JP2012501742A5 - - Google Patents
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Description
本発明は、流体輸送用途で使用される医療用コネクタに関し、より詳細には接続および分離中の流体の漏出を最小化するコネクタに関する。
静脈流体ライン、血液アクセス、血液透析、腹膜透析、経腸栄養法、薬瓶アクセス等に接続して使用される流体輸送システムにおいて、医療接続が広く使用されている。多くの従来技術の無菌医療接続は、流体と接触する一面を有する弾性の隔壁または隔膜を、先の尖った中空の皮下注射針で突き刺してきた。このような皮下注射針の使用は、針刺しにより獲得される感染症に関連して安全性およびコストの両方を考慮した結果、徐々に減少してきている。これらの接続は、皮下注射針を必要とせず代わりに注射器または静脈ラインの端部にあるルアー(luer)などのアクチベーター(activator)を使用してコネクタ内のバルブを通る流路を形成する、ルアー作動コネクタに置き換えられつつある。ラインの分離時に、コネクタを取り外すことでバルブが閉じられる。この種のシステムは、Ross et al.の米国特許第5,569,235号に記載されている。
Rossにより記載されたもののようなこのタイプの典型的なコネクタおよびバルブは、患者の静脈(IV)接続による以外、医療提供者または患者が触れた場合に有害であり得る流体を輸送する医療用途では理想的とは言えない多くの特性を有する。化学療法などの腫瘍の薬剤は、治療計画の一部としては患者にとって有益であるものの、医療提供者または患者の皮膚に化学療法の薬剤が触れた場合に医療提供者にとって極めて有害になる流体の例である。
従来の医療用コネクタは、特にコネクタに流体が供給されているときの分離時に、コネクタ内部に薬剤が残ったりまたは薬剤が滴る可能性があるため、医療従事者はコネクタの接続または分離に細心の注意を払う必要がある。一部の雌型コネクタは、分離時に、コネクタののど部内の流体を表面に押し出すように設計されている。この設計は、拭き取り可能な表面(swabbable surface)を提供する無菌コネクタにとっては望ましいが、分離時に装置から流体が滴り落ちることがある。別のコネクタは、コネクタから流体が漏れてしまう隔膜を備えた薄膜を使用する。
必要なものは、既存の医療用コネクタとともに使用される標準の接続部を有し、接続または分離中の液滴を最小化または排除するコネクタである。
本文書で述べられる概念の実施形態は、流体の漏出を最小化する医療用コネクタおよび方法を説明する。医療用コネクタおよび方法は、入口ポートと、本体の雄型ルアー部に隣接する少なくとも一つの出口ポートと、入口ポートと少なくとも一つの出口ポートとの間の流路と、を有する本体を備える。医療用コネクタの雄型ルアー部が分離された状態にあるとき、本体の雄型ルアー部に隣接する格納式シールが本体の出口ポートを塞ぐ。医療用アクセス装置内に医療用コネクタの雄型ルアー部を挿入したとき、格納式シールが出口ポートから離れて移動し、これによって出口ポートを開放し医療用コネクタを通る流路を形成するように、格納式シールが本体上に配置される。
他の実施形態では、医療用アクセス装置に接続するための医療用コネクタが説明される。このコネクタは、入口ポートと、本体の雄型ルアー部に隣接する少なくとも一つの出口ポートと、入口ポートと少なくとも一つの出口ポートとの間の流路と、を有する本体と、本体の雄型ルアー部に適合され、出口ポートから遠位端で本体に固定される弾性スリーブと、を備える。弾性スリーブは、本体の出口ポートの近位にあり、弾性スリーブが伸張状態にあるときに出口ポートを封止可能であるシールリングを備える。弾性スリーブは、本体の雄型ルアー部が医療用アクセス装置内に挿入されるときに圧縮されるように配置される。圧縮によって本体の雄型ルアー部に沿ってシールリングが出口ポートから離れて移動し、これによって出口ポートの封止が解かれコネクタを通る流路が形成される。
別の実施形態では、コネクタとアクセス装置とを接続し医療用流体の流路を形成する方法が説明される。本方法は、コネクタの雄型ルアー部をアクセス装置の雌型ルアー部に挿入し、コネクタの雄型ルアー部内の出口ポートを塞ぐシールを出口ポートから後退させることを含む。本方法は、コネクタの雄型ルアー部がアクセス装置内に十分に挿入されて、コネクタから出口ポートを通りアクセス装置に入る流路を形成するとき、コネクタを通る流路を形成し、アクセス装置の雌型ルアー部からコネクタの雄型ルアー部を取り外すとき、シールで出口ポートを再封止させることをさらに含む。
