JP2012512583A - マルチキャリアデータ通信経路を構成するための方法および装置 - Google Patents

マルチキャリアデータ通信経路を構成するための方法および装置 Download PDF

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Abstract

本発明は、第1の加入者線Lx上で確立された第1のマルチキャリアデータ通信経路DPxを介した通信のための通信パラメータを構成するための方法であって、− 第2のマルチキャリアデータ通信経路DPyを第2の加入者線Ly上で初期化するための要求init_req、join_req(y)を検出するステップを備える方法に関する。本発明による方法はさらに、− 第2のデータ通信経路の初期化を延期するステップと、− 第2の加入者線から第1の加入者線へのクロストーク特性Xτ_char_xy(k)を取得するステップと、− 前記クロストーク特性から、第1のデータ通信経路を介した通信に使用される仮想ノイズモデルを特徴付けるパラメータ値VN_x(k)を導出し、第1のデータ通信経路を介したさらなる通信にパラメータ値を適用するステップと、− 第2のデータ通信経路の初期化を再開するステップとを備える。本発明は、アクセスノードにも関する。

Description

本発明は、加入者線上で確立されたマルチキャリアデータ通信経路を介した通信のための通信パラメータを構成するための方法に関する。
デジタル加入者線(DSL:Digital Subscriber Line)のロバスト性および安定性は、ビデオをうまく配信するのに重要な役割を担う。過去の高速インターネットアクセス(HSIA:High−speed Internet Access)展開と比較して、ビデオ展開におけるDSLは、通常加入者線の性能限界に近い、遥かに速い速度で動作しなければならない。これによって、隣接する回線のオン/オフ切換えからの動的なクロストークへの感度が増すことになり、その結果、回線の再トレーニングおよびサービスの中断が時折生じる。これらの再トレーニングは、HSIAサービスでは気付かれないままとなり得るが、ビデオサービスが何十秒間も失われることは、明らかに不快で、望ましくないことである。経験から述べると、通信事業者はしばしば、週に最大1回の再トレーニングを目標とし、2日に1回より多い再トレーニングは、許容し難いと見なされている。この目標を達成するために、DSL PHY層に対して特別な措置が講じられ得る。これらのうちのいくつかは、以下の通りである:
− DSL送信スペクトルは、隣接回線間のクロストークを最小限に抑えるように最適化されてよい。しかし、これによって、回線がノイズ変化に対してより敏感になり、スクリーン上で視覚的な歪みが生じることがある。このため、安定性を最大にすることと、クロストークを減少させることの間で適切なトレードオフが行われるべきであり、それは簡単ではない。
− 優れたネットワーク設計は、ビットレートとノイズマージンのバランスをとる。受信側のノイズマージンが増加すると、より多くのノイズ変化に対処することができる。したがって、それは、ビットレートを減少させて、DSL伝送のロバスト性を高める。
− 仮想ノイズと呼ばれる技法は、起動時に回線を将来のノイズ増加に対して保護することによって、被害回線(victim line)へのクロストークの影響を制限することを可能にする。「ノイズマージン」手法と比べて、仮想ノイズは、回線を過度に保護しない。
図1に、仮想ノイズが何のためのものであるかについての例示的な例が見られる。
送信信号1および受信信号2のパワースペクトル密度(PSD、dBm/Hz単位)が、周波数に対してプロットされており、測定されたノイズPSD 3がそれである。
1と2の間の差11は、加入者線によりもたらされた挿入損失(またはループ減衰)を示している。ノイズマージン4は、実際の測定されたノイズPSD 3の上に構成されており、2と4の差12は、対応する搬送波についての達成可能なビットローディングを示しており、さらには総ビットレートを示している。
仮想ノイズ5が構成され、どんな実際のノイズもが、構成された仮想ノイズより小さく、適用可能なビットローディングを決定するための、実際の測定されたノイズ4の代わりとなる。そうすることによって、このシステムは、まだアクティブでない隣接回線からのクロストークを吸収することができる。追加のノイズマージンを使用すると、データレートはさらに減少されたであろう。
図1Aは、第1のクロストーク環境および関連する搬送波ビットローディングを表しており、アクティブな妨害元はなく、測定されたノイズPSDは、フラットなノイズフロアに対応する。図1Bは、第2のクロストーク環境および関連する搬送波ビッドローディングを表しており、隣接回線からのクロストークは依然として、構成された仮想ノイズの境界内に限られる。図1Cは、第3のクロストーク環境および関連する搬送波ビッドローディングを表しており、隣接回線からのクロストークは、構成された仮想ノイズを超えている。
たとえば図1Aに示されたように、アクティブな妨害元がない状態で回線が初期化される場合、たとえば図1Bに示されたように、回線は、クロストークのさらなる増加に対処することができる。しかし、まさに同じ回線が、ビットエラーに遭遇し始め、構成されたノイズにノイズマージンを足した値を超過する何らかのクロストークが生じる場合には、恐らく再トレーニングされる必要があり:たとえば図1Cに示されたように、新しい臨時のビットローディングが決定され、回線は稼働状態に戻るが、データレートはまだ低い状態である。
したがって、仮想ノイズは一般に、潜在的に存在し得る最悪ケースの妨害元に従って構成される。
仮想ノイズは、2006年2月に国際電気通信連合(ITU:International Telecommunication union)によって公表された超高速デジタル加入者線2(VDSL2:very high speed Digital Subscriber Line 2)G.993.2規格の一環として最近採用されており、11.4.1.1.6.1.2節、115頁(SNRM_MODE=2)に明示されている。
上記議論から明らかなように、最小送信出力および安定的な動作状態における最大のビットレートとして定義されたDSL回線の最適な構成は、決して些細なものではない。
G.993.2、11.4.1.1.6.1.2、115頁、2006年2月、ITU G.994.1 ITU
本発明の目的は、DSLベースの、より一般的にはマルチキャリアベースの通信システムの耐障害性(resilience)を向上させることである。
第1の加入者線上で確立された第1のマルチキャリアデータ通信経路を介した通信のための通信パラメータを構成するための方法であって、
− 第2のマルチキャリアデータ通信経路を第2の加入者線上で初期化するための要求を検出するステップを備える方法によって、本発明の目的が達成され、従来技術の前述の欠点が克服され、前記方法は、その上に:
− 前記第2のデータ通信経路の初期化を延期するステップと、
− 前記第2の加入者線から前記第1の加入者線へのクロストーク特性を取得するステップと、
− 前記クロストーク特性から、前記第1のデータ通信経路を介した通信に使用される仮想ノイズモデルを特徴付けるパラメータ値を導出し、前記第1のデータ通信経路を介したさらなる通信に前記パラメータ値を適用するステップと、
− 前記第2のデータ通信経路の初期化を再開するステップとをさらに備えることを特徴とする。
新しく加わる回線を介したデータ通信経路の初期化は、たとえば、加入者宅内装置(CPE:Customer Premises Equipment)からのDSLハンドシェイクメッセージに応答しないことによって延期される。その間、その新しく加わる回線から潜在的な被害回線へのクロストーク特性が取得され、被害回線上に適用されるべき新しい仮想ノイズ値が決定される。この新しい仮想ノイズ値は、(加わる回線はまだ起動していないが)この回線から来るクロストークを積分し、参加イベント(joining event)に対して被害回線を事前に保護するために被害回線上に適用される。
新しい仮想ノイズ値はオンラインで適用されることが好ましいが、こうした対応はまだ標準化されていない(アップストリーム通信では標準化は必要ない)。次いで、新しいビットローディング値が、新しい仮想ノイズ値に従って計算され、シームレスレート適応(SRA:Seamless Rate Adaptation)によって適用される。新しいビットローディング値が有効になると、加わる回線上の初期化手順が再開する。
本発明による方法は、加わる回線から生じる干渉に対して近隣回線を事前に準備することによって、近隣回線上のサービスを中断せずに加入者線が加わることを可能にする。この機構は、その時点での状況に動的に適応されるので、(アクティブな回線の実際の数が、仮想ノイズをハード構成するのに典型的に使用される想定された最悪ケースのクロストーク元数より小さい場合には)静的に構成された仮想ノイズより高いデータレートを達成する。本発明は、実際にシームレスであり、参加イベントの間にデータが損なわれないように、またはデータの流れが中断されないようにする。
本発明は、ダウンストリーム(中央局から加入者宅内への)および/またはアップストリーム(加入者宅内から中央局への)通信に、それぞれ異なるやり方で適用されてよい。
本発明による方法のさらなる実施形態は、前記クロストーク特性が、送信信号パワースペクトル密度PSDとクロストーク結合伝達関数とを含むことを特徴とする。
典型的には、送信信号PSDは、事前決定されたパワースペクトルマスクに一致し、クロストーク結合伝達関数は、CPEによって報告されたノイズ測定によって、(たとえば測定されたスライサ誤差によって、または信号雑音比(SNR)測定によって、または静音回線ノイズ(QLN:Quiet Line Noise)測定によって)決定される。
あるいは、前記クロストーク特性は、受信クロストークパワースペクトル密度PSDを含む。
受信クロストークPSDは、送信信号PSDおよびクロストーク結合伝達関数から計算されてよく、またはCPEによって、もしくは特定のテスト信号を用いたテスト機器によって測定されてよく、またはモデル化されたクロストークPSDであってよい。
前記クロストーク特性は、ローカルデータレポジトリから読み出されることも、たとえばパケット交換網を介して遠隔中央データレポジトリから取得されることもある。
本発明による方法のさらなる実施形態は、前記パラメータ値が、さらなる加入者線から前記第1の加入者線へのさらなるクロストーク特性からさらに導出されることを特徴とする。
たとえば、既にアクティブな隣接回線からのクロストークと、新しく加わる回線から被害回線へのクロストークの電力合計を計算し、新しい仮想ノイズ値を決定するためにその出力合計を使用してよい。
新しく加わる回線だけでなく、既に存在するクロストーク元をも考慮することによって、仮想ノイズ値は、加わる回線がショータイムモードに入るときに存在すると予測されるクロストークに適合する。
この実施形態は、既にアクティブな隣接回線から被害回線へのクロストークが送信側で事前に補償され、または受信側で後に補償され、仮想的に取り除かれる場合には適用されず、その場合は、新しく加わる回線の予測されたクロストークだけに従って仮想ノイズを構成することで十分である。
クロストークの前/後補償が行われない状態で、既にアクティブなクロストーク元を無視し、加わる回線だけについて考慮することによってせいぜい3dBの誤差がもたらされ、その値は典型的には、構成されたノイズマージンによって吸収されることにさらに留意されたい。実際に、また変化するノイズ条件に適合するようにSRAが連続的に適用されると仮定すると、それぞれのビットローディング値を計算するためのノイズ基準値は、構成された仮想ノイズ値(ここでは、新しく加わる回線のクロストーク)と実際の測定されたノイズ値(ここでは、もしあれば他の妨害回線からのクロストーク)の間の最大値として定義され、両方が等しい場合、最大誤差、すなわち実際のノイズ値と基準ノイズ値の間の3dB差が生じる。
本発明は、第1の加入者線上に確立された第1のマルチキャリアデータ通信経路、および第2の加入者線上に確立される第2のマルチキャリアデータ通信経路を終端するアクセスノードであって、
− 前記第2のマルチキャリアデータ通信経路を前記第2の加入者線上で初期化するための要求を検出するようになされた回線初期化制御エージェントを備えるアクセスノードにも関し、
前記回線初期化制御エージェントがさらに、その上に、前記第2のデータ通信経路の初期化を延期するようになされ、
前記アクセスノードがさらに:
− 前記回線初期化手段に結合されており、前記第2のデータ通信経路の初期化が延長される間、前記第2の加入者線から前記第1の加入者線へのクロストーク特性を取得し、前記クロストーク特性から、前記第1のデータ通信経路を介した通信に使用される仮想ノイズモデルを特徴付けるパラメータ値を導出し、前記第1のデータ通信経路を介したさらなる通信に前記パラメータ値を適用するようになされた仮想ノイズ構成エージェントをさらに備え、前記回線初期化制御エージェントがさらに、その上に、前記第2のデータ通信経路の初期化を再開するようになされることを特徴とする。
本発明によるアクセスノードの実施形態は、本発明による方法の実施形態に対応する。
本発明の上記他の目的および特徴は、添付の図面と併せ読まれる一実施形態についての下記の詳細な説明を参照してより明らかになり、また本発明自体が最もよく理解されよう。
仮想ノイズのパラダイム(従来技術)を示す図である。 仮想ノイズのパラダイム(従来技術)を示す図である。 仮想ノイズのパラダイム(従来技術)を示す図である。 本発明によるアクセスノードを示す図である。
図2に、中央局または遠隔キャビネットに置かれたデジタル加入者線アクセスマルチプレクサ(DSLAM:Digital Subscriber Line Access Multiplexer)などのアクセスノード100が見られ、以下の顕著な機能ブロック:
− CPEに接続するための回線終端装置(LTU:Line Termination Unit)110と、
− 回線初期化制御エージェント(LICA:Line Initialization Control Agent)120と、
− 仮想ノイズ構成エージェント(VNCA:virtual Noise configuration Agent)130と、
− ローカルデータレポジトリ140とを備えている。
回線終端装置110は、回線初期化制御エージェント120および仮想ノイズ構成エージェント130に結合される。回線初期化制御エージェント120は、仮想ノイズ構成エージェント130にさらに結合される。仮想ノイズ構成エージェント130は、ローカルデータレポジトリ140にさらに結合される。
回線終端装置110は、DSL加入者線を終端し動作させ、とりわけ加入者線を介したDSLデータ通信経路を初期化するための、TUCxとTUCyとを含むトランシーバユニットを備える。
DSL初期化手順は、G.994.1 ITU仕様に記載されており、ハンドシェイク段階と、
チャネル発見段階と、チャネルトレーニング段階と、チャネル解析/交換段階とを備える。
初期化手順のハンドシェイク段階の間、トランシーバ装置は、能力リストを交換し、トレーニングおよび動作の共通モードに同意する。ハンドシェイク段階がうまく終了すると、(どのモードが選択されているかに応じて)チャネル発見段階またはループ診断モードに進む。ハンドシェイク段階が失敗すると、L3状態(オフライン状態)に進む。
初期化手順のチャネル発見、トレーニング、およびチャネル解析&交換段階の間、トランシーバ装置は、そのそれぞれのトランシーバをトレーニングする。これらの段階の間、トランシーバは、チャネル状態の識別、ショータイム動作のパラメータの交換などを行う。初期化手順がうまく終了すると、トランシーバは、L0状態(オンライン状態またはショータイム)に遷移する。初期化手順がうまく終了せず、またはリンクの障害が永続的に続き、または電力が失われると、トランシーバ装置は、L3状態(再トレーニング)に戻る。
回線終端装置110はさらに、中央局のトランシーバ装置、加入者宅内のトランシーバ装置の代理を務め、初期化制御エージェント120に、新しい回線の起動について通知し、さらに回線初期化制御エージェント120からの承認後にDSL初期化およびトレーニング手順を実行するようになされる。
回線初期化制御エージェント120は、仮想ノイズ構成エージェント130に、新しく加わる回線によって潜在的に影響を受け得るどんな回線についても仮想ノイズを再構成することを要求するようになされる。
回線初期化制御エージェント120はさらに、仮想ノイズ構成エージェント130からの仮想ノイズ構成結果に基づいて、加入者線を介したDSLデータ通信経路の初期化を許可し、または許可しないようになされる。
ローカルデータレポジトリ140は、被害側/妨害元の対ごとにクロストーク特性を保持する。
仮想ノイズ構成エージェント130は、たとえばクロストークデータベースをスキャンし、その加わる回線からの最も高いクロストーク結合を探すことによって、新しく加わる回線からの干渉により潜在的に影響を受け得る候補の被害回線を識別するようになされる。
仮想ノイズ構成エージェント130はさらに、そのように識別された候補犠牲受信側で、新しく加わる回線から受信されたクロストークを表すPSD値を決定するようになされる。好ましくは、PSD値は、G.993.2に指定された仮想ノイズ値に直接変換されるように、被害回線の伝達関数PSDに対するものである。受信されたクロストークPSD値は、ローカルデータレポジトリ140から直接得られ、または送信信号PSDおよび相対クロストーク結合関数から計算される。たとえば、相対クロストーク結合関数は、信号プリコーディングに使用されたプリコーディング行列のプリコーディング係数から導出されてよい。
仮想ノイズ構成エージェント130はさらに、そのように決定された、加わる回線からの受信されたクロストークPSD値に基づいて被害回線上に適用される仮想ノイズ値を決定するようになされる。仮想ノイズ構成エージェント130は、仮想ノイズ構成エージェント130がどの回線がアクティブか、またはアクティブでないかを追跡するならば、さらなるアクティブなクロストーク元からの寄与をさらに含んでよい。
仮想ノイズ構成エージェント130はさらに、回線終端装置110と対話することによって被害受信側で使用される仮想ノイズ値をオンライン状態で再構成するようになされる。仮想ノイズのオンライン再構成は、OLRコマンドによって実行される。
仮想ノイズ構成エージェント130はさらに、仮想ノイズ再構成プロセスの結果について回線初期化制御エージェント120に通知するようになされる。
アクセスノード100の動作が、その後に続く。
アクセスノード100は、CAT3ケーブルなど、非シールドツイストペア(UTP:Unshielded Twisted Pair)によってCPEに結合される。ここでは、トランシーバ装置TUCxは、第1の加入者線Lxを介して第1のリモートトランシーバユニットTURxに結合されており、トランシーバ装置TUCyは、第2の加入者線Lyを介して第2のリモートトランシーバユニットTURyに結合されている。TURxおよびTURyは、たとえばモデム、ゲートウェイ、ルータ、セットトップボックス、加入者端末などの一部を形成する。
第1のDSLデータ通信経路DPxが加入者線Lxを介して確立され、TUCxとTURxの両方がショータイムモードであるとさらに仮定する。データ経路DPXは、それぞれ別個のアップストリーム周波数帯およびダウンストリーム周波数帯を使用したアップストリームデータ通信経路とダウンストリームデータ通信経路と備える(周波数分割多重)。アップストリームおよびダウンストリーム通信のそれぞれのビットローディング、最終的には総アップストリームデータレートおよび総ダウンストリームデータレートが、データ経路DPxの初期化の間に決定され、合意されている。
加わる回線は、Lyと示されており、回線Lxと同じバインダ(図2のバインダを参照)の一部を形成し、それによって、TUCyによって送信された信号のかなりの量が、回線Lyから回線Lxに漏れ、またTURxによって検出されることになる(図2のXT_xy参照)。この現象は、遠端クロストーク(FEXT:Far−End crossTalk)と呼ばれ、(加入者宅内のインパルスノイズと共に)DSL通信のチャネル障害の主な原因である。
TURyは、第2のDSLデータ通信経路Dyを加入者線Ly上で初期化するための要求を発行する(図2のinit_req参照)。この要求は、たとえば、G.994.1に定義されたR_TONES_REQ信号である。あるいは、データ通信経路DPyの初期化は、(たとえばリブートまたは電源障害または回線カード障害の場合)アクセスノード100によってトリガされてよい。
TUCyは、回線初期化制御エージェント120に、回線Ly上の参加イベントについて通知し、データ経路DPyが初期化され得るかどうか回線初期化制御エージェント120に要求する(図2のjoin_req(y)参照)。ここで、回線初期化制御エージェント120は、データ経路DPyの初期化を延期する(図2のdisallow(y)参照)。したがって、TUCyは、R−TONES−REQ信号に応答せず、TURyは、さらなる肯定応答まで、R−TONES_REQ信号を繰り返す。
回線初期化制御エージェント120は、仮想ノイズ構成エージェント130に、潜在的に影響を受けるすべての被害回線の仮想ノイズを構成するように要求する(図2のVN_conf_req(y)を参照)。
まず、仮想ノイズ構成エージェント130は、新しく加わる回線Lyからの干渉によって影響を受け得る潜在的な被害回線、ここではLxを識別する。次に、仮想ノイズ構成エージェント130は、加わる回線LyからTURxが受けると予測されるクロストークを表す受信ノイズPSD値を取り出し、または計算する(図2のXT_char_xy(k)参照、Kは搬送波またはトーンインデックスを示す)。仮想ノイズ構成エージェント130は、回線Lxの既にアクティブな妨害元を捜すこともでき、既にアクティブな妨害元、および新しく加わる回線LyからTURxが受けると予測されるそれぞれのクロストークを表すすべての受信ノイズPSD値の電力合計を計算してよい。最後に、仮想ノイズ構成エージェント130は、被害回線Lx上に適用される仮想ノイズ値VN_x(k)を導出する。すべてのクロストークPSD値は、相対的なPSD値であるので、仮想ノイズ値へと直接変換される。VDSL2では、仮想ノイズは、トーンベースごとで定義されないが、1組のブレークポイントが制限されることに留意されたい。
新しい仮想ノイズ値VN_x(k)は、OLRコマンドによってTURxにオンラインで送信される。TURxは、新しい仮想ノイズ値を適用し、新しいビットローディングおよび利得値{bk,gk}をTUCxに返信することによって、ダウンストリームビットレートをシームレスに適応させ始める。TUCxは、仮想ノイズ構成エージェント130に、被害回線Lx上のこのSRAイベントについて通知する。
このプロセスは、もしあれば、さらなる被害回線について再度繰り返される。その上に、仮想ノイズ構成エージェント130は、回線初期化制御エージェント120に、仮想ノイズ再構成プロセスの完了について通知する(図2のVN_conf_comp(y)参照)。
次いで、回線初期化制御エージェント120は、加わる回線Lyがオンライン状態になることを許可し(図2のallow(y)参照)、データ経路Dyについて、初期化手順が再開する。
この段階で、回線Lxは、回線Lyから生じる干渉から完全に保護される。
回線Lyがアクティブになると、そのように構成された仮想ノイズ値は、そのままにされることも、消去されることもある。仮想ノイズをそのままにすると、処理能力利得がクロストークの事前/事後補償されないことになる。
本発明について、ダウンストリーム通信に関して述べられているが、それはアップストリーム通信についても同様に適用することができ、その場合、TUCxは、新しい仮想ノイズ値で一度に構成される。
本発明の代替実施形態では、仮想ノイズ構成エージェント130は、回線初期化制御エージェント120に仮想ノイズ構成プロセスの結果について通知する前に、新しいビットローディング値が適用されるのを待たない。
本発明の代替実施形態では、仮想ノイズ構成エージェント120は、加入者線間のクロストーク特性が格納される遠隔の中央データレポジトリに問い合せる。加入者線は、何らかの公開識別子によって明確に識別される。この実施形態は、ローカルループアンバンドリング展開の場合にかなり有利である。
特許請求の範囲でも用いられている用語「備える」は、それ以降に列挙された手段に限定されるものと解釈されるべきでないことに留意されたい。したがって、表現「手段AとBとを備えるデバイス」の範囲は、構成要素AおよびBだけからなるデバイスに限定されるべきでない。それは、本発明に関して、デバイスの関連する構成要素がAとBであることを意味する。
特許請求の範囲でも用いられている用語「結合された」は、直接接続だけに限定されると解釈されるべきでないことにさらに留意されたい。したがって、表現「デバイスBに結合されたデバイスA」の範囲は、デバイスAの出力がデバイスBの入力に直接接続されるデバイスまたはシステム、および/またはその逆に限定されるべきでない。それは、Aの出力とBの入力の間の経路、および/またはその逆が存在し、それは、他のデバイスまたは出力を含む経路であってよいことを意味する。
本発明の実施形態について、機能ブロックに関して上記に述べられている。上記に示されたこれらのブロックの機能説明から、電子デバイス設計分野の当業者には、これらのブロックの実施形態が、よく知られている電子部品を用いてどのように製造され得るかが明らかであろう。したがって、機能ブロックの内容の詳細なアーキテクチャは示されていない。
本発明の原理について特定の装置に関して上記に述べられているが、この説明は、例示するためだけに行われており、特許請求の範囲に定められた本発明の範囲を限定するものではないことが明らかに理解されよう。

Claims (8)

  1. 第1の加入者線(Lx)上で確立された第1のマルチキャリアデータ通信経路(DPx)を介した通信のための通信パラメータを構成するための方法であって、
    − 第2のマルチキャリアデータ通信経路(DPy)を第2の加入者線(Ly)上で初期化するための要求(init_req、join_req(y))を検出するステップを備え、前記方法が、その上に、
    − 前記第2のデータ通信経路の初期化を延期するステップと、
    − 前記第2の加入者線から前記第1の加入者線へのクロストーク特性(XT_char_xy(k))を取得するステップと、
    − 前記クロストーク特性から、前記第1のデータ通信経路を介した通信に使用される仮想ノイズモデルを特徴付けるパラメータ値(VN_x(k))を導出し、前記第1のデータ通信経路を介したさらなる通信に前記パラメータ値を適用するステップと、
    − 前記第2のデータ通信経路の初期化を再開するステップとをさらに備えることを特徴とする、方法。
  2. 前記クロストーク特性が、送信信号パワースペクトル密度PSDとクロストーク結合伝達関数とを含むことを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  3. 前記クロストーク特性が、受信クロストークパワースペクトル密度PSDを含むことを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  4. 前記クロストーク特性が、ローカルデータレポジトリ(140)から取得されることを特徴とする、請求項1から3のいずれか一項に記載の方法。
  5. 前記クロストーク特性が、中央データレポジトリから遠隔で取得されることを特徴とする、請求項1から3のいずれか一項に記載の方法。
  6. 前記パラメータ値がさらに、さらなる加入者線から前記第1の加入者線へのさらなるクロストーク特性から導出されることを特徴とする、請求項1から5のいずれか一項に記載の方法。
  7. 前記パラメータ値がオンラインで適用されることを特徴とする、請求項1から6のいずれか一項に記載の方法。
  8. 第1の加入者線(Lx)上で確立された第1のマルチキャリアデータ通信経路(DPx)、および第2の加入者線(Ly)上で確立される第2のマルチキャリアデータ通信経路(DPy)を終端するためのアクセスノードであって、
    − 前記第2のデータ通信経路を前記第2の加入者線上で初期化するための要求(init_req、 join_req(y))を検出するようになされた回線初期化制御エージェント(120)を備え、
    前記回線初期化制御エージェントがさらに、その上に、前記第2のデータ通信経路の初期化を延期するようになされ、
    前記アクセスノードがさらに、
    − 前記回線初期化制御エージェントに結合されており、前記第2のデータ通信経路の初期化が延長される間、前記第2の加入者線から前記第1の加入者線へのクロストーク特性(XT_char_xy(k))を取得し、前記クロストーク特性から、前記第1のデータ通信経路を介した通信に使用される仮想ノイズモデルを特徴付けるパラメータ値(VN_x(k))を導出し、前記第1のデータ通信経路を介したさらなる通信に前記パラメータ値を適用するようになされた仮想ノイズ構成エージェント(130)を備え、
    前記回線初期化制御エージェントがさらに、その上に、前記第2のデータ通信経路の初期化を再開するようになされることを特徴とする、アクセスノード。
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