JP2012250279A - Piercing nut manufacturing apparatus - Google Patents
Piercing nut manufacturing apparatus Download PDFInfo
- Publication number
- JP2012250279A JP2012250279A JP2011126919A JP2011126919A JP2012250279A JP 2012250279 A JP2012250279 A JP 2012250279A JP 2011126919 A JP2011126919 A JP 2011126919A JP 2011126919 A JP2011126919 A JP 2011126919A JP 2012250279 A JP2012250279 A JP 2012250279A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- nut
- punch
- die
- blank
- pilot
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21K—MAKING FORGED OR PRESSED METAL PRODUCTS, e.g. HORSE-SHOES, RIVETS, BOLTS OR WHEELS
- B21K1/00—Making machine elements
- B21K1/64—Making machine elements nuts
- B21K1/70—Making machine elements nuts of special shape, e.g. self-locking nuts, wing nuts
- B21K1/702—Clinch nuts
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Forging (AREA)
Abstract
Description
本発明は、ナット自体が金属板を打ち抜き、打ち抜き孔の周縁部分をかしめて金属板に固着されるピアスナットの製造装置に関し、特に、本願発明者が特公平8−29362号公報(特許文献1)により提案し、実施化されている大きなクリンチ力から得られるハイストレスタイプのピアスナットの製造装置の改良に関するものである。 The present invention relates to an apparatus for manufacturing a pierce nut in which a nut itself punches a metal plate, and a peripheral portion of a punching hole is fixed to the metal plate. In particular, the inventor of the present application discloses Japanese Patent Publication No. 8-29362 (Patent Document 1). It is related with the improvement of the manufacturing apparatus of the high stress type pierce nut obtained from the big clinch force proposed and implemented by this.
上記した特公平8−29362号公報に記載されているピアスナットの製造装置は、ナットホーマーにより実施され、外形が四角のナット本体の中央部に設けた端面が金属板を打ち抜くパンチとして働く筒状のパイロット部と、該パイロット部を囲むように前記ナット本体の外周縁に沿って突出する側壁との間に形成される環状溝を画定する相対向した側壁面の両方を軸線に対して傾斜させ、前記環状溝を奥拡がりの蟻溝に形成する際に、前記環状溝の内側寸法と外側寸法の寸法精度が高く、パイロット部による打抜きが良好で、一定した大きなクリンチ力が得られる高品質のハイストレスタイプのピアスナットを量産することができるという大きな利点を有している。 The pierce nut manufacturing apparatus described in the above-mentioned Japanese Patent Publication No. 8-29362 is a cylindrical shape which is implemented by a nut homer and whose end face provided at the center of a square nut body serves as a punch for punching a metal plate. And the opposite side wall surfaces defining an annular groove formed between the pilot portion and the side wall protruding along the outer peripheral edge of the nut body so as to surround the pilot portion are inclined with respect to the axis. When the annular groove is formed into a dovetail having a depth, the dimensional accuracy of the inner dimension and the outer dimension of the annular groove is high, the punching by the pilot part is good, and a high quality with a constant and large clinch force can be obtained. It has a great advantage that high-stress type pierce nuts can be mass-produced.
上記のようなハイストレスタイプのピアスナットをナットホーマーを用いて製造する場合、上記特許文献1(特公平8−29392号公報)の図1〜3に示す各圧造工程を終了したナットブランクは、各工程のダイスの前方に押し出され、該ダイスの前面近傍に沿って往復移動するトランスファー機構の相対する一対のフィンガーにより把持して次工程のダイスに移送し、次の圧造加工を行なうようになっているが、上記特許文献1の図2に示されている穴抜き及びパイロット部拡大工程の圧造加工が終了したナットブランクを図3に示す側壁傾斜圧造工程に移送する際、次のような問題があった。 When manufacturing the above-mentioned high stress type pierce nut using a nut former, the nut blank which finished each forging process shown in Drawings 1-3 of the above-mentioned patent documents 1 (Japanese Patent Publication No. 8-29392), It is pushed to the front of the dies of each process, and is gripped by a pair of opposing fingers of a transfer mechanism that reciprocates along the vicinity of the front surface of the dies and transferred to the dies of the next process to perform the next forging process. However, when the nut blank that has been subjected to the hole punching and pilot part expansion process shown in FIG. 2 of the above-mentioned Patent Document 1 is transferred to the sidewall inclined forging process shown in FIG. was there.
