JP2012506679A - マルチモードワイヤレス機器におけるシステム選択のための方法及び装置 - Google Patents

マルチモードワイヤレス機器におけるシステム選択のための方法及び装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2012506679A
JP2012506679A JP2011533345A JP2011533345A JP2012506679A JP 2012506679 A JP2012506679 A JP 2012506679A JP 2011533345 A JP2011533345 A JP 2011533345A JP 2011533345 A JP2011533345 A JP 2011533345A JP 2012506679 A JP2012506679 A JP 2012506679A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
group
3gpp2
database
technology
access
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2011533345A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5341197B2 (ja
Inventor
バラサブラマニアン、スリニバサン
デシュパンデ、マノジ・エム.
クリンゲンブラン、トマス
ラマチャンドラン、シャマル
サブラマニアン、ラマチャンドラン
スワミナサン、アルビンド
ヨーン、ヤング・シー.
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Qualcomm Inc
Original Assignee
Qualcomm Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Qualcomm Inc filed Critical Qualcomm Inc
Publication of JP2012506679A publication Critical patent/JP2012506679A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5341197B2 publication Critical patent/JP5341197B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W48/00Access restriction; Network selection; Access point selection
    • H04W48/18Selecting a network or a communication service
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W88/00Devices specially adapted for wireless communication networks, e.g. terminals, base stations or access point devices
    • H04W88/02Terminal devices
    • H04W88/06Terminal devices adapted for operation in multiple networks or having at least two operational modes, e.g. multi-mode terminals

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Computer Security & Cryptography (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

第1のグループ(例えば3GPP2技術)及び第2のグループ(例えば3GPP技術)など、複数の無線システムアクセス技術からのシステム選択のための装置及び方法が提供される。一実施形態では、この方法は、第2のグループに関するアクセス技術のそれぞれの優先順位に関係し得るデータベースに第1のグループに関する識別情報を格納することを伴い得る。また、この方法は、データベースに格納された識別情報に少なくとも一部分基づいて、第1及び第2のグループのうちの一方から好適なアクセス技術を選択することを伴い得る。

