JP2012251482A - 燃料デリバリパイプに対するインジェクタの保持構造 - Google Patents

燃料デリバリパイプに対するインジェクタの保持構造 Download PDF

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Abstract

【課題】燃料デリバリパイプの下部ケースの底面に絞り成形したソケットに連結したインジェクタを確実に抜け止め保持し、着脱の手間を少なくする。
【解決手段】細長い箱状で一側面が開放された下部ケース11と上部ケース15は、各開放縁部の全周が液密に結合されて燃料デリバリパイプ10が構成され、下部ケースの底面11aには複数のソケット部12が深絞り成形される。湾曲された中央部21と、その両端から立ち上がる1対の取付脚部22よりなるホルダ20は、中央部がソケット部の少なくとも半周を囲むように、各取付脚部22の先端部22aを下部ケース11の底面11aに固着する。インジェクタ40の供給側連結筒部42をソケット部12に挿入した後、平板よりなるクリップ30の両脚部31をホルダの中央部と下部ケースの底面の間の隙間aから挿入し、両脚部の各先端部を供給側連結筒部に形成した環状保持溝44に挿入し、弾性的に係合することによりインジェクタを燃料デリバリパイプに抜け止め保持する。
【選択図】図4

Description

本発明は、電子制御燃料噴射式エンジンに燃料を供給するのに使用する燃料デリバリパイプ、特にインジェクタを連結するソケットを下部ケースの底面に一体的に深絞り成形した燃料デリバリパイプに対するインジェクタの保持構造に関する。
この種の燃料デリバリパイプに対するインジェクタの保持構造としては、例えば特許文献1に示す技術がある。この従来技術の分配導管(燃料デリバリパイプ)は、一側面が開放されて細長い箱状の上部部材(上部ケース)と、複数の円筒状の差し込み部(ソケット部)が形成された平板状の下部部材(下部ケース)よりなり、上部部材と下部部材はそれぞれの外周に形成されたフランジを接合して鑞付けすることにより一体的に結合されている。各差し込み部に差し込まれた燃料噴射弁(インジェクタ)を締め付け保持するための弾性クランプ装置の保持部分はU字ウエブにより形成され、U字の両脚部にそれぞれ燃料噴射弁側に突出するように打ち抜かれた1対の突片と、燃料噴射弁に形成された環状溝に弾性的に係合可能な1対の円弧状部よりなる保持孔を有している。燃料噴射弁を分配導管の差し込み部に差し込んだ後、弾性クランプ装置を、その突片とウエブの間に分配導管の各フランジが位置するように、分配導管の一端側から差し込み部の位置までスライドさせ、保持孔の円弧状部を燃料噴射弁の環状溝に弾性的に係合させて、燃料噴射弁を分配導管に保持している。
特公平1−59429号公報(第2頁第4欄第18行〜第3頁第6欄第15行、図1〜図3)。
上記従来技術では、各燃料噴射弁を保持するために各弾性クランプ装置を分配導管の一端側から差し込み部の位置までスライドさせる必要があり、移動距離が長くなるので燃料噴射弁の保持に手間がかかり、さらに分配導管の中央付近の燃料噴射弁の弾性クランプ装置を交換する場合には、それよりも外側に位置する燃料噴射弁及びその弾性クランプ装置も取り外さなければならないという問題があった。本発明はこのような各問題を解決することを目的とする。
請求項1の発明による燃料デリバリパイプに対するインジェクタの保持構造は、細長い箱状で長手方向に沿った一側面が開放されるとともにこの一側面と対向する底面にそれぞれシールリングを介してインジェクタが連結される複数の円筒状のソケット部を形成した下部ケースと、細長い箱状で長手方向に沿った一側面が開放された上部ケースを、それぞれの開放縁部の全周において液密に結合してなる燃料デリバリパイプに対するインジェクタの保持構造において、一平面上で湾曲された中央部と、この中央部の両端から立ち上がる1対の取付脚部よりなり、この各取付脚部の先端部を下部ケースの底面に長手方向に沿って固着することにより燃料デリバリパイプに取り付けられ、この取付状態では中央部は下部ケースの底面と平行でこの底面側から見て各ソケット部の少なくとも半周を囲むとともに下部ケースの底面との間に所定幅の隙間が形成される複数のホルダ、及び、隙間の幅よりも薄い金属板を、所定距離隔てて互いに平行に配置された1対の脚部とその一端側を連結する連結部よりなるコ字状に切り抜くとともに、両脚部の互いに対向する内辺の先端部近くにそれぞれ保持凹部を形成してなる複数のクリップを備え、根元側に環状保持溝が形成されたインジェクタの供給側連結筒部を下部ケースのソケット部に挿入した後、クリップの両脚部をホルダの中央部と下部ケースの底面の間の隙間に挿入して、両脚部の各先端部を供給側連結筒部の環状保持溝に挿入し、両脚部の各先端部をクリップの弾性に抗して開いて、各保持凹部を環状保持溝の底面に弾性的に係合させることによりインジェクタを燃料デリバリパイプに抜け止め保持することを特徴とするものである。