図14及び図15は、上記特許文献1(特公平8−29392号公報)の図2に示されている穴抜き及びパイロット部拡大工程を終了したナットブランク11がダイス31から押し出され、ダイス31の前面に沿って往復移動するトランスファ機構の相対する一対のフィンガー39,39により把持される作業工程を示す説明図である。両フィンガー39,39は図示しないばねによって互いに接近する方向へ付勢されていて、その間隔はナットブランク11の対辺寸法より僅かに小さくなっている。
14 and 15 show that the nut blank 11 that has been subjected to the hole punching and pilot portion expansion process shown in FIG. 2 of Patent Document 1 (Japanese Patent Publication No. 8-29392) is pushed out of the die 31, and the die 31 is used. It is explanatory drawing which shows the operation | work process hold | gripped by a pair of
ダイス31の凹部32に配設された穴抜きパンチ33の基部に外拡がりのテーパ壁34が設けられ、穴抜きパンチ33に外嵌して配設された筒状インサート35の端面にテーパ壁34を囲むように突出する環状突起36が設けられており、筒状インサート35はホルダ37に保持固定されている。
An outwardly expanding
ダイス31の凹部32に挿入したナットブランク11を筒状パンチ38により押圧すると、該筒状パンチ38と穴抜きパンチ33とが協働して、ナットブランク11の貫通していない予備下穴を打ち抜いてねじ下穴12が圧造成形され、続いて、環状溝15に筒状インサート35の環状突起36が挿入した状態でパイロット部33の端面部分がテーパ壁34により半径方向へ押し拡げられ、その周側壁面16を軸線に対して傾斜させ環状溝15の断面形状が奥拡がりの蟻溝に形成されると共に、パイロット部13の端面外側縁(周側壁面16の端縁でもある)が環状突起36の内側面に当接して規制され、過剰な傾き変形が阻止されることによって、パイロット部13の端面外径、すなわち環状溝15の内側寸法が正確な一定寸法に仕上げられる。
When the nut blank 11 inserted into the
ねじ下穴12の穴抜き及びパイロット部13の拡大工程が終了すると、図14に示すように、先ず筒状パンチ38がダイス31から離れるように後退し、両フィンガー39,39がダイス31の前面近傍に移動してくる。このとき、穴抜きパンチ33により打ち抜かれた抜きカス片12cは筒状パンチ38の筒孔に収容して除去される。続いて、図15に示すように、穴抜き33パンチが前進してダイス31から突出し、ナットブランク11を押し上げて両フィンガー39,39の間に押し込み把持させると、穴抜きパンチ33はダイス31内に後退し、両フィンガー39,39に把持されたナットブランク11は次工程のダイス前面に移送される。
When the process of punching out the
一方、穴抜きパンチ33の先端部33aの外径dは、ナットブランク11に打ち抜いたねじ下穴12とほぼ同径であるため、穴抜きパンチ33がダイス31内に後退する際、その先端部分33aがナットブランク11に干渉して、ナットブランク11をダイス31内に引き戻そうとする応力が発生する。しかし、通常の作業運転では、両フィンガー39,39を付勢するばね圧が強いため支障は無いが、長時間の作業運転中には、両フィンガー39,39のばねによる付勢力が弱くなったり、穴抜きパンチ33に荒れや欠け等が発生し、これが要因となって、穴抜きパンチ33の後退時に、ナットブランク11がダイス31内に引き戻され、ナットブランク11を次工程に移送できず、運転停止など重大な事故が発生することもあった。
On the other hand, the outer diameter d of the
本発明は、上記の問題点を解決することを目的としてなされたものであり、穴抜き及びパイロット部拡大工程が終了したナットブランクを、穴抜きパンチに代えて、穴抜きパンチを囲むように配設された4本のノックアウトピンにより押し出し、確実に両フィンガーの間に押し込んで把持させることができ、前記ナットブランクの移送に支障を来たすことがない構成としたピアスナットの製造装置を提供することを課題としている。 The present invention has been made for the purpose of solving the above-mentioned problems, and the nut blank that has undergone the hole punching and pilot portion expansion process is arranged so as to surround the hole punch instead of the hole punch. To provide an apparatus for manufacturing a pierce nut which can be pushed out by four provided knockout pins and can be securely pushed between both fingers to be gripped and does not hinder the transfer of the nut blank. Is an issue.
上記の課題を解決するために、本発明は、外形が四角のナット本体のねじ下穴を含む中央部分に、端面が金属板を打ち抜くパンチとして働く筒状のパイロット部を設けると共に、前記ナット本体の外周縁に沿って前記パイロット部を囲むように突出する側壁を設けて、前記パイロット部と前記側壁との間に環状溝を形成し、前記環状溝を画定する前記パイロット部の周側壁面と前記側壁を軸線に対して傾斜させ前記環状溝を奥拡がりの蟻溝に形成したハイストレスタイプのピアスナットのナットブランクをナットホーマーを用いて圧造成形するピアスナットの製造装置において、前記ねじ下穴の穴抜き及び前記パイロット部の端面部分を半径方向へ押し拡げて、前記環状溝を画定する前記パイロット部の周側壁面を傾斜させ拡大する圧造工程が終了した前記ナットブランクの対角方向の四隅の端面を4本のノックアウトピンで押し出して、ダイスの端面近傍に位置するトランスファー機構の一対のフィンガーの間に押し込む構成としたことを特徴とする。 In order to solve the above problems, the present invention provides a cylindrical pilot portion whose end face serves as a punch for punching a metal plate at a central portion including a screw pilot hole of a nut body having a square outer shape, and the nut body. A side wall projecting so as to surround the pilot part along an outer peripheral edge of the pilot part, forming an annular groove between the pilot part and the side wall, and a peripheral side wall surface of the pilot part defining the annular groove; In the manufacturing apparatus of a pierce nut for forming a nut blank of a high stress type pierce nut in which the side wall is inclined with respect to the axis and the annular groove is formed into a wide dovetail groove using a nut former, the screw pilot hole Forging and expanding the end surface portion of the pilot portion in the radial direction to incline and enlarge the peripheral side wall surface of the pilot portion that defines the annular groove Extruding the end faces of the diagonal direction of the terminated the nut blank corners by four knockout pins, characterized by being configured to push between a pair of fingers of a transfer mechanism located near the end face of the die.
