JP2012500540A - トレーニングシーケンス送信および受信のためのシステム、デバイスおよび方法 - Google Patents

トレーニングシーケンス送信および受信のためのシステム、デバイスおよび方法 Download PDF

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Abstract

トレーニングシーケンスは、無線通信におけるSNR劣化の最適化に役立つ。様々なトレーニングシーケンスのセットがリポジトリに格納され得、このようなシーケンスで符号化された送信器および受信器は、データの無線送信の一部として、これらの送信器および受信器の間で、シーケンスの少なくとも1つを送信する。SNR劣化に関する最適化を伴う、トレーニングシーケンス選択の方法が提供される。この方法を用いて生成されたトレーニングシーケンスの様々なセット、ならびにそのようなシーケンスで符号化された送信器および受信器が提供される。

Description

(関連出願)
本願は、2008年8月18日に出願された先行する米国仮特許出願第61/089,712号の利益を主張し、上記仮出願は、その全体が本明細書において参照により援用される。
(開示の分野)
本開示は、トレーニングシーケンス選択、送信および受信のためのシステムおよび方法に関する。
(背景)
移動通信システムは、リンク性能を改善するために、時間変動的および周波数選択的移動無線チャネルの影響に対抗する信号処理技術を使用する。イコライゼーションは、周波数選択的チャネルにおける多経路フェージングによりもたらされる符号間干渉(ISI)を最小化するために使用される。移動無線チャネルは、無作為および時間変動性であるため、イコライザは、トレーニングおよびトラッキングを通して、適応的に移動チャネルの時間変動特性を特定する必要がある。Global System for Mobile communication(GSM)等の時分割多重アクセス(TDMA)ワイヤレスシステムは、固定長のタイムスロットでデータを送信し、受信器がタイミング情報を検出するとともに、さらなるチャネルイコライゼーションのためのチャネル推定を介してチャネル係数を得ることができるように設計されたトレーニングシーケンスが、タイムスロット(バースト)内に含まれる。
GSMは、世界中で展開されている、成功したデジタル携帯電話技術である。現在、GSMネットワークは、音声およびデータサービスの両方を、数十億もの加入者に提供しており、まだ拡大を続けている。GSMのアクセススキームは、TDMAである。図1に示されるように、900MHzの周波数帯100、ダウンリンク102およびアップリンク104は分離されており、それぞれが124チャネルを含む25MHzの帯域幅を有する。搬送波分離は、200kHzである。TDMAフレーム106は、1つの搬送周波数に対応する8つのタイムスロット108から成る。タイムスロットの期間は、577μsである。通常のバーストにおいては、1つのGSMタイムスロットは、114のデータビット、26のトレーニングシーケンスビット、6のテールビット、2のスティーリングビット、および8.25の保護期間ビットを含む。現在、各タイムスロットにおいて1ユーザのみの音声が送信される。
GSM通常バーストの8つのトレーニングシーケンスが、3GPP仕様書において定義されており(TS45.002、「GERAN:Multiplexing and multiple access on the radio path」を参照)、現在のGSM/EDGE無線アクセスネットワーク(GERAN)システムにおいて、バースト同期およびチャネル推定に広く実用されている。
加入者数および音声トラフィックの増加に伴い、特に人口密度の高い国において、GSM操作者に大きな圧力が加えられている。さらに、音声サービスの価格が低下するに従い、ハードウェアおよびスペクトルリソースの効率的な使用が望まれている。音声容量を増加させる1つの手法は、単一のタイムスロットで2人以上のユーザに対し多重化することである。
単一チャネル上での適応マルチユーザチャネルを介した音声サービス(Voice services over Adaptive Multi−user channels on One Slot:VAMOS)(GP−081949、3GPP Work Item Description (WID): Voice services over Adaptive Multi−user channels on One Slotを参照)(注:マルチユーザによる単一スロットの再利用(Multi−User Reusing−One−Slot:MUROS)(GP−072033、“WID”: Multi−User Reusing−One−Slotを参照)が対応する研究項目である))は、同じ物理的無線リソース上で同時に少なくとも2人のユーザに対し多重化する、すなわち複数のユーザが同じ搬送周波数および同じタイムスロットを共有することにより、アップリンクおよびダウンリンクの両方においてBTS送受信器あたり約2倍GERANの音声容量を増加させることを目指す、GERANにおける継続中の研究項目である。直交サブチャネル(Orthogonal Sub Channel:OSC)(GP−070214、GP−071792、「Voice capacity evolution with orthogonal sub channel」を参照)、co−TCH(GP−071738、「Speech capacity enhancements using DARP」」を参照)、および適応符号群(Adaptive Symbol Constellation)(GP−080114「Adaptive Symbol Constellation for MUROS(Downlink)」を参照)は、3つのMUROSの有力な技術である。
OSC、co−TCH、および適応符号群のアップリンクにおいて、同じタイムスロットを共有するユーザは、異なるトレーニングシーケンスでのGMSK変調(ガウス最小偏移変調)を使用する。基地局は、2人のユーザのデータを分離するために、ダイバーシティおよび/または干渉除去等の信号処理技術を使用する。アップリンクと同様に、co−TCHのダウンリンクにおいて、DARP(ダウンリンクアドバンスト受信器性能:Downlink Advanced Receiver Performance)有効モバイルが2人のユーザを分離するために、2つの異なるトレーニングシーケンスが使用される。OSCまたは適応符号群のダウンリンクにおいて、2つのサブチャネルが、QPSK型または適応QPSK(AQPSK型)変調(I−サブチャネルおよびQ−サブチャネルの比率が適応的に制御され得る)のI−およびQ−サブチャネルにマッピングされる。2つのサブチャネルは、異なるトレーニングシーケンスも同様に使用する。
図2は、26ビットの8つのGSMトレーニングシーケンスコードを列挙しているが、そのそれぞれは、循環シーケンス構造を有し、すなわち、中央にある16ビットの参照シーケンスおよび10の保護ビットがある(5の保護ビットが参照シーケンスの各側にある)。参照シーケンスの最上位の5ビットおよび最下位の5ビットが複製され、それぞれ参照シーケンスに付属および先行するように配置される。保護ビットは、符号間干渉の時間をカバーすることができ、時間同期誤差に対して耐性を有するトレーニングシーケンスを形成する。各GSMトレーニングシーケンスは、16ビット参照シーケンスのみが考慮される場合、[−5、5] 以内の非ゼロシフトに対し理想的な周期的自己相関特性を有する。
GP−070214、GP−071792、「Voice capacity evolution with orthogonal sub channel」において、新たなトレーニングシーケンスのそれぞれが対応するレガシーGSMトレーニングシーケンスとの相互相関特性において最適化される、26ビットの長さの8つのトレーニングシーケンスの新たなセットがOSCに提案された。新たなシーケンスを図3に列挙する。これらの新たなトレーニングシーケンスは、レガシーGSMトレーニングシーケンスのような循環シーケンス構造を保持しないことが観察され得る。
本開示の幅広い態様は、コンピュータ実装方法であって、第2のトレーニングシーケンスセットを生成するために、第1のトレーニングシーケンスセットおよび標的トレーニングシーケンスセットのシーケンス間の相互相関を最適化するステップと、第3のトレーニングシーケンスセットを生成するために、第2のトレーニングシーケンスセットのシーケンス間の相互相関を最適化するステップと、第4のトレーニングシーケンスセットを生成するために、第3のトレーニングシーケンスセットのシーケンスと標的トレーニングシーケンスセットの対応するシーケンスとの間の相互相関を最適化するステップと、マルチユーザ伝送システムにおける使用のために第4のトレーニングシーケンスセットを出力するステップと、を含む方法を提供する。