前項に記載の燃料デリバリパイプに対するインジェクタの保持構造において、クリップは両脚部の根元部において連結部と平行な一直線に沿って相当角度折り曲げることが好ましい。
前2項に記載の燃料デリバリパイプに対するインジェクタの保持構造において、ホルダは板金部材としてその中央部は取付状態において下部ケースの底面と平行になるようにし、取付脚部は中央部の両端部より半径方向外向きに延長するとともに段状に折曲成形してその各先端部を下部ケースの底面に当接して固着し、ソケット部を囲む中央部の内縁には取付状態において下部ケースの底面側に向かうフランジ部を折り曲げ形成し、このフランジ部の先端縁と下部ケースの底面との間に隙間を形成することが好ましい。
請求項1または請求項2に記載の燃料デリバリパイプに対するインジェクタの保持構造において、ホルダは板金部材としてその中央部は取付状態において下部ケースの底面と平行になるようにし、取付脚部は中央部の両端部より半径方向外向きに延長するとともに段状に折曲成形してその各先端部を下部ケースの底面に当接して固着し、中央部と下部ケースの底面との間に隙間を形成することが好ましい。
請求項1または請求項2に記載の燃料デリバリパイプに対するインジェクタの保持構造において、ホルダの中央部は取付状態において下部ケースの底面と平行となる金属の丸い棒材または丸い管材よりなるものとし、取付脚部は中央部の両端部の延長部を下部ケースの底面側に屈曲しその先端部を下部ケースの底面に当接して固着し、中央部と下部ケースの底面との間に隙間を形成することが好ましい。
請求項1の発明によれば、一平面上で湾曲された中央部と、この中央部の両端から立ち上がる1対の取付脚部よりなり、この各取付脚部の先端部を下部ケースの底面に長手方向に沿って固着することにより燃料デリバリパイプに取り付けられ、この取付状態では中央部は下部ケースの底面と平行でこの底面側から見て各ソケット部の少なくとも半周を囲むとともに下部ケースの底面との間に所定幅の隙間が形成される複数のホルダ、及び、隙間の幅よりも薄い金属板を、所定距離隔てて互いに平行に配置された1対の脚部とその一端側を連結する連結部よりなるコ字状に切り抜くとともに、両脚部の互いに対向する内辺の先端部近くにそれぞれ保持凹部を形成してなる複数のクリップを備え、根元側に環状保持溝が形成されたインジェクタの供給側連結筒部を下部ケースのソケット部に挿入した後、クリップの両脚部をホルダの中央部と下部ケースの底面の間の隙間に挿入して、両脚部の各先端部を供給側連結筒部の環状保持溝に挿入し、両脚部の各先端部をクリップの弾性に抗して開いて、各保持凹部を環状保持溝の底面に弾性的に係合させることによりインジェクタを燃料デリバリパイプに抜け止め保持しており、このクリップはホルダの中央部に当接して燃料デリバリパイプの底面から離れる向きの移動が阻止されるので、インジェクタの供給側連結筒部を燃料デリバリパイプに離脱不能に保持できる。これにより車両衝突により燃料デリバリパイプ及びその取付構造が変形した場合、あるいは何らかの理由により異常に高い燃料圧が燃料デリバリパイプに加えられた場合でも、インジェクタが燃料デリバリパイプから外れることはないので、燃料漏れを防止することができる。
また請求項1の発明によれば、一平面上で湾曲されたホルダの中央部は下部ケースの底面と平行でこの底面側から見て各ソケット部の少なくとも半周を囲んでいるので、この中央部と当接して燃料デリバリパイプの底面から離れる向きの移動が阻止されるクリップの各脚部も、下部ケースの底面に対し傾くことなく安定して平行に維持される。このようにクリップの脚部はインジェクタに対し傾くことはないので、インジェクタを確実に燃料デリバリパイプに離脱不能に保持することができる。