請求項2に係る発明は、本発明に係る製造装置において、ナットホーマーによりナットブランクを圧造成形する主要工程の圧造ダイス・パンチの構成を具体的に特定したものであり、予備成形されたブランクを挿入するダイスの凹部内に軸方向へ前進後退可能に配設され、ばねによって後退位置に付勢されているノックアウトピンを有し、該ノックアウトピンに外嵌して前記凹部の内奥に固定配置された第1の筒状インサートの端面に環状突起が設けられ、一方、前記ダイスに相対向するパンチの前端面にねじ下穴の予備穴を成形する突出部が設けられていて、前記凹部に挿入された前記ブランクを前記パンチと前記ノックアウトピンとで挟み付けるように押圧し、貫通していない前記予備穴を成形すると共に、前記環状突起を前記ブランクに圧入して、外形が四角のナット本体の前記予備穴を含む中央部分に、端面が金属板を打ち抜くパンチとして働く筒状のパイロット部を設けると共に、前記ナット本体の外周縁に沿って前記パイロット部を囲むように突出する側壁を設けて、前記パイロット部と前記側壁との間に環状溝を形成したナットブランクの圧造ダイス・パンチと、前記ナットブランクを挿入する次工程のダイスの凹部内に配設された穴抜きパンチの基部に外拡がりのテーパ壁が設けられ、前記穴抜きパンチに外嵌して配設された第2の筒状インサートの端面に前記環状溝に挿入する環状突起が設けられていて、前記ナットブランクを前記次工程のダイスの凹部に挿入して押圧する筒状パンチと前記穴抜きパンチとの協働作用により、前記予備穴を打ち抜いてねじ下穴が成形され、前記テーパ壁により前記パイロット部の端面部分を半径方向へ押し拡げて、前記環状溝を画定する前記パイロット部の周側壁面を傾斜させ前記環状溝を奥拡がりの蟻溝に形成すると共に、前記環状突起の内側面に前記パイロット部の端面外周縁を当接させて規制する構成の穴抜き及びパイロット部拡大圧造ダイス・パンチと、穴抜き及びパイロット部を拡大した前記ナットブランクを挿入する次々工程のダイスの凹部内に軸方向へ前進後退可能に配設され、ばねによって後退位置に付勢されているノックアウトピンを有し、前記凹部の内奥に前記ナットブランクの前記側壁を軸線側へ傾斜させるテーパ壁が設けられ、前記次々工程のダイスの凹部の底部に配設した第3の筒状インサートの端面に前記環状溝に挿入する環状突起が設けられていて、前記次々工程のダイスに相対向するパンチで前記ナットブランクをパンチで前記次々工程のダイスの凹部に挿入して押圧すると、前記テーパ壁により前記側壁を軸線側へ傾斜させて前記環状溝を奥拡がりの蟻溝に形成すると共に、前記環状突起の外側面に軸線側へ傾斜した前記側壁の端面内側縁を当接させて規制する構成の側壁傾斜圧造ダイス・パンチとを備えたナットホーマーによるピアスナットの製造装置において、前記穴抜き及びパイロット部拡大ダイス・パンチの前記穴抜きパンチと前記第2の筒状インサートが前記次工程のダイスの凹部内に固定保持され、かつ、前記穴抜きパンチを囲むように4本のノックアウトピンが設けられていて、前記ナットブランクを前記次工程のダイスの凹部に挿入して押圧する前記筒状パンチと前記穴抜きパンチとの協働作用により、前記ねじ下穴の穴抜きと前記パイロット部の拡大が終了した前記ナットブランクの対角方向の四隅の端面を前記4本のノックアウトピンで押し出して、前記ダイスの端面近傍に位置するトランスファー機構の一対のフィンガーの間に押し込む構成としたことを特徴とする。
The invention according to
請求項3に係る発明は、請求項2に記載のピアスナットの製造装置において、前記穴抜きパイロット部拡大圧造ダイス・パンチの構成をより具体的に特定したものであり、前記穴抜きパンチと前記第2の筒状インサートは、前記次工程のダイスの凹部内にホルダを介して固定保持され、前記4本のノックアウトピンは、前記穴抜きパンチの周囲に90度の位相をもって、前記ホルダに軸方向へ前進後退可能に取り付けられると共に、ばねによって後退位置に付勢されており、後退位置にあるとき、前端面が前記第2の筒状インサートの前端面に対して面一となり、前進時に前記ナットブランクの対角方向の四隅の端面に当接し、該ナットブブランクを押し出して、前記一対のフィンガーの間に押し込む構成であることを特徴とする。
The invention according to claim 3 is the pierce nut manufacturing apparatus according to
以上説明したように、本発明によるピアスナットの製造装置は、ナットブランクをナットホーマーにより圧造成形する際、ねじ下穴の穴抜き及びパイロット部の端面部分を半径方向へ押し拡げて、環状溝を画定する前記パイロット部の周側壁面を傾斜させ拡大する圧造工程が終了した前記ナットブランクの対角方向の四隅の端面を4本のノックアウトピンで押し出して、ダイスの端面近傍に位置するトランスファー機構の一対のフィンガーの間に押し込む構成としたから、前記ナットブランクは前記ダイスから確実に、かつスムーズに押し出されて、前記両フィンガーで把持され、次工程への移送に支障を来たすおそれがない。したがって、寸法精度が高く、安定したクリンチ力が得られる高い品質のハイストレスタイプの四角ピアスナットをより効率良く量産することができる。 As described above, the pierce nut manufacturing apparatus according to the present invention, when forming a nut blank with a nut homer, forcibly forms a ring-shaped groove by expanding the hole surface of the pilot hole and the end face of the pilot part in the radial direction. The transfer mechanism located in the vicinity of the end face of the die is formed by pushing out the four corner end faces of the nut blank with the four knockout pins after the forging process for inclining and enlarging the peripheral side wall face of the pilot part to be defined is finished. Since the nut blank is pushed between the pair of fingers, the nut blank is reliably and smoothly pushed out of the die and is held by the fingers, and there is no possibility of hindering the transfer to the next process. Therefore, high-quality high-stress type square pierce nuts with high dimensional accuracy and stable clinching force can be mass-produced more efficiently.
