JP2012513556A - エネルギセル - Google Patents

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Abstract

本発明は、相変化材料(PCM)が固相から液相へと変化するときにエネルギ源として使用するため加圧流体を発生するように作用するエネルギセルに関する。エネルギセル(10)は、相変化材料(PCM)を保持するハウジング手段(12)と、ハウジング手段(12)と相変化材料(PCM)との間に配置される断熱手段(14)とを備えている。エネルギセル(10)は、更に、相変化材料(PCM)によって包囲されると共に複数の管手段(400)を有する熱交換手段(16)と、複数の円板手段(402,404)であってそれぞれが複数の孔手段(500)を有しかつ管の一部を包囲する円板手段(402,404)とを備えている。エネルギセル(10)は、更に、中心に配置されるブラダー手段(410)を備え、ブラダー手段(410)の両端は、その両端間に可撓性をもたせつつエネルギセルに固定されると共に開放されている。各管手段(400)は、伝熱媒体を備えている。相変化材料(PCM)は、管手段(400)および円板手段(402,404)を包囲すると共に、孔手段(500)を通過可能である。ブラダー手段(410)は、ブラダー手段(410)の開放端部分を流入及び流出可能であって相変化材料(PCM)により影響を受ける液圧流体を含む。

Description

本発明は、相変化材料(PCM)が固相から液相へと変化するときにエネルギ源として使用するための加圧流体を発生するように作用するエネルギセルに関する。
特許文献1は、使用される作用媒体が固化作用と溶融作用とを交互に受ける熱エンジン、又は熱ポンプに関連している。このように用いられる作用媒体は、S/Lタイプの作用媒体と称される。熱エンジンでは、S/Lタイプの作用媒体が周期的な作用を受け、各サイクルは、第1圧力下で実施される高温溶融工程と、第2圧力下で実施される低温固化工程とを備えている。熱ポンプでは、各サイクルが、第1圧力下で実施される高温固化工程と、第2圧力下で実施される低温溶融工程とを備えている。非水性媒体が用いられるとき、第1圧力および第2圧力はそれぞれ相対的に高圧であり、相対的に低圧である。水性媒体が用いられるときは、2つの圧力がそれぞれ相対的に低圧であり、相対的に高圧である。熱ポンプの作用が熱エンジンの作用とは逆であることに注目すべきである。
特許文献2は、熱アクチュエータに関連し、熱容量モータとしても知られているように、それは、パラフィンワックスが、シリンダ等の容器内で加熱されたときに固体から液体へと変化するにつれてパラフィンワックスの物理的膨張からエネルギを取り出すものである。このエネルギは、シリンダ内に摺動可能に装着されたピストンに変位をもたらす機械力に変換されて、それにより、静圧を生じそれが変換されて作用する。熱アクチュエータは、アクチュエータによって生じた静圧がシリンジの内容物を放出するように用いられる様々な薬物送出システムに利用される。
特許文献3は、熱エネルギを力学的エネルギに変換する機器に関連しており、ここでは、体積膨張を生じさせて取着された作動ロッドを移動させるように、更に別の環状室に連通されているものの、断熱されている1又はそれ以上の環状室内の液体に熱が付与される。機器は、環状室9,10,2を備え、室2は、ばねベロー6によって設置される。加熱要素11,12は、室9,10において液体を蒸発させ、それにより、ベロー6の収縮、ひいては、ロッド7の移動を生じさせる。要素11,12の一方のみを使用することで、ロッド7を半ストロークだけ移動させる。
特許文献4は、液圧流体発生器に関連している。約マイナス6.7℃(20°F)の温度差を伴う2つの水源は、高い熱膨張係数を有する作用液体を膨張および収縮させるために交互に熱交換器管を流れ、作用周期全体は、作用液体の沸点未満で実施される。チェック弁により逆流が阻止された態で、作用液体の膨張および収縮は、液圧モータを駆動させるために用いられる高圧の液圧出力をもたらす。実質的に安定した出力流をもたらすには、熱交換器の4個のバンクを、流れの脈動を平滑化する液圧アキュムレータ手段と共に連続的に作用させてもよい。各バンクは4段階の作動サイクルを有し、電気回路は、略一定の全体液圧出力を生じる相互関係において、4つの異なる段階をある4つの異なるバンクで生じさせるように、4つのバンクを同時に制御する。