本開示の別の幅広い態様は、コンピュータ実装方法であって、第2のトレーニングシーケンスセットを生成するために、第1のトレーニングシーケンスセットのうちのシーケンス間の相互相関を最適化するステップと、第3のトレーニングシーケンスセットを生成するために、第2のトレーニングシーケンスセットおよび標的トレーニングシーケンスセットのシーケンス間の相互相関を最適化するステップと、第4のトレーニングシーケンスセットを生成するために、第3のトレーニングシーケンスセットのシーケンスと標的トレーニングシーケンスセットの対応するシーケンスとの間の相互相関を最適化するステップと、マルチユーザ伝送システムにおける使用のために第4のトレーニングシーケンスセットを出力するステップと、を含む方法を提供する。
本開示の別の幅広い態様は、データ構造で符号化されたコンピュータ読み取り可能媒体であって、データ構造は、
Figure 2012500540
から成るトレーニングシーケンスの第1のセットからの少なくとも1つのトレーニングシーケンスと、
Figure 2012500540
から成るトレーニングシーケンスの第2のセットからの少なくとも1つのトレーニングシーケンスと、を備える、コンピュータ読み取り可能媒体を提供する。
本開示の別の幅広い態様は、送信器であって、搬送周波数およびタイムスロットを使用して信号を生成するために構成される信号発生器を備え、少なくともいくつかのタイムスロットは、複数の受信器用のコンテンツを含有し、各受信器および各スロット用のコンテンツは、少なくともそれぞれのトレーニングシーケンスを含み、上記送信器は、
Figure 2012500540
から成るトレーニングシーケンスの第1のセットからの少なくとも1つのトレーニングシーケンスで符号化される、送信器を提供する。
本開示の別の幅広い態様は、マルチユーザ信号を含有する搬送周波数におけるタイムスロットについて、少なくとも2つの受信器の各受信器に対するそれぞれのトレーニングシーケンスと、各受信器に対するそれぞれのペイロードとを組み合わせることにより、マルチユーザ信号を生成するステップであって、複数の受信器のうちの少なくとも1つに対するそれぞれのトレーニングシーケンスは、
Figure 2012500540
から成るトレーニングシーケンスの第1のセットからの第1のトレーニングシーケンスを含む、ステップと、
上記信号を送信するステップと、を含む方法を提供する。
本開示の別の幅広い態様は、受信器であって、少なくとも1つのアンテナを備え、上記受信器は、
Figure 2012500540
Figure 2012500540
から成るトレーニングシーケンスの第1のセットからの少なくとも1つのトレーニングシーケンスで符号化され、
上記受信器は、
Figure 2012500540
から成るトレーニングシーケンスの第2のセットのうちの少なくとも1つのトレーニングシーケンスがさらに符号化され、
さらに、上記受信器は、トレーニングシーケンスの第1のセットからの少なくとも1つのトレーニングシーケンス、およびトレーニングシーケンスの第2のセットからの少なくとも1つのトレーニングシーケンスから選択される、トレーニングシーケンスを使用して動作するように構成される、受信器を提供する。
本開示の幅広い態様は、モバイルデバイスのための方法であって、上記モバイルデバイスは、
Figure 2012500540
から成るトレーニングシーケンスの第1のセットからの少なくとも1つのトレーニングシーケンスを有し、
上記モバイルデバイスは、
Figure 2012500540
から成るトレーニングシーケンスの第2のセットのうちの少なくとも1つのトレーニングシーケンスをさらに有し、
トレーニングシーケンスの第1のセットからの少なくとも1つのトレーニングシーケンス、およびトレーニングシーケンスの第2のセットからの少なくとも1つのトレーニングシーケンスから選択されるトレーニングシーケンスを使用して動作するステップを含む、方法を提供する。
本開示の別の広い態様は、
Figure 2012500540
から成るトレーニングシーケンスのセットからのトレーニングシーケンスの、セルラー方式無線電話におけるトレーニングシーケンスとしての使用を提供する。
ここで、本出願の実施形態を、付属の図面を参照しながら説明する。
図1は、GSMの帯域幅の割り付けおよびTDMAフレーム定義の概略図である。 図2は、レガシーGSMトレーニングシーケンスを列挙した表である。 図3は、レガシーGSMトレーニングシーケンスと比較して最適化された相互相関特性を有するトレーニングシーケンスのセットを含有する表である。 図4Aは、トレーニングシーケンスのセットを含有する表である。 図4Bは、図4Aのトレーニングシーケンスを含有するコンピュータ読み取り可能媒体の概略図である。 図5Aは、トレーニングシーケンスのセットを含有する表である。 図5Bは、図5Aのトレーニングシーケンスを含有するコンピュータ読み取り可能媒体の概略図である。 図6Aは、トレーニングシーケンスのセットを含有する表である。 図6Bは、図6Aのトレーニングシーケンスを含有するコンピュータ読み取り可能媒体の概略図である。 図7は、トレーニングシーケンスのセットを定義するために使用されるいくつかのセットを示す図である。 図8は、トレーニングシーケンスを決定する第1の方法のフローチャートである。 図9Aは、トレーニングシーケンスを割り当てる第1の方法のフローチャートである。 図9Bは、トレーニングシーケンスを割り当てる第2の方法のフローチャートである。 図10Aは、OSCダウンリンク送信のための送信器のブロック図である。 図10Bは、OSCサブチャネルの受信器のペアを示すブロック図である。 図11Aは、ダウンリンク送信のためのco−TCHの送信器のブロック図である。 図11Bは、co−TCHダウンリンク送信の送信器のペアのブロック図である。 図12Aは、アップリンク送信のためのOSCまたはco−TCHの送信器のペアを示す図である。 図12Bは、図12Aの送信器のペアからのそれぞれの送信を受信するための2つの受信器で構成される受信装置のブロック図である。
信号対雑音比(SNR)の劣化(B.SteinerおよびP.Jung,「Optimum and suboptimum channel estimation for the uplink CDMA mobile radio systems with joint detection」、European Transactions on Telecommunications,vol.5,Jan.−Feb.,1994,pp.39−50、ならびにM.PukkilaおよびP.Ranta,「Channel estimator for multiple co−channel demodulation in TADM mobile systems」、Proc.of the 2nd EPMC,Germanyを参照)は、本明細書において、トレーニングシーケンスの相関特性の評価および/または新たなトレーニングシーケンスの設計のために使用される。MUROS/VAMOSにおいて、干渉は、同じ携帯電話における同じMUROS/VAMOSペアの他のサブチャネルから、また他の携帯電話の同一チャネル信号から生じる。
SNRの劣化は、以下のように決定することができる。長さNのトレーニングシーケンスをS={s,s,・・・,s}、sε{−1,+1}、n=1,・・・,Nとする。L−タップ独立複合チャネルインパルス応答h=(hm,1,hm,2,・・・,hm,L)、m=1,2である2つの同期同一チャネルまたはMUROS/VAMOS信号を考える。ジョイントチャネルインパルス応答は、h=(h,h)である。受信信号サンプルを、y=Sh+n(式中、雑音ベクトルはn=(n,n,・・・,nN−L+1であり、S=[S,S]は(N−L+1)x2L行列であり、S(m=1,2)は以下に定義される)とする。
Figure 2012500540
これは、トレーニングシーケンス(sm,1,sm,2,・・・,sm,N)に対応する(SおよびSは、それぞれ、同じトレーニングシーケンスセットまたは異なるトレーニングシーケンスセットからの、2つの異なるトレーニングシーケンスで構築され得ることに留意されたい)。
チャネルの最小自乗誤差推定量は、以下の通りである。
Figure 2012500540
トレーニングシーケンスのSNR劣化は、以下のように定義される。
Figure 2012500540
式中、tr[X]は、行列Xのトレースであり、Q=[qij2Lx2L=SSは、SおよびSの自己相関、ならびにSとSとの間の相互相関を含む相関行列であり、エントリの計算は、以下の通りである。
Figure 2012500540
定義(1)〜(3)に基づき、GSMトレーニングシーケンスのペアSNR劣化値を計算し、表1に列挙する。
Figure 2012500540
異なるGSMトレーニングシーケンス間の平均、最小および最大ペアSNR劣化値は、それぞれ、5.10dB、2.72dBおよび11.46dBに等しい。表1は、いくつかのGSMトレーニングシーケンスペアは妥当なSNR劣化値をもたらし、いくつかのGSMトレーニングシーケンスペアは強く相関していることを実証している。全ての既存のGSMトレーニングシーケンスをMUROS/VAMOSに適用することは適切ではないと思われる。MUROS/VAMOSに対して、それぞれが非常に良好な自己相関特性および対応するGSMトレーニングシーケンスとの非常に良好な相互相関特性を有する、新たなトレーニングシーケンスを有することが望ましい。また、さらなる最適化により。同一チャネル干渉、新たなトレーニングシーケンスの任意のペアの相互相関特性、ならびに新たなトレーニングシーケンスおよびレガシーGSMトレーニングシーケンスの任意のペアの相互相関特性の影響を低減することが望ましい。
