JP2012247650A - 光センサー付き液晶ディスプレイ裝置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 周囲環境の明るさを検出する光センサーと、人の接近を検出する超音波センサーまたは、赤外線センサーが備わったセンサー付き液晶ディスプレイ装置では、2種類のセンサーの信号を検出する回路を必要とし、超音波センサーまたは、赤外線センサーは発信回路が必要であるため高価となり、超音波または赤外線を発信するため待機時の消費電力が高くなってしまう。
【解決手段】 文字や図形の表示に使用される液晶ディスプレイ裝置であって、該液晶ディスプレイ裝置の表示面側の筐体部上側と下側に、同一の光センサーを設け、使用者が前記液晶ディスプレイ裝置に近づいたときに、前記上側光センサーと、下側光センサーが感知する明暗を、時系列変化を周期的に計測し、該計測した値を前記制御部に設けた記憶裝置に格納し、予め制御部の記憶装置に格納されている閾値とを比較し、前記閾値を越えている場合に、液晶ディスプレイ裝置の電源をオンとする。
【選択図】図2
【解決手段】 文字や図形の表示に使用される液晶ディスプレイ裝置であって、該液晶ディスプレイ裝置の表示面側の筐体部上側と下側に、同一の光センサーを設け、使用者が前記液晶ディスプレイ裝置に近づいたときに、前記上側光センサーと、下側光センサーが感知する明暗を、時系列変化を周期的に計測し、該計測した値を前記制御部に設けた記憶裝置に格納し、予め制御部の記憶装置に格納されている閾値とを比較し、前記閾値を越えている場合に、液晶ディスプレイ裝置の電源をオンとする。
【選択図】図2
Description
本発明は、コンピュータ端末機として幅広く使用されている液晶ディスプレイ装置に、光センサーを取り付け、省電力化と長寿命をめざした液晶ディスプレイ装置に関する。
近年のコンピュータおよびゲーム機等の表示装置である液晶ディスプレイ装置は、省電力化と長寿命の要望が増している。省電力化と長寿命を実現するには、周囲環境の明るさにより表示するためのバックライトの輝度を自動調整し、目に優しい適切な明るさに設定し、バックライトでの消費電力を押さえている。また、人感センサーにより人の接近を検出してバックライトをON/OFF制御し、無駄な電力を消費せず長寿命をめざしている。周囲環境の明るさを検出するためには、光センサーで照度を検出する。一方、人の接近を検出するには、人感センサーの一例である超音波センサーまたは、赤外線センサーを用いるのが一般的であるが、どちらも超音波または赤外線を発信し、超音波センサーの場合は、反射波を受信するまでの時間を計測し物体の距離を算出している。また、赤外線センサーは、受光量により物体の有無を検出している。そのため、センサーの信号を検出する回路構成は、光センサーの増幅回路と超音波センサーまたは、赤外線センサーの発信側と受信側の回路が必要であり複雑な構成となるため高価となる。また一定間隔で超音波または赤外線を発信するため、待機時の消費電力も増加してしまう。
上記従来の周囲環境の明るさを検出する光センサーと、人の接近を検出する超音波センサーまたは、赤外線センサーが備わったセンサー付き液晶ディスプレイ装置では、2種類のセンサーの信号を検出する回路を必要とし、超音波センサーまたは、赤外線センサーは発信回路が必要であるため高価となり、超音波または赤外線を発信するため待機時の消費電力が高くなってしまう。
文字や図形の表示に使用される液晶ディスプレイ裝置であって、該液晶ディスプレイ裝置の表示面側の筐体部上側と下側に、同一の光センサーを設け、使用者が前記液晶ディスプレイ裝置に近づいたときに、前記上側光センサーと、下側光センサーが感知する明暗を、時系列変化を周期的に計測し、該計測した値を前記制御部に設けた記憶裝置に格納し、予め制御部の記憶装置に格納されている閾値とを比較し、前記閾値を越えている場合に、液晶ディスプレイ裝置の電源をオンとする光センサー付き液晶ディスプレイ裝置。
本発明によれば、2個の同一光センサーを使用して、増幅回路を単一の回路構成で低価格にし、超音波または赤外線を発信せず待機時の消費電力を低減し、周囲環境の明るさを検出することで、周囲環境下における最適な輝度になるようにバックライトを制御する。人の接近を周期的にモニタすることで、こまめに液晶ディスプレイ装置の電源供給をON/OFFし、省電力化となる光センサー付き液晶ディスプレイ装置を提供する。また、液晶ディスプレイ装置の稼働時間も減るため使用部品の寿命も延び、製品の信頼性も上がる。