また請求項1の発明によれば、燃料デリバリパイプの下部ケースのソケット部に挿入されたインジェクタの供給側連結筒部は、ホルダの中央部と下部ケースの底面の間の隙間から挿入したクリップの両脚部の各先端部の各保持凹部を環状保持溝の底面に弾性的に係合させるだけで離脱不能に保持され、またこの隙間からクリップを引き抜くだけでソケット部から離脱可能となる。更に各インジェクタのクリップはその他のインジェクタとは独立して挿入及び引抜きができる。従って必要なインジェクタの燃料デリバリパイプへの保持及び離脱を簡単かつ容易に行うことができる。
クリップは両脚部の根元部において連結部と平行な一直線に沿って相当角度折り曲げるようにした請求項2の発明によれば、各脚部に対し相当角度折り曲げられた連結部をクリップの挿入及び引抜きの際のつまみとして利用できるので、クリップの挿入及び引抜きが容易となる。
ホルダは板金部材としてその中央部は取付状態において下部ケースの底面と平行になるようにし、取付脚部は中央部の両端部より半径方向外向きに延長するとともに段状に折曲成形してその各先端部を下部ケースの底面に当接して固着し、ソケット部を囲む中央部の内縁には取付状態において下部ケースの底面側に向かうフランジ部を折り曲げ形成し、このフランジ部の先端縁と下部ケースの底面との間に隙間を形成するようにした請求項3の発明によれば、ホルダの中央部の強度が向上するので燃料デリバリパイプに対するインジェクタの保持強度も向上する。またゴムなどの柔軟弾性体からなるシールリングが設けられるインジェクタの供給側連結筒部と接近するフランジ部と中央部の間の折り曲げ部には必然的に相当大きい曲げアールが形成されるので、インジェクタの供給側連結筒部をソケット部に挿入離脱する際にシールリングが接触しても損傷するおそれはなく、従ってそのようなシールリングの損傷による燃料漏れのおそれを減少させることができる。
ホルダは板金部材としてその中央部は取付状態において下部ケースの底面と平行になるようにし、取付脚部は中央部の両端部より半径方向外向きに延長するとともに段状に折曲成形してその各先端部を下部ケースの底面に当接して固着し、中央部と下部ケースの底面との間に隙間を形成した請求項4の発明によれば、ホルダを軽量化するとともに簡略化して製造コストを低下させることができる。なお中央部のソケット部側となる内縁に加工の際のバリが残ると、インジェクタの供給側連結筒部をソケット部に挿入離脱する際にシールリングが接触し損傷を生じて燃料漏れの原因となるおそれがあるが、これは中央部の内縁に充分なアール面取りを施すことにより防止できる。
ホルダの中央部は取付状態において下部ケースの底面と平行となる金属の丸い棒材または丸い管材よりなるものとし、取付脚部は中央部の両端部の延長部を下部ケースの底面側に屈曲しその先端部を下部ケースの底面に当接して固着し、中央部と下部ケースの底面との間に隙間を形成した請求項5の発明によれば、ホルダを軽量化するとともに簡略化して製造コストを低下させることができ、しかもホルダの外周は全て滑らかで角がないので、インジェクタの供給側連結筒部をソケット部に挿入離脱する際にシールリングが接触しても損傷するおそれはなく、従ってそのようなシールリングの損傷による燃料漏れのおそれを減少させることができる。
本発明による燃料デリバリパイプに対するインジェクタの保持構造の第1実施形態の全体構造を示す正面図である。 図1の下面図である。 図1の拡大した左側面図である。 図1の4−4線に沿った拡大断面図である。 インジェクタの下半部を省略して示す図4の右側面図である。 インジェクタを環状保持溝で、クリップを連結部で切断して示す図5の底面図である。 本発明の第1実施形態のホルダを示す正面図である。 図7の底面図である。 本発明の第1実施形態のクリップを示す平面図である。 図9の正面図である。 本発明による燃料デリバリパイプに対するインジェクタの保持構造の第2実施形態の図4に相当する断面図である。 インジェクタの下半部を省略して示す図11の右側面図である。 インジェクタを環状保持溝で、クリップを連結部で切断して示す図12の底面図である。 本発明による燃料デリバリパイプに対するインジェクタの保持構造の第3実施形態の図4に相当する断面図である。 図14の一部を省略した右側面図である。 インジェクタのみを環状保持溝で切断して示す図15の底面図である。 本発明の第3実施形態のホルダを示す底面図である。 図17の右側面図である。
先ず、図1〜図10により、本発明による燃料デリバリパイプに対するインジェクタの保持構造の第1実施形態の説明をする。この第1実施形態の燃料デリバリパイプ10は、インジェクタ40を連結する3個のソケット部12が底面11aに形成された下部ケース11と、これに液密に接合固着された上部ケース15からなるものである。この燃料デリバリパイプ10の底面11aには3個のホルダ20が固着され、また各ホルダ20と協働して各インジェクタ40を抜け止め保持する3個のクリップ30を備えている。
この実施形態により抜け止め保持されるインジェクタ40は、図4に示すように、両端に同軸的に外向きに突出する供給側及び噴射側連結筒部42,43が一体的に設けられた筒状のボディ部41を有し、各連結筒部42,43の先端側にはそれぞれ環状溝42a,43aが形成され、供給側連結筒部42の根元側には環状保持溝44が形成されている。ボディ部41には、コネクタ45を介してコントロールニット(図示省略)から与えられる制御入力により開閉される電磁弁機構が内蔵されている。供給側連結筒部42は燃料デリバリパイプ10のソケット部12に挿入されOリング46を介して液密に連結され、噴射側連結筒部43は燃料が噴射されるエンジンのシリンダヘッドに形成された孔に挿入されOリング47を介して液密に連結される。
主として図1、図2及び図4に示すように、下部ケース11は、細長い箱状で長手方向に沿った一側面が開放されるとともに、この一側面と対向する底面11aにそれぞれインジェクタ40を連結するための複数の円筒状のソケット部12が一体的に設けられた、深絞り成形による板金部材である。各ソケット部12は所定の間隔をおいて、燃料デリバリパイプ10内に入り込むように形成され、その底部には連通穴12aが設けられている。上部ケース15も細長い箱状で長手方向に沿った一側面が開放された深絞り成形による板金部材であり、図1において左側となるその一端部は深さが大となっている。下部ケース11と上部ケース15は、前者の開放縁部の外周面が後者の開放縁部の内周面に重なるように嵌合されて、ろう付けにより液密に一体的に結合されている。
上部ケース15の深さを大とした側の端面には、燃料デリバリパイプ10と燃料ポンプを結ぶ燃料供給管(図示省略)を連結するための連結管16がろう付けにより液密に固着され、この連結管16の長手方向中間部には燃料供給管を抜け止め保持するための2本の環状突条16aが形成されている。また下部ケース11の底面11aの各ソケット部12の間には、それぞれ取付穴18aを備えた2個のブラケット18がろう付けまたは抵抗溶接などにより固着されている。燃料デリバリパイプ10は、このブラケット18を介してエンジンのシリンダヘッドに取り付けられる。
主として図7及び図8に示すように、この第1実施形態のホルダ20は板金部材であり、一平面上で略U字状(半円弧の両端を互いに平行に多少距離延長した形状)に湾曲された中央部21と、この中央部21の両端から互いに逆向きに延びて段状に立ち上がる1対の一定幅の取付脚部22を備えている。この取付脚部22の先端部22aは中央部21と平行であり、また中央部21の内縁には取付脚部22の立ち上がり方向と同じ向きに延びるフランジ部21aが形成されている。また中央部21の外縁には、両先端部22aと直交する中央に、半径方向に突出する一定幅の突起21bが形成されている。この突起21bも先端部22aと同じ向きに段状に折り曲げられており、その高さは先端部22aよりも小である。
このホルダ20は、図4〜図6に示すように、両先端部22aが下部ケース11の底面11aの長手方向に沿った向きとなり、中央部21の円弧部の中心がソケット部12の中心軸線と一致するように位置決めし、両先端部22aを下部ケース11の底面11aに当接してろう付けまたは抵抗溶接などにより、下部ケース11に固着される。この固着状態では、ホルダ20の中央部21は下部ケース11の底面11aと平行になり、またこの底面11a側から見て各ソケット部12の少なくとも半周を囲むようになる。フランジ部21aの長さは、その先端縁と下部ケース11の底面11aとの間に一定幅(次に述べるクリップ30の板厚より大きい値)の隙間aが形成されるように設定する。なおブラケット18及びホルダ20は、抵抗溶接の場合は下部ケース11と上部ケース15のろう付けの前に溶接し、ろう付けの場合は下部ケース11と上部ケース15のろう付けと同時に行うのがよい。
