JP2012503726A - 多機能な下敷き遮音マットおよびシステム - Google Patents

多機能な下敷き遮音マットおよびシステム Download PDF

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Abstract

土台と仕上げ床の間に流し込み下敷きと共に配置された遮音マットであり、土台と接触して糸をからませてなる下部層と、下部層に接続されて設けられ、耐水性の不織ポリマー繊維物でなっていて、その上に下敷材が流し込まれる上部層、でなっている。
【選択図】図2

Description

この出願は、米国特許法35 U.S.C119(e)に基づき米国仮出願番号61/100,529号で優先権を主張する。
本発明は、音の伝達を小さくすることを目指した床張りシステムに関するものであり、特に、遮音性能を改善すると共に、従来の流し込み下敷きを設置するときに起きる潜在的な水分残留をなくす、改善された不織マットに関するものである。
従来の床張りシステムは、流し込みコンクリートあるいは合板の土台でなっていて、音の伝達を小さくするために、土台と仕上げ床(典型的には、セラミックタイル、ビニールタイルあるいは硬質木材)の間に音響マットと下敷きを種々組合せて使用されてきた。
歩行者の足音、スポーツ活動、玩具の落下、あるいは家具の移動による摩擦などがある床でその下にある部屋を、音響的に遮蔽するために、音を減衰したあるいは浮かせた床システムが知られている。このような騒音の発生は、一般に厚いカーペット類で減少でき、ビニール、リノリウム、タイル、硬質木材、木材ラミネート、および装飾コンクリート仕上げなどの硬質表面が使用されており、多家族部屋の間の音を断絶する規準によって、音を減衰できる床が望ましく、また必要になる。
下階への音の伝達は、下敷き床を土台から離して弾力的に支持、あるいは音響的に断絶および/または緩和することにより小さくすることができる。床システム全体が、下階への音の伝達に関係してくる。音を受ける床表面が、土台から離れていると、音の伝達は非常に小さくなるであろう。音響的な緩和材料は、伝達された音を小さくすることができる。同様に、下階の天井を上階の土台から離しておくと、下階への音の伝達が制限される。
音を減衰する床は、典型的にアメリカ材料試験協会(ASTM)の音響伝達度(STC)に関する規格E90、および音断絶度(IIC)に関する規格E492によって評価される。IICの数字が大きい程、下階に伝達される音が小さくなる。STCの数字が大きい程、下階に伝達される空気伝達音が小さくなる。
国際建築基準(IBC)は、多家族建物の部屋と部屋の間の床/天井が、IICの値で50以下でないこと、STCの値で50以下でないことを定めている。IICの値50は、多くの建築基準に合ってはいるが、経験上、高級コンドミニアムでのIICの値が55未満の床−天井システムは、このレベルでは音が聞こえ、不快であると考えられて許容できない。
従来の床システムは、仕上げ床と土台の間に流し込み下敷きがなされ、典型的に仕上げ床のために、滑らかな一枚板状にしている。適切な流し込み下敷き材は、イリノイ州シカゴのユナイテッド・ステイツ・ジプサム社(USG)によって販売されているレベルロック(LEVELROCK)床下敷き材である。レベルロック床下敷き材は、焼き石膏(パリプラスター)、ポートランドセメントおよびクリストバル石(crystalline silica)の混合物である。
下敷きは、床システムの一部で、繊維物、ポリマー、あるいは両者の組合わせ、あるいはゴム状マットで音を断絶している。水拭きマットおよび音響マットの製造者は、床/天井の音断絶(IICとSTC)に使用できる糸をからませたマットを製造している。
これらのマットは、典型的には土台と流し込み下敷き材の間に挟まれ、ナイロン、ポリプロピレンあるいはポリエチレンなど種々の石油化学材料のマトリックスに、ある種の裏材をしている。裏材の機能は、下敷き材が流し込まれる場を作ることである。
これらの裏材は、空隙に水が漏れて、悪い結果を招く懸念がある。潜在的にある問題の1つは、流し込まれた硬化前下敷きスラリー中にある過剰の水が、細菌とカビの成長を促進することであり、第2は、水分がナイロンなどの材料に影響を与え、ポリマーに吸収されて、寸法を変えることである。この寸法変化が起きると、しばしば継ぎ目で溢れ、また下敷き自体に亀裂を引き起こすことがある。
市場にある現行のマットは、一般に裏材が薄く、音響マットとして音の減衰性能に殆ど寄与していない。音響マットのIICおよびSTC性能は、断絶効果によって達成される。
この多機能な下敷きマットは、従来のマットの規格に合い、欠点を克服したものであり、音を遮蔽すると共に撥水性であり、歩行にも耐える耐久性能を有している。この上に下敷き材を流し込むベースとして用いると、下敷き材スラリーからの水分が、土台あるいは関連建築材料へ移動しなくなる。
これらの目的を達成する1つの方法は、ベースまたはポリマーファイバーがからまった下部層と、ベース層材料から離れて音吸収性、かつ撥水性の不織繊維物でなる上部層、を有する複合マットを用いることである。
上部層は、好ましくは2つの異なる材料の複合物であり、その1つは、音減衰特性を有し、また下敷き材が流し込まれたときに耐水性と耐久性を有するものである。上部層と下部層は、互いに異なっており、それぞれ不連続な音響特性を有しているので、床を通して2つの層の間に伝わってきた音のエネルギー量を減している。