本発明は液晶ディスプレイ装置前面に2個の同一で低価格な光センサーであるフォトダイオードを配置し、1個は、液晶ディスプレイ装置前面上部に配置し、上側方向の光を検出するように取り付け周囲環境光を検出できるようにし、もう1個は、液晶ディスプレイ装置前面下部に配置し、正面下部からの光を検出する方向に取り付け、いづれも照度を検出するようにした。光センサーの微少電圧を増幅する回路部は、光センサーは同一の物であるため、1つの増幅回路を共有できるようにし、アナログSWにより切り替えて信号を検出した。上部光センサー検出値と下部光センサー検出値の時系列変化を周期的にモニタすることで、人が液晶ディスプレイ装置前面に接近した場合、上部光センサーの検出値はほとんど変化しないが、下部光センサーの検出値は低下することで、液晶ディスプレイ装置の表示を制御する制御回路に電源供給し表示させる。さらに上部光センサー検出値により、周囲環境の照度を検出し、液晶ディスプレイのバックライトの輝度を制御し、無駄な電力を使用せず目に優しい明るさに設定した。また、周囲環境光が暗い場合、上部光センサーと下部光センサーの検出値の差がなくなり、人が液晶ディスプレイ装置前面に接近した時の変化を検出できないため、表示OFF状態の場合は、液晶ディスプレイ装置が輝度を最大にした全白パターンを表示し、既に表示ON状態の場合は、液晶ディスプレイ装置の表示画面光を利用し、人が液晶ディスプレイ装置前面に接近していればその反射光で上部光センサーより下部光センサーの方が検出値は上昇することにより、人の接近を検出した。
以下に添付図面を参照して、本発明に係る光センサー付き液晶ディスプレイ装置の一実施の形態を詳細に説明する。
図1は実施の形態に係る光センサー付き液晶ディスプレイ装置の外観図であり、光センサーの取り付け位置と人が液晶ディスプレイ装置前面に接近した時の模式的斜視図である。
液晶ディスプレイ装置1は、本体部分正面に液晶パネルの表示面2が設けられて映像を表示するようにしている。また、液晶ディスプレイ装置1は、背面にスタンド3が設けられて机上4に液晶パネルの表示面2が略垂直となるように本体部分を支持している。また、液晶ディスプレイ装置1の表示枠上側の中心位置には、周囲の光源8から入射する照度を検出できるようにし、また、人の接近や背の高さにより影響しないように、液晶パネルの表示面2の法線方向上側60度の角度で光センサー5が取り付いている。もう一方で、液晶ディスプレイ装置1の表示枠下側の中心位置には、下方を向けて液晶ディスプレイ装置1の前面に人7が接近した時に周囲の光源8が遮られるように液晶パネルの表示面2の法線方向下側30度の角度で光センサー6が取り付いている。どちらのセンサーも液晶ディスプレイ装置1の表面より奥に配置し、外乱光の影響が受けにくくしている。光センサー5と光センサー6は同一部品でありフォトダイオードまたはフォトトランジスタを使用している。液晶ディスプレイ装置1の前面に人が接近することで光センサー6の入射光は変化するが、光センサー5はほとんど影響がない方向に設置されているので、光センサー5,6の検出値の時系列変化を周期的にモニタすることで、液晶ディスプレイ装置1の前面に人が接近したことを検出することができる。
続いて図2により、液晶ディスプレイ装置1の内部電気的構成を説明する。光センサー5,6は、光センサー検出制御部31に設けられているアナログスイッチ9に接続され、CPU12からの出力制御する光センサー選択信号19により光センサー5または6を選択できる。光センサーからの検出信号はアナログスイッチ9を介して増幅回路10で増幅されCPU12の内部でA/D変換される。また、周囲の明るさにより増幅率を選択できるようにCPU12は増幅率選択信号20により増幅率選択回路11の増幅率を選択できるようになっている。また光センサー5,6を同一の物を使用することで増幅回路10および増幅率選択回路11は1回路あればよい。一方光センサー5,6による照度の検出は常に一定の周期で検出し、検出信号の変化をモニタしなければならないため、アナログスイッチ9と増幅回路10とCPU12には、常に電源17から待機時の電源供給21を介して供給されている。この電源供給量は発信回路がないため低消費で実現できる。
続いて表示駆動を制御する構成について説明する。ビデオ入力コネクタ18には、図示しないコンピュータからアナログRGB信号またはDVI信号25が入力され、スケーラIC14に送出される。スケーラIC14は、入力されるアナログRGBまたはDVI信号25を自動で検出する機能があり、入力されるビデオ信号のタイミングから解像度を算出し、液晶の入力仕様に合うように、タイミングおよび表示データを変換する機能を持っている。また、アナログRGBまたはDVI信号25は、CPU12にも入力され、入力されるビデオ信号の有無をCPU12も判断できる。CPU12は、入力されるビデオ信号の有無と光センサー5,6の検出値の結果より、表示動作を開始させるため、電源供給の制御をする表示駆動部電源供給制御信号22を送出して、スケーラIC14への電源供給26、インバータ15への電源供給24を介して電源を供給し表示動作を開始できるようにする。電源が供給され起動したスケーラIC14は、表示動作をするため、液晶パネル13に液晶制御信号および表示データ28を送出、液晶パネル13に内蔵されたバックライトの輝度を制御駆動するインバータ15にバックライト駆動および輝度制御信号29と液晶パネル13への電源供給を制御する液晶電源供給制御信号27を送出しスイッチ素子16をON/OFF制御し、電源17から出力され液晶電源供給30を供給する。輝度を制御する情報は、CPU12からCPU/スケーラICステータス情報信号23を介してスケーラIC14に、光センサー5の検出値から換算した輝度制御データを送り制御している。