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。 Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
図1は、本発明を実施する4段式のナットホーマーの要部を示しており、ダイブロック50にナットブランクを圧造成形する各圧造工程のダイス、すなわち予備成形ダイス51,ナットブランク圧造ダイス52,穴抜き及びパイロット部拡大圧造ダイス53及び側壁傾斜圧造ダイス54が等間隔を隔てて横方向に並列して組み込まれている。なお、予備成形ダイス51の前工程において、コイル材から一定寸法の素材を切断し、端面を矯正して予備成形ダイス51に供給する技術手段については、既存のナットホーマーに標準的に備えられている慣用の技術手段であるから省略されている。
FIG. 1 shows a main part of a four-stage nut former embodying the present invention, and dies for each forging step for forging a nut blank to a
また、ダイブロック50の前面近傍に沿って横方向に往復移動するトランスファー機構55が配設されている。該トランスファー機構55も既存のナットホーマーに標準的に備えられている慣用の技術手段であるから詳細については説明を省略するが、図1及び図3に示されているように、ダイブロック50の前面近傍に沿って横方向へ往復移動する連結プレート56に上下方向に延びる3本のスピンドル57が各圧造ダイス51〜54の間隔と等しい間隔を隔てて、かつ、軸線の周りに回動可能に取り付けられ、各スピンドル57には相対する一対のフィンガー58,58が横方向へ可動状態に組み付けられ、板ばね59,59によって互いに接近するように付勢されている。そして、図1において予備成形ダイス51の前方に配置される両フィンガー58,58のみが、図4に示すように、予備成形されたブランク10を圧造ダイス52の前方に移動する際に180度反転し、残り2組のフィンガー58,58は横方向へ平行移動するようになっている。
A
図5は、上記したナットホーマーにより圧造成形された各圧造工程のナットブランク11a,11b,11cがそれぞれ各圧造ダイス52,53,54から押し出され、次工程に移送される状態を示している。
FIG. 5 shows a state in which the
ナットブランク圧造ダイス52は、予備成形ダイス51により予備すえ込み加工されたブランク10(図2参照)を挿入する凹部61内に軸方向へ前進後退可能に配設され、ばね63によって後退位置に付勢されているノックアウトピン62を有し、該ノックアウトピン62はその後方に配設された本ピン64によりばね63に抗して押し出される。また、ノックアウトピン62に外嵌して凹部61の内奥に固定配置された第1の筒状インサート65の端面に環状突起66が設けられている。一方、圧造ダイス52に相対向して設けられたパンチ67の前端面にねじ下穴の予備穴を成形する突出部68が設けられている。そして、凹部61に挿入されたブランク10をパンチ67とノックアウトピン62とで挟み付けるように押圧し、貫通していないねじ下穴の予備穴12a,12bを成形すると共に、環状突起66をブランク10に圧入して、予備穴12aを含むナット本体の中央部分に端面が金属板を打ち抜くパンチとして働く筒状のパイロット部13を成形すると共に、ナット本体の外周縁に沿ってパイロット部13を囲むように軸線と平行に突出する側壁14を成形し、かつ、パイロット部13と側壁14との間に環状溝15を形成したナットブランク11aが圧造成形される(図2参照)。このように圧造成形されたナットブランク11aは、図5に示すように、先ずパンチ67が圧造ダイス52から離れるように後退した後、ノックアウトピン62により圧造タイス52から押し出され、相対する一対のフィンガー58,58の間に押し込んで把持される。
The nut
穴抜きパイロット部拡大圧造ダイス53は、ナットブランク11aを挿入する凹部71内に穴抜きパンチ72と該穴抜きパンチ72に外嵌して配設される第2の筒状インサート73がホルダ74を介して固定保持されている。穴抜きパンチ72の基部に外拡がりのテーパ壁75が設けられ、第2の筒状インサート73の端面にナットブランク11aの環状溝15に挿入する環状突起76が設けられている。一方、穴抜きパンチ72を囲むように4本の細長いノックアウトピン77が設けられている。該ノックアウトピン77は、穴抜きパンチ72の周囲に90度の位相をもって配置され(図11参照)、第2の筒状インサート73及びホルダ74を貫通して軸方向へ前進後退可能に取り付けられると共に、ばね78によって後退位置に付勢されており、後退位置にあるとき、前端面が第2の筒状インサート73の端面と面一又は該端面より僅かに低くなっている(図7〜10参照)。4本のノックアウトピン77は後方に配設された本ピン79によりばね78に抗して前方へ押し出される。一方、圧造ダイス53に相対向する筒状パンチ80が設けられている。そして、ナットブランク11aを筒状パンチ80により凹部71に挿入して押圧すると、図8,図9に示すように、筒状パンチ80と穴抜きパンチ72との協働作用により、予備穴12a,12bを打ち抜いてねじ下穴12が成形されると共に、穴抜きパンチ72のテーパ壁75によりパイロット部13の端面部分を半径方向へ押し拡げて、環状溝15を画定するパイロット部13の周側壁面を軸線に対して傾斜させ環状溝15の断面形状が奥拡がりの蟻溝に形成されると共に、パイロット部13の端面外周縁が環状突起76の内側面に当接して規制され、過剰な傾き変形が阻止されることによって、パイロット部3の端面外径、すなわち環状溝15の内側寸法が正確な一定寸法に仕上げられたナットブランク11bが圧造成形される。このとき、穴抜きパンチ72に打ち抜かれた抜きカス片12cは筒状パンチ80の筒孔内に収容して排出される。このように圧造成形されたナットブランク11bは、図10に示すように、先ず筒状パンチ80が圧造ダイス53から離れるように後退し、トランスファ機構55の一対のフィンガー58,58が圧造ダイス53の前面近傍に移動してくる。続いて、図5に示すように、4本のノックアウトピン77が本ピン79によりばね78に抗して押し出され、ナットブランク11bの対角方向の四隅の端面に当接し、該ナットブランク11bを圧造ダイス53の凹部71から押し出す。このように4本のノックアウトピン77でナットブランク11bを押し出すと、該ナットブランク11bは軸線方向へ正確に押し出されるので、穴抜きパンチ72に干渉することなく、円滑、かつ確実に凹部71から押し出され、相対する一対のフィンガー58,58の間に押し込んで把持される。
In the punching pilot part enlarged forging
