI)基準モデル・レイヤに転送するためのロジックと、
    前記CRCに不合格になった場合、前記格納されたデータを破棄するためのロジックと
    をさらに備える請求項42に記載の無線デバイス。
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