Description

米国特許法第119条のもとでの優先権の主張
本特許出願は、2008年10月22日出願され、本出願の譲受人に譲渡され、参照により本明細書に明示的に組み込まれている「METHODS AND APPARATUS FOR SYSTEM SELECTION IN A MULTIMODE WIRELESS DEVICE」という名称の仮出願第61/107,630号の優先権を主張する。
本開示は、マルチモードワイヤレス機器におけるシステム選択のための方法及び装置に関し、より詳細には、複数の標準をサポートするマルチモードワイヤレス機器におけるシステム選択に関する。
一般に、無線多元通信方式は、複数の無線端末の通信を同時にサポートすることができる。各端末は、順方向及び逆方向のリンク上の送信を介して1つ以上の基地局と通信する。順方向リンク(又はダウンリンク)は、基地局から端末への通信リンクを指し、逆方向リンク(又はアップリンク)は、端末から基地局への通信リンクを指す。この通信リンクは、単入力単出力、多入力単出力、又は多入力多出力(MIMO)システムを介して確立することができる。
世界中における多数の無線技術の配置、及びモバイルマルチモード機器又はユーザ機器(UE)におけるこれらの技術のサポートにより、国際ローミングの目的に対してシームレスなシステム選択の必要性が高まりつつある。さらに、任意の特定の地理的領域は、3rd Generation Partnership Project(3GPP)及び3rd Generation Partnership Project2(3GPP2)技術など、混合の技術及びネットワークをサポートすることができる。
混合の技術をサポートするモバイルマルチモード機器には、技術内で最適なネットワークを選択するのに使用される複数のデータベースがあり得る。一例として、例えばいくつかのCode Division Multiple Access2000(CDMA2000)ネットワークなどの3GPP2技術では、UEに格納されるPreferred Roaming List(PRL)データベースは、その機器では、3GPP2技術のどのシステム/ネットワークが地理的領域内で好適であるかについての情報を提供する。無線による(OTA)管理プロトコルを介してあらかじめ決定されていようと、又はプログラムされていようと、PRLは、好適なネットワーク、及びそれらをユーザのために選択すべき順序についての情報を含む。3GPP2技術でのPRLは、各地理的領域に関連付けられたテーブルを有し、テーブルは次いで、システム識別子/ネットワーク識別子(SID/NID)の対によって鍵が付けられ、取得インデックスに関連付けられたシステムの説明のリストを含むように構築することができる。取得インデックスは、関連のシステムにおいて、チャネル取得の目的で、RFチャネルのインデックス付きリストを含む取得テーブルへのポインタとして使用することができる。
一方、Global System for Mobile(GSM(登録商標))及びユニバーサル移動通信システム(UMTS)地上波無線アクセス(UTRA)などの3GPP技術では、パブリックランドモバイルネットワーク(PLMN)と呼ばれる好適なネットワークの異なるように構築されたデータベースリストは、モバイル機器の加入者識別モジュール(SIM)又は汎用加入者識別モジュール(USIM)に格納される。データベースにおけるPLMNには、GSM及びUMTSパブリックランドモバイルネットワークなどの3GPP技術を使用してサービスオペレータを一意に識別するためにモバイル国コード(Mobile County Code:MCC)との組み合わせで使用されるモバイルネットワークコード(MNC)(「MCC/MNCタプル」としても知られる)などがある。
原点は、無線アクセス技術(RAT)としても知られる3GPP2アクセス技術識別子(ATI)を含み得るPLMNリストに基づくシステム選択の3GPP手法であり得る。PLMNは、MCCとMNCとの連結を識別することができ、またMCCとMNCとの連結であり得る。地理的位置中をローミングするとき、特に異なる使用可能なアクセス技術(例えば3GPPや3GPP2など)でいくつかのエリアにわたってローミングするとき、マルチモード機器が最適な使用可能なシステムをシームレスに選択することが望ましい。従って、アクセス技術中のよりシームレスで効率的なシステム選択を行う、既存のアクセス技術及び予想される将来のアクセス技術間のマルチモードローミングのためのアクセス技術選択を管理するための技法が必要である。こうした技法は、例えば、通常3GPP2システム選択を可能にしない3GPP RATに、単に3GPP2 RATを含めることを凌ぐ。以下に詳細に記述する実施形態は、複数の無線システムアクセス技術からの効率的なシステム選択を可能にする。
以下は、こうした実施形態の基本的な理解を提供するために、1つ以上の実施形態の概略を示す。この概要は、企図された全ての実施形態の広範にわたる概要ではなく、全ての実施形態の鍵となる又は重要な要素を識別するためのものでもなく、任意の又は全ての実施形態の範囲を画定するためのものでもない。その唯一の目的は、後に提示されるより詳細な説明の前置きとして簡略化された形態で1つ以上の実施形態のいくつかの概念を示すことである。
1つ以上の実施形態及びその対応する開示によれば、UEが複数の無線システムアクセス技術からのシステム選択を実行する方法との関連で様々な態様について説明する。例えば、複数の無線システムアクセス技術には、アクセス技術の第1のグループ及び第2のグループがあり得る。システム選択方法は、第2のグループに関係するアクセス技術のそれぞれの優先順位に関係し得るデータベースに第1のグループに関係する識別情報を格納することを伴い得る。また、この方法は、データベースに格納された識別情報に少なくとも一部分基づいて、第1及び第2のグループのうちの一方から好適なアクセス技術を選択することを伴い得る。
この方法は、データベースに列挙された第1のグループの所定のシステムごとに、所定のシステムを識別する少なくとも1つの拡張ビットを格納することを伴い得る。格納するステップは、データベースにおける所定のシステムに関連付けられた識別子(例えばアクセス技術識別子)に少なくとも1つの拡張ビットを追加することを伴い得る。少なくとも1つの拡張ビットは、第1のグループのアクセス技術のサポートを示し得る。
例えば、第1のグループは、3GPP2技術を備え、第2のグループは、3GPP技術を備え得る。データベースは、3GPP技術に関連付けられたパブリックランドモバイルネットワーク(PLMN)のリストを備え得る。この方法は、3GPP2技術に関連付けられたPreferred Roaming List(PRL)にアクセスすることを伴い、PRLは、システムテーブル及び取得テーブルを備える。
一実施形態では、PRLのシステムテーブルは、3GPP2技術のうちの少なくとも1つについて、少なくとも1つのシステム識別子(SID)/ネットワーク識別子(NID)の組み合わせを含み得る。代替的に、又は追加的に、PRLのシステムテーブルは、3GPP2技術のうちの少なくとも1つについて、少なくとも1つのサブネットIDを含み得る。
別の実施形態では、PRLのシステムテーブルは、3GPP2技術のうちの少なくとも1つについて、少なくとも1つのモバイル国コード(MCC)/モバイルネットワークコード(MNC)の対を備えるように構成することができる。関連の態様では、この方法は、システムテーブルの所定のMCC/MNCの対について、システムテーブルから対応する取得インデックスを取得することを伴うことができ、取得インデックスは、取得テーブルに列挙される周波数のうちの少なくとも1つを指す。
PLMNのリストは、3GPP2技術のうちの少なくとも1つについて、少なくとも1つのMCC/MNCの対を含み得る。この方法は、少なくとも1つのMCC/MNCの対を使用して、対応するSID/NIDの対及び対応するサブネットIDのうちの少なくとも一方を見つけることを伴い得る。この方法は、MCC/MNCの対を対応するSID/NIDの組み合わせに相関させるマッピングテーブルをチェックすることを備え得る。
この方法は、少なくとも1つの3GPP2システムから少なくとも1つの拡張システムパラメータメッセージ(ESPM)で少なくとも1つのMCC/MNCの対を受信することを伴い得る。この方法は、データベース及びPRLのうちの少なくとも一方に、少なくとも1つの受信したMCC/MNCの対を格納することをさらに伴い得る。
この方法は、PRLにおけるSID/NIDの組み合わせを使用して、例えば、SID/NIDの組み合わせを対応するMCC/MNCの対に相関させるマッピングテーブルをチェックすることによって、対応するMCC/MNCの対を見つけることを伴い得る。代替的に、又は追加的に、この方法は、PRLにおけるサブネットIDを使用して、例えば、サブネットIDを対応するMCC/MNCの対に相関させるマッピングテーブルをチェックすることによって、対応するMCC/MNCの対を見つけることを伴い得る。
この方法は、データベース及びPRLのうちの少なくとも一方を調べて、3GPP及び3GPP2システム中で優先順位を解決することを伴い得る。関連の態様では、選択された好適なアクセス技術は、少なくとも1つの3GPP2システムに対応し、少なくとも1つの3GPP2システムは、MCC/MNCの対に関連付けられておらず、PLMNのリストは、3GPP2技術に対応する少なくとも1つのブロックエントリを含む一実施形態が提供される。この方法は、少なくとも1つのブロックエントリに遭遇することに応答して、(a)完全なPRLスキャンを実行して、全ての使用可能な3GPP2技術を検索し、(b)使用可能な3GPP2システムにキャンプオンすることを伴い得る。
さらに別の実施形態では、この方法は、PRLに列挙されたGEO及び取得レコードを使用して、PLMNのリストに含まれる3GPP2システムのスキャンをスピードアップすることを伴い得る。さらに別の実施形態では、データベースは、特定の領域の地理空間であるシステム優先順位リストを備え得る。システム優先順位リストは、PLMNのリストを備える。データベースは、システムテーブル及び取得テーブルを備え得る。
1つ以上の実施形態及びその対応する開示によれば、様々な態様が、システム選択の別の方法との関連で記載される。この方法は、第2のグループに関するメインデータベースに第1のグループに関係する拡張情報を格納することを伴い得る。この方法は、好適なアクセス技術を、UEの現在の地理的位置の第1のグループから選択することができるかどうかを決定するために、第1のグループに関するアクセス技術のそれぞれの優先順位に関係する二次データベースを検索することも伴い得る。
一実施形態では、第1のグループは、3GPP2技術を備え、第2のグループは、3GPP技術を備え得る。メインデータベースは、PLMNリストを備え、二次データベースは、PRLを備え得る。関連の態様では、この方法は、マッピングテーブルを調べて、第1のグループの好適なアクセス技術の第1の識別子を、第2のグループに使用可能な対応する第2の識別子に変換することを伴い得る。例えば、第1の識別子は、SID/NIDの組み合わせを備え、第2の識別子は、MNC/MCCの対を備え得る。
この方法は、メインデータベースにおけるPLMNリストに少なくとも一部分基づいて、第1のグループの好適なアクセス技術を選択するかどうかを決定することを伴い得る。例えば、PLMNリストは、優先順位を備え、この方法は、優先順位に少なくとも一部分基づいて好適なアクセス技術を選択するかどうかを決定することを備え得る。
1つ以上の実施形態及びその対応する開示によれば、第1のグループ及び第2のグループを備える複数の無線システムアクセス技術からのシステム選択のための機器及び装置との関連で様々な態様が記載されている。例えば、UE又は類似の通信機器内で使用するためのUE又はプロセッサ若しくは類似の機器として構成され得る装置が提供される。この装置は、第2のグループに関するアクセス技術のそれぞれの優先順位に関係するデータベースに第1のグループに関する識別情報を格納するための電気コンポーネントを備え得る。この装置は、データベースに格納された識別情報に少なくとも一部分基づいて、第1及び第2のグループのうちの一方から好適なアクセス技術を選択するための電気コンポーネントを備え得る。関連の態様では、識別情報は、データベースに列挙された第1のグループの所定のシステムごとに、所定のシステムを識別する少なくとも1つの拡張ビットを備え得る。
1つ以上の実施形態及びその対応する開示によれば、複数の無線システムアクセス技術からのシステム選択のための別の装置との関連で様々な態様が記載される。一実施形態では、この装置は、第2のグループに関するメインデータベースに第1のグループに関する拡張情報を格納するための電気コンポーネントを備え得る。この装置は、好適なアクセス技術を、機器の現在の地理的位置の第1のグループから選択することができるかどうかを決定するために、第1のグループに関するアクセス技術のそれぞれの優先順位に関係する二次データベースを検索するための電気コンポーネントを備え得る。
上記及び関連の目的の達成のために、1つ以上の実施形態は、以下に完全に記載され、特に特許請求の範囲に指摘した特徴を備える。以下の説明及び添付の図面は、1つ以上の実施形態のいくつかの例示の態様を詳細に記載する。しかし、これらの態様は、様々な実施形態の原理を使用することができ、記載された実施形態は、こうした全ての態様及びその均等物を含むためのものである様々な方法のうちのほんの少しを示しているにすぎない。
一実施形態による多元接続無線通信システムを示す図。 通信システムのブロック図。 ネットワーク環境内のアクセスポイント基地局の配置の態様を示す図。 ネットワーク環境内のアクセスポイント基地局の配置の態様を示す図。 ネットワーク環境内のアクセスポイント基地局の配置の態様を示す図。 例示のマルチモードユーザ機器(UE)又は他のモバイル機器のブロック図。 図4の機器でシステム選択に使用するための例示の方法のフロー図。 図4におけるデータベース404などの検索データベースに格納することができる例示のPLMNリスト構造の少なくとも一部を示す図。 単一の地理的エリア又はマーケットにわたるサービスエリア及びオペレータのサービスの様々なレベルの一例を示す図。 SID/NID識別子をMCC/MNC識別子にマッピング又は変換するための例示のマッピングテーブルの少なくとも一部分を示す図。 図4の機器でシステム選択に使用するための別の例示の方法のフロー図。 本開示によるシステム選択の一例を示すPRL、PLMNリスト、及びマッピングテーブルを示す図。 複数の無線システムアクセス技術からのシステム選択の方法の一実施形態を示す図。 図11Aに示す方法の態様のサンプルを示す図。 図11Aに示す方法の態様のサンプルを示す図。 システム選択のための方法の別の実施形態を示す図。 複数の無線システムアクセス技術からのシステム選択ための装置の一実施形態を示す図。 複数の無線システムアクセス技術からのシステム選択ための装置の一実施形態を示す図。 複数の無線システムアクセス技術からのシステム選択ための装置の一実施形態を示す図。 システム選択のための装置の別の実施形態を示す図。 フレックスGEOテーブルの一実施形態を示す図。 図15AのフレックスGEOテーブルで使用することができるシステムテーブルの一実施形態を示す図。 図15AのフレックスGEOテーブルで使用することができる取得テーブルの一実施形態を示す図。
次に、様々な実施形態を、図面を参照して説明する。図中、類似の参照番号は、図面を通じて類似の要素を示すために使用される。以下の説明において、説明の目的で、1つ以上の実施形態を完全に理解するために、多数の特定の詳細が記載される。しかし、こうした実施形態は、これらの特定の詳細無しに実施することができることは明らかであろう。他の例では、よく知られている構造及び機器は、1つ以上の実施形態の説明を容易にするために、ブロック図の形態で示される。
本明細書に記載されている技術は、符号分割多元接続(CDMA)ネットワーク、時分割多元接続(TDMA)ネットワーク、周波数分割多元接続(FDMA)ネットワーク、直交FDMA(OFDMA)ネットワーク、Single-Carrier FDMA(SC−FDMA)ネットワークなど、様々な無線通信ネットワークに使用され得る。「ネットワーク」及び「システム」という用語はしばしば交換可能に使用される。CDMAネットワークは、ユニバーサル地上波無線アクセス(UTRA)、cdma2000などの無線技術を実装することができる。UTRAには、広帯域CDMA(W−CDMA)及び低チップレート(LCR)などがある。cdma2000は、IS−2000、IS−95、及びIS−856標準をカバーする。TDMAネットワークは、Global System for Mobile Communications(GSM)などの無線技術を実装することができる。OFDMAネットワークは、Evolved UTRA(E−UTRA)、IEEE802.11、IEEE802.16、IEEE802.20、Flash−OFDM(登録商標)などの無線技術を実装することができる。UTRA、E−UTRA、及びGSMは、ユニバーサル移動通信システム(UMTS)の一部である。Long Term Evolution(LTE)は、E−UTRAを使用するUMTSの近く行われるリリースである。UTRA、E−UTRA、GSM、UMTS、及びLTEは、「3rd Generation Partnership Project」(3GPP)と呼ばれる組織からの文書に記載されている。cdma2000は、「3rd Generation Partnership Project2」(3GPP2)と呼ばれる組織からの文書に記載されている。当技術分野では、これらの様々な無線技術及び標準が知られている。理解しやすいように、LTEについて、技術のいくつかの態様が以下に記載されており、LTE用語は、以下の説明の多くに使用されている。
Single Carrier Frequency Division Multiple Access(SC−FDMA)システムは、単一のキャリア変調及び周波数領域等化を使用することができ、類似のパフォーマンス及びOFDMAシステムのものと本質的に同じ全般的な複雑さを有し得る。SC−FDMA信号は、その固有の単一キャリア構造のために、一般により低いピーク対平均電力比(PAPR)を有する。SC−FDMAは、特に、送信電力効率に関して、PAPRがより低いことがモバイル端末のかなりの利益になるアップリンク通信について、かなりの注目を集めており、現在、3GPP LTE又はEvolved UTRAにおけるアップリンク多元接続方式の作業仮説である。本書の目的上、以下の略語が適用される。