側壁傾斜圧造ダイス54は、ねじ下穴12の穴抜き及びパイロット部13を拡大したナットブランク11bを挿入する凹部81内に軸方向へ前進後退可能に配設され、ばね83によって後退位置に付勢されているノックアウトピン82を有し、該ノックアウトピン82はその後方に配設された本ピン84によりばね83に抗して押し出される。また、凹部81の内奥にナットブランク11bの側壁14を軸線側へ傾斜させるテーパ壁85が設けられている。さらに、ノットアウトピン82に外嵌して凹部81の内奥に固定配置された第3の筒状インサート86の端面にテーパ壁85と相対向し、かつ、一定間隔を有し、ナットブランク11bの環状溝15に挿入する環状突起87が設けられている。一方、圧造ダイス54に相対向するパンチ88が設けられている。そして、圧造ダイス54の凹部81に挿入したナットブランク11bをパンチ88により押圧すると(図8〜9参照)、図9に示すように、第3の筒状インサート86の環状突起87が環状溝15に挿入した状態で、側壁14がテーパ壁85により軸線側へ傾けられ、環状溝15を画定する内側壁面17を軸線に対して傾斜させ環状溝15の断面形状が奥拡がりの蟻溝に形成されると共に、傾斜した側壁14の内側端縁が環状突起87の外側面に当接して規制され、過剰な傾き変形が阻止されることによって、環状溝15の外側寸法が正確な一定寸法に仕上げられる。このように側壁傾斜圧造ダイス54により圧造成形されたナットブランク11cは、図10に示すように、パンチ88が圧造ダイス54から離れるように後退した後、図5に示すように、ノックアウトピン82により圧造ダイス54の凹部81から押し出され、自由落下して図示しないねじ立て工程に搬送される。
The side wall inclined forging
図13は、上記のように圧造成形されたナットブランク11cのねじ下穴12に雌ねじ2をねじ立て加工して完成したハイストレスタイプの四角ピアスナット1を示しているしている。
FIG. 13 shows a high-stress type square pierce nut 1 completed by tapping a
1 四角ピアスナット
2 ねじ孔
10ブランク
11 ナットブランク
11a,11b,11c ナットブランク
12 ねじ下穴
13 パイロット部
14 側壁
15 環状溝
50 ダイブロック
51 予備成形ダイス
52 ナットブランク圧造ダイス
53 穴抜き及びパイロット部拡大ダイス
54 側壁傾斜圧造ダイス
55 トランスファー機構
58,58 一対のフィンガー
59,59 板ばね
61 凹部(圧造ダイス52)
62 ノックアウトピン
65 第1の筒状インサート
66 環状突起
67 パンチ
71 凹部(圧造ダイス53)
72 穴抜きパンチ
73 第2の筒状インサート
74 ホルダ
75 テーパ壁
76 環状突起
77 ノックアウトピン
80 筒状パンチ
81 凹部(圧造ダイス54)
82 ノックアウトピン
85 テーパ壁(凹部81)
86 第3の筒状インサート
87 環状突起
88 パンチ
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1
62
72
82
86 Third
Claims (3)
前記ナットブランクを挿入する次工程のダイスの凹部内に配設された穴抜きパンチの基部に外拡がりのテーパ壁が設けられ、前記穴抜きパンチに外嵌して配設された第2の筒状インサートの端面に前記環状溝に挿入する環状突起が設けられていて、前記ナットブランクを前記次工程のダイスの凹部に挿入して押圧する筒状パンチと前記穴抜きパンチとの協働作用により、前記予備穴を打ち抜いてねじ下穴が成形され、前記テーパ壁により前記パイロット部の端面部分を半径方向へ押し拡げて、前記環状溝を画定する前記パイロット部の周側壁面を傾斜させ前記環状溝を奥拡がりの蟻溝に形成すると共に、前記環状突起の内側面に前記パイロット部の端面外周縁を当接させて規制する構成の穴抜き及びパイロット部拡大圧造ダイス・パンチと、
穴抜き及びパイロット部を拡大した前記ナットブランクを挿入する次々工程のダイスの凹部内に軸方向へ前進後退可能に配設され、ばねによって後退位置に付勢されているノックアウトピンを有し、前記凹部の内奥に前記ナットブランクの前記側壁を軸線側へ傾斜させるテーパ壁が設けられ、前記次々工程のダイスの凹部の底部に配設した第3の筒状インサートの端面に前記環状溝に挿入する環状突起が設けられていて、前記次々工程のダイスに相対向するパンチで前記ナットブランクを前記次々工程のダイスの凹部に挿入して押圧すると、前記テーパ壁により前記側壁を軸線側へ傾斜させて前記環状溝を奥拡がりの蟻溝に形成すると共に、前記環状突起の外側面に軸線側へ傾斜した前記側壁の端面内側縁を当接させて規制する構成の側壁傾斜圧造ダイス・パンチとを備えたナットホーマーによるピアスナットの製造装置において、
前記穴抜き及びパイロット部拡大ダイス・パンチの前記穴抜きパンチと前記第2の筒状インサートが前記次工程のダイスの凹部内に固定保持され、かつ、前記穴抜きパンチを囲むように4本のノックアウトピンが設けられていて、前記ナットブランクを前記次工程のダイスの凹部に挿入して押圧する前記筒状パンチと前記穴抜きパンチとの協働作用により、前記ねじ下穴の穴抜きと前記パイロット部の拡大が終了した前記ナットブランクの対角方向の四隅の端面を前記4本のノックアウトピンで押し出して、前記ダイスの端面近傍に位置するトランスファー機構の一対のフィンガーの間に押し込む構成としたことを特徴とするピアスナットの製造装置。 It has a knockout pin that is disposed so as to be able to advance and retreat in the axial direction in a recess of a die for inserting a preformed blank, and is biased to a retracted position by a spring. An annular projection is provided on the end surface of the first cylindrical insert fixedly arranged in the inner side of the inner side, while a protrusion for forming a preliminary hole for a screw hole is provided on the front end surface of the punch opposite to the die. The blank inserted in the recess is pressed so as to be sandwiched between the punch and the knockout pin, the preliminary hole not penetrating is formed, the annular protrusion is press-fitted into the blank, and an outer shape is formed. A square nut body is provided with a cylindrical pilot portion whose end face works as a punch for punching out a metal plate at the central portion including the preliminary hole, and along the outer periphery of the nut body. It provided projecting sidewalls so as to surround the pilot portion, and the forming die punch nut blank to form an annular groove between the said pilot portion sidewalls,
