JP2012506228A - 無線通信ネットワークにおけるサービスプロビジョニングのための方法および装置 - Google Patents

無線通信ネットワークにおけるサービスプロビジョニングのための方法および装置 Download PDF

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Abstract

オープンサービスプロビジョニング方法が、端末によってインプリメントされることができる。本方法は、初めてのネットワークアクセスプロバイダおよびネットワークサービスプロバイダ(NAP/NSP)についての顧客の選択を受信すること、を含むことができる。本方法はまた、初めてのNAP/NSPとの接続を確立すること、を含むこともできる。本方法はまた、初めてのNAP/NSPに接続される間に、可能性のある他のNAP/NSPについての情報を受信すること、を含むこともできる。本方法は、ホームNAP/NSPについての顧客の選択を受信すること、を含むこともできる。本方法は、顧客が、ホームNAP/NSPを有するサービスについてサインアップすることを支援すること、を含むこともできる。本方法は、ホームNAP/NSPとの接続を確立すること、をさらに含むこともできる。

Description

本開示は、一般に通信システムに関する。より詳細には、本開示は、無線通信ネットワークにおけるサービスプロビジョニング(service provisioning)のための方法および装置に関する。
ここにおいて使用されるように、用語「端末(terminal)」は、無線通信ネットワーク上の音声および/またはデータの通信のために使用されることができる電子デバイスを意味する。端末の例は、セルラ電話、携帯型個人情報端末(personal digital assistants)(PDA)、ハンドヘルドデバイス、無線モデム、ラップトップコンピュータ、パーソナルコンピュータ(personal computers)(PC)、PCカードなどを含む。端末は、代わりに、移動局、アクセス端末、モバイル端末、加入者局、リモート局、ユーザ端末、加入者ユニット、ユーザ装置などと称されることもできる。
無線通信ネットワークは、いくつかの端末のための通信を提供することができ、これらの端末のおのおのは、基地局によってサービスされることができる。基地局は、代わりに、アクセスポイント、ノードB、または何らかの他の専門用語と称されることもできる。
端末は、アップリンクとダウンリンクとの上の伝送を経由して1つまたは複数の基地局と通信することができる。アップリンク(または逆方向リンク)は、端末から基地局への通信リンクを意味し、そしてダウンリンク(または順方向リンク)は、基地局から端末への通信リンクを意味する。
無線通信ネットワークのリソース(例えば、帯域幅および送信パワー)は、複数のモバイルデバイスの間で共用されることができる。様々な多元接続技法が、符号分割多元接続(code division multiple access)(CDMA)、時分割多元接続(time division multiple access)(TDMA)、周波数分割多元接続(frequency division multiple access)(FDMA)、直交周波数分割多元接続(orthogonal frequency division multiple access)(OFDMA)、単一キャリア周波数分割多元接続(single-carrier frequency division multiple access)(SC−FDMA)などを含めて、知られている。
利益は、無線通信ネットワークのオペレーションに関連した改善された方法および装置によって実現されることができる。
オープンサービスプロビジョニング方法(open service provisioning method)が、開示される。本方法は、端末によってインプリメントされることができる。本方法は、初めてのネットワークアクセスプロバイダおよびネットワークサービスプロバイダ(NAP/NSP)についての顧客の選択を受信することを含むことができる。本方法は、初めてのNAP/NSPとの接続を確立することを含むこともできる。本方法は、初めてのNAP/NSPに接続される間に、可能性のある他のNAP/NSPについての情報を受信することを含むこともできる。本方法は、ホームNAP/NSPについての顧客の選択を受信することを含むこともできる。本方法は、顧客が、ホームNAP/NSPを有するサービスについてサインアップすることを支援することを含むこともできる。本方法は、ホームNAP/NSPとの接続を確立することを含むこともできる。
オープンサービスプロビジョニング(open service provisioning)のために構成される端末が、開示される。端末は、プロセッサを含むことができる。端末は、プロセッサと電子通信しているメモリを含むこともできる。端末は、メモリに記憶される命令を含むこともできる。命令は、プロセッサにより、初めてのネットワークアクセスプロバイダおよびネットワークサービスプロバイダ(NAP/NSP)についての顧客の選択を受信するように実行可能とすることができる。命令は、初めてのNAP/NSPとの接続を確立するように実行可能とすることもできる。命令は、初めてのNAP/NSPに接続される間に、可能性のある他のNAP/NSPについての情報を受信するように実行可能とすることもできる。命令は、ホームNAP/NSPについての顧客の選択を受信するように実行可能とすることもできる。命令は、顧客が、ホームNAP/NSPを有するサービスについてサインアップすることを支援するように実行可能とすることもできる。命令は、さらに、ホームNAP/NSPとの接続を確立するように実行可能とすることもできる。
オープンサービスプロビジョニングのために構成される端末が、開示される。端末は、初めてのネットワークアクセスプロバイダおよびネットワークサービスプロバイダ(NAP/NSP)についての顧客の選択を受信するための手段を含むことができる。端末は、初めてのNAP/NSPとの接続を確立するための手段を含むこともできる。端末は、初めてのNAP/NSPに接続される間に、可能性のある他のNAP/NSPについての情報を受信するための手段を含むこともできる。端末は、ホームNAP/NSPについての顧客の選択を受信するための手段を含むこともできる。端末は、顧客が、ホームNAP/NSPを有するサービスについてサインアップすることを支援するための手段を含むこともできる。端末は、ホームNAP/NSPとの接続を確立するための手段を含むこともできる。
端末によるオープンサービスプロビジョニングのためのコンピュータプログラムプロダクト(computer program product)が、開示される。コンピュータプログラムプロダクトは、その上に命令を有するコンピュータ可読媒体(computer-readable medium)を含むことができる。命令は、初めてのネットワークアクセスプロバイダおよびネットワークサービスプロバイダ(NAP/NSP)についての顧客の選択を受信するためのコードを含むことができる。命令は、初めてのNAP/NSPとの接続を確立するためのコードを含むこともできる。命令は、初めてのNAP/NSPに接続される間に、可能性のある他のNAP/NSPについての情報を受信するためのコードを含むこともできる。命令は、ホームNAP/NSPについての顧客の選択を受信するためのコードを含むこともできる。命令は、顧客が、ホームNAP/NSPを有するサービスについてサインアップすることを支援するためのコードを含むこともできる。命令は、ホームNAP/NSPとの接続を確立するためのコードを含むこともできる。
オーバーザエアサービスプロビジョニング方法(over-the-air service provisioning method)が、開示される。本方法は、端末によってインプリメントされることができる。本方法は、NAP/NSPレコードリストを備えるサービスプロビジョニング情報を受信することを含むことができる。本方法は、インターネットプロトコル(Internet Protocol)(IP)アドレスを受信することを含むこともできる。本方法は、サービスフローを生成するためにサービスプロビジョニング情報を使用することを含むこともできる。本方法は、IPデータ通信を確立するためにIPアドレスを使用することを含むこともできる。本方法は、初めて顧客が端末を使用する時に実行されることができる。
オーバーザエアサービスプロビジョニング(over-the-air service provisioning)のために構成される端末が、開示される。端末は、プロセッサを含むことができる。端末は、プロセッサと電子通信しているメモリを含むこともできる。端末は、メモリに記憶される命令を含むこともできる。命令は、プロセッサにより、NAP/NSPレコードリストを備えるサービスプロビジョニング情報を受信するように実行可能とすることができる。命令は、インターネットプロトコル(IP)アドレスを受信するように実行可能とすることもできる。命令は、サービスフローを生成するためにサービスプロビジョニング情報を使用するように実行可能とすることもできる。命令は、IPデータ通信を確立するためにIPアドレスを使用するように実行可能とすることもできる。列挙された動作は、初めて顧客が端末を使用する時に実行されることができる。