次に、本発明に係る光センサーによる検出手順を図2の光センサー付き液晶ディスプレイ装置の内部電気的構成図と図3の光センサー検出手順を示すフローチャートにより説明する。本発明に係る2個の光センサーによる人の検出方法は、光センサー5,6の検出値の時系列変化を周期的に計測し、人の接近を判断している。
液晶ディスプレイ装置にAC100Vが入力すると、待機時の電源供給21が供給され、CPU12は起動し、入力されるビデオ信号の有無を検出する(S1)。ビデオ信号が入力されていなければ表示動作をすることはないので、表示OFF状態のまま入力されるビデオ信号の有無を監視する(S1)。CPU12は、光センサーの時系列変化を一定周期ごとに検出するためのタイマー機能を備えており、検出開始時期を監視している(S2)。検出開始時期でなければ(S1)に戻り繰り返すが、検出開始時期であれば光センサー5,6を読み、ある一定以上の照度があるか、すなわち検出可能な周囲環境光があるか判定する(S3)。図4は、検出可能な周囲環境光がある場合の代表的な検出値を示したグラフである。光センサー5と光センサー6の検出値は、周囲環境光が入射しやすい光センサー5の方が大きくなる。T1期間は、液晶ディスプレイ装置前面に人が接近していない状態であり、人が接近するとT2期間が示すように、光センサー5の検出値の変化はないが、光センサー6は、液晶ディスプレイ装置前面の人が周囲環境光を遮るため検出値は低下する。低下する度合いは、周囲環境光の明るさや位置により差はあるが、明らかに低下することで判定できる。本液晶ディスプレイ装置は、過去の検出値を記憶するようにしているため(←)、過去のデータとの比較をしながら判定するようにしている(S4、S5)。上記判定基準により、光センサー5に対し光センサー6が一定以下に低下した場合、光センサー5の検出値から換算した周囲環境光によるバックライトの輝度制御データをCPU12からCPU/スケーラICステータス信号23を介してスケーラIC14に転送する。スケーラIC14は、バックライト駆動および輝度制御信号29を介してインバータ15の輝度を制御し、液晶電源供給制御信号27により液晶電源供給30を供給し、液晶制御信号および表示データ28を送り液晶パネル13は表示される(S6)。また、その時の検出値を記憶しておく(S6)。一方、人が離れた場合、T3期間のように光センサー6は上昇し、表示OFFの動作をしてその時の検出値を記憶するようにしている(S7)。以上のフローを繰り返し実施する。
次に、検出可能な周囲環境光がなかった場合について説明する。図5のように、光センサー5,6共に検出値が低く人が接近しても変化しない場合(T4、T6)、現在の表示状態は記憶しているため、表示OFFであれば、ある期間発生するタイマーにより、強制的に全白画面を表示させる(S9、S10)。光センサー5は、上方向からの光を検出するように配置しているため液晶画面を表示させても検出値に変化はないが、光センサー6は、人の接近により反射光を検出することができ、光センサー5の検出値より大きくなることで人の接近を判断し、表示ON起動させる(S11、T5)。環境光が暗く表示がONされている状態であれば、全白画面を表示させたほど差は出ないが、光センサー5よりも光センサー6の方が上回ることは間違いなく、時系列変化を記憶することで判定できる。
図1は実施の形態に係る光センサー付き液晶ディスプレイ装置の外観図であり、光センサーの取り付け位置と人が液晶ディスプレイ装置前面に接近した時の模式的斜視図である。
液晶ディスプレイ装置1は、本体部分正面に液晶パネルの表示面2が設けられて映像を表示するようにしている。また、液晶ディスプレイ装置1は、背面にスタンド3が設けられて机上4に液晶パネルの表示面2が略垂直となるように本体部分を支持している。また、液晶ディスプレイ装置1の表示枠上側の中心位置には、周囲の光源8から入射する照度を検出できるようにし、また、人の接近や背の高さにより影響しないように、液晶パネルの表示面2の法線方向上側60度の角度で光センサー5が取り付いている。もう一方で、液晶ディスプレイ装置1の表示枠下側の中心位置には、下方を向けて液晶ディスプレイ装置1の前面に人7が接近した時に周囲の光源8が遮られるように液晶パネルの表示面2の法線方向下側30度の角度で光センサー6が取り付いている。どちらのセンサーも液晶ディスプレイ装置1の表面より奥に配置し、外乱光の影響が受けにくくしている。光センサー5と光センサー6は同一部品でありフォトダイオードまたはフォトトランジスタを使用している。液晶ディスプレイ装置1の前面に人が接近することで光センサー6の入射光は変化するが、光センサー5はほとんど影響がない方向に設置されているので、光センサー5,6の検出値の時系列変化を周期的にモニタすることで、液晶ディスプレイ装置1の前面に人が接近したことを検出することができる。