特許文献5は、水が液体状態から固体状態へと変形するときに水の膨張を利用するシステムに関連しており、硬質外側容器と、外側容器内の中央に受入れられる可撓性内側ブラダーとを備えている。液圧流体は、ブラダー内に受け入れられると共に、水は、ブラダーと外側容器との間に位置している。液圧流体は、水の温度が冷凍温度にまで低下するにつれて、加圧される。加圧流体は、液圧流体内で圧力エネルギを利用した仕事を得るため、ブラダーからの選択的な解放のために保管されてよい。
特許文献6は、不活性液体膨張媒体の熱膨張によって低い値の熱エネルギを力学的エネルギへと変換する方法および装置に関連しており、この媒体は、80℃より低温の相対的に低い温度範囲では相対的に高い膨張係数を有し、この媒体は、再生シリンダに含まれる圧力管に入れられており、この圧力管は、異なる温度の熱媒体の一部を混ぜ合わせることなくシリンダ内を循環する熱媒体によって段階的に加熱又は冷却させられる。膨張媒体の一例として、パラフィンが挙げられる。
米国特許第4,079,596号明細書 米国特許第5,263,323号明細書 独国特許第1,341,163号明細書 米国特許第4,283,915号明細書 米国特許第5,375,983号明細書 国際公開第89/12748号
上記に提示される文献は、熱効率および構造的強度に関する最適な解決策を提示することなく、本技術分野における異なる解決策を開示している。更に、これら文献に提示される解決策は、出力密度、製造効率、および製造コストについて、最適なものではない。
上述の問題は、請求項1に係り、相変化材料(PCM)が固相から液相へと変化するときにエネルギ源として用いるため加圧流体を生じるように作用するエネルギセルによって解決される。エネルギセルは、相変化材料(PCM)を保持するハウジング手段を備えている。エネルギセルは、更に、ハウジング手段と相変化材料(PCM)との間に配置される断熱手段を備えている。エネルギセルは、更に、相変化材料(PCM)によって包囲されると共に複数の管手段を有する熱交換手段と、複数の円板手段であってそれぞれが複数の孔手段を有し、かつ管手段の一部を包囲している円板手段とを備えている。2つの連続する円板手段の間には一定の距離が存在している。エネルギセルは、更に、中央に配置される可撓性ブラダー手段を備え、可撓性ブラダー手段の両端は、その両端間に可撓性を持たせつつエネルギセルに固定されると共に開放されている。各管手段は伝熱媒体を備えている。相変化材料(PCM)は、管手段および円板手段を包囲すると共に孔手段を通過可能である。ブラダー手段は、ブラダー手段の開放端部分に流入及び流出可能であって相変化材料(PCM)により影響を受ける液圧流体を含む。
本発明に係るエネルギセルでの主な効果として、高い熱効率および構造的強度について最適化されていることである。更に、このエネルギセルと共に、熱損失および機械損失の両方を最小限に抑えることが可能である。更に、本発明に係るエネルギセルは、出力密度、製造効率、および製造費用について最適化されている。
この背景における更なる効果は、ハウジング手段がシリンダブロック手段、シリンダ上部手段、およびシリンダ下部手段を備える場合に達成される。シリンダ上部手段は、各管手段のための第1グロメット手段を備え、シリンダ下部手段は、各管手段のための第1グロメット手段を備える。
更に、本背景において、エネルギセル、は、更に、シリンダ上部手段に連結されると共に伝熱媒体を管手段へ送り込むように作用する入口境界手段と、シリンダ下部手段に連結されると共に伝熱媒体を管手段から放出させるように作用する出口境界手段とを備える場合に有利である。
本背景において、更なる効果として、入口境界手段が、シリンダ上部手段に連結する容器手段と、高温の伝熱媒体の流入のための第1コネクタ手段と、高温の伝熱媒体の流入をオンまたはオフに切り替える弁手段と、低温の伝熱媒体の流入のための第2コネクタ手段と、低温の伝熱媒体をオンまたはオフにする弁手段とを備え、出口境界手段が、シリンダ下部手段に連結する容器手段と、高温の伝熱媒体の流出のための第1コネクタ手段と、高温の伝熱媒体の流出をオンまたはオフに切り替える弁手段と、低温の伝熱媒体の流出のための第2コネクタ手段と、低温の伝熱媒体の流出をオンまたはオフに切り替える弁手段とを備える場合に達成される。
別の実施形態によれば、入口境界手段が、シリンダ上部手段に連結する容器手段と、高温または低温の伝熱媒体の流入のためのコネクタ手段と、高温または低温の伝熱媒体の流入を切り替える弁手段とを備え、出口境界手段が、シリンダ下部手段に連結する容器手段と、高温または低温の熱伝達手段の流出のためのコネクタ手段と、高温または低温の伝熱媒体の流出を切り替える弁手段とを備える場合に有利である。