表2および3は、図3のシーケンスおよびGSMトレーニングシーケンスの任意のペア間、ならびにこれらのシーケンス自体の任意のペア間の、これらのシーケンスのペアSNR劣化性能を示す。
Figure 2012500540
Figure 2012500540
表2において、表の対角線上のペアSNR劣化値は、図3のシーケンスおよび対応するGSMトレーニングシーケンスの結果である。本明細書において、対応するシーケンスとは、2つの別個のシーケンス表において同じトレーニングシーケンス番号を有する2つのシーケンスと定義される。表2における対角値の平均は、2.11dBに等しい。図3のシーケンスおよびGSM TSCの任意のペア間の平均、最小および最大SNR劣化値は、それぞれ、2.63dB、2.05dBおよび4.87dBである。
表3は、図3の異なるシーケンスの任意のペア間の平均、最小、最大SNR劣化値は、それぞれ、3.19dB、2.32dBおよび6.89dBであることを示している。
表2および表3は共に、表2のシーケンスおよびGSMトレーニングシーケンスの任意のペア間、ならびに表2の異なるシーケンスの任意のペア間の平均ペアSNR劣化性能が良好であることを実証している。しかしながら、表2および3に示されるピークペアSNR劣化値は、MUROS/VAMOSの導入により同一チャネル干渉除去に影響し得る。
MUROS/VAMOSのための新たなトレーニングシーケンス
対応するGSM TSCと最良ペアであるトレーニングシーケンス
本開示の一実施形態において、コンピュータ検索により長さ26の8つのシーケンスのセットが得られ、これらが、(1)〜(3)を用いて計算されたSNR劣化に関して、それぞれ対応するGSMトレーニングシーケンスと最良ペアとされる。図4Aは、コンピュータ読み取り可能媒体124上に格納されるデータ構造122において概して120で示される、トレーニングシーケンスセットAと呼ばれるこれらの最良ペアシーケンスを示す。検索は、以下のように行った。
1)第1のGSMトレーニングシーケンスで開始する。
2)最低SNR劣化を有するシーケンスに対し、全ての候補シーケンスのセットを全数検索し、見つかったシーケンスを新たなセットに追加し、見つかったシーケンスを候補セットから除去する。
3)第2から第8のGSMトレーニングシーケンスのそれぞれと最良ペアであるシーケンスに対し、ステップ1および2を繰り返す。
図4Bには、データ構造125が格納される、概して128で示されるコンピュータ読み取り可能媒体が示されている。データ構造125は、標準的GSMトレーニングシーケンス126のセットを含み、またトレーニングシーケンスセットA 127を含む。GSMトレーニングシーケンス126とトレーニングシーケンスセットA 127との間には、1対1の対応がある。
Figure 2012500540
図4AにおけるシーケンスおよびGSMトレーニングシーケンスの任意のペア間の平均、最小および最大SNR劣化値は、それぞれ、2.52dB、2.04dBおよび4.10dBである。表4における対角値の平均は、2.07dBに等しい。表4に示される結果に基づき、図4Aの新たなトレーニングシーケンスは、対応するGSMトレーニングシーケンスとペアとなるよう適切に設計される。
表5は、図4Aに列挙されたシーケンス間のSNR劣化値を示している。GSMトレーニングシーケンスと最良ペアのシーケンス間の平均、最小および最大ペアSNR劣化値は、それぞれ、3.04dB、2.52dBおよび4.11dBに等しい。
Figure 2012500540
B.最適化された自己相関および相互相関特性を備える、循環構造を有するトレーニングシーケンス
最適化された自己相関および相互相関特性を有するトレーニングシーケンスのセットは、以下に詳細に説明される方法を使用して、コンピュータ検索により決定された。トレーニングシーケンスセットBと呼ばれるトレーニングシーケンスのセットは、図5Aに記載され、コンピュータ読み取り可能媒体134上に格納されるデータ構造132において概して130で示される。
図5Bには、データ構造135が格納される、概して138で示されるコンピュータ読み取り可能媒体が示されている。データ構造135は、標準的GSMトレーニングシーケンス136のセットを含み、またトレーニングシーケンスセットB 137を含む。GSMトレーニングシーケンス136とトレーニングシーケンスセットA 137との間には、1対1の対応がある。
図5Aにおける新たなトレーニングシーケンスおよびGSMトレーニングシーケンスの任意のペア間のペアSNR劣化値は、表6に示される。表6における平均、最小および最大SNR劣化値は、それぞれ、2.43dB、2.13dBおよび2.93dBである。表6における対角値の平均は、2.22dBに等しい。
Figure 2012500540
表7は、図5Aに列挙されたシーケンス間のペアSNR劣化値を示している。表7における平均、最小および最大ペアSNR劣化値は、それぞれ、3.17dB、2.21dBおよび4.75dBである。
Figure 2012500540
C.循環構造を有さないトレーニングシーケンス
トレーニングシーケンスセットBとは異なり、本明細書においてトレーニングシーケンスセットCと呼ばれる第3のトレーニングシーケンスセットは、循環構造を保持しないシーケンスで構成される。トレーニングシーケンスセットCの生成においては、以下に概説されるトレーニングシーケンスセットBのための最適化手順II〜IVのみを考慮する。新たなシーケンスとGSMトレーニングシーケンスとの間のSNR劣化の最適化のために、シーケンスセットΩ1は、226シーケンスから、|Ω1|におけるシーケンスと全てのGSMトレーニングシーケンスとの間の平均SNR劣化値が最小である|Ω1|シーケンスを選択することにより得られる。トレーニングシーケンスセットCは、図6Aに列挙され、コンピュータ読み取り可能媒体144上に格納されるデータ構造142において概して140で示される。
図6Bには、データ構造145が格納される、概して 148で示されるコンピュータ読み取り可能媒体が示されている。データ構造145は、標準的GSMトレーニングシーケンス146のセットを含み、またトレーニングシーケンスセットC 147を含む。GSMトレーニングシーケンス146とトレーニングシーケンスセットC 147との間には、1対1の対応がある。
図6Aにおける新たなトレーニングシーケンスおよびGSMトレーニングシーケンスの任意のペア間のペアSNR劣化値は、表8に示される。表8における平均、最小および最大SNR劣化値は、それぞれ、2.34dB、2.11dBおよび2.87dBである。表8における対角値の平均は、2.16dBに等しい。
Figure 2012500540
表9は、図6Aに列挙されたシーケンス間のペアSNR劣化値を示している。表9における平均、最小および最大ペアSNR劣化値は、それぞれ、3.18dB、2.44dBおよび4.19dBである。
Figure 2012500540
シーケンス検索手順−第1の方法
図7は、トレーニングシーケンスΨの標的セットを考慮して、自己相関および相互相関特性を有する、|Ω3|トレーニングシーケンスの第2のセットΩ3を見つけるための手順を示す。この手順は、シーケンスセットΩ 152、Ω1 154、Ω2 156およびΩ3 158(Ω⊃Ω1⊃Ω2⊃Ω3であり、|Ω3|=見つけられるシーケンスの数であり、|・|は、1セット内の要素の数を表す)の決定を含む。Ω 152は、第1の最適化ステップにより決定される全ての可能なシーケンス150のサブセットである。Ω1 154は、第2の最適化ステップにより決定されるΩ 152のサブセットである。Ω2 156は、第3の最適化ステップにより決定されるΩ1 154のサブセットである。Ω3 158は、第4の最適化ステップにより決定されるΩ 156のサブセットである。
方法はコンピュータに実装されるが、図8のフローチャートを参照して説明する。方法は、ブロック8−1において、第1のトレーニングシーケンスセットを生成するために、トレーニングシーケンスの候補セットの自己相関を最適化することから始まる。続いて、方法は、ブロック8−2において、第2のトレーニングシーケンスセットを生成するために、第1のトレーニングシーケンスセットおよびトレーニングシーケンスΨの標的セットのシーケンス間のSNR劣化を最適化する。続いて、方法は、ブロック8−3において、第3のトレーニングシーケンスセットを生成するために、第2のトレーニングシーケンスセットシーケンス間のSNR劣化を最適化する。続いて、方法は、ブロック8−4において、第3のセットのトレーニングシーケンスとトレーニングシーケンスΨの標的セットの対応するシーケンスとの間のSNR劣化を最適化する。ブロック8−4の出力は、トレーニングシーケンスの第4のセットであり、これが新たなトレーニングシーケンスセットである。このセットは、マルチユーザ送信を用いたシステムにおける使用のために出力される。別の実施形態は、コンピュータにより実行されると図8の方法が実行されるようにする指示が格納された、コンピュータ読み取り可能媒体を提供する。