主として図9及び図10に示すように、クリップ30は、隙間aの幅よりも薄い金属板を、所定距離隔てて互いに平行に配置された1対の脚部31とその一端側を連結する連結部32よりなるコ字状に切り抜いた素材を、両脚部31の根元部において連結部32と平行な一直線に沿って90度折り曲げたものである。連結部32の中間部32aの脚部31側に形成された切込み32bは、両脚部31の互いに対向する内辺に連続されている。切込み32bと対応する連結部32の中間部32aは単純な平板になり、この中間部32aが弾性的に曲げ変形することにより、脚部31の先端部は開閉可能となる。両脚部31の互いに対向する内辺の先端部近くにはそれぞれ円弧状の保持凹部31aが形成され、この保持凹部31aの半径は上述したインジェクタ40の環状保持溝44の底面の半径と実質的に同じであるが、外力が加えられていない自由状態では、各保持凹部31aの中央部の間の距離はインジェクタ40の環状保持溝44の底面の直径よりは小となっている。各部材10,15,16,18,20,30は鋼板よりなり、防錆のために予めニッケルメッキが施されている。
図4〜図6に示すように、各インジェクタ40を供給側連結筒部42を下部ケース11のソケット部12に挿入した後、二点鎖線30Aに示すようにクリップ30をその連結部32が燃料デリバリパイプ10と反対側に向くようにして、両脚部31をホルダ20の中央部21と下部ケース11の底面11aの間の隙間aに挿入する。両脚部31の各先端部は、供給側連結筒部42の環状保持溝44に当接すればクリップ30の連結部32の中間部32aの弾性に抗して開かれ、各保持凹部31aがインジェクタ40の環状保持溝44の位置に達すれば中間部32aの弾性により復元され、各保持凹部31aが環状保持溝44の底面に弾性的に係合されて停止される。この状態ではホルダ20の突起21bは、クリップ30の切込み32b内に挿入され、これによりクリップ30の廻り止めがなされる。インジェクタ40を引き抜き方向に移動すれば、環状保持溝44に係合されたクリップ30も共に移動し、クリップ30の両脚部31がホルダ20の中央部21のフランジ部21aの先端縁に当接すればそれ以上のクリップ30の移動は阻止されるので、インジェクタ40の供給側連結筒部42は燃料デリバリパイプ10に離脱不能に保持される。
この第1実施形態によれば、上述のように燃料デリバリパイプ10の下部ケース11のソケット部12に供給側連結筒部42を挿入したインジェクタ40の環状保持溝44にはクリップ30の脚部31の保持凹部31aが弾性的に係合され、クリップ30はホルダ20の中央部21に当接して燃料デリバリパイプ10の底面11aから離れる向きの移動が阻止されるので、インジェクタ40の供給側連結筒部42は燃料デリバリパイプ10に離脱不能に保持される。これにより車両衝突などにより燃料デリバリパイプ10及びその取付構造が変形した場合、あるいは何らかの理由により異常に高い燃料圧が燃料デリバリパイプ10に加えられた場合でも、インジェクタ40が燃料デリバリパイプ10から外れることはないので、燃料漏れを防止することができる。
また上述した第1実施形態によれば、ホルダ20の中央部21は燃料デリバリパイプ10の底面11aと平行な一平面上で略U字状に湾曲され、ソケット部12の少なくとも半周を囲んでいるので、中央部21のフランジ部21aの先端縁と当接して燃料デリバリパイプ10の底面11aから離れる向きの移動が阻止されるクリップ30の各脚部31は、下部ケース11の底面11aと平行に確実に維持され、底面11aに対し傾斜したりするおそれはない。従ってインジェクタ40は確実に燃料デリバリパイプ10に抜け止め保持される。
また上述した第1実施形態によれば、燃料デリバリパイプ10の下部ケース11のソケット部12に挿入されたインジェクタ40の供給側連結筒部42は、ホルダ20の中央部21と下部ケース11の底面11aの間の隙間aから挿入したクリップ30の両脚部31の各先端部の各保持凹部31aを環状保持溝44の底面に弾性的に係合させるだけで離脱不能に保持され、またこの隙間aからクリップ30を引き抜くだけで、インジェクタ40の供給側連結筒部42はソケット部12から離脱可能となる。更に各インジェクタ40のクリップ30はその他のインジェクタ40とは無関係に、独立して挿入及び引抜きができる。従って必要なインジェクタ40の燃料デリバリパイプ10への保持及び離脱を簡単かつ容易に行うことができる。
また上述した第1実施形態では、板金部材よりなるホルダ20の中央部21の内縁に下部ケース11の底面11a側に向かうフランジ部21aを折り曲げ形成し、このフランジ部21aの先端縁と下部ケース11の底面11aとの間に隙間aを形成するようにしており、そのようにすればホルダ20の中央部21はフランジ部21aにより補強されて強度が向上するので燃料デリバリパイプ10に対するインジェクタ40の保持強度も向上する。
またゴムなどの柔軟弾性体からなるシールリング46が設けられるインジェクタ40の供給側連結筒部42と接近するフランジ部21aと中央部21の間の折り曲げ部には必然的に曲げアールが形成されるので、インジェクタ40の供給側連結筒部42をソケット部12に挿入離脱する際にシールリング46が接触しても損傷するおそれはない。従ってそのようなシールリング46の損傷による燃料漏れのおそれを減少させることができる。なお中央部21に対するフランジ部21aの折り曲げ角度は90度以上とすることが好ましく、そのようにすればフランジ部21aの先端がシールリング46と接触してこれを損傷するおそれも減少する。
更に上述した第1実施形態では、クリップ30は両脚部31の根元部において連結部32と平行な一直線に沿って90度折り曲げており、そのようにすれば両脚部31に対し90度折り曲げられた連結部32をクリップ30の挿入及び引抜きの際のつまみとして利用できるので、クリップ30の挿入及び引抜きが容易となる。しかしながら本発明はこれに限られるものではなく、クリップ30を折り曲げることなく平板状として実施することも可能である。この場合は両脚部31の先端部の弾性的開閉は、連結部32の中間部32aの曲げだけでなく、各部が複雑に捩れ弾性変形することにより行われる。
またこの第1実施形態で使用したような側方に突出したコネクタ45を備えたインジェクタ40では、コネクタ45の突出方向を燃料デリバリパイプ10の長手方向に対し所定の角度とする必要があり、この角度が大きく狂うと各コネクタ45を挿入した燃料デリバリパイプ10をシリンダヘッドに取り付けたのちに、ワイヤハーネスをコネクタ45に連結することができなくなるという問題が生じる。しかしながらこの第1実施形態では、ホルダ20の中央部21はソケット部12の少なくとも半周を囲むように下部ケース11の底面11aに固着されているので、インジェクタ40はコネクタ45がホルダ20のU字状の中央部21の開放側と一致した角度位置でなければ、ソケット部12に完全に差し込むことはできない。これによりインジェクタ40を誤った角度で燃料デリバリパイプ10のソケット部12に挿入するという誤組付けを防止でき、これにより各コネクタ45と燃料デリバリパイプ10をシリンダヘッドに取り付けたのちに、ワイヤハーネスをコネクタ45に連結することができなくなるという問題は防止される。
次に図11〜図13に示す第2実施形態の説明をする。この第2実施形態はホルダ20Aが第1実施形態のホルダ20と異なるだけであり、その他の構成は第1実施形態と同じであるのでホルダ20Aについてのみ説明し、その他の構成の説明は省略する。
図11〜図13に示すように、この第2実施形態のホルダ20Aの中央部25はホルダ20の中央部21からフランジ部21aを取り除き、このフランジ部21aの高さの分だけ中央部25と取付脚部26の間の段部の高さを低くしたものである。従ってホルダ20Aの取付脚部26を下部ケース11の底面11aに固着した状態では、下部ケース11の底面11aと中央部25の間の隙間が隙間aとなる。
この第2実施形態でも、各インジェクタ40を供給側連結筒部42を下部ケース11のソケット部12に挿入した後、第1実施形態と実質的に同一のクリップ30の両脚部31をホルダ20Aの中央部25と下部ケース11の底面11aの間の隙間aに挿入することにより、第1実施形態と同様、インジェクタ40の供給側連結筒部42は燃料デリバリパイプ10に離脱不能に確実に保持される。