更に、本背景において、管手段に多数の内側フランジを設けた場合に有利である。
本背景において、更なる効果は、エネルギセルが、更に、ブラダー手段の各端部にそれぞれ連結される第1管手段および第2管手段を備えている場合に達成される。
別の実施形態によれば、エネルギセルが、更に、孔を有すると共に中央に配置される管手段を備え、管手段の中間部分がブラダー手段の内部に配置される場合に有利である。
更に、本背景において、シリンダ上部手段が、更に、管手段のための第2グロメット手段を備え、シリンダ下部手段が、更に、管手段のための第2グロメット手段を備え、中央に配置される管手段が、シリンダ上部手段およびシリンダ下部手段の両方に固定されると共に、第2グロメット手段の両方を貫通する場合に有利である。
本背景において、更なる効果は、第1グロメット手段と第2グロメット手段とが断熱されている場合に達成される。
更に、本背景において、入口境界手段の内壁と外側境界手段の内壁とが断熱されている場合に有利である。
本背景において、更なる効果は、伝熱媒体が水、油、或いは、液相又は気相中の他の適切な媒体である場合に達成される。
更に、本背景において、各エネルギセルは、更に、中心に配置される管手段、或いは、第1および第2管手段を介して、エネルギセルを連続的に連結するように作用する連結手段を備える場合に有利である。この手段は、幾つかのエネルギセルを互いに連結するものであり、小型および大型のシステムが設計可能であることを意味している。
本背景において、更なる効果は、エネルギセルが、更に、力学的エネルギを生じさせるため、相変化材料(PCM)に連結して配置されると共に相変化材料(PCM)によって影響を受ける可動手段を備える場合に達成される。
本説明にて用いる「を備える/を備え」等の用語は、1またはそれ以上の他の特性、整数値、工程、構成部品、またはそれらの一群の存在を除外することなく、所定の特性、工程、または構成部品の存在の意味を意図していることに注目すべきである。
本発明の実施形態を、以下に、添付の図面を参照して説明する。
本発明に係り加圧流体を発生させるように作用するエネルギセルの第1実施形態を示す断面図。 図1に開示されるエネルギセルの図1のB−B線に沿った断面図。 図1に開示される細部Cを拡大して示す断面図。 本発明に係りエネルギセルの熱交換手段に含まれる管手段を示す断面図。 本発明に係りエネルギセルの熱交換手段に含まれる円板手段を示す側面図。 図1に開示されるエネルギセルの一部である入口境界手段および出口境界手段の第1実施形態を示す断面図。 図1に開示されるエネルギセルの一部である入口境界手段および出口境界手段の第2実施形態を示す断面図。 本発明に係りエネルギセルの別の実施形態の一部を示す概略図。 図1に開示される細部Dを拡大して示す断面図。
図1は、相変化材料(PCM)が固相から液相へと変化したときエネルギ源として使用するため加圧流体を発生させるように作用するエネルギセル10の第1実施形態の断面図を示す。エネルギセル10は、相変化材料(PCM)を保持するハウジング手段12を備えている。エネルギセル10は、更に、ハウジング手段12と相変化材料(PCM)との間に配置される断熱手段14を備えている(図3を参照)。エネルギセル10は、更に、相変化材料(PCM)によって包囲される熱交換手段16を備えている。熱交換手段16は、複数の管手段400を備え、伝熱媒体は、管手段400を流通する。熱交換手段16は、更に、複数の円板手段402,404を備えている(図1は示さないが、図5に示す)。
図5から明らかなように、各円板手段402,404には、相変化材料(PCM)が孔手段500を通過できるように、複数の孔手段500が設けられている。更に、各円板手段402,404、管手段400の一部を包囲している。
また、図1から明らかなように、エネルギセル10は、中心に配置されて可撓性を有するブラダー手段410を備えている。ブラダー手段410は、ブラダー手段410の両端部においてエネルギセル10に固定されている。更に、ブラダー手段410は、その両端部分において開放されると共に、第1管手段4061と第2管手段4062とに連結されている。ブラダー手段410は、ブラダー手段410の開放端部分を流入及び流出可能であると共に相変化材料(PCM)によって影響を受ける液圧流体を含む。