いくつかの実施形態において、ステップ8−2および8−3は、上に示され説明された順番とは逆の順番で行われる。これにより、第1のトレーニングシーケンスセットのうちのシーケンス間の相互相関を最適化して、第2のトレーニングシーケンスセットを生成するステップと、第2のトレーニングシーケンスセットおよび標的トレーニングシーケンスセットのシーケンス間の相互相関を最適化して、第3のトレーニングシーケンスセットを生成するステップと、第3のトレーニングシーケンスセットのシーケンスと標的トレーニングシーケンスセットの対応するシーケンスとの間の相互相関を最適化して、第4のトレーニングシーケンスセットを生成するステップと、マルチユーザ伝送システムにおける使用のために第4のトレーニングシーケンスセットを出力するステップと、を含むコンピュータ方法が提供される。
第1の最適化ステップ:自己相関の最適化:所望の長さの全ての2進数シーケンスを考慮する。任意選択で、シーケンスの最後のビットのいくつかを先頭にコピーして、ある程度循環性のシーケンスを作成する。非ゼロシフトの範囲に対しゼロ自己相関値を有するシーケンスを検索する。
ゼロ自己相関を達成するために、自己相関が決定されるシーケンスは、均一な長さを有さなければならない。奇数長シーケンスが必要である場合は、ゼロ自己相関値を有するシーケンスのセットに追加のビットが追加される。これは、例えば、元のシーケンスの最初のビットをコピーすることにより、または、相互相関特性のさらなる最適化のために−1もしくは+1を付加することにより行われてもよい。
このステップの出力は、最適化された自己相関特性を有するシーケンスのセットΩである。追加のビットが追加されるシーケンスに対し、(3)の相関行列Q=SSにおいて、自己相関係数の最大の大きさは1である。
第2の最適化ステップ:新たなシーケンスとトレーニングシーケンスΨの標的セットとの間のSNR劣化の最適化:ΩのサブセットΩ1は、Ωから、|Ω1|におけるシーケンスとトレーニングシーケンスΨの標的セットとの間の平均SNR劣化値が最小である|Ω1|シーケンスを選択することにより得られる。Ωからの所与のシーケンスに対する平均SNR劣化は、そのシーケンスおよび標的セットトレーニングシーケンスのそれぞれに対する劣化を計算し、その結果を平均化することにより決定される。
第3の最適化ステップ:新たなシーケンス間のSNR劣化の最適化:|Ω2|におけるシーケンス間の平均SNR劣化値が最小である、Ω1のサブセットΩ2を選択する。以下は、第3の最適化ステップが実行され得る様式の一例である。
1)Ω2から第1のシーケンスを選択し、Ω2から除去する。
2)第1のシーケンスとのSNR劣化が最も低いシーケンスについて、Ω2内の全ての残りのシーケンスを検査し、それを第2のシーケンスとして選択し、Ω2から除去する。
3)第1のシーケンスおよび第2のシーケンスとの平均SNR劣化が最も低いシーケンスについて、Ω2内の全ての残りのシーケンスを検査し、それをΩ2から除去する。
4)所望数のシーケンスが特定されるまで続ける。このようにして特定されたシーケンス間の平均SNR劣化を計算する。
5)Ω2からの異なる第1のシーケンスを使用してステップ1から4を繰り返し、シーケンスのそれぞれのセットおよびそれぞれの平均SNR劣化を生成する。
6)このようにして生成されたシーケンスの全てのセットのうち、平均SNR劣化が最小のシーケンスのセットを選択する。
第4の最適化ステップ:新たなトレーニングシーケンスとトレーニングシーケンスΨの標的セットの対応するシーケンスとの間のSNR劣化の最適化:シーケンスセットΩ2から|Ω3|シーケンスが選択される。このステップは、標的セットから1つ、および新たなセットから1つを含むトレーニングシーケンスのペアを決定するために使用される。以下は、このステップを行うための例示的手法である。
a)標的セットからトレーニングシーケンスを選択する。
b)標的セットのトレーニングシーケンスとのSNR劣化が最も低い新たなセットにおけるトレーニングシーケンスを見つけ、そのトレーニングシーケンスを、標的セットからの第1のトレーニングシーケンスとペアにし、そのトレーニングシーケンスを、利用可能なトレーニングシーケンスのセットから除去する。
c)標的セットからの全てのシーケンスが選択されるまで、ステップa)およびb)を繰り返す。
上述の最適化手順を適用して、|Ω1|=120および|Ω2|=12である、図5Aにおけるトレーニングシーケンスのセットを構築した。より具体的には、以下の通りである。
第1の最適化ステップ:自己相関の最適化:長さ20の全ての2進数シーケンスを考慮する(セットサイズは220である)。GSM TSCと同様に、そのようなシーケンスのそれぞれに対して、シーケンスの最後の5ビットをコピーし、これらの5ビットを最上位に先行させ、長さ25のシーケンスを生成し;自己相関定義
Figure 2012500540
を使用して、非ゼロシフト[−5,5]に対しゼロ自己相関値を有する長さ25のシーケンスを検索する。全部で5440のそのような利用可能なシーケンスがある。
現在のTSC形式と適合するためには、新たなTSC長は、26でなければならない。全長シーケンス(長さ26)の26番目のビットは、長さ20の対応するシーケンスの最初のビットをコピーすることにより、または、相互相関特性のさらなる最適化のために、−1もしくは+1を付加することにより得ることができる。したがって、最適化された自己相関特性を有するシーケンスのセットΩが生成される。いずれの方法も、(3)の相関行列Q=SSにおいて、自己相関係数の最大の大きさを1に制限する。
第2の最適化ステップ:新たなシーケンスとGSM TSCとの間のSNR劣化の最適化:ΩのサブセットΩ1は、Ωから、|Ω1|におけるシーケンスと全てのGSM TSCとの間の平均SNR劣化値が最小である|Ω1|シーケンスを選択することにより得られる。Ωからの所与のシーケンスに対する平均SNR劣化は、そのシーケンスおよびGSMシーケンスのそれぞれに対する劣化を計算し、その結果を平均化することにより決定される。
第3の最適化ステップ:新たなシーケンス間のSNR劣化の最適化:|Ω2|におけるシーケンス間の平均SNR劣化値が最小である、Ω1のサブセットΩ2を選択する。
第4の最適化ステップ:新たなトレーニングシーケンスと対応するGSM TSCとの間のSNR劣化の最適化:シーケンスセットΩ2から|Ω3|=8シーケンスが決定される。結果は、図5AのシーケンスのセットBである。
シーケンス検索手順−第2の方法
シーケンス検索の別の方法において、第1の最適化が省略された上述の「第1の方法」と類似した検索手法が提供される。この場合、方法は、第1の方法の第2の最適化ステップから始まり、シーケンスセットΩ1は、全ての可能なシーケンスから、|Ω1|におけるシーケンスと標的セットΨの全てのシーケンスとの間の平均SNR劣化値が最小である|Ω1|シーケンスを選択することにより得られる。この実施形態においては、シーケンスは循環型である必要はないことに留意されたい。図8のフローチャートの言葉を使用すると、ブロック8−1が省略され、「第1のトレーニングシーケンス」は、トレーニングシーケンスの候補セットとなる。
MUROS/VAMOS問題に適用すると、第2の最適化ステップにおいて、シーケンスセットΩ1は、長さ26の全ての226の可能なシーケンスから、|Ω1|におけるシーケンスと全てのGSMトレーニングシーケンスとの間の平均SNR劣化値が最小である|Ω1|シーケンスを選択することにより得られる。結果は、上の図6AのシーケンスのセットCである。
トレーニングシーケンスの割当
例えばレガシーGSMトレーニングシーケンスと併せた上で定義されたセットAもしくはセットAの一部、または、レガシーGSMトレーニングシーケンスと併せた上で定義されたセットBもしくはセットBの一部、または、レガシーGSMトレーニングシーケンスと併せた上で定義されたセットCもしくはセットCの一部等、トレーニングシーケンスの標的セットと併せて使用するためのトレーニングシーケンスの新たなセットまたはトレーニングシーケンスの新たなセットの一部を定義したら、トレーニングシーケンスを割り当てるための様々なメカニズムが提供される。これらのメカニズムは、本明細書に記載の例に特定されないことに留意されたい。マルチユーザ動作の具体例は、上述のMUROS/VAMOS動作であり、例えば、その具体的な実装には、そのOSCまたはco−TCHまたは適応符号群への実装が含まれる。
マルチユーザ送信が実装されている携帯電話内では、干渉制限シナリオにおいて、少なくとも2つのソースからの干渉がある。これは、携帯電話内の同じ物理的送信リソース上での他のユーザ(複数を含む)からの干渉、および他の携帯電話における同じ物理送信リソースの移動局からの干渉を含む。従来の移動局は、他の携帯電話における同じ物理的送信リソースを使用した移動局からの干渉に対応する能力をすでに備えている。