以下の本発明の詳細な説明をより良く理解できるようにするため、上記では本発明の特徴および技術的な利点をかなり広く概説した。本発明の請求項の主題を構成する本発明のさらなる特徴および利点が以下で説明される。本発明と同様の目的を実行するための他の構造を修正しまたは設計するための基礎として、開示された概念および特定の実施形態を容易に利用できることを、当業者は認めるべきである。また、このような等価の構成は、添付の請求項で述べられる本発明の精神および範囲から逸脱しないことも、当業者は理解すべきである。本発明を特徴づけると考えられる新規な特徴は、その構成および動作方法の両方に関して、さらなる目的および利点とともに、添付の図面とともに考慮されるとき以下の説明からより良く理解されるだろう。しかしながら、各図面は図解および説明のみを目的として提供されており、本発明を限定する定義として意図されていないことは、明確に理解されるべきである。
本発明をより完全に理解するために、添付の図面とともに与えられる以下の説明を参照する。
図1を参照すると、本文書に記載の概念にしたがった医療用コネクタ100の一実施形態が示されている。医療用コネクタ100は、本体101とスピンロック部102とを有するスピンロックルアーとして機能する。雄型ルアー本体はISO594−2に準拠しており、標準の無針アクセス装置と適合する。医療用コネクタ100は、医療用コネクタ100の遠位端で雄型ルアー部105の上に格納式の弾性スリーブ103を含む点で、従来のスピンロックルアーとは異なる。医療用コネクタ100の近位端は、IV(静脈)流体バッグ、ポンプ等の流体輸送源または装置に接続可能である入口ポート104を備える。
従来の無針医療用コネクタと同様に、医療用コネクタ100の雄型ルアー部105は、別の無針アクセス装置の雌型ルアーの中に挿入されて、流体輸送機構と患者との間に流路を形成する。医療提供者または患者にとって有害であり得る医療用流体の滴りおよび漏出を避けるために、医療用コネクタ100は、別のアクセス装置と医療用コネクタ100の接続時に、または特に両方の装置に流体が供給されているときの別のアクセス装置からの医療用コネクタの分離時に、流体の滴りまたは漏出を最小化または排除するように設計されている。
図2を参照すると、図1の医療用コネクタの断面図が示されている。上述のように、医療用コネクタ200は本体201を備える。本体201は、コネクタ201を他のアクセス装置にしっかりと取り付けることを可能とするねじ部211に隣接して入口ポート204を有している。入口接続部210は、別の無針アクセス装置の雄型ルアーを受け入れ、流路212に流体を通過させる雌型ルアー(female luer)コネクタとして示されている。コネクタ200は雌型ルアータイプのコネクタを有するものとして図示されているが、ボンドポケット(bond pocket)または他のコネクタなどの任意のタイプの入口ポートを使用することができ、これらは本文書で述べる概念の範囲内にある。流路212はコネクタ200の雄型ルアー部205内の出口ポート206と連通する。流路が雄型ルアーの端部に直接出る他の同様の医療用コネクタとは異なり、出口ポート206は、本体201の雄型ルアー部205の側壁内の通路であり、雄型ルアー部205の先端は閉じられている。本文書で述べる概念にしたがった医療用コネクタの実施形態では、雄型ルアー部205の先端がスキージ(squeegee)先端207を備えていてもよい。スキージ先端の作用は、図4を参照して説明する。スピンロック部202は本体201の遠位端の周りを囲み、医療用コネクタ200を他のアクセス装置に接続するためのねじ部を有する内部チャンバ209を備える。
スピンロック部202のチャンバ209の内側に、本体201の雄型ルアー部205を取り囲んで、弾性スリーブ203がある。弾性スリーブ203は、図2に示すように弾性スリーブ203が伸張位置にあるときに出口ポート206を塞ぐように作用するシールリング219をその遠位端に備える。後述するように、弾性スリーブ203をチャンバ209内に押し込んで出口ポート206を解放し、コネクタ200を通して流路212を完成させることができる。弾性スリーブ203の実施形態では、コネクタ200を別のアクセス装置に係合することによって、シールリング219がチャンバ209内に押し込まれるときに、スリーブ部208を一箇所に集められるようにスリーブ部208をアコーディオン状に形成することができる。
図3A、3Bおよび3Cを参照すると、本文書で述べる概念にしたがった医療用コネクタの本体、弾性スリーブおよびスピンロック部の実施形態がそれぞれ示されている。図3Aは、本体301の一実施形態を示す。上述のように、本体301は、接続機構310を有する入口ポート304、出口ポート306、流路312および雄型ルアー部305を備える。本体301の近位端に、入口ポート304と隣接して、ねじ部311または他の接続機構を配置することができる。グリップ317を使用して、医療従事者による本体301の操作を容易にする。プレート313は、フランジ318および溝314とともに作用し、スピンロック部302を保持する一方、本体301に対してスピンロック部302が回転できるようにする。スピンロック部302内のフランジが溝314内のスナップと適合し、プレート313およびフランジ318によってスピンロック部が適所に保持される。
同様に、フランジ318、溝315およびフランジ316を使用して、本体301に対して弾性スリーブ303を適所に保持する。弾性スリーブ303の端部321の内側にある別のフランジが溝315内に適合してフランジ318および315によって適所に保持され、これによって弾性スリーブ303が適所に保持される。フランジおよび溝の構成を用いてスピンロック部302および弾性スリーブ303を本体301に取り付ける様子が図示されているが、当業者であれば、様々な部品を接続するために任意の数の構成を利用することが可能であり、それらは本文書で述べる概念の範囲内にあることを認めるであろう。例えば、接着剤、ロッキング・ハブ、摩擦取り付けまたは他の接続機構を使用して、個々の要素を完成した医療用コネクタに組み立てることができる。本体301はポリカーボネイトプラスチックで形成されることが好ましいが、医療用コネクタに適した任意の数の材料で形成されてもよい。
弾性スリーブ303の一実施形態が図3Bに示されている。弾性スリーブ303は、本体301への取り付けを提供する端部321、スリーブ部308およびシールリング319を備える。シールリング319の内面320は、弾性スリーブ303が伸張位置にあるときに、本体301の出口ポート306を塞ぐ。図4Bを参照して後述するように、弾性スリーブ303のシールリング319を端部321に向けて押し込んで、弾性スリーブ303をスリーブ部308に沿って短縮すなわち圧縮することができる。スリーブ部308は、弾性スリーブ303の圧縮時にスリーブ部308が一箇所に集められるすなわち折り畳まれるように、アコーディオン状に形成されてもよい。または、スリーブ部308が単に圧縮可能な材料で形成されてもよいし、またはスリーブ部308の圧縮および短縮を可能とする他の方法で形成または成型されてもよい。
弾性スリーブ303が短縮されると、シールリング319の内面320が出口ポート306から離れて移動し、出口ポートが開放されて本体301を通る流路が開通する。本体301の雄型ルアー部305の実施形態がテーパー状である場合には、流体が漏れるのを十分に防止できるだけ内面320が出口ポート306に対してきつくはまるように、弾性スリーブの内径がテーパー状にされる必要がある。このテーパーのために、弾性スリーブ303が圧縮されるにつれて、シールリング319およびスリーブ部308が拡大可能であるべきである。弾性スリーブ303のこの拡大または伸張は、シールリング309に対する圧縮力が取り去られたときに、弾性スリーブ303が伸張位置に復帰するのを助けるという利点がある。弾性スリーブ303は医療グレードのシリコンで作成されることが好ましいが、弾性スリーブ303に対して上述した特性を有する任意の材料で作成することができる。
スピンロック部302は、上述のように本体301に対して留められるように設計される。スピンロック部は、本体301の雄型ルアー部305および弾性スリーブ303を保持するチャンバ309を備える。チャンバ309の内面のねじ部323により、他のねじ切りされた医療用アクセス装置へのしっかりとした接続が可能になる。グリップレール322があるために、スピンロック部302を別の医療用アクセス装置にねじ込みまたは別の医療用アクセス装置から外すときに必要となるひねり動作の間、医療従事者がスピンロック部302をしっかりと把持することができる。
図4Aおよび4Bを参照すると、医療用コネクタ400の一実施形態が、別の医療用アクセス装置450と関連してコネクタ400の作用を説明するために示されている。図4Aは、医療用アクセス装置450から取り外されたコネクタ400を示し、図4Bは、医療用アクセス装置450と係合され両者を通る流路を形成しているコネクタ400を示す。コネクタ400の作用を説明する際には、図4Aと4Bを置き換え可能に参照する。
コネクタ400は、入口接続機構410を有する本体401、スピンロック部402、および上述したような弾性スリーブ403を備える。本体401の溝414にスピンロックフランジ424を合わせることによって、スピンロック部402が本体401に固定される。フランジ418とプレート413がスピンロック部402を適所に保持し、本体401に対してスピンロック部402が自由に回転できるようにしている。弾性スリーブ403は、溝415と係合しかつ本体401上のフランジ416によって適所に保持されたフランジ425により、本体401上に適所に保持された遠位端を有する。上述のように、弾性スリーブのシールリング419は、コネクタ400の雄型ルアー405内の出口ポート406を塞ぐように配置される。
図4Aから分かるように、コネクタ400が医療用アクセス装置450と位置合わせされると、シールリング419の表面426が装置450の雌型ルアー部457の表面455と係合するように並ぶ。さらに、コネクタ400の雄型ルアー部405が、バルブプラグ453の表面454と一列に並ぶ。図4Bは、装置450と係合したコネクタ400を示す。係合状態では、弾性スリーブ403の表面426と装置450の表面455との接触により、スピンロック部402によって形成されたチャンバ409内に弾性スリーブが圧縮される。
図示の弾性スリーブ403の実施形態では、スリーブ部408がアコーディオン状の曲げ部に沿って折り重なるが、圧縮を制御する他の機構も本文書で述べる概念の範囲内に含まれる。弾性スリーブ403が圧縮されると、もはや出口弁406を閉塞しない。しかしながら、続いて装置450の雌型ルアー部457ののど部内面によって出口弁406が塞がれる。
コネクタ400の雄型ルアー部405が装置450の中に挿入され続けると、バルブプラグ453が装置450の中に押し付けられ、雄型ルアー部405の先端がチャンバ456に到達する。ここでは、出口ポート406がもはや塞がれておらず、コネクタ400および医療用アクセス装置450を通る流路412が完成する。コネクタ400および装置450は、コネクタ400のスピンロック部402のねじ部と、装置450の雌型ルアー部457のねじ部とを使用して、しっかりと取り付けられてもよい。
分離時に、装置450からコネクタ400を取り外すと、雌型ルアー部457ののど部内面によって出口ポート406が再び塞がれる。これは流路412を遮断し、コネクタ400を通る流体の流れを止める。コネクタ400が分離されると、弾性スリーブ403が雄型ルアー部405に沿って延長し、装置450から出口ポート406が取り除かれると、それらが直ちにシールリング419によって閉塞される。図2のスキージ先端207を使用して、コネクタ400を後退させたときに、装置450ののど部から弾性スリーブ403と雄型ルアー部405との間の空間内に流れる余分な流体を引き出すことができる。たとえスキージ先端がなくても、プラグ453が延びて装置450をシールするので、分離中に放出されるべき流体のみが、装置450ののど部内に閉じ込められる流体となる。
バルブプラグ構成を有するものとしてアクセス装置450を図示したが、コネクタ400は、ベローズ型プラグを備える医療用アクセス装置、隔壁(septum)を有する装置、または標準化された雄型ルアーコネクタを受け入れるように設計された他の構成の標準の雌型ルアーとともに機能する。
本発明およびその利点を詳細に説明してきたが、添付の請求項によって定義される本発明の精神および範囲から逸脱することなく、様々な変更、置換および修正をなし得ることを理解すべきである。さらに、本出願の範囲は、明細書に記載されたプロセス、機械、製造、物質の組成、手段、方法およびステップの特定の実施形態に限定されるように意図されていない。当業者であれば、本文書で説明した対応する実施形態と実質的に同一の機能を実行しまたは実質的に同一の結果を達成する既存のまたは将来開発されるプロセス、機械、製造、物質の組成、手段、方法またはステップを本発明にしたがって利用できることを、本発明の開示から容易に理解することができる。したがって、添付の請求項は、そのようなプロセス、機械、製造、物質の組成、手段、方法またはステップをその範囲内に含むように意図されている。
本文書では、少なくとも以下の概念を開示した。
概念1.
入口ポートと、本体の雄型ルアー部に隣接する少なくとも一つの出口ポートと、前記入口ポートと前記少なくとも一つの出口ポートとの間の流路と、を有する本体と、
前記本体の雄型ルアー部に隣接する格納式シールであって、当該医療用コネクタの前記雄型ルアー部が分離された状態にあるとき前記本体の前記出口ポートを塞ぐ格納式シールと、を備え、
医療用アクセス装置内に当該医療用コネクタの前記雄型ルアー部を挿入したときに前記格納式シールが前記出口ポートから離れて移動し、これによって前記出口ポートを開放し当該医療用コネクタを通る流路を形成するように、前記格納式シールが前記本体上に配置されることを特徴とする医療用コネクタ。
概念2.
前記本体に取り付けられたスピンロックをさらに備え、該スピンロックは前記医療用アクセス装置に取り付けるためのねじ部を備えることを特徴とする概念1に記載の医療用コネクタ。
概念3.
前記格納式シールは、前記本体の前記雄型ルアー部を取り囲む弾性スリーブの一部であり、前記少なくとも一つの出口ポートから遠位にある、前記本体の前記雄型ルアー部の端部に固定されることを特徴とする概念1に記載の医療用コネクタ。
概念4.
前記弾性スリーブは、前記医療用アクセス装置内への挿入時に、前記雄型ルアー部に沿って圧縮することを特徴とする概念3に記載の医療用コネクタ。
概念5.
前記出口ポートの近位にある前記雄型ルアー部の端部に固定されたスキージ先端をさらに備えることを特徴とする概念1に記載の医療用コネクタ。
概念6.
前記スキージ先端は、前記医療用アクセス装置から余分な流体を取り除き、前記格納式シールによって当該医療用コネクタ内に前記余分な流体が閉じ込められるようにすることを特徴とする概念5に記載の医療用コネクタ。
概念7.
前記格納式シールは、前記本体の前記雄型ルアー部を取り囲む弾性スリーブの一部であり、前記少なくとも一つの出口ポートから遠位にある前記本体の前記雄型ルアー部の端部に固定されており、前記弾性スリーブと前記本体の前記雄型ルアー部との間に前記余分な流体が閉じ込められることを特徴とする概念6に記載の医療用コネクタ。
概念8.
前記少なくとも一つの出口ポートが、前記本体の前記雄型ルアー部の側壁内に形成されることを特徴とする概念1に記載の医療用コネクタ。
概念9.
医療用アクセス装置に接続するための医療用コネクタであって、
入口ポートと、本体の雄型ルアー部に隣接する少なくとも一つの出口ポートと、前記入口ポートと前記少なくとも一つの出口ポートとの間の流路と、を有する本体と、
前記本体の前記雄型ルアー部に適合され、前記出口ポートから遠位端で前記本体に固定される弾性スリーブであって、前記本体の前記出口ポートの近位にあり弾性スリーブが伸張状態にあるときに前記出口ポートを封止可能であるシールリングを備える、弾性スリーブと、を備え、
前記弾性スリーブは、前記本体の前記雄型ルアー部が前記医療用アクセス装置内に挿入されるときに圧縮されるように配置されており、圧縮によって前記本体の前記雄型ルアー部に沿って前記出口ポートから離れて前記シールリングが移動し、これによって前記出口ポートの封止が解かれコネクタを通る流路が形成されることを特徴とする医療用コネクタ。
概念10.
前記本体に取り付けられたスピンロックをさらに備え、該スピンロックは前記医療用アクセス装置に取り付けるためのねじ部を備えることを特徴とする概念9に記載の医療用コネクタ。
概念11.
前記出口ポートの近位にある前記雄型ルアー部の端部に固定されたスキージ先端をさらに備えることを特徴とする概念9に記載の医療用コネクタ。
概念12.
前記スキージ先端は、前記医療用アクセス装置から余分な流体を取り除き、格納式シールによって当該医療用コネクタ内に前記余分な流体が閉じ込められるようにすることを特徴とする概念11に記載の医療用コネクタ。
概念13.
前記格納式シールは、前記本体の前記雄型ルアー部を取り囲む弾性スリーブの一部であり、前記少なくとも一つの出口ポートから遠位にある前記本体の前記雄型ルアー部の端部に固定されており、前記弾性スリーブと前記本体の前記雄型ルアー部との間に前記余分な流体が閉じ込められることを特徴とする概念12に記載の医療用コネクタ。
概念14.
前記少なくとも一つの出口ポートが、前記本体の前記雄型ルアー部の側壁内に形成されることを特徴とする概念9に記載の医療用コネクタ。
概念15.
コネクタとアクセス装置とを接続し医療用流体の流路を形成する方法であって、
前記コネクタの雄型ルアー部を前記アクセス装置の雌型ルアー部に挿入し、
前記コネクタの雄型ルアー部内の出口ポートを塞ぐシールを前記出口ポートから後退させ、
前記コネクタの前記雄型ルアー部が前記アクセス装置内に十分に挿入されて、前記コネクタから前記出口ポートを通り前記アクセス装置に入る流路を形成するとき、前記コネクタを通る流路を形成し、
前記アクセス装置の前記雌型ルアー部から前記コネクタの前記雄型ルアー部を取り外すとき、前記シールで前記出口ポートを再封止させることを含む方法。
概念16.
格納式シールは、本体の前記雄型ルアー部を取り囲む弾性スリーブの一部であり、前記出口ポートから遠位にある前記本体の前記雄型ルアー部の端部に固定されることを特徴とする概念15に記載の方法。
概念17.
前記シールを後退させることは、前記医療用アクセス装置内への挿入時に、前記雄型ルアー部に沿って弾性スリーブを圧縮することを含む概念16に記載の方法。
概念18.
前記出口ポートの近位にある前記雄型ルアー部の端部に固定されたスキージ先端をさらに備えることを特徴とする概念15に記載の方法。
概念19.
前記スキージ先端を使用して前記医療用アクセス装置から余分な流体を取り除き、前記格納式シールによって前記余分な流体を前記医療用コネクタ内に閉じ込めることをさらに含む概念18に記載の方法。
概念20.
前記格納式シールは、前記コネクタの前記雄型ルアー部を取り囲む弾性スリーブの一部であり、前記出口ポートから遠位にある前記雄型ルアー部の端部に固定されており、前記弾性スリーブと前記雄型ルアー部との間に前記余分な流体が閉じ込められることを特徴とする概念19に記載の方法。
概念1.
入口ポートと、本体の雄型ルアー部に隣接する少なくとも一つの出口ポートと、前記入口ポートと前記少なくとも一つの出口ポートとの間の流路と、を有する本体と、
前記本体の雄型ルアー部に隣接する格納式シールであって、当該医療用コネクタの前記雄型ルアー部が分離された状態にあるとき前記本体の前記出口ポートを塞ぐ格納式シールと、を備え、
医療用アクセス装置内に当該医療用コネクタの前記雄型ルアー部を挿入したときに前記格納式シールが前記出口ポートから離れて移動し、これによって前記出口ポートを開放し当該医療用コネクタを通る流路を形成するように、前記格納式シールが前記本体上に配置されることを特徴とする医療用コネクタ。
概念2.
前記本体に取り付けられたスピンロックをさらに備え、該スピンロックは前記医療用アクセス装置に取り付けるためのねじ部を備えることを特徴とする概念1に記載の医療用コネクタ。
概念3.
前記格納式シールは、前記本体の前記雄型ルアー部を取り囲む弾性スリーブの一部であり、前記少なくとも一つの出口ポートから遠位にある、前記本体の前記雄型ルアー部の端部に固定されることを特徴とする概念1に記載の医療用コネクタ。
概念4.
前記弾性スリーブは、前記医療用アクセス装置内への挿入時に、前記雄型ルアー部に沿って圧縮することを特徴とする概念3に記載の医療用コネクタ。
概念5.
前記出口ポートの近位にある前記雄型ルアー部の端部に固定されたスキージ先端をさらに備えることを特徴とする概念1に記載の医療用コネクタ。
概念6.
前記スキージ先端は、前記医療用アクセス装置から余分な流体を取り除き、前記格納式シールによって当該医療用コネクタ内に前記余分な流体が閉じ込められるようにすることを特徴とする概念5に記載の医療用コネクタ。
概念7.
前記格納式シールは、前記本体の前記雄型ルアー部を取り囲む弾性スリーブの一部であり、前記少なくとも一つの出口ポートから遠位にある前記本体の前記雄型ルアー部の端部に固定されており、前記弾性スリーブと前記本体の前記雄型ルアー部との間に前記余分な流体が閉じ込められることを特徴とする概念6に記載の医療用コネクタ。
概念8.
前記少なくとも一つの出口ポートが、前記本体の前記雄型ルアー部の側壁内に形成されることを特徴とする概念1に記載の医療用コネクタ。
概念9.
医療用アクセス装置に接続するための医療用コネクタであって、
入口ポートと、本体の雄型ルアー部に隣接する少なくとも一つの出口ポートと、前記入口ポートと前記少なくとも一つの出口ポートとの間の流路と、を有する本体と、
前記本体の前記雄型ルアー部に適合され、前記出口ポートから遠位端で前記本体に固定される弾性スリーブであって、前記本体の前記出口ポートの近位にあり弾性スリーブが伸張状態にあるときに前記出口ポートを封止可能であるシールリングを備える、弾性スリーブと、を備え、
前記弾性スリーブは、前記本体の前記雄型ルアー部が前記医療用アクセス装置内に挿入されるときに圧縮されるように配置されており、圧縮によって前記本体の前記雄型ルアー部に沿って前記出口ポートから離れて前記シールリングが移動し、これによって前記出口ポートの封止が解かれコネクタを通る流路が形成されることを特徴とする医療用コネクタ。
概念10.
前記本体に取り付けられたスピンロックをさらに備え、該スピンロックは前記医療用アクセス装置に取り付けるためのねじ部を備えることを特徴とする概念9に記載の医療用コネクタ。
概念11.
前記出口ポートの近位にある前記雄型ルアー部の端部に固定されたスキージ先端をさらに備えることを特徴とする概念9に記載の医療用コネクタ。
概念12.
前記スキージ先端は、前記医療用アクセス装置から余分な流体を取り除き、格納式シールによって当該医療用コネクタ内に前記余分な流体が閉じ込められるようにすることを特徴とする概念11に記載の医療用コネクタ。
概念13.
前記格納式シールは、前記本体の前記雄型ルアー部を取り囲む弾性スリーブの一部であり、前記少なくとも一つの出口ポートから遠位にある前記本体の前記雄型ルアー部の端部に固定されており、前記弾性スリーブと前記本体の前記雄型ルアー部との間に前記余分な流体が閉じ込められることを特徴とする概念12に記載の医療用コネクタ。
概念14.
前記少なくとも一つの出口ポートが、前記本体の前記雄型ルアー部の側壁内に形成されることを特徴とする概念9に記載の医療用コネクタ。
概念15.
コネクタとアクセス装置とを接続し医療用流体の流路を形成する方法であって、
前記コネクタの雄型ルアー部を前記アクセス装置の雌型ルアー部に挿入し、
前記コネクタの雄型ルアー部内の出口ポートを塞ぐシールを前記出口ポートから後退させ、
前記コネクタの前記雄型ルアー部が前記アクセス装置内に十分に挿入されて、前記コネクタから前記出口ポートを通り前記アクセス装置に入る流路を形成するとき、前記コネクタを通る流路を形成し、
前記アクセス装置の前記雌型ルアー部から前記コネクタの前記雄型ルアー部を取り外すとき、前記シールで前記出口ポートを再封止させることを含む方法。
概念16.
格納式シールは、本体の前記雄型ルアー部を取り囲む弾性スリーブの一部であり、前記出口ポートから遠位にある前記本体の前記雄型ルアー部の端部に固定されることを特徴とする概念15に記載の方法。
概念17.
前記シールを後退させることは、前記医療用アクセス装置内への挿入時に、前記雄型ルアー部に沿って弾性スリーブを圧縮することを含む概念16に記載の方法。
概念18.
前記出口ポートの近位にある前記雄型ルアー部の端部に固定されたスキージ先端をさらに備えることを特徴とする概念15に記載の方法。
概念19.
前記スキージ先端を使用して前記医療用アクセス装置から余分な流体を取り除き、前記格納式シールによって前記余分な流体を前記医療用コネクタ内に閉じ込めることをさらに含む概念18に記載の方法。
概念20.
前記格納式シールは、前記コネクタの前記雄型ルアー部を取り囲む弾性スリーブの一部であり、前記出口ポートから遠位にある前記雄型ルアー部の端部に固定されており、前記弾性スリーブと前記雄型ルアー部との間に前記余分な流体が閉じ込められることを特徴とする概念19に記載の方法。
Claims (17)
- 入口ポートと、本体の雄型ルアー部の側壁内の少なくとも一つの出口ポートと、前記入口ポートと前記少なくとも一つの出口ポートとの間の流路と、を有する本体と、
前記本体の雄型ルアー部の先端ではなく側面に沿った弾性スリーブであって、当該医療用コネクタの前記雄型ルアー部が分離された状態にあるとき前記本体の前記少なくとも一つの出口ポートを塞ぐ弾性スリーブと、を備え、
医療用アクセス装置内に当該医療用コネクタの前記雄型ルアー部を挿入したときに前記弾性スリーブが前記雄型ルアー部に沿って圧縮し、これによって前記少なくとも一つの出口ポートを開放し当該医療用コネクタを通る流路を形成することを特徴とする医療用コネクタ。 - 前記本体に取り付けられたスピンロックをさらに備え、該スピンロックは前記医療用アクセス装置に取り付けるためのねじ部を備えることを特徴とする請求項1に記載の医療用コネクタ。
- 前記弾性スリーブは、前記少なくとも一つの出口ポートから遠位にある、前記本体の前記雄型ルアー部の端部に固定されることを特徴とする請求項1に記載の医療用コネクタ。
- 前記少なくとも一つの出口ポートの近位にある前記雄型ルアー部の端部に固定されたスキージ先端をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の医療用コネクタ。
- 前記スキージ先端は、前記医療用アクセス装置から余分な流体を取り除き、前記格納式シールによって当該医療用コネクタ内に前記余分な流体が閉じ込められるようにすることを特徴とする請求項4に記載の医療用コネクタ。
- 前記格納式シールは、前記本体の前記雄型ルアー部を取り囲む弾性スリーブの一部であり、前記少なくとも一つの出口ポートから遠位にある前記本体の前記雄型ルアー部の端部に固定されており、前記弾性スリーブと前記本体の前記雄型ルアー部との間に前記余分な流体が閉じ込められることを特徴とする請求項5に記載の医療用コネクタ。
- 医療用アクセス装置に接続するための医療用コネクタであって、
入口ポートと、本体の雄型ルアー部の側壁内の少なくとも一つの出口ポートと、前記入口ポートと前記少なくとも一つの出口ポートとの間の流路と、を有する本体と、
前記本体の前記雄型ルアー部の先端ではなく側面に取り付けられ、前記少なくとも一つの出口ポートから遠位端で前記本体に固定される弾性スリーブであって、前記本体の前記少なくとも一つの出口ポートの近位にあり弾性スリーブが伸張状態にあるときに前記少なくとも一つの出口ポートを封止可能であるシールリングを備える、弾性スリーブと、を備え、
前記弾性スリーブは、前記本体の前記雄型ルアー部が前記医療用アクセス装置内に挿入されるときに圧縮されるように配置されており、圧縮によって前記本体の前記雄型ルアー部に沿って前記少なくとも一つの出口ポートから離れて前記シールリングが移動し、これによって前記少なくとも一つの出口ポートの封止が解かれコネクタを通る流路が形成されることを特徴とする医療用コネクタ。 - 前記本体に取り付けられたスピンロックをさらに備え、該スピンロックは前記医療用アクセス装置に取り付けるためのねじ部を備えることを特徴とする請求項7に記載の医療用コネクタ。
- 前記少なくとも一つの出口ポートの近位にある前記雄型ルアー部の端部に固定されたスキージ先端をさらに備えることを特徴とする請求項7に記載の医療用コネクタ。
- 前記スキージ先端は、前記医療用アクセス装置から余分な流体を取り除き、格納式シールによって当該医療用コネクタ内に前記余分な流体が閉じ込められるようにすることを特徴とする請求項9に記載の医療用コネクタ。
- 前記格納式シールは、前記本体の前記雄型ルアー部を取り囲む弾性スリーブの一部であり、前記少なくとも一つの出口ポートから遠位にある前記本体の前記雄型ルアー部の端部に固定されており、前記弾性スリーブと前記本体の前記雄型ルアー部との間に前記余分な流体が閉じ込められることを特徴とする請求項10に記載の医療用コネクタ。
- コネクタとアクセス装置とを接続し医療用流体の流路を形成する方法であって、
前記コネクタの雄型ルアー部を前記アクセス装置の雌型ルアー部に挿入し、
前記雄型ルアー部の先端ではなく側面を取り囲む弾性スリーブを圧縮することによって、前記コネクタの雄型ルアー部の側壁内の少なくとも一つの出口ポートを塞ぐ、前記弾性スリーブのシール部を前記少なくとも一つの出口ポートから後退させ、
前記コネクタの前記雄型ルアー部が前記アクセス装置内に十分に挿入されて、前記コネクタから前記少なくとも一つの出口ポートを通り前記アクセス装置に入る流路を形成するとき、前記コネクタを通る流路を形成し、
前記アクセス装置の前記雌型ルアー部から前記コネクタの前記雄型ルアー部を取り外すとき、前記シールで前記少なくとも一つの出口ポートを再封止させることを含む方法。 - 格納式シールは、本体の前記雄型ルアー部を取り囲む弾性スリーブの一部であり、前記少なくとも一つの出口ポートから遠位にある前記本体の前記雄型ルアー部の端部に固定されることを特徴とする請求項12に記載の方法。
- 前記シールを後退させることは、前記医療用アクセス装置内への挿入時に、前記雄型ルアー部に沿って弾性スリーブを圧縮することを含む請求項13に記載の方法。
- 前記少なくとも一つの出口ポートの近位にある前記雄型ルアー部の端部に固定されたスキージ先端をさらに備えることを特徴とする請求項12に記載の方法。
- 前記スキージ先端を使用して前記医療用アクセス装置から余分な流体を取り除き、前記格納式シールによって前記余分な流体を前記医療用コネクタ内に閉じ込めることをさらに含む請求項15に記載の方法。
- 前記格納式シールは、前記コネクタの前記雄型ルアー部を取り囲む弾性スリーブの一部であり、前記少なくとも一つの出口ポートから遠位にある前記雄型ルアー部の端部に固定されており、前記弾性スリーブと前記雄型ルアー部との間に前記余分な流体が閉じ込められることを特徴とする請求項16に記載の方法。
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