JP2012500619A - ポータブルワイヤレス電力充電のためのワイヤレス電力送信 - Google Patents

ポータブルワイヤレス電力充電のためのワイヤレス電力送信 Download PDF

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Abstract

例示的な実施形態は、ワイヤレス電力転送に向けられる。ポータブルワイヤレス電力充電器は、受信機を含むワイヤレス受電デバイスにワイヤレス電力を結合する磁気近傍界を発生させるように構成されているアンテナを備える。アンテナは実質上、充電パッドの周辺部に配置される。ポータブルワイヤレス電力充電器は、入力電力を充電パッドに結合する給電ケーブルをさらに備える。

Description

合衆国法典第35部第119条に基づく優先権の主張
本出願は、2008年8月19日に出願され、その開示が、その全体において参照によりここに組み込まれている、“ワイヤレスデスクトップv3”と題する米国仮特許出願61/090,180と、2008年10月9日に出願され、その開示が、その全体において参照によりここに組み込まれている、“結合共振構造によるワイヤレス電力送信”と題する米国仮特許出願61/104,225と、2008年12月21日に出願され、その開示が、その全体において参照によりここに組み込まれている、“玩具電気ビークルモデルのワイヤレス再充電”と題する米国仮特許出願61/139,611とに対する、合衆国法典第35部第119条に基づく優先権を主張する。
分野
本発明は一般に、ワイヤレス充電に関し、より詳細には、ポータブルワイヤレス充電システムに関連するデバイス、システムおよび方法に関する。
背景
一般に、ワイヤレス電子デバイスのような、各受電デバイスは、自己のワイヤードの充電器と、通常は交流(AC)電源差し込み口である電力源とを必要とする。このようなワイヤード構成は、多くのデバイスが充電を必要とするときに厄介になる。
送信機と、充電すべき電子デバイスに結合された受信機との間で、無線による電力送信またはワイヤレス電力送信を使用するアプローチが展開されている。受信アンテナは、放射された電力を収集し、デバイスに電力供給するか、または、デバイスのバッテリーを充電するために、放射電力を使用可能な電力に整流する。
ワイヤレスエネルギー送信は、送信アンテナおよび受信アンテナ間の結合と、電力供給すべき、または、充電すべきホスト電子デバイスに組み込まれている整流回路とに基づいていてもよい。短所が、送信アンテナが実質的に固定されたインフラストラクチャに統合されているときに認識されるか、または、短所は、実質的に自然に生成される携帯性の問題である。さらに、送信アンテナのまわりの、ワイヤレス電子デバイスのユーザ対話エリアでのAC電力源の並置は、不必要な安全上の懸念を生成させる。それゆえに、ワイヤレス電力供給および充電システム中での送信機のフレキシブルな配置に対応するワイヤレス充電構成を提供する必要がある。
図1は、ワイヤレス電力送信システムの簡略化したブロック図を図示する。 図2は、ワイヤレス電力送信システムの簡略化した概略図を図示する。 図3は、例示的な実施形態にしたがった、ループアンテナの概略図を図示する。 図4は、例示的な実施形態にしたがった、ワイヤレス電力送信システムの機能ブロック図を図示する。 図5は、例示的な実施形態にしたがった、受動エネルギーリレーを含むワイヤレス電力送信システムの機能ブロック図を図示する。 図6は、例示的な実施形態にしたがった、ワイヤレス電力送信システムにおける送信機および受信機の近接結合を図示する。 図7は、例示的な実施形態にしたがった、ワイヤレス電力送信システムにおける送信機および受信機の近傍結合を図示する。 図8Aは、例示的な実施形態にしたがった、ワイヤレスデスクトップとして構成されているワイヤレス電力送信システムを図示する。 図8Bは、図8A中で図示されているワイヤレス電力送信システムに関係付けられている、さまざまな送信アンテナ、受信アンテナおよび受動エネルギーリレーアンテナのカッタウェイ図を図示する。 図9は、別の例示的な実施形態にしたがった、ワイヤレスデスクトップとして構成されているワイヤレス電力送信システムを図示する。 図10は、例示的な実施形態にしたがった、ワイヤレス電力パッドとして構成されているワイヤレス電力送信システムを図示する。 図11は、別の例示的な実施形態にしたがった、ワイヤレス電力パッドとして構成されているワイヤレス電力送信システムを図示する。 図12は、さらに別の実施形態にしたがった、ワイヤレス電力パッドとして構成されているワイヤレス電力送信システムを図示する。 図13は、例示的な実施形態にしたがった、ワイヤレス電力を送信するための方法のフローチャートを説明する。
詳細な説明
語“例示的な”は、ここでは、“例、事例、または、例示として役割を果たす”ことを意味するように使用する。“例示的な”としてここで説明する何らかの実施形態は、必ずしも、他の実施形態より好ましい、あるいは、他の実施形態より利点があるものとして解釈すべきではない。
添付の図面に関連して下記で述べる詳細な説明は、本発明の例示的な実施形態の説明として意図されており、本発明を実施できる唯一の実施形態を表すことを意図していない。この説明全体を通して使用する用語“例示的な”は、“例、事例、または、例示として役割を果たす”ことを意味し、必ずしも、他の例示的な実施形態より好ましい、あるいは、他の例示的な実施形態より利点があるものとして解釈すべきではない。詳細な説明は、本発明の例示的な実施形態の完全な理解を提供する目的のために、特定の詳細を含んでいる。これらの特定の詳細がなくても、本発明の例示的な実施形態を実施できることは、当業者にとって明白だろう。いくつかの事例では、ここで提示されている例示的な実施形態の新規性を不明瞭にすることを避けるために、よく知られている構造およびデバイスを、ブロック図の形態で示している。
用語“ワイヤレス電力”は、ここでは、電界や、磁界や、電磁界に関係する何らかの形態のエネルギーを、または、そうでないならば、物理的な電磁導体を使用することなく、送信機から受信機に送信される何らかの形態のエネルギーを意味するように使用する。システム中の電力変換は、ここでは、例えば、移動体電話機や、コードレス電話機や、iPod(登録商標)や、MP3プレイヤーや、ヘッドセット等を含むデバイスをワイヤレスに充電することを説明する。一般的に、ワイヤレスエネルギー転送の1つの基礎となる原理は、例えば30MHzを下回る周波数を使用する磁気結合共振(すなわち、共振誘導)を含んでいる。しかしながら、例えば、135kHz(LF)を下回るようなまたは13.56MHz(HF)におけるような、比較的高い放射レベルにおいてライセンス免除の動作が可能である周波数を含む、さまざまな周波数を用いることができる。無線周波数識別(RFID)システムにより通常使用されるこれらの周波数において、システムは、欧州におけるEN300330、または、米国におけるFCCパート15規格のような、干渉および安全標準規格に準拠しなければならない。例として、限定ではないが、ここでは、“LF”がf0=135kHzのことを指し、“HF”がf0=13.56MHzのことを指す場合に、略語LFおよびHFを使用する。