オーバーザエアサービスプロビジョニングのために構成される端末が、開示される。端末は、NAP/NSPレコードリストを備えるサービスプロビジョニング情報を受信するための手段を含むことができる。端末は、インターネットプロトコル(IP)アドレスを受信するための手段を含むこともできる。端末は、サービスフローを生成するためにサービスプロビジョニング情報を使用するための手段を含むこともできる。端末は、IPデータ通信を確立するためにIPアドレスを使用するための手段を含むこともできる。列挙された動作は、初めて顧客が端末を使用する時に実行されることができる。
端末によるオーバーザエアサービスプロビジョニングのためのコンピュータプログラムプロダクトが、開示される。コンピュータプログラムプロダクトは、その上に命令を有するコンピュータ可読媒体を含むことができる。命令は、NAP/NSPレコードリストを備えるサービスプロビジョニング情報を受信するためのコードを含むことができる。命令は、インターネットプロトコル(IP)アドレスを受信するためのコードを含むこともできる。命令は、サービスフローを生成するためにサービスプロビジョニング情報を使用するためのコードを含むこともできる。命令は、IPデータ通信を確立するためにIPアドレスを使用するためのコードを含むこともできる。列挙された動作は、初めて顧客が端末を使用する時に実行されることができる。
ある種の実施形態においては、上記で提示される方法および装置は、米電気電子技術者協会(Institute of Electronic and Electrical Engineers)(IEEE)802.16規格をサポートする無線通信ネットワークにおけるオペレーションのために構成されることもある。
図1は、複数の基地局と複数の端末とを有する無線通信システムを示している。 図2は、基地局と端末との設計のブロック図を示している。 図3は、本開示に従うオープンサービスプロビジョニングシステムのある種の態様を示している。 図4は、本開示に従うオープンサービスプロビジョニングシステムのある種の追加の態様を示している。 図5は、本開示に従うオープンサービスプロビジョニングシステムのある種の追加の態様を示している。 図6は、本開示に従うオープンサービスプロビジョニングシステムのある種の追加の態様を示している。 図7は、本開示に従うオープンサービスプロビジョニングシステムのある種の追加の態様を示している。 図8は、本開示に従うオープンサービスプロビジョニング方法の一例を示している。 図9は、図8の方法に対応する手段プラス機能ブロックを示している。 図10は、顧客が、ネットワークアクセスプロバイダ(Network Access Provider)(NAP)および/またはネットワークサービスプロバイダ(Network Service Provider)(NSP)との契約にサインした後に、どのようにして端末が、本開示に従って構成されることができるかを示している。 図11は、本開示に従うオーバーザエアサービスプロビジョニングのための方法の一例を示している。 図12は、本開示に従って構成される端末内に含まれることができる、ある種のコンポーネントを示している。
詳細な説明
ここにおいて説明される技法は、直交多重化スキームに基づいた通信システムを含めて、様々な通信システムのために使用されることができる。そのような通信システムの例は、直交周波数分割多元接続(OFDMA)システム、単一キャリア周波数分割多元接続(SC−FDMA)システムなどを含む。OFDMAシステムは、直交周波数分割多重化(orthogonal frequency division multiplexing)(OFDM)を利用しており、この直交周波数分割多重化は、全体的なシステム帯域幅を複数の直交サブキャリアへと分割する変調技法である。これらのサブキャリアは、トーン、ビンなどと呼ばれることもできる。OFDMを用いて、各サブキャリアは、データで独立に変調されることができる。SC−FDMAシステムは、システム帯域幅を通して分散されるサブキャリア上で送信するインターリーブFDMA(interleaved FDMA)(IFDMA)、隣接サブキャリアの1ブロック上で送信する局所化FDMA(localized FDMA)(LFDMA)、または隣接サブキャリアの複数のブロック上で送信する拡張FDMA(enhanced FDMA)(EFDMA)、を利用することができる。一般に、変調シンボルは、OFDMを用いた周波数ドメインの中で、そしてSC−FDMAを用いたタイムドメインの中で、送信される。
図1は、複数の基地局(base stations)(BS)102と、複数の端末104とを有する無線通信システム100を示している。基地局102は、端末104と通信する局である。基地局102は、アクセスポイント、ノードB、進化型ノードB(evolved Node B)などとも呼ばれ、そしてそれらの機能の一部または全部を含むことができる。各基地局102は、特定の地理的エリア106についての通信カバレージを提供する。用語「セル」は、その用語が使用される状況に応じて基地局102および/またはそのカバレージエリア106を意味する。システム容量を改善するために、基地局カバレージエリア106は、複数の小エリア、例えば、3つの小エリア108a、108b、および108cへと分割されることができる。各小エリア108a、108b、108cは、それぞれの基地トランシーバ局(base transceiver station)(BTS)によってサーブされることができる。用語「セクタ」は、その用語が使用される状況に応じてBTSおよび/またはそのカバレージエリア108を意味することができる。セクタ化されたセルでは、そのセルのすべてのセクタについてのBTSは、一般的に、そのセルについての基地局102の内部に同一場所に配置される。
端末104は、一般的に、システム100全体にわたって分散される。端末104は、移動局、アクセス端末、ユーザ装置、加入者ユニット、局などと呼ばれることもでき、そしてそれらの機能の一部または全部を含むことができる。端末104は、セルラ電話、携帯型個人情報端末(PDA)、無線デバイス、無線モデム、ハンドヘルドデバイス、ラップトップコンピュータなどとすることができる。端末104は、与えられた任意の瞬間にダウンリンク(DL)および/またはアップリンク(UL)上でゼロ個、1つ、または複数の基地局104と通信することができる。ダウンリンク(または順方向リンク)は、基地局102から端末104への通信リンクを意味し、そしてアップリンク(または逆方向リンク)は、端末104から基地局102への通信リンクを意味する。
中央集中されたアーキテクチャでは、システムコントローラ110は、基地局102に結合し、そしてこれらの基地局102についての協調と制御とを提供することができる。システムコントローラ110は、単一のネットワークエンティティ、またはネットワークエンティティの集まりとすることができる。分散されたアーキテクチャでは、基地局102は、必要に応じて互いに通信することができる。
図2は、基地局102と、端末104との一設計のブロック図を示しており、これらは、図1の中の基地局102のうちの1つと、端末104のうちの1つとすることができる。基地局102において、送信(TX)データ制御プロセッサ(transmit (TX) data and control processor)212aは、データソース(図示されず)からのトラフィックデータ、および/またはコントローラ/プロセッサ214aからの制御情報を受信することができる。プロセッサ212aは、トラフィックデータおよび制御情報を処理し(例えば、フォーマットし、符号化し、インターリーブし、そしてシンボルマッピングし)、そして変調シンボルを提供することができる。変調器(MOD)216aは、変調シンボル(例えば、OFDMについての)を処理し、そして出力チップを提供することができる。トランスミッタ(TMTR)218aは、出力チップを処理し(例えば、アナログへと変換し、増幅し、フィルタにかけ、そしてアップコンバートし)、そしてダウンリンク信号を生成することができ、このダウンリンク信号は、アンテナ220aを経由して送信されることができる。
端末104において、アンテナ220bは、基地局102と他の基地局102とからダウンリンク信号を受信することができ、そして受信信号をレシーバ(RCVR)222bへと供給することができる。レシーバ222bは、受信信号を調整し(例えば、フィルタにかけ、増幅し、ダウンコンバートし、そしてデジタル化し)、そして受信サンプルを供給することができる。復調器(DEMOD)224bは、受信サンプル(例えば、OFDMについての)を処理し、そして復調されたシンボルを供給することができる。受信(RX)データ制御プロセッサ(receive (RX) data and control processor)226bは、端末104についての復号されたデータおよび制御の情報を得るために、復調されたシンボルを処理する(例えば、シンボルデマッピングする、デインターリーブする、そして復号する)ことができる。
アップリンク上で、端末104においては、端末104によって送信されるべきデータと制御情報とは、TXデータ制御プロセッサ212bによって処理され、変調器216bによって変調され、トランスミッタ218bによって調整され、そしてアンテナ220bを経由して送信されることができる。基地局102において、端末104とおそらく他の端末104からのアップリンク信号は、アンテナ220aによって受信され、レシーバ222aによって調整され、復調器224aによって復調され、そして端末104によって送信されるデータと制御情報とを回復するために、RXデータ制御プロセッサ226aによって処理されることができる。一般に、アップリンク伝送のための処理は、ダウンリンク伝送のための処理と類似しており、または異なることもある。
コントローラ/プロセッサ214aおよび214bは、それぞれ基地局102および端末104においてオペレーションを指示することができる。メモリ228aおよび228bは、それぞれ基地局102および端末104についてのデータとプログラムコードとを記憶することができる。スケジューラ230は、ダウンリンクおよび/またはアップリンクの伝送のために端末104をスケジュールすることができ、そしてシステムリソースの割当てを提供することができる。
本開示の方法および装置は、ブロードバンド無線通信ネットワークの中で利用されることができる。用語「ブロードバンド無線」は、与えられたエリア上の無線、音声、インターネット、および/またはデータのネットワークアクセスを提供する技術を意味する。
米電気電子技術者協会(IEEE)802.16のブロードバンド無線アクセス規格上のワーキンググループは、ブロードバンド無線メトロポリタンエリアネットワーク(broadband Wireless Metropolitan Area Networks)のグローバル展開のための形式的仕様を作成することを目指している。規格の802.16ファミリは、公式に無線MAN(WirelessMAN)と呼ばれるが、それは、WiMAXフォーラムと呼ばれる産業グループによって「WiMAX」(これは、「マイクロ波アクセスのための世界的相互運用性(Worldwide Interoperability for Microwave Access)」を表す)と呼ばれてきている。したがって、用語「WiMAX」は、長距離上の高スループットブロードバンド接続を提供する規格ベースのブロードバンド無線技術を意味する。
ここにおいて説明される例のうちのいくつかは、WiMAX規格に従って構成される無線通信ネットワークに関連している。しかしながら、これらの例は、本開示の範囲を限定するものと解釈されるべきではない。
WiMAXは、OFDM(直交周波数分割多重化)と、OFDMA(直交周波数分割多元接続)技術とに基づいている。OFDMは、様々な高データレート通信ネットワークにおいて広い採用を最近になって見出しているデジタルマルチキャリア変調技法である。OFDMを用いて、送信ビットストリームは、複数のより低いレートのサブストリームに分割される。各サブストリームは、複数の直交サブキャリアのうちの1つで変調され、そして複数の並列サブチャネルのうちの1つの上で送信される。OFDMAは、ユーザが異なるタイムスロットの中でサブキャリアを割り当てられる多元接続技法である。OFDMAは、広く変化するアプリケーション、データレート、およびサービス品質要件を用いて多数のユーザに適応することができる柔軟な多元接続技法である。
例示のオープンサービスプロビジョニング
既存のセルラサービスプロビジョニングモデルにおいて、顧客は、最初に、端末ハードウェアを受け取る前に、サービスプロバイダとの契約にサインする。しかしながら、これは、顧客にとってオープンでもなく、柔軟でもない。ひとたびサービスプロバイダが選択された後に、顧客は、ホームサービスプロバイダを変更することが許可されない。さらに、端末は、サービスプロバイダ自体の利益に応じて、ネットワークアクセスプロバイダ(Network Access Provider)(NAP)レコードリストと、ネットワークサービスプロバイダ(Network Service Provider)(NSP)レコードリストとを用いて、プロビジョニングされる可能性があるので、サービスプロバイダは、どのローミングネットワーク上で、顧客が、使用することが許可されるかを完全に制御している。
いくつかの無線通信ネットワーク(例えば、WiMAXネットワーク)においては、2つの異なるタイプのNAP/NSPレコードリスト:ユーザ制御リストとオペレータ制御リストとが、提供されることができる。ユーザ制御リストは、オペレータ制御リストよりも優る優先順位が与えられる可能性がある。
NAPレコードリストは、優先順位の順序のNAPレコードのリストを含むことができる。各NAPレコードは、チャネル情報(例えば、帯域クラス、周波数割当てインデックス、帯域幅など)、NAP識別子、NAP冗長名(NAP verbose name)などを含むことができる。同様に、NSPレコードリストは、優先順位の順序のNSPレコードのリストを含むことができる。各NSPレコードは、優先順位情報、NSP識別子、NSP冗長名(NSP verbose name)などを含むことができる。
本開示の一態様は、顧客が、それによってNAPとNSPとを自由に選択することができるサービス起動方法(service activation method)に関する。本開示に従って、顧客が、NAPとNSPとを選択する機会を持った後で、端末は、ユーザ制御NAP/NSPリストとオペレータ制御NAP/NSPリストとを用いてプロビジョニングされることができる。
本開示において、用語「ネットワークアクセスプロバイダ」(NAP)は、物理リンクを無線通信ネットワークに提供するエンティティを意味する。用語「ネットワークサービスプロバイダ」(NSP)は、無線通信ネットワークを経由してサービス(例えば、インターネットプロトコルテレビジョン(Internet Protocol television)(IPTV)、3Dゲーミング、ワールドワイドウェブアクセス、電子メール、インスタントメッセージング、ボイスオーバーIP(Voice over IP)(VoIP)など)を提供するエンティティを意味する。用語「NAP/NSP」は、NAP、NSP、またはNAPとNSPとの組合せを意味する。NAPとNSPとは、同じエンティティ、または異なるエンティティとすることができる。それ故に、用語「NAP/NSP」は、単一のエンティティ(例えば、NAP、NSP、またはNAPとNSPとの両方として機能するエンティティ)を意味することができ、あるいは用語「NAP/NSP」は、複数のエンティティ(例えば、NAPとして機能する1つのエンティティと、NSPとして機能する別のエンティティと)を意味することができる。
図3ないし7は、本開示に従うオープンサービスプロビジョニングシステムの一例を示している。ここにおいて考察されるオープンサービスプロビジョニングシステムは、米電気電子技術者協会(IEEE)802.16規格をサポートする無線通信ネットワークにおけるオペレーションのために構成された端末332に対して適用可能とすることができる。しかしながら、本開示の範囲は、IEEE802.16だけに限定されるべきではなく、ここにおいて開示される技法は、他のタイプの無線通信ネットワークにおいても同様に有用である可能性がある。
最初に、図3を参照する。本開示に従って、顧客が、小売店で端末332を購入するときに、端末332は、その中でデバイス識別子334(例えば、MACアドレス)がプログラムされている可能性がある。しかしながら、端末332は、NAP/NSPレコードリストまたはサインオン識別情報を有していないこともあり得る。
顧客は、インストーラ336を与えられていることもある。インストーラ336は、端末332とは別に顧客に対して提供されるストレージデバイス(例えば、コンパクトディスク(compact disc)(CD)、フラッシュドライブなど)の上に位置していてもよい。代わりに、インストーラ336は、端末332それ自体の上に位置していてもよい。
初めて顧客が、端末332を使用する時に、顧客は、インストーラ336を実行することができる。顧客が、インストーラ336を実行するための、多数の可能性のある方法が存在する。例えば、インストーラ336が、インストレーションCD上に提供される場合、そして端末332が、パーソナルコンピュータ(PC)カードである場合、そのときにはPCカードは、インストレーションCDが実行されることができるノートブックPCにプラグインされることができる。別の例として、端末332がスマートフォンである場合、スマートフォンは、通信ポート(例えば、ユニバーサルシリアルバス(Universal Serial Bus)(USB)ポート)を経由してデスクトップまたはノートブックのPCに接続されることができ、そして次いでインストレーションCDは、PC上で実行されることができる。別の例として、インストーラ336が、端末332上に位置する場合、そのときにはインストーラ336は、端末332上で直接に実行されることができる。図3において、インストーラ336は、端末332と電子通信しているコンピューティングデバイス338上で実行されることが示される。
インストーラ336は、端末332に、無線通信ネットワークにアクセスしようと試みるようにさせることができる。最初に、インストーラ336は、端末332に、使用可能なNAPとNSPとについての情報340を決定するように、すなわち、どのNAPとNSPとが端末332のカバレージエリア内に位置しているかを識別するように、させることができる。端末332は、この情報340をユーザに対して表示し、そして初めて端末332が使用される間にネットワーク接続性を提供するために使用されることになるNAPとNSPとを選択するようにユーザを促すことができる。このようにして使用されるNAPとNSPとは、初めてのNAP/NSPと称されることができる。初めてのNAP/NSPについての顧客の選択342は、端末332のユーザインターフェースを経由して端末332によって受信されることができる。
ここで図4を参照する。初めてのNAP/NSP444についての顧客の選択342が、行われているときに、次いで、端末332は、初めてのNAP/NSP444との接続を確立することができる。初めてのNAP/NSP444との接続を確立するこのプロセスの一部分として、端末332は、初めてのNAP/NSP444に、認証をバイパスするようにさせる情報を提供することができる。例えば、認証が、機密キー管理プロトコル、バージョン2(Privacy Key Management protocol, version 2)(PKMv2)に従って実行される場合、端末332は、認証のための識別情報448を提供するように要求されることもある。インストーラ336は、識別情報448としてDeviceID@ReservedDomain.comを使用するように構成することができ、ここで、DeviceIDは、デバイス識別子334(例えば、端末332についてのMACアドレス)であり、そしてReservedDomainは、初めてのNAP/NSP444が初めてのログオンを認可し、そして認証をバイパスすることを可能にする予約ドメイン名450である。使用され得る予約ドメイン名450の一例は、「初期化」である。使用される特定の予約ドメイン名450は、標準組織によって指定されることができる。
初めてのNAP/NSP444(例えば、初めてのNAPのアクセスサービスネットワーク(Access Service Network)(ASN))が、認証メッセージ446を受信するとき、初めてのNAP/NSP444は、それが予約ドメイン名450を検出する場合に、認証をバイパスするように構成されていることができる。次いで、端末332は、登録と、あらかじめプロビジョニングされたサービスフロー生成とを進めることができる。
ここで図5を参照する。あらかじめプロビジョニングされたサービスフローを生成した後に、次いで、端末332は、端末332によって使用されることができる可能性のあるNAPとNSPとについての情報551を受信することができる。NAP/NSPが、端末332のカバレージエリア内に現在位置しているかどうかにかかわらず、情報551は、多種多様なNAP/NSPについて決定されることができる。端末332上のウェブブラウザ552は、この情報551を含む1つまたは複数のウェブサイト554に接続することができる。初めてのNAP/NSP444は、1つまたは複数のIPネットワーク556を経由してのウェブサイト554との接続を容易にすることができる。顧客は、情報551を閲覧し、そして様々なNAPとNSPとを比較することができる。
可能性のあるNAPとNSPとについての情報551は、端末332のユーザインターフェースを経由して顧客に伝えられる(例えば、表示される)ことができる。顧客は、ホームNAP/NSPの選択558を行うように促されることができる。顧客はまた、ホームNAP/NSPに加えて1つまたは複数の他のNAP/NSPの選択560を行うように促されることもできる。
ユーザ制御NAP/NSPレコードリスト562は、ホームNAP/NSPについての顧客の選択558と、他のNAP(単数または複数)/NSP(単数または複数)についての顧客の選択560とに基づいて生成されることができる。端末332は、ユーザ制御NAP/NSPレコードリスト562を生成する機能を提供するためのNAP/NSPリスト生成コンポーネント564を伴って示されている。
端末332は、ホームNAP/NSPを用いて認証する際の使用のための顧客からの認証証明書566を求めて促し、そして受信することもできる。認証証明書566は、サインオン識別情報(例えば、ユーザ名)とパスワードとを含むことができる。端末332は、顧客からの支払い情報568(例えば、クレジットカード番号、課金目的のための連絡情報など)を求めて促し、そして受信することもできる。インストーラ336は、顧客が、選択されたホームNAP/NSPを有するサービスについてサインアップすることを支援することができる。これは、認証証明書566や支払い情報568など、関連のあるサインアップ情報を1つまたは複数のNAP/NSPウェブサイト554へと送信することを必要とする可能性がある。セキュア通信プロトコル(secure communication protocol)(例えば、HTTPS)が、これらの通信のために使用されることができる。
ここで図6を参照する。ホームNAP/NSP672が選択され、そして顧客が、ホームNAP/NSP672からのサービスについてサインアップした後のあるポイントで、次いで、端末332は、ホームNAP/NSP672との接続を確立することができる。端末332が、ホームNAP/NSP672との接続を確立したときに、次いで、端末332は、オペレータ制御NAP/NSPレコードリスト674をダウンロードすることができる。オペレータ制御NAP/NSPレコードリスト674は、ホームNAP/NSP672のオペレータが、どのNAP/NSPレコードがオペレータ制御NAP/NSPレコードリスト674に含まれるかを決定することを除いて、ユーザ制御NAP/NSPレコードリストに類似したものとすることができる。
ここで図7を参照する。上記で論じられた手順に従って、端末332は、初めてのNAP/NSP444を経由して、最初に、サービスを得ることができる。初めてのNAP/NSP444は、この時間中に端末332によって消費されたリソースについての情報776を記録することができる。この情報776は、端末332が、初めてのNAP/NSP444に接続された時間の長さ、初めてのNAP/NSP444を経由して端末332によって送信されたデータの量などを含むことができる。消費されたリソースについての情報776は、端末332についてのデバイス識別子334(例えば、MACアドレス)に関連づけられることができる。
端末332のサービスプロビジョニングが完了された後のあるポイントで、初めてのNAP/NSP444は、課金要求778をホームNAP/NSP672へと送信することができる。課金要求778は、端末332についてのデバイス識別子334、ならびにサービス料金780(すなわち、初めてのNAP/NSP444が、消費されたリソースについて課金している金額)を含むことができる。ホームNAP/NSP672は、顧客からのサービス料金780を収集し、そして次いでこの支払いを初めてのNAP/NSP444へと転送することができる。
図7に示される手順に対する一代替案として、初めてのNAP/NSP444は、顧客が、サービス起動における次のステップを進めることを可能にする前に、サービス料金780についての支払い情報568(例えば、クレジットカード番号)を要求することができる。この状況においては、初めてのNAP/NSP444は、サービス料金780についてホームNAP/NSP672に課金する必要はない。
任意のポイントで、顧客が、自分は現在のホームNAP/NSP672を好まないことを決定する場合、顧客は、ホームNAP/NSP672を非選択にし、そして新しいホームNAP/NSP672を再選択することができる。これは、上記で説明されるようにしてインストーラ336を実行することにより、達成されることができる。
ここで図8を参照する。図8は、本開示に従ってオープンサービスプロビジョニング方法800の一例を示している。本方法800は、端末332によって実行されることができる。本方法800は、初めて顧客が、無線通信ネットワークにアクセスするために端末332を使用する時に実行されることができる。
上記で示されたように、本開示に従って、顧客が、小売店で端末332を購入するときに、端末332は、その中でデバイス識別子334(例えば、MACアドレス)をプログラムしている可能性がある。しかしながら、端末332は、NAP/NSPレコードリスト562、674、またはサインオン識別情報448を有していないこともある。方法800は、端末332のカバレージエリア内に位置するNAPとNSPとについての情報340を決定すること(802)と、初めてのNAP/NSP444についての顧客の選択342を受信すること(804)と、を含むことができる。方法800は、初めてのNAP/NSP444との接続を確立すること(806)を含むこともできる。初めてのNAP/NSP444に接続するこのプロセスの一部分として、端末332は、初めてのNAP/NSP444に、認証をバイパスするようにさせる情報を提供することができる。
端末332が、初めてのNAP/NSP444との接続を確立している(806)ときに、端末332は、端末332によって使用されることができる、可能性のあるNAPとNSPとについての情報551を受信する(808)ことができる。端末332上のウェブブラウザ552は、この情報551を含む1つまたは複数のウェブサイト554に接続することができる。この情報551は、顧客に伝えられる(例えば、表示される)ことができ、そして顧客は、情報551を閲覧し、そして様々なNAPとNSPとを比較することができる。
ホームNAP/NSPについての顧客の選択558が、受信される(810)ことができる。さらに、1つまたは複数の他のNAP(単数または複数)/NSP(単数または複数)についての顧客の選択560が、受信される(812)ことができる。ユーザ制御NAP/NSPレコードリスト562は、ホームNAP/NSPについての顧客の選択558と、他のNAP(単数または複数)/NSP(単数または複数)についての顧客の選択560とに基づいて生成される(814)ことができる。
方法800は、顧客が、選択されたホームNAP/NSP672とのサービスについてサインアップすることを支援すること(816)を含むことができる。これは、ホームNAP/NSP672についての顧客からの認証証明書566と支払い情報568とを受信すること818を必要とする可能性がある。これはまた、認証証明書566や支払い情報568など、関連のあるサインアップ情報を1つまたは複数のNAP/NSPウェブサイト554へと送信することを必要とする可能性もある。方法800は、ホームNAP/NSP672との接続を確立すること(820)を含むこともできる。このポイントにおいて、オペレータ制御NAP/NSPレコードリスト674は、ホームNAP/NSP672からダウンロードされる(822)ことができる。
上記で説明された図8の方法800は、図9に示される手段プラス機能ブロック900に対応する様々なハードウェアおよび/またはソフトウェアのコンポーネント(単数または複数)および/またはモジュール(単数または複数)によって実行されることができる。言い換えれば、図8に示されるブロック802ないし822は、図9に示される手段プラス機能ブロック902ないし922に対応する。
上記で説明されたサービス起動手順は、知られているアプローチに対するいくつかの利点を提供することができる。例えば、提案された手順は、顧客が、サービス起動中にホームNAP/NSP672を選択することを可能にすることができる。さらに、提案された手順は、顧客が、選択されたホームNAP/NSP672との、ユーザ名とパスワードとを含む顧客アカウントをセットアップすることを可能にすることができる。提案された手順は、ホームNAP/NSP672が、初めて端末332がホームNAP/NSP672との接続を確立する時にオペレータ制御NAP/NSPレコードリスト674の最新バージョンを用いて端末332を構成することを可能にすることもできる。さらに、提案された手順は、顧客が、ユーザ制御NAP/NSPレコードリスト562にNAP(単数または複数)/NSP(単数または複数)を簡単に追加することを可能にすることができる。さらに、提案された手順は、顧客が、柔軟にホームNAP/NSP672を変更することを可能にすることもできる。
例示のオーバーザエアサービスプロビジョニング(Over-the-Air Service Provisioning)
本開示はまた、オーバーザエアサービスプロビジョニングのための技法に関する。サービスプロビジョニングは、顧客が、無線通信ネットワーク(例えば、モバイルWiMAXネットワーク)によって提供されるサービスを適切に使用することができる前の必要条件の1つである。上記で論じられるように、サービスプロビジョニングは、NAPレコードリスト、NSPレコードリスト、他のサービスに関連したパラメータ(例えば、IPアドレス)、サインオン識別情報(例えば、username@domainname.comの形式の)などを用いて端末を構成することを必要とする可能性がある。
サービスプロビジョニングのための1つのアプローチは、顧客が小売店、またはサービスプロバイダの販売事務所において端末を購入するときに、端末を構成することである。しかしながら、この方法は、柔軟でもなく、最適でもない。NAP/NSPレコードリストは、多くの場合に変化してしまう可能性があり、そしてそれ故に、端末は、顧客がネットワークにアクセスし始めるときに、最新バージョンを有さないこともあり得る。また、顧客が端末を購入するときにIPアドレスを用いて端末を構成することは、顧客が、実際にIPサービスを使用する前にIPアドレスリソースを浪費する。最後に、顧客は、自由にサインオン識別情報を選択しようと望むことができる。
本開示は、顧客がネットワークにアクセスするために端末を初めて使用するときに、顧客が、サービスをアクティブにし、そしてサービスプロビジョニング情報を構成することを可能にされることを提案している。本開示は、ネットワークが、サービスをアクティブにし、そしてすべてのサービスプロビジョニング情報を端末へと転送することを可能にし、そして顧客が、サインオン識別情報を選択することを可能にするオーバーザエアサービスプロビジョニング(over-the-air service provisioning)(OTASP)手順について説明している。
ここにおいて開示されるオーバーザエアサービスプロビジョニング技法は、米電気電子技術者協会(IEEE)802.16規格をサポートする無線通信ネットワークにおけるオペレーションのために構成された端末に適用可能とすることができる。しかしながら、本開示の範囲は、IEEE802.16だけに限定されるべきではなく、ここにおいて開示される技法は、他のタイプの無線通信ネットワークにおいても同様に有用とすることができる。
ここで図10を参照する。図10は、顧客が、NAPおよび/またはNSPとの契約にサインした後に、どのようにして端末1032が、本開示に従って構成されることができるか、を示している。顧客が契約(単数または複数)にサインしているエンティティ(単数または複数)は、ホームNAP/NSPと称されることになる。
本開示に従って、顧客が、端末1032を購入し、そしてホームNAP/NSPとの契約に(例えば、小売店、またはホームNAP/NSPの販売事務所において)サインするときに、端末1032は、最小量の情報を用いてプロビジョニングされるだけでよい。例えば、端末1032は、NAP/NSPレコードリスト1082を用いてプロビジョニングされることができるが、NAP/NSPレコードリスト1082は、ホームNAP/NSPについてのレコード1082を含むにすぎない可能性がある。NAP/NSPレコードリスト1082は、このポイントにおいて他の任意のNAP/NSPについてのレコードを含まないこともある。
端末1032は、デバイス識別子1034(例えば、MACアドレス)を用いてプロビジョニングされることもできる。端末1032は、デフォルトサインオン識別情報1084を用いてプロビジョニングされることもできる。デフォルトサインオン識別情報1084は、匿名のユーザ名1086と、ホームNAP/NSPに対応するドメイン名1088とを含むことができる。端末1032は、認証証明書1066、すなわち、端末1032および/または顧客を認証する証明書を用いてプロビジョニングされることもできる。
端末1032は、トリビアルファイル転送プロトコル(Trivial File Transfer Protocol)(TFTP)サーバのIPアドレス1090を用いてプロビジョニングされることもできる。TFTPサーバのIPアドレス1090は、下記で論じられるように、オーバーザエアサービスプロビジョニングのために端末1032によって使用されることができる。代わりに、TFTPサーバのIPアドレス1090を用いてプロビジョニングされる代わりに、端末1032は、下記で論じられるように、他のやり方でTFTPサーバのIPアドレス1090を得ることもできる。
ここで図11を参照する。図11は、本開示に従う、オーバーザエアサービスプロビジョニングのための方法1100の一例を示している。方法1100は、端末1032と、ホームNAP1192と、ホームNSP1194とを必要とする。より詳細には、方法1100は、ホームNAP1192のアクセスサービスネットワーク(ASN)と、ホームNSP1194の接続サービスネットワーク(Connectivity Services Network)(CSN)とを必要とする可能性がある。
上記で示されたように、端末1032は、ホームNAP/NSP1192、1194についてのレコード1072を用いて最初にプロビジョニングされる(1196)ことができる。顧客が、初めて端末1032を使用するときに、端末1032は、NAP/NSPレコードリスト1082からのホームNAP/NSPレコード1072を使用してホームNAP/NSP1192、1194についてスキャンすることができる。ホームNAP/NSP1192、1194が、端末1032のカバレージエリアの中にある場合に、端末1032は、ホームNAP/NSP1192、1194を自動的に選択することができる。そうでなければ、端末1032は、端末のカバレージエリアの中のすべての可能性のあるNAP/NSPのリストを提供することができ、そして顧客は、オーバーザエアサービスプロビジョニングのために使用されるNAP/NSPを選択することを可能にされることができる。
オーバーザエアサービスプロビジョニングについてのNAP/NSPの選択の後に、端末1032は、初期ネットワークエントリ手順(network entry procedures)を実行することができる。これらのネットワークエントリ手順は、測距(ranging)と、加入者基本的能力(subscriber basic capability)(SBC)ネゴシエーション1198とを含むことができ、認証によって追随される。端末1032がプロビジョニングされているデバイス識別子1034(例えば、MACアドレス)と、匿名のユーザ名1086とは、認証中に使用される(1199)ことができる。
認証1197は、機密キー管理プロトコル、バージョン2(PKMv2)に従って実行されることができる。PKMv2認証1197中に、認証のための拡張可能認証プロトコル(Extensible Authentication Protocol)(EAP)メッセージは、EAPプロトコルに従って端末1032によって提供されるドメイン名情報1088に基づいてホームNSP1194の認証認可会計(Authentication, Authorization, and Accounting)(AAA)サーバへと転送されることができる。ホームNSP1194のAAAサーバは、端末のデバイス識別子1034(例えば、MACアドレス)に基づいて端末1032との相互認証を実行することができる。正常な認証1197の後に、ホームNAP/NSP1192、1194は、サービスをアクティブにし始めることができ、そして課金が開始されることができる。
端末1032と、ホームNAP1192とは、登録1195を実行することができる。端末1032は、動的ホストコンフィギュレーションプロトコル(Dynamic Host Configuration Protocol)(DHCP)を使用して、ホームNAP1192から管理IPアドレスを要求すること(1193)により、管理のためのIP接続性をセットアップすることができる。端末1032は、DHCPサーバからTFTPサーバのIPアドレス1090を受信する(1191)ことができ、このDHCPサーバは、ホームNAP1192の一部分とすることができる。DHCPサーバは、DHCPOFFERまたはDHCPACKのパケットの中のDHCPオプションフィールドの中に、TFTPサーバのIPアドレス1090を含むことができる。
端末1032は、サービスプロビジョニング情報をダウンロードするために、ホームNSP1194の一部分のこともあるTFTPサーバと連絡を取る(1189)ことができる。上記で示されるように、端末1032は、TFTPサーバのIPアドレス1090を用いてあらかじめ構成されていることができ、あるいはTFTPサーバのIPアドレス1090は、ちょうど説明しているように、DHCPプロトコル中において獲得されることができる。端末1032は、他のNAPのカバレージエリアへとローミングすることができるので、訪問されたNSPのDHCPサーバは、端末1032によって提供されるドメイン名情報1088に基づいてホームNSP1194のTFTPサーバのIPアドレス1090を送信するようにホームNSP1194に要求する必要がある可能性もある。端末1032が、サービスプロビジョニング情報を受信した(1187)後に、端末1032は、新しいプロビジョニング情報を使用し始めることができる。ホームNSP1194は、デバイス識別子1034(例えば、MACアドレス)に関連するIPアドレスをアップデートする(1185)ことができる。TFTPダウンロードにおけるファイル(単数または複数)は、完全なNAP/NSPレコードリストと、IPアドレスとの最新バージョンを含むことができる。
端末1032は、サービスフローを生成する(1183)ことができ、そして新しいIPアドレスを使用してIPデータ通信をセットアップすることができる。新しいIPアドレスは、モバイルIPアドレス、単純なIPアドレス、IPv6アドレスなどとすることができる。このポイントで、端末1032は、ユーザ名をセットアップする(1181)ように顧客に促すことができる。ひとたびユーザ名についての顧客の選択が、受信された後に、次いで、端末1032は、デバイス識別子1034(例えば、MACアドレス)に関連する新しいユーザ名を送信するためにホームNSP1194に接続することができる。ホームNSP1194は、ユーザ名の一意性を検証し、そしてデバイス識別子1034に関連するユーザ名をアップデートする(1179)ことができる。
上記で説明されたオーバーザエアサービスプロビジョニング技法は、知られているアプローチに対するいくつかの利点を提供することができる。例えば、ここにおいて開示される技法は、NAP/NSPが、柔軟性を可能にするように、最少のサービスプロビジョニング情報を用いて端末をプロビジョニングすることを可能にすることができる。さらに、ここにおいて開示される技法は、初めて顧客がネットワークにアクセスする時間中に、NAP/NSPが、最新の最も完全なサービスプロビジョニング情報を用いて端末を構成することを可能にすることができる。ここにおいて開示される技法は、初めて顧客がネットワークにアクセスする時間中に、顧客が、ユーザ名をセットアップすることを可能にすることもできる。
ここで図12を参照する。図12は、本開示に従って構成される端末1232の内部に含まれることができる、いくつかのコンポーネントを示している。
端末1232は、プロセッサ1214を含んでいる。プロセッサ1214は、汎用のシングルチップまたはマルチチップのマイクロプロセッサ(例えば、ARM)、専用マイクロプロセッサ(例えば、デジタル信号プロセッサ(digital signal processor)(DSP))、マイクロコントローラ、プログラマブルゲートアレイなどとすることができる。プロセッサ1214は、中央演算処理装置(central processing unit)(CPU)と称されることができる。単一のプロセッサ1214だけが、図12の端末1232の中に示されるが、代替コンフィギュレーションにおいては、プロセッサの組合せ(例えば、ARMおよびDSP)が、使用されることもできる。
端末1232はまた、メモリ1228を含んでいる。メモリ1228は、電子情報を記憶することができるどのような電子コンポーネントとすることもできる。メモリ1228は、それらの組合せを含めて、ランダムアクセスメモリ(random access memory)(RAM)、リードオンリーメモリ(read only memory)(ROM)、磁気ディスクストレージ媒体、光ストレージ媒体、RAMの中のフラッシュメモリデバイス、プロセッサと共に含まれるオンボードメモリ、EPROMメモリ、EEPROMメモリ、レジスタなどとして実施されることができる。
データ1277と、命令1275とは、メモリ1228に記憶されることができる。命令1275は、ここにおいて開示される方法をインプリメントするためにプロセッサ1214によって実行可能とすることができる。命令1275を実行することは、メモリ1228に記憶されるデータ1277の使用を伴う可能性がある。
端末1232は、端末1232とリモートロケーションとの間の信号の送信と受信とを可能にするトランスミッタ1218とレシーバ1222とを含むこともできる。トランスミッタ1218とレシーバ1222とは、一括してトランシーバ1273と称されることもある。アンテナ1220は、トランシーバ1273に電気的に結合されることができる。端末1232はまた、複数のトランスミッタ、複数のレシーバ、複数のトランシーバおよび/または複数のアンテナ、を含む(図示されず)こともできる。
端末1232の様々なコンポーネントは、1つまたは複数のバスによって一緒に結合されることができ、これらのバスは、パワーバス、制御信号バス、ステータス信号バス、データバスなどを含むことができる。明確にするために、様々なバスは、図12の中でバスシステム1271として示されている。
上記説明において、参照番号は、時に様々な用語に関連して使用されている。用語が、参照番号に関連して使用される場合に、これは、1つまたは複数の図に示される特定の要素について言及するように意味される。用語が、参照番号なしで使用される場合には、これは、特定の任意の図だけに限定せずに、一般的にその用語について言及するように意味される。
ここにおいて使用されるように、用語「決定すること(determining)」は、多種多様なアクションを包含し、そしてそれ故に、「決定すること」は、算出すること、計算すること、処理すること、導き出すこと、調査すること、調べること(例えば、テーブル、データベース、または別のデータ構造の中で調べること)、確認することなどを含むことができる。また、「決定すること」は、受信すること(例えば、情報を受信すること)、アクセスすること(例えば、メモリの中のデータにアクセスすること)などを含むこともできる。また、「決定すること」は、解決すること、選択すること、選ぶこと、確立することなどを含むこともできる。
熟語「に基づいて(based on)」は、それ以外の方法で明示的に指定されない限り、「だけに基づいて(based only on)」を意味してはいない。言い換えれば、熟語「に基づいて」は、「だけに基づいて」と、「に少なくとも基づいて(based at least on)」との両方を表す。
用語「プロセッサ」は、汎用プロセッサ、中央演算処理装置(CPU)、マイクロプロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、コントローラ、マイクロコントローラ、状態機械などを包含するように広く解釈されるべきである。いくつかの状況の下では、「プロセッサ」は、特定用途向け集積回路(application specific integrated circuit)(ASIC)、プログラマブル論理デバイス(programmable logic device)(PLD)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(field programmable gate array)(FPGA)などを意味することができる。用語「プロセッサ」は、処理デバイスの組合せ、例えば、DSPとマイクロプロセッサとの組合せ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと組み合わされた1つまたは複数のマイクロプロセッサ、あるいは他のそのような任意のコンフィギュレーション、を意味することができる。
用語「メモリ」は、電子情報を記憶することができる任意の電子コンポーネントを包含するように広く解釈されるべきである。用語メモリは、ランダムアクセスメモリ(RAM)、リードオンリーメモリ(ROM)、不揮発性ランダムアクセスメモリ(non-volatile random access memory)(NVRAM)、プログラマブルリードオンリーメモリ(programmable read-only memory)(PROM)、消去可能プログラマブルリードオンリーメモリ(erasable programmable read only memory)(EPROM)、電気的消去可能PROM(electrically erasable PROM)(EEPROM)、フラッシュメモリ、磁気または光のデータストレージ、レジスタなど、様々なタイプのプロセッサ可読媒体を意味することができる。プロセッサが、メモリから情報を読み取り、かつ/またはメモリに情報を書き込むことができる場合に、メモリは、プロセッサと電子通信していると言われる。プロセッサと一体になったメモリは、プロセッサと電子通信している。
用語「命令」と「コード」とは、任意のタイプのコンピュータ可読ステートメント(単数または複数)を含むように、広く解釈されるべきである。例えば、用語「命令」と「コード」とは、1つまたは複数のプログラム、ルーチン、サブルーチン、ファンクション、手順などを意味することができる。「命令」と「コード」とは、単一のコンピュータ可読ステートメント、または多数のコンピュータ可読ステートメントを備えることができる。用語「命令」と「コード」とは、ここにおいて交換可能に使用されることができる。
ここにおいて説明される機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはそれらの任意の組合せの形で、インプリメントされることができる。ソフトウェアでインプリメントされる場合、機能は、コンピュータ可読媒体上の1つまたは複数の命令として記憶されることができる。用語「コンピュータ可読媒体」は、コンピュータによってアクセスされることができる使用可能な任意の媒体を意味する。例として、限定するものではないが、コンピュータ可読媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD−ROMまたは他の光ディスクストレージ、磁気ディスクストレージまたは他の磁気ストレージデバイス、あるいは命令またはデータ構造の形態で望ましいプログラムコードを搬送し、または記憶するために使用されることができ、そしてコンピュータによってアクセスされることができる他の任意の媒体、を備えることができる。ここにおいて使用されるようなディスク(Disk)およびディスク(disc)は、コンパクトディスク(compact disc)(CD)、レーザーディスク(登録商標)(laser disc)、光ディスク(optical disc)、デジタル多用途ディスク(digital versatile disc)(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスク(floppy(登録商標) disk)、およびブルーレイ(Blu-ray)(登録商標)ディスク(disc)を含み、ここでディスク(disks)は通常、データを磁気的に再生するが、ディスク(discs)は、レーザを用いて光学的にデータを再生する。
ソフトウェアまたは命令は、伝送媒体上を送信されることもできる。例えば、ソフトウェアが、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア(twisted pair)、デジタル加入者回線(digital subscriber line)(DSL)、または赤外線、無線、マイクロ波などの無線技術を使用して、ウェブサイト、サーバ、または他のリモートソースから送信される場合、そのときには同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア、DSL、または赤外線、無線、マイクロ波などの無線技術は、伝送媒体の定義の中に含まれる。
ここにおいて開示される方法は、説明された方法を達成するための1つまたは複数のステップまたはアクションを備える。方法のステップおよび/またはアクションは、特許請求の範囲についての範囲を逸脱することなく互いに交換されることができる。言い換えれば、ステップまたはアクションの特定の順序が、説明されている方法の適切なオペレーションのために必要とされない限り、特定のステップおよび/またはアクションの順序および/または使用は、特許請求の範囲についての範囲を逸脱することなく修正されることができる。
さらに、図8および10によって示されるもののような、ここにおいて説明される方法および技法を実行するためのモジュール、および/または他の適切な手段は、ダウンロードされ、かつ/またはそれ以外の方法でデバイスによって取得されることができることを理解すべきである。例えば、デバイスは、ここにおいて説明される方法を実行するための手段の転送を容易にするために、サーバに結合されることができる。代わりに、ここにおいて説明される様々な方法は、デバイスが、ストレージ手段をデバイスに結合し、または提供するとすぐに様々な方法を取得することができるように、ストレージ手段(例えば、ランダムアクセスメモリ(RAM)、リードオンリーメモリ(ROM)、コンパクトディスク(CD)やフロッピー(登録商標)ディスクなどの物理ストレージ媒体など)を経由して提供されることができる。さらに、ここにおいて説明される方法および技法をデバイスに対して提供するための他の適切な任意の技法が、利用されることができる。
特許請求の範囲は、上記に例示される正確なコンフィギュレーションおよびコンポーネントだけに限定されるものでないことを理解すべきである。様々な修正、変更、および変形が、特許請求の範囲についての範囲を逸脱することなく、ここにおいて説明されるシステム、方法、および装置の構成、オペレーション、および詳細において行われることができる。

Claims (38)

  1. オープンサービスプロビジョニング方法であって、端末によってインプリメントされており、
    初めてのネットワークアクセスプロバイダおよびネットワークサービスプロバイダ(NAP/NSP)についての顧客の選択を受信することと、
    前記初めてのNAP/NSPとの接続を確立することと、
    前記初めてのNAP/NSPに接続される間に、可能性のある他のNAP/NSPについての情報を受信することと、
    ホームNAP/NSPについての前記顧客の選択を受信することと、
    前記顧客が、前記ホームNAP/NSPを有するサービスについてサインアップすることを支援することと、
    前記ホームNAP/NSPとの接続を確立することと、
    を備える方法。
  2. 初めて前記顧客が、前記端末を使用する時に、実行される請求項1に記載の方法。
  3. 顧客入力に基づいてユーザ制御NAP/NSPレコードリストを生成すること、をさらに備える請求項1に記載の方法。
  4. 前記ホームNAP/NSPからオペレータ制御NAP/NSPレコードリストをダウンロードすること、をさらに備える請求項1に記載の方法。
  5. 前記ホームNAP/NSPについて前記顧客から認証証明書と支払い情報とを受信すること、をさらに備える請求項1に記載の方法。
  6. 前記初めてのNAP/NSPに接続することは、前記初めてのNAP/NSPに、認証をバイパスするようにさせる情報を提供すること、を備える、請求項1に記載の方法。
  7. 前記初めてのNAP/NSPに、認証をバイパスするようにさせる前記情報は、予約ドメイン名を備える、請求項6に記載の方法。
  8. オープンサービスプロビジョニングのために構成された端末であって、
    プロセッサと、
    前記プロセッサと電子通信しているメモリと、
    前記メモリに記憶される命令と、
    を備え、前記命令は、前記プロセッサにより、
    初めてのネットワークアクセスプロバイダおよびネットワークサービスプロバイダ(NAP/NSP)についての顧客の選択を受信するように、
    前記初めてのNAP/NSPとの接続を確立するように、
    前記初めてのNAP/NSPに接続される間に、可能性のある他のNAP/NSPについての情報を受信するように、
    ホームNAP/NSPについての前記顧客の選択を受信するように、
    前記顧客が、前記ホームNAP/NSPを有するサービスについてサインアップすることを支援するように、そして
    前記ホームNAP/NSPとの接続を確立するように、
    実行可能である、端末。
  9. 前記列挙された動作は、初めて前記顧客が、前記端末を使用する時に、実行される、請求項8に記載の端末。
  10. 前記命令は、さらに、顧客入力に基づいてユーザ制御NAP/NSPレコードリストを生成するように実行可能である、請求項8に記載の端末。
  11. 前記命令は、さらに、前記ホームNAP/NSPからオペレータ制御NAP/NSPレコードリストをダウンロードするように実行可能である、請求項8に記載の端末。
  12. 前記命令は、さらに、前記ホームNAP/NSPについて前記顧客から認証証明書と支払い情報とを受信するように実行可能である、請求項8に記載の端末。
  13. 前記初めてのNAP/NSPに接続することは、前記初めてのNAP/NSPに、認証をバイパスするようにさせる情報を提供すること、を備える、請求項8に記載の端末。
  14. 前記初めてのNAP/NSPに、認証をバイパスするようにさせる前記情報は、予約ドメイン名を備える、請求項13に記載の端末。
  15. オープンサービスプロビジョニングのために構成された端末であって、
    初めてのネットワークアクセスプロバイダおよびネットワークサービスプロバイダ(NAP/NSP)についての顧客の選択を受信するための手段と、
    前記初めてのNAP/NSPとの接続を確立するための手段と、
    前記初めてのNAP/NSPに接続される間に、可能性のある他のNAP/NSPについての情報を受信するための手段と、
    ホームNAP/NSPについての前記顧客の選択を受信するための手段と、
    前記顧客が、前記ホームNAP/NSPを有するサービスについてサインアップすることを支援するための手段と、
    前記ホームNAP/NSPとの接続を確立するための手段と、
    を備える端末。
  16. 顧客入力に基づいてユーザ制御NAP/NSPレコードリストを生成するための手段、をさらに備える請求項15に記載の端末。
  17. 前記ホームNAP/NSPからオペレータ制御NAP/NSPレコードリストをダウンロードするための手段、をさらに備える請求項15に記載の端末。
  18. 前記ホームNAP/NSPについて前記顧客から認証証明書と支払い情報とを受信するための手段、をさらに備える請求項15に記載の端末。
  19. 端末によるオープンサービスプロビジョニングのためのコンピュータプログラムプロダクトであって、その上に命令を有するコンピュータ可読媒体を備え、前記命令は、
    初めてのネットワークアクセスプロバイダおよびネットワークサービスプロバイダ(NAP/NSP)についての顧客の選択を受信するためのコードと、
    前記初めてのNAP/NSPとの接続を確立するためのコードと、
    前記初めてのNAP/NSPに接続される間に、可能性のある他のNAP/NSPについての情報を受信するためのコードと、
    ホームNAP/NSPについての前記顧客の選択を受信するためのコードと、
    前記顧客が、前記ホームNAP/NSPを有するサービスについてサインアップすることを支援するためのコードと、
    前記ホームNAP/NSPとの接続を確立するためのコードと、
    を備える、コンピュータプログラムプロダクト。
  20. 前記命令は、顧客入力に基づいてユーザ制御NAP/NSPレコードリストを生成するためのコード、をさらに備える、請求項19に記載のコンピュータプログラムプロダクト。
  21. 前記命令は、前記ホームNAP/NSPからオペレータ制御NAP/NSPレコードリストをダウンロードするためのコード、をさらに備える、請求項19に記載のコンピュータプログラムプロダクト。
  22. 前記ホームNAP/NSPについて前記顧客から認証証明書と支払い情報とを受信するためのコード、をさらに備える請求項19に記載のコンピュータプログラムプロダクト。
  23. オーバーザエアサービスプロビジョニング方法であって、端末によってインプリメントされ、
    NAP/NSPレコードリストを備えるサービスプロビジョニング情報を受信することと、
    インターネットプロトコル(IP)アドレスを受信することと、
    サービスフローを生成するために前記サービスプロビジョニング情報を使用することと、
    IPデータ通信を確立するために前記IPアドレスを使用することと、
    を備え、初めて顧客が、前記端末を使用する時に、実行される方法。
  24. 前記サービスフローが生成された後に、
    ユーザ名についての前記顧客の選択を受信することと、
    前記選択されたユーザ名について前記ホームNAP/NSPに通知することと、
    をさらに備える請求項23に記載の方法。
  25. 匿名のユーザ名を用いて認証を実行すること、をさらに備える請求項23に記載の方法。
  26. 前記IPアドレスは、トリビアルファイル転送プロトコル(TFTP)サーバから受信される、請求項23に記載の方法。
  27. 前記サービスプロビジョニング情報は、トリビアルファイル転送プロトコル(TFTP)サーバから受信される、請求項23に記載の方法。
  28. オーバーザエアサービスプロビジョニングのために構成された端末であって、
    プロセッサと、
    前記プロセッサと電子通信しているメモリと、
    前記メモリに記憶される命令と、
    を備え、前記命令は、前記プロセッサにより、
    NAP/NSPレコードリストを備えるサービスプロビジョニング情報を受信するように、
    インターネットプロトコル(IP)アドレスを受信するように、
    サービスフローを生成するために前記サービスプロビジョニング情報を使用するように、そして
    IPデータ通信を確立するために前記IPアドレスを使用するように、
    実行可能であり、前記列挙された動作は、初めて顧客が、前記端末を使用する時に、実行される、端末。
  29. 前記サービスフローが生成された後に、前記命令は、さらに、
    ユーザ名の前記顧客の選択を受信するように、そして
    前記選択されたユーザ名について前記ホームNAP/NSPに通知するように、
    実行可能である、請求項28に記載の端末。
  30. 前記命令は、さらに、匿名のユーザ名を用いて認証を実行するように実行可能である、請求項28に記載の端末。
  31. 前記IPアドレスは、トリビアルファイル転送プロトコル(TFTP)サーバから受信される、請求項28に記載の端末。
  32. 前記サービスプロビジョニング情報は、トリビアルファイル転送プロトコル(TFTP)サーバから受信される、請求項28に記載の端末。
  33. オーバーザエアサービスプロビジョニングのために構成された端末であって、
    NAP/NSPレコードリストを備えるサービスプロビジョニング情報を受信するための手段と、
    インターネットプロトコル(IP)アドレスを受信するための手段と、
    サービスフローを生成するために前記サービスプロビジョニング情報を使用するための手段と、
    IPデータ通信を確立するために前記IPアドレスを使用するための手段と、
    を備え、前記列挙された動作は、初めて顧客が、前記端末を使用する時に、実行される、端末。
  34. 前記サービスフローが生成された後に、ユーザ名についての前記顧客の選択を受信するための手段と、
    前記選択されたユーザ名について前記ホームNAP/NSPに通知するための手段と、
    をさらに備える請求項33に記載の端末。
  35. 匿名のユーザ名を用いて認証を実行するための手段、をさらに備える請求項33に記載の端末。
  36. 端末によるオーバーザエアサービスプロビジョニングのためのコンピュータプログラムプロダクトであって、その上に命令を有するコンピュータ可読媒体を備え、前記命令は、
    NAP/NSPレコードリストを備えるサービスプロビジョニング情報を受信するためのコードと、
    インターネットプロトコル(IP)アドレスを受信するためのコードと、
    サービスフローを生成するために前記サービスプロビジョニング情報を使用するためのコードと、
    IPデータ通信を確立するために前記IPアドレスを使用するためのコードと、
    を備え、前記列挙された動作は、初めて顧客が前記端末を使用する時に、実行される、コンピュータプログラムプロダクト。
  37. 前記命令は、
    前記サービスフローが生成された後に、ユーザ名についての前記顧客の選択を受信するためのコードと、
    前記選択されたユーザ名について前記ホームNAP/NSPに通知するためのコードと、
    をさらに備える、請求項36に記載のコンピュータプログラムプロダクト。
  38. 前記命令は、匿名のユーザ名を用いて認証を実行するためのコード、をさらに備える、請求項36に記載のコンピュータプログラムプロダクト。
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