AM 確認モード
AMD 確認モードデータ
ARQ 自動再送要求
BCCH ブロードキャスト制御チャネル
BCH ブロードキャストチャネル
CCCH 共通制御チャネル
CCH 制御チャネル
CCTrCH コード化統合トランスポートチャネル
CP サイクリックプレフィックス
CRC 巡回冗長検査
CTCH 共通トラフィックチャネル
DCCH 個別制御チャネル
DCH 専用チャネル
DL ダウンリンク
DL−SCH ダウンリンク共有チャネル
DSCH ダウンリンク共有チャネル
DTCH 専用トラフィックチャネル
FACH 順方向リンクアクセスチャネル
FDD 周波数分割複信
L1 レイヤ1(物理レイヤ)
L2 レイヤ2(データリンクレイヤ)
L3 レイヤ3(ネットワークレイヤ)
LI 長さインジケータ
LSB 最下位ビット
MAC メディアアクセス制御
MBMS マルチメディアブロードキャストマルチキャストサービス
MBSFN マルチキャストブロードキャスト単一周波数ネットワーク
MCE MBMS調整エンティティ
MCH マルチキャストチャネル
MRW 移動受信ウィンドウ
MSB 最上位ビット
MSCH MBMSポイントツーマルチポイントスケジューリングチャネル
MTCH MBMSポイントツーマルチポイントトラフィックチャネル
PCCH ページング制御チャネル
PCH ページングチャネル
PDCCH 物理ダウンリンク制御チャネル
PDSCH 物理ダウンリンク共有チャネル
PDU プロトコルデータ単位
PHY 物理レイヤ
PhyCH 物理チャネル
PACH ランダムアクセスチャネル
RLC 無線リンク制御
RRC 無線リソース制御
SAP サービスアクセスポイント
SDU サービスデータ単位
SHCCH 共有チャネル制御チャネル
SN シーケンス番号
SUFI スーパーフィールド
TCH トラフィックチャネル
TDD 時分割複信
TFI 転送フォーマットインジケータ
TM 透過モード
TMD 透過モードデータ
TTI 送信時間間隔
UE ユーザ機器
UL アップリンク
UM 非確認モード
UMD 非確認モードデータ
UMTS ユニバーサル移動通信システム
UTRA UMTS地上波無線アクセス
UTRAN UMTS地上波無線アクセスネットワーク
図1を参照すると、一実施形態による多元接続無線通信システムが示されている。アクセスポイント100(AP)は、複数のアンテナグループを含むことができ、1つのグループには104及び106、別のグループには108及び110、さらに別のグループには112及び114がある。図1において、アンテナグループごとに2つのアンテナのみが示されているが、アンテナグループごとにより多くの又はより少ないアンテナが使用されてもよい。アクセス端末又はユーザ機器(UE)116は、アンテナ112及び114と通信することができ、アンテナ112及び114は、順方向リンク120を介して情報をUE116に送信し、逆方向リンク118を介してUE116から情報を受信する。UE122は、アンテナ106及び108と通信し、アンテナ106及び108は、順方向リンク126を介して情報をUE122に送信し、逆方向リンク124を介してUE122から情報を受信する。FDDシステムでは、通信リンク118、120、124、及び126は、通信のために異なる周波数を使用することができる。例えば、順方向リンク120は、逆方向リンク118によって使用されるものと異なる周波数を使用することができる。
アンテナの各グループ及び/又はそれらが通信するように設計されたエリアは、しばしばAPのセクタと呼ばれる。本実施形態では、アンテナグループはそれぞれ、AP100によってカバーされるエリアのセクタにおけるUEと通信するように設計される。順方向リンク120及び126を介した通信では、AP100の送信アンテナは、異なるUE116及び124の順方向リンクの信号対雑音比を向上させるためにビームフォーミングを使用する。また、APがビームフォーミングを使用して、そのカバレッジ中にランダムに分散するUEへの送信を行うことは、APが単一アンテナを介してその全てのUEへの送信を行うことより、隣接セルにおけるUEに対してもたらす干渉が少ない。
本明細書に記載した実施形態の態様によれば、データ送信に複数の(NT)送信アンテナ及び複数の(NR)受信アンテナを使用する多入力多出力(MIMO)システムが提供される。NT本の送信アンテナ及びNR本の受信アンテナによって形成されるMIMOチャネルをNS個の独立したチャネルに分散することができ、これらは、空間チャネルとも呼ばれる。この場合、Ns≦min{NT,NR}である。NS個の独立したチャネルのそれぞれは、次元に対応する。MIMOシステムは、複数の送信及び受信アンテナによって作られる追加の次元数が使用される場合、パフォーマンスの向上(例えば、より高いスループット及び/又はより大きい信頼性など)を提供することができる。
MIMOシステムは、時分割多重(「TDD」)及び周波数分割複信(「FDD」)をサポートすることができる。TDDシステムでは、相反定理が逆方向のリンクチャネルから順方向のリンクチャネルを推定できるように、順方向及び逆方向のリンク送信は、同じ周波数領域にある。これによって、アクセスポイントは、複数のアンテナがアクセスポイントで使用可能であるとき、順方向リンクにおいて送信ビームフォーミング利得を抽出することができる。
本明細書における教示を、少なくとも1つの他のノードと通信するための様々なコンポーネントを使用するノード(例えば機器)に組み込むことができる。図2は、ノード間の通信を容易にするために使用され得るいくつかのサンプルのコンポーネントを示す。具体的には、図2は、MIMOシステム200のワイヤレス機器210(例えば、アクセスポイント)及びワイヤレス機器250(例えばUE)を示す。機器210で、いくつかのデータストリームのトラフィックデータは、データソース212から送信(「TX」)データプロセッサ214に提供される。
いくつかの態様では、各データストリームは、それぞれの送信アンテナを介して送信される。TXデータプロセッサ214は、符号化されたデータを提供するためにそのデータストリームのために選択された特定の符号化方式に基づいてデータストリームごとにトラフィックデータをフォーマットし、符号化し、インターリーブする。
データストリームごとの符号化されたデータを、OFDM技法を使用してパイロットデータと多重化することができる。パイロットデータは、通常、既知の方法で処理される既知のデータパターンであり、チャネル応答を推定するために受信機システムで使用され得る。データストリームごとの多重化されたパイロットデータ及び符号化データは、次に、変調シンボルを提供するためにそのデータストリームのために選択された特定の変調方式(例えば、二位相偏移変調(BPSK)、四位相偏移変調(QPSK)、M位相偏移変調(M−PSK)、又はマルチレベル直交振幅変調(M−QAM)など)に基づいて変調される(即ち、シンボルマッピングされる)。データストリームごとのデータレート、符号化、及び変調は、プロセッサ230によって行われる命令によって決定することができる。データメモリ232は、プログラムコード、データ、及びプロセッサ230又は機器210の他のコンポーネントによって使用される他の情報を格納することができる。
全てのデータストリームの変調シンボルは、次にTX MIMOプロセッサ220に提供され、これはさらに(例えばOFDMの)変調シンボルを処理することができる。次に、TX MIMOプロセッサ220は、NT個の変調シンボルストリームをNT個のトランシーバ(「XCVR」)222Aから222Tに提供する。いくつかの態様では、TX MIMOプロセッサ220は、ビームフォーミングの重みをデータストリームのシンボル、及びシンボルが送信されているアンテナに適用する。
各トランシーバ222は、それぞれのシンボルストリームを受信し、処理して、1つ以上のアナログ信号を提供し、アナログ信号をさらに調整(例えば、増幅、フィルタ、アップコンバート)して、MIMOチャネルを介して送信に適した変調信号を提供する。トランシーバ222Aから222TまでのNT個の変調信号は、次にNT本のアンテナ224Aから224Tまでにそれぞれ送信される。
機器250で、送信された変調信号は、NR本のアンテナ252Aから252Rまでによって受信され、各アンテナ252から受信された信号は、それぞれのトランシーバ(「XCVR」)254Aから254Rまでに提供される。各トランシーバ254は、それぞれの受信信号を調整(例えば、フィルタ、増幅、及びダウンコンバート)し、調整された信号をデジタル化してサンプルを提供し、さらにサンプルを処理して、対応する「受信された」シンボルストリームを提供する。
受信(「RX」)データプロセッサ260は、次に、特定の受信機処理技術に基づいてNR個のトランシーバ254からNR個の受信シンボルストリームを受信し、処理して、NT個の「検出された」シンボルストリームを提供する。次に、RXデータプロセッサ260は、検出された各シンボルストリームを復調し、逆インターリーブし、復号して、データストリームのトラフィックデータを回復する。RXデータプロセッサ260による処理は、機器210でTX MIMOプロセッサ220及びTXデータプロセッサ214によって処理されるものを補完する。
プロセッサ270は、使用すべきプリコーディング行列を定期的に決定する(後述)。プロセッサ270は、行列インデックス部分及びランク値部分を備える逆リンクメッセージを作る。データメモリ272は、プロセッサ270又は機器250の他のコンポーネントによって使用されるプログラムコード、データ、及び他の情報を格納し得る。
逆リンクメッセージは、通信リンク及び/又は受信されたデータストリームに関する様々なタイプの情報を備え得る。逆リンクメッセージは、次に、データソース236からのいくつかのデータストリームのトラフィックデータも受信するTXデータプロセッサ238によって処理され、変調器280によって変調され、トランシーバ254Aから254Rによって調整されて、機器210に返送される。
機器210で、機器250からの変調信号は、アンテナ224によって受信され、トランシーバ222によって調整され、復調器(「DEMOD」)240によって復調され、RXデータプロセッサ242によって処理されて、機器250によって送信される逆リンクメッセージを抽出する。プロセッサ230は、次にビームフォーミングの重みを決定するために使用すべきプリコーディング行列を決定し、次に抽出されたメッセージを処理する。機器210及び250ごとに記載された2つ以上のコンポーネントの機能を単一のコンポーネントによって提供することができることを理解されたい。
本明細書に記載した実施形態の一態様によれば、論理チャネルを論理制御チャネル及び論理トラフィックチャネルに分類することができる。論理制御チャネルは、システム制御情報をブロードキャストするためのDLチャネルであるBCCH、ページング情報を転送するDLチャネルであるPCCH、ならびに/又は1つ又はいくつかのMTCHについてのMBMSスケジューリング及び制御情報を送信するために使用されるポイントツーマルチポイントDLチャネルであるMBMSポイントツーマルチポイント制御チャネルを備え得る。一般に、RRC接続を確立した後、このチャネルは、MBMSを受信するATによって使用される。代替的に、又は追加的に、論理制御チャネルは、専用制御情報を送信するポイントツーポイント双方向チャネルであるDCCHを備え、RRC接続を有するATによって使用され得る。本明細書に記載した実施形態の他の態様によれば、論理トラフィックチャネルは、ユーザ情報の転送のための1つのATに専用の、ポイントツーポイント双方向チャネルであるDTCH、及び/又はトラフィックデータを送信するためのポイントツーマルチポイントDLチャネルであるMTCHを備え得る。
一態様によれば、トランスポートチャネルは、DL及びULに分類され得る。DLトランスポートチャネルは、BCH、ダウンリンク共有データチャネル(DL−SDCH)及びPCHを備えることができ、UEの省力のサポートのためのPCH(DRXサイクルは、ネットワークによってUEに示される)は、セル全体にブロードキャストされて、他の制御/トラフィックチャネルに使用することができるPHYリソースにマッピングされる。ULトランスポートチャネルは、RACH、要求チャネル(REQCH)、アップリンク共有データチャネル(UL−SDCH)、及び/又は複数のPHYチャネルを備え得る。PHYチャネルは、DLチャネルとULチャネルとの組を備え得る。
DL PHYチャネルは、共通パイロットチャネル(CPICH)、同期チャネル(SCH)、CCCH、共有DL制御チャネル(SDCCH)、マルチキャスト制御チャネル、共有UL割当てチャネル(SUACH)、肯定応答チャネル(ACKCH)、DL物理共有データチャネル(DL−PSDCH)、UL電力制御チャネル(UPCCH)、ページングインジケータチャネル(PICH)、及び/又はロードインジケータチャネル(LICH)を備え得る。
UL PHYチャネルは、物理ランダムアクセスチャネル(PRACH)、チャネル品質インジケータチャネル(CQICH)、ACKCH、アンテナサブセットインジケータチャネル(ASICH)、共有要求チャネル(SREQCH)、UL物理共有データチャネル(UL−PSDCH)、及び/又はブロードバンドパイロットチャネル(BPICH)を備え得る。
関連の態様では、単一のキャリア波形のピーク対平均電力比(PAR)が低い(所定のときに、チャネルは、周波数において隣接しているか均一に間隔をおいて配置されている)特性を保持するチャネル構造が提供される。
いくつかの態様では、本明細書における教示は、マクロスケールカバレッジ(例えば通常マクロセルネットワークと呼ばれる3Gネットワークなど広域セルラーネットワーク)、及びスケールがより小さいカバレッジ(例えば、住居ベース又はビルディングベースのネットワーク環境)を含むネットワークで使用することができる。UEは、こうしたネットワーク中を移動するとき、マクロカバレッジを提供するアクセスノード(AN)によっていくつかの位置でサービスされ、一方で、スケールがより小さいカバレッジを提供するアクセスノードによって他の位置でサービスされ得る。いくつかの態様では、より小さいカバレッジノードを使用して、追加容量成長(incremental capacity growth)、ビルディング内カバレッジ、及び異なるサービス(例えば、より頑強なユーザ体験)を提供することができる。本明細書の説明において、比較的大きいエリアにわたってカバレッジを提供するノードは、マクロノードと呼ばれ得る。比較的小さいエリア(住居など)にわたってカバレッジを提供するノードは、フェムトノードと呼ばれ得る。マクロエリアより小さい、フェムトエリアより大きいエリアにわたってカバレッジを提供するノードは、ピコノードと呼ぶことができる(例えば、商業建築内にカバレッジを提供する)。
マクロノード、フェムトノード、又はピコノードに関連付けられたセルは、それぞれマクロセル、フェムトセル、又はピコセルと呼ぶことができる。いくつかの実装形態において、各セルを、1つ以上のセクタにさらに関連付ける(例えば分割する)ことができる。
様々な用途において、マクロノード、フェムトノード、又はピコノードを参照するために他の用語を使用することができる。例えば、マクロノードは、アクセスノード、基地局、アクセスポイント、evolved Node B(eNodeB)、マクロセルなどとして構成され、又は呼ばれ得る。また、フェムトノードは、Home Node B(HNB)、Home evolved Node B(eNodeB)、AP基地局、フェムトセルなどとして構成され、又は呼ばれ得る。
さらに、小さい基地局の新しいクラスが出現し、これを、ユーザの家にインストールし、既存の広帯域のインターネット接続を使用して室内の無線カバレッジをモバイルユニットに提供することができる。こうした基地局は、一般にアクセスポイント(AP)基地局として知られているが、Home Node B(HNB)ユニット、Home evolved Node Bユニット(HeNB)、フェムトセル、フェムト基地局(fBS)、基地局、又は基地局トランシーバシステムとも呼ばれ得る。通常、AP基地局は、デジタル加入者線(DSL)、ケーブルインターネットアクセス、T1/T3などを介してインターネット及びモバイルオペレータのネットワークに接続され、ベーストランシーバ基地局(BTS)技術、無線ネットワークコントローラ、及びゲートウェイサポートノードサービスなど通常の基地局機能を提供する。これによって、セルラー/モバイル機器又はハンドセット、又はアクセス端末(AT)とも呼ばれるUEは、AP基地局に接続して無線サービスを使用することができる。ATには、例えば、携帯電話、スマートフォン、ラップトップ、ハンドヘルド通信機器、ハンドヘルドコンピューティング機器、衛星無線、ナビゲーション機器、個人用携帯情報端末(PDA)、又は無線通信システムを介して通信するための任意の他の適した装置などがあり得る。
図3Aは、本明細書の教示を実施することができる、何人かのユーザをサポートするように構成された無線通信システム300を示している。システム300は、例えば、マクロセル302A〜302Gなど複数のセル302の通信を提供しており、各セルは、対応するアクセスノード304(例えば、アクセスノード304A〜304G)によってサービスされる。図3に示すように、UE306(例えば、UE306A〜306L)は、時間が経つにつれてシステム中の様々な位置に分散され得る。各UE306は、例えばUE306がアクティブであるか、またソフトハンドオフであるかに応じて、所定のときに順方向リンク及び/又は逆方向リンク上の1つ以上のアクセスノード304と通信することができる。無線通信システム300は、大きい地理的領域にわたってサービスを提供することができる。例えば、マクロセル302A〜302Gは、近隣の2、3のブロックをカバーすることができる。
