JP2012247682A - 撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】高いコントラストを有する背景被写体に対する偽合焦を防ぐ。
【解決手段】撮像装置は、撮像手段から出力された画像信号を用いて撮影画面内の所定の領域を主要被写体画像として推定する推定手段と、主要被写体画像に外接する第1焦点検出領域を設定し、第1焦点検出領域の面積を算出する第1算出手段と、主要被写体画像の面積(主要被写体面積)を算出する第2算出手段と、第1焦点検出領域の面積と主要被写体面積とを比較する比較手段と、比較結果に基づいて、第1焦点検出領域の内部に、第1焦点検出領域より面積が小さい第2焦点検出領域を設定する領域設定手段と、撮影光学系を至近と無限遠との間で駆動させて焦点評価値を算出し、第2焦点検出領域が非設定の場合は、第1焦点検出領域に対応する焦点評価値を用い、第2焦点検出領域が設定された場合は、第2焦点検出領域に対応する焦点評価値を用いて焦点調節を行う焦点調節手段とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、撮像装置に関する。
従来から、テンプレートマッチングにより特定された被写体位置の最も近くに配置されているフォーカス検出領域を用いて焦点調節を行うカメラが知られている(たとえば特許文献1)。
特開2011−2814号公報
しかしながら、フォーカス検出領域内に特定された被写体よりも高いコントラストを有する背景被写体が存在する場合には、背景被写体に対して偽合焦するという問題がある。
請求項1に記載の発明による撮像装置は、撮影光学系による被写体像を撮像し、画像信号を出力する撮像手段と、画像信号を用いて撮影画面内の所定の領域を主要被写体画像として推定する推定手段と、推定手段により推定された主要被写体画像に外接する第1焦点検出領域を設定し、第1焦点検出領域の面積を算出する第1算出手段と、推定手段により推定された主要被写体画像の面積である主要被写体面積を算出する第2算出手段と、第1焦点検出領域の面積と、主要被写体面積とを比較する比較手段と、比較手段による比較結果に基づいて、第1焦点検出領域の内部に、第1焦点検出領域よりも面積が小さい第2焦点検出領域を設定する領域設定手段と、撮影光学系を至近と無限遠との間で駆動させて焦点評価値を算出し、領域設定手段により第2焦点検出領域が設定されていない場合には、第1焦点検出領域に対応する焦点評価値を用いて焦点調節を行い、領域設定手段により第2焦点検出領域が設定された場合には、第2焦点検出領域に対応する焦点評価値を用いて焦点調節を行う焦点調節手段と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、第1焦点検出領域の面積と、主要被写体面積との比較結果に基づいて、第1焦点検出領域の内部に面積が小さい第2焦点検出領域を設定して、第2焦点検出領域に対応する焦点評価値を用いて焦点調節を行うことができる。
本発明の実施の形態による電子カメラの要部構成を説明するブロック図 第1の実施の形態による焦点調節領域を説明するための図 第1の実施の形態による電子カメラの焦点調節処理を説明するフローチャート 焦点調節領域に背景被写体が含まれる場合を説明する図 第1の実施の形態の変形例による焦点調節領域を説明するための図 第2の実施の形態による焦点調節領域を説明するための図 第2の実施の形態による電子カメラの焦点調節処理を説明するフローチャート
−第1の実施の形態−
図面を参照して、本発明によるカメラの実施の形態を説明する。図1は、電子カメラ100のブロック図である。電子カメラ100は、図1に示すように、入力スイッチ101、レンズ102、撮像素子103、システム制御部104、RAM105、内蔵メモリ106、LCD駆動回路107、LCD108およびメモリカードスロット109を有する。