また、図1から明らかなように、ハウジング手段12は、シリンダブロック手段421、シリンダ上部手段414、及びシリンダ下部手段416を備えている。シリンダ上部手段414は、各管手段400のための第1グロメット手段418を備え、シリンダ下部手段416は、各管手段400のための第1グロメット手段422を備えている。更に、図1から明らかなように、シリンダ上部手段414は、第1管手段4061のための第2グロメット手段420も備えている。シリンダ下部手段416は、第2管手段4062のための第2グロメット手段424も備えている。
エネルギセル10は、更に、シリンダ上部手段414に連結される入口境界手段426を備えている。入口境界手段426は、伝熱媒体を管手段400へと送り込むように作用する。エネルギセル10は、更に、シリンダ下部手段416に連結される出口境界手段428を備えている。出口境界手段428は、伝熱媒体を管手段400から放出させるように作用する。
また、図1に開示される事実として、入口境界手段426は、シリンダ上部手段414に連結する容器手段430を備えている。入口境界手段426は、更に、高温の伝熱媒体の流入のための第1コネクタ手段43と、低温の伝熱媒体の流入のための第2コネクタ手段434とを備えている。また、図1から明らかなように、出口境界手段428は、シリンダ下部手段416に連結する容器手段436を備えている。出口境界手段428は、更に、高温の伝熱媒体の流出のための第1コネクタ手段438と、低温の伝熱媒体の流出のための第2コネクタ手段440とを備えている。
図2には、図1に開示されるエネルギセル10の図1のB−B線に沿った断面図が開示されている。ここでは、管手段400の分散が開示されており、また、図2の中心には、ブラダー手段410が配置されている。
図3には、図1に開示される円Cの断面図が大きな縮尺で開示されている。断熱手段14を有するハウジング手段12の一部が、本図において開示されている。更に、熱交換手段16は、複数の円板手段402,404を有する1個の管手段400の形態で開示されている。
図4には、本発明に係り、エネルギセル10の熱交換手段16に含まれる管手段400の断面図が開示されている。本図から明らかなように、各管手段400には、複数の内側フランジ450が設けられている。
図5には、本発明に係り、エネルギセル10の熱交換手段16に含まれる円板手段402,404の側面図が開示される。本図から明らかなように、各円板手段402,404には、複数の孔手段500が設けられている。相変化材料(PCM)は、これら孔手段500を通過することができる。また、本図には、断面A−Aにおいて、管手段400に配置される孔(図示なし)が開示されている。
図6には、図1に開示されるエネルギセル10の一部である入口境界手段426および出口境界手段428の第1実施形態の断面図が開示されている。第1実施形態は、図1に部分的に開示されている。本図から明らかなように、入口境界手段426は、容器手段430、第1コネクタ手段432、および第2コネクタ手段434を備えている。エネルギセル10は、更に、第1コネクタ手段432に連結されると共に高温の伝熱媒体の流入をオンまたはオフに切り替えるように作用する弁手段452を備えている。エネルギセル10は、更に、第2コネクタ手段434と連結されると共に低温の伝熱媒体の流入をオンまたはオフに切り替えるように作用する弁手段454を備えている。本図の下側部分から明らかなように、出口境界手段428は、容器手段436、第1コネクタ手段438、及び第2コネクタ手段440を備えている。エネルギセル10は、更に、第1コネクタ手段438に連結されると共に高温の伝熱媒体の流出をオンまたはオフに切り替えるように作用する弁手段456を備えている。エネルギセル10は、更に、第2コネクタ手段440に連結されると共に低温の伝熱媒体の流出をオンまたはオフに切り替えるように作用する弁手段458を備えている。本解決策での効果としては、弁手段がエネルギセルに近接して載置されることであり、熱損失が減少して効率が向上することを示している。本解決策の些細な欠点として、必要な弁手段の数が挙げられる。弁手段452および454は同期して作用し、即ち、弁手段452がオンであり、かつ弁手段454がオフであり、或いはその逆となることを指摘すべきである。同じことが、弁手段456および458にも適用される。
図7には、入口境界手段426および出口境界手段428の第2実施形態の断面図が開示されており、これらは、本発明に係るエネルギセル10の一部である。本図から明らかなように、入口境界手段426は、容器手段430と、高温または低温の伝熱媒体の流入のためのコネクタ手段442とを備えている。エネルギセル10は、更に、コネクタ手段442に連結されると共に高温または低温の伝熱媒体の流入を切り替えるように作用する弁手段444を備えている。本図の下側部分から明らかなように、出口境界手段428は、容器手段436と、高温または低温の伝熱媒体の流出のためのコネクタ手段446とを備えている。エネルギセル10は、更に、コネクタ手段446に連結されると共に高温または低温の伝熱媒体の流出を切り替えるように作用する弁手段448を備えている。本解決策の効果としては、図6に開示される解決策と比較して、より少ない数の弁手段が必要とされる。本解決策の欠点として、図6に開示される解決策よりも熱損失が増大することが挙げられる。
図8には、本発明に係るエネルギセル10の第2実施形態の一部の概略図が開示されている。本実施形態において、エネルギセル10は、更に、中央に配置されて孔408を有する管手段406を備えている。管手段406の中間部分は、ブラダー手段410の内部に配置されており、本図中、概略的にのみ開示されている。本図に開示しないが、中心に配置される管手段406は、シリンダ上部手段414およびシリンダ下部手段416の両方に固定されると共に、両方の第2グロメット手段420,424を貫通する(図1を参照)。管手段406は、液圧流体を含み、この液圧流体は、孔408を通り出入りするように流れて、結果として、おおよそブラダー手段410を充填する。管手段406を備えた本実施形態では、エネルギセル10の圧力が上昇したときに、シリンダ上部手段414およびシリンダ下部手段416の膨れおよび圧迫を低減させる。
図9には、図1に開示される円Dの断面図がより大きな縮尺で開示されている。本図には、第1管手段4061が開示されている。また、開示されているのは、ブラダー手段410の上側部分であり、且つ、どのようにして、そのブラダー手段410がエネルギセル10に固定されるかが開示されている。本図から明らかなように、シリンダ上部手段414は、2個の異なる部分4141および4142に分割されている。ブラダー手段410の上側カラーは、シリンダ上部手段414の2個の部分4141,4142の間に固定されている。また、本図から明らかなように、ブラダー手段410は、第1管手段4061に対し開放されている。本図には開示されていないが、同じことがシリンダ下部手段416,第2管手段4062およびブラダー手段410にも適用されることを指摘すべきである。
エネルギセル10の好適な実施形態によれば、第1グロメット手段418,422と第2グロメット手段420,424とが断熱されている。
更に、エネルギセル10の別の実施形態によれば、入口境界手段426の内壁と出口境界手段428の内壁とが断熱されている。
エネルギセル10の好適な実施形態によれば、伝熱媒体は、水、油、或いは、液相又は気相である他の適切な媒体である。
別の実施形態によれば、各エネルギセル10は、更に、中心に配置される管手段406、或いは、その第1および第2管手段4061,4062を介して、エネルギセル10を連続的に連結するように作用する連結手段(図示なし)を備えている。
エネルギセル10の好適な実施形態によれば、また、力学的エネルギを生じさせるために、相変化材料(PCM)に連結されて配置されると共に相変化材料(PCM)の影響を受ける可動手段(図示なし)を備えている。
以下、本発明に係るエネルギセル10の方法サイクルの機能的な説明が続き、PV−ダイアグラム、圧力−容積−ダイアグラムのように、4段階に分割される。
加圧段階:
1.エネルギセル10の圧力は、第1管手段4061を介して、或いは、中心に配置される管手段406を介して、液圧流体を圧力下に置くことにより、作用圧まで上昇させられる。通常、相変化材料(PCM)は、加圧の間に、固相にある。熱交換手段16の管手段400および円板手段402,404への圧力を減少させると共に、エネルギセル10の寿命を延ばすため、以下に説明するように、作用段階の開始時に圧縮を行うようしてもよい。これにより、相変化材料(PCM)は、管手段400および円板手段402,404付近で溶融し始め、より低い摩擦およびより良好な圧力状況に至る。
作用段階:
2.高温の伝熱媒体(例えば水)は、例えば、第1コネクタ手段432を通り、入口境界手段426を介して、熱交換手段16へと流れる。
3.熱エネルギは、熱交換手段16の管手段400および円板手段402,404を介して、伝熱媒体から相変化材料(PCM)へと伝達される。
4.相変化材料(PCM)は、流体状態になると共に、高圧下で膨張し、且つ、ブラダー手段410を内方へ押す(ブラダー手段410をへこませる)。
5.移動するブラダー手段410は、第1管手段4061或いは管手段406を介して、ブラダー手段410に入れられた液圧流体を高圧下で流出させる。
減圧段階:
6.相変化材料(PCM)を急に戻させるように液圧が高圧から低圧へと解放されて、(高圧から低圧へと)変化する圧力下で、第1管手段4061或いは管手段406を介して、ブラダー手段410に入れられた液圧流体を流出させる。
冷却段階:
7.低温の伝熱媒体(例えば水)は、例えば、第2コネクタ手段434を通り、入口境界手段426を介して、熱交換手段16へ流れる。
8.熱エネルギは、熱交換手段16の管手段400および円板手段402,404を介して、相変化材料(PCM)から伝熱媒体へと伝達される。
9.相変化材料(PCM)は固体状態になると共に、収縮して、ブラダー手段410を外方へ引っ張る。ブラダー手段410はまた、液圧流体の軽い圧力(約10バール)によって、強制的に外に出される。
過程サイクルが完了して、エネルギセル10が新しいサイクルのために準備される。
本発明は、以下に記載される実施形態に限定されない。以下の請求項の範囲にある多くの異なる変形が可能であることは明白である。

Claims (14)

  1. 相変化材料(PCM)が固相から液相へと変化するときにエネルギ源として使用するため加圧流体を発生するように作用するエネルギセル(10)であって、前記相変化材料(PCM)を保持するハウジング手段(12)を備えるエネルギセル(10)において、
    前記エネルギセル(10)は、更に、
    前記ハウジング手段(12)と前記相変化材料(PCM)との間に配置される断熱手段(14)と、
    前記相変化材料(PCM)によって包囲されると共に複数の管手段(400)を有する熱交換手段(16)と、
    複数の円板手段(402,404)であって、それぞれが複数の孔手段(500)を有し、かつ前記管手段(400)の一部を包囲している円板手段(402,404)とを備え、
    2つの連続する円板手段(402,404)の間には一定の距離が存在し、前記エネルギセル(10)は、中心に配置される可撓性ブラダー手段(410)を備え、前記可撓性ブラダー手段(410)の両端は、その両端間に可撓性をもたせつつ前記エネルギセル(10)に固定されると共に開放されており、
    前記各管手段(400)は伝熱媒体を備え、前記相変化材料(PCM)は、前記管手段(400)および前記円板手段(402,404)を包囲すると共に、前記孔手段(500)を通過可能であり、
    前記ブラダー手段(410)は、ブラダー手段(410)の開放端部分に流入及び流出可能であって前記相変化材料(PCM)により影響を受ける液圧流体を含むことを特徴とするエネルギセル(10)。
  2. 請求項1記載のエネルギセル(10)において、
    前記ハウジング手段(12)は、シリンダブロック手段(421)、シリンダ上部手段(414)、及びシリンダ下部手段(416)を備え、
    前記シリンダ上部手段(414)は、各管手段(400)のための第1グロメット手段(418)を備え、
    前記シリンダ下部手段(416)は、各管手段(400)のための第1グロメット手段(422)を備えることを特徴とするエネルギセル(10)。
  3. 請求項2記載のエネルギセル(10)において、
    前記エネルギセル(10)は、更に、
    前記シリンダ上部手段(414)に連結されると共に前記伝熱媒体を前記管手段(400)へ送り込むように作用する入口境界手段(426)と、
    前記シリンダ下部手段(416)に連結されると共に前記伝熱媒体を前記管手段(400)から放出させるように作用する出口境界手段(428)と
    を備えることを特徴とするエネルギセル(10)。
  4. 請求項3記載のエネルギセル(10)において、
    前記入口境界手段(426)は、
    前記シリンダ上部手段(414)に連結している容器手段(430)と、
    高温の伝熱媒体の流入のための第1コネクタ手段(432)と、
    高温の伝熱媒体の流入をオンまたはオフに切り替える弁手段(452)と、