続いて図2により、液晶ディスプレイ装置1の内部電気的構成を説明する。光センサー5,6は、光センサー検出制御部31に設けられているアナログスイッチ9に接続され、CPU12からの出力制御する光センサー選択信号19により光センサー5または6を選択できる。光センサーからの検出信号はアナログスイッチ9を介して増幅回路10で増幅されCPU12の内部でA/D変換される。また、周囲の明るさにより増幅率を選択できるようにCPU12は増幅率選択信号20により増幅率選択回路11の増幅率を選択できるようになっている。また光センサー5,6を同一の物を使用することで増幅回路10および増幅率選択回路11は1回路あればよい。一方光センサー5,6による照度の検出は常に一定の周期で検出し、検出信号の変化をモニタしなければならないため、アナログスイッチ9と増幅回路10とCPU12には、常に電源17から待機時の電源供給21を介して供給されている。この電源供給量は発信回路がないため低消費で実現できる。
続いて表示駆動を制御する構成について説明する。ビデオ入力コネクタ18には、図示しないコンピュータからアナログRGB信号またはDVI信号25が入力され、スケーラIC14に送出される。スケーラIC14は、入力されるアナログRGBまたはDVI信号25を自動で検出する機能があり、入力されるビデオ信号のタイミングから解像度を算出し、液晶の入力仕様に合うように、タイミングおよび表示データを変換する機能を持っている。また、アナログRGBまたはDVI信号25は、CPU12にも入力され、入力されるビデオ信号の有無をCPU12も判断できる。CPU12は、入力されるビデオ信号の有無と光センサー5,6の検出値の結果より、表示動作を開始させるため、電源供給の制御をする表示駆動部電源供給制御信号22を送出して、スケーラIC14への電源供給26、インバータ15への電源供給24を介して電源を供給し表示動作を開始できるようにする。電源が供給され起動したスケーラIC14は、表示動作をするため、液晶パネル13に液晶制御信号および表示データ28を送出、液晶パネル13に内蔵されたバックライトの輝度を制御駆動するインバータ15にバックライト駆動および輝度制御信号29と液晶パネル13への電源供給を制御する液晶電源供給制御信号27を送出しスイッチ素子16をON/OFF制御し、電源17から出力され液晶電源供給30を供給する。輝度を制御する情報は、CPU12からCPU/スケーラICステータス情報信号23を介してスケーラIC14に、光センサー5の検出値から換算した輝度制御データを送り制御している。
次に、本発明に係る光センサーによる検出手順を図2の光センサー付き液晶ディスプレイ装置の内部電気的構成図と図3の光センサー検出手順を示すフローチャートにより説明する。本発明に係る2個の光センサーによる人の検出方法は、光センサー5,6の検出値の時系列変化を周期的に計測し、人の接近を判断している。
液晶ディスプレイ装置にAC100Vが入力すると、待機時の電源供給21が供給され、CPU12は起動し、入力されるビデオ信号の有無を検出する(S1)。ビデオ信号が入力されていなければ表示動作をすることはないので、表示OFF状態のまま入力されるビデオ信号の有無を監視する(S1)。CPU12は、光センサーの時系列変化を一定周期ごとに検出するためのタイマー機能を備えており、検出開始時期を監視している(S2)。検出開始時期でなければ(S1)に戻り繰り返すが、検出開始時期であれば光センサー5,6を読み、ある一定以上の照度があるか、すなわち検出可能な周囲環境光があるか判定する(S3)。図4は、検出可能な周囲環境光がある場合の代表的な検出値を示したグラフである。光センサー5と光センサー6の検出値は、周囲環境光が入射しやすい光センサー5の方が大きくなる。T1期間は、液晶ディスプレイ装置前面に人が接近していない状態であり、人が接近するとT2期間が示すように、光センサー5の検出値の変化はないが、光センサー6は、液晶ディスプレイ装置前面の人が周囲環境光を遮るため検出値は低下する。低下する度合いは、周囲環境光の明るさや位置により差はあるが、明らかに低下することで判定できる。