A second cylinder provided with a taper wall extending outwardly at the base of the punching punch disposed in the concave portion of the die for the next step of inserting the nut blank, and being fitted over the punching punch. An annular projection for inserting into the annular groove is provided on the end face of the cylindrical insert, and the nut punch is inserted into the concave portion of the die in the next step and pressed by the cooperative action of the cylindrical punch and the punching punch. The pilot hole is punched to form a screw hole, and the end face portion of the pilot portion is radially expanded by the tapered wall to incline the peripheral side wall surface of the pilot portion that defines the annular groove. Forming a groove in the dovetail that expands to the back, and punching and pilot part expansion forging die punch with a configuration that restricts the outer peripheral edge of the pilot part against the inner side surface of the annular protrusion, and
A knockout pin which is disposed so as to be capable of moving forward and backward in the axial direction in a recess of a die in the subsequent process for inserting the nut blank with the hole punched and enlarged pilot portion, and having a knockout pin biased to a retracted position by a spring, A tapered wall for inclining the side wall of the nut blank toward the axial line side is provided in the inner part of the recess, and is inserted into the annular groove at the end surface of the third cylindrical insert disposed at the bottom of the recess of the die in the subsequent process. When the nut blank is inserted and pressed into the concave portion of the next-stage die with a punch opposite to the next-stage die, the side wall is inclined toward the axis by the tapered wall. The annular groove is formed into a dovetail having a deepened width, and the side wall is tilted so that the inner edge of the side wall inclined toward the axial line is in contact with the outer surface of the annular protrusion and is regulated. In the manufacturing apparatus of the pierce nut according to the nut Homer with a forming die punch,
The hole punching and pilot portion expansion die punch and the second cylindrical insert are fixedly held in the concave portion of the die for the next step, and four holes are provided so as to surround the hole punch. Knockout pins are provided, and the nut punch is inserted into the concave portion of the die in the next step and pressed by the cylindrical punch and the punching punch, thereby punching the screw-down hole and the The end face of the four corners in the diagonal direction of the nut blank after the expansion of the pilot part is pushed out by the four knockout pins and pushed between the pair of fingers of the transfer mechanism located near the end face of the die. The pierce nut manufacturing apparatus characterized by the above-mentioned.