入力スイッチ101はユーザによって操作される種々の操作部材に対応して設けられた種々のスイッチを含み、操作部材の操作に応じた操作信号をシステム制御部104へ出力する。操作部材は、たとえばレリーズボタンや、各種の設定等を選択操作する時に操作される十字キーや、十字キーにより選択された設定等を決定するための決定ボタン、撮影モードと再生モードとの間で電子カメラ100の動作を切替えるモード切替ボタン等を含む。
レンズ102は、複数の光学レンズ群から構成される。なお、図1ではレンズ102を1枚のレンズで代表して表している。撮像素子103は、例えばCCDやCMOS等により構成される。撮像素子103は、後述するシステム制御部104の制御に応じて駆動してレンズ102を通して入力される被写体像を撮像し、撮像して得た画像信号をシステム制御部104へ出力する。撮像素子103の撮像面には、それぞれR(赤)、G(緑)およびB(青)のカラーフィルタが画素位置に対応するように設けられている。撮像素子103がカラーフィルタを通して被写体像を撮像するため、撮像素子103から出力される画像信号はRGB表色系の色情報を有する。
メモリカードスロット109は、メモリカード109aが着脱可能なインタフェースである。メモリカードスロット109は、システム制御部104の制御に基づいて、画像ファイルをメモリカード109aに書き込んだり、メモリカード109aに記録されている画像ファイルを読み出すインタフェース回路である。メモリカード109aはコンパクトフラッシュ(登録商標)やSDカードなどの半導体メモリカードである。
LCD駆動回路107は、システム制御部104の命令に基づいてLCD108を駆動する回路である。LCD108は、液晶ビューファインダとして用いられるとともに、メモリカード109aや後述する内蔵メモリ106に記録されている画像データに基づいてシステム制御部104で作成された表示画像データに対応する画像の表示を行う。また、LCD108は、画像ファイルに関連する各種情報(シャッタ速度、絞り値、ISO感度、ファイル名など)の表示を行う。また、LCD108は、入力スイッチ101の操作に基づき、電子カメラ100の各種設定メニュー画面の表示を行う。
RAM105は、画像処理、画像圧縮処理の途中や処理後のデータを一時的に格納するバッファメモリとして使用される揮発性記憶媒体である。システム制御部104は、CPUやメモリその他の周辺回路によって構成され、電子カメラ100を構成する各部に対して制御信号を出力して、電子カメラ100の動作を制御する。また、システム制御部104は、画像取得部104a、画像処理部104b、被写体推定部104c、第1領域設定部104d、第2領域設定部104e、領域比較部104f、焦点調節部104g、第1面積算出部104hおよび第2面積算出部104iを機能的に備えている。
画像取得部104aは、撮像素子103を制御して被写体像を撮像した画像信号を出力させる。画像取得部104aは、取得した画像信号に対してA/D変換等を施してデジタル画像信号を生成する。そして、画像取得部104aは、生成したデジタル画像信号をRAM105に格納する。
画像処理部104bは、画像取得部104aにより生成されたデジタル画像信号に対して、色補間処理、間引き処理などの公知の画像処理を施して原画像データを生成する。そして、画像処理部104bは、生成した原画像データに対して圧縮処理を行い、所定の画像形式、例えばJpeg形式に圧縮して画像データを生成する。画像データは、画像処理部104bによりRAM105に格納される。
被写体推定部104cは、原画像データのうち、類似する色に関連する情報を有する領域を主要被写体領域として推定する。第1領域設定部104dは、被写体推定部104cにより推定された主要被写体領域に外接する、たとえば矩形の領域を第1焦点検出領域として設定する。第2領域設定部104eは、第1領域設定部104dにより設定された第1焦点検出領域の内部に、第2焦点検出領域を設定する。なお、第2領域設定部104eは、第2焦点検出領域の面積が第1焦点検出領域の面積よりも小さくなるように、第2焦点検出領域を設定する。