図3Bは、1つ以上のフェムトノードがネットワーク環境内に配置される例示の通信システム310を示す。具体的には、システム310は、比較的小さいスケールのネットワーク環境(例えば、1つ以上のユーザの住居316)にインストールされる複数のフェムトノード312(例えばフェムトノード312A及び312B)を含む。各フェムトノード312を、DSLルータ、ケーブルモデム、無線リンク、又は他の接続手段(図示せず)を介して広域ネットワーク318(例えばインターネット)及びモバイルオペレータコアネットワーク320に結合することができる。以下に記載するように、各フェムトノード312を、関連のUE314(例えばUE314A)、及びオプションで異なるUE314(例えばUE314B)にサービスするように構成することができる。言い換えれば、フェムトノード312へのアクセスを限定することができ、それによって所定のUE314は、1組の指定された(例えば家の)フェムトノード312によってサービスされるが、任意の指定されていないフェムトノード312(例えば、近所のフェムトノード312)によってサービスされない場合がある。
図3Cは、いくつかのマクロカバレッジエリア334をそれぞれ含むいくつかの追跡エリア332(又はルーティングエリア又は位置エリア)が定義されるカバレッジマップ330の一例を示す。ここで、追跡エリア332A、332B、及び332Cに関連付けられたカバレッジのエリアは、幅広の線によって画定され、マクロカバレッジエリア334は、六角形によって表される。追跡エリア332は、フェムトカバレッジエリア336も含む。この例において、各フェムトカバレッジエリア336(例えば、フェムトカバレッジエリア336C)は、マクロカバレッジエリア334(例えばマクロカバレッジエリア334B)内に示されている。しかし、フェムトカバレッジエリア336が完全にはマクロカバレッジエリア334内になくてもよいことを理解されたい。実際には、多数のフェムトカバレッジエリア336を、所定の追跡エリア332又はマクロカバレッジエリア334で定義することができる。また、1つ以上のピコカバレッジエリア(図示せず)を、所定の追跡エリア332又はマクロカバレッジエリア334内に定義することができる。
図3Bを再度参照すると、フェムトノード312の所有者は、モバイルオペレータコアネットワーク320を介して提供される例えば3Gモバイルサービスなどのモバイルサービスに加入することができる。さらに、UE314は、マクロ環境、及びより小さいスケール(例えば住居)のネットワーク環境の両方で動作することができる。言い換えれば、UE314の現在の位置に応じて、UE314は、マクロセルモバイルネットワーク320のアクセスノード322によって、又は1組のフェムトノード312のうちの任意の1つ(例えば、対応するユーザの住居316内に存在するフェムトノード312A及び312B)によってサービスされ得る。例えば、加入者は、自宅の外にいるとき、標準マクロアクセスノード(例えばノード322)によってサービスされ、加入者が家にいるとき、フェムトノード(例えばノード312A)によってサービスされる。ここで、フェムトノード314が既存のUE314と下位互換性がある場合があることを理解されたい。
フェムトノード312は、単一の周波数上、又は代替的に複数の周波数上に配置され得る。特定の構成に応じて、単一の周波数又は複数の周波数のうちの1つ又は複数は、マクロノード(例えばノード322)によって使用される1つ以上の周波数と重複する可能性がある。
いくつかの態様では、UE314は、こうした接続が可能であるときはいつでも、好適なフェムトノード(例えばUE314のホームフェムトノードなど)に接続するように構成することができる。例えば、UE314は、ユーザの住居316内にあるときはいつでも、ホームフェムトノード312とのみ通信することが望ましい場合がある。
いくつかの態様では、UE314がマクロセルラーネットワーク320内で動作しており、しかしその最も好適なネットワーク(例えば、好適なローミングリストに定義されるものなど)に存在していない場合、UE314は、より良いシステム再選択(「BSR」)を使用して引き続き最も好適なネットワーク(例えば好適なフェムトノード312)を検索することができ、これは、より良いシステムが現在使用可能であるかどうかを決定するために使用可能なシステムの定期的なスキャン、及びこうした好適なシステムと関連するためのその後の取り組みを伴い得る。取得エントリにより、UE314は、具体的な帯域及びチャネルの検索を限定することができる。例えば、最も好適なシステムの検索を定期的に繰り返すことができる。好適なフェムトノード312の発見後、UE314は、そのカバレッジエリア内にキャンプするためのフェムトノード312を選択する。
いくつかの態様では、フェムトノードは限定され得る。例えば、所定のフェムトノードは、いくつかのサービスをいくつかのUEに提供することができるだけである。いわゆる限定された(又は閉じられた)関連付けによる配置で、所定のUEは、マクロセルモバイルネットワーク及び定義された1組のフェムトノード(例えば、対応するユーザの住居316内に存在するフェムトノード312)によってサービスされるだけである。いくつかの実装形態において、ノードは、少なくとも1つのノードについて、シグナリング、データアクセス、登録、ページング、又はサービスのうちの少なくとも1つを提供しないように限定され得る。
いくつかの態様では、(限定加入者グループHome Node Bとも呼ばれ得る)限定されたフェムトノードは、限定されて提供された1組のUEにサービスを提供するものである。この組は、必要に応じて、一時的又は永久的に拡張することができる。いくつかの態様では、限定加入者グループ(「CSG」)は、UEの共通アクセス制御リストを共有する1組のアクセスノード(例えば、フェムトノード)として定義することができる。ある領域における全てのフェムトノード(又は全ての限定されたフェムトノード)が動作するチャネルは、フェムトチャネルと呼ばれ得る。
従って、所定のフェムトノードと所定のUEとの間に様々な関係が存在し得る。例えば、UEの観点から、オープンフェムトノードは、限定された関連付けによるフェムトノードを指し得る。限定されたフェムトノードは、いくつかの方法で限定された(例えば、関連付け及び/又は登録について限定された)フェムトノードを指し得る。ホームフェムトノードは、UEがアクセスする、及び動作するように許可されたフェムトノードを指し得る。ゲストフェムトノードは、UEがアクセスする、又は動作するように一時的に許可されたフェムトノードを指し得る。異種フェムトノード(alien femto node)は、おそらく緊急事態(例えば911呼び出し)を除いて、UEがアクセスする、又は動作するように許可されていないフェムトノードを指し得る。
限定されたフェムトノードの観点から、家のUEは、限定されたフェムトノードにアクセスするように許可されたUEを指し得る。ゲストUEは、限定されたフェムトノードに一時的にアクセスするUEを指し得る。異なるUEは、例えば911呼び出しなど、おそらく緊急事態(例えば、限定されたフェムトノードに登録するための候補又は許可を有していないUE)を除いて、限定されたフェムトノードにアクセスするための許可を有していないUEを指し得る。
便宜上、本明細書の開示は、フェムトノードの文脈において様々な機能を記載する。しかし、ピコノードは、大きいカバレッジエリアについて同じ又は類似の機能を提供し得ることを理解されたい。例えば、ピコノードを限定することができる、所定のUEについてホームピコノードを定義することができる、などである。
本開示の特定の件の態様によれば、複数の無線システムアクセス技術にわたるマルチモードシステム選択のための方法及び装置が提供される。さらに、本明細書に記載した技法は、こうした区別を、既存の標準に対する最小の変更、及び下位互換性をもって提供する。特に、開示された方法及び装置は、3GPP及び3GPP2などの異なるセルラー技術にわたるネットワーク識別情報を変換する。これらの変換は、セルラーネットワークの選好に関して総合的な順序を指定する能力をオペレータに提供する。次にモバイル機器は、正しい優先順位で使用可能なセルラーネットワークをソートし、最適なシステムを選択することができる。本発明は、マルチモード機器が最適な使用可能な無線技術を選択するのを助ける。さらに、本発明は、ホームキャリアが、世界中のその加入者にとって効率的で矛盾しないシステム選択体験を確実にするのを助ける。本発明によって、キャリアは、既存の3GPP及び3GPP2システム選択機構上に構築することによって、下位互換性を確実にしながら、複雑なローミング関係を表すことができる。
例えば、3GPP2システム選択が働き得る前に、対処すべきいくつかの問題があることに留意されたい。識別された問題のいくつかは、CDMA2000ネットワークがPLMN情報(即ちMCC及びMNC)をブロードキャストするという基礎を成す仮定を含むことができる。しかし、多くの3GPP2オペレータのネットワークは、MCC/MNCをブロードキャストするのではなく、むしろSID/NIDをブロードキャストする。従って、UEは、PLMNリストのみに基づいてそれが存在するネットワークのレベルの優先順位を識別することができない。また、cdma2000 1×システムは、2桁のMNCをブロードキャストすることはできるが、フル3桁のMNCをブロードキャストすることはできない。従って、CDMA2000システムのブロードキャストされたMNCを誤って解釈する可能性がある。HRPDシステムは、MCC/MNCをブロードキャストするのではなく、代わりにサブネットIDをブロードキャストする。
HRPD(1×EV−DO)システムは、アンカー1×システムを必要とし、ハイブリッド1×/DOモードで動作することにも留意されたい。従って、HRPD RATと1×RATとを関連付ける必要がある。さらに、システム選択の処理は、3GPPと3GPP2とのシステム選択ルール間の競合に出くわす可能性があることに留意されたい。例えば、PLMNリストが優先順位に関してDO>1×を示し、しかし3GPP2システムが1×>DOを示す場合、システム選択技法は、こうした競合を解決しなければならない。また、システム選択技法は、PRLとPLMNとの間のシステム選択ループを中断し、又は防ぐものとする。さらに、システム選択技法は、3GPPシステムと3GPP2システムとの間の背景スキャンを実行することが好ましい。
システム選択技法は、通常3GPPシステム選択ルールが、例えば、特に背景スキャンについて、3GPP2システムの効率的な取得(スキャン又はシステムディスカバリ)をどのように維持するかなどを提供しないという特徴を提供し、又はそれに対処することが好ましいことにさらに留意されたい。3GPP標準では、オペレータは、帯域クラス又はチャネル情報を提供することができない。また、3GPP2システム選択は、(例えば、地理的領域インジケータ(GEO)を使用して)システムの位置ベースの優先順位付けをサポートし、3GPPはサポートしない。3GPPは、PLMNリストを介してシステムの単一のグローバルな優先順位付けを要求する。
さらに、単一のオペレータに割り当てられるMCC/MNCの数は、単一のオペレータに割り当てられるSID/NIDの数よりかなり少ない場合がある。前者は、MCC当たりわずか2、3であり、後者は、何十から何百までに及び得る。これは、基本的に、MCC/MNCがCDMA2000システムに使用された場合、位置が離れたシステムの優先順位リストの地理空間の粒度が粗くなることを含意する。
図4は、例示のマルチモードユーザ機器(UE)又は他のモバイル機器のブロック図を示す。機器400は、特に3GPP技術内のシステム又はネットワークの選択に使用されるPLMNのリストを格納するデータベース404を含むSIM又はUniversal SIM(USIM)402を含む。PLMNリストは、UE400の配布の前にSIM402であらかじめ決定され、提供されるようにしてもよく、SIMツールキット及びSMSを使用してOTAで更新されることもできることに留意されたい。同様に、機器400は、マルチモード機器であり、様々な3GPP2技術間で選択を行うために使用するPRLを格納するデータベース406も含み得る。デフォルトのPRLは、一例として、配布前にUE400に設けられる、サービスプログラミングツールを使用して販売時にプログラムされる、又はOTASPを使用してOTAで更新されるようにしてもよい。PRLデータベース406は、SIM408又はRUIM(取外し可能加入者識別モジュール)に配置することができ、又は代替的に、UE400のハードウェア又はモバイル機器(ME)に一体化することもできる。
UE400は、特定のネットワーク/サービス及びアクセス技術の選択を制御する選択コントローラ(SC)410も含み得る。一態様によれば、SC410は、個別のコントローラとしてであろうと、又は、UE400におけるデジタル信号プロセッサ(DSP)又はマイクロプロセッサなど、プロセッサによって実行可能なソフトウェア又はファームウェアとしてであろうと、ハードウェア又はモバイル機器(ME)412の一部とすることができる。SC410の動作、及びそれがシステム選択にどのように影響を与えるかは、以下にさらに詳しく記載する。
複数の技術(例えば3GPP及び3GPP2)にわたる選択を管理するために、本開示は、既存の機構を使用してシステム選択のためのPRL及びPLMNリストを管理する方法及び装置を含む。一態様によれば、検索データベースのうちの1つ又は複数は、他のデータベースに対して相互参照又は変換を行うさらなる情報で拡張され得る。このように、複数のデータベースの代わりに1つのデータベースを調べることによって、効率的なシステム選択のための技術内での最適な技術及びシステム/ネットワークの選択中に、ある検索データベースを使用することができる。
一例として、図5は、2つ以上の検索データベース(例えば、PRL及びPLMNリスト)を有するユーザ機器内でのシステム選択のための例示の方法500を示す。特に、方法500は、図4における機器400など、ワイヤレス機器によってサポートされる複数の無線システムアクセス技術からの無線通信システムアクセス技術の選択を行う。方法500は、無線システムアクセス技術の第1のグループに関するアクセス技術(例えば、技術の3GPP2グループ)に関係する識別情報が、技術の別の第2のグループに関する第1の検索データベース(例えば、3GPP技術のPLMNのリスト)に格納される第1のブロック502を含む。一例として、識別情報は、3GPP2アクセス技術の第1のグループ内の各ネットワーク又はシステムに関する又は識別する拡張ビット(群)から成り得る。従って、この例において、第1の検索データベースは、PLMNのリストであり、無線システムアクセス技術(即ち3GPP技術)の第2のグループに関するアクセス技術の優先順位に関係する。これは単に一実装形態であり、3GPP2についての識別情報によりPLMNのリストを拡張することの代わりに、代替的に、PRLリストは、一例として、3GPP技術についての識別情報で拡張することができることに留意されたい。従って、図5のために、第1及び第2のグループは、3GPP、3GPP2のそれぞれ、又は任意の他の適した技術グループとすることができ、第1及び第2のデータベースは、データベースが関する全ての技術グループ(例えば3GPPではPLMN、3GPP2ではPRLなど)に関する検索データベース構造に対応し得る。
特定の一例によれば、拡張ビット(群)を、検索データベースに格納されたPLMNのリストにおけるPLMNに関連付けられたアクセス技術識別子(ATID)に追加することができる。一例として、図6は、図4におけるデータベース404など、検索データベースに格納することができる例示のPLMNリスト構造600の少なくとも一部分を示す。リスト構造600は、リストがエントリ1から何らかの数Nまでの最高の優先順位から最低の優先順位の優先番号又は順位付けを含む。リスト600のエントリにおける各エントリ(例えば第1のエントリ602)は、(例えば、上述した「無線システムアクセス技術の第1のグループ」など)3GPP技術のために選択することができるPLMNに対応する。一例において、単一ビットは、一例として3GPP2又はWiMaxなど、別のアクセス技術グループのサポートを示すために、リスト600におけるATIDのうちの1つ又は複数を拡張し、又はそれに追加することができる。さらに、単一ビットを、無線アクセス技術グループ(例えば3GPP2)のサポートを示すために使用することができる。代替的に、無線アクセス技術グループ内の特定の無線アクセスシステム又はネットワークについてのさらなる情報を提供するために、複数ビットをリスト600のATIDに追加することができる。例えば、3GPP2がサポートされる場合、単に例として、技術の3GPP2グループの例において、追加のビットは、cdma2000又はEV DOなどの技術がサポートされることを示し得る。
図5に戻ると、ブロック502における第1の検索データベースへの拡張を確立した後、フローはブロック504に進む。このブロックで、次に、検索データベースに格納された識別情報に基づいて、無線システムアクセス技術の第1のグループ、及び無線システムアクセス技術の第2のグループのうちの一方から好適な無線通信システムアクセス技術が選択される。言い換えれば、第1のデータベースは、一次検索データベースとなる。例えば、図6のリストが与えられると、選択コントローラ(例えば図4のSC410など)は、PLMNリスト600を使用して、PLMNリストに存在するエントリからの3GPP技術、又はATID情報に追加される拡張ビットに基づく3GPP2技術のいずれかを決定することができる。選択コントローラ又は類似の機能モジュールは、PLMNリストにおける拡張情報を使用して、次に一態様におけるATIDの拡張に基づいて3GPP2ネットワーク又はシステムを検索するかどうかを決定することができることに留意されたい。次に、3GPP2システムは、PRLを参照することによって検索され得る。さらに、このシナリオにおいて、見つけられた最適な3GPPシステムと見つけられた最適な3GPP2システムとの間に競合が起こる場合、この競合は、PLMNリスト又はPRLのいずれかに対するあらかじめ決定された優先順位に基づいて解決され得ることが企図される。
他の態様によれば、図6のPLMNリスト600の構造では、PLMN ATIDに対する拡張に追加のビットが使用される場合、PRLを無くすことができることが企図される。従って、選択コントローラは、機器がローミングしているとき検索するのに最適な3GPP2システムを決定することができ、どのGPP2システムが好適であるかがわかるように構成される。