マルチユーザ動作を特に認識する移動局は、「マルチユーザ認識」と呼ばれる。具体例において、VAMOS認識動作を認識する移動局は、例えば、VAMOS認識移動局と呼ぶことができる。そのようなモバイルデバイスは、標的セットの任意のトレーニングシーケンスおよび新たなセットの任意のトレーニングシーケンスを使用することができるように構成される。マルチユーザ動作を特に認識しない移動局は、「マルチユーザ非認識」と呼ばれる。そのようなモバイルデバイスは、標的セットのトレーニングシーケンスのみを使用することができるように構成される。マルチユーザ非認識移動局は、マルチユーザの状況においてもまだ機能することができ、そのような移動局は、同じ携帯電話における同じ物理的送信リソース上の他のユーザ(複数を含む)からの干渉を、他の携帯電話における同じ物理的送信リソースを使用した移動局を処理するのと同じ様式で処理することに留意されたい。
同様に、ネットワークは、マルチユーザ機能を有しても有さなくてもよい。マルチユーザ能力を有するネットワークは、トレーニングシーケンスの標的セットおよび新たなセットを使用して機能し、マルチユーザ機能を有さないネットワークは、トレーニングシーケンスの標的セットのみを使用する。
いくつかの実施形態において、トレーニングシーケンスの基地局への割当は、ネットワーク構成中に行われ、再構成が行われるまで変化しない。基地局等の所与のマルチユーザ認識ネットワーク要素は、標的セットからのトレーニングシーケンスおよび新たなセットからのトレーニングシーケンスが構成される。基地局がマルチキャリア送信を行う場合、基地局は、それが使用する各搬送周波数に対して、標的セットからのそれぞれのトレーニングシーケンスおよび新たなセットからのそれぞれのトレーニングシーケンスが構成される。新たなセットからのトレーニングシーケンスは、標的セットのトレーニングシーケンスと最良ペアであるトレーニングシーケンスであり、またその逆も成り立つ。そのような場合、移動局に割り当てられたトレーニングシーケンスは、以前に実行されていたネットワーク構成の機能となる。移動局がサービスエリア間を移動すると、割り当てられたトレーニングシーケンスが変化する。いくつかの実施形態において、所与の移動局に対し、アップリンク送信およびダウンリンク送信の両方について同じトレーニングシーケンスが割り当てられる。別の実施形態において、異なるトレーニングシーケンスが割り当てられてもよい。
ネットワークの挙動は、タイムスロットが単一のユーザに対してのみ使用されるものである時の挙動、およびタイムスロットが複数のユーザに対して使用されるものである時の挙動の2種類に分けることができる。
タイムスロットが単一のユーザに対して使用されるものである時の挙動:
A)マルチユーザ認識MSがマルチユーザ機能のないネットワークにより対応されるものである時、標的セットからの1つのトレーニングシーケンス、すなわち、ネットワーク構成中またはその他の間に対応する基地局に割り付けられたトレーニングシーケンスが、このMSに割り当てられる。マルチユーザ認識移動局は、トレーニングシーケンスの標的セットおよびトレーニングシーケンスの新たなセットの両方を認識し使用することができるようになる。
B)マルチユーザ認識MSがマルチユーザ機能を有するネットワークにより対応されるものである時、空いたタイムスロットがあれば、このMSは別のMSとタイムスロットを共有する必要はない。平均的に、新たなトレーニングシーケンスは、標的セットのトレーニングシーケンスよりも良好な相関特性を有するように設計されているため、1つの新たなトレーニングシーケンス、すなわち、ネットワーク構成中またはその他の間に対応する基地局に割り付けられた新たなトレーニングシーケンスが、このMSに割り当てられる。
タイムスロットが複数のユーザに対して使用されるものである時の挙動
A)第1のマルチユーザ認識MS、MS−Aが、上述のようにマルチユーザ機能を有するネットワークにより対応される場合、新たなトレーニングシーケンス、すなわちネットワーク構成中またはその他の間に対応する基地局に割り当てられた新たなトレーニングシーケンスが、MS−Aに割り当てられる。第2のMS、MS−Bと同じタイムスロットを共有する要求がある場合、MS−Bがマルチユーザ認識MSであるか否かに関わらず、MS−Aにより使用されている新たなトレーニングシーケンスと最良ペアである標的セットのトレーニングシーケンス、すなわち、ネットワーク構成中またはその他の間に対応する基地局に割り付けられた標的セットのトレーニングシーケンスが、MS−Bに割り当てられる。
B)第1のマルチユーザ認識MS、MS−Aが、マルチユーザ機能を有するネットワークにより対応される場合、標的セットからのトレーニングシーケンス、すなわち、ネットワーク構成中またはその他の間に対応する基地局に割り当てられた標的セットからのトレーニングシーケンスが、MS−Aに割り当てられる。同じタイムスロットにおいて、マルチユーザ認識である第2のMS、MS−BとMS−Aを共有する要求がある場合、MS−Aにより使用されている標的セットのトレーニングシーケンスと最良ペアである新たなトレーニングシーケンス、すなわち、ネットワーク構成中またはその他の間に対応する基地局に割り付けられたトレーニングシーケンスが、MS−Bに割り当てられる。
マルチユーザスロットを使用したトレーニングシーケンス割当の例示的方法の2つのフローチャートを、図9Aおよび9Bに示す。図9Aは、上述のA)の場合に関連し、図9Bは、上述のB)の場合に関連する。
ここで図9Aを参照すると、第1のマルチユーザ認識移動局が、第2の移動局と共有するものである時、ブロック9A−1は、新たなトレーニングシーケンスを第1の移動局に割り当てることを含む。ブロック9A−2は、第2の移動局がマルチユーザ認識移動局であるか否かとは無関係に、第1の移動局により使用されている新たなトレーニングシーケンスと最良ペアである標的セットのトレーニングシーケンスを、第2の移動局に割り当てることを含む。
ここで図9Bを参照すると、第1のマルチユーザ認識移動局が、マルチユーザ認識である第2の移動局と共有するものである時、ブロック9B−1は、標的セットからのトレーニングシーケンスを第1の移動局に割り当てることを含む。ブロック9B−2は、第1の移動局により使用されているトレーニングシーケンスと最良ペアである新たなセットのトレーニングシーケンスを、第2の移動局に割り当てることを含む。
例示的な送信器および受信器の実装
ここで、送信器および受信器の実装の様々な詳しい例を説明する。図10Aは、ダウンリンク送信用のOSC(直交サブチャネル)(または適応符号群)の送信器を示す。 コンポーネントのほとんどは標準的なものであり、詳細には説明しない。送信器は、上述の方法のうちの1つを使用して生成された、標的トレーニングシーケンスセットおよび新たなトレーニングシーケンスセットを含有する、トレーニングシーケンスリポジトリ200を含む。典型的には、ネットワーク構成中またはその他の間、標的セットからのトレーニングシーケンスおよび新たなセットからのトレーニングシーケンスが、送信器に割り当てられる。いくつかの実施形態において、マルチユーザスロットに対し、このようにして割り当てられたトレーニングシーケンスは、具体例をいくつか挙げると、図9Aまたは9Bの方法に従い使用される。図面の残りは、マルチユーザ信号を生成するための信号発生器の具体例である。
図10Bは、ダウンリンク送信用のOSC(直交サブチャネル)の受信器のペアを示す。コンポーネントのほとんどは標準的なものであり、詳細には説明しない。各受信器は、上述の方法のうちの1つを使用して生成された、標的トレーニングシーケンスセットおよび新たなトレーニングシーケンスセットを含有するそれぞれのメモリ210を含む。トレーニングシーケンスAと呼ばれるこれらのうちの1つは、タイミング/チャネル推定およびDARP処理を実行するために上部受信器により使用され、トレーニングシーケンスBと呼ばれるこれらのうちのもう1つは、タイミング/チャネル推定およびDARP処理を実行するために下部受信器により使用される。受信器により使用されるトレーニングシーケンスは、ネットワークにより割り当てられ、送信されたトレーニングシーケンスと整合しなければばらない。移動局が、異なるトレーニングシーケンスが割り当てられている異なるサービスエリアに移動すると、移動局は、それに従い、使用するトレーニングシーケンスを変更する。
図11Aは、ダウンリンク送信用のco−TCH(同時トラフィックチャネル)の送信器 を示す。コンポーネントのほとんどは標準的なものであり、詳細には説明しない。送信器は、上述の方法のうちの1つを使用して生成された、標的トレーニングシーケンスセットおよび新たなトレーニングシーケンスセットを含有する、トレーニングシーケンスリポジトリ200を含む。典型的には、ネットワーク構成中またはその他の間、標的セットからのトレーニングシーケンスおよび新たなセットからのトレーニングシーケンスが、送信器に割り当てられる。いくつかの実施形態において、マルチユーザスロットに対し、このようにして割り当てられたトレーニングシーケンスは、具体例をいくつか挙げると、図9Aまたは9Bの方法に従い使用される。図面の残りは、マルチユーザ信号を生成するための信号発生器の具体例である。
図11Bは、ダウンリンク送信用のco−TCH(同時トラフィックチャネル)の受信器のペアを示す。コンポーネントのほとんどは標準的なものであり、詳細には説明しない。各受信器は、上述の方法のうちの1つを使用して生成された、標的トレーニングシーケンスセットおよび新たなトレーニングシーケンスセットを含有するそれぞれのメモリ210を含む。トレーニングシーケンスAと呼ばれるこれらのうちの1つは、タイミング/チャネル推定およびDARP処理を実行するために上部受信器により使用され、トレーニングシーケンスBと呼ばれるこれらのうちのもう1つは、タイミング/チャネル推定およびDARP処理を実行するために下部受信器により使用される。受信器により使用されるトレーニングシーケンスは、ネットワークにより割り当てられ、送信されたトレーニングシーケンスと整合しなければばらない。移動局が、異なるトレーニングシーケンスが割り当てられている異なるサービスエリアに移動すると、移動局は、それに従い、使用するトレーニングシーケンスを変更する。
図12Aは、アップリンク送信用のOSCまたはco−TCH(同時トラフィックチャネル)の送信器のペアを示す。コンポーネントのほとんどは標準的なものであり、詳細には説明しない。各送信器は、上述の方法のうちの1つを使用して生成された、標的トレーニングシーケンスセットおよび新たなトレーニングシーケンスセットのトレーニングシーケンスリポジトリ210を含む。2つの送信器は、同じ搬送周波数および同じタイムスロットを使用する。これは、ネットワークにより生成されたマルチユーザ信号と類似しているが、この場合、それぞれのコンポーネントは、単一の送信器ではなくそれぞれの移動局において生成される。アップリンク送信に使用されるトレーニングシーケンスは、ネットワークにより割り当てられ、所与の移動局が異なるサービスエリアに渡されると変化する。
図12Bは、OSCまたはco−TCHアップリンク送信において、図12Aの移動局のペアからのそれぞれの送信を受信するための2つの受信器で構成される、受信装置を示す。コンポーネントのほとんどは標準的なものであり、詳細には説明しない。受信器は、上述の方法のうちの1つを使用して生成された、標的トレーニングシーケンスセットおよび新たなトレーニングシーケンスセットを含有する、トレーニングシーケンスリポジトリ100を含む。トレーニングシーケンスAと呼ばれるこれらのうちの1つは、タイミング推定、ジョイントチャネル推定/検出を実行するために上部受信器により使用され、トレーニングシーケンスBと呼ばれるこれらのうちのもう1つは、タイミング推定、ジョイントチャネル推定/検出を実行するために下部受信器により使用される。
いくつかの実施形態において、本明細書に記載の手法は、図1を参照して説明されるGSMフレーム形式に対しトレーニングシーケンスを生成するために使用される。より一般的には、この手法は、所与のユーザに対するコンテンツが少なくともそれぞれのトレーニングシーケンスおよびペイロード(ペイロードは、単に任意の非トレーニングシーケンスコンテンツを含む)を含む、フレーム形式の送信に適用することができる。
記載された実施形態の全てにおいて、SNR劣化は、シーケンスの相互相関特性を最適化するための最適化基準として使用されている。より一般的には、シーケンスの相互相関特性を最適化するために、他の最適化基準を使用することができる。具体例には以下が含まれる。
1)相互相関係数の振幅に関連するパラメータ(最大値、平均値、分散等)。
2)シミュレーションに基づく最適化。
3)その他の相関最適化基準。
いくつかの実施形態において、各基地局は、標的トレーニングシーケンスセット全体および新たなトレーニングシーケンスセット全体で符号化される。例えば、送信目的で、基地局のトレーニングシーケンスリポジトリ200は、標的トレーニングシーケンスセット全体および新たなトレーニングシーケンスセット全体で符号化されてもよい。
別の実施形態において、各基地局、またはより一般的には各送信器は、標的トレーニングシーケンスセットからの少なくとも1つのトレーニングシーケンス(例えば、トレーニングシーケンスの全てのうちの1つのトレーニングシーケンス、および新たなトレーニングシーケンスセットからの少なくとも1つのトレーニングシーケンス(例えば、トレーニングシーケンスの全てのうちの1つのトレーニングシーケンス)で符号化される。新たなトレーニングシーケンスセットからのトレーニングシーケンス(複数を含む)は、標的トレーニングシーケンスセットからのトレーニングシーケンス(複数を含む)と最良ペアである新たなトレーニングシーケンスセットからのトレーニングシーケンス(複数を含む)を含んでもよい。いくつかの実施形態において、各基地局は、ネットワーク設定中にそのようなトレーニングシーケンスが構成されてもよい。
標的セットから成るセットからの少なくとも1つのトレーニングシーケンス、および新たなトレーニングシーケンスセットから成るセットからの少なくとも1つのトレーニングシーケンスで符号化された送信器または受信器はまた、標的トレーニングシーケンスセットおよび新たなトレーニングシーケンスセット以外の1つ以上のトレーニングシーケンスで符号化されてもよい。
いくつかの実施形態において、各受信器、例えば各移動局は、標的トレーニングシーケンスセットの少なくとも1つの(例えば1つまたは全ての)トレーニングシーケンス、および新たなトレーニングシーケンスセットのトレーニングシーケンスのうちの少なくとも1つ(例えば1つまたは全て)で符号化される。例えば、送信目的で、移動局のトレーニングシーケンスリポジトリ210は、少なくとも1つの標的トレーニングシーケンスおよび少なくとも1つの新たなトレーニングシーケンスが構成されてもよい。標的トレーニングシーケンスセットおよび新たなトレーニングシーケンスセットのトレーニングシーケンスの全てで符号化されると、これによって移動局は、標的トレーニングシーケンスセットおよび/または新たなトレーニングシーケンスセットからの任意のトレーニングシーケンス(複数を含む)が割り当てられた基地局間の受け渡しを行うことができる。
トレーニングシーケンスで符号化された送信器または受信器は、何らかの形で送信器または受信器により格納され、それらにより使用可能なトレーニングシーケンスを有する送信器または受信器である。特定のトレーニングシーケンスを有する、基地局または移動局等の送信器または受信器は、特定のトレーニングシーケンスを使用することができる送信器または受信器である。これは、移動局上にトレーニングシーケンスを格納する有効なステップを明示しないが、そのような有効なステップにより先行されてもよい。例えば、デバイス構成中に事前に格納されていてもよい。
上記教示に照らして、本開示の数々の修正および変形が可能である。したがって、添付の特許請求の範囲内において、本明細書で具体的に説明されたもの以外の実施形態が実践され得る。
ここで、本出願の実施形態を、付属の図面を参照しながら説明する。
例えば、本発明は以下の項目を提供する。
(項目1)
コンピュータ実装方法であって、
第2のトレーニングシーケンスセットを生成するために、第1のトレーニングシーケンスセットおよび標的トレーニングシーケンスセットのシーケンス間の相互相関を最適化することと、
第3のトレーニングシーケンスセットを生成するために、該第2のトレーニングシーケンスセットのシーケンス間の相互相関を最適化することと、
第4のトレーニングシーケンスセットを生成するために、該第3のトレーニングシーケンスセットのシーケンスと該標的トレーニングシーケンスセットの対応するシーケンスとの間の相互相関を最適化することと、
マルチユーザ伝送システムにおいて使用するために、該第4のトレーニングシーケンスセットを出力することと
を含む、方法。
(項目2)
コンピュータ実装方法であって、
第2のトレーニングシーケンスセットを生成するために、第1のトレーニングシーケンスセット内でシーケンス間の相互相関を最適化することと、
第3のトレーニングシーケンスセットを生成するために、該第2のトレーニングシーケンスセットおよび標的トレーニングシーケンスセットのシーケンス間の相互相関を最適化することと、
第4のトレーニングシーケンスセットを生成するために、該第3のトレーニングシーケンスセットのシーケンスと該標的トレーニングシーケンスセットの対応するシーケンスとの間の相互相関を最適化することと、
マルチユーザ伝送システムにおいて使用するために該第4のトレーニングシーケンスセットを出力することと
を含む、方法。
(項目3)
上記第1のトレーニングシーケンスセットを生成するために、トレーニングシーケンスの候補セットに対する自己相関を最適化することをさらに含む、項目1または2に記載の方法。
(項目4)
相互相関の最適化は、
SNR劣化、
相互相関係数の振幅に関連するパラメータ、
シミュレーションに基づく最適化、
から成る群より選択される基準に基づいて最適化することを含む、項目1から3のうちのいずれか1項に記載の方法。
(項目5)
データ構造で符号化されたコンピュータ読み取り可能媒体であって、該データ構造は、
Figure 2012500540