特に、遮音マットは、土台と仕上げ床の間に、流し込み下敷きと共に配置される。このマットは、ポリマー繊維をからませた下部層と、下部層に接続された耐水性の不織ポリマー繊維で、その上に下敷き材が流し込まれる上部層でなっている。
好ましい実施形態では、土台と仕上げ床の間に位置するように遮音下敷きシステムが設けられる。このシステムは、音を断絶し、土台と接触している空間のある支持構造の下部層と、下部層に接続され、音断絶性の撥水性、耐久性不織ポリマー繊維物の上部層を、有する音減少マットである。そして下敷き材が、音響マットの上部層の上に流し込まれる。
下敷きシステムの縦断面図である。 下敷きシステムの好ましい実施形態の縦断面図である。
図1を参照すると、層は概略的に示し、寸法は必ずしも合わせていない。この床張りシステムは、一般に10で表され、土台12を有した構造体に使用される。土台12は、合板あるいは配向性ストランドボード(OSB)の少なくとも1層を概略的に示している。土台12は、流し込みコンクリートあるいはコンクリート板のいずれであってもよい。ここには上の2つだけを示したが、従来からの如何なる土台材料も床張りシステム10での使用に適している。公知であるように、土台12は、典型的には木材または鉄鋼からいくつかの形状に作られた枠部材(図示していない)により、あるいは流し込みコンクリートデッキあるいはコンクリート板により支持されている。
床張りシステム10は、土台12と仕上げ床16の間に置かれ、一般的に14で表されるレベルロック床下敷き材などの流し込み下敷き材を有している。ここで、仕上げ床16は、典型的にセラミックタイル、ビニールタイル、硬質木材(ラミネート木材床、加工木材床を含む)、あるいはその他カーペット以外の硬質材料である、
カーペットとパッドを設置しての音響特性は、音響マットシステムの必要性を典型的になくすようなものであることに注意されたい。しかしながら、今日オフィスビルで使用されている薄いカーペットタイルのいくつかは、遮音度が低く、下敷き材と音響マットをもつ音響システムで床をカバーする必要性もまた出てくる。
仕上げ床16は、モルタル、漆喰あるいは化学接着剤などの接着層18によって下敷き14に固定される。木材床の場合には、仕上げ床16は、下敷き材の上に浮いて置いていることがあり、あるいは種々の作業要因と製造者の推薦に依り接合させている。
音減少マット(SRM)20は、土台12の上に配置され、ポリマー材料で作られる。好ましい実施形態では、音減少マット20は、支持体であると同時に糸をからませたような空隙のある構造体であるか、あるいは土台12との接触が全体的に少ない形態である下部層22を有している。
下部層22は、音響的に隔離された空間を作る遮音特性があるので、断絶層となる。さらに、下部層22は、ナイロン、ポリプロピレンあるいはポリエチレンのような材料から作られるのが好ましい。下部層22の好ましい厚さ、すなわち高さは1/8〜1インチ(0.635〜2.54cm)の範囲である。
また、下部層22は、床張りシステム10の重量と床の上の重さを同時に支え、一方、音の隔離バリアとして機能する空気の層を持つに充分な密度である。下部層22の厚さは、床システム10の状況と所望する遮音性能により変わってくる。
上部層24は、遮音マット(SRM)20の下部層22に支持あるいは接合され、熱溶融、接着剤、同時成型あるいは同様の製造技術によって下部層に接合される。
上部層24の望ましい材料は、ウィスコンシン州ニーナー(Neenah)にあるキンバリー・クラーク社(Kimberly−Clark Corporation)によって製造された“ソルベント・アコースティックス(Sorbent Acoustics)”の5.5オンス/平方ヤード(142g/平方メートル)ピン結合MB繊維物である。このピン結合繊維物は、望ましい遮音特性を持ち、同時に耐水性であることが分かった。この織物24の特性を、以下に示す。
名称:5.5オンス/平方ヤード(142g/平方メートル)ピン結合MB繊維物
色:白
単位面積当たりの重量:5.5オンス/平方ヤード(142g/平方メートル)
バルク:0.10インチ(0.254cm)
端部単位面積当たりの重量:5.21オンスの/平方ヤード(147.7g/平方m)
平均ロール厚さ:0.06ポンド(0.0271kg)
オイルキャパシティー:1350%
ピン結合テスト:1827グラム重
色(白色度)Rd:98
このように、このマット20は、2つの別個の層を有していて、それぞれが遮音特性を持っているが、上部層24のみが耐水性である。さらに、下部層22と上部層24の2つの層は、材料が連続しておらず断絶しているので、床張りシステム10を通る音の伝達を小さくする上に顕著な要因となっている。
図2を参照すると、別の床張りシステムを符合30で示している。このうちシステム10と同じ成分は、同じ符合番号で描いている。それぞれの層は概略で示し、必ずしも同じ縮尺でない。
マット32は、マット20と同じであるが、上部層34は、上記した耐水性である不織溶融成型ポリプロピレン繊維物24の上に、約1/8インチ(0.3175cm)で耐久性の撥水性材料層36が挟まれているのが好ましい。ここでは、単一の層として概略的に記載したが、材料36は、好ましくはアメリカ合衆国ウィスコンシン州ニーナにあるキンバリー・クラーク社が製造したSM−250である。SM−250は、主にポリプロピレン繊維物で製造されて、溶融成型の中心層を挟んで2つのスパンボンド材料層でなる三層ラミネートである。三層全ては、超音波でラミネートされている。
“SM−250”36の目的は、耐水性と耐久性を高めること、そして、断絶した下部層22の上に音を鈍らせる層をもった異なる材料の組合せによる遮音特性を与えること、および、音響マットが晒される物の移動に耐える耐磨耗性表面であること、である。物の移動は、音響マット32の適用の後、下敷き材14が流し込まれる前に晒される。
より好ましい“SM−250”36は、キンバリー・クラーク社のブロックイット(Block−It、商品名)200−シリーズ自動車カバー織物であり、次の特性をもっている。
単位面積当たりの重量:2.5osy
厚さ:0.026インチ(0.06604cm)
グラブ引張強度:機械方向;36ポンド(16.308kg)
横方向;30ポンド(13.59kg)
トラップ引裂強度:機械方向;14ポンド(6.34kg)
横方向;12ポンド(5.436kg)
テーバー摩擦強度:5(視覚判定)
フレージャー気孔率:33ft/ft/分(11m/m/分)
MVTR :4300g/m/日
ハイドロヘッド(Hydrohead):48cm(121.92cm)
UV安定剤:1.25%
上記データにおける、グラブ引張強度(Grab Tensile)は、材料の有効強度を測定する。試料を両端で固定し、一定速度で引張り、破断点前の結果を得る。
トラップ引裂強度(Trap Tea)は、一定速度で引き伸したときの引裂きの進行に対する抵抗力を測定する。台形に切った繊維状物試料の平行でない両端に沿って固定して一端部をカットして引っ張り、負荷と直角方向の引裂きを起させる。
テーバー摩擦強度(Taber Abrasion)は、コントロールされた圧力で繰返しの回転摩擦および研磨を受けたときの繊維物の摩擦抵抗に関するものである。摩擦強度は、繊維物の持続性あるいは耐久性の一般的な指標である。
フレージャー気孔率(Frazier Porosity)は、所定の表面圧力差で繊維物を通る空気の流速と容量を測定するものである。コントロールされた条件下で、吸引ファンにより既知面積の繊維物に空気を通す。空気流量は、所定の圧力差で調節していく。結果は、空気流量(立方フィート/分)で表わされる。空気流速と容量は、繊維物の通気性の指標である。
キンバリー・クラーク社は、繊維物をテストするのに以下にリストしたASTM方法を参照として挙げている。
グラブ引張強度:ASTM D5034−95およびD1117
トラップ引裂強度:ASTM D5733−95
テーバー摩擦強度:ASTM D5035
フレージャー気孔率:ASTM D737−96
この出願に使用されるSM−250は、CAS/EINECS−No.9003−07−0のポリプロピレンを80〜100%、CAS/EINECS−No.1333−86−4/215−609−9のカーボンブラックを0.1〜1%、CAS/EINECS−No.13463−67−7/236−675−50.1−0.5%の二酸化チタンを0.1〜1%、およびUV安定剤を1〜5%でなっている。
好ましい実施形態では、2つの材料(SM−250 36とピン結合MB繊維物24)が、互いにラミネートされており、好ましくは、接着剤がその1つとして役割をするが、他の接合技術も考えられる。
このように、このマット32(図2参照)は、2つの別個の層でなっていて、それぞれが音断絶特性を有するが、上部層34のみが撥水性で耐久性である。下部層22と上部層34の2つの層は、材料が不連続であり、そして音断絶特性を有しており、床張りシステム30を通っての音の伝達を小さくする重要な要因である。
さらに、上部層34の音断絶特性を持つ音減少マット32は、下部層22を0.125〜0.375インチ(0.318〜0.953cm)の範囲のより薄い厚さにし、下敷き14を0.5〜1インチ(1.27−2.54cm)の範囲のより薄い厚さにすることができ、音響システム30の全体音響プロファイルを低くして、音の減衰を達成している。
マット32の耐水性をテストするに際し、水をマットの上4フィート(1.22m)の高さから流す。このテストでは、現場での濡れた床下敷き14での流し込みをシミュレートするように意図した。
水は完全に跳ね返り、マット32に浸透しないことがわかった。従って、下敷き14のスラリーがマット32に注がれた時、スラリー中の水分は、マット32によって防護されて、土台12にまで浸透しない。適切な耐水性テストは、ASTM D1776のハイドロヘッドテスト(Hydrohead Test)である。
設置に際し、先ず、下部層22を土台に接するようにして土台12の上にマット20、32を置く。次に、下敷き14を設置する。好ましい実施形態では、流し込みの下敷き14は、USG−レベルロック(LEVELROCK)床下敷きセメントであり、これは、主成分の焼き石膏、ポートランドセメントおよびその他添加物を含む成分を種々に配合にした組成物である。
この下敷きセメント14は、現場で水と砂を種々の比率(所望する強度により)で合わせ、土台の上にポンプで送って種々の厚さにする。一般に、音響マットは、床の耐久性を犠牲にして、その上に適用された下敷きを厚くすることが要求される。
しかしながら、この音響マットが比較的薄い厚さにより、−特にこの発明のSRM断絶特性に寄与する層が、使用される下敷きの厚さを薄くできる可能性がある。他の注入型下敷きも考えられる。
下敷き14を設置して出来上った床16は、公知のようにして適用される。上記のように構築された同様の床システムは、ロビンソンロール重量テストを使用してテストされ、満足な結果が達成された。
この多機能の遮音下敷きマットおよびシステムの特別の実施形態を、ここに記載したが、これは、当業者により、広い様態で本発明から、そして以下の特許請求の範囲から逸脱することなしに、変更、修正することができる。

Claims (10)

  1. 土台と仕上げ床の間に流し込み下敷きと共に配置された遮音マットであって、
    土台と接触していても空間のある支持材となる下部層と、
    前記下部層に接続されて設けられ、耐水性の不織ポリマー繊維物でなっていて、その上に前記下敷材が流し込まれる上部層、でなることを特徴とする遮音マット。
  2. 前記上部層が、前記不織ポリマー繊維物の上に、さらに耐水性および耐久性の繊維物を有することを特徴とする請求項1に記載の音減少マット。
  3. 前記耐水性および耐久性の繊維物が、前記不織ポリマー繊維物にラミネートされていることを特徴とする請求項2に記載の音減少マット。
  4. 前記耐水性および耐久性の繊維物が、キンバリー・クラーク社によって製造されたSM−250ポリプロピレンであることを特徴とする請求項2に記載の音減少マット。
  5. 前記上部層の上約4フィート(1.22m)の高さから落した水が、跳ね返ることを特徴とする請求項2に記載の音減少マット。
  6. 前記上部層の2つの前記繊維物がともに、前記マットへの遮音特性をもつことを特徴とする請求項2に記載の音減少マット。
  7. 前記下部層が、約1/8〜1インチ(0.635〜2.54cm)であることを特徴とする請求項1に記載の音減少マット。
  8. 前記下部層が、0.125〜0.375インチ(0.318−0.953cm)の厚さ範囲であり、下敷きが0.5〜1インチ(1.27−2.54cm)の厚さ範囲であることを特徴とする請求項2に記載の音減少マット。
  9. 前記上部層が、ピン結合MB(溶融成型)ポリプロピレン不織繊維物を、キンバリー・クラーク社によって製造されたSM−250繊維物にラミナートして製造されていることを特徴とする請求項2に記載のマット。
  10. 土台と仕上げ床の間に配置された遮音下敷きシステムであって、
    音を断絶し、土台と接触している空間のある支持構造の下部層と、下部層に接続され、音断絶性の撥水性、耐久性不織ポリマー繊維物の上部層とを有する音減少マット、および前記上部層の上に流し込みされる下敷き、で構成されて、
    前記上部層と前記下部層の両方が、音を断絶するが、上部層のみが撥水性であることを特徴とする遮音下敷きシステム。
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