さらに他の一態様において、PLMNリストを格納する検索データベースを拡張する例において、両方の3GPP及び3GPP2システム(又はWiMaxなど他の技術)を識別のためにMCC/MNCタプルによって識別することができることが企図される。従って、3GPP2システムのオペレータは、システム識別にMCC/MNCを使用することになる。この使用に関して、3GPP2ネットワークを、拡張システムパラメータメッセージ(ESPM)でMCC及びMNC情報フィールドをブロードキャストするように構成することができ、さらに、PRLは、ユーザ機器(UE)における検索データベース内のシステムレコードにMCC/MNCを含むことがさらに企図される。一例において、PRLは、UEにおける選択コントローラに対して、地理的領域において見つけられる最適な3GPP2システムのMCC/MNCを発行することができる。次いで、選択コントローラは、次に、PLMNリストのPLMNデータベースなどの一次検索データベースを調べて、3GPP及び3GPP2(又はWiMax)システム中で優先順位を解決することになる。
上述したように、例えば、3GPP2ネットワークを、拡張システムパラメータメッセージ(ESPM)又は均等物でMCC及びMNC情報フィールドをブロードキャストするとともに、ユーザ機器(UE)における検索データベース内のシステムレコード内にMCC/MNCを含むPRLをブロードキャストするように構成することができることが企図される。しかし、3GPP2ネットワークの全てのオペレータがMCC/MNC情報をブロードキャストするとは限らない場合、又は、これに関してPRLが完全ではない場合、最適な使用可能な又は好適な技術の選択(例えば、3GPP技術又は3GPP2技術の間を選択する)も完了することができない状況が生じ得る。
例示の目的で、図7は、単一の地理的エリア又はマーケットにわたって、サービスエリア及びオペレータのサービスの様々なレベルを示す。マーケット700及びマーケット700における様々なサービスエリア702内で、レベル706によって示されるように、オペレータAは、西ではLTE(710)、東では1xEV DO(712)を提供し得る。別のオペレータ、オペレータBは、レイヤ708によって示されるように、東ではLTE(714)を提供し、西ではUMTS(716)を提供し得る。UE加入者が東に移動するとき、LTEがオペレータAに加入するUEにおいてPLMN優先順位に関して1×EV DOより好適であると仮定すると、MCC/MNC情報がない場合、オペレータAのEV DOネットワークよりむしろ、オペレータBのLTEネットワークが選択される。しかし、こうした場合、アクセス技術の選好(即ち、異なるアクセス技術グループ3GPP2のオペレータAのEV DOネットワーク)は選択されない。
上記の状況を改善するために、他の態様において、UE、及びより具体的には、選択コントローラは、複数の無線アクセス技術(例えば3GPP及び3GPP2)から好適なシステム又はネットワーク中での選択を行うようにデータベース(例えば、PRL及びPLMNリスト)中を仲裁するようにさらに構成することができる。特に、開示された装置及び方法は、無線システムアクセス技術(例えば、3GPP2アクセス技術のSID/NID)の第1のグループのシステムアクセス技術に関連付けられた識別子の、無線システムアクセス技術の第2のグループ(例えば、3GPP技術のMCC/MNC)に関連付けられた第2の識別子に対するマッピングを行う。
こうしたマッピングの一例として、図8は、SID/NIDの組み合わせをMCC/MNCの対に相関させ、又はマッピングするマッピングテーブル800を示す。図示したように、テーブル800における番号が振られた行エントリ(例えば行エントリ1からNまで)のそれぞれは、関連のSID及び/又はNID(例えばS1、N2)を有するそれぞれのネットワーク又はシステムに対応する。次に各行は、SID/NIDを関連のMCC/MNC値(例えばC1、W1)に相関させる。このテーブル800は、UE内の、PRLデータベース又は対応するSIM、PLMNリストデータベース又は対応するSIM、又は選択コントローラと通信している別のメモリ若しくはデータベースに格納することができることに留意されたい。テーブル800は、特定のキャリアによって構築することができ、UEに含まれる、又は3GPPオペレータ又は3GPP2オペレータからのOTAによる通信(例えばOTASP)を介してプログラム又は更新されるようにすることができることにさらに留意されたい。
3GPP2をサポートするためにPLMNリストのATIDが拡張されている例を仮定すると、従ってPLMNリストは、MCC/MNCを使用することができる3GPP2オペレータを含む。図9は、無線アクセス技術の選択を決定するために、選択コントローラ(例えば図4のSC110)によって実行され得る例示の方法900を示す。この特定の例において、上記で開示した方法と同様に、技術の第2のグループ(即ち3GPP)に関する第1のデータベースが拡張されている(即ち、PLMNリストのATIDが拡張されている)と仮定する。従って、方法900は、ブロック902によって示されるアクセス技術の第1のグループ(即ち3GPP2)に関係する第1の検索データベース(即ちPLMN)に拡張情報を格納することを含む。
ブロック902の動作後、フローは、ブロック904に進み、UEが現在配置されている特定の地理的位置においてサポートされる第1のグループ(即ち3GPP2)内の最適な又は好適なシステムアクセス技術を選択すべきかどうかを決定するために、無線システムアクセス技術の第1のグループ(即ち、3GPP2)に関するアクセス技術の少なくとも優先順位に関係する第2の検索データベース(即ち、PRL)が検索され、調べられる。ブロック604のプロセスを、選択コントローラ(例えばSC110)又は他の類似の機器又は機能モジュールによって実施することができる。これらの第1のグループ技術のデータベース(即ち、3GPP2でのPRL)は、MCC/MNC又はSID/NIDに基づいて識別を有することができることに留意されたい。
MCC/MNCがPRL又はPLMNデータベースからわかる場合、ブロック904における動作に基づいて、決定された好適なアクセス技術の選択が行われることに留意されたい。MCC/MNCがPRL又はPLMNデータベースから使用可能ではない場合、方法900は、ブロック906に示すように、マッピングテーブル800を調べて、第1のアクセス技術グループ(即ち3GPP2)のSID/NIDを、第2のアクセス技術グループ(即ち3GPP)に使用可能な対応するMNS/MCCの対に変換するように構成される。選択コントローラは、次にPLMNリストを検索して、図5に示されるブロック504と同様に、ブロック908に示されるように、PLMNリストにおける優先順位に基づいて、変換された3GPP2を選択するかどうかを決定することができる。ブロック606及び608のプロセスは、SC410又は類似の装置又は機能モジュールによって行うことができることに留意されたい。
図7の図における例を再度参照し、図9の方法に照らして、オペレータAのUE加入者が東のサービスエリアに移動すると、図10の例示のPRL1002によって示されるように、どのネットワーク又はシステムが好適であるかを決定するために、UEにおけるPRLを調べることができる。所定の例において、選択コントローラは、取得テーブル1004及びシステムテーブル1006を調べて、この特定の例における「東」である(従って特定のシステムテーブル1006がこの地理的位置のみに関することになる)特定の地理的位置における基地3GPP2システムを決定することになる。取得インデックス1は、この特定の例において選好がより高いものであるため、ローミングインジケータがオンであるとき、他のネットワークタイプを介してセルラーCDMA技術(即ち3GPP2技術)が選択されることになる。
3GPP2情報を含むために拡張されるPLMNリストでMCC/MNCがわかっていない場合、選択コントローラは、SID/NID−MCC/MNCマッピングテーブル1008を調べて、SID/NID S1及びN1を310/2のMCC/MNCに変換する。この情報に基づいて、選択コントローラが好適なネットワーク又はシステムの選択のためにPLMNリスト1010を参照するとき、(例えば、図7でわかるように1×EVDO714など)3GPP2技術に対応する東エリアのMCC/MNC310/2が同じ地理的「東」の位置におけるオペレータBのLTE716より優先であることがわかり得る。従って、好適な3GPP2アクセス技術が選択され、従って図7の例の説明において上述したシナリオを補正する。
PRLとPLMNとの間のさらなる競合の場合、一例として、PLMNの優先順位のPRLの無効化などの追加のルールが3GPP2システムに使用され得ることに留意されたい。また、3GPP2ローミングパートナーが相関関係のあるMCC/MNCを有していないとき、サービスの順序を両方のMCC/MNC及びSID/NIDの対に基づかせるように追加のトリアージデータベース(triage database)(図示せず)を構築することができることが企図される。
本明細書に記載した実施形態の1つ以上の態様によれば、複数の無線システムアクセス技術からのシステム選択の方法が提供される。図11Aに示されるフロー図を参照すると、UE又はそのコンポーネントで実行することができる方法1100が提供される。この方法1100は、第1のグループ及び第2のグループを備え得る複数の無線システムアクセス技術からシステム/ネットワークを選択することを伴い得る。方法1100は、ステップ1110で、第2のグループに関するアクセス技術のそれぞれの優先順位に関係するデータベースに第1のグループに関する識別情報を格納することを伴い得る。方法1100は、ステップ1120で、データベースに格納された識別情報に少なくとも一部分基づいて、第1及び第2のグループのうちの一方から好適なアクセス技術を選択することを伴い得る。
一実施形態では、ステップ1110は、データベースに列挙された第1のグループの所定のシステムごとに、所定のシステムを識別する少なくとも1つの拡張ビットを格納することを伴い得る(ステップ1112)。ステップ1110は、データベースにおける所定のシステムに関連付けられた識別子に少なくとも1つの拡張ビットを追加することを伴い得る(ステップ1114)。関連の態様では、識別子は、アクセス技術識別子(ATID)を備え得る。さらなる関連の態様では、データベースは、第1のグループ及び第2のグループのうちの少なくとも一方からのアクセス技術の優先順位を付けるためのリスト構造を備え得る。
例えば、少なくとも1つの拡張ビットは、第1のグループのアクセス技術のサポートを示し得る。第1のグループは、3GPP2技術を備え得る。第2のグループは、3GPP技術を備え得る。データベースは、3GPP技術に関連付けられたパブリックランドモバイルネットワーク(PLMN)のリストを備え得る。少なくとも1つの拡張ビットは、PLMNのリストの少なくとも1つのエントリを拡張することができる。図11Bを参照すると、方法1100は、3GPP2技術に関連付けられたPreferred Roaming List(PRL)にアクセスすることを伴い、PRLは、システムテーブル及び取得テーブルを備える(ステップ1130)。
PRLのシステムテーブルは、3GPP2技術のうちの少なくとも1つについて、少なくとも1つのシステム識別子(SID)/ネットワーク識別子(NID)の組み合わせを含み得る。代替的に、又は追加的に、PRLのシステムテーブルは、3GPP2技術のうちの少なくとも1つについて、少なくとも1つのサブネットIDを含み得る。PRLのシステムテーブルは、3GPP2技術のうちの少なくとも1つについて、少なくとも1つのモバイル国コード(MCC)/モバイルネットワークコード(MNC)の対を備えるように構成することができる。関連の態様では、方法1100は、システムテーブルの所定のMCC/MNCの対について、システムテーブルから対応する取得インデックスを取得することを伴い、取得インデックスは、取得テーブルに列挙される周波数のうちの少なくとも1つを指す(ステップ1140)。
PLMNのリストは、3GPP2技術のうちの少なくとも1つについて、少なくとも1つのMCC/MNCの対を含み得る。方法1100は、ステップ1150で、少なくとも1つのMCC/MNCの対を使用して、対応するSID/NIDの対及び対応するサブネットIDのうちの少なくとも一方を見つけることを伴い得る。ステップ1150は、MCC/MNCの対を対応するSID/NIDの組み合わせに相関させるマッピングテーブルをチェックすることを備え得る(ステップ1152)。
方法1100は、ステップ1160で、少なくとも1つの3GPP2システムから少なくとも1つの拡張システムパラメータメッセージ(ESPM)で少なくとも1つのMCC/MNCの対を受信することを伴い得る。この方法は、ステップ1162で、データベース及びPRLのうちの少なくとも一方に、少なくとも1つの受信したMCC/MNCの対を格納することをさらに伴い得る。
図11Cを参照すると、方法1100は、ステップ1170で、PRLにおけるSID/NIDの組み合わせ及び/又はサブネットIDを使用して、例えば、SID/NIDの組み合わせ及び/又はサブネットIDを対応するMCC/MNCの対に相関させるマッピングテーブルをチェックすることによって、対応するMCC/MNCの対を見つけることを伴い得る。方法1100は、ステップ1180で、データベース及びPRLのうちの少なくとも一方を調べて、3GPP及び3GPP2システム中で優先順位を解決することを伴い得る。
関連の態様では、選択された好適なアクセス技術は、少なくとも1つの3GPP2システムに対応し、少なくとも1つの3GPP2システムは、MCC/MNCの対に関連付けられておらず、PLMNのリストは、3GPP2技術に対応する少なくとも1つのブロックエントリを含む一実施形態が提供される。方法1100は、ステップ1190で、少なくとも1つのブロックエントリに遭遇することに応答して、(a)完全なPRLスキャンを実行して、全ての使用可能な3GPP2技術を検索し、(b)使用可能な3GPP2システムにキャンプオンすることを伴い得る。
代替的に、この方法は、PRLに列挙されたGEO及び取得レコードを使用して、PLMNのリストに含まれる3GPP2システムのスキャンをスピードアップすることを伴い得る(ステップ1193)。
さらなる関連の態様では、データベースは、特定の領域の地理空間であるシステム優先順位リストを備え得る。システム優先順位リストは、PLMNのリストを備える。データベースは、システムテーブル及び取得テーブルを備え得る。
別の実施形態では、識別情報は、第1のグループにおけるワールドワイドインターオペラビリティフォーマイクロウェーブアクセス(WiMax)技術に関し、第2のグループにおける3GPP技術のPLMNのリストの少なくとも1つのエントリを拡張するために使用することができる。別の実施形態では、第2のグループは、3GPP2技術を備え得る。データベースは、3GPP2技術に関連付けられたPRLを備え得る。識別情報は、3GPP技術に関し、PRLの少なくとも1つのエントリを拡張するために使用することができる。方法1100は、ステップ1195で、3GPP技術に関連付けられたPLMNリストにアクセスすることを伴い、PLMNリストは、図11Cに示される3GPP技術のそれぞれについてのMCC/MNCの対を備える。
本明細書に記載した実施形態の1つ以上の態様によれば、複数の無線システムアクセス技術からのシステム選択の別の方法が提供される。図12に示されるフロー図を参照すると、UE又はそのコンポーネントで実行することができる方法1200が提供される。方法1200は、第1のグループ及び第2のグループを備え得る複数の無線システムアクセス技術からシステム/ネットワークを選択することを伴い得る。方法1200は、ステップ1210で、第2のグループに関するメインデータベースに第1のグループに関係する拡張情報を格納することを伴い得る。方法1200は、ステップ1220で、好適なアクセス技術は、UEの現在の地理的位置の第1のグループから選択することができるかどうかを決定するために、第1のグループに関するアクセス技術のそれぞれの優先順位に関係する二次データベースを検索することを伴い得る。
例えば、拡張情報は、メインデータベースに列挙された第1のグループの所定のアクセス技術ごとに、所定のアクセス技術を識別する少なくとも1つの拡張ビットを備え得る。一実施形態では、第1のグループは、3GPP2技術を備え、第2のグループは、3GPP技術を備え得る。メインデータベースは、PLMNリストを備え、二次データベースは、PRLを備え得る。
関連の態様では、方法1200は、ステップ1230で、マッピングテーブルを調べて、第1のグループの好適なアクセス技術の第1の識別子を、第2のグループに使用可能な対応する第2の識別子に変換することを伴い得る。例えば、第1の識別子は、SID/NIDの組み合わせを備え、第2の識別子は、MNC/MCCの対を備え得る。方法1200は、ステップ1240で、メインデータベースにおけるPLMNリストに少なくとも一部分基づいて、第1のグループの好適なアクセス技術を選択するかどうかを決定することを伴い得る。PLMNリストは、優先順位を備え、ステップ1240は、優先順位に少なくとも一部分基づいて好適なアクセス技術を選択するかどうかを決定することを備え得る(ステップ1242)。
本明細書に記載した実施形態の1つ以上の態様によれば、第1のグループ及び第2のグループを備える複数の無線システムアクセス技術からのシステム選択のための機器及び装置が提供されている。図13Aを参照すると、UE又は類似の通信機器内で使用するためのUE又はプロセッサ若しくは類似の機器として構成され得る例示の装置1300が提供される。図示されているように、装置1300には、プロセッサ、ソフトウェア、又はその組み合わせ(例えばファームウェア)によって実施される機能を表すことができる機能ブロックがあり得る。