前記4本のノックアウトピンは、前記穴抜きパンチの周囲に90度の位相をもって、前記ホルダに軸方向へ前進後退可能に取り付けられると共に、ばねによって後退位置に付勢されており、後退位置にあるとき、前端面が前記第2の筒状インサートの前端面に対して面一となり、前進時に前記ナットブランクの対角方向の四隅の端面に当接し、該ナットブブランクを押し出して、前記一対のフィンガーの間に押し込む構成であることを特徴とする請求項2記載のピアスナットの製造装置。 The punching punch and the second cylindrical insert are fixed and held via a holder in the recess of the die for the next process,
The four knockout pins are attached to the holder so as to be able to advance and retreat in the axial direction around the hole punching punch and are urged to a retreating position by a spring, and are in a retreating position. When the front end surface is flush with the front end surface of the second cylindrical insert, abuts against the end surfaces of the diagonal corners of the nut blank at the time of advance, the nut blank is pushed out, The pierce nut manufacturing apparatus according to claim 2, wherein the apparatus is configured to be pushed between fingers.
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011126919A JP5325934B2 (en) | 2011-06-07 | 2011-06-07 | Piercing nut manufacturing equipment |
US13/455,161 US20120316001A1 (en) | 2011-06-07 | 2012-04-25 | Pierce nut manufacturing apparatus |
TW101117398A TWI520798B (en) | 2011-06-07 | 2012-05-16 | Pierce nut manufacturing apparatus |
CN2012101866089A CN102814455A (en) | 2011-06-07 | 2012-06-07 | Pierce nut manufacturing apparatus |
EP12171181.6A EP2532455B1 (en) | 2011-06-07 | 2012-06-07 | Piercing nut manufacturing apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011126919A JP5325934B2 (en) | 2011-06-07 | 2011-06-07 | Piercing nut manufacturing equipment |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012250279A true JP2012250279A (en) | 2012-12-20 |
JP5325934B2 JP5325934B2 (en) | 2013-10-23 |
Family
ID=46207907
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011126919A Active JP5325934B2 (en) | 2011-06-07 | 2011-06-07 | Piercing nut manufacturing equipment |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US20120316001A1 (en) |
EP (1) | EP2532455B1 (en) |
JP (1) | JP5325934B2 (en) |
CN (1) | CN102814455A (en) |
TW (1) | TWI520798B (en) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5686490B1 (en) * | 2014-07-01 | 2015-03-18 | 有限会社新城製作所 | Piercing nut manufacturing apparatus and piercing nut manufacturing method |
JP5818232B1 (en) * | 2015-04-14 | 2015-11-18 | 有限会社新城製作所 | Piercing nut manufacturing apparatus and piercing nut manufacturing method |
JP5822043B1 (en) * | 2015-04-14 | 2015-11-24 | 有限会社新城製作所 | Piercing nut manufacturing apparatus and piercing nut manufacturing method |
US10010929B2 (en) | 2015-04-14 | 2018-07-03 | Shinjo Holdings Co., Ltd. | Apparatus to produce self-piercing and clinch nut and method of producing self-piercing and clinch nut |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103111518A (en) * | 2013-01-28 | 2013-05-22 | 苏州工业园区新凯精密五金有限公司 | Filature square punching blanking fundamental mould structure |
CN103264118B (en) * | 2013-04-22 | 2015-08-26 | 台州鼎耀自动化设备有限公司 | A kind of nut blank shaped device and blank forming method thereof |
CN104128494A (en) * | 2014-06-24 | 2014-11-05 | 芜湖求精紧固件有限公司 | Internal hexagonal die |
CN111085640B (en) * | 2019-12-02 | 2021-05-07 | 山东九佳紧固件股份有限公司 | Cold heading production process of combined nut blank |
CN112570609B (en) * | 2020-12-11 | 2021-12-03 | 江苏保捷锻压有限公司 | Forging process of inner straight hole piece |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5085562A (en) * | 1973-11-29 | 1975-07-10 | ||
JPH01138034A (en) * | 1987-11-25 | 1989-05-30 | Honda Motor Co Ltd | Manufacture of stepped hollow gear |
JPH0829392B2 (en) * | 1993-12-17 | 1996-03-27 | 有限会社新城製作所 | Pierce nut manufacturing equipment |
Family Cites Families (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3124876A (en) * | 1964-03-17 | Method of forming cupped articles | ||
GB462150A (en) * | 1935-04-30 | 1937-03-03 | Elastic Stop Nut Corp | Improvements in or relating to the manufacture of self-locking nuts |
GB482330A (en) * | 1936-09-05 | 1938-03-28 | William Cecil Denison Junior | Improvements in or relating to the manufacture of nuts or like metallic articles |
US2207391A (en) * | 1939-05-27 | 1940-07-09 | Waterbury Farrel Foundry Co | Means and method of making nut blanks |
GB613034A (en) * | 1944-12-19 | 1948-11-22 | Waterbury Farrel Foundry Co | Improvements in or relating to method and machine for making a nut blank |
JPS56111541A (en) * | 1980-02-05 | 1981-09-03 | Daihatsu Motor Co Ltd | Production of projection nut |
JPS6458807A (en) * | 1987-08-27 | 1989-03-06 | Shinjo Seisakusho Kk | Pierce nut |
JPH06134628A (en) * | 1992-07-22 | 1994-05-17 | Shinjiyou Seisakusho:Yugen | Automatic assembling device for pierce nut |