領域比較部104fは、第1焦点検出領域の面積と、主要被写体領域の面積とを比較する。焦点調節部104gは、撮像素子103から出力される撮像信号に基づいて周知の焦点評価値演算を行い、演算結果および領域比較部104fによる比較結果に基づいて、図示しないレンズ駆動回路にレンズ102を構成する焦点調節レンズを移動させる。第1面積算出部104hは、被写体推定部104cにより推定された主要被写体領域の面積を算出する。第2面積算出部104iは、第1領域設定部104dにより設定された第1焦点検出領域の面積を算出する。なお、被写体推定部104c、第1領域設定部104d、第2領域設定部104e、領域比較部104f、焦点調節部104g、第1面積算出部104hおよび第2面積算出部104iの詳細については説明を後述する。
以下、本実施の形態による電子カメラ100が行う焦点調節処理について説明する。
システム制御部104は、入力スイッチ101からの操作信号に基づいて、ユーザによってレリーズボタンが半押しされたことを検出すると、焦点調節処理を開始する。すなわち、画像取得部104aは、撮像素子103を制御して被写体像を撮像した画像信号を出力させる。画像処理部104bは、撮像素子103から出力された画像信号に基づいて原画像データを生成する。
被写体推定部104cは、生成された原画像データを構成する画素のうち、色情報や輝度情報が類似し、かつ連結している複数の画素をグループ化する。被写体推定部104cは、たとえば、原画像データの色情報や輝度情報として色相を所定の閾値で区分することにより、原画像データに対して公知の2値化処理を行う。そして、被写体推定部104cは、2値化された原画像データ内から白画素の纏まりと黒画素の纏まりとをラベリング領域として抽出する(ラベリング処理)。なお、グループ化に際して、第2ブロック化画像情報によって表される色情報や輝度情報に代えて、テクスチャーや周波数等の画像情報を用いてもよい。グループ化の結果、図2(a)に示すように、被写体推定部104cは、原画像データから色情報や輝度情報が類似した領域(類似領域)を抽出し、この類似領域を主要被写体領域Reとして推定する。なお、図2においては、図面の水平方向をx軸、垂直方向をy軸とする座標系を用いる。そして、被写体推定部104cは、この主要被写体領域ReをRAM105に記憶する。
第1領域設定部104dは、被写体推定部104cにより推定された主要被写体領域Reに外接する第1焦点検出領域Reaf1を設定する。この場合、図2(b)に示すように、第1領域設定部104dは、主要被写体領域Reのうちのエッジ部分Ed1〜Ed6を抽出する。そして、第1領域設定部104dは、抽出したエッジ部分Ed1〜Ed6のうち、x座標の値が最大および最小となるエッジ部分Ed3およびEd5と、y座標の値が最大および最小となるエッジ部分Ed1およびEd4とを検出する。そして、第1領域設定部104dは、検出したエッジ部分Ed1、Ed3、Ed4、Ed5に基づいて、主要被写体領域Reに外接する矩形領域を第1焦点検出領域Reaf1として設定する。
主要被写体領域Reが設定されると、第1面積算出部104hは、主要被写体領域Reの面積を算出する。この場合、第1面積算出部104hは、主要被写体領域Reに含まれる原画像データの画素数を面積(以後、主要被写体面積)として算出する。また、第1焦点検出領域Reaf1が設定されると、第2面積算出部104iは、第1焦点検出領域Reaf1の面積を算出する。この場合、第2面積算出部104iは、第1焦点検出領域Reaf1に含まれる原画像データの画素数を面積として算出する。
主要被写体面積と第1焦点検出領域Reaf1の面積が算出されると、領域比較部104fは、主要被写体面積および第1焦点検出領域Reaf1の面積を比較して、面積比を算出する。すなわち、領域比較部104fは、主要被写体領域Reに含まれる原画像データの画素数を、第1焦点検出領域Reaf1に含まれる原画像データの画素数によって除して面積比を算出する。なお、領域比較部104fは、面積の比較として面積比を算出するものに代えて、主要被写体領域Reの面積と第1焦点検出領域Reaf1の面積との間で加算や、減算等の四則演算を行ってもよい。
領域比較部104fは、算出した面積比が所定の第1閾値(たとえば30パーセント)以上か否かを判定する。以下の説明では、算出した面積比が第1閾値以上の場合と第1閾値未満の場合とに分けて説明する。
(1)面積比が第1閾値以上の場合
焦点調節部104gは、レンズ102を構成する焦点調節レンズを、たとえば至近から無限遠までスキャン駆動させながら、撮像素子103のうち第1焦点検出領域Reaf1に対応する位置に配置された画素から出力された画像信号を用いて、焦点評価値を演算する。そして、焦点調節部104gは、算出された焦点評価値が最大となる位置へ焦点調節レンズを駆動させることによって、焦点調節を行う。
(2)面積比が第1閾値未満の場合
第2領域設定部104eは、第1領域設定部104dによって設定された第1焦点検出領域Reaf1の内部に、第2焦点検出領域Reaf2を設定する。この場合、図2(c)に示すように、第2領域設定部104eは、第1焦点検出領域Reaf1の中心を基準として、第2焦点検出領域Reaf2を設定する。このとき、第2領域設定部104eは、第2焦点検出領域Reaf2の面積が、第1焦点検出領域Reaf1の面積の、たとえば25パーセントとなるように第2焦点検出領域Reaf2のサイズを決定する。
第1焦点検出領域Reaf1および第2焦点検出領域Reaf2が設定されると、焦点調節部104gは、焦点調節レンズを至近から無限遠までスキャン駆動させながら、焦点評価値を演算する。この場合、焦点調節部104gは、撮像素子103のうち第1焦点検出領域Reaf1に対応する位置に配置された画素から出力された画像信号を用いて、焦点評価値を演算する。そして、焦点調節部104gは、算出された焦点評価値のうち、第2焦点検出領域Reaf2に対応する焦点評価値が得られる位置へ焦点調節レンズを駆動させる。
なお、被写体推定部104cにより複数の主要被写体領域Reが推定されている場合には、システム制御部104は、推定された複数の主要被写体領域Reについて上記の処理を行う。そして、焦点調節部104gは、算出したそれぞれの主要被写体領域Reの焦点評価値のうち、最至近の主要被写体領域Reが合焦するように、焦点調節レンズを駆動させる。
図3に示すフローチャートを用いて、本実施の形態による電子カメラ100の焦点調節処理について説明する。図3の各処理はシステム制御部104でプログラムを実行して行われる。図3の各処理を行なうプログラムはメモリ(不図示)に格納されている。ユーザによるレリーズボタンの半押し操作に応じて入力スイッチ101から操作信号が入力されるとシステム制御部104によりプログラムが起動され、実行される。
ステップS1においては、被写体推定部104cは原画像データを構成する画素のうち、色情報や輝度情報が類似し、かつ連結している複数の画素をグループ化して主要被写体領域Reを推定してステップS2へ進む。ステップS2では、第1領域設定部104dは、主要被写体領域Reに外接する矩形領域を第1焦点検出領域Reaf1として設定してステップS3へ進む。ステップS3においては、第1面積算出部104hは主要被写体面積を算出し、第2面積算出部104iは第1焦点検出領域Reaf1の面積を算出する。そして、領域比較部104fは、主要被写体面積と、第1焦点検出領域Reaf1の面積との面積比を算出してステップS4へ進む。
ステップS4においては、領域比較部104fは、主要被写体領域Reと第1焦点検出領域との面積比が第1閾値以上であるか否かを判定する。面積比が第1閾値以上の場合には、領域比較部104fは、ステップS4を肯定判定してステップS5へ進む。ステップS5では、焦点調節部104gは、焦点調節レンズを至近から無限遠まで駆動させながら撮像素子103から出力された画像信号を用いて焦点評価値を演算する。そして、焦点調節部104gは、算出した焦点評価値が最大となる位置に焦点調節レンズを駆動させて処理を終了する。
ステップS4において、面積比が第1閾値未満の場合には、領域比較部104fは、ステップS4を否定判定してステップS6へ進む。ステップS6においては、第2領域設定部104eは、第1焦点検出領域Reaf1の中心を基準として第2焦点検出領域Reaf2を設定してステップS7へ進む。なお、上述したように、第2領域設定部104eは、第2焦点検出領域Reaf2の面積が、第1焦点検出領域Reaf1の面積よりも小さくなるようにサイズを決定する。ステップS7では、焦点調節部104gは、焦点調節レンズを至近から無限遠まで駆動させながら撮像素子103から出力された画像信号を用いて焦点評価値を演算する。そして、焦点調節部104gは、第2焦点検出領域Reaf2に対応する焦点評価値が得られる位置に焦点調節レンズを駆動させて処理を終了する。
以上で説明した第1の実施の形態による電子カメラ100によれば、以下の作用効果が得られる。
(1)撮像素子103は、レンズ102による被写体像を撮像し、画像信号を出力する。被写体推定部104cは、画像信号を用いて撮影画面内の所定の領域を主要被写体領域Reとして推定する。第1領域設定部104dは、被写体推定部104cにより推定された主要被写体領域Reに外接する第1焦点検出領域Reaf1を設定し、第2面積算出部104iは第1焦点検出領域Reaf1の面積を算出する。第1面積算出部104hは、被写体推定部104cにより推定された主要被写体領域Reの面積(主要被写体面積)を算出し、領域比較部104fは第1焦点検出領域Reaf1の面積と、主要被写体面積とを比較する。第2領域設定部104eは、領域比較部104fによる比較結果に基づいて、第1焦点検出領域Reaf1の内部に、第1焦点検出領域Reaf1よりも面積が小さい第2焦点検出領域Reaf2を設定する。そして、焦点調節部104gは、レンズ102の焦点調節レンズを至近と無限遠との間で駆動させて焦点評価値を算出する。第2領域設定部104eにより第2焦点検出領域Reaf2が設定されていない場合には、焦点調節部104gは、第1焦点検出領域Reaf1に対応する焦点評価値を用いて焦点調節を行う。第2領域設定部104eにより第2焦点検出領域Reaf2が設定された場合には、焦点調節部104gは第2焦点検出領域Reaf2に対応する焦点評価値を用いて焦点調節を行うようにした。
たとえば図4(a)に示すように、第1焦点検出領域Reaf1の内部に太陽のようなコントラストが高い背景被写体Re’が含まれる場合、焦点調節レンズを至近と無限遠との間でスキャン駆動させると、焦点評価値は、図4(b)に示すようになる。すなわち、遠方に存在する背景被写体Re’に対応する焦点評価値Y2が最大値となるので、焦点調節部104gは、焦点調節レンズを位置X2へ駆動させる。その結果、主要被写体とは異なる背景被写体に合焦する。すなわち、背景被写体への偽合焦が発生する。
これに対して、本実施の形態によれば、第1焦点検出領域Reaf1の内部に面積が小さい第2焦点検出領域Reaf2が設定されるので、図4(a)に示すように、第2焦点検出領域Reaf2に背景被写体Re’が含まれることを防げる。また、第2焦点検出領域Reaf2における焦点評価値は図4(c)のように表される。この図4(c)で示される焦点評価値は、図4(b)の焦点評価値Y1に対応する。そして、焦点調節部104gは、焦点調節レンズを至近と無限遠との間でスキャン駆動させて得られた焦点評価値のうち、第2焦点検出領域Reaf2に対応する焦点評価値Y1が得られる位置X1へ焦点調節レンズを駆動させる。その結果、第1焦点検出領域Reaf1内に高コントラストの背景被写体Re’が含まれる場合であっても、主要被写体に合焦させることができるので、背景被写体への偽合焦を防ぎ、焦点調節精度を向上できる。
(2)第2領域設定部104eは、第1焦点検出領域Reaf1の中心を基準として第2焦点検出領域Reaf2を設定するようにした。したがって、第2焦点検出領域Reaf2に、たとえば太陽のようなコントラストが高い背景被写体が含まれることを防げるので、背景被写体への偽合焦を防ぎ、焦点調節精度を向上させることができる。
以上で説明した実施の形態による電子カメラ100を、以下のように変形できる。
第2領域設定部104eは、第1焦点検出領域Reaf1の中央を基準に第2焦点検出領域Reaf2を設定するものでなくてもよい。図5に示すように、たとえば、第2領域設定部104eは、第2焦点検出領域Reaf2の内部に含まれる主要被写体領域Reの割合が最も大きくなる位置に第2焦点検出領域Reaf2を設定してもよい。あるいは、第2領域設定部104eは、第2焦点検出領域Reaf2の内部に含まれる主要被写体領域Reの割合が所定の閾値以上となる位置に第2焦点検出領域Reaf2を設定してもよい。
−第2の実施の形態−
図面を参照して、第2の実施の形態による電子カメラの焦点調節処理について説明する。以下の説明では、第1の実施の形態と同じ構成要素には同じ符号を付して相違点を主に説明する。特に説明しない点については、第1の実施の形態と同じである。第2の実施の形態の電子カメラでは、第1焦点検出領域の内部に設定した複数の第3焦点検出領域のうち、所定の条件を満たす第3焦点検出領域を第2焦点検出領域として設定する点で第1の実施の形態とは異なる。
領域比較部104fが、第1の実施の形態の場合と同様にして主要被写体領域Reおよび第1焦点検出領域Reaf1の面積比を第1閾値以下と判定した場合、第2領域設定部104eは、以下のようにして複数の第3焦点検出領域Reaf3を設定する。第2の実施の形態においては、第2領域設定部104eは、図6に示すように、たとえば9個の第3焦点検出領域Reaf3_1〜Reaf3_9を設定する。
第1面積算出部104hは、主要被写体領域Reのうち第3焦点検出領域Reaf3_1〜Reaf3_9のそれぞれに含まれる面積を個別に算出する。すなわち、図6に示すように、第1面積算出部104hは、第3焦点検出領域Reaf3_1に含まれる主要被写体領域Reの部分領域Re1の面積を算出する。同様にして、第1面積算出部104hは、第3焦点検出領域Reaf3_2〜Reaf3_9のそれぞれに含まれる部分領域Re2〜Re9の面積を算出する。そして、領域比較部104fは、各部分領域Re1〜Re9の面積を、各部分領域Re1〜Re9に対応する第3焦点検出領域Reaf3_1〜Reaf3_9の面積で除して、それぞれの面積比を算出する。
領域比較部104fは、算出した面積比のそれぞれについて所定の第2閾値(たとえば50パーセント)以上か否かを判定する。そして、領域比較部104fは、第2閾値以上の面積比に対応する第3焦点検出領域Reaf3を抽出する。図6に示す例では、領域比較部104fは第3焦点検出領域Reaf3_2、Reaf3_5、Reaf3_7、Reaf3_8、Reaf3_9を抽出する。そして、第2領域設定部104eは、領域比較部104fにより抽出された第3焦点検出領域Reaf3_2、Reaf3_5、Reaf3_7、Reaf3_8、Reaf3_9を第2焦点検出領域Reaf2として設定する。以後、焦点調節部104gは、第1の実施の形態と同様にして焦点調節を行う。
図7に示すフローチャートを用いて、第2の実施の形態による電子カメラ100の焦点調節処理について説明する。図7の各処理はシステム制御部104でプログラムを実行して行われる。図7の各処理を行なうプログラムはメモリ(不図示)に格納されている。ユーザによるレリーズボタンの半押し操作に応じて入力スイッチ101から操作信号が入力されるとシステム制御部104によりプログラムが起動され、実行される。
ステップS10(主要被写体推定)〜ステップS50(第1焦点検出領域にて焦点調節)までの各処理は、図3のステップS1(主要被写体推定)〜ステップS5(第1焦点検出領域にて焦点調節)までの各処理と同様である。ステップS40が否定判定されると処理はステップS60へ進み、第2領域設定部104eは、第1焦点検出領域Reaf1の内部に、複数の第3焦点検出領域Reaf3_1〜Reaf3_9を設定してステップS70へ進む。
ステップS70では、第1面積算出部104hは、主要被写体領域Re内の各部分領域Re1〜Re9の面積を算出する。そして、領域比較部104fは、主要被写体領域Re内の各部分領域Re1〜Re9の面積と、各部分領域Re1〜Re9に対応する第3焦点検出領域Reaf3_1〜Reaf3_9の面積との間での面積比をそれぞれ算出してステップS80へ進む。ステップS80では、第2領域設定部104eは、ステップS80で算出された面積比が第2閾値以上の第3焦点検出領域Reaf3を第2焦点検出領域Reaf2として設定してステップS90へ進む。ステップS90(第2焦点検出領域にて焦点調節)における処理は、図3におけるステップS7(第2焦点検出領域にて焦点調節)における処理と同様である。
以上で説明した第2の実施の形態による電子カメラ100によれば、第1の実施の形態による電子カメラ100によって得られた作用効果(1)に加えて、以下の作用効果が得られる。
第2領域設定部104eは、第1焦点検出領域Reaf1に複数の第3焦点検出領域Reaf3を設定する。第1面積算出部104hは、複数の第3焦点検出領域Reaf3_1〜Reaf3_9のそれぞれに含まれる主要被写体画像Reの部分領域Re1〜Re9の面積を算出する。領域比較部104fは、複数の第3焦点検出領域Reaf3_1〜Reaf3_9の面積と、各第3焦点検出領域Reaf3_1〜Reaf3_9に対応する部分領域Re1〜Re9の面積とをそれぞれ比較する。第2領域設定部104eは、領域比較部104fによる比較結果に基づいて、複数の第3焦点検出領域Reaf3_1〜Reaf3_9の中から第2焦点検出領域Reaf2を設定するようにした。したがって、第1焦点検出領域Reaf1の中央を基準として第2焦点検出領域Reaf2を設定する場合と比べて、第2焦点検出領域Reaf2の内部にコントラストが高い背景被写体が含まれることを防止できる。その結果、背景被写体への偽合焦を防ぎ、高い焦点調節精度を得ることができる。
以上で説明した実施の形態による電子カメラ100を、以下のように変形できる。
(1)被写体推定部104cは、レリーズボタンが半押し操作されてから主要被写体領域Reの推定を行うものに代えて、ユーザによるレリーズボタンの半押し操作に先立って、主要被写体領域Reの推定を行ってもよい。この場合、電子カメラ100は、ユーザによるレリーズボタンの半押し操作の前に、所定の撮像周期で撮像素子103から撮像信号が出力される毎に、この撮像信号に基づいて画像処理部104bにより生成された表示用画像データに対応する画像をLCD108に表示するライブビューモードを有する。そして、被写体推定部104cは、画像処理部104bにより生成された表示用画像データを用いて、主要被写体領域Reの推定を行えばよい。
(2)複数の主要被写体領域Reが推定された場合、合焦させたい主要被写体をユーザが選択可能に構成されていてもよい。この場合、ユーザは、操作部材に含まれる十字キーを操作して所望する主要被写体を選択すればよい。また、LCD108の表示面にタッチパネルを設け、ユーザがタッチパネルを押圧操作(タッチ操作)することで所望する主要被写体を選択してもよい。
(3)被写体推定部104cにより推定された主要被写体領域Reが小さい場合は、第2領域設定部104eは第2焦点検出領域Reaf2を設定しないようにしてもよい。この場合、たとえば領域比較部104fが算出した主要被写体領域Reの面積が原画像データの全領域の面積の、たとえば3パーセント以下の場合には、第2領域設定部104eは第2焦点検出領域Reaf2を設定しないようにする。すなわち、焦点調節部104gは、第1焦点検出領域Reaf1に対応する焦点評価値に基づいて、焦点調節レンズを駆動させる。
(4)第2領域設定部104eは、第1および第2の実施の形態による第2焦点検出領域Reaf2の設定方法を組み合わせても良い。すなわち、第2領域設定部104eは、第1の実施の形態と同様にして第1焦点検出領域Reaf1の中心を基準として第2焦点検出領域Reaf2を設定する。さらに、第2領域設定部104eは、複数の第3焦点検出領域Reaf3を設定し、第2の実施の形態と同様にして面積比に応じて第2焦点検出領域Reaf2を設定する。この場合、焦点調節部104gは、第1の実施の形態と同様にして設定した第2焦点検出領域Reaf2に対応する焦点評価値を用いて焦点調節をしてもよいし、第2の実施の形態と同様にして設定した第2焦点検出領域Reaf2に対応する焦点評価値を用いて焦点調節をしてもよい。
また、本発明の特徴を損なわない限り、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の技術的思想の範囲内で考えられるその他の形態についても、本発明の範囲内に含まれる。説明に用いた実施の形態および変形例は、それぞれを適宜組合わせて構成しても構わない。
101 入力スイッチ、 103 撮像素子、
104 システム制御部、 104c 被写体推定部、
104d 第1領域設定部、 104e 第2領域設定部、
104f 領域比較部、 104g 焦点調節部、
104h 第1面積算出部、 104i 第2面積算出部

Claims (6)

  1. 撮影光学系による被写体像を撮像し、画像信号を出力する撮像手段と、
    前記画像信号を用いて撮影画面内の所定の領域を主要被写体画像として推定する推定手段と、
    前記推定手段により推定された前記主要被写体画像に外接する第1焦点検出領域を設定し、前記第1焦点検出領域の面積を算出する第1算出手段と、
    前記推定手段により推定された前記主要被写体画像の面積である主要被写体面積を算出する第2算出手段と、
    前記第1焦点検出領域の面積と、前記主要被写体面積とを比較する比較手段と、
    前記比較手段による比較結果に基づいて、前記第1焦点検出領域の内部に、前記第1焦点検出領域よりも面積が小さい第2焦点検出領域を設定する領域設定手段と、
    前記撮影光学系を至近と無限遠との間で駆動させて焦点評価値を算出し、前記領域設定手段により前記第2焦点検出領域が設定されていない場合には、前記第1焦点検出領域に対応する前記焦点評価値を用いて焦点調節を行い、前記領域設定手段により前記第2焦点検出領域が設定された場合には、前記第2焦点検出領域に対応する前記焦点評価値を用いて焦点調節を行う焦点調節手段と、を備えることを特徴とする撮像装置。
  2. 請求項1に記載の撮像装置において、
    前記領域設定手段は、前記第1焦点検出領域の中心を基準として前記第2焦点検出領域を設定することを特徴とする撮像装置。
  3. 請求項1に記載の撮像装置において、
    前記領域設定手段は、前記第1焦点検出領域の内部であって、前記第2焦点検出領域に含まれる前記主要被写体画像の面積が最大となる位置に前記第2焦点検出領域を設定することを特徴とする撮像装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれか一項に記載の撮像装置において、
    前記領域設定手段は、前記第1焦点検出領域内に複数の前記第3焦点検出領域を設定し、
    前記第2算出手段は、前記複数の第3焦点検出領域のそれぞれに含まれる前記主要被写体画像の面積を第2主要被写体面積としてそれぞれ算出し、
    前記比較手段は、前記複数の第3焦点検出領域の面積と、当該第3焦点検出領域に対応する前記第2主要被写体面積とを比較し、
    前記領域設定手段は、前記比較手段による比較結果に基づいて、前記複数の第3焦点検出領域の中から前記第2焦点検出領域を設定することを特徴とする撮像装置。
  5. 請求項1乃至4のいずれか一項に記載の撮像装置において、
    前記推定手段により複数の前記主要被写体画像が検出された場合に、前記複数の主要被写体画像のうちのいずれか1つを選択する選択操作を受け付ける受付手段を備えることを特徴とする撮像装置。
  6. 請求項1乃至5のいずれか一項に記載の撮像装置において、
    前記推定手段により複数の前記主要被写体が検出された場合に、前記焦点調節手段は、最至近の主要被写体に対応する前記焦点評価値を用いて焦点調節を行うことを特徴とする撮像装置。

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