本液晶ディスプレイ装置は、過去の検出値を記憶するようにしているため(←)、過去のデータとの比較をしながら判定するようにしている(S4、S5)。上記判定基準により、光センサー5に対し光センサー6が一定以下に低下した場合、光センサー5の検出値から換算した周囲環境光によるバックライトの輝度制御データをCPU12からCPU/スケーラICステータス信号23を介してスケーラIC14に転送する。スケーラIC14は、バックライト駆動および輝度制御信号29を介してインバータ15の輝度を制御し、液晶電源供給制御信号27により液晶電源供給30を供給し、液晶制御信号および表示データ28を送り液晶パネル13は表示される(S6)。また、その時の検出値を記憶しておく(S6)。一方、人が離れた場合、T3期間のように光センサー6は上昇し、表示OFFの動作をしてその時の検出値を記憶するようにしている(S7)。以上のフローを繰り返し実施する。
次に、検出可能な周囲環境光がなかった場合について説明する。図5のように、光センサー5,6共に検出値が低く人が接近しても変化しない場合(T4、T6)、現在の表示状態は記憶しているため、表示OFFであれば、ある期間発生するタイマーにより、強制的に全白画面を表示させる(S9、S10)。光センサー5は、上方向からの光を検出するように配置しているため液晶画面を表示させても検出値に変化はないが、光センサー6は、人の接近により反射光を検出することができ、光センサー5の検出値より大きくなることで人の接近を判断し、表示ON起動させる(S11、T5)。環境光が暗く表示がONされている状態であれば、全白画面を表示させたほど差は出ないが、光センサー5よりも光センサー6の方が上回ることは間違いなく、時系列変化を記憶することで判定できる。
Claims (1)
- 文字や図形の表示に使用される液晶ディスプレイ裝置であって、該液晶ディスプレイ裝置の表示面側の筐体部上側と下側に、同一の光センサーを設け、使用者が前記液晶ディスプレイ裝置に近づいたときに、前記上側光センサーと、下側光センサーが感知する明暗を、時系列変化を周期的に計測し、該計測した値を前記制御部に設けた記憶裝置に格納し、予め制御部の記憶装置に格納されている閾値とを比較し、前記閾値を越えている場合に、液晶ディスプレイ裝置の電源をオンとすることを特徴とする光センサー付き液晶ディスプレイ裝置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011119821A JP2012247650A (ja) | 2011-05-30 | 2011-05-30 | 光センサー付き液晶ディスプレイ裝置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011119821A JP2012247650A (ja) | 2011-05-30 | 2011-05-30 | 光センサー付き液晶ディスプレイ裝置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012247650A true JP2012247650A (ja) | 2012-12-13 |
Family
ID=47468132
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011119821A Withdrawn JP2012247650A (ja) | 2011-05-30 | 2011-05-30 | 光センサー付き液晶ディスプレイ裝置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2012247650A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101579189B1 (ko) * | 2015-07-24 | 2016-01-04 | 주식회사 한국씨씨에스 | 이동식 컴팩트 영상 녹화 제어방법 |
CN106251802A (zh) * | 2016-08-15 | 2016-12-21 | 柳州鹏达科技有限责任公司 | 显示屏的控制系统 |
-
2011
- 2011-05-30 JP JP2011119821A patent/JP2012247650A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101579189B1 (ko) * | 2015-07-24 | 2016-01-04 | 주식회사 한국씨씨에스 | 이동식 컴팩트 영상 녹화 제어방법 |
CN106251802A (zh) * | 2016-08-15 | 2016-12-21 | 柳州鹏达科技有限责任公司 | 显示屏的控制系统 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20140805 |