従ってこの第2実施形態でも、第1実施形態と同様、車両衝突の場合や異常に高い燃料圧が燃料デリバリパイプ10に加えられた場合でも、インジェクタ40が燃料デリバリパイプ10から外れることはないので燃料漏れを防止できる、インジェクタ40を確実に燃料デリバリパイプ10に保持することができる、インジェクタ40の燃料デリバリパイプ10への保持及び離脱を簡単かつ容易に行うことができる、90度折り曲げられた連結部32を利用してクリップ30の挿入及び引抜きを容易とする、またインジェクタ40を誤った角度で燃料デリバリパイプ10のソケット部12に挿入するという誤組付けを防止できる、という各効果を得ることができる。またフランジ部21aを取り除いた分だけホルダ20Aを軽量化するとともに簡略化して製造コストを低下させることができるという効果も得られる。なおこの第2実施形態では、中央部25のソケット部12側となる内縁に加工の際のバリが残ると、インジェクタ40の供給側連結筒部42をソケット部12に挿入離脱する際にシールリング46が接触し損傷を生じて燃料漏れの原因となるおそれがある。しかしこれは中央部25の内縁に充分なアール面取りを施すことにより防止できる。
次に図14〜18に示す第3実施形態の説明をする。この第3実施形態はホルダ20Bが第1及び第2実施形態のホルダ20,20Aと異なるだけであり、その他の構成は第1実施形態と同じであるのでホルダ20Bについてのみ説明し、その他の構成の説明は省略する。この第3実施形態ではクリップ30の廻り止めは設けられていない。
図14〜図18に示すように、この第3実施形態のホルダ20Bは第1及び第2実施形態とは異なり、板材ではなく丸い棒材を素材とするものである。このホルダ20Bは、一平面上でU字状に湾曲された中央部28と、この中央部28の両端から外向きに曲げられた1対の取付脚部29よりなり、各取付脚部29は曲がりの途中から比較的小さい曲げ半径で中央部28の中心線を含む平面から立ち上がるように段状に折り曲げられ、その先端部29aは中央部28の中心線を含む平面と平行となるように押しつぶされている。
このホルダ20Bは、図14〜図16に示すように、両先端部29aが下部ケース11の底面11aの長手方向に沿った向きでソケット部12の中心から等距離となり、ソケット部12の中心線が中央部28の中心線の内側に形成される平面内を通り、かつこの平面と直交するように位置決めし、押しつぶした両先端部22aを下部ケース11の底面11aに当接してろう付けまたは抵抗溶接などにより、下部ケース11に固着される。この固着状態ではホルダ20の中央部21の中心線を含む平面は下部ケース11の底面11aと平行になり、この底面11a側から見て各ソケット部12の少なくとも半周を囲むようになる。また各取付脚部29の段状の立ち上り部は、中央部28と下部ケース11の底面11aとの間に前述した所定幅の隙間aが形成されるような高さに設定する。
この第3実施形態でも、各インジェクタ40を供給側連結筒部42を下部ケース11のソケット部12に挿入した後、第1実施形態と実質的に同一のクリップ30の両脚部31をホルダ20Bの中央部28と下部ケース11の底面11aの間の隙間aに挿入することにより、第1実施形態と同様、インジェクタ40の供給側連結筒部42は燃料デリバリパイプ10に離脱不能に保持される。
従ってこの第3実施形態でも、第1実施形態と同様、車両衝突の場合や異常に高い燃料圧が燃料デリバリパイプ10に加えられた場合でも、インジェクタ40が燃料デリバリパイプ10から外れることはないので燃料漏れを防止できる、各脚部31を介してインジェクタ40を燃料デリバリパイプ10に離脱不能に保持するクリップ30の作用も安定したものとなる、必要なインジェクタ40の燃料デリバリパイプ10への保持及び離脱を簡単かつ容易に行うことができる、90度折り曲げられた連結部32を利用してクリップ30の挿入及び引抜きを容易とする、またインジェクタ40を誤った角度で燃料デリバリパイプ10のソケット部12に挿入するという誤組付けを防止できる、という各効果を得ることができる。またホルダ20Bの素材は丸い棒材を曲げればよいので構造を簡略化して製造コストを低下させることができ、しかも外周に角がないのでインジェクタ40の供給側連結筒部42をソケット部12に挿入離脱する際にシールリングが接触しても損傷するおそれはない。従ってそのようなシールリング46の損傷による燃料漏れのおそれを減少させることができる。
なおホルダ20Bの素材は丸い棒材の代わりに丸い管材を使用してもよい。またこの第3実施形態では、ホルダ20Bの各取付脚部29はU字状の中央部28の両端から外向きに90度曲げたものとしたが、折り曲げ角度を180度として先端部29aがU字状の中央部28の両端部と平行になるようにし、その先端部29aを中央部28の中心線を含む平面と平行となるように段差を付けて押しつぶすようにしてもよい。