から成る、トレーニングシーケンスの第1のセットからの少なくとも1つのトレーニングシーケンスと、
Figure 2012500540

Figure 2012500540

から成る、トレーニングシーケンスの第2のセットからの少なくとも1つのトレーニングシーケンスと
を備える、コンピュータ読み取り可能媒体。
(項目6)
上記データ構造はさらに、上記第1のセットからの上記少なくとも1つのトレーニングシーケンスおよび上記第2のセットからの対応する最良ペアのトレーニングシーケンスのそれぞれの間の、1対1のペアリングを提供する、項目5に記載のコンピュータ読み取り可能媒体。
(項目7)
コンピュータの内部メモリに直接ロード可能なコンピュータプログラム製品であって、該製品は、コンピュータ上で稼動するときに、項目1〜4のうちのいずれか1項に記載のステップを行うためのソフトウェアコード部分を備える、コンピュータプログラム製品。
(項目8)
送信器であって、
搬送周波数およびタイムスロットを使用して信号を生成するように構成される信号発生器を備え、少なくともいくつかのタイムスロットは、複数の受信器用のコンテンツを含み、各受信器のためのコンテンツおよび各スロットは、少なくともそれぞれのトレーニングシーケンスを含み、
該送信器は、
Figure 2012500540

から成る、トレーニングシーケンスの第1のセットからの少なくとも1つのトレーニングシーケンスで符号化される、送信器。
(項目9)
上記信号発生器により生成された信号は、複数の受信器用のコンテンツを含む上記スロットのうちの少なくともいくつかについて、上記複数の受信器のうちの少なくとも1つに対するそれぞれのトレーニングシーケンスが、トレーニングシーケンスの上記第1のセットからの第1のトレーニングシーケンスを含むような信号である、項目8に記載の送信器。
(項目10)
上記信号発生器により生成された信号は、複数の受信器用のコンテンツを含む上記スロットのうちの上記少なくともいくつかについて、上記複数の受信器のうちの少なくとも1つに対するそれぞれのトレーニングシーケンスが、
Figure 2012500540

から成る、トレーニングシーケンスの第2のセットからの第2のトレーニングシーケンスを含むような信号である、項目9に記載の送信器。
(項目11)
複数の受信器用のコンテンツを含む上記スロットのうちの上記少なくともいくつかについて、上記第2のトレーニングシーケンスは、上記第1のトレーニングシーケンスと最良ペアであるトレーニングシーケンスの上記第2のセットのシーケンスである、項目10に記載の送信器。
(項目12)
マルチユーザ信号を含む搬送周波数におけるタイムスロットについて、
少なくとも2つの受信器の各受信器に対するそれぞれのトレーニングシーケンスと、各受信器に対するそれぞれのペイロードとを組み合わせることにより、マルチユーザ信号を生成することであって、上記複数の受信器のうちの少なくとも1つに対するそれぞれのトレーニングシーケンスは、
Figure 2012500540

から成る、トレーニングシーケンスの第1のセットからの第1のトレーニングシーケンスを含む、ことと、
該信号を送信することと
を含む、方法。
(項目13)
上記複数の受信器のうちの少なくとも1つに対する上記それぞれのトレーニングシーケンスは、
Figure 2012500540

から成る、トレーニングシーケンスの第2のセットからの第2のトレーニングシーケンスを含む、項目12に記載の方法。
(項目14)
上記第2のトレーニングシーケンスは、上記第1のトレーニングシーケンスと最良ペアであるトレーニングシーケンスの上記第2のセットのトレーニングシーケンスである、項目13に記載の方法。
(項目15)
第1のマルチユーザ認識受信器が、第2の受信器と共有するものである場合に、
a)上記第1のトレーニングシーケンスを上記第1の受信器に割り当てるステップと、
b)上記第2のトレーニングシーケンスを上記第2の受信器に割り当てるステップと
をさらに含む、2ユーザ信号を生成するために適用される、項目13に記載の方法。
(項目16)
第1のマルチユーザ非認識受信器が、マルチユーザ認識である第2の受信器と共有するものである場合に、
a)上記第2のトレーニングシーケンスを上記第1の受信器に割り当てるステップと、
b)上記第1のトレーニングシーケンスを上記第2の受信器に割り当てるステップと、
をさらに含む、項目15に記載の方法。
(項目17)
上記第1のセットからのトレーニングシーケンスを割り当てる割当を送信することにより、上記第1のセットのトレーニングシーケンスを割り当てるステップをさらに含む、項目12に記載の方法。
(項目18)
上記第1のセットからのトレーニングシーケンスを割り当てる割当を送信することにより、上記第1のセットのトレーニングシーケンスを割り当てることと、
上記第2のセットからのトレーニングシーケンスを割り当てる割当を送信することにより、上記第2のセットのトレーニングシーケンスを割り当てることと
をさらに含む、項目13に記載の方法。
(項目19)
受信器であって、
少なくとも1つのアンテナを備え、
該受信器は、
Figure 2012500540

から成る、トレーニングシーケンスの第1のセットからの少なくとも1つのトレーニングシーケンスで符号化され、
該受信器はさらに、
Figure 2012500540

から成る、トレーニングシーケンスの第2のセットのうちの少なくとも1つのトレーニングシーケンスで符号化され、
さらに、該受信器は、トレーニングシーケンスの該第1のセットからの該少なくとも1つのトレーニングシーケンス、およびトレーニングシーケンスの該第2のセットからの該少なくとも1つのトレーニングシーケンスから選択される、トレーニングシーケンスを使用して動作するように構成される、受信器。
(項目20)
項目19に記載の受信器を備える、モバイルデバイス。
(項目21)
上記第1のセットの全てのトレーニングシーケンスで符号化された、項目20に記載のモバイルデバイス。
(項目22)
項目19に記載の受信器を備える、基地局。
(項目23)
移動局が移動するに従い、異なるトレーニングシーケンスの割当を受信するようにさらに構成される、項目20に記載のモバイルデバイス。
(項目24)
モバイルデバイスのための方法であって、
該モバイルデバイスは、
Figure 2012500540

から成る、トレーニングシーケンスの第1のセットからの少なくとも1つのトレーニングシーケンスを有し、
該モバイルデバイスはさらに、
Figure 2012500540

から成る、トレーニングシーケンスの第2のセットのうちの少なくとも1つのトレーニングシーケンスを有し、
トレーニングシーケンスの上記第1のセットからの上記少なくとも1つのトレーニングシーケンス、およびトレーニングシーケンスの上記第2のセットからの上記少なくとも1つのトレーニングシーケンスから選択される、トレーニングシーケンスを使用して操作することを含む、方法。
(項目25)
上記第1のセットのトレーニングシーケンスを割り当てる割当を受信することをさらに含む、項目24に記載の方法。
(項目26)
上記第2のセットのトレーニングシーケンスを割り当てる割当を受信することをさらに含む、項目24に記載の方法。
(項目27)
Figure 2012500540

から成る、トレーニングシーケンスのセットからのトレーニングシーケンスの、セルラー方式無線電話におけるトレーニングシーケンスとしての使用。

Claims (27)

  1. コンピュータ実装方法であって、
    第2のトレーニングシーケンスセットを生成するために、第1のトレーニングシーケンスセットおよび標的トレーニングシーケンスセットのシーケンス間の相互相関を最適化することと、
    第3のトレーニングシーケンスセットを生成するために、該第2のトレーニングシーケンスセットのシーケンス間の相互相関を最適化することと、
    第4のトレーニングシーケンスセットを生成するために、該第3のトレーニングシーケンスセットのシーケンスと該標的トレーニングシーケンスセットの対応するシーケンスとの間の相互相関を最適化することと、
    マルチユーザ伝送システムにおいて使用するために、該第4のトレーニングシーケンスセットを出力することと
    を含む、方法。
  2. コンピュータ実装方法であって、
    第2のトレーニングシーケンスセットを生成するために、第1のトレーニングシーケンスセット内でシーケンス間の相互相関を最適化することと、
    第3のトレーニングシーケンスセットを生成するために、該第2のトレーニングシーケンスセットおよび標的トレーニングシーケンスセットのシーケンス間の相互相関を最適化することと、
    第4のトレーニングシーケンスセットを生成するために、該第3のトレーニングシーケンスセットのシーケンスと該標的トレーニングシーケンスセットの対応するシーケンスとの間の相互相関を最適化することと、
    マルチユーザ伝送システムにおいて使用するために該第4のトレーニングシーケンスセットを出力することと
    を含む、方法。
  3. 前記第1のトレーニングシーケンスセットを生成するために、トレーニングシーケンスの候補セットに対する自己相関を最適化することをさらに含む、請求項1または2に記載の方法。
  4. 相互相関の最適化は、
    SNR劣化、
    相互相関係数の振幅に関連するパラメータ、
    シミュレーションに基づく最適化、
    から成る群より選択される基準に基づいて最適化することを含む、請求項1から3のうちのいずれか1項に記載の方法。
  5. データ構造で符号化されたコンピュータ読み取り可能媒体であって、該データ構造は、
    Figure 2012500540
    から成る、トレーニングシーケンスの第1のセットからの少なくとも1つのトレーニングシーケンスと、
    Figure 2012500540
    Figure 2012500540
    から成る、トレーニングシーケンスの第2のセットからの少なくとも1つのトレーニングシーケンスと
    を備える、コンピュータ読み取り可能媒体。
  6. 前記データ構造はさらに、前記第1のセットからの前記少なくとも1つのトレーニングシーケンスおよび前記第2のセットからの対応する最良ペアのトレーニングシーケンスのそれぞれの間の、1対1のペアリングを提供する、請求項5に記載のコンピュータ読み取り可能媒体。
  7. コンピュータの内部メモリに直接ロード可能なコンピュータプログラム製品であって、該製品は、コンピュータ上で稼動するときに、請求項1〜4のうちのいずれか1項に記載のステップを行うためのソフトウェアコード部分を備える、コンピュータプログラム製品。
  8. 送信器であって、
    搬送周波数およびタイムスロットを使用して信号を生成するように構成される信号発生器を備え、少なくともいくつかのタイムスロットは、複数の受信器用のコンテンツを含み、各受信器のためのコンテンツおよび各スロットは、少なくともそれぞれのトレーニングシーケンスを含み、
    該送信器は、
    Figure 2012500540
    から成る、トレーニングシーケンスの第1のセットからの少なくとも1つのトレーニングシーケンスで符号化される、送信器。
  9. 前記信号発生器により生成された信号は、複数の受信器用のコンテンツを含む前記スロットのうちの少なくともいくつかについて、前記複数の受信器のうちの少なくとも1つに対するそれぞれのトレーニングシーケンスが、トレーニングシーケンスの前記第1のセットからの第1のトレーニングシーケンスを含むような信号である、請求項8に記載の送信器。
  10. 前記信号発生器により生成された信号は、複数の受信器用のコンテンツを含む前記スロットのうちの前記少なくともいくつかについて、前記複数の受信器のうちの少なくとも1つに対するそれぞれのトレーニングシーケンスが、
    Figure 2012500540
    から成る、トレーニングシーケンスの第2のセットからの第2のトレーニングシーケンスを含むような信号である、請求項9に記載の送信器。
  11. 複数の受信器用のコンテンツを含む前記スロットのうちの前記少なくともいくつかについて、前記第2のトレーニングシーケンスは、前記第1のトレーニングシーケンスと最良ペアであるトレーニングシーケンスの前記第2のセットのシーケンスである、請求項10に記載の送信器。
  12. マルチユーザ信号を含む搬送周波数におけるタイムスロットについて、
    少なくとも2つの受信器の各受信器に対するそれぞれのトレーニングシーケンスと、各受信器に対するそれぞれのペイロードとを組み合わせることにより、マルチユーザ信号を生成することであって、前記複数の受信器のうちの少なくとも1つに対するそれぞれのトレーニングシーケンスは、
    Figure 2012500540
    から成る、トレーニングシーケンスの第1のセットからの第1のトレーニングシーケンスを含む、ことと、
    該信号を送信することと
    を含む、方法。
  13. 前記複数の受信器のうちの少なくとも1つに対する前記それぞれのトレーニングシーケンスは、
    Figure 2012500540
    から成る、トレーニングシーケンスの第2のセットからの第2のトレーニングシーケンスを含む、請求項12に記載の方法。
  14. 前記第2のトレーニングシーケンスは、前記第1のトレーニングシーケンスと最良ペアであるトレーニングシーケンスの前記第2のセットのトレーニングシーケンスである、請求項13に記載の方法。
  15. 第1のマルチユーザ認識受信器が、第2の受信器と共有するものである場合に、
    a)前記第1のトレーニングシーケンスを前記第1の受信器に割り当てるステップと、
    b)前記第2のトレーニングシーケンスを前記第2の受信器に割り当てるステップと
    をさらに含む、2ユーザ信号を生成するために適用される、請求項13に記載の方法。
  16. 第1のマルチユーザ非認識受信器が、マルチユーザ認識である第2の受信器と共有するものである場合に、
    a)前記第2のトレーニングシーケンスを前記第1の受信器に割り当てるステップと、
    b)前記第1のトレーニングシーケンスを前記第2の受信器に割り当てるステップと、
    をさらに含む、請求項15に記載の方法。
  17. 前記第1のセットからのトレーニングシーケンスを割り当てる割当を送信することにより、前記第1のセットのトレーニングシーケンスを割り当てるステップをさらに含む、請求項12に記載の方法。
  18. 前記第1のセットからのトレーニングシーケンスを割り当てる割当を送信することにより、前記第1のセットのトレーニングシーケンスを割り当てることと、
    前記第2のセットからのトレーニングシーケンスを割り当てる割当を送信することにより、前記第2のセットのトレーニングシーケンスを割り当てることと
    をさらに含む、請求項13に記載の方法。
  19. 受信器であって、
    少なくとも1つのアンテナを備え、
    該受信器は、
    Figure 2012500540
    から成る、トレーニングシーケンスの第1のセットからの少なくとも1つのトレーニングシーケンスで符号化され、
    該受信器はさらに、
    Figure 2012500540
    から成る、トレーニングシーケンスの第2のセットのうちの少なくとも1つのトレーニングシーケンスで符号化され、
    さらに、該受信器は、トレーニングシーケンスの該第1のセットからの該少なくとも1つのトレーニングシーケンス、およびトレーニングシーケンスの該第2のセットからの該少なくとも1つのトレーニングシーケンスから選択される、トレーニングシーケンスを使用して動作するように構成される、受信器。
  20. 請求項19に記載の受信器を備える、モバイルデバイス。
  21. 前記第1のセットの全てのトレーニングシーケンスで符号化された、請求項20に記載のモバイルデバイス。
  22. 請求項19に記載の受信器を備える、基地局。
  23. 移動局が移動するに従い、異なるトレーニングシーケンスの割当を受信するようにさらに構成される、請求項20に記載のモバイルデバイス。
  24. モバイルデバイスのための方法であって、
    該モバイルデバイスは、
    Figure 2012500540
    から成る、トレーニングシーケンスの第1のセットからの少なくとも1つのトレーニングシーケンスを有し、
    該モバイルデバイスはさらに、
    Figure 2012500540
    から成る、トレーニングシーケンスの第2のセットのうちの少なくとも1つのトレーニングシーケンスを有し、
    トレーニングシーケンスの前記第1のセットからの前記少なくとも1つのトレーニングシーケンス、およびトレーニングシーケンスの前記第2のセットからの前記少なくとも1つのトレーニングシーケンスから選択される、トレーニングシーケンスを使用して操作することを含む、方法。
  25. 前記第1のセットのトレーニングシーケンスを割り当てる割当を受信することをさらに含む、請求項24に記載の方法。
  26. 前記第2のセットのトレーニングシーケンスを割り当てる割当を受信することをさらに含む、請求項24に記載の方法。
  27. Figure 2012500540
    から成る、トレーニングシーケンスのセットからのトレーニングシーケンスの、セルラー方式無線電話におけるトレーニングシーケンスとしての使用。
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