図1は、さまざまな例示的な実施形態にしたがった、ワイヤレス電力送信システム100を示している。エネルギー転送を提供するための磁界106を発生させるために、送信機104に入力電力102が提供される。受信機108は、磁界106に結合しており、そして、出力電力110に結合されている(示していない)デバイスにより蓄電または消費する出力電力110を発生させる。送信機104および受信機108の双方は、距離112だけ離れている。1つの例示的な実施形態では、送信機104および受信機108は、相互共振関係にしたがって構成されており、受信機108の共振周波数と送信機104の共振周波数とが一致しているときに、そして、受信機108が、磁界106の“近傍界”中に位置するとき、送信機104と受信機108との間の送信損失は、最小である。
送信機104はさらに、エネルギー送信のための手段を提供するために、送信アンテナ114を備え、受信機108はさらに、エネルギーの受信または結合のための手段を提供するために、受信アンテナ118を備えている。送信アンテナおよび受信アンテナは、それらに関係付けられることになるアプリケーションおよびデバイスにしたがって、サイズが決められる。述べているように、電磁波中のエネルギーのほとんどを遠方界に伝播するというよりむしろ、送信アンテナの近傍界中のエネルギーの大部分を受信アンテナに結合することにより、効率的なエネルギー転送が生じる。この近傍界において、送信アンテナ114と受信アンテナ118との間で結合を確立することができる。この近傍界結合が生じることがある、アンテナ114および118の周囲のエリアは、ここでは、結合モード領域として呼ばれる。
図2は、ワイヤレス電力送信システムの簡略化された概略図を示している。入力電力102により駆動される送信機104は、発振器122と、電力増幅器124と、フィルタおよび整合回路126とを備えている。発振器は、所望の周波数を発生させるように構成されており、所望の周波数は、調整信号123に応答して調整され得る。制御信号125に応答する増幅量で、電力増幅器124により、発振器信号を増幅することができる。高調波または他の望ましくない周波数をフィルタアウトし、送信機104のインピーダンスを送信アンテナ114に整合させるために、フィルタおよび整合回路126を備えていてもよい。
受信機108は、DC電力出力を発生させて、図2で示されているようなバッテリー136を充電するために、または、受信機に結合されている(示していない)デバイスに電力供給するために、整合回路132と整流器および切り替え回路134とを備えていてもよい。整合回路132は、受信機108のインピーダンスを受信アンテナ118に整合させるために備えられていてもよい。
図3で示されているように、例示的な実施形態で使用するアンテナは、“ループ”アンテナ150として構成することができ、ここでは、“磁気”アンテナ、“共振”アンテナ、または、“磁気共振アンテナ”として呼ぶこともある。空芯を、または、フェライトコアのような物理的なコアを備えるように、ループアンテナを構成することができる。さらに、空芯ループアンテナにより、コアエリア内で他のコンポーネントの配置が可能になる。加えて、送信アンテナ114(図2)の結合モード領域をより効率的にする送信アンテナ114(図2)の平面内での、受信アンテナ118(図2)の配置が、空芯ループにより、さらに容易に可能になる。
述べているように、送信機104と受信機108との間で、共振が一致またはほぼ一致している間に、送信機104と受信機108との間でエネルギーの効率的な転送が生じる。しかしながら、送信機104と受信機108との間で共振が一致していないときでさえ、より低い効率性においてエネルギーを転送することができる。エネルギーの転送は、送信アンテナから自由空間中へとエネルギーを伝播するというよりむしろ、送信アンテナの近傍界から、この近傍界が確立されている近隣中に存在する受信アンテナへとエネルギーを結合することにより生じる。
ループアンテナの共振周波数は、インダクタンスおよびキャパシタンスに基づくものである。ループアンテナ中のインダクタンスは、一般的に、ループにより生成されるインダクタンスであるのに対し、キャパシタンスは、一般的に、所望の共振周波数において共振構造を生成させるために、ループアンテナのインダクタンスに加えられる。非限定的な例として、キャパシタ152およびキャパシタ154をアンテナに加えて、正弦波または擬似正弦波の信号156を発生させる共振回路を生成させてもよい。したがって、より大きな直径のループアンテナに対しては、ループの直径またはインダクタンスが増加するにつれて、共振を起こすのに必要とされるキャパシタンスのサイズは減少する。さらに、ループアンテナの直径が増加するにつれて、近傍界の効率的なエネルギー転送エリアは、“近傍”結合されているデバイスに対して増加する。当然、他の共振回路も可能である。別の非限定的な例として、キャパシタは、ループアンテナの2つの端子間にパラレルに配置してもよい。加えて、送信アンテナに対しては、ループアンテナ150に共振信号156を入力してもよいことを、当業者は認識するだろう。
本発明の例示的な実施形態は、互いの近傍界中にある2つのアンテナ間で電力を結合することを含んでいる。述べているように、近傍界は、電磁界が存在するが、アンテナから離れて、伝播または放射しない、アンテナの周囲のエリアである。それらは、通常、アンテナの物理的な体積に近い体積に限定される。本発明の例示的な実施形態では、アンテナを囲む可能性がある環境のほとんどは誘電性であり、したがって、電界への影響に比べて磁界への影響が少ないので、単一巻または多重巻のループアンテナのようなアンテナを、送信(Tx)アンテナシステムおよび受信(Rx)アンテナシステムの双方に対して使用する。さらに、(例えば、ダイポールおよびモノポールの)“電気”アンテナ、あるいは、磁気および電気アンテナの組み合わせとして支配的に構成されているアンテナも考えられる。
先に述べた遠方界および誘導アプローチにより許容されるよりも著しく遠い距離にある小型Rxアンテナに対して、良好な結合効率(例えば、>10%)を達成するために、十分低い周波数において、および、十分大きいアンテナサイズによって、Txアンテナを動作させることができる。Txアンテナのサイズが正しく決められている場合、駆動されているTxループアンテナの結合モード領域内(すなわち、近傍界または強結合レジーム中)に、ホストデバイス上のRxアンテナが配置されているときに、高い結合効率(例えば、30%)を達成することができる。
ここで開示するさまざまな例示的な実施形態は、異なる電力変換アプローチに基づいている異なる結合変形体と、デバイスポジショニングの柔軟性を含む送信距離(例えば、実質的にゼロ距離における、充電パッドソリューションに対する極めて“近接”な結合、または、短距離ワイヤレス電力ソリューションに対する“近傍”結合)とを識別する。極めて近接な結合の適用(すなわち、結合係数が一般にk>0.1である強結合レジーム)は、一般に、アンテナのサイズに依存して、ミリメートルまたはセンチメートルのオーダーで、短距離または非常に短距離にわたって、エネルギー転送を提供する。近傍結合の適用(すなわち、結合係数が一般にk<0.1である疎結合レジーム)は、一般に、アンテナのサイズに依存して、10cmから2mの範囲中の距離にわたって、比較的に低い効率において、エネルギー転送を提供する。
ここで説明するように、“近接”結合と“近傍”結合とは、異なる整合アプローチを必要としてもよく、電力源/シンクをアンテナ/結合ネットワークに整合させる異なる方法として考えることができる。さらに、さまざまな例示的な実施形態は、システムパラメータと、設計ターゲットと、構成の変形体と、LFおよびHFの双方の適用に対する、ならびに、送信機および受信機に対する仕様とを提供する。例えば、特定の電力変換アプローチに、より良く整合するように、これらのパラメータおよび仕様のうちのいくつかを必要に応じて変化させることができる。システム設計パラメータは、さまざまな優先度およびトレードオフを含んでいてもよい。特に、送信機および受信機のサブシステム考慮事項は、回路に関する高い送信効率の低い複雑性を含んでいてもよく、これは結果として低コストの実現になる。
図4は、例示的な実施形態にしたがった、送信機と受信機との間の直接的な界結合に対して構成されているワイヤレス電力送信システムの機能ブロック図を図示する。ワイヤレス電力送信システム200は、送信機204および受信機208を備えている。エネルギー転送を提供する直接的な界結合k206によって、ほとんど非放射性である界を発生させるために、送信機204に入力電力PTXinが提供される。受信機208は直接に、非放射性界206に結合しており、そして、出力ポート210に結合されているバッテリーまたは負荷236により蓄電あるいは消費する出力電力PRXoutを発生させる。送信機204および受信機208の双方は、ある距離だけ離れている。1つの例示的な実施形態では、送信機204および受信機208は、相互共振関係にしたがって構成されており、受信機208の共振周波数f0と、送信機204の共振周波数とが一致しているときに、そして、受信機208が、送信機204により発生される放射界の“近傍界”中に位置している間、送信機204と受信機208との間の送信損失は最小である。
送信機204はさらに、エネルギー送信のための手段を提供するために、送信アンテナ214を備え、受信機208はさらに、エネルギー受信のための手段を提供するために、受信アンテナ218を備えている。送信機204はさらに、AC−AC変換器として少なくとも部分的に機能する送信電力変換ユニット220を備えている。受信機208はさらに、AC−DC変換器として少なくとも部分的に機能する受信電力変換ユニット222を備えている。
図5は、例示的な実施形態にしたがった、送信機、受動エネルギーリレーおよび受信機間の、間接的な界結合に対して構成されているワイヤレス電力送信システムの機能ブロック図を図示する。ワイヤレス電力送信システム300は、送信機304と、受動エネルギーリレー(寄生共振タンクまたは受動共振タンク)312と、受信機308とを備えている。受動エネルギーリレー312にエネルギー転送を提供する界結合k306によって、ほとんど非放射性である界を発生させるために、送信機304に入力電力PTXinが提供され、受動エネルギーリレー312は、受信機308への界結合307によって、ほとんど非放射性である界を発生させる。受信機308は、受動エネルギーリレー312により発生される非放射性界に結合しており、そして、出力ポート310に結合されているバッテリーまたは負荷336により蓄電あるいは消費する出力電力PRXoutを発生させる。
送信機304、受動エネルギーリレー312および受信機308のそれぞれは、ある距離だけ離れている。1つの例示的な実施形態では、送信機304および受動エネルギーリレー312は、相互共振関係にしたがって構成されており、受動エネルギーリレー312の共振周波数f0と、送信機304の共振周波数とが一致しているときに、そして、受動エネルギーリレー312が、送信機304により発生される放射界の“近傍界”中に位置している間、送信機304と受動エネルギーリレー312との間の送信損失は最小である。さらに、受動エネルギーリレー312および受信機308は、相互共振関係にしたがって構成されており、受信機308の共振周波数f0と、受動エネルギーリレー312の共振周波数とが一致しているときに、そして、受信機308が、受動エネルギーリレー312により発生される放射界の“近傍界”中に位置している間、受動エネルギーリレー312と受信機308との間の送信損失は最小である。
送信機304はさらに、エネルギー送信のための手段を提供するために、送信アンテナ314を備え、受動エネルギーリレー312はさらに、受動的にエネルギーをリレーする手段を提供するために、寄生タンク316を備え、受信機308はさらに、エネルギー受信のための手段を提供するために、受信アンテナ318を備えている。送信機304はさらに、AC−AC変換器として少なくとも部分的に機能する送信電力変換ユニット320を備えている。受信機308はさらに、AC−DC変換器として少なくとも部分的に機能する受信電力変換ユニット322を備えている。
したがって、高い共振構造(すなわち、高Qアンテナ)は、図4におけるように、直接に、または、図5におけるように、1つ以上の受動エネルギーリレーを介して、少なくとも1つのエネルギー源から少なくとも1つのエネルギーシンクにエネルギーを転送する。さらに、結合は、電界または磁界によるものであってもよく、磁界は、システムの近隣中に通常存在しているような非金属のオブジェクトと、より低い相互作用を示す。述べたように、共振構造は、(波長と比較して)電気的に小さく、それゆえに、電磁波および電力損失に関して、実質上非放射である。