図示したように、装置1300は、第2のグループに関するアクセス技術のそれぞれの優先順位に関係するデータベースに第1のグループに関する識別情報を格納するための電気コンポーネント1320を備え得る。例えば、装置1300は、データベースに格納された識別情報に少なくとも一部分基づいて、第1及び第2のグループのうちの一方から好適なアクセス技術を選択するための電気コンポーネント1330を備え得る。関連の態様では、識別情報は、データベースに列挙された第1のグループの所定のシステムごとに、所定のシステムを識別する少なくとも1つの拡張ビットを備え得る。装置1300は、データベースにおける所定のシステムに関連付けられた識別子(例えばATID)に少なくとも1つの拡張ビットを追加するための電気コンポーネント1340を備え得る。データベースは、第1のグループ及び第2のグループのうちの少なくとも一方からのアクセス技術の優先順位を付けるためのリスト構造を備え得る。
一実施形態では、少なくとも1つの拡張ビットは、第1のグループのアクセス技術のサポートを示し得る。第1のグループは、3GPP2技術を備え、第2のグループは、3GPP技術を備え得る。データベースは、3GPP技術に関連付けられたPLMMのリストを備え得る。少なくとも1つの拡張ビットは、PLMNのリストの少なくとも1つのエントリを拡張することができる。少なくとも1つのプロセッサは、3GPP2技術に関連付けられたPRLにアクセスすることができ、PRLは、システムテーブル及び取得テーブルを備える。
関連の態様では、PRLのシステムテーブルは、3GPP2技術の少なくとも1つについて、少なくとも1つのSID/NIDの組み合わせを備え得る。代替的に、又は追加的に、システムテーブルは、3GPP2技術の少なくとも1つについて、少なくとも1つのサブネットIDを備え得る。さらなる関連の態様では、PRLのシステムテーブルは、3GPP2技術の少なくとも1つについて、少なくとも1つのMCC/MNCの対を備えるように構成され得る。装置1300は、システムテーブルにおける所定のMCC/MNCの対について、システムテーブルから対応する取得インデックスを取得するための電気コンポーネント1350を備え、取得インデックスは、取得テーブルに列挙された周波数のうちの少なくとも1つを指すことができる。
別の実施形態では、PLMNのリストは、3GPP2技術のうちの少なくとも1つについて、少なくとも1つのMCC/MNCの対を備え得る。図13Bを参照すると、装置1300は、少なくとも1つのMCC/MNCの対を使用して、対応するSID/NIDの対及び対応するサブネットIDのうちの少なくとも一方を見つけるための電気コンポーネント1360を備え得る。装置1300は、MCC/MNCの対を対応するSID/NIDの組み合わせに相関させるマッピングテーブルをチェックするための電気コンポーネント1362をさらに備え得る。
関連の態様では、装置1300は、少なくとも1つの3GPP2システムから少なくとも1つのESPMで少なくとも1つのMCC/MNCの対を受信するための電気コンポーネント1370を備え得る。装置1300は、データベース及びPRLのうちの少なくとも一方に、少なくとも1つの受信したMCC/MNCの対を格納するための電気コンポーネント1372をさらに備え得る。
図13Cを参照すると、さらなる関連の態様では、装置1300は、PRLにおけるSID/NIDの組み合わせ及び/又はサブネットIDを使用して、例えば、SID/NIDの組み合わせ及び/又はサブネットIDを対応するMCC/MNCの対に相関させるマッピングテーブルをチェックすることによって、対応するMCC/MNCの対を見つけるための電気コンポーネント1380を備え得る。装置1300は、データベース及びPRLのうちの少なくとも一方を調べて、3GPP及び3GPP2システム中で優先順位を解決するための電気コンポーネント1390を備え得ることに留意されたい。
さらに別の実施形態では、選択された好適なアクセス技術は、少なくとも1つの3GPP2システムに対応し、少なくとも1つの3GPP2システムは、MCC/MNCの対に関連付けられておらず、PLMNのリストは、3GPP2技術に対応する少なくとも1つのブロックエントリを含む。装置1300は、図13Cに示されるように、少なくとも1つのブロックエントリに遭遇することに応答して、(a)完全なPRLスキャンを実行して、全ての使用可能な3GPP2技術を検索し、(b)使用可能な3GPP2システムにキャンプオンするための電気コンポーネント1393をさらに備え得る。
或いは、装置1300は、PRLに列挙されたGEO及び取得レコードを使用して、PLMNのリストに含まれる3GPP2システムのスキャンをスピードアップするための電気コンポーネント1395を備え得る。
さらに別の実施形態では、データベースは、特定の領域の地理空間であるシステム優先順位リストを備え得る。システム優先順位リストは、PLMNのリストを備え得る。データベースは、システムテーブル及び取得テーブルを備え得る。
装置1300は、プロセッサとしてではなく、通信機器として構成される装置1300の場合、少なくとも1つのプロセッサを有するプロセッサモジュール1310をオプションで含み得ることに留意されたい。プロセッサ1310は、こうした場合、バス1312又は類似の通信結合を介してコンポーネント1320〜1395と動作可能に通信してもよい。プロセッサ1310は、コンポーネント1320〜1395によって実行されるプロセス又は機能の開始及びスケジューリングを実行し得る。
関連の態様では、装置1300は、トランシーバモジュール1314を含み得る。スタンドアロン受信機及び/又はスタンドアロン送信機は、トランシーバ1314の代わりに、又はそれと共に使用することができる。さらなる関連の態様では、装置1300は、例えばメモリ機器/モジュール1316など、情報を格納するための電気コンポーネントをオプションで含み得る。コンピュータ可読媒体又はメモリ機器/モジュール1316を、バス1312などを介して装置1300の他のコンポーネントに動作可能に結合することができる。コンピュータ可読媒体又はメモリ機器1316は、コンポーネント1320〜1395、及びそのサブコンポーネント、又はプロセッサ1310、又は本明細書に開示した方法のプロセス及び挙動を行うためのコンピュータ可読命令及びデータを格納するように構成することができる。メモリモジュール1316は、電気コンポーネント1320〜1395に関連付けられた機能を実行するための命令を保持することができる。メモリ1316の外部にあるように示されているが、電気コンポーネント1320〜1395は、メモリ1316内に存在していてもよいことを理解されたい。
本明細書に記載した実施形態の1つ以上の態様によれば、複数の無線システムアクセス技術からのシステム選択のための別の装置が提供される。図14を参照すると、UE又は類似の通信機器内で使用するためのUE又はプロセッサ若しくは類似の機器として構成され得る例示の装置1400が提供される。図示されているように、装置1400には、プロセッサ、ソフトウェア、又はその組み合わせ(例えばファームウェア)によって実施される機能を表すことができる機能ブロックがあり得る。
図示されているように、装置1400は、第2のグループに関するメインデータベースに第1のグループに関係する拡張情報を格納するための電気コンポーネント1420を備え得る。装置1400は、好適なアクセス技術を、機器の現在の地理的位置の第1のグループから選択することができるかどうかを決定するために、第1のグループに関するアクセス技術のそれぞれの優先順位に関係する二次データベースを検索するための電気コンポーネント1430を備え得る。
例えば、拡張情報は、メインデータベースに列挙された第1のグループの所定のアクセス技術ごとに、所定のアクセス技術を識別する少なくとも1つの拡張ビットを備え得る。一実施形態では、第1のグループは、3GPP2技術を備え、第2のグループは、3GPP技術を備え得る。メインデータベースは、PLMNリストを備え、二次データベースは、PRLを備え得る。
関連の態様では、装置1400は、マッピングテーブルを調べて、第1のグループの好適なアクセス技術の第1の識別子を、第2のグループに使用可能な対応する第2の識別子に変換するための電気コンポーネント1440を備え得る。第1の識別子は、SID/NIDの組み合わせを備え、第2の識別子は、MNC/MCCの対を備え得る。
さらなる関連の態様では、装置1400は、メインデータベースにおけるPLMNリストに少なくとも一部分基づいて、第1のグループの好適なアクセス技術を選択するかどうかを決定するための電気コンポーネント1450を備え得る。例えば、PLMNリストは、優先順位を備え、装置1400は、優先順位に少なくとも一部分基づいて好適なアクセス技術を選択するかどうかを決定するための電気コンポーネント1452を備え得る。
装置1400は、プロセッサとしてではなく、通信機器として構成される装置1400の場合、少なくとも1つのプロセッサを有するプロセッサモジュール1410をオプションで含み得ることに留意されたい。プロセッサ1410は、こうした場合、バス1412又は類似の通信結合を介してコンポーネント1420〜1495と動作可能に通信してもよい。プロセッサ1410は、コンポーネント1420〜1495によって実行されるプロセス又は機能の開始及びスケジューリングを実行し得る。
関連の態様では、装置1400は、トランシーバモジュール1414を含み得る。スタンドアロン受信機及び/又はスタンドアロン送信機は、トランシーバ1414の代わりに、又はそれと共に使用することができる。さらなる関連の態様では、装置1400は、例えばメモリ機器/モジュール1416など、情報を格納するための電気コンポーネントをオプションで含み得る。コンピュータ可読媒体又はメモリ機器/モジュール1416を、バス1412などを介して装置1400の他のコンポーネントに動作可能に結合することができる。コンピュータ可読媒体又はメモリ機器1416は、コンポーネント1420〜1495、及びそのサブコンポーネント、又はプロセッサ1410、又は本明細書に開示した方法のプロセス及び挙動を行うためのコンピュータ可読命令及びデータを格納するように構成することができる。メモリモジュール1416は、電気コンポーネント1420〜1495に関連付けられた機能を実行するための命令を保持することができる。メモリ1416の外部にあるように示されているが、電気コンポーネント1420〜1495は、メモリ1416内に存在していてもよいことを理解されたい。
本明細書に記載した実施形態の1つ以上の態様によれば、いくつかのカテゴリのうちの1つに従って、システム選択の上記の技法を特徴付けることができる。第1の技法は、cdma2000 MCC/MNCブロードキャストを想定すると、3GPP2取得テーブルによる選択のためにPLMNデータベースを実施するものとして説明され得る。
第2の技法は、SID/NID及び/若しくはサブネットIDのMCC/MNCマッピングテーブルへの追加として、又はその逆として、ならびに/又は関連付けテーブル(ハイブリッド1×DOをサポートするための)への追加として説明され得る。第3の技法は、3GPP2全体にわたっての(例えば、インターリーブが限定されている、又はない)選択のために、国ごとの単一の3GPP2エントリがPRLを指すPLMNデータベースのみを使用するものとして説明され得る。
第4の技法は、3GPP2システムにキャンプオンするとき、システム選択にPRLを使用するために、PLMNデータベースを実施するものとして説明され得る。この技法は、SID/NIDの対又はサブネットIDをMCC/MNCマッピングテーブルに含めること、又はその逆を伴い得る。この技法は、3GPPスキャンを含めて、3GPP2のときに背景スキャンを行うことも伴い得る。
第5の技法は、システム優先順位を除いて、PRLの全ての特徴が使用される(例えば、関連のDO、取得テーブルなど)、システム選択にPLMNデータベースを使用するものとして説明され得る。この技法は、SID/NIDの対又はサブネットIDをMCC/MNCマッピングテーブルに含めること、又はその逆も伴い得る。
第6の技法は、下位互換性を残す個別の強化されたPLMNデータベースにおけるPRL概念を本質的に追加することによって、PLMNデータベースへの強化を実施するものとして記載され得る。関連の態様では、PRL概念は、3GPPシステム選択方法に導入され得る。基本的な概念は、グローバルではなく、むしろ特定の領域に固有の地理空間である新規のシステム優先順位リストを作成することである。例えば、この新規のフレックスGEOリストは、PLMNリストとは別の、個別のリストとすることができる。図15Aを参照すると、特定の地理的領域ごとに、3つのリスト1510、1520、及び1530を含むフレックスGEOテーブル1500の一実施形態が示される。フレックスGEOテーブルへの「ポインティング」の方法にはいくつかあり得る。一手法では、ATI(RATビットマップ)における予備ビットからの1ビットが3GPP「PRL」へのポインタとして働く。好適な手法は、PLMNリストへの任意の変更無しに(即ち、ビットをとる必要無しに)単に新規のフレックスGEOテーブルを含むことを伴う。
関連の態様では、フレックスGEOテーブルは、システムテーブル及び取得テーブル、又はその変形を備え得る。図15Bを参照すると、フレックスGEOテーブルと共に使用することができるシステムテーブル1550の一実施形態が示される。図15Cを参照すると、フレックスGEOテーブルと共に使用することができる取得テーブル1570の一実施形態が示される。取得テーブル1570は、例えば取得インデックス、帯域クラス、チャネル、及びOFDM、CDMAなどをサポートするための他のオプションのフィールドなど多数のパラメータを含み得る。一手法において、選択すべきシステム/ネットワークの優先順位を付けるために、GEO、スキャンテーブルに対するインデックス(追加の効率的なスキャンが望まれる場合)、及び追加の優先順位データ/情報(同じ優先順位レベルで複数のシステムをサポートする場合)のうちの1つ又は複数を使用することができる。
開示されたプロセスにおけるステップの特定の順序又は階層は、例示の手法の一例であることを理解されたい。設計の選好に基づいて、プロセスにおけるステップの特定の順序又は階層は、本開示の範囲を逸脱することなく再配列することができることを理解されたい。付随の方法クレームは、サンプルの順序における様々なステップの要素を提示し、提示された特定の順序又は階層に制限されることを意味するものではない。
情報及び信号は、様々な異なる技術及び技法のうちの任意のものを使用して表され得ることを当業者であれば理解されよう。例えば、上記の記述にわたって参照され得るデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、及びチップは、電圧、電流、電磁波、磁場若しくは粒子、光学場若しくは粒子、又はその任意の組み合わせによって表され得る。
本明細書に開示した実施形態との関係で記載した様々な例示の論理ブロック、モジュール、回路、及びアルゴリズムステップは、電子ハードウェア、コンピュータソフトウェア、又はその両方の組み合わせとして実施することができることを当業者はさらに理解されたい。ハードウェア及びソフトウェアのこの交換可能性を明確に示すために、上記では、様々な例示のコンポーネント、ブロック、モジュール、回路、手段、及びステップを、機能に関して全体的に説明してきた。こうした機能がハードウェアとして実装されるか、ソフトウェアとして実装されるかは、システム全体に課せられる特定のアプリケーション及び設計の制限に応じて決まる。当業者は、特定の用途ごとに様々な方法で記載した機能を実施することができるが、こうした実装の決定は、本開示の範囲からの逸脱をもたらすものとして解釈されないものとする。
本明細書に開示した実施形態との関連で記載した様々な例示の論理ブロック、モジュール、及び回路は、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)又は他のプログラム可能論理装置、個別のゲート又はトランジスタロジック、個別のハードウェアコンポーネント、又は本明細書に記載した機能を実行するように設計されたその任意の組み合わせにより実装され、又は実行され得る。汎用プロセッサは、マイクロプロセッサとすることができるが、代替形態では、プロセッサは、任意の従来のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、又はステートマシンとすることができる。プロセッサは、コンピューティング機器の組み合わせ、例えば、DSPとマイクロプロセッサとの組み合わせ、複数のマイクロプロセッサ、1つ以上のマイクロプロセッサをDSPコアと共に、又は任意の他のこうした構成としても実装され得る。
本明細書に開示した実施形態と共に記載される方法又はアルゴリズムのステップは、直接的にハードウェア、プロセッサによって実行されるソフトウェアモジュール、又は2つの組み合わせに組み込むことができる。ソフトウェアモジュールは、RAMメモリ、フラッシュメモリ、ROMメモリ、EPROMメモリ、EEPROMメモリ、レジスタ、ハードディスク、取外し式ディスク、CD−ROM、又は当技術分野で知られている他の任意の形の格納媒体に存在し得る。例示の格納媒体(図示せず)は、プロセッサが格納媒体から情報を読み取り、そこに情報を書き込むことができるようにプロセッサに結合され得る。代替形態において、格納媒体は、プロセッサに一体化されてもよい。プロセッサ及び格納媒体は、ASICに存在し得る。ASICは、ユーザ端末に存在し得る。代替形態において、プロセッサ及び格納媒体は、ユーザ端末の個別のコンポーネントとして存在し得る。
上述した例は、単に例示であり、当業者は、本明細書に開示した本発明の概念から逸脱することなく、上記の例を数多く使用し、そこから発展したものを作り出すことができよう。これらの例の様々な変更は、当業者には容易に明らかであり、本明細書に定義された一般的な原理は、本明細書に記載した新規の態様の意図又は範囲から逸脱することなく、例えばインスタントメッセージングサービス又は任意の一般的な無線データ通信アプリケーションなど、他の例に適用され得る。従って、本開示の範囲は、本明細書に示した例に限定されるのではなく、本明細書に開示した原理及び新規の特徴に矛盾しない最も広い範囲が与えられるものとする。「例示」という単語は、本明細書ではもっぱら「例、例示、例証として働く」ことを意味するために使用されることに留意されたい。「例示」として本明細書に記載した任意の例は、必ずしも他の例より好適又は有利なものとして解釈されるものではない。

Claims (52)

  1. 第1のグループ及び第2のグループを含む複数の無線システムアクセス技術からシステム選択をするための方法であって、
    前記第2のグループに関する前記アクセス技術のそれぞれの優先順位に関係するデータベースに前記第1のグループに関する識別情報を格納することと、
    前記データベースに格納された前記識別情報に少なくとも部分的に基づいて、前記第1及び第2のグループのうちの一方から好適なアクセス技術を選択することと
    を備える方法。
  2. 前記識別情報を格納することが、前記データベースに列挙された前記第1のグループの所定のシステムごとに、前記所定のシステムを識別する少なくとも1つの拡張ビットを格納することを備える請求項1に記載の方法。
  3. 前記少なくとも1つの拡張ビットを格納することが、前記少なくとも1つの拡張ビットをアクセス技術識別子(ATID)に追加することを備える請求項2に記載の方法。
  4. 前記データベースが、前記第1のグループ及び前記第2のグループのうちの少なくとも一方からのアクセス技術の優先順位を付けるためのリスト構造を備え、前記少なくとも1つの拡張ビットが前記第1のグループの前記アクセス技術のサポートを示す請求項1に記載の方法。
  5. 前記第1のグループが、第三世代提携プロジェクト2(3GPP2)技術を備え、前記第2のグループが第三世代提携プロジェクト(3GPP)技術を備える請求項4に記載の方法。
  6. 前記データベースが、前記3GPP技術に関連付けられたパブリックランドモバイルネットワーク(PLMN)のリストを備え、前記少なくとも1つの拡張ビットが前記PLMNの前記リストの少なくとも1つのエントリを拡張する請求項5に記載の方法。
  7. 前記3GPP2技術に関連付けられた好適ローミングリスト(PRL)にアクセスすることをさらに備え、前記PRLがシステムテーブル及び取得テーブルを備え、前記PRLの前記システムテーブルが、前記3GPP2技術のうちの少なくとも1つについて、少なくとも1つのシステム識別子(SID)/ネットワーク識別子(NID)の組み合わせを備える請求項6に記載の方法。
  8. 前記PRLの前記システムテーブルが、前記3GPP2技術のうちの少なくとも1つについて、少なくとも1つのモバイル国コード(MCC)/モバイルネットワークコード(MNC)の対を含むように構成されることに応答して、前記システムテーブルにおける所定のMCC/MNCの対について、前記システムテーブルから対応する取得インデックスを取得することをさらに備え、前記取得インデックスが前記取得テーブルに列挙された前記周波数のうちの少なくとも1つを指す請求項7に記載の方法。
  9. 前記PLMNの前記リストが、前記3GPP2技術のうちの少なくとも1つについて、少なくとも1つのMCC/MNCの対を含むことに応答して、前記少なくとも1つのMCC/MNCの対を使用して、対応するSID/NIDの対及び対応するサブネットIDのうちの少なくとも1つを見つけることをさらに備える請求項7に記載の方法。
  10. 前記少なくとも1つのMCC/MNCの対を使用することが、MCC/MNCの対を対応するSID/NIDの組み合わせに相関させるマッピングテーブルをチェックすることを備える請求項9に記載の方法。
  11. 少なくとも1つの3GPP2システムから少なくとも1つの拡張システムパラメータメッセージ(ESPM)で少なくとも1つのMCC/MNCの対を受信することをさらに備える請求項7に記載の方法。
  12. 前記PRLにおけるSID/NIDの組み合わせを使用して、SID/NIDの組み合わせを対応するMCC/MNCの対に相関させるマッピングテーブルをチェックすることによって、対応するMCC/MNCの対を見つけることをさらに備える請求項7に記載の方法。
  13. 前記選択された好適なアクセス技術が少なくとも1つの3GPP2システムに対応し、
    前記少なくとも1つの3GPP2システムが、MCC/MNCの対に関連付けられておらず、
    PLMNの前記リストが、前記3GPP2技術に対応する少なくとも1つのブロックエントリを備える
    請求項7に記載の方法。
  14. 前記少なくとも1つのブロックエントリに遭遇することに応答して、(a)完全なPRLスキャンを実行して、全ての使用可能な3GPP2技術を検索し、(b)使用可能な3GPP2システムにキャンプオンすることをさらに備える請求項13に記載の方法。
  15. 前記PRLに列挙されたGEO及び取得レコードを使用して、前記PLMNの前記リストに含まれる3GPP2システムのスキャンをスピードアップすることをさらに備える請求項7に記載の方法。
  16. 第1のグループ及び第2のグループを備える複数の無線システムアクセス技術からのシステム選択のための方法であって、
    前記第2のグループに関するメインデータベースに前記第1のグループに関係する拡張情報を格納することと、
    好適なアクセス技術をユーザ機器の現在の地理的位置について前記第1のグループから選択することができるかどうかを決定するために、前記第1のグループに関する前記アクセス技術のそれぞれの優先順位に関係する二次データベースを検索することと
    を備える方法。
  17. 前記拡張情報が、前記メインデータベースに列挙された前記第1のグループの所定のアクセス技術ごとに、前記所定のシステムを識別する少なくとも1つの拡張ビットを備える請求項16に記載の方法。
  18. マッピングテーブルを調べて、前記第1のグループの前記好適なアクセス技術の第1の識別子を、前記第2のグループに使用可能な対応する第2の識別子に変換することをさらに備える請求項16に記載の方法。
  19. 第1のグループ及び第2のグループを備える複数の無線システムアクセス技術からのシステム選択のための通信機器であって、
    トランシーバモジュールと、
    前記トランシーバモジュールに動作可能に結合された少なくとも1つのプロセッサと、
    前記少なくとも1つのプロセッサが、
    前記第2のグループに関する前記アクセス技術のそれぞれの優先順位に関係するデータベースに前記第1のグループに関する識別情報を格納し、
    前記データベースに格納された前記識別情報に少なくとも一部分基づいて、前記第1及び第2のグループのうちの一方から好適なアクセス技術を選択する
    ための実行可能コードを備える、前記少なくとも1つのプロセッサに動作可能に結合されるメモリモジュールと
    を備える通信機器。
  20. 前記識別情報が、前記データベースに列挙された前記第1のグループの所定のシステムごとに、前記所定のシステムを識別する少なくとも1つの拡張ビットを備える請求項19に記載の機器。
  21. 前記少なくとも1つのプロセッサが、前記データベースにおける前記所定のシステムに関連付けられたATIDに少なくとも1つの拡張ビットを追加する請求項20に記載の機器。
  22. 前記データベースが、前記第1のグループ及び前記第2のグループのうちの少なくとも一方からのアクセス技術の優先順位を付けるためのリスト構造を備え、前記少なくとも1つの拡張ビットが前記第1のグループの前記アクセス技術のサポートを示す請求項19に記載の機器。
  23. 前記第1のグループが3GPP2技術を備え、前記第2のグループが3GPP技術を備え、前記データベースが前記3GPP技術に関連付けられたPLMNのリストを備え、前記少なくとも1つの拡張ビットが前記PLMNの前記リストの少なくとも1つのエントリを拡張する請求項22に記載の機器。
  24. 前記少なくとも1つのプロセッサが前記3GPP2技術に関連付けられたPRLにアクセスし、前記PRLがシステムテーブル及び取得テーブルを備え、前記PRLの前記システムテーブルが、前記3GPP2技術のうちの少なくとも1つについて、少なくとも1つのSID/NIDの組み合わせを備える請求項23に記載の機器。
  25. 前記PRLの前記システムテーブルが、前記3GPP2技術のうちの少なくとも1つについて、少なくとも1つのMCC/MNCの対を含むように構成されることに応答して、前記少なくとも1つのプロセッサが、前記システムテーブルにおける所定のMCC/MNCの対について、前記システムテーブルから対応する取得インデックスを取得し、前記取得インデックスが前記取得テーブルに列挙された周波数のうちの少なくとも1つを指す請求項24に記載の機器。
  26. 前記少なくとも1つのプロセッサが、前記システムテーブルの所定のMCC/MNCの対について、前記システムテーブルからの対応する取得インデックスを取得し、前記取得インデックスが、前記取得テーブルに列挙される前記周波数のうちの少なくとも1つを指す請求項25に記載の機器。
  27. 前記PLMNの前記リストが、前記3GPP2技術のうちの少なくとも1つについて、少なくとも1つのMCC/MNCの対を含むことに応答して、前記少なくとも1つのプロセッサが、マッピングテーブルをチェックすることによって、前記少なくとも1つのMCC/MNCの対を使用して、対応するSID/NIDの対及び対応するサブネットIDのうちの少なくとも一方を見つける請求項24に記載の機器。
  28. 前記トランシーバモジュールが少なくとも1つの3GPP2システムから少なくとも1つのESPMで少なくとも1つのMCC/MNCの対を受信する請求項24に記載の機器。
  29. 前記少なくとも1つのプロセッサが、マッピングテーブルをチェックすることによって、前記PRLにおけるSID/NIDの組み合わせ及びサブネットIDのうちの少なくとも一方を使用して、少なくとも1つの対応するMCC/MNCの対を見つける請求項24に記載の機器。
  30. 前記選択された好適なアクセス技術が少なくとも1つの3GPP2システムに対応し、
    前記少なくとも1つの3GPP2システムが、MCC/MNCの対に関連付けられておらず、
    PLMNの前記リストが、前記3GPP2技術に対応する少なくとも1つのブロックエントリを備える
    請求項24に記載の機器。
  31. 前記少なくとも1つのプロセッサが、前記少なくとも1つのブロックエントリに遭遇することに応答して、(a)完全なPRLスキャンを実行して、全ての使用可能な3GPP2技術を検索し、(b)使用可能な3GPP2システムにキャンプオンする請求項30に記載の機器。
  32. 前記少なくとも1つのプロセッサが、前記PRLに列挙されたGEO及び取得レコードを使用して、前記PLMNの前記リストに含まれる3GPP2システムのスキャンをスピードアップする請求項24に記載の機器。
  33. 第1のグループ及び第2のグループを備える複数の無線システムアクセス技術からのシステム選択のための通信機器であって、
    トランシーバモジュールと、
    前記トランシーバモジュールに動作可能に結合された少なくとも1つのプロセッサと、
    前記少なくとも1つのプロセッサが、
    前記第2のグループに関するメインデータベースに前記第1のグループに関係する拡張情報を格納し、
    好適なアクセス技術を当該機器の現在の地理的位置の前記第1のグループから選択することができるかどうかを決定するために、前記第1のグループに関する前記アクセス技術のそれぞれの優先順位に関係する二次データベースを検索する
    ための実行可能コードを備える、前記少なくとも1つのプロセッサに動作可能に結合されるメモリモジュールと
    を備える通信機器。
  34. 前記拡張情報が、前記メインデータベースに列挙された前記第1のグループの所定のアクセス技術ごとに、前記所定のアクセス技術を識別する少なくとも1つの拡張ビットを備える請求項33に記載の機器。
  35. 前記少なくとも1つのプロセッサが、マッピングテーブルを調べて、前記第1のグループの前記好適なアクセス技術の第1の識別子を、前記第2のグループに使用可能な対応する第2の識別子に変換する請求項33に記載の機器。
  36. 第1のグループ及び第2のグループを備える複数の無線システムアクセス技術からのシステム選択のための装置であって、
    前記第2のグループに関する前記アクセス技術のそれぞれの優先順位に関係するデータベースに前記第1のグループに関する識別情報を格納するための第1のコンポーネントと、
    前記データベースに格納された前記識別情報に少なくとも一部分基づいて、前記第1及び第2のグループのうちの一方から好適なアクセス技術を選択するための第2のコンポーネントと
    を備える装置。
  37. 前記識別情報が、前記第1のグループの前記アクセス技術のサポートを示す請求項36に記載の装置。
  38. 前記第1のグループが3GPP2技術を備え、前記第2のグループが3GPP技術を備える請求項36に記載の装置。
  39. 第1のグループ及び第2のグループを備える複数の無線システムアクセス技術からのシステム選択のための装置であって、
    前記第2のグループに関するメインデータベースに前記第1のグループに関係する拡張情報を格納するための第1のコンポーネントと、
    好適なアクセス技術をユーザ機器の現在の地理的位置の前記第1のグループから選択することができるかどうかを決定するために、前記第1のグループに関する前記アクセス技術のそれぞれの優先順位に関係する二次データベースを検索するための第2のコンポーネントと
    を備える装置。
  40. 前記拡張情報が、前記メインデータベースに列挙された前記第1のグループの所定のアクセス技術ごとに、前記所定のアクセス技術を識別する少なくとも1つの拡張ビットを備える請求項39に記載の装置。
  41. 前記第1のグループが3GPP2技術を備え、前記第2のグループが3GPP技術を備える請求項39に記載の装置。
  42. 第1のグループ及び第2のグループを備える複数の無線システムアクセス技術からのシステム選択のための装置であって、
    前記第2のグループに関する前記アクセス技術のそれぞれの優先順位に関係するデータベースに前記第1のグループに関する識別情報を格納するための手段と、
    前記データベースに格納された前記識別情報に少なくとも一部分基づいて、前記第1及び第2のグループのうちの一方から好適なアクセス技術を選択するための手段と
    を備える装置。
  43. 前記識別情報が、前記第1のグループの前記アクセス技術のサポートを示す請求項42に記載の装置。
  44. 前記第1のグループが3GPP2技術を備え、前記第2のグループが3GPP技術を備える請求項42に記載の装置。
  45. 第1のグループ及び第2のグループを備える複数の無線システムアクセス技術からのシステム選択のための装置であって、
    前記第2のグループに関するメインデータベースに前記第1のグループに関係する拡張情報を格納するための手段と、
    好適なアクセス技術をユーザ機器の現在の地理的位置の前記第1のグループから選択することができるかどうかを決定するために、前記第1のグループに関する前記アクセス技術のそれぞれの優先順位に関係する二次データベースを検索するための手段と
    を備える装置。
  46. 前記拡張情報が、前記メインデータベースに列挙された前記第1のグループの所定のアクセス技術ごとに、前記所定のアクセス技術を識別する少なくとも1つの拡張ビットを備える請求項45に記載の装置。
  47. 前記第1のグループが3GPP2技術を備え、前記第2のグループが3GPP技術を備える請求項45に記載の装置。
  48. コンピュータに、複数の無線システムアクセス技術の第1のグループに関する識別情報を、第2のグループに関する複数のうちのそれぞれの優先順位に関係するデータベースに格納させるためのコードと、
    コンピュータに、前記データベースに格納された前記識別情報に少なくとも一部分基づいて、前記第1及び第2のグループのうちの一方から好適なアクセス技術を選択させるためのコードと
    を備えるコンピュータ可読媒体
    を備えるコンピュータプログラム製品。
  49. 前記識別情報が、前記第1のグループの前記アクセス技術のサポートを示す請求項48に記載のコンピュータプログラム製品。
  50. 前記第1のグループが3GPP2技術を備え、前記第2のグループが3GPP技術を備える請求項48に記載のコンピュータプログラム製品。
  51. コンピュータに、複数の無線システムアクセス技術の第1のグループに関係する拡張情報を、前記複数の第2のグループに関するメインデータベースに格納させるためのコードと、
    コンピュータに、好適なアクセス技術を当該機器の現在の地理的位置の前記第1のグループから選択することができるかどうかを決定するために、前記第1のグループに関する前記アクセス技術のそれぞれの優先順位に関係する二次データベースを検索させるためのコードと
    を備えるコンピュータ可読媒体
    を備えるコンピュータプログラム製品。
  52. コンピュータに、マッピングテーブルを調べさせて、前記第1のグループの前記好適なアクセス技術の第1の識別子を、前記第2のグループに使用可能な対応する第2の識別子に変換させるためのコードをさらに備える請求項51に記載のコンピュータプログラム製品。
JP2011533345A 2008-10-22 2009-10-22 マルチモードワイヤレス機器におけるシステム選択のための方法及び装置 Active JP5341197B2 (ja)