    低温の伝熱媒体の流入のための第2コネクタ手段(434)と、
    低温の伝熱媒体の流入をオンまたはオフに切り替える弁手段(454)とを備え、
    前記出口境界手段(428)は、
    前記シリンダ下部手段(416)に連結している容器手段(436)と、
    高温の伝熱媒体の流出のための第1コネクタ手段(438)と、
    高温の伝熱媒体の流出をオンまたはオフに切り替える弁手段(456)と、
    低温の伝熱媒体の流出のための第2コネクタ手段(440)と、
    低温の伝熱媒体の流出をオンまたはオフに切り替える弁手段(458)とを備えていることを特徴とするエネルギセル(10)。
  5. 請求項3記載のエネルギセル(10)において、
    前記入口境界手段(426)は、
    前記シリンダ上部手段(414)に連結している容器手段(430)と、
    高温または低温の伝熱媒体の流入のためのコネクタ手段(442)と、
    高温または低温の伝熱媒体の流入を切り替える弁手段(444)とを備え、
    前記出口境界手段(428)は、
    前記シリンダ下部手段(416)に連結している容器手段(436)と、
    高温または低温の伝熱媒体の流出のためのコネクタ手段(446)と、
    高温または低温の伝熱媒体の流出を切り替える弁手段(448)とを備えることを特徴とするエネルギセル(10)。
  6. 請求項1〜5のいずれか一項に記載のエネルギセル(10)において、
    前記管手段(400)には、複数の内側フランジ(450)が設けられていることを特徴とするエネルギセル(10)。
  7. 請求項1〜6のいずれか一項に記載のエネルギセル(10)において、
    前記エネルギセル(10)は、更に、
    前記ブラダー手段(410)の各端部にそれぞれ連結される第1管手段(4061)および第2管手段(4062)を備えていることを特徴とするエネルギセル(10)。
  8. 請求項1〜6のいずれか一項に係るエネルギセル(10)において、
    前記エネルギセル(10)は、更に、孔(408)を有すると共に中心に配置される管手段(406)を備え、
    前記管手段(406)の中間部分は、前記ブラダー手段(410)の内部に配置されていることを特徴とするエネルギセル(10)。
  9. 請求項2に従属するときの請求項8に係るエネルギセル(10)において、
    前記シリンダ上部手段(414)は、更に、前記管手段(406)のための第2グロメット手段(420)を備え、
    前記シリンダ下部手段(416)は、更に、前記管手段(406)のための第2グロメット手段(424)を備え、
    前記中心に配置される管手段(406)は、前記シリンダ上部手段(414)および前記シリンダ下部手段(416)の両方に固定されると共に、前記第2グロメット手段(420,424)の両方を貫通することを特徴とするエネルギセル(10)。
  10. 請求項9記載のエネルギセル(10)において、
    前記第1グロメット手段(418,422)と前記第2グロメット手段(420,424)とが断熱されていることを特徴とするエネルギセル(10)。
  11. 請求項3〜10のいずれか一項に記載のエネルギセル(10)において、
    前記入口境界手段(426)の内壁と前記出口境界手段(428)の内壁とが断熱されていることを特徴とするエネルギセル(10)。
  12. 請求項1〜11のいずれか一項に記載のエネルギセル(10)において、
    前記伝熱媒体は、水、油、或いは、液相又は気相中の他の適切な媒体であることを特徴とするエネルギセル(10)。
  13. 請求項1〜12のいずれか一項に記載のエネルギセル(10)において、
    各エネルギセル(10)は、更に、前記中心に配置される管手段(406)、或いは、前記第1および第2管手段(4061,4062)を介して、前記エネルギセル(10)を連続的に連結するように作用する連結手段を備えていることを特徴とするエネルギセル(10)。
  14. 請求項1〜13のいずれか一項に記載のエネルギセル(10)において、
    前記エネルギセル(10)は、更に、力学的エネルギを生じさせるため、前記相変化材料(PCM)に連結して配置されると共に前記相変化材料(PCM)によって影響を受ける可動手段を備えていることを特徴とするエネルギセル(10)。
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