エネルギーの送信は、実質上高調波である、実質上変調されていない非パルスの高周波数搬送波により、単一の周波数で発生してもよい。さらに、周波数選択は、特に医療デバイスなどのような安全およびセキュリティが重要なデバイスに関して、高感度無線および非無線システムへの、および、本技術を組み込むであろうホストデバイスへの、有害な干渉の危険の低減を含むさまざまな要因に基づいていてもよい。付加的な周波数選択の要因は、非常に高いQ共振システムの使用を可能にする周波数選択と、短距離デバイスへの電力搬送波送信に専用の(例えば、6.78MHzにおける、および、13.56MHzにおける)ISM周波数バンド中の非常に狭い周波数マスクに適合する周波数選択とを含んでいてもよい。
一般に、受信または送信アンテナが、都合良く方向が合わせられるという条件で、受信機へのエネルギー転送は、送信アンテナから見られるすべての方向/角度に作用する。結合磁気共振(すなわち、共振誘導)の1つの実現は、リアクターとしてループ/コイルと、アンチリアクターとしてキャパシタとを有する共振L−Cタンク回路を形成する、容量装荷型の、電気的伝導性を有する、単一巻または多重巻のループを使用する。ループコイルは、強磁性体の、または、フェリ磁性の材料を含んでいてもよい。他の構成はまた、例えば、受信機において、動作周波数での磁気機械システム共振を含んでもよい。
図6は、例示的な実施形態にしたがった、送信アンテナおよび受信アンテナ間の第1の結合変形体の機能ブロック図を図示する。図6の結合変形体350は、“近傍”結合変形体を図示し、“近傍”結合に対して使用される高Q共振タンク回路に結合するために使用することができる。結合変形体350は、電力変換回路と整合するようにインピーダンスを変換し、これは結果として、改善されたまたは高い転送効率になる。特に、結合変形体350は、共振周波数で共振するように構成されている送信アンテナ352と、同じ共振周波数で共振するように構成されている受信アンテナ354とを備えている。
送信アンテナ352は、キャパシタC1とインダクタL1とを含む高Qタンク共振器356を備えている。受信アンテナ354は、キャパシタC2とインダクタL2とを含む高Qタンク共振器358を備えている。近傍結合の適用(すなわち、結合係数が一般にk<0.1である疎結合レジーム)は、一般に、アンテナのサイズに依存して、10cmから2mの範囲中の距離にわたって、比較的に低い効率において、エネルギー転送を提供する。
図7は、例示的な実施形態にしたがった、送信アンテナおよび受信アンテナ間の第2の結合変形体の機能ブロック図を図示する。図7の結合変形体380は、例示的な実施形態にしたがった、“近接”結合変形体を図示している。結合変形体380は、結合された直列タンク回路を備え、結合された直列タンク回路は、図6の送信アンテナ352および受信アンテナ354を含み、送信アンテナ352は、キャパシタC1とインダクタL1とを含む高Qタンク共振器356を備え、受信アンテナ354は、キャパシタC2とインダクタL2とを含む高Qタンク共振器358を備えている。極めて近接な結合の適用(すなわち、結合係数が一般にk>0.1である強結合レジーム)は、一般に、アンテナのサイズに依存して、ミリメートルまたはセンチメートルのオーダーで、短距離または非常に短距離dにわたって、エネルギー転送を提供する。
一般に、共振誘導にしたがうワイヤレス電力転送は、最適負荷抵抗を決定することにより改善され、結果として、所定のアンテナパラメータ(例えば、無負荷のQファクタ、L−C比、および、送信機源インピーダンス)に対して最大の転送効率を生じる。最適負荷は、結合係数kに依存する。逆に、所定の負荷抵抗に対して効率を最大にする、最適な受信L−C比または負荷変換が存在する。
例示的な計算として、最適な負荷抵抗により負荷がかけられるときに結果として生じるQファクタは、最適負荷Qと呼ばれる。疎結合レジーム(近傍)において、最適負荷受信Qは一般に、より低いが、無負荷の受信Qの半分に近い。一方、強結合レジーム(近接)において、最適負荷Qは、無負荷の受信Qよりも実質上低い。
それゆえに、最適負荷、低い効率、アンテナの直径よりも大きいが近傍界範囲λ/2πよりも小さい距離を仮定する、近傍変形体に対して、アンテナの送信効率は、おおよそ次のように、距離の関数として表現できる。
Figure 2012500619
ここで、rA,tおよびrA,rは、それぞれ、送信アンテナおよび受信アンテナの相当半径を表し、QtおよびQrは、それぞれ、送信アンテナおよび受信アンテナの無負荷のQファクタを表す。代替として、次のように、効率を結合係数kおよび無負荷のQファクタの関数として表してもよい。
Figure 2012500619
等式1は、送信アンテナの半径、受信アンテナの半径またはその両方を増加させることにより、あるいは、Qファクタを増加させることにより、距離の効果(6乗)を打ち消すことができることを示している。ある程度まで、そして、上述の仮定が維持する限り、小さい受信アンテナの低い性能は、大きな送信アンテナにより補うことができ、大きな送信アンテナは、長距離またはワイドエリアのシステムにとって有益である。等式1はまた、磁界強度が、送信アンテナからの距離を増加させることにより、急速に減少すること(エバネセント界)を示し、このことは、放射線被曝および干渉に関して望ましい。
等式1は、周波数の関数ではないことから、等式1は、最適周波数の決定因ではない。周波数決定に対して、1つの選択プロセスは、最も高いQ値を達成できる周波数に基づいていてもよい。さまざまな寄与要因は、アンテナ形成の要因制約条件、統合問題および環境効果を含んでいてもよい。
それゆえに、最適負荷および高効率を仮定する、近接変形体に対して、次のように、アンテナの送信効率は、おおよそ、結合係数および無負荷のQの関数として表現できる。
Figure 2012500619
等式3は、無負荷の高Q値が、さらに、強結合レジームにおいて(例えば、充電パッドソリューションにおいて)100%に近い効率に相関することを示している。効率は、送信アンテナポートにおける電力入力に対する、受信アンテナポートにおける電力出力の比として定義されており、アンテナは、共振に対するアンチリアクター、結合および何らかのインピーダンス変換を含むことに注目すべきである。
表1は、結合磁気共振を使用する電気エネルギーのワイヤレス転送のための候補周波数として識別されている例示的な周波数帯域をリスト表示する。これらの周波数帯域は、例えば、短距離デバイス(例えば、RFIDシステム)に対して現在必要とされているような比較的に高い放射レベルにおいてライセンス免除の使用が可能である。これらの例示的な周波数帯域およびそれらの最大の許容放射レベルは、ECCによりEN300330[1]中で、および、対応するFCC規格中で規定されている。磁界結合に主として基づいているシステムに対して、磁界強度は、一般に適用を制限する。
Figure 2012500619
一例として、LFにおける、発生される磁界強度は、同じ条件の下で同じ量の電力を転送するHF2における磁界強度よりも10倍(20dB)高いかもしれない。これは、規格により反映されているように思われないが、帯域LFおよびHF2は、エネルギーを転送するそれらのポテンシャルに関してほぼ同等である。これは、HF2が適用を制限する距離が、界が10年毎に20dBだけ減衰する遠方界ゾーン(d>λ/2π)中にすでにあり、一方、LF測定距離は、減衰率が10年毎に60dBである近傍界中にあるという事実により説明できる。実際上の注意として、HFは、電子デバイスへの、特に小型デバイス(ヘッドセット、MP3プレイヤーなど)への磁気共振の統合に関して、向上した適用を示すことが見出されている。さらに、LFに対して、高磁界強度レベルにおけるライセンス免除の使用に対して、119kHz未満のさらなる帯域が存在する。非共振誘導または準共振誘導のシステムにより主として使用されるこれらの帯域は、結合磁気共振に対して、そして、特に集積アンテナ性能に関してあまり好ましくないと考えられる。
ワイヤレス電力送信のさまざまな適用が提案されている。ワイヤレス電力送信の1つの適用は、2009年1月11日に出願され、本出願の譲受人に譲渡され、その開示が、全体として参照により明白にここに組み込まれている、“ワイヤレスデスクトップIT環境”と題する米国特許出願第12/351,845号中に開示されている。
図8Aは、ワイヤレスデスクトップとして構成されているワイヤレス電力送信システムを図示し、図8Bは、ワイヤレス電力送信システム400に関係付けられている、さまざまな送信アンテナ、受信アンテナ、受動エネルギーリレーアンテナのカッタウェイ図を図示する。ワイヤレス電力送信システム400は、電力を伝導するワイヤード接続による相互接続なしに、パーソナル電子デバイス(PED)および周辺デバイスにワイヤレス電力を提供する、送信機および受信機を備える。1つの例示的な実施形態において、ワイヤレスエネルギー転送は、例えば、LFのうちの1つ(例えば、135kHz)において、または、HF(例えば、13.56MHz)において、アンテナ(ループコイル)動作を使用する結合磁気共振に基づいている。
ワイヤレス電力送信システム400は、より効率的にデスクトップ空間を利用し、送信および受信アンテナをワイヤレスデスクトップのさまざまな物理的要素に組み込むことにより、デスクトップの配線を低減させる。一例として、送信アンテナ402は、ホストデバイス(モニター)406の台座404のような、デスクトップ上に通常存在する何らかの適切なホストデバイスに統合されていてもよい。同様に、送信アンテナ408は、ホストデバイス(ランプ)412の台座410に統合されていてもよい。送信アンテナ402、408を含む(示していない)送信機は、このホストデバイス406、412中にすでに存在しているワイヤード電力インターフェース414、416を通じて110/230VAC電源から直接電力供給されてもよく、それゆえに、余分のワイヤード電力インターフェース414、416を必要としない。
1つの例示的な実施形態において、送信アンテナ402、408は、モニター406またはランプ412の台座404、412中に埋め込まれている。台座404、410は、噴水型の磁界418、420を発生させる円形のワイヤループアンテナ402、408を埋め込む円盤型のものであってもよい。界418、420は一般に、ワイヤレス電力によりイネーブルにされるデバイス434、436中に統合されている受信アンテナ422−432の共面方向を支持する、受信アンテナ422−432の平面内中のデスクトップ上の任意の位置において垂直に偏向されていてもよい。デバイスがデスクトップ上でデバイスの慣習の方向に置かれている場合、共面方向は、キーボードデバイス436、マウスデバイス434に統合され、PED438(例えば、移動電話機、MP3プレイヤー、PDAなど)のような他の多くの電子デバイスに統合されているワイヤレスループアンテナに対して、より適切であると考えられる。
一般に、デスクトップ上に、送信アンテナを含む1つより多い送信機があってもよく、電力は、支配的である送信アンテナから受信されるであろう。さらに、台座404、410のようなベース中の送信アンテナ402、408は、“電力ベース”440、442を形成して、送信アンテナ402、408上に直接PED438のようなデバイスを置くエリアを提供してもよく、これは、改善された結合を結果として生じさせ、それゆえに、高効率での高電力転送(極めて近接な結合)を可能にする。一般的に、パッドのエリアおよび送信機の設計に依存して、1つより多いデバイスを、電力ベースのようなものの上に置いてもよい。
キーボード436またはコンピュータマウス434のような長いバッテリー持続時間を有する低電力デバイスは、電力ベースの近接または近傍(近接結合または近傍結合)中に置いてもよい。さらに、これらのデバイスに対する利用可能な電力および転送効率は、他のデバイスが追加として電力ベース上に置かれるときにより低くなり、結果として、ワイヤレス電力送信システムにさらに負荷をかけるであろう。
電力ベースの近傍における磁界強度は、安全限界レベル未満であるが、電力ベースは、人間が近づいている場合に、磁界強度を自動的に低減させる機能を追加として提供してもよい。この機能は、赤外線またはマイクロ波の人間検出を使用してもよく、磁界の存在下で不快を感じるユーザにより作動できる。この機能を作動させた場合、その近傍中のデバイスは本質的に、人間がいない間に電力を受信するだろう。
図9は、ワイヤレスデスクトップとして構成されているワイヤレス電力送信システムを図示する。ワイヤレス電力送信システム450は、共振構造を拡張してデスクトップエリアのより大きな部分をカバーするために、受動エネルギーリレー(寄生アンテナ)452を含んでいる。受動エネルギーリレー452は、例えば、デスクの下で構成されていてもよく、または、デスク表面に統合されていてもよく、あるいは、代わりに、デスクマットのようなフラット構造の形態で、デスクの表面上に構成されていてもよい。
ワイヤレス電力送信システム450は、送信アンテナ456を含む送信機454をさらに備えており、送信アンテナ456はさらに、図8Aの電力ベース440、442に統合されていてもよい。送信機454により励振されるときに受動エネルギーリレー452は、ワイヤレスデスクトップの電力供給および充電に関して、かなりの性能および効率の向上を提供できる。送信機454による受動エネルギーリレー452の励振は、他の周辺デバイスに供給すべき何らかのメインのAC電源の統合を必要としないことにより、利便性および安全上の利益を提供する。
図10は、例示的な実施形態にしたがった、ワイヤレス電力パッドとして構成されているワイヤレス電力送信システムを図示する。ワイヤレス電力送信システム500は、電力を伝導するワイヤード接続による相互接続なしに、パーソナル電子デバイス(PED)および周辺デバイスを含むワイヤレス受電デバイスにワイヤレス電力を提供する、送信機および1つ以上の受信機を備えている。1つの例示的な実施形態において、ワイヤレスエネルギーの転送は、例えば、LFのうちの1つ(例えば、135kHz)において、または、HF(例えば、13.56MHz)において、アンテナ(ループコイル)動作を使用する結合磁気共振に基づいている。
ワイヤレス電力送信システム500は、ここではワイヤレス受電コンピュータマウスとして図示されている、受信機108(図2)を含むワイヤレス受電デバイス502に対するワイヤレス電力供給/充電の構成を図示する。ワイヤレス電力送信システム500は、給電ケーブル510により、互いに結合されている送信回路506および送信アンテナ508を含む送信機504をさらに備えている。送信アンテナ508は、ポータブルマット510のようなポータブルの基板に統合されていてもよく、数ミリメートルの厚さを有していてもよい。送信アンテナ508およびポータブルマット510は、ポータブル電力ベース512を形成する。ポータブル電力ベース512は、“充電パッド”またはワイヤレス電力“マウスパッド”として知られているかもしれない。送信アンテナ508は実質上、充電パッドの充電エリアの周辺部に配置されている。
送信アンテナ508は、送信電力変換回路220(図4)を含む送信回路506により駆動される。送信回路506は、AC−高周波数AC変換器、あるいは、パーソナルコンピュータまたは関連する周辺装置からのような、従来から利用可能なUSBポートから給電ケーブル514によるワイヤード接続を通じてDC供給されてもよいDC−高周波数AC変換器を含んでいてもよい。送信回路506はまた、(示していない)マウスワイヤレスデータリンクに対するトランシーバ/受信機を組み込んでいてもよい。
図11は、別の例示的な実施形態にしたがった、ワイヤレス電力パッドとして構成されているワイヤレス電力送信システムを図示する。ワイヤレス電力送信システム550は、電力を伝導するワイヤード接続による相互接続なしに、パーソナル電子デバイス(PED)および周辺デバイスを含むワイヤレス受電デバイスにワイヤレス電力を提供する、送信機および1つ以上の受信機を備える。1つの例示的な実施形態において、ワイヤレスエネルギーの転送は、例えば、LFのうちの1つ(例えば、135kHz)において、または、HF(例えば、13.56MHz)において、磁界アンテナ(ループコイル)動作を使用する結合磁気共振に基づいている。
ワイヤレス電力送信システム550は、ここではワイヤレス受電コンピュータマウスとして図示されている、受信機108(図2)を含むワイヤレス受電デバイス552に対するワイヤレス電力供給/充電の構成を図示する。ワイヤレス電力送信システム550は、送信回路556と、送信回路556と統合されている送信アンテナ558とを含む送信機554をさらに備えている。ワイヤレス電力送信システム550は、送信機554により励振される受動エネルギーリレー(寄生アンテナ)564をさらに備える。受動エネルギーリレー564は、ポータブルマット560のようなポータブルの基板に統合されていてもよく、数ミリメートルの厚さを有していてもよい。受動エネルギーリレー564およびポータブルマット560は、ポータブル電力ベース562を形成する。ポータブル電力ベース562は、“充電パッド”またはワイヤレス電力“マウスパッド”として知られているかもしれない。受動エネルギーリレー564(例えば、磁気共振アンテナ)は実質上、充電パッドの充電エリアの周辺部に配置されている。
ワイヤレス電力送信システム550において、給電ケーブル566によるワイヤード接続が送信機554に提供され、送信機554は、共振の励振を生じさせて、動作可能な電力ベース562を形成するために、ポータブルマット560上に置かれる。さらに、電力ベース562は、電力ベース562の外部の別の送信機から励振されてもよい。送信機554はまた、USBプラグインの構成で構成されていてもよい。送信機554はまた、デバイス(例えば、マウス)552のワイヤレスデータリンクに対する(示していない)トランシーバ/受信機を組み込んでいてもよい。
図12は、さらに別の例示的な実施形態にしたがった、ワイヤレス電力パッドとして構成されているワイヤレス電力送信システムを図示する透視図である。ワイヤレス電力送信システム600は、電力を伝導するワイヤード接続による相互接続なしに、パーソナル電子デバイス(PED)および周辺デバイスを含むワイヤレス受電デバイスにワイヤレス電力を提供する、送信機および1つ以上の受信機を備える。1つの例示的な実施形態において、ワイヤレスエネルギーの転送は、例えば、LFのうちの1つ(例えば、135kHz)において、または、HF(例えば、13.56MHz)において、磁界アンテナ(ループコイル)動作を使用する結合磁気共振に基づいている。
ワイヤレス電力送信システム600は、ここではワイヤレス受電/充電式のノベルティまたは玩具として図示されている、受信機108(図2)を含むワイヤレス受電デバイス602に対するワイヤレス電力供給/充電の構成を図示する。ワイヤレス電力送信システム600は、給電ケーブル610により互いに結合されている送信回路606および送信アンテナ608を含む送信機604をさらに備えている。送信アンテナ608は、ポータブルマット622のようなポータブルの基板に統合されていてもよく、数ミリメートルの厚さを有していてもよい。送信アンテナ608およびポータブルマット622は、ポータブル電力ベース612を形成する。ポータブル電力ベース612は、“充電パッド”として知られているかもしれない。送信アンテナ608は実質上、充電パッドの充電エリアの周辺部に配置されている。
送信アンテナ608は、送信電力変換回路220(図4)を含む送信回路606により駆動される。送信回路606は、AC主電源により供給されるAC−高周波数AC変換器、あるいは、パーソナルコンピュータまたは関連する周辺装置からのような、従来から利用可能なUSBポートからDC供給されてもよいDC−高周波数AC変換器を備えていてもよい。
ワイヤレス受電デバイス602は、受信アンテナ614と受信機回路618とを含む受信機616をさらに備えていてもよい。受信アンテナは、有利にも、ワイヤレス受電デバイス602上に位置して、送信アンテナ608との好適な近接結合を提供してもよい。受信アンテナ614は、充電パッドとの、ワイヤレス受電デバイス602の物理インターフェース(例えば、ヘリコプターのランディングスキッド)のあたりに実質上形成されていてもよい。さらに、整流器134(図2)を含む受信機回路618は、受信アンテナ614のキャパシタC2を有するアセンブリ上に配置されていてもよい。受信機回路618はまた、給電ケーブル620がワイヤレス受電デバイス602にDC電力を提供することが可能になるように、有利に位置していてもよい。飛行ビークルへの適用のような、デバイスの重量が問題であるワイヤレス受電デバイスに関して、より高い周波数(例えば、13.56MHz)は、より低い周波数の実施形態と比べてより軽い重量の構成を可能にする。
図13は、例示的な実施形態にしたがった、ワイヤレス電力を送信するための方法のフローチャートを説明する。ワイヤレス電力を送信するための方法700は、ここで記述したさまざまな構造および回路によりサポートされる。方法700は、給電ケーブルを通して共振周波数信号を結合するためのステップ702を含む。方法700は、給電ケーブルを通して受信した共振周波数信号に応答して、ワイヤレス受電デバイスへのワイヤレス電力の結合のためのアンテナを含む充電パッドのまわりに磁気近傍界を発生させるためのステップ704をさらに含む。
当業者は、さまざまな異なる技術および技法のいずれかを使用して制御情報および信号を表してもよいことを理解するだろう。例えば、先の説明全体を通して参照した、データ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボルおよびチップは、電圧、電流、電磁波、磁界または磁気の粒子、光学界または光の粒子、あるいはこれらの何らかの組み合わせにより、表してもよい。
ここで開示した実施形態に関連して説明した、さまざまな実例となる論理的ブロック、モジュール、回路、および、アルゴリズムステップが、電子ハードウェアとして実現されてもよく、コンピュータソフトウェアにより制御されてもよく、あるいは双方の組み合わせたものであってもよいことを当業者はさらに理解するだろう。ハードウェアおよびソフトウェアのこの互換性を明確に示すために、さまざまな例示的なコンポーネント、ブロック、モジュール、回路、および、ステップを一般的にこれらの機能性に関して上述した。このような機能性がハードウェアあるいはソフトウェアとして実現および制御されるか否かは、特定の応用および全体的なシステムに課せられた設計の制約に依存する。当業者は、それぞれの特定の応用に対して方法を変化させて、説明してきた機能性を実現してもよいが、このような構成の決定は、本発明の例示的な実施形態の範囲からの逸脱を生じさせるものとして解釈すべきではない。
ここで開示した実施形態に関連して説明した、さまざまな実例となる論理的ブロック、モジュール、および、回路は、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)または他のプログラマブル論理デバイス、ディスクリートゲートまたはトランジスタ論理、ディスクリートハードウェアコンポーネント、あるいは、ここで説明した機能を実行するために設計されたこれらの何らかの組み合わせで、制御されてもよい。汎用プロセッサはマイクロプロセッサであってもよいが、代替実施形態では、プロセッサは、何らかの従来のプロセッサ、制御装置、マイクロ制御装置、または、状態機械であってもよい。プロセッサはまた、コンピューティングデバイスの組み合わせとして、例えば、DSPとマイクロプロセッサの組み合わせ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアを備えた1つ以上のマイクロプロセッサ、あるいは、他の任意のそのような構成として実現してもよい。
ここで開示した実施形態に関連して説明した方法またはアルゴリズムの制御ステップは、ハードウェアで、プロセッサにより実行されるソフトウェアモジュールで、あるいは、2つを組み合わせたもので、直接的に具現化してもよい。ソフトウェアモジュールは、ランダムアクセスメモリ(RAM)、フラッシュメモリ、読み出し専用メモリ(ROM)、電気的プログラム可能ROM(EPROM)、電気的消去可能プログラム可能ROM(EEPROM)、レジスタ、ハードディスク、リムーブバルディスク、CD−ROM、または、技術的に知られている他の何らかの形態の記憶媒体中に存在していてもよい。例示的な記憶媒体は、プロセッサが記憶媒体から情報を読み取り、記憶媒体に情報を書き込むことができるように、プロセッサに結合されている。代替実施形態では、記憶媒体はプロセッサに一体化していてもよい。プロセッサおよび記憶媒体は、ASIC中に存在していてもよい。ASICは、ユーザ端末中に存在していてもよい。代替実施形態では、プロセッサおよび記憶媒体は、ユーザ端末中のディスクリートコンポーネントとして存在していてもよい。
1つ以上の例示的な実施形態では、説明した制御機能は、ハードウェアで、ソフトウェアで、ファームウェアで、または、これらの任意の組み合わせで実現してもよい。ソフトウェアで実現した場合、機能は、1つ以上の命令またはコードとして、コンピュータ読取可能媒体上に記憶してもよく、あるいは、1つ以上の命令またはコードとして、コンピュータ読み取り可能媒体上に送信してもよい。コンピュータ読み取り可能媒体は、1つの場所から別の場所へのコンピュータプログラムの転送を促進する何らかの媒体を含むコンピュータ記憶媒体および通信媒体の双方を含む。記憶媒体は、コンピュータによりアクセスできる何らかの利用可能な媒体であってもよい。例として、これらに限定されないが、このようなコンピュータ読み取り可能媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD−ROMまたは他の光ディスク記憶装置、磁気ディスク記憶装置または他の磁気記憶デバイス、あるいは、コンピュータによりアクセスでき、命令またはデータ構造の形態で所望のプログラムコードを運ぶまたは記憶するために使用できる他の何らかの媒体を含むことができる。また、あらゆる接続は、コンピュータ読み取り可能媒体と適切に呼ばれる。例えば、ソフトウェアが、同軸ケーブルや、光ファイバケーブルや、撚り対や、デジタル加入者回線(DSL)や、あるいは、赤外線、無線、および、マイクロ波のような、ワイヤレス技術を使用して、ウェブサイト、サーバ、または、他の遠隔ソースから送信される場合には、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、撚り対、DSL、あるいは、赤外線、無線、および、マイクロ波のような、ワイヤレス技術は、媒体の定義に含まれる。ここで使用するようなディスク(diskおよびdisc)は、コンパクトディスク(CD)、レーザディスク(登録商標)、光ディスク、デジタル多用途ディスク(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスク、および、ブルーレイ(登録商標)ディスク(BD)を含むが、一般的に、ディスク(disk)は、データを磁気的に再生する一方で、ディスク(disc)はデータをレーザによって光学的に再生する。先のものを組み合わせたものもまた、コンピュータ読み取り可能媒体の範囲内に含められるべきである。
開示した例示的な実施形態の先の説明は、当業者が本発明を製作または使用できるように提供した。これらの例示的な実施形態に対するさまざまな修正は、当業者に容易に明らかとなり、本発明の精神または範囲から逸脱することなく、ここで定義した一般的な原理を他の実施形態に適用してもよい。したがって、本発明は、ここで示した実施形態に限定されることを意図しておらず、ここで開示した原理および新規的特徴と合致する最も広い範囲に一致すべきである。

Claims (21)

  1. ポータブルワイヤレス電力充電器において、
    受信機を含むワイヤレス受電デバイスへのワイヤレス電力の結合のために磁気近傍界を発生させるように構成されているアンテナを含む充電パッドと、
    入力電力を前記充電パッドに結合する給電ケーブルとを具備し、
    前記アンテナは実質上、前記充電パッドの周辺部に配置されているポータブルワイヤレス電力充電器。
  2. 前記アンテナは、ワイヤレス電力受信機に直接結合する前記磁気近傍界を発生させるように構成されている送信アンテナを含む請求項1記載のポータブルワイヤレス電力充電器。
  3. 前記送信アンテナを駆動するように構成され、前記給電ケーブルにより前記充電パッドから隔てられている送信回路をさらに具備し、前記給電ケーブルは、前記送信回路と前記送信アンテナとの間で共振周波数信号を結合するように構成されている請求項2記載のポータブルワイヤレス電力充電器。
  4. 前記アンテナは、寄生共振タンクを備える請求項1記載のポータブルワイヤレス電力充電器。
  5. 送信アンテナをさらに具備し、
    前記送信アンテナは、前記送信アンテナから前記寄生共振タンクへのワイヤレス電力の送信のために、前記送信アンテナと前記寄生共振タンクとの間で磁気近傍界を発生させるように構成されている請求項4記載のポータブルワイヤレス電力充電器。
  6. 前記送信アンテナは、前記送信アンテナのまわりで発生された近傍界に応答して前記寄生共振タンクを共振させるように位置している請求項5記載のポータブルワイヤレス電力充電器。
  7. 前記送信アンテナを駆動するように構成され、前記給電ケーブルにより前記充電パッドから隔てられている送信回路をさらに具備し、前記給電ケーブルは、前記送信回路と前記送信アンテナとの間で共振周波数信号とは異なる信号を結合するように構成されている請求項5記載のポータブルワイヤレス電力充電器。
  8. 前記アンテナは、実質上変調されていない無線周波数(RF)のうちの1つにおいて共振するように構成されている請求項1記載のポータブルワイヤレス充電器。
  9. 前記実質上変調されていないRFは、119kHzないし135kHzの第1の周波数帯域と、6.765MHzないし6.795MHzの第2の周波数帯域と、13.553MHZないし13.567MHzの第3の周波数帯域とのうちの少なくとも1つを含む請求項8記載のポータブルワイヤレス充電器。
  10. 電源電力は、前記給電ケーブルにより前記充電パッドから隔てられている請求項1記載のポータブルワイヤレス充電器。
  11. 前記充電パッドは、ワイヤレス受電コンピュータマウスとして構成されているワイヤレス受電デバイスにワイヤレスに電力供給するマウスパッドとして構成されている請求項1記載のポータブルワイヤレス充電器。
  12. 前記充電パッドは、ワイヤレス受電/充電式ノベルティとして構成されているワイヤレス受電デバイスにワイヤレスに電力供給するように構成されている請求項1記載のポータブルワイヤレス充電器。
  13. ワイヤレス電力送信システムにおいて、
    ポータブルワイヤレス電力充電器と、
    受信アンテナを含む受信機を備えているワイヤレス受電デバイスとを具備し、
    前記ポータブルワイヤレス電力充電器は、
    磁気近傍界を発生させるように構成されているアンテナを含む充電パッドと、
    前記充電パッドに入力電力を結合する給電ケーブルとを備え、
    前記アンテナは実質上、前記充電パッドの周辺部に配置され、
    前記受信アンテナは、前記充電パッドとの、前記ワイヤレス受電デバイスの物理インターフェースのまわりに実質上形成されているワイヤレス電力送信システム。
  14. ワイヤレス電力を送信するための方法において、
    給電ケーブルにより共振周波数信号を結合することと、
    前記給電ケーブルにより受信した前記共振周波数信号に応答して、ワイヤレス受電デバイスへのワイヤレス電力の結合のためのアンテナを含む充電パッドのまわりに磁気近傍界を発生させることとを含む方法。
  15. 磁気近傍界を発生させることは、前記共振周波数信号に応答して、送信アンテナから磁気近傍界を発生させることを含む請求項14記載のワイヤレス電力を送信するための方法。
  16. 磁気近傍界を発生させることは、前記共振周波数信号に応答して、送信アンテナにより単独に励振された寄生共振タンクから磁気近傍界を発生させることを含む請求項14記載のワイヤレス電力を送信するための方法。
  17. 給電ケーブルにより共振周波数信号を結合することは、電源電力に結合された回路から前記アンテナを空間的に隔てることをさらに含む請求項14記載のワイヤレス電力を送信するための方法。
  18. ポータブルワイヤレス電力充電器において、
    給電ケーブルにより共振周波数信号を結合する手段と、
    前記給電ケーブルにより受信した前記共振周波数信号に応答して、ワイヤレス受電デバイスへのワイヤレス電力の結合のためのアンテナを含む充電パッドのまわりに磁気近傍界を発生させる手段とを具備するポータブルワイヤレス電力充電器。
  19. 前記磁気近傍界を発生させる手段は、前記共振周波数信号に応答して、送信アンテナから磁気近傍界を発生させる手段を備える請求項18記載のポータブルワイヤレス電力充電器。
  20. 前記磁気近傍界を発生させる手段は、前記共振周波数信号に応答して、送信アンテナにより単独に励振された寄生共振タンクから磁気近傍界を発生させる手段を備える請求項18記載のポータブルワイヤレス電力充電器。
  21. 前記給電ケーブルにより共振周波数信号を結合する手段は、電源電力に結合された回路から前記アンテナを空間的に隔てる手段をさらに備える請求項18記載のポータブルワイヤレス電力充電器。
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