10…燃料デリバリパイプ、11…下部ケース、11a…底面、12…ソケット部、15…上部ケース、20,20A,20B…ホルダ、21,25,28…中央部、21a…フランジ部、22,26,29…取付脚部、22a,26a,29a…先端部、30…クリップ、31…脚部、31a…保持凹部、32…連結部、40…インジェクタ、42…供給側連結筒部、44…環状保持溝、46…シールリング、a…隙間。

Claims (5)

  1. 細長い箱状で長手方向に沿った一側面が開放されるとともにこの一側面と対向する底面にそれぞれシールリングを介してインジェクタが連結される複数の円筒状のソケット部を形成した下部ケースと、細長い箱状で長手方向に沿った一側面が開放された上部ケースを、それぞれの開放縁部の全周において液密に結合してなる燃料デリバリパイプに対するインジェクタの保持構造において、
    一平面上で湾曲された中央部と、この中央部の両端から立ち上がる1対の取付脚部よりなり、この各取付脚部の先端部を前記下部ケースの底面に長手方向に沿って固着することにより前記燃料デリバリパイプに取り付けられ、この取付状態では前記中央部は前記下部ケースの底面と平行でこの底面側から見て前記各ソケット部の少なくとも半周を囲むとともに前記下部ケースの底面との間に所定幅の隙間が形成される複数のホルダ、及び、
    前記隙間の幅よりも薄い金属板を、所定距離隔てて互いに平行に配置された1対の脚部とその一端側を連結する連結部よりなるコ字状に切り抜くとともに、前記両脚部の互いに対向する内辺の先端部近くにそれぞれ保持凹部を形成してなる複数のクリップを備え、
    根元側に環状保持溝が形成された前記インジェクタの供給側連結筒部を前記下部ケースのソケット部に挿入した後、前記クリップの両脚部を前記ホルダの中央部と前記下部ケースの底面の間の隙間に挿入して、前記両脚部の各先端部を前記供給側連結筒部の環状保持溝に挿入し、前記両脚部の各先端部をクリップの弾性に抗して開いて、前記各保持凹部を前記環状保持溝の底面に弾性的に係合させることにより前記インジェクタを前記燃料デリバリパイプに抜け止め保持すること
    を特徴とする燃料デリバリパイプに対するインジェクタの保持構造。
  2. 請求項1に記載の燃料デリバリパイプに対するインジェクタの保持構造において、前記クリップは前記両脚部の根元部において前記連結部と平行な一直線に沿って相当角度折り曲げたことを特徴とする燃料デリバリパイプに対するインジェクタの保持構造。
  3. 請求項1または請求項2に記載の燃料デリバリパイプに対するインジェクタの保持構造において、前記ホルダは板金部材としてその中央部は前記取付状態において前記下部ケースの底面と平行になるようにし、前記取付脚部は前記中央部の両端部より半径方向外向きに延長するとともに段状に折曲成形してその各先端部を前記下部ケースの底面に当接して固着し、前記ソケット部を囲む前記中央部の内縁には前記取付状態において前記下部ケースの底面側に向かうフランジ部を折り曲げ形成し、このフランジ部の先端縁と前記下部ケースの底面との間に前記隙間を形成したことを特徴とする燃料デリバリパイプに対するインジェクタの保持構造。
  4. 請求項1または請求項2に記載の燃料デリバリパイプに対するインジェクタの保持構造において、前記ホルダは板金部材としてその中央部は前記取付状態において前記下部ケースの底面と平行になるようにし、前記取付脚部は前記中央部の両端部より半径方向外向きに延長するとともに段状に折曲成形してその各先端部を前記下部ケースの底面に当接して固着し、前記中央部と前記下部ケースの底面との間に前記隙間を形成したことを特徴とする燃料デリバリパイプに対するインジェクタの保持構造。
  5. 請求項1または請求項2に記載の燃料デリバリパイプに対するインジェクタの保持構造において、前記ホルダの中央部は前記取付状態において前記下部ケースの底面と平行となる金属の丸い棒材または丸い管材よりなり、前記取付脚部は前記中央部の両端部の延長部を前記下部ケースの底面側に屈曲しその先端部を前記下部ケースの底面に当接して固着し、前記中央部と前記下部ケースの底面との間に前記隙間を形成したことを特徴とする燃料デリバリパイプに対するインジェクタの保持構造。
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