JP2012502362A - 社会、時間、及び空間パラメータに基づくデータオブジェクトの統合された表示及び管理 - Google Patents

Abstract

実施形態は、通信デバイスのユーザに情報を表示することを対象とする。通信デバイスは、データオブジェクトの組の希望される視覚表現を示すユーザに関する社会パラメータ、時間パラメータ、空間パラメータを含む問い合わせを受信する。通信デバイスは、問い合わせの社会、時間、及び空間パラメータが社会、時間、及び空間次元における組のデータオブジェクトの各々にそれぞれ関係する程度を決定する。社会次元、時間次元、及び空間次元における関係の決定された程度が問い合わせの各々のパラメータを満たすかどうかに基づいてデータオブジェクトの組の少なくとも一部分の第１の視覚表現をユーザに表示する通信デバイス。

Description

３５米国特許法１１９条に基づく優先権の主張
本特許出願は、「ユーザ中心の活動及び社会的近接性の統合された表示（ＩＮＴＥＧＲＡＴＥＤ ＤＩＳＰＬＡＹ ＯＦ ＵＳＥＲ−ＣＥＮＴＥＲＥＤ ＡＣＴＩＶＩＴＹ ＡＮＤ ＳＯＣＩＡＬ ＰＲＯＸＩＭＩＴＹ）」という名称が付けられ、これの譲受人に対して譲渡され、ここにおいて引用されることでその全体がここによって明示的に組み入れられる、２００８年９月４日に出願された米国仮特許出願第６１／０９４，３７６号対する優先権を主張するものである。

実施形態は、社会、時間、及び空間パラメータに基づくデータオブジェクトの統合された表示及び管理を提供することを対象とするものである。

モバイル通信デバイス、例えば、携帯電話、ＰＤＡ、ミニラップトップ、及びアドバンストページャ、においては、これらのデバイスは、連絡先（ｃｏｎｔａｃｔ）、カレンダー、電子メール等に関連する様々なタイプの情報を典型的に含む。各タイプの情報は、典型的には、カテゴリ分類され、特定のタイプの情報のために好適化されたカテゴリに従ってユーザに提示される。例えば、カレンダー情報は、典型的には、時系列で提示される。連絡先情報は、典型的には、アルファベット順にソート及び提示される。幾つかの場合においては、２つのタイプの情報を統合することができる。例えば、カレンダーイベントは、そのイベントに招かれた人に関する連絡先情報を含むことができる。カレンダーイベントは、ユーザによって入力された場合は所在場所（ｌｏｃａｔｉｏｎ）情報をさらに含むことができる。

モバイルデバイスは、ユーザインタフェースを提供するための限られた空間を典型的に有する。特に、数字キーパッドを有する携帯電話デバイスは、詳細な情報及びユーザインタフェースオプションを提供する上で限られた画面スペース及びキー機能を有することがある。ユーザは、典型的には、探している情報を見つけ出すために数多くの画面を閲覧し及び数多くのメニュー選択肢をスクロールしなければならない。例えば、ユーザがカレンダー上のイベントに招かれている連絡先を見つけることを希望する場合は、ユーザは、典型的には、イベントの名前及び種類に関する事前の情報を有さなければならない。次に、ユーザは、そのイベントを開いて連絡先リスト内を探さなければならない。ユーザが各々の連絡先の関係又は所在場所に関してより多くの情報を見つけることを希望する場合は、ユーザは、その情報を見つけるために各々の連絡先を開けなければならない。

そのような伝統的なユーザインタフェースは、ユーザが実際にはどのように考えていてイベント、場所、及び人をどのように認識するかについての直感的でかつ代表的な情報をユーザに提示する上で限られた能力を有する。人は、典型的には、関係及び所在場所の点で認識される。イベントは、所在場所に加えて、社会的な重要性及びイベントに招かれる人の点で認識されることがより多いであろう。しかしながら、モバイルデバイスにおいて提供される情報の伝統的な階層的で、セグメント化された、メニュー中心型の構造は、そのような直感的でユーザにやさしいインタフェースは提供しない。

実施形態は、通信デバイスのユーザに情報を表示することを対象とする。通信デバイスは、データオブジェクト（例えば、人、場所、物、画像のようなマルチメディア等）の組の希望される視覚表現を示すユーザに関する社会パラメータと、時間パラメータと、空間パラメータと、を含む問い合わせ（ｑｕｅｒｙ）を受信する。通信デバイスは、問い合わせの社会、時間、及び空間パラメータが社会、時間、及び空間次元における組のデータオブジェクトの各々にそれぞれ関係する程度（ｄｅｇｒｅｅ）を決定する。社会次元、時間次元、及び空間次元における関係の決定された程度が問い合わせの各々のパラメータを満たしているかどうかに基づいてデータオブジェクトの組の少なくとも一部分の第１の視覚表現をユーザに表示する通信デバイス。

本発明の実施形態及びそれらの付随する利点の多くは、以下の発明を実施するための形態を参照し、本発明の限定ではなく例示のみを目的として提示される添付図と関係させて検討されたときにより深く理解されるようになるのに応じてより完全な評価が容易に得られることになるであろう。
図１は、無線ネットワークを通じてグループ通信サーバ及びその他のコンピュータデバイスと通信する無線通信デバイスから成る指定されたＰＴＴグループを有する無線ネットワークの代表図である。 図２は、ＰＴＴグループメンバーの無線通信デバイス間での通信をグループ通信サーバに制御させる、共通のセルラー通信構成における無線ネットワークの一実施形態の代表図である。 図３は、ＰＴＴ能力を有する無線通信デバイスのコンピュータプラットフォームを示したブロック図である。 図４は、ＰＴＴクライアント及びグループ向けメディアクライアントを有する、通信グループアプリケーションのソフトウェアレイヤの一実施形態を示した図である。 図５は、典型的なモバイル通信デバイスを示した図である。 図６は、時間、関係、及び空間に基づく軸の典型的な３次元表現を示した図である。 図７は、活動中心の設計を描いた典型的な図である。 図８は、典型的な空間−時間図である。 図９は、ここにおいて開示される実施形態の一部を組み入れたモバイル通信デバイスにおける典型的なユーザインタフェースを示した図である。 図１０は、ここにおいて開示される実施形態の一部を組み入れたモバイル通信デバイスにおける典型的なユーザインタフェースを示した図である。 図１１は、ここにおいて開示される実施形態の一部を組み入れたモバイル通信デバイスにおける典型的なユーザインタフェースを示した図である。 図１２は、ここにおいて開示される実施形態の一部を組み入れたモバイル通信デバイスにおける典型的なユーザインタフェースを示した図である。 図１３は、ここにおいて開示される実施形態の一部を組み入れたモバイル通信デバイスにおける典型的なユーザインタフェースを示した図である。 図１４は、ここにおいて開示される実施形態の一部を組み入れたモバイル通信デバイスにおける典型的なユーザインタフェースを示した図である。 図１５Ａは、本発明の実施形態によるデータオブジェクトの特定の組に関する視覚表現の例を示した図である。 図１５Ｂは、本発明の実施形態によるデータオブジェクトの特定の組に関する視覚表現の例を示した図である。 図１５Ｃは、本発明の実施形態によるデータオブジェクトの特定の組に関する視覚表現の例を示した図である。 図１６は、ここにおいて開示される実施形態の一部を組み入れた典型的なプロセスを示した図である。 図１７は、ここにおいて開示される実施形態の一部を組み入れた典型的なプロセスを示した図である。 図１８は、ここにおいて開示される実施形態の一部を組み入れた典型的なプロセスを示した図である。 図１９は、ここにおいて開示される実施形態の一部を組み入れたモバイル通信デバイスにおける典型的なユーザインタフェースを示した図である。 図２０は、ここにおいて開示される実施形態の一部を組み入れたモバイル通信デバイスにおける典型的なユーザインタフェースを示した図である。 図２１は、本発明の実施形態によりデータオブジェクトの組に属する１つ以上のデータオブジェクトをユーザに表示することができるプロセスを示した図である。 図２２Ａは、本発明の実施形態によるデータオブジェクトの送信元の観点からの交換を対象とする図である。 図２２Ｂは、本発明の実施形態によるデータオブジェクトの送信元の観点からの交換を対象とする図である。 図２２Ｃは、本発明の実施形態によるデータオブジェクトの送信元の観点からの交換を対象とする図である。 図２２Ｄは、本発明の実施形態によるデータオブジェクトの送信元の観点からの交換を対象とする図である。 図２２Ｅは、本発明の実施形態によるデータオブジェクトの送信元の観点からの交換を対象とする図である。 図２２Ｆは、本発明の実施形態によるデータオブジェクトの送信元の観点からの交換を対象とする図である。 図２２Ｇは、本発明の実施形態によるデータオブジェクトの送信元の観点からの交換を対象とする図である。 図２２Ｈは、本発明の実施形態によるデータオブジェクトの送信元の観点からの交換を対象とする図である。 図２２Ｉは、本発明の実施形態によるデータオブジェクトの送信元の観点からの交換を対象とする図である。 図２２Ｊは、本発明の実施形態によるデータオブジェクトの送信元の観点からの交換を対象とする図である。 図２３は、本発明の実施形態によるデータオブジェクトの受信者又はターゲットの観点からのデータオブジェクトの交換を対象とする図である。

本発明の具体的な実施形態を対象とする以下の説明及び関連図において本発明の態様が開示される。代替の実施形態は、本発明の適用範囲を逸脱することなしに案出することができる。さらに、本発明のよく知られた要素は、詳細には説明されず又は本発明の関連する詳細を曖昧にしないようにするために省略される。
「典型的な（ｅｘｅｍｐｌｙ）」及び／又は「例（ｅｘａｍｐｌｅ）」との用語は、「１つの例、事例、又は実例を提供すること」を意味するためにここにおいて用いられる。ここにおいて「典型的な」及び／又は「例」として説明されるいずれの実施形態も、その他の実施形態よりも好ましい又は有利であるとは必ずしも解釈されるべきではない。同様に、「本発明の実施形態」との表現は、本発明の全実施形態が説明される特徴、利点又は動作モードを含むことは要求しない。

この説明においては、「モバイル通信デバイス」、「通信デバイス」、「無線デバイス」、「無線通信デバイス」、「ＰＴＴ通信デバイス」、「ハンドヘルドデバイス」、「モバイルデバイス」、及び「ハンドセット」との用語は、互換可能な形で用いられる。「コール」及び「通信」との用語も互換可能な形で用いられる。ここにおいて用いられる場合における「アプリケーション」との用語は、実行可能な及び実行不能なソフトウェアファイル、生データ、統合されたデータ、パッチ、及びその他の符号セグメントを包含することが意図される。「グループ通信」との用語は、実際の又は仮想の半二重チャネルを通じて無線通信デバイス間で送信されるポイントツーポイント又はポイントツーマルチポイントの通信を意味する。用語「典型的な」は、開示される要素又は実施形態は例であるにすぎず、ユーザのいずれの好みも示さないことを意味する。さらに、同様の数字は、幾つかのビュー（ｖｉｅｗ）を通じての同様の要素を指し示し、及び、説明において別段の特記がない限り、冠詞「１つの（ａ）」及び「その（ｔｈｅ）」は、複数の参照事項を含む。

さらに、多くの実施形態は、例えば計算デバイスの要素によって行われる一連の動作に関して説明される。ここにおいて説明される様々な動作は、特定の回路（例えば、特定用途向け集積回路（ａｐｐｌｉｃａｔｉｏｎ ｓｐｅｃｉｆｉｃ ｉｎｔｅｇｒａｔｅｄ ｃｉｒｃｕｉｔ：ＡＳＩＣ））によって、１つ以上のプロセッサによって実行されるプログラム命令によって、又は両方の組み合わせによって行うことができることが理解されるであろう。さらに、ここにおいて説明されるこれらの一連の動作は、実行された時点でここにおいて説明される機能を果たすことを関連づけられたプロセッサに行わせるコンピュータ命令の対応する組を格納しているあらゆる形態のコンピュータによって読み取り可能な記憶媒体内において完全に具現化されているとみなすことができる。このように、本発明の様々な態様は、幾つかの異なる形態で具現化することができ、それらはすべて、請求される主題の適用範囲内であることが企図されている。さらに、ここにおいて説明される実施形態の各々に関して、該実施形態の対応する形は、例えば、説明される動作を行う「ように構成されたロジック」としてここにおいて説明することができる。

ここにおいてはユーザ装置（ｕｓｅｒ ｅｑｕｉｐｍｅｎｔ：ＵＥ）と呼ばれる高データレート（Ｈｉｇｈ Ｄａｔａ Ｒａｔｅ：ＨＤＲ）加入者局は、移動型又は静止型であることができ、ノードＢと呼ぶことができる１つ以上のアクセスポイント（ａｃｃｅｓｓ ｐｏｉｎｔ：ＡＰ）と通信することができる。ＵＥは、無線ネットワークコントローラ（Ｒａｄｉｏ ｎｅｔｗｏｒｋ Ｃｏｎｔｒｏｌｌｅｒ：ＲＮＣ）に対してノードＢのうちの１つ以上を通じてデータパケットを送信し及び受信する。ノードＢ及びＲＮＣは、無線アクセスネットワーク（ｒａｄｉｏ ａｃｃｅｓｓ ｎｅｔｗｏｒｋ：ＲＡＮ）と呼ばれるネットワークの一部である。無線アクセスネットワークは、複数のアクセス端末間で音声及びデータパケットを転送することができる。

無線アクセスネットワークは、無線アクセスネットワーク外の追加のネットワークにさらに接続することができ、及び、各ＵＥと該ネットワークとの間で音声及びデータパケットを転送することができ、該コアネットワークは、特定のキャリアに関連するサーバとデバイス及びその他のネットワーク、例えば、コーポレートイントラネット、インターネット、公衆交換電話網（ｐｕｂｌｉｃ ｔｅｌｅｐｈｏｎｅ ｎｅｔｗｏｒｋ：ＰＳＴＮ）、サービング汎用パケット無線サービス（Ｓｅｒｖｉｎｇ Ｇｅｎｅｒａｌ Ｐａｃｋｅｔ Ｒａｄｉｏ Ｓｅｒｖｉｃｅ：ＧＰＲＳ）サポートノード（ＳＧＳＮ）、ゲートウェイＧＰＲＳサポートノード（Ｇａｔｅｗａｙ ＧＰＲＳ Ｓｕｐｐｏｒｔ Ｎｏｄｅ：ＧＧＳＮ）、への接続可能性を含む。１つ以上のノードＢとアクティブなトラフィックチャネル接続を確立しているＵＥは、アクティブＵＥと呼ぶことができ、及びトラフィック状態にあるとすることができる。１つ以上のノードＢとアクティブなトラフィックチャネル（ｔｒａｆｆｉｃ ｃｈａｎｎｅｌ：ＴＣＨ）接続を確立中のＵＥは、接続セットアップ状態にあるとすることができる。ＵＥは、無線チャネルを通じて又は有線チャネルを通じて通信するあらゆるデータデバイスであることができる。ＵＥは、限定されることなしに、ＰＣカード、コンパクトフラッシュ（登録商標）デバイス、外部又は内部モデム、又は無線又は有線の電話を含む数多くのタイプのデバイスのうちのいずれかであることもできる。ＵＥがノードＢに信号を送信するための通信リンクは、アップリンクチャネル（例えば、逆方向トラフィックチャネル、制御チャネル、アクセスチャネル等）と呼ばれる。ノードＢがＵＥに信号を送信するための通信リンクは、ダウンリンクチャネル（例えば、ページングチャネル、制御チャネル、ブロードキャストチャネル、順方向トラフィックチャネル等）と呼ばれる。ここにおいて用いられる場合において、トラフィックチャネル（ＴＣＨ）の用語は、アップリンク／逆方向又はダウンリンク／順方向トラフィックチャネルを意味することができる。

図１は、本発明の少なくとも１つの実施形態による無線システム１００の１つの典型的な実施形態のブロックを示す。システム１００は、パケット交換データネットワーク（例えば、イントラネット、インターネット、及び／又はキャリアネットワーク１２６）とアクセス端末１０２、１０８、１１０、１１２との間でのデータ接続可能性を提供するネットワーク装置にアクセス端末、例えば、携帯電話１０２、を接続することができるアクセスネットワーク又は無線アクセスネットワーク（ＲＡＮ）１２０とエアインタフェース１０４を通じて通信するアクセス端末１０２を含むことができる。ここに示されるように、アクセス端末は、無線通信ポータルを有する携帯電話１０２、パーソナルデジタルアシスタント１０８、ここにおいては双方向テキストページャとして示されるページャ１１０、又は別個のコンピュータプラットフォーム１１２でさえあることができる。このように、本発明の実施形態は、無線通信ポータルを含む又は無線通信能力を有するあらゆる形態のアクセス端末において実現することができ、限定することなしに、無線モデム、ＰＣＭＣＩＡカード、パーソナルコンピュータ、電話、又はそれらのあらゆる組み合わせ又は小組み合わせを含む。さらに、ここにおいて用いられる場合において、用語「アクセス端末」、「無線デバイス」、「クライアントデバイス」、「移動端末」及びそれらの変形は、互換可能な形で用いることができる。

図１を再度参照し、無線ネットワーク１１０のコンポーネント及び本発明の典型的な実施形態の要素の相互関係は、示される構成に限定されない。システム１００は、単なる典型であり、遠隔アクセス端末、例えば、無線クライアント計算デバイス１０２、１０８、１１０、１１２、が互いの間で及び／又は限定することなしにキャリアネットワーク１２６、インターネット、及び／又はその他のリモートサーバを含むエアインタフェース１０４及びＲＡＮ１２０を介して接続されたコンポーネント間でオーバーザエアで通信することを可能にするあらゆるシステムを含むことができる。

ＲＡＮ１２０は、基地局コントローラ／パケット制御機能（ｂａｓｅ ｓｔａｔｉｏｎｃｏｎｔｒｏｌｌｅｒ：ＢＳＣ／ｐａｃｋｅｔ ｃｏｎｔｒｏｌ ｆｕｎｃｔｉｏｎ：ＰＣＦ）１２２に送信された（典型的にはデータパケットとして送信された）メッセージを制御する。ＢＳＣ／ＰＣＦ１２２は、パケットデータサービスノード１００（「ｐａｃｋｅｔ ｄａｔａ ｓｅｒｖｉｃｅ ｎｏｄｅ：ＰＤＳＮ」）とアクセス端末１０２／１０８／１１０／１１２との間においてベアラ（ｂｅａｒｅｒ）チャネル（すなわち、データチャネル）をシグナリング、確立、及び切り離し（ｔｅａｒ ｄｏｗｎ）することを担当する。リンクレイヤ暗号化がイネーブルにされた場合は、ＢＳＣ／ＰＣＦ１２２は、エアインタフェース１０４を通じてコンテンツを転送する前にそれも暗号化する。ＢＳＣ／ＰＣＦ１２２の機能は、当業においてよく知られており、簡潔さを目的としてさらには説明されない。キャリアネットワーク１２６は、ネットワーク、インターネット及び／又は公衆交換電話網（ＰＳＴＮ）によってＢＳＣ／ＰＣＦ１２２と通信することができる。代替として、ＢＳＣ／ＰＣＦ１２２は、インターネット又は外部ネットワークに直接接続することができる。典型的には、キャリアネットワーク１２６とＢＳＣ／ＰＣＦ１２２との間のネットワーク又はインターネット接続は、データを転送し、ＰＳＴＮは、音声情報を転送する。ＢＳＣ／ＰＣＦ１２２は、複数の基地局（ｂａｓｅ ｓｔａｔｉｏｎ：ＢＳ）又はモデムプールトランシーバ（ｍｏｄｅｍ ｐｏｏｌ ｔｒａｎｃｅｉｖｅｒ：ＭＰＴ）１２４に接続することができる。キャリアネットワークと同様の方法で、ＢＳＣ／ＰＣＦ１２２は、典型的には、データ転送及び／又は音声情報のためにネットワーク、インターネット及び／又はＰＳＴＮによってＭＰＴ／ＢＳ１２４に接続される。ＭＰＴ／ＢＳ１２４は、アクセス端末、例えば、携帯電話１０２、に対して無線でデータメッセージをブロードキャストすることができる。ＭＰＴ／ＢＳ１２４、ＢＳＣ／ＰＣＦ１２２及びその他のコンポーネントは、当業において知られるように、ＲＡＮ１２０を形成することができる。しかしながら、代替構成を用いることもでき、本発明は、例示される構成に限定されない。例えば、他の実施形態においては、ＢＳＣ／ＰＣＦ１２２及びＭＰＴ／ＢＳ１２４のうちの１つ以上の機能は、ＢＳ／ＰＣＦ１２２及びＭＰＴ／ＢＳ１２４の両方の機能を有する単一の「ハイブリッド」モジュールに組み入れることができる。

図２は、本発明の実施形態によるコアネットワーク１２６を示す。図２の実施形態においては、キャリアネットワーク１２６は、パケットデータサービングノード（ＰＤＳＮ）１６０と、ブロードキャストサービングノード（ＢＳＮ）１６５と、インターネット１７５と、を含む。エクスチェンジサーバ（ｅｘｃｈａｎｇｅ ｓｅｒｖｅｒ）１７２及びソーシャルネットワーキングサーバ１７４も図２に示される。しかしながら、代替実施形態においては、エクスチェンジサーバ１７２、ソーシャルネットワーキングサーバ１７４及び／又はその他のコンポーネントは、キャリアネットワーク外に配置することができる。ＰＤＳＮ１６０は、例えば、ｃｄｍａ２０００無線アクセスネットワーク（ＲＡＮ）（例えば、図１のＲＡＮ１２０）を利用する移動局（例えば、図１からのアクセス端末、例えば、１０２、１０８、１１０、１１２）のためにインターネット１７５、イントラネット及び／又はリモートサーバ（例えば、サーバ１７２、１７４）へのアクセスを提供する。ＰＤＳＮ１６０は、アクセスゲートウェイとして動作し、単純なＩＰ及びモバイルＩＰアクセス、外来のエージェントのサポート、及びパケット転送を提供することができる。ＰＤＳＮ１６０は、認証、認可、及びアカウンティング（Ａｕｔｈｅｎｔｉｃａｔｉｏｎ，Ａｕｔｈｏｒｉｚａｔｉｏｎ，ａｎｄ Ａｃｃｏｕｎｔｉｎｇ：ＡＡＡ）サーバ及びその他のサポートするインフラストラクチャのためのクライアントとして動作することができ、当業において知られるようにＩＰネットワークへのゲートウェイを移動局に提供する。図２に示されるように、ＰＤＳＮ１６０は、従来のＡ１０接続を介してＲＡＮ１２０（例えば、ＢＳＣ／ＰＣＦ１２２）と通信することができる。Ａ１０接続は、当該技術においてよく知られており、簡潔さを目的としてさらには説明されない。ブロードキャストサーヒングノード（ＢＳＮ）１６５は、マルチキャスト及びブロードキャストサービスをサポートするように構成することができる。ＢＳＮ１６５は、ブロードキャスト（ＢＣ）Ａ１０接続を介してＲＡＮ１２０（例えば、ＢＳＣ／ＰＣＦ１２２）と通信する。ＢＣＡ１０接続は、マルチキャスト及び／又はブロードキャストメッセージングを転送するために用いられる。

図２を参照し、エクスチェンジサーバ１７２は、インターネット１７５を通じてアクセス可能なメッセージング及び共同して動く（ｃｏｌｌａｂｏｒａｔｉｖｅ）ソフトウェアをサポートする１つ以上の分散型サーバに対応する。例えば、マイクロソフトエクスチェンジサーバは、エクスチェンジサーバ１７２の広範囲にわたって用いられるタイプである。理解されるであろうように、エクスチェンジサーバ１７２は、連絡先情報（例えば、電子メール連絡先、アドレス等）、及び関連づけられたメッセージング（例えば、電子メール等）及び／又はカレンダー情報（例えば、会合、会う約束等）を格納することができる。ツィッターは、エクスチェンジサーバ１７２によってサポートすることができるサービスの他の例である。

ソーシャルネットワーキングサーバ１７４は、加入者へのソーシャルネットワーキングサービス（例えば、フェースブック（Ｆａｃｅｂｏｏｋ）、マイスペース（ＭｙＳｐａｃｅ）、Ｏｒｋｕｔ等）をサポートする１つ以上の分散されたサーバに対応する。ソーシャルネットワーキングサーバ１７４は、加入者プロフィールに関連する情報、及び加入者間情報（例えば、加入者の友人リスト、家族リスト、ビジネス連絡先リスト、等）を格納する。ソーシャルネットワーキングサーバ１７４は、ユーザの社会的マップを評価及び／又は生成することもでき、例えば、間接的に関係しているが直接的な社会的リンク（例えば、友人の友人、等）、等を有さない加入者のマップを描くこともできる。ソーシャルネットワーキングサーバ１７４は、その加入者に関連するマルチメディア、例えば、ポスティングされたマルチメディアファイル（例えば、画像、オーディオファイル、ビデオファイル、テキストファイル等）及びそれらの関連づけられた情報（例えば、マルチメディアファイルがポスティングされるか又は生成されたときには、マルチメディアファイルと関連づけられた所在場所、例えば、画像が撮影された又は音が録音された場所、マルチメディアファイルと関連づけられた加入者又は非加入者、例えば、オーディオファイル内で話している人又は画像が撮影された場所、等）も格納することができる。

理解されるであろうように、エクスチェンジサーバ１７２及びソーシャルネットワーキングサーバ１７４の機能は、重複することができ、このため、各サーバの機能を単一のサーバに統合することができ、又は代替として、これらの異なるサーバは、独立していることができ、ただし必要なときには情報に関して互いに問い合わせることができる。

図３は、ターゲットとなる組のデバイス、すなわち、通信グループ１２のその他のメンバー、への直接的な通信を開くＰＴＴボタン７８を有する携帯電話１４である無線通信デバイスの一実施形態を示すブロック図である。無線デバイス１４は、無線デバイス１４のユーザに対するグラフィックスディスプレイ８０を有する状態も示される。無線デバイス１４は、グループ向けのメディアを含めるために音声及びデータパケットを処理し、無線ネットワーク２０を通じて送信されたソフトウェアアプリケーションを実行することができるコンピュータプラットフォーム８２を含む。コンピュータプラットフォーム８２は、コンポーネントの中でとりわけ、特定用途向け集積回路（「ＡＳＩＣ」）８４、又はその他のプロセッサ、マイクロプロセッサ、論理回路、プログラマブルゲートアレイ、又はその他のデータ処理デバイスを含む。ＡＳＩＣ８４は、無線デバイスの製造時に取り付けられ、通常はアップグレード不能である。ＡＳＩＣ８４又はその他のプロセッサは、常駐アプリケーション環境を含むアプリケーションプログラミングインタフェース（「ＡＰＩ」）レイヤ８６を実行し、ＡＳＩＣ８４にローディングされたオペレーティングシステムを含むことができる。常駐アプリケーション環境は、無線デバイスのメモリ８８内の常駐プログラムとインタフェースする。常駐アプリケーション環境の例は、無線デバイスプラットフォームのためにクァルコムによって開発された「無線のためのバイナリランタイム環境」（ｂｉｎａｒｙ ｒｕｎｔｉｍｅ ｅｎｖｉｒｏｍｅｎｔ ｆｏｒ ｗｉｒｅｌｅｓｓ：ＢＲＥＷ）ソフトウェアである。

ここに示されるように、無線デバイスは、グラフィックスディスプレイ８０を有する携帯電話１４であることができ、ただし、当業において知られるコンピュータプラットフォーム８２を有するあらゆる無線デバイス、例えば、無線通信ポータルを有しており、そうでない場合はネットワーク又はインターネットへの有線接続を有することができるパーソナルデジタルアシスタント（ｐｅｒｓｏｎａｌ ｄｉｇｉｔａｌ ａｓｓｉｓｔａｎｔ：ＰＤＡ）、グラフィックスディスプレイ８０を有するページャ、又は別個のコンピュータプラットフォーム８２であることもできる。さらに、メモリ８８は、読み取り専用又はランダムアクセスメモリ（ＲＡＭ又はＲＯＭ）、ＥＰＲＯＭ、ＥＥＰＲＯＭ、フラッシュカード、又はコンピュータプラットフォームに共通するあらゆるメモリから成ることができる。コンピュータプラットフォーム８２は、メモリ８８においてアクティブに用いられないソフトウェアアプリケーションの格納のためのローカルデータベース９０を含むこともできる。ローカルデータベース９０は、１つ以上のフラッシュメモリセルから典型的に成ることができ、ただし、当業において知られるあらゆる2次又は3次記憶装置、例えば、磁気メディア、ＥＰＲＯＭ、ＥＥＰＲＯＭ、光学メディア、テープ、又はソフト又はハードディスクであることができる。グラフィックスディスプレイ８０は、ここにおいてさらに詳細に説明されるようにファイルプレビューを含めるために、進行中のグループコールに関する情報だけでなく、グループ向けメディア上の情報も提示することができる。

無線デバイスのこの実施形態においては、コンピュータプラットフォーム８２は、無線デバイスからの通信チャネルを開けることができる直接通信インタフェース９２も含む。直接通信インタフェース９２は、無線デバイスに又は無線デバイスから送信された音声及びデータを通常は搬送する無線デバイスのための標準的な通信インタフェースの一部であることもできる。直接通信インタフェース９２は、典型的には、当業において知られるハードウェアから成る。

図４は、無線デバイス１４上での実行のために構成されるソフトウェア層の一実施形態の図である。この実施形態においては、モバイルデバイス環境におけるコンピュータプラットフォーム８２は、ＱＵＡＬＣＯＭＭによって開発された、モバイルステーションモデム（ＭＳＭ）１００及びアドバンストモバイルサブスクライバソフトウェア（ＡＭＳＳ）１０２の最上部における開発された一連のソフトウェア「層」から成り、基本となるＭＳＭチップセットを駆動し、ＣＤＭＡ２０００１ＸとＣＤＭＡ２０００１ｘＥＶ−ＤＯとを含むＣＤＭＡ通信技術の組全体のためのソフトウェアプロトコルスタックを実装する。モバイルオペレーティングシステム層１０４も存在し、それは、この実施形態においては、同じくＱＵＡＬＣＯＭＭによって開発されたＢＲＥＷである。モバイルオペレーティングシステムレイヤ１０４アプリケーションプログラミングは、チップ又はデバイス専用の動作のためにインタフェースし、その一方で、コンピュータプラットフォーム上のＡＭＳＳ１００及びＯＥＭソフトウェアへの直接的な接触を排除する分離層を提供する。モバイルオペレーティングシステム層１０４は、デバイス専用ソフトウェアの新しいリリースがリリースされるごとにアプリケーションを書き直す必要なしにモバイルデバイスの特徴を使用するアプリケーション開発を可能にする。

ソーシャルネットワーキングクライアント１０８は、ここにおいてはソーシャルネットワーキング認識（ｓｏｃｉａｌ−ｎｅｔｗｏｒｋｉｎｇ−ａｗａｒｅ）ＵＩ１０６において示される、外部インタフェースを通じてソーシャルネットワーキングサービスへのアクセス（例えば、フェースブック（Ｆａｃｅｂｏｏｋ）、マイスペース（ＭｙＳｐａｃｅ）等への接続）を提供するアプリケーションである。ソーシャルネットワーキングクライアント１０８は、モバイルオペレーティングシステム１０４アプリケーション、例えば、ソーシャルネットワーキングメディアクライアント１１０、をイネーブルにするために要求される全機能を含む。ソーシャルネットワーキングクライアント１０８を有する。ソーシャルネットワーキングクライアント１０８でソーシャルネットワーキングサービスへのアクセスを提供することに加えて、ソーシャルネットワーキングクライアント１０８は、一例においては、すべてのソーシャルネットワーキング認識アプリケーションとソーシャルネットワーキングサーバ１７４へのインタフェースとの間の分離レイヤとして動作することができる。この実施形態においては、ソーシャルネットワーキングクライアント１０８は、ソーシャルネットワーキングサービスへのアクセスを維持し、ソーシャルネットワーキング通信要求に応答し、ソーシャルネットワーキング認識モバイルオペレーティングシステムアプリケーションによるすべてのソーシャルネットワーキングサービス要求を処理し、及びすべての発信されるソーシャルネットワーキング要求を処理する。

ソーシャルネットワーキングメディアクライアント１１０は、ソーシャルネットワーキング（例えば、ソーシャルネットワーク化された連絡先間でのグループセッション、ソーシャルネットワーク化された連絡先及び／又はソーシャルネットワーキングサーバ１７４との間での画像データ、映像データ、等の交換等）と関連づけられたメディアへのアクセスのためにソーシャルネットワーキングサービスを拡張するモバイルオペレーティングシステムに基づくアプリケーションである。図５を参照し、典型的なモバイル通信デバイス５００、特にデバイスのためのユーザインタフェースが示される。モバイル通信デバイス５００は、ディスプレイ５０５（例えば、液晶（ＬＣＤ）ディスプレイ又は発光ダイオード（ＯＬＥＤ）ディスプレイ）を含む。幾つかの実施形態においては、ディスプレイ５０５は、タッチ画面能力を含むことができる。モバイル通信デバイス５００は、キーパッド５１５（例えば、標準的な電話機キーパッド、ＱＷＥＲＴＹキーパッド、物理的な触覚による応答キーパッド、タッチ画面を介してのソフトキーパッド等）を含むことができる。モバイル通信デバイス５００は、ディスプレイ５０５上においてナビゲートするための上方向、下方向、左方向、及び右方向のキーをさらに備えることができるナビゲーションボタン５１０を含むこともできる。一例として、ナビゲーションボタン５１０は、その他の方向（例えば、左上、右下等）にいるユーザから希望される方向を得ることが可能な方向パッド（ｄｉｒｅｃｔｉｏｎａｌ ｐａｄ）に対応することができる。ナビゲーションボタン５１０は、ユーザによる特定の機能の選択又は肯定応答を示すための選択キー又はＯＫキー５５０をさらに備えることができる。デバイスは、プログラミング可能であり及びディスプレイ５０５のソフトキー５０７近くのエリアにおいて示される機能を選択するために用いられるソフトキー５０７を含むこともできる。

様々な実施形態において、通信デバイス（例えば、モバイル通信デバイス）において統合されたデータ管理、視覚化及びユーザインタフェース能力を提供するためにシステム、方法、及び通信デバイスが開示される。ユーザインタフェースは、時間次元（例えば、タイムライン（ｔｉｍｅｌｉｎｅ））、（例えば、ユーザ又は指定された所在場所までの距離に基づく）空間次元又は（例えば、ユーザが評価対象となっている活動及び／又はソーシャルネットワーク化された連絡先に対して有する予想される関心量に基づいた）「データオブジェクト」（例えば、活動、イベント、ソーシャルネットワーク化された連絡先、マルチメディアファイル等）自体の社会的近接性に基づく社会的次元に沿ったこれらのデータオブジェクトの視覚表現を提供することができる。

一実施形態においては、時間次元は、（例えば、ソーシャルネットワーク化された連絡先の過去の活動又は過去の所在場所に関する）過去の又は履歴的な情報、（例えば、リアルタイム情報又は現在時間を示すことが予想される情報に基づく）現在の情報又は（例えば、イベントの計画されたスケジュール、ソーシャルネットワーク化された連絡先のカレンダー、等に基づく）将来の情報を伝達するように構成することができる。データオブジェクトは、ユーザによって選択可能な時系列の時間帯内においてさらに提示することができる。例えば、帯は、過去のイベント、現在のイベント又は計画された（将来の）イベントを表すことができる。時間帯は、将来の時間の連続する帯を備えることができる。様々な実施形態においては、本開示は、「統合された表示」又は「統合されたズーム」のように様々に呼ぶことができる。

さらなる実施形態においては、データオブジェクト（例えば、イベント、活動、マルチメディアファイル、及び／又は連絡先）のユーザによって選択可能な時間に基づく帯内において、ユーザ又はグループにとって既に完了されているか又は計画されているデータオブジェクトを社会的近接性の次元（すなわち、「社会次元」）に沿って表現し、異なる大きさ及び形状のアーティファクト又はアイコンによって描くことができる（例えば、それにより、各アーティファクトは、データオブジェクトを示す視覚の目立つものを有するように構成され、それにより、類似のデータオブジェクトは、ユーザによるイベント及び／又は連絡先の視覚での認識を援助するために類似のアーティファクトによって表すことができる）。異なる空間、社会及び／又は時間次元におけるデータオブジェクト（例えば、現在の時間帯内において発生しているイベント及び活動又はソーシャルネットワーク化された連絡先によって訪問された所在場所）全体にわたって作動（ｐａｎ）する能力を提供することによって、ユーザは、データオブジェクトの様々な属性に基づいてコンテキスト（ｃｏｎｔｅｘｔ）を抽出及び保持することができる。データオブジェクトが活動に対応する例においては、該属性は下記を備えることができる。すなわち、
（ａ）誰が、すなわち、活動が完遂されたか又は計画されている人
（ｂ）何を、すなわち、完遂された又は計画された活動の性質
（ｃ）いつ、すなわち、過去の、現在の又は計画されている活動の時間
（ｄ）どこで、すなわち、過去の、現在の又は計画されている活動の所在場所
活動の属性から得られたコンテキスト情報は、将来の活動を計画するために用いることもできる。ユーザは、特定の活動をただちに、又はのちの時間に繰り返すことができる。活動は、ユーザがモバイルデバイスにおいて行う様々な行動、例えば、１対１で話をするためにボタンを押す（ｐｕｓｈ−ｔｏ−ｔａｌｋ）こと、会議のための音声コール、及びオブジェクト、例えば、画像、映像、メモ、チャット、エモティコン（ｅｍｏｔｉｃｏｎ）、計画されたカレンダーイベント、及びその他の情報を共有するために押す（ｐｕｓｈ−ｔｏ−ｓｈａｒｅ）こと含むことができる。

さらに他の実施形態においては、データオブジェクト（例えば、活動、イベント、ソーシャルネットワーク化された連絡先等）の組の視覚表現は、３次元座標枠組内の軸上において実装することができ、これらの軸は、空間次元（例えば、距離等）、時間次元（例えば、時間）及び社会次元（例えば、イベント又はソーシャルネットワーク化されたコンテンツに対するユーザの予想される関心量、すなわち「社会的近接性」）に対応する。空間的及び社会的近接性の軸又は次元にわたってナビゲートすることによって、ユーザには、選択された連絡先と活動を始めることを目的として基準フレーム内において連絡先を選択する能力をさらに提供することができる。このように、グラフ上に表された特定のデータオブジェクトは、それらの関連づけられた空間情報及び時間情報を有するイベント又は活動に対応することができ、又は代替として、それらの関連づけられた空間情報及び時間情報を有するユーザのソーシャルネットワーク化された連絡先に対応することができる。

代替として、視覚表現自体は、各々の次元を表示する必要はないが、データオブジェクトの表示の仕方は、３つの次元のうちの各々に依然として基づいている。例えば、視覚表現が地理上のエリアの所在場所マップに対応する場合は、実際の視覚表現は、空間次元を表示する。しかしながら、所在場所マップ上においてそれらの対応する所在場所に表示される実際のデータオブジェクトは、最初に所在場所マップ上に表示するために問い合わせのための時間及び社会パラメータも満たしている。従って、所在場所を示すために地理マップが典型的に用いられる一方で、この場合は、マップ上に現れるデータオブジェクトを表すアーティファクトは、各々のデータオブジェクトが、単に所在場所パラメータだけでなく問い合わせのその他のパラメータも満たすことを示すためにも機能することができる。

図６は、ここにおいて開示される実施形態の一部を実装するための典型的な座標系６００を示す。この図においては、３つの直交軸が情報の提示及びズームのために考慮され、それらは、これらの直交軸の原点であるとみなされるユーザ６０５に関連する。直交軸の原点は、社会、空間及び時間次元（例えば、ユーザの現在の所在場所における現在の時点における所定の加入者又はユーザのプロフィール）に関して特定することができるいずれかの点を表すことができ、このため、原点に対する各次元におけるデータオブジェクトの相対的位置を確認できることが理解されるであろう。横軸６１０（すなわちｘ軸）において、空間次元に沿った空間に基づくズームを表すことができる。一実施形態においては、原点（例えば、ユーザの所在場所）からのデータオブジェクトと関連づけられた所在場所の物理的距離は、この軸に沿って表すことができる。縦軸６２０（すなわち、ｙ軸）は、時間次元に沿った時間に基づくズームを表すために用いることができる。他の実施形態においては、過去及び現在の両方における時間量をこの軸に沿って表すことができる。第３の軸６３０（すなわち、ｚ軸）は、社会次元に沿った関係に基づくズームを表すために用いることができる。様々な実施形態において、この軸は、原点からの社会的距離又は近接性（例えば、ユーザの社会的プロフィール）を表すために用いることができる。例えば、緊密な友人又は家族に対応するデータオブジェクトは、原点からより遠いとして表すことができる遠い知り合いよりも原点により近いとして表すことができる。関係の「タイプ」に加えて（例えば、家族の連絡先を友人よりも優先する）、社会的近接性は、間接的な関係も考慮することができる（例えば、友人の友人は、友人の友人の友人よりも緊密である）。

さらなる例において、図６におけるデータオブジェクト表現のための視覚表現の原点は、原点（例えば、加入者の社会的プロフィール、対象時間、対象となる所在場所）及び表示のための各軸に沿った希望される次元範囲を指定する（例えば、所定のユーザに関する）問い合わせの指標であることができる。従って、一例において、所定のユーザが彼の現在位置から３マイル内の彼のソーシャルネットワーク化された連絡先を見ることを希望する場合は、問い合わせは、社会パラメータ（例えば、ユーザが見るために彼／彼女の要求される連絡先を絞り込まない又は拡大しない場合はユーザのいずれかの直接的な友人にデフォルトにすることができる）、空間パラメータ（例えば、ユーザの現在位置とその３マイルの半径の組み合わせ）及び時間パラメータ（例えば、現在の時間であり、デフォルトの時間−範囲を含むことができ、このため、スレショルドの時間量、例えば、最後の１０分以内、に対して現在であることが知られている連絡先の所在場所は、「現在」であるとみなされる）から成る。このため、この例においては、視覚表現は、指定された半径３マイル内に現在所在するユーザの各々の直接的な連絡先の表示を含むことになる。連絡先の実際の表現は、関連づけられたアーティファクト（例えば、連絡先の画像、連絡先が所在する場所のピクチャ、ユーザと連絡先の社会的関係を示すビデオ等）を介することが可能である。

この例は、ユーザのソーシャルネットワーク化された連絡先に関して与えられている一方で、活動は、同様の方法で指定することも可能であり、従って、ユーザは、彼／彼女の社会的プロフィールにおいて示される彼／彼女の好まれる活動の表示を問い合わせるか、又は活動への関心を共有するソーシャルネットワーク化された連絡先及び／又は特定の活動（例えば、ゴルフ、ボーリング）を行うことができる所在場所（例えば、ゴルフコース、ボーリング場等）のいずれかに対応するデータオブジェクトを有するそれらの特定の活動を問い合わせることができることが理解されるであろう。

例えば、視覚表現が所在場所マップに対応する場合は、視覚表現は、空間パラメータに基づいてズームフィールドを有する所定の所在場所範囲を表示することができ、空間、社会及び時間パラメータを満たす各データオブジェクトの所在場所は、所定の所在場所範囲内の対応する所在場所において示すことができる。従って、ユーザは、所在場所マップをビューし、各アーティファクトが問い合わせの一致している結果と関連づけられているのを知ることができ及びその各々の所在場所を推測することができる。代替として、視覚表現が社会的マップに対応する場合は、視覚表現は、一致しているデータオブジェクトとのユーザの社会的関係を表示から推測できるような形で一致している結果を表示することができる。代替として、視覚表現がタイムラインに対応する場合は、視覚表現は、データオブジェクト（例えば、イベントの発生、空間パラメータに対応する所在場所に連絡先が所在するとき等）のタイミングを表示の目視検査から推測することができるような形で一致している結果を表示することができる。

その他の表現は、３つのタイプの情報（物理的距離、時間、及び社会的近接性）のうちの２つを用いて様々な実施形態において実装することができる。例えば、空間に基づくズームは２つの軸において提供することができ、横軸は、経度方向又は東西方向の距離を表し、縦軸は、緯度方向又は南北方向の距離を表す。様々な実施形態が本開示によって企図され、ユーザがより直感的な方法でモバイルデバイス上の情報にアクセス、閲覧及び管理するのを可能にするためにより統合されたユーザインタフェースを提供することができる。

活動理論の原則により、活動は、人間中心の観点からの主コンテキストである。活動理論は、人がそれの環境に関与し及び相互に作用するときには、その結果として様々なツール及びプロセスを得ることができると理論づけている。これらのツール及びプロセスは、精神的及び社会的プロセスの外部での示現であることができ、従って、これらのツール及びプロセスは、その他の人々にとってはより容易にアクセス可能であり及びその他の人々に対してより容易に伝達可能である。該ツール及びプロセスは、社会的な相互作用にとって特に役立つことができる。活動理論から導き出された枠組においては、タスク及び活動は行動に細分することができ、それらは、動作にさらに細分することができる。システム設計のコンテキストにおいては、これらのカテゴリを用いることは、ユーザがタスクを実行するために必要なステップについての理解を提供することができる。本開示は、モバイルデバイスにおいて情報を管理する及び該情報にアクセスするための直感的なユーザインタフェースを提供するための活動理論原理の実装を企図する。

ユーザ活動は、図７に示される枠組内にあるとみなすことができる。理解されるであろうように、図７の説明は、「社会的近接性」又はユーザ（又は原点）と所定のデータオブジェクト（この場合は活動）との社会的関係の程度をどのようにして決定することをできるかに関する例を提供する。人間の活動を考慮するときには、３つの要素から成る３つの基本的な組（ｔｒｉａｄ）を考慮することができる。７１０は、サブジェクト−ルール−コミュニティの３つの要素の組を示す。７２０は、コミュニティ−役割−オブジェクトの３つの要素の組を示す。７３０は、サブジェクト−ツール−オブジェクトの３つの要素の組を示す。サブジェクト−ルール−コミュニティの３つの要素の組においては、人は、コミュニティ内における暗黙の又は明示のルールに従う。ソーシャルネットワークは、「規模のない」ネットワークであり、強く結びついた人々の幾つかのハブとスポーク（ｓｐｏｋｅ）によって結びつけられた数多くの衛星とを含む。ソーシャルネットワークは、より新しい人々を加えることを続け、従って成長し続ける。新しい人は、数多くの「コネクション」を既に有するグループに加わる可能性がより高い。

コミュニティ−役割−オブジェクトの３つの要素の組においては、活動を行う目的上、人は、階層に準じ、労働の分割に関する役割を担う。サブジェクト−ツール−オブジェクトの３つの要素の組においては、人は、適切なツールを介して活動を行うための調停（を必要とする。選択されたツールは、手元のオブジェクト（目標）のための適切な調停を提供すべきである。ミンコフスキー（Ｍｉｎｋｏｗｓｋｉ）時空図との類似性からイベントスナップショットを用いることは、活動を「イベント」とみなすことによって空間−時間のコンテキストを形成及び保持するための仕組みを提供する。図８は、典型的な空間−時間図８１０を示す。将来及び過去のイベントは、絶対的な将来の光円錐８２０及び絶対的な過去の光円錐８３０によって表すことができ、これらの２つの円錐の交点は、現在の時間８４０を示す。このため、イベントは、過去及び将来の光円錐のスライスとしてのイベントスナップショット８５０として表すことができる。繰り返すと、図８は、「イベント」に関して例示及び説明される一方で、同じ教示をその他のタイプのデータオブジェクト、例えば、ユーザのソーシャルネットワーク化された連絡先、に対しても適用可能であり、ここで、「イベント」は、連絡先のカレンダー、会合スケジュール、等から推測された特定の時間における連絡先の所在場所の予想に対応する。

上記の説明に鑑みて、ユーザがコンテキスト内の活動を行うのを可能にすることができる様々なビュー（ｖｉｅｗ）、フィルタ、及びコンテナが開示される。一実施形態においては、３つの主なビューを提供することができる。（例えば、ユーザからの問い合わせのパラメータに一致する活動に対応するデータオブジェクトの視覚表現の例である）活動マップの実施形態においては、活動マップビューは、活動のスナップショットを空間−時間におけるイベントに類似する、タイムライン上のイベントとして提示することができる。完了されたイベントは、来歴的イベントとして示すことができ、及び、近い過去に発生したイベントに関して過去の時間の点で「近い」として表すことができる。より遠い過去におけるイベントは、過去の時間の点で「遠い」として表すことができる。計画されているイベントは、将来のイベントとして示すことができ、近い将来におけるイベントは、将来の時間の点で「近い」として表すことができる。遠い将来におけるイベントは、将来の時間の点で「遠い」として表すことができる。従って、原点の時間的位置、又は問い合わせの時間パラメータが現在に対応する場合は、時間次元におけるデータオブジェクトの位置は、データオブジェクト（例えば、この場合は、イベント、又は活動）が時間の点でどれだけ遠かったか、又はどれだけ遠いことが予想されるかに対応する。

一実施形態においては、上述されるような様々なデータオブジェクト（例えば、イベント、連絡先、マルチメディアファイル等）全体におけるナビゲーションは、利用可能なキーを用いてモバイル通信デバイス上において行うことができる。数字キーを有するデバイスにおいては、ソフトキーを用いることができる。ソフトキーは、ボタンが押されたときにディスプレイ上のそのボタンの近くに示されるテキスト又はその他の指示に依存して割り当て可能な機能を実行することができるボタンである。一実施形態においては、該ソフトキーは、ディスプレイ全体にわたってズームイン及びズームアウトするために用いることができる（例えば、「ズームする」ことは、データオブジェクトのための視覚表現の例示された空間、時間及び／又は社会次元を変更することを意味する）。さらなる実施形態においては、左方向、右方向、上方向、及び下方向の矢印及びＯＫボタンを有する５ボタンタイプのナビゲーションキーを用いることができる。幾つかの実施形態においては、ＯＫボタンは、プッシュ・ツー・シェアボタンとしての２重機能を有することができる。

一実施形態においては、１つのソフトキーは、「ズームアウト」機能として割り当てることができ、１つのソフトキーは、「ズームイン」機能として割り当てることができる。ズームアウトは、過去の方向に、すなわち増加するイベント履歴の方向に時間方向を進むことができる。ズームインは、将来の方向に、すなわち増加する計画されたイベントの方向に時間方向を進むことができる。活動を表現するための３次元枠組の実施形態において、時間方向は、図６に示されるように、Ｙ軸に割り当てることができる。しかしながら、ユーザは、単に時間の点でだけでなくいずれの次元においてもズームすることが許可されることが理解されるであろう。例えば、ユーザは、空間次元に関してズームアウトすることができ、それは、さらなる距離がユーザの問い合わせを満たすようにするために空間パラメータに関する範囲を拡大させることに対応することができる。他の例においては、ユーザは、社会次元に関してズームインすることができ、それは、ユーザの問い合わせを満たすためにより緊密な社会的関係にするように社会パラメータに関する社会的要求を増大させることに対応することができる（例えば、「家族の構成員のみを示してください」は、「友人及び家族の構成員の両方を示してください」と比較してより狭い要求である）。理解されるであろうように、「ズームする」は、視野を拡大又は縮小すること、又は代替として同じ量のデータが異なる観点から閲覧されるようにするために視野を「シフトすること」に対応することができる（例えば、時間例においては、ユーザは、異なる時間における場合を除いて、両方のビューが１週間分に相当するデータオブジェクトを表示するようにするために、来週に発生するデータオブジェクトのビューからその次の週に発生するデータオブジェクトのビューにシフトすることができる）。

ユーザが視覚表現におけるデータオブジェクト全体をナビゲートするのに従い、ユーザは、所定のデータオブジェクトを強調（例えば、右クリック）することによって所定のデータオブジェクトを選択することができる。ＯＫボタンをクリックすることによって、インタフェースは、データオブジェクト、例えば、イベント、の詳細を提供することができる。例えば、ディスプレイは、所在場所、日付／時間、及びイベントへの被招待者を示すことができる。代替として、データオブジェクトがソーシャルネットワーク化された連絡先である場合は、データオブジェクトを強調又は選択することは、その結果、連絡先のプロフィール又はその他の情報の表示を得ることができる。ディスプレイは、選択されたイベントのためにユーザによって選択することができる行動を示すこともできる。データオブジェクトがイベントである場合は、該行動は、例えば、イベント詳細を更新することと、その他の連絡先を招待することと、イベントに参加するか又はイベントをキャンセルすること、とを含むことができる。データオブジェクトが連絡先である場合は、該行動は、連絡先をメッセージングすることと、連絡先の社会的プロフィールの壁（ｗａｌｌ）にコメントを加えることと、連絡先を友人として追加することと、等を含むことができる。

図９を参照し、携帯電話、等のモバイル通信デバイスにおいて実装することができる典型的なユーザインタフェース９００が示される。ディスプレイ９１５は、データオブジェクトの視覚表現を携帯電話ユーザに提供する液晶ディスプレイ（ＬＣＤ）又は発光ダイオード（ＯＬＥＤ）ディスプレイであることができる。ディスプレイ９１５は、現在提示されているユーザインタフェースの現在のタイプを示すタイトルエリア９１０を含むことができる。図９の例において、複数のデータオブジェクト９５０をディスプレイ上の中心点から放射状に提示することができる。データオブジェクト９５０は、例示されるようにアーティファクト又はアイコンとして提示することができる。その他の実施形態は、希望されるのに応じてサムネール又はその他のグラフィックインジケータを用いることができる。幾つかのデータオブジェクト９５０は、ユーザＩＤ又は限られた表示エリア内でアーティファクト又はアイコンを識別するその他の手段を用いて提示することができる。所定のデータオブジェクト９５０がディスプレイ９１５内で例示又は表現される特定の方法は、「アーティファクト（ａｒｔｉｆａｃｔ）」と呼ぶことができる。一例において、類似するアーティファクトは、類似するデータオブジェクトと関連づけるか又は空間、社会、及び／又は時間次元のうちの１つ以上の間での問い合わせの原点への所定の近接性を共有するデータオブジェクト間で関連づけることができる。

例えば、２つの特定のデータオブジェクトが同じ時間及び／又は所在場所において行われるイベントに対応する場合は、これらの２つのデータオブジェクトは、この類似性を伝達するためにそれらのアーティファクト内において共通の視覚上の特徴を共有することができる。他の例においては、２つの特定のデータオブジェクトが同じタイプの活動（例えば、２つの異なるボーリング大会）に関連するイベントに対応する場合は、２つのデータオブジェクトは、この類似性を伝達するためにそれらのアーティファクト内において共通の視覚上の特徴を共有することができる（例えば、ボーリング中の人、ボーリングピン等の画像）。他の例においては、２つの特定のデータオブジェクトが家族の連絡先に対応する場合は、２つのデータオブジェクトは、この類似性を伝達するためにそれらのアーティファクト内において共通の視覚上の特徴を共有することができる（例えば、すべての家族構成員によって共有される特定の色の背景を有する画像）。他の例においては、アイコン又はアーティファクト９２０は、連絡先の３文字の頭字語又はイニシャルを用いて識別することができる。異なるデータオブジェクトを視覚表現するために数多くの特定のタイプのアーティファクトを用いることができ、この節の上記において与えられる例は、限定するものではないことが理解されるであろう。

ソフトキー９３０及び９３５は、ディスプレイ上において示される機能に割り当てることができる。図を参照し、ソフトキー９３５は、「＋」指示９２５に割り当てることができる。ソフトキー９３０は、ディスプレイ上の「−」指示９２２に割り当てることができる。ユーザインタフェース９００は、上下、左右の方向にナビゲートするためのナビゲーションボタン９４０を含むこともできる。インタフェースは、ＯＫボタンとして典型的に具現化された選択ボタン９４５を含むこともできる。

上記において説明されるように、ユーザは、ナビゲーションボタン９４０を選択することによってディスプレイ全体をナビゲートすることができる。一例においては、ディスプレイ９１５内のデータオブジェクト９５０の最初の表示は、ユーザの最初の問い合わせであるとみなすことができ、表示されたデータオブジェクト９５０は、ユーザの社会、時間、及び空間パラメータのための初期設定を満たす。しかしながら、ユーザは、ディスプレイ９１５内のデータオブジェクト９５０の最初の表示に制限されない。むしろ、例えば、左右のナビゲーションボタンの選択は、データオブジェクトの異なるカテゴリ、例えば、活動、所在場所、イベント、等全体をスクロールすることができる。上方向及び下方向ボタンを用いてナビゲートすることは、問い合わせの社会、時間、及び／又は空間パラメータのうちの１つ以上を変更するために階層の上方レベル及び下方レベルにアクティブ表示エリアを移動させることができる。例えば、現在のアクティブエリアは、活動アイコンエリア９１７であることができる。上方向矢印ボタンを押すことによって、アクティブエリアは、主サブジェクトエリア（ｓｕｂｊｅｃｔ ａｒｅａ）９１０にシフトさせることができ、それは、図においては「私の活動マップ」を示す。ユーザは、主サブジェクトエリアを例えば「私の物」に変更するために左又は右のナビゲーションボタンを選択することができ、それは、ディスプレイ９１５に表示されたデータオブジェクトが活動（例えば、イベント等）から物（例えば、マルチメディアファイル等）に移行することを意味する。ユーザが希望されるタイプのデータオブジェクトにナビゲートした後は、現在の社会、時間、及び空間パラメータを満たしているデータオブジェクトがユーザに表示され、以下同様である。以下においてさらに詳細に説明されるように、ユーザは、いずれのデータオブジェクトを表示すべきかを決定するために用いられる問い合わせのパラメータ（例えば、空間、時間、及び／又は社会パラメータ）を変更することができる。

活動エリアがアイコンエリア９１７であるときには、ユーザは、「＋」又は「−」のズームソフトキーを押すことによってズームイン又はズームアウトするのを選択することができ、それは、データオブジェクトのための社会、時間、及び／又は空間パラメータをさらに変更し、それによっていずれのデータオブジェクトがユーザに表示されるかに対して影響を与える。図１０を参照し、ユーザが「−」ズ−ムアウトボタンを押すと、社会、時間、及び／又は空間パラメータのうちの１つ以上が変更され、従って、データオブジェクト９５０の新しい円を含めるために視野を拡大することができ、前の活動円はより小さい円１０１０で表され、円１０１０は、ビューからより遠いことを示す。特に、ズームアウトすることは、この例においては、問い合わせのための原点が変化していることを意味し、社会、空間及び／又は時間次元における新しい原点の所定の範囲内にあるデータオブジェクトの新しい組が表示される。図１０に示されるように、更新された問い合わせにより正確に一致しているデータオブジェクトは、ディスプレイ９１５内においてより目立つように表示することができる（例えば、円９５０は、円１０１０よりも大きく及びより目立つ）。同様に、ズーム「＋」ボタンが選択された場合は、視野は、図９において以前に示されるように活動の円を提供するためにズームインすることができる。従って、ズームボタンは、ユーザが問い合わせのための原点を変更するのを可能にし、従って、ユーザは、ディスプレイ９１５内の異なる時間、所在場所、社会的関係等に焦点を合わせることができる（例えば、「今、野球場にいる私の友人を示してください」は、「私の自宅の近くで今夜行われるボーリング大会を示してください」に移行することができる。ユーザは、各円又はレベルの問い合わせを満たす次元範囲を変更することができ、従って、ユーザは、同じ原点に関して表示されたデータオブジェクトを拡大又は縮小することができる（例えば、「来週の活動を私に見せてください」は、「来月の活動を私に見せてください」に移行することができ、以下同様である）。

ユーザは、視野を選択するために、及びさらに、視野内の項目を選択するために上方向、右方向、左方向、及び下方向のナビゲーションキーをさらに用いることができる。例えば、図１１を参照し、ユーザは、選択された視野をタイトルエリア９１０からアイコンエリア９５０に移動させるために上方向及び下方向のナビゲーションボタンを用いることができる。ユーザは、特定のアイコンを現在アクティブなアイコン又はアーティファクトとして選択するために右方向及び左方向のナビゲーションキーを用いることができる。図１１に示される例においては、円１１１０は、現在アクティブなアイコン又はアーティファクトを示す。アクティブなアイコン又はアーティファクトを示すその他の方法を用いることができ、例えば、強調、陰影効果の創出等である。

一実施形態において、（例えば、ソーシャルネットワーキングサーバ１７４等によって維持された）ウェブサイトを介してデータオブジェクト（例えば、活動マップ等）のための視覚表現を作り出すこと及び変更することができ及びインターネット１７５を介してアップロードすることができる。例えば、ウェブに基づくサービスは、モバイル通信デバイスと関連づけられたユーザアカウントへのアクセスを提供することができる。サービスは、ユーザを認証すること及び様々なアカウント管理機能をそのユーザに提供することができる。ユーザは、ウェブサービスを用いてソーシャルネットワーキング情報を生成及び変更することがさらにできる。ユーザがウェブサイト上においてソーシャルネットワーキング情報を生成又は変更した時点で、オーバーザエアウェーブダウンロード（ｏｖｅｒ−ｔｈｅ−ａｉｒｗａｖｅｓ ｄｏｗｎｌｏａｄ）は、その情報をハンドセットに提供し、従ってハンドセット上の新しい情報を更新することができる。

一実施形態において、新しいデータオブジェクト（例えば、新しい連絡先、活動、及び／又はイベント）の直感的な及び効率的な生成を容易にするために新しいデータオブジェクトウィザードを提供することによって生成することができる。該ウィザードは、例えば、人／連絡先、場所／所在場所、データ、又はメディアエンティティ／物、及び時間値を選択するための仕組みを提供することができる。時間値は、特定の時間又は日付でないことができ、しかしながら、現在の時間の値に対して選択することができる。例えば、ユーザは、連絡先リスト内の人を選択すること、所在場所を選択すること、及び「今」対「のちに」の選択肢を示すことができる時間値を選択することができる。

他の実施形態においては、視覚表現は、社会的近接性の次元に沿って連絡先及びグループを表す社会的マップに対応することができる。連絡先は、個人と、組織と、その他のエンティティと、を含むことができる。グループは、ユーザによって又はデバイスによって定義された連絡先の集合を備えることができる。社会的近接性は、社会次元に沿って、典型的には２人の間における関係の程度の指標として概して定義することができる。一実施形態においては、アイコン又はアーティファクトを、モバイル通信デバイス上に表示し、「緊密な」及び「遠い」人／連絡先を示すことができる（例えば、緊密な連絡先は、遠い連絡先よりもより目立つように表示することができる等）。該表現は、ユーザが社会的関係を素早く及び直感的に確認するための指標を提供することができる。社会的近接性は、例えば、「より緊密な」、「遠い」、「友人」、「友人の友人」等として示すことができる。代替として、社会的近接性は、（例えば、交換されたインスタントメッセージ又は電子メールの数、ユーザ及び連絡先が同じ画像にいっしょに写っている画像の数、等に基づいて）社会的相互関係の数及び／又はタイプによって決定される。

上記されるように、一実施形態においては、様々なデータオブジェクト（例えば、連絡先）全体にわたるナビゲーションは、利用可能なキーを用いてモバイル通信デバイス上において行うことができる。図９乃至１１に関して上記される実施形態における例は、概して、データオブジェクト及び関連づけられたアーティファクトを活動又はイベントとして説明しており、それにより、データオブジェクトの視覚表現は、活動マップになる。次に図１２に関して説明されるように、データオブジェクトがソーシャルネットワーク化された連絡先に限定される場合は、その結果得られる視覚表現は、社会的マップと呼ぶことができる。

数字キーを有するデバイスにおいては、ソフトキーを用いることができる。一実施形態においては、データオブジェクト全体にわたるナビゲーションは、データオブジェクトの視覚表現（例えば、社会的マップ）においてズームイン及びズームアウトするためのモバイル通信デバイス上のソフトキーを用いて行うことができる。さらなる実施形態においては、左方向、右方向、上方向、下方向の矢印及びＯＫボタンを有する５ボタンタイプのナビゲーションキーを用いることができる。幾つか実施形態においては、ＯＫボタンは、プッシュ・ツー・シェアボタンとしての２重機能を有することができる。

上述されるように、１つのソフトキーは、「ズームアウト」機能として割り当てることができ、１つのソフトキーは、「ズームイン」機能として割り当てることができる。ズームイン及びアウトすることは、その結果として、基準フレーム内における連絡先又は人の対応する数を更新することができる。例えば、ズームアウトすることは、ディスプレイ９１５上でのアイコン又はアーティファクトの数及び配置によって示されるように、社会的近接性に基づいて基準フレーム内の連絡先又は人の数を増加させることができる。一例においては、社会的近接性に関して、「ズームイン」の例は、家族及び友人の表示から友人のみ又は家族のみの表示に移行することであることができる。他の例においては、「ズームアウト」の例は、友人のみ又は家族のみから家族及び友人の表示に移行することであることができる。代替として、表示された社会的近接性の「シフト」も生じることができ、それにより、表示は、友人のみの表示から家族のみの表示に移行する。

図１２を参照し、モバイル通信デバイスにおいて実装することができ、個人的連絡先を備える社会的マップを提供する典型的なユーザインタフェース１２００が示される。ディスプレイ９１５は、データの視覚表現を携帯電話ユーザに提供する液晶（ＬＣＤ）ディスプレー又は発光ダイオード（ＯＬＥＤ）ディスプレイであることができる。ディスプレイ９１５は、現在提示されているユーザインタフェースの現在のタイプは「私の連絡先」であることを示すタイトルエリア９１０を含むことができる。従って、図１２においては、考慮対象となるデータオブジェクトは、ユーザのソーシャルネットワーク化された連絡先に対応する。様々な連絡先アイコン又はアーティファクト９２０をディスプレイ上の中心点から放射状に提示することができる。その他の実施形態は、希望されるのに応じてサムネール又はその他のグラフィックインジケータを用いることができる。幾つかの連絡先９２０は、ユーザＩＤ又は限られた表示エリア内でアイコンを識別するその他の手段を用いて提示することができる。例えば、アイコン又はアーティファクト９２０は、連絡先の３文字の頭字語又はイニシャルを用いて識別することができる。

ディスプレイ上において示される機能に対してソフトキー９３０及び９３５を割り当てることができる。ユーザインタフェース９００は、上方向、下方向、左方向、及び右方向にナビゲートするためのナビゲーションボタン９４０を含むこともできる。インタフェースは、ＯＫボタンとして典型的に具現化された選択ボタン９４５を含むこともできる。

上記において説明されるように、ユーザは、ナビゲーションボタン９４０を選択することによってディスプレイ全体をナビゲートすることができる。例えば、左右のナビゲーションボタンの選択は、連絡先の異なるカテゴリ、例えば、ユーザによって特定されている特定のアルファベットの範囲又はグループに限定されたそれら、全体をスクロールすることができる。上方向及び下方向ボタンを用いてナビゲートすることは、階層の上方レベル及び下方レベルにアクティブ表示エリアを移動させることができる。例えば、現在のアクティブエリアは、活動アイコンエリア９１７であることができる。上方向矢印ボタンを押すことによって、アクティブエリアは、主サブジェクトエリア９１０にシフトさせることができ、それは、図においては「私の連絡先」を示す。ユーザは、サブジェクトエリアを例えば「私の物」に変更するために左又は右のナビゲーションボタンを選択することができる。現在の表示が特定のアルファベット範囲、ユーザの定義されたグループ、又はその他のカテゴリを示すかどうかを示すためにさらなるアクティブエリアを提供することができる。

アクティブエリアがアイコン又はアーティファクトエリアであるときには、ユーザは、「＋」又は「−」のズームソフトキーを押すことによってズームイン又はズームアウトするのを選択することができ、その時点で、より近い又はより遠いレベルの連絡先を表示エリア９１５において提供することができる。この場合は、ユーザは、（ｉ）データオブジェクトの表示を変更するための問い合わせのために原点を変更すること、又は（ｉｉ）いずれのデータオブジェクトが表示のための資格を有するかを調整するために空間、時間及び／又は社会次元における原点からの次元範囲を変更することができる。図１２に示されるように、アイコン又はアーティファクトの外円を提供してその円内において表される連絡先に関するより遠い社会的近接性を示すことができる。連絡先１２１０の内円は、ディスプレイの中心点により近いとして表されるおかげでより緊密なすなわちより親密な社会的近接性を示すことができる。代替として、外円のより大きいアーティファクトは、内円よりも緊密な社会的関係を示すことができる。ユーザが「−」ズームアウトボタンを押したときには、視野が拡大されて連絡先の新しい円を含めることができ、活動の以前の円は、より小さい円で表される。同様に、ズーム「＋」ボタンが選択された場合は、視野がズームインして内円を外円に拡大し、さらに他のより緊密なすなわちより親密な連絡先の円を備える新しい内円をさらに提供することができる。

さらなる実施形態においては、（例えば、ソーシャルネットワーキングサーバ１７４によって維持された）ウェブサイトを介して社会的マップを作成及び変更することができ及びインターネット１７５にアップロードすることができる。例えば、ウェブに基づくサービスは、モバイル通信デバイスと関連づけられたユーザアカウントへのアクセスを提供することができる。サービスは、ユーザを認証すること及び様々なアカウント管理機能をそのユーザに提供することができる。ユーザは、ウェブサービスを用いて、データオブジェクト、例えば連絡先及びグループ、を作成及び変更することもさらにできる。連絡先及びグループは、エイリアス（ａｌｉａｓ）として作成してウェブサイトによって提供された社会的マップと並行して掲載することができる。ユーザがウェブサイト上において社会的マップ情報を作成及び変更した時点で、オーバーザエアウェーブダウンロードは、その情報をハンドセットに提供し、従ってハンドセット上の新しい情報を更新することができる。

ユーザがズームレベルを選択することによってモバイルデバイス上の社会的マップ全体をナビゲートするのに従い、ユーザは、連絡先又はグループを強調することによって連絡先又はグループを選択することができる。一実施形態においては、ＯＫボタンをクリックすることによって、ビューされた社会的基準フレーム内の人を選択することができる。インタフェースは、選択された連絡先又はグループの詳細をさらに提供することができる。例えば、ディスプレイは、名前及び連絡先情報を示すことができる。ディスプレイは、選択されたイベントのためにユーザによって選択することができる行動を示すこともできる。該行動は、例えば、連絡先の詳細を更新すること、連絡先を招くこと、又はイベントを削除することを含むことができる。一実施形態においては、新しい連絡先及びグループの直感的な及び効率的な作成及びそれらとの行動を開始することを容易にするために社会的マップウィザードを提供することができる。ウィザードをさらに進むことによって、様々な活動、例えば、コールを行う、情報を共有する、ゲームを始める、等を開始すること又はスケジュールを設定することができる。

上記において説明される社会的近接性インジケータの様々なカテゴリ及びタイプは、典型例であること及び特定の社会的又は文化的コンテキストを反映させるために社会的近接性尺度の数多くの実装を用いることができることを当業者は理解するであろう。例えば、上例は、社会的近接性尺度、例えば、「友人」及び「親戚」を含む。他の例は、関係の長さ、例えば、「最近会った」又は「長期の友人」に基づく社会的近接性尺度である。様々な実施形態において、社会的近接性の概念は、特定のコンテキストのために役立つことができるあらゆる数の関連する尺度を含むことができる。

一実施形態においては、「信用」の社会的近接性尺度は、ユーザのモバイルコミュニティに関係する幾つかの活動及び取引のために役立つことができる社会的近接性の次元について事例を挙げて裏付ける（ｉｎｓｔａｎｔｉａｔｅ）ために用いることができる。信用は、その他の設定において認証及びセキュリティを典型的に要求する取引に関する特定の連絡先の信用性の尺度であると概してみなすことができる。例えば、オンラインシステムにおいては、信用されるクライアントは、良好な信用及びオンラインでの購入のための支払い手段を有する個人又は主体であることができる。ソーシャルネットワーキングのコンテキストにおいては、信用される連絡先は、オンラインコミュニティにおいて信用される友人又は家族構成員であるとみなすことができる人、及びオンラインコミュニティにおいて他人によって同様に信用することができる連絡先であることができる。

少なくとも１つの実施形態においては、社会的マップビューは、信用の次元に沿って連絡先及びグループを表す社会的マップを提示することができる。換言すると、社会次元は、連絡先がユーザにとってどれだけ「緊密である」かではなく連絡先がどれだけ信用できるかを示すことができ（例えば、これらの２つの基準が確実に相関させることができることにかかわらない）。従って、社会次元に沿った「距離」は、例えば、家族関係に起因する感情的な親密さに単に基づく必要はなく、信用評価基準に基づくことができる。例えば、ユーザは、彼／彼女が非常に緊密であるが、ユーザがほとんど信用していない兄弟を有することがある（例えば、ユーザの姉又は妹が悪いうわさを立てられている場合は、ユーザは、彼／彼女の姉又は妹を愛している一方でそれほど信用していない可能性がある）。社会次元がユーザの信用度を示すように構成される場合は、それにより、緊密な親戚でさえも信用−関係の観点からは「緊密で」ない可能性がある。理解されるであろうように、問い合わせの社会パラメータは、それにより、感情上の社会的親しさに従って、又は代替として信用、等の異なるタイプの社会的親しさに基づいてデータオブジェクトを格付け及び表示することができる。

連絡先は、個人、組織、及びその他の主体を含むことができ、それらの各々は、ユーザによる信用レベルと関連づけることができる。一実施形態においては、連絡先を表すアイコン又はアーティファクトを放射状にモバイル通信デバイス上において表示することができ、中心により近いアイコンは、より高い信用度を示す。該表現は、ユーザが連絡先に関する信用レベルを素早く及び直感的に確認することができるようにするための指標を提供することができる。信用レベルは、例えば、「信用されない」、「社会的にのみ信用される」、「金融取引に関して信用される」等として示すことができる。一実施形態においては、社会的マップは、２つのレベル、信用される及び信用されない、のみを提供することができる。その他の実施形態においては、より様々な信用のレベル及びタイプを含むことができる。

一実施形態においては、１人のユーザによって入力された信用レベルは、モバイルコミュニティ内のその他のユーザに勧める（プッシュする）ことができる。例えば、ユーザが新しい連絡先を入力したときには、その新しい連絡先は、その連絡先の信用レベルとともに、ユーザのソーシャルネットワーキンググループ内のその他のメンバーに勧めることができる。代替として、ユーザが連絡先の信用レベルを変更するときには、変更は、ユーザのモバイルコミュニティのその他のメンバーに勧めることができる。このように、ユーザが連絡先との信用レベルを確立した時点で、グループ又はコミュニティ全体が、拡大によって、グループ又はコミュニティ内において各ユーザがメンバーであることのおかげで同じ信用レベルを与えることができる。該プロセスは、モバイルコミュニティのコンテキストにおける様々な取引及び活動のために連絡先を認証する手段を提供することを当業者は認識するであろう。最初のユーザは、連絡先にある信用レベルを付すことで、その連絡先との個人的な知識及び経験の結果としてその連絡先を典型的には認証していることになる。ユーザのモバイルコミュニティのその他のメンバーは、モバイルコミュニティにおいて最初のユーザがメンバーであることのおかげでそのユーザを典型的には信用することになるため、新しい連絡先を信用される連絡先としてその他のメンバーに勧めるためにさらなる認証は典型的には要求されない。理解されるであろうように、ユーザのソーシャルネットワーク化された連絡先に関する信用レベルをユーザのその他のソーシャルネットワーク化された連絡先に「勧める」ことは、彼ら自身がデータオブジェクトであるユーザ間でデータオブジェクトの属性を「共有する」ことに対応する。データオブジェクト及び／又はデータオブジェクトの属性をユーザ間でどのようにして共有することができるかに関するより詳細説明が、図２２Ａ乃至２２Ｊに関して以下においてさらに詳細に記述される。

モバイルデバイスは、信用レベルの関数として許容する又は可能にすることができる取引及び活動のために様々なオプションを提供することができる。一実施形態において、ソーシャルネットワーク内の信用される連絡先間で金融取引のためのオファー及び受諾を交換することができるモバイル入札の仕組み（ｍｏｂｉｌｅ ｂｉｄｄｉｎｇ ｍｅｃｈａｎｉｓｍ）を実装することができる。信用される連絡先のネットワークのために認証スレショルドレベルを推測することができるため、モバイルユーザコミュニティとそれらの関連づけられた信用される連絡先との間での実装された該入札の仕組みは、継続的なユーザの識別／認証及びセキュリティプロトコルのオーバーヘッドなしでセキュリティが確保された取引を行うためのセキュリティが確保された閉じられたネットワークを提供することができる。該仕組みは、本来的なセキュリティを実装するのが困難なことがあるオンラインシステムと比較してより効率的な及び／又はより高いセキュリティが確保されたインフラストラクチャを提供することができる。

信用される連絡先から成る該ソーシャルネットワークを用いることで、電子商取引の様々な方法を実装することができる。上記されるように、時間に基づく又は価格に基づく入札を含む電子入札は、該枠組を用いて実装することができる。その他の実施形態においては、電子オブジェクトを交換することができ、オブジェクトは、電子クーポン及び証明書、等の金融上の又はその他の有価の手段を表す。上述されるように、モバイルコミュニティ内の信用される連絡先は、少なくとも１人のユーザが信用される地位を認められているおかげで予め認証されているため、該有価の電子オブジェクトは、継続的な識別及び認証の必要性なしに連絡先と交換することができる。

一実施形態においては、モバイル通信デバイスは、許容することができる特定の取引及び活動をユーザが信用レベルの関数として設定するのを可能にするためのさらなるオプション及び設定を提供することができる。一般的設定は、連絡先の信用レベルに依存して取引を可能にするように設定することができる。

例えば、特定の取引が具体的にマークされた連絡先のみに関して生じるのを可能にするために一般的設定を提供することもできる。例えば、ユーザは、「信用される」というラベルが付された連絡先と関連づけられた全取引を許容するようにモバイルデバイスを設定することができる。代替として、３つの信用レベルが「非常に信用される」、「信用される」、及び「信用されない」として定義されている実施形態においては、ユーザは、「非常に信用される」というラベルが付された連絡先と関連づけられた全金融取引のみを許容するようにモバイルデバイスを設定することができる。ユーザは、「信用される」というラベルが付された連絡先が金融活動に関するデータは受信するのは許容するが金融取引のオファーを受信するのは許容しないようにモバイルデバイスをさらに設定することができる。多くの信用レベル及び信用レベルと関連づけられた行動は、ここにおいて開示されるインフラストラクチャを用いて所定のモバイルコミュニティのコンテキストにおいて実装することができる。

今度は図１８を参照し、ここにおいて開示される方法の一部によりモバイル通信デバイス上にユーザインタフェースを表示するための典型的なプロセスが示される。デバイスは、ソーシャルネットワークに属するユーザが無線通信システムにおいてそのソーシャルネットワークを通じてそのソーシャルネットワークのその他のメンバーと接続することができるモバイル通信デバイスであることができる。１８００において、デバイスは、ユーザから入力を受信して格納することができ、入力は、複数の連絡先の連絡先情報及び連絡先の各々の１人に関する関連づけられた信用レベルとを含む。入力は、入力を受信するための他のシステムによって提供することができ、システムは、モバイルユーザのアカウントと関連づけられる（例えば、エクスチェンジサーバ７１２、ソーシャルネットワーキングサーバ１７４等）。入力は、モバイルデバイス上においてユーザによって直接提供することもできる。代替として、入力は、以前に受信された場合はデバイスのメモリから取り出すことができる。

１８１０において、デバイスは、そのソーシャルネットワーキンググループの少なくとも１人のメンバーに連絡先情報を送信することができる。例えば、連絡先及び関連づけられた信用レベルがモバイルデバイス内に入力されたときには、デバイスは、通信グループのその他のメンバーに連絡先情報を自動的に送信することができる。代替として、デバイスは、連絡先情報をその他のユーザに送信すべきかどうかについてユーザを促すことができる。信用レベルは、概して、信用されるレベル又は信用されないレベルであることができる。幾つかの実施形態においては追加の信用レベルを用いることができる。

ユーザは、例えば、金融上秘密扱いのデータオブジェクト、例えば、販売オファーを表すオブジェクト、を送信することを希望することができる。ユーザは、モバイルデバイス上の社会的近接性画面にナビゲートし、デバイス上において入手可能な１人以上の信用される連絡先の表示にさらにナビゲートすることができ、それにより、社会的近接性画面は、データオブジェクトの視覚表現に対応し、それらは、この場合はユーザのソーシャルネットワーク化された連絡先である。１８２０において、デバイスは、表示を行うときに各連絡先と関連づけられた信用レベルが信用されるレベルであると決定することができる。換言すると、視覚表現に関係するユーザの問い合わせのための社会パラメータが信用される連絡先を表示することを許容すると仮定すると、各々の信用される連絡先と関連づけられたアーティファクトは、（例えば、信用される連絡先が問い合わせの空間及び／又は時間パラメータも満たす限りにおいて）表示することができる。ユーザは、信用される連絡先の各々に対して販売オファーを送信するオプションをさらに選択することができる。プロセス１８３０において、デバイスは、信用される連絡先の各々に対して販売のための商品又はサービスの経済的価値を表すメッセージを送信することができる。

販売オファーを受信した信用される連絡先は、販売オファーを再検討することができる。信用される連絡先は、送信元の連絡先情報を信用される連絡先として各々のデバイス上に格納している信用される連絡先によって販売オファーが受信されたことを認識することができる。最後に、プロセス１８４０において、送信元は、販売オファーの受諾を表すメッセージを受信することができる。従って、図８は、データオブジェクト（例えば、連絡先）の視覚表現を電子商取引と関連させて使用することができるプロセスを実証する。

他の実施形態においては、所在場所マップビューは、ユーザが中心に存在し、連絡先及びグループがユーザから外側に向かって位置する空間マップを表す所在場所マップを提示することができる。連絡先及びグループは、所在場所マップ上のアイコン又はアーティファクトによって表し、それらのおおよその空間的又は地理的所在場所によって位置づけることができる。換言すると、各データオブジェクト（例えば、連絡先、活動等）と関連づけられたアーティファクトは、それらの関連づけられた所在場所に対応する所在場所マップ上の位置において表示され、中心（例えば、ユーザの位置）からのそれらの距離は、この例においては問い合わせのための空間的原点であるユーザの位置からの関係の程度に対応する。所在場所マップのビュー可能なエリアは、一例においては、空間次元に沿った空間パラメータの境界に対応することができ、従って、ビュー可能な範囲外のデータオブジェクトは、所在場所マップ上には表示されない。

一実施形態において、連絡先及びグループ全体のナビゲーションは、所在場所マップ全体においてズームイン及びズームアウトするためのモバイル通信デバイス上のソフトキーを用いることによって行うことができる。例えば、所在場所マップ上でのズームインは、ビュー可能な所在場所の範囲を狭くし、それは、表示されるデータオブジェクトの数を制限し、他方、所在場所マップ上でのズームアウトは、ビュー可能な所在場所の範囲を拡大し、それは、表示されるデータオブジェクトの数を増加させる。さらなる例においては、ユーザは、所在場所軸にそっていずれかの方向にシフトすることができ、それにより、ビュー可能な範囲は変わらないが、表示される軸部分が変更される（例えば、所在場所マップは、所在場所マップの実際の半径を変更することなしに異なる空間的原点からの２マイルの半径を表示する）。さらなる実施形態においては、左方向、右方向、上方向又は下方向を示す矢印及びＯＫボタンを有する５ボタンタイプのナビゲーションキーを用いることができる。幾つかの実施形態においては、ＯＫボタンは、プッシュ・ツー・シェアボタンとしての２重機能を有することができる。

１つのソフトキーは、「ズームアウト」機能として割り当てることができ、１つのソフトキーは、「ズームイン」機能として割り当てることができる。ズームインは、表示を更新すること及びユーザに空間的により近い連絡先を表すことができる。ズームアウトは、空間的な基準フレームを拡大すること及び表示のための拡大している空間エリアとともに連絡先を表示することができる。他の例においては、ソフトキーは、ズームイン又はズームアウトなしに軸上においていずれかの方向にシフトするために用いることができる。

図１３を参照し、モバイル通信デバイスにおいて実装することができる典型的なユーザインタフェース１３００が示され、個人的な対象ポイント及び連絡先を有する所在場所マップが提供される。ディスプレイは、現在提示されている現在のタイプのユーザインタフェースは「私の所在場所」であることを示すタイトルエリア９１０を含むことができる。様々な所在場所アイコン又はアーティファクト９５０は、ディスプレイ上においておおよその空間的な又は地理的な方法で提示することができる。その他の実施形態は、希望されるのに応じてサムネール又はその他のグラフィックインジケータを用いることができる。幾つかの連絡先ポイント９２０は、ユーザＩＤ又は限定された表示エリア内のデータオブジェクトを識別するその他の手段がタグとして添付されたアーティファクトを用いて提示することができる。例えば、アーティファクト９２０は、連絡先の３文字の頭字語又はイニシャルを用いて識別することができる。

上記において説明されるように、ユーザは、ナビゲーションボタン９４０を選択することによってディスプレイ全体をナビゲートすることができる。例えば、左及び右のナビゲーションボタンの選択は、所在場所の異なるカテゴリ、例えば、特定の地理上の範囲に限られたそれら、全体をスクロールすることができる。上方向及び下方向ボタンを用いてナビゲートすることは、アクティブな表示エリアを階層の上方レベル及び下方レベルに移動させることができる。例えば、現在のアクティブエリアは、活動アイコンエリア９１７であることができる。アクティブエリアは、上方向矢印ボタンを押すことによって、図においては「私の所在場所」を示す主サブジェクトエリア９１０にシフトすることができる。これで、ユーザは、サブジェクトエリアを例えば「私の物」に変更するために左及び右のナビゲーションボタンを選択することができる。現在の表示が特定の地理上の範囲、連絡先のみに関連する所在場所、娯楽所在場所、又はその他のカテゴリを示すかどうかを示すためにさらなるアクティブエリアを提供することができる。

アクティブエリアがアイコン又はアーティファクトエリアであるときには、ユーザは、「＋」又は「−」ズームソフトキーを押すことによってズームイン又はズームアウトを選択することができ、その時点で、マップ上の地理上の特徴のより接近した又はより遠ざかったズームレベルを表示エリア９１５において提供することができる。ユーザが「−」ズームアウトボタンを押したときには、視野が拡大されてより大きいマッピングエリアを含めることができる。同様に、ズーム「＋」ボタンが選択されたときには、視野がズームインしてマッピングビューを拡大することができる。ユーザの希望される連絡先ポイントは、各々のマッピングビュー上のそれらの相対的所在場所に従ってディスプレイ上において表すことができる。図１８に関して上述されるように、所在場所マップの境界は、例えば、いずれのデータオブジェクトがその上に表示されるかを制限することができ、このため、所在場所マップのビュー範囲内において表示可能な所在場所と関連づけられたデータオブジェクトのみがその上に表示される。従って、図１３の例において、空間次元の表示可能な部分は、ズームレベル又は表示される所在場所範囲とともに、所在場所マップの中心である空間的原点によって制限される。

さらなる実施形態においては、所在場所マップは、ウェブサイトを介して作成及び変更することができ及びインターネットにアップロードすることができる。例えば、ウェブに基づくサービスは、モバイル通信デバイスと関連づけられたユーザアカウントへのアクセスを提供することができる。サービスは、ユーザを認証すること及び様々なアカウント管理機能をそのユーザに提供することができる。ユーザは、ウェブサービスを用いて所在場所情報を生成及び変更することもさらにできる。住所、対象ポイント、及びその他の所在場所情報を、連絡先及び活動にさらに追加すること及びウェブサイトによって提供される所在場所マップに並行して掲載することができる。ユーザがウェブサイト上の所在場所マップ情報を生成又は変更した時点で、オーバーザエアウェーブダウンロードは、その情報をハンドセットに提供し、従ってハンドセット上の新しい情報を更新することができる。

ユーザがズームレベルを選択することによってモバイルデバイス上の所在場所マップ全体をナビゲートするのに従い、ユーザは、連絡先又はグループを強調することによって連絡先又はグループを選択することができる。一実施形態においては、ＯＫボタンをクリックすることによって、ビューされた空間的基準フレーム内の人を選択することができる。インタフェースは、選択されたデータオブジェクトの詳細をさらに提供することができる。例えば、ディスプレイは、選択されたデータオブジェクトと関連づけられた名前及び連絡先情報を示すことができる。ディスプレイは、選択されたデータオブジェクトのためにユーザによって選択することができる行動を示すこともできる。該行動は、例えば、連絡先の詳細を更新すること、連絡先を招くこと、又はイベントを削除することができる。一実施形態においては、新しいデータオブジェクト（例えば、イベント、活動、連絡先、及びグループ）の直感的な及び効率的な作成及びそれらを用いて行動を開始することを容易にするために所在場所マップウィザードを提供することができる。ウィザードをさらに進むことによって、様々な活動、例えば、コールを行う、情報を共有する、ゲームを始める、等を開始すること又はスケジュールを設定することができる。

他の実施形態においては、所在場所マップビューは、「通ったルート」及び「計画されたルート」を行先とともに提供することもできる。該ビューは、ユーザの観点から提供することができ、上から下へのビュー又はユーザ中心のビューを提供することができる。これは、所在場所更新履歴（過去の所在場所又はルート）及び計画された将来の所在場所又はルートと関係させた最も更新された所在場所の表現である。該通ったルート又は計画されたルートのビューは、ルートの再指定が必要なときに発送シナリオにおけるユーザ（例えば、トラック、タクシー等）にとって役立つことができる。

その他の実施形態においては、ユーザがモバイル通信デバイス上において情報を見つける及び管理するのを補助するコンテキストを提供するためにフィルタを提供することができる。例えば、一実施形態においては、音声コールイベントのために音声コールフィルタを提供することができる。音声コールフィルタは、受信された日時に従って時系列的に順序が設定された、着信コール及び発信コールのリストを含む一時的なコール履歴を提供することができる。各々の電話によるコールは、そのコールに関わるユーザ及び／又はグループの社会的近接性の表現をさらに含むことができる。従って、問い合わせのための原点における時間、例えば、現在の時間、との関係の程度を、この場合は電話によるコールである、データオブジェクトからの時間と比較することができる。それにより、ユーザは、時間次元における所定の時間範囲、又は所定の程度−範囲内において受信された電話によるコールを表すディスプレイ上のアーティファクト（例えば、被呼者の画像等）を眺めることができる。表示されたアーティファクトは、問い合わせの社会パラメータを満たしている呼者のみが表示される（例えば、友人及び家族からのコールのみを表示する）ようにさらに制限することができ、及び、問い合わせの（例えば、特定の所在場所地域の呼者からの）空間的パラメータを満たしている呼者のみが表示されるようにさらに制限することができる。

同様に、その他のタイプのデータオブジェクトのためにフィルタ、例えば、ノート（ｎｏｔｅ）フィルタ、画像及び映像フィルタ、ゲームフィルタ、音楽フィルタ等を提供することができる。該フィルタは、特定のタイプの活動に基づくさらなるコンテキスト上のフィルタリングを提供することができる。例えば、画像フィルタは、例えば、所在場所、連絡先、又は関連づけられた活動、等のカテゴリ別に分類された写真ファイルのリストを提供することができる。写真フィルタは、写真と関連づけられた連絡先の社会的近接性の表現をさらに含むことができる。

さらなる実施形態においては、モバイル通信デバイス上において情報を収集及び構成するためにコンテナ（ｃｏｎｔａｉｎｅｒ）を提供することができる。一実施形態においては、人、場所、物及び設定のために４つの主なコンテナを提供することができる。人コンテナは、アルファベット順に及び社会的近接性に従って放射状に配置された連絡先とグループとを含むことができる。このため、該配置は、「より近い円」と「遠い」とを含むことができる。ユーザは、上述されるナビゲーション方法を用いてインタフェースを制御すること及びナビゲートすることができる。異なるソーシャルネットワーク化された連絡先間で情報を交換するために異なる「コンテナ」をどのようにして用いることができるかに関する幾つかの例が、図２２Ａ乃至Ｊに関して以下において説明される。

一実施形態においては、ユーザが新しいデータオブジェクト（例えば、新しい連絡先及び／又はグループ）を追加中であるときには、ユーザインタフェースは、社会的近接性別にそれらを順序づけるための仕組みを提供することができる。該仕組みは、上述されるウィザードを提供することを含むことができる。さらに、社会的近接性の様々なカテゴリを用いることができる。１つの限定しない例においては、社会的近接性のタイプは、最も緊密なと、より緊密なと、それほど緊密ではないと、遠いと、を備えることができる。社会的近接性のタイプのリストは、より多くのオプションを提供するために拡大することができる。例えば、家族、友人、友人の友人、等を含めるためにリストを拡大することができる。代替として、リスト内の各カテゴリは、サブカテゴリを含むことができる。例えば、家族のカテゴリは、親、兄弟、及び親戚にさらに細分することができる。モバイル通信デバイスのユーザにとって重要である社会的カテゴリを表すためにあらゆる数のカテゴリ及び組み合わせを用いることができる。

情報のより効率的な選択、入力及び管理を容易にするために、一実施形態においては、ソフトキー又はその他の指示は、選択された連絡先又はグループのための様々な社会的近接性のオプション全体を巡回する単純な手段を提供することができる。例えば、連絡先又はグループにおける「距離」インジケータの選択は、その連絡先又はグループを中心から外側に移動させ、より「遠い」社会的近接性を示すことができる。

他の実施形態においては、ユーザとグループとの間で共有される場所又は所在場所のための空間的コンテナを提供することができる。場所は、緯度及び経度及び／又は対象ポイントのデータのプロパティを有することができるエイリアスとして表すことができる。場所は、上述されるように、ウィザードを介して開始又は変更することができる。場所は、モバイル通信デバイスと関連づけられたユーザアカウントを介して対応するウェブサイトを介して開始又は変更することもできる。場所が追加又は更新された時点で、エイリアスをモバイル通信デバイスに対してオーバーザエアでダウンロードすることができる。ウェブサイトは、ユーザがその他のユーザと項目を共有するためのオプションを提供することもできる。場所がユーザのモバイル通信デバイスにダウンロードされた時点で、モバイル通信デバイスは、上述されるようなコンテキストにおいて空間的に所在場所を描くことができる。この方法により、所定のデータオブジェクト（例えば、イベント、連絡先、マルチメディアファイル等）を、問い合わせの空間パラメータとの関係の程度を決定するために用いることができる特定の所在場所と関連づけ、問い合わせの空間パラメータを満たしているデータオブジェクトがユーザに表示されるようにすることができる。一実施形態においては、場所は、ディスプレイ上においてらせん状に配置し、場所が追加された日付／時間を示すことができ、上述されるナビゲーションを介して制御可能である。

「物」コンテナは、ユーザとグループとの間で共有することができるデータオブジェクト、例えば、ピクチャ、音楽、映像及びノート、を含むことができる。物コンテナは、ユーザとグループとの間でプレイされるゲームを入れることもできる。物は、上述されるように、ウィザードを介して開始又は変更することができる。物は、モバイル通信デバイスと関連づけられたユーザアカウントを介して対応するウェブサイトを介して開始又は変更することもできる。物が追加又は更新された時点で、エイリアスをモバイル通信デバイスに対してオーバーザエアでダウンロードすることができる。ウェブサイトは、ユーザがその他のユーザと項目を共有するためのオプションを提供することもできる。項目がユーザのモバイル通信デバイスにダウンロードされた時点で、モバイル通信デバイスは、上述されるようなコンテキストにおいて空間的に所在場所を描くことができる。一実施形態においては、物は、ディスプレイ上においてらせん状に配置し、場所が追加された日付／時間を示すことができ、上述されるナビゲーションを介して制御可能である。

図１４を参照し、ディスプレイ９１５上に提供された写真コンテナ例が示される。写真オブジェクトのサムネール又はその他の表現がアーティファクト１４１０において示される。示される例においては、写真オブジェクトは、ディスプレイ上においてらせん状に配置され、写真が追加された日付／時間が示される。

設定コンテナは、ボリューム、モード、選好、等のための設定を含むことができる。設定は、デバイスのディスプレイ上においてらせん状に配置し、振幅、周波数及び時間の変化を示すことができる。上述されるナビゲーションを用いてナビゲーション及び制御を提供することができる。

図１５Ａ乃至１５Ｃは、本発明の実施形態によるデータオブジェクトの特定の組のための視覚表現の例を示す。図１５Ａ乃至１５Ｃの各々は、空間、社会及び時間次元の中で異なる「支配的な」次元を有する視覚表現を示す。特に、図１５Ａは、社会次元を支配的とするデータオブジェクトの組の視覚表現を示し、図１５Ｂは、空間次元を支配的とするデータオブジェクトの組の視覚表現を示し、図１５Ｃは、時間次元を支配的とするデータオブジェクトの組の視覚表現を示す。

図１５Ａを参照し、ズーム−インジケータ１５００Ａ、１５０５Ａ、及び１５１０Ａは、データオブジェクトの組のためのディスプレイ１５４５Ａの現在の「ズーム」を示す。特に、ズーム−インジケータ１５００Ａ、１５０５Ａ、及び１５１０Ａのピラミッドの満杯レベル（ｆｉｌｌ ｌｅｖｅｌ）は、データオブジェクトの組が時間次元、空間次元及び社会次元においてフィルタリングされている様態を示す。例えば、完全に満たされたピラミッドは、フルズームを示し、このため、相対的に狭い時間、空間又は社会的な関係がディスプレイ１５４５Ａにおいて表示されることの要求を満たすことになり、他方、空のピラミッドは、特定の次元が「ズームアウト」され、このためその次元のためのあらゆる値が表示要求を満たすことになることを意味する。同様に、「満杯度」の中間レベルは、ズームの中間レベルを示す。従って、ディスプレイ１５４５Ａは、表示されたデータオブジェクトの社会的関係を主に示す一方で、ディスプレイ１５４５Ａにおいて表示されたいずれのデータオブジェクトも、期間を入れることによって示されるズームのレベルに対応する時間及び／又は空間上の要求も満たすことが理解されるであろう。従って、時間ズームが、「先週」に対応する期間が表示されることを要求し、及び、空間ズームが、ユーザの現在の都市が表示されることを要求する場合は、先週に町外にいた社会的連絡先は、その連絡先がユーザにとってどのような関係であるかにかかわらず表示されない。

依然として図１５Ａを参照し、程度インジケータ１５１５Ａ、１５２０Ａ、及び１５２５Ａは、社会次元に関するディスプレイ１５４５Ａ内における関係の異なる程度がどのように表示されるかを示し、社会的に緊密なデータオブジェクトはディスプレイ１５４５Ａの内円内に表示され、社会的に遠いデータオブジェクトは表示１５４５Ａの外円内に表示される。データ−オブジェクトタイプインジケータ１５３０Ａ、１５３５Ａ、及び１５４０Ａは、ユーザがいずれのタイプのデータオブジェクを表示のために選択できるかを指定し、図１５Ａは、人、所在場所及び／又は物をディスプレイ１５４５Ａ上に表示可能な入手可能データオブジェクトとして示す。図１５Ａにおいて、ユーザが人（すなわち、ユーザのソーシャルネットワーク化された連絡先）を表示されるべきデータオブジェクトの組として選択しており、ユーザが社会次元を支配的として選択しており及びユーザが程度インジケータ１５１５Ａを介して表示される対象として緊密な関係のみを選択すると仮定することができる。

従って、ディスプレイ１５４５Ａは、この例においては、「仕事」、「友人」、「家族」及び「その他」に対応する連絡先の４つの象限を示す。ユーザは、緊密な関係のみが表示されることを指示しており、及び緊密なデータオブジェクトは内円内に表示されるため、ユーザの内円内の連絡先のみがディスプレイ１５４５Ａ内に示される。具体的には、１人の緊密な仕事−連絡先及び１人の緊密な家族連絡先がディスプレイ１５４５Ａに示され、各々の表示された連絡先は、（例えば、ディスプレイ１５４５Ａ内において目立つことに影響を与える異なる視覚属性、例えば、サイズ、を有する）異なる画像又はアーティファクトを用いて表される。図１５Ａに示されるディスプレイ１５４５Ａから、ユーザは、支配的な社会次元内における異なる表示基準（例えば、「社会的マップ」）にナビゲートすることができ、又は支配的次元を空間又は時間次元に切り替えることができることが理解されるであろう。

図１５Ｂを参照し、ズーム−インジケータ１５００Ｂ、１５０５Ｂ、及び１５１０Ｂは、空間次元が支配的として設定されているデータオブジェクトの組に関するディスプレイ１５４５Ｂの現在の「ズーム」を示す。特に、図１５Ａにおけるように、ズーム−インジケータ１５００Ｂ、１５０５Ｂ及び１５１０Ｂのピラミッドの満杯レベルは、データオブジェクトの組が時間次元、空間次元及び社会次元においてフィルタリングされている様態を示す。

依然として図１５Ｂを参照し、程度インジケータ１５１５Ｂ、１５２０Ｂ、及び１５２５Ｂは、空間次元に関するディスプレイ１５４５Ｂ内における関係の異なる程度がどのように表示されるかを示し、空間的に非常に近いデータオブジェクトはディスプレイ１５４５Ｂの内円内に表示され、空間的に近いデータオブジェクトは、ディスプレイ１５４５Ｂの中央の円内に表示され、空間的に遠いデータオブジェクトは表示１５４５Ｂの外円内に表示される。データ−オブジェクトタイプインジケータ１５３０Ｂ、１５３５Ｂ、及び１５４０Ｂは、ユーザがいずれのタイプのデータオブジェクを表示のために選択できるかを指定し、図１５Ｂは、人、所在場所及び／又は物をディスプレイ１５４５Ｂ上に表示可能な入手可能データオブジェクトとして示す。図１５Ｂにおいて、ユーザが人、所在場所及び物の各々を表示されるべきデータオブジェクトの組として選択しており、ユーザが空間次元を支配的として選択しており及びユーザが「物」データオブジェクトのための程度インジケータを介して表示される対象として近い関係のみ、「人」データオブジェクトに関して表示される対象として近い関係のみ、及び「場所」データオブジェクトに関して表示される対象として遠い関係のみを選択すると仮定することができる。

従って、ディスプレイ１５４５Ｂは、この例においては、ユーザが問い合わせとともに入力する所在場所（例えば、ユーザの現在の所在場所、ユーザが移動中の到着先の所在場所、等）に対応する原点に対する、北東（ＮＥ）、北西（ＮＷ）、南東（ＳＥ）及び南西（ＳＷ）に対応する所在場所の４つの象限を示す。ディスプレイ１５４５Ｂ上には、ユーザがここにおいて表示されるデータオブジェクトの所在場所をより良く解釈することができるように街路マップが重ねられている。ユーザは「物」データオブジェクトに関する近い関係のみが表示されるように指示しており、及び近いデータオブジェクトは内円内に表示されるため、あらゆる空間的に近い「物」データオブジェクトがディスプレイ１５４５Ｂの内円内に示される。さらに、ユーザは、「人」データオブジェクトに関する近い関係のみが表示されるように指示しており、及び近いデータオブジェクトは中央の円内に表示されるため、あらゆる空間的に近い「人」データオブジェクトがディスプレイ１５４５Ｂのユーザの中央の円内に示される。さらに、ユーザは、「場所」データオブジェクトに関する遠い関係のみが表示されるように指示しており、及び遠いデータオブジェクトは外円内に表示されるため、あらゆる空間的に遠い「場所」データオブジェクトがディスプレイ１５４５Ｂのユーザの外円内に示される。

具体的には、図１５Ｂにおいて、１つの近い「物」データオブジェクトがディスプレイ１５４５Ｂの内円内に示され、1つの近い「人」データオブジェクトがディスプレイ１５４５Ｂ内に示され、１つの遠い「場所」データオブジェクトがディスプレイ１５４５Ｂ内に示される。さらに、ディスプレイ１５４５Ｂ内に示される各データオブジェクトは、（例えば、ディスプレイ１５４５Ｂ内において目立つことに影響を与える異なる視覚属性、例えば、サイズ、を有する）異なるピクチャ又はアーティファクトを用いて表される。図１５Ｂに示されるディスプレイ１５４５Ｂから、ユーザは、支配的な空間次元内における異なる表示基準（例えば、「所在場所マップ」）にナビゲートすることができ、又は支配的次元を社会又は時間次元に切り替えることができることが理解されるであろう。

図１５Ｃを参照し、ズーム−インジケータ１５００Ｃ、１５０５Ｃ、及び１５１０Ｃは、時間次元が支配的として設定されたデータオブジェクトの組のためのディスプレイ１５４５Ｃの現在の「ズーム」を示す。特に、図１５Ａ及び１５Ｂにおいて、ズーム−インジケータ１５００Ｃ、１５０５Ｃ及び１５１０Ｃのピラミッドの満杯レベルは、データオブジェクトの組が時間、空間、及び社会次元においてそれぞれフィルタリングされている様態を示す。

依然として図１５Ｃを参照し、程度インジケータ１５１５Ｃ、１５２０Ｃ及び１５２５Ｃは、時間次元に関するディスプレイ１５４５Ｃ内における関係の異なる程度がどのように表示されるかを示し、時間的に非常に近いデータオブジェクト（例えば、過去において緊密で、現在、又は将来において緊密である等）はディスプレイ１５４５Ｃの内円内に表示され、時間的に近いデータオブジェクト（例えば、過去において近い、又は将来において近い等）はディスプレイ１５４５Ｃの中央の円内に表示され、時間的に遠いデータオブジェクト（例えば、過去において遠い、将来において遠い等）はディスプレイ１５４５Ｃの外円内に表示される。データオブジェクトタイプインジケータ１５３０Ｃ、１５３５Ｃ及び１５４０Ｃは、ユーザがいずれのタイプのデータオブジェクトを表示のために選択可能であるかを指定し、図１５Ｃは、人、所在場所及び／又は物をディスプレイ１５４５Ｃ上に表示可能な入手可能データオブジェクトとして示す。図１５Ｃにおいて、ユーザが人を表示されるべきデータオブジェクトの組として選択しており、ユーザが時間次元を支配的として選択しており及びユーザが「人」データオブジェクトのために表示される対象として遠い関係のみを選択すると仮定することができる。

従って、ディスプレイ１５４５Ｃは、この例においては、ユーザが問い合わせとともに入力する時間（例えば、現在時間）に対応する原点に対する時間の４つの象限を示す。一例においては、４つの象限は、原点からの所定の放射状の距離に関する異なる時間部分を表すことができる。例えば、象限は、季節（例えば、春夏秋冬）を表すことができ、他方、ディスプレイ１５４５Ｃの原点、すなわち中心、からの距離は、年に対応することができる。代替として、象限は、曜日（例えば、月曜日／火曜日、水曜日／木曜日等）を表すことができ、原点からの距離は、週数（例えば、１、２、３等）に対応することができる。ユーザは「人」データオブジェクトに関する遠い関係のみが表示されるように指示しており、及び、遠いデータオブジェクトは、外円内に表示されるため、あらゆる時間的に遠い「人」データオブジェクトがディスプレイ１５４５Ｃのユーザの外円内に示される。一例においては、「人」データオブジェクト、又はユーザのソーシャルネットワーク化された連絡先、は、その連絡先が長期間ユーザと連絡していない（例えば、連絡先が何年も前に死亡した等）、又は長期間にわたって連絡不能であることが予想される（例えば、連絡先が５年間の火星ミッション中である等）場合はユーザと遠い時間的関係を有することができる。

具体的には、図１５Ｂにおいて、１つの遠い「人」データオブジェクトが、ディスプレイ１５４５Ｃの外円内に示される。図１５Ｃ内に示されるディスプレイ１５４５Ｃから、ユーザは、支配的な時間次元内の異なる表示基準（例えば、「時間マップ」又は「タイムライン」）にナビゲートすることができ、又は支配的次元から社会又は空間次元に切り替わることができることが理解されるであろう。

今度は図１６を参照し、本発明の実施形態によりモバイル通信デバイス上においてデータオブジェクトの視覚表現を表示するための典型的なプロセスが示される。１６００において、デバイスは、ユーザからの入力、例えば、データオブジェクトの所定の組がユーザに対して表示される方法を制御するために例えば社会、時間及び空間パラメータを有する問い合わせ、を受信することができる（例えば、それらは、問い合わせにおいて指示することも可能である）。上述されるように、入力は、入力を受信するための他のシステムによって提供することができ、それにおいては、システムは、モバイルユーザのアカウントと関連づけられる。入力は、モバイルデバイス上においてユーザによって直接提供することもできる。代替として、入力は、以前に受信されている場合はデバイスのメモリから取り出すことができる。一例において、ユーザからの入力は、１つ以上のデータオブジェクトの視覚表現に関連する問い合わせに対応することができ、問い合わせは、データオブジェクトのうちのいずれが視覚表現において表示されるかに影響を与える空間パラメータと、社会パラメータと、時間パラメータと、を含む。問い合わせは、データオブジェクトを表示すべきかどうかを決定する際にデータオブジェクトの属性が比較される原点をさらに含むことができ、及び、（例えば、図１５Ａ、図１５Ｂ又は図１５Ｃに示されるような視覚表現を結果的に得るためには）いずれの次元が支配的であるべきかの指示をさらに含むことができる。１６１０において、（例えば、時間次元が支配的である図１５Ｃにおけるように）受信された入力の時間的表現を提供する第１の次元を表示することができる。例えば、１６１０において、デバイスは、いずれのデータオブジェクトが問い合わせの時間パラメータを満たしているかを決定することができる（例えば、時間パラメータが、ユーザが現時点から来週以内におけるデータオブジェクトに関心を有することを示す場合は、この時間枠外のデータオブジェクトは、考慮対象から除外される等）。

１６２０において、（例えば、空間次元が支配的である図１５Ｂにおけるように）受信された入力の空間的表現を提供する第２の次元を表示することができる。例えば、１６２０において、デバイスは、いずれのデータオブジェクトが問い合わせの空間パラメータを満たしているかを決定することができる（例えば、空間パラメータが、ユーザが彼／彼女の現在の所在場所から２マイル内におけるデータオブジェクトに関心を有することを示す場合は、この所在場所外のデータオブジェクトは、表示対象から除外される等）。さらなる例においては、デバイスは、時間パラメータと関連づけられた時間−範囲中におけるデータオブジェクトの所在場所を考慮するだけでよい（例えば、空間パラメータがサンフランシスコに対応し、時間パラメータが現在時間に対応する場合は、イベントが将来の１年後にサンフランシスコで催されるデータオブジェクトは表示されない）。

１６３０において、（例えば、社会次元が支配的である図１５Ａにおけるように）受信された入力の社会的近接性表現を提供する第３の次元を表示することができる。例えば、１６３０において、デバイスは、いずれのデータオブジェクトが問い合わせの社会パラメータを満たしているかを決定することができる（例えば、社会パラメータが、ユーザの連絡先リスト内のユーザプロフィール及び／又はソーシャルネットワーク化された連絡先に基づいてユーザが関心を有するイベントのデータオブジェクトにユーザが関心を有することを示す場合は、これらの条件を満たしていないデータオブジェクトは表示から除外される等）。理解されるであろうように、１６１０乃至１６３０において各次元が表示された時点で、結果的に得られた、データオブジェクトのうちの１つ以上を表示する視覚表現は、ユーザに表示することができる（例えば、所在場所マップ、活動マップ等として表示され、データオブジェクトを表すために表示内にアーティファクトが示される）。１６１０、１６２０、及び１６３０は、各タイプの支配的次元が順次で選択されることを示す一方で、ユーザは、代替として、支配的に設定された第１の次元に満足し、従ってユーザは１６２０及び／又は１６３０におけるようにその他の支配的次元にナビゲートする必要がないことが可能であることが理解されるであろう。

プロセス１６４０において、モバイル通信デバイスは、ユーザが視覚表現の選択された次元を変更することを希望することの指示を受信することができる。例えば、ユーザが当初の問い合わせから表示可能な次元の範囲又は程度を変更することを希望する場合は、ユーザは、１６４０において変更されるべき次元を選択する。

例えば、第１のソフトキーは、選択された又はアクティブな軸を通じてナビゲートするための「ズームイン」機能として割り当てられ、第２のソフトキーは、「ズームアウト」機能が割り当てられると仮定する。これらのソフトキーを設定することによって、ユーザは、ズームイン及びズームアウトすることができ、その結果、表示された基準フレーム内の対応する人数を更新することができる。この場合は、１６４０において受信された指示は、空間、時間又は社会次元のうちの１つからズームイン又はズームアウトすることのユーザによる選択に対応することができる。例えば、視覚表現が所在場所マップの形態である場合は、ユーザがズームアウトソフトキーを押したときには、視野が拡大されてより広い視野を含めることができ、このため、より多くの所在場所が示され、及び潜在的により多くのデータオブジェクトが表示される。同様に、ズーム「＋」ソフトキーが選択された場合は、視野がズームインして現在のビューを拡大することができ、それは、視覚表現の所在場所範囲内にもはや存在していないデータオブジェクトを除外することができる。視覚表現のための次元のうちの１つを変更する指示を受信後は、（例えば、他の支配的次元に移行するために、問い合わせのパラメータを満たすためにパラメータを変更するために）１６５０において視覚表現が変更される。

今度は図１７を参照し、ここにおいて開示される方法の一部によりモバイル通信デバイス上においてユーザインタフェースを表示するための典型的なプロセスが示される。１７００において、デバイスは、この実施形態においては計画されたイベントに対応するデータオブジェクトに関してユーザから入力を受信することができる。上述されるように、入力は、入力を受信するための他のシステムによって提供することができ、それにおいては、システムは、モバイルユーザのアカウントと関連づけられる。入力は、モバイルデバイス上においてユーザによって直接提供することもできる。代替として、入力は、以前に受信された場合はデバイスのメモリから取り出すことができる。１７１０において、計画されたイベントがイベントの所在場所の関数として表示される。上述されるように、その他のデータオブジェクト及び表現を所在場所によって示すことができる。代替として、データオブジェクトは、開示されるその他の質、例えば、社会的近接性及び時間的距離、に従って示すことができる。例えば、所在場所表現は、所在場所マップ上における指示を含むことができる。上記において開示される様々な実施形態において、所在場所表現は、２次元マップ上に位置するイベントを備えることができる。

１７２０において、２次元ナビゲーションのためのナビゲーションキーを設定することができる。上記において開示されるように、モバイル通信デバイス上において、上方向、下方向、左方向、及び右方向のキーを該ナビゲーションのために用いることができる。１７３０において、ディスプレイ内においてズームインするために第１のボタンを設定することができ（例えば、それは、視覚表現が所在場所マップに対応する場合は空間次元を狭くすること、及び視覚表現が社会的マップに対応する場合は社会次元を狭くすることに対応する）。１７４０において、ディスプレイ内においてズームアウトするために第２のボタンが設定される。ズームのためにボタンを設定することによって、ユーザは、ズームイン及びズームアウトすることができ、その結果、表示された基準フレーム内のデータオブジェクト（例えば、イベント）の対応数を更新することができる。ユーザがズームアウトボタンを押したときには、視野が拡大されてより広い視野を含めることができ（例えば、それは、視覚表現が所在場所マップに対応する場合は空間次元を拡大すること、及び視覚表現が社会的マップに対応する場合は社会次元を拡大することに対応する）。同様に、ズームインボタンが選択されたときには、視野がズームインして現在のビューを拡大することができる。１７５０において、新しい活動及びイベントの直感的な創出を容易にするために新しいイベントウィザードを表示することによって新しいイベントを生成することができる。該ウィザードは、人／連絡先、場所／所在場所、データ又はメディアエンティティ／物、及び時間値を選択するための仕組みを提供することができる。１７６０において、ウィザードは、ユーザに入力を促すことができる。様々なメニュー及び促し（ｐｒｏｍｐｔ）を通じて、ユーザは、例えば、連絡先リスト内の人を選択すること、所在場所を選択すること、及び「今」対「のちに」の選択を示すことができる時間値を選択することができる。

図１９を参照し、本発明の実施形態を描く典型的なディスプレイが示される。特に、図１９は、図１５Ａに関して上に示されて説明されるユーザインタフェース及びディスプレイの変形を示し、視覚表現は、社会的マップに対応する。ディスプレイ１９００は、ユーザが入力をビューする及び／又は編集するために様々なフィルタを選択することができる設定機能を示す。この例においては、ユーザは、強調されたエリアによって示される「家族」１９１０を選択している。「入力」又は「ＯＫ」ボタンを押した時点で、ディスプレイ１９２０をインスタンス化することができ、「家族」カテゴリに含まれる様々な連絡先をさらに示すことができる。さらに、ラジオボタン１９２５は、「家族」フィルタに記載された連絡先のための現在の社会的近接性設定を示すことができる。ユーザは、強調されたエリアによって示された特定の連絡先、例えば「アル」１９３０、を強調することができる。ユーザは、この例においては、「緊密な」、「近い」、及び「遠い」 として示される社会的近接性設定を変更することができる。

換言すると、図１９の実施形態においては、ディスプレイ１９００は、ユーザの問い合わせのための社会パラメータを示し、それにより、ユーザにとっての家族−関係を有するデータオブジェクトは、問い合わせの社会パラメータを満たす。この例においてはユーザのソーシャルネットワーク化された連絡先に対応するデータオブジェクトがディスプレイ１９２０において示される。特に、ディスプレイ１９２０は、ユーザの家族構成員の社会パラメータを満たしているデータオブジェクトを示し、及び、ユーザの家族内での社会的関係の程度（例えば、この例においては、緊密な、近い、及び遠い）をさらに示す。

ユーザは、編集が完了したときに「完了」（ｄｏｎｅ）を選択することができ、それに基づき、ディスプレイ１９４０をインスタンス化することができ、「家族」フィルタ内の連絡先を示すことができる。ディスプレイ１９４０は、各々の社会的近接性設定を示す同心円１９５０に沿って位置する「家族」フィルタ内の連絡先を示す。最も小さい円は、「遠い」社会的近接性設定と関連づけられた連絡先「グレッグ」を含む。中間の大きさの円は、「近い」社会的近接性設定と関連づけられた連絡先「カール」及び「ヘザー」を含む。大きい円は、「緊密な」社会的近接性設定と関連づけられた連絡先「アル」及び「エバン」を含む。わかるように、より大きい円は、より緊密な社会的近接性設定を示し、他方、より小さい円は、より遠い社会的近接性設定を示す。一実施形態においては、ユーザは、より大きい円がより遠い（ｆａｒｔｈｅｒ）社会的近接性設定を示すように統合ズームディスプレイを設定し、及びより小さい円がより遠い社会的近接性設定を示すように設定することができる。

換言すると、ディスプレイ１９４０は、ユーザの家族構成員の各々の社会的近接性が１９５０においてディスプレイの中心までの距離に基づいて示される社会的マップに対応し、ディスプレイの中心は、問い合わせのための社会的原点（例えば、この場合はユーザである彼自身／彼女自身に対応する社会的原点）に対応する。

今度は図２０を参照し、本発明の他の実施形態を描く典型的なディスプレイが示される。特に、図２０は、図１５Ａに関して上に示されて説明されるユーザインタフェース及びディスプレイの変形を示し、視覚表現は、ユーザの社会的連絡先における彼／彼女の信用レベルに基づいた社会的マップに対応する。ディスプレイ２０００は、ユーザがビュー、入力及び／又は編集するために様々なフィルタを選択することができる設定機能を示す。この例においては、ユーザは、強調されたエリアによって示される「信用される」２０１０を選択している。「入力」又は「ＯＫ」ボタンを押した時点で、ディスプレイ２０２０をインスタンス化することができ、「信用される」カテゴリに含まれる様々な連絡先をさらに示すことができる。さらに、ラジオボタン２０２５は、「信用される」フィルタに記載された連絡先のための現在の社会的近接性設定を示すことができる。ユーザは、強調されたエリアによって示された特定の連絡先、例えば「アル」２０３０、を強調することができる。ユーザは、この例においては、「緊密な」、「近い」、及び「遠い」 として示される社会的近接性設定を変更することができる。

換言すると、図２０の実施形態においては、ディスプレイ２０００は、ユーザの問い合わせのための社会パラメータを示し、それにより、ユーザと信用される−関係を有するデータオブジェクト（例えば、連絡先）は、問い合わせの社会パラメータを満たしている。この例においてはユーザのソーシャルネットワーク化された連絡先に対応するデータオブジェクトがディスプレイ２０２０において示される。特に、ディスプレイ２０２０は、ユーザの信用される連絡先の社会パラメータを満たしているデータオブジェクトを示し、及び、ユーザの信用される連絡先（例えば、この例においては、緊密な、近い、及び遠い）における信用度をさらに示す。

ユーザは、編集が完了したときに「完了」を選択することができ、それに基づき、ディスプレイ２０４０は事例を挙げて裏付けられ、「信用される」フィルタ内の連絡先を示すことができる。ディスプレイ２０４０は、各々の社会的近接性設定を示す同心円２０５０に沿って位置する「信用される」フィルタ内の連絡先を描く。最も小さい円は、「遠い」社会的近接性設定と関連づけられた連絡先「エバン」を含む。中間の大きさの円は、「近い」社会的近接性設定と関連づけられた連絡先「アル」及び「グレッグ」を含む。大きい円は、「緊密な」社会的近接性設定と関連づけられた連絡先「カール」を含む。連絡先「ヘザー」には信用設定が割り当てられなかったため、ディスプレイ２０４０には関連づけられたアイコンは描かれず、わかるように、より大きい円は、より緊密な社会的近接性設定を示し、他方、より小さい円は、より遠い社会的近接性設定を示す。一実施形態においては、ユーザは、より大きい円がより遠い社会的近接性設定を示すように統合ズームディスプレイを設定し、及びより小さい円がより遠い社会的近接性設定を示すように設定することができる。

換言すると、ディスプレイ２０４０は、ユーザの信用されるメンバーの各々の社会的近接性が２０５０においてディスプレイの中心までの距離に基づいて示される社会的マップに対応し、ディスプレイの中心は、問い合わせのための社会的原点（例えば、この場合はユーザである彼自身／彼女自身に対応する社会的原点）に対応する。

連絡先等のデータオブジェクトは、様々な「フィルタ」又はカテゴリと関連づけられた複数の社会的近接性設定を有することがあることもわかる。例えば、図１９及び２０においては、連絡先「アル」は、「信用」フィルタに関しては「近い」設定と関連づけられ、「家族フィルタ」に関しては「緊密な」設定と関連づけられていた。異なるコンテキスト、例えば、「家族」及び「信用」に関する社会的近接性設定を区別する能力は、ユーザが実世界における実際の関係及び関連づけられた活動をより正確に近似させることを可能にすることができる。例えば、ユーザは、金融取引に関して家族構成員を信用することができず、他方社会的活動に関してその家族構成員と緊密な関係にするのを希望することができる。本開示の方法は、実世界における関係及び活動により正確に近似するより豊かなユーザ経験を提供するためにユーザがモバイルデバイスにおいて関係及び活動における該微妙な違いを描くことを可能にすることができる。

図２１は、データオブジェクトの組に属する１つ以上のデータオブジェクトを本発明の実施形態によりユーザに表示することができるプロセスを示す。図２１を参照し、データオブジェクトの組の希望される視覚表現の指標であるユーザに関する社会パラメータと、時間パラメータと空間パラメータとを含む問い合わせが受信される、２１００。一例においては、問い合わせは、問い合わせの発信元であるユーザに属するモバイル通信デバイスにおいて受信することができる。一例においては、上記の実施形態に関して説明されるように、データオブジェクトは、空間的、社会的及び時間的な点で分類可能であるイベント、活動、ソーシャルネットワーク化された連絡先、マルチメディアファイル及び／又はその他のあらゆるタイプの情報に対応することができる。

例えば、問い合わせは、空間、時間及び社会次元における原点を指定することができる。特定の例において、社会的原点は、ユーザに関するアイデンティティ又は加入者プロフィールであることができ、空間的原点は、ユーザの所在場所であることができ、及び、時間的原点は、ユーザによって指定された時間又は時間−範囲であることができる。空間的及び時間的原点は、典型的にはいっしょに考慮され、このため、ユーザの空間的原点は、時間的原点の時間において又は時間−範囲内において考慮される。例えば、ユーザが、彼／彼女の同僚が火曜日に出勤することになっているかどうかを知りたがっていると仮定すると、問い合わせの社会パラメータは「私の同僚」であることができ、問い合わせの時間パラメータは「火曜日」であることができ、問い合わせの空間パラメータは「私の勤務先の住所」であることができる。

次に、問い合わせの社会、時間、及び空間パラメータが社会、時間、及び空間次元におけるデータオブジェクトの組の各々のデータオブジェクトに関係する程度が決定される、２１０５。例えば、問い合わせの社会パラメータはソーシャルネットワーク化された連絡先のうちの指定された「私の同僚」に関係するため、ユーザの通信デバイスは、ソーシャルネットワーキングサーバ１７４に連絡してユーザの同僚のリストを得ることができ及び火曜日に関する同僚のカレンダーを要求することができる。この場合は、問い合わせはバイナリ（ｂｉｎａｒｙ）でありこのため問い合わせに完全に一致する連絡先のみがユーザに表示されると仮定する。同僚が火曜日に約束がない場合は、デバイスは、同僚は例えば社内にいると仮定することができ、これらの同僚をユーザに表示することができ、他方、会社にいないことが予定されている同僚は表示されない。

次に、通信デバイスは、社会次元、時間次元、及び空間次元における関係の決定された程度が問い合わせの各々のパラメータを満たしているかどうかに基づいてデータオブジェクトの組の少なくとも一部分の視覚表現をユーザに表示する。上記の例においては、これは、火曜日に会社にいると決定された同僚がユーザに表示されることを意味する。視覚表現は、（例えば、会社を中心とする）社会的マップ、活動マップ、及び／又は所在場所マップの形態であることができ、各場合において、火曜日に会社にいることが予想される同僚のみが表示される。

図２１には示されないが、ユーザは、視覚表現を（例えば、時間軸又は時間次元に沿って）２１１０から他の曜日にシフトすることが可能であり、ユーザは、一定の同僚のみを示すために視覚表現を２１１０から狭くする（例えば、社会軸又は社会次元に沿ってズームインする）ことが可能であり、ユーザは、その週に会社内にいることになるどの同僚も示すために視覚表現を２１１０から拡大する（例えば、時間軸又は時間次元に沿ってズームアウトする）ことが可能であり、ユーザは、火曜日に複数の社内の所在場所のうちのいずれかにいることになるどの同僚も示すために視覚表現を２１１０から拡大する（例えば、空間軸又は空間次元に沿ってズームアウトする）ことが可能であり、以下同様である。

図２１が説明され、それにより、問い合わせの社会パラメータがユーザの同僚を指定し、及び空間パラメータが会社を指定する一方で、他の例においては、社会パラメータはユーザの友人を指定することが可能であり及び空間パラメータは特定の都市を指定することが可能である。さらに、図２１が説明されており、それにより、データオブジェクトはソーシャルネットワーク化された連絡先に対応する一方で、その他の実施形態は、図２１の一般的な教示をあらゆるタイプのデータオブジェクト、例えば、イベント、活動、マルチメディアファイル等に適用することができることが容易に理解されるであろう。

データオブジェクトの属性（例えば、所在場所、時間及び／又は社会的関係）は「静的」として上述されており、このため、所定のデータオブジェクトは、その他のデータオブジェクトに対して同じ社会的関係を維持しており及び特定の時間における所定のデータオブジェクトの所在場所は同じである一方で、その他の実施形態は、これらのデータオブジェクト属性のうちの１つ以上を動的に更新することを対象とすることが可能であることが理解されるであろう。例えば、ユーザが知り合いにとってより緊密な友人になる場合は、ユーザは、（例えば、知り合いを表すアーティファクトを図１５Ａの社会的マップ上において「近い」又は「遠い」位置から「緊密な」位置にドラッグすることによって）知り合いを表すデータオブジェクトとの彼／彼女の関係をより緊密な社会的設定に移行させることができる。同様に、ユーザは、彼／彼女の連絡先が返事をすることを求められたイベントに出席しないことを本人によって告げられていることがあり、イベントへの連絡先の出席を示す時間的マップ又は空間的マップから連絡先を削除することができる。データオブジェクト属性が変化したときには、そのデータオブジェクトは、それの新しい属性の優先権及び／又は許可を引き継ぐことができる（例えば、そのデータオブジェクトに関する通知は、ユーザにとってより目立つようにすること又はより目立たないようにすることができる）。

本発明の上述される実施形態は、特定のユーザによって動作されるデバイスにおけるデータオブジェクトの組を視覚で表すことが概して対象となっている一方で、その他の実施形態は、ユーザ間でのデータオブジェクトの交換を対象とする。従って、図２２Ａ乃至２２Ｊは、データオブジェクトの送信元の観点からの該交換を対象とし、図２３は、データオブジェクトの受信者又はターゲットの観点からのデータオブジェクトの交換を対象とする。

図２２Ａを参照し、所定のユーザは、１つ以上のデータオブジェクトを少なくとも１人のその他のユーザに送信することを決定すると仮定する、２２００Ａ。従って、所定のユーザは、データオブジェクトがメッセージへの添付物として送信されるべき先である少なくとも１つのターゲットデータオブジェクトを指定する、２２０５Ａ。一例においては、各ターゲットデータオブジェクトは、ユーザのソーシャルネットワーク化された連絡先に典型的に対応する。

次に、繰り返しが可能であるプロセスが開始し、それにより、所定のユーザは、入手可能なデータオブジェクト全体をブラウジングし、少なくとも１つのターゲットデータオブジェクトに送信すべきデータオブジェクトを選択する、２２１０Ａ。データオブジェクトを選択後は、所定のユーザは、少なくとも１つのターゲットデータオブジェクトのために作成中のメッセージに対応するステージングエリア（ｓｔａｇｉｎｇ ａｒｅａ）に選択されたデータオブジェクトを追加するように要求する。２２２０Ａにおいて、所定のユーザは、他のデータオブジェクトをステージングエリアに追加すべきかどうかを決定する。所定のユーザが２２２０Ａにおいて他のデータオブジェクトをステージングエリアに追加することを決定した場合は、プロセスは２２１０Ａに戻り、所定のユーザは、他のデータオブジェクトのためにブラウジングする。他方、所定のユーザが２２２０Ａにおいて他のデータオブジェクトをステージングエリアに追加しないことを決定した場合は、ステージングエリアに追加された各データオブジェクトは、メッセージ２２２５Ａに添付され、所定のユーザによって動作されるデバイスは、添付されたデータオブジェクトを有するメッセージを少なくとも１つのターゲットデータオブジェクトに送信する、２２３０Ａ。

図２２Ｂ乃至２２Ｊは、図２２Ａのプロセスの例を視覚的に示す。図２２Ｂを参照し、所定のユーザが１つ以上のデータオブジェクトを彼／彼女のソーシャルネットワーク化された連絡先に送信することを決定しており（２２００Ａ）、それにより、メッセージを受信するための少なくとも１人のターゲット連絡先を指定するためにそれの「人」データオブジェクトのリスト全体をブラウジングする（２２０５Ａ）と仮定する。図２２Ｂは、図１５Ａに類似する社会的マップの視覚表現による所定のユーザの「人」データオブジェクトの１つの例示を示す。図２２Ｃにおいて、所定のユーザは、所定のユーザの友人「リック」に対応するデータオブジェクトを選択し、リックの選択は、図２２Ｃにおいて強調されて示されている社会的マップ内のリックのアーティファクトによって示されると仮定する。選択後は、何らかのその他のユーザ入力（例えば、ダブルクリック、他のボタンを押す、等）を通じて、所定のユーザは、少なくとも１つのデータオブジェクト添付物を含むメッセージのターゲットとしてステージングエリアにリックを追加することを指示する。理解されるであろうように、この場合の「リック」に対応する「人」データオブジェクトがメッセージのターゲットであるが、ターゲットを指定すること以外にそれ自体をメッセージに添付する必要はない。図２３Ｃに示されるステージングエリアは、ターゲットへのメッセージにおいて送信される全情報を概して示し、ただし、送信元の識別が各メッセージに追加され、この理由によりステージングエリアでは示されない。このように、図２２Ｄ以降は、所定のユーザからリックへの空のメッセージ（すなわち、データオブジェクトはまだ添付されていない）が生成され、それは、現時点において、データオブジェクト添付物を入れることができる。従って、図２２Ｂ乃至２２Ｄは、この例においては、図２２Ａの２２０５Ａに対応する。

図２２Ｅを参照し、所定のユーザは、次に、「画像」データオブジェクト全体をブラウジングし、図２２Ｆにおいて、所定のユーザは、ａｒｔｗｏｒｋ．ｊｐｇ画像ファイルに対応する「画像」データオブジェクトの選択を指示し、それは、図２２Ｃにおけるステージングエリアに追加される。図２２Ｆでのデータオブジェクトの選択及び図２２Ｇでのステージングエリアへの選択されたデータオブジェクトの追加は、図２２Ｃ及び２２Ｄに関してそれぞれ上述されるのと同様の方法で行うことができ、ただし、図２２Ｆ及び図２２Ｇにおいてステージングエリアに添付されたデータオブジェクトは、メッセージのターゲットとして追加されるのではなく、メッセージへの添付物として追加される。従って、図２２Ｅ乃至２２Ｇは、この例においては、図２２Ａの２２１０Ａ乃至２２２０Ａに対応する。

次に、図２２Ｈを参照し、所定のユーザは、次に、「場所」データオブジェクト全体をブラウジングし、図２２Ｉにおいて、所定のユーザは、森林所在場所に対応する「場所」データオブジェクトの選択を指示し、それは、図２２Ｊにおいてステージングエリアに追加される。図２２Ｉでのデータオブジェクトの選択及び図２２Ｊでのステージングエリアへの選択されたデータオブジェクトの追加は、図２２Ｆ及び２２Ｇに関してそれぞれ上述されるのと同様の方法で行うことができる。従って、図２２Ｈ乃至２２Ｊは、この例においては図２２Ａの２２１０Ａ乃至２２２０Ａの他の繰り返しに対応する。

この時点で、図２２Ｇにおいて、ステージングエリアは、ターゲットデータオブジェクト「リック」と、データオブジェクト添付物「ａｒｔｗｏｒｋ．ｊｐｇ」と森林と、を含む。所定のユーザは、データオブジェクト添付物をメッセージに添付し、ステージングエリアにおいて示される送信ボタンの選択を指示することによってデータオブジェクト「リック」にそのメッセージを送信することができる、２２２５Ａ及び２２３０Ａ。代替として、所定のユーザは、データオブジェクトがリックに送信中である理由についてのコンテキスト上の理解を容易にするために添付されたデータオブジェクトのテキストによる記述を最初に加えることができる（例えば、『「アートワーク」のこの画像は、「森林」を撮影したものである』等）。

次に、図２３は、１つ以上のデータオブジェクト添付物を含むメッセージがどのようにして受信されてターゲットデータオブジェクトにおいて閲覧されるかの例を示す。図２３を参照し、所定のユーザによって動作されるデバイスは、所定のユーザによって動作されるデバイスにおいてデータオブジェクト添付物を含むメッセージを受信する（例えば、ソーシャルネットワーキングサーバ１７４、モバイルデバイス等）、２３００。

２３０５においてメッセージを受信した時点で、ユーザによって動作されるデバイスは、送信中のデータオブジェクトの属性に少なくとも部分的に基づいて受信されたメッセージの通知を表示する。例えば、メッセージを受信中のユーザがリックであり、メッセージの送信元がジェーンであり、リックとジェーンが結婚している場合は、２３００のメッセージは、リックがそれに含まれる実際のデータオブジェクトに対して関心がない場合でも重要として表示することができる。このように、送信元の属性は、メッセージ自体は、さらなるレビューに基づいて受信者にとってそれほど重要でない場合でも、メッセージ通知をどの程度目立つように表示すべかに対して影響を与えることができる。

メッセージ通知に基づき、メッセージのターゲットユーザは、メッセージを閲覧するかどうかを決定する、２３１０。ターゲットユーザがメッセージを閲覧しないことを決定した場合は、図２３のプロセスが終了する。他方、ターゲットユーザがメッセージを閲覧することを決定した場合は、メッセージのデータオブジェクト添付物が抽出され、２３１５、各々の抽出されたデータオブジェクトは、抽出されたデータオブジェクトの属性に少なくとも部分的に基づいてターゲットユーザに表示される。

例えば、メッセージの送信元が重要でない場合は、２３０５のメッセージ通知は、当初は、２３０５においてターゲットユーザに対して目立つ形で示すことができない。しかしながら、メッセージ自体が非常に重要である（例えば、遠い友人が、ターゲットユーザが出席することを切望していたパーティへの招待状を送る）場合は、メッセージは、２３２０において抽出時点でより目立つ形で表示される。

さらなる例において、重要なメッセージは、メッセージ通知が２３０５においてどのように表示されるかに影響を与えることもでき、従って、重要なメッセージは、メッセージの送信元がターゲットユーザにとって重要でない場合でも目立つ通知をもたらすことができる。同様に、重要でないように思われる抽出されたデータオブジェクトは、ユーザの非常に重要な連絡先（例えば、ターゲットユーザの会社のＣＥＯ、ターゲットユーザの恋人、等）から送信されているおかげで目立つ状態で表示可能である。このように、少なくとも一例においては、メッセージ通知は、送信元の重要レベルを少なくとも示す目立つものを用いて表示することができ、メッセージが特に重要である場合はメッセージ通知のより目立つ表示が可能である。同様に、２３１５における抽出されたデータオブジェクトは、抽出されたデータオブジェクトの重要レベルを少なくとも示す目立つものを用いて表示することができ、メッセージの送信元が特に重要である場合はデータオブジェクトのより目立つ表示が可能である。

当業者は、情報及び信号は様々な異なる技術及び技法のうちのいずれかを用いて表すことができることを理解するであろう。例えば、上記の説明全体を通じて参照されることがあるデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、及びチップは、電圧、電流、電磁波、磁場、磁性粒子、光学場、光学粒子、又はそれらのあらゆる組合せによって表すことができる。

さらに、ここにおいて開示される実施形態と関係させて説明される様々な例示的な論理ブロック、モジュール、回路、及びアルゴリズム上のステップは、電子ハードウェア、コンピュータソフトウェア、又は両方の組み合わせとして実装可能であることを当業者は理解するであろう。ハードウェアとソフトウェアのこの互換性を明確に例示するため、様々な例示的コンポーネント、ブロック、モジュール、回路、及びステップが、各々の機能の観点で一般的に上述されている。該機能がハードウェアとして又はソフトウェアとして実装されるかは、特定の用途及び全体的システムに対する設計上の制約事項に依存する。当業者は、説明されている機能を各々の特定の用途に合わせて様々な形で実装することができるが、該実装決定は、本開示の適用範囲からの逸脱を生じさせるものであるとは解釈すべきではない。
ここにおいて開示される実施形態と関係させて説明される様々な例示的な論理ブロック、モジュール、及び回路は、ここにおいて説明される機能を果たすように設計された汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ（ｄｉｇｉｔａｌ ｓｉｇｎａｌ ｐｒｏｃｅｓｓｏｒ：ＤＳＰ）、特定用途向け集積回路（ａｐｐｌｉｃａｔｉｏｎ ｓｐｅｃｉｆｉｃ ｉｎｔｅｇｒａｔｅｄ ｃｉｒｃｕｉｔ：ＡＳＩＣ）、フィールドプログラマブルゲートアレイ（ｆｉｅｌｄ ｐｒｏｇｒａｍｍａｂｌｅ ｇａｔｅ ａｒｒａｙ：ＦＰＧＡ）、その他のプログラマブル論理デバイス、ディスクリートゲートロジック、ディスクリートトランジスタロジック、ディスクリートハードウェアコンポーネント、又はそれらのあらゆる組合せ、を用いて実装又は実行することが可能である。汎用プロセッサはマイクロプロセッサであることができるが、代替においては、プロセッサは、従来のどのようなプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、又はステートマシンであってもよい。プロセッサは、計算デバイスの組合せ、例えば、ＤＳＰと、１つのマイクロプロセッサとの組合せ、複数のマイクロプロセッサとの組合せ、ＤＳＰコアと関連する１つ以上のマイクロプロセッサとの組合せ、又はその他のあらゆる適切な構成、として実装することも可能である。

ここにおいて開示される実施形態と関係させて説明される方法、順序及び／又はアルゴリズムは、直接ハードウェア内において、プロセッサによって実行されるソフトウェアモジュール内において、又はこれらの２つの組み合わせ内において具現化することが可能である。ソフトウェアモジュールは、ＲＡＭメモリ、フラッシュメモリ、ＲＯＭメモリ、ＥＰＲＯＭメモリ、ＥＥＰＲＯＭメモリ、レジスタ、ハードディスク、取り外し可能なディスク、ＣＤ−ＲＯＭ、又は当業において既知であるその他のあらゆる形態の記憶媒体において常駐することができる。典型的な記憶媒体は、プロセッサに結合され、このため、プロセッサは、記憶媒体から情報を読み出すこと及び記憶媒体に情報を書き込むことができる。代替においては、記憶媒体は、プロセッサと一体化させることができる。プロセッサ及び記憶媒体は、ＡＳＩＣ内に常駐することができる。ＡＳＩＣは、ユーザ端末（アクセス端末）内に常駐することができる。代替においては、プロセッサ及び記憶媒体は、ユーザ端末内において個別コンポーネントとして常駐することができる。

１つ以上の典型的な実施形態において、説明される機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、又はその組み合わせにおいて実装することができる。ソフトウェアにおいて実装される場合は、これらの機能は、コンピュータによって読み取り可能な媒体において１つ以上の命令又は符号として格納すること又は送信することができる。コンピュータによって読み取り可能な媒体は、コンピュータ記憶媒体と、１つの場所から他へのコンピュータプログラムの転送を容易にするあらゆる媒体を含む通信媒体と、の両方を含む。記憶媒体は、コンピュータによってアクセス可能なあらゆる利用可能な媒体であることができる。一例として、及び制限することなしに、該コンピュータによって読み取り可能な媒体は、ＲＡＭ、ＲＯＭ、ＥＥＰＲＯＭ、ＣＤ−ＲＯＭ又はその他の光学ディスク記憶装置、磁気ディスク記憶装置又はその他の磁気記憶装置、又は命令又はデータ構造の形態で希望されるプログラムコードを搬送又は格納するために用いることができ及びコンピュータによってアクセス可能であるその他の媒体、を備えることができる。さらに、いずれの接続もコンピュータによって読み取り可能な媒体と呼ぶことができる。例えば、ソフトウェアが、同軸ケーブル、光ファイバーケーブル、より対線、デジタル加入者ライン（ｇｉｇｉｔａｌ ｓｕｂｓｃｒｉｂｅｒ ｌｉｎｅ：ＤＳＬ）、又は無線技術、例えば、赤外線、無線、及びマイクロ波、を用いてウェブサイト、サーバ、又はその他の遠隔ソースから送信される場合は、該同軸ケーブル、光ファイバーケーブル、より対線、ＤＳＬ、又は無線技術、例えば赤外線、無線、及びマイクロ波、は、媒体の定義の中に含まれる。ここにおいて用いられるときのディスク（ｄｉｓｋ）及びディスク（ｄｉｓｃ）は、コンパクトディスク（ｃｏｍｐａｃｔ ｄｉｓｃ：ＣＤ）、レーザーディスク（登録商標）、光ディスク、デジタルバーサタイルディスク（ｄｉｇｉｔａｌ ｖｅｒｓａｔｉｌｅ ｄｉｓｃ：ＤＶＤ）、フロッピー（登録商標）ディスク、及びブルーレイディスクを含む一方、ディスク（ｄｉｓｋ）は通常は磁気的にデータを再生し、ディスク（ｄｉｓｃ）は、レーザを用いて光学的にデータを再生する。上記の組合せも、コンピュータによって読み取り可能な媒体の適用範囲に含めるべきである。

上記の開示は、本発明の例示的な実施形態を示す一方で、添付される請求項によって定義される本発明の適用範囲から逸脱することなしに様々な変更及び修正をここにおいて行うことが可能であることが注目されるべきである。ここにおいて説明される本発明の実施形態による方法請求項の機能、ステップ及び／又は動作は、いずれかの特定の順序で実行する必要はない。さらに、本発明の要素は、単数形で説明又は請求されることがあるが、単数に限定することが明記されない限り複数であることが企図される。

Claims (46)

1. 通信デバイスのユーザに情報を表示する方法であって、
   データオブジェクトの組の希望される視覚表現を示す前記ユーザに関する社会パラメータと、時間パラメータと、及び空間パラメータと、を含む問い合わせを受信すること、
   前記問い合わせの前記社会、時間、及び空間パラメータが、社会、時間、及び空間次元における前記組のデータオブジェクトの各々に関係する程度を決定すること、
   及び前記社会次元、時間次元及び空間次元における関係の前記決定された程度が前記問い合わせの前記各々のパラメータを満たすかどうかに基づいてデータオブジェクトの前記組の少なくとも一部分の第１の視覚表現を前記ユーザに表示すること
   を備える通信デバイスのユーザに情報を表示する方法。
2. 前記問い合わせの前記パラメータのうちの１つ以上を変更すること、
   及び前記第１の視覚表現を表示することから第２の視覚表現を表示することに移行することをさらに備え、
   前記第２の視覚表現は、前記社会次元、時間次元、及び／又は空間次元における前記決定された程度が前記問い合わせの前記１つ以上の変更されたパラメータを満たすかどうかに基づいてデータオブジェクトの前記組の他の一部分を表示するように構成される請求項１の方法。
3. 前記問い合わせの前記１つ以上のパラメータを変更することは、前記問い合わせの前記時間パラメータ、空間パラメータ、又は社会パラメータのうちの１つを満たす程度の範囲の第１の拡大に対応する請求項２の方法。
4. 前記第１の拡大を維持する一方で前記問い合わせの前記他のパラメータのうちの１つ以上を満たす程度の前記範囲を拡大することをさらに備える請求項３の方法。
5. 前記問い合わせの前記１つ以上のパラメータを変更することは、前記問い合わせの前記時間パラメータ、空間パラメータ、及び／又は社会パラメータのうちの１つ以上を満たす程度の範囲の縮小に対応する請求項２の方法。
6. 前記変更するステップは、前記問い合わせの前記パラメータのすべてよりも少ないパラメータを変更し、このため、前記問い合わせの少なくとも１つのパラメータが変更され、前記問い合わせの少なくとも１つのパラメータは変更されないままである請求項２の方法。
7. 前記問い合わせの前記１つ以上のパラメータを変更することは、前記の問い合わせの前記時間パラメータ、空間パラメータ、又は社会パラメータのうちの１つを満たす程度の範囲のシフトに対応する請求項２の方法。
8. データオブジェクトの前記組は、前記ユーザの活動、マルチメディアファイル、又はソーシャルネットワーク化された連絡先のうちの少なくとも１つを含む請求項１の方法。
9. 前記ユーザが活動の所定のデータオブジェクトに前記社会次元において関係する前記決定された程度は、前記ユーザが前記活動に対して有することが予想される関心のレベルに対応する請求項８の方法。
10. 前記ユーザがソーシャルネットワーク化された連絡先の所定のデータオブジェクトに前記社会次元において関係する前記決定された程度は、前記ソーシャルネットワーク化された連絡先が前記ユーザにとってどれだけ重要であることが予想されるかに対応する請求項８の方法。
11. 所定のデータオブジェクトと関連づけられた時間的及び空間的情報は、前記所定のデータオブジェクトとの前記問い合わせの関係の前記程度を決定するために前記問い合わせの前記時間及び空間パラメータとそれぞれ比較される請求項１の方法。
12. 前記所定のデータオブジェクトは、前記ユーザのソーシャルネットワーク化された連絡先であり、前記時間的及び空間的情報は、１つ以上の期間における前記ソーシャルネットワーク化された連絡先の前記所在場所である請求項１１の方法。
13. 前記問い合わせは、対象となる時間、所在場所、及び社会的関係を示す時間、空間、及び社会パラメータを含み、表示されるデータオブジェクトの前記組の前記一部分は、前記決定された程度の前記問い合わせパラメータへの前記対応に基づく請求項１１の方法。
14. 前記問い合わせの前記時間、空間、及び社会パラメータは、前記ユーザの指定された日付と、都市と、友人と、をそれぞれ含み、データオブジェクトの前記組の前記一部分は、友人としての前記社会次元における程度、及び前記指定された日付における前記都市付近としての前記空間及び時間次元における程度を有するデータオブジェクトを含む請求項１３の方法。
15. 少なくとも１つのアーティファクトが前記第１の視覚表現において表示され、前記少なくとも１つのアーティファクトは、視覚で認識可能な情報を伝達し、前記少なくとも１つのデータオブジェクト又は前記ユーザに関係する請求項１の方法。
16. 前記アーティファクトは、前記選択された程度と関連づけられたその他の類似のアーティファクトの前記特徴を引き継ぐことになる請求項１５の方法。
17. 前記少なくとも１つのデータオブジェクトは、前記ユーザのソーシャルネットワーク化された連絡先に対応し、前記少なくとも１つのアーティファクトは、前記ソーシャルネットワーク化された連絡先に関係するピクチャに対応する請求項１５の方法。
18. 前記少なくとも１つのデータオブジェクトは、活動に対応し、前記少なくとも１つのアーティファクトは、前記活動に関係するピクチャに対応する請求項１５の方法。
19. 前記組のデータオブジェクトのうちの少なくとも１つをステージングエリアにおいて構築されるメッセージのターゲットデータオブジェクトとして指定すること、
    前記少なくとも１つのデータオブジェクトを前記メッセージへの添付物として選択すること、
    前記少なくとも１つのデータオブジェクトを前記ステージングエリアに追加すること、
    前記ステージングエリアにおける各々の追加されたデータオブジェクトをメッセージに添付すること、
    及び各々の添付されたデータオブジェクトを含む前記メッセージを前記少なくとも１つのターゲットデータオブジェクトに送信すること
    をさらに備える請求項１の方法。
20. 送信中のデータオブジェクトからメッセージを受信することであって、前記受信されたメッセージは、少なくとも１つの添付されたデータオブジェクトを含むこと、
    前記送信中のデータオブジェクトの属性に少なくとも部分的に基づいて前記受信されたメッセージの通知を表示すること、
    前記受信されたメッセージから前記少なくとも１つの添付されたデータオブジェクトを抽出すること、
    及び前記抽出されたデータオブジェクトの属性に少なくとも部分的に基づいて各々の抽出されたデータオブジェクトを表示すること
    をさらに備える請求項１の方法。
21. 前記問い合わせの前記社会、時間、及び空間パラメータが前記少なくとも１つのデータオブジェクトに関係する前記程度を決定するために前記決定するステップにおいて用いられる前記組のデータオブジェクトのうちの少なくとも１つの属性は、前記ユーザによって変更可能である請求項１の方法。
22. ユーザに情報を表示するように構成された通信デバイスであって、
    データオブジェクトの組の希望される視覚表現を示す前記ユーザに関する社会パラメータと、時間パラメータと、空間パラメータとを含む問い合わせを受信するための手段、
    前記問い合わせの前記社会、時間及び空間パラメータが社会、時間及び空間次元における前記組のデータオブジェクトの各々にそれぞれ関係する程度を決定するための手段、
    及び前記社会次元、時間次元及び空間次元における関係の前記決定された程度が前記問い合わせの前記各々のパラメータを満たすかどうかに基づいてデータオブジェクトの前記組の少なくとも一部分の第１の視覚表現を前記ユーザに表示するための手段、を備える、ユーザに情報を表示するように構成された通信デバイス。
23. 前記組のデータオブジェクトのうちの少なくとも１つをステージングエリアにおいて構築されるメッセージのターゲットデータオブジェクトとして指定するための手段、
    少なくとも１つのデータオブジェクトを前記メッセージへの添付物として選択するための手段、
    前記少なくとも１つのデータオブジェクトを前記ステージングエリアに追加するための手段、
    前記ステージングエリアにおける各々の追加されたデータオブジェクトをメッセージに添付するための手段、
    及び各々の添付されたデータオブジェクトを含む前記メッセージを前記少なくとも１つのターゲットデータオブジェクトに送信するための手段
    をさらに備える請求項２２の通信デバイス。
24. 送信中のデータオブジェクトからメッセージを受信するための手段であって、前記受信されたメッセージは、少なくとも１つの添付されたデータオブジェクトを含む手段、
    前記送信中のデータオブジェクトの属性に少なくとも部分的に基づいて前記受信されたメッセージの通知を表示するための手段、
    前記受信されたメッセージから前記少なくとも１つの添付されたデータオブジェクトを抽出するための手段、
    及び前記抽出されたデータオブジェクトの属性に少なくとも部分的に基づいて各々の抽出されたデータオブジェクトを表示するための手段
    をさらに備える請求項２２の通信デバイス。
25. ユーザに情報を表示するように構成された通信デバイスであって、
    データオブジェクトの組の希望される視覚表現を示す前記ユーザに関する社会パラメータ、時間パラメータ、及び空間パラメータを含む問い合わせを受信するように構成されたロジック、
    前記問い合わせの前記社会、時間及び空間パラメータが社会、時間、及び空間次元における前記組のデータオブジェクトの各々にそれぞれ関係する程度を決定するように構成されたロジック、
    及び前記社会次元、時間次元及び空間次元における関係の前記決定された程度が前記問い合わせの前記各々のパラメータを満たすかどうかに基づいてデータオブジェクトの前記組の少なくとも一部分の第１の視覚表現を前記ユーザに表示するように構成されたロジック
    を備える、ユーザに情報を表示するように構成された通信デバイス。
26. 前記問い合わせの前記パラメータのうちの１つ以上を変更するように構成されたロジック、
    及び前記第１の視覚表現を表示することから第２の視覚表現を表示することに移行するように構成されたロジックをさらに備え、
    前記第２の視覚表現は、前記社会次元、時間、及び／又は空間次元における前記決定された程度が前記問い合わせの前記１つ以上の変更されたパラメータを満たすかどうかに基づいてデータオブジェクトの前記組の他の一部分を表示するように構成される請求項２５の通信デバイス。
27. 前記問い合わせの前記１つ以上のパラメータを変更することは、前記問い合わせの前記時間パラメータ、空間パラメータ、又は社会パラメータのうちの１つを満たす程度の範囲の第１の拡大に対応する請求項２６の通信デバイス。
28. 前記第１の拡大を維持する一方で前記問い合わせの前記他のパラメータのうちの１つ以上を満たす程度の前記範囲を拡大するように構成されたロジックをさらに備える請求項２７の通信デバイス。
29. 前記問い合わせの前記１つ以上のパラメータを変更するように構成された前記ロジックは、前記問い合わせの前記時間パラメータ、空間パラメータ、及び／又は社会パラメータのうちの１つ以上を満たす程度の範囲の縮小に対応する請求項２６の通信デバイス。
30. 変更するように構成された前記ロジックは、前記問い合わせの前記パラメータのすべてよりも少ないパラメータを変更し、このため、前記問い合わせの少なくとも１つのパラメータが変更され、前記問い合わせの少なくとも１つのパラメータは変更されないままである請求項２６の通信デバイス。
31. 前記問い合わせの前記１つ以上のパラメータを変更するように構成された前記ロジックは、前記問い合わせの前記時間パラメータ、空間パラメータ、又は社会パラメータのうちの１つを満たす程度の範囲をシフトさせるように構成されたロジックに対応する請求項２６の通信デバイス。
32. データオブジェクトの前記組は、前記ユーザの活動、マルチメディアファイル、又はソーシャルネットワーク化された連絡先のうちの少なくとも１つを含む請求項２５の通信デバイス。
33. 前記ユーザが活動の所定のデータオブジェクトに前記社会次元において関係する前記決定された程度は、前記ユーザが前記活動に対して有することが予想される関心のレベルに対応する請求項３２の通信デバイス。
34. 前記ユーザがソーシャルネットワーク化された連絡先の所定のデータオブジェクトに前記社会次元において関係する前記決定された程度は、前記ソーシャルネットワーク化された連絡先が前記ユーザにとってどれだけ重要であることが予想されるかに対応する請求項３２の通信デバイス。
35. 所定のデータオブジェクトと関連づけられた時間的及び空間的情報は、前記所定のデータオブジェクトとの前記問い合わせの関係の前記程度を決定するために前記問い合わせの前記時間及び空間パラメータとそれぞれ比較される請求項２５の通信デバイス。
36. 前記所定のデータオブジェクトは、前記ユーザのソーシャルネットワーク化された連絡先であり、前記時間的及び空間的情報は、１つ以上の期間における前記ソーシャルネットワーク化された連絡先の前記所在場所である請求項３５の通信デバイス。
37. 前記問い合わせは、対象となる時間、所在場所、及び社会的関係を示す時間、空間、及び社会パラメータを含み、表示されるデータオブジェクトの前記組の前記一部分は、前記問い合わせパラメータへの前記決定された程度の前記対応に基づく請求項３５の通信デバイス。
38. 前記問い合わせの前記時間、空間、及び社会パラメータは、前記ユーザの指定された日付、都市、及び友人をそれぞれ含み、データオブジェクトの前記組の前記一部分は、友人としての前記社会次元における程度、及び前記指定された日付における前記都市付近としての前記空間及び時間次元における程度を有するデータオブジェクトを含む請求項３７の通信デバイス。
39. 少なくとも１つのアーティファクトは、前記第１の視覚表現において表示され、前記少なくとも１つのアーティファクトは、視覚で認識可能な情報を伝達し、前記少なくとも１つのデータオブジェクト又は前記ユーザに関係する請求項２５の通信デバイス。
40. 前記アーティファクトは、前記選択された程度と関連づけられたその他の類似のアーティファクトの前記特徴を引き継ぐことになる請求項３９の通信デバイス。
41. 前記少なくとも１つのデータオブジェクトは、前記ユーザのソーシャルネットワーク化された連絡先に対応し、前記少なくとも１つのアーティファクトは、前記ソーシャルネットワーク化された連絡先に関係するピクチャに対応する請求項３９の通信デバイス。
42. 前記少なくとも１つのデータオブジェクトは、活動に対応し、前記少なくとも１つのアーティファクトは、前記活動に関係するピクチャに対応する請求項３９の通信デバイス。
43. 前記組のデータオブジェクトのうちの少なくとも１つをステージングエリアにおいて構築されるメッセージのターゲットデータオブジェクトとして指定するように構成されたロジック、
    少なくとも１つのデータオブジェクトを前記メッセージへの添付物として選択するように構成されたロジック、
    前記少なくとも１つのデータオブジェクトを前記ステージングエリアに追加するように構成されたロジック、
    前記ステージングエリアにおける各々の追加されたデータオブジェクトをメッセージに添付するように構成されたロジック、
    及び各々の添付されたデータオブジェクトを含む前記メッセージを前記少なくとも１つのターゲットデータオブジェクトに送信するように構成されたロジック
    をさらに備える請求項２５の通信デバイス。
44. 送信中のデータオブジェクトからメッセージを受信するように構成されたロジックであって、前記受信されたメッセージは、少なくとも１つの添付されたデータオブジェクトを含むロジック、
    前記送信中のデータオブジェクトの属性に少なくとも部分的に基づいて前記受信されたメッセージの通知を表示するように構成されたロジック、
    前記受信されたメッセージから前記少なくとも１つの添付されたデータオブジェクトを抽出するように構成されたロジック、
    及び前記抽出されたデータオブジェクトの属性に少なくとも部分的に基づいて各々の抽出されたデータオブジェクトを表示するように構成されたロジック
    をさらに備える請求項２５の通信デバイス。
45. 前記問い合わせの前記社会、時間、及び空間パラメータが前記少なくとも１つのデータオブジェクトに関係する程度を決定するために前記決定するステップにおいて用いられる前記組のデータオブジェクトのうちの少なくとも１つの属性は、前記ユーザによって変更可能である請求項２５の通信デバイス。
46. ユーザに情報を表示するように構成された通信デバイスによって実行されたときに前記通信デバイスに動作を行わせる命令を含むコンピュータによって読み取り可能な媒体であって、前記命令は、
    データオブジェクトの組の希望される視覚表現を示す前記ユーザに関する社会パラメータ、時間パラメータ、空間パラメータを含む問い合わせを受信するためのプログラムコード、
    前記問い合わせの前記社会、時間、及び空間パラメータが社会、時間、及び空間次元における前記組のデータオブジェクトの各々にそれぞれ関係する程度を決定するためのプログラムコード、
    及び前記社会次元、時間次元、及び空間次元における関係の前記決定された程度が前記問い合わせの前記各々のパラメータを満たすかどうかに基づいてデータオブジェクトの前記組の少なくとも一部分の第１の視覚表現を前記ユーザに表示するためのプログラムコード
    を備える、コンピュータによって読み取り可能な媒体。

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