US7314417B2 (en) * | 2000-03-31 | 2008-01-01 | Profil Verbindungstechnik Gmbh & Co. Kg | Method for the manufacture of hollow body elements, hollow body element and also progressive tool for carrying out the method |
US7367893B2 (en) * | 2005-05-05 | 2008-05-06 | Whitesell International Corporation | Fastener manufacturing apparatus and method |
JP2010099772A (en) * | 2008-10-23 | 2010-05-06 | Shinjo Mfg Co Ltd | Method of manufacturing welding nut made of stainless steel sheet and blanking punch used for the same |
CN101618498B (en) * | 2009-07-17 | 2011-05-04 | 宁波安拓实业有限公司 | Manufacturing process of adjusting nut |
-
2011
- 2011-06-07 JP JP2011126919A patent/JP5325934B2/en active Active
-
2012
- 2012-04-25 US US13/455,161 patent/US20120316001A1/en not_active Abandoned
- 2012-05-16 TW TW101117398A patent/TWI520798B/en not_active IP Right Cessation
- 2012-06-07 CN CN2012101866089A patent/CN102814455A/en active Pending
- 2012-06-07 EP EP12171181.6A patent/EP2532455B1/en active Active
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5085562A (en) * | 1973-11-29 | 1975-07-10 | ||
JPH01138034A (en) * | 1987-11-25 | 1989-05-30 | Honda Motor Co Ltd | Manufacture of stepped hollow gear |
JPH0829392B2 (en) * | 1993-12-17 | 1996-03-27 | 有限会社新城製作所 | Pierce nut manufacturing equipment |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5686490B1 (en) * | 2014-07-01 | 2015-03-18 | 有限会社新城製作所 | Piercing nut manufacturing apparatus and piercing nut manufacturing method |
JP5818232B1 (en) * | 2015-04-14 | 2015-11-18 | 有限会社新城製作所 | Piercing nut manufacturing apparatus and piercing nut manufacturing method |
JP5822043B1 (en) * | 2015-04-14 | 2015-11-24 | 有限会社新城製作所 | Piercing nut manufacturing apparatus and piercing nut manufacturing method |
US10010929B2 (en) | 2015-04-14 | 2018-07-03 | Shinjo Holdings Co., Ltd. | Apparatus to produce self-piercing and clinch nut and method of producing self-piercing and clinch nut |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP2532455A1 (en) | 2012-12-12 |
EP2532455B1 (en) | 2014-11-26 |
JP5325934B2 (en) | 2013-10-23 |
TW201313360A (en) | 2013-04-01 |
US20120316001A1 (en) | 2012-12-13 |
TWI520798B (en) | 2016-02-11 |
CN102814455A (en) | 2012-12-12 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5325934B2 (en) | Piercing nut manufacturing equipment | |
US10092940B2 (en) | Method for forming a pressed component, method for manufacturing a pressed component, and die apparatus for forming a pressed component | |
CN108687281B (en) | Method for manufacturing cup-shaped structure | |
JP2011025312A (en) | Method and apparatus for manufacturing inner and outer ring | |
CN110788264A (en) | Cold-heading full-size forming process for polygonal special-shaped ultrathin welding spot cushion block | |
TWI358334B (en) | ||
CN211727276U (en) | Punch forming mechanism for forming aluminum ring | |
JP2008221244A (en) | Apparatus for stably holding narrow width product in upsetting by horizontal forging machine | |
US20100083725A1 (en) | Process for manufacturing ring-shaped member | |
JPWO2009125786A1 (en) | Shearing method | |
CN112207202B (en) | Upsetting-extruding forming method for conical check ring | |
JP2012213783A (en) | Bending and forming device for pipe-like member | |
CN206763834U (en) | Rod end open slot cold upsetting die of car | |
GB2067445A (en) | Closed chamber extrusion of metal rod into tulip-shaped part | |
JP2003053472A (en) | Grooved plug and method of manufacturing the same | |
JP3547787B2 (en) | Forming method of ring shaped forged products | |
US2547801A (en) | Method of and means for making double chamfered nuts or the like | |
CN212525682U (en) | Fixed forming die | |
CN113399561B (en) | Device for machining conical thin-walled part | |
JP6346745B2 (en) | Forging method | |
US2432844A (en) | Method of and means for making nut blanks | |
CN213469191U (en) | Metal pipe bulge loop processingequipment | |
CN216705598U (en) | Bearing inner race turn-ups punching press frock | |
US20230249239A1 (en) | Workpiece production apparatus | |
RU2630402C2 (en) | Method for manufacturing diminishing pipes |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20130117 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20130417 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130507 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130521 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20130521 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20130702 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20130722 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5325934 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |