JP2012509057A - ペットリッターボックス - Google Patents
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Abstract
ペットリッターボックス(1)は、ペットのための支持面(11)を有するベース部材(10)と、ベース部材(10)上に配置された吸収性マット(20)と、ベース部材(10)に取り外し可能に取り付けられたオープントップフレーム(30)と、を含む。フレーム(30)は、吸収性マット(20)が配置されたベース部材(10)に対応する底壁(31)を有する。底壁(31)は、吸収性マット(20)の少なくとも部分(21)に完全にオーバーラップする位置に開口部(32)を有し、底壁(31)から垂直に延びる少なくとも1つの側壁(35)は、ペットが吸収性マット(20)の部分(21)に入るための入口(33)を形成する。
Description
本発明は、ペットリッターボックス(ペットトイレ)に関する。
ペットリッターボックスは公知であり、猫や犬等の小型のペットに排泄させるために使用される。ペットの飼い主は、リッターボックスを清潔に保ち、ペットが排泄した糞や尿を取り除かなければならない。
通常、ペットリッターボックスは、粒状の尿吸収物質を配置するプラスチック容器を含む。ペットが排泄すると、糞と共に粒状物質を取り除き、新しい粒状物質と取り替える。
近年、粒状物質に加えて、又は粒状物質の代わりに吸収性マットを使用するペットリッターボックスが開発されている。
米国特許出願公開第2006/288948号は、粒状物質と吸収性マットを使用するペットリッターボックスを開示している。リッターボックスは、液体を排出する粒状物質用容器と、容器の下に配置されると共に吸収性マットを配置する取り外し可能なトレーと、を有するベースを有する。リッターボックスは、取り外し可能にベースに対応するように設計され、ベースの三つの辺に沿って延びる堅い湾曲構造物をさらに含む。このリッターボックスは、かなり複雑な構造を有しており、粒状物質しか使用できない。
米国特許出願公開第2007/0169707号は、吸収性マットのみを使用するペットリッターボックスを開示している。米国特許出願公開第2007/0169707号に開示されたリッターボックスは、吸収性マットを有する平らなベースと、ベースの周囲から延び、吸収性マットを備えた2つの垂直なパネルと、を含む。このリッターボックスは何度も再利用することができず、ペットが1回又は2回使用した後にリッターボックス全体を取り替えなければならない。
米国特許第4,640,225号は、吸収性ユニットを適切な位置にロックするように内部シェルユニットにかぶせられた外部シェルユニットを含む。ペットが粒状物質をひっかくように、粒状物質を吸収性マットの上に配置する。吸収性ユニットは、外層と、吸収層と、保護層と、ペットが下部層をひっかくことを防ぐために保護層上に配置された柔軟で耐久性のある物質からなる保護スクリーンと、を含む。ただし、上部からしかリッターボックスに入ることができないため、老齢のペット、小型のペットあるいはハンディキャップのあるペットの場合には、ペットはリッターボックスに入ることができない。これらの場合には、ペットの飼い主はペットを持ち上げ、リッターボックスに入れなければならない。また、ペットが排泄した場合に、使用済みの吸収層を新しい吸収層と取り替える度に取り外さなければならない保護層及び保護スクリーンのためにリッターボックスの掃除に手間がかかる。また、外部シェルの平らな内側底部領域に尿や糞がとどまり、底部領域を外部シェルの垂直な壁に接続する領域の鋭角的なコーナーのためにリッターボックスの清掃作業がより困難になる。
米国特許第4,972,800号は、トレーと、使用時にトレーと重なるように配置された、直立した長方形の壁構造体と、を含むリッターボックスを開示している。トレーの底部パネルの下には、トレーから流れる尿を吸収するために新聞やその他の吸収性材料を配置することができる。壁構造体の2つの側壁の底部縁部の間には、壁にしっかりと取り付けられた支持レールが延びている。支持レールの上面には、壁構造体の底部を形成するスクリーン部材が固定されている。このリッターボックスも、清掃及び尿や糞の除去が困難である。スクリーン部材は糞を保持するため、糞の除去は非常に困難となる。また、スクリーン部材は尿も部分的に保持するため、尿は下部に配置された吸収性材料に向かって流れない。また、壁構造体の鋭角的なコーナーにより、清掃及び残っているペットの尿及び/又は糞の除去がさらに困難になる。
そのため、簡単な構造を有し、ペットの飼い主が容易かつ迅速に清掃することができるペットリッターボックスの提供が求められている。
従って、本発明の目的は、上述したニーズを満たす特徴を有すると共に従来技術の欠点を解消するペットリッターボックスを提供することにある。
上記目的は、請求項1に記載したペットリッターボックスによって達成される。
本発明のその他の特徴及び利点は、添付図面を参照して例示する以下の好適な実施形態の説明から明らかになるだろう。
図面において、参照番号1は、本発明に係るペットリッターボックスを全体として示す。
リッターボックス1は、ペットのための支持面11を有するベース部材10と、ベース部材10上に配置された吸収性マット20と、ベース部材10に取り外し可能に取り付けられたオープントップフレーム30と、を含む。
特に、フレーム30は、底壁31と、少なくとも1つの側壁(図1の側壁35)と、を有する。側壁35は、フレーム30を収容するように設計されている領域を、ペットの尿又は糞の飛び散りから保護する。
フレーム30の底壁31は、吸収性マット20が上部に配置されたベース部材10に対応すると共に、吸収性マット20の少なくとも一部と完全にオーバーラップする位置に設けられた開口部32を有し、吸収性マット20の前記部分は、底壁31の開口部32内において露出している。
図示する実施形態においては、開口部32は吸収性マット20の部分21とオーバラップしており、吸収性マット31の部分22は開口部から露出しておらず、底壁31で覆われている。この場合、ベース部材10に加わるフレーム30の重みのために、吸収性マット20の部分22は、底壁31の下面38とベース部材10の上面12との間に固定される。この構成により、例えば、ペットが吸収性マット20の上に横たわり、吸収性マット20に足をこすりつけた場合でも、吸収性マット20は所定の位置で保持される。
開口部32から直接露出された吸収性マット20の部分21は、ペットが直接入ることができる部分である。
一実施形態では、開口部32は、開口部32から直接露出された吸収性マット20の部分21の周縁部21aに底壁31を結合する周縁部45によって境界が定められている。
一実施形態では、周縁部45は、底壁31から吸収性マット20の部分21の周縁部21aに向かって皿穴状又はテーパー状の開口部32を形成する形状を有し、底壁31から吸収性マット20に尿を移動させる。
特に、底壁31から吸収性マット20に向かう周縁部45の厚みd1は、底壁31から吸収性マット20に向かって連続的かつ徐々に減少している。
これにより、連続的かつ徐々に厚みが減少する搬送表面45aが周縁部45によって形成され、搬送表面45aは、垂直方向に対して角度をなすように底壁31から吸収性マット20に向かって延びている。
なお、搬送表面45aは、上述したように底壁31から吸収性マット20に尿を移動させる形状を有していればよく、曲面であってもよく、曲面でなくともよい。
一実施形態では、底壁31は、ベース部材10を取り囲み、フレーム30とベース部材10を形状的に結合する環状リム39を有する。
フレーム30の側壁35は、底壁31から垂直に延び、底壁31の開口部32から露出した吸収性マット30の部分21にペットが入るための側部入口33を形成している。
図面では、側壁35は底壁31から垂直に延びている。
別の実施形態では、側壁35は、底壁31に対して90°を超える角度をなして底壁31から延びていてもよい。
さらに別の実施形態では、側壁は、吸収性マット20に開口する凹面を有する湾曲した壁であってもよい。
一実施形態では、ベース部材10はパネルであり、吸収性マット20はパネル10上に配置される。この実施形態では、ベース部材10は長方形のパネルである。
一実施形態では、吸収性マット20はおむつである。吸収性材料は、吸収性ポリマー、発泡材料、セルロース繊維等の、任意の液体吸収性材料を含むことができる。
有利には、ベース部材10は、プラスチック材料等の液体不浸透性材料からなる。特に、ベース部材は、尿の酸作用に対して耐性を有する材料で形成することができる。
図示する実施形態では、ベース部材10は4つの辺(面)10a、10b、10c、10dを有する。フレーム30の底壁31も、4つの辺(面)31a、31b、31c、31dを有する。
この場合、ペットのための側部入口33により、ペットは、底壁31の辺から吸収性マット20の部分21に入ることができる。
図1に示す実施形態では、フレーム30は、底壁31から延びる1つの壁35を有する。この場合、入口33は、底壁31の辺31b、31c、31dによって定められる。
図5に示す実施形態では、フレーム30は2つの側壁35、36を有し、図6に示す実施形態では、フレーム30は3つの側壁35、36、37を有する。この場合、入口33は、辺31c及び31d(図5)又は辺31c(図6)によって定められる。
いずれの場合でも、側壁は、底壁31の隣接する辺から垂直に延びている。
特に、図5に示す実施形態では、2つの側壁35、36が底壁31の2つの隣接する辺31a、31bから垂直に延びている。側壁35、36は、2つの隣接する辺31d、31aから延びていてもよい。
図6に示す実施形態では、3つの側壁35、36、37が底壁31の3つの辺31a、31b、31d(隣接する対)から垂直に延びている。
側壁は、三角形、正方形、楕円形、六角形又は五角形等の様々な形状を有することができ、開放された辺を有することにより、吸収性マット30の部分21にペットが入るための側部入口33を形成することができる。
各側壁は、対応する接続部によって底壁に接続されている。
図6に示す実施形態では、側壁35、36、37は、接続領域40、41、42を介して底壁31に接続されている。
有利には、接続領域40、41、42は、凹面が底壁31に面する凹形状を有する。この場合、排泄物は吸収性マット20に向かって下方向に移動し、尿は底壁31にとどまることなく吸収性マット20に向かって流れるため、フレーム30の清掃が容易になる。
一実施形態では、各接続領域(図6の例では接続領域40、41、42)は、側壁35、36、37から底壁31に向かって尿を移動させる形状を有する。
特に、各接続領域40、41、42は、側壁35、36、37から底壁31に向かって皿穴状又はテーパー状になっている皿穴状又はテーパー状搬送表面40a、41a、42aを形成する形状を有する。
このようにして、連続的かつ徐々に厚みが減少し、側壁35、36、37から底壁31に向かって延びる搬送表面を形成する。
有利には、接続領域40、41、42の搬送表面40a、41a、42aは、側壁35、36、37から底壁31に向かって尿が容易に移動するように湾曲している。
一実施形態では、底壁31も、接続領域40、41、42から開口部42の周縁部45に向かって(吸収性マット20に向かって)尿を移動させる形状を有する。
特に、底壁31は、接続領域40、41、42を開口部32の周縁部45に接続する。
一実施形態では、底壁31は、接続領域40、41、42から開口部32の周縁部45に向かって皿穴状又はテーパー状になっている皿穴状又はテーパー状表面を形成する形状を有する。
特に、接続領域40、41、42から開口部32の周縁部45に向かう底壁31の厚みd2は、接続領域40、41、42から開口部32の周縁部45に向かって連続的かつ徐々に減少している。
これにより、連続的かつ徐々に厚みが減少する搬送表面46が底壁31によって形成され、搬送表面46は、垂直方向に対して角度をなすように接続領域40、41、42から開口部32の周縁部45に向かって延びている。
なお、搬送表面46は、接続領域40、41、42から開口部42の周縁部45に向かって(吸収性マット20に向かって)尿を移動させる形状を有していれば、曲面であってもよく、直線的であってもよい。
ペットリッターボックス1では、底壁31の接続領域40、41、42及び開口部32の周縁部45の皿穴又はテーパー形状により、糞及び/又は尿等の排泄物は、側壁35、36、37、接続領域40、41、42、底壁31及び開口部32の周縁部45にとどまることなく、吸収性マット20に向かって下方向に移動する。また、底壁31の接続領域40、41、42及び開口部32の周縁部45の連続的に厚みが減少する搬送表面によってリッターボックス1の清掃が容易となる。
一実施形態では、底壁31の開放縁部(図1では辺31b、31c、31d、図5では辺31c、31d、図6では辺31c)は凹形状を有し、尿が吸収性マット20に向かって容易に流れるように、凹面は吸収性マット20に面している。この場合、排泄物は底壁31に向かって下方向に移動し、尿は底壁31の開放縁部にとどまることなく吸収性マット20に向かって流れるため、フレーム30の清掃が容易になる。
一実施形態では、底壁31の各開放縁部(図6の例では開放縁部31c)は、底壁31に向かって尿を移動させる形状を有する。
特に、各開放縁部は、底壁31に向かって皿穴状又はテーパー状になっている皿穴状又はテーパー状搬送表面を形成する形状を有する。
このようにして、連続的かつ徐々に厚みが減少し、底壁31に向かって延びる搬送表面を形成する。
有利には、底壁31の開放縁部は、底壁31に向かって尿が容易に移動するように湾曲している。
一実施形態では、側壁35、36、37の開放縁部も凹形状を有し、尿を吸収性マット20に向かって良好に案内するために凹面はフレーム30の内部に面している。例えば、これらの周縁部は、図1の開放縁部35c、35a、35b、図5の開放縁部35b、35a、36a、36b及び図6の開放縁部37b、37a、35a、36a、36bである。
特に、側壁35、36、37の各開放縁部は、側壁35、36、37に向かって皿穴状又はテーパー状になっている皿穴状又はテーパー状搬送表面を形成する形状を有する。
このようにして、連続的かつ徐々に厚みが減少し、側壁35、36、37に向かって延びる搬送表面を形成する。
この場合、側壁35、36、37の開放縁部の搬送表面は、曲面であってもよく、直線的であってもよい。
有利には、側壁35、36、37の開放縁部は、側壁35、36、37に向かって尿が容易に移動するように湾曲している。
有利には、フレーム30は、プラスチック材料等の液体不浸透性材料からなる。そのため、ユーザーはフレーム30を洗浄することができる。特に、ベース部材10と同様に、フレーム30は、尿の酸作用に対して耐性を有する材料で形成することができる。あるいは、フレーム30は液体不浸透性材料で被覆されていてもよい。
フレーム30は単一の部品として形成してもよく、壁35、36、37は取り外し可能に底壁31に接続されるように設計することもできる。
一実施形態では、リッターボックス1は、フレーム30とベース部材10を取り外し可能に固定するための固定手段50を有する。
有利には、固定手段50は、吸収性マット20の少なくとも一部(部分22等)に係合する。この構成により、吸収性マット20は、ベース部材10と底壁31との間で所定の位置で良好に保持される。
図示する実施形態では、固定手段50は、磁気固定手段51、52と、機械的固定手段53と、を含む。
磁気固定手段51、52は、反対の極性を有し、ベース部材10及びフレーム30の底壁31にそれぞれ対応する第1の磁気手段51と第2の磁気手段52を含む。
図4に示す実施形態では、磁気固定手段51、52は、ベース部材10(特に上面12)内に位置する第1の磁石51と、第1の磁石51とは反対の極性を有し、底壁31(特に下面38)内に位置する第2の磁石52と、を含む。
特に、磁気固定手段51、52は、底壁31及びベース部材10の境界を定める4つの辺31a〜31d及び10a〜10dの頂点に位置する。あるいは、各磁気部材は、辺の一部に沿って延在していてもよく、吸収性マット20をより良好に保持するために底壁とベース部材の周囲全体に沿って延在していてもよい。
一実施形態では、機械的固定手段53は、底壁31の下面38から延び、支持面11の上面12に形成された環状溝55と形状的に結合する環状突出部54を含む。
機械的固定手段52は、ユーザーがベース部材10に対するフレーム30の正しい位置を見つけ、吸収性マット20を良好に保持することを支援する。
有利には、ベース部材10は、ベース部材10から延びるタブ56を有し、タブ56は、ベース部材10からフレーム30を容易に取り外すためにユーザーが保持できるように設計されている。
開口部32を介した吸収性マット20からの液体浸透を防止するために、リッターボックス1は、底壁31と吸収性マット20との間(特に固定手段50)にシール手段60を含むことができる。例えば、より効果的なシール性を得ると共にペットの尿が底壁31の下で漏れ、底壁31の側面から外部に漏れてしまうことを防止するためにゴムシールを設けることができる。
使用時には、ペットの飼い主は、吸収性マット20をベース部材10上に置き、その上にフレーム30を置く。有利には、機械的固定手段50及びリム39により、飼い主はベース部材10に対するフレーム30の正しい位置を見つけ、フレーム30とベース部材10の底壁31を容易にフィットさせることができる。
ペットは排泄すると、飼い主は、残っている尿/糞を吸収性マット20に向かって移動させ、フレーム30を取り外し、使用済みの吸収性マット20を新しい吸収性マット20と取り替えることによってフレーム30を清掃し、リッターボックス1を再使用する。
上記説明から明らかなように、本発明のペットリッターボックスは上述した従来技術の欠点を解消するものである。
当業者には、特許請求の範囲に記載された本発明の範囲から逸脱することなく、特定のニーズを満たすために、本発明のペットリッターボックスに様々な変更及び変形を加えることができることは明らかであろう。
Claims (26)
- ペットのための支持面(11)を有するベース部材(10)と、
前記ベース部材(10)上に配置された吸収性マット(20)と、
前記ベース部材(10)に取り外し可能に取り付けられたオープントップフレーム(30)と、
を含み、
前記フレーム(30)は、
前記吸収性マット(20)が上部に配置された前記ベース部材(10)に対応する底壁(31)であって、開口部(32)は前記底壁(31)を前記吸収性マット(20)に接続する周縁部(45)によって境界が定められ、前記吸収性マット(20)の少なくとも部分(21)と完全にオーバーラップする位置に設けられた前記開口部(32)を有する前記底壁(31)と、
前記底壁(31)から垂直に延びて前記吸収性マット(20)の前記少なくとも部分(21)へのペットの入口(33)を形成する少なくとも1つの側壁(35)と、
を含み、
前記吸収性マット(20)の前記少なくとも部分(21)は、前記開口部(32)から直接露出すると共に、前記少なくとも部分(21)にはペットが直接入ることができ、
前記入口(33)は、前記底壁(31)の辺からペットが前記吸収性マット(20)の前記少なくとも部分(21)に入ることができるように構成された側部入口であり、
前記周縁部(45)は、前記底壁(31)から前記吸収性マット(20)に向かって連続的かつ徐々に減少する厚み(d1)を有し、尿を前記底壁(31)から前記吸収性マット(20)に向かって移動させることを特徴とするペットリッターボックス(1)。 - 請求項1において、前記周縁部(45)が、前記底壁(31)から前記吸収性マット(20)の前記少なくとも部分(21)に向かって皿穴状又はテーパー状になっている皿穴状又はテーパー状開口部(32)として前記開口部(32)を構成する形状を有する、ペットリッターボックス(1)。
- 請求項1又は2において、前記周縁部(45)が、前記ベース部材(10)に垂直な方向に対して角度をなすように前記底壁(31)から前記吸収性マット(20)に向かって延び、連続的かつ徐々に厚みが減少する搬送表面(45a)を形成している、ペットリッターボックス(1)。
- 請求項3において、前記開口部(32)の前記周縁部(45)の前記搬送表面(45a)が湾曲した搬送表面(45a)である、ペットリッターボックス(1)。
- 請求項1〜4のいずれか1項において、前記少なくとも1つの側壁(35、36、37)が、尿が前記少なくとも1つの側壁(35)から前記吸収性マット(20)に向かって流れるように、凹面が前記底壁(31)の前記開口部(32)に面する凹形状を有する接続領域(40、41、42)を介して前記底壁(31)に接続されている、ペットリッターボックス(1)。
- 請求項5において、前記接続領域(40、41、42)が、前記側壁(35、36、37)から前記底壁(31)に向かって皿穴状又はテーパー状になっている皿穴状又はテーパー状搬送表面(40a、41a、42a)を形成する形状を有し、それにより、前記側壁(35、36、37)から前記底壁(31)に向かって延び、連続的かつ徐々に厚みが減少する搬送表面(40a、41a、42a)が形成されている、ペットリッターボックス(1)。
- 請求項6において、前記接続領域(40、41、42)の前記搬送表面(40a、41a、42a)が、前記側壁(35、36、37)から前記底壁(31)に向かって尿が容易に移動するように湾曲している、ペットリッターボックス(1)。
- 請求項5〜7のいずれか1項において、前記底壁(31)が前記接続領域(40、41、42)を前記開口部(32)の前記周縁部(45)に接続しており、前記底壁(31)の厚み(d2)が、尿が前記接続領域(40、41、42)から前記開口部(42)の前記周縁部(45)及び前記吸収性マット(20)に移動するように、前記接続領域(40、41、42)から前記開口部(42)の前記周縁部(45)に向かって連続的かつ徐々に減少している、ペットリッターボックス(1)。
- 請求項8において、前記底壁(31)が、前記接続領域(40、41、42)から前記開口部(32)の前記周縁部(45)に向かって皿穴状又はテーパー状になっている皿穴状又はテーパー状表面(46)を形成する形状を有する、ペットリッターボックス(1)。
- 請求項9において、前記底壁(31)が、前記ベース部材(10)に垂直な方向に対して角度をなすように前記接続領域(40、41、42)から前記開口部(32)の前記周縁部(45)に向かって延び、連続的かつ徐々に厚みが減少する搬送表面(46)を形成している、ペットリッターボックス(1)。
- 請求項10において、前記底壁(31)の前記搬送表面(46)が、前記接続領域(40、41、42)から前記開口部(42)の前記周縁部(45)及び前記吸収性マット(20)に向かって尿を移動させるように湾曲している、ペットリッターボックス(1)。
- 請求項1〜11のいずれか1項において、前記底壁(31)が少なくとも1つの開放縁部を有し、各開放縁部が、凹面が前記底壁(31)の前記開口部(32)に面する凹形状を有する、ペットリッターボックス(1)。
- 請求項12において、前記少なくとも1つの開放縁部が、前記底壁(31)に向かって皿穴状又はテーパー状になっている皿穴状又はテーパー状搬送表面を形成する形状を有し、それにより、前記底壁(31)に向かって延び、連続的かつ徐々に厚みが減少する搬送表面が形成されている、ペットリッターボックス(1)。
- 請求項1〜13のいずれか1項において、前記少なくとも1つの側壁(35)が少なくとも1つの開放縁部を有し、各開放縁部が、凹面がフレーム(30)の内部に面する凹形状を有する、ペットリッターボックス(1)。
- 請求項14において、前記少なくとも1つの開放縁部が、前記底壁(31)に向かって皿穴状又はテーパー状になっている皿穴状又はテーパー状搬送表面を形成する形状を有し、それにより、前記少なくとも1つの側壁(35)に向かって延び、連続的かつ徐々に厚みが減少する搬送表面が形成されている、ペットリッターボックス(1)。
- 請求項1〜15のいずれか1項において、前記底壁(31)が4つの辺(31a、31b、31c、31d)を有し、前記フレーム(30)の前記少なくとも1つの側壁が複数の側壁(35、36、37)を含む、ペットリッターボックス(1)。
- 請求項16において、前記複数の側壁(35、36、37)が、前記底壁(31)の隣接する辺(31a、31b、31c)から、前記底壁(31)に対して垂直に延びている、ペットリッターボックス(1)。
- 請求項1〜17のいずれか1項において、前記ベース部材(10)と前記フレーム(30)とを取り外し可能に固定するための固定手段(50)を含む、ペットリッターボックス(1)。
- 請求項18において、前記固定手段(50)が、前記吸収性マット(20)の少なくとも部分(22)に係合するように構成されている、ペットリッターボックス(1)。
- 請求項1〜19のいずれか1項において、前記固定手段(50)が、前記ベース部材(10)と前記フレーム(30)に対応して反対の極性(51、52)を有する磁気固定手段(51、52)を含む、ペットリッターボックス(1)。
- 請求項1〜20のいずれか1項において、前記固定手段(50)が、前記ベース部材(10)と前記フレーム(30)の前記底壁(31)に対応し、形状的に結合を行う機械的固定手段(53)を含む、ペットリッターボックス(1)。
- 請求項21において、前記機械的固定手段(53)が、前記底壁(31)から下方向に延び、前記ベース部材(10)の前記支持面(11)に形成された環状溝(55)と形状的に結合する環状突出部(54)を含む、ペットリッターボックス(1)。
- 請求項1〜22のいずれか1項において、前記ベース部材(10)が、前記ベース部材(10)から延び、前記ベース部材(10)から前記フレーム(30)を容易に取り外すために保持できるように設計されたタブ(56)を有する、ペットリッターボックス(1)。
- 請求項1〜23のいずれか1項において、前記フレーム(30)の前記底壁(31)と前記吸収性マット(20)との間に挿入されたシール手段(60)を含む、ペットリッターボックス(1)。
- 請求項1〜24のいずれか1項において、前記ベース部材(10)と前記フレーム(30)の少なくとも1つが液体不浸透性材料からなる、ペットリッターボックス(1)。
- 請求項1〜25のいずれか1項において、前記ベース部材(10)と前記フレーム(30)の少なくとも1つが液体不浸透性材料で被覆されている、ペットリッターボックス(1)。
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