Applications Claiming Priority (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US10763008P 2008-10-22 2008-10-22
US61/107,630 2008-10-22
US12/582,623 2009-10-20
US12/582,623 US8855636B2 (en) 2008-10-22 2009-10-20 Methods and apparatus for system selection in a multimode wireless device
PCT/US2009/061721 WO2010048435A1 (en) 2008-10-22 2009-10-22 Methods and apparatus for system selection in a multimode wireless device

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012506679A true JP2012506679A (ja) 2012-03-15
JP5341197B2 JP5341197B2 (ja) 2013-11-13

Family

ID=42109083

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011533345A Active JP5341197B2 (ja) 2008-10-22 2009-10-22 マルチモードワイヤレス機器におけるシステム選択のための方法及び装置

Country Status (13)

Country Link
US (1) US8855636B2 (ja)
EP (1) EP2351432A1 (ja)
JP (1) JP5341197B2 (ja)
KR (1) KR101295585B1 (ja)
CN (1) CN102197684B (ja)
AU (1) AU2009308372B2 (ja)
BR (1) BRPI0920389B1 (ja)
CA (1) CA2739800C (ja)
RU (1) RU2491781C2 (ja)
TW (1) TWI442799B (ja)
UA (1) UA101227C2 (ja)
WO (1) WO2010048435A1 (ja)
ZA (1) ZA201103054B (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015515815A (ja) * 2012-04-06 2015-05-28 ゼットティーイー コーポレーションZte Corporation マルチモード端末情報処理方法、マルチモード端末及びアクセスネットワーク装置
JP2016521094A (ja) * 2013-06-09 2016-07-14 アップル インコーポレイテッド 無線通信機器によるネットワークサービススキャン時間の低減
JP2019506099A (ja) * 2016-02-19 2019-02-28 北京佰才邦技術有限公司Baicells Technologies Co. Ltd. ネットワーク区別方法、装置、機器、チップおよび端末

Families Citing this family (34)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101450776B1 (ko) * 2007-12-04 2014-10-14 삼성전자주식회사 Imsi 정보를 이용해 캠핑을 수행하는 단말기 및 그제어방법
US7983672B2 (en) * 2007-12-19 2011-07-19 Airvana, Corp. Managing communications with private access points in wireless networks
US20110092208A1 (en) * 2009-04-10 2011-04-21 Qualcomm Incorporated Method and apparatus for unifying different multi-mode system selection frameworks
US20100267383A1 (en) * 2009-04-15 2010-10-21 Kyriaki Konstantinou Determining and selecting the most preferred available network for devices capable of multiple radio access technologies
BRPI1011085A2 (pt) 2009-06-03 2018-02-06 Research In Motion Ltd serviço de voz em sistema de pacotes evoluído
FR2959085B1 (fr) * 2010-04-20 2012-08-31 Eads Defence & Security Sys Procede de configuration des modules d?identification des utilisateurs d'un reseau de telecommunication
US8755329B2 (en) * 2010-06-11 2014-06-17 Blackberry Limited Methods and apparatus for voice domain operation
US20120033583A1 (en) * 2010-08-03 2012-02-09 Hu Qingmin J Policy-Based Network and Service Domain Selection for Legacy Non-IP Telecommunication Services Over Heterogeneous Networks
US9445239B2 (en) * 2010-10-15 2016-09-13 Apple Inc. Location based operation of a wireless mobile system
EP2445181B1 (en) * 2010-10-21 2015-07-01 BlackBerry Limited Displaying characters and images based on support
US8908600B2 (en) 2010-10-26 2014-12-09 Qualcomm Incorporated Channel state information feedback frame format and feedback rules for very high throughput wireless systems
US9130631B2 (en) 2010-11-03 2015-09-08 Qualcomm Incorporated Beamforming feedback format
US8320883B2 (en) * 2010-12-14 2012-11-27 Battlefield Telecommunications Systems, Llc Method to dynamically authenticate and control mobile devices
US8804554B2 (en) 2011-04-28 2014-08-12 Qualcomm Incorporated Apparatus and method for arbitration of updates provided to a universal integrated circuit card
US20130051363A1 (en) * 2011-08-29 2013-02-28 Qualcomm, Incorporated Method and apparatus for avoiding bsr procedure when no lte network is available
CN103188638B (zh) * 2011-12-28 2016-03-02 中国电信股份有限公司 基于优选漫游列表接入长期演进网络的方法与系统
US20130273913A1 (en) * 2012-04-13 2013-10-17 Qualcomm Incorporated Systems and methods for efficient wireless system scanning
US20130273908A1 (en) * 2012-04-13 2013-10-17 Karthik Anantharaman Specifying Available Telecommunication Standards in Respective Geographic Regions Based on Mobile Country Code
US8982748B2 (en) 2012-05-04 2015-03-17 Motorola Solutions, Inc. Antenna arrangement and mobile communication device using same
CN102724735A (zh) * 2012-05-28 2012-10-10 中兴通讯股份有限公司 一种公众陆地移动网选择方法、装置及终端
WO2014071548A1 (en) * 2012-11-06 2014-05-15 Spreadtrum Communications(Shanghai) Co., Ltd. Self-adaptive communications network selection
CN103974465B (zh) * 2013-01-24 2018-04-03 联发科技股份有限公司 通讯装置及其排程方法
JP2014146864A (ja) * 2013-01-25 2014-08-14 Fujitsu Ltd 無線通信装置、制御プログラムおよび制御方法
CN104105166B (zh) * 2013-04-09 2019-09-27 南京中兴新软件有限责任公司 一种移动终端自动找网的方法及移动终端
CN103327573B (zh) * 2013-06-05 2015-10-21 天翼电信终端有限公司 一种双模终端快速选网的方法
CN103298071B (zh) * 2013-06-05 2015-11-18 天翼电信终端有限公司 一种自动规避cdma小运营商的方法
US9319901B2 (en) * 2013-09-04 2016-04-19 Qualcomm Incorporated Methods and apparatus for parameter selection and conflict resolution for multiple radio access technologies
US10757632B2 (en) 2013-09-30 2020-08-25 Qualcomm Incorporated Public land mobile network identifier for non-mobile network operator networks
WO2016053155A1 (en) * 2014-10-02 2016-04-07 Telefonaktiebolaget L M Ericsson (Publ) System information distribution in multi-operator scenarios
US9538378B2 (en) * 2015-04-01 2017-01-03 Verizon Patent And Licensing Inc. Controlling access to a long term evolution network via a non-long term evolution access network
CN105611508B (zh) * 2016-02-26 2019-08-20 北京佰才邦技术有限公司 网络模式的指示方法和装置
EP3643118A4 (en) * 2017-06-20 2020-11-25 Intel IP Corporation MULTE-FIRE ARCHITECTURE SUPPORTING ACCESS CLASSES AND A DAM
KR20200134072A (ko) 2019-05-21 2020-12-01 삼성전자주식회사 접속 기술에 기반한 네트워크 접속 방법 및 이를 위한 전자 장치
CN111010705B (zh) * 2019-12-25 2024-03-12 迈普通信技术股份有限公司 级联场景下无线接入点与无线控制器地址同步方法及系统

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008042913A (ja) * 2006-08-02 2008-02-21 Research In Motion Ltd マルチモードモバイルステーションによって無線アクセスシステムの選択をサポートする方法およびアプリケーション
JP2009522950A (ja) * 2006-01-05 2009-06-11 クゥアルコム・インコーポレイテッド 異なる通信ネットワークのプロビジョニング情報をマッピングする方法およびシステム

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6741868B1 (en) * 1999-07-30 2004-05-25 Curitell Communications Inc. Method and apparatus for interfacing among mobile terminal, base station and core network in mobile telecommunications system
US20040204035A1 (en) 2002-09-24 2004-10-14 Sharada Raghuram Multi-mode mobile communications device and method employing simultaneously operating receivers
US7546145B2 (en) * 2002-10-15 2009-06-09 Nokia Corporation Method, network node and system for managing interfaces in a distributed radio access network
GB0416227D0 (en) 2004-07-20 2004-08-25 Nokia Corp A method for use in a communication system
US7260394B2 (en) * 2004-10-13 2007-08-21 Motorola Inc. Using an enhanced preferred roaming list in a terminal device
US7937083B2 (en) * 2005-04-14 2011-05-03 Nokia Corporation Method, apparatus and computer program providing for rapid network selection in a multimode device
US8060084B2 (en) * 2005-04-28 2011-11-15 Research In Motion Limited Network selection scheme using a roaming broker (RB)
EP2037713A1 (en) 2005-07-01 2009-03-18 Research In Motion Limited System and method for accelarating network selection by a wireless user equipment (UE) device
US20070255797A1 (en) * 2006-04-28 2007-11-01 Dunn Douglas L Method for selecting an air interface using an access list on a multi-mode wireless device
EP1885141B1 (en) 2006-08-02 2012-05-16 Research In Motion Limited Supporting radio access system selection by multi-mode mobile stations
US7899939B2 (en) 2007-04-20 2011-03-01 Research In Motion Limited Apparatus, and associated method, for facilitating network selection using access technology indicator

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009522950A (ja) * 2006-01-05 2009-06-11 クゥアルコム・インコーポレイテッド 異なる通信ネットワークのプロビジョニング情報をマッピングする方法およびシステム
JP2008042913A (ja) * 2006-08-02 2008-02-21 Research In Motion Ltd マルチモードモバイルステーションによって無線アクセスシステムの選択をサポートする方法およびアプリケーション

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015515815A (ja) * 2012-04-06 2015-05-28 ゼットティーイー コーポレーションZte Corporation マルチモード端末情報処理方法、マルチモード端末及びアクセスネットワーク装置
JP2016521094A (ja) * 2013-06-09 2016-07-14 アップル インコーポレイテッド 無線通信機器によるネットワークサービススキャン時間の低減
US9591557B2 (en) 2013-06-09 2017-03-07 Apple Inc. Reducing network service scan time by a wireless communication device
JP2019506099A (ja) * 2016-02-19 2019-02-28 北京佰才邦技術有限公司Baicells Technologies Co. Ltd. ネットワーク区別方法、装置、機器、チップおよび端末
US10993116B2 (en) 2016-02-19 2021-04-27 Baicells Technologies Co. Ltd. Network differentiation method, device and chip, and user equipment

Also Published As

Publication number Publication date
AU2009308372B2 (en) 2014-07-17
KR101295585B1 (ko) 2013-08-12
EP2351432A1 (en) 2011-08-03
US20100099412A1 (en) 2010-04-22
JP5341197B2 (ja) 2013-11-13
TW201032635A (en) 2010-09-01
ZA201103054B (en) 2011-12-28
CA2739800A1 (en) 2010-04-29
CN102197684A (zh) 2011-09-21
KR20110094180A (ko) 2011-08-22
WO2010048435A1 (en) 2010-04-29
AU2009308372A1 (en) 2010-04-29
RU2011120457A (ru) 2012-11-27
US8855636B2 (en) 2014-10-07
UA101227C2 (ru) 2013-03-11
BRPI0920389A2 (pt) 2018-05-22
RU2491781C2 (ru) 2013-08-27
CA2739800C (en) 2015-12-15
CN102197684B (zh) 2016-08-17
TWI442799B (zh) 2014-06-21
BRPI0920389B1 (pt) 2021-02-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5341197B2 (ja) マルチモードワイヤレス機器におけるシステム選択のための方法及び装置
JP5852286B1 (ja) Lteによる1xrtt、hrpd、およびehrpd近隣リスト・サポート
EP2520129B1 (en) Methods, apparatuses and computer program product for radio link recovery
JP5774781B2 (ja) ラジオ・アクセス技術探索のための方法および装置
US9392420B2 (en) Closed subscriber group (CSG) handling for supporting network sharing of home base stations
AU2014208239B2 (en) Methods and apparatus for system selection in a multimode wireless device

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20121102

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20121113

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20130213

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20130220

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20130313

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20130321

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130513

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130709

